JP2009194753A - 電子機器、表示システム、送信方法及び表示方法 - Google Patents

電子機器、表示システム、送信方法及び表示方法 Download PDF

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Abstract

【課題】HDMI対応機器間の最新の接続形態をユーザにリアルタイムで報知すること。
【解決手段】DVD/AVシステム3のHDMI送信部46は、DVD/AVシステム3がTV1のHDMI入力端子8bへ繋ぎ替えられた場合、HPDのLからHへの変化を検知し、当該HPDの変化をトリガにして、TV1からEDIDを読み出し、物理アドレスを再取得し、当該取得した物理アドレス、デバイスタイプ及びOSD Nameをブロードキャストする。これにより、TV1は、DVD/AVシステム3の繋ぎ替えを接続機器メニュー画面に即座に反映させることができる。
【選択図】図15

Description

本発明は、HDMI(High-Definition Multimedia Interface)により他の機器と情報のやり取りが可能な電子機器、表示システム、送信方法及び表示方法に関する。
従来から、電子機器間でHDMIを用いて通信を行う際には、HDMIシンク機器(以下、単にシンク機器と称する)は、当該シンク機器に接続されているHDMIソース機器(以下、単にソース機器と称する)の接続形態を、シンク機器のディスプレイにメニュー表示することが可能である。
例えば、シンク機器がHDMI1とHDMI2の2つのHDMI入力端子を有する場合には、HDMI1とHDMI2のそれぞれに接続されているソース機器の機器名情報や機種情報がディスプレイに一覧表示される。
この表示は、各ソース機器が、自身が接続されているシンク機器のHDMI入力端子に割り当てられた物理アドレスを、シンク機器がHDMI入力端子毎に有するEDID(Extended Display Identification Data)を読み出すことで取得し、当該取得した物理アドレスを自身の物理アドレスとしてシンク機器へ通知することで可能となる。
HDMIによる通信が可能な伝送システムについては、下記特許文献1に記載されている。
特開2002−232377号公報
しかしながら、上述のような従来のHDMI伝送システムにおいて、ソース機器がシンク機器のあるHDMI入力端子から別のHDMI入力端子へ繋ぎ替えられた場合には、ソース機器は、物理アドレスの再読み出し(再取得)を行うような仕様になっていない。したがって、そのような繋ぎ替えの際、更新された最新のソース機器の接続形態(すなわち、どのソース機器がどのHDMI入力端子に接続されているか)は、上記メニュー表示には反映されない。そのため、ユーザは、その最新の接続形態を知ることができず、ユーザの誤解や混乱を招く結果となってしまう。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、HDMI対応機器間の最新の接続形態をユーザにリアルタイムで報知することが可能な電子機器、表示システム、送信方法及び表示方法を提供することにある。
上述の課題を解決するため、本発明の主たる観点に係る電子機器は、外部機器が有する、第1の物理アドレスが割り当てられた第1のHDMI入力端子及び第2の物理アドレスが割り当てられた第2のHDMI入力端子に接続可能なHDMI出力端子と、前記HDMI出力端子の、前記第1または第2のHDMI入力端子への接続を検出する検出手段と、前記HDMI出力端子の前記第1のHDMI入力端子への接続が検出された場合に前記外部機器から前記第1の物理アドレスを読み出し、前記HDMI出力端子の前記第2のHDMI入力端子への接続が検出された場合に前記外部機器から前記第2の物理アドレスを読み出す読み出し手段と、前記読み出された第1または第2の物理アドレスを、前記HDMI出力端子を介して前記外部機器へ送信する送信手段とを具備する。
ここで、上記電子機器は、HDMIソース機器として機能し、上記外部機器は、HDMIシンク機器として機能するものであるが、各機器は、各機能のみを有するものではなく、電子機器及び外部機器は、シンク機器及びソース機器の両方の機能を有していても構わない(リピータ機器)。また、第1及び第2のHDMI入力端子は、映像データや音声データ等の信号の入力のみではなく、例えば制御信号等の出力も可能である。同様に、HDMI出力端子は、信号の出力のみが可能ではなく、入力も可能である。電子機器としては、例えばBD(Blu-ray Disc)プレイヤーやDVDプレイヤー等の再生装置、HDD(Hard Disk Drive)等の記録媒体を備えた記録再生装置(PVR;Personal Video Recorder)、セットトップボックス、デジタルビデオカメラ、AVアンプ等が挙げられる。外部機器としては、例えばテレビジョン装置(以下、TV)やプロジェクタ等が挙げられる。上記検出手段は、例えばHPD(Hot Plug Detect)信号に基づいて前記接続を検出する。上記第1及び第2のHDMI入力端子と、HDMI出力端子とは、有線(HDMIケーブル)により接続されてもよいし、無線により接続されてもよい。
この構成によれば、電子機器は、上記検出手段により第1または第2のHDMI入力端子への接続が検出される毎に、外部機器から、各HDMI入力端子(すなわち、当該電子機器)に割り当てられた第1または第2の物理アドレスを読み出して、外部機器へ送信することができる。したがって、外部機器は、第1または第2のHDMI入力端子に電子機器が接続される毎に、当該接続の通知を受け取ることができる。これにより、外部機器は、各HDMI入力端子への接続形態を、電子機器の接続毎に、例えば表示する等してリアルタイムにユーザに報知することができる。また外部機器は、例えば電子機器が第1のHDMI入力端子から第2のHDMI入力端子へ繋ぎ替えられた場合でも、その繋ぎ替えをリアルタイムに更新し、ユーザへ報知できる。
上記電子機器において、前記第1のHDMI入力端子への接続が検出された場合に、前記読み出された当該第1の物理アドレスを記憶する記憶手段と、前記第2のHDMI入力端子への接続が検出された場合に、前記記憶された第1の物理アドレスを、前記読み出された第2の物理アドレスへ更新する更新手段とを更に具備していてもよい。
これにより、当該電子機器が外部機器の第1のHDMI入力端子へ一度接続された後に、第2のHDMI入力端子へ繋ぎ替えられた場合には、第2のHDMI入力端子への接続の検出をトリガにして物理アドレスを再取得することで、その繋ぎ替えをリアルタイムに外部機器へ通知することができる。
上記電子機器において、前記送信手段は、当該電子機器の機器種別を示す機器種別情報を前記第1または第2の物理アドレスと共に前記外部機器へ送信してもよい。
ここで機器種別情報とは、例えば[Playback Device]、[DVD System]、[Recording Device]、[STB]、[Audio System]等の情報である。これにより、第1のHDMI入力端子と第2のHDMI入力端子との間で電子機器の繋ぎ替えがあった場合に、その繋ぎ替えと共に繋ぎ替えられた電子機器の機器種別を外部機器にリアルタイムに通知することができる。
上記電子機器において、前記送信手段は、当該電子機器の型名を示す型名情報を更に送信してもよい。
ここで型名とは、各電子機器に1対1で割り当てられる、数字やアルファベット等からなる識別子である。この構成により、外部機器の第1のHDMI入力端子及び第2のHDMI入力端子に同一の機器種別の電子機器が接続された場合でも、外部機器は、上記型名情報を表示することで、各HDMI入力端子に接続された電子機器をユーザに判別させることができる。また、この型名情報の表示により、第1のHDMI入力端子と第2のHDMI入力端子との間で電子機器が単に繋ぎ替えられたのか、それとも新たな電子機器が替わって接続されたのかといった判別を行わせることもできる。
本発明の他の観点に係る電子機器は、外部機器が有するHDMI出力端子に接続可能な第1のHDMI入力端子と、前記HDMI出力端子に接続可能な第2のHDMI入力端子と、前記第1のHDMI入力端子に割り当てられた第1の物理アドレスと、前記第2のHDMI入力端子に割り当てられた第2の物理アドレスとを記憶する第1の記憶手段と、前記第1のHDMI入力端子へ前記HDMI出力端子が接続された場合に前記外部機器から前記第1の物理アドレス及び当該外部機器の機器種別を示す機器種別情報を受信し、前記第2のHDMI入力端子へ前記HDMI出力端子が接続された場合に前記外部機器から前記第2の物理アドレス及び前記機器種別情報を受信する受信手段と、前記受信された第1及び第2の物理アドレスのうち少なくとも一方と、前記機器種別情報とを基に、前記外部機器が接続されているHDMI入力端子を識別する入力端子識別情報及び前記外部機器の機器種別情報を表示する表示手段とを具備する。
ここで電子機器とは例えばTV、ディスプレイ装置、プロジェクタ等のHDMIシンク機器であり、外部機器とは例えば再生装置やAVアンプ等のHDMIソース機器(またはリピータ機器)である。
この構成によれば、第1または第2のHDMI入力端子に外部機器が接続される毎に、当該接続の通知を受け取ることができる。これにより、外部機器は、各HDMI入力端子への接続形態を、電子機器の接続毎に表示して、リアルタイムにユーザに報知することができる。また外部機器は、例えば電子機器が第1のHDMI入力端子から第2のHDMI入力端子へ繋ぎ替えられた場合でも、その繋ぎ替えをリアルタイムに知り、ユーザへ報知できる。
上記電子機器において、前記表示手段は、前記第1のHDMI入力端子へ前記HDMI出力端子が接続された場合に、前記受信された第1の物理アドレスを基に表示した前記入力端子識別情報を、前記第2のHDMI入力端子へ前記HDMI出力端子が接続された場合に、前記受信された第2の物理アドレスを基に更新して表示してもよい。
これにより、外部機器が第1のHDMI入力端子から第2のHDMI入力端子へ繋ぎ替えられた場合に、上記第2の物理アドレスを受信して入力端子識別情報を更新して表示することで、繋ぎ替えをリアルタイムに表示を更新してユーザへ放置することができる。
上記電子機器は、複数の異なる前記機器種別情報の優先順位を示す優先順位情報を記憶する第2の記憶手段を更に具備し、前記外部機器には複数の異なる機器種別が割り当てられており、前記受信手段は、前記複数の機器種別情報をそれぞれ受信し、前記表示手段は、前記受信された複数の機器種別情報のうち、前記記憶された優先順位情報を基に選択された1つの機器種別情報を外部機器毎に表示してもよい。
ここで、外部機器に異なる複数の機器種別が割り当てられる場合としては、例えば、DVDプレイヤーとAVアンプとが一体となったDVD/AVシステムに対して、[Playback Device]と[Audio System]の2つの機器種別情報が割り当てられる場合が挙げられる。この構成により、1つの外部機器に複数の異なる機器種別情報が割り当てられている場合でも、優先順位に従って選択された1つの機器種別情報を表示することができる。したがって、1つの外部機器に対して複数の機器種別情報が別個に表示されることによりあたかも2台の外部機器が1つのHDMI入力端子に接続されているかのような誤解をユーザに与えることを防ぐことができる。
上記電子機器において、前記受信手段は、前記外部機器の型名を示す型名情報を更に受信し、前記表示手段は、前記機器種別情報及び入力端子識別情報と共に前記受信された型名情報を表示してもよい。
これにより、上記型名情報を表示することで、各HDMI入力端子にそれぞれ同一の機器種別を有する外部機器が接続された場合でも、各外部機器をユーザに判別させることができる。また、この型名情報の表示により、第1のHDMI入力端子と第2のHDMI入力端子との間で外部機器が単に繋ぎ替えられたのか、それとも新たな外部機器が替わって接続されたのかといった判別をユーザに行わせることもできる。
上記電子機器において、前記外部機器には複数の異なる機器種別が割り当てられており、前記受信手段は、前記複数の機器種別情報をそれぞれ受信し、前記表示手段は、前記受信された複数の機器種別情報を、各1つの前記機器種別情報及び入力端子識別情報と共に表示する電子機器。
これにより、外部機器が複数の機能を併せ持つ場合でも、それらの機能を全てユーザに把握させることができる。
本発明のまた別の観点に係る表示システムは、HDMI出力端子を有するソース機器と、第1のHDMI入力端子及び第2のHDMI入力端子を有するシンク機器とを具備する表示システムであって、前記ソース機器は、当該ソース機器の機器種別を示す機器種別情報を記憶する第1の記憶手段と、前記HDMI出力端子の、前記第1または第2のHDMI入力端子への接続を検出する検出手段と、前記HDMI出力端子の前記第1のHDMI入力端子への接続が検出された場合に、前記第1のHDMI入力端子に割り当てられた第1の物理アドレスを前記シンク機器から読み出し、前記HDMI出力端子の前記第2のHDMI入力端子への接続が検出された場合に、前記第2のHDMI入力端子に割り当てられた第2の物理アドレスを前記シンク機器から読み出す読み出し手段と、前記読み出された第1または第2の物理アドレス及び前記機器種別情報を前記HDMI出力端子を介して前記シンク機器へ送信する送信手段とを有し、前記シンク機器は、前記第1及び第2の物理アドレスを記憶する第2の記憶手段と、前記送信された前記第1の物理アドレス及び前記機器種別情報を前記第1のHDMI入力端子を介して受信し、前記送信された前記第2の物理アドレス及び前記機器種別情報を前記第2のHDMI入力端子を介して受信する受信手段と、前記受信された第1及び第2の物理アドレスのうち少なくとも一方と、前記機器種別情報とを基に、前記ソース機器が接続されているHDMI入力端子を識別する入力端子識別情報及び当該ソース機器の機器種別情報を表示する表示手段とを有する。
本発明の別の観点に係る送信方法は、外部機器が有する、第1の物理アドレスが割り当てられた第1のHDMI入力端子または第2の物理アドレスが割り当てられた第2のHDMI入力端子へ、HDMI出力端子が接続されたことを検出し、前記HDMI出力端子の前記第1のHDMI入力端子への接続が検出された場合に前記外部機器から前記第1の物理アドレスを読み出し、前記HDMI出力端子の前記第2のHDMI入力端子への接続が検出された場合に前記外部機器から前記第2の物理アドレスを読み出し、前記読み出された第1または第2の物理アドレスを前記HDMI出力端子を介して前記外部機器へ送信する。
本発明のまた別の観点に係る表示方法は、外部機器が有するHDMI出力端子に接続可能な第1のHDMI入力端子に割り当てられた第1の物理アドレスと、前記HDMI出力端子に接続可能な第2のHDMI入力端子に割り当てられた第2の物理アドレスとを記憶し、前記第1のHDMI入力端子へ前記HDMI出力端子が接続された場合に前記外部機器から前記第1の物理アドレス及び当該外部機器の機器種別を示す機器種別情報を受信し、前記第2のHDMI入力端子へ前記HDMI出力端子が接続された場合に前記外部機器から前記第2の物理アドレス及び前記機器種別情報を受信し、前記受信された第1及び第2の物理アドレスのうち少なくとも一方と、前記機器種別情報とを基に、前記外部機器が接続されているHDMI入力端子を識別する入力端子識別情報及び前記外部機器の機器種別情報を表示する。
以上のように、本発明によれば、HDMI対応機器間の最新の接続形態をユーザにリアルタイムで報知することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
図1は、本発明の一実施形態における伝送システムの構成を示すブロック図である。
同図に示すように、伝送システムは、例えば、テレビジョン装置1(以下、TV1)、DVDプレイヤー2、DVD/AVシステム3、STB4、PVR5、デジタルVHSプレイヤー6(以下、DVHSプレイヤー6と称する)等の各電子機器により構成される。
TV1は、2つのHDMI入力端子8a及び8b(HDMI1及びHDMI2)を有する。DVD/AVシステム3は、1つのHDMI出力端子9と、2つのHDMI入力端子10a及び10b(HDMI1及びHDMI2)を有する。DVDプレイヤー2、PVR5及びDVHSプレイヤー6は1つのHDMI出力端子を有し、STB4は、HDMI入力端子とHDMI出力端子とを1つずつ有する。これらのHDMI入出力端子は全てHDMIケーブル7により接続可能とされている。
同図において、TV1とDVDプレイヤー2との間、及びTV1とDVD/AVシステム3との間では、TV1がシンク機器、DVDプレイヤー2及びDVD/AVシステム3がソース機器としてそれぞれ機能する。TV1、DVD/AVシステム3、STB4及びPVR5の間では、TV1がシンク機器、DVD/AVシステム3及びSTB4がリピータ機器、PVR5がソース機器としてそれぞれ機能する。TV1、DVD/AVシステム3及びDVHSプレイヤー6の間では、TV1がシンク機器、DVD/AVシステム3がリピータ機器、DVHSプレイヤー6がソース機器として機能する。
本実施形態においては、これら各機器のうちTV1及びDVD/AVシステム3の構成及び動作を中心に説明する。
図2は、TV1の構成を示したブロック図である。
同図に示すように、TV1は、デジタルアンテナ入力端子12、デジタルチューナ13、MPEGデコーダ14、映像信号処理回路15、グラフィック生成部16、パネル駆動回路17、表示パネル18、音声信号処理回路19、音声信号増幅回路20、スピーカ21、HDMI入力端子8a及び8b、HDMI受信部23、CPU(Central Processing Unit)25、フラッシュメモリ26、DRAM(Dynamic Random Access Memory)27、内部バス28及びリモコン受光部29を有する。
デジタルアンテナ入力端子12は、図示しないデジタルアンテナにより受信されたデジタル放送の放送信号を入力する。デジタルチューナ13は、当該放送信号から指定されたチャンネルの信号を選局してベースバンド信号に周波数変換し、MPEGデコーダ14に出力する。MPEGデコーダ14は、エンコードされたAVベースバンド信号をデコードし、デコードした信号のうち映像信号を映像信号処理回路15へ、音声信号を音声信号処理回路19へ出力する。
映像信号処理回路15は、入力された映像信号に必要な映像処理を施し、グラフィック生成部16へ出力する。グラフィック生成部16は、入力された映像信号とGUI(Graphical User Interface)画面等をOSD(On Screen Display)処理により合成して、パネル駆動回路17へ出力する。パネル駆動回路17は、グラフィック生成部16から供給される映像信号のD/A変換等を行い、アナログに変換された映像信号に応じて表示パネル18を駆動する。表示パネル18は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)やPDP(Plasma Display Panel)等であり、パネル駆動回路17から入力されたアナログ映像信号を表示する。当該表示パネル18には、映像コンテンツの再生画面のみならず、例えば、TV1にHDMIにより接続された機器の一覧を示すメニュー画面(以下、接続機器メニュー画面と称する)や、各種設定画面が、例えばOSDにより表示される。
音声信号処理回路19は、入力された音声信号に必要な音声処理を施し、音声信号増幅回路20へ出力する。音声信号増幅回路は、入力された音声信号を必要な音量に調整し、スピーカ21へ出力して再生させる。
HDMI入力端子8a及び8bは、上述したように、DVDプレイヤー2及びDVD/AVシステム3等の他のソース機器(またはリピータ機器)とHDMIケーブル7を介して接続可能とされ、種々のコンテンツの映像信号や音声信号を、デジタルベースバンド信号として他のソース機器(またはリピータ機器)から入力する。またHDMI入力端子8a及び8bは、他のソース機器(またはリピータ機器)との間で、後述するCEC(Consumer Electronics Control)メッセージ等の制御信号を入力及び出力する。
HDMI受信部23は、HDMI入力端子8a及び8bにより入力された映像信号及び音声信号を受け取り、映像信号を映像信号処理回路15へ、音声信号を音声信号処理回路19へそれぞれ出力する。また、HDMI受信部23は、CPU25とHDMI入力端子10a及び10bとの間の、上記制御信号の送受信を制御する。
CPU25は、必要に応じてDRAM27等にアクセスし、TV1の各ブロックを統括的に制御する。フラッシュメモリ26は、CPU25に実行させるOS、プログラムや各種パラメータなどのファームウェアが固定的に記憶されている不揮発性のメモリである。DRAM27は、CPU25の作業用領域等として用いられ、OSやプログラム、処理データ等を一時的に保持するメモリである。CPU25、フラッシュメモリ26及びDRAM27は内部バス28に接続され、相互にアクセスされることでTV1の全体が制御される。またCPU25は、上記HDMI受信部23にも接続され、HDMI受信部23のデータ受信処理を制御する。
リモコン受光部29は、ユーザに操作されるリモコン11から遠隔制御信号を受信し、当該遠隔制御信号をCPU25へ出力する。これにより、コンテンツの受信や再生等の、制御信号に応じたTV1の制御処理が実行される。
リモコン11は、例えば放送チャンネルに対応した数字キーや、メニューボタン、再生ボタン等の各種操作部を有している。
図3は、DVD/AVシステム3の構成を示したブロック図である。
このDVD/AVシステム3は、DVDプレイヤーとしての機能と、AVアンプとしての機能を併せ持つ機器である。
同図に示すように、DVD/AVシステム3は、AM/FMチューナ31、復調部32、光ディスクドライブ33、デマルチプレクサ35、デコーダ36、音声信号処理回路37、映像信号処理回路38、音声信号増幅回路39、CPU41、フラッシュメモリ42、DRAM43、HDMI受信部44、HDMI送信部46、HDMI入力端子10a及び10b、HDMI出力端子9及びリモコン受光部48を有する。
AM/FMチューナ31は、図示しないAM/FMアンテナにより受信されたAM/FMラジオ放送の放送信号を入力し、当該放送信号から、指定されたチャンネルの信号を選局し、当該信号を復調部32へ出力する。復調部32は、AM/FMチューナ31から入力した信号を復調して音声信号を取り出し、音声信号処理回路37へ出力する。
光ディスクドライブ33は、光ディスク34に記録された映像コンテンツを読み出し、デマルチプレクサ35へ出力する。光ディスク34に記録されている映像コンテンツは、例えばMPEG(Motion Picture Expert Group)方式で圧縮されたMPEGストリームである。光ディスク34は、例えばDVD(DVD−Video、DVD−RAM、DVD−R、DVD−RW、DVD+R、DVD+RW等)やBD(Blu-ray Disc)等である。なお動画像データの圧縮方式はMPEGに限られるものではなく、その他の圧縮方式であっても構わない。
デマルチプレクサ35は、音声ストリームと映像ストリームとが多重化されたMPEGストリームを、音声ストリームと映像ストリームとに分離して、デコーダ36へ出力する。
デコーダ36は、上記分離された音声ストリーム及び映像ストリームをそれぞれデコードして、デジタル音声信号及びデジタル映像信号に変換し、デジタル音声信号を音声信号処理回路37へ、デジタル映像信号を映像信号処理回路38へ出力する。
音声信号処理回路37は、入力されたデジタル音声信号に必要な音声処理を施し、音声信号増幅回路39またはHDMI送信部46へ出力する。
音声信号増幅回路39は、入力されたデジタル音声信号をアナログ音声信号に変換し、必要な音量に調整して、スピーカ40へ出力して再生させる。スピーカ40は、例えば当該DVD/AVシステム3に外部接続されるが、当該DVD/AVシステム3に内蔵されていても構わない。
映像信号処理回路38は、入力されたデジタル映像信号に、OSD(On Screen Display)処理等の必要な映像処理を施し、デジタル信号のままHDMI送信部46へ出力する。
CPU41は、必要に応じてDRAM43等にアクセスし、DVD/AVシステム3の各ブロックを統括的に制御する。フラッシュメモリ42は、CPU41に実行させるOS、プログラムや各種パラメータなどのファームウェアが固定的に記憶されている不揮発性のメモリである。DRAM43は、CPU41の作業用領域等として用いられ、OSやプログラム、処理データ等を一時的に保持するメモリである。CPU41、フラッシュメモリ42及びDRAM43は内部バス45に接続され、相互にアクセスされることでDVD/AVシステム3の全体が制御される。またCPU41は、HDMI受信部44及びHDMI送信部46にも接続され、両部のデータ送受信処理を制御する。
HDMI入力端子10a及び10bは、上述したように、STB4及びDVHSプレイヤー6等の他のソース機器(またはリピータ機器)とHDMIケーブル7を介して接続可能とされ、種々のコンテンツの映像信号や音声信号を、デジタルベースバンド信号として他のソース機器(またはリピータ機器)から入力する。またHDMI入力端子10a及び10bは、他のソース機器(またはリピータ機器)との間で、上記制御信号を入力及び出力する。
HDMI受信部44は、HDMI入力端子10a及び10bにより入力された映像信号及び音声信号を受け取り、映像信号を映像信号処理回路38へ、音声信号を音声信号処理回路37へそれぞれ出力する。また、HDMI受信部44は、CPU41の制御の下、HDMI入力端子10a及び10bによる、他のソース機器(またはリピータ機器)との間の上記制御信号の送受信を制御する。
HDMI出力端子9は、上述したように、TV1等のシンク機器とHDMIケーブル7を介して接続可能とされ、HDMI送信部46から供給される映像信号及び音声信号を、デジタルベースバンド信号としてシンク機器へ出力する。またHDMI出力端子9は、シンク機器との間で、上記制御信号を入力及び出力する。
HDMI送信部46は、上記映像信号処理回路38またはHDMI受信部44から供給される映像信号や、上記音声信号処理回路37またはHDMI受信部44から供給される音声信号をHDMI出力端子9へ出力し、当該HDMI出力端子9による信号の送信を制御する。またHDMI送信部46は、上記CPU41の制御の下、HDMI出力端子9とシンク機器との間の上記制御信号の送受信を制御する。
図4は、DVD/AVシステム3のHDMI送信部46及びTV1のHDMI受信部23の電気的構成を示した図である。
上述したように、HDMIソースとしてのDVD/AVシステム3のHDMI送信部46と、HDMIシンクとしてのTV1のHDMI受信部23とは、1本のHDMIケーブル7で接続されている。しかしながら、HDMI送信部46とHDMI受信部23とは、無線により接続されてもよい。
HDMI送信部46は、トランスミッタ50を有する。トランスミッタ50は、例えば、映像を構成する画像の非圧縮の画素データを対応する差動信号に変換し、3つのTMDSチャンネル#0,#1,#2を介して、HDMI受信部23に一方向にシリアル伝送する。
また、トランスミッタ50は、非圧縮の映像に付随する音声データ、さらには、必要な制御データその他の補助データ等を、対応する差動信号に変換し、3つのTMDSチャンネル#0,#1,#2を介して、HDMI受信部23に一方向にシリアル伝送する。
さらに、トランスミッタ50は、3つのTMDSチャンネル#0,#1,#2で送信する画素データに同期したピクセルクロックを、TMDSクロックチャンネルを介して、HDMI受信部23に送信する。ここで、1つのTMDSチャンネル#i(i=0,1,2)では、ピクセルクロックの1クロックの間に、10ビットの画素データが送信される。
HDMI受信部23は、レシーバ30を有する。レシーバ30は、TMDSチャンネル#0,#1,#2で、HDMI送信部46から一方向に送信されてくる、画素データに対応する差動信号と、音声データや制御データに対応する差動信号を、同じくHDMI送信部46からTMDSクロックチャンネルで送信されてくるピクセルクロックに同期して受信する。
HDMI送信部46とHDMI受信部23との間の伝送チャンネルとしては、上記TMDSチャンネル#0乃至#2及びTMDSクロックチャンネルの他に、DDCライン110、CECライン120及びHPDライン130の3つの伝送チャンネルがある。
DDCライン110は、HDMIケーブル7に含まれる図示せぬ2本の信号線からなり、HDMI送信部46が、HDMI受信部23から、上述したEDIDを読み出すのに使用される。
すなわち、HDMI受信部23は、レシーバ30の他に、自身の設定や性能に関する情報であるEDIDを記憶しているEDIDROM(EDID ROM(Read Only Memory))60を有している。HDMI送信部46は、HDMI受信部23から、そのHDMI受信部23のEDIDROM60が記憶しているEDIDを、DDCライン110を介して読み出し、そのEDIDに基づき、HDMI受信部23の設定や性能、すなわち、たとえばHDMI受信部23(を有するTV1)が対応している画像のフォーマット(プロファイル)、たとえばRGB(Red/Green/Blue)や、YCbCr4:4:4,YCbCr4:2:2などを認識する。
また、EDIDには、HDMI送信部46に割り当てられる物理アドレスも記述されている。HDMI送信部46は、DDCライン110を介してこのEDIDを読み出すことで、自身の物理アドレスを取得する。
CECライン120は、HDMIケーブル7に含まれる図示せぬ1本の信号線からなり、HDMI送信部46とHDMI受信部23との間で、制御用のデータやメッセージ(CECメッセージ)の双方向通信を行うのに用いられる。
TV1は、このCEC接続に対応していることにより、HDMI接続において、どういった機器がどのような接続形態でトポロジー上に形成されているかを、上記接続機器メニュー画面として表現することが可能となっている。
HPDライン130は、上述したように、HDMI送信部46およびHDMI受信部23が、他の電子機器、つまりHDMI受信部23またはHDMI送信部46と接続されたことを検出して、一方向伝送の可否やメッセージ応答の可否を判断するために用いられる。
次に、以上のように構成された伝送システムにおいて、TV1が上記接続機器メニュー画面を表示する場合の各機器の動作について説明する。
シンク機器としてのTV1は、接続先機器の機器情報を、<Polling Message>、<Report Physical Address>、<OSD Name Transfer>の各CECメッセージを用いて把握することが可能であり、この機器情報の把握により、上記接続機器メニュー画面が表示可能となる。
まず、上記伝送システム内の各機器に物理アドレスが割り当てられる際の各機器の動作について説明する。
図5は、各機器に物理アドレスが割り当てられる様子を示した図である。
同図に示すように、シンク機器またはリピータ機器として機能し得る上記TV1、DVD/AVシステム3及びSTB4の各機器は、上述したように、それぞれEDIDを有し、当該EDIDに、自身に接続された機器に対して割り当てるべき固有の物理アドレスを予め記憶している。
同図においては、例えば、TV1は、HDMI入力端子8aに物理アドレス[1.0.0.0]を割り当て、HDMI入力端子8bに物理アドレス[2.0.0.0]を割り当てている。同様に、DVD/AVシステム3は、HDMI入力端子10aに物理アドレス[2.1.0.0]を割り当て、HDMI入力端子10bに物理アドレス[2.2.0.0]を割り当てている。
シンク機器に初めて接続されたソース機器(またはリピータ機器)は、上記HPDライン130により、シンク機器側のHDMI入力端子に接続されたことを検出すると(HPD:L→H)、上記EDIDを読み出すことで、上記物理アドレスを動的に取得する。すなわち、TV1のEDIDから、DVDプレイヤー2は物理アドレス[1.0.0.0]を取得し、DVD/AVシステム3は物理アドレス[2.0.0.0]を取得する。DVD/AVシステム3のEDIDから、STB4は物理アドレス[2.1.0.0]を取得し、PVR5は物理アドレス[2.1.1.0]を取得する。PVR5は、STB4のEDIDから、物理アドレス[2.1.1.0]を取得する。このとき、HDMI出力端子を持たないTV1は、ルートデバイスとして、物理アドレス[0.0.0.0]を有する機器となる。
DVD/AVシステム3等の各ソース機器(またはリピータ機器)は、取得した物理アドレスを、例えばフラッシュメモリ等の記憶装置に記憶する。これにより、各機器は、TV1のHDMI入力端子8から外されて、HPDがHからLと変化しても自機の物理アドレスを保持することができる。
次に、TV1が上記各接続機器の接続状態を認識する動作について説明する。
上述のように、各機器に物理アドレスが割り当てられたのみでは、TV1は、各機器がどういった種別の機器なのかを知ることはできない。そのため、TV1は、各機器へ上記CECメッセージとして<Polling Message>を送信する。この<Polling Message>は、CEC対応機器が、他の機器に対してPing(リプライの確認)をすることにより、各機器の存在及び種類を知るためのメッセージである。TV1は、この<Polling Message>を各機器に定期的(例えば15秒毎)に送信することで、トポロジー上の各機器の種別(CEC上のデバイスタイプ)をリアルタイムに知ることができる。このデバイスタイプは、1つの機器に複数付与される場合もある。上記DVD/AVシステム3は、[Playback Device]と[Audio System]の2つのデバイスタイプを有する。
図6は、CECプロトコルにおける論理アドレス及びデバイスタイプの定義を示すテーブルを示した図である。
同図に示すように、CECプロトコルにおいては、0〜15までの16の論理アドレスに対して、それぞれデバイスタイプが割り当てられている。例えば、上記TV1には論理アドレス[0]が割り当てられる。上記DVDプレイヤー2は、[Playback Device]に当たるため、DVDプレイヤー2には論理アドレス[4]、[8]及び[11]の何れかの論理アドレスが割り当てられる。上記PVR5は、[Recording Device]に当たるため、PVR5には論理アドレス[1]、[2]及び[9]の何れかの論理アドレスが割り当てられる。上記DVD/AVシステム3は、上述のように[Playback Device]と[Audio System]の2つのデバイスタイプを有するため、DVD/AVシステム3には、[4]、[8]及び[11]の何れかの論理アドレスと、論理アドレス[5]とが割り当てられる。論理アドレス[15]は、ブロードキャスト用のアドレスである。
上記<Polling Message>は、この0〜14の何れかの論理アドレスを宛先として指定して送信される。
図7は、TV1と他の機器との他の接続例を示した図である。
同図に示すように、TV1のHDMI入力端子8a(HDMI1)には、DVD/AVシステム3が接続され、HDMI入力端子8b(HDMI2)には、PVR5が接続されている。DVD/AVシステム3のHDMI入力端子10a及び10bには何の機器も接続されていない。この場合における、TV1による接続状態の認識処理の具体例を以下説明する。
図8は、TV1が各機器の接続状態を認識する際のCECメッセージのやり取りの流れを示したシーケンス図である。
同図に示すように、まず、TV1にメインメニュー画面が表示されている状態で、ユーザにより例えばリモコン11の接続機器認識ボタンが押下されると、論理アドレス[1]を有するTV1のHDMI受信部23は、論理アドレス[14]〜論理アドレス[1]宛に、逐次<Polling Message>を送信する。この場合、論理アドレス[5]宛、論理アドレス[4]宛及び論理アドレス[1]宛の各<Polling Message>に対してACKが返答され、それら以外の宛先の各<Polling Message>に対してはACKが返答されていない(S1)。
そこで、HDMI受信部23は、論理アドレス[5]宛、論理アドレス[4]宛及び論理アドレス[1]宛に、<Give Physical Address>を送信して、各機器の物理アドレスを要求する。論理アドレス[5]、論理アドレス[4]及び論理アドレス[1]を有する各機器は、当該<Give Physical Address>に対してACKを返答した上で、<Report Physical Address>をブロードキャストして、自身の物理アドレス及びデバイスタイプを通知する(S2)。
すなわち、論理アドレス[5]及び論理アドレス[4]を有するDVD/AVシステム3は、<Give Physical Address>により、自身の物理アドレス[1.0.0.0]と、デバイスタイプ[Playback Device]及び[Audio System]を各機器へ通知する。また、論理アドレス[1]を有するPVR5は、<Give Physical Address>により、自身の物理アドレス[2.0.0.0]と、デバイスタイプ[Recording Device]を各機器へ通知する。これにより、TV1は、論理アドレス[5]、論理アドレス[4]及び論理アドレス[1]の各機器の物理アドレス及びデバイスタイプを把握することができる。
ここで、同一デバイスタイプの機器が複数存在する場合に、TV1が、上記取得したデバイスタイプのまま上記接続機器メニュー画面を表示してしまうと、ユーザはそれらの機器を判別することが困難となる。
そこで、HDMI受信部23は、物理アドレス及びデバイスタイプを取得した上記論理アドレス[5]、論理アドレス[4]及び論理アドレス[1]の機器に、[Set OSD Name]を送信する。当該[Set OSD Name]を受信した各機器は、TV1へACKを返答した上で、[Give OSD Name]を送信する(S3)。OSD Nameは、各機器のモデル名を示す。当該OSD Nameを受信することで、TV1は、各機器のより詳細な情報を把握し、上記接続機器メニュー画面に反映させることができる。
続いて、HDMI受信部23は、デバイスタイプが[Audio System]であることを把握した論理アドレス[5]宛に、<Give System Audio Mode Status>を送信する。当該<Give System Audio Mode Status>を受信した論理アドレス[5]を有するDVD/AVシステム3は、TV1へ<System Audio Mode Status>を返信する。これにより、HDMI受信部23は、TV1のスピーカ21と、DVD/AVシステム3に接続されたスピーカ40との間でON/OFF(ミュート)を切り替えることができる。
ところで、上述したように、DVD/AVシステム3は、[Playback Device]と[Audio System]という2つのデバイスタイプと、これに対応した2つの論理アドレスを有する(論理アドレス[5]及び論理アドレス[4])。一方、物理アドレスは1つである(物理アドレス[1.0.0.0])。TV1がこの2つのデバイスタイプを上記接続機器メニュー画面に2つとも表示させてしまうと、あたかも2台の機器がHDMI入力端子8a(HDMI1)に接続されているかのような誤解をユーザに与えてしまう。
そこで、本実施形態においては、上記デバイスタイプに優先順位を付けて、上記接続機器メニュー画面にデバイスタイプを1つのみ表示させることで、ユーザの混乱を防ぐこととしている。以下、この処理について説明する。
図9は、TV1による、当該デバイスタイプの優先順位に基づく接続機器メニュー画面の表示処理の流れを示したフローチャートである。
同図に示すように、TV1のHDMI受信部23は、上記<Report Physical Address>により各機器の論理アドレス毎の物理アドレス及びデバイスタイプの情報を受信し、CPU25は、当該各機器の情報を、物理アドレスによりソートする(ステップ91)。続いて、CPU25は、ソートした情報中に、同一の物理アドレスが複数含まれているか否かを判断する(ステップ92)。
続いて、CPU25は、例えばフラッシュメモリ26等に予め記憶してある、表示優先順位情報を基に、各機器の情報をソートする(ステップ93)。この表示優先順位情報は、例えば、各機器のデバイスタイプを以下の順で順位付けする。
1.Player (Playback Device)
2.Recorder (Recording Device)
3.Tuner
4.Audio System
もちろん、優先順位は、上記順位に限られるものではない。ユーザにより優先順位がカスタマイズされても構わない。
そして、CPU25は、物理アドレスが同一の機器のデバイスタイプ中、上記優先順位の最上位のデバイスタイプを選択して、当該選択されたデバイスタイプを基に、上記接続機器メニュー画面を表示させる(ステップ94)。
図10は、上記図7の接続例において表示される接続機器メニュー画面の表示例を示した図である。
同図に示すように、TV1のCPU25は、接続機器メニュー画面100上に、接続されている機器毎に、「機器(デバイスタイプ)」、「入力端子」、「モデル」の各情報を表示する。
上述のように、TV1は、論理アドレス[4]及び[5]を有するDVD/AVシステム3から、物理アドレス[1.0.0.0]と、デバイスタイプ[Playback Device]及び[Audio System]とを通知され、さらに上記優先順位による順位付けも行っている。上記優先順位情報によれば、デバイスタイプ[Playback Device]が[Audio System]よりも順位が高いため、[Playback Device]が選択されることとなる。したがって、TV1のCPU25は、論理アドレス[4]及び[5]を有する機器の機器名(デバイスタイプ)として「プレイヤー1」を表示させ、当該機器が接続されている入力端子名として「HDMI1」(HDMI入力端子8a)を表示させる。さらにCPU25は、上記通知されたOSD Nameに基づいて、DVD/AVシステム3のモデル名を表示させる。
またTV1は、論理アドレス[1]を有するPVR5から、物理アドレス[2.0.0.0]、デバイスタイプ[Recording Device]及びそのOSD Nameを通知されている。したがってCPU25は、論理アドレス[1]を有する機器の機器名(デバイスタイプ)として「レコーダー1」を表示させ、入力端子名として「HDMI2(HDMI入力端子8b)」を表示させ、さらにそのモデル名を表示させる。
これにより、複数のデバイスタイプを有する機器の各デバイスタイプを1つのみ表示させることで、ユーザに分かりやすさを提供することができる。
図11は、TV1のHDMI入力端子8a及び8bから全ての機器が外された状態を示した図である。同図の場合における上記接続機器メニュー画面100の更新処理について以下説明する。
図12は、TV1から機器が外された場合における接続機器メニュー画面100の更新処理の流れを示した図である。
同図に示すように、HDMI受信部23は、論理アドレス[4]及び[5]を有するDVD/AVシステム3及び論理アドレス[1]を有するPVR5へ、それぞれ上記<Polling Message>を送信する(ステップ121)。そして、CPU25は、当該<Polling Message>に対してACKが返答されたか否かを判断する(ステップ122)。
CPU25は、各機器からACKが返答された場合(Yes)には、上記接続機器メニュー画面100の表示をそのまま維持する(ステップ123)。CPU25は、何れかの機器からACKが返答されない場合(No)には、接続機器メニュー画面100のうち、ACKが返答されなかった機器の表示項目を消去して、接続機器メニュー画面100を更新する(ステップ124)。
図13は、TV1から機器が外された場合の接続機器メニュー画面100の表示例を示した図である。同図は、上記DVD/AVシステム3及びPVR5のいずれもTV1から外された場合の表示例である。同図に示すように、これまで表示されていた各項目は全て消去されている。これにより、ユーザは、現在TV1のHDMI入力端子8a及び8bに何も接続されていないことをリアルタイムに知ることができる。
図14は、図7及び図11の接続状態を経て、DVD/AVシステム3がTV1のHDMI入力端子8b(HDMI2)に繋ぎ替えられた状態を示した図である。以下、この場合におけるDVD/AVシステム3の動作について説明する。
図15は、DVD/AVシステム3がTV1のHDMI入力端子8aに繋ぎ替えられた場合の、DVD/AVシステム3の動作の流れを示したフローチャートである。また図16は、この場合における各機器のCECメッセージのやり取りを示したシーケンス図である。
上記図11に示したように、DVD/AVシステム3がTV1から外された段階では、DVD/AVシステム3は、HPDの「High」から「Low」への移行は検知するが、TV1のHDMI入力端子8a(HDMI1)の物理アドレス[1.0.0.0]は保持したままである。この状態から、DVD/AVシステム3がTV1のHDMI入力端子8b(HDMI2)へ繋ぎ替えられた場合、図15に示すように、DVD/AVシステム3のHDMI送信部46は、HPDの状態の変化(Low→High)を検知する(図15のステップ151のYes)。
HDMI送信部46は、このHPDのLからHへの変化の検知をトリガにして、TV1のEDIDROM60から、DDCライン110を介してEDIDを再度読み出し、TV1のHDMI入力端子8b(HDMI2)に割り当てられた物理アドレス[2.0.0.0]を取得する(図15のステップ152、図16のステップ161)。当該物理アドレスは、例えばフラッシュメモリ42等に保持される。すなわち、上記図7の接続状態においてフラッシュメモリ42に記憶されていた物理アドレス[1.0.0.0]が、[2.0.0.0]へ更新されて新たに保持されることとなる。
続いて、HDMI送信部46は、論理アドレス[4]宛へ<Polling Message>を2回送信する(図16のステップ162、ステップ163)。HDMI送信部46は、この<Polling Message>に対してACKが返答されないことを確認すると、自身[Playback Device]としての論理アドレスを[4]に確定する(ステップ164)。
同様に、HDMI送信部46は、論理アドレス[5]宛へ<Polling Message>を2回送信する(図16のステップ165、ステップ166)。HDMI送信部46は、この<Polling Message>に対してACKが返答されないことを確認すると、自身の[Audio System]としての論理アドレスを[5]に確定する(ステップ167)。
そして、HDMI送信部46は、論理アドレス[4]の更新された物理アドレス[2.0.0.0]及びデバイスタイプ[Playback Device]と、論理アドレス[5]の更新された物理アドレス[2.0.0.0]及びデバイスタイプ[Audio System]を、それぞれブロードキャストにより通知する(図15のステップ153、図16のステップ168、169)。また、図示しないが、HDMI送信部46は、その後、例えばTV1の要求に応じて、または自発的に、OSD NameもTV1へ通知する。
以上の処理により、TV1は、DVD/AVシステム3がTV1のHDMI入力端子8b(HDMI2)へ繋ぎ替えられた場合に、DVD/AVシステム3の新たな物理アドレス、デバイスタイプ及びOSD Nameの各情報を取得することができる。TV1は、この新たに取得した情報を基に、上記接続機器メニュー画面100を更新することができる。
図17は、DVD/AVシステム3がTV1のHDMI入力端子8b(HDMI2)へ繋ぎ替えられた場合の接続機器メニュー画面100の表示例を示した図である。
同図に示すように、上記図10と比較して、DVD/AVシステム3(プレイヤー1)の表示項目のうち、入力端子名が、「HDMI2」へ更新されている。これにより、TV1は、DVD/AVシステム3がHDMI入力端子8b(HDMI2)へ繋ぎ替えられたことをユーザに即座に知らせることができ、ユーザの利便性を向上させることができる。
本発明は上述の実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
上述の実施形態においては、DVD/AVシステム3のように、複数のデバイスタイプを有する機器については、TV1は、上記優先順位情報を基に、最上位の1つのデバイスタイプのみを接続機器メニュー画面100に表示していた。しかしながら、TV1は、複数のデバイスタイプを全て接続機器メニュー画面100に表示しても構わない。
図18はこの場合の接続機器メニュー画面100の表示例を示した図である。同図においては、上記図7の接続状態における表示例を示す。同図に示すように、DVD/AVシステム3については、「プレイヤー1」と「オーディオシステム」という2つのデバイスタイプが例えば「/」で区切られて表示されている。このように全てのデバイスタイプを表示させることで、TV1は、各接続機器の全ての機能をユーザに報知することができる。
上述の実施形態においては、図8で示したように、TV1の各接続機器は、TV1から送信された<Give Physical Address>に応じて、<Report Physical Address>を送信していた。しかしながら、各ソース機器は、物理アドレスを取得した場合、<Give Physical Address>を受信しなくても、自発的に<Report Physical Address>を送信しても構わない。
上述の実施形態においては、TV1は、接続機器メニュー画面100に、機器名、入力端子名、モデル名の各情報を表示していた。しかしながら、この表示項目は上述の3つの項目に限られるものではない。例えば、TV1は、「プレイヤー」、「レコーダー」等、機器名を大まかに区別する情報のみならず、例えばDVDプレイヤー、HDDレコーダー等、各機器種別をより詳細に示した項目を表示しても構わない。
上述の実施形態においては、伝送システム内のシンク機器としてTV、ソース機器(リピータ機器)としてDVDプレイヤー、DVD/AVシステム、STB、PVR、VHSプレイヤーの各機器を示した。しかし、本発明は、例えばチューナやカムコーダ等、その他の電子機器にももちろん適用可能である。
本発明の一実施形態における伝送システムの構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態におけるTVの構成を示したブロック図である。 本発明の一実施形態におけるDVD/AVシステムの構成を示したブロック図である。 本発明の一実施形態におけるDVD/AVシステムのHDMI送信部及びTVのHDMI受信部の電気的構成を示した図である。 本発明の一実施形態における伝送システム内の各機器に物理アドレスが割り当てられる様子を示した図である。 CECプロトコルにおける論理アドレス及びデバイスタイプの定義を示すテーブルを示した図である。 TVと他の機器との他の接続例を示した図である。 本発明の一実施形態において、TVが各機器の接続状態を認識する際のCECメッセージのやり取りの流れを示したシーケンス図である。 TVによる、デバイスタイプの優先順位に基づく接続機器メニュー画面の表示処理の流れを示したフローチャートである。 図7の接続例において表示される接続機器メニュー画面の表示例を示した図である。 本発明の一実施形態において、TVのHDMI入力端子から全ての機器が外された状態を示した図である。 本発明の一実施形態において、TVから機器が外された場合における接続機器メニュー画面の更新処理の流れを示した図である。 本発明の一実施形態において、TVから機器が外された場合の接続機器メニュー画面の表示例を示した図である。 本発明の一実施形態において、DVD/AVシステムがTVの他方のHDMI入力端子に繋ぎ替えられた状態を示した図である。 本発明の一実施形態において、DVD/AVシステムがTVの他方HDMI入力端子に繋ぎ替えられた場合の、DVD/AVシステムの動作の流れを示したフローチャートである。 本発明の一実施形態において、DVD/AVシステムがTVの他方HDMI入力端子に繋ぎ替えられた場合の、各機器のCECメッセージのやり取りを示したシーケンス図である。 本発明の一実施形態において、DVD/AVシステムがTVの他方のHDMI入力端子へ繋ぎ替えられた場合の接続機器メニュー画面の表示例を示した図である。 本発明の他の実施形態における接続機器メニュー画面の表示例を示した図である。
符号の説明
1…テレビジョン装置(TV)
2…DVDプレイヤー
3…DVD/AVシステム
4…STB
5…PVR
6…デジタルVHSプレイヤー
7…HDMIケーブル
8a、8b、10a、10b…HDMI入力端子
9…HDMI出力端子
15…映像信号処理回路
18…表示パネル
23、44…HDMI受信部
25、41…CPU
26、42…フラッシュメモリ
46…HDMI送信部
100…接続機器メニュー画面
110…DDCライン
120…CECライン
130…HPDライン

Claims (12)

  1. 外部機器が有する、第1の物理アドレスが割り当てられた第1のHDMI(High-Definition Multimedia Interface)入力端子及び第2の物理アドレスが割り当てられた第2のHDMI入力端子に接続可能なHDMI出力端子と、
    前記HDMI出力端子の、前記第1または第2のHDMI入力端子への接続を検出する検出手段と、
    前記HDMI出力端子の前記第1のHDMI入力端子への接続が検出された場合に前記外部機器から前記第1の物理アドレスを読み出し、前記HDMI出力端子の前記第2のHDMI入力端子への接続が検出された場合に前記外部機器から前記第2の物理アドレスを読み出す読み出し手段と、
    前記読み出された第1または第2の物理アドレスを、前記HDMI出力端子を介して前記外部機器へ送信する送信手段と
    を具備する電子機器。
  2. 請求項1に記載の電子機器であって、
    前記第1のHDMI入力端子への接続が検出された場合に、前記読み出された当該第1の物理アドレスを記憶する記憶手段と、
    前記第2のHDMI入力端子への接続が検出された場合に、前記記憶された第1の物理アドレスを、前記読み出された第2の物理アドレスへ更新する更新手段と
    を具備する電子機器。
  3. 請求項2に記載の電子機器であって、
    前記送信手段は、当該電子機器の機器種別を示す機器種別情報を前記第1または第2の物理アドレスと共に前記外部機器へ送信する
    電子機器。
  4. 請求項3に記載の電子機器であって、
    前記送信手段は、当該電子機器の型名を示す型名情報を更に送信する
    電子機器。
  5. 外部機器が有するHDMI出力端子に接続可能な第1のHDMI(High-Definition Multimedia Interface)入力端子と、
    前記HDMI出力端子に接続可能な第2のHDMI入力端子と、
    前記第1のHDMI入力端子に割り当てられた第1の物理アドレスと、前記第2のHDMI入力端子に割り当てられた第2の物理アドレスとを記憶する第1の記憶手段と、
    前記第1のHDMI入力端子へ前記HDMI出力端子が接続された場合に前記外部機器から前記第1の物理アドレス及び当該外部機器の機器種別を示す機器種別情報を受信し、前記第2のHDMI入力端子へ前記HDMI出力端子が接続された場合に前記外部機器から前記第2の物理アドレス及び前記機器種別情報を受信する受信手段と、
    前記受信された第1及び第2の物理アドレスのうち少なくとも一方と、前記機器種別情報とを基に、前記外部機器が接続されているHDMI入力端子を識別する入力端子識別情報及び前記外部機器の機器種別情報を表示する表示手段と
    を具備する電子機器。
  6. 請求項5に記載の電子機器であって、
    前記表示手段は、前記第1のHDMI入力端子へ前記HDMI出力端子が接続された場合に、前記受信された第1の物理アドレスを基に表示した前記入力端子識別情報を、前記第2のHDMI入力端子へ前記HDMI出力端子が接続された場合に、前記受信された第2の物理アドレスを基に更新して表示する
    電子機器。
  7. 請求項6に記載の電子機器であって、
    複数の異なる前記機器種別情報の優先順位を示す優先順位情報を記憶する第2の記憶手段を更に具備し、
    前記外部機器には複数の異なる機器種別が割り当てられており、
    前記受信手段は、前記複数の機器種別情報をそれぞれ受信し、
    前記表示手段は、前記受信された複数の機器種別情報のうち、前記記憶された優先順位情報を基に選択された1つの機器種別情報を外部機器毎に表示する
    電子機器。
  8. 請求項7に記載の電子機器であって、
    前記受信手段は、前記外部機器の型名を示す型名情報を更に受信し、
    前記表示手段は、前記機器種別情報及び入力端子識別情報と共に前記受信された型名情報を表示する
    電子機器。
  9. 請求項6に記載の電子機器であって、
    前記外部機器には複数の異なる機器種別が割り当てられており、
    前記受信手段は、前記複数の機器種別情報をそれぞれ受信し、
    前記表示手段は、前記受信された複数の機器種別情報を、各1つの前記機器種別情報及び入力端子識別情報と共に表示する
    電子機器。
  10. HDMI(High-Definition Multimedia Interface)出力端子を有するソース機器と、第1のHDMI入力端子及び第2のHDMI入力端子を有するシンク機器とを具備する表示システムであって、
    前記ソース機器は、
    当該ソース機器の機器種別を示す機器種別情報を記憶する第1の記憶手段と、
    前記HDMI出力端子の、前記第1または第2のHDMI入力端子への接続を検出する検出手段と、
    前記HDMI出力端子の前記第1のHDMI入力端子への接続が検出された場合に、前記第1のHDMI入力端子に割り当てられた第1の物理アドレスを前記シンク機器から読み出し、前記HDMI出力端子の前記第2のHDMI入力端子への接続が検出された場合に、前記第2のHDMI入力端子に割り当てられた第2の物理アドレスを前記シンク機器から読み出す読み出し手段と、
    前記読み出された第1または第2の物理アドレス及び前記機器種別情報を前記HDMI出力端子を介して前記シンク機器へ送信する送信手段とを有し、
    前記シンク機器は、
    前記第1及び第2の物理アドレスを記憶する第2の記憶手段と、
    前記送信された前記第1の物理アドレス及び前記機器種別情報を前記第1のHDMI入力端子を介して受信し、前記送信された前記第2の物理アドレス及び前記機器種別情報を前記第2のHDMI入力端子を介して受信する受信手段と、
    前記受信された第1及び第2の物理アドレスのうち少なくとも一方と、前記機器種別情報とを基に、前記ソース機器が接続されているHDMI入力端子を識別する入力端子識別情報及び当該ソース機器の機器種別情報を表示する表示手段とを有する
    表示システム。
  11. 外部機器が有する、第1の物理アドレスが割り当てられた第1のHDMI(High-Definition Multimedia Interface)入力端子または第2の物理アドレスが割り当てられた第2のHDMI入力端子へ、HDMI出力端子が接続されたことを検出し、
    前記HDMI出力端子の前記第1のHDMI入力端子への接続が検出された場合に前記外部機器から前記第1の物理アドレスを読み出し、前記HDMI出力端子の前記第2のHDMI入力端子への接続が検出された場合に前記外部機器から前記第2の物理アドレスを読み出し、
    前記読み出された第1または第2の物理アドレスを前記HDMI出力端子を介して前記外部機器へ送信する
    送信方法。
  12. 外部機器が有するHDMI出力端子に接続可能な第1のHDMI(High-Definition Multimedia Interface)入力端子に割り当てられた第1の物理アドレスと、前記HDMI出力端子に接続可能な第2のHDMI入力端子に割り当てられた第2の物理アドレスとを記憶し、
    前記第1のHDMI入力端子へ前記HDMI出力端子が接続された場合に前記外部機器から前記第1の物理アドレス及び当該外部機器の機器種別を示す機器種別情報を受信し、前記第2のHDMI入力端子へ前記HDMI出力端子が接続された場合に前記外部機器から前記第2の物理アドレス及び前記機器種別情報を受信し、
    前記受信された第1及び第2の物理アドレスのうち少なくとも一方と、前記機器種別情報とを基に、前記外部機器が接続されているHDMI入力端子を識別する入力端子識別情報及び前記外部機器の機器種別情報を表示する
    表示方法。
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