JPWO2009110238A1 - コンテンツ配信システム、特徴量配信サーバ、クライアントおよびコンテンツ配信方法 - Google Patents

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Abstract

コンテンツ配信システムは、特徴量配信サーバ140が、加工情報を生成する加工情報生成手段141と、配信されるコンテンツからコンテンツ特徴量を抽出する特徴量抽出手段112と、そのコンテンツから特徴量を加工して加工特徴量を生成する加工手段142と、そのコンテンツ特徴量もしくは前記加工特徴量から評価用特徴量を選択する選択手段143と、その評価用特徴量をそのクライアント130へ配信する配信手段144とを有し、監視サーバ117が、その特徴量配信サーバ140のその加工情報を参照する加工情報参照手段141と、その品質評価値を受信する評価値受信手段と、その加工情報とその品質評価値を照合して不整合時に警告する警告手段を有する。

Description

本発明は、ネットワークを利用して、映像コンテンツや音声コンテンツを配信するシステムに関し、特に配信品質の監視システムに関する。
関連する映像コンテンツや音声コンテンツを配信するシステムとしては、例えば特許文献1に記載されたものがある。同文献に記載された画像品質分析方法および装置を説明するためのブロック図を図5に示す。
サーバ側とクライアント側の両方で、映像から品質パラメータと称する特徴量を算出し、それらを比較評価することで、ユーザが知覚したであろう品質を測定している。
また、特許文献2に記載された映像コンテンツ配信システムを図6に示す。この映像コンテンツ配信システムは、映像コンテンツの配信を行なう映像配信サーバ600と、映像配信サーバ600からの映像コンテンツを再生するクライアント700と、映像配信サーバ600とクライアント700を互いに接続するネットワーク300で構成されている。ネットワーク300は、光ネットワーク、インターネット、電話網等、どのようなものでもよい。
映像配信サーバ600は、映像コンテンツを蓄積するコンテンツ蓄積部601と、品質評価の対象となる映像コンテンツを決定する評価対象決定部602と、映像コンテンツのなかで品質評価の対象となる位置を決定する評価位置決定部603、評価対象の映像コンテンツのなかで評価対象の位置について第1の品質パラメータを算出する品質パラメータ算出部604と、映像コンテンツをクライアント700に配信するための処理を行う映像コンテンツ配信部605と、クライアント700において算出した第2の品質パラメータを受信する品質パラメータ受信部606と、上述の第1の品質パラメータと第2のパラメータを比較し(両者の差異を求め)、その差異が許容値内にあるかにより、品質評価パラメータを算出する品質評価部607と、品質評価パラメータに基づいて所定の処理を行う利用部608とを含む。映像コンテンツ配信部605は、映像コンテンツに電子透かしを挿入する電子透かし処理や映像コンテンツを符号化する符号化処理を含む。
クライアント700は、映像配信サーバ600から映像コンテンツを受信する映像コンテンツ受信部701と、映像コンテンツの配信先情報、配信期間、映像コンテンツの内容を入力し、これらと合致するコンテンツをデータベース(不図示)から選び出し、評価対象の映像コンテンツと判定する評価対象判定部702と、評価対象の映像コンテンツの中で評価対象の位置かどうかを、画像フレームのなかの特定フレームと1枚のフレームの中の画素領域の少なくとも一方に基づいて判定する評価位置判定部703と、映像コンテンツから第2の品質パラメータを算出する品質パラメータ算出部704と、算出した第2の品質パラメータを映像配信サーバ600に送信する品質パラメータ送信部705とを含む。
評価対象位置の判定方法としては、最も簡単には利用者側から、フレーム位置およびフレーム内容の領域位置を入力する方法、映像コンテンツの中から符号化処理によって算出された動き補償データ量が所定の閾値より多い領域だけを動きのある部分フレームとみなして評価対象として抽出するという方法、別の方法として映像フレーム間に跨る動きベクトルを算出し、その大きさがある閾値以上の領域を評価対象位置とするという処理が用いられる。
そして特許文献3に記載された転送品質劣化付加装置810を説明するために図7を示す。この関連技術による転送品質劣化付加装置は、相手端末830と共にパケット網820に接続されており、転送品質劣化付加装置810から送信された転送品質劣化を含むパケットストリームが相手端末830に受信される状況、および、相手端末830が受信端末831における転送品質情報を転送品質劣化付加装置810に転送する状況を示している。
受信端831における転送品質を監視し、監視結果を転送品質情報として転送することができる端末の実現例としては、RTCP XRプロトコルを搭載した端末がある。
特開2000−92522号公報 特開2003−319420号公報 特開2005−303451号公報
しかしながら、上記文献記載の従来技術は、以下の点で改善の余地を有していた。
第1に、特許文献1では、特徴量をクライアントからサーバに送り、サーバ側で比較評価しているが、マルチキャスト型サービスのような大規模配信ではサーバ側の負荷が高くなってしまうという問題がある。
第2に、特許文献2では、クライアント側で品質評価を行うシステムの場合、品質評価手段と報告手段の多様性が再度問題となる。それぞれの処理を規格化して統一可能であるものの、個別の不具合については多様性が残ってしまう。たとえば、デコーダのバグで映像が乱れているのに、誤って「劣化無し」とか「合格」と報告してしまう場合、ユーザが自発的に連絡してこなければシステムの問題を発見できない。
第3に、特許文献3では、映像コンテンツや音声コンテンツの品質ではなく、ネットワークの品質、例えば遅延、ジッタ、パケットロスを扱っており、品質評価用パラメータの改変ではなくパケットストリームそのものを劣化させている。品質評価用パラメータは送信されておらず、評価手段の動作確認を行っていない。従って、評価手段の正常動作確認が得られないという問題がある。
本発明によれば、ネットワークを介して、コンテンツ配信サーバがコンテンツのストリームをクライアントへ配信するとともに、特徴量配信サーバがそのコンテンツの品質評価単位ごとに評価用特徴量をそのクライアントへ配信し、そのクライアントが、そのコンテンツのストリームから再生コンテンツを復号し、その評価用特徴量を用いてその再生コンテンツについて品質評価し、品質評価値を算出し、その品質評価値を監視サーバに報告するコンテンツ配信システムであって、その特徴量配信サーバは、その品質評価単位ごとに加工の有無を指定する加工情報を生成する加工情報生成手段と、そのコンテンツからコンテンツ特徴量を抽出する特徴量抽出手段と、そのコンテンツ特徴量を加工して加工特徴量を生成する加工手段と、その加工情報に従って、そのコンテンツ特徴量もしくはその加工特徴量を選択して、評価用特徴量とする選択手段と、その評価用特徴量をそのクライアントへ配信する配信手段と、を有し、その監視サーバは、その特徴量配信サーバのその加工情報生成手段が生成する加工情報と、そのクライアントから受信する品質評価値とを照合して、不整合時に警告する警告手段を有するコンテンツ配信システム、が提供される。
この発明によれば、ネットワークを介して、コンテンツ配信サーバがコンテンツのストリームをクライアントへ配信するとともに、特徴量配信サーバがそのコンテンツの品質評価単位ごとに評価用特徴量をそのクライアントへ配信し、そのクライアントが、そのコンテンツのストリームから再生コンテンツを復号し、その評価用特徴量を用いてその再生コンテンツについて品質評価し、品質評価値を算出し、その品質評価値を監視サーバに報告するコンテンツ配信システムに用いられる特徴量配信サーバであって、その品質評価単位ごとのコンテンツ特徴量を抽出する特徴量抽出手段と、その品質評価単位ごとの加工の有無を指定する加工情報を生成する加工情報生成手段と、そのコンテンツ特徴量を加工して加工特徴量を生成する加工手段と、その加工情報に従い、加工無しの場合にはそのコンテンツ特徴量を、加工有りの場合にはその加工特徴量を選択して品質評価用特徴量とする選択手段と、その品質評価用特徴量をそのクライアントへ配信する配信手段と、を有する特徴量配信サーバ、が提供される。
この発明によれば、ネットワークを介して、コンテンツ配信サーバがコンテンツのストリームをクライアントへ配信するとともに、特徴量配信サーバがそのコンテンツの品質評価単位ごとに複数の評価用特徴量をそのクライアントへ配信し、そのクライアントが、そのコンテンツのストリームから再生コンテンツを復号し、その評価用特徴量を用いてその再生コンテンツについて品質評価し、品質評価値を算出し、その品質評価値を監視サーバに報告するコンテンツ配信システムに用いられるクライアントであって、そのストリームと品質評価単位ごとにその複数の評価用特徴量を受信する手段と、そのストリームからその再生コンテンツを復号する復号手段と、その再生コンテンツをその複数の評価用特徴量それぞれで品質評価して複数の品質評価値を算出する品質評価手段と、その複数の品質評価値を監視サーバに報告する報告手段と、を有するクライアント、が提供される。
この発明によれば、ネットワークを介して、コンテンツ配信サーバがコンテンツのストリームをクライアントへ配信し、特徴量配信サーバがそのコンテンツの品質評価単位ごとに評価用特徴量をそのクライアントへ配信し、そのクライアントが、そのコンテンツのストリームから再生コンテンツを復号し、その評価用特徴量を用いてその再生コンテンツについて品質評価し、品質評価値を算出し、その品質評価値を監視サーバに報告するコンテンツ配信方法であって、その特徴量配信サーバは、その品質評価単位ごとに加工の有無を指定する加工情報を生成し、そのコンテンツからコンテンツ特徴量を抽出し、そのコンテンツ特徴量を加工して加工特徴量を生成し、その加工情報に従って、そのコンテンツ特徴量もしくはその加工特徴量を選択して評価用特徴量とし、その評価用特徴量をそのクライアントへ配信し、その監視サーバは、その特徴量配信サーバのその加工情報生成手段が生成するその加工情報と、そのクライアントから受信する品質評価値とを照合して不整合時に警告するコンテンツ配信方法、が提供される。
本発明によれば、クライアントにおける実際の劣化だけでなく、加工の有無を検出させることで、品質評価および報告手段が正常に動作していることが確認できる。
上述した目的、およびその他の目的、特徴および利点は、以下に述べる好適な実施の形態、およびそれに付随する以下の図面によってさらに明らかになる。
本発明の第1の実施形態にかかるコンテンツ配信システムのブロック図である。 本発明の第1の実施形態にかかるコンテンツ配信システムの動作を示す図である。 本発明の第2の実施形態にかかるコンテンツ配信システムのブロック図である。 本発明の第2の実施形態にかかるコンテンツ配信システムの動作を示す図である。 従来例による画像品質分析方法および装置のブロック図である。 従来例による映像コンテンツ配信方法の構成図である。 従来例による転送品質劣化付加装置を示すブロック図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、全ての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
(第1の実施の形態)
本実施の形態のコンテンツ配信システムは、ネットワーク120を介して、コンテンツ配信サーバ115がコンテンツのストリームをクライアント130へ配信するとともに、特徴量配信サーバ140がそのコンテンツの品質評価単位ごとに評価用特徴量をクライアント130へ配信し、クライアント130が、そのコンテンツのストリームから再生コンテンツを復号し、その評価用特徴量を用いてその再生コンテンツについて品質評価し、品質評価値を算出し、その品質評価値を監視サーバ117に報告するコンテンツ配信システムであって、特徴量配信サーバ140は、その品質評価単位ごとに加工の有無を指定する加工情報を生成する加工情報生成手段141と、そのコンテンツからコンテンツ特徴量を抽出する特徴量抽出手段112と、そのコンテンツ特徴量を加工して加工特徴量を生成する加工手段142と、その加工情報に従って、そのコンテンツ特徴量もしくはその加工特徴量を選択して、その評価用特徴量とする選択手段143と、その評価用特徴量をクライアント130へ配信する配信手段144と、を有し、監視サーバ117は、特徴量配信サーバ140の各情報生成手段141の生成する加工情報と、クライアント130から受信する品質評価値とを照合して、不整合時に警告する警告手段を有する。
更に詳細な説明を図1の構成について行う。映像入力はエンコーダ111でストリームに変換され、得られた映像ストリームはコンテンツ配信サーバ115がクライアント130へ配信する。映像ストリームはデコーダ118で再生映像に変換される。特徴量配信サーバ140は、特徴量抽出手段112、加工情報生成手段141、加工手段142、選択手段143、配信手段144から構成される。特徴量抽出手段112は再生映像のフレームごとのコンテンツ特徴量を抽出する。加工情報生成手段141は、フレームごとに加工の有無や加工の種類を指定する加工情報を生成する。加工手段142は、コンテンツの特徴量を加工して加工特徴量を生成する。ここで加工とは、元のデータ内容を所定の割合で変更させることである。選択手段143は、加工情報に従って、コンテンツ特徴量もしくは加工特徴量を選択し、評価用特徴量とする。配信手段144は、評価用特徴量をクライアント130へ配信する。クライアント130はデコーダ131、品質評価手段132、報告手段133から構成される。デコーダ131はストリームをデコードして再生映像を得て出力する。品質評価手段132は受信した評価用特徴量を用いて、その再生映像のフレームの品質評価値を算出する。報告手段133は得られた品質評価値を、監視サーバ117に報告する。監視サーバ117は加工情報と品質評価値を照合し、不整合があれば警告する。加工情報と品質評価値とが整合するとは、当該加工情報の評価用特徴量と品質評価値とが必ずしも厳密に全ビットにおいて一致しているとは限らず、仮に完全には一致していなくても、不一致のビット数が所定の閾値以下である場合を含む。加工情報と品質評価値との整合、不整合を判定するための閾値は複数有り、それぞれ監視サーバに記憶されている。
加工手段142の加工には二種類あり、第一の加工では、デコーダ131がストリームを正常にデコードした場合に、品質評価手段132で得られる品質評価値が、品質基準外となるように特徴量を改変する。ここで「なるように」とは、下流で評価する場合、上流で品質基準外になる予想をたてて評価することである。第二の加工では、デコーダ131がストリームを正常にデコードした場合に、品質評価手段132で得られる品質評価値が、品質基準を満たす範囲内で特徴量を改変する。尚、第二の加工は正常な範囲内の評価であるので、用いなくても課題は解決できる。
本実施の形態において、品質評価値には複数の形式が考えられる。まず、品質評価値を所定の品質基準に満たしたか否かの2値とする場合、監視サーバ117で品質評価値が劣化を示しているか否かは、この2値そのものが表すことになる。2値以外にも、絶対的な品質や劣化量を表すスカラー値や、いくつかの品質項目を表すベクトル値を用いることも可能であり、その場合には監視サーバ117でそれらの値が品質基準を満たすか否かの判断を行い、品質評価値が劣化を示しているか否かを決定する。
監視サーバ117での照合では、各フレームにおいて、加工情報と品質評価値の組み合わせが、加工無しで劣化無し、第一の加工で劣化有り、第二の加工で劣化無しの場合に整合していると判断する。それ以外は不整合である。加工無しの評価用特徴量に対する品質評価値が劣化を示していれば、実際に映像の品質劣化が発生したと警告する。第一の加工の評価用特徴量に対する品質評価値が劣化を示していなければ、クライアント130内の品質評価手段132もしくは報告手段133が不具合を内包している可能性があるとして警告する。加工無しのフレームが品質基準値外と報告される率に比べて、第二の加工後のフレームが品質基準外と報告される率がここで所定の閾値を超えて高くなる場合、デコーダ131に起因する劣化の可能性ありとして警告する。
加工情報生成手段141は、ほとんどのフレームを加工無しに指定し、残りの少数を第一の加工や第二の加工に指定する。たとえば、平均1分間に1回の頻度で第一の加工と第二の加工を指定し、残りを全て加工無しに指定する。その理由としては、加工無しは映像の品質劣化の検出、第一の加工と第二の加工はクライアント内の不具合の検出が目的であり、いつ起きるかわからない品質劣化は漏らさず検出せねばならず、定常に検出できる不具合はたまに検査すればよいからである。従って、加工情報生成手段141は、所定のパラメータから一意に定まる系列で表せるようにしても良い。
この構成において、コンテンツ配信サーバ115、特徴量配信サーバ140、監視サーバ117は物理的には同一のマシンであっても構わない。また、加工手段142は、常に加工を行っていてもよいし、選択手段143から要求された時だけ加工を行ってもよい。論理的には等価であり、本発明の効果が損なわれることは無い。
図2を用いて、本実施の形態の動作を説明する。横方向は時間の進行を表しており、各列がフレームに相当する。加工情報の行は各フレームの加工情報を表しており、Aが加工無し、Bが第一の加工、Cが第二の加工を示している。ネットワークエラーの行はOが正常、Xがエラーありを、クライアントからの報告の行はOが品質基準内、Xが品質基準外を表している。正常なクライアントは、加工情報が第一の加工となっているフレームと、ネットワークエラーの発生したフレームで、品質基準外と報告している。初めのXは第一の加工に対するものなのでクライアントの正常動作確認であり、他方のXは実際の品質劣化の発生を検出している。異常なクライアントは常に品質基準内と報告してきており、第一の加工のフレームを見落としていて、報告に信頼性が無いことが分かる。不完全なクライアントは、第二の加工のフレームについても品質基準外と報告しているが、これだけではネットワークエラーとデコーダエラーの見分けがつかない。そのため、加工無しに対する報告からネットワークエラーに起因する品質基準外となる発生頻度を推定し、それよりも第二の加工のフレームで品質基準外となる発生頻度が統計的に多ければデコーダに起因する何らかの劣化があるものとする。
(第2の実施形態)
次に本発明の第2の実施の形態を、配信システムの全体構成を表す図3を参照して説明する。映像入力はエンコーダ111でストリームに変換され、得られた映像ストリームはコンテンツ配信サーバ115がクライアント430へ配信する。映像ストリームはデコーダ118で再生映像に変換される。特徴量配信サーバ440は、特徴量抽出手段112、加工情報生成手段441、加工手段142、選択手段443、配信手段444から構成される。特徴量抽出量112は再生映像のフレームごとのコンテンツ特徴量を抽出する。加工情報生成手段441は、フレームごとに配信される2つの評価用特徴量のそれぞれの加工有無や種類を指定する加工情報を生成する。加工手段142は、コンテンツの特徴量を加工して加工特徴量を生成する。選択手段443は、加工情報に従って、コンテンツ特徴量もしくは加工特徴量を選択し、評価用特徴量とする。配信手段444は、評価用特徴量をクライアント430へ配信する。クライアント430はデコーダ131、品質評価手段432、報告手段433から構成される。デコーダ131はストリームをデコードして再生映像を得て出力する。品質評価手段432は評価用特徴量ごとに、その再生映像のフレームの品質評価値を算出する。報告手段433は得られた2つの品質評価値を、監視サーバ417に報告する。監視サーバ417は加工情報と品質評価値を照合し、不整合があれば警告する。
加工情報生成手段441は、各フレームの2つの加工情報のうち、ランダムにどちらかで加工無しを指定し、他方で第一の加工もしくは第二の加工を指定する。各フレームの品質評価値には、必ず加工無しに対するものが含まれているので、品質劣化の見落としは起きない。
監視サーバ417での照合では、各フレームにおいて、加工情報と品質評価値の組み合わせが、加工無しで劣化無し、第一の加工で劣化有り、第二の加工で劣化無しの場合に整合していると判断する。それ以外は不整合であり、加工無しの評価用特徴量に対する品質評価値が劣化を示していれば、実際に映像の品質劣化が発生したと警告する。第一の加工の評価用特徴量に対する品質評価値が劣化を示していなければ、クライアント430内の品質評価手段432もしくは報告手段433が不具合を内包している可能性があるとして警告する。加工無しで劣化無しの時に、第二の加工が劣化有りとなっていれば、デコーダに起因する劣化ありとして警告する。
この構成において、コンテンツ配信サーバ115、特徴量配信サーバ440、監視サーバ417は物理的には同一のマシンであっても構わない。論理的には等価であり、本発明の効果が損なわれることは無い。加工の種類および品質評価値の形式についての説明は、第1の実施の形態と同じである。
図4を用いて、第2の実施形態の動作を説明する。図4では、横方向は時間の進行を表しており、各列がフレームに相当する。加工情報の行は各フレームの2つの加工情報を表しており、Aが加工無し、Bが第一の加工、Cが第二の加工を示している。ネットワークエラーの行はOが正常、Xがエラーありを、クライアントからの報告の行はOが品質基準内、Xが品質基準外を表している。正常なクライアントは、第一の加工となっているフレームと、ネットワークエラーの発生したフレームで、品質基準外と報告している。第一の加工に対するXはクライアントの正常動作確認であり、加工無しに対するXは実際の品質劣化の発生を検出している。異常なクライアントは常に品質基準内と報告してきており、第一の加工のフレームを見落としていて、報告に信頼性が無いことが分かる。不完全なクライアントは、第二の加工についても品質基準外と報告しており、同じフレームで報告される加工無しの結果と一致しないことから、デコーダに起因する何らかの劣化があると分かる。
本発明で用いられる品質評価方式として、いくつか例をあげて説明する。ある品質評価方式では、サーバ側で所定の画素の輝度値を抽出し、これらの値をまとめて特徴量としてクライアント側に配信し、クライアントで復号したフレームの中で対応する画素の輝度値と特徴量内の値との差分を求めて品質を評価する。別の品質評価方法では、サーバ側である輝度値を決めて、その輝度値も持つ画素マップを作成し、これらをまとめて特徴量とし、クライアント側では特徴量内の画素マップから復号したフレームの該当する画素の輝度値と特徴量内の値との差分を求めて品質を評価する。
これらの品質評価方式を用いる場合、特徴量内の輝度値を所定の範囲内で増加または減少させることが、第一の加工や第二の加工の一つの実施の形態となる。つまり、第一の加工では劣化有りとなる範囲に、第二の加工では劣化無しとなる範囲で増減する。別の実施の形態として、ランダムな値に置換し、品質評価手段432と同じ評価を行って、所望の結果となっていない場合にはやり直すとしてもよい。
加工方法は、ここに記載したものに限るものではない。他の品質評価方式を用いる場合、抽出した特徴量に対して、品質基準から外れる程度の改変をおこなうことで第一の加工を実現し、品質基準を満たす範囲内で改変をおこなうことで第二の加工を実現する。品質基準に対する合否は、特徴量から直接求めても良いし、品質評価手段432と同じ評価を行って判断してもよい。
本発明の実施の形態では、映像ストリームをデコードして再生映像を求め、再生映像の特徴量を抽出していたが、従来技術と同様に、映像入力から直接特徴量を抽出してもよい。
これまで各フレームに対して1つもしくは2つの評価用特徴量を配信すると説明しているが、第2の実施の形態の拡張として3つ以上とすることが容易なことは明らかである。加工についても2種類としているが、これも品質基準から外れる度合いを可変することで3種類以上に拡張できる。
(第3の実施の形態)
次に本発明の第3の実施の形態を、配信システムの全体構成を表す図1を参照して説明する。
本発明によるコンテンツ配信方法は、ネットワークを介して、コンテンツ配信サーバ115がコンテンツのストリームをクライアント130へ配信し、特徴量配信サーバ140がそのコンテンツの品質評価単位ごとに評価用特徴量をクライアント130へ配信し、クライアント130が、そのコンテンツのストリームから再生コンテンツを復号し、その評価用特徴量を用いてその再生コンテンツについて品質評価し、品質評価値を算出し、その品質評価値を監視サーバ117に報告するコンテンツ配信方法であって、特徴量配信サーバ140は、その品質評価単位ごとに加工の有無を指定する加工情報を生成し、そのコンテンツからコンテンツ特徴量を抽出し、そのコンテンツ特徴量を加工して加工特徴量を生成し、その加工情報に従って、そのコンテンツ特徴量もしくはその加工特徴量を選択して評価用特徴量とし、その評価用特徴量をそのクライアント130へ配信し、その監視サーバ117は、特徴量配信サーバ140の加工情報生成手段114が生成するその加工情報と、そのクライアント130から受信する品質評価値とを照合して不整合時に警告するコンテンツ配信方法、が提供される。
映像入力はエンコーダ111でストリームに変換され、得られた映像ストリームはコンテンツ配信サーバ115がクライアント130へ配信する。映像ストリームはデコーダ118で再生映像に変換される。特徴量配信サーバ140は、特徴量抽出手段112、加工情報生成手段141、加工手段142、選択手段143、配信手段144から構成される。特徴量抽出手段112は再生映像のフレームごとのコンテンツ特徴量を抽出する。加工情報生成手段141は、フレームごとに加工の有無や加工の種類を指定する加工情報を生成する。加工手段142は、コンテンツの特徴量を加工して加工特徴量を生成する。選択手段143は、加工情報に従って、コンテンツ特徴量もしくは加工特徴量を選択し、評価用特徴量とする。配信手段144は、評価用特徴量をクライアント130へ配信する。クライアント130はデコーダ131、品質評価手段132、報告手段133から構成される。デコーダ131はストリームをデコードして再生映像を得て出力する。品質評価手段132は受信した評価用特徴量を用いて、その再生映像のフレームの品質評価値を算出する。報告手段133は得られた品質評価値を、監視サーバ117に報告する。監視サーバ117は加工情報と品質評価値を照合し、不整合があれば警告する。
加工手段142の加工には二種類あり、第一の加工では、デコーダ131がストリームを正常にデコードした場合に、品質評価手段132で得られる品質評価値が、品質基準外となるように特徴量を改変する。第二の加工では、デコーダ131がストリームを正常にデコードした場合に、品質評価手段132で得られる品質評価値が、品質基準を満たす範囲内で特徴量を改変する。尚、第二の加工は正常な範囲内の評価であるので、用いなくても課題は解決できる。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
たとえば、第1の実施形態乃至第3の実施形態にかかる映像コンテンツの配信に限られるものではない。映像コンテンツをオーディオコンテンツ、フレームをオーディオフレームと読み替えるだけで、本発明はオーディオコンテンツ配信にも実施できる。
また、以下のように構成にしても良い。
(1)ネットワークを介して、コンテンツ配信サーバがコンテンツのストリームをクライアントへ配信するとともに、特徴量配信サーバが品質評価単位ごとに評価用特徴量を前記クライアントへ配信し、前記クライアントが、前記コンテンツのストリームから再生コンテンツを復号し、前記評価用特徴量を用いて前記再生コンテンツについて品質評価し、品質評価値を算出し、前記品質評価値を監視サーバに報告するコンテンツ配信システムであって、前記特徴量配信サーバは、前記品質評価単位ごとに加工の有無を示す加工情報を生成する加工情報生成手段と、前記コンテンツからコンテンツ特徴量を抽出する特徴量抽出手段と、前記コンテンツ特徴量を加工して加工特徴量を生成する加工手段と、前記加工情報に従って、前記コンテンツ特徴量もしくは前記加工特徴量を選択して、評価用特徴量とする選択手段と、前記評価用特徴量を前記クライアントへ配信する配信手段と、を有し、前記監視サーバは、前記特徴量配信サーバの前記加工情報生成手段が生成する加工情報と、前記クライアントから受信する品質評価値とを照合して、不整合時に警告する警告手段を有するコンテンツ配信システム。
(2)上記のコンテンツ配信システムにおいて、前記加工情報生成手段は、加工の有無に加えて、加工の種類が第一か第二かを示す加工情報を生成し、前記加工手段は、正常な再生コンテンツの品質評価値が品質基準外を示すように前記コンテンツ特徴量を改変した第一の加工特徴量と、正常な再生コンテンツの品質評価値が品質基準内を示す範囲で前記コンテンツ特徴量を改変した第二の加工特徴量を生成し、前記選択手段は、前記加工情報が加工無しの場合には前記コンテンツ特徴量を、加工有りで前記第一の種類の場合には前記第一の加工特徴量を、加工有りで前記第二の種類の場合には前記第二の加工特徴量を選択するコンテンツ配信システム。
(3)ネットワークを介して、コンテンツ配信サーバがコンテンツのストリームをクライアントへ配信するとともに、特徴量配信サーバが品質評価単位ごとに評価用特徴量を前記クライアントへ配信し、前記クライアントが、前記コンテンツのストリームから再生コンテンツを復号し、前記評価用特徴量を用いて前記再生コンテンツについて品質評価し、品質評価値を算出し、前記品質評価値を監視サーバに報告するコンテンツ配信システムに用いられる特徴量配信サーバであって、前記品質評価単位ごとのコンテンツ特徴量を抽出する特徴量抽出手段と、前記品質評価単位ごとの加工の有無を示す加工情報を生成する加工情報生成手段と、前記コンテンツ特徴量を加工して加工特徴量を生成する加工手段と、前記加工情報に従い、加工無しの場合には前記コンテンツ特徴量を、加工有りの場合には前記加工特徴量を選択して品質評価用特徴量とする選択手段と、前記品質評価用特徴量を前記クライアントへ配信する配信手段とを有する特徴量配信サーバ。
(4)ネットワークを介して、コンテンツ配信サーバがコンテンツのストリームをクライアントへ配信するとともに、特徴量配信サーバが品質評価単位ごとに複数の評価用特徴量を前記クライアントへ配信し、前記クライアントが、前記コンテンツのストリームから再生コンテンツを復号し、前記評価用特徴量を用いて前記再生コンテンツについて品質評価し、品質評価値を算出し、前記品質評価値を監視サーバに報告するコンテンツ配信システムに用いられるクライアントであって、前記ストリームと品質評価単位ごとに前記複数の評価用特徴量を受信する手段と、前記ストリームから再生コンテンツを復号する復号手段と、前記再生コンテンツを前記複数の評価用特徴量それぞれで品質評価して複数の品質評価値を算出する品質評価手段と、前記複数の品質評価値を監視サーバに報告する報告手段と、を有するクライアント。
(5)ネットワークを介して、コンテンツ配信サーバがコンテンツのストリームをクライアントへ配信し、特徴量配信サーバが品質評価単位ごとに評価用特徴量を前記クライアントへ配信し、前記クライアントが、前記コンテンツのストリームから再生コンテンツを復号し、前記評価用特徴量を用いて前記再生コンテンツについて品質評価し、品質評価値を算出し、前記品質評価値を監視サーバに報告するコンテンツ配信方法であって、前記特徴量配信サーバは、前記品質評価単位ごとに加工の有無を示す加工情報を生成し、前記コンテンツからコンテンツ特徴量を抽出し、前記コンテンツ特徴量を加工して加工特徴量を生成し、前記加工情報に従って、前記コンテンツ特徴量もしくは前記加工特徴量を選択して評価特徴量とし、前記評価用特徴量を前記クライアントへ配信し、前記監視サーバは、前記特徴量配信サーバの前記加工情報生成手段が生成する前記加工情報と、前記クライアントから受信する品質評価値とを照合して不整合時に警告するコンテンツ配信方法。
この出願は、2008年3月7日に出願された日本特許出願2008−058738号を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。

Claims (14)

  1. ネットワークを介して、コンテンツ配信サーバがコンテンツのストリームをクライアントへ配信するとともに、
    特徴量配信サーバが前記コンテンツの品質評価単位ごとに評価用特徴量を前記クライアントへ配信し、
    前記クライアントが、前記コンテンツのストリームから再生コンテンツを復号し、前記評価用特徴量を用いて前記再生コンテンツについて品質評価し、品質評価値を算出し、前記品質評価値を監視サーバに報告するコンテンツ配信システムであって、
    前記特徴量配信サーバは、前記品質評価単位ごとに加工の有無を指定する加工情報を生成する加工情報生成手段と、
    前記コンテンツからコンテンツ特徴量を抽出する特徴量抽出手段と、
    前記コンテンツ特徴量を加工して加工特徴量を生成する加工手段と、
    前記加工情報に従って、前記コンテンツ特徴量もしくは前記加工特徴量を選択して、評価用特徴量とする選択手段と、
    前記評価用特徴量を前記クライアントへ配信する配信手段と、
    を有し、
    前記監視サーバは、前記特徴量配信サーバの前記加工情報生成手段が生成する加工情報と、前記クライアントから受信する品質評価値とを照合して、不整合時に警告する警告手段を有するコンテンツ配信システム。
  2. 請求項1記載のコンテンツ配信システムにおいて、
    前記加工手段は、正常な再生コンテンツの品質評価値が品質基準外を示すように前記コンテンツ特徴量を改変した加工特徴量を生成するコンテンツ配信システム。
  3. 請求項1記載のコンテンツ配信システムにおいて、
    前記加工情報生成手段は、加工の有無に加えて、加工の種類が第一か第二かを指定する加工情報を生成し、
    前記加工手段は、正常な再生コンテンツの品質評価値が品質基準外を示すように前記コンテンツ特徴量を改変した第一の加工特徴量と、正常な再生コンテンツの品質評価値が品質基準内を示す範囲で前記コンテンツ特徴量を改変した第二の加工特徴量を生成し、
    前記選択手段は、前記加工情報が加工無しの場合には前記コンテンツ特徴量を、加工有りで前記第一の種類の場合には前記第一の加工特徴量を、加工有りで前記第二の種類の場合には前記第二の加工特徴量を選択するコンテンツ配信システム。
  4. 請求項2記載のコンテンツ配信システムにおいて、
    前記警告手段は、前記加工情報が加工有りの場合に前記品質評価値が品質基準内となった場合に不整合と判断するコンテンツ配信システム。
  5. 請求項3記載のコンテンツ配信システムにおいて、
    前記警告手段は、前記加工情報が加工無しの場合に前記品質評価値が基準外となる比率と、
    前記加工情報が加工有りで第二の種類の場合に前記品質評価値が基準外となる比率を比較し、
    後者が統計的に有意に大きい場合に不整合と判断するコンテンツ配信システム。
  6. 請求項2または3記載のコンテンツ配信システムにおいて、
    前記加工情報生成手段は、前記品質評価単位ごとに複数の加工情報を生成し、
    前記配信手段は、前記品質評価単位ごとに前記複数の加工情報に対応した複数の評価用特徴量をクライアントに配信し、
    前記クライアントは、前記ストリームを受信して再生コンテンツを再生する復号手段と、前記複数の評価用特徴量を受信して、前記再生コンテンツを前記複数の評価用特徴量のそれぞれで評価して、複数の品質評価値を算出する品質評価手段と、前記複数の品質評価値を前記監視サーバに報告する報告手段を有するコンテンツ配信システム。
  7. 請求項6記載のコンテンツ配信システムにおいて、
    前記品質評価単位ごとの前記複数の加工情報の中で少なくとも一つは加工無しであるコンテンツ配信システム。
  8. 請求項1記載のコンテンツ配信システムにおいて、
    前記加工手段は前記コンテンツ特徴量の中の輝度値を改変するコンテンツ配信システム。
  9. 請求項1に記載のコンテンツ配信システムにおいて、
    前記加工情報生成手段は、所定の確率で加工無しと、加工有りと、を生成するコンテンツ配信システム。
  10. 請求項3記載のコンテンツ配信システムにおいて、
    前記加工情報生成手段は、所定の確率で、加工無し、加工有りで第一の種類、加工有りで第二の種類を生成するコンテンツ配信システム。
  11. 請求項1に記載のコンテンツ配信システムにおいて、
    前記加工情報は、所定のパラメータから一意に定まる系列で表されるコンテンツ配信システム。
  12. ネットワークを介して、コンテンツ配信サーバがコンテンツのストリームをクライアントへ配信するとともに、
    特徴量配信サーバが前記コンテンツの品質評価単位ごとに評価用特徴量を前記クライアントへ配信し、
    前記クライアントが、前記コンテンツのストリームから再生コンテンツを復号し、前記評価用特徴量を用いて前記再生コンテンツについて品質評価し、品質評価値を算出し、前記品質評価値を監視サーバに報告するコンテンツ配信システムに用いられる特徴量配信サーバであって、
    前記品質評価単位ごとのコンテンツ特徴量を抽出する特徴量抽出手段と、
    前記品質評価単位ごとの加工の有無を指示する加工情報を生成する加工情報生成手段と、
    前記コンテンツ特徴量を加工して加工特徴量を生成する加工手段と、
    前記加工情報に従い、加工無しの場合には前記コンテンツ特徴量を、加工有りの場合には前記加工特徴量を選択して品質評価用特徴量とする選択手段と、
    前記品質評価用特徴量を前記クライアントへ配信する配信手段と
    を有する特徴量配信サーバ。
  13. ネットワークを介して、コンテンツ配信サーバがコンテンツのストリームをクライアントへ配信するとともに、
    特徴量配信サーバが前記コンテンツの品質評価単位ごとに複数の評価用特徴量を前記クライアントへ配信し、
    前記クライアントが、前記コンテンツのストリームから再生コンテンツを復号し、前記評価用特徴量を用いて前記再生コンテンツについて品質評価し、品質評価値を算出し、前記品質評価値を監視サーバに報告するコンテンツ配信システムに用いられるクライアントであって、
    前記ストリームと品質評価単位ごとに前記複数の評価用特徴量を受信する手段と、
    前記ストリームから前記再生コンテンツを復号する復号手段と、
    前記再生コンテンツを前記複数の評価用特徴量それぞれで品質評価して複数の品質評価値を算出する品質評価手段と、
    前記複数の品質評価値を監視サーバに報告する報告手段と、
    を有するクライアント。
  14. ネットワークを介して、コンテンツ配信サーバがコンテンツのストリームをクライアントへ配信し、
    特徴量配信サーバが前記コンテンツの品質評価単位ごとに評価用特徴量を前記クライアントへ配信し、
    前記クライアントが、前記コンテンツのストリームから再生コンテンツを復号し、前記評価用特徴量を用いて前記再生コンテンツについて品質評価し、品質評価値を算出し、前記品質評価値を監視サーバに報告するコンテンツ配信方法であって、
    前記特徴量配信サーバは、前記品質評価単位ごとに加工の有無を指定する加工情報を生成し、前記コンテンツからコンテンツ特徴量を抽出し、前記コンテンツ特徴量を加工して加工特徴量を生成し、前記加工情報に従って、前記コンテンツ特徴量もしくは前記加工特徴量を選択して評価用特徴量とし、前記評価用特徴量を前記クライアントへ配信し、
    前記監視サーバは、前記特徴量配信サーバの前記加工情報生成手段が生成する前記加工情報と、前記クライアントから受信する品質評価値とを照合して不整合時に警告するコンテンツ配信方法。
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