JPWO2009116134A1 - レーザ光源モジュール - Google Patents

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Abstract

固体レーザ素子と、励起光源と、波長変換素子とが搭載されたヒートシンクと、ヒートシンクを支持するステムとを備えたレーザ光源モジュールを構成するにあたり、ヒートシンクを3つのブロック、すなわち固体レーザ素子用のレーザ発振部が上面に搭載された第1ブロックと、レーザ発振部用の励起光を出射する半導体レーザ素子と第1温度センサとが上面に搭載され、所定の面に第1ヒータが搭載された第2ブロックと、レーザ発振部が発振した基本波レーザ光を波長変換する波長変換素子と第2温度センサとが上面に搭載され、所定の面に第2ヒータが搭載された第3ブロックとに分割し、第2ブロックのみを該第2ブロックの側面または底面でステムに固定し、第2ブロックの他の側面に第1ブロックを固定し、第1ブロックの側面に第3ブロックを固定することにより、小型化および各素子の位置精度の向上を図る。

Description

この発明は、基本波レーザ光を発振する固体レーザと該固体レーザから発振された基本波レーザ光を波長変換する波長変換素子とを備えたレーザ光源モジュールに関するものである。
近年では、周期分極反転(Periodically Poled)構造を有する非線形光学(NLO:Non-Linear Optical)結晶での擬似位相整合を利用したNLO波長変換素子により、高効率で波長変換することが可能になっている。例えば、固体レーザ素子から発振された赤外レーザ光をNLO波長変換素子により波長変換して第2高調波を発生させることにより、可視レーザ光を発振するレーザ光源モジュールを得ることができる。このとき、固体レーザ素子の励起光源としては、例えば半導体レーザ素子が用いられる。
上記のNLO波長変換素子は、位相整合条件を満たしたときに効率良く波長変換を行う。例えば第2高調波の発生時には、入射した基本波レーザ光により強制励起された非線形分極波の位相速度と非線形分極により発生した第2高調波の位相速度とが一致したときに、素子内の各位置で発生した光波が同一位相となって各々がコヒーレント加算され、高い変換効率が得られる。ただし、NLO波長変換素子は温度依存性を有しており、動作温度に応じて波長分散特性が変化するので、位相整合条件が崩れるのを防止するためには、当該NLO波長変換素子の動作温度を一定に保つ必要がある。
同様に、半導体レーザ素子の出力光強度および発振波長にも温度依存性がある。最適動作温度よりも高温の環境下では、半導体レーザ素子からの発振波長が長くなる。例えばバナジン酸イットリウム(YVO4)のように吸収スペクトルが急峻なレーザ媒質を用いた固体レーザ素子の励起光源として半導体レーザを用いた場合、半導体レーザ素子の発振波長の変化は固体レーザ素子の出力を低下させる要因となる。
したがって、半導体レーザ素子と固体レーザとNLO波長変換素子とを用いたレーザ光源モジュールの光出力を高めるうえからは、半導体レーザ素子およびNLO波長変換素子の各々を所定の温度に保つことが望まれる。勿論、半導体レーザ発振器を1つの素子の中に複数並べた半導体レーザアレイを用いて固体レーザ素子を励起すれば、レーザ光源モジュールの光出力を高めることができるが、この場合でも、当該レーザ光源モジュールの光出を高めるという観点からは、半導体レーザアレイ全体を均一かつ一定の温度に保つと共にNLO波長変換素子全体を均一かつ一定の温度に保つことが望まれる。
例えば特許文献1に記載された高調波発生装置では、1つの基板上に2つのペルチェ素子を配置し、一方のペルチェ素子上には半導体レーザ素子を搭載し、他方のペルチェ素子上には保持部材に固定されたNLO波長変換素子を搭載して、個々のペルチェ素子により半導体レーザ素子およびNLO波長変換素子それぞれの温度を別個に制御している。半導体レーザ素子の温度制御は、当該半導体レーザ素子に配置されたサーミスタの測定温度に応じて行われ、NLO波長変換素子の温度制御は、当該NLO波長変換素子が固定された保持部材に配置されたサーミスタの測定温度に応じて行われる。
また、特許文献2には、モジュールのケース外側にペルチェ素子やフィン等の冷却手段を配置し、ケースの内側に2つの熱伝達手段を配置して一方の熱伝達手段上にヒータを介して半導体レーザ素子を搭載し、他方の熱伝達手段上にヒータを介して電界吸収型半導体光変調器素子を搭載した半導体レーザ装置が記載されている。この半導体レーザ装置では、半導体レーザ素子に直接取り付けた温度センサの検知温度に応じて半導体レーザ素子の温度制御が行われ、電界吸収型半導体光変調器素子に直接取り付けた温度センサの検知温度に応じて電界吸収型光変調器素子の温度制御が行われる。
特開平7−43759号公報 特開2000−228556号公報
しかしながら、特許文献1に記載された高調波発生装置や特許文献2に記載された半導体レーザ装置では、装置内に冷却手段が設けられるので小型化を図り難い。また半導体レーザ素子と波長変換素子とを同一の基板ないし部材に配置するので、これらの素子の位置精度、特に上記基材ないし部材の厚さ方向での位置精度を高め難い。
例えば、励起光を発振する半導体レーザ素子と、基本波レーザ光を発振する固体レーザ素子と、基本波レーザ光を波長変換する波長変換素子とを用いてレーザ光源モジュールを構成するにあたってこれらの素子の位置精度が低いと、レーザ光源モジュールの光出力が低下する。特に、固体レーザ素子のレーザ発振部およびNLO波長変換素子の各々として導波路型のものを用いたタイプのレーザ光源モジュールや、励起光源として半導体レーザアレイを用いたタイプのレーザ光源モジュールでの光出力を向上させるうえからは、上記の位置精度を高めて励起光の接続損失および基本波レーザ光の接続損失を抑えることが望まれる。
この発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、半導体レーザ素子と固体レーザ素子と波長変換素子とを備え、小型で各素子の位置精度が高いものを得易いレーザ光源モジュールを得ることを目的とする。
上記の目的を達成するこの発明のレーザ光源モジュールは、基本波レーザ光を発振する固体レーザ素子と、固体レーザ素子を励起する励起光源と、固体レーザ素子が発振した基本波レーザ光を波長変換する波長変換素子とが搭載されたヒートシンクと、ヒートシンクを支持するステムとを備え、ヒートシンクは、基本波レーザ光を発振する固体レーザ素子用のレーザ発振部が上面に搭載された第1ブロックと、レーザ発振部用の励起光を出射する半導体レーザ素子と第1温度センサとが上面に搭載され、所定の面に第1ヒータが搭載された第2ブロックと、レーザ発振部が発振した基本波レーザ光を波長変換する波長変換素子と第2温度センサとが上面に搭載され、所定の面に第2ヒータが搭載された第3ブロックとの3つのブロックに分割されており、第2ブロックのみが該第2ブロックの側面または底面でステムに固定され、第2ブロックの他の側面に第1ブロックが固定され、第1ブロックの側面に第3ブロックが固定されていることを特徴とするものである。
この発明のレーザ光源モジュールは、固体レーザ素子用のレーザ発振部が搭載された第1ブロック、半導体レーザ素子が搭載された第2ブロック、および波長変換素子が搭載された第3ブロックのうちの第2ブロックのみがステムに固定されているので、第2ブロックに対する他のブロックの相対位置を調整し易い。このため、固体レーザ素子、半導体レーザ素子、および波長変換素子それぞれの位置精度が高いものを得易い。
また、第2ブロックおよび第3ブロックが第1ヒータまたは第2ヒータを有しており、かつ第1〜第3ブロックの各々がヒートシンクを構成するので、モジュール内に冷却素子を配置しなくても、モジュールの外部に配置した冷却装置と第1〜第2ヒータとにより半導体レーザ素子、レーザ発振部、および波長変換素子それぞれの温度を制御することができる。したがって、この発明によれば、半導体レーザ素子と固体レーザ素子と波長変換素子とを備え、小型で各素子の位置精度が高いレーザ光源モジュールを得易くなる。
図1は、この発明のレーザ光源モジュールの一例を概略的に示す側面図である。 図2は、図1に示したレーザ光源モジュールを概略的に示す平面図である。 図3は、図1および図2に示したレーザ光源モジュールの使用形態の一例を概略的に示す斜視図である。 図4は、図1および図2に示したレーザ光源モジュールを構成する各部材と図3に示した冷却装置との間の熱輸送経路を示す概略図である。 図5は、この発明のレーザ光源モジュールのうちで第3ブロックの下面に第2ヒータが搭載されたものの一例を概略的に示す側面図である。 図6は、図5に示したレーザ光源モジュールを概略的に示す平面図である。
符号の説明
1 第1ブロック
1a 第1ブロックの上面
3 レーザ発振部
10 第2ブロック
10a 第2ブロックの上面
10b 第2ブロックの下面
12 サブマウント
13 励起光源(半導体レーザ素子)
14 第1温度センサ
15 第1ヒータ
20,120 第3ブロック
20a,120a 第3ブロックの上面
120b 第3ブロックの下面
22,122 基板
23 熱拡散板
24 波長変換素子
24a 光導波路(波長変換部)
25 第2温度センサ
26a,26b,126 第2ヒータ
30,130 ヒートシンク
40 ステム
50,150 レーザ光源モジュール
60 冷却装置(ペルチェ素子)
SL 固体レーザ素子
LB レーザ光
以下、この発明のレーザ光源モジュールの実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、この発明は下記の実施の形態に限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、この発明のレーザ光源モジュールの一例を概略的に示す側面図であり、図2は、図1に示したレーザ光源モジュールを概略的に示す平面図である。これらの図に示すレーザ光源モジュール50は、第1ブロック1、第2ブロック10、および第3ブロック20の3つのブロックに分割されたヒートシンク30と、ヒートシンク30を支持するステム40とを備えている。
上記の第1ブロック1の上面1aにはサブマウント2が接合材(図示せず)により固定されており、サブマウント2上にはレーザ発振部3が接合材(図示せず)により固定されている。上記の各接合材としては、はんだ、導電性接着剤、非導電性接着剤等、所望のものが適宜用いられる(以下同様)。第1ブロック1は、レーザ発振部3の光軸と直交する2つの側面を有する平板状の部材であり、例えば銅や銅タングステン等の銅系材料のように熱伝導率の高い金属材料や合金材料により作製される。
第1ブロック1に固定されているサブマウント2は、レーザ発振部3に所定パターンの熱分布を形成し、該熱分布によりレンズ効果を発現させてレーザ発振部3内での光拡散を抑制する。そのために、当該サブマウント2としては、レーザ発振部3側に複数の接合面を有する櫛形状のものが用いられる。
レーザ発振部3は固体レーザ素子に用いられる導波路型のものあり、基本波レーザ光を発振する複数の光導波路を有している。図1には、1つの光導波路3aが示されている。レーザ光源モジュール50が緑色のレーザ光を発振するものである場合には、例えばNd:YVO3(ネオジウムドープバナジン酸イットリウム)等のレーザ媒質により各光導波路が形成される。このレーザ発振部3は、後述するレーザ共振器と共に固体レーザ素子SLを構成する。
第2ブロック10の上面10aにはサブマウント12が接合材(図示せず)により固定されており、サブマウント12上には半導体レーザ素子13と第1温度センサ14とが接合材(図示せず)により固定されて搭載されている。また、第2ブロック10の下面10bには、第1ヒータ15(図1参照)が接合材(図示せず)により固定されて搭載されている。当該第2ブロック10は、第1ブロック1と同様に熱伝導率の高い金属材料や合金材料により作製された平板状の部材であり、半導体レーザ素子13の光軸と直交する2つの側面を有している。
第2ブロック10に固定されているサブマウント12は電気絶縁材料により作製され、半導体レーザ素子13の動作時に第2ブロック10と半導体レーザ素子13との線膨張係数差に起因してこれら第2ブロック10と半導体レーザ素子13との間に生じる熱応力を緩和する。このサブマウント12には、半導体レーザ素子13および温度センサ14に接続された駆動回路パターン(図示せず)が形成されている。
半導体レーザ素子13は複数個の半導体レーザ発振器を有する半導体レーザアレイであり、図示を省略した外部回路に接続されて、固体レーザ素子SLの励起光を出射する励起光源として機能する。レーザ発振部3での各光導波路がNd:YVO3により形成されている場合、上記の半導体レーザ発振器の各々としては、例えば波長800nm帯の近赤外レーザ光を発振するものが用いられる。第1温度センサ14としては、例えばサーミスタが用いられる。第1温度センサ14は半導体レーザ素子13近傍の温度を検知し、第1ヒータ15は第2ブロック10およびサブマウント12を介して半導体レーザ素子13を加温する。これら半導体レーザ素子13、第1温度センサ14、および第1ヒータ15の各々は、レーザ光源モジュール50の実装時に外部回路に接続される。
第3ブロック20の上面20aには基板22が接合材(図示せず)により固定されており、基板22上には均熱板23が接合材(図示せず)により固定されており、均熱板23上には波長変換素子24が接合材(図示せず)により固定されて搭載されている。また、基板22上には、第2温度センサ25と2個の第2ヒータ26a,26b(第2ヒータ26bについては図2参照)も接合材(図示せず)により固定されて搭載されている。当該第3ブロック20は、第1ブロック1と同様に熱伝導率の高い金属材料や合金材料により作製された平板状の部材であり、波長変換素子24の光軸と直交する2つの側面を有している。
第3ブロック20に固定されている基板22は、ガラスやセラミックス等のように熱伝導率が比較的高い電気絶縁材料により形成された平板状の部材であり、当該基板22には第2温度センサ25の駆動回路パターンおよび各第2ヒータ26a,26bの駆動回路パターンがそれぞれ形成されている。均熱板23は、例えば銅やアルミニウム等の熱伝導性が良好な金属材料ないし合金材料により形成されて、波長変換素子24での温度分布を均一化する。
波長変換素子24は、例えば周期分極反転構造を有する非線形光学結晶(ニオブ酸カリウム(KNbO3)、ニオブ酸リチウム(LiNbO3)等)により形成された複数の光導波路を有する導波路型のものであり、上記の各光導波路が波長変換部として機能する。図1には、1つの光導波路24aが示されている。波長変換素子24での波長変換効率には温度依存性があるので、レーザ光源モジュール50の動作時には当該波長変換素子24が所定の温度に保持される。第2温度センサ25は波長変換素子24近傍の温度を検知し、各第2ヒータ26a,26bは基板22および均熱板23を介して波長変換素子24を加温する。第2温度センサ25としては例えばサーミスタが用いられ、各第2ヒータ26a,26bは例えば電気抵抗体ペーストを塗工し、焼成することにより形成される。これら第2温度センサ25および各第2ヒータ26a,26bの各々は、レーザ光源モジュール50の実装時に外部回路に接続される。
ステム40は、上述した第1〜第3ブロック1,10,20を支持する。レーザ光源モジュール50では、ステム40の主面40a上に第2ブロック10のみが接合材(図示せず)により固定されており、第1ブロック1は第2ブロック10に、また第3ブロック20は第1ブロック1に固定されている。
具体的には、各々のブロック1,10,20が上面1a,11a,21aを同じ方向に向け、半導体レーザ素子13から出射した励起光がレーザ発振部3の光導波路に入射し、かつレーザ発振部3で発振された基本波レーザ光が波長変換素子24の光導波路に入射するように固定されている。第2ブロック10の側面のうちで半導体レーザ素子13の光軸と直交する2つの側面の一方が接合材(図示せず)によりステム40の主面40aに接合され、他方の側面に第1ブロック1の側面のうちでレーザ発振部3の光軸と直交する2つの側面の一方が接合材(図示せず)により接合されている。また、第1ブロック1の側面のうちでレーザ発振部3の光軸と直交する2つの側面の他方には、第3ブロック20の側面のうちで波長変換素子24の光軸と直交する2つの側面の一方が接合材(図示せず)固定されている。半導体レーザ素子13とレーザ発振部3との間には例えば数十μm程度の間隙が設けられ、レーザ発振部3と波長変換素子24との間にも例えば数十μm程度の間隙が設けられている。
なお、レーザ発振部3の光軸とは、当該レーザ発振部3に形成されている各光導波路3aの光軸を意味し、波長変換素子24の光軸とは、当該波長変換素子24に形成されている各光導波路24aの光軸を意味する。半導体レーザ素子13の光出射端はレーザ発振部3側にあり、レーザ発振部3の光出射端は波長変換素子24側にある。
このような構造を有するレーザ光源モジュール50では、レーザ発振部3での各光導波路3aの光入射端および波長変換素子24での各光導波路24aの光入射端に共振器ミラーとして機能する光学薄膜(図示せず)が設けられており、これらの光学薄膜によりレーザ共振器が形成される。このレーザ共振器とレーザ発振部3での各光導波路とにより固体レーザ素子SLが構成される。半導体レーザ素子13中の各レーザ発振器により励起光が発振されると、これらの励起光がレーザ発振部3の各光導波路3aに入射して、個々の光導波路3aから基本波レーザ光が発振される。これらの基本波レーザ光はレーザ共振器内で反射を繰り返して増幅され、個々の基本波レーザ光の一部が波長変換素子24の所定の光導波路24aに入射して波長変換され、例えば第2高調波となって波長変換素子24から出射する。図2においては、レーザ光源モジュール50から発振されるレーザ光LBを二点鎖線で描いてある。
勿論、レーザ光源モジュール50の使用時には、半導体レーザ素子13、第1ヒータ15、および各第2ヒータ26a,26bが外部回路に接続される。第1温度センサ14および第2温度センサ25の各々としてサーミスタを用いた場合には、これら第1温度センサ14および第2温度センサ25の各々も外部回路に接続される。そのため、ステム40には所定数のリードピンが装着され、これらのリードピンとサブマウント12に形成されている駆動回路パターン、第1ヒータ15、基板22に形成されている駆動回路パターン、および各第2ヒータ26a,26bとが接続される。そして、ステム40の外部にはペルチェ素子、ヒートパイプ、ファン等の冷却装置が配置される。
図3は、図1および図2に示したレーザ光源モジュールの使用形態の一例を概略的に示す斜視図である。図示の例では、ステム40に4本のリードピンLP1,LP2,LP3,LP4が装着され、これらのリードピンLP1,LP2,LP3,LP4とサブマウント12に形成されている駆動回路パターン(図示せず)の所定箇所とが金属リボンR1,R2,R3,R4により互いに接続されている。また、上記の駆動回路パターンと半導体レーザ素子13とが複数本の金属細線Wにより互いに接続されている。
図示を省略しているが、ステム40には上記のリードピンLP1,LP2,LP3,LP4以外にも複数本のリードピンが装着されており、これらのリードピンに第1温度センサ14の駆動回路パターン(図示せず)、第1ヒータ15(図1参照)、第2温度センサ25の駆動回路パターン(図示せず)、および各第2ヒータ26a,26bの駆動回路パターン(図示せず)が接続されている。
また、ステム40の裏面40b、すなわち第2ブロック10が固定されている主面40aとは反対側の主面には、冷却装置としてペルチェ素子60が固定されており、ペルチェ素子60の近傍には該ペルチェ素子60の素子温度を検知する第3温度センサ65が配置されている。ステム40に装着されている各リードピン、ペルチェ素子60、および第3温度センサ65は、それぞれ、所定の外部回路(図示せず)に接続される。レーザ光源モジュール50は、ペルチェ素子60によりステム40およびヒートシンク30が冷却され、第1ヒータ15により半導体レーザ素子13が加温され、各第2ヒータ26a,26bにより波長変換素子24が加温された状態で動作して、前述のレーザ光LB(図2参照)を発振する。
このようにして使用されるレーザ光源モジュール50では、第1ブロック1、第2ブロック10、および第3ブロック20の計3つのブロックのうちの第2ブロック10のみがステム40に固定されるので、各ブロック1,10,20をステム40に直接固定する場合に比べ、第2ブロック10に対する第1ブロック1の相対位置、および第2ブロック10に対する第3ブロック20の相対位置をそれぞれ調整し易い。また、温度変化に起因する各ブロック1,10,20間の相対位置のずれを抑え易い。これらのことから、レーザ光源モジュール50では、レーザ発振部3、半導体レーザ素子13、および波長変換素子24それぞれの位置精度が高く、これらの光軸のアライメント精度が高いものを得易い。
また、第2ブロック10および第3ブロック20が第1ヒータ15または第2ヒータ26a,26bを有しており、第1〜第3ブロック1,10,20の各々がヒートシンク30を構成しているので、モジュール内に冷却装置を配置しなくても、第1ヒータ15、各第2ヒータ26a,26b、およびモジュールの外部に配置した冷却装置(ペルチェ素子60)により、レーザ発振部3、半導体レーザ素子13、および波長変換素子24それぞれの温度を制御することができる。したがって、当該レーザ光源モジュール50では小型化を図ることも容易である。
そして、第1ヒータ15以外の部品が第1〜第3ブロック1,10,20の上面1a,10a,20aに配置されることから、レーザ光源モジュール50を製造する際には段取り替えの手間が少なくて済み、かつ部品間の配線作業やブロック間の配線作業が容易である。このため、当該レーザ光源モジュール50ではその生産性を高め易い。
レーザ光源モジュール50の光出力を高めるという観点からは、半導体レーザ素子13および波長変換素子24の素子温度をそれぞれ最適動作温度にして当該レーザ光源モジュール50を動作させることが望ましい。半導体レーザ素子13の最適動作温度は、当該半導体レーザ素子13の発振波長や出力強度等により予め略固定されており、変更可能な余地は少ないが、波長変換素子24の最適動作温度は、周期分極反転構造を有する非線形光学結晶により当該波長変換素子24の波長変換部(各光導波路24a;図1参照)が形成されていることから、上記の周期分極反転構造を適宜設計することにより比較的自由に変更することができる。
したがって、レーザ光源モジュール50においては、当該レーザ光源モジュール50を構成する各部材とペルチェ素子60等の冷却装置との間の熱輸送経路での熱抵抗を考慮して波長変換素子24の最適動作温度を選定し、該最適動作温度の波長変換素子24を用いることが好ましい。以下、図4を参照して、波長変換素子24の最適動作温度の選定方法について具体的に説明する。
図4は、レーザ光源モジュールを構成する各部材と図3に示した冷却装置(ペルチェ素子)との間の熱輸送経路を示す概略図である。同図においては、レーザ光源モジュール50で用いられている各接合材の熱抵抗を省略している。図4に示す構成要素のうちで図3に示した構成要素と共通するものについては、図3で用いた参照符号と同じ参照符号を付してその説明を省略する。なお、図4中の参照符号「R1」は第1ブロック1の熱抵抗を示し、「R10」は第2ブロック10の熱抵抗を示し、「R20」は第3ブロック20の熱抵抗を示し、「R40」はステム40の熱抵抗を示す。また、参照符号「R12」はサブマウント12の熱抵抗を示し、「R22」は基板22の熱抵抗を示し、「R23」は均熱板23の熱抵抗を示す。
図4から明らかなように、レーザ光源モジュール50で用いられている各接合材の熱抵抗を無視した場合、第1ヒータ15が動作していないときでの半導体レーザ素子13からペルチェ素子60までの熱輸送経路の熱抵抗値Raは、下式(I)により表すことができる。このとき、半導体レーザ素子13の発熱量をPa、ペルチェ素子60の素子温度をTcとすれば、半導体レーザ素子1の素子温度Taは下式(II)により表すことができる。
Ra[K/W]=R12+R10+R40 ……(I)
Ta[℃]=Tc+Ra×Pa ……(II)
一方、レーザ光源モジュール50で用いられている各接合材の熱抵抗を無視した場合、第1ヒータ15および各第2ヒータ26a,26bがそれぞれ動作していないときでの波長変換素子24からペルチェ素子60までの熱輸送経路の熱抵抗値Rbは、下式(III)により表すことができる。このとき、波長変換素子24の発熱量をPb、ペルチェ素子60の素子温度をTcとすれば、波長変換素子24の素子温度Tbは下式(IV)により表すことができる。
Rb[K/W]=R23+R22+R20+R1+R10+R40 ……(III)
Tb[℃]=Tc+Rb×Pb ……(IV)
上記(II)式および(IV)式から、第1ヒータ15および各第2ヒータ26a,26bがそれぞれ動作していないときの波長変換素子24の素子温度Tbは、外気温によらず下式(V)で表すことができる。
Tb[℃]=Ta−Ra×Pa+Rb×Pb ……(V)
したがって、上記(V)式での「Ta」を半導体レーザ素子13の最適動作温度としたときに当該式(V)により求まる「Tb」の値の近傍で、該「Tb」よりも低い温度となるように波長変換素子24の位相整合温度、すなわち最適動作温度を選定して該最適動作温度の波長変換素子24をレーザ光源モジュール50に用いれば、波長変換素子24を最適動作温度に保つことが容易になる。波長変換素子24の位相整合温度を上記の温度「Tb」からどの程度ずらすかは、レーザ光源モジュール50に用いられる各第2ヒータ26a,26bの性能、レーザ光源モジュール50に求められる出力強度、レーザ光源モジュール50で許容される消費電力等を考慮して適宜選定される。
半導体レーザ素子13および波長変換素子24それぞれの温度を制御するにあたっては、第1温度センサ14および第2温度センサ25それぞれの検知結果と、ペルチェ素子60の近傍に配置されて該ペルチェ素子60の温度を検知する第3温度センサ65(図3参照)の検知結果と、上記の各熱抵抗とを考慮して、第1ヒータ15、各第2ヒータ26a,26b、およびペルチェ素子60それぞれの動作条件が選定される。波長変換素子24の最適動作温度が上述のように選定されていれば、各第2ヒータ26a,26bとして小出力のものを用いても、また波長変換素子24の近傍に専用の冷却装置を設けなくても、半導体レーザ素子13および波長変換素子24の各々を最適動作温度に容易に保つことができる。レーザ光源モジュール50を使用する際の消費電力を抑えることができる。
実施の形態2.
この発明のレーザ光源モジュールにおいては、波長変換素子が搭載される第3ブロックの下面に、波長変換素子を加温する第2ヒータを搭載することもできる。この場合の第2ヒータの総数は、1以上の所望数とすることができる。
図5は、第3ブロックの下面に第2ヒータが搭載されたレーザ光源モジュールの一例を概略的に示す側面図であり、図6は、図5に示したレーザ光源モジュールを概略的に示す平面図である。これらの図に示すレーザ光源モジュール150は、図1または図2に示した第3ブロック20に代えて第3ブロック120を有するヒートシンク130を備えているという点を除き、図1または図2に示したレーザ光源モジュール50と同様の構成を有している。図5または図6に示した構成要素のうちで図1または図2に示した構成要素と共通するものについては、図1または図2で用いた参照符号と同じ参照符号を付してその説明を省略する。
図示のレーザ光源モジュール150では、第3ブロック120の下面120bに1つの第2ヒータ126が搭載されている。第3ブロック120の上面120aにヒータは搭載されておらず、そのため、当該第3ブロック120は図1または図2に示した第3ブロック20に比べて小型化されている。第3ブロック120の上面120aに固定されている基板122についても同様である。波長変換素子24は、第3ブロック120、基板122、および均熱板23を介して第2ヒータ126により加温される。
このように構成されたレーザ光源モジュール150は、実施の形態1で説明したレーザ光源モジュール50と同様の技術的効果を奏する。また、実施の形態1で説明したレーザ光源モジュール50よりも更に小型化を図ることができる。
以上、この発明のレーザ光源モジュールについて実施の形態を挙げて説明したが、前述のように、この発明は上述の形態に限定されるものではない。例えば、半導体レーザ素子を加温する第1ヒータは、第1ブロックの上面に搭載してもよい。第1ヒータを第1ブロックの上面に搭載すれば、第1〜第3ブロックに搭載される全ての部品を同一方向から実装することが可能になるので、実装性が向上する。ただし、第1ヒータを搭載するための面積を第1ブロックの上面に確保することが必要になるので、第1ヒータを第1ブロックの下面に搭載する場合に比べて、レーザ光源モジュールが大型化される。
ステムには、必要に応じてヒートシンクとしての機能を付与することができる。例えばステムにヒートシンク形成用の貫通孔を形成し、この貫通孔に銅系材料等の熱伝導率の高い金属材料や合金材料を圧入することにより、ヒートシンクとしての機能が付与されたステムを得ることができる。
また、ヒートシンクを構成する第1ブロックでの第2ブロック側の側面、および第2ブロックでの第1ブロック側の側面は、第1ブロックの上面と第2ブロックの上面とを同一平面上に位置させるか、または互いに平行にすることが容易であれば、レーザ発振部の光軸または半導体レーザ素子の光軸と直交せずに所定の角度で傾斜していてもよい。同様に、第1ブロックでの第3ブロック側の側面、および第3ブロックでの第1ブロック側の側面は、第1ブロックの上面と第3ブロックの上面とを同一平面上に位置させるか、または互いに平行にすることが容易であれば、レーザ発振部の光軸または波長変換素子の光軸と直交せずに所定の角度で傾斜していてもよい。
ヒートシンクをステムに支持させるにあたっては、第2ブロックを該第2ブロックの底面でステムに固定し、第2ブロックの側面に第1ブロックを固定し、該第1ブロックの側面に第3ブロックを固定してもよい。この発明のレーザ光源モジュールについては、上述したもの以外にも種々の変形、修飾、組み合わせ等が可能である。
この発明のレーザ光源モジュールは、レーザテレビ等の表示装置やレーザプリンタ等の印刷装置等の光源を構成するモジュールとして用いることができる。

Claims (6)

  1. 基本波レーザ光を発振する固体レーザ素子と、該固体レーザ素子を励起する励起光源と、前記固体レーザ素子が発振した基本波レーザ光を波長変換する波長変換素子とが搭載されたヒートシンクと、該ヒートシンクを支持するステムとを備え、
    前記ヒートシンクは、
    基本波レーザ光を発振する固体レーザ素子用のレーザ発振部が上面に搭載された第1ブロックと、
    前記レーザ発振部用の励起光を出射する半導体レーザ素子と第1温度センサとが上面に搭載され、所定の面に第1ヒータが搭載された第2ブロックと、
    前記レーザ発振部が発振した基本波レーザ光を波長変換する波長変換素子と第2温度センサとが上面に搭載され、所定の面に第2ヒータが搭載された第3ブロックと、
    の3つのブロックに分割されており、
    前記第2ブロックのみが該第2ブロックの側面または底面で前記ステムに固定され、前記第2ブロックの他の側面に前記第1ブロックが固定され、該第1ブロックの側面に前記第3ブロックが固定されていることを特徴とするレーザ光源モジュール。
  2. 前記半導体レーザ素子は、前記第2ブロックの上面に固定されたサブマウントに搭載され、
    前記第1温度センサは前記サブマウントに搭載されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載のレーザ光源モジュール。
  3. 前記第1ヒータは前記第2ブロックの下面に搭載されていることを特徴とする請求項1に記載のレーザ光源モジュール。
  4. 前記波長変換素子は、前記第3ブロックの上面に固定された基板上に熱拡散板を介して搭載され、
    前記第2温度センサおよび前記第2ヒータは前記基板に搭載されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載のレーザ光源モジュール。
  5. 前記第2ヒータは前記第3ブロックの下面に搭載されていることを特徴とする請求項1に記載のレーザ光源モジュール。
  6. 前記波長変換素子は、周期分極構造を有する非線形光学材料により形成された波長変換部を有し、
    前記半導体レーザ素子の最適動作温度をTa、発熱量をPaとし、前記波長変換素子の発熱量をPbとし、前記半導体レーザ素子から前記ステムの裏面に達する熱伝達経路での熱抵抗をRaとし、前記波長変換素子から前記ステムの裏面に達する熱輸送経路での熱抵抗をRbとしたときに、前記波長変換素子の位相整合温度が下式(i)
    Tb[℃]=Ta−Ra×Pa+Rb×Pb ……(i)
    で示される温度Tbの近傍で、該温度Tbよりも低い温度に設定されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載のレーザ光源モジュール。
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