JPWO2009125538A1 - 医療機器及びカバー構造 - Google Patents

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Abstract

機器の小型化の阻害を抑制しつつ、カバーの取り付け及び取り外しを簡単に行え得る、カバー構造、及びそれを用いた医療機器を提供する。医療機器1は、筐体2と、その一方向側の部分を覆うカバー部材11と、これらの間に挟みこまれるシート部材18とを備える。カバー部材11は、その外縁に、鉤状の部分13を有する鉤部12と、突起部14とを備える。筐体2は、鉤部12が引っ掛かり可能に形成されたラッチ部5と、突起部14を嵌め込み可能な嵌め込み部6とを備える。シート部材18は、それを、カバー部材11に対して位置決めする位置決め部19を備えている。カバー部材11は、光透過性を有しているのが好ましい。また、筐体2は、カバー部材11によって覆われる部分に、カバー部材11の外形に合わせて形成された凹部3を備えるのが好ましい。

Description

本発明は、医療機器、特には携帯型の医療機器に関する。
近年、医療機器の小型化が促進され、例えば、血糖値計、血圧計、心拍計等の医療機器は、携帯が可能な程度にまで小型化されている。このような医療機器は、患者や医療関係者等によって持ち歩かれることも多く、その使用頻度は高いものとなっている。特に、血糖値計は、糖尿病患者にとって必須の医療機器であり、常に患者に持ち歩かれることから、非常にパーソナル性の高い医療機器となっている。
また、このようなパーソナル性が高い機器を使用する使用者においては、機器の外観を自己の好みの外観にカスタマイズすることによって、自己の個性を主張したいという要望が存在する。このような要望を受け、近年、使用者が医療機器の外観を好みの外観にカスタマイズできるようにするカバーが提案されている(例えば、特許文献1及び特許文献2参照。)。
具体的には、特許文献1及び特許文献2は、表面に模様や図案が印刷されたカバーを開示している。使用者は、好みのデザインが施されたカバーを利用することで、機器の外観をカスタマイズすることができる。また、この結果、使用者がその機種に飽きてしまうのを抑制できるので、使用者が同じ機種を長く使用する手助けとなる。更に、これにより、機器のライフサイクルの長期化が促され、環境負荷の縮小化も図られることとなる。
また、カバーを利用した外観のカスタマイズは、携帯電話の分野において盛んに行われている。例えば、特許文献3は、携帯電話の筐体に取り付けられるカバーを開示している。このカバーは、模様や図案が印刷されていない透明のカバーであるが、携帯電話の筐体とカバーとの間には、模様、図案、又は写真が表示されたシートが挿入される。このため、シートだけを入れ替えることによって外観を簡単に変化させることができ、カスタマイズのバリエーションを容易に増やすことができる。また、特許文献3のカバーは、医療機器に適用することもできると考えられる。
特開2003−107092号公報 特開2004−313269号公報 登録実用新案第3127674号公報
ところで、上述の特許文献1及び特許文献2に開示のカバーは、医療機器の前面だけでなく、側面も覆う必要があるため、非常に嵩張る構造となっている。よって、医療機器に特許文献1及び2に開示のカバーを取り付けた場合は、機器の小型化が阻害されるという問題が発生する。
また、特許文献1及び2に開示のカバーによって外観を変える場合は、カバー自体を取り替える必要がある。よって、使用者が種々の外観を楽しみたい場合は、意匠の異なるカバーを複数個用意する必要がある。そして、上述した嵩張る構造により、管理スペースが多くいるという問題が発生する。
一方、特許文献3に開示のカバーは、機器の側面を覆う必要が無く、嵩張らないので、このカバーを医療機器に適用した場合は、機器の小型化の阻害は回避されると考えられる。また、使用者における管理スペースの問題も解消できると考えられる。
しかしながら、特許文献3に開示のカバーの筐体への取り付けは、ネジ止めによって行う必要がある。更に、ネジ止めを行う前に、予め、シートを所定の位置に配置しておく必要もある。このため、特許文献3に開示のカバーを用いた場合、使用者は、カバーの取り付け及び取り外しの度に、工具を用いて煩雑な作業を行う必要がある。なお、人の手で簡単に締め付けが可能なネジを用いれば、作業の煩雑さを軽減できると考えられるが、この場合は、ネジ頭が大きくなり、特許文献1及び2の場合と同様に、機器の小型化が阻害されてしまう。
本発明の目的は、上記問題を解消し、機器の小型化の阻害を抑制しつつ、カバーの取り付け及び取り外しを簡単に行え得る、カバー構造、及びそれを用いた医療機器を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明における医療機器は、生体の状態を測定するための医療機器であって、筐体と、前記筐体の一方向側の部分を覆うカバー部材と、これらの間に挟みこまれるシート部材とを備え、前記カバー部材は、その外縁に、鉤状の部分を有する鉤部と、突起部とを備え、前記筐体は、前記鉤部が引っ掛かり可能に形成されたラッチ部と、前記突起部を嵌め込み可能な嵌め込み部とを備え、前記シート部材は、それを、前記カバー部材に対して位置決めする位置決め部を備えている、ことを特徴とする。
上記本発明における医療機器では、カバー部材は、筐体の前面及び側面を一度に覆う従来のカバーと異なり、嵩張らないものとなる。よって、本発明における医療機器によれば、機器の小型化の阻害は抑制される。更に、このため、使用者が多数のカバー部材を所有する場合であっても、使用者は、大きな管理スペースを用意する必要はなく、管理は容易である。また、カバー部材は、鉤部をラッチ部に引っ掛け、そして、突起部を嵌め込み部に嵌め込むだけで、取り付けられるので、本発明における医療機器において、カバー部材の取り付け及び取り外しは簡単である。
上記本発明における医療機器は、前記筐体が、前記カバー部材によって覆われる部分に、前記カバー部材の外形に合わせて形成された凹部を備え、前記ラッチ部が、前記凹部の側壁の前記鉤部に対応する位置に設けられ、前記嵌め込み部が、前記側壁の前記突起部に対応する位置に設けられている態様であるのが好ましい。この態様によれば、カバー部材は筐体に設けられた凹部内側の空間に納められるため、機器の小型化の阻害がいっそう抑制される。
上記態様においては、上記本発明における医療機器は、前記鉤部は、前記カバー部材を前記筐体に配置したときに、前記鉤状の部分の先端が筐体側の反対側を向くように形成され、前記凹部は、前記カバー部材の前記鉤部が押圧されたときに、前記鉤部の前記凹部の底面側への移動を許容するように、形成されている、のが好ましい。この場合は、カバー部材を外部から押圧することによって、鉤部とラッチ部との引っ掛かりを簡単に解消できる。よって、カバー部材の取り外しは、より一層容易なものとなる。
また、上記態様においては、前記カバー部材が、板状を呈し、且つ、対向する二つの側面を有し、前記二つの側面それぞれには、前記突起部が設けられ、前記鉤部は、前記二つの側面に平行であって、且つ、前記突起部の間を通る仮想の軸上に配置され、前記凹部の側壁は、前記カバー部材が取り付けられたときに前記仮想の軸上に位置し、且つ、前記鉤部に対応する位置に対向している部分において、高さが他の部分の高さよりも低くなるように形成されているのが好ましい。この場合は、カバー部材の取り外しは、鉤部とラッチ部との接続を解除した後に、カバー部材を上述の仮想の軸に沿ってラッチ部から遠ざかる方向にスライドさせるだけで行うことができる。
また、上記態様においては、上記本発明における医療機器は、前記ラッチ部が、前記凹部の側壁の前記鉤部に対応する位置に配置された穴と、前記穴の内部に設けられた凸部とを備え、前記穴は、前記鉤状の部分を挿入可能に形成され、前記凸部は、前記鉤状の部分に対して引っ掛かり可能に形成されている、のが好ましい。この場合は、ラッチ部が側壁の内部に納まるため、外部から観察したときに、カバー部材と筐体との間の隙間を小さくでき、両者の間に一体感を生じさせることができる。
更に、上記態様においては、上記本発明における医療機器は、前記ラッチ部が、前記凹部の側壁の前記鉤部に対応する位置に配置された穴と、前記穴の内部に設けられた一対の凸部とを備え、前記穴は、前記鉤状の部分を挿入可能に形成され、前記一対の凸部は、これらの間に前記鉤状の部分が位置し、いずれか一方又は両方が前記鉤状の部分に引っ掛かるように形成されている、のも好ましい。
また、上記態様においては、上記本発明における医療機器は、前記嵌め込み部が、前記側壁の前記突起部に対応する位置に、第1の溝と第2の溝とを備え、前記第1の溝は、前記凹部の開口から前記凹部の深さ方向に沿って形成され、前記第2の溝は、前記第1の溝に交差するように形成されている、のも好ましい。この場合は、カバー部材を上方から凹部の開口に重ね合わせ、そして、カバー部材をスライドさせるだけで、カバー部材の突起部を嵌め込み部に嵌め込むことができる。また、嵌め込みを解除する場合は、カバー部材をスライドさせるだけで良い。
上記本発明における医療機器において、前記シート部材の位置決め部は、前記カバー部材の一部分に引っ掛かるように形成されているのが好ましい。この場合は、シート部材の位置決めを簡単に行うことができる。
また、上記本発明における医療機器では、前記カバー部材は、光透過性を有するのが好ましい。この場合は、シート部材だけを交換することで外観の変更が可能になり、使用者が多くのカバー部材を用意する必要性は小さくなる。更に、この場合においては、上記本発明における医療機器は、測定結果を表示する表示画面を更に備え、前記表示画面は、前記凹部の底面に配置され、前記シート部材は、前記表示画面を露出させる開口部を備えている態様であるのが好ましい。上記態様によれば、カバー部材によって、表示画面を保護することができ、医療機器の耐久性の向上をも図ることができる。
また、上記目的を達成するために本発明におけるカバー構造は、基体と、前記基体の一方向側の部分を覆うカバー部材と、これらの間に挟みこまれるシート部材とを備え、前記カバー部材は、その外縁に、鉤状の部分を有する鉤部と、突起部とを備え、前記基体は、前記鉤部が引っ掛かり可能に形成されたラッチ部と、前記突起部を嵌め込み可能な嵌め込み部とを備え、前記シート部材は、それを、前記カバー部材に対して位置決めする位置決め部を備えていることを特徴とする。
本発明におけるカバー構造は、医療機器、更には、携帯電話、PDA、電子辞書等の機器にも適用でき、その場合は、上述した本発明における医療機器の効果と同様の効果を得ることができる。また、本発明におけるカバー構造にも、上述した本発明における医療機器の好ましい態様と同様の態様を採用することができる。
以上のように、本発明におけるカバー構造及び医療機器によれば、機器の小型化の阻害を抑制しつつ、カバーの取り付け及び取り外しを簡単に行えるようにすることができる。
図1は、本発明の実施の形態における医療機器の主要な構成部品を示す分解斜視図である。 図2は、本発明の実施の形態における医療機器の外観を示す斜視図であり、図1に示した構成部品によって組み立てられた医療機器を示している。 図3(a)〜図3(c)は、カバー部材及びシート部材の一部分を示す図である。図3(a)は、図1に示されたカバー部材の一部分を拡大して示す拡大斜視図である。また、図3(b)は、図1に示されたシート部材の一部分を拡大して示す拡大斜視図であり、図3(c)は、シート部材の他の例の一部分を拡大して示す拡大斜視図である。 図4は、図1に示された筐体の一部分を拡大して示す斜視図である。図4に示された筐体も、部分的に断面で示され、断面にはハッチングが施されている。 図5(a)〜図5(d)は、図1〜図3に示したカバー部材及びシート部材の取り付け及び取り外しを説明する図である。図5(a)〜(c)は一連の取り付け工程を示し、図5(d)は取り外し工程を示している。 図6は、本実施の形態における鉤状の部分及びラッチ部の他の例を示す断面図である。図6に示された断面は、図3及び図4に示された断面に準じた切断線に沿って得られている。 図7(a)及び図7(b)は、本実施の形態におけるカバー部材の鉤部及びシート部材の位置決め部の他の例を示す図である。図7(a)は鉤部を拡大して示す拡大斜視図であり、図7(b)は位置決め部を拡大して示す拡大斜視図である。 図8(a)及び図8(b)は、本実施の形態におけるカバー部材の鉤部及びシート部材の位置決め部の他の例を示す図である。図8(a)は鉤部を拡大して示す拡大斜視図であり、図8(b)は位置決め部を拡大して示す拡大斜視図である。 図9(a)〜図9(c)は、本実施の形態におけるカバー部材の鉤部及びシート部材の位置決め部の他の例を示す図である。図9(a)は鉤部を拡大して示す拡大斜視図、図9(b)は鉤部の側面を拡大して示す拡大側面図、図9(c)は位置決め部を拡大して示す拡大斜視図である。 図10(a)〜図10(c)は、本実施の形態におけるカバー部材の鉤部及びシート部材の位置決め部の他の例を示す図である。図10(a)は鉤部を拡大して示す拡大斜視図、図10(b)は鉤部の側面を拡大して示す拡大側面図、図10(c)は位置決め部を拡大して示す拡大斜視図である。 図11(a)〜図11(c)は、本実施の形態におけるカバー部材の鉤部及びシート部材の位置決め部の他の例を示す図である。図11(a)は鉤部を拡大して示す拡大斜視図、図11(b)は鉤部の側面を拡大して示す拡大側面図、図11(c)は位置決め部を拡大して示す拡大斜視図である。
符号の説明
1 医療機器
2 筐体
3 凹部
4a、4b、4c、4d 凹部の側壁
5 ラッチ部
5a 孔
5b 凸部
5c 凸部
6 嵌め込み部
6a 縦溝
6b 横溝
7 凹部の底面
7a 傾斜面
8 凹部の底面に設けられた開口部
9 操作ボタン
10 表示画面
11 カバー部材
12 鉤部
13 鉤状の部分
13a 鉤状の部分の先端
13b 鉤状の部分の突起部
14 突起
15a、15b、15c、15d カバー部材の側面
16 仮想の軸
17 鉤部に形成された面
18 シート部材
19 リング状の部分を有する位置決め部
20 シート部材に設けられた開口部
21 シート部材に表示された模様
22 隙間
23 センサ
24 U形状の部分を有する位置決め部
25 T形状の部分を有する位置決め部
25a、25b T形状の部分の先端部
25c 一対の先端部の間の部分
26 貫通孔
27、28 貫通孔を備えた位置決め部
27a、28a、28b、29 位置決め部を構成する貫通孔
30 隙間
31a、31b 一対の鉤状の部分
32 ブリッジ
33 ブリッジの上面に形成された突起
34 鉤状の部分
35、36 鉤状の部分の下面に形成された円柱状の突起
37 ブリッジの下面に形成された突起
(実施の形態)
以下、本発明の実施の形態におけるカバー構造及び医療機器について、図1〜図5を参照しながら説明する。最初に、本実施の形態におけるカバー構造及び医療機器の構成を図1〜図4を用いて説明する。なお、本実施の形態におけるカバー構造は、本実施の形態における医療機器と一体不可分であるため、以下の説明は、本実施の形態における医療機器を中心に説明する。
図1は、本発明の実施の形態における医療機器の主要な構成部品を示す分解斜視図である。図2は、本発明の実施の形態における医療機器の外観を示す斜視図であり、図1に示した構成部品によって組み立てられた医療機器を示している。
図3(a)〜図3(c)は、カバー部材及びシート部材の一部分を示す図である。このうち、図3(a)は、図1に示されたカバー部材の一部分を拡大して示す拡大斜視図、図3(b)は、図1に示されたシート部材の一部分を拡大して示す拡大斜視図である。図3(c)は、シート部材の他の例の一部分を拡大して示す拡大斜視図である。また、図3(a)において、カバー部材の一部は断面で示され、断面にはハッチングが施されている。図4は、図1に示された筐体の一部分を拡大して示す斜視図である。図4に示された筐体も、部分的に断面で示され、断面にはハッチングが施されている。
図1及び図2に示す医療機器1は、生体の状態を測定するための医療機器、例えば、血糖値計、血圧計、乳酸値計、ケトン体測定装置、体温計、尿試験紙計、脂質測定装置などである。医療機器1は筐体2を備え、その内部には、用途に応じた測定装置(図1において図示せず)が収納されている。また、医療機器1は、手の平サイズで形成されており、患者、医師、看護師等の使用者によって携帯されることを前提としている。
本実施の形態では、医療機器1は、携帯型の血糖値計であり、患者の血液の血糖値を測定する。また、本実施の形態では、患者の血液は、短冊状のセンサ23によって提供される。センサ23は、筐体2に設けられたセンサ挿入口(図示せず)に挿入される。センサ23は内部に試薬を有し、血液は予めセンサ23内部で試薬と反応する。筐体2内部の測定装置は、比色方式又は電気化学方式によって、試薬と反応した血液から血糖値を測定する機能を備えている。測定装置による測定は、センサ23がセンサ挿入口に挿入されると直ちに開始される。測定結果は、筐体2に設けられた表示画面10に表示される。
図1及び図2に示すように、本実施の形態における医療機器1は、上述の筐体2に加え、カバー部材11と、シート部材18とを備えている。また、本実施の形態におけるカバー構造も、筐体2、カバー部材11及びシート部材18を備えている。カバー構造においては、筐体2は、カバー構造のベースとなる基体として機能する。
シート部材18は、筐体2とカバー部材11との間に挟みこまれる。本実施の形態では、カバー部材11は、光透過性を有しているため、カバー部材11を取り付けたとき、使用者側ではシート部材18が透けて見える。なお、図2において、カバー部材11の光透過性によって透けて見える物体は、細線で示されている。
図1に示すように、カバー部材11は、筐体2の一方向側の部分を覆うように形成されている。また、カバー部材11は、その外縁に、鉤状の部分13を有する鉤部12と、突起部14とを備えている。ここで、被覆対象となる「一方向側の部分」とは、観察者が、筐体2を任意の観察方向から観察したときに、観察される部分をいい、言い換えると、筐体2の観察者側の一部である。
よって、「一方向側の部分」には、観察方向を変えなければ観察できない部分は含まれず、カバー部材11は、筐体の上面及び全側面を一度に覆う従来のカバー(特許文献1及び2)とは異なっている。また、「一方向側の部分」は、観察される部分の全部であっても良いし、一部のみであっても良い。
本実施の形態では、表示画面10の法線に沿ってその上方から筐体2を観察したときに観察される部分、即ち、筐体2の表示画面側の部分が、被覆対象となる「一方向側の部分」である。具体的には、カバー部材11によって覆われる「一方向側の部分」は、筐体2の表示画面側に設けられた凹部3の底面7である。また、本実施の形態では、カバー部材11は、板状を呈し、且つ、対向する二つの側面15a及び15bを有している。側面15a及び15bのそれぞれに、突起部14が設けられている。
鉤部12は、二つの側面15a及び15bに平行であって、且つ、一方の突起部14と他方の突起部14との間を通る仮想の軸16上に配置されている。具体的には、図1及び3に示すように、鉤部12は、側面15a及び15bに隣接する側面15cから突き出すようにして、板状の部分と一体的に形成されている。そして、突き出した部分の先端に、鉤状の部分13が形成されている。また、本明細書において「仮想の軸上に配置されている(位置している)」とは、カバー部材11をそのいずれかの主面側から見たときに、対象物(又は対象部分)と仮想の軸とが重なっている場合をいう。
また、本実施の形態では、図1及び図3(a)に示すように、鉤部12は、カバー部材11を筐体2に配置したときに、鉤状の部分13の先端が筐体2側の反対側(図中上方)を向くように形成されている。これは、後述の図5を用いて示すように、使用者が、カバー部材11の鉤部12(又は鉤部12側の部分)を外部から押圧したときに、これによって、鉤部12と後述のラッチ部5(図4参照)との接続が解除されるようにするためである。
図1及び図4に示すように、筐体2は、鉤部12に引っ掛かり可能なラッチ部5と、突起部14を嵌め込み可能な嵌め込み部6とを備えている。本実施の形態では、筐体2は、カバー部材11によって覆われる部分に、凹部3を備えている。そして、凹部3の側壁の鉤部12に対応する位置に、ラッチ部5が設けられ、凹部3の側壁の突起部14に対応する位置に、嵌め込み部6が設けられている。
具体的には、凹部3の側壁の鉤部12に対応する位置は、凹部3の鉤部12に面する側壁4cにある。また、凹部3の側壁の突起部14に対応する位置は、凹部3の突起部14に面する側壁4a及び側壁4bにある。凹部3は、カバー部材11の外形に合わせて形成され、凹部3の開口形状とカバー部材11の外形状とは整合している。凹部3は、カバー部材11が凹部3の内部に嵌まり込むように形成されている。
また、本実施の形態では、表示画面10が凹部3の底面7に配置されるため、凹部3は、底面7に開口部8を備えている。表示画面10は開口部8から外部に向けて露出される。そして、カバー部材11は、表示画面10を外部から保護する保護カバーとして機能する。
図4に示すように、本実施の形態では、ラッチ部5は、側壁4cの鉤部12に対応する位置に設けられた穴5aと、穴5aの内部に設けられた凸部5bとを備えている。穴5aは、鉤部12に対応する位置において、鉤状の部分13が挿入できるように形成されている。凸部5bは、それに、鉤状の部分13(図3(a)参照)が引っ掛かるように形成されている。
具体的には、鉤状の部分13の先端が図中上方を向いているため(図3(a)参照)、図4に示すように、凸部5bは、穴5aの内壁から図中下方に向けて(凹部3の底面7に向けて)突き出すように形成されている。また、凸部5bの形状は、凸部5bが鉤の内側に嵌まり込むように設定されている(図5参照)。
このような構成により、カバー部材11をスライドさせ(図1及び図3(a)参照)、鉤部12をラッチ部5へと押し込めば、鉤状の部分13と凸部5bとは接触し、場合によっては互いに弾性変形しながら、その後、互いに噛み合うこととなる。本実施の形態によれば、鉤状の部分13を凸部5bに簡単に引っ掛けることができる。この点については、図5を用いて後述する。なお、本実施の形態では、ラッチ部5を構成する穴5bは、側壁4cを貫通する貫通穴であるが、これに限定されるものではない。穴5bは、側壁4cに設けられた止まり穴(凹部)であっても良い。
また、図1に示すように、本実施の形態では、嵌め込み部6は、縦溝6aと横溝6bとを備えている。縦溝6aと横溝6bとは、側壁4a及び側壁4bそれぞれの突起部14に対応する位置に設けられている。縦溝6aは、凹部3の開口から凹部3の深さ方向に沿って形成されている。また、横溝6bは、縦溝6aに交差するように(具体的には直交するように)、凹部3の底面7に沿って形成されている。
更に、本実施の形態では、凹部3の深さ方向に垂直な方向における縦溝6aの断面形状は、カバー部材11の面方向における突起部14の断面形状に整合している(図1参照)。また、凹部3の深さ方向における横溝6bの高さは、カバー部材11の厚み方向における突起部14の高さに整合している(図1参照)。
よって、カバー部材11の突起部14と凹部3の縦溝6aとを位置合わせした後、カバー部材11を上から押圧し、そしてこれをスライドさせれば、突起部14は嵌め込み部6に嵌め込まれる。また、この嵌め込みを解除する場合は、突起部14が縦溝6aのところに来るように、カバー部材11をスライドさせるだけで良い。この点については、図5を用いて後述する。また、本実施の形態では、溝の代わりに、スリットや、貫通孔を用いることもできる。
また、図1及び図4に示すように、本実施の形態では、凹部3の底面7の鉤部12側の領域には、側壁4cに向かうにつれて凹部3の深さが深くなるように傾斜面7aが形成されている。これは、カバー部材11の鉤部12(又は鉤部12側の部分)が外部から押圧されたときに、鉤部12(具体的には、鉤状の部分13)が凹部3の底面7側へと移動できるようにするためである。本実施の形態では、鉤部12とラッチ部5(図4参照)との接続は、鉤部12の移動によって解除される。また、鉤状の部分13の移動を阻害しないようにするため、ラッチ部5を構成する穴5aは、その開口が傾斜面7aと一致するように形成されている。
図1、図2及び図4において、9は、医療機器1の操作ボタンを示している。本実施の形態では、操作ボタン9の側面のうちカバー部材11に面する部分は、凹部3の側壁を構成している。また、本実施の形態では、カバー部材11の取り付け及び取り外しを容易にするため、凹部3の側壁は、鉤部12に対応する位置に対向している部分において、高さが他の部分の高さよりも低くなるように形成されているのが好ましい。この対向している部分は、カバー部材16が取り付けられたときに、仮想の軸16が通る部分(即ち、仮想の軸16上に位置している部分)である。
本実施の形態では、側壁4cに対向している側壁4dの高さが、他の側壁4a〜4cの高さ、及び操作ボタン9によって構成された側壁の高さよりも低く設定されている。具体的には、後述の図5(a)に示すように、側壁4dの高さhdは、側壁4a及び4bの高さha、側壁4cの高さhc、及び操作ボタン9による側壁の高さha〜hdよりも低く設定されている。
また、本実施の形態における「側壁の高さ」は、対象となる側壁と底面7との境界を含む面と、この面に平行であり、且つ、対象となる側壁の最も高い部分(頂辺又は頂点)を含む面との距離をいう。例えば、側壁4cの場合は、傾斜面7aと側壁4cとの境界から、側壁4cの上面までが高さhcとなる(図5(a)参照。)。また、側壁4dのように断面が三角形(又は台形)を形成する場合は、三角形(又は台形)の高さが側壁の高さhdとなる。
また、図1及び図3(b)に示すように、シート部材18は、それを、カバー部材11に対して位置決めする位置決め部19を備えている。位置決め部19は、カバー部材11の一部分に引っ掛かるように形成されている。具体的には、位置決め部19は、リング状の部分を有している。リング状の部分は、その内周の内側(開口部)に鉤状の部分13を挿入できるように形成されており、図3(a)に破線で示すように、鉤状の部分13に引っ掛かることができる。この結果、シート部材18は、カバー部材11に対して位置決めされる。シート部材18は、この状態で、カバー部材11と筐体2との間に挟みこまれる(図2参照)。
更に、図3(c)に示すように、本実施の形態においては、シート部材18は、位置決め部19の代わりに、位置決め部24を備えていても良い。位置決め部24は、U形状の部分を有し、この部分によって鉤状の部分13に引っ掛かることができる。図3(c)に示す位置決め部24を用いた場合も、シート部材18は、カバー部材11に対して位置決めされる。
また、本実施の形態では、シート部材18は、表示画面10を露出させるための開口部20も備えている。更に、シート部材18のカバー部材11側の面には、模様21が表示されている。本実施の形態において、模様21の形状、色等は特に限定されるものではない。模様21に代えて、又は模様21に加えて、文字が表示されていても良い。
次に、使用者による、カバー部材11及びシート部材18の筐体2への取り付け、及び筐体2からの取り外しについて、図5を用いて説明する。図5(a)〜(d)は、図1〜図3に示したカバー部材及びシート部材の取り付け及び取り外しを説明する図である。図5(a)〜(c)は一連の取り付け工程を示し、図5(d)は取り外し工程を示している。また、図5(a)〜(d)において、カバー部材11、シート部材18、筐体2の凹部3の側壁4c及び4dは、断面で示している。このうち、凹部3の側壁4c及び4dに対しては、ハッチングが施されている。
カバー部材11を取り付ける場合は、先ず、使用者は、図5(a)に示すように、シート部材18のリング状の部分の開口部(図3(b)参照)に、鉤状の部分13を挿入し、シート部材18をカバー部材11に重ね合わせる。これにより、シート部材18は、カバー部材11に対して位置決めされる。本実施の形態では、特許文献3に示した例と異なり、予め、シート部材18を筐体2に対して位置合わせする必要はない。
次に、図5(b)に示すように、使用者は、カバー部材11の突起部14が縦溝6aの開口に一致するように、カバー部材11の位置合わせを実行する。そして、この状態で、突起部14が横溝6bの位置に達するまで、使用者は、カバー部材11を押圧する。なお、このとき、カバー部材11の側壁4dに接触している部分及びその周辺は、弾性変形するが、側壁4dの高さは他の側壁の高さよりも低く設定され、カバー部材11が破断したり、取り付けが困難になったりしないようになっている。言い換えると、側壁4dの高さは、カバー部材11の取り付けが困難にならないように適宜設定されている。
続いて、図5(c)に示すように、使用者は、カバー部材11を側壁4cに向けてスライドさせ、突起部14を嵌め込み部6に嵌め込む(図1参照)。このとき、鉤部12はラッチ部5へと押し込まれ、鉤状の部分13と凸部5bとが接触によって弾性変形する。そして、鉤状の部分13と凸部5bとが噛み合い、鉤状の部分13の凸部5bへの引っ掛けが完了する。この結果、図2に示す状態となる。
また、カバー部材11を取り外す場合は、図5(d)に示すように、先ず、使用者は、カバー部材11の鉤部12を押圧すれば良い。これにより、鉤部12が弾性変形するため、鉤状の部分13が凹部3の底面7(傾斜面7a)へと移動し、鉤状の部分13と凸部5bとの噛み合いが解除される。
続いて、この状態で、使用者が、カバー部材11を側壁4dへ向けてスライドさせれば、突起部14と嵌め込み部6との嵌め合いが解除され、カバー部材11は、ロックフリーとなり、取り外せる状態となる。なお、カバー部材11を再利用しない場合においては、鉤部12の塑性変形により、鉤状の部分13が凹部3の底面7(傾斜面7a)側へと移動する態様であっても良い。
以上のように、本実施の形態では、特許文献1及び2に示した側面まで覆う構造や、特許文献3に示したネジ止めする構造を採用する必要はない。また、カバー部材11自体は嵩張らない構造となっている。よって、本実施の形態によれば、特許文献1〜3に示した例と異なり、機器の小型化の阻害は抑制される。また、本実施の形態によれば、カバー部材11が透明であるため、デザインの異なるシート部材18に取り替えることで、簡単に外観を変化させることもできる。更に、その際、シート部材18は、カバー部材11に取り付けるだけで良く、シート部材18の位置決めは、特許文献3の例のような煩雑さを伴うものではない。
また、本実施の形態では、取り付け構造の特徴により、カバー部材11及びシート部材18を筐体2に取り付けるための機構が占めるスペースは、小さくてすむ。このため、操作ボタン9を操作するための孔をカバー部材11に設ける必要がなく、操作ボタン9を外部に露出させる構造とすることができる。この結果、カバー部材11による操作性の悪化が抑制される。
更に、本実施の形態では、このような構成により、図5(a)〜(d)に示したように、カバー部材11の取り付け及び取り外しは、工具を用いなくても、簡単に行うことができる。特に、側壁4dの高さhd、鉤部12の位置、及び凹部3の底面7の形状の適切な設定により、カバー部材11の取り外しは、これを、仮想の軸16に沿ってラッチ部5から遠ざかるようにスライドさせるだけで良い。
但し、側壁4dの高さhdを低くすればする程、カバー部材11の取り付け及び取り外しは、いっそう容易なものになると考えられるが、この場合は、使用者が意図しないときに、カバー部材11が外れ易くなる。側壁4dは、カバー部材11が外部の何かと接触する等して、不用意に外れてしまうのを抑制している。このことから、側壁4dの高さhdは、カバー部材11の不必要な外れの抑制と、カバー部材11の取り付け及び取り外しの容易化とを比較考量して決定する必要がある。
また、本実施の形態では、底面7の側壁4dとの境界側にも、傾斜面7aのような傾斜面を設けても良い。この場合は、傾斜面は、側壁4dに近づくほど筐体の厚みが小さくなるように形成される。また、この場合も、カバー部材11の取り付け及び取り外しは容易なものとなる。更に、この場合は、カバー部材11と筐体2との一体性を保つため、側壁4d側の傾斜面に合わせて、カバー部材11にも傾斜面を設けるのが好ましい。
なお、使用者が素手でカバー部材11を弾性変形させるだけの体力を持ち合わせていない場合もある。このような場合に対処するため、本実施の形態は、図2に示すように、カバー部材11を取り付けたときに、鉤状の部分13の手前側に設けられた面17(図3(a)参照)と、側壁4cとの間に、隙間22が形成される態様としても良い。この態様によれば、隙間22に棒状の部材を差し込むことができるので、使用者は、体力がない場合でも、簡単にカバー部材11を押圧できるようになる。
本実施の形態において、カバー部材11の形成材料は特に限定されるものではない。また、カバー部材11は、光透過性を有しないものであっても良い。一方、カバー部材が光透過性である場合において、その透過率は限定されず、必要に応じて半透過性であっても良い。カバー部材11の形成材料としては、形状の自由度の点から、樹脂材料が挙げられる。
また、カバー部材11において、突起部14の数は限定されるものではない。例えば、一つの突起部14のみが、鉤部12に対向する側面(例えば、側面15d(図1参照))に設けられた態様であっても良い。この態様では、嵌め込み部6として、凹部3の側壁4dに、突起部14を嵌め込み可能な貫通穴又は凹部を設ければ良い。
本実施の形態において、シート部材18に施される意匠は、限定されるものではない。また、本実施の形態におけるカバー構造は、上述した医療機器以外の機器、例えば、携帯電話、PDA、電子辞書等にも適用できる。本実施の形態におけるカバー構造を適用できる機器は、特に限定されるものではない。
また、本実施の形態において、カバー部材11の鉤状の部分13の形状、シート部材18の位置決め部の形状、及び筐体2のラッチ部5の形状は、図1〜図5に示された例に限定されるものではない。ここで、他の例について図6〜図11を用いて説明する。
最初に、図6を用いて、ラッチ部5の形状が、図1〜図5の例と異なる例について説明する。図6は、本実施の形態における鉤状の部分及びラッチ部の他の例を示す断面図である。図6に示された断面は、図3(a)及び図4に示された断面に準じた切断線に沿って得られている。図6に示す例では、図1〜図5に示した例と異なり、穴5aの内部には、凸部5bに加え、これと対になる凸部5cも設けられている。また、凸部5bと凸部5cは、両者の間に、鉤状の部分13が位置し、そして、いずれか一方又は両方が鉤状の部分13に引っ掛かるように形成されている。
具体的には、図6の例では、カバー部材11が矢印Aの方向(側壁4dに向かう方向(図1参照))に移動する場合は、凸部5bが鉤状の部分13に引っ掛かる。一方、カバー部材が矢印Bの方向(側壁4cに向かう方向(図1参照))に移動する場合は、凸部5cが鉤状の部分13に引っ掛かる。
このように、図6の例によれば、図1〜図5の例に比べて、鉤状の部分13に引っ掛かる部分の面積を増やすことができる。図6の例は、カバー部材11の取り付け強度の向上に有用である。取り外しは、図5(d)に示した例と同様に、鉤部12の押圧によって行うことができる。
また、図6の例では、鉤状の部分13における、挿入方向(穴5bに挿入する際の挿入方向)側の端部には、突起部13bが設けられている。突起部13bは、鉤状の部分13における、凸部5bと5cとの間に挿入される部分(先端13aを含む部分)の根元付近に位置し、凸部5cに接触している。突起部13bは、鉤状の部分13と凸部5cとの引っ掛かりを補助している。
次に、図7〜図11を用いて、カバー部材11の鉤部12及びシート部材18の位置決め部が、図1〜図5の例と異なる例について説明する。図7〜図11は、本実施の形態におけるカバー部材の鉤部及びシート部材の位置決め部の他の例を示す図である。このうち、図7(a)及び図8(a)は鉤部を拡大して示す拡大斜視図であり、図7(b)及び図8(b)は位置決め部を拡大して示す拡大斜視図である。また、図9(a)、図10(a)及び図11(a)は鉤部を拡大して示す拡大斜視図、図9(b)、図10(b)及び図11(b)は鉤部の側面を拡大して示す拡大側面図、図9(c)、図10(c)及び図11(c)は位置決め部を拡大して示す拡大斜視図である。なお、図7(a)、図8(a)、図9(a)、図10(a)及び図11(a)では、シート部材18は破線によって示されている。
図7の例では、図7(a)に示すように、鉤部12は、図3(a)に示した例と異なり、二つの鉤状の部分、即ち、鉤状の部分31aと鉤状の部分31bとを備えている。鉤状の部分31aと鉤状の部分31bとは、互いに平行な位置関係となるようにして、鉤部12の先端に設けられている。また、鉤状の部分31aと鉤状の部分31bとの間には、隙間30が形成されている。
また、図7の例では、図7(b)に示すように、シート部材18は、図1に示された位置決め部19の代わりに、位置決め部25を備えている。位置決め部25は、T形状の部分を備えている。このT形状の部分には、相対する方向に突き出した二つの先端部25aと先端部25bとが設けられている。また、T形状の部分において、先端部25aと先端部25bとの間の部分25cは、隙間30に合わせて形成されている。
よって、図7(a)に示すように、位置決め部25を隙間30から鉤部12の先端へと導き、先端部25aを鉤状の部分31aに引っ掛け、先端部25bを鉤状の部分31bに引っ掛けると、シート部材18はカバー部材11に対して位置決めされる。図7の例によれば、シート部材18の位置決めを簡単に行うことができる。
図8の例では、図8(a)に示すように、鉤部12は、鉤状の部分31a及び31bに加え、両者を橋掛けするブリッジ32を備えている。ブリッジ32は、鉤状の部分31a及び31bの最も筐体側(図中下側、図1参照)の部分に設けられ、ブリッジ32の筐体側の反対側(図中上側)の面には突起33が形成されている。
また、図8の例においても、図8(b)に示すように、シート部材18は、図7(b)に示されたシート部材と同様に位置決め部25を備えている。但し、図8の例では、位置決め部25は、T形状の部分に加え、シート部材18を厚み方向に貫通する貫通孔26も備えている。この貫通孔26は、T形状の部分の先端部25a及び25bを、それぞれ鉤状の部分31a及び31bに引っ掛けたときに、貫通孔26に突起33が挿入されるように形成されている。
このような構成により、図8の例では、突起33と貫通孔26とによっても位置決めが行われる。図8に示す例によれば、突起33と貫通孔26とが引っ掛かるため、図7の例に比べて、鉤部12と位置決め部25との引っ掛かり強度の向上が図られる。
図9の例では、図9(a)に示すように、鉤部12は、鉤状の部分34を備えている。鉤状の部分34は、図1及び図3(a)に示された鉤状の部分13と同様の形状を有している。但し、図9(b)に示すように、鉤状の部分34は、筐体側(図中下側、図1参照)に、円柱状の突起35を備えている。突起35の根元部分の内径は、他の部分の内径よりも小さくなっている。
また、図9の例では、図9(c)に示すように、シート部材18は、図1に示された位置決め部19の代わりに、位置決め部27を備えている。位置決め部27は、シート部材18を厚み方向に貫通する貫通孔27aを備えている。貫通孔27aは、突起35に対応する位置に設けられ、更に、その内径は、突起35の根元部分の内径に合わせて設定されている。位置決め部27の幅は、鉤状の部分34の幅に合わせて、他の部分の幅よりも狭くなっている。
このような構成により、図9の例では、シート部材18のカバー部材11への位置決めは、図中下側からシート部材18の貫通孔27aを突起35に嵌め込むだけで行うことができる。図9の例によれば、シート部材18の位置決めを、より簡単なものとすることができる。
図10の例では、図10(a)に示すように、鉤部12は、図7の例と同様に、鉤状の部分31aと鉤状の部分31bとを備えている。但し、図10の例では、図10(a)及び(b)に示すように、鉤状の部分31a及び31bは、共に、筐体側(図中下側、図1参照)の面に、円柱状の突起36を備えている。突起36の根元部分の内径は、突起35と同様に、他の部分の内径よりも小さくなっている。
また、図10の例では、図10(c)に示すように、シート部材18は、図1に示された位置決め部19の代わりに、位置決め部28を備えている。位置決め部28は、シート部材18を厚み方向に貫通する貫通孔28a及び28bを備えている。貫通孔28a及び28bは、それぞれ、各突起36に対応する位置に設けられている。また、これらの内径は、突起36の根元部分の内径に合わせて設定されている。
よって、図10の例では、シート部材18のカバー部材11への位置決めは、図中下側から、シート部材18の貫通孔28a及び28bを、それぞれが対応する突起36に嵌め込むだけで行うことができる。図10の例においても、図9の例と同様に、図中下側からの嵌め込みだけで、位置決めが完了する。図10の例による場合も、シート部材18の位置決めを、より簡単なものとすることができる。
図11の例では、図11(a)に示すように、鉤部12は、図8の例と同様に、鉤状の部分31a、鉤状の部分31b、及びブリッジ32を備えている。但し、図11の例では、図11(b)に示すように、ブリッジ32の筐体側(図中下側、図1参照)の面に、突起37を備えている。突起37は、楕円柱状を呈し、その根元部分の短径及び長径は、他の部分の短径及び長径よりも小さくなっている。図11の例においても、図10の例と同様に、鉤状の部分31a及び31bは、共に、筐体側(図中下側)の面に、円柱状の突起36を備えている。
また、図11の例においても、図11(c)に示すように、シート部材18は、図10(c)に示されたシート部材と同様に、位置決め部28を備えている。但し、図11の例では、位置決め部28は、貫通孔28a及び28bに加えて、シート部材18を厚み方向に貫通する貫通孔29も備えている。貫通孔29は、ブリッジ32に設けられた突起37に対応する位置に設けられている。貫通孔29の開口形状は、突起37の断面形状に合わせて楕円形状となっている。また、貫通孔29の短径及び長径は、突起37の根元部分の短径及び長径に合わせて設定されている。
よって、図11の例においては、貫通孔28a及び28bを突起36へ嵌め込み、更に、貫通孔29を突起37に嵌め込むことによって、シート部材18は、カバー部材11に位置決めされる。図11の例によれば、図10の例に比べて、鉤部12と位置決め部28との引っ掛かり強度の向上が図られる。また、図11の例においても、図中下側からの嵌め込みだけで、位置決めが完了する。図11の例による場合も、シート部材18の位置決めを、より簡単なものとすることができる。
図9〜11の例において、突起の断面形状や、貫通孔の開口形状は特に限定されるものではなく、これらの形状は矩形や他の多角形であっても良い。また、突起の根元部分の小径化の代わりに、根元部分に溝を設けた態様としても良い。このような態様であっても、貫通孔の内周と突起との引っ掛かりを高めることが可能であるからである。
以上のように、本発明は、医療機器、特に携帯可能な小型の医療機器、更には、携帯電話、PDA、電子辞書等にも有効である。本発明のカバー構造及び医療機器は、産業上の利用可能性を有している。

Claims (19)

  1. 生体の状態を測定するための医療機器であって、
    筐体と、前記筐体の一方向側の部分を覆うカバー部材と、これらの間に挟みこまれるシート部材とを備え、
    前記カバー部材は、その外縁に、鉤状の部分を有する鉤部と、突起部とを備え、
    前記筐体は、前記鉤部が引っ掛かり可能に形成されたラッチ部と、前記突起部を嵌め込み可能な嵌め込み部とを備え、
    前記シート部材は、それを、前記カバー部材に対して位置決めする位置決め部を備えている、ことを特徴とする医療機器。
  2. 前記筐体が、前記カバー部材によって覆われる部分に、前記カバー部材の外形に合わせて形成された凹部を備え、
    前記ラッチ部が、前記凹部の側壁の前記鉤部に対応する位置に設けられ、
    前記嵌め込み部が、前記側壁の前記突起部に対応する位置に設けられている、請求項1に記載の医療機器。
  3. 前記鉤部は、前記カバー部材を前記筐体に配置したときに、前記鉤状の部分の先端が筐体側の反対側を向くように形成され、
    前記凹部は、前記カバー部材の前記鉤部が押圧されたときに、前記鉤部の前記凹部の底面側への移動を許容するように、形成されている、請求項2に記載の医療機器。
  4. 前記カバー部材が、板状を呈し、且つ、対向する二つの側面を有し、
    前記二つの側面それぞれには、前記突起部が設けられ、
    前記鉤部は、前記二つの側面に平行であって、且つ、前記突起部の間を通る仮想の軸上に配置され、
    前記凹部の側壁は、
    前記カバー部材が取り付けられたときに前記仮想の軸上に位置し、且つ、前記鉤部に対応する位置に対向している部分において、
    高さが他の部分の高さよりも低くなるように形成されている、請求項3に記載の医療機器。
  5. 前記ラッチ部が、前記凹部の側壁の前記鉤部に対応する位置に配置された穴と、前記穴の内部に設けられた凸部とを備え、
    前記穴は、前記鉤状の部分を挿入可能に形成され、
    前記凸部は、前記鉤状の部分に対して引っ掛かり可能に形成されている、
    請求項2から4のいずれかに記載の医療機器。
  6. 前記ラッチ部が、前記凹部の側壁の前記鉤部に対応する位置に配置された穴と、前記穴の内部に設けられた一対の凸部とを備え、
    前記穴は、前記鉤状の部分を挿入可能に形成され、
    前記一対の凸部は、これらの間に前記鉤状の部分が位置し、いずれか一方又は両方が前記鉤状の部分に引っ掛かるように形成されている、
    請求項2から4のいずれかに記載の医療機器。
  7. 前記嵌め込み部が、前記側壁の前記突起部に対応する位置に、第1の溝と第2の溝とを備え、
    前記第1の溝は、前記凹部の開口から前記凹部の深さ方向に沿って形成され、
    前記第2の溝は、前記第1の溝に交差するように形成されている、
    請求項2〜6のいずれかに記載の医療機器。
  8. 前記シート部材の位置決め部が、前記カバー部材の一部分に引っ掛かるように形成されている、請求項1〜7のいずれかに記載の医療機器。
  9. 前記カバー部材が、光透過性を有している、
    請求項1〜8のいずれかに記載の医療機器。
  10. 測定結果を表示する表示画面を更に備え、
    前記表示画面は、前記凹部の底面に配置され、
    前記シート部材は、前記表示画面を露出させる開口部を備えている、
    請求項9に記載の医療機器。
  11. 基体と、前記基体の一方向側の部分を覆うカバー部材と、これらの間に挟みこまれるシート部材とを備え、
    前記カバー部材は、その外縁に、鉤状の部分を有する鉤部と、突起部とを備え、
    前記基体は、前記鉤部が引っ掛かり可能に形成されたラッチ部と、前記突起部を嵌め込み可能な嵌め込み部とを備え、
    前記シート部材は、それを、前記カバー部材に対して位置決めする位置決め部を備えている、ことを特徴とするカバー構造。
  12. 前記基体が、前記カバー部材によって覆われる部分に、前記カバー部材の外形に合わせて形成された凹部を備え、
    前記ラッチ部が、前記凹部の側壁の前記鉤部に対応する位置に設けられ、
    前記嵌め込み部が、前記側壁の前記突起部に対応する位置に設けられている、請求項11に記載のカバー構造。
  13. 前記鉤部は、前記カバー部材を前記基体に配置したときに、前記鉤状の部分の先端が基体側の反対側を向くように形成され、
    前記凹部は、前記カバー部材の前記鉤部が押圧されたときに、前記鉤部の前記凹部の底面側への移動を許容するように、形成されている、請求項12に記載のカバー構造。
  14. 前記カバー部材が、板状を呈し、且つ、対向する二つの側面を有し、
    前記二つの側面それぞれには、前記突起部が設けられ、
    前記鉤部は、前記二つの側面に平行であって、且つ、前記突起部の間を通る仮想の軸上に配置され、
    前記凹部の側壁は、
    前記カバー部材が取り付けられたときに前記仮想の軸上に位置し、且つ、前記鉤部に対応する位置に対向している部分において、
    高さが他の部分の高さよりも低くなるように形成されている、請求項13に記載のカバー構造。
  15. 前記ラッチ部が、前記凹部の側壁の前記鉤部に対応する位置に配置された穴と、前記穴の内部に設けられた凸部とを備え、
    前記穴は、前記鉤状の部分を挿入可能に形成され、
    前記凸部は、前記鉤状の部分に対して引っ掛かり可能に形成されている、
    請求項12から14のいずれかに記載のカバー構造。
  16. 前記ラッチ部が、前記凹部の側壁の前記鉤部に対応する位置に配置された穴と、前記穴の内部に設けられた一対の凸部とを備え、
    前記穴は、前記鉤状の部分を挿入可能に形成され、
    前記一対の凸部は、これらの間に前記鉤状の部分が位置し、いずれか一方又は両方が前記鉤状の部分に引っ掛かるように形成されている、
    請求項12から14のいずれかに記載のカバー構造。
  17. 前記嵌め込み部が、前記側壁の前記突起部に対応する位置に、第1の溝と第2の溝とを備え、
    前記第1の溝は、前記凹部の開口から前記凹部の深さ方向に沿って形成され、
    前記第2の溝は、前記第1の溝に交差するように形成されている、
    請求項12〜16のいずれかに記載のカバー構造。
  18. 前記シート部材の位置決め部が、前記カバー部材の一部分に引っ掛かるように形成されている、請求項11〜17のいずれかに記載のカバー構造。
  19. 前記カバー部材が、光透過性を有している、
    請求項11〜18のいずれかに記載のカバー構造。
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