JP4889610B2 - 表示装置及び表示システム - Google Patents

表示装置及び表示システム Download PDF

Info

Publication number
JP4889610B2
JP4889610B2 JP2007264389A JP2007264389A JP4889610B2 JP 4889610 B2 JP4889610 B2 JP 4889610B2 JP 2007264389 A JP2007264389 A JP 2007264389A JP 2007264389 A JP2007264389 A JP 2007264389A JP 4889610 B2 JP4889610 B2 JP 4889610B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hdmi
input
display device
cec
amplifier
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007264389A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008104175A (ja
Inventor
竜也 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2007264389A priority Critical patent/JP4889610B2/ja
Publication of JP2008104175A publication Critical patent/JP2008104175A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4889610B2 publication Critical patent/JP4889610B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、表示装置及び表示システム、より詳細には、HDMI(High Definition Multimedia Interface)等によるデジタルインタフェースによりDVD録画装置などの出力装置と接続可能な表示装置、及び該装置を備えた表示システムに関する。
映像伝送用のデジタルインタフェースとしてHDMIが普及している。HDMIは、PCとディスプレイの接続標準規格であるDVIに音声伝送機能や著作権保護機能を加えて、AV機器向けにアレンジしたものとなっている。
従来は機器間の接続にビデオ、オーディオ、コントロールの各信号用の複数のケーブルを用いていたが、HDMIではケーブル1本で済み、コントロール信号は双方向の伝送に対応しているため、例えばモニタからHDMIで接続されたSTB(Set Top Box)やDVDプレーヤ等の出力装置にコントロール信号を中継することによって、一つのリモコンでホームシアタなどのAVシステム全体を操作することも可能となった。
上記HDMIのようなデジタルインタフェースにより複数のAV機器を接続し、各AV機器の音声信号、映像信号を入力、出力と切り換えて映像の再生、録画等を行う場合には、各AV機器間の接続を直接つなぎかえるなどで対応していた。しかし、接続するAV機器の数が多くなってくると、この接続の切り換えが煩雑となり、接続ミスも多発するようになる。
このような問題に対して、特許文献1には、IEEE1394のAVCコマンドを用いて接続状況をツリー表示する技術が開示されている。これは、IEEE1394シリアルバスにより各種の機器(テレビを含む)が接続されたホームバスシステムにおいて、ユーザが現在視聴しているテレビから見た1394シリアルバス上の全機器の接続状況を示す画像(接続ツリー)をテレビに表示させる。これにより、現在見ている表示装置と他の機器との接続関係を容易に理解できるような形式で接続関係を表示できるようにしている。
また、特許文献2には、1394シリアルバス上に接続された全機器をツリー表示し、アクティブな機器とそうでない機器をグラフィカルに表示する技術が開示されている。
また、特許文献3には、1394シリアルバス上の経路を表示し、コンテンツ情報表に基づいた最適経路の選択を可能とする技術が開示されている。
特開2000−244836号公報 特表2001−503930号公報 特開2001−86143号公報
前述したHDMI接続によりテレビやレコーダなどのAV機器を複数接続した場合、テレビから操作対象とする機器をユーザに選択させる必要がある。例えば、上記特許文献に記載されているような接続機器一覧を表示させて、その一覧から選択させることも考えられるが、ユーザからすると、操作対象機器を一覧から選択する手間がかかり、効率的とはいえなかった。
また、アクティブな機器を操作対象とする方法もあるが、例えば、HDMI機器の電源が入っていない状態では、どの機器が操作対象になっているのかが分からない。すなわち、ユーザがHDMI入力に切り換えたとしても、ツリー状に接続されている機器の中でどの機器が操作できるのかが分からないという問題があった
本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたものであり、HDMIにより接続された複数の外部機器に対して、入力切換時に、HDMI規格に基づくCEC(Consumer Electronics Control)コマンドを送信することにより、複数の外部機器の中から操作対象機器を選択できるようにした表示装置及び該表示装置を備えた表示システムを提供すること、を目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の技術手段は、外部機器と接続するHDMI端子を備え、複数の外部機器が階層的にツリー状に接続される表示装置であって、前記表示装置は、入力切換に応じて、入力経路を切り換えるためのCECコマンドを送信し、前記表示装置は、前記CECコマンドを受信した前記外部機器から、該外部機器が次階層の外部機器を選択している旨の通知を受信すると、該通知の受信により前記次階層の外部機器へ前記CECコマンドを送信し、前記表示装置は、前記CECコマンドを受信した前記外部機器から前記通知を受信しない場合、前記CECコマンドを受信した前記外部機器を操作対象機器として選択することを特徴としたものである。
の技術手段は、第1の技術手段において、操作対象機器に選択された外部機器のアドレス情報を記憶する記憶手段を備え、次回入力切換時に、前記外部機器のアドレスを指定して前記CECコマンドを送信することを特徴としたものである。
の技術手段は、第1又は第2の技術手段において、前記CECコマンドは、HDMI規格で定義された<Set Stream Path>であることを特徴としたものである。
の技術手段は、第1乃至第のいずれか1の技術手段における表示装置と、該表示装置のHDMI端子に直接にまたは他の外部機器のHDMI端子を介して間接に接続される複数の外部機器とを備えた表示システムである。
本発明によれば、HDMIにより接続された複数の外部機器に対して、入力切換時に、HDMI規格に基づくCECコマンドを送信することにより、複数の外部機器の中から操作対象機器を選択できるため、ユーザは単に入力を切り換えるだけで、操作対象機器を容易に選択することができる。また、ユーザは機器の切り換えを特に意識する必要がないため、接続された機器の操作をスムーズに行うことができる。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の表示装置及び該装置を備えた表示システムに係る好適な実施の形態について説明する。
本発明の実施形態においては、HDMI規格に含まれるCEC(Consumer Electronics Control)を使用する。ここでは、HDMIにより接続された複数の外部機器に対して、入力切換時に、HDMI規格に基づくCECコマンドを送信することにより、複数の外部機器の中から操作対象機器を選択することができるようになる。このCECは、HDMIで規格化されている制御プロトコルであり、そのプロトコルに基づく制御信号であるCECコマンドが機器間でやりとりされる。
図1は、本発明の表示装置の一実施形態例を説明するためのブロック図で、本発明の表示装置をテレビ装置に適用した例を示すものである。
テレビ装置100は、デジタル放送信号を選局して復調するTVチューナ101と、復調した放送信号からEPG(登録商標)データの抽出や復調されたデータの分離を行うデマルチプレクサ102と、分離されたデジタル放送のビデオデータをデコードするビデオデコーダ103とを備えている。
またテレビ装置100は、システム全体の制御を行うシステム制御部104と、システム制御部104からのバスの使用要求を受けてバスの使用許可を与えるバス調停部105とを有している。バス調停部105は、一時に一つのバスの使用要求があったときはただちに使用許可を与え、一時に複数の使用要求があったときは、すなわちバスの使用要求が競合したときは、予めシステム制御部104等に定められている優先度に従ってバスの使用許可を与える。
テレビ装置100には、複数の外部入力I/F(外部入力1,外部入力2)106,107と、HDMI機器からの入力I/F(HDMI入力1,HDMI入力2)108,109とが設けられる。HDMI用のI/Fとしては、後述するHDMIレシーバやCEC I/Fなどが備えられる。これら複数の外部入力とHDMI入力とを切り換えるために入力切換メニューが用意され、システム制御部104の記憶手段に保持される。
画像処理部110では、ノイズリダクション、スケーリングやIP変換等の映像信号変換処理を適宜必要に応じて実施する。また画質強調補正処理やγ補正処理等の画質調整を適宜実施する。また画像信号変換処理において、各種の3次元画像処理を行うためにフレームメモリ112が使用される。デバイス駆動部111は、液晶パネル等の表示デバイス113を駆動制御して、画像処理部から出力された映像信号を表示デバイス113に表示させる。またテレビ装置100には、ユーザが操作するリモートコントローラからの赤外線信号を受信する赤外線受光部114が設けられる。
図2は、本発明が適用可能なAVシステムの構成例を説明するためのブロック図で、出力装置10と、リピータ機器20と、表示装置30とが接続されている構成を示すものである。リピータ機器20及び出力装置10は、本発明に関わる外部機器に該当する。そして出力装置10とリピータ機器20とはHDMIケーブルによって接続され、さらにリピータ機器20と表示装置30とがHDMIケーブルによって接続される。
出力装置10は、HDMIにおけるソース機器に相当し、例えばHDMI出力端子を持つDVDレコーダやHDDレコーダ、D−VHS(登録商標)レコーダ、デジタルビデオカメラなどであり、リピータ機器は、HDMI入力端子と出力端子とをもつAVアンプなどであり、表示装置は、HDMIにおけるシンク機器に相当し、HDMI入力端子をもつ液晶テレビやモニタなどである。AVアンプなどのリピータ機器が複数のHDMI入力端子を持っていれば、複数の出力装置10を接続することができ、AVアンプのセレクタ機能によって入力ラインを切り換えることができる。
HDMIケーブルは、デジタル信号である映像・音声信号を差動方式で伝送するためのTMDS(Transition Minimized Differential Signaling)ライン(デジタル信号転送ライン)41と、機器間で共通の制御信号(CECコマンド)を伝送する双方向バスであるCEC(Consumer Electronics Control)ライン42とを含んでいる。またこの他、HDMIケーブルには、EDID(Extended Display Identification Data)の送信やHDCP(High-bandwidth Digital Content Protection system)認証等に利用される図示しないDDC(Display Data Channel)ラインが含まれる。
ビデオ/音声を含むストリームは、TMDSライン41を用いて伝送される。TMDSライン41はシリアル伝送路であり、例えば、赤(R),緑(G),青(B)のチャンネル毎の3つのデータ伝送路と、1つのクロック伝送路とが設けられている。R,G,Bに分解された映像信号は伝送路内をベースバンド信号で伝送され、音声信号は映像信号のブランキング期間に挿入されて映像信号と同時に伝送される。HDMIは、5.1chや6.1chなどマルチサラウンドの音声信号の伝送にも対応しており、マルチサラウンド音声信号を映像信号に挿入して同時に伝送することができる。
また本発明に関わる表示装置30により操作対象機器を選択するために、CECライン42を介して転送されるCECコマンドが用いられる。上述のように、CECはHDMIで規格化されている制御プロトコルであり、CECコマンドはCECプロトコルに基づく制御信号である。そしてCECコマンドを用いて機器間で情報をやりとりすることにより、表示装置30と接続機器との間で各種の動作制御を実現する。
出力装置10は、HDMIトランスミッタ11、HOST CPU12、フロントマイコン13、CEC I/F14を備えている。HDMIトランスミッタ11は、例えばDVDなどのメディアに記録されている映像データと音声データとを読み出し、音声信号が映像信号のブランキング期間に挿入されたHDMI形式のストリームに変換する。そして、変換したストリームをTMDSライン41によってリピータ機器20へ転送する。HOST CPU12は、HDMIコントローラを含み、HDMIトランスミッタ11の動作を制御する。
CEC I/F14は、HDMIケーブル内のCECライン42を接続し、リピータ機器20との間でCECコマンドの双方向通信を可能とする。CEC I/F14の動作は、CECコントローラを含むフロントマイコン13により制御され、CECコマンドによってHDMI接続された機器を制御することができる。CECの場合、HDMI接続された各機器の論理アドレス(機器の種別)と物理アドレス(機器の位置)が取得されるため、この論理アドレスと物理アドレスを指定することで所望の機器にCECコマンドを送信することができる。
HOST CPU12は装置全体を制御する。またフロントマイコン13は低電力で動作し、常にCECライン42から転送されてくるCECコマンドを監視する。またリモコン装置があれば、そのリモコン信号の送信の有無を監視する。また装置のスタンバイモードなどによってHOST CPU12がダウンしているときも、フロントマイコン13は動作している(少なくともCECコマンドの転送が可能な状態で動作する)。
リピータ機器20は、HDMIレシーバ21、HDMIトランスミッタ22、HOST CPU23、フロントマイコン24、及びCEC I/F25を備えている。リピータ機器20は、出力装置10から転送されたストリームをHDMIレシーバ21で受信し、さらにHDMIトランスミッタ22から送出して、表示装置30に転送する。またCEC I/F25によって、出力装置10との間のCECライン42と、表示装置30との間のCECライン42とを接続する。
HOST CPU23とフロントマイコン24は、上述の出力装置10と同様の機能を備え、HOST CPU23は、HDMIレシーバ21とHDMIトランスミッタ22とを制御するともに装置全体を制御する。またフロントマイコン24はCECコントローラを含み、CECライン42から転送されてくるCECコマンドを監視する。
またAVアンプなどのように、リピータ機器20に複数のHDMI入力端子がある場合、複数のHDMI機器を出力装置10として接続することができる。この場合、リピータ機器20のセレクト機能より、表示装置30に転送するストリームの入力ポートを適宜切り換えることができる。そしてストリームの入力ポートの切換は、表示装置30に対する操作に応じたCECコマンドによって実現することができる。
表示装置30は、HDMIレシーバを内蔵したHOST CPU31、モニターマイコン32、CEC I/F33、及びメモリ34を備えている。表示装置30は、リピータ機器20から送出されたストリームをHDMIレシーバ内蔵のHOST CPU31で受信する。HDMIレシーバはHOST CPU31と分離された構成であってもよい。またCEC I/F33によって、リピータ機器20との間のCECライン42が接続される。
HOST CPU31は、HDMIレシーバを内蔵し、また装置全体を制御している。またモニターマイコン32は、CECライン42のコントローラを含み、CECライン42から転送されてくるCECコマンドを監視する。またモニターマイコン32は、リモコン装置36からのリモコン信号を受信する受光部35を制御している。そして装置のスタンバイモードなどにおいてHOST CPU31がダウンしているときでも、モニターマイコン32が動作し、CECコマンドの送受信とリモコン信号の受信とが可能な状態に維持される。
表示装置30では、HOST CPU31に内蔵されたHDMIレシーバによりストリームの映像/音声が分離され、必要に応じて所定の映像信号処理及び音声信号処理を行って、ディスプレイ等の表示画面に映像表示を行うとともに、スピーカから音声出力させる。またHDMIではない経路から映像/音声信号が入力する場合には、ビデオ/オーディオスイッチにより出力信号が切り替えられる。
図3は、本発明の表示システムによる操作対象機器の選択方法の一例を説明するための図である。本例において、シンク機器であるテレビAは2つのHDMI入力(入力1,入力2)を備え、一方の入力1にはリピータ機器であるAVアンプ1を接続し、他方の入力2にはソース機器であるレコーダを接続する。なお、テレビAは図2に示した表示装置30と同様の構成とする。
テレビAの入力1に接続されたAVアンプ1は、3つのHDMI入力(入力3,入力4,入力5)を備え、入力3にはリピータ機器であるAVアンプ2を接続し、入力4にはソース機器であるDVDプレーヤを接続し、入力5にはリピータ機器であるD−VHS(登録商標)を接続する。
AVアンプ1の入力5に接続されたD−VHS(登録商標)は、2つのHDMI入力(入力6,入力7)を備え、入力6にはソース機器であるSTB(Set Top Box)1を接続し、入力7にはリピータ機器であるAVアンプ3を接続する。最後に、入力7に接続されたAVアンプ3は入力8を備え、この入力8にはソース機器であるSTB2を接続する。
ここで、HDMI接続された機器は、入力を切り換えたときに、<Set Stream Path>というCECコマンドを接続先機器へ送信し、このCECコマンドに対して、接続先機器から“Ack”が返ってくると、当該接続先機器との入力経路が確立される。本例ではこの<Set Stream Path>コマンドを使用して、これら複数の機器の中から操作対象機器を選択できるようにする。
上記のような接続構成において、入力切換によりテレビAの入力2が選択されている場合、この入力2には1台のレコーダが接続されているだけなので、その機器が操作対象であることは容易に判断することができる。
一方、テレビAの入力1に切り換えたとき、どの機器が操作対象であるかは入力1に接続されるAVアンプ1の選択に依存することになる。ここでは、AVアンプ1は入力5のD−VHS(登録商標)を選択し、D−VHS(登録商標)は入力7のAVアンプ3を選択している。そして、AVアンプ3は1台のSTB2を接続しているだけなので、このSTB2が選択機器となる。この機器の選択方法は、例えば、ユーザが各機器の入力切り換えを行っていずれかの入力を有効にするようにしてもよい。
ユーザはこのSTB2からの映像をテレビAで視聴しており、もしくは視聴しようとしているときに、STB2を操作対象としたいが、このSTB2を操作対象として選択するために、上述の<Set Stream Path>コマンドを使用する。
具体的には、テレビAの入力をAVアンプ1側に切り換えたときに、テレビAは、AVアンプ1を指定した“Set Stream Path<AVアンプ1>”のCECコマンドをAVアンプ1へ送信する。AVアンプ1は、このCECコマンドを受けて、<Ack>をテレビAへ送信し、D−VHS(登録商標)が選択状態にあることをテレビAへ通知する。
上記のように次階層の機器のいずれかを選択状態にするために、該機器よりも上位階層の機器の入力を切り換えておく。例えば、AVアンプ1の入力を切り換えて、次階層のAVアンプ2,DVDプレーヤ,D−VHS(登録商標)のいずれかを選択状態にする。この際、入力を切り換えた次階層の機器に対して、HDMI接続が有効な機器かどうかを判定する必要がある。
このHDMI接続が有効かどうかの判定方法として、例えば、入力切換に応じて、上位階層の機器から、該機器に直接接続されている次階層の機器に対して、<Set Stream Path>コマンドを送信し、次階層の機器から<Ack>が返ってきたときに、次階層の機器はHDMI接続が有効と判定することができる。
次に、テレビAは、D−VHS(登録商標)を指定した“Set Stream Path<D−VHS>”のCECコマンドをD−VHS(登録商標)へ送信する。D−VHS(登録商標)は、このCECコマンドを受けて、<Ack>をテレビAへ送信し、AVアンプ3が選択状態にあることをテレビAへ通知する。
次に、テレビAは、AVアンプ3を指定した“Set Stream Path<AVアンプ3>”のCECコマンドをAVアンプ3へ送信する。AVアンプ3は、このCECコマンドを受けて、<Ack>をテレビAへ送信し、STB2が選択状態にあることをテレビAへ通知する。最後に、テレビAは、STB2を指定した“Set Stream Path<STB2>”のCECコマンドをSTB2へ送信する。STB2は、このCECコマンドを受けて、<Ack>をテレビAへ送信する。STB2は、次階層に接続されている機器がないため、テレビAへの選択機器の通知がなされない。このため、STB2が操作対象機器として確定される。
図3に示すように、表示装置であるテレビAを1階層目に配置し、テレビAに直接接続されているリピータ機器やソース機器などの外部機器を2階層目に配置し、3階層目以降についても同様に当該階層の外部機器に直接接続されている外部機器を次階層に配置してなるネットワークを構成した場合、当該階層の外部機器は、テレビAからのCECコマンドを受信すると、選択状態にある次階層の外部機器をテレビAに通知する。テレビAは、通知された選択状態にある次階層の外部機器のアドレスを指定してCECコマンドを送信する。
この際、テレビAは、当該階層の外部機器から、選択状態にある次階層の外部機器の通知があったかどうかを判定し、通知がない場合、当該階層の外部機器を操作対象機器として選択する。このとき、テレビAは,操作対象機器として選択された外部機器のアドレス情報をメモリ34に記憶するようにしてもよい。この場合、次回テレビAの操作を行う際に、ユーザによる入力切換に応じて、メモリ34に記憶した外部機器のアドレスを指定してCECコマンドが送信される。これにより、ユーザはテレビAの入力を入力1へ切り換えるだけで、スムーズに操作対象を選択することができる。
図4は、本発明の表示システムによる操作対象機器選択方法の一例を説明するためのフロー図である。本例では図3に示した接続構成に基づいて説明する。まず、テレビAは、ユーザ操作に従って、AVアンプ1へ入力が切り換えられると(ステップS1)、AVアンプ1のアドレスを指定して“Set Stream Path<AVアンプ1>”コマンドを送信する(ステップS2)。
テレビAは、AVアンプ1から<Ack>が返ってきたかどうかを判定し(ステップS3)、<Ack>が返っていない場合(NOの場合)、接続状態を「接続解除状態」に設定する(ステップS4)。また、ステップS3において、<Ack>が返ってきた場合(YESの場合)、AVアンプ1から選択機器の通知があったかどうかを判定する(ステップS5)。
テレビAは、ステップS5において、AVアンプ1から選択機器の通知がない場合(NOの場合)、AVアンプ1を操作対象機器として選択する(ステップS6)。また、テレビAは、ステップS5において、AVアンプ1から選択機器(ここではD−VHS(登録商標))の通知があった場合(YESの場合)、D−VHS(登録商標)のアドレスを指定して“Set Stream Path<D−VHS>”コマンドを送信する(ステップS7)。
なお、AVアンプの場合、AVアンプ単体で接続されるケースはほとんどなく、入力側がレコーダやSTBなどのソース機器あるいは他のリピータ機器とも接続される。このため、AVアンプを操作対象機器とせずに、ソース機器が接続されていない旨を通知するためのメッセージあるいは他の入力に切り換えるように促すためのメッセージをテレビAから表示等するようにしてもよい。
以下同様に、テレビAは、D−VHS(登録商標)から<Ack>が返ってきたかどうかを判定し(ステップS8)、<Ack>が返っていない場合(NOの場合)、ステップS4に移行して、接続状態を「接続解除状態」に設定する。また、ステップS8において、<Ack>が返ってきた場合(YESの場合)、D−VHS(登録商標)から選択機器の通知があったかどうかを判定する(ステップS9)。
テレビAは、ステップS9において、D−VHS(登録商標)から選択機器の通知がない場合(NOの場合)、ステップS6に移行して、D−VHS(登録商標)を操作対象機器として選択する。また、テレビAは、ステップS9において、D−VHS(登録商標)から選択機器(ここではAVアンプ3)の通知があった場合(YESの場合)、AVアンプ3のアドレスを指定して“Set Stream Path<AVアンプ3>”コマンドを送信する(ステップS10)。
次に、テレビAは、AVアンプ3から<Ack>が返ってきたかどうかを判定し(ステップS11)、<Ack>が返っていない場合(NOの場合)、ステップS4に移行して、接続状態を「接続解除状態」に設定する。また、ステップS11において、<Ack>が返ってきた場合(YESの場合)、AVアンプ3から選択機器の通知があったかどうかを判定する(ステップS12)。
テレビAは、ステップS12において、AVアンプ3から選択機器の通知がない場合(NOの場合)、ステップS6に移行して、AVアンプ3を操作対象機器として選択する。また、テレビAは、ステップS12において、AVアンプ3から選択機器(ここではSTB2)の通知があった場合(YESの場合)、STB2のアドレスを指定して“Set Stream Path<STB2>”コマンドを送信する(ステップS13)。
次に、テレビAは、STB2から<Ack>が返ってきたかどうかを判定し(ステップS14)、<Ack>が返っていない場合(NOの場合)、ステップS4に移行して、接続状態を「接続解除状態」に設定する。また、ステップS14において、<Ack>が返ってきた場合(YESの場合)、STB2から選択機器の通知があったかどうかを判定する(ステップS15)。
テレビAは、ステップS15において、STB2から選択機器の通知がない場合(NOの場合)、ステップS6に移行して、STB2を操作対象機器として選択する。また、テレビAは、ステップS15において、STB2から選択機器の通知があった場合(YESの場合)、当該選択機器のアドレスを指定して“Set Stream Path<選択機器名>”コマンドを送信し、以降、操作対象機器が確定するまで処理を繰り返す。なお、図3に示した例では、STB2以降の選択機器は存在しないため、STB2が操作対象機器として選択される。
図5は、本発明の表示システムによる操作対象機器選択方法の他の例を説明するためのフロー図である。本例では図3に示した接続構成に基づいて説明する。まず、テレビAは、ユーザ操作に従って、AVアンプ1へ入力が切り換えられると(ステップS21)、前回送信した操作対象機器の<Set Stream Path>のアドレス(ここではSTB2)がメモリに記憶されているかどうかを判定する(ステップS22)。当該アドレスが記憶されていない場合(NOの場合)、操作対象機器を選択し直す(ステップS23)。また、ステップS22において、当該アドレスが記憶されている場合(YESの場合)、STB2のアドレスを指定して“Set Stream Path<STB2>”コマンドを送信する(ステップS24)。
テレビAは、STB2から<Ack>が返ってきたかどうかを判定し(ステップS25)、<Ack>が返ってきた場合(YESの場合)、操作対象機器として選択する(ステップS26)また、ステップS25において、<Ack>が返っていない場合(NOの場合)、接続状態を「接続解除状態」に設定する(ステップS27)。このように、テレビ視聴時に、前回送信した<Set Stream Path>のアドレスを記憶しておき、そのアドレスの機器を操作対象とすることで、操作をスムーズに行うことができる。
以上説明したように、本発明によれば、HDMIにより接続された複数の外部機器に対して、入力切換時に、HDMI規格に基づくCECコマンドを送信することにより、複数の外部機器の中から操作対象機器を選択できるため、ユーザは単に入力を切り換えるだけで、操作対象機器を容易に選択することができる。また、ユーザは機器の切り換えを特に意識する必要がないため、接続された機器の操作をスムーズに行うことができる。
本発明の表示装置の一実施形態例を説明するためのブロック図である。 本発明が適用可能なAVシステムの構成例を説明するためのブロック図である。 本発明の表示システムによる操作対象機器の選択方法の一例を説明するための図である。 本発明の表示システムによる操作対象機器選択方法の一例を説明するためのフロー図である。 本発明の表示システムによる操作対象機器選択方法の他の例を説明するためのフロー図である。
符号の説明
10…出力装置、11…HDMIトランスミッタ、12…HOST CPU、13…フロントマイコン、14…CEC I/F、20…リピータ機器、21…HDMIレシーバ、22…HDMIトランスミッタ、23…HOST CPU、24…フロントマイコン、25…CEC I/F、30…表示装置、31…HOST CPU、32…モニターマイコン、33…CEC I/F、34…メモリ、35…受光部、36…リモコン装置、41…TMDSライン、42…CECライン、100…テレビ装置、101…TVチューナ、102…デマルチプレクサ、103…ビデオデコーダ、104…システム制御部、105…バス調停部、106,107…外部入力、108,109…HDMI入力I/F、110…画像処理部、111…デバイス駆動部、112…フレームメモリ、113…表示デバイス、114…赤外線受光部。

Claims (4)

  1. 外部機器と接続するHDMI端子を備え、複数の外部機器が階層的にツリー状に接続される表示装置であって、
    前記表示装置は、入力切換に応じて、入力経路を切り換えるためのCECコマンドを送信し、
    前記表示装置は、前記CECコマンドを受信した前記外部機器から、該外部機器が次階層の外部機器を選択している旨の通知を受信すると、該通知の受信により前記次階層の外部機器へ前記CECコマンドを送信し、
    前記表示装置は、前記CECコマンドを受信した前記外部機器から前記通知を受信しない場合、前記CECコマンドを受信した前記外部機器を操作対象機器として選択することを特徴とする表示装置。
  2. 請求項1に記載の表示装置において、操作対象機器に選択された外部機器のアドレス情報を記憶する記憶手段を備え、
    次回入力切換時に、前記外部機器のアドレスを指定して前記CECコマンドを送信することを特徴とする表示装置。
  3. 請求項1又は2に記載の表示装置において、前記CECコマンドは、HDMI規格で定義された<Set Stream Path>であることを特徴とする表示装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の表示装置と、該表示装置のHDMI端子に直接にまたは他の外部機器のHDMI端子を介して間接に接続される複数の外部機器とを備えた表示システム。
JP2007264389A 2007-10-10 2007-10-10 表示装置及び表示システム Active JP4889610B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007264389A JP4889610B2 (ja) 2007-10-10 2007-10-10 表示装置及び表示システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007264389A JP4889610B2 (ja) 2007-10-10 2007-10-10 表示装置及び表示システム

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006206147 Division 2006-07-28 2006-07-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008104175A JP2008104175A (ja) 2008-05-01
JP4889610B2 true JP4889610B2 (ja) 2012-03-07

Family

ID=39438106

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007264389A Active JP4889610B2 (ja) 2007-10-10 2007-10-10 表示装置及び表示システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4889610B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008054300A (ja) * 2006-07-28 2008-03-06 Sharp Corp 表示装置及び表示システム
JP5565397B2 (ja) 2011-09-30 2014-08-06 ヤマハ株式会社 オーディオ・ビデオ信号の入力切換装置、入力切換方法およびオーディオ・ビデオシステム

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005051547A (ja) * 2003-07-29 2005-02-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 映像音声出力装置、映像音声受信装置、映像音声出力方法、映像音声受信方法、およびコンピュータプログラム
JP2008054300A (ja) * 2006-07-28 2008-03-06 Sharp Corp 表示装置及び表示システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008104175A (ja) 2008-05-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4251460B2 (ja) 表示システム及び表示装置
EP2048883A1 (en) Display device and display system
JP4605231B2 (ja) 電子機器、表示システム、送信方法及び表示方法
US8903523B2 (en) Audio processing device, audio processing method, and program
JP5013527B2 (ja) Avシステム及び表示装置
JP2008067024A (ja) 表示装置及び表示システム
EP1936990A2 (en) Digital broadcast receiving apparatus and synchronization method
JP4762075B2 (ja) 表示装置及び表示システム
WO2008013131A1 (fr) Dispositif av
US11012733B2 (en) Device controller, computer readable storage medium, and remote control system
JP2008109342A (ja) 表示装置及び表示システム
JP4917452B2 (ja) 表示装置及び表示システム
JP2008061065A (ja) 表示装置及び外部チューナ制御方法
JP4799337B2 (ja) 表示装置、av装置及びこれらを備えた表示システム
JP2008145679A (ja) 表示装置及びavシステム
JP2008085703A (ja) 表示装置
JP2008301339A (ja) 表示装置及びシステム
JP5111958B2 (ja) 電子機器、消費電力制御方法
WO2009116128A1 (ja) コンテンツ再生装置、コンテンツ出力装置、及びコンテンツ視聴システム
JP4889610B2 (ja) 表示装置及び表示システム
JP2008028947A (ja) 表示装置及び表示システム
JP5878559B2 (ja) 送信装置、受信装置、及び送受信方法
JP4666384B2 (ja) 録画予約システム
WO2009118840A1 (ja) 映像出力装置、映像表示装置、及び映像表示システム
JP2012095122A (ja) テレビジョン受像機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080806

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110510

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110705

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A132

Effective date: 20110823

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111013

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111213

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111213

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4889610

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141222

Year of fee payment: 3

SG99 Written request for registration of restore

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R316G99

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350