JPWO2009122611A1 - Avラックシステム - Google Patents

Avラックシステム Download PDF

Info

Publication number
JPWO2009122611A1
JPWO2009122611A1 JP2010505266A JP2010505266A JPWO2009122611A1 JP WO2009122611 A1 JPWO2009122611 A1 JP WO2009122611A1 JP 2010505266 A JP2010505266 A JP 2010505266A JP 2010505266 A JP2010505266 A JP 2010505266A JP WO2009122611 A1 JPWO2009122611 A1 JP WO2009122611A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
operation signal
electronic device
acquired
storage space
accessory
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2010505266A
Other languages
English (en)
Inventor
滋 大久保
滋 大久保
宗樹 吉田
宗樹 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Publication of JPWO2009122611A1 publication Critical patent/JPWO2009122611A1/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N21/00Selective content distribution, e.g. interactive television or video on demand [VOD]
    • H04N21/40Client devices specifically adapted for the reception of or interaction with content, e.g. set-top-box [STB]; Operations thereof
    • H04N21/43Processing of content or additional data, e.g. demultiplexing additional data from a digital video stream; Elementary client operations, e.g. monitoring of home network or synchronising decoder's clock; Client middleware
    • H04N21/442Monitoring of processes or resources, e.g. detecting the failure of a recording device, monitoring the downstream bandwidth, the number of times a movie has been viewed, the storage space available from the internal hard disk
    • H04N21/44227Monitoring of local network, e.g. connection or bandwidth variations; Detecting new devices in the local network
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N21/00Selective content distribution, e.g. interactive television or video on demand [VOD]
    • H04N21/40Client devices specifically adapted for the reception of or interaction with content, e.g. set-top-box [STB]; Operations thereof
    • H04N21/43Processing of content or additional data, e.g. demultiplexing additional data from a digital video stream; Elementary client operations, e.g. monitoring of home network or synchronising decoder's clock; Client middleware
    • H04N21/436Interfacing a local distribution network, e.g. communicating with another STB or one or more peripheral devices inside the home
    • H04N21/43615Interfacing a Home Network, e.g. for connecting the client to a plurality of peripherals
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N21/00Selective content distribution, e.g. interactive television or video on demand [VOD]
    • H04N21/60Network structure or processes for video distribution between server and client or between remote clients; Control signalling between clients, server and network components; Transmission of management data between server and client, e.g. sending from server to client commands for recording incoming content stream; Communication details between server and client 
    • H04N21/63Control signaling related to video distribution between client, server and network components; Network processes for video distribution between server and clients or between remote clients, e.g. transmitting basic layer and enhancement layers over different transmission paths, setting up a peer-to-peer communication via Internet between remote STB's; Communication protocols; Addressing
    • H04N21/64Addressing
    • H04N21/6402Address allocation for clients
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/76Television signal recording
    • H04N5/84Television signal recording using optical recording
    • H04N5/85Television signal recording using optical recording on discs or drums
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/64Constructional details of receivers, e.g. cabinets or dust covers
    • H04N5/655Construction or mounting of chassis, e.g. for varying the elevation of the tube

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Databases & Information Systems (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

【課題】通信によりTVと外部機器との連携をより一層強化し、ユーザの操作性を向上させる機能が注目されている。そこで、さまざまな技術が提供されているが、機器を接続するだけであって機器自体の状態や種類といった情報を取得しAVラック自体を制御することはできないという課題がある。さらには、ラックに挿入する電子機器の形状及び端子の配置個所に制約が生じるという課題が存在する。【解決手段】そこで、以下のような課題を解決するために、本発明は、AVラックに搭載する端子に物理アドレスを割り振ったうえで、接続されている電子機器の端子と対応させて制御することを特徴とする本発明を提供する。【選択図】図1

Description

本発明は、AV機器を収納可能なAVラックにおいて、ラックに収納したAV機器をラックに搭載されている物理アドレスを有する端子を介してTVと接続することによりAV機器の認識・制御する技術に関する。
今日、技術の発達に伴って最近では大型テレビや、サラウンドシステムなど、従来では高価であったホームシアターセットが比較的安価で購入することが可能となってきた。それにともない、自宅にホームシアターを構築し、家庭において高画質・高音質でAVライフを楽しむユーザが増えてきている。そのなかで、従来通信によりTVと外部機器(アンプ、レコーダ、プレーヤなど)との連携をより一層強化し、ユーザの操作性を向上させる機能が注目されている。
そこで特許文献1に記載されているように、本体に収納個所を有し、収納個所に電子機器を搭載することが可能なTVに関する技術が開示されている。具体的には、TV本体に設けられている収納個所にアダプタボックスを取り付けた電子機器を挿入することにより電子機器とTV本体とをアダプタボックスを介して接続するという技術である。さらには、特許文献2に記載のようなバスラインとコネクタを搭載しているAVラックに関する技術が開示されている。具体的には、AVラックに電子機器を挿入することでバスラインとコネクタとを結線し、バスにより相互に接続された機器が通信を介して連携し動作するという技術である。
特開2002−314903 平2−246400
しかし、上記に開示されているAVラックシステムには、以下のような課題が存在する。すなわち、上記特許文献に開示されている技術は、機器を接続するだけであって機器自体の状態や種類といった情報を取得しAVラック自体を制御することはできないという課題がある。具体的には、DVDレコーダーが収められている収納個所では、DVDレコーダーの再生中は収納個所に設置されている扉を閉めて開くことができないようにするなど制御をすることはできないということや、AVラックの扉が閉まっているにもかかわらず、設置されているDVDレコーダー等のディスクトレイEJECTができてしまったりするということである。さらには、ラックに挿入する電子機器の形状及び端子の配置個所に制約が生じるという課題が存在する。
そこで、以下のような課題を解決するために、本発明は、AVラックに搭載する端子に物理アドレスを割り振ったうえで、接続されている電子機器の端子と対応させて制御することを特徴とする。さらには、AVラックに収納している機器の種類、状態に応じてAVラックに付属の機器を制御することを特徴とする。
第一発明では、複数の電子機器の収納スペースと、収納スペースごとに配置されるべき電子機器が操作信号の送受信に利用するIDの識別と関連付けられた通信接続部と、前記通信接続部のコネクトIDと、そのコネクトIDを利用して電子機器を識別する電子機器IDと、を関連付けて保持する電子機器ID保持部と、操作信号取得部と、電子機器IDと関連付けられた機器選択信号を取得する機器選択信号取得部と、取得した機器選択信号に関連付けられている電子機器IDをキーとして電子機器ID保持部を検索し、操作信号の送信先となる通信接続部のコネクトIDを、取得して保持する通信コネクトID取得保持部と、保持されているコネクトIDに対して送信すべき操作信号を受信する電子機器操作信号取得部と、を有するAVラックシステムを提供する。
第二発明では、第一発明を基本とし通信接続部に接続された電子機器から機器種別を少なくとも含む機器情報を電子機器IDと関連付けて取得する機器情報取得部と、電子機器IDと関連付けられた機器選択信号を取得する機器選択信号取得部と、取得した機器情報と、電子機器IDとを関連付けて保持する機器情報保持部と、をさらに有し、機器選択信号取得部は、機器情報保持部に保持されている機器情報と関連付けて機器選択情報を取得する機器情報選択手段を有し、通信コネクトID取得部は、機器情報選択手段に選択された機器情報に応じて機器情報保持部から取得する電子機器IDを利用してコネクトIDを取得する機器情報コネクトID取得手段をさらに有するAVラックシステムを提供する。
第三発明では、第一発明もしくは第二発明を基本とし収納スペースごとに備えられる収納スペース付属機器と、収納スペース付属機器の制御端子IDと収納スペースに対応した前記コネクトIDとを関連付けて保持する制御端子ID保持部と、収納スペース付属機器に対する操作信号を取得する付属機器操作信号取得部と、コネクトID取得部が取得したコネクトIDと関連付けられている制御端子IDを制御端子ID保持部から取得して、取得した制御端子IDで識別される制御端子に対して取得した付属機器操作信号を送信する付属機器操作信号送信部と、をさらに有するAVラックシステムを提供する。
第四発明では、第一発明から第三発明のいずれかを基本とし、付属機器操作信号取得部は、電子機器操作信号に応じて付属機器操作信号を定めた操作信号テーブルを保持する操作信号テーブル保持手段と、取得した電子機器操作信号に応じて操作信号テーブルから付属機器操作信号を取得するテーブル取得手段と、を有するAVラックシステムを提供する。
第五発明では、第二発明もしくは第三発明を基本とし付属機器は、収納スペースごとの照明装置であるAVラックシステムを提供する。
第六発明では、第二発明から第四発明のいずれかを基本とし付属機器は、収納スペースごとの扉開閉モータであるAVラックシステムを提供する。
第七発明では、第一発明から第六発明のいずれかを基本とし収納スペースに備えられた電子機器とAVラックとは、HDMI(High−Definition Multimedia Interface)規格に準拠したケーブルで接続され、通信信号はCEC(Consumer Electronics Control)規格に準拠した信号を用いるAVラックシステムを提供する。
以上のような、構成をとる本発明のAVラックシステムによって、例えば、AVラックに収納されている電子機器が好ましくない動作を未然に防ぐことができる。(例えば、ラックの扉が閉まっている状態でディスクトレイを排出するなど)また、AVラックに付属している機器を制御することにより、AVシステムの演出効果を高めることができる。(例えば、プレーヤー再生中には照明を消したり、ディスクトレイ排出時には扉を開いて照明を点灯するなど)
以下に、図を用いて本発明の実施の形態を説明する。なお、本発明はこれらの実施の形態に何ら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施しうる。
また、本発明ではHDMI(High Definition Multimedia Interface)規格に準じた CEC(Consumer Electronics Control)のように有線接続又は無線接続によりデジタルインタフェース用信号線により物理的に全ての機器が接続されている形態も含む。
なお、実施例1は主に請求項1を、実施例2は主に請求項2を、実施例3は主に請求項3、5、6を、実施例4は主に請求項4について説明する。
≪実施例1≫
<概要>
図1は、本実施例のAVラックにおける機能と構成の一例を表す図である。本実施例のAVラックには4か所の収納スペースが設けられており、収納スペースには電子機器と接続するための通信接続部が備えられている。そして、それぞれの収納スペースには電子機器が収められている(例えば、収納スペース1にはDVDレコーダーが収納スペース2にはBDレコーダーという具合である。)さらに、収納スペースに備えられた通信接続部と電子機器の通信接続部はHDMIといったインターフェースで接続されている。また、通信接続部はラックを形作る壁に通信線が張り巡らされ接続されており、通信接続部に与えられたコネクトIDによって操作命令などの送信先をルーティング管理している。
本実施例は、収納スペースに収納されている電子機器が保持する電子機器IDと収納スペースに備えられた通信接続部が保持するコネクトIDとを関連付けて保持・管理することを特徴としている。さらに、コネクトIDを使ってルーティングを行うことによりAVラックが受信した操作信号を指定の収納スペースに収納されている電子機器へ送信し、電子機器の操作を行うことができることを特徴としている。
<機能的構成>
以下に記載するAVラックシステムの機能ブロックは、ハードウェア、ソフトウェア、又はハードウェア及びソフトウェアの両方として実現され得る。具体的には、コンピュータを利用するものであれば、CPUや主メモリ、バスあるいは二次記憶装置(ハードディスクや不揮発性メモリ、CD−ROMやDVD−ROMなどの記憶メディアとそれらのメディアの読み取りドライブなど)、印刷機器や表示装置、その他の外部周辺装置などのハードウェア構成部やその外部周辺機器用のI/Oポート、それらのハードウェアを制御するためのドライバプログラムやその他アプリケーションプログラム、情報入力に利用されるユーザインターフェースなどがあげられる。
またこれらのハードウェアやソフトウェアは、主メモリ上に展開したプログラムをCPUで演算処理したり、メモリやハードディスク上に保持されているデータや、インターフェースを介して入力されたデータなどを加工、蓄積、出力処理したり、あるいは各ハードウェア構成部の制御を行ったりするために利用される。また、この発明は装置として実現できるのみでなく、方法としても実現可能である。また、このような発明の一部をソフトウェアとして構成することができる。さらに、そのようなソフトウェアをコンピュータに実行させるために用いるソフトウェア製品、及び同製品を固定した記録媒体も、当然この発明の技術的な範囲に含まれる。(本明細書の全体を通じて同様である)
以下、本実施例の「AVラック」(0101)の構成要件について、図1などを用いて説明する。
本実施例の「AVラック」(0101)は少なくとも、「収納スペース」と、「通信接続部」と、「電子機器ID保持部」と、「操作信号取得部」と、「通信コネクトID取得保持部」と、「電子機器操作信号取得部」と、「機器情報取得部」と、「機器情報保持部」とを有する。さらに、「機器選択信号取得部」は、「機器情報選択手段」を有し、「通信コネクトID取得部」は、「機器情報コネクトID取得手段」を有している。
「収納スペース」(0102)は、複数の電子機器を収納する。図1に示すように、収納スペースは電子機器を収納するスペースである。収納スペースは、さまざまな電子機器を収納することを想定しており、たとえばDVDレコーダーやアンプなど電子機器である。通常、電子機器は平置きであるが、縦置きであってもよい。そして、本実施例における収納スペースは4ヶ所であるが、収納スペースはAVラックの形状に応じて何ヶ所あってもよい。さらに、後に詳述するが「収納スペース」(0102)は、収納されている電子機器と接続するための「通信接続部」(0103)を備えている。
「通信接続部」(0103)は、収納スペースごとに配置されるべき電子機器が操作信号の送受信に利用するIDの識別と関連付けられた外部機器と接続する機能を有する。具体的に「通信接続部」(0103)は、「収納スペース」(0102)それぞれに備えられており、収納された電子機器と接続するための機能を有する無線受信器や、有線接続可能な端子である。「通信接続部」(0103)は収納スペースそれぞれの通信接続部に収納スペースの番号と等しいコネクトIDが割り当てられている(例えば、収納スペース1であればコネクトID=1、収納スペース2であればコネクトID=2という具合である)。後に詳述するが、AVラックは、収納スペースに備えられている端子と、収納されている電子機器の端子とを接続することによりコネクトIDと電子機器が持つ電子機器IDとを関連付けて保持することができる。したがって、二つのIDを参照することによりどの収納スペースにどのような機器が収納されているかを認識することが可能となるという具合である。ここで、収納スペースの番号とコネクトIDは等しい番号として扱う必要は無い。具体的には、あらかじめコネクトIDとAVラックの収納スペースの番号によって収納スペースが特定できるのであれば、収納スペースの番号とコネクトIDは異なる値でもかまわないということである。
「電子機器ID保持部」(0104)は、収納スペースごとに配置されるべき電子機器が操作信号の送受信に利用する通信接続部のコネクトIDと、そのコネクトIDを利用する電子機器を識別する電子機器IDと、を関連付けて保持する機能を有する。具体的には、図1に示すように収納スペースに収納されている電子機器が保持する電子機器ID(例えば、「収納スペース1」に収納されている機器がもつIDである「2100」や「収納スペース2」に収納されている機器がもつIDである「2200」である。)と、各収納スペースに備えられている端子にあらかじめ割り当てられているコネクトID(例えば、収納スペース1には「1」、収納スペース2には「2」である。)を関連付けて保存するという具合である。そして、「電子機器ID保持部」(0104)は、下記にて詳述する「通信コネクトID取得部」(0105)によって参照されることとなる。詳細は「通信コネクトID取得部」(0105)で説明する。
図2は、実際にコネクトIDと電子機器IDを関連付けて保存するデータ構造の一例を示したものである。図2に記載のデータ例は、XML形式で記述されている。本データ構造はIDをキーに、コネクトIDと電子機器IDが関連付けられて保存されているという具合である。(例えば、「ID番号」「No1」には「コネクトID」=「01」、「電子機器ID」=「2100」という具合である。)ここで、「ID番号」はただの通番であって、他構成要件に影響を与えない変数である。
「操作信号取得部」(0106)は、ユーザが送信する操作信号を受信する。具体的に、本実施例では図1に示すように機器選択信号と電子機器操作信号を含む操作信号を受信する。ここで、操作信号には、機器選択信号と電子機器操作信号以外が含まれていてもよい。例えば、後に詳述するがAVラックに備えられている付属機器を操作する命令が含まれていてもよい。さらに、操作信号はAVラックが備えるリモコンが送信する信号から取得するだけでなく、AVラックの収納スペースに収められている各電子機器それぞれが備える専用リモコンから送信される信号から操作信号を取得してもよい(例えば、DVDレコーダーが備える専用リモコンから送信されるDVDレコーダーを操作する操作信号を取得するという具合である)。また、AVラックの収納スペースに収められている各電子機器のいずれか一つの電子機器が受信したリモコン信号(操作信号)を他の電子機器を経由して通信することにより、そのリモコン信号を受信した所望の電子機器が操作信号を取得することとしてもよい(例えば、収納スペースに備えられた電子機器のひとつであるアンプが受信した、AVラックに接続されているテレビ装置を操作する信号を(アンプを経由して)テレビ装置へ送信するという具合である)。
図3は、実際に受信する操作信号のデータ構造の一例を示したものである。図3に記載のように操作信号は、XML形式で記述されている。本データ構造は、複数の異なる信号(例えば、機器選択信号と電子機器操作信号)を操作信号として取りまとめた構造をしている。図3に記載の一例を説明すると、操作信号は、機器選択信号と電子機器操作信号と付属機器操作信号から構成されている。機器選択信号は電子機器ID(ここでは、「2100」)をデータとして保持している。また、電子機器操作信号は操作内容(ここでは、「再生」)をデータとして保持している。付属機器操作信号は、制御端子ID(ここでは、「2190」)及び制御内容(ここでは、「照明点灯」)をデータとして保持しているという具合である。ここで、上記で述べたように場合に応じて複数の信号を盛り込むことが可能である。なお、本実施例における操作信号は、コネクトIDを判別するための機器選択信号と、実際に機器を動作させるための信号が含まれている必要がある。
「機器選択信号取得部」(0107)は、電子機器IDと関連付けられた機器選択信号を取得する機能を有する。具体的には、「操作信号取得部」(0106)において取得された、信号に含まれている機器選択信号を取得する。そして、下記に詳述する「通信コネクトID取得部」(0105)に取得した機器選択信号を引き渡すという具合の動作をする。
図4は、実際に操作信号より、機器選択信号を取得するためのプログラムの一例を示したものである。本プログラムは、図3に示す操作信号取得部において取得された操作信号より、機器選択信号を取得する処理を行う。以下、その例である図4に記載のプログラム例の流れは以下のとおりである。まず、操作信号を受信した事を検知する(図4Line30)。操作信号を受信すると、信号に含まれている電子機器IDの取得を行う(図4Line50)。そして、取得した電子機器IDを下記に詳述する「通信コネクトID取得部」(0000)に対してデータの引き渡しを行う(図4Line60)という具合の動作をする。
「通信コネクトID取得部」(0105)は、取得した機器選択信号に関連付けられている電子機器IDをキーとして電子機器ID保持部を検索し、操作信号の送信先となる通信接続部のコネクトIDを、取得して保持する機能を有する。具体的には、まず、「機器選択信号取得部」(0107)にて取得した機器選択信号を受信する。ここで受信する機器選択信号とは、具体的に少なくともユーザが操作したい電子機器の電子機器IDが含まれている情報である。次に、「通信コネクトID取得部」(0105)は受信した情報に含まれる電子機器IDを元に「電子機器ID保持部」(0104)を参照する。そして、「通信コネクトID取得部」(0105)は、後の詳述する「電子機器操作信号取得部」(0108)が受信する操作信号を配信する先となるコネクトIDを特定するという具合である。ここで、受信する機器選択信号は、実施例2以下で詳述するが選択画面に出力されている電子機器IDと関連付けられている任意の番号が含まれる信号(例えば、2100:1、2200:2という具合である)であってもよいし、機器を直接的に明示した信号であってもよい(例えば、DVDレコーダーとか)。
図5は、受信した機器選択信号をもとにコネクトIDを取得するためのプログラムの一例を示したものである。図5に記載のプログラム例の流れは以下のとおりである。まず、機器選択信号を受信・検知する(図5Line30)次に、受け取った電子機器IDをキーとして電子機器ID保持部を参照し、該当するコネクトIDを取得する(図5Line50)という具合の動作をする。そして、取得したコネクトIDを保持するという具合の動作をする。
「電子機器操作信号取得部」(0108)は、保持されているコネクトIDに対して送信すべき操作信号を受信する。具体的には、AVラックに収納されている電子機器を実際に操作するための電子機器操作信号を、「操作信号取得部」(0107)において受信した操作信号より取得する。ここで、例えば取得する電子機器操作信号とは、DVDの再生命令や、停止命令などである。
図6は、実際に操作信号より、電子機器操作信号を取得するためのプログラムの一例を示したものである。本プログラムは、図3に示す操作信号取得部において取得された操作信号より、電子機器操作信号を取得する処理を行うものである。その例である図6に記載のプログラム例の流れは以下のとおりである。まず、操作信号を受信した事を検知する(図6Line30)。操作信号を受信すると、信号に含まれている操作内容の取得を行う(図6line50)という具合の動作をする。
<ハードウェア的構成>
以下、図7を用いて、本実施例の「AVラック」の機能的な構成要件を、ハードウェアとして実現した際の構成の一例について説明する。
図7は、「AVラック」のハードウェア構成の一例を表す概略図である。この図を利用して、本実施例のAVラックにおけるそれぞれのハードウェア構成部の働きについて説明する。
この図にあるように、「AVラック」は、各種演算処理や制御を行う「CPU」(0701)と、「主メモリ」(0702)とを備えている。また、「AVラック」は、電子機器IDや機器情報などを保存する「記憶装置」(0703)や、ユーザから送信される各種情報を取得するための「受信部」(0704)なども備えている。そして、これらが、「システムバス」などのデータ通信経路によって相互に接続され、情報の送受信や処理を行う。
ここで、AVラックに備えられている収納スペース1にDVDレコーダーを再生しようとする。まずユーザは、操作対象であるDVDレコーダーの電子機器IDや再生操作命令等が含まれる操作信号を送信する。AVラックは、操作信号を「受信部」(0704)が受信すると「主メモリ」(0702)のワーク領域に展開されている「機器選択信号取得プログラム」(0705)を呼び出す。呼び出された「機器選択信号取得プログラム」(0705)は、操作信号に含まれる電子機器ID(ここでは、収納スペース1に収納されたDVDレコーダーの電子機器ID)を取得する。そして、「通信コネクトID取得プログラム」(0706)に引き渡す。電子機器IDを受けた「通信コネクトID取得プログラム」(0706)は「記憶装置」(0703)を参照し、コネクトIDの特定を行う。最後に、取得したコネクトIDをAVラックに引き渡す。
コネクトIDの特定と同時に、AVラックは「主メモリ」(0702)のワーク領域に展開されている「電子機器操作信号取得プログラム」(0707)が呼び出される。呼び出された「電子機器操作信号取得プログラム」は、操作信号に含まれる操作命令(ここでは再生命令を取得する)を取得する。そして、取得した操作命令をAVラックに引き渡す。
ここで、コネクトIDの特定と、操作命令の取得の順番は逆であってもかまわない。
上記のようにAVラックは、コネクトIDと、操作命令を引き渡されると、AVラックは特定されたコネクトIDに対して操作命令を配信するという具合の処理を行う。そして、操作命令を受けたDVDレコーダーは再生を行うという具合である。
<処理の流れ>
図8は、本実施例のAVラックシステムにおける操作信号の受信から操作命令の配信処理までの流れの一例を表すフローチャートである。なお、以下に示すステップは、媒体に記録され、計算機を制御するためのプログラムを構成する処理ステップであってもかまわない。
まず、操作信号の受付を受信する(S0801)。操作信号を受信すると、操作信号からコネクトIDの特定が行われる(S0802)。続いて操作信号より、電子機器を操作するための操作命令が取得される(S0803)。コネクトIDと操作命令が取得されると、取得されたコネクトIDに対して操作命令を配信する(S0804)。
<効果の簡単な説明>
本実施例の、AVラックシステムによってAVラックに収納された様々な電子機器が収納されている収納スペースと電子機器とを電子機器ID及びコネクトIDと関連付けて管理することができる。したがって、収納スペースに収納されている電子機器を認識することが可能となる。そして、AVラックに操作信号を送信することにより任意の収納スペースに収納されている電子機器を操作することが可能となる。
≪実施例2≫
<概要>
本実施例は、図9のように実施例1を基本として、収納スペースに収納されている電子機器の機器情報(例えば、種類やメーカ、型番)を取得し、電子機器IDと関連付けて管理することを特徴としている。さらには、操作する電子機器を機器情報から選択することにより特定し、収納されている電子機器の種類やメーカに依存することなく操作することができることを特徴としている。
<機能的構成>
図9は、本実施例のAVラックシステムにおける機能と構成の一例を表す図である。この図にあるように本実施例は、実施例1を基本として「機器情報取得部」(0909)と「機器情報保持部」(0910)とを新たに有することを特徴としている。また、「機器選択信号取得部」(0907)は「機器情報選択手段」(0911)を有し、さらに、「通信コネクトID取得部」(0905)は、「機器情報コネクトID取得手段」(0912)を新たに有することを特徴としている。
なお、本実施例において実施例1にて説明した構成について詳細な説明は省略し、本実施例において特徴的な箇所についてのみ説明する。
「機器情報取得部」(0909)は、通信接続部に接続された電子機器から機器種別を少なくとも含む機器情報を電子機器IDと関連付けて取得する機能を有する。具体的には、図9のようにまずAVラックと、各収納スペースに収納されている電子機器が収納スペースに備えられている端子を介して疎通を行う。次に、AVラックは収納スペースに収納されているそれぞれの電子機器の情報を電子機器IDとともに取得する。ここで、電子機器の情報とは、電子機器の種類(例えば、DVDレコーダー、Blu−Ray Discなど)や、メーカ(電子機器を製造したメーカ)や、型番(電子機器に与えられているメーカ固有の型番)である。そして、後述する「機器情報保持部」(0910)に取得した情報を引き渡すといった具合の処理を行う。ここで、機器種別とあわせて接続されている機器の現状態を取得してもよい。さらに、DVDレコーダーなどのディスクの読み込みが可能な機器について、ディスクローディング情報や、ローディングされているディスクの内容などを取得してもよい。そして、実施例3において詳述するが、「機器情報取得部」(0909)は、AVラックに備えられた付属機器についての取得も行う。
図10は、実際に収納されている機器情報を取得するためのプログラムの一例を示したものである。図10に記載のプログラム例は、以下のように動作するように記述されている。まず、図9に記載のように収納スペース1の端子にDVDレコーダーを接続すると仮定する。すると、図10Line30のようにプログラムは電子機器の接続を検知する。次に接続を検知すると、図10Line50のように接続があった収納スペースのIDが取得される。(ここでは、収納スペース1なので「No1」)そして、図10Line60、70のように、取得したIDをキーに、電子機器IDと電子機器情報が取得される。(ここでは、「電子機器ID」=「2100」、「電子機器情報」=「DVDレコーダー」という具合である)
「機器情報保持部」(0910)は、取得した機器情報と、電子機器IDとを関連付けて保持する機能を有する。具体的には、図9に示すように「機器情報取得部」(0909)において取得された、電子機器ID及び電子機器の情報を記録し保存する具合である。また、「機器情報保持部」(0910)は、上記「電子機器ID保持部」(0904)とともに下記で詳述する「機器情報コネクトID取得手段」(0912)によって参照される。詳細は「機器情報コネクトID取得手段」(0912)で説明する。
図11は、実際に電子機器IDと機器情報とを関連づけて保存するデータ構造の一例を示したものである。ここで、保存されるデータは機器情報取得部において取得されたデータである。図11に記載のデータ例は、XML形式で記述されている。本データはIDをキーに、「電子機器ID」と「機器情報」を関連付けられた構造をとる。(例えば、「ID番号」「No1」には「電子機器ID」=「2100」、「機器情報」=「DVDレコーダー」という具合である。)ここで、「ID番号」はただの通番であって、他構成要件に影響を与えない変数である。
「機器情報選択手段」(0912)は、機器情報保持部に保持されている機器情報と関連付けて機器選択情報を取得する。具体的には、図12のように、まず「機器情報保持部」(0910)に保持されている機器情報の一覧を選択画面としてTV等に出力させる。次に、ユーザは選択画面に出力されている機器情報を選択する(例えば、出力されている「DVDレコーダー」を選択する)。そして、「機器情報選択手段」(0911)は、ユーザが選択した機器情報を後述する「機器情報コネクトID取得手段」(0912)に引き渡すという具合の処理を行う。ここで、選択画面は機器情報を選択することによって機器を選択してもよいし、機器に関連付けられた番号を入力することによって機器を選択してもよい。さらには、選択画面自体を携帯電話やリモコンの画面にネットワーク等を介して出力させてもよい。
「機器情報コネクトID取得手段」(0912)は、機器情報選択手段に選択された機器情報に応じて機器情報保持部から取得する電子機器IDを利用してコネクトIDを取得する。具体的にまず、「機器情報コネクトID取得手段」(0912)は上記「機器情報選択手段」(0911)において取得された機器情報を受け取る。次に、「機器情報コネクトID取得手段」(0912)は受け取った機器情報をキーに、上記「機器情報保持部」(0910)を参照し電子機器IDを取得する。そして、「機器情報コネクトID取得手段」(0912)は取得した電子機器IDをキーに「電子機器ID保持部」(0904)を参照し通信コネクトIDを取得・特定するという具合である。
図13は、実際に受け取った機器情報を元にコネクトIDを取得するプログラムの一例を示したものである。図13に記載のプログラム例は、以下のように動作するように記述されている。まず、上記「機器情報選択手段」(0911)より機器情報が引き渡されたと仮定する。すると、本プログラムは図13Line30のように機器情報の引き渡しを検知する。次に、機器情報の受信を行うと、図13Line50のように機器情報の取得が行われる(例えば、「DVDレコーダー」など)。そして、図13Line60のように取得した機器情報をキーに、機器情報保持部を参照し電子機器IDを取得する(機器情報=「DVDレコーダー」なら、電子機器ID=2100が取得される)。さらに、図13Line70のように取得した電子機器IDをコネクトID取得プログラムに引き渡し、コネクトIDの取得を行う。ここで、コネクトIDを取得する通信コネクトID取得プログラムは、実施例1で詳細な説明済みであるのでここでは省略する。
<ハードウェア構成>
図14は、本実施例のAVラックシステムにおけるハードウェア構成の一例を表す図である。この図を利用して、本実施例に特徴的な処理について説明する。この図にあるように「AVラックシステム」は実施例1と同様に各種演算処理や制御を行う「CPU」(1401)と、「主メモリ」(1402)と「記憶装置」(1403)と「受信部」(1404)を備えている。
ここで、ユーザが先に追加したDVDレコーダーを操作しようとすると仮定する。まず、「主メモリ」(1402)のワーク領域に展開されている「機器情報取得プログラム」(1407)が呼び出される。呼び出された「機器情報取得プログラム」(1408)は、AVラックシステムに接続されている電子機器の情報を取得し、「記憶装置」(1403)に保存・更新する。そして、「機器情報取得プログラム」(1408)は、「記憶装置」(1409)より機器情報を取得し、図12のように選択画面を出力する。
ここで、ユーザは出力されている選択画面を確認し、DVDレコーダーを選択したと仮定する。ユーザが選択画面からDVDレコーダーを選択すると「通信コネクトID取得プログラム」(1406)がワーク領域より呼び出される。呼び出された「通信コネクトID取得プログラム」(1406)は、「記憶装置」(1409)より電子機器IDを取得する。そして、コネクトIDの取得・特定を行う。そして、コネクトIDをAVラックに引き渡す。
ここで、ユーザは機器情報を選択後、引き続いてDVDレコーダーの操作をする(例えば、DVDレコーダーの再生ボタンを押すなど)すると、「受信部」(1404)は、操作信号を受信する。操作信号を受信すると、「主メモリ」(1402)のワーク領域に展開されている「電子機器操作信号取得プログラム」(1407)が呼び出される。呼び出された「電子機器操作信号取得プログラム」は、操作信号に含まれる操作命令(ここでは再生命令を取得する)を取得する。そして、取得した操作命令をAVラックに引き渡す。
<処理の流れ>
図15は、本実施例のAVラックシステムにおける、選択画面の出力から操作命令の配信処理まで流れの一例を表すフローチャートである。なお、以下に示すステップは、媒体に記録され、計算機を制御するためのプログラムを構成する処理ステップであってもかまわない。
まず、AVラックに接続されている電子機器の機器情報の取得を行う(S1501)。そして機器情報を取得すると機器情報の一覧を表示する選択画面の出力を行う(S1502)。ユーザは、選択画面に出力されている機器情報の選択を行う(S1503)。機器情報が選択されたことを検知すると(S1504)と、選択された機器情報をもとに機器情報に該当する電子機器IDの取得が行われる(S1505)。そして、電子機器IDが取得されると、電子機器IDを元に該当するコネクトIDの特定が行われる(S1506)。
コネクトIDの特定が行われると、操作信号の受付を行う。操作信号を検知する(S1507)と、操作命令の取得が行われる(S1508)。そして、操作命令が取得されると、前記取得されたコネクトIDに対して、操作命令を配信する(S1509)。
<効果の簡単な説明>
本実施例の、AVラックシステムによってAVラックに収納された様々な電子機器をTV等に出力された選択画面より電子機器を選択することによって操作可能となる。したがって、異なるメーカ、異なる機種の様々な電子機器の組み合わせに対応することが可能となる。
≪実施例3≫
<概要>
本実施例は、実施例1ないし実施例2を基本として、各収納スペースに付属機器を備えることを特徴としている。さらに付属機器は付属機器が有する制御端子IDとコネクトIDと関連付けられて保存されていることを特徴としている。さらには、付属機器を付属機器操作信号により付属機器を操作可能であることを特徴とする。
<機能的構成>
図16は、本実施例のAVラックシステムにおける機能と構成の一例を表す図である。本実施例は、実施例1及び実施例2を基本とする2種類が存在するが、ここでは実施例2を基本とする実施例についてのみ説明する。
この図にあるように本実施例は、実施例2を基本として、「収納スペース付属機器」(1613)と「制御端子ID保持部」(1614)と「付属機器操作信号取得部」(1615)と「付属機器操作信号送信部」(1616)を新たに有することを特徴としている。さらに、「収納スペース付属機器」(1613)として、収納スペース1には「自動開閉扉」と収納スペース4には「照明」が備えられていることを特徴とする。
なお、本実施例において実施例2にて説明した構成について詳細な説明は省略し、本実施例において特徴的な箇所についてのみ説明する。
「収納スペース付属機器」(1613)は収納スペースごとに備えられるAVラックシステムの付属機器である。具体的には、各収納スペースに備えられた照明や、自動開閉可能な扉や、収納スペースに収納されている電子機器の状態等を表示するための表示パネルなどである。例えば、本実施例では、収納スペース1には自動開閉扉、収納スペース4には照明が備えられている。ここで、収納スペースの照明は点灯・消灯だけでなく照明の色をその都度変更することができる事としてもよい。さらに、あわせて照明の明るさを変えることができてもよい。次に、自動開閉扉は、プラスチックやガラスなどの材質を用いた扉であってもよい。さらに扉の開閉形式は左右開閉だけでなく上下開閉であってもよい。次に、表示パネルは電光掲示の形でもよくまた、液晶画面をもちいた表示パネルであってもよい。さらに、表示パネルに表示される内容は、電子機器の状態(例えば、再生中、停止中など)を表示させてもよいし、電子機器が再生しているコンテンツの内容(DVDのタイトル名や、再生中のビデオのタイトル名など)などを表示させてもよい。
「制御端子ID保持部」(1614)とは、収納スペース付属機器の制御端子IDと収納スペースに対応した前記コネクトIDとを関連付けて保持する機能を有する。具体的には、図16に示すように収納スペースに備えられている付属機器が保持する制御端子ID(たとえば、「収納スペース1」に備えられている付属機器が持つIDである「21001」や「収納スペース2」に備えられている付属機器が持つIDである「22001」である。)と各収納スペースに備えられているコネクトID(例えば、収納スペース1には「1」、収納スペース2には「2」である。)を関連付けて保存するという具合である。そして、「制御端子ID保持部」(1614)は、下記で詳述する「付属機器操作信号送信部」(1616)によって、取得した付属機器操作信号を送信するために参照されることとなる。詳細は「付属機器操作信号送信部」(1615)で説明する。
図17は、実際にコネクトIDと制御端子IDを関連付けて保存するデータ構造の一例を示したものである。図17に記載のデータ例は、XML形式で記述されている。本データ構造はID番号をキーに、コネクトIDと制御端子IDが関連付けられて保存されているという具合である。(例えば、「ID番号」「No1」には「コネクトID」=「01」、「制御端子ID」=「21001」という具合である。)ここで、「ID番号」はただの通番であって、他構成要件に影響を与えない変数である。
「付属機器操作信号取得部」(1615)とは収納スペース付属機器に対する操作信号を取得する機能を有する。具体的には、AVラックの収納スペースに備えられている付属機器を操作するための付属機器操作信号を「操作信号取得部」(1606)において受信した操作信号より取得する。ここで、例えば取得する付属機器操作信号とは、収納スペースに備えられている自動開閉扉の開閉命令や照明の点灯・消灯命令などである。
図18は、実際に操作信号より、付属機器操作信号を取得するためのプログラムの一例を示したものである。本プログラムは、図3に示す操作信号取得部において取得された操作信号より、付属機器操作信号を取得する処理を行うものである。その例である、図18に記載のプログラム例の流れは以下のとおりである。操作信号を受信した事を検知する(図18Line30)。操作信号を受信すると、信号に含まれている付属機器操作信号の取得を行う(図18line50、line60)。そして、取得した付属機器操作信号を付属機器送信プログラムに引き渡す(図18line70)という具合の動作をする。
「付属機器操作信号送信部」(1616)とは通信コネクトID取得部が取得したコネクトIDと関連付けられている制御端子IDを制御端子ID保持部から取得して、取得した制御端子IDで識別される付属機器に対して取得した付属機器操作信号を送信する機能を有する。具体的には、まず、上記「付属機器操作信号取得部」(1615)において取得された付属機器操作信号に含まれる電子機器IDをもとに電子機器ID保持部を参照し、コネクトIDの特定を行う。次に、コネクトIDが特定されると特定されたコネクトIDを元に制御端子IDを取得する。そして、特定された制御端子IDを持つ付属機器に対して付属機器操作信号を送信するという具合である。
図19は、実際に取得した電子機器IDより制御端子IDを特定し、特定された制御端子IDを持つ付属機器に対して付属機器操作信号を送信するためのプログラムの一例を示したものである。その例である、図19に記載のプログラム例の流れは以下のとおりである。まず、付属機器操作信号を受信・検知する(図19Line30)次に、受け取った電子機器IDを元に制御端子IDを取得する。(図19Line50、60)そして、取得した制御端子IDが指し示す付属機器に対して、操作命令を送信するという具合の動作をする。(図19Line70)
<ハードウェア構成>
図20は、本実施例のAVラックシステムにおけるハードウェア構成の一例を表す図である。この図を利用して、本実施例に特徴的な処理について説明する。この図にあるように本実施例のAVラックシステムは実施例1と同様に各種演算処理や制御を行う「CPU」(2001)と、「主メモリ」(2002)と「記憶装置」(2003)と「受信部」(2004)を備えている。
ここで、図16に示している収納スペース1に備えられている付属機器1である自動開閉扉の操作をすると仮定する。まずユーザは、操作対象である自動開閉扉を操作するための付属機器操作信号等を含む操作信号を送信する。ここで、付属機器操作信号は、付属機器1の自動開閉扉を操作するための付属機器操作命令等を含む信号である。次に、AVラックは、操作信号を「受信部」(2004)が受信すると「主メモリ」(2002)のワーク領域に展開されている「付属機器操作信号取得プログラム」(2010)を呼び出す。呼び出された「付属機器操作信号取得プログラム」(2010)は、操作信号に含まれる付属機器操作命令を取得する。そして、取得した情報を「通信コネクトID取得プログラム」(2006)に引き渡す。取得した情報を受けた「通信コネクトID取得プログラム」(2006)は、「記憶装置」(2003)を参照しコネクトIDの特定を行う。そして、コネクトIDと付属機器操作命令を「付属機器操作信号送信プログラム」(2011)に引き渡す。
取得した情報を受けた「付属機器操作信号送信プログラム」(2011)は「記憶装置」(2012)を参照し、制御端子IDの特定を行う。最後に、取得した制御端子IDと受信した付属機器操作命令をAVラックに引き渡し、自動開閉扉の操作を実際に行うという具合である。
次に、収納スペース4に備えられている付属機器4である照明を操作すると仮定する。まずユーザは、操作対象である照明を操作するための付属機器操作信号等を含む操作信号を送信する。ここで、付属機器操作信号は、付属機器4の照明を操作するための付属機器操作命令等を含む信号である。次に、AVラックは、操作信号を「受信部」(2004)が受信すると「主メモリ」(2002)のワーク領域に展開されている「付属機器操作信号取得プログラム」(2010)を呼び出す。呼び出された「付属機器操作信号取得プログラム」(2010)は、操作信号に含まれる付属機器操作命令を取得する。そして、取得した情報を「通信コネクトID取得プログラム」(2006)に引き渡す。取得した情報を受けた「通信コネクトID取得プログラム」(2006)は、「記憶装置」(2003)を参照しコネクトIDの特定を行う。そして、コネクトIDと付属機器操作信号を「付属機器操作信号送信プログラム」(2011)に引き渡す。取得した情報を受けた「付属機器操作信号送信プログラム」(2011)は「記憶装置」(2012)を参照し、制御端子IDの特定を行う。最後に、取得した制御端子IDと受信した付属機器操作命令をAVラックに引き渡し、照明の操作を実際に行うという具合である。
<処理の流れ>
図21は、本実施例のAVラックシステムにおける、操作信号の受信から付属機器操作命令の配信処理まで流れの一例を表すフローチャートである。なお、以下に示すステップは、媒体に記録され、計算機を制御するためのプログラムを構成する処理ステップであってもかまわない。
まず、AVラックが操作信号を受信する(S2101)。操作信号を受信すると、操作信号の判別が行われる(S2102、S2103)。ここで、操作信号が電子機器を操作する信号である場合、電子機器に該当する電子機器IDの取得が行われる(S2104)。そして、電子機器IDが取得されると、電子機器IDを元に該当するコネクトIDの特定が行われる(S2105)。さらに、電子機器操作命令が取得される(S2106)。最後に、特定されたコネクトIDに対して電子機器操作命令を配信する。(S2107)次に、操作信号が付属機器操作信号である場合、付属機器に該当する制御端子IDの取得が行われる(S2108)。そして、制御端子IDが取得されると、付属機器操作命令の取得が行われる(S2109)。最後に、付属機器操作命令が取得されると制御端子IDが示す付属機器に対して取得した付属機器操作命令の配信を行う(S2110)。
<効果の簡単な説明>
本実施例の、AVラックシステムによってAVラックに備えられた付属機器を収納スペースに収納されている電子機器を操作するのと同様に付属機器の操作が可能となる。
≪実施例4≫
<概要>
本実施例は、実施例3を基本として収納スペースに収納された電子機器を特定の操作をすることにより、その操作に応じて付属機器等を連動させて動作させることを定義することが可能であることを特徴としている。そして、定義した情報を利用することによって、AVラックに収納された電子機器の操作に応じて付属機器等を連動させて動作することが可能であることを特徴としている。
<機能的構成>
図22は、本実施例のAVラックシステムにおける機能と構成の一例を表す図である。この図にあるように本実施例は、実施例3を基本として、「付属機器操作信号取得部」(2215)が、「操作信号テーブル保持手段」(2217)と「テーブル取得手段」(2218)とを新たに有することを特徴としている。
なお、本実施例においては実施例3にて説明した構成についての詳細な説明は省略し、本実施例において特徴的な箇所についてのみ説明する。
「操作信号テーブル保持手段」(2217)は、電子機器操作信号に応じて付属機器操作信号を定めた操作信号テーブルを保持する機能を有する。具体的には、操作信号に含まれる電子機器操作信号の内容に応じて他属機器等の動作を保存しているという具合である。(例えば、「DVDレコーダー」が「トレイオープン」という操作信号を受けた場合、「1.扉開放」「2.トレイオープン」というように動作するような流れを保存しているということである。)ここで、テーブルに保持する対象は電子機器の電子機器操作信号であってもよい。例えば、DVDをダビングする際のように、VTRの録画に連動して、DVDレコーダーを再生させるようにVTRとDVDレコーダーの電子機器を連動させるように定義してもよいということである。さらに、一つの電子機器操作信号に対して、複数の付属機器等を連動させることとしてもよい。(例えば、「DVDレコーダー」が「トレイオープン」という操作信号を受けた場合、「1.扉開放」「2.照明点灯」「3.トレイオープン」というように動作するような流れを定義するということである。)
図23は、実際に保存する付属機器の連動内容を定義するデータ構造の一例を示したものである。図23に記載のデータ例は、XML形式で記述されている。本データ構造はIDをキーに操作対象となる電子機器の「電子機器ID」とその「操作命令」と付属機器等を連動させる命令が定義される「連動内容」が関連付けられて保存されているという具合である。さらに、「連動内容」には必要に応じて「電子機器操作命令」や、「付属機器操作命令」が関連付けられている「(例えば、「ID番号」「No1」には「電子機器ID」=「2100」と、「操作命令」=「トレイオープン」と、「連動内容」が関連付けられている。さらに、「連動内容」はさらに「付属機器操作命令」、「電子機器ID」=「2100」、「操作内容」=「扉開放」などが関連付けられているという具合である。)ここで、「ID番号」はただの通番であって、他構成要件に影響を与えない変数である。
「テーブル取得手段」(2218)は、取得した電子機器操作信号に応じて操作信号テーブルから付属機器操作信号を取得する機能を有する。具体的には、操作信号に含まれる電子機器操作信号を元に「操作信号テーブル保持手段」(2217)を参照し、付属機器操作信号等の取得を行うということである。
図24は、実際に取得した電子機器IDと操作内容をもとに操作信号テーブルに一致する操作命令を取得するプログラムの一例である。まず、電子機器IDと操作内容が引き渡されたとする(図24Line30)。すると、電子機器IDと操作内容をキーに操作信号テールの検索を行い、該当する連動内容を取得する(図24Line50)。そして、取得した連動内容を「付属機器操作信号取得部」に引き渡す(図24Line60)。
<ハードウェア構成>
図25は、本実施例のAVラックシステムにおけるハードウェア構成の一例を表す図である。この図を利用して、本実施例に特徴的な処理について説明する。この図にあるように「AVラックシステム」は実施例3と同様に各種演算処理や制御を行う「CPU」(2501)と、「主メモリ」(2502)と「記憶装置」(2503)と「受信部」(2504)を備えている。ここでは、実施例3で説明した部分についての詳細な説明は省略することとする。
ここで、ユーザはAVラックに収納されているDVDレコーダーのトレイオープンをするとする。ここで、「記憶装置」(2513)には、図23のようにあらかじめデータが登録されていると仮定し以下説明する。まず、電子機器操作信号を含む操作信号(ここでは、DVDレコーダーのトレイオープン命令を含む信号である)を受信する。次に、操作信号を受信すると、「電子機器操作信号取得プログラム」や「付属機器操作信号取得プログラム」等により電子機器操作信号及び付属機器操作信号などの取得が行われる(ここでは、電子機器操作信号に含まれている電子機器ID=「2100」と操作内容=「トレイオープン」が取得される)。そして、電子機器操作信号の取得が行われると、「主メモリ」のワーク領域に展開された「信号テーブル検索プログラム」(2514)が呼び出される。
呼び出された「信号テーブル検索プログラム」(2514)は、取得された電子機器ID及び操作内容を元に「記憶装置」(2513)を検索する。(ここでは、図23に記載のID=「No1」のレコードが検索対象となる。)そして、検索されたレコードの連動内容の取得を行う(ここでは、1.扉を開く2.トレイオープンという命令が取得される)。連動内容が取得されると、「付属機器操作信号送信プログラム」に引き渡され、連動内容の実行が行われる。(実際に扉が開き、トレイオープンされる)
<処理の流れ>
図26は、本実施例のAVラックシステムにおける、操作信号の受信から付属機器連動処理まで流れの一例を表すフローチャートである。なお、以下に示すステップは、媒体に記録され、計算機を制御するためのプログラムを構成する処理ステップであってもかまわない。
まず、AVラックが操作信号を受信する(S2601)。操作信号を受信すると、操作信号の判別が行われる(S2602、S2603)。ここで、操作信号が付属機器操作信号である場合、付属機器に該当する制御端子IDの取得が行われる(S2608)。そして、制御端子IDが取得されると、付属機器操作命令の取得が行われる(S2609)。最後に、命令が取得されると制御端子IDが示す付属機器に対して取得した付属機器操作命令の配信を行う(S2610)。
次に、操作信号が電子機器を操作する信号である場合、まず電子機器に該当する電子機器IDの取得が行われる(S2604)。そして、電子機器IDが取得されると、電子機器IDを元に該当するコネクトIDの特定が行われる(S2605)。コネクトIDが特定されると、電子機器操作命令が取得される(S2606)。そして、取得した電子機器操作命令の内容で操作信号テーブルを検索する(S2611)。ここで、検索の結果、該当がある場合には信号テーブルに保存されている連動内容の取得が行われる(S2612)。そして、取得した連動内容に従い実行する(S2613)。最後に、特定されたコネクトIDに対して電子機器操作命令を送信する(S2607)。なお、検索の結果、該当がない場合には、特定されたコネクトIDに対して電子機器操作命令を送信するだけとなる(S2607)。
<効果の簡単な説明>
本実施例の、AVラックシステムによってユーザが送信する操作命令によって、操作命令に関連付けられて登録されている付属機器操作命令を実行させることが可能となる。したがって、AVラックシステムをユーザの操作に応じて照明を点灯するなどの演出が可能となる。
実施例1のAVラックシステムの一例を表す構成図 実施例1のAVラックシステムの電子機器ID保持部におけるコネクトIDと電子機器IDを関連付けて保存するデータ構造の一例を表す図 実施例1のAVラックシステムの操作信号取得部における受信する操作信号のデータ構造の一例を表す図 実施例1のAVラックシステムの機器選択信号取得部における機器選択信号を取得するためのプログラムの一例を表す図 実施例1のAVラックシステムの通信コネクトID取得部における受信した機器選択信号をもとにコネクトIDを取得するためのプログラムの一例を表す図 実施例1のAVラックシステムの電子機器操作信号取得部における操作信号より、電子機器操作信号を取得するためのプログラムの一例を表す図 実施例1のAVラックシステムのハードウェア構成の一例を表す図 実施例1のAVラックシステムにおける操作信号の受信から操作命令の配信処理までの流れの一例を表すフローチャート 実施例2のAVラックシステムの一例を表す構成図 実施例2のAVラックシステムの機器情報取得部における収納されている機器情報を取得するためのプログラムの一例を表す図 実施例2のAVラックシステムの機器情報保持部における電子機器IDと機器情報とを関連づけて保存するデータ構造の一例を表す図 実施例2のAVラックシステムの機器情報選択手段における選択画面の一例を表す図 実施例2のAVラックシステムの機器情報コネクトID取得手段における受け取った機器情報を元にコネクトIDを取得するプログラムの一例を表す図 実施例2のAVラックシステムのハードウェア構成の一例を表す図 実施例2のAVラックシステムにおける選択画面の出力から操作命令の配信処理まで流れの一例を表すフローチャート 実施例3のAVラックシステムの一例を表す構成図 実施例3のAVラックシステムの制御端子ID保持部におけるコネクトIDと制御端子IDを関連付けて保存するデータ構造の一例を表す図 実施例3のAVラックシステムの付属機器操作信号取得部における操作信号より、付属機器操作信号を取得するためのプログラムの一例を表す図 実施例3のAVラックシステムの付属機器操作信号送信部における取得した電子機器IDより制御端子IDを特定し、特定された制御端子IDを持つ付属機器に対して付属機器操作信号を送信するためのプログラムの一例を表す図 実施例3のAVラックシステムのハードウェア構成の一例を表す図 実施例3のAVラックシステムにおけるAVラックシステムにおける操作信号の受信から付属機器操作命令の配信処理まで流れの一例を表すフローチャート 実施例4のAVラックシステムの一例を表す構成図 実施例4のAVラックシステムの操作信号保持手段における保存する付属機器の連動内容を定義するデータ構造の一例を表す図 実施例4のAVラックシステムのテーブル取得手段における取得した電子機器IDと操作内容をもとに操作信号テーブルに一致する操作命令を取得するプログラムの一例を表す図 実施例4のAVラックシステムのハードウェア構成の一例を表す図 実施例4のAVラックシステムにおける、操作信号の受信から付属機器連動処理まで流れの一例を表すフローチャート
符号の説明
0101 AVラック
0102 収納スペース
0103 通信接続部
0104 電子機器ID保持部
0105 通信コネクトID取得保持部
0106 操作信号取得部
0107 機器選択信号取得部
0108 電子機器操作信号取得部
0909 機器情報取得部
0910 機器情報保持部
0911 機器情報選択手段
0912 機器情報コネクトID取得手段
1613 収納スペース付属機器
1614 制御端子ID保持部
1615 付属機器操作信号取得部
1616 付属機器操作信号送信部
2217 操作信号テーブル保持手段
2218 テーブル取得手段

Claims (7)

  1. 複数の電子機器の収納スペースと、
    収納スペースごとに配置されるべき電子機器が操作信号の送受信に利用するIDの識別と関連付けられた通信接続部と、
    前記通信接続部のコネクトIDと、そのコネクトIDを利用する電子機器を識別する電子機器IDと、を関連付けて保持する電子機器ID保持部と、
    操作信号取得部と、
    電子機器IDと関連付けられた機器選択信号を取得する機器選択信号取得部と、
    取得した機器選択信号に関連付けられている電子機器IDをキーとして電子機器ID保持部を検索し、操作信号の送信先となる通信接続部のコネクトIDを、取得して保持する通信コネクトID取得保持部と、
    保持されているコネクトIDに対して送信すべき操作信号を受信する電子機器操作信号取得部と、
    を有するAVラックシステム。
  2. 通信接続部に接続された電子機器から機器種別を少なくとも含む機器情報を電子機器IDと関連付けて取得する機器情報取得部と、
    取得した機器情報と、電子機器IDとを関連付けて保持する機器情報保持部と、をさらに有し、
    機器選択信号取得部は、
    機器情報保持部に保持されている機器情報と関連付けて機器選択情報を取得する機器情報選択手段を有し、
    通信コネクトID取得部は、
    機器情報選択手段に選択された機器情報に応じて機器情報保持部から取得する電子機器IDを利用してコネクトIDを取得する機器情報コネクトID取得手段を有する請求項1に記載のAVラックシステム。
  3. 収納スペースごとに備えられる収納スペース付属機器と、
    収納スペース付属機器の制御端子IDと収納スペースに対応した前記コネクトIDとを関連付けて保持する制御端子ID保持部と、
    収納スペース付属機器に対する操作信号を取得する付属機器操作信号取得部と、
    コネクトID取得部が取得したコネクトIDと関連付けられている制御端子IDを制御端子ID保持部から取得して、取得した制御端子IDで識別される制御端子に対して取得した付属機器操作信号を送信する付属機器操作信号送信部と、
    をさらに有する請求項1ないし2に記載のいずれかのAVラックシステム。
  4. 付属機器操作信号取得部は、
    電子機器操作信号に応じて付属機器操作信号を定めた操作信号テーブルを保持する操作信号テーブル保持手段と、
    取得した電子機器操作信号に応じて操作信号テーブルから付属機器操作信号を取得するテーブル取得手段と、
    を有する請求項1から3に記載のいずれかのAVラックシステム。
  5. 前記付属機器は、収納スペースごとの照明装置である請求項2または3に記載のAVラックシステム。
  6. 前記付属機器は、収納スペースごとの扉開閉モータである請求項2から4のいずれか一に記載のAVラックシステム。
  7. 前記収納スペースに備えられた電子機器とAVラックとは、HDMI(High−Definition Multimedia Interface)規格に準拠したケーブルで接続され、通信信号はCEC(Consumer Electronics Control)規格に準拠した信号を用いる請求項1から6のいずれかに記載のAVラックシステム
JP2010505266A 2008-04-01 2008-11-05 Avラックシステム Pending JPWO2009122611A1 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008094878 2008-04-01
JP2008094878 2008-04-01
PCT/JP2008/070077 WO2009122611A1 (ja) 2008-04-01 2008-11-05 Avラックシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPWO2009122611A1 true JPWO2009122611A1 (ja) 2011-07-28

Family

ID=41135023

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010505266A Pending JPWO2009122611A1 (ja) 2008-04-01 2008-11-05 Avラックシステム

Country Status (8)

Country Link
US (1) US20110022764A1 (ja)
EP (1) EP2271080A4 (ja)
JP (1) JPWO2009122611A1 (ja)
CN (1) CN101981921A (ja)
BR (1) BRPI0822562A2 (ja)
MX (1) MX2010010709A (ja)
RU (1) RU2470351C2 (ja)
WO (1) WO2009122611A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9037852B2 (en) 2011-09-02 2015-05-19 Ivsc Ip Llc System and method for independent control of for-hire vehicles
US20130060721A1 (en) 2011-09-02 2013-03-07 Frias Transportation Infrastructure, Llc Systems and methods for pairing of for-hire vehicle meters and medallions

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02246400A (ja) * 1989-03-20 1990-10-02 Bunji Koshiishi バスコネクタ式avラックとav機器
WO1999034594A1 (en) * 1997-12-25 1999-07-08 Sony Corporation Receiver and receiving method
JP2002125165A (ja) * 2000-10-18 2002-04-26 Sharp Corp 複合受信配信装置
JP2002314903A (ja) * 2001-04-12 2002-10-25 Sony Corp 収納ラックおよび接続装置、並びに収納ラックシステム
JP2003179821A (ja) * 2001-12-10 2003-06-27 Sony Corp 信号処理装置、信号処理方法、信号処理システム、プログラム及び媒体
JP2004040715A (ja) * 2002-07-08 2004-02-05 Sony Corp 情報処理装置および情報処理方法、記録媒体、並びにプログラム

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3661175B2 (ja) * 1995-11-28 2005-06-15 ソニー株式会社 接続状態表示方法
UA55489C2 (uk) * 1997-10-07 2003-04-15 Каналь+ Сосьєте Анонім Пристрій для багатопотокової обробки даних (варіанти)
KR100677091B1 (ko) * 2000-05-06 2007-02-05 삼성전자주식회사 기능 확장이 가능한 멀티미디어기기 및 그를 이용한 기능확장방법
US7693976B2 (en) * 2000-07-11 2010-04-06 Ciena Corporation Granular management of network resources
SG144737A1 (en) * 2001-04-12 2008-08-28 Sony Corp Signal processing apparatus, storage rack, and connection apparatus
BR0213596A (pt) * 2001-09-26 2004-10-26 Interact Devices Inc Sistema e metodo para transmitir sinais de midia
US8117092B2 (en) * 2003-07-09 2012-02-14 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Inventory management of components
US20050105007A1 (en) * 2003-11-14 2005-05-19 Christian John P. Interchangeable media input cartridge for home entertainment
WO2007123001A1 (ja) * 2006-04-17 2007-11-01 Panasonic Corporation Avシステム
US7857214B2 (en) * 2007-04-26 2010-12-28 Liebert Corporation Intelligent track system for mounting electronic equipment

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02246400A (ja) * 1989-03-20 1990-10-02 Bunji Koshiishi バスコネクタ式avラックとav機器
WO1999034594A1 (en) * 1997-12-25 1999-07-08 Sony Corporation Receiver and receiving method
JP2002125165A (ja) * 2000-10-18 2002-04-26 Sharp Corp 複合受信配信装置
JP2002314903A (ja) * 2001-04-12 2002-10-25 Sony Corp 収納ラックおよび接続装置、並びに収納ラックシステム
JP2003179821A (ja) * 2001-12-10 2003-06-27 Sony Corp 信号処理装置、信号処理方法、信号処理システム、プログラム及び媒体
JP2004040715A (ja) * 2002-07-08 2004-02-05 Sony Corp 情報処理装置および情報処理方法、記録媒体、並びにプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
BRPI0822562A2 (pt) 2015-06-23
MX2010010709A (es) 2010-11-09
EP2271080A1 (en) 2011-01-05
RU2010144541A (ru) 2012-05-10
WO2009122611A1 (ja) 2009-10-08
CN101981921A (zh) 2011-02-23
RU2470351C2 (ru) 2012-12-20
US20110022764A1 (en) 2011-01-27
EP2271080A4 (en) 2011-04-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5290425B2 (ja) 周辺機器制御システム、表示装置、及び周辺機器
EP2048882A1 (en) Display apparatus
JP5285781B2 (ja) 周辺機器情報表示システム、表示装置、及び周辺機器
US20080244649A1 (en) Image reproduction system and signal processor used for the same
KR20010106185A (ko) Av 시스템 및 그 기능 확장 모듈
CN101507274A (zh) 显示装置
US7587249B2 (en) Electronic appliance
JPWO2008117586A1 (ja) コンテンツ再生システム、コンテンツ再生・制御装置およびコンピュータプログラム
KR20040047924A (ko) 아날로그와 디지털 입력 신호간의 자동 전환을 위한 방법및 장치
JP5389195B2 (ja) 情報処理システム、携帯端末及び情報処理方法
WO2013179861A1 (ja) コア機器、オーディオ・ビデオ制御システム、携帯端末装置、オーディオ・ビデオ制御プログラムおよびオーディオ・ビデオ制御方法
KR20060117939A (ko) 네트워크 내의 디바이스와 연관된 컨텐츠 정보의 동적디스플레이를 제공하기 위한 방법 및 장치
US20070003230A1 (en) Image display device and recording medium reproducing apparatus and recording medium reproducing method
JP4823373B2 (ja) 映像・音声処理装置および映像・音声処理方法
WO2009122611A1 (ja) Avラックシステム
WO2005057351A2 (en) Multimedia home network computer
JP2008028947A (ja) 表示装置及び表示システム
JP4357406B2 (ja) 通信システム
WO2012172850A1 (ja) 機器操作システム、表示機器、及び操作機器
US8237862B2 (en) Electronic device with remote control functions
JP2012124866A (ja) 映像表示機器
JP4193431B2 (ja) 情報処理装置および情報処理方法、記録媒体、並びにプログラム
EP1355490A2 (en) Multifunction video apparatus
JP2008148167A (ja) 増幅装置
JP2005020597A (ja) 映像受信装置、及び映像受信システム

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130222

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20130621