JPWO2009145069A1 - 造形装置および造形方法 - Google Patents

造形装置および造形方法 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2009145069A1
JPWO2009145069A1 JP2010514437A JP2010514437A JPWO2009145069A1 JP WO2009145069 A1 JPWO2009145069 A1 JP WO2009145069A1 JP 2010514437 A JP2010514437 A JP 2010514437A JP 2010514437 A JP2010514437 A JP 2010514437A JP WO2009145069 A1 JPWO2009145069 A1 JP WO2009145069A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
powder
layer
modeling
liquid
powder layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010514437A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5400042B2 (ja
Inventor
淳一 葛迫
淳一 葛迫
山本 眞伸
眞伸 山本
大久保 彰
彰 大久保
利広 亀和
利広 亀和
智英 幸泉
智英 幸泉
一馬 田村
一馬 田村
健 松井
健 松井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Tomita Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Sony Corp
Tomita Pharmaceutical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp, Tomita Pharmaceutical Co Ltd filed Critical Sony Corp
Priority to JP2010514437A priority Critical patent/JP5400042B2/ja
Publication of JPWO2009145069A1 publication Critical patent/JPWO2009145069A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5400042B2 publication Critical patent/JP5400042B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C64/00Additive manufacturing, i.e. manufacturing of three-dimensional [3D] objects by additive deposition, additive agglomeration or additive layering, e.g. by 3D printing, stereolithography or selective laser sintering
    • B29C64/10Processes of additive manufacturing
    • B29C64/165Processes of additive manufacturing using a combination of solid and fluid materials, e.g. a powder selectively bound by a liquid binder, catalyst, inhibitor or energy absorber
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22CFOUNDRY MOULDING
    • B22C7/00Patterns; Manufacture thereof so far as not provided for in other classes
    • B22C7/02Lost patterns
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22CFOUNDRY MOULDING
    • B22C9/00Moulds or cores; Moulding processes

Abstract

粉末搬送機構16は、水溶性の粉末を主成分とする粉末層を、造形部14に、1層ずつ積層する。インクジェットラインヘッド17は、粉末搬送機構16により積層された最上層の粉末層の、造形物の断面形状に応じた領域に、粉末を溶解させる水性インクを噴射する。そして、加熱器18は、粉末層の1層ごとに、粉末を加熱する。また、加熱器18は、インクジェットラインヘッド17により水性インクが噴射された後、および、インクジェットラインヘッド17により水性インクが噴射される前のいずれかにおいて、粉末を加熱する。本発明は、例えば、造形装置に適用できる。

Description

本発明は、造形装置および造形方法に関し、特に、高精度の造形物を造形することができるようにした造形装置および造形方法に関する。
一般的に、3次元積層造形法では、CAD(Computer Aided Design)で作成された造形物の3次元形状データから、3次元形状データをスライスした断面形状データが作成される。そして、その断面形状データに基づいて、造形物を輪切りにした断面形状の薄板が作成され、あたかも立体等高線地図を作成するように薄板を積層することで造形物が造形される。3次元積層造形法は、このような造形方法であり、付加加工法の一つである。
例えば、3次元積層造形法には、造形に用いる素材に応じて、光硬化性樹脂を用いる光造形法や、粉末を用いる粉末積層造形法、溶融させた樹脂を堆積させる溶融樹脂堆積造形法、紙やプラスチックシートまたは金属などの薄板を積層する薄板積層造形法などがある。
また、3次元積層造形法には、薄板を作成する方式として、微量の液体を噴射して断面形状の薄板を作成するインクジェット方式がある。インクジェット方式による3次元積層造形法では、粉末積層造形法や、溶融樹脂堆積造形法、光造形法などが実用化されている。
例えば、粉末積層造形法では、デンプンや石膏あるいはセラミックスの粉末による層が形成され、その表面にインクジェットでバインダーが噴射されて、断面形状に従って描画されたバインダーにより粉末を固着させることにより薄板が作成される。また、溶融樹脂堆積造形法では、溶融させたワックスなどがインクジェットで噴射されて、断面形状に従って描画されたワックスなどが固化することにより薄板が作成される。また、光造形法では、液状の光硬化性樹脂がインクジェットで噴射されて層が形成され、その光硬化性樹脂の層が、断面形状に従って照射される光により硬化されて薄板が作成される。
また、特許文献1では、食塩粉末を用いた粉末積層造形法が開示されている。例えば、特許文献1には、「水を主成分とする液を撒布すると、食塩粉末が撒布液に溶け出して体積が減少し、層厚みの変動が生じる。そこで、噴射液に食塩を飽和またはそれに近い状態まで溶解すると、食塩粉末に噴射・撒布したときに食塩粉末が溶解することがない。したがって粉末層の厚みが一定に保たれる結果、寸法精度の向上が図れる」ことが開示されている。
また、特許文献1には、その発明の効果として、「水溶性があり、脱型容易な無害な模型が実現できる」こと、および「また食塩と耐熱性のある固着剤とを組み合わせると消失性のみならず耐熱性が付与され、精密鋳造用消失模型型が実現できる」ことが開示されている。
特開2004−82206号公報
しかしながら、通常、水溶性の粉末は空気中の水分を吸収しやすい吸湿性を備えている。このため、例えば、ある粉末層に水分を供給して薄板を形成し、その粉末層の上に次の薄板を造形するための粉末層を形成すると、薄板を造形しようとする粉末層に、その下の粉末層に供給された過剰な水分が、蒸気または液体状態で浸透することがある。これにより、薄板を造形しようとする粉末層において、造形物の断面形状に応じた領域以外の領域が固化することがある。
このように、過剰な水分が浸透することにより、造形物の寸法精度が低下することがあった。また、過剰な水分の浸透することによる悪影響を回避するために、乾燥雰囲気下で造形物を造形することを試みたとしても、水分の浸透を確実に防止することは困難であり、その悪影響を完全に回避することができなかった。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、高精度の造形物を造形することができるようにするものである。
本発明の一側面の造形装置は、水溶性の粉末を主成分とする粉末層を1層ずつ積層する積層手段と、前記積層手段により積層された最上層の前記粉末層の、造形物の断面形状に応じた領域に、前記粉末を溶解させる液体を供給する液体供給手段と、前記粉末層の1層ごとに、前記粉末を加熱する加熱手段とを備える。
本発明の一側面の造形方法は、水溶性の粉末を主成分とする粉末層を1層ずつ積層し、積層された最上層の前記粉末層の、造形物の断面形状に応じた領域に、前記粉末を溶解させる液体を供給し、前記粉末層の1層ごとに、前記粉末を加熱するステップを含む。
本発明の一側面においては、水溶性の粉末を主成分とする粉末層が1層ずつ積層され、積層された最上層の粉末層の、造形物の断面形状に応じた領域に、粉末を溶解させる液体が供給される。そして、粉末層の1層ごとに、粉末が加熱される。
本発明の一側面によれば、高精度の造形物を造形することができる。
本発明を適用した造形装置の一実施の形態の構成例を示す斜視図である。 造形装置11により造形物を造形する工程について説明する図である。 造形装置11が造形物を造形する処理を説明するフローチャートである。 コンピュータのハードウエアの構成例を示すブロック図である。 加熱器による加熱処理の有無に分けて、造形物が造形された後に造形物が自然乾燥により乾燥されるまでの時間を測定した実験の結果を示す表である。 食塩材料による造形物及び石膏材料による造形物のそれぞれの発色性を比較した実験の結果を示す表である。 図6の表により得られる色度図である。
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明を適用した造形装置の一実施の形態の構成例を示す斜視図である。
図1において、造形装置11は、作業台12、粉末供給部13、造形部14、粉末排出部15、粉末搬送機構16、インクジェットラインヘッド17、加熱器18、除湿部19、および駆動軸20から構成される。
作業台12は、造形物を造形する作業が行われる台であり、その下方に、粉末供給部13、造形部14、粉末排出部15が配設され、その上方に、粉末搬送機構16、インクジェットラインヘッド17、加熱器18、駆動軸20が配設されている。また、作業台12には、粉末供給部13が粉末を供給する供給領域に応じた開口部、造形部14において造形物が造形される造形領域に応じた開口部、粉末排出部15において粉末が排出される排出領域に応じた開口部が設けられている。
また、作業台12上で、粉末搬送機構16、インクジェットラインヘッド17、および加熱器18は、駆動軸20に沿って移動し、これらが移動する方向をY方向とし、Y方向に直交する方向をX方向とする。また、供給領域に応じた開口部、造形領域に応じた開口部、および排出領域に応じた開口部は、この順番で、Y方向に並んで設けられている。
粉末供給部13は、その内部に粉末を収納しており、作業台12の下方から上方に向かって粉末を押し出すことにより、作業台12の供給領域に応じた開口部から、作業台12の上面より上に粉末を供給する。例えば、粉末供給部13は、1層の粉末層を形成するにあたり、1層分より少し過剰な量の粉末を、作業台12の上面に供給する。
造形部14は、造形領域に応じた開口部に積層される粉末の層を、下方に移動させるテーブル(図2のテーブル14A)を有して構成されており、硬化層が1層形成されるたびに、その1層に応じた厚みだけテーブルが降下する。このように、造形部14のテーブルが降下することにより、テーブルの上面に形成された硬化層および未硬化の粉末層の上面と、作業台12の上面との間隔が、硬化層の厚みに応じたものとなる。
粉末排出部15には、粉末供給部13から供給され、粉末搬送機構16により造形部14に搬送された残りの粉末が、作業台12の排出領域に応じた開口部から排出される。
ここで、造形部14における造形物の造形には、水溶性の粉末が用いられ、例えば、食塩や硫酸マグネシウム、塩化マグネシウム、塩化カリウム、塩化ナトリウムなどの無機物やポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコール、カルボキシメチルセルロース、ポリアクリル酸アンモニウム、ポリアクリル酸ナトリウム、メタアクリル酸アンモニウム、メタアクリル酸ナトリウムやその共重合体などの有機物を用いることができる。また、その粉末には、食塩粉末を用いることが望ましく、特に、塩(NaCl)とにがり成分(硫酸マグネシウム、塩化マグネシウム、塩化カリウムなど)が混合されたものが好ましい。また、平均粒子径は10μm以上100μm以下のものが好ましい。
粉末搬送機構16は、駆動軸20に沿って移動するローラにより構成されており、ローラを回転させつつ移動させることにより、粉末供給部13により供給領域に供給されている粉末を、造形領域に搬送する。
上述したように、造形部14では、硬化層および未硬化の粉末層の上面と、作業台12の上面との間隔が、硬化層の厚みに応じて設けられており、粉末搬送機構16は、粉末を搬送しながら、その間隔に粉末を充填する。これにより、造形領域には、硬化層の1層に応じた厚みで、粉末が、均一に均される。また、粉末搬送機構16は、粉末層の形成に必要な量を超過した粉末を、造形領域を超えて、排出領域に応じた開口部まで搬送し、粉末排出部15に排出する。なお、粉末搬送機構16は、回転するローラを用いる他、例えば、粉末を均すスキージーで構成してもよい。
インクジェットラインヘッド17は、いわゆるインクジェット方式により水性インクを微滴化して噴射する複数の噴射口を有しており、複数の噴射口から水性インクを噴射して、造形部14に形成されている粉末層の、造形物の断面形状に応じた領域に水性インクを供給する。これにより、粉末層に水性インクが浸透することで粉末が溶解し、その後、硬化することで、造形物の断面形状に応じた硬化層(薄板)が造形される。
また、インクジェットラインヘッド17は、X方向の1ラインに水性インクを同時に噴射することができるように、複数の噴射口が、X方向に、造形部14のX方向の幅に渡って並べられて構成されている。そして、インクジェットラインヘッド17は、X方向の1ラインに水性インクを一度に噴射して、Y方向に1ライン移動することを繰り返しながら、造形領域の全面に水性インクを噴射する、いわゆる、ラインショット方式とされている。
例えば、インクジェットラインヘッド17は、シアン、マゼンダ、イエロー、およびブラックの4色の着色インクと、透明の無色インクとの5種類の水性インクを噴射する。なお、インクジェットラインヘッド17では、このような5種類の水性インクをそれぞれ噴射する5つの噴射口を1つのセットとして、噴射口のセットが所定のピッチでX方向に沿って、造形部14のX方向の幅に渡って、複数設けられている。また、着色インクとしては、通常市販されているインクジェットプリンタに用いられているもの、即ち、顔料あるいは染料が水とアルコール成分からなる混合溶液に分散または溶解したものが用いられる。また、無色インクには、顔料あるいは染料を含まない混合溶液が用いられる。
また、インクジェットラインヘッド17には、後述する図2に示すように、水性インクの噴射口を覆う蓋17Aが設けられている。即ち、水性インクが乾燥することにより噴射口が詰まることを回避するため、水性インクを噴射するとき以外は、蓋17Aにより噴射口を覆うことで、水性インクが乾燥することが抑制される。また、粉末搬送機構16により粉末が搬送されている間に、インクジェットラインヘッド17が待機している待機位置(図1でインクジェットラインヘッド17が示されている位置)を、除湿部19から離れた位置とすることでも、水性インクが乾燥することが抑制される。
加熱器18には、例えば、遠赤外線を発生する電熱器などが用いられ、加熱器18は、インクジェットラインヘッド17の移動に伴って移動しながら、粉末層を加熱する。
ここで、遠赤外線とは、波長が4μmから1000μmまでの超遠赤外線までを含む領域の波長を有する電磁波であり、加熱器18としては、遠赤外領域の熱量が少なくとも50%以上あるものを用いることが好ましい。つまり、熱量を発生させる熱線の波長領域は、0.76〜1000μmまでの範囲とされており、0.76〜1.6μmが近赤外線であり、1.6〜4μmが中間赤外線であり、4〜25μmが遠赤外線であり、25〜1000μmが超遠赤外であって(広義には4μ以上を遠赤外線という場合もある)、照射する熱量の50%以上が波長領域4〜1000μmとするのが好ましい。
例えば、遠赤外線の熱量が50%未満である加熱器が、造形装置11に用いられると、粉末層が過剰に加熱されることがあり、インクジェットラインヘッド17により粉末層に噴射された水性インクが、十分に浸透する前に乾燥する恐れがある。この場合、粉末層どうしを十分な強度で固着させることができず、その結果、造形物が壊れやすくなることがある。また、通常の赤外線加熱では粉末そのものが加熱され、全体の温度が上がるので、目詰まりの原因になる恐れがあるのに対し、遠赤外加熱は、食塩粉末に含まれる水分のみを加熱するので、目詰まりの発生を抑制することができる。このように、加熱器18には、遠赤外領域の熱量が少なくとも50%以上あるものを用いることが好ましい。
除湿部19は、例えば、造形部14の付近に配置され、造形領域に積層された粉末層を含む空間の水蒸気を除去することで、その空間の雰囲気を乾燥させる。例えば、除湿部19は、湿度が80%以下となるように、除湿を行う。
駆動軸20は、Y方向に延びるように、作業台12の両側に設けられ、図示しない駆動部からの動力を、粉末搬送機構16、インクジェットラインヘッド17、および加熱器18に伝達し、これらをY方向に駆動させる。
次に、図2を参照して、造形装置11により造形物を造形する工程について説明する。
図2は、図1の造形装置11をX方向からみた図(部分的な断面図)である。また、図2A乃至2Eには、硬化層を1層形成する工程が示されており、粉末および未硬化の粉末層がドットのハッチングで示され、硬化層が黒塗りで示されている。
図2Aに示すように、造形部14のテーブル14Aには、硬化層および未硬化の粉末層が積層された状態となっており、この状態から、硬化層を1層形成する工程が開始される。図2Aにおいて、粉末搬送機構16、インクジェットラインヘッド17、および加熱器18が示されている位置が、ぞれぞれの待機位置とされる。
まず、図2Bに示すように、粉末供給部13において、粉末供給部13に収納されている粉末が押し上げられ、1層分の粉末層よりも少し過剰な量の粉末が、作業台12の上面より上に供給される。また、造形部14において、テーブル14Aが降下し、硬化層および未硬化の粉末層の上面と作業台12の上面との間に、粉末層(硬化層)の1層分の厚みの間隔が設けられる。
その後、図2Cに示すように、粉末搬送機構16が、図2Cに示されている矢印の方向に回転しつつ、白抜きの矢印の方向に移動することにより、粉末供給部13において作業台12の上面に供給された粉末が搬送される。ここで、粉末搬送機構16の回転方向は、粉末搬送機構16を回転自在にして白抜きの矢印の方向に移動させたとしたときに、粉末搬送機構16と造形部14との摩擦により粉末供給部13が回転するであろう方向に対して逆の方向である。このように、粉末搬送機構16により粉末が搬送されることで、造形部14の硬化層および未硬化の粉末層の上面に設けられた間隔に粉末が充填されて、均一に均された粉末層が形成される。
粉末搬送機構16が、造形部14を通過して、過剰な量の粉末を粉末排出部15に排出し待機位置まで戻るのと連動して、インクジェットラインヘッド17および加熱器18が移動する。即ち、図2Dに示されている白抜きの矢印の方向に、インクジェットラインヘッド17および加熱器18は、その待機位置から、粉末搬送機構16の待機位置の手前まで、造形部14を越えて移動する。
そして、図2Eに示すように、インクジェットラインヘッド17は、待機位置まで戻りながら、造形部14に形成されている最上層の粉末層に水性インクを噴射する。これにより、粉末層に水性インクが浸透して粉末が溶解され、その後、水性インクが蒸発して固化すると、硬化層が形成される。
また、加熱器18は、インクジェットラインヘッド17とともに移動し、インクジェットラインヘッド17により水性インクが噴射された粉末層を加熱する。これにより、インクジェットラインヘッド17により噴射された水性インクが、最上層の粉末層よりも下にある未硬化の粉末層に浸透することが抑制される。
ここで、インクジェットラインヘッド17の噴射口(図示せず)を覆う蓋17Aは、図2Eに示すようにインクジェットラインヘッド17がインクを噴射しながら移動する工程において噴射口を開放し、この工程以外の工程においては、噴射口内のインクが乾燥しないように、外部の乾燥した環境から噴射口を隔絶する。また、加熱器18は、粉末層の上方を移動しながら加熱する工程において熱を発し、それ以外の工程では、例えば、電熱線への電力の供給が停止される。
そして、インクジェットラインヘッド17および加熱器18が、それぞれの待機位置まで戻ると、図2Aの状態になり、造形装置11では、このような工程が造形物を構成する硬化層の数だけ繰り返されることにより、造形物が造形される。造形が終了した時点で、造形物は未硬化の粉末層に覆われており、未硬化の粉末層の中から造形物が取り出される。例えば、造形装置11では、以下に説明するような条件で造形物が造形される。
造形物の材料となる粉末には、食塩90重量%、硫酸マグネシウム5重量%、ポリビニルピロリドン5重量%を混合した成分のものが用いられる。また、水性インクとしては、着色インクには、市販のインクジェットプリンタに用いられているものが用いられ、無色インクには、蒸留水とエチルアルコールを重量比で1対1に混合したものが用いられる。
また、造形領域としては、例えば、X方向に20cmで、Y方向に30cmの矩形の領域が用意される。また、1層の粉末層の厚みは0.1mmとされ、即ち、造形部14のテーブル14A(図2)が、0.1mmずつ降下するように制御される。そして、上述した成分の粉末を粉末供給部13に収納させ、造形領域に1層の粉末層を形成させるのに必要な量よりも少なくとも30%以上過剰な粉末を、粉末供給部13から押し出させ、その量の粉末を、粉末搬送機構16により造形領域に搬送させる。これにより、造形領域に0.1mmの厚みの粉末層が均一に形成される。
また、インクジェットラインヘッド17には、噴射口のピッチが600dpiとされたラインショット方式のものが用いられる。また、加熱器18には、反射板が付けられて、電圧が100Vであり、消費電力が300Wであるのものが用いられる。
以上のような条件で、造形装置11により、図2を参照して説明したように造形物を造形することで、内部までフルカラーで着色された、従来よりも高強度の造形物を造形することができる。例えば、高さ1mからタイル張りの床に落としても壊れないほどの強度の造形物を造形することができる。
次に、図3は、図1の造形装置11が造形物を造形する処理を説明するフローチャートである。
ステップS11において、粉末供給部13は、収納している粉末を押し上げ、1層分の粉末層よりも少し過剰な量の粉末を、作業台12の上面より上に供給し、処理はステップS12に進む。
ステップS12において、造形部14は、粉末層の1層分の厚みに応じてテーブル14Aを降下させ、硬化層および未硬化の粉末層の上面と作業台12の上面との間に、粉末層の1層分の厚みの間隔を設ける。
ステップS12の処理後、処理はステップS13に進み、粉末搬送機構16は、図2Cに示されている矢印の方向に回転しつつ、粉末供給部13の作業台12の上面より上にある粉末を搬送する。そして、粉末搬送機構16は、造形部14の硬化層および未硬化の粉末層の上面に設けられた間隔に粉末を充填して粉末層を形成し、処理はステップS14に進む。
ステップS14において、インクジェットラインヘッド17および加熱器18は、粉末搬送機構16が待機位置まで戻るのと連動して、その待機位置の手前まで移動する。そして、インクジェットラインヘッド17は、自身の待機位置まで戻りながら、造形部14に形成されている粉末層の、造形物の断面形状に応じた領域に水性インクを噴射する。このように造形物の断面形状に噴射された水性インクにより粉末層が溶解され、その後、水性インクが蒸発すると、断面形状に応じた硬化層が形成される。
ステップS15において、加熱器18は、インクジェットラインヘッド17とともに、インクジェットラインヘッド17の後から移動することで、インクジェットラインヘッド17により水性インクが噴射された粉末層を加熱する。そして、インクジェットラインヘッド17および加熱器18が、待機位置まで戻ると処理はステップS16に進む。
ステップS16において、造形装置11の全体を制御する制御部(例えば、後述する図4のコンピュータ)が、硬化層が全て形成されたか否かを判定する。即ち、造形装置11では、造形物の3次元データがスライスされた断面形状データが作成され、その断面形状データに応じて、造形部14で積層される粉末層に水性インクが噴射されて硬化層が順次形成される。そして、最下層から最上層までの粉末層が積層され、スライスして作成された断面形状データの全てに応じた水性インクの噴射を行う制御が行われていれば、硬化層が全て形成されたと判定される。
ステップS16において、硬化層が全て形成されていないと判定された場合、処理はステップS11に戻り、以下、同様の処理が繰り返される。一方、硬化層が全て形成されたと判定された場合、造形物は完成しており、処理は終了する。
以上のように、造形装置11により粉末層に、インクジェットにより水性インクを噴射して、1層ごとに加熱することにより、高精度かつ高強度の造形物を造形することができる。
即ち、1層ごとに加熱することで、粉末層に供給された過剰な水分が確実に蒸発し、その層の下に形成されている未硬化の粉末層や、その上に形成される次の粉末層に、過剰な水分が浸透する(滲む)ことが防止される。これにより、造形物の断面形状に応じた領域以外に過剰な水分が浸透することにより固化することが回避され、寸法精度の低下を抑制することができる。
また、食塩を用いた造形物(以下、適宜、食塩造形物と称する)は、水溶性であり、耐熱性が高いという特性を有しているので、例えば、鋳造法で作成する射出成形用やブロー成形用の金型として用いることができる。そして、食塩造形物である金型は、鋳造後に水で溶かすことができるので、金型内部に冷却用や加熱用やガス抜き用の導管を自在に配置することができるという高機能な金型となる。また、鋳造用金属としては、亜鉛合金やアルミ合金を使用することができ、食塩造形物を大型成形品用の金型に適用することで、金型を安価に作成することができるとともに、成形サイクルを短縮することができる。
また、食塩造形物は白色度も良く、水性インクの過剰な拡散が抑えられため、発色性が優れる。このため、フルカラーで造形した造形物は民生分野で使用可能な品質レベルを達成することができる。また、民生分野では、不特定多数の人が造形物に触れることが想定されるが、食塩造形物は人体に対する安全性に優れ、乳幼児が口に入れてもしょっぱいので飲み込む危険は少ない。さらに、廃棄する場合も有害な成分を排出しないという利点があり、不特定多数の人が扱う民生分野で安心して使用出来る。
さらに、近年は、インターネットの普及により、Web上には、3次元デジタルコンテンツ(3次元の立体形状を数値モデルで表したデータ)が多く存在しており、造形装置11には、それらの3次元デジタルコンテンツの出力、即ち、3次元デジタルコンテンツに基づく造形物の造形に用いるという民生分野での用途が想定される。
また、造形物を砕くことにより粉末を再利用することができるというリサイクル性にも優れ、地球環境にも優しいものとなる。このため、食塩造形物は、従来の工業分野や医療分野だけでなく、今後の発展が期待される民生分野でも使用されることが期待される。特に、リサイクル性は、廃棄物を低減させるという効果が大きく、また、食塩造形物を廃棄するとしても、有害物質が含まれていないので、安全に廃棄することができる。
また、造形装置11では、上述したように、ラインヘッド方式のインクジェットラインヘッド17を用いることで、ライン方向に一度(ほぼ同時)に水性インクを噴射することができ、ライン方向へヘッドを移動させながら水性インクを噴射するような方式(一般的なインクジェットプリンタの方式)よりも、インクジェットラインヘッド17を高速に移動させることができる。これにより、造形物の造形に必要な時間を短縮することができるだけでなく、インクジェットラインヘッド17が乾燥雰囲気下にいる時間を短くすることができ、水性インクが乾燥することを回避することができる。また、インクジェットラインヘッド17に蓋17Aを設け、水性インクを噴射する工程以外では、蓋17Aによりインクジェットラインヘッド17の噴射口を隔絶することによっても、水性インクの乾燥が回避される。
なお、本実施の形態においては、インクジェットラインヘッド17により粉末層に水性インクが噴射された後に、加熱器18により粉末層が加熱されているが、例えば、粉末層が形成された後であって、水性インクが噴射される前に、粉末層を加熱してもよい。
このように、水性インクが噴射される前に粉末層を加熱することで、例えば、最上面に形成されている粉末層の下にある硬化層に含まれている過剰な水分が蒸発されるとともに、最上面の粉末層に吸着されてしまった水分が除去された状態となる。または、最上面の粉末層に一定量の水分(吸着水)が保たれた状態となる。
このような状態において、水性インクを噴射することにより、最上面の粉末層の下にある硬化層の過剰な水分(水性インク)の拡散が抑制されるため、最上面の粉末層により高精度(高い解像度かつ高い寸法精度)の硬化層を形成することができ、ひいては、高精度の造形物を造形することができる。また、水性インクの拡散が抑制されたことにより、造形物の発色性もよくなる。さらに、水性インクを噴射する前に粉末層を加熱することにより、粉末の溶解度が向上するため、水性インクにより粉末が確実に溶解され、これにより、造形物の強固を向上させることができる。
なお、このように、粉末層を適切に加熱することができれば、造形物を高精度かつ高強度に造形することができ、例えば、粉末供給部13が、その上部付近を加熱するような加熱器を有して構成されていてもよい。この場合、粉末供給部13から押し出されて供給される粉末が、水性インクを適度に蒸発させる程度の熱を有しており、加熱器18による加熱を行わなくても、高精度かつ高強度な造形物を造形することができる。
また、インクジェットラインヘッド17の両側に加熱器18を設け、水性インクを噴射する前後で粉末を加熱してもよい。
また、本実施の形態においては、水性インクには、シアン、マゼンダ、イエロー、およびブラックの4色の着色インクと、透明の無色インクとの5種類の水性インクを用いるとしたが、着色インクだけを用いたり、無色インクだけを用いてもよい。
また、上述した造形装置11において行われる一連の処理は、例えば、造形装置11の各部を制御するコンピュータが、ソフトウエアを実行することにより行われる。この場合には、そのソフトウエアを構成するプログラムが、専用のハードウエアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに、プログラム記録媒体からインストールされる。
図4は、上述した一連の処理をプログラムにより実行するコンピュータのハードウエアの構成例を示すブロック図である。
コンピュータにおいて、CPU(Central Processing Unit)101,ROM(Read Only Memory)102,RAM(Random Access Memory)103は、バス104により相互に接続されている。
バス104には、さらに、入出力インタフェース105が接続されている。入出力インタフェース105には、キーボード、マウス、マイクロホンなどよりなる入力部106、ディスプレイ、スピーカなどよりなる出力部107、ハードディスクや不揮発性のメモリなどよりなる記憶部108、ネットワークインタフェースなどよりなる通信部109、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリなどのリムーバブルメディア111を駆動するドライブ110が接続されている。
以上のように構成されるコンピュータでは、CPU101が、例えば、記憶部108に記憶されているプログラムを、入出力インタフェース105及びバス104を介して、RAM103にロードして実行することにより、上述した一連の処理が行われる。
コンピュータ(CPU101)が実行するプログラムは、例えば、磁気ディスク(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク(CD-ROM(Compact Disc-Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disc)等)、光磁気ディスク、もしくは半導体メモリなどよりなるパッケージメディアであるリムーバブルメディア111に記録して、あるいは、ローカルエリアネットワーク、インターネット、デジタル衛星放送といった、有線または無線の伝送媒体を介して提供される。
そして、プログラムは、リムーバブルメディア111をドライブ110に装着することにより、入出力インタフェース105を介して、記憶部108にインストールすることができる。また、プログラムは、有線または無線の伝送媒体を介して、通信部109で受信し、記憶部108にインストールすることができる。その他、プログラムは、ROM102や記憶部108に、あらかじめインストールしておくことができる。
なお、コンピュータが実行するプログラムは、本明細書で説明する順序に沿って時系列に処理が行われるプログラムであっても良いし、並列に、あるいは呼び出しが行われたとき等の必要なタイミングで処理が行われるプログラムであっても良い。また、プログラムは、1つのCPUにより処理されるものであっても良いし、複数のCPUによって分散処理されるものであっても良い。
図5は、上記加熱器18による加熱処理の有無に分けて、造形物が造形された後に造形物が自然乾燥により乾燥されるまでの時間を測定した実験の結果を示す表である。実験の条件を以下に示す。
粉末として食塩材料を用いた。
造形物としてのテストピースのサイズは、15mm×15mm×42mmとした。
加熱なしで造形されたテストピース(N1及びN2の2つ)、及び、温度120℃で粉末層の1層ごとに加熱しながら造形されたテストピース(H1及びH2の2つ)について、それぞれ乾燥時間を測定し、それら各平均値を算出した。具体的には、市販の加熱乾燥式水分計(型番MX-50;A&D株式会社)を用い、設定値180℃、水分変化量0.05 %/minになるまでの時間を測定した。
この表に示されるとおり、加熱ありの場合、過剰な水分が蒸発するので、加熱なしの場合に比べ、約12%の乾燥時間の短縮効果が得られた。これは、造形物を高速に造形することにつながる結果である。
図6は、食塩材料による造形物及び石膏材料による造形物のそれぞれの発色性を比較した実験の結果を示す表である。図7は、その表により得られる色度図である。この実験の条件を以下に示す。
テストピースのサイズは、15mm×15mm×42mmとした。
15mm×42mmの面をカラーで着色したテストピースについて、色彩色度計(型番X-Rite530;エックスライト株式会社)を用いて、光学濃度および明度及び色度を測定した。
この実験の結果、食塩材料によるテストピースは、石膏材料によるテストピースに比較して、シアン、マゼンタ、イエローの全ての色で、彩度が上回っていた。また、食塩材料によるテストピースの方が、白色に関して、光学濃度は低く、明度は高くなっていた。食塩材料によるテストピースについて、白色の色度もほぼゼロを示し、石膏材料のテストピースの白色と比較して、良好な結果となっている。
以上から、食塩材料による造形物の方が、石膏材料による造形物より発色性が良いという結果が得られた。
本発明の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
11 造形装置, 12 作業台, 13 粉末供給部, 14 造形部, 14A テーブル, 15 粉末排出部, 16 粉末搬送機構, 17 インクジェットラインヘッド, 17A 蓋, 18 加熱器, 19 除湿部, 20 駆動軸

Claims (13)

  1. 水溶性の粉末を主成分とする粉末層を1層ずつ積層する積層手段と、
    前記積層手段により積層された最上層の前記粉末層の、造形物の断面形状に応じた領域に、前記粉末を溶解させる液体を供給する液体供給手段と、
    前記粉末層の1層ごとに、前記粉末を加熱する加熱手段と
    を備える造形装置。
  2. 前記加熱手段は、前記液体供給手段が前記粉末層に液体を供給した後に、前記粉末を加熱する
    請求項1に記載の造形装置。
  3. 前記加熱手段は、前記積層手段が最上層の粉末層を積層した後であって、その粉末層に前記液体供給手段が液体を供給する前に、前記粉末を加熱する
    請求項1に記載の造形装置。
  4. 前記粉末は、主成分となる食塩と、硫酸マグネシウムおよびポリビニルピロリドンのうちの少なくとも1種類以上とが組み合わされたものである
    請求項1に記載の造形装置。
  5. 前記液体供給手段が供給する液体は、水とアルコールとが混合された混合溶液である無色インクと、前記混合溶液に顔料が分散されている着色インクまたは前記混合溶液に染料が溶解されている着色インクとのうちの、少なくともいずれか1つからなる
    請求項1に記載の造形装置。
  6. 前記液体供給手段は、前記粉末層の所定のラインに沿って前記液体を微滴化して噴射し、前記ラインに対して直交する方向に1ラインごとに移動することを繰り返しながら、前記粉末層に液体を供給する
    請求項1に記載の造形装置。
  7. 前記液体供給手段は、前記ラインの方向に、前記造形物を造形する領域の幅に渡って並べられた複数の噴射口を有し、前記粉末層の前記ラインの方向への前記液体の噴射を、前記複数の噴射口により略同時に行う
    請求項6に記載の造形装置。
  8. 前記液体供給手段は、前記噴射口を、外部の雰囲気から隔絶するための蓋を有する
    請求項7に記載の造形装置。
  9. 前記加熱手段が前記粉末を加熱するに用いる熱量のうちの50%以上が、遠赤外線領域の熱線によるものである
    請求項1に記載の造形装置。
  10. 前記積層手段により積層された粉末層を含む空間の雰囲気を乾燥させる乾燥手段
    をさらに備える請求項1に記載の造形装置。
  11. 水溶性の粉末を主成分とする粉末層を1層ずつ積層し、
    積層された最上層の前記粉末層の、造形物の断面形状に応じた領域に、前記粉末を溶解させる液体を供給し、
    前記粉末層の1層ごとに、前記粉末を加熱する
    ステップを含む造形方法。
  12. 前記粉末層に液体が供給された後に、前記粉末が加熱される
    請求項11に記載の造形方法。
  13. 最上層の前記粉末層が積層された後であって、その粉末層に前記液体が供給される前に、前記粉末が加熱される
    請求項11に記載の造形方法。
JP2010514437A 2008-05-26 2009-05-14 造形装置 Expired - Fee Related JP5400042B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010514437A JP5400042B2 (ja) 2008-05-26 2009-05-14 造形装置

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008136811 2008-05-26
JP2008136811 2008-05-26
JP2010514437A JP5400042B2 (ja) 2008-05-26 2009-05-14 造形装置
PCT/JP2009/059008 WO2009145069A1 (ja) 2008-05-26 2009-05-14 造形装置および造形方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2009145069A1 true JPWO2009145069A1 (ja) 2011-10-06
JP5400042B2 JP5400042B2 (ja) 2014-01-29

Family

ID=41376950

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010514437A Expired - Fee Related JP5400042B2 (ja) 2008-05-26 2009-05-14 造形装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US9636870B2 (ja)
EP (1) EP2305454B1 (ja)
JP (1) JP5400042B2 (ja)
WO (1) WO2009145069A1 (ja)

Families Citing this family (74)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10226919B2 (en) 2007-07-18 2019-03-12 Voxeljet Ag Articles and structures prepared by three-dimensional printing method
DE102007050953A1 (de) 2007-10-23 2009-04-30 Voxeljet Technology Gmbh Vorrichtung zum schichtweisen Aufbau von Modellen
DE102010006939A1 (de) 2010-02-04 2011-08-04 Voxeljet Technology GmbH, 86167 Vorrichtung zum Herstellen dreidimensionaler Modelle
DE102010013732A1 (de) 2010-03-31 2011-10-06 Voxeljet Technology Gmbh Vorrichtung zum Herstellen dreidimensionaler Modelle
DE102010014969A1 (de) 2010-04-14 2011-10-20 Voxeljet Technology Gmbh Vorrichtung zum Herstellen dreidimensionaler Modelle
DE102010015451A1 (de) 2010-04-17 2011-10-20 Voxeljet Technology Gmbh Verfahren und Vorrichtung zum Herstellen dreidimensionaler Objekte
DE102010056346A1 (de) 2010-12-29 2012-07-05 Technische Universität München Verfahren zum schichtweisen Aufbau von Modellen
DE102011007957A1 (de) 2011-01-05 2012-07-05 Voxeljet Technology Gmbh Vorrichtung und Verfahren zum Aufbauen eines Schichtenkörpers mit wenigstens einem das Baufeld begrenzenden und hinsichtlich seiner Lage einstellbaren Körper
DE102011111498A1 (de) 2011-08-31 2013-02-28 Voxeljet Technology Gmbh Vorrichtung zum schichtweisen Aufbau von Modellen
DE102012004213A1 (de) 2012-03-06 2013-09-12 Voxeljet Technology Gmbh Verfahren und Vorrichtung zum Herstellen dreidimensionaler Modelle
US9067299B2 (en) 2012-04-25 2015-06-30 Applied Materials, Inc. Printed chemical mechanical polishing pad
DE102012010272A1 (de) 2012-05-25 2013-11-28 Voxeljet Technology Gmbh Verfahren zum Herstellen dreidimensionaler Modelle mit speziellen Bauplattformen und Antriebssystemen
DE102012012363A1 (de) 2012-06-22 2013-12-24 Voxeljet Technology Gmbh Vorrichtung zum Aufbauen eines Schichtenkörpers mit entlang des Austragbehälters bewegbarem Vorrats- oder Befüllbehälter
DE102012020000A1 (de) 2012-10-12 2014-04-17 Voxeljet Ag 3D-Mehrstufenverfahren
DE102013004940A1 (de) 2012-10-15 2014-04-17 Voxeljet Ag Verfahren und Vorrichtung zum Herstellen von dreidimensionalen Modellen mit temperiertem Druckkopf
DE102012022859A1 (de) 2012-11-25 2014-05-28 Voxeljet Ag Aufbau eines 3D-Druckgerätes zur Herstellung von Bauteilen
DE102013003303A1 (de) 2013-02-28 2014-08-28 FluidSolids AG Verfahren zum Herstellen eines Formteils mit einer wasserlöslichen Gussform sowie Materialsystem zu deren Herstellung
US9403725B2 (en) 2013-03-12 2016-08-02 University Of Southern California Inserting inhibitor to create part boundary isolation during 3D printing
CN103182470A (zh) * 2013-03-22 2013-07-03 伟成金属制品有限公司 熔模铸造中铸型制造工艺
DE102013018182A1 (de) 2013-10-30 2015-04-30 Voxeljet Ag Verfahren und Vorrichtung zum Herstellen von dreidimensionalen Modellen mit Bindersystem
US9421666B2 (en) * 2013-11-04 2016-08-23 Applied Materials, Inc. Printed chemical mechanical polishing pad having abrasives therein
DE102013018031A1 (de) 2013-12-02 2015-06-03 Voxeljet Ag Wechselbehälter mit verfahrbarer Seitenwand
DE102013020491A1 (de) 2013-12-11 2015-06-11 Voxeljet Ag 3D-Infiltrationsverfahren
EP2886307A1 (de) 2013-12-20 2015-06-24 Voxeljet AG Vorrichtung, Spezialpapier und Verfahren zum Herstellen von Formteilen
US9993907B2 (en) 2013-12-20 2018-06-12 Applied Materials, Inc. Printed chemical mechanical polishing pad having printed window
DE102014004692A1 (de) * 2014-03-31 2015-10-15 Voxeljet Ag Verfahren und Vorrichtung für den 3D-Druck mit klimatisierter Verfahrensführung
DE102014007584A1 (de) 2014-05-26 2015-11-26 Voxeljet Ag 3D-Umkehrdruckverfahren und Vorrichtung
KR102288589B1 (ko) 2014-08-02 2021-08-12 복셀젯 아게 특히 냉간 주조 방법에 사용되는 방법 및 주조 몰드
JP6488583B2 (ja) * 2014-08-04 2019-03-27 セイコーエプソン株式会社 三次元造形物の製造方法および三次元造形物
US9873180B2 (en) 2014-10-17 2018-01-23 Applied Materials, Inc. CMP pad construction with composite material properties using additive manufacturing processes
US10875153B2 (en) 2014-10-17 2020-12-29 Applied Materials, Inc. Advanced polishing pad materials and formulations
US10399201B2 (en) 2014-10-17 2019-09-03 Applied Materials, Inc. Advanced polishing pads having compositional gradients by use of an additive manufacturing process
US10875145B2 (en) 2014-10-17 2020-12-29 Applied Materials, Inc. Polishing pads produced by an additive manufacturing process
SG10202002601QA (en) 2014-10-17 2020-05-28 Applied Materials Inc Cmp pad construction with composite material properties using additive manufacturing processes
US11745302B2 (en) 2014-10-17 2023-09-05 Applied Materials, Inc. Methods and precursor formulations for forming advanced polishing pads by use of an additive manufacturing process
US10821573B2 (en) 2014-10-17 2020-11-03 Applied Materials, Inc. Polishing pads produced by an additive manufacturing process
JP2016107406A (ja) 2014-12-02 2016-06-20 株式会社リコー 画像処理装置、画像処理システム、画像処理プログラムおよび立体物の生産方法
DE102015006533A1 (de) 2014-12-22 2016-06-23 Voxeljet Ag Verfahren und Vorrichtung zum Herstellen von 3D-Formteilen mit Schichtaufbautechnik
CN105984147B (zh) * 2015-02-04 2018-11-30 三纬国际立体列印科技股份有限公司 立体打印装置
DE102015003372A1 (de) 2015-03-17 2016-09-22 Voxeljet Ag Verfahren und Vorrichtung zum Herstellen von 3D-Formteilen mit Doppelrecoater
JP6536108B2 (ja) * 2015-03-19 2019-07-03 株式会社リコー 立体造形用組成液及び立体造形材料セット、並びに立体造形物の製造方法及び製造装置
DE102015006363A1 (de) * 2015-05-20 2016-12-15 Voxeljet Ag Phenolharzverfahren
DE102015011503A1 (de) 2015-09-09 2017-03-09 Voxeljet Ag Verfahren zum Auftragen von Fluiden
JP2017052208A (ja) 2015-09-10 2017-03-16 株式会社リコー 立体造形システム、立体造形装置の制御装置、立体造形装置の制御方法、及び立体造形装置の制御プログラム
DE102015011790A1 (de) 2015-09-16 2017-03-16 Voxeljet Ag Vorrichtung und Verfahren zum Herstellen dreidimensionaler Formteile
DE102015015353A1 (de) 2015-12-01 2017-06-01 Voxeljet Ag Verfahren und Vorrichtung zur Herstellung von dreidimensionalen Bauteilen mittels Überschussmengensensor
US10391605B2 (en) 2016-01-19 2019-08-27 Applied Materials, Inc. Method and apparatus for forming porous advanced polishing pads using an additive manufacturing process
CN117283450A (zh) 2016-01-19 2023-12-26 应用材料公司 多孔化学机械抛光垫
CN107031038A (zh) 2016-01-29 2017-08-11 三纬国际立体列印科技股份有限公司 立体打印装置
US10537973B2 (en) 2016-03-09 2020-01-21 Applied Materials, Inc. Correction of fabricated shapes in additive manufacturing
WO2017196347A1 (en) 2016-05-12 2017-11-16 Hewlett-Packard Development Company, L.P. 3d build platform refill opening and cap
EP3433073B1 (en) * 2016-07-22 2020-12-09 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Additive manufacturing with traversing irradiation region
JP6934476B2 (ja) * 2016-08-31 2021-09-15 旭有機材株式会社 積層鋳型の製造方法
US11137243B2 (en) 2016-09-20 2021-10-05 Applied Materials, Inc. Two step curing of polishing pad material in additive manufacturing
BR112019003589A2 (pt) * 2016-10-19 2019-05-21 Hewlett-Packard Development Company, L.P. fabricação aditiva
DE102016013610A1 (de) 2016-11-15 2018-05-17 Voxeljet Ag Intregierte Druckkopfwartungsstation für das pulverbettbasierte 3D-Drucken
US20180304539A1 (en) 2017-04-21 2018-10-25 Applied Materials, Inc. Energy delivery system with array of energy sources for an additive manufacturing apparatus
US10967482B2 (en) 2017-05-25 2021-04-06 Applied Materials, Inc. Fabrication of polishing pad by additive manufacturing onto mold
US11059149B2 (en) 2017-05-25 2021-07-13 Applied Materials, Inc. Correction of fabricated shapes in additive manufacturing using initial layer
DE102017006860A1 (de) 2017-07-21 2019-01-24 Voxeljet Ag Verfahren und Vorrichtung zum Herstellen von 3D-Formteilen mit Spektrumswandler
US11471999B2 (en) 2017-07-26 2022-10-18 Applied Materials, Inc. Integrated abrasive polishing pads and manufacturing methods
US11072050B2 (en) 2017-08-04 2021-07-27 Applied Materials, Inc. Polishing pad with window and manufacturing methods thereof
WO2019032286A1 (en) 2017-08-07 2019-02-14 Applied Materials, Inc. ABRASIVE DISTRIBUTION POLISHING PADS AND METHODS OF MAKING SAME
KR20200140931A (ko) 2018-05-07 2020-12-16 어플라이드 머티어리얼스, 인코포레이티드 친수성 및 제타 전위 조정가능한 화학적 기계적 연마 패드들
WO2019231966A1 (en) * 2018-06-01 2019-12-05 Applied Materials, Inc. Air knife for additive manufacturing
CN112654655A (zh) 2018-09-04 2021-04-13 应用材料公司 先进抛光垫配方
DE102019000796A1 (de) 2019-02-05 2020-08-06 Voxeljet Ag Wechselbare Prozesseinheit
US11851570B2 (en) 2019-04-12 2023-12-26 Applied Materials, Inc. Anionic polishing pads formed by printing processes
US11413817B2 (en) 2019-09-26 2022-08-16 Applied Materials, Inc. Air knife inlet and exhaust for additive manufacturing
US11400649B2 (en) 2019-09-26 2022-08-02 Applied Materials, Inc. Air knife assembly for additive manufacturing
DE102019007595A1 (de) 2019-11-01 2021-05-06 Voxeljet Ag 3d-druckverfahren und damit hergestelltes formteil unter verwendung von ligninsulfat
US11813712B2 (en) 2019-12-20 2023-11-14 Applied Materials, Inc. Polishing pads having selectively arranged porosity
US11806829B2 (en) 2020-06-19 2023-11-07 Applied Materials, Inc. Advanced polishing pads and related polishing pad manufacturing methods
US11878389B2 (en) 2021-02-10 2024-01-23 Applied Materials, Inc. Structures formed using an additive manufacturing process for regenerating surface texture in situ

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001507295A (ja) * 1996-12-20 2001-06-05 ゼツド・コーポレーシヨン 三次元物体をプロトタイピングするための方法及び装置
JP2001524897A (ja) * 1997-05-14 2001-12-04 ブス・ミユラー・テクノロジー・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング 成形体を製造する方法及び装置
JP2004082206A (ja) * 2002-08-27 2004-03-18 Yoji Marutani 造形法
JP2005297325A (ja) * 2004-04-09 2005-10-27 Sony Corp 立体造形方法及び立体造形物
WO2007077731A1 (ja) * 2005-12-27 2007-07-12 Tomita Pharmaceutical Co., Ltd. 型の製造方法

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2624291B2 (ja) * 1988-04-08 1997-06-25 松下電器産業株式会社 遠赤外線ヒータ
JP2001150556A (ja) 1999-09-14 2001-06-05 Minolta Co Ltd 三次元造形装置および三次元造形方法
JP2001315346A (ja) * 2000-03-02 2001-11-13 Fuji Xerox Co Ltd インク乾燥防止装置、それを備えたインクジェット記録ヘッド保管容器およびインクジェット記録装置、ならびにインク乾燥防止方法
SE520565C2 (sv) * 2000-06-16 2003-07-29 Ivf Industriforskning Och Utve Sätt och apparat vid framställning av föremål genom FFF
JP2002307562A (ja) 2001-02-07 2002-10-23 Minolta Co Ltd 三次元造形装置、および三次元造形方法
US6896839B2 (en) 2001-02-07 2005-05-24 Minolta Co., Ltd. Three-dimensional molding apparatus and three-dimensional molding method
GB0112675D0 (en) * 2001-05-24 2001-07-18 Vantico Ltd Three-dimensional structured printing
US6986654B2 (en) * 2002-07-03 2006-01-17 Therics, Inc. Apparatus, systems and methods for use in three-dimensional printing
KR100606457B1 (ko) * 2004-11-11 2006-11-23 한국기계연구원 3차원 프린팅 조형시스템
EP1926585A1 (en) * 2005-09-20 2008-06-04 PTS Software BV An apparatus for building a three-dimensional article and a method for building a three-dimensional article
EP2001656B1 (en) * 2006-04-06 2014-10-15 3D Systems Incorporated KiT FOR THE PRODUCTION OF THREE-DIMENSIONAL OBJECTS BY USE OF ELECTROMAGNETIC RADIATION

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001507295A (ja) * 1996-12-20 2001-06-05 ゼツド・コーポレーシヨン 三次元物体をプロトタイピングするための方法及び装置
JP2001524897A (ja) * 1997-05-14 2001-12-04 ブス・ミユラー・テクノロジー・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング 成形体を製造する方法及び装置
JP2004082206A (ja) * 2002-08-27 2004-03-18 Yoji Marutani 造形法
JP2005297325A (ja) * 2004-04-09 2005-10-27 Sony Corp 立体造形方法及び立体造形物
WO2007077731A1 (ja) * 2005-12-27 2007-07-12 Tomita Pharmaceutical Co., Ltd. 型の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
EP2305454A1 (en) 2011-04-06
EP2305454A4 (en) 2013-01-09
WO2009145069A1 (ja) 2009-12-03
US20110059247A1 (en) 2011-03-10
US9636870B2 (en) 2017-05-02
JP5400042B2 (ja) 2014-01-29
EP2305454B1 (en) 2017-03-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5400042B2 (ja) 造形装置
US20210001545A1 (en) Printing a multi-structured 3d object
US10800153B2 (en) Generating three-dimensional objects
US20170197366A1 (en) Consolidating a build material substrate for additive manufacturing
EP3083252B1 (en) Method for manufacturing a pattern, manufacturing apparatus for manufacturing a pattern, method for manufacturing structural body and manufacturing apparatus therefor
CN202934933U (zh) 基于固化技术的打印设备
JP2001150556A (ja) 三次元造形装置および三次元造形方法
US20210316568A1 (en) Decorative panel having a digitally printed pattern and printing method therefor
US20180071988A1 (en) Three-dimensional printing systems
EP3626434A1 (en) Generating a three dimensional object
JP2016159629A (ja) 三次元(3d)印刷部品および構成要素のための紫外線(uv)光硬化可能インクのマルチレイヤアドレス可能硬化を実施するためのシステムおよび方法
JP2018161897A (ja) 三次元物体の生成
US20180009157A1 (en) Generating three-dimensional objects
TWI555630B (zh) 產生三維物件之技術(四)
JP2017512689A (ja) 三次元物体の生成
JP2011156678A (ja) 3次元造形装置、3次元造形物の製造方法及び3次元造形物
CN107848221A (zh) 桌面三维打印设备
TW201622955A (zh) 用於添加式製造之光照技術(二)
US20180022028A1 (en) An apparatus and a method for determining a quantity of material
JP2020023189A (ja) 三次元造形装置
CN105383058B (zh) 高速循环式彩色3d打印机
JP2002264221A (ja) 三次元造形装置、および三次元造形方法
CN107530966B (zh) 生成具有目标表面粗糙度的三维物体
US20180264722A1 (en) Marking build material
US11117322B2 (en) Additive manufacturing

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120316

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20120319

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130709

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130902

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131001

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131024

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5400042

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees