JP4193431B2 - 情報処理装置および情報処理方法、記録媒体、並びにプログラム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報処理装置および情報処理方法、記録媒体、並びにプログラムに関し、特に、情報を処理する機能を有するユニットと、それらのユニットをコントロールする機能を有するユニットとを、それぞれ交換可能なように構成した、情報処理装置および情報処理方法、記録媒体、並びにプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、ディジタルVTR(Video Tape Recorder)や、DVD(Digital Versatile Disc)プレーヤ、テレビジョン受像機などのAV機器は、それ自体単独で動作するが、ディジタルVTRやDVDプレーヤで再生した画像や音声を視聴するには、ディジタルVTRやDVDプレーヤを、テレビジョン受像機などの、表示の機能を有する機器に接続しなければならない。
【0003】
すなわち、ディジタルVTR、DVDプレーヤ、テレビジョン受像機には、一般に、その背面に、画像や音声の入力または出力を行う端子が、外部に露出した状態で設けられており、ディジタルVTRや、DVDプレーヤの出力端子と、テレビジョン受像機の入力端子とを、所定のケーブルで接続することにより、ディジタルVTRや、DVDプレーヤで再生された画像や音声が、テレビジョン受像機から出力される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、例えば、2台のAV機器同士を接続する場合であっても、画像信号、並びに、L(Left)チャンネルおよびR(Right)チャンネルの音声信号のために、最低3本のケーブルが必要になることから、ケーブルによってAV機器どうしを接続するのは面倒である。更に、接続するAV機器の数が増えれば、その接続に要するケーブルも多くなることから、ケーブルの処理(例えば、引き回し等)も容易ではなくなる。
【0005】
また、これらのAV機器は、例えば、再生の開始および終了、あるいは、音声ボリュームのアップダウンなど、いくつかの操作が共通のものとなる。しかしながら、ユーザは、それぞれのAV機器が有する操作パネル、もしくはリモートコマンダなどを用いて、それぞれ個別に操作を行わなければならない。
【0006】
また、従来、ディジタルVTR、DVDプレーヤ、テレビジョン受像機などのAV機器は、セット単体で機能が限定されていた。そのため、ユーザは、セットの中の特定の機能のバージョンアップのために、セット全体を購入しなおさなければならなかった。
【0007】
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、電子機器を容易に接続し、バージョンアップを容易にするとともに、その操作性を向上することができるようにするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の情報処理装置は、供給された命令コードに対応して所定の動作を行う電子機器と接続され、ユーザの操作を受ける操作入力部においてユーザによって操作された各操作ボタンに対応する命令コードを電子機器に出力することにより、電子機器の動作を制御する情報処理装置であって、ユーザの操作を受ける操作入力部においてユーザによって操作される各操作ボタンと命令コードとの対応を、操作軸テーブルとして記憶する操作軸テーブル記憶手段と、電子機器が受付可能な操作の内容と、その命令コードとを対応付けた命令コードテーブルを、複数の電子機器それぞれについて記憶する命令コードテーブル記憶手段と、電子機器が新たに接続されたことを検出し、検出された電子機器が受付可能な操作の内容に関する情報を、電子機器から取得する取得手段と、操作入力部の操作ボタンには、操作の内容が予め割り当てられている操作ボタンと、操作の内容が予め割り当てられておらず、ユーザによって操作の内容を割り当てることができる操作ボタンがあり、検出された電子機器が受付可能な操作の内容が、操作入力部の操作ボタンに予め割り当てられている操作の内容のいずれかと同一である場合、電子機器が受付可能な操作の内容の命令コードを命令コードテーブルから取得し、取得した命令コードを、検出された電子機器が受付可能な操作の内容と同一の操作ボタンの命令コードとして操作軸テーブルに登録し、検出された電子機器が受付可能な操作の内容が、操作入力部の操作ボタンに予め割り当てられている操作の内容のいずれとも同一でない場合、取得した命令コードを、操作入力部の操作ボタンのなかのユーザによって操作の内容を割り当てることができる操作ボタンの命令コードとして操作軸テーブルに登録する登録手段とを備える。
【0011】
操作入力部の操作ボタンに予め割り当てられている操作の内容のいずれとも同一でない場合、取得した命令コードを、操作入力部の操作ボタンのなかのユーザによって操作の内容を割り当てることができる操作ボタンの命令コードとして操作軸テーブルに登録することが可能か否かを、割り当てる空きの操作ボタンがあるか、および、電子機器が受付可能な操作の内容の命令コードが命令コードテーブルにあるかに基づいてする判断手段と、各種情報を表示する表示手段とを更に備えさせるようにすることができ、表示手段には、判断手段により、取得した命令コードを、操作入力部の操作ボタンのなかのユーザによって操作の内容を割り当てることができる操作ボタンの命令コードとして操作軸テーブルに登録することができないと判断された場合、ユーザに、情報処理装置の交換を促すメッセージを表示させるようにすることができる。
【0013】
本発明の情報処理方法は、ユーザの操作を受ける操作入力部においてユーザによって操作される各操作ボタンと命令コードとの対応を、操作軸テーブルとして記憶する操作軸テーブル記憶手段と、電子機器が受付可能な操作の内容と、その命令コードとを対応付けた命令コードテーブルを、複数の電子機器それぞれについて記憶する命令コードテーブル記憶手段とを備え、供給された命令コードに対応して所定の動作を行う電子機器と接続され、ユーザによって操作された各操作ボタンに対応する命令コードを電子機器に出力することにより、電子機器の動作を制御する情報処理装置の情報処理方法であって、電子機器が新たに接続されたことを検出し、検出された電子機器が受付可能な操作の内容に関する情報を、電子機器から取得する取得ステップと、操作入力部の操作ボタンには、操作の内容が予め割り当てられている操作ボタンと、操作の内容が予め割り当てられておらず、ユーザによって操作の内容を割り当てることができる操作ボタンがあり、検出された電子機器が受付可能な操作の内容が、操作入力部の操作ボタンに予め割り当てられている操作の内容のいずれかと同一である場合、電子機器が受付可能な操作の内容の命令コードを命令コードテーブルから取得し、取得した命令コードを、検出された電子機器が受付可能な操作の内容と同一の操作ボタンの命令コードとして操作軸テーブルに登録し、検出された電子機器が受付可能な操作の内容が、操作入力部の操作ボタンに予め割り当てられている操作の内容のいずれとも同一でない場合、取得した命令コードを、操作入力部の操作ボタンのなかのユーザによって操作の内容を割り当てることができる操作ボタンの命令コードとして操作軸テーブルに登録する登録ステップとを含む。
【0014】
本発明のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されているプログラムは、ユーザの操作を受ける操作入力部においてユーザによって操作される各操作ボタンと命令コードとの対応を、操作軸テーブルとして記憶する操作軸テーブル記憶手段と、電子機器が受付可能な操作の内容と、その命令コードとを対応付けた命令コードテーブルを、複数の電子機器それぞれについて記憶する命令コードテーブル記憶手段とを備え、供給された命令コードに対応して所定の動作を行う電子機器と接続され、ユーザによって操作された各操作ボタンに対応する命令コードを電子機器に出力することにより、電子機器の動作を制御するコンピュータに、電子機器が新たに接続されたことを検出し、検出された電子機器が受付可能な操作の内容に関する情報を、電子機器から取得する取得ステップと、操作入力部の操作ボタンには、操作の内容が予め割り当てられている操作ボタンと、操作の内容が予め割り当てられておらず、ユーザによって操作の内容を割り当てることができる操作ボタンがあり、検出された電子機器が受付可能な操作の内容が、操作入力部の操作ボタンに予め割り当てられている操作の内容のいずれかと同一である場合、電子機器が受付可能な操作の内容の命令コードを命令コードテーブルから取得し、取得した命令コードを、検出された電子機器が受付可能な操作の内容と同一の操作ボタンの命令コードとして操作軸テーブルに登録し、検出された電子機器が受付可能な操作の内容が、操作入力部の操作ボタンに予め割り当てられている操作の内容のいずれとも同一でない場合、取得した命令コードを、操作入力部の操作ボタンのなかのユーザによって操作の内容を割り当てることができる操作ボタンの命令コードとして操作軸テーブルに登録する登録ステップとを実行させる。
【0015】
本発明のプログラムは、ユーザの操作を受ける操作入力部においてユーザによって操作される各操作ボタンと命令コードとの対応を、操作軸テーブルとして記憶する操作軸テーブル記憶手段と、電子機器が受付可能な操作の内容と、その命令コードとを対応付けた命令コードテーブルを、複数の電子機器それぞれについて記憶する命令コードテーブル記憶手段とを備え、供給された命令コードに対応して所定の動作を行う電子機器と接続され、ユーザによって操作された各操作ボタンに対応する命令コードを電子機器に出力することにより、電子機器の動作を制御するコンピュータに、電子機器が新たに接続されたことを検出し、検出された電子機器が受付可能な操作の内容に関する情報を、電子機器から取得する取得ステップと、操作入力部の操作ボタンには、操作の内容が予め割り当てられている操作ボタンと、操作の内容が予め割り当てられておらず、ユーザによって操作の内容を割り当てることができる操作ボタンがあり、検出された電子機器が受付可能な操作の内容が、操作入力部の操作ボタンに予め割り当てられている操作の内容のいずれかと同一である場合、電子機器が受付可能な操作の内容の命令コードを命令コードテーブルから取得し、取得した命令コードを、検出された電子機器が受付可能な操作の内容と同一の操作ボタンの命令コードとして操作軸テーブルに登録し、検出された電子機器が受付可能な操作の内容が、操作入力部の操作ボタンに予め割り当てられている操作の内容のいずれとも同一でない場合、取得した命令コードを、操作入力部の操作ボタンのなかのユーザによって操作の内容を割り当てることができる操作ボタンの命令コードとして操作軸テーブルに登録する登録ステップとを実行させる。
【0016】
本発明の第2の情報処理装置は、信号の入力または出力を行う1以上の第1の信号端子が外部に露出している第1の情報処理ユニットと、信号の入力または出力を行う1以上の第2の信号端子が外部に露出し、ユーザからの操作入力を受ける入力部からの入力に基づいて、第1の情報処理ユニットを制御する第2の情報処理ユニットと、第1の情報処理ユニットおよび第2の情報処理ユニットを収納する収納ラックとを備え、収納ラックは、第1の情報処理ユニットを収納する凹形上に形成された1以上の第1の収納部と、第1の情報処理ユニットの第1の信号端子と接続する信号端子が設けられた第1の収納部内の第1の接続部と、第2の情報処理ユニットを収納する凹形上に形成された1以上の第2の収納部と、第2の情報処理ユニットの第2の信号端子と接続する信号端子が設けられた第2の収納部内の第2の接続部とを備え、第1の情報処理ユニットおよび第2の情報処理ユニットが自在に着脱可能なように構成され、第1の情報処理ユニットは、所定の情報を取得する第1の取得手段と、第2の情報処理ユニットから、ユーザの操作に対応する命令コードを取得する第2の取得手段と、第2の取得手段により取得された命令コードに基づいて、第1の取得手段により取得された所定の情報を処理する処理手段とを備え、第2の情報処理ユニットは、操作入力部においてユーザによって操作される各操作ボタンと命令コードとの対応を、操作軸テーブルとして記憶する操作軸テーブル記憶手段と、第1の情報処理ユニットが受付可能な操作の内容と、その命令コードとを対応付けた命令コードテーブルを、複数の第1の情報処理ユニットそれぞれについて記憶する命令コードテーブル記憶手段と、第1の情報処理ユニットが新たに接続されたことを検出し、新たに接続された第1の情報処理ユニットが受付可能な操作の内容に関する情報を、第1の情報処理ユニットから取得する第3の取得手段と、操作入力部の操作ボタンには、操作の内容が予め割り当てられている操作ボタンと、操作の内容が予め割り当てられておらず、ユーザによって操作の内容を割り当てることができる操作ボタンがあり、検出された第1の情報処理ユニットが受付可能な操作の内容が、操作入力部の操作ボタンに予め割り当てられている操作の内容のいずれかと同一である場合、第1の情報処理ユニットが受付可能な操作の内容の命令コードを命令コードテーブルから取得し、取得した命令コードを、検出された第1の情報処理ユニットが受付可能な操作の内容と同一の操作ボタンの命令コードとして操作軸テーブルに登録し、検出された第1の情報処理ユニットが受付可能な操作の内容が、操作入力部の操作ボタンに予め割り当てられている操作の内容のいずれとも同一でない場合、取得した命令コードを、操作入力部の操作ボタンのなかのユーザによって操作の内容を割り当てることができる操作ボタンの命令コードとして操作軸テーブルに登録する登録手段と、操作ボタンに対応する命令コードを、第1の情報処理ユニットに出力する出力手段とを備えることを特徴とする。
【0019】
操作入力部の操作ボタンに予め割り当てられている操作の内容のいずれとも同一でない場合、取得した命令コードを、操作入力部の操作ボタンのなかのユーザによって操作の内容を割り当てることができる操作ボタンの命令コードとして操作軸テーブルに登録することが可能か否かを、割り当てる空きの操作ボタンがあるか、および、第1の情報処理ユニットが受付可能な操作の内容の命令コードが命令コードテーブルにあるかに基づいて判断する判断手段と、各種情報を表示する表示手段とを更に備えさせるようにすることができ、表示手段には、判断手段により、取得した命令コードを、操作入力部の操作ボタンのなかのユーザによって操作の内容を割り当てることができる操作ボタンの命令コードとして操作軸テーブルに登録することができないと判断された場合、ユーザに、第2の収納部に収納されている第2の情報処理ユニットの交換を促すメッセージを表示させるようにすることができる。
【0021】
第1の情報処理ユニットは、単独で動作可能な情報処理装置であるものとすることができる。
【0022】
本発明の第1の情報処理装置および情報処理方法、並びにプログラムにおいては、電子機器が新たに接続されたことが検出され、その検出された電子機器が受付可能な操作の内容に関する情報が電子機器から取得される。そして、検出された電子機器が受付可能な操作の内容が、操作入力部の操作ボタンに予め割り当てられている操作の内容のいずれかと同一である場合、電子機器が受付可能な操作の内容の命令コードを命令コードテーブルからされた命令コードが、検出された電子機器が受付可能な操作の内容と同一の操作ボタンの命令コードとして操作軸テーブルに登録され、検出された電子機器が受付可能な操作の内容が、操作入力部の操作ボタンに予め割り当てられている操作の内容のいずれとも同一でない場合、取得した命令コードが、操作入力部の操作ボタンのなかのユーザによって操作の内容を割り当てることができる操作ボタンの命令コードとして操作軸テーブルに登録される。
【0023】
本発明の第2の情報処理装置においては、信号の入力または出力を行う1以上の第1の信号端子が外部に露出している第1の情報処理ユニットと、信号の入力または出力を行う1以上の第2の信号端子が外部に露出し、ユーザからの操作入力を受ける入力部からの入力に基づいて、第1の情報処理ユニットを制御する第2の情報処理ユニットと、第1の情報処理ユニットおよび第2の情報処理ユニットを収納する収納ラックとが備えられ、収納ラックでは、凹形上に形成された1以上の第1の収納部に第1の情報処理ユニットが収納され、第1の情報処理ユニットの第1の信号端子と第1の収納部内の第1の接続部とが接続され、凹形上に形成された1以上の第2の収納部に第2の情報処理ユニットが収納され、第2の情報処理ユニットの第2の信号端子と第2の収納部内の第2の接続部とが接続され、第1の情報処理ユニットおよび第2の情報処理ユニットが自在に着脱可能なように構成され、第1の情報処理ユニットでは、所定の情報が取得され、第2の情報処理ユニットから、ユーザの操作に対応する命令コードが取得され、命令コードに基づいて、所定の情報が処理され、第2の情報処理ユニットでは、第1の情報処理ユニットが新たに接続されたことが検出され、新たに接続された第1の情報処理ユニットが受付可能な操作の内容に関する情報が、第1の情報処理ユニットから取得され、検出された第1の情報処理ユニットが受付可能な操作の内容が、操作入力部の操作ボタンに予め割り当てられている操作の内容のいずれかと同一である場合、第1の情報処理ユニットが受付可能な操作の内容の命令コードが命令コードテーブルから取得され、取得された命令コードが、検出された第1の情報処理ユニットが受付可能な操作の内容と同一の操作ボタンの命令コードとして操作軸テーブルに登録され、検出された第1の情報処理ユニットが受付可能な操作の内容が、操作入力部の操作ボタンに予め割り当てられている操作の内容のいずれとも同一でない場合、取得された命令コードが、操作入力部の操作ボタンのなかのユーザによって操作の内容を割り当てることができる操作ボタンの命令コードとして操作軸テーブルに登録され、操作ボタンに対応する命令コードが、第1の情報処理ユニットに出力される。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
【0025】
図1は、本発明を適用したベイ構造型テレビジョン受像機1の一実施の形態の構成例を示す斜視図である。
【0026】
装置の筐体ともなっているテレビジョンラック11には、その正面上部の中央に、CRT(Cathode Ray Tube)12が配置されており、その左右に、L(Left)チャンネルのスピーカ13−1と、R(Right)チャンネル用のスピーカ13−2が配置されている。以下、スピーカ13−1およびスピーカ13−2を個々に区別する必要がない場合、単にスピーカ13と総称する。
【0027】
更に、テレビジョンラック11の正面下部には、6つのベイ(bay)14A,14B,14C,14D,14E,および14Fが設けられている。以下、ベイ14A乃至14Fを個々に区別する必要がない場合、単にベイ14と総称する。
【0028】
ベイ14には、単独で作動し、かつ信号の入力または出力を行う1以上の信号端子が外部に露出している電子機器としての、例えば、ディジタルVTRやDVDプレーヤ、ベイ構造型テレビジョン受像機1における画像処理を行うテレビジョン信号処理ユニット、または、テレビジョン信号などを受信するためのチューナなどを収納することができる。すなわち、ベイ14は、これらの電子機器を収納することができるように、凹形状に形成されており、その内部正面には、ベイ14に収納される電子機器の信号端子と接続する接続端子が配置された、後述するベイ内接続パネル15(図3)が設けられている。
【0029】
また、テレビジョンラック11の上面の、右手前側には、やはり、凹形状に形成されたベイ14Gが設けられている。但し、ベイ14A乃至14Fは、ディジタルVTR等の比較的大型の電子機器を収納することができるように、大きな凹形状となっているのに対して、ベイ14Gは、例えば、携帯電話機やPDA(Personal Digital Assistant)等の比較的小型の電子機器を収納することができるように、小さな凹形状となっている。なお、ベイ14Gの内部にも、そこに収容される電子機器の信号端子と接続する接続端子が配置されたベイ内接続パネルが設けられている。但し、ベイ14Gに設けられているベイ内接続パネルは、携帯電話機等の小型の電子機器の信号端子と接続するものであるから、ディジタルVTR等の大型の電子機器の信号端子と接続される、ベイ14A乃至14Fに設けられているベイ内接続パネル15とは異なったものとなっている。
【0030】
また、テレビジョンラック11の正面中央部には、コントロールベイ16が設けられている。コントロールベイ16には、ベイ14に収納されている機器に対して、共通のコントロールを行うための、後述するコントロールユニット31(図2)を収納することができる。すなわち、ベイ14は、コントロールユニット31を収納することができるように、凹形状に形成されており、その内部正面には、コントロールベイ16に収納されるコントロールユニット31の信号端子と接続する接続端子が配置された、コントロールベイ内接続パネル17が設けられている。
【0031】
図2は、ベイ14に電子機器が収納され、コントロールベイ16にコントロールユニットが収納された状態の、図1のベイ構造型テレビジョン受像機1の斜視図である。
【0032】
図2においては、ベイ14Aと14Dに、電子機器21と電子機器22が、それぞれ直接収納されており、ベイ14Bに、ベイアダプタボックス24に収納された状態の電子機器23が収納されている。
【0033】
すなわち、電子機器21と電子機器22は、ベイ構造型テレビジョン受像機1に対応した電子機器(例えば、ベイ構造型テレビジョン受像機1と同一の製造メーカによる電子機器)であり、ベイアダプタボックス24を使用しなくても、直接、ベイ14に収納することができるようになっている。
【0034】
また、例えば、電子機器21、もしくは電子機器22を、ベイ構造型テレビジョン受像機1における画像処理を行うテレビジョン信号処理ユニット182(図20)であるものとしたり、ベイ構造型テレビジョン受像機1における放送信号を受信するチューナ181(図20)であるものとしたりして、それぞれ取り外して交換することが可能なようにすることにより、ベイ構造型テレビジョン受像機1のバージョンアップなどを容易に実行することができる。
【0035】
一方、電子機器23は、ベイ構造型テレビジョン受像機1に非対応の電子機器(例えば、ベイ構造型テレビジョン受像機1と異なる製造メーカによる電子機器)であり、ベイアダプタボックス24を使用することにより、ベイ14に収納することができるようになっている。
【0036】
そして、コントロールベイ16には、コントロールユニット31が直接収納されている。
【0037】
なお、ベイ14(ベイ14Gについても同様)、および、コントロールベイ16の開口部分には、例えば、VTRのテープ挿入口に設けられるのと同様の蓋を設けるようにすることができ、この場合、電子機器が収納されていないベイ14C、ベイ14E、および、ベイ14Fの内部に、埃等が入るのを防止することができる。
【0038】
次に、図3は、ベイ14の内部正面に設けられているベイ内接続パネル15の構成例を示す平面図である。
【0039】
ベイ内接続パネル15には、RGB(Red, Green, Blue)用出力端子41、RGB用入力端子42、オーディオ出力端子43、オーディオ入力端子44、出力用S(Separate(Special/Super))端子45、入力用S端子46、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)1394端子47、USB(Universal Serial Bus)端子48、および電源端子49等の、電子機器間で信号のやりとりをするための端子が設けられている。
【0040】
RGB用出力端子41は、ベイ構造型テレビジョン受像機1で得られる画像信号(画像データ)であるRGB信号を、ベイ14に収納される電子機器に出力するための端子で、RGB用入力端子42は、ベイ14に収納される電子機器が出力するRGB信号を、ベイ構造型テレビジョン受像機1に入力するための端子である。オーディオ出力端子43は、ベイ構造型テレビジョン受像機1で得られるLおよびRチャンネルの音声信号を、ベイ14に収納される電子機器に出力するための端子で、オーディオ入力端子44は、ベイ14に収納される電子機器が出力するLおよびRチャンネルの音声信号を、ベイ構造型テレビジョン受像機1に入力するための端子である。
【0041】
出力用S端子45は、ベイ構造型テレビジョン受像機1で得られる画像信号である輝度信号および色信号を、ベイ14に収納される電子機器に出力するための端子で、入力用S端子46は、ベイ14に収納される電子機器が出力する輝度信号および色信号を、ベイ構造型テレビジョン受像機1に入力するための端子である。IEEE1394端子47は、ベイ構造型テレビジョン受像機1と、ベイ14に収納される電子機器との間で、IEEE1394の規格に準拠した通信を行うための端子で、USB端子48は、ベイ構造型テレビジョン受像機1と、ベイ14に収納される電子機器との間で、USBの規格に準拠した通信を行うための端子である。電源端子49は、ベイ14に収納される電子機器に対して、電源を供給するための端子である。
【0042】
図3の実施の形態では、RGB用出力端子41、RGB用入力端子42、オーディオ出力端子43、オーディオ入力端子44、出力用S端子45、入力用S端子46、IEEE1394端子47、USB端子48、および電源端子49は、ベイ内接続パネル15の固定の位置に配置されている。
【0043】
図4は、ベイ構造型テレビジョン受像機1に対応した電子機器21(電子機器22も同様、以下省略)の構成例を示す、その背面方向から見た斜視図である。
【0044】
電子機器21の背面パネルには、RGB用入力端子61、RGB用出力端子62、オーディオ入力端子63、オーディオ出力端子64、入力用S端子65、出力用S端子66、IEEE1394端子67、USB端子68、および電源端子69等が設けられている。
【0045】
ベイ構造型テレビジョン受像機1のベイ14は、電子機器21を収納することができる大きさに構成されており、更に、そのベイ内接続パネル15のRGB用出力端子41乃至電源端子49は、電子機器21がベイ14に収納されたときに、その電子機器21のRGB用入力端子61乃至電源端子69とそれぞれ電気的に接続されるような位置に配置されている。
【0046】
従って、ユーザは、ベイ構造型テレビジョン受像機1に対応した電子機器21や電子機器22については、電子機器21を、ベイ14に収納するだけで、ケーブルを用いなくても、電子機器21とベイ構造型テレビジョン受像機1とを、電気的に接続することができる。
【0047】
更に、電子機器21と電子機器22を、ベイ構造型テレビジョン受像機1のベイ14に収納することにより、電子機器21と電子機器22も、ベイ構造型テレビジョン受像機1を介して電気的に接続される。従って、ユーザは、やはり、電子機器21と電子機器22を、ベイ14に収納するだけで、ケーブルを用いなくても、電気的に接続することができる。
【0048】
以上のように、ユーザは、電子機器を、ベイ14に収納するだけで、電子機器どうしを、容易に接続することができる。
【0049】
なお、ベイ14に収納される電子機器が、例えば、再生専用の電子機器である場合、そのような電子機器については、基本的に、画像や音声等の入力端子を設ける必要はない。
【0050】
一方、ベイ14には、再生専用の電子機器だけが収納されるとは限らず、例えば、記録と再生の両方が可能な電子機器が収納される場合もあり、そのような電子機器については、画像や音声等の入力端子と出力端子の両方が設けられる。
【0051】
従って、ベイ14の内部に設けられるベイ内接続パネル15(図3)には、ベイ14に収納されうる電子機器全ての端子に対応する位置に、その端子と電気的に接続する端子を設けておくのが望ましい。なお、この場合、ベイ内接続パネル15に設けられた端子については、ベイ14に収納される電子機器によっては、いわば遊んでしまう状態となるものが生じうるが、特に問題はない。
【0052】
次に、上述したように、電子機器21や電子機器22は、ベイ構造型テレビジョン受像機1に対応したものであり、ベイ内接続パネル15のRGB用出力端子41乃至電源端子49は、電子機器21や電子機器22がベイ14に収納されたときに、その電子機器21や電子機器22のRGB用入力端子61乃至電源端子69とそれぞれ電気的に接続されるような位置に配置されているから、電子機器21や電子機器22は、ベイ14に収納するだけで、ベイ構造型テレビジョン受像機1と電気的に接続される。
【0053】
しかしながら、電子機器23は、ベイ構造型テレビジョン受像機1に非対応のものであるから、ベイ14に直接収納しても、電子機器23の端子と、ベイ内接続パネル15の対応する端子とは、その配置位置が異なり、電気的に接続されるとは限らず、むしろ、多くは接続されない。
【0054】
そこで、ベイ構造型テレビジョン受像機1に非対応の電子機器23については、ベイアダプタボックス24を用いることで、ベイ構造型テレビジョン受像機1と、容易に電気的に接続することができるようになっている。
【0055】
図5は、ベイアダプタボックス24の構成例を示す斜視図である。
【0056】
ベイアダプタボックス24には、その正面側から、電子機器23を収納することができるように、凹形状のスロット81が設けられている。電子機器23は、ベイアダプタボックス24に収納し、このベイアダプタボックス24ごと、ベイ構造型テレビジョン受像機1のベイ14に収納することで、ベイ構造型テレビジョン受像機1と電気的に接続されるようになっている。
【0057】
ベイアダプタボックス24の背面部分には、背面パネル部82が設けられており、背面パネル部82は、スロット81側を正面とするアダプタ内接続パネル82Aと、ベイアダプタボックス24の背面側を正面とするアダプタ背面パネル82Bとで構成されている。すなわち、ベイアダプタボックス24のスロット81側を正面とすれば、アダプタ内接続パネル82Aは、正面側に、アダプタ背面パネル82Bは、その背面側に、それぞれ設けられている。
【0058】
図6は、アダプタ内接続パネル82Aの構成例を示す平面図である。
【0059】
アダプタ内接続パネル82Aには、電子機器23のように、ベイ構造型テレビジョン受像機1に非対応の電子機器(以下、適宜、非対応電子機器という)が、ベイアダプタボックス24に収納されたときに、その非対応電子機器の背面パネルに設けられた信号端子と接続する位置に、対応する接続端子が設けられている。
【0060】
ここで、非対応電子機器については、例えば、メーカ毎に、その信号端子の配置位置が異なる。そこで、アダプタ内接続パネル82Aにおいては、図6に示すように、メーカ毎に、そのメーカの非対応電子機器の背面パネルに設けられた信号端子に対応する固定の位置に、その信号端子と接続される端子が設けられている。なお、図6においては、A社、B社、C社の非対応電子機器用のアダプタ内接続パネル15を示してある。
【0061】
図7は、アダプタ背面パネル82Bの構成例を示す平面図である。
【0062】
一方、アダプタ背面パネル82Bには、図7に示すように、ベイ14のベイ内接続パネル15(図3)に設けられたRGB用出力端子41乃至電源端子49に対応する固定の位置に、RGB用入力端子91乃至電源端子99がそれぞれ設けられている。従って、ベイアダプタボックス24を、アダプタ背面パネル82Bと、ベイ14のベイ内接続パネル15が対向するように、ベイ14に収納すると、アダプタ背面パネル82Bに設けられたRGB用入力端子91乃至電源端子99は、ベイ14内のベイ内接続パネル15に設けられたRGB用出力端子41乃至電源端子49と、それぞれ、電気的に接続される。
【0063】
そして、アダプタ内接続パネル82Aに設けられた端子は、アダプタ背面パネル82Bに設けられたRGB用入力端子91乃至電源端子99のうちの対応するものに接続されているので、非対応電子機器であっても、その非対応電子機器に対応するアダプタ内接続パネル82Aを有するベイアダプタボックス24に収納し、更に、その非対応電子機器が収納されたベイアダプタボックス24を、ベイ14に収納することで、ベイ構造型テレビジョン受像機1(更には、ベイ構造型テレビジョン受像機1を介して、ベイ14に収納された他の電子機器)に、電気的に接続されることになる。
【0064】
以上から、非対応電子機器についても、ユーザは、容易に接続を行うことができる。
【0065】
ところで、非対応電子機器については、上述のように、ベイアダプタボックス24を介することで、ベイ構造型テレビジョン受像機1と容易に接続することができるが、この場合、ユーザは、非対応電子機器に対応するアダプタ内接続パネル82Aを有するベイアダプタボックス24全体を非対応電子機器毎に用意しなければならない。
【0066】
そこで、ベイアダプタボックス24は、例えば、図8に示すように、その背面パネル部82を、他の部分に対して着脱可能なように構成することができる。この場合、非対応電子機器のメーカ毎に、ベイアダプタボックス24全体を用意する必要はなく、背面パネル部82だけを交換すれば良い。更に、この場合、非対応電子機器は、その背面の端子に、背面パネル部82のアダプタ内接続パネル82Aに設けられた端子をはめ込んだ(接続した)状態で、ベイ14に収納することが可能である。すなわち、非対応電子機器とベイ構造型テレビジョン受像機1との接続は、非対応電子機器が収納されたベイアダプタボックス24全体を、ベイ14に収納することによって行う他、非対応電子機器がアダプタ内接続パネル82Aに接続された背面パネル部82を、その非対応電子機器とともに、ベイ14に収納することによって行うことが可能である。
【0067】
なお、背面パネル部82は、アダプタ内接続パネル82Aとアダプタ背面パネル82Bとを一体化して構成する他、アダプタ内接続パネル82Aとアダプタ背面パネル82Bとを分離することができるように構成することも可能である。
【0068】
また、背面パネル部82は、例えば、図9に示すように、アダプタ背面パネル部82Bだけを、ベイアダプタボックス24から分離することができるように構成することも可能である。
【0069】
ここで、図9の実施の形態においては、分離可能なアダプタ背面パネル82Bに、複数の雄ピンで構成される雄ピン群101Bが設けられており、ベイアダプタボックス24には、複数の雌ピンで構成される雌ピン群101Aが設けられている。ベイアダプタ背面パネル82Bを、ベイアダプタボックス24に装着すると、アダプタ背面パネル82Bの雄ピン群101Bを構成する各雄ピンが、ベイアダプタボックス24の雌ピン群101Aを構成する、対応する雌ピンにはめ込まれ、これにより、ベイアダプタ背面パネル82Bと、ベイアダプタボックス24側のアダプタ内接続パネル82Aとが、電気的に接続される。
【0070】
すなわち、アダプタ背面パネル82Bに設けられたRGB用入力端子91乃至電源端子99は、雄ピン群101Bを構成する所定の雄ピンと電気的に接続されており、アダプタ内接続パネル82Aに設けられた端子も、雌ピン群101Aを構成する所定の雌ピンと電気的に接続されている。そして、アダプタ背面パネル82Bの雄ピン群101Bを構成する各雄ピンが、ベイアダプタボックス24の雌ピン群101Aを構成する、対応する雌ピンにはめ込まれることにより、その雌ピン群101Aおよび雄ピン群101Bを介して、アダプタ背面パネル82Bに設けられたRGB用入力端子91乃至電源端子99それぞれと、アダプタ内接続パネル82Aに設けられた、対応する端子それぞれとが、電気的に接続される。
【0071】
上述のように、アダプタ内接続パネル82Aにおいて、各メーカの非対応電子機器の信号端子の位置に対応した固定の位置に、その信号端子と接続される接続端子を設ける場合には、例えば、図8に示したように、背面パネル部82を着脱可能に構成したとしても、メーカ毎に、そのメーカの非対応電子機器の信号端子の位置に対応した固定の位置に信号端子が設けられたアダプタ内接続パネル82Aを有する背面パネル部82が必要となる。
【0072】
図10は、複数(あるいは、すべて)のメーカの非対応電子機器に対処することのできる背面パネル部82の構成例を示す斜視図である。
【0073】
すなわち、図10の実施の形態においては、アダプタ内接続パネル82Aに代わって、アダプタ内接続パネル82Cが設けられ、アダプタ内接続パネル82Cに設けられた、非対応電子機器の信号端子と接続される端子113や端子114を移動させることができるようになっている。つまり、端子113や端子114は、非対応電子機器の信号端子と接続する位置に移動することができるようになっている。
【0074】
なお、図10の実施の形態では、図が煩雑になるのを避けるため、アダプタ内接続パネル82Cには、2つの端子113および端子114だけを図示してある。
【0075】
図10の実施の形態においては、アダプタ内接続パネル82Cは、複数のスリット板111から構成されている。
【0076】
すなわち、スリット板111は、例えば、導電性のある平板形状の板(薄膜)で構成され、各スリット板111には、格子状に、スリット(穴)112が設けられている。そして、端子113(端子114)は、このスリット112に沿って、図10において矢印で示すように移動することができるようになっている。
【0077】
図11は、図10に示したアダプタ内接続パネル82Cの側面の断面図である。
【0078】
複数のスリット板111は、絶縁体122に挟まれて接着されており、最も、アダプタ背面パネル82B側の絶縁体122は、底板121に固定されている。なお、絶縁体122は、スリット板111に設けられたスリット112よりも大きな間隔を空けて配置されている。
【0079】
また、最も、端子113(端子114)側のスリット板111の表面には、絶縁膜126が形成されている。この絶縁膜126は、端子113や端子114が、複数のスリット板111のうちの、最も端子113側にあるものと電気的に接続されるのを防止する。
【0080】
端子113(端子114)には、スリット112の幅よりも、やや小さい直径を有する棒状の胴体部123(127)が取り付けられており、この胴体部123が、スリット112に沿ってスライドすることにより、端子113を、スリット112上の任意の位置に移動させることができるようになっている。
【0081】
また、胴体部123(127)の、端子113(114)が取り付けられていない方の端部には、導体で構成される接点金具124(128)が固定されており、この接点金具124が、複数のスリット板111のうちの所定のものと接するようになっている。ここで、図11の実施の形態では、端子113の胴体部123に取り付けられた接点金具124は、最も、底板121側の2枚のスリット板111と接している。
【0082】
そして、複数のスリット板111それぞれは、アダプタ背面パネル82Bに設けられたRGB用入力端子91乃至電源端子99のうちの所定のものと接続されているので、端子113は、胴体部123の内部、接点金具124、およびスリット板111を介して、アダプタ背面パネル82Bに設けられたRGB用入力端子91乃至電源端子99のうちの所定のものと電気的に接続される。
【0083】
なお、端子114の胴体部127は、端子113の胴体部123よりも短くなっており、これにより、端子114の胴体部127に固定された接点金具128は、端子113の胴体部123に固定された接点金具124が接しているスリット板111よりも、端子113(端子114)側にあるスリット板111に接するようになっている。これにより、端子113は、それに対応するアダプタ背面パネル82Bの端子に、端子114も、それに対応するアダプタ背面パネル82Bの端子に、それぞれ電気的に接続されるようになっている。
【0084】
また、端子113の胴体部123には(端子114の胴体部127も同様)、その表面に、絶縁膜が形成されており、端子113が、接点金具124が接するスリット板111以外のスリット板111と電気的に接続されることが防止されるようになっている。
【0085】
胴体部123の、端子113側の端部には、図12に示すように、ねじが切られたねじ部125が設けられている。更に、端子113の内部にもねじが切られており、端子113は、胴体部123のねじ部125に螺合している。
【0086】
端子113を、その端子113側から見て、例えば、反時計回りに回すと、ねじがゆるみ、図12に示すように、端子113が、絶縁膜126から離れるとともに、胴体部123の接点金具124が、スリット板111から離れる。これにより、端子113は、胴体部124とともに、スリット112に沿って移動可能な状態となる。
【0087】
なお、図12の実施の形態においては、端子114、胴体部127、および接点金具128の図示を省略してあるが、端子114も、端子113と同様にして、スリット112に沿って移動することができるようになっている。
【0088】
一方、端子113を、その端子113側から見て、例えば、反時計回りに回すと、ねじがしまり、図11に示したように、端子113の、絶縁膜126側の端部が、絶縁膜126に押しつけられ、更に、胴体部123の接点金具124が、本来接すべきスリット板111に、所定の圧力をもって押しつけられる。これにより、端子113は、スリット112に沿った所定の位置に固定され、更に、胴体部124および接点金具124を介して、スリット板111と、電気的に接続される。
【0089】
次に、図13は、非対応電子機器の信号端子と接続される端子を移動させることができる背面パネル部82の他の構成例を示す斜視図である。
【0090】
図13の実施の形態においては、アダプタ内接続パネル82Dに、多数の挿入口(穴)131が設けられており、端子132や端子133は、この多数の挿入口131のうちの任意の位置に移動することができるようになっている。
【0091】
すなわち、端子132は、例えば、挿入口131に挿入することのできるピンジャック形状の胴体部132Aを有しており、この胴体部132Aを、挿入口131に差し込むことで、端子132は、その挿入口131の位置に固定される。
【0092】
なお、端子132の胴体部132Aと、端子133の胴体部端子133Aとは、異なる長さとなっており、これにより、端子132の胴体部132Aを挿入口131に差し込んだ場合と、端子133の胴体部端子133Aを挿入口131に差し込んだ場合とで、アダプタ背面パネル82Bの、異なる端子に、電気的に接続されるようになっている。
【0093】
次に、図14は、端子を移動させることができる背面パネル部82の更に他の構成例を示す斜視図である。なお、図中、図9における場合と対応する部分については、同一の符号を付してある。
【0094】
図14の実施の形態においては、背面パネル部82のアダプタ背面パネル82Bが、図9の実施の形態で説明したように着脱可能となっている。
【0095】
更に、図14の実施の形態では、アダプタ内接続パネル82Eが、複数の接続板141で構成されている。ベイアダプタボックス24の左右それぞれには、U字型のはめ込み用スリット142Lと142Rが設けられており、接続板141は、このはめ込み用スリット142Lと142Rにはめ込まれることで固定されるようになっている。なお、接続板141は、はめ込み用スリット142Lおよび142Rに沿ってスライドすることで、容易に着脱することができるようになっている。
【0096】
接続板141は、例えば、図15に示すように、格子状に、枠144が形成されており、更に、その枠144の内周面には、後述するパッチ板143をはめ込むことのできる溝としての枠溝145が形成されている。枠144で区切られた穴(空間)である枠穴146は、図16の斜視図、図17の側面図、および図18の平面図に示す、平板形状のパッチ板143とほぼ同様の大きさに構成されており、このパッチ板143は、その外周部分が、枠144の内周に形成された枠溝145に嵌合することによって、枠穴146に固定することができるようになっている。
【0097】
そして、図16乃至図18に示すように、パッチ板143には、端子148が設けられており、パッチ板143をはめ込む枠穴146の位置を変えることにより、そのパッチ板143に設けられた端子148の配置位置を移動させることができるようになっている。
【0098】
端子148は、パッチ板143が枠144にはめ込まれることにより、その枠144と電気的に接続される。更に、接続板141には、図15に示されるように、はめ込みスリット142R(図14)と嵌合する外周部分に、接続端子147が設けられており、枠144は、この接続端子147と電気的に接続されている。また、図19に示されるように、はめ込み用スリット142Rには、導電部149が設けられており、接続板141がはめ込み用スリット142Rにはめ込まれることにより、接続端子147は、導電部149と電気的に接続される。そして、導電部149は、雌ピン群101Aおよび雄ピン群101Bを介して、アダプタ背面パネル82Bの所定の端子と接続されるようになっており、枠144にパッチ板143がはめ込まれた端子148は、パッチ板143、枠144、接続端子147、導電部149、並びに雌ピン群101Aおよび雄ピン群101Bを介して、アダプタ背面パネル82Bの所定の端子と、電気的に接続される。
【0099】
ここで、複数の接続板141それぞれにおいては、接続端子147が異なる位置に設けられており、更に、はめ込み用スリット142Rの導電部149は、そのはめ込み用スリット142Rにはめ込まれる接続板141の接続端子147に対応する位置に設けられている。従って、接続板141の接続端子147は、その接続板141が正しいはめ込み用スリット142Rにはめ込まれたときに、そのはめ込み用スリット142Rに設けられた導電部149と接続するようになっており、これにより、接続板141が、誤ったはめ込み用スリット142Rにはめ込まれたときであっても、その接続板141にはめ込まれた端子148と、雌ピン群101Aおよび雄ピン群101Bを介して導電部149に接続される、アダプタ背面パネル82Bの端子(端子148に接続されるべき端子ではない端子)とが、電気的に接続されるのを防止するようになっている。
【0100】
なお、それ以外にも、例えば、接続板141がはめ込まれるべきはめ込み用スリット142Lおよび142Rにのみ、その接続板141がはめ込み可能なように、接続板141、並びに、はめ込み用スリット142Lおよび142Rを構成することによって、本来接続されるべきではない、接続板141にはめ込まれた端子148と、アダプタ背面パネル82Bの端子とが、電気的に接続されるのを防止することも可能である。
【0101】
パッチ板143が枠穴146にはめ込まれることにより、接続板141の所定の位置に固定された端子148は、直接、あるいは、その前方(図14のベイアダプタボックス24におけるスロット81(図5)が開いている方)に配置される接続板141の枠穴146を介して、ベイアダプタボックス24におけるスロット81の開口方向に露出し、これにより、ベイアダプタボックス24のスロット81に収納される非対応電子機器の端子と接続される。
【0102】
以上のように、アダプタ内接続パネルに設けられた非対応電子機器の信号端子と接続される端子を移動させることができる場合には、非対応電子機器のメーカ毎に、ベイアダプタボックス24や背面パネル部82を用意せずに済むので、ユーザの費用負担を低減することができる。
【0103】
なお、上述のように、アダプタ内接続パネルの端子が移動可能な場合、どの端子を、どの位置に移動させれば良いのかが分かりにくいことがある。そこで、例えば、アダプタ内接続パネルには、非対応電子機器のメーカ毎に、端子の位置を記述しておくようにするのが好ましい。
【0104】
また、ここでは、アダプタ内接続パネルに設けられた端子を移動可能なように構成することによって、各メーカの非対応電子機器に対処するようにしたが、その他、例えば、ベイ14内のベイ内接続パネル15に設けられたRGB用出力端子41乃至電源端子49を移動可能なように構成することも可能である。この場合、ベイアダプタボックス24(あるいは、背面パネル部82)を使用しなくても、非対応電子機器と、ベイ構造型テレビジョン受像機1とを電気的に接続することが可能となる。
【0105】
また、コントロールベイ16のベイ内接続パネル17と、コントロールユニット31の背面の電気的接続方法も、ベイ14のベイ内接続パネル15と、電子機器21、電子機器22、および、ベイアダプタボックス24を用いた電子機器33における場合と、基本的に同様であるので、図3乃至図19を用いて説明した場合と同様にして、さまざまな構成をとることが可能である。
【0106】
次に、図20は、図1のベイ構造型テレビジョン受像機1の電気的構成例を示すブロック図である。
【0107】
リモートコマンダ161は、例えば、視聴するテレビジョン放送のチャンネルの選択や、音量調整など、ベイ14に装着された電子機器を制御する場合、更には、後述するセレクタ174により、電子機器間における信号の入出力を切り替える場合等に、ユーザによって操作され、その操作に対応する信号を、赤外線によって、コントロールユニット31に送出する。
【0108】
図21に、リモートコマンダ161のスイッチの配置例を示す。リモートコマンダ161は、例えば、操作する対象となる機器を切り替える場合に操作されるベイ切替ボタン185−1、チューナ181を操作する場合に使用されるチューナ操作ボタン群185−2、テレビジョン信号処理ユニット182を操作する場合に使用されるテレビジョン信号処理ユニット操作ボタン群185−3、および、電子機器183を操作する場合に使用される電子機器操作ボタン群185−4で構成される。
【0109】
電子機器操作ボタン群185−4には、例えば、「再生」、「停止」、「早送り」、「巻き戻し」、「録画」、「録音」、「スキップ」などの予め用意されている操作ボタンのみならず、ユーザの操作によって割り当てられる操作軸に対応する操作ボタン(Aux1乃至Aux4として示されているボタン)が用意されている。ユーザの操作によって割り当てられる操作軸に対応する操作ボタンは、表示機能を有しており、後述する処理により、ユーザの処理により割り当てられた操作軸に対応する表示テキストが、ボタン上に表示される。
【0110】
以下、ベイ切替ボタン185−1乃至電子機器操作ボタン群185−4を、個々に区別する必要がない場合、リモートコマンダ161に設けられているボタン群として、単に、ボタン群185と総称する。
【0111】
リモートコマンダ161に設けられるボタン群185、もしくは、図21には記載されていないが、必要に応じて、ボタン群185に変わって設けられるレバー、タッチパッド、ジョグダイヤルなどの入力デバイスは、コントロールユニット31が記憶している、後述する操作軸テーブルの項目(図22)に対応している。
【0112】
ここでは、コントロールユニット31に対して、ユーザは、全てリモートコマンダ161を用いて操作入力を行うものとして説明するが、コントロールユニット31は、例えば、ボタン、ダイヤルなど、リモートコマンダ161と同様の操作入力デバイス(図示しない操作入力部)を備え、ユーザの操作入力を受けるようにしてもよい。
【0113】
RF送受信部171は、リモートコマンダ161から送信された赤外線信号を受信し、メインコントローラ172に供給したり、メインコントローラ172からリモートコマンダ161へ出力する信号を赤外線信号に変換し、リモートコマンダ161へ送信したりする。
【0114】
メインコントローラ172は、RF送受信部171から供給される信号や、必要に応じて備えられる操作入力部から供給される、ユーザの操作入力を示す信号に従って、セレクタコントローラ173を制御し、また、必要に応じて、ベイ構造型テレビジョン受像機1を構成する各ブロック(すなわち、ベイ14に収納されている電子機器)を制御するための制御信号を生成し、コントロールバス175を介して供給する。
【0115】
また、メインコントローラ172は、リモートコマンダ161、もしくは、図示しない操作入力部を用いてユーザにより受けることができる操作の内容を示す操作軸テーブル、ベイ14に収納されている各ブロックを制御する場合に用いられる命令コードを記載した命令コードテーブル、後述する処理により、ユーザが操作軸を割り当てる場合に用いられる表示テキストコードテーブルなど、ベイ14に収納されている各ブロックを制御するために必要な情報をその内部(図35を用いて後述する記憶部301)に記憶している。
【0116】
メインコントローラ172は、ベイ14に新たな電子機器が収納された場合、もしくは、ベイ14に収納されている機器が交換された場合、コントロールバス175を介して、新たに収納された機器の操作軸データの入力を受け、操作軸テーブルを参照し、操作軸の割り当てを行う。
【0117】
図22に、操作軸テーブルの一例を示す。
【0118】
データ名の欄に記載されている“Preset(X)”(X=1,2,3,・・・)は、ベイ14に収納される電子機器などの機能として、予め想定されている操作軸として割り当てられている項目である。一方、データ名の欄に記載されている“Aux(Y)”(Y=1,2,3,・・・)は、ベイ14に収納される電子機器などが有する特有の機能で、“Preset(X)”として予め想定されておらず、後述する処理により、ユーザによって登録される項目である。
【0119】
ベイ番号とは、対応するコマンドが、ベイ14のうちのいずれに収納されている電子機器などに対して出力されるコマンドであるかを示すものである。例えば、図1および図2を用いて説明したテレビジョンラック11の場合、ベイ番号のNP(X)(X=1,2,3,・・・)もしくはNA(Y)(Y=1,2,3,・・・)には、ベイ14A乃至ベイ14Gに対応して、7つの番号のいずれかが割り当てられる。
【0120】
命令コードは、対応するコマンドを発生する場合に、対応する電子機器などに出力される命令を示すコードである。同一のコマンドを発生する場合においても、例えば、ベイ14に装着されている電子機器などの製造元が異なる場合、命令コードが異なる場合がある。従って、メインコントローラ172は、内部に記憶している、図23に示される命令コードテーブルを参照して、コマンドの対象となる電子機器などに対する命令コードを選択し、操作軸テーブル(図22)のCP(X)(X=1,2,3,・・・)もしくはCA(Y)(Y=1,2,3,・・・)の対応する部分に命令コードを登録する。
【0121】
図23の例では、メーカA,B,Cの「再生」、「停止」、「早送」、「巻戻」の命令コードが、命令コードテーブルに記憶されている。
【0122】
図22のボタン/表示テキスト欄には、リモートコマンダ161に予め備えられているボタンなどがコマンドに対応している場合、すなわち、予め想定されている操作軸とコマンドが対応している場合、そのボタンなどの名称が記載される。一方、リモートコマンダ161に予め備えられているボタンなどがコマンドに対応していない場合、すなわち、操作軸が予め想定されていない場合、後述する処理により、ユーザによって、“AuxX”が登録されるので、そのときに、ユーザによって選択された表示テキストのコードが、DP(Y)(Y=1,2,3,・・・)の対応する部分に記載される。
【0123】
図24に表示テキストコードテーブルの一例を示す。ユーザが、予め想定されていない操作軸を登録する場合、表示テキストコードテーブルに記載されている表示テキストの一覧が、CRT12に表示される。ユーザは、CRT12を参照して、登録する操作軸に対応するテキストを選択する。メインコントローラ172は、ユーザによって選択されたテキストに対応するコードを、操作軸テーブルに登録する。
【0124】
図24の例の場合、「バスブースト」、「加速」、「減速」、「アップ」、または、「ダウン」の表示テキストが、コード0x01乃至0x05として登録されている。
【0125】
図22を用いて説明した操作軸テーブルの項目数と、コントロールユニット31が制御可能な操作軸の総数、すなわち、図21を用いて説明したリモートコマンダ161の操作ボタンなどの総数とは等しい。すなわち、コントロールユニット31の操作軸テーブルは、そのコントロールユニット31が制御可能な操作軸と対応する項目を有するものである。
【0126】
再び、図20に戻り、ベイ構造型テレビジョン受像機1の構成について説明する。
【0127】
コントロールバス175は、メインコントローラ172から供給された制御信号(例えば、リモートコマンダ161によってユーザが入力した操作に対応する制御信号)を、ベイ14に装着されているチューナ181、テレビジョン信号処理ユニット182、もしくは電子機器183−1乃至183−3のうちの対応するものに出力する。また、コントロールバス175は、ベイ14に新たな電子機器が装着された場合、その電子機器が記憶している操作軸データをメインコントローラ172に供給する。コントロールバス175は、例えば、パラレルバス、シリアルバス、光ケーブル、無線等で構成され、比較的低容量の信号しか流れないため、低速な線であってもかまわない。
【0128】
セレクタコントローラ173は、メインコントローラ172の制御等に従い、セレクタ174を制御する。
【0129】
セレクタ174は、CRT12、スピーカ13、および、ベイ14に装着されているそれぞれの電子機器(すなわち、ベイ14A乃至14Gそれぞれに設けられたベイ内接続パネル15の端子)と接続されている。そして、セレクタ174は、セレクタコントローラ173の制御に従い、そこに入力される入力信号の出力先を切り替える。
【0130】
セレクタ174から、ベイ14に装着されているそれぞれの電子機器へ信号を供給する信号線は、例えば、パラレルバス、シリアルバス、光ケーブル、無線等で構成され、主に大量のデータ転送を行うため、高速な線を用いるのが好適である。
【0131】
CRT12は、セレクタ174が出力する画像信号を表示し、スピーカ13は、セレクタ174が出力する音声信号を出力する。
【0132】
また、コントロールバス175には、ハードディスクドライブ176も接続されている。ハードディスクドライブ176は、ハードディスクを駆動し、それらにベイ14に収納されている機器によって処理される情報などを、記録または再生させる。
【0133】
ベイ14には、電子機器として、チューナ181、テレビジョン信号処理ユニット182、電子機器183−1乃至電子機器183−3が装着されている。なお、図2には、チューナ181、および、テレビジョン信号処理ユニット182が、ベイ14に装着された状態が図示されていないが、これらも、電子機器の1つとして装着されるものである。
【0134】
チューナ181は、アンテナによって、例えば、テレビジョン放送などの放送信号を受信するようになっており、チューナ181は、メインコントローラ172の制御に従って、所定のチャンネルの放送信号を検波、復調し、ベースバンドの信号を、セレクタ174に出力する。
【0135】
テレビジョン信号処理ユニット182は、セレクタ174が出力する画像信号(例えば、チューナ181が出力するベースバンドの画像信号)を処理し、その処理の結果得られる画像信号を、セレクタ174に出力する。
【0136】
電子機器183−1乃至電子機器183−3は、上述した電子機器21乃至電子機器23(図2)に対応するものであり、ベイ14に直接収納されるものであっても、ベイアダプタボックス24を用いて収納されるものであってもよい。電子機器183−1乃至電子機器183−3には、例えば、例えば、ビデオテープデッキ、CD(Compact Disc)プレーや、DVD(Digital Versatile Disc)プレーヤ、DVD−RAMプレーヤ(CD−Rなども処理可能)、MD(Mini Disc)(商標)デッキ、ハードディスクレコーダなどがある。以下、電子機器183−1乃至電子機器183−3を個々に区別する必要がない場合、単に電子機器183と総称する。
【0137】
また、以上のうち、CRT12、スピーカ13、チューナ181、およびテレビジョン信号処理ユニット182が、電子機器としてのテレビジョン受像機として機能する。
【0138】
図25は、図20のベイ14に収納されるチューナ181の構成を示すブロック図である。
【0139】
チューナ181は、操作入力部191、コントローラ192、I/F(Interface)193、アンテナ194、および信号処理部195で構成されている。
【0140】
操作入力部191は、例えば、ボタン、タッチパネル、ダイヤル、キー、レバー、あるいは、ジョグダイヤルなどの入力デバイス、並びに、リモートコマンダから送信される、赤外線によるRF信号を受信するRF信号送受信部などで構成され、ユーザの操作入力を受け、ユーザの操作内容を示す信号を、コントローラ192に出力する。
【0141】
コントローラ192は、操作入力部191から供給される、あるいは、コントロールユニット31からコントロールバス175およびI/F193を介して入力される、ユーザの操作内容を示す信号に従って、信号処理部195を制御する。
【0142】
また、コントローラ192は、記憶部196を有しており、その内部に、機能ID、IDテーブル、および操作軸データを記憶している。機能IDは、信号処理部195がどのような機能を有するかを識別するためのユニークなID(Identification)であり、IDテーブルには、他の電子機器の機能IDと、その機能IDを有する電子機器と接続されたときに、テレビジョン信号処理ユニット182に行わせる処理の内容を表す処理情報とが対応付けられて記憶されている。コントローラ192は、IDテーブルを参照して、例えば、信号処理部195が処理した信号の出力先を制御して、他の機器の機能と協調させた信号処理などを実行する。
【0143】
操作軸データは、操作入力部191がユーザより受ける操作の内容に対応する操作軸に関する情報である。コントローラ192は、自分自身(チューナ181)が、ベイ構造型テレビジョン受像機1のベイ14に新たに装着された場合、I/F193を介して、コントロールベイ16に装着されているコントロールユニット31のメインコントローラ172に、操作軸データを出力する。
【0144】
I/F193は、コントローラ192、信号処理部195、セレクタ174、およびコントロールバス175それぞれとの間の信号のやりとりを制御する。
【0145】
アンテナ194は、地上波テレビジョン、衛星波テレビジョン、あるいは、ラジオ放送などの放送信号を受信し、信号処理部195に出力する。信号処理部195は、アンテナ194から受信信号の供給を受け、コントローラ192の制御に従い、ユーザが指定したチャンネルを選局する選局処理を行い、更に、中間周波増幅処理、検波処理等などを行って、I/F193およびセレクタ174を介して、所定の電子機器(例えば、テレビジョン信号処理ユニット182)に出力する。
【0146】
チューナ181が受信する信号としては、例えば、地上波テレビジョン放送、日本におけるCS(Communications Satellite)テレビジョン放送、BS(Broadcasting Satellite)テレビジョン放送、FM(Frequency Modulation)ラジオ放送、AM(amplitude modulation)ラジオ放送などの放送信号がある。すなわち、電子機器としてのチューナ181は、例えば、図26に示されるように、地上波テレビジョン放送、BSテレビジョン放送、およびCSテレビジョン放送を切り替えて受信することができるチューナ181−1(図26A)、あるいは、FMラジオ放送およびAMラジオ放送を切り替えて受信することができるチューナ181−2(図26B)として構成される。
【0147】
チューナ181−1の操作入力部191は、チャンネルを選択するボタン(数字1乃至12のボタン)、チャンネルをアップさせるためのボタン(図中、上向きの三角形が表示されているボタン)、チャンネルをダウンさせるためのボタン(図中、下向きの三角形が表示されているボタン)、およびバンド切替えを行うためのボタン(図中、文字が表示されていないボタン)で構成されている。また、チューナ181−2の操作入力部191は、周波数チューニングを行うために周波数をアップさせるためのボタン(図中、上向きの三角形が表示されているボタン)、周波数をダウンさせるためのボタン(図中、下向きの三角形が表示されているボタン)、およびFMとAMを切り替えるためのボタン(図中、文字が表示されていないボタン)で構成されている。
【0148】
なお、図26においては、それぞれのチューナ181の操作入力部191のボタンについて説明したが、これらのチューナ181を操作するために、図示しないリモートコマンダがそれぞれ設けられており、これらのリモートコマンダにも、図26を用いて説明したものと同様のボタンが備えられる。
【0149】
チューナ181−1およびチューナ181−2の機能と操作軸との関係を図27に示す。地上波テレビジョン放送、BSテレビジョン放送、およびCSテレビジョン放送を切り替えて受信することができるチューナ181−1は、チャンネルの指定、アップダウン、およびバンド切替えの3つの操作軸を有している。一方、FMラジオ放送およびAMラジオ放送を切り替えて受信することができるチューナ181−2は、チャンネルの操作軸を有していないが、アップダウン、およびバンド切替えの2つの操作軸を有している。すなわち、チューナ181−1もしくはチューナ181−2のいずれかが、ベイ14に装着される場合、ベイ14に追加される機能が異なるものであるのにもかかわらず、操作軸は共通なものが多い。
【0150】
次に、図28は、ベイ14に収納される電子機器183の構成を示すブロック図である。
【0151】
電子機器21は、操作入力部201、コントローラ202、I/F203、特有ブロック204、および信号処理部205で構成されている。
【0152】
操作入力部201は、例えば、ボタン、タッチパネル、ダイヤル、キー、レバー、あるいは、ジョグダイヤルなどの入力デバイス、並びに、リモートコマンダから送信される赤外線によるRF信号を受信するRF信号送受信部などで構成され、ユーザの操作入力を受け、ユーザの操作内容を示す信号を、コントローラ202に出力する。
【0153】
コントローラ202は、操作入力部201から供給される、あるいは、コントロールユニット31からコントロールバス175およびI/F203を介して入力される、ユーザの操作内容を示す信号に従って、信号処理部205を制御する。
【0154】
また、コントローラ202は、記憶部206を有しており、その内部に、機能ID、IDテーブル、および操作軸データを記憶している。機能IDは、信号処理部205がどのような機能を有するかを識別するためのユニークなIDであり、IDテーブルには、テレビジョン信号処理ユニット182の機能IDと、対応する処理情報が記憶されている。処理情報は、その機能IDを有するテレビジョン信号処理ユニット182と接続されたときに、テレビジョン信号処理ユニット182の機能と協調させて、自分自身の信号処理部205に実行させる処理の内容を表す情報である。テレビジョン信号処理ユニット182と接続された場合、コントローラ202は、IDテーブルを参照して、テレビジョン信号処理ユニット182の機能と協調させた信号処理を、信号処理部205に実行させる。
【0155】
操作軸データは、操作入力部201がユーザより受ける操作の内容に対応する操作軸に関する情報である。コントローラ202は、自分自身(電子機器183)が、ベイ構造型テレビジョン受像機1のベイ14に新たに装着された場合、I/F203を介して、コントロールベイ16に装着されているコントロールユニット31のメインコントローラ172に、操作軸データを出力する。
【0156】
I/F203は、コントローラ202、信号処理部205、セレクタ174、およびコントロールバス175それぞれとの間の信号のやりとりを制御する。
【0157】
特有ブロック204は、電子機器183に特有のブロックである。例えば、電子機器183がDVDプレーヤである場合、特有ブロック204は、図示せぬDVDにレーザ光を照射し、その反射光を受光して光電変換する光ピックアップ等で構成される。また、特有ブロック204は、電子機器183が、例えば、ディジタルVTRである場合には、ビデオテープを駆動する駆動機構や、ビデオテープに対して、信号の記録、または、再生を行う磁気ヘッド等で構成される。
【0158】
信号処理部205は、コントローラ202の制御に従って、特有ブロックから入力された信号に所定の処理を施して、I/F203およびセレクタ174を介して、処理した信号を出力する。また、電子機器183が、例えば、DVDプレーヤである場合においては、DVDに記録された信号は、MPEG(Moving Picture Expert Group)符号化されたものであることから、信号処理部205は、基本的に、MPEG符号化された信号を、MPEG復号する機能を有する。また、信号処理部205は、例えば、空間解像度向上処理を行う機能も更に有していてもよい。
【0159】
電子機器183は、例えば、ビデオテープデッキ、CD(Compact Disc)プレーや、DVD(Digital Versatile Disc)プレーヤ、DVD−RAMプレーヤ(CD−Rなども処理可能)、MD(Mini Disc)(商標)デッキ、ハードディスクレコーダなどとされる。すなわち、この場合、電子機器183は、図29に示されるように、ビデオテープレコーダ183−1(図29A)、CD/DVDプレーヤ183−2(図29B)、DVD−RAMレコードプレーヤ183−3(図29C)、MDレコードプレーヤ183−4(図29D)、もしくは、ハードディスクレコードプレーヤ183−5(図29E)として構成される。
【0160】
ビデオテープレコーダ183−1の操作入力部201は、「再生ボタン」、「停止ボタン」、「早送りボタン」、「巻き戻しボタン」、および「録画ボタン」で構成されている。CD/DVDプレーヤ183−2の操作入力部201は、「再生ボタン」、「停止ボタン」、「早送りボタン」、「巻き戻しボタン」、並びに、「前方向のスキップボタン(図中、右方向を指向する三角形と、縦長の長方形との組み合わせが表示されたボタン)」、および「後ろ方向のスキップボタン(図中、左方向を指向する三角形と、縦長の長方形との組み合わせが表示されたボタン)」で構成されている。
【0161】
DVD−RAMレコードプレーヤ183−3の操作入力部201は、「再生ボタン」、「停止ボタン」、「早送りボタン」、「巻き戻しボタン」、「前方向のスキップボタン(図中、右方向を指向する三角形と、縦長の長方形との組み合わせが表示されたボタン)」、および「後ろ方向のスキップボタン(図中、左方向を指向する三角形と、縦長の長方形との組み合わせが表示されたボタン)」、並びに、「録画ボタン」で構成されている。MDレコードプレーヤ183−4の操作入力部201は、「再生ボタン」、「停止ボタン」、「早送りボタン」、「巻き戻しボタン」、「前方向のスキップボタン(図中、右方向を指向する三角形と、縦長の長方形との組み合わせが表示されたボタン)」、および「後ろ方向のスキップボタン(図中、左方向を指向する三角形と、縦長の長方形との組み合わせが表示されたボタン)」、並びに、「録画ボタン」で構成されている。
【0162】
ハードディスクレコードプレーヤ183−5の操作入力部201は、「再生ボタン」、「停止ボタン」、「早送りボタン」、「巻き戻しボタン」、「前方向のスキップボタン(図中、右方向を指向する三角形と、縦長の長方形との組み合わせが表示されたボタン)」、および「後ろ方向のスキップボタン(図中、左方向を指向する三角形と、縦長の長方形との組み合わせが表示されたボタン)」、並びに、「録画ボタン」で構成されている。
【0163】
なお、図29においては、それぞれの電子機器183の操作入力部201のボタンについて説明したが、これらの電子機器183を操作するために、図示しないリモートコマンダがそれぞれ設けられており、これらのリモートコマンダにも、図29を用いて説明したものと同様のボタンが備えられる。
【0164】
以上の、ビデオテープレコーダ183−1、CD/DVDプレーヤ183−2、DVD−RAMレコードプレーヤ183−3、MDレコードプレーヤ183−4、および、ハードディスクレコードプレーヤ183−5の機能と操作軸との関係を図30に示す。
【0165】
ビデオテープレコーダ183−1は、「再生」、「停止」、「早送り/巻き戻し」、および「録画/録音」の操作軸を有している。CD/DVDプレーヤ183−2は、「再生」、「停止」、「早送り/巻き戻し」、および「スキップ」の操作軸を有している。DVD−RAMレコードプレーヤ183−3、MDレコードプレーヤ183−4、および、ハードディスクレコードプレーヤ183−5は、「再生」、「停止」、「早送り/巻き戻し」、「スキップ」、および「録画/録音」の操作軸を有している。
【0166】
すなわち、ビデオテープレコーダ183−1乃至ハードディスクレコードプレーヤ183−5のいずれかが、ベイ14に装着される場合、ベイ14に追加される機能が異なるものであるのにもかかわらず、操作軸は共通なものが多い。
【0167】
以上説明したチューナ181、および電子機器183が、それぞれベイ14に装着されることにより、ベイ構造型テレビジョン受像機1の機能が追加、もしくは変更される。これに対して、テレビジョン信号処理ユニット181が入れ替えられることにより、ベイ構造型テレビジョン受像機1の信号処理能力は、バージョンアップ(もしくは、バージョンダウン)される。
【0168】
次に、図31は、図20のベイ14に収納されるテレビジョン信号処理ユニット182の構成を示すブロック図である。
【0169】
テレビジョン信号処理ユニット182は、操作入力部211、コントローラ212、I/F213、および信号処理部214で構成されている。
【0170】
操作入力部211は、例えば、ボタン、タッチパネル、ダイヤル、キー、レバー、あるいは、ジョグダイヤルなどの入力デバイス、並びに、リモートコマンダから送信される、赤外線によるRF信号を受信するRF信号送受信部などで構成され、ユーザの操作入力を受け、ユーザの操作内容を示す信号を、コントローラ212に出力する。
【0171】
コントローラ212は、操作入力部211から供給される、あるいは、コントロールユニット31からコントロールバス175およびI/F213を介して入力される、ユーザの操作内容を示す信号に従って、信号処理部214を制御する。
【0172】
また、コントローラ212は、記憶部215を有しており、その内部に、機能ID、IDテーブル、および操作軸データを記憶している。機能IDは、信号処理部214がどのような機能を有するかを識別するためのユニークなIDであり、IDテーブルには、他の電子機器の機能IDと、その機能IDを有する他の電子機器と接続されたときに、自分自身が行う処理の内容を表す処理情報とが対応付けられて記憶されている。コントローラ212は、IDテーブルを参照して、例えば、信号処理部214が処理した信号の出力先を制御して、他の機器の機能と協調させた信号処理などを実行する。
【0173】
操作軸データは、操作入力部211がユーザより受ける操作の内容に対応する操作軸に関する情報である。コントローラ212は、自分自身(テレビジョン信号処理ユニット182)が、ベイ構造型テレビジョン受像機1のベイ14に新たに装着された場合、I/F213を介して、コントロールベイ16に装着されているコントロールユニット31のメインコントローラ172に、操作軸データを出力する。
【0174】
I/F213は、コントローラ212、信号処理部214、セレクタ174、およびコントロールバス175それぞれとの間の信号のやりとりを制御する。
【0175】
信号処理部214は、セレクタ174およびI/F213を介して、チューナ181が受信した放送信号、もしくは、電子機器183のいずれかから供給された信号の入力を受け、コントローラ212の制御に従い、例えば、画素数変換などの、所定の画像処理を実行し、I/F213およびセレクタ174を介して、CRT12に出力して表示させたり、ベイ14に挿入されたいずれかの電子機器183に供給したりする。
【0176】
テレビジョン信号処理ユニット182は、採用されている画像処理方式によって、異なる機能を有している。例えば、図32に示されるように、画像処理方式Aにより画像処理を行うテレビジョン信号処理ユニット182−1(図32A)は、画素数変換を行うことにより画質を向上させるDRC(Digital Reality Creation)機能を有するので、「DRC ON」を指令するためのボタンが備えられている。また、画像処理方式Bにより画像処理を行うテレビジョン信号処理ユニット182−2(図32B)は、画素数変換であるDRC機能、および、インターレース画像をプログレッシブ画像に変換する機能を有するので、「DRC ON」を指令するためのボタン、およびインターレース−プログレッシブ変換(以下、I−P変換と称する)を指令するためのボタン(図中、IorPの文字が表示されているボタン)が備えられている。
【0177】
画像処理方式Cにより画像処理を行うテレビジョン信号処理ユニット182−3(図32C)は、画素数変換であるDRC機能、インターレース画像をプログレッシブ画像に変換する機能、および、解像度とノイズのボリュームを調節する機能を有するので、「DRC ON」を指令するためのボタン、I−P変換を指令するためのボタン(図中、IorPの文字が表示されているボタン)、調節するパラメータ(解像度とノイズ)を切り替えるボタン(図中、「解像度/ノイズ」の文字が表示されているボタン)、および、パラメータを調節するためのボリュームアップダウンボタン(図中、上または下方向の三角形が示されているボタン)が備えられている。
【0178】
そして、画像処理方式Dにより画像処理を行うテレビジョン信号処理ユニット182−4(図32D)は、画素数変換であるDRC機能、インターレース画像をプログレッシブ画像に変換する機能、解像度とノイズのボリュームを調節する機能、および、DRCにおける画素数を調整する機能を有するので、「DRC ON」を指令するためのボタン、I−P変換を指令するためのボタン(図中、IorPの文字が表示されているボタン)、調節するパラメータ(解像度とノイズ)を切り替えるボタン(図中、「解像度/ノイズ」の文字が表示されているボタン)、パラメータを調節するためのボリュームアップダウンボタン(図中、上または下方向の三角形が示されているボタン)、DRCボリュームの調整ONを指令するボタン(図中、ボタンNの文字が表示されているボタン)、および、DRCボリュームの調整のためのボリュームアップダウンボタン(図中、上または下方向の三角形が示されているボタン)が備えられている。
【0179】
なお、図32においては、それぞれのテレビジョン信号処理ユニット182の操作入力部211のボタンについて説明したが、これらのテレビジョン信号処理ユニット182を操作するために、図示しないリモートコマンダがそれぞれ設けられており、これらのリモートコマンダにも、図32を用いて説明したものと同様のボタンが備えられる。
【0180】
テレビジョン信号処理ユニット182−1乃至182−4における画像処理方式A乃至画像処理方式Dの機能と操作軸との関係を図33に示す。画像処理方式Aを行うテレビジョン信号処理ユニット182−1は、DRCのON/OFFの操作軸を有している。画像処理方式Bを行うテレビジョン信号処理ユニット182−2は、DRCのON/OFF、および、I−P変換の操作軸を有している。画像処理方式Cを行うテレビジョン信号処理ユニット182−3は、DRCのON/OFF、I−P変換、解像度/ノイズ切替え、および、解像度/ノイズボリュームアップダウンの操作軸を有している。画像処理方式Dを行うテレビジョン信号処理ユニット182−4は、DRCのON/OFF、I−P変換、解像度/ノイズ切替え、解像度/ノイズボリュームアップダウン、DRCボリュームON/OFF、およびDRCボリュームアップダウンの操作軸を有している。
【0181】
すなわち、テレビジョン信号処理ユニット182−1乃至182−4のいずれかが、入れ替えられて、ベイ14に装着され、テレビジョン信号処理ユニット182がバージョンアップされる場合、バージョンアップにより機能が増えるため、操作軸も増える。
【0182】
以上説明したように、ベイ14に装着される電子機器等の追加、あるいは入替えにより、ベイ構造テレビジョン受像機1の機能が追加、または交換されたり、機能がバージョンアップされたりするが、このとき、ベイ14に装着される、チューナ181、テレビジョン信号処理ユニット182、もしくは電子機器183の種類により、操作軸が異なる。コントロールベイ16に装着されているコントロールユニット31のメインコントローラ172は、新たに装着された機器の操作軸データを取得することにより、操作軸を割り当てる処理を実行する。
【0183】
また、ベイ14に装着される、チューナ181、テレビジョン信号処理ユニット182、もしくは電子機器183の種類により、それらが有する操作軸に、現在、コントロールベイ16に装着されているコントロールユニット31が割り当てることが可能な操作軸以外のものが含まれている場合、コントロールユニット31は、交換されなければならない。
【0184】
次に、図34のフローチャートを参照して、操作軸対応処理について説明する。
【0185】
ステップS1において、コントロールユニット31のメインコントローラ172は、ベイ14に新しい電子機器(チューナ181、テレビジョン信号処理ユニット182、もしくは電子機器183)が装着されたか否かを判断する。ステップS1において、ベイ14に新しい電子機器が装着されていないと判断された場合、ベイ14に新しい電子機器が装着されたと判断されるまで、ステップS1の処理が繰り返される。
【0186】
ステップS1において、ベイ14に新しい電子機器が装着されたと判断された場合、ステップS2において、メインコントローラ172は、コントロールバス175を介して、新しく装着された電子機器から、操作軸データを取得する。
【0187】
上述したように、ベイ14に装着されるチューナ181は記憶部196(図25)に、テレビジョン信号処理ユニット182は記憶部215(図28)に、また、電子機器183は記憶部206(図31)に、それぞれ、操作軸データを記憶している。メインコントローラ172は、図35に示されるように、コントロールバス175を介して、新しく装着された電子機器から、操作軸データを取得し、内部の記憶部301に記憶されている、リモートコマンダ161などの操作スイッチ類に対応した操作軸テーブル311を参照して、新しく装着された電子機器の操作軸の対応を確認する。
【0188】
ステップS3において、メインコントローラ172は、記憶部301に記憶されている操作軸テーブル311に、取得された操作軸データに対応する項目があるか否か、すなわち、新しく装着された電子機器が有する操作軸は、想定された操作軸であるか否かを判断する。
【0189】
ステップS3において、取得された操作軸は、想定された操作軸であると判断された場合、ステップS4において、図36を用いて後述する操作軸割り当て処理1が実行される。
【0190】
ステップS3において、取得された操作軸は、想定された操作軸ではないと判断された場合、ステップS5において、メインコントローラ172は、操作軸テーブル311の、新たにユーザが設定可能なコマンドの登録数に空きがあるか否か、並びに、命令コードテーブルおよび表示テキストコードテーブルに、取得された操作軸に対応するものがあるか否かに基づいて、ユーザの操作により操作軸を割り当てることが可能であるか否かを判断する。
【0191】
ステップS5において、ユーザの操作により操作割り当てが可能であると判断された場合、ステップS6において、図37を用いて後述する操作軸割り当て処理2が実行される。
【0192】
ステップS4の処理の終了後、もしくは、ステップS6の処理の終了後、ステップS7において、メインコントローラ172は、新しく装着された電子機器の全ての操作軸を割り当てたか否かを判断する。ステップS7において、まだ、全ての操作軸を割り当てていないと判断された場合、処理は、ステップS2に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
【0193】
ステップS7において、全ての操作軸を割り当てたと判断された場合、ステップS8において、メインコントローラ172は、現状のコントロールユニット31で、新たに装着された電子機器を含む、ベイ14に装着された全ての電子機器を制御すると判断し、例えば、RF送受信部171から入力されたユーザの操作を示す信号を基に、ベイ14に装着されたいずれかの電子機器を制御する命令コードを抽出して、コントロールバス175を介して、対応する電子機器に出力するなどして、制御を開始し、操作軸対応処理が終了される。
【0194】
ステップS5において、ユーザの操作により操作割り当てが可能でないと判断された場合、ステップS9において、メインコントローラ172は、コントロールユニット31の交換を促すメッセージに対応するデータを生成し、セレクタ174を介して、CRT12に出力する。CRT12は、コントロールユニット31の交換を促すメッセージを表示して、処理が終了される。
【0195】
例えば、図21を用いて説明したリモートコマンダ161に対応する操作軸を有するコントロールユニット31がコントロールベイ16に装着され、図31および図32を用いて説明した、画像処理方式Dのテレビジョン信号処理ユニット182−4がベイ14に装着された場合、メインコントローラ172は、ベイ14に新しく装着されたテレビジョン信号処理ユニット182−4の操作軸のうち、DRCボリューム変換のON/OFF、およびボリュームのアップダウンに対応する操作軸は、予め想定された操作軸ではないと判断する。
【0196】
このとき、命令コードテーブル、および表示テキストコードテーブルに、DRCボリューム変換のON/OFFおよびボリュームのアップダウンに対応するものが登録されていない場合、メインコントローラ172は、ベイ14に新しく装着されたテレビジョン信号処理ユニット182−4の操作軸のうち、DRCボリューム変換のON/OFFおよびボリュームのアップダウンに対応する操作軸は、ユーザの操作により操作割り当てが可能でないと判断して、CRT12に、コントロールユニットの交換を促すメッセージを表示させる。
【0197】
また、ステップS9において、CRT12に、コントロールユニット31の交換を促すメッセージを表示され、ユーザが、コントロールベイ16に収納されているコントロールユニット31を、ベイ14に収納されている機器に対応する、異なる操作軸を有するコントロールユニット31に交換した場合、新たに収納されたコントロールユニット31は、ベイ14に収納されている全ての機器に対して、図34のフローチャートを用いて説明した操作軸対応処理を、新たに収納された場合と同様にして実行し、ベイ14に収納されている全ての機器の操作軸を割り当てる。
【0198】
このようにして、ベイ14に新たなチューナ181、もしくは、電子機器183を収納することによって、ベイ構造型テレビジョン受像機1に新たな機能を追加、もしくは機能を交換したり、ベイ14に収納されているチューナ181、テレビジョン信号処理ユニット182、もしくは、電子機器183を交換することにより、ベイ構造型テレビジョン受像機1が有する機能をバージョンアップしたりすることができる。
【0199】
また、ベイ14に収納されているチューナ181、テレビジョン信号処理ユニット182、もしくは、電子機器183への操作を制御するコントロールユニット31は、新たに収納された、もしくは、交換された電子機器183などの操作軸を、記憶部301に記憶されている操作軸テーブル311の項目に対応させるための処理を実行し、コントロールユニット31が対応することができない場合、コントロールユニット31が交換される。
【0200】
次に、図36のフローチャートを参照して、図34のステップS4において実行される操作軸割り当て処理1について説明する。
【0201】
ステップS21において、メインコントローラ172は、コントロールする機器が収納されているのはベイ14(ベイ14A乃至ベイ14G)のうちのいずれの位置であるのかを示すベイ番号を取得する。
【0202】
ステップS22において、メインコントローラ172は、図34のステップS2において取得した操作軸データを基に、図23を用いて説明した命令コードテーブルを参照して、操作軸データに対応する命令コードを取得する。
【0203】
ステップS23において、メインコントローラ172は、ステップS21において取得したベイ番号、および、ステップS22において取得した命令コードを、図22を用いて説明した操作軸テーブルに登録して、処理は、図34のステップS7に戻る。
【0204】
例えば、電子機器183がベイ14に全く収納されていない状態で、図29を用いて説明したビデオテープレコーダ183−1が、A社の製品であり、ベイ14の、ベイ番号2に対応する位置に収納された場合、メインコントローラ172は、ビデオテープレコーダ183−1のコントローラ202が記憶している操作軸データを取得する。そして、メインコントローラ172は、取得した操作軸データを基に、図22の操作軸テーブルのPreset1乃至Preset4、およびPreset7のベイ番号NP1乃至NP4、およびNP7に、ベイ番号2を登録し、命令コードテーブルのA社に対応する部分を参照して、命令コードCP1乃至CP4、およびCP7に、それぞれ対応する命令コード“0x??”を登録する。このようにして、ビデオテープレコーダ183−1の操作軸が割り当てられる。
【0205】
次に、図37のフローチャートを参照して、図34のステップS6において実行される操作軸割り当て処理2について説明する。
【0206】
ステップS31において、メインコントローラ172は、コントロールする機器が収納されているのはベイ14のうちのいずれの位置であるのかを示すベイ番号を取得する。
【0207】
ステップS32において、メインコントローラ172は、図34のステップS2において取得した操作軸データを基に、命令コードテーブルを参照して、操作軸データに対応する命令コードを取得する。
【0208】
ステップS33において、メインコントローラ172は、図24を用いて説明した表示テキストコードテーブルを参照し、CRT12に、表示テキスト一覧を表示させるためのデータを生成し、セレクタ174を介して、CRT12に出力する。CRT12は、表示テキスト一覧を表示する。
【0209】
ステップS34において、メインコントローラ172は、RF送受信部171から入力される信号に基づいて、ユーザから、表示テキストの選択を受けたか否かを判断する。ステップS34において、表示テキストの選択を受けていないと判断された場合、表示テキストの選択を受けたと判断されるまで、ステップS34の処理が繰り返される。
【0210】
ステップS34において、表示テキストの選択を受けたと判断された場合、ステップS35において、メインコントローラ172は、表示テキストテーブルから、ユーザが選択したテキストに対応するコードを取得する。
【0211】
ステップS36において、メインコントローラ172は、ステップS35において取得した表示テーブルのコードを、RF送受信部171を介して、リモートコマンダ161に送信する。リモートコマンダ161は、電子機器操作ボタン群185−4の、新しく割り当てられた操作軸に対応する操作ボタンに、ユーザによって選択されたテキストを表示させる。
【0212】
ステップS37において、メインコントローラ172は、ステップS31において取得したベイ番号、ステップS32において取得した命令コード、および、ステップS35において取得した表示テーブルのコードを、操作軸テーブルに登録して、処理は、図34のステップS7に戻る。
【0213】
例えば、ベイ14の、ベイ番号3に対応する部分に、「バスブースト」機能を有するB社のMDレコードプレーヤが新たに収納された場合、メインコントローラ172は、命令コードテーブルのB社に対応する部分に、バスブーストに対応するコマンドがあるか否かを判断し、表示テキストコードテーブルに、バスブースト、もしくは、それに対応するテキストがあるか否かを判断する。命令コードテーブルのB社に対応する部分に、バスブーストに対応するコマンドがあり、表示テキストコードテーブルに、バスブースト、もしくは、それに対応するテキストがある場合、メインコントローラ172は、ユーザの操作によって、図37を用いて説明した操作軸割り当て処理2を実行する。
【0214】
そして、データ名Aux(Y)のうちの、対応する部分のベイ番号NA(Y)に、ベイ番号3が登録され、命令コードCA(Y)に、命令コードテーブルのB社のバスブーストに対応する命令コード“0x??”が登録され、表示テキストDP(Y)に、コード“0x01”が登録される。
【0215】
以上説明したようにして、コントロールベイ16に装着されているコントロールユニット31のメインコントローラ172が、操作軸を割り当てる処理を実行することにより、ベイ14に装着される電子機器等の追加、あるいは入替えにより、ベイ構造テレビジョン受像機1の機能が追加、または交換されたり、機能がバージョンアップされたりする場合においても、ユーザは、ベイ14に装着される電子機器等のそれぞれに対して、対応する複数のリモートコマンダを用いて操作入力を行う必要がなくなり、コントロールユニット31のリモートコマンダ161のみを用いて、ベイ構造テレビジョン受像機1を操作することが可能となり、操作性が向上する。
【0216】
図1乃至図37を用いて説明した場合においては、ベイ14に装着される電子機器の種類により、実行可能な機能を変更、または追加、もしくはバージョンアップすることができ、コントロールベイ16に装着されるコントロールユニット31によって、ベイ14に装着されている複数の電子機器などの操作を統括して制御することができる、ベイ構造型テレビジョン受像機1について説明したが、例えば、信号処理を共通として、信号入出力を行うための入出力デバイスを変更させるようにしてもよい。
【0217】
図38に示されるように、テレビジョン信号処理ユニット182、および、これに対応するコントロールユニット31を、図38Aのブラウン管モニタ231、図38BのLCDモニタ232、もしくは、図38Cのビデオテープデッキ233に装着することが可能なようにしてもよい。このようにすることにより、ブラウン管モニタ231、LCDモニタ232、もしくは、ビデオテープデッキ233の機能のバージョンアップ(例えば、図32および図33を用いて説明した、テレビジョン信号処理ユニット182−1からテレビジョン信号処理ユニット182−2や、182−3などへのバージョンアップ)を容易に実行することが可能となる。
【0218】
また、図38においては、テレビジョン信号処理ユニット182の入替えによるバージョンアップについて説明したが、例えば、装着されるチューナ181の種類を変更することにより、地上波放送を受信するブラウン管モニタ231、LCDモニタ232、もしくは、ビデオテープデッキ233を、衛星波放送を受信するブラウン管モニタ231、LCDモニタ232、もしくは、ビデオテープデッキ233に、それぞれ、簡単に機能変更することが可能となる。
【0219】
なお、ベイ構造型テレビジョン受像機(図1、図2)のベイ14に収納する電子機器は、上述したDVDプレーヤやディジタルVTR等に限定されるものではなく、例えば、プリンタやHD(Hard Disk)レコーダその他の、どのようなものであってもかまわない。
【0220】
例えば、図1で説明したように、ベイ構造型テレビジョン受像機のベイ14Gには、携帯電話機を収納することができるが、このように、ベイ14Gに携帯電話機が収納されている場合には、その携帯電話機の通信機能により、インターネットその他のネットワーク上のサーバにアクセスし、必要なデータをダウンロードすることができる。
【0221】
また、本実施の形態では、画像を処理する場合について説明したが、本発明は、音声等を処理する場合にも適用可能である。
【0222】
また、コントロールユニット31による、上述した一連の処理は、ハードウェアにより行うこともできるし、ソフトウェアにより行うこともできる。一連の処理をソフトウェアによって行う場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、マイクロコンピュータ等のコンピュータにインストールされる。
【0223】
図39は、上述した一連の処理を実行するプログラムがインストールされるパーソナルコンピュータ241の一実施の形態の構成例を示している。
【0224】
プログラムは、コンピュータに内蔵されている記録媒体としてのハードディスク255やROM253に予め記録しておくことができる。
【0225】
あるいはまた、プログラムは、フレキシブルディスク、CD-ROM(Compact Disc Read Only Memory),MO(Magneto optical)ディスク,DVD(Digital Versatile Disc)、磁気ディスク、半導体メモリなどのリムーバブル記録媒体261に、一時的あるいは永続的に格納(記録)しておくことができる。このようなリムーバブル記録媒体261は、いわゆるパッケージソフトウエアとして提供することができる。
【0226】
なお、プログラムは、上述したようなリムーバブル記録媒体261からコンピュータにインストールする他、ダウンロードサイトから、ディジタル衛星放送用の人工衛星を介して、コンピュータに無線で転送したり、LAN(Local Area Network)、インターネットといったネットワークを介して、コンピュータに有線で転送することができ、コンピュータでは、そのようにして転送されてくるプログラムを、通信部258で受信し、内蔵するハードディスク255にインストールしたりすることができる。
【0227】
パーソナルコンピュータ241は、CPU(Central Processing Unit)252を内蔵している。CPU252には、バス251を介して、入出力インタフェース260が接続されており、CPU252は、入出力インタフェース260を介して、ユーザによって、キーボードや、マウス、マイク等で構成される入力部257が操作等されることにより指令が入力されると、それに従って、ROM(Read Only Memory)253に格納されているプログラムを実行する。
【0228】
また、CPU252は、ハードディスク255に格納されているプログラム、衛星もしくはネットワークから転送され、通信部258で受信されてハードディスク255にインストールされたプログラム、またはドライブ259に装着されたリムーバブル記録媒体261から読み出されてハードディスク255にインストールされたプログラムを、RAM(Random Access Memory)254にロードして実行する。これにより、CPU252は、上述したフローチャートにしたがった処理、あるいは上述したブロック図の構成により行われる処理を行う。
【0229】
そして、CPU252は、その処理結果を、必要に応じて、例えば、入出力インタフェース260を介して、LCD(Liquid Crystal Display)やスピーカ等で構成される出力部256から出力、あるいは、通信部258から送信、更には、ハードディスク255に記録等させることができる。
【0230】
ここで、本明細書において、コンピュータに各種の処理を行わせるためのプログラムを記述する処理ステップは、必ずしもフローチャートとして記載された順序に沿って時系列に処理する必要はなく、並列的あるいは個別に実行される処理(例えば、並列処理あるいはオブジェクトによる処理)も含むものである。
【0231】
また、プログラムは、1のコンピュータにより処理されるものであっても良いし、複数のコンピュータによって分散処理されるものであっても良い。更に、プログラムは、遠方のコンピュータに転送されて実行されるものであっても良い。
【0232】
【発明の効果】
このように、本発明によれば、接続されている電子機器を制御することができる。特に、新たに電子機器が接続された場合にも、電子機器の命令コードを自分自身に登録し、それに従って、電子機器の動作を制御することができる。
また、他の本発明によれば、収納ラックに情報処理ユニットを収納することができるほか、第1の情報処理ユニットの動作を第2の情報処理ユニットが制御することができ、特に、第1の情報処理ユニットが交換された場合であっても、第1の情報処理ユニットの動作を第2の情報処理ユニットが制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したベイ構造型テレビジョン受像機の一実施の形態の構成例を示す斜視図である。
【図2】電子機器が収納された状態のベイ構造型テレビジョン受像機を示す斜視図である。
【図3】ベイ内接続パネルの構成例を示す平面図である。
【図4】電子機器を背面側から見た場合の斜視図である。
【図5】ベイアダプタボックスの構成例を示す斜視図である。
【図6】アダプタ内接続パネルの構成例を示す斜視図である。
【図7】アダプタ背面パネルの構成例を示す斜視図である。
【図8】背面パネル部の着脱が可能なベイアダプタボックスを示す斜視図である。
【図9】アダプタ背面パネルの着脱が可能なベイアダプタボックスを示す斜視図である。
【図10】端子が移動可能な背面パネル部の構成例を示す斜視図である。
【図11】端子が移動可能な背面パネル部を示す断面図である。
【図12】端子が移動可能な背面パネル部を示す断面図である。
【図13】端子が移動可能な背面パネル部の他の構成例を示す斜視図である。
【図14】端子が移動可能な背面パネル部の、更に他の構成例を示す斜視図である。
【図15】接続板を説明するための図である。
【図16】パッチ板を説明する図である。
【図17】パッチ板を説明する図である。
【図18】パッチ板を説明する図である。
【図19】はめ込み用スリットに設けられた導電部を説明する図である。
【図20】ベイ構造型テレビジョン受像機の構成を示すブロック図である。
【図21】リモートコマンダのスイッチ配置例を示す図である。
【図22】操作軸テーブルを説明する図である。
【図23】命令コードテーブルを説明する図である。
【図24】表示テキストコードテーブルを説明する図である。
【図25】チューナの構成を示すブロック図である。
【図26】チューナの操作入力部の例を示す図である。
【図27】チューナの機能と操作軸との関係を説明する図である。
【図28】電子機器の構成を示すブロック図である。
【図29】電子機器の操作入力部の例を示す図である。
【図30】電子機器の機能と操作軸との関係を説明する図である。
【図31】テレビジョン信号処理ユニットの構成を示すブロック図である。
【図32】テレビジョン信号処理ユニットの操作入力部の例を示す図である。
【図33】テレビジョン信号処理ユニットの機能と操作軸との関係を説明する図である。
【図34】操作軸対応処理について説明するフローチャートである。
【図35】操作軸対応処理における操作軸データの授受について説明する図である。
【図36】操作軸割り当て処理1について説明するフローチャートである。
【図37】操作軸割り当て処理2について説明するフローチャートである。
【図38】信号処理が共通で、信号入出力を行うための入出力デバイスが変更する場合について説明する図である。
【図39】パーソナルコンピュータの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 ベイ構造型テレビジョン受像機, 11 テレビジョンラック, 12 CRT, 13 スピーカ, 14 ベイ, 15 ベイ内接続パネル, 16コントロールベイ, 17 コントロールベイ内接続パネル, 31 コントロールユニット, 161 リモートコマンダ, 171 RF送受信部, 172 メインコントローラ, 173 セレクタコントローラ, 174 セレクタ, 175 コントロールバス, 181 チューナ, 182 テレビジョン信号処理ユニット, 183 電子機器, 191 操作入力部, 192コントローラ, 196 記憶部, 201 操作入力部, 202 コントローラ, 206 記憶部, 211 操作入力部, 212 コントローラ,215 記憶部, 231 ブラウン管モニタ 232 LCDモニタ, 233 ビデオテープデッキ, 301 記憶部, 311 操作軸テーブル
Claims (8)
- 供給された命令コードに対応して所定の動作を行う電子機器と接続され、ユーザの操作を受ける操作入力部において前記ユーザによって操作された各操作ボタンに対応する前記命令コードを前記電子機器に出力することにより、前記電子機器の動作を制御する情報処理装置であって、
前記ユーザの操作を受ける操作入力部において前記ユーザによって操作される各操作ボタンと命令コードとの対応を、操作軸テーブルとして記憶する操作軸テーブル記憶手段と、
前記電子機器が受付可能な操作の内容と、その命令コードとを対応付けた命令コードテーブルを、複数の前記電子機器それぞれについて記憶する命令コードテーブル記憶手段と、
前記電子機器が新たに接続されたことを検出し、検出された前記電子機器が受付可能な操作の内容に関する情報を、前記電子機器から取得する取得手段と、
前記操作入力部の前記操作ボタンには、操作の内容が予め割り当てられている操作ボタンと、操作の内容が予め割り当てられておらず、前記ユーザによって操作の内容を割り当てることができる操作ボタンがあり、検出された前記電子機器が受付可能な操作の内容が、前記操作入力部の操作ボタンに予め割り当てられている操作の内容のいずれかと同一である場合、前記電子機器が受付可能な操作の内容の命令コードを前記命令コードテーブルから取得し、取得した前記命令コードを、検出された前記電子機器が受付可能な操作の内容と同一の操作ボタンの命令コードとして前記操作軸テーブルに登録し、検出された前記電子機器が受付可能な操作の内容が、前記操作入力部の操作ボタンに予め割り当てられている操作の内容のいずれとも同一でない場合、取得した前記命令コードを、前記操作入力部の操作ボタンのなかの前記ユーザによって操作の内容を割り当てることができる操作ボタンの命令コードとして前記操作軸テーブルに登録する登録手段と
を備える情報処理装置。 - 前記操作入力部の操作ボタンに予め割り当てられている操作の内容のいずれとも同一でない場合、取得した前記命令コードを、前記操作入力部の操作ボタンのなかの前記ユーザによって操作の内容を割り当てることができる操作ボタンの命令コードとして前記操作軸テーブルに登録することが可能か否かを、割り当てる空きの操作ボタンがあるか、および、前記電子機器が受付可能な操作の内容の命令コードが前記命令コードテーブルにあるかに基づいて判断する判断手段と、
各種情報を表示する表示手段と
を更に備え、
前記表示手段は、前記判断手段により、取得した前記命令コードを、前記操作入力部の操作ボタンのなかの前記ユーザによって操作の内容を割り当てることができる操作ボタンの命令コードとして前記操作軸テーブルに登録することができないと判断された場合、前記ユーザに、前記情報処理装置の交換を促すメッセージを表示する
請求項1に記載の情報処理装置。 - ユーザの操作を受ける操作入力部において前記ユーザによって操作される各操作ボタンと命令コードとの対応を、操作軸テーブルとして記憶する操作軸テーブル記憶手段と、電子機器が受付可能な操作の内容と、その命令コードとを対応付けた命令コードテーブルを、複数の前記電子機器それぞれについて記憶する命令コードテーブル記憶手段とを備え、供給された命令コードに対応して所定の動作を行う前記電子機器と接続され、前記ユーザによって操作された各操作ボタンに対応する前記命令コードを前記電子機器に出力することにより、前記電子機器の動作を制御する情報処理装置の情報処理方法であって、
前記電子機器が新たに接続されたことを検出し、検出された前記電子機器が受付可能な操作の内容に関する情報を、前記電子機器から取得する取得ステップと、
前記操作入力部の前記操作ボタンには、操作の内容が予め割り当てられている操作ボタンと、操作の内容が予め割り当てられておらず、前記ユーザによって操作の内容を割り当 てることができる操作ボタンがあり、検出された前記電子機器が受付可能な操作の内容が、前記操作入力部の操作ボタンに予め割り当てられている操作の内容のいずれかと同一である場合、前記電子機器が受付可能な操作の内容の命令コードを前記命令コードテーブルから取得し、取得した前記命令コードを、検出された前記電子機器が受付可能な操作の内容と同一の操作ボタンの命令コードとして前記操作軸テーブルに登録し、検出された前記電子機器が受付可能な操作の内容が、前記操作入力部の操作ボタンに予め割り当てられている操作の内容のいずれとも同一でない場合、取得した前記命令コードを、前記操作入力部の操作ボタンのなかの前記ユーザによって操作の内容を割り当てることができる操作ボタンの命令コードとして前記操作軸テーブルに登録する登録ステップと
を含む情報処理方法。 - ユーザの操作を受ける操作入力部において前記ユーザによって操作される各操作ボタンと命令コードとの対応を、操作軸テーブルとして記憶する操作軸テーブル記憶手段と、電子機器が受付可能な操作の内容と、その命令コードとを対応付けた命令コードテーブルを、複数の前記電子機器それぞれについて記憶する命令コードテーブル記憶手段とを備え、供給された命令コードに対応して所定の動作を行う前記電子機器と接続され、前記ユーザによって操作された各操作ボタンに対応する前記命令コードを前記電子機器に出力することにより、前記電子機器の動作を制御するコンピュータに、
前記電子機器が新たに接続されたことを検出し、検出された前記電子機器が受付可能な操作の内容に関する情報を、前記電子機器から取得する取得ステップと、
前記操作入力部の前記操作ボタンには、操作の内容が予め割り当てられている操作ボタンと、操作の内容が予め割り当てられておらず、前記ユーザによって操作の内容を割り当てることができる操作ボタンがあり、検出された前記電子機器が受付可能な操作の内容が、前記操作入力部の操作ボタンに予め割り当てられている操作の内容のいずれかと同一である場合、前記電子機器が受付可能な操作の内容の命令コードを前記命令コードテーブルから取得し、取得した前記命令コードを、検出された前記電子機器が受付可能な操作の内容と同一の操作ボタンの命令コードとして前記操作軸テーブルに登録し、検出された前記電子機器が受付可能な操作の内容が、前記操作入力部の操作ボタンに予め割り当てられている操作の内容のいずれとも同一でない場合、取得した前記命令コードを、前記操作入力部の操作ボタンのなかの前記ユーザによって操作の内容を割り当てることができる操作ボタンの命令コードとして前記操作軸テーブルに登録する登録ステップと
を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。 - ユーザの操作を受ける操作入力部において前記ユーザによって操作される各操作ボタンと命令コードとの対応を、操作軸テーブルとして記憶する操作軸テーブル記憶手段と、電子機器が受付可能な操作の内容と、その命令コードとを対応付けた命令コードテーブルを、複数の前記電子機器それぞれについて記憶する命令コードテーブル記憶手段とを備え、供給された命令コードに対応して所定の動作を行う前記電子機器と接続され、前記ユーザによって操作された各操作ボタンに対応する前記命令コードを前記電子機器に出力することにより、前記電子機器の動作を制御するコンピュータに、
前記電子機器が新たに接続されたことを検出し、検出された前記電子機器が受付可能な操作の内容に関する情報を、前記電子機器から取得する取得ステップと、
前記操作入力部の前記操作ボタンには、操作の内容が予め割り当てられている操作ボタンと、操作の内容が予め割り当てられておらず、前記ユーザによって操作の内容を割り当てることができる操作ボタンがあり、検出された前記電子機器が受付可能な操作の内容が、前記操作入力部の操作ボタンに予め割り当てられている操作の内容のいずれかと同一である場合、前記電子機器が受付可能な操作の内容の命令コードを前記命令コードテーブルから取得し、取得した前記命令コードを、検出された前記電子機器が受付可能な操作の内容と同一の操作ボタンの命令コードとして前記操作軸テーブルに登録し、検出された前記電子機器が受付可能な操作の内容が、前記操作入力部の操作ボタンに予め割り当てられている操作の内容のいずれとも同一でない場合、取得した前記命令コードを、前記操作入力部の操作ボタンのなかの前記ユーザによって操作の内容を割り当てることができる操作ボ タンの命令コードとして前記操作軸テーブルに登録する登録ステップと
を実行させるためのプログラム。 - ユーザからの操作入力に従って、所定の情報を処理する情報処理装置において、
信号の入力または出力を行う1以上の第1の信号端子が外部に露出している第1の情報処理ユニットと、
信号の入力または出力を行う1以上の第2の信号端子が外部に露出し、前記ユーザからの操作入力を受ける操作入力部からの入力に基づいて、前記第1の情報処理ユニットを制御する第2の情報処理ユニットと、
前記第1の情報処理ユニットおよび前記第2の情報処理ユニットを収納する収納ラックと
を備え、
前記収納ラックは、
前記第1の情報処理ユニットを収納する凹形上に形成された1以上の第1の収納部と、
前記第1の情報処理ユニットの前記第1の信号端子と接続する信号端子が設けられた前記第1の収納部内の第1の接続部と、
第2の情報処理ユニットを収納する凹形上に形成された1以上の第2の収納部と、
前記前記第2の情報処理ユニットの前記第2の信号端子と接続する信号端子が設けられた前記第2の収納部内の第2の接続部と
を備え、
前記第1の情報処理ユニットおよび前記第2の情報処理ユニットが自在に着脱可能なように構成され、
前記第1の情報処理ユニットは、
前記所定の情報を取得する第1の取得手段と、
前記第2の情報処理ユニットから、前記ユーザの操作に対応する命令コードを取得する第2の取得手段と、
前記第2の取得手段により取得された前記命令コードに基づいて、前記第1の取得手段により取得された前記所定の情報を処理する処理手段と
を備え、
前記第2の情報処理ユニットは、
前記操作入力部において前記ユーザによって操作される各操作ボタンと命令コードとの対応を、操作軸テーブルとして記憶する操作軸テーブル記憶手段と、
前記第1の情報処理ユニットが受付可能な操作の内容と、その命令コードとを対応付けた命令コードテーブルを、複数の前記第1の情報処理ユニットそれぞれについて記憶する命令コードテーブル記憶手段と、
前記第1の情報処理ユニットが新たに接続されたことを検出し、新たに接続された前記第1の情報処理ユニットが受付可能な操作の内容に関する情報を、前記第1の情報処理ユニットから取得する第3の取得手段と、
前記操作入力部の前記操作ボタンには、操作の内容が予め割り当てられている操作ボタンと、操作の内容が予め割り当てられておらず、前記ユーザによって操作の内容を割り当てることができる操作ボタンがあり、検出された前記第1の情報処理ユニットが受付可能な操作の内容が、前記操作入力部の操作ボタンに予め割り当てられている操作の内容のいずれかと同一である場合、前記第1の情報処理ユニットが受付可能な操作の内容の命令コードを前記命令コードテーブルから取得し、取得した前記命令コードを、検出された前記第1の情報処理ユニットが受付可能な操作の内容と同一の操作ボタンの命令コードとして前記操作軸テーブルに登録し、検出された前記第1の情報処理ユニットが受付可能な操作の内容が、前記操作入力部の操作ボタンに予め割り当てられている操作の内容のいずれとも同一でない場合、取得した前記命令コードを、前記操作入力部の操作ボタンのなかの前記ユーザによって操作の内容を割り当てることができる操作ボタンの命令コードとして 前記操作軸テーブルに登録する登録手段と、
前記操作ボタンに対応する前記命令コードを、前記第1の情報処理ユニットに出力する出力手段と
を備えることを特徴とする情報処理装置。 - 前記操作入力部の操作ボタンに予め割り当てられている操作の内容のいずれとも同一でない場合、取得した前記命令コードを、前記操作軸テーブルの、前記操作入力部の操作ボタンのなかの前記ユーザによって操作の内容を割り当てることができる操作ボタンの命令コードとして登録することが可能か否かを、割り当てる空きの操作ボタンがあるか、および、前記第1の情報処理ユニットが受付可能な操作の内容の命令コードが前記命令コードテーブルにあるかに基づいて判断する判断手段と、
各種情報を表示する表示手段と
を更に備え、
前記表示手段は、前記判断手段により、取得した前記命令コードを、前記操作入力部の操作ボタンのなかの前記ユーザによって操作の内容を割り当てることができる操作ボタンの命令コードとして前記操作軸テーブルに登録することができないと判断された場合、前記ユーザに、前記第2の収納部に収納されている前記第2の情報処理ユニットの交換を促すメッセージを表示する
請求項6に記載の情報処理装置。 - 前記第1の情報処理ユニットは、単独で動作可能な情報処理装置である
請求項6に記載の情報処理装置。
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