JP2012124866A - 映像表示機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】映像表示機器において、外部再生装置と接続される際に、ユーザが映像表示装置のリモコンのみを操作する場合であっても、自装置と外部再生装置の両方の操作を容易に行うことを可能にし、ユーザによる操作の手間を低減する。
【解決手段】BDローダを備えるTV受像機は、HDMIケーブルを介して、BDプレーヤと接続され、リモコンから再生コマンドを受信すると(S1)、BDローダを選局中であるか判断し(S2)、選局中である場合(S3でYES)、再生コマンドの送信先をTV受像機のBDローダと判定して、このBDローダに再生コマンドを送信する(S4)。一方、選局中でない場合(S3でNO)、TV受像機は、BDプレーヤから<Active Source>を既に受信しているとき(S6でYES)、再生コマンドの送信先をBDプレーヤと判定し、再生コマンドに対応するCECコマンドをBDプレーヤに送信する(S11)。
【選択図】図4
【解決手段】BDローダを備えるTV受像機は、HDMIケーブルを介して、BDプレーヤと接続され、リモコンから再生コマンドを受信すると(S1)、BDローダを選局中であるか判断し(S2)、選局中である場合(S3でYES)、再生コマンドの送信先をTV受像機のBDローダと判定して、このBDローダに再生コマンドを送信する(S4)。一方、選局中でない場合(S3でNO)、TV受像機は、BDプレーヤから<Active Source>を既に受信しているとき(S6でYES)、再生コマンドの送信先をBDプレーヤと判定し、再生コマンドに対応するCECコマンドをBDプレーヤに送信する(S11)。
【選択図】図4
Description
本発明は、HDMI(High−Definition Multimedia Interface)規格に対応した外部機器を接続可能な映像表示機器に関する。
近年、HDMI規格に対応したDVDプレーヤ等の外部機器(以下、プレーヤ機器という)を接続可能なTV受像機が普及している。プレーヤ機器とTV受像機とは、HDMIケ−ブルを介して接続され、互いに制御信号(以下、CECコマンドという)によって、TV受像機がプレーヤ機器の動作を制御したり、プレーヤ機器がTV受像機の動作を制御したりする。
具体的には例えば、HDMI規格における「Remote Control Pass Through」機能を用いて、ユーザによるTV受像機用リモコンの操作により、TV受像機がプレーヤ機器を制御することができる。すなわち、TV受像機用リモコンから送信された操作信号をTV受像機が受信した後、TV受像機は、この操作信号に対応するCECコマンドを、HDMIケーブルを介してプレーヤ機器に送信することにより、プレーヤ機器を制御する。
ところで近年、上記従来のTV受像機において、光ディスクドライブを内蔵したTV受像機(以下、内蔵型TV受像機という)が普及している。この種の内蔵型TV受像機は、自装置内の光ディスクドライブで再生したコンテンツを表示することができ、また、従来のTV受像機と同様に、HDMIケーブルを介してプレーヤ機器から供給されたコンテンツを表示することもできる。また、この内蔵型TV受像機は、CECコマンドにより、HDMIケ−ブルを介して接続されたプレーヤ機器の動作を制御することもできる。すなわち、ユーザが内蔵型TV受像機用リモコンを操作することにより、プレーヤ機器を制御することができる。
ところで、上記内蔵型TV受像機の光ディスクドライブに装着済みの光ディスクを再生する場合、ユーザが内蔵型TV受像機用リモコンの再生ボタンを操作すると、内蔵型TV受像機に再生コマンドが送信されると共に、上述した「Remote Control Pass Through」機能により、プレーヤ機器にも再生コマンドを送信される。これにより、内蔵型TV受像機及びプレーヤ機器の両方の光ディスクが再生されることがあり、意図しない機器の光ディスクが再生されてしまい、ユーザが混乱するという問題がある。
これに対して、「Remote Control Pass Through」機能をオフにした状態で内蔵型TV受像機用リモコンを操作することにより、内蔵型TV受像機の光ディスクのみを再生する方法がある。しかしながら、この方法では、プレーヤ機器を操作する際に、ユーザは「Remote Control Pass Through」機能をオンにした後に、内蔵型TV受像機用リモコンを操作しなければならず、操作が煩雑である。
また、内蔵型TV受像機のメニュー画面において、内蔵型TV受像機用リモコンの操作対象機器として内蔵型TV受像機又はプレーヤ機器を設定した後、内蔵型TV受像機用リモコンを操作することにより、ユーザが所望の機器を操作する方法がある。しかしながら、この方法であってもユーザの操作が煩雑である。
また、「Remote Control Pass Through」機能をオフにした状態で、内蔵型TV受像機用リモコンとプレーヤ機器用リモコンとをそれぞれ持ち替えて使い分けることにより、ユーザが所望の機器を操作する方法が知られている。しかしながら、この方法であっても、ユーザは操作したい機器ごとにリモコンを持ち替える必要があり、操作が煩雑である。
また、特許文献1には、他装置からCECバスを介して受信したCECコマンドが自装置宛のコマンドであるか否かを判定する判定部と、判定部によってCECコマンドが自装置宛のコマンドと判定された場合にはCECバスを介して受信したコマンドを実行し、他装置宛のコマンドと判定された場合には受信したコマンドを実行しないリモートコントロールシステムが開示されている。しかしながら、このシステムは、他装置宛のコマンドを転送するものではないため、他装置を操作する際において、ユーザはリモコンを持ち替えて操作する必要があるため、上記問題を解決できない。
また、特許文献2には、操作コードを受信すると、対象となるソース機器が操作コードパススルー制御に対応しているか非対応かを判断し、非対応と判断すると、該ソース機器に対して操作コードを転送するためのコマンドの送信を停止する機器制御装置が開示されている。しかしながら、この機器制御装置であっても、上記問題を解決できない。
ところで、特許文献3には、再生対象として装着されたディスクがDVDであるかCDであるかをローダ部が判別し、この結果に応じた判別信号を出力するテレビジョン装置が開示されているが、このテレビジョン装置であっても上記問題を解決できない。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、外部再生装置と接続される際に、ユーザが映像表示装置のリモコンのみを操作する場合であっても、自装置と外部再生装置の両方の操作を容易に行うことができるようにして、ユーザによる操作の手間を低減できる映像表示機器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1の発明は、コンテンツを再生し、再生したコンテンツの映像を出力する外部再生機器と接続され、前記外部再生機器との間で、前記コンテンツデータの受信と、制御プロトコルに基づく制御コマンドの送受信とを行うための送受信手段と、ユーザによる操作に応じた命令コマンドを送信するリモコンと、前記リモコンから送信された命令コマンドを受信するコマンド受信手段と、前記コマンド受信手段によって受信された前記命令コマンドに対応する前記制御コマンドを前記外部再生機器に送信するコマンド送信手段と、装置各部を制御する制御手段とを備える映像表示機器において、前記コマンド受信手段によって受信された命令コマンドの送信先を判定する判定手段をさらに備え、前記制御手段は、前記判定手段によって、前記命令コマンドの送信先が前記外部再生機器であると判定された場合に、前記コマンド送信手段を用いて、前記外部再生機器に、該命令コマンドに対応する前記制御コマンドを送信するものである。
また、請求項2の発明は、請求項1に記載の映像表示機器において、前記送受信手段は、前記外部再生機器から、該外部再生機器が映像出力可能なアクティブ状態であることを示す制御コマンドを受信し、前記判定手段は、前記送受信手段によって前記映像出力可能なアクティブ状態であることを示す制御コマンドが受信されたとき、前記コマンド受信手段によって受信された命令コマンドの送信先が前記外部再生機器であると判定するものである。
また、請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載の映像表示機器において、前記制御プロトコルは、HDMI(High Definition Multimedia Interface)−CEC(Consumer Electronics Control)である。
また、請求項4の発明は、請求項3に記載の映像表示機器において、前記外部再生機器が映像出力可能なアクティブ状態であることを示す制御コマンドは、HDMI規格で定義された<Active Source>である。
本発明によれば、命令コマンドの送信先が外部再生機器であると判定された場合に、外部再生機器に、命令コマンドに対応する制御コマンドを送信する。そのため、ユーザが映像表示装置のリモコンを操作する場合に、従来のように自装置及び外部再生機器の両方を操作してしまうことが無くなるので、ユーザの混乱を防いで、ユーザが自装置と外部再生装置の両方の操作を容易に行うことができる。これにより、ユーザによる操作の手間を低減できる。
以下、本発明の一実施形態に係るテレビジョン受像機(請求項における映像表示機器)について、図1乃至図3を参照して説明する。図1は、テレビジョン(以下、TVという)受像機2と、このTV受像機2にHDMI(High Definition Multimedia Interface)ケーブル5を介して接続されたブルーレイディスク(以下、BDという)プレーヤ(外部再生機器)4とを含むホームネットワークシステム100の概略構成を示す。図2は、TV受像機2の内部構成を示し、図3は、BDプレーヤ4の内部構成を示す。
TV受像機2、及びBDプレーヤ4は、いずれもHDMIに対応した機器であり、HDMI−CEC(Consumer Electronics Control)に基づくCECコマンドと、CECコマンドに対するレスポンスデータとを送受信可能である。
HDMIケーブル5は、映像信号及び音声信号等の伝送ラインであるTMDS(Transition Minimized Differential Singnaling)ラインと、CECコマンドを双方向に伝送するための伝送ラインであるCECラインとを含むものである。HDMI−CECでは、HDMIケーブル5で接続された相手先(CEC対応機器)を指定して送信するCECコマンドと、HDMIケーブル5で接続されたすべてのCEC対応機器にCECコマンドを通知するブロードキャストコマンドとが定義されており、これらを組み合わせて通信を行う。
TV受像機2は、CECコマンドの<Request Active Source>や<Set Stream path>等を送信可能である。<Request Active Source>は、HDMIケーブル5で接続された機器の中で、アクティブ機器(映像信号を出力可能な状態の機器、すなわちアクティブな状態の機器)を問い合わせるコマンドである。<Set Stream path>は、HDMIケーブル5で接続されたCEC対応機器に対して、操作対象機器を指示するためのコマンドである。
BDプレーヤ4は、CECコマンドの<Active Source>等を送信可能である。<Active Source>は、アクティブ機器であることを通知するコマンドである。<Active Source>には、送信元の機器の物理アドレスがパラメータとして含まれる。
TV受像機2は、BDディスクd1を内部に装着可能であり、装着したBDディスクd1を再生して、このBDディスクd1のコンテンツデータの映像や音声を出力することができる。BDプレーヤ4は、BDディスクd2を内部に装着可能であり、装着したBDディスクd2を再生して、このBDディスクd2のコンテンツデータを、HDMIケーブル5を介してTV受像機2に供給する。
リモコン6は、再生ボタン(図示せず)や早送りボタン(図示せず)を含む複数のボタンを有し、ユーザによる操作に応じた命令コマンドを示す赤外線信号をTV受像機2に送信する。
TV受像機2は、図2に示すように、アンテナ21に接続され、デジタル放送信号を受信するチューナ部22と、デコーダ部23と、映像を表示するディスプレイ24と、音声を出力するスピーカ25と、BDローダ26と、メモリ27と、リモコン6から送信される赤外線信号を受信するリモコン信号受信部(コマンド受信手段)28とを備える。また、TV受像機2は、ユーザによって操作される複数のボタンを有するキーパッド29と、外部インタフェース(送受信手段、コマンド送信手段)30と、装置各部を制御するためのメインIC(制御手段、判定手段)20とをさらに備える。
チューナ部22は、アンテナ21を介して、放送局から配信される各チャンネルのデジタル放送信号を受信する。デジタル放送信号には、TV番組の映像信号及び音声信号と、配信されるTV番組の放送開始時間や放送終了時間、ジャンル、番組タイトル、及び出演者等の番組情報とが含まれている。
デコーダ部23は、チューナ部22によって受信されたデジタル放送信号に対して復調処理や誤り訂正処理等を行い、多重化された信号から必要なTS(トランスポートストリーム)パケットを分離するTS変換回路(図示せず)、分離した各TSパケットに対して復号化処理を行う映像デコード回路(図示せず)、音声デコード回路(図示せず)、及びデータデコード回路(図示せず)等から構成される。
映像デコード回路は、映像信号を含むTSパケットに対して復号化処理を行い、映像信号を抽出し、抽出した映像信号をメインIC20に出力する。音声デコード回路は、音声信号を含むTSパケットに対して復号化処理を行い、音声信号を抽出し、抽出した音声信号をメインIC20に出力する。
データデコード回路は、SI(Service Information)データを含むTSパケットに対して復号化処理を行い、SIデータを抽出し、抽出したSIデータをメインIC20に出力する。SIデータは、TV番組の番組情報が格納されたEIT(Event Information Table)等を有している。
ディスプレイ24は、チューナ部22によって受信されたTV番組の映像や、BDローダ26によって読み出されたBDディスクd1のコンテンツデータの映像や、BDプレーヤ4から供給されたコンテンツデータの映像を表示する。
スピーカ25は、チューナ部22によって受信されたTV番組の音声や、BDローダ26によって読み出されたBDディスクd1のコンテンツデータの音声や、BDプレーヤ4から供給されたコンテンツデータの音声を出力する。
BDローダ26は、BDディスクd1に対してデータの読み出しを行う光ピックアップ(図示せず)と、BDディスクd1を装置内部に搬送及び排出するための搬送ローラ(図示せず)と、この搬送ローラを駆動する搬送ローラ駆動部(図示せず)とを有する。BDローダ26は、コンテンツデータが格納されたBDディスクd1が内部に装着されると、光ピックアップを用いてBDディスクd1からコンテンツデータを読み出し、読み出したコンテンツデータをメインIC20に出力する処理を行う。BDローダ26とメインIC20とはUART(Universal Asynchronous Receiver Transmitter)を用いた通信を行う。
メモリ27は、メインIC20を制御するプログラムや、HDMIケーブル5を介して接続しているHDMI機器の論理アドレスや物理アドレスの情報を記憶する。例えば、メモリ27は、受信した<Active Source>に示された物理アドレス等を記憶する。
リモコン信号受信部28は、リモコン6から受信した赤外線信号を電気信号に変換してメインIC20に転送する。
外部インタフェース30は、HDMIに対応した外部機器を接続するための第1HDMI端子30a〜第3HDMI端子30cを有し、外部機器から受信したCECコマンドやデータをメインIC20に転送する。また、外部インタフェース30は、ビデオ入力端子(図示せず)や、IEEE1394用端子(図示せず)や、USB端子(図示せず)をさらに有する。
第3HDMI端子30cには、BDプレーヤ4と接続されたHDMIケーブル5の一端が接続されている。第1HDMI端子30a〜第3HDMI端子30cのそれぞれには物理アドレスが割り当てられている。例えば、第1HDMI端子30aの物理アドレスは「1.0.0.0」であり、第2HDMI端子30bの物理アドレスは「2.0.0.0」であり、第3HDMI端子30cの物理アドレスは「3.0.0.0」である。
メインIC20は、ディスプレイ24に映像信号を出力する映像出力処理、スピーカ25に音声信号を出力する音声出力処理、CECコマンドによる通信を行う通信制御処理、BDローダ26から読み出されたコンテンツデータを再生する再生制御処理、選局切替処理、及びCECコマンドの送信先を判定するコマンド送信先判定処理等を行う。
メインIC20による通信制御処理は、BDプレーヤ4に対して、HDMI−CECに基づくCECコマンド及びレスポンスデータの送受信や、BDプレーヤ4から送信された映像信号及び音声信号の受信を行うものである。また、メインIC20による通信制御処理は、CEC機能の「Remote Cotrol Pass Through」により、リモコン6から受信した命令コマンドに対応するCECコマンドをBDプレーヤ4に送信(転送)する処理も含む。
メインIC20による選局切替処理は、チューナ部22、BDローダ26、又は外部インタフェース30の入力切替を行い、ユーザによって指定された映像及び音声を入力するように選局する処理である。メインIC20によるコマンド送信先判定処理は、リモコン信号受信部28によって受信された命令コマンドの送信先を判定する処理である。
BDプレーヤ4は、図3に示すように、HDMI端子41と、複数の操作ボタン(図示せず)を有する操作部42と、BDローダ43と、メインIC40とを備える。
HDMI端子41には、TV受像機2の第3HDMI端子30cと接続されたHDMIケーブル5の他端が接続される。HDMI端子41は、TV受像機2から受信したCECコマンドやデータをメインIC40に転送する。また、HDMI端子41は、CECコマンドやコンテンツデータをTV受像機2に送信する。
BDローダ43は、コンテンツデータが格納されたBDディスクd2が内部に装着され、BDディスクd2からコンテンツデータを読み出して、コンテンツデータをメインIC40に出力する処理を行う。
メインIC40は、コンテンツデータの再生を行う再生制御処理と、CECコマンドによる通信を行う通信制御処理等を行う。また、メインIC40は、ユーザによる操作部42の操作に応じてBDプレーヤ4の装置各部を制御する。
メインIC40による再生制御処理は、BDローダ43から読み出されたコンテンツデータの再生を行い、再生されたコンテンツデータの映像信号及び音声信号を、HDMIケーブル5を介してTV受像機2に出力するものである。
メインIC40による通信制御処理は、TV受像機2に対して、HDMI−CEC規格に基づくCECコマンド及びレスポンスデータの送受信や、コンテンツの映像信号及び音声信号の送信を行うものである。BDプレーヤ4によって送信されるCECコマンドには、<Active Source>等がある。
次に、TV受像機2におけるリモコン6による操作処理の手順について、図4に示すフローチャートを参照して説明する。ここでは、ユーザによってリモコン6の再生ボタンが操作された場合について説明する。
まず、ユーザがリモコン6の再生ボタンを操作すると、TV受像機2は、リモコン6から再生コマンドを受信し(S1)、TV受像機のメインIC20は、BDローダ26を選局中であるか否かを判断する(S2)。すなわち、TV受像機2は、BDローダ26が操作対象になっているか否かを判断する。
そして、TV受像機2のBDローダ26を選局中である場合(S3でYES)、TV受像機2のメインIC20は、リモコン6から受信した再生コマンドの送信先をBDローダ26と判定して、BDローダ26に再生コマンドを送信し、BDローダ26に装着されているBDディスクd1を再生する(S4)。
一方、上記S2の判断の結果、BDローダ26を選局中でない場合(S3でNO)、TV受像機2のメインIC20は、BDプレーヤ4から<Active Source>を受信したか否かを判断する(S5)。具体的には、メモリ27に既にBDプレーヤ4から受信した<Active Source>の情報が記憶されているか否かを判断する。
上記S5の判断の結果、BDプレーヤ4から<Active Source>を既に受信している場合(S6でYES)、TV受像機2のメインIC20は、リモコン6から受信した再生コマンドの送信先をBDプレーヤ4と判定し、リモコン6から送信された再生コマンドに対応するCECコマンド(<UserControl Pressed>[PLAY])をBDプレーヤ4に送信する(S11)。
一方、BDプレーヤ4から<Active Source>を受信していない場合(S6でNO)、TV受像機2のメインIC20は、<Request Active Source>を送信して、HDMIケーブル5で接続された機器に対して<Active Source>をリクエストする(S7)。
そして、TV受像機2のメインIC20は、<Active Source>を受信すると(S8)、受信した<Active Source>の物理アドレスと、BDプレーヤの物理アドレスが一致するか否かを判断する(S9)。そして、これらの物理アドレスが一致する場合(S10でYES)、TV受像機2のメインIC20は、リモコン6から受信した再生コマンドの送信先をBDプレーヤ4と判定して、BDプレーヤ4に、リモコン6から送信された再生コマンドに対応するCECコマンド(<UserControl Pressed>[PLAY])を送信する(S11)。
一方、上記S9の判断の結果、物理アドレスが一致しない場合(S10でNO)、TV受像機2のメインIC20は、リモコン6から受信した再生コマンドの送信先をTV受像機2のBDローダ26と判定して、BDローダ26に再生コマンドを送信して、BDローダ26に装着されているBDディスクd1を再生する(S4)。なお、本処理では、ユーザによってリモコン6の再生ボタンが操作される例を示したが、これに限られず、早送りボタン、巻戻しボタン、停止ボタン、録画ボタン、一時停止ボタン、及びディスク取出ボタン等のBDプレーヤ4を操作可能なボタンであればよい。また、上記S7の処理において、TV受像機2は、HDMIケーブル5で接続された機器に対して、<Active Source>を問い合わせたが、<Set Stream Path>を問い合わせてもよい。また、上記S2乃至S4において、TV受像機2がBDローダ26を選局している場合に、BDローダ26に再生コマンドを送信したが、TV受像機2がチューナ部22を選局している場合にも、BDローダ26に再生コマンドを送信してもよい。すなわち、外部インタフェース30を選局していない場合に、BDローダ26に再生コマンドを送信してもよい。
上述したように、本実施形態に係るTV受像機2においては、TV受像機2は、リモコン6から送信された命令コマンドの送信先がBDプレーヤ4であると判定された場合に、BDプレーヤ4に、命令コマンドに対応するCECコマンドを送信する。そのため、ユーザがTV受像機2のリモコン6を操作する場合に、TV受像機2及びBDプレーヤ4の両方を操作してしまうことが無くなるので、ユーザの混乱を防いで、ユーザがTV受像機2とBDプレーヤ4の両方の操作を容易に行うことができる。これにより、ユーザによる操作の手間を低減できる。
また、TV受像機2とBDプレーヤ4とは、HDMI−CECに従ったCECコマンドの送受信を行うので、独自プロトコルに対応した専用機器や専用ソフトウェア等の導入コストをかける必要がない。従って、TV受像機2の製造コストを抑制することができる。
なお、本発明は、上記実施形態の構成に限られず、発明の趣旨を変更しない範囲で種々の変形が可能である。例えば、上記実施形態において、請求項に示す外部再生機器がBDプレーヤである例を示したが、CECコマンドを送受信可能であり、光ディスクを装着して再生可能なAV機器であればよい。
2 TV受像機(映像表示機器)
4 BDプレーヤ(外部再生機器)]
6 リモコン
20 メインIC(制御手段、判定手段)
28 リモコン信号受信部(コマンド受信手段)
30 外部インタフェース(送受信手段、コマンド送信手段)
30a〜30c 第1HDMI端子〜第3HDMI端子(送受信手段、コマンド送信手段)
4 BDプレーヤ(外部再生機器)]
6 リモコン
20 メインIC(制御手段、判定手段)
28 リモコン信号受信部(コマンド受信手段)
30 外部インタフェース(送受信手段、コマンド送信手段)
30a〜30c 第1HDMI端子〜第3HDMI端子(送受信手段、コマンド送信手段)
Claims (4)
- コンテンツを再生し、再生したコンテンツの映像を出力する外部再生機器と接続され、
前記外部再生機器との間で、前記コンテンツデータの受信と、制御プロトコルに基づく制御コマンドの送受信とを行うための送受信手段と、
ユーザによる操作に応じた命令コマンドを送信するリモコンと、
前記リモコンから送信された命令コマンドを受信するコマンド受信手段と、
前記コマンド受信手段によって受信された前記命令コマンドに対応する前記制御コマンドを前記外部再生機器に送信するコマンド送信手段と、
装置各部を制御する制御手段とを備える映像表示機器において、
前記コマンド受信手段によって受信された命令コマンドの送信先を判定する判定手段をさらに備え、
前記制御手段は、前記判定手段によって、前記命令コマンドの送信先が前記外部再生機器であると判定された場合に、前記コマンド送信手段を用いて、前記外部再生機器に、該命令コマンドに対応する前記制御コマンドを送信することを特徴とする映像表示機器。 - 前記送受信手段は、前記外部再生機器から、該外部再生機器が映像出力可能なアクティブ状態であることを示す制御コマンドを受信し、
前記判定手段は、前記送受信手段によって前記映像出力可能なアクティブ状態であることを示す制御コマンドが受信されたとき、前記コマンド受信手段によって受信された命令コマンドの送信先が前記外部再生機器であると判定することを特徴とする請求項1に記載の映像表示機器。 - 前記制御プロトコルは、HDMI(High Definition Multimedia Interface)−CEC(Consumer Electronics Control)であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の映像表示機器。
- 前記外部再生機器が映像出力可能なアクティブ状態であることを示す制御コマンドは、HDMI規格で定義された<Active Source>であることを特徴とする請求項3に記載の映像表示機器。
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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