JPWO2009107725A1 - 番組選択支援装置及び番組選択支援方法 - Google Patents
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Abstract
嗜好度判定部20aは最も嗜好度の高い最高番組嗜好度を抽出し、電源投入時に表示部に表示させる放送番組が最高番組嗜好度を有する放送番組であるか否かを判定する。録画判定部20cは、視聴者が最高番組嗜好度を有する放送番組を特定して、録画再生部によって録画または録画予約しているか否かを判定する。表示決定部12aは、電源投入時に表示部に表示させる放送番組が最高番組嗜好度を有する放送番組ではなく、録画または録画予約していないと判定したとき、最高番組嗜好度を有する放送番組を視聴するための番組選択支援を行うことを決定する。
Description
本発明は、放送番組受信装置の視聴者(利用者)が放送番組を選択する際に、視聴者の嗜好に合った放送番組を選択することを支援する番組選択支援装置及び番組選択支援方法に関する。
近年、衛星放送の開始や、テレビジョン放送のデジタル化に伴い、視聴者は多種多様な放送番組から所望の放送番組を選択して視聴できるようになった。しかしながら、その反面、放送番組の数が膨大であるので、視聴者はどのような放送番組が放送されているのかを網羅的に把握することが困難となり、自分の嗜好に合う放送番組を選択することが困難となっていた。また、視聴者が自分の嗜好に合った放送番組が放送されていることに気付かず見逃してしまう可能性が高くなっていた。
そこで、放送局側では、膨大な放送番組の中から視聴者の嗜好に合った放送番組の選択補助を目的として、放送番組の「タイトル」、「放送開始日時」、「チャンネル」、「ジャンル」、「内容説明」、「出演者リスト」等の項目を含む番組情報を映像音声信号に多重化して送信する技術を実用化し運用している。
そして、この番組情報を利用して、例えば電子番組表等を構成し画面上に提示することで、視聴者による放送番組の選択の補助を行うテレビジョン受信機も普及してきている。
また、近年、ハードディスク等の記憶装置を内蔵し、長時間の放送番組を録画することが可能な録画機や、録画機能を有するテレビジョン受信機(以下、テレビジョン録画機という)が普及してきている。このようなテレビジョン録画機には、映像音声信号と共に番組情報を記録し、この記録した映像音声信号を再生する場合に番組情報を画面上に表示するものもある。
さらに、視聴者による放送番組の視聴履歴と番組情報とから視聴者の嗜好を推定したり、視聴者が嗜好に関する情報を入力することによって、放送予定の放送番組について、視聴者の特性に適合する度合いを示す嗜好度を算出し、視聴者の嗜好に適合する放送番組を決定し、決定した放送番組の番組情報を表示したり、決定した放送番組の映像音声信号を記録したりするテレビジョン録画機もある。
例えば、特許文献1には、視聴者が自分の嗜好情報を映像視聴装置またはサーバに事前に登録し、番組提供者側は各番組に属性情報を登録し、視聴者の嗜好情報に基づいて、視聴者に対する各番組の嗜好度を自動的に計算し、現在の時間の中で、視聴者の嗜好度が最も高い番組を決定し、決定された番組に自動的にチャンネルを変更したり、嗜好度が高い番組が放送開始したときに、その旨を表示したりする番組映像自動選択装置が記載されている。
特開2003−289481号公報
しかしながら、特許文献1に記載の番組映像自動選択装置では、視聴者が、ハードディスク等の記憶装置に放送番組を録画または録画予約している場合にも、嗜好度を計算し、自動的にチャンネルを変更したり、嗜好度が高い番組が放送開始したときに、その旨を表示したりするので、視聴者は不快に感じてしまう場合があった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、放送番組の選択支援を行うに際し、放送番組を録画または録画予約しているか否かに応じて最適な選択支援を行うことができる番組選択支援装置及び番組選択支援方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第一の側面によれば、所定のチャンネルの放送信号を受信して、放送番組の映像音声信号を出力する放送番組受信部と、前記放送番組に関する番組情報を受信して出力する番組情報受信部と、前記番組情報受信部より出力された番組情報を記憶する番組情報記憶部と、現在放送中及び将来放送される放送番組に対する視聴者の番組嗜好度を含む番組嗜好情報を記憶する番組嗜好情報記憶部と、前記番組情報記憶部に記憶された前記番組情報と前記番組嗜好情報記憶部に記憶された前記番組嗜好情報とに基づいて、予め定めた時点で放送される複数の放送番組に対する番組嗜好度の中から最も嗜好度の高い最高番組嗜好度を抽出し、前記放送番組受信部より出力されて前記予め定めた時点で表示部に表示させる放送番組が前記最高番組嗜好度を有する放送番組であるか否かを判定する嗜好度判定部と、視聴者が前記最高番組嗜好度を有する放送番組を特定して、録画再生部によって前記最高番組嗜好度を有する放送番組を録画または録画予約しているか否かを判定する録画判定部と、前記嗜好度判定部が、前記予め定めた時点で前記表示部に表示させる放送番組が前記最高番組嗜好度を有する放送番組ではないと判定し、かつ、前記録画判定部が、視聴者が前記最高番組嗜好度を有する放送番組を特定して前記録画再生部によって前記最高番組嗜好度を有する放送番組を録画または録画予約していないと判定したとき、視聴者が前記最高番組嗜好度を有する放送番組を視聴するための番組選択支援を行うことを決定する決定部とを備えることを特徴とする番組選択支援装置が提供される。
また、本発明の第二の側面によれば、所定のチャンネルの放送信号を受信して、放送番組の映像音声信号を出力する放送番組受信部と、前記放送番組に関する番組情報を受信して出力する番組情報受信部と、前記番組情報受信部より出力された番組情報を記憶する番組情報記憶部と、現在放送中及び将来放送される放送番組に対する視聴者の番組嗜好度を含む番組嗜好情報を記憶する番組嗜好情報記憶部と、前記番組情報記憶部に記憶された前記番組情報と前記番組嗜好情報記憶部に記憶された前記番組嗜好情報とに基づいて、現在時刻から所定の時間内に放送が開始される複数の放送番組に対する番組嗜好度の中から最も嗜好度の高い最高番組嗜好度を抽出し、前記放送番組受信部が、前記最高番組嗜好度を有する放送番組を放送するチャンネルを受信しているか否かを判定する嗜好度抽出・判定部と、視聴者が前記最高番組嗜好度を有する放送番組を特定して、録画再生部によって前記最高番組嗜好度を有する放送番組を録画または録画予約しているか否かを判定する録画判定部と、前記嗜好度抽出・判定部が、前記放送番組受信部が、前記最高番組嗜好度を有する放送番組を放送するチャンネルを受信していないと判定し、かつ、前記録画判定部が、視聴者が前記最高番組嗜好度を有する放送番組を特定して前記録画再生部によって前記最高番組嗜好度を有する放送番組を録画予約していないと判定したとき、視聴者が前記最高番組嗜好度を有する放送番組を視聴するための番組選択支援を行うことを決定する決定部とを備えることを特徴とする番組選択支援装置が提供される。
さらに、本発明の第三の側面によれば、番組放送受信部において、所定のチャンネルの放送信号を受信して、放送番組の映像音声信号を出力し、番組放送受信部において、前記放送番組に関する番組情報を受信して出力し、番組情報記憶部において、前記番組情報受信部より出力された番組情報を記憶し、番組嗜好情報記憶部において、現在放送中及び将来放送される放送番組に対する視聴者の番組嗜好度を含む番組嗜好情報を記憶し、嗜好度判定部において、前記番組情報記憶部に記憶された前記番組情報と前記番組嗜好情報記憶部に記憶された前記番組嗜好情報とに基づいて、予め定めた時点で放送される複数の放送番組に対する番組嗜好度の中から最も嗜好度の高い最高番組嗜好度を抽出し、前記放送番組受信部より出力されて前記予め定めた時点で表示部に表示させる放送番組が前記最高番組嗜好度を有する放送番組であるか否かを判定し、録画判定部において、視聴者が前記最高番組嗜好度を有する放送番組を特定して、録画再生部によって前記最高番組嗜好度を有する放送番組を録画または録画予約しているか否かを判定し、決定部において、前記嗜好度判定部が、前記予め定めた時点で前記表示部に表示させる放送番組が前記最高番組嗜好度を有する放送番組ではないと判定し、かつ、前記録画判定部が、視聴者が前記最高番組嗜好度を有する放送番組を特定して前記録画再生部によって前記最高番組嗜好度を有する放送番組を録画または録画予約していないと判定したとき、視聴者が前記最高番組嗜好度を有する放送番組を視聴するための番組選択支援を行うことを決定することを特徴とする番組選択支援方法が提供される。
さらに、本発明の第四の側面によれば、放送番組受信部において、所定のチャンネルの放送信号を受信して、放送番組の映像音声信号を出力し、番組情報受信部において、前記放送番組に関する番組情報を受信して出力し、番組情報記憶部において、前記番組情報受信部より出力された番組情報を記憶し、番組嗜好情報記憶部において、現在放送中及び将来放送される放送番組に対する視聴者の番組嗜好度を含む番組嗜好情報を記憶し、嗜好度抽出・判定部において、前記番組情報記憶部に記憶された前記番組情報と前記番組嗜好情報記憶部に記憶された前記番組嗜好情報とに基づいて、現在時刻から所定の時間内に放送が開始される複数の放送番組に対する番組嗜好度の中から最も嗜好度の高い最高番組嗜好度を抽出し、前記放送番組受信部が、前記最高番組嗜好度を有する放送番組を放送するチャンネルを受信しているか否かを判定し、録画判定部において、視聴者が前記最高番組嗜好度を有する放送番組を特定して、録画再生部によって前記最高番組嗜好度を有する放送番組を録画または録画予約しているか否かを判定し、決定部において、前記嗜好度抽出・判定部が、前記放送番組受信部が、前記最高番組嗜好度を有する放送番組を放送するチャンネルを受信していないと判定し、かつ、前記録画判定部が、視聴者が前記最高番組嗜好度を有する放送番組を特定して前記録画再生部によって前記最高番組嗜好度を有する放送番組を録画予約していないと判定したとき、視聴者が前記最高番組嗜好度を有する放送番組を視聴するための番組選択支援を行うことを特徴とする番組選択支援方法が提供される。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
[実施例1]
本発明の実施例1は、最も嗜好度が高い放送番組を表示部に表示させるか、または最も嗜好度が高い放送番組が存在することを知らせるオンスクリーン情報を表示部に表示させる番組選択支援を行うに際し、録画再生部において録画中である放送番組の番組情報を示す録画情報に応じて番組選択支援を行うか否かを判断するように構成した番組選択支援装置である。また、実施例1は、番組選択支援を行うか否かを放送番組受信装置の電源が投入された場合に行うものである。ここで、録画再生部は、放送番組受信装置に内蔵されている放送番組の録画再生部であってもよく、例えばネットワークを介して接続された録画再生部であってもよい。以下、実施例1の番組選択支援装置について説明する。
本発明の実施例1は、最も嗜好度が高い放送番組を表示部に表示させるか、または最も嗜好度が高い放送番組が存在することを知らせるオンスクリーン情報を表示部に表示させる番組選択支援を行うに際し、録画再生部において録画中である放送番組の番組情報を示す録画情報に応じて番組選択支援を行うか否かを判断するように構成した番組選択支援装置である。また、実施例1は、番組選択支援を行うか否かを放送番組受信装置の電源が投入された場合に行うものである。ここで、録画再生部は、放送番組受信装置に内蔵されている放送番組の録画再生部であってもよく、例えばネットワークを介して接続された録画再生部であってもよい。以下、実施例1の番組選択支援装置について説明する。
<番組選択支援装置の構成>
図1は本発明の実施例1である番組選択支援装置を示す構成図である。図1においては、録画再生部を内蔵すると共に、ネットワークを介して外部の録画再生部に接続する機能を有する放送番組受信装置が番組選択支援装置1を構成している例を示している。番組選択支援装置1は、第1の放送受信部10と、第2の放送受信部11と、機器制御部12と、映像音声信号記録部13と、操作履歴情報記憶部14と、録画予約情報記憶部15と、番組情報記憶部16と、番組嗜好情報記憶部17と、嗜好分析部18と、番組推薦部20と、表示部21と、入力部22と、ネットワーク接続部23と、電源部28とを備える。表示部21は番組選択支援装置1(放送番組受信装置)の外部に設けられていて、番組選択支援装置1と接続されている状態であってもよい。
図1は本発明の実施例1である番組選択支援装置を示す構成図である。図1においては、録画再生部を内蔵すると共に、ネットワークを介して外部の録画再生部に接続する機能を有する放送番組受信装置が番組選択支援装置1を構成している例を示している。番組選択支援装置1は、第1の放送受信部10と、第2の放送受信部11と、機器制御部12と、映像音声信号記録部13と、操作履歴情報記憶部14と、録画予約情報記憶部15と、番組情報記憶部16と、番組嗜好情報記憶部17と、嗜好分析部18と、番組推薦部20と、表示部21と、入力部22と、ネットワーク接続部23と、電源部28とを備える。表示部21は番組選択支援装置1(放送番組受信装置)の外部に設けられていて、番組選択支援装置1と接続されている状態であってもよい。
第1の放送受信部10及び第2の放送受信部11は、チューナ及び復調分離手段を有し、地上波や放送衛星を介して放送局から送信される放送波のうち機器制御部12によって指示されたチャンネルの放送波信号を受信し、放送波信号から映像音声信号と番組情報とを分離して抽出し、機器制御部12へ供給する。第1の放送受信部10及び第2の放送受信部11は、インターネット等のネットワークにより伝送される放送波以外の放送信号を受信するものであってもよい。即ち、第1の放送受信部10及び第2の放送受信部11は、任意の伝送経路によって伝送される放送信号を受信し、放送番組の映像音声信号及び番組情報を抽出する。
さらに、放送番組の映像音声信号を地上波や衛星等の放送波として受信し、放送番組に関する番組情報をネットワークから受信してもよい。即ち、所定のチャンネルの放送波信号を受信して、放送番組の映像音声信号を出力する放送番組受信部と、放送番組に関する番組情報を受信する番組情報受信部とが別々の受信部となっていてもよい。図1に示す第1の放送受信部10及び第2の放送受信部11は、放送番組受信部と番組情報受信部とが一体の構成である。
ここで、番組情報とは、放送局側により映像音声信号に付加される情報であり、「タイトル」、「チャンネル」、「放送開始時刻」、「放送終了時刻」、「ジャンル」、「内容説明」、及び「出演者リスト」等の情報を含むものである。なお、「放送開始時刻」、「放送終了時刻」には、年月日の情報が含まれていてもよい。
番組選択支援装置1に内蔵されている録画再生部である映像音声信号記録部13は、例えばハードディスク等の記録装置により構成され、後述する機器制御部12から供給された制御信号に基づき、映像音声信号と、この映像音声信号を一意に識別する番組IDと、自動手動識別子と、記録を開始した時刻である記録開始日時とを関連づけて記録する。ここで、自動手動識別子とは、後述する番組嗜好情報に基づいて自動的に記録された映像音声信号であるか、または視聴者操作に基づいて記録された映像音声信号であるかを識別するものである。視聴者操作に基づく記録とは、視聴者が手動で行うタイマ予約によって録画しようとする番組を特定して行う録画や、入力部22に設けられている操作ボタン(録画ボタン)を押下して録画しようとする番組を特定して行う録画をいう。番組嗜好情報に基づいて記録された映像音声信号には、“自動”を示す識別子が付加され、視聴者操作に基づいて記録された映像音声信号には、“手動”を示す識別子が付加される。
そして、映像音声信号記録部13は、新たに機器制御部12から供給された映像音声信号を記録する容量が不足する場合には、自動手動識別子が“自動”に設定されている映像音声信号のうち、記録開始日時が古い映像音声信号から順次消去し、新たな映像音声信号を記録する。ここでは、番組嗜好情報に基づいて自動的に番組を自動的に記録したり、視聴者操作に基づいて番組を手動で記録したりする録画再生部を番組選択支援装置1に内蔵されている映像音声信号記録部13としたが、後述するネットワーク3に接続されている外部の録画再生部に対して自動または手動記録するようにしてもよい。
また、番組IDとは、放送番組を一意に識別する識別子として生成されるものであり、例えば、番組情報に含まれる「チャンネル」と「放送開始時刻」との組み合わせ等を番組IDとする。
操作履歴情報記憶部14は、例えばハードディスク等の記憶装置により構成され、機器制御部12から供給された操作信号の履歴を操作履歴情報として記憶する。
録画予約情報記憶部15は、放送番組の録画を予約するための録画予約情報を記憶する。
なお、この録画予約情報には、嗜好分析部18により生成された録画予約情報であるか、または視聴者操作に基づいて生成された録画予約情報であるかを識別する自動手動識別子を含む。ここで、自動手動識別子は、嗜好分析部18により生成された録画予約情報には“自動”が設定され、視聴者操作に基づいて生成された録画予約情報には“手動”が設定される。
番組情報記憶部16は、例えばハードディスク等の記憶装置により構成され、機器制御部12から供給された制御信号に従って、放送番組を一意に識別する番組IDと、番組情報とを関連づけて記憶する。
番組嗜好情報記憶部17は、例えばハードディスク等の記憶装置により構成され、後述する嗜好分析部18から供給される番組嗜好情報を記憶する。ここで、番組嗜好情報は、番組IDと、放送番組の視聴者による嗜好に適合する度合いを示す番組嗜好度とを含む。
嗜好分析部18は、例えば、1日に1回などの予め定められた条件に従って動作し、放送番組毎に視聴者の番組嗜好度を算出する。具体的には、操作履歴情報記憶部14から操作履歴情報を読み出すと共に、番組情報記憶部16から番組情報を読み出し、これら読み出した操作履歴情報及び番組情報に基づいて、番組毎に視聴者の番組嗜好度を算出する。そして、算出した番組嗜好度を番組IDと関連づけて番組嗜好情報として番組嗜好情報記憶部17へ供給する。
表示部21は、有機EL(electroluminescence)ディスプレイや、液晶ディスプレイ等の画像出力装置を備え、機器制御部12から供給された出力信号に基づいて、映像や番組情報等を表示する。なお、図1では、音声を発生させるスピーカの図示を省略している。
入力部22は各種の操作ボタンを備えており、視聴者によって操作ボタンが押下操作されることによって操作信号を生成し、生成した操作信号を機器制御部12へ供給する。
機器制御部12は、テレビジョン放送の受信、表示、記録、再生等のテレビジョン受信装置(放送番組受信装置)としての基本機能を制御する。
そして、機器制御部12は、入力部22から受信した操作信号に基づいて電源部28を制御して、主電源の投入または切断を行う。電源部28は各部に電力を供給する。また、機器制御部12は、入力部22から受信した操作信号に基づいて、第1の放送受信部10及び第2の放送受信部11が受信するチャンネルを設定したり、映像音声信号記録部13に記録された映像音声信号の再生を開始したりする。
また、機器制御部12は、チャンネル変更等による放送番組の視聴履歴や、映像音声信号記録部13に記録された映像音声信号の再生履歴を操作履歴情報として収集する。具体的には、入力部22から受信した操作信号に基づいて、視聴番組のチャンネル切替えを要求する操作信号、及び映像音声信号記録部13に記録された映像音声信号の再生を要求する操作信号から、操作履歴を生成し、視聴者が視聴した放送番組の映像音声信号の番組IDと関連づけて操作履歴情報として操作履歴情報記憶部14へ供給する。
また、機器制御部12は、その機能上、表示決定部12aと、表示・録画制御部12bとを備える。
表示決定部12aは、後述する番組推薦部20の録画判定部20cが、ネットワーク3に接続された外部の録画再生部であるテレビジョン録画機2から受信した録画中である番組情報を示す録画情報の中に、最も高い番組嗜好度に対応する放送番組の番組情報が含まれないと判定した場合に、所定の設定値に基づいて、最も高い番組嗜好度に対応する放送番組を表示部21に表示させるか、最も高い番組嗜好度に対応する放送番組が存在することを視聴者に知らせるためのオンスクリーン情報を表示部21に表示させるかを決定する。
表示・録画制御部12bは、表示決定部12aによる決定に基づいて、表示部21にオンスクリーン情報が表示された場合に、入力部22から、視聴者による入力操作により表示部21に表示されたオンスクリーン情報の表示ボタンが選択されたことを示す操作信号が供給されると、最も高い番組嗜好度に対応する放送番組の映像音声信号を表示部21に表示させる。または、表示・録画制御部12bは、入力部22から、視聴者による入力操作により表示部21に表示されたオンスクリーン情報の録画ボタンが選択されたことを示す操作信号が供給されると、最も高い番組嗜好度に対応する放送番組の映像音声信号を第2の放送受信部により受信させ、受信した映像音声信号を映像音声信号記録部13に記録させる。
番組推薦部20は、その機能上、嗜好度判定部20aと、閾値判定部20bと、録画判定部20cを備える。
嗜好度判定部20aは、番組選択支援装置1の主電源が投入された場合に、番組情報記憶部16及び番組嗜好情報記憶部17から、それぞれ番組情報及び番組嗜好情報を読み出し、この読み出された番組情報と番組嗜好情報とに基づいて、現在放送中の放送番組に対応する番組嗜好度の中から最も高い番組嗜好度を抽出し、この抽出した最も高い番組嗜好度の放送番組が、表示部21に表示されている放送番組の番組嗜好度より高いか否かを判定する。換言すれば、最も高い番組嗜好度の放送番組が、表示部21に表示されているか否かを判定する。
閾値判定部20bは、嗜好度判定部20aにより、最も高い番組嗜好度が、表示部21に表示された映像音声信号に対応する放送番組の番組嗜好度より高いと判定された場合に、この最も高い番組嗜好度が所定の閾値以上か否かを判定する。
録画判定部20cは、閾値判定部20bにより閾値以上と判定された場合に、ネットワーク3に接続された後述するテレビジョン録画機2から、テレビジョン録画機2が録画中である番組情報を、ネットワーク3を介して録画情報として受信し、この受信した録画情報の中に最も高い番組嗜好度に対応する放送番組の番組情報が含まれているか否かを判定する。
ネットワーク接続部23は、ネットワークカードなどの通信インタフェースであり、このネットワーク接続部23によりネットワーク3に接続することによって、ネットワーク3に接続されたテレビジョン録画機2と通信することができる。番組選択支援装置1(放送番組受信装置)とテレビジョン録画機2は、DLNA(Digital Living Network Alliance)が策定したガイドライン(DLNAガイドライン)に準拠したネットワーク対応機器であってもよい。
なお、番組選択支援装置1は、映像音声信号記録部13、操作履歴情報記憶部14、録画予約情報記憶部15と、番組情報記憶部16、番組嗜好情報記憶部17を別々の記憶装置として構成しているが、各々の記憶部を部分的に共用したり、全ての記憶部を1つの記憶装置で共用したりする構成としてもよい。
<番組選択支援システムの構成>
図2は、実施例1の番組選択支援装置1とテレビジョン録画機2とをネットワーク3で接続した番組選択支援システム100を示す構成図である。
図2は、実施例1の番組選択支援装置1とテレビジョン録画機2とをネットワーク3で接続した番組選択支援システム100を示す構成図である。
このような番組選択支援システム100において、番組選択支援装置1は、主電源が投入された場合に、視聴者の嗜好や、ネットワーク3を介してテレビジョン録画機2から受信した録画情報に基づいて、最も嗜好度が高い放送番組の映像音声信号を表示させ、または最も嗜好度が高い放送番組が存在することを視聴者に知らせるためのオンスクリーン情報を表示させる。オンスクリーン情報を表示させるよう設定した場合、番組選択支援装置1は、オンスクリーン情報に対する視聴者の操作に基づいて最も嗜好度が高い放送番組を表示したり、映像音声信号記録部13に録画させたりする。映像音声信号記録部13の代わりにテレビジョン録画機2に録画させてもよい。
なお、番組選択支援装置1以外の1つまたは2つ以上のネットワーク対応機器がネットワーク3に接続されている場合に、これらのネットワーク対応機器の中から番組選択支援装置1が録画情報を受信するテレビジョン録画機2を選択する際には、番組選択支援装置1の視聴者がテレビジョン録画機2のIPアドレス等を指定して選択するようにしてもよいし、UPnP(Universal Plug and Play)のプロトコルに基づいて、自動的にテレビジョン録画機2を発見するようにしてもよい。
<テレビジョン録画機2の構成>
図3は、番組選択支援システム100のテレビジョン録画機2の具体的な構成図である。テレビジョン録画機2は、放送受信部31と、機器制御部32と、映像音声信号記録部33と、番組情報記憶部34と、録画予約情報記憶部35と、出力部36と、入力部37と、ネットワーク接続部38とを備える。
図3は、番組選択支援システム100のテレビジョン録画機2の具体的な構成図である。テレビジョン録画機2は、放送受信部31と、機器制御部32と、映像音声信号記録部33と、番組情報記憶部34と、録画予約情報記憶部35と、出力部36と、入力部37と、ネットワーク接続部38とを備える。
放送受信部31は、チューナ及び復調分離手段を有し、地上波や放送衛星を介して放送局から送信される放送波のうち機器制御部32より指示されたチャンネルの放送波を受信し、映像音声信号と番組情報とを分離して機器制御部32へ供給する。
ここで、番組情報とは、放送局側により映像音声信号に付加される情報であり、「タイトル」、「チャンネル」、「放送開始時刻」、「放送終了時刻」、「ジャンル」、「内容説明」、及び「出演者リスト」等の情報を含むものである。なお、「放送開始時刻」、「放送終了時刻」には、年月日の情報が含まれていてもよい。
映像音声信号記録部33は、例えばハードディスク等の記録装置により構成され、後述する機器制御部32から供給された制御信号に基づき、映像音声信号と、この映像音声信号を一意に識別する番組IDとを関連づけて記録する。
ここで番組IDとは、放送番組を一意に識別する識別子として生成されるものであり、例えば、番組情報に含まれる「チャンネル」と「放送開始時刻」との組み合わせ等を番組IDとする。
番組情報記憶部34は、例えばハードディスク等の記憶装置により構成され、機器制御部32から供給された制御信号に従って、放送番組を一意に識別する番組IDと、番組情報とを関連づけて記憶する。
録画予約情報記憶部35は、放送番組の録画を予約するための録画予約情報を記憶する。
出力部36は、有機EL(electroluminescence)ディスプレイや、液晶ディスプレイ等の画像出力装置を備え、機器制御部32から供給された出力信号に基づいて、映像や番組情報等を表示する。出力部36は音声を発生させるスピーカを含む。
入力部37は各種の操作ボタンを備えており、視聴者によって操作ボタンが押下操作されることによって操作信号を生成し、生成した操作信号を機器制御部32へ供給する。
機器制御部32は、テレビジョン放送の受信、表示、記録、再生等のテレビジョン受信装置(放送番組受信装置)としての基本機能を制御する。
そして、機器制御部32は、入力部37から受信した操作信号に基づいて、主電源の投入または切断を行ったり、放送受信部31が受信するチャンネルを設定したり、映像音声信号記録部33に記録された映像音声信号の再生を開始したりする。また、機器制御部32は、出力部36への映像音声信号等の出力を制御する。
さらに、機器制御部32は、ネットワーク3を介して、番組選択支援装置1から送信された録画情報の送信を要求する要求信号が後述するネットワーク接続部38から供給された場合に、現在出力部36に出力している映像音声信号を映像音声信号記録部33に記録させている場合には、その番組情報を録画情報として、ネットワーク接続部38から、ネットワーク3を介して番組選択支援装置1に送信する。
さらに、ネットワーク3を介して、番組選択支援装置1から送信された録画予約情報の送信を要求する要求信号が後述するネットワーク接続部38から供給された場合には、録画予約情報記憶部35から録画予約情報を読み出し、読み出した録画予約情報をネットワーク接続部38から、ネットワーク3を介して番組選択支援装置1に送信する。
ネットワーク接続部38は、ネットワークカードなどの通信インタフェースであり、このネットワーク接続部38によりネットワーク3に接続することによって、ネットワーク3に接続された番組選択支援装置1と通信することができる。
<番組選択支援装置1の作用>
番組選択支援装置1は、主に嗜好分析処理、電源投入(オン)時番組選択支援処理、及び出力処理を行う。以下に、これら各処理について詳細に説明する。
番組選択支援装置1は、主に嗜好分析処理、電源投入(オン)時番組選択支援処理、及び出力処理を行う。以下に、これら各処理について詳細に説明する。
≪嗜好分析処理≫
まず、番組選択支援装置1の嗜好分析部18における嗜好分析処理の詳細について説明する。
まず、番組選択支援装置1の嗜好分析部18における嗜好分析処理の詳細について説明する。
図4は、番組選択支援装置1において、予め定められた時間間隔で定期的に動作している嗜好分析処理のうちの1周期分の主要な処理を示すフローチャートである。
番組選択支援装置1の嗜好分析部18は、嗜好分析処理を開始すると、操作履歴情報記憶部14、及び番組情報記憶部16からそれぞれ操作履歴情報及び番組情報を読み出し、読み出した操作履歴情報及び番組情報に基づいて番組選択履歴情報を生成する(ステップS101)。例えば、嗜好分析部18は、読み出した操作履歴情報の中に、チャンネル設定操作を示す操作履歴があれば、読み出した番組情報の中から、このチャンネル設定操作により設定されたチャンネルで放送された放送番組の番組IDを抽出する。また、読み出した操作履歴情報の中に、録画開始操作を示す操作履歴、及び録画終了操作を示す操作履歴がある場合、読み出した番組情報の中から、録画開始の操作が行われた時点から録画終了の操作が行われた時点までに放送された放送番組の番組IDを抽出する。
また、嗜好分析部18は、読み出した操作履歴情報の中に、録画予約操作を示す操作履歴、または再生操作を示す操作履歴がある場合、これらの操作履歴の中から番組IDを抽出する。
そして、嗜好分析部18は、これら抽出した番組IDのリストを番組選択履歴情報として生成する。
次に、番組情報記憶部16に記憶された番組情報から1つまたは2つ以上のキーワードを抽出する(ステップS102)。具体的には、例えば、番組情報に含まれる「ジャンル」及び「出演者」をキーワードとし、「タイトル」及び「内容説明」の文字列データを公知の形態素解析により形態素に分解し、名詞等の予め定められた特定の品詞に属する形態素をキーワードとして抽出する。
次に、嗜好分析部18は、抽出した各キーワードの番組出現回数を計算する(ステップS103)。具体的には、抽出した各キーワードのそれぞれを順次、計算対象キーワードkとして、この計算対象キーワードkが含まれている放送番組の数を算出し、この算出結果を番組出現回数とする。なお、この計算対象キーワードkが1つの番組に重複して含まれる場合でも番組出現回数は1回として算出する。
次に、嗜好分析部18は、各計算対象キーワードkの番組選択履歴出現頻度を算出する(ステップS104)。ここで、番組選択履歴出現頻度とは、計算対象キーワードkが番組選択履歴情報に含まれる番組IDにより識別される放送番組の番組情報に含まれる頻度を示す。具体的には、嗜好分析部18は、1つの計算対象キーワードkが、番組選択履歴情報に含まれる番組IDにより識別される放送番組hの番組情報から抽出した1つ以上のキーワードの中に存在した個数をNk,hとし、放送番組hから抽出したキーワードの種類数(重複するキーワードは1とする)をNhとして、計算対象キーワードkの放送番組hに対する出現頻度Fk,hを数式1を用いて算出する。
数式1は、視聴者の嗜好の観点から、キーワードの種類数が少ない放送番組に含まれる計算対象キーワードkほど重要度が高く出現頻度Fk,hの値が大きくなり、キーワードの種類数が多い放送番組に含まれる計算対象キーワードkほど重要度が低く出現頻度Fk,hの値が小さくなることを示している。さらに、人間の感覚に近いと言われている対数関数を用いている。
次に、嗜好分析部18は、番組選択履歴情報に含まれる全ての番組IDにより識別される放送番組についても同様に、数式1を用いて計算対象キーワードkの放送番組毎の出現頻度Fk,hを算出する。そして、嗜好分析部18は、この算出した出現頻度Fk,hの総和を番組選択履歴出現頻度Fkとして、数式2のとおり算出する。
そして、嗜好分析部18は、計算対象キーワードk毎の嗜好度をキーワード嗜好度として算出する(ステップS105)。具体的には、嗜好分析部18は、全番組数をN、ステップS103において算出した計算対象キーワードkの番組出現回数をNk、ステップS104において算出した計算対象キーワードkの番組選択履歴出現頻度をFkとして、計算対象キーワードk毎のキーワード嗜好度Pkを数式3を用いて算出する。
数式3は、視聴者の嗜好という観点から、多くの放送番組に出現する計算対象キーワードkほど重要度が低くキーワード嗜好度Pkの値が小さくなり、出現する放送番組の少ない計算対象キーワードkほど重要度が高くキーワード嗜好度Pkの値が大きくなることを示している。さらに数式3は、人間の感覚に近いと言われている対数関数を用いている。
次に、嗜好分析部18は、放送番組毎の嗜好度を番組嗜好度として算出する(ステップS106)。番組嗜好度の計算の対象は、番組情報記憶部16に番組情報が記憶されている放送番組のうち、まだ放送されていない放送番組、即ち、放送開始時刻が現在時刻より後である放送番組とする。具体的には、嗜好分析部18は、全てのキーワードkについて、ステップS104において算出したキーワードkの放送番組hに対する出現頻度Fk,hと、ステップS105において算出したキーワードkのキーワード嗜好度Pkとの積を算出する。そして、嗜好分析部18は、下記の数式4に示すように、算出した全ての出現頻度Fk,hとキーワード嗜好度Pkとの積の総和を、計算対象番組hの番組嗜好度Qhとして算出する。
そして、嗜好分析部18は、計算対象番組hの番組IDとこの計算対象番組hの番組嗜好度Qhとを関連付けて番組嗜好情報として番組嗜好情報記憶部17に記憶する。
次に、嗜好分析部18は、番組嗜好度の高い放送番組を録画予約する(ステップS107)。具体的には、嗜好分析部18は、所定の閾値より高い番組嗜好度を有する放送番組、または番組嗜好度の高い順から所定の閾値を越えない個数の放送番組のうち、録画予約情報記憶部15に記憶されている録画予約情報に含まれる放送番組と放送時間が重ならない放送番組について録画予約情報を生成し、生成した録画予約情報を録画予約情報記憶部15に記憶させる。
このとき、嗜好分析部18は、番組嗜好度の高い放送番組の録画予約情報から順に録画予約情報記憶部15に記憶させ、先に記憶させた録画予約情報に含まれる放送時間と重なる放送時刻を含む録画予約情報については、記憶させることなく削除する。ここで、放送時間とは、放送開始時刻から放送終了時刻までの時間帯のことをいい、例えば、放送開始時刻t1から放送終了時刻t2まで放送される放送番組Aと、放送開始時刻t3から放送終了時刻t4まで放送される放送番組Bとは、時刻t3が時刻t2より早い時刻であり、かつ時刻t4が時刻t1より遅い時刻である場合に放送時間が重なっていると判定する。
なお、嗜好分析部18は、録画予約情報を録画予約情報記憶部15に記憶させる際、嗜好分析部18により生成された録画予約情報であることを意味する“自動”を示す自動手動識別子を関連づけて記憶させる。このように、嗜好分析部18は、番組嗜好度が所定の閾値以上である放送番組を抽出して録画再生部によって自動的に録画させる自動録画制御部としても動作している。自動録画制御部の機能を機器制御部12内に設けてもよい。番組嗜好度が所定の閾値以上である放送番組の全てを抽出して録画再生部によって自動的に録画させる必要はない。番組嗜好度の高い順から所定の閾値を超えない個数の放送番組を録画再生部によって自動的に録画させてもよい。
≪電源オン時番組選択支援処理≫
次に、番組選択支援装置1における電源オン時の番組選択支援処理の詳細について説明する。
次に、番組選択支援装置1における電源オン時の番組選択支援処理の詳細について説明する。
図5は、番組選択支援装置1における電源オン時の番組選択支援処理の処理フローを示すフローチャートである。
まず、機器制御部12が電源部28を制御して番組選択支援装置1の主電源を投入すると(ステップS201)、番組推薦部20の嗜好度判定部20aは、番組嗜好情報記憶部17から現在放送中の放送番組に対応する番組嗜好度を抽出する(ステップS202)。具体的には、嗜好度判定部20aは、番組情報記憶部16から番組情報を読み出し、この読み出された番組情報と内部に備えられた時計が計時する現在時刻とに基づいて、現在放送中である放送番組の番組IDを抽出し、その番組IDと関連付けられた番組嗜好度を抽出する。
次に、嗜好度判定部20aは、第1の放送受信部10が番組嗜好度の最も高い放送番組を受信しているか否かを判定する(ステップS203)。具体的には、嗜好度判定部20aは、ステップS202において抽出した現在放送中の放送番組に対応する番組嗜好度の中から最も高い番組嗜好度を放送中最高番組嗜好度として抽出する。
さらに、嗜好度判定部20aは、機器制御部12から、表示部21に表示している映像音声信号に対応する番組IDが供給されると、この番組IDに対応する番組嗜好情報を表示番組嗜好度として抽出する。そして、嗜好度判定部20aは、抽出した放送中最高番組嗜好度が、抽出した表示番組嗜好度より高いか否かを判定する。
次に、番組推薦部20の閾値判定部20bは、嗜好度判定部20aにより放送中最高番組嗜好度が表示番組嗜好度より高いと判定された場合、放送中最高番組嗜好度が、所定の閾値以上か否かを判定する(ステップS204)。
放送番組は、その時間帯により、番組嗜好度が高い放送番組を放送している時間帯と、番組嗜好度が低い放送番組を放送している時間帯があると考えられる。そこで、閾値を設定することによって、番組嗜好度が低い放送番組を放送している時間帯の放送番組を番組選択支援の対象から外すことができる。
そのため、この閾値は、高すぎると、視聴者が視聴したいと思う放送番組についてオンスクリーン情報を表示する等の番組選択支援を実行できなくなり、低すぎると、視聴者が視聴したいと思わない放送番組についてもオンスクリーン情報を表示する等の番組選択支援を実行してしまい、視聴者に不快感を与えることになる。そのため、提供者や視聴者等が予め適正な値を設定しておく必要がある。なお、閾値判定部20bを設けることが好ましいが、閾値判定部20bを省略してもよい。
次に、閾値判定部20bにより閾値以上と判定された場合、番組推薦部20の録画判定部20cは、ネットワーク3を介してテレビジョン録画機2からこのテレビジョン録画機2が録画中である番組情報を録画情報として受信する(ステップS205)。
そして、録画判定部20cは、ステップS205において受信した録画情報の中に、ステップS203において抽出された放送中最高番組嗜好度に対応する放送番組の番組情報が含まれているか否かを判定する(ステップS206)。
次に、ステップS206において、放送中最高番組嗜好度に対応する放送番組の番組情報が含まれていないと判定された場合、機器制御部12の表示決定部12aは、オンスクリーン情報を表示する設定がされているか否かを判定する(ステップS207)。具体的には、表示決定部12aは、視聴者または装置の提供者によって予め設定された設定値に基づいて、放送中最高番組嗜好度に対応する放送番組の映像音声信号を表示部21に表示させるか、放送中最高番組嗜好度に対応する放送番組に関するオンスクリーン情報を表示部21に表示させるかを決定する(ステップS207)。
ステップS207において、表示決定部12aにより、オンスクリーン情報表示の設定がされていないと判定された場合には、表示・録画制御部12bは、第1の放送受信部10に、放送中最高番組嗜好度に対応する放送番組を受信させ、この受信した映像音声信号を表示部21に表示させる(ステップS208)。
一方、ステップS207において、表示決定部12aにより、オンスクリーン情報表示の設定がされていると判定された場合には、表示・録画制御部12bは、放送中最高番組嗜好度に対応する放送番組が存在し、その番組が放送中であることを示すオンスクリーン情報を表示部21に表示させる(ステップS209)。
図6(A)は、ステップS208において、機器制御部12が、第1の放送受信部10が受信するチャンネルを放送中最高番組嗜好度に対応する放送番組を放送しているチャンネルに切替えた画面110を示している。この際、表示・録画制御部12bによって、OSD(On Screen Display)機能を用いて画面110上にチャンネルを切替えたことを視聴者に知らせるための例えば文字情報よりなるオンスクリーン情報111を表示することが好ましい。ここではオンスクリーン情報111は、「番組選択支援でCH(チャンネル)201「ヨーロッパサッカー」に切替えました」なる文字列であり、番組選択支援によってチャンネルを自動的に切替えたことを視聴者に知らせるものであることが好ましい。
図6(B)は、ステップS209において、表示・録画制御部12bにより表示部21に表示されたオンスクリーン情報の一例を示している。図6(B)に示すように、表示部21には、主電源が投入された際に第1の放送受信部10が受信しているチャンネルの放送番組の画面101が表示されている。
そして、機器制御部12の表示・録画制御部12bは、OSD機能を用いて画面101上にオンスクリーン情報102を重畳させて表示する。
このオンスクリーン情報102は、一例として、矩形の枠画像内に、放送中最高番組嗜好度に対応する放送番組の番組タイトル(ここでは、「ヨーロッパサッカー」)を含む文字列と、放送中最高番組嗜好度に対応する放送番組を表示部21に表示するための表示ボタン104と、放送中最高番組嗜好度に対応する放送番組の映像音声信号を映像音声信号記録部13に記録させるための録画ボタン105と、オンスクリーン情報102を表示部21から消去するための戻るボタン106とが表示されたものである。
このように、番組選択支援装置1によれば、主電源投入時に、視聴者の嗜好に適合する放送番組のうち、テレビジョン録画機2に録画されていない放送番組を対象として、チャンネルを切替えたりオンスクリーン情報を表示したりするので、視聴者に不快感を与えることなく、放送番組の番組選択支援を行うことができる。
≪出力支援≫
次に、番組選択支援装置1における出力処理の詳細について説明する。
次に、番組選択支援装置1における出力処理の詳細について説明する。
図7は、番組選択支援装置1における出力処理の処理フローを示すフローチャートである。
機器制御部12の表示・録画制御部12bは、表示部21に表示されたオンスクリーン情報102のうち、視聴者の操作により入力部22から供給された操作信号に基づいて、選択されたボタンが表示ボタン104か否かを判定する(ステップS301)。
ステップS301において、選択されたボタンが表示ボタン104であると判定された場合に、表示・録画制御部12bは、第1の放送受信部10に放送中最高番組嗜好度に対応する放送番組を受信させ、受信した放送番組の映像音声信号を表示部21に表示させる(ステップS302)。
一方、ステップS301において、選択されたボタンが表示ボタン104ではないと判定された場合に、選択されたボタンが録画ボタン105か否かを判定する(ステップS303)。
ステップS303において、選択されたボタンが録画ボタン105であると判定された場合に、表示・録画制御部12bは、第1の放送受信部10に受信させる放送番組を変更することなく、第2の放送受信部11に放送中最高番組嗜好度に対応する放送番組を受信させる。そして、表示・録画制御部12bは、第2の放送受信部11が受信した放送番組の映像音声信号を映像音声信号記録部13に記録させると共に、受信した放送番組の番組情報を番組情報記憶部16に記録させる(ステップS304)。
一方、ステップS303において、選択されたボタンが録画ボタン105ではないと判定された場合、選択されたボタンは戻るボタン106であると判定し、表示・録画制御部12bは、オンスクリーン情報102を消去する(ステップS305)。
以上のように、本発明の実施例1である番組選択支援装置1によれば、表示されたオンスクリーン情報102から視聴者の操作に応じて、視聴者の嗜好に適合する放送番組のうち、ネットワーク3を介して接続されたテレビジョン録画機2により録画されていない放送番組を決定し、この決定した放送番組を表示したり、または決定した放送番組が放送中であることを示すオンスクリーン情報102を表示したりする。
さらに、番組選択支援装置1は、オンスクリーン情報102を表示した場合に、表示されたオンスクリーン情報102に対する視聴者の操作に応じて、視聴者の嗜好に適合する放送番組を表示部21に表示させたり、映像音声信号記録部13に録画させたりすることができる。
なお、実施例1の番組選択支援装置1においては、録画再生部として番組選択支援装置1に内蔵されている映像音声信号記録部13とネットワーク3に接続されているテレビジョン録画機2とを用いているが、いずれか一方のみとしてもよい。番組選択支援装置1に内蔵の録画再生部と外部の録画再生部の使い分けは上述した使い分けに限定されるものではない。上述した実施例1の説明では、テレビジョン録画機2に録画されていない放送番組を対象として、番組選択支援のためチャンネルを切替えたりオンスクリーン情報を表示したりしたが、内蔵の録画再生部である映像音声信号記録部13に録画されていない放送番組を対象として、同様の番組選択支援を行うように構成してもよい。
番組選択支援装置1がネットワーク接続部23を備えない構成で、映像音声信号記録部13に対してのみ放送番組の録画を行う場合には、図5に示す電源オン時の番組選択支援処理の処理フローにおいて、ステップS205は映像音声信号記録部13に対する録画情報を取得すればよい。
ところで、実施例1における「主電源の投入」との記載箇所については、物理的な電源オンの場合だけでなく、スタンバイ状態(スリープ状態)から通常稼働状態に遷移する場合や、機器全体のリセット動作後の再起動により通常稼働状態に遷移する場合等、機器の起動を含むものである。
[実施例2]
本発明の実施例2は、最も嗜好度が高い放送番組を表示部に表示させるか、または最も嗜好度が高い放送番組が存在することを知らせるオンスクリーン情報を表示部に表示させる番組選択支援を行うに際し、録画再生部において録画中である放送番組の番組情報を示す録画情報に応じて番組選択支援を行うか否かを判断するように構成した番組選択支援装置である。また、実施例2は、番組選択支援を行うか否かを視聴者が視聴している一の放送番組の終了を検出した場合、または、録画再生部によって再生している一の録画放送番組の再生終了を検出した場合に行うものである。ここで、録画再生部は、放送番組受信装置に内蔵されている放送番組の録画再生部であってもよく、例えばネットワークを介して接続された録画再生部であってもよい。以下、実施例2の番組選択支援装置について説明する。
本発明の実施例2は、最も嗜好度が高い放送番組を表示部に表示させるか、または最も嗜好度が高い放送番組が存在することを知らせるオンスクリーン情報を表示部に表示させる番組選択支援を行うに際し、録画再生部において録画中である放送番組の番組情報を示す録画情報に応じて番組選択支援を行うか否かを判断するように構成した番組選択支援装置である。また、実施例2は、番組選択支援を行うか否かを視聴者が視聴している一の放送番組の終了を検出した場合、または、録画再生部によって再生している一の録画放送番組の再生終了を検出した場合に行うものである。ここで、録画再生部は、放送番組受信装置に内蔵されている放送番組の録画再生部であってもよく、例えばネットワークを介して接続された録画再生部であってもよい。以下、実施例2の番組選択支援装置について説明する。
<番組選択支援装置の構成>
図8は本発明の実施例2である番組選択支援装置を示す構成図である。図8においても、録画再生部を内蔵すると共に、ネットワークを介して外部の録画再生部に接続する機能を有する放送番組受信装置が番組選択支援装置1Aを構成している例を示している。番組選択支援装置1Aは、第1の放送受信部10と、第2の放送受信部11と、機器制御部25と、映像音声信号記録部13と、操作履歴情報記憶部14と、録画予約情報記憶部15と、番組情報記憶部16と、番組嗜好情報記憶部17と、嗜好分析部18と、番組推薦部24と、表示部21と、入力部22と、ネットワーク接続部23とを備える。表示部21は番組選択支援装置1(放送番組受信装置)の外部に設けられていて、番組選択支援装置1Aと接続されている状態であってもよい。
図8は本発明の実施例2である番組選択支援装置を示す構成図である。図8においても、録画再生部を内蔵すると共に、ネットワークを介して外部の録画再生部に接続する機能を有する放送番組受信装置が番組選択支援装置1Aを構成している例を示している。番組選択支援装置1Aは、第1の放送受信部10と、第2の放送受信部11と、機器制御部25と、映像音声信号記録部13と、操作履歴情報記憶部14と、録画予約情報記憶部15と、番組情報記憶部16と、番組嗜好情報記憶部17と、嗜好分析部18と、番組推薦部24と、表示部21と、入力部22と、ネットワーク接続部23とを備える。表示部21は番組選択支援装置1(放送番組受信装置)の外部に設けられていて、番組選択支援装置1Aと接続されている状態であってもよい。
ここで、図8に示す実施例2の番組選択支援装置1Aにおいて、第1の放送受信部10と、第2の放送受信部11と、映像音声信号記録部13と、操作履歴情報記憶部14と、録画予約情報記憶部15と、番組情報記憶部16と、番組嗜好情報記憶部17と、嗜好分析部18と、表示部21と、入力部22と、ネットワーク接続部23は、それぞれ図1に示す実施例1の番組選択支援装置1が備える同一符号が付された構成と同一であるので、説明を省略する。
機器制御部25は、テレビジョン放送の受信、表示、記録、再生等のテレビジョン受信装置(放送番組受信装置)としての基本機能を制御する。
そして、機器制御部25は、入力部22から受信した操作信号に基づいて、主電源の投入または切断を行ったり、第1の放送受信部10及び第2の放送受信部11が受信するチャンネルを設定したり、映像音声信号記録部13に記録された映像音声信号の再生を開始したりする。
また、機器制御部25は、チャンネル変更等による放送番組の視聴履歴や、映像音声信号記録部13に記録された映像音声信号の再生履歴を操作履歴情報として収集する。具体的には、入力部22から受信した操作信号に基づいて、視聴番組のチャンネル切替えを要求する操作信号、及び映像音声信号記録部13に記録された映像音声信号の再生を要求する操作信号から、操作履歴を生成し、視聴者が視聴した放送番組の映像音声信号の番組IDと関連づけて操作履歴情報として操作履歴情報記憶部14へ供給する。
また、機器制御部25は、その機能上、表示決定部25aと、選択判定部25bと、表示制御部25cと、録画制御部25dとを備える。
表示決定部25aは、後述する番組推薦部24の録画判定部24cが、ネットワーク3に接続された外部の録画再生部であるテレビジョン録画機2から受信した録画中である番組情報を示す録画情報の中に、最も高い番組嗜好度に対応する放送番組の番組情報が含まれないと判定した場合に、最も高い番組嗜好度に対応する放送番組を表示部21に表示させるか、最も高い番組嗜好度に対応する放送番組が存在することを視聴者に知らせるためのオンスクリーン情報を表示部21に表示させるかを決定する。
選択判定部25bは、表示決定部25aによる決定に基づいて、表示部21にオンスクリーン情報が表示された場合に、外部入力操作によりオンスクリーン情報の表示ボタンが選択されたか、または録画ボタンが選択されたかを判定する。
表示制御部25cは、選択判定部25bにより表示ボタンが選択されたと判定された場合は、最も高い番組嗜好度に対応する放送番組の映像音声信号が映像音声信号記録部13に記録をされているか否かを判定する。表示制御部25cは、最も高い番組嗜好度に対応する放送番組の映像音声信号が映像音声信号記録部13に記憶されていると判定した場合は、この記録されている映像音声信号を先頭から再生し、記録されていないと判定した場合は、最も高い番組嗜好度に対応する放送番組を第1の放送受信部10により受信させ、受信した放送番組の映像音声信号を表示部21に表示させる。
録画制御部25dは、選択判定部25bにより録画ボタンが選択された判定された場合は、最も高い番組嗜好度に対応する放送番組の映像音声信号が映像音声信号記録部13に記録されているか否かを判定する。録画制御部25dは、記録されていないと判定した場合は、最も高い番組嗜好度に対応する放送番組を第2の放送受信部により受信させ、受信した放送番組の映像音声信号を映像音声信号記録部13に記録させる。
番組推薦部24は、その機能上、嗜好度判定部24aと、閾値判定部24bと、録画判定部24cとを備える。
嗜好度判定部24aは、第1の放送受信部10により受信した放送番組の終了を検出した場合、または映像音声信号記録部13に記録された映像音声信号の再生の終了を検出した場合に、番組情報記憶部16及び番組嗜好情報記憶部17から、それぞれ番組情報及び番組嗜好情報を読み出し、この読み出された番組情報と番組嗜好情報とに基づいて、現在放送中の放送番組に対応する番組嗜好度の中から最も高い番組嗜好度を抽出し、この抽出した最も高い番組嗜好度の放送番組が、表示部21に表示されているか、または映像音声信号記録部13に記録されているか否かを判定する。
閾値判定部24bは、嗜好度判定部24aにより、最も高い番組嗜好度が表示部21に表示されておらず、かつ最も高い番組嗜好度の映像音声信号が映像音声信号記録部13に記録されていないと判定された場合に、最も高い番組嗜好度が所定の閾値以上か否かを判定する。
録画判定部24cは、閾値判定部24bにより閾値以上と判定された場合に、ネットワーク3に接続されたテレビジョン録画機2から、テレビジョン録画機2が録画中である番組情報を、ネットワーク3を介して録画情報として受信し、この受信した録画情報の中に最も高い番組嗜好度に対応する放送番組の番組情報が含まれているか否かを判定する。
なお、番組選択支援装置1Aは、映像音声信号記録部13、操作履歴情報記憶部14、録画予約情報記憶部15と、番組情報記憶部16、番組嗜好情報記憶部17を別々の記憶装置として構成しているが、各々の記憶部を部分的に共用したり、全ての記憶部を1つの記憶装置で共用したりする構成としてもよい。
図2に示すように、実施例2の番組選択支援装置1Aは、実施例1の番組選択支援装置1と同様、ネットワーク3を介してテレビジョン録画機2と接続され、番組選択支援システム200を構成する。
このような番組選択支援システム200において、番組選択支援装置1Aは、視聴者が視聴している放送番組の終了を検出した場合に、視聴者の嗜好やネットワーク3を介してテレビジョン録画機2から受信した録画情報に基づいて、最も嗜好度が高い放送番組の映像音声信号を表示させ、または最も嗜好度が高い放送番組が存在することを視聴者に知らせるためのオンスクリーン情報を表示させる。オンスクリーン情報を表示させるよう設定した場合、番組選択支援装置1Aは、オンスクリーン情報に対する視聴者の操作に基づいて最も嗜好度が高い放送番組を表示したり、映像音声信号記録部13に録画させたりする。映像音声信号記録部13の代わりにテレビジョン録画機2に録画させてもよい。
なお、番組選択支援装置1A以外の1つまたは2つ以上のネットワーク対応機器がネットワーク3に接続されている場合に、これらのネットワーク対応機器の中から番組選択支援装置1Aが録画情報を受信するテレビジョン録画機2を選択する際には、番組選択支援装置1Aの視聴者がテレビジョン録画機2のIPアドレス等を指定して選択するようにしてもよいし、UPnPのプロトコルに基づいて、自動的にテレビジョン録画機2を発見するようにしてもよい。
<テレビジョン録画機2の構成>
番組選択支援装置1Aにネットワーク3を介して接続されるテレビジョン録画機2は、番組選択支援装置1にネットワーク3を介して接続されるテレビジョン録画機2と同一の構成を有するので、説明を省略する。
番組選択支援装置1Aにネットワーク3を介して接続されるテレビジョン録画機2は、番組選択支援装置1にネットワーク3を介して接続されるテレビジョン録画機2と同一の構成を有するので、説明を省略する。
<番組選択支援装置1Aの作用>
番組選択支援装置1Aは、主に嗜好分析処理、視聴終了時番組選択支援処理、及び出力処理を行う。よって以下に、これら各処理について詳細に説明する。
番組選択支援装置1Aは、主に嗜好分析処理、視聴終了時番組選択支援処理、及び出力処理を行う。よって以下に、これら各処理について詳細に説明する。
≪嗜好分析処理≫
番組選択支援装置1Aの嗜好分析部18における嗜好分析処理については、番組選択支援装置1の嗜好分析部18における嗜好分析処理と同一処理であるので、説明を省略する。
番組選択支援装置1Aの嗜好分析部18における嗜好分析処理については、番組選択支援装置1の嗜好分析部18における嗜好分析処理と同一処理であるので、説明を省略する。
≪視聴終了時番組選択支援処理≫
次に、番組選択支援装置1Aにおける視聴終了時の番組選択支援処理の詳細について説明する。
次に、番組選択支援装置1Aにおける視聴終了時の番組選択支援処理の詳細について説明する。
図9は、番組選択支援装置1Aにおける視聴終了時の番組選択支援処理の処理フローを示すフローチャートである。
まず、番組推薦部24の嗜好度判定部24aは、機器制御部25から供給される信号により、第1の放送受信部10により受信している一の放送番組の終了を検出した場合、または映像音声信号記録部13に記録されている一の録画放送番組の再生の終了を検出した場合(ステップS401)に、現在放送中の放送番組に対応する全ての番組嗜好度を抽出する(ステップS402)。具体的には、嗜好度判定部24aは、番組情報記憶部16から番組情報を読み出し、この読み出された番組情報と内部に備えられた時計が計時する現在時刻とに基づいて、現在放送中である放送番組の番組IDを抽出し、その番組IDと関連付けられた番組嗜好度を抽出する。
次に、嗜好度判定部24aは、番組嗜好度の最も高い放送番組を表示、または手動録画しているか否かを判定する(ステップS403)。具体的には、嗜好度判定部24aは、ステップS402において抽出した現在放送中の放送番組に対応する番組嗜好度の中から最も高い番組嗜好度を放送中最高番組嗜好度として抽出する。
そして、嗜好度判定部24aは、機器制御部25から、表示部21に表示している映像音声信号に対応する番組IDが供給されると、この番組IDに対応する番組嗜好情報を表示番組嗜好度として抽出する。さらに、嗜好度判定部24aは、機器制御部25から、映像音声信号記録部13に記録している映像音声信号に対応する番組IDが供給されると、この番組IDに対応する番組嗜好情報を手動録画番組嗜好度として抽出する。
嗜好度判定部24aは、この抽出した放送中最高番組嗜好度が、抽出した表示番組嗜好度、及び抽出した手動録画番組嗜好度より高いか否かを判定する。これにより、嗜好度判定部24aは、抽出した放送中最高番組嗜好度が、抽出した表示番組嗜好度、及び抽出した手動録画番組嗜好度より高い場合には、番組嗜好度の最も高い放送番組を表示、または手動録画していないと判定する。
次に、番組推薦部24の閾値判定部24bは、番組嗜好度の最も高い放送番組を表示、または手動録画していないと判定された場合、放送中最高番組嗜好度が、所定の閾値以上か否かを判定する(ステップS404)。
放送番組は、その時間帯により、番組嗜好度が高い放送番組を放送している時間帯と、番組嗜好度が低い放送番組を放送している時間帯があると考えられる。そこで、閾値を設定することによって、番組嗜好度が低い放送番組を放送している時間帯の放送番組を番組選択支援の対象から外すことができる。
そのため、この閾値は、高すぎると、視聴者が視聴したいと思う放送番組についてオンスクリーン情報を表示する等の番組選択支援をできなくなり、低すぎると、視聴者が視聴したいと思わない放送番組についてもオンスクリーン情報を表示する等の番組選択支援をしてしまい、視聴者に不快感を与えることになる。そのため、提供者や視聴者等が予め適正な値を設定しておく必要がある。なお、閾値判定部24bを設けることが好ましいが、閾値判定部24bを省略してもよい。
次に、閾値判定部24bにより閾値以上と判定された場合、番組推薦部24の録画判定部24cは、ネットワーク3を介してテレビジョン録画機2からこのテレビジョン録画機2が録画中である番組情報を録画情報として受信する(ステップS405)。
そして、録画判定部24cは、ステップS405において受信した録画情報の中に、ステップS403において抽出された放送中最高番組嗜好度に対応する放送番組の番組情報が含まれているか否かを判定する(ステップS406)。
次に、ステップS406において、放送中最高番組嗜好度に対応する放送番組の番組情報が含まれていないと判定された場合、機器制御部25の表示決定部25aは、オンスクリーン情報表示の設定がされているか否かを判定する(ステップS407)。具体的には、表示決定部12aは、視聴者、または装置の提供者によって予め設定された設定値に基づいて、放送中最高番組嗜好度に対応する放送番組を表示部21に表示させるか、放送中最高番組嗜好度に対応する放送番組が存在することを示すオンスクリーン情報を表示部21に表示させるかを決定する。
ステップS407において、表示決定部25aにより、オンスクリーン情報表示の設定がされていないと判定された場合、表示制御部25cは、放送中最高番組嗜好度に対応する放送番組の映像音声信号が自動録画されているか、即ち放送中最高番組嗜好度に対応する放送番組が第2の放送受信部11により受信され、受信した放送番組の映像音声信号が映像音声信号記録部13に記録されているか否かを判定する(ステップS408)。
ステップS408において、自動録画されていると判定された場合、表示制御部25cは、この記録されている映像音声信号を映像音声信号記録部13から読み出し、この読み出した映像音声信号の先頭から再生し、表示部21に表示させる(ステップS410)。
一方、自動録画されていないと判定された場合、表示制御部25cは、放送中最高番組嗜好度に対応する放送番組を第1の放送受信部10により受信させ、図6(A)に示すように、受信した放送番組の映像音声信号を表示部21に表示させる(ステップS409)。
また、ステップS407において、表示決定部25aにより、オンスクリーン情報表示の設定がされていると判定された場合、表示決定部25aは、図6(B)に示すように、放送中最高番組嗜好度に対応する放送番組が存在することを示すオンスクリーン情報102を表示部21に表示させる(ステップS411)。
このように、本発明の実施例2である番組選択支援装置1Aによれば、視聴者が視聴している放送番組の終了を検出した場合に、視聴者の嗜好に適合する放送番組のうち、テレビジョン録画機2に録画されていない放送番組を表示部2に表示させたり、オンスクリーン情報102を表示したりするので、視聴者に不快感を与えることなく、放送番組の番組選択支援を行うことができる。
≪出力支援≫
次に、番組選択支援装置1Aにおける出力処理の詳細について説明する。
次に、番組選択支援装置1Aにおける出力処理の詳細について説明する。
図10は、番組選択支援装置1Aにおける出力処理の処理フローを示すフローチャートである。
機器制御部25の選択判定部25bは、表示部21に表示されたオンスクリーン情報102のうち、視聴者の操作により入力部22から供給された操作信号に基づいて、選択されたボタンが表示ボタン104か否かを判定する(ステップS501)。
ステップS501において、選択されたボタンが表示ボタン104であると判定された場合に、表示制御部25cは、放送中最高番組嗜好度に対応する放送番組が自動録画されているか否かを判定する(ステップS502)。具体的には、表示制御部25cは、放送中最高番組嗜好度に対応する放送番組の映像音声信号を映像音声信号記録部13に記録しているか否かを判定する。
次に、ステップS502において、放送中最高番組嗜好度に対応する放送番組が自動録画されていないと判定された場合、表示制御部25cは、放送中最高番組嗜好度に対応する放送番組を第1の放送受信部10により受信させ、この受信した放送番組の映像音声信号を表示部21に表示させる(ステップS503)。
一方、ステップS502において、放送中最高番組嗜好度に対応する放送番組が自動録画されていると判定された場合、表示制御部25cは、映像音声信号記録部13に記録している放送中最高番組嗜好度に対応する映像音声信号を先頭から再生し、表示部21に表示させる(ステップS504)。
また、ステップS501において、選択されたボタンが表示ボタン104ではないと判定された場合に、選択されたボタンが録画ボタン105か否かを判定する(ステップS505)。
ステップS505において、選択されたボタンが録画ボタン105であると判定された場合、録画制御部25dは、放送中最高番組嗜好度に対応する放送番組が自動録画されているか否かを判定する(ステップS507)。具体的には、録画制御部25dは、放送中最高番組嗜好度に対応する放送番組の映像音声信号を映像音声信号記録部13に記録しているか否かを判定する。
ステップS507において、放送中最高番組嗜好度に対応する放送番組が自動録画されていると判定された場合、録画制御部25dは、映像音声信号記録部13に記録している放送中最高番組嗜好度に対応する映像音声信号と関連づけられた自動手動識別子を自動から手動に変更する。(ステップS508)。映像音声信号記録部13は、残りの記憶容量が少なくなると、自動手動識別子が自動に設定されている映像音声信号から順に自動的に削除する。そのため、自動手動識別子を自動から手動に変更することによって、放送中最高番組嗜好度に対応する映像音声信号が自動的に削除されることを防止できる。
一方、ステップS507において、放送中最高番組嗜好度に対応する放送番組が自動録画されていないと判定された場合、録画制御部25dは、録画を開始する(ステップS509)。具体的には、録画制御部25dは、放送中最高番組嗜好度に対応する映像音声信号を映像音声信号記録部13に記憶させる(ステップS509)。
また、ステップS505において、選択されたボタンが録画ボタン105ではないと判定された場合、選択されたボタンは戻るボタン106であると判定し、選択判定部25bは、オンスクリーン情報102を消去する(ステップS506)。
以上のように、本発明の実施例2である番組選択支援装置1Aによれば、表示されたオンスクリーン情報102から視聴者の操作に応じて、視聴者の嗜好に適合する放送番組のうち、ネットワークを介して接続されたテレビジョン録画機2により録画または録画予約されていない放送番組を決定し、この決定した放送番組を表示したり、または決定した放送番組に関するオンスクリーン情報102を表示したりする。また、視聴者の嗜好に適合する放送番組が自動録画されているか否かによって、先頭から再生したりすることができる。
さらに、番組選択支援装置1は、オンスクリーン情報102を表示した場合に、表示されたオンスクリーン情報102に対する視聴者の操作に応じて、視聴者の嗜好に適合する放送番組を表示したり、記録したりすることができる。
なお、実施例2の番組選択支援装置1Aにおいては、録画再生部として番組選択支援装置1Aに内蔵されている映像音声信号記録部13とネットワーク3に接続されているテレビジョン録画機2とを用いているが、いずれか一方のみとしてもよい。番組選択支援装置1Aに内蔵の録画再生部と外部の録画再生部の使い分けは上述した使い分けに限定されるものではない。上述した実施例2の説明では、テレビジョン録画機2に録画されていない放送番組を対象として、番組選択支援のためチャンネルを切替えたりオンスクリーン情報を表示したりしたが、内蔵の録画再生部である映像音声信号記録部13に録画されていない放送番組を対象として、同様の番組選択支援を行うように構成してもよい。
番組選択支援装置1Aがネットワーク接続部23を備えない構成で、映像音声信号記録部13に対してのみ放送番組の録画を行う場合には、図9に示す放送番組の終了時の番組選択支援処理の処理フローにおいて、ステップS405は映像音声信号記録部13に対する録画情報を取得すればよい。
[実施例3]
本発明の実施例3は、最も嗜好度が高い放送番組を表示部に表示させるか、または最も嗜好度が高い放送番組が存在することを知らせるオンスクリーン情報を表示部に表示させる番組選択支援を行うに際し、録画再生部において録画中である放送番組の番組情報を示す録画情報に応じて番組選択支援を行うか否かを判断するように構成した番組選択支援装置である。また、実施例3は、番組選択支援を行うか否かを現在時刻から所定の時間内に放送される放送番組に対して行うものである。ここで、録画再生部は、放送番組受信装置に内蔵されている放送番組の録画再生部であってもよく、例えばネットワークを介して接続された録画再生部であってもよい。以下、実施例3の番組選択支援装置について説明する。
本発明の実施例3は、最も嗜好度が高い放送番組を表示部に表示させるか、または最も嗜好度が高い放送番組が存在することを知らせるオンスクリーン情報を表示部に表示させる番組選択支援を行うに際し、録画再生部において録画中である放送番組の番組情報を示す録画情報に応じて番組選択支援を行うか否かを判断するように構成した番組選択支援装置である。また、実施例3は、番組選択支援を行うか否かを現在時刻から所定の時間内に放送される放送番組に対して行うものである。ここで、録画再生部は、放送番組受信装置に内蔵されている放送番組の録画再生部であってもよく、例えばネットワークを介して接続された録画再生部であってもよい。以下、実施例3の番組選択支援装置について説明する。
<番組選択支援装置の構成>
図11は、本発明の実施例3である番組選択支援装置を示す構成図である。図11においても、録画再生部を内蔵すると共に、ネットワークを介して外部の録画再生部に接続する機能を有する放送番組受信装置が番組選択支援装置1Bを構成している例を示している。
図11は、本発明の実施例3である番組選択支援装置を示す構成図である。図11においても、録画再生部を内蔵すると共に、ネットワークを介して外部の録画再生部に接続する機能を有する放送番組受信装置が番組選択支援装置1Bを構成している例を示している。
番組選択支援装置1Bは、第1の放送受信部10と、第2の放送受信部11と、機器制御部27と、映像音声信号記録部13と、操作履歴情報記憶部14と、録画予約情報記憶部15と、番組情報記憶部16と、番組嗜好情報記憶部17と、嗜好分析部18と、番組推薦部26と、表示部21と、入力部22と、ネットワーク接続部23とを備える。
ここで、図11に示す実施例3の番組選択支援装置1Bにおいて、第1の放送受信部10と、第2の放送受信部11と、映像音声信号記録部13と、操作履歴情報記憶部14と、録画予約情報記憶部15と、番組情報記憶部16と、番組嗜好情報記憶部17と、嗜好分析部18と、表示部21と、入力部22と、ネットワーク接続部23とは、それぞれ図1に示す実施例2の番組選択支援装置1が備える同一符号が付された構成と同一であるので、説明を省略する。
機器制御部27は、テレビジョン放送の受信、表示、記録、再生等のテレビジョン受信装置(放送番組受信装置)としての基本機能を制御する。
そして、機器制御部27は、入力部22から受信した操作信号に基づいて、主電源の投入または切断を行ったり、第1の放送受信部10及び第2の放送受信部11が受信するチャンネルを設定したり、映像音声信号記録部13に記録された映像音声信号の再生を開始したりする。
また、機器制御部27は、チャンネル変更等による放送番組の視聴履歴や、映像音声信号記録部13に記録された映像音声信号の再生履歴を操作履歴情報として収集する。具体的には、入力部22から受信した操作信号に基づいて、視聴番組のチャンネル切替えを要求する操作信号、及び映像音声信号記録部13に記録された映像音声信号の再生を要求する操作信号から、操作履歴を生成し、視聴者が視聴した放送番組の映像音声信号の番組IDと関連づけて操作履歴情報として操作履歴情報記憶部14へ供給する。
また、機器制御部27は、その機能上、表示決定部27aと、表示・録画制御部27bとを備える。
表示決定部27aは、後述する番組推薦部26の録画判定部26cにより、最も番組嗜好度が高い放送番組を録画するための録画予約情報が、録画予約情報記憶部15に記憶された録画予約情報、またはネットワーク3を介してテレビジョン録画機2より受信した録画予約情報に含まれないと判定された場合に、所定の設定値に基づいて、最も高い番組嗜好度に対応する放送番組の映像音声信号を表示部21に表示させるか、または最も高い番組嗜好度に対応する放送番組が存在することを視聴者に知らせるためのオンスクリーン情報を表示部21に表示させるかを決定する。
表示・録画制御部27bは、表示決定部27aにより表示部21にオンスクリーン情報が表示された場合に、入力部22から、視聴者による入力操作により表示部21に表示されたオンスクリーン情報の表示ボタンが選択されたことを示す操作信号が供給されると、最も高い番組嗜好度に対応する放送番組の放送開始時刻になったときに、最も高い番組嗜好度に対応する放送番組の映像音声信号を表示部21に表示させる。また、表示・録画制御部27bは、入力部22から、視聴者による入力操作により表示部21に表示されたオンスクリーン情報の録画ボタンが選択されたことを示す操作信号が供給されると、最も高い番組嗜好度に対応する放送番組の映像音声信号を第2の放送受信部11により受信させ、受信した映像音声信号を映像音声信号記録部13に記憶させる。
番組推薦部26は、その機能上、嗜好度抽出部26eと、閾値判定部26bと、嗜好度判定部26aと、録画判定部26cとを備える。
嗜好度抽出部26eは、番組情報記憶部16及び番組嗜好情報記憶部17から、それぞれ番組情報及び番組嗜好情報を読み出し、この読み出された番組情報及び番組嗜好情報に基づいて、現在時刻から所定の時間経過するまでの間に放送開始予定である放送番組の番組嗜好度を抽出する。ここでの所定の時間は、現在時刻から5分や10分程度の比較的短時間であることが好ましい。
閾値判定部26bは、嗜好度抽出部26eにより抽出された番組嗜好度のうち所定の閾値以上の番組嗜好度があるか否かを判定する。
嗜好度判定部26aは、閾値判定部26bにより所定の閾値以上の番組嗜好度があると判定され、かつ、この閾値以上と判定された番組嗜好度のうち最も高い番組嗜好度に対応する放送番組のチャンネルとは異なるチャンネルの放送番組の映像音声信号を表示部21に表示している場合、または映像音声信号記録部13に記録された映像音声信号を表示部21に表示している場合、最も高い番組嗜好度が、表示部21に表示している映像音声信号に対応する番組嗜好度より高いか否かを判定する。嗜好度抽出部26e及び嗜好度判定部26aは、現在時刻から所定の時間内に放送が開始される複数の放送番組に対する番組嗜好度の中から最も嗜好度の高い最高番組嗜好度を抽出し、第1の放送受信部10が、最高番組嗜好度を有する放送番組を放送するチャンネルを受信しているか否かを判定する嗜好度抽出・判定部となっている。
録画判定部26cは、最も高い番組嗜好度が、表示部21に表示している映像音声信号に対応する番組嗜好度より高いと判定された場合に、この判定された最も番組嗜好度が高い放送番組を録画するための録画予約情報が、録画予約情報記憶部15に記憶された録画予約情報、またはネットワーク3を介してテレビジョン録画機2より受信した録画予約情報に含まれるか否かを判定する。
なお、番組選択支援装置1Bは、映像音声信号記録部13、操作履歴情報記憶部14、録画予約情報記憶部15と、番組情報記憶部16、番組嗜好情報記憶部17を別々の記憶装置として構成しているが、各々の記憶部を部分的に共用したり、全ての記憶部を1つの記憶装置で共用したりする構成としてもよい。
図2に示すように、実施例3の番組選択支援装置1Bは、実施例1の番組選択支援装置1と同様、ネットワーク3を介してテレビジョン録画機2と接続され、番組選択支援システム300を構成する。
このような番組選択支援システム300において、番組選択支援装置1Bは、視聴者が視聴していないチャンネルにおいて、視聴者の嗜好に適合する放送番組がまもなく放送開始される場合、視聴者の嗜好、録画予約情報記憶部15に記憶された録画予約情報、及びネットワーク3を介してテレビジョン録画機2から受信した録画情報に基づいて、最も嗜好度が高い放送番組の映像音声信号を表示させ、または最も嗜好度が高い放送番組が存在していて、まもなく放送が開始されることを示すオンスクリーン情報を表示させ、このオンスクリーン情報に対する視聴者の操作に基づいて、最も嗜好度が高い放送番組を表示または録画する。
なお、番組選択支援装置1B以外の1つまたは2つ以上のネットワーク対応機器がネットワーク3に接続されている場合に、これらのネットワーク対応機器の中から番組選択支援装置1Bが録画情報を受信するテレビジョン録画機2を選択する際には、番組選択支援装置1Bの視聴者がテレビジョン録画機2のIPアドレス等を指定して選択するようにしてもよいし、UPnPのプロトコルに基づいて、自動的にテレビジョン録画機2を発見するようにしてもよい。
<テレビジョン録画機2の構成>
番組選択支援装置1Bにネットワーク3を介して接続されるテレビジョン録画機2は、番組選択支援装置1にネットワーク3を介して接続されるテレビジョン録画機2と同一の構成を有するので、説明を省略する。
番組選択支援装置1Bにネットワーク3を介して接続されるテレビジョン録画機2は、番組選択支援装置1にネットワーク3を介して接続されるテレビジョン録画機2と同一の構成を有するので、説明を省略する。
<番組選択支援装置1Bの作用>
番組選択支援装置1Bは、主に嗜好分析処理、放送開始前番組選択支援処理、及び出力処理を行う。よって以下に、これら各処理について詳細に説明する。
番組選択支援装置1Bは、主に嗜好分析処理、放送開始前番組選択支援処理、及び出力処理を行う。よって以下に、これら各処理について詳細に説明する。
≪嗜好分析処理≫
番組選択支援装置1Bの嗜好分析部18における嗜好分析処理については、番組選択支援装置1の嗜好分析部18における嗜好分析処理と同一処理であるので、説明を省略する。
番組選択支援装置1Bの嗜好分析部18における嗜好分析処理については、番組選択支援装置1の嗜好分析部18における嗜好分析処理と同一処理であるので、説明を省略する。
≪放送開始前番組選択支援処理≫
次に、番組選択支援装置1Bにおける放送開始前番組選択支援処理の詳細について説明する。
次に、番組選択支援装置1Bにおける放送開始前番組選択支援処理の詳細について説明する。
図12は、番組選択支援装置1Bにおける放送開始前番組選択支援処理の処理フローを示すフローチャートである。なお、番組選択支援装置1Bは、例えば1分毎等、予め定められた時間間隔で放送開始前番組選択支援処理を実行する。
まず、番組推薦部26の嗜好度抽出部26eは、放送開始までの時間が閾値以内の放送番組全てに対応する番組嗜好度を抽出する(ステップS601)。具体的には、嗜好度抽出部26eは、番組情報記憶部16から番組情報を読み出し、この読み出された番組情報に基づいて、内部に備えられた時計が計時する現在時刻から所定時間経過するまでの間に放送開始予定である番組IDを抽出する。そして、番組嗜好情報記憶部17から番組嗜好情報を読み出し、読み出した番組嗜好情報から、抽出した番組IDに対応する番組嗜好情報を抽出する。
次に、閾値判定部26bは、ステップS601において抽出した番組嗜好度の中に、所定の閾値以上の番組嗜好度があるか否かを判定する(ステップS602)。
放送番組は、その時間帯により、番組嗜好度が高い放送番組を放送している時間帯と、番組嗜好度が低い放送番組を放送している時間帯があると考えられる。そこで、閾値を設定することによって、番組嗜好度が低い放送番組を放送している時間帯の放送番組を番組選択支援の対象から外すことができる。
そのため、この閾値は、高すぎると、視聴者が視聴したいと思う放送番組について子画面を表示する等の番組選択支援をできなくなり、低すぎると、視聴者が視聴したいと思わない放送番組についてもオンスクリーン情報を表示する等の番組選択支援をしてしまい、視聴者に不快感を与えることになる。そのため、提供者や視聴者等が予め適正な値を設定しておく必要がある。なお、閾値判定部26bを設けることが好ましいが、閾値判定部26bを省略してもよい。
ステップS602において、所定の閾値以上の番組嗜好度があると判定された場合、嗜好度判定部26aは、所定の閾値以上の番組嗜好度の中で、番組嗜好度の最も高い放送番組を放送しているチャンネルを視聴しているか否かを判定する(ステップS603)。具体的には、嗜好度判定部26aは、ステップS602において判定された所定の閾値以上の番組嗜好度の中で、最も高い番組嗜好度を放送開始前最高番組嗜好度として抽出し、ステップS601において読み出した番組情報に基づいて、この抽出した放送開始前最高番組嗜好度に対応する放送番組を放送するチャンネルを決定する。そして、嗜好度判定部26aは、放送開始前最高番組嗜好度に対応する放送番組を放送するチャンネルが現在放送している放送番組を表示部21に表示しているか否かを判定する。
ステップS603において、番組嗜好度の最も高い放送番組を放送しているチャンネルを視聴していないと判定された場合、嗜好度判定部26aは、放送開始前最高番組嗜好度が、表示部21に表示している映像音声信号の放送番組の番組嗜好度より高いか否かを判定する(ステップS604)。具体的には、嗜好度判定部26aは、機器制御部12から供給された表示部21に表示している映像音声信号に対応する番組IDから、この番組IDに対応する番組嗜好情報を表示番組嗜好度として抽出し、放送開始前最高番組嗜好度が、抽出した表示番組嗜好度より高いか否かを判定する(ステップS604)。
ステップS604において、嗜好度判定部26aにより放送前最高番組嗜好度が表示番組嗜好度より高いと判定された場合、録画判定部26cは、放送前最高番組嗜好度に対応する放送番組が録画予約されているか否かを判定する(ステップS605)。具体的には、録画判定部26cは、放送前最高番組嗜好度に対応する放送番組を録画するための録画予約情報が、録画予約情報記憶部15に記憶された録画予約情報に含まれるか否かを判定する。
そして、ステップS605において、放送前最高番組嗜好度に対応する放送番組が録画予約されてないと判定された場合、録画判定部26cは、ネットワーク3を介してテレビジョン録画機2から録画予約情報を受信する(ステップS606)。
そして、録画判定部24cは、ステップS606において受信した録画予約情報の中に、放送前最高番組嗜好度に対応する放送番組を録画するための録画予約情報が含まれているか否かを判定する(ステップS607)。
次に、ステップS607において、放送前最高番組嗜好度に対応する放送番組を録画するための録画予約情報が含まれていないと判定された場合、機器制御部27の表示決定部27aは、オンスクリーン情報表示の設定がされているか否かを判定する(ステップS608)。具体的には、表示決定部27aは、視聴者、または装置の提供者によって予め設定された設定値に基づいて、放送前最高番組嗜好度に対応する放送番組の映像音声信号を表示部21に表示させるか、放送前最高番組嗜好度に対応する放送番組が放送開始になることを示すオンスクリーン情報を表示部21に表示させるかを決定する。
ステップS608において、表示決定部27aにより、オンスクリーン情報表示の設定がされていないと判定された場合には、表示・録画制御部27bは、第1の放送受信部10に、放送前最高番組嗜好度に対応する放送番組を受信させ、この受信された映像音声信号を表示部21に表示させる(ステップS609)。
一方、ステップS608において、表示決定部27aにより、オンスクリーン情報表示の設定がされていると判定された場合には、表示・録画制御部27bは、図13に示すように、放送前最高番組嗜好度に対応する放送番組がまもなく放送開始になることを示すオンスクリーン情報112を表示部21に表示させる(ステップS610)。
このように、番組選択支援装置1Bによれば、視聴者が視聴しているチャンネルとは異なるチャンネルにおいて、まもなく視聴者の嗜好に適合する放送番組が放送開始される場合、視聴者の嗜好に適合する放送番組のうち、映像音声信号記録部13及びテレビジョン録画機2に録画予約されていない放送番組についてオンスクリーン情報を表示するので、視聴者に不快感を与えることなく、放送番組の番組選択支援を行うことができる。
≪出力支援≫
次に、番組選択支援装置1Bにおける出力処理の詳細について説明する。
次に、番組選択支援装置1Bにおける出力処理の詳細について説明する。
図14は、番組選択支援装置1Bにおける出力処理の処理フローを示したフローチャートである。
機器制御部27の表示・録画制御部27bは、表示部21に表示されたオンスクリーン情報112のうち、視聴者の操作により入力部22から供給された操作信号に基づいて、選択されたボタンが表示ボタン104か否かを判定する(ステップS701)。
ステップS701において、選択されたボタンが表示ボタン104であると判定された場合、出力制御手段27bは、現在時刻が放送前最高番組嗜好度に対応する放送番組の放送開始時刻に一致すると、第1の放送受信部10に、放送前最高番組嗜好度に対応する放送番組を受信させ、受信した放送番組の映像音声信号を表示部21に表示させる(ステップS702)。
一方、ステップS701において、選択されたボタンが表示ボタン104ではないと判定された場合に、選択されたボタンが録画ボタン105か否かを判定する(ステップS703)。
ステップS703において、選択されたボタンが録画ボタン105であると判定された場合に、表示・録画制御部27bは、現在時刻が放送前最高番組嗜好度に対応する放送番組の放送開始時刻に一致すると、第1の放送受信部10に受信させる放送番組を変更することなく、第2の放送受信部11に、放送前最高番組嗜好度に対応する放送番組を受信させると共に、受信した放送番組の映像音声信号を映像音声信号記録部13に記録させ、受信した放送番組の番組情報を番組情報記憶部16に記憶させる(ステップS704)。
一方、ステップS703において、選択されたボタンが録画ボタン105ではないと判定された場合、選択されたボタンは戻るボタン106であると判定し、表示・録画制御部27bは、オンスクリーン情報112を消去する(ステップS705)。
以上のように、番組選択支援装置1Bによれば、表示されたオンスクリーン情報112から視聴者の操作に応じて、視聴者の嗜好に適合する放送番組のうち、ネットワーク3を介して接続されたテレビジョン録画機2により録画予約されていない放送番組を決定し、この決定した放送番組を表示したり、または決定した放送番組に関するオンスクリーン情報112を表示したりする。
さらに、番組選択支援装置1Bは、オンスクリーン情報112を表示した場合に、表示されたオンスクリーン情報112に対する視聴者の操作に応じて、視聴者の嗜好に適合する放送番組を表示したり、記録したりすることができる。
なお、実施例3の番組選択支援装置1Bにおいては、録画再生部として番組選択支援装置1Bに内蔵されている映像音声信号記録部13とネットワーク3に接続されているテレビジョン録画機2とを用いているが、いずれか一方のみとしてもよい。番組選択支援装置1Bに内蔵の録画再生部と外部の録画再生部の使い分けは上述した使い分けに限定されるものではない。上述した実施例3の説明では、テレビジョン録画機2に録画または録画予約されていない放送番組を対象として、番組選択支援のためチャンネルを切替えたりオンスクリーン情報を表示したりしたが、内蔵の録画再生部である映像音声信号記録部13に録画されていない放送番組を対象として、同様の番組選択支援を行うように構成してもよい。
番組選択支援装置1Bがネットワーク接続部23を備えない構成で、映像音声信号記録部13に対してのみ放送番組の録画を行う場合には、図12に示す放送開始までの時間が所定の閾値以内の放送番組に対する番組選択支援処理の処理フローにおいて、ステップS606は映像音声信号記録部13に対する録画情報を取得すればよい。
なお、上述した各実施例を、コンピュータにインストールした番組選択支援プログラムを実行させることにより実現することもできる。すなわち、この番組選択支援プログラムは、例えば、番組選択支援プログラムが記憶された記録媒体から読み出され、機器制御部で実行されることにより番組選択支援装置1,1A,1Bを構成するようにしてもよいし、通信ネットワークを介して伝送されてインストールされ、機器制御部で実行されることにより番組選択支援装置1,1A,1Bを構成するようにしてもよい。
また、本発明は上述した実施例1〜3それぞれに限定されるものではない。実施例1〜3を適宜組み合わせてもよい。例えば実施例2で説明した番組選択支援の動作を、実施例1における電源投入時に行ってもよい。
本発明に係る番組選択支援装置によれば、視聴者の嗜好に適合する放送番組のうち、録画再生部によって録画または録画予約されていない放送番組に対して選択支援を行うことができる。従って、視聴者にとって必要のない選択支援を行うことはなく、視聴者に不快感を与えることを軽減できる。
【0003】
で表示部に表示させる放送番組が前記最高番組嗜好度を有する放送番組であるか否かを判定する嗜好度判定部と、視聴者が前記最高番組嗜好度を有する放送番組を特定して、録画再生部によって前記最高番組嗜好度を有する放送番組を録画または録画予約しているか否かを判定する録画判定部と、前記嗜好度判定部が、前記予め定めた時点で前記表示部に表示させる放送番組が前記最高番組嗜好度を有する放送番組ではないと判定し、かつ、前記録画判定部が、視聴者が前記最高番組嗜好度を有する放送番組を特定して前記録画再生部によって前記最高番組嗜好度を有する放送番組を録画または録画予約していないと判定した条件を満たすとき、視聴者が前記最高番組嗜好度を有する放送番組を視聴するための番組選択支援として、前記最高番組嗜好度を有する放送番組を前記表示部に表示させるよう前記放送番組受信部が受信するチャンネルを切替えるか、または前記最高番組嗜好度を有する放送番組が放送中であることを示すオンスクリーン情報を前記表示部に表示させるよう決定し、前記条件を満たさないとき、前記番組選択支援を行わないよう決定する決定部とを備えることを特徴とする番組選択支援装置が提供される。
[0011]
また、本発明の第二の側面によれば、所定のチャンネルの放送信号を受信して、放送番組の映像音声信号を出力する放送番組受信部と、前記放送番組に関する番組情報を受信して出力する番組情報受信部と、前記番組情報受信部より出力された番組情報を記憶する番組情報記憶部と、現在放送中及び将来放送される放送番組に対する視聴者の番組嗜好度を含む番組嗜好情報を記憶する番組嗜好情報記憶部と、前記番組情報記憶部に記憶された前記番組情報と前記番組嗜好情報記憶部に記憶された前記番組嗜好情報とに基づいて、現在時刻から所定の時間内に放送が開始される複数の放送番組に対する番組嗜好度の中から最も嗜好度の高い最高番組嗜好度を抽出し、前記放送番組受信部が、前記最高番組嗜好度を有する放送番組を放送するチャンネルを受信しているか否かを判定する嗜好度抽出・判定部と、視聴者が前記最高番組嗜好度を有する放送番組を特定して、録画再生部によって前記最高番組嗜好度を有する放送番組を録画または録画予約しているか否かを判定する録画判定部と、前記嗜好度抽出・判定部が、前記放送番組受信部が、前記最高番組嗜好度を有する放送番組を放送するチャンネルを受信していないと判定し、かつ、前記録画判定部が、視聴者が前記最高番組嗜好度を有する放送番組を特定して前記録画再生部によって前記最高番組嗜好度を有する放送番組を録画予約していないと判定した条件を満たすとき、視聴者が前記最高番組嗜好度を有する放送番組を視聴するための番組選択支援として、前記最高番組嗜好度を有する放送番組の放送が開始されることを示すオンスクリーン情報を前記表示部に表示させるよう決定し、前記条件を満たさないとき、前記番組選択支援を行わないよう決定する決定部とを備えることを特徴とする番組選択支
で表示部に表示させる放送番組が前記最高番組嗜好度を有する放送番組であるか否かを判定する嗜好度判定部と、視聴者が前記最高番組嗜好度を有する放送番組を特定して、録画再生部によって前記最高番組嗜好度を有する放送番組を録画または録画予約しているか否かを判定する録画判定部と、前記嗜好度判定部が、前記予め定めた時点で前記表示部に表示させる放送番組が前記最高番組嗜好度を有する放送番組ではないと判定し、かつ、前記録画判定部が、視聴者が前記最高番組嗜好度を有する放送番組を特定して前記録画再生部によって前記最高番組嗜好度を有する放送番組を録画または録画予約していないと判定した条件を満たすとき、視聴者が前記最高番組嗜好度を有する放送番組を視聴するための番組選択支援として、前記最高番組嗜好度を有する放送番組を前記表示部に表示させるよう前記放送番組受信部が受信するチャンネルを切替えるか、または前記最高番組嗜好度を有する放送番組が放送中であることを示すオンスクリーン情報を前記表示部に表示させるよう決定し、前記条件を満たさないとき、前記番組選択支援を行わないよう決定する決定部とを備えることを特徴とする番組選択支援装置が提供される。
[0011]
また、本発明の第二の側面によれば、所定のチャンネルの放送信号を受信して、放送番組の映像音声信号を出力する放送番組受信部と、前記放送番組に関する番組情報を受信して出力する番組情報受信部と、前記番組情報受信部より出力された番組情報を記憶する番組情報記憶部と、現在放送中及び将来放送される放送番組に対する視聴者の番組嗜好度を含む番組嗜好情報を記憶する番組嗜好情報記憶部と、前記番組情報記憶部に記憶された前記番組情報と前記番組嗜好情報記憶部に記憶された前記番組嗜好情報とに基づいて、現在時刻から所定の時間内に放送が開始される複数の放送番組に対する番組嗜好度の中から最も嗜好度の高い最高番組嗜好度を抽出し、前記放送番組受信部が、前記最高番組嗜好度を有する放送番組を放送するチャンネルを受信しているか否かを判定する嗜好度抽出・判定部と、視聴者が前記最高番組嗜好度を有する放送番組を特定して、録画再生部によって前記最高番組嗜好度を有する放送番組を録画または録画予約しているか否かを判定する録画判定部と、前記嗜好度抽出・判定部が、前記放送番組受信部が、前記最高番組嗜好度を有する放送番組を放送するチャンネルを受信していないと判定し、かつ、前記録画判定部が、視聴者が前記最高番組嗜好度を有する放送番組を特定して前記録画再生部によって前記最高番組嗜好度を有する放送番組を録画予約していないと判定した条件を満たすとき、視聴者が前記最高番組嗜好度を有する放送番組を視聴するための番組選択支援として、前記最高番組嗜好度を有する放送番組の放送が開始されることを示すオンスクリーン情報を前記表示部に表示させるよう決定し、前記条件を満たさないとき、前記番組選択支援を行わないよう決定する決定部とを備えることを特徴とする番組選択支
【0004】
援装置が提供される。
[0012]
さらに、本発明の第三の側面によれば、番組放送受信部において、所定のチャンネルの放送信号を受信して、放送番組の映像音声信号を出力し、番組放送受信部において、前記放送番組に関する番組情報を受信して出力し、番組情報記憶部において、前記番組情報受信部より出力された番組情報を記憶し、番組嗜好情報記憶部において、現在放送中及び将来放送される放送番組に対する視聴者の番組嗜好度を含む番組嗜好情報を記憶し、嗜好度判定部において、前記番組情報記憶部に記憶された前記番組情報と前記番組嗜好情報記憶部に記憶された前記番組嗜好情報とに基づいて、予め定めた時点で放送される複数の放送番組に対する番組嗜好度の中から最も嗜好度の高い最高番組嗜好度を抽出し、前記放送番組受信部より出力されて前記予め定めた時点で表示部に表示させる放送番組が前記最高番組嗜好度を有する放送番組であるか否かを判定し、録画判定部において、視聴者が前記最高番組嗜好度を有する放送番組を特定して、録画再生部によって前記最高番組嗜好度を有する放送番組を録画または録画予約しているか否かを判定し、決定部において、前記嗜好度判定部が、前記予め定めた時点で前記表示部に表示させる放送番組が前記最高番組嗜好度を有する放送番組ではないと判定し、かつ、前記録画判定部が、視聴者が前記最高番組嗜好度を有する放送番組を特定して前記録画再生部によって前記最高番組嗜好度を有する放送番組を録画または録画予約していないと判定した条件を満たすとき、視聴者が前記最高番組嗜好度を有する放送番組を視聴するための番組選択支援として、前記最高番組嗜好度を有する放送番組を前記表示部に表示させるよう前記放送番組受信部が受信するチャンネルを切替えるか、または前記最高番組嗜好度を有する放送番組が放送中であることを示すオンスクリーン情報を前記表示部に表示させるよう決定し、前記条件を満たさないとき、前記番組選択支援を行わないよう決定することを特徴とする番組選択支援方法が提供される。
[0013]
さらに、本発明の第四の側面によれば、放送番組受信部において、所定のチャンネルの放送信号を受信して、放送番組の映像音声信号を出力し、番組情報受信部において、前記放送番組に関する番組情報を受信して出力し、番組情報記憶部において、前記番組情報受信部より出力された番組情報を記憶し、番組嗜好情報記憶部において、現在放送中及び将来放送される放送番組に対する視聴者の番組嗜好度を含む番組嗜好情報を記憶し、嗜好度抽出・判定部において、前記番組情報記憶部に記憶された前記番組情報と前記番組嗜好情報記憶部に記憶された前記番組
援装置が提供される。
[0012]
さらに、本発明の第三の側面によれば、番組放送受信部において、所定のチャンネルの放送信号を受信して、放送番組の映像音声信号を出力し、番組放送受信部において、前記放送番組に関する番組情報を受信して出力し、番組情報記憶部において、前記番組情報受信部より出力された番組情報を記憶し、番組嗜好情報記憶部において、現在放送中及び将来放送される放送番組に対する視聴者の番組嗜好度を含む番組嗜好情報を記憶し、嗜好度判定部において、前記番組情報記憶部に記憶された前記番組情報と前記番組嗜好情報記憶部に記憶された前記番組嗜好情報とに基づいて、予め定めた時点で放送される複数の放送番組に対する番組嗜好度の中から最も嗜好度の高い最高番組嗜好度を抽出し、前記放送番組受信部より出力されて前記予め定めた時点で表示部に表示させる放送番組が前記最高番組嗜好度を有する放送番組であるか否かを判定し、録画判定部において、視聴者が前記最高番組嗜好度を有する放送番組を特定して、録画再生部によって前記最高番組嗜好度を有する放送番組を録画または録画予約しているか否かを判定し、決定部において、前記嗜好度判定部が、前記予め定めた時点で前記表示部に表示させる放送番組が前記最高番組嗜好度を有する放送番組ではないと判定し、かつ、前記録画判定部が、視聴者が前記最高番組嗜好度を有する放送番組を特定して前記録画再生部によって前記最高番組嗜好度を有する放送番組を録画または録画予約していないと判定した条件を満たすとき、視聴者が前記最高番組嗜好度を有する放送番組を視聴するための番組選択支援として、前記最高番組嗜好度を有する放送番組を前記表示部に表示させるよう前記放送番組受信部が受信するチャンネルを切替えるか、または前記最高番組嗜好度を有する放送番組が放送中であることを示すオンスクリーン情報を前記表示部に表示させるよう決定し、前記条件を満たさないとき、前記番組選択支援を行わないよう決定することを特徴とする番組選択支援方法が提供される。
[0013]
さらに、本発明の第四の側面によれば、放送番組受信部において、所定のチャンネルの放送信号を受信して、放送番組の映像音声信号を出力し、番組情報受信部において、前記放送番組に関する番組情報を受信して出力し、番組情報記憶部において、前記番組情報受信部より出力された番組情報を記憶し、番組嗜好情報記憶部において、現在放送中及び将来放送される放送番組に対する視聴者の番組嗜好度を含む番組嗜好情報を記憶し、嗜好度抽出・判定部において、前記番組情報記憶部に記憶された前記番組情報と前記番組嗜好情報記憶部に記憶された前記番組
【0005】
嗜好情報とに基づいて、現在時刻から所定の時間内に放送が開始される複数の放送番組に対する番組嗜好度の中から最も嗜好度の高い最高番組嗜好度を抽出し、前記放送番組受信部が、前記最高番組嗜好度を有する放送番組を放送するチャンネルを受信しているか否かを判定し、録画判定部において、視聴者が前記最高番組嗜好度を有する放送番組を特定して、録画再生部によって前記最高番組嗜好度を有する放送番組を録画または録画予約しているか否かを判定し、決定部において、前記嗜好度抽出・判定部が、前記放送番組受信部が、前記最高番組嗜好度を有する放送番組を放送するチャンネルを受信していないと判定し、かつ、前記録画判定部が、視聴者が前記最高番組嗜好度を有する放送番組を特定して前記録画再生部によって前記最高番組嗜好度を有する放送番組を録画予約していないと判定した条件を満たすとき、視聴者が前記最高番組嗜好度を有する放送番組を視聴するための番組選択支援として、前記最高番組嗜好度を有する放送番組を前記表示部に表示させるよう前記法則番組受信部が受信するチャンネルを切替えるか、または前記最高番組嗜好度を有する放送番組が放送中であることを示すオンスクリーン情報を前記表示部に表示させるよう決定し、前記条件を満たさないとき、前記番組選択支援を行わないよう決定することを特徴とする番組選択支援方法が提供される。
図面の簡単な説明
[0014]
[図1]図1は、本発明の実施例1の番組選択支援装置を示す構成図である。
[図2]図2は、本発明の実施例1の番組選択支援装置を用いた番組選択支援システムの構成図である。
[図3]図3は、本発明の実施例1の番組選択支援装置とネットワークを介して接続されたテレビジョン録画機の構成図である。
[図4]図4は、本発明の各実施例の番組選択支援装置における嗜好分析処理を示すフローチャートである。
[図5]図5は、本発明の実施例1の番組選択支援装置における電源オン時の番組選択支援装置を示すフローチャートである。
[図6]図6は、本発明の実施例1,2の番組選択支援装置による番組選択支援の例を示す画面表示例を示す図である。
[図7]図7は、本発明の実施例1の番組選択支援装置における出力処理を示すフローチャートである。
[図8]図8は、本発明の実施例2の番組選択支援装置を示す構成図である。
[図9]図9は、本発明の実施例2の番組選択支援装置における視聴終了時の番組選
嗜好情報とに基づいて、現在時刻から所定の時間内に放送が開始される複数の放送番組に対する番組嗜好度の中から最も嗜好度の高い最高番組嗜好度を抽出し、前記放送番組受信部が、前記最高番組嗜好度を有する放送番組を放送するチャンネルを受信しているか否かを判定し、録画判定部において、視聴者が前記最高番組嗜好度を有する放送番組を特定して、録画再生部によって前記最高番組嗜好度を有する放送番組を録画または録画予約しているか否かを判定し、決定部において、前記嗜好度抽出・判定部が、前記放送番組受信部が、前記最高番組嗜好度を有する放送番組を放送するチャンネルを受信していないと判定し、かつ、前記録画判定部が、視聴者が前記最高番組嗜好度を有する放送番組を特定して前記録画再生部によって前記最高番組嗜好度を有する放送番組を録画予約していないと判定した条件を満たすとき、視聴者が前記最高番組嗜好度を有する放送番組を視聴するための番組選択支援として、前記最高番組嗜好度を有する放送番組を前記表示部に表示させるよう前記法則番組受信部が受信するチャンネルを切替えるか、または前記最高番組嗜好度を有する放送番組が放送中であることを示すオンスクリーン情報を前記表示部に表示させるよう決定し、前記条件を満たさないとき、前記番組選択支援を行わないよう決定することを特徴とする番組選択支援方法が提供される。
図面の簡単な説明
[0014]
[図1]図1は、本発明の実施例1の番組選択支援装置を示す構成図である。
[図2]図2は、本発明の実施例1の番組選択支援装置を用いた番組選択支援システムの構成図である。
[図3]図3は、本発明の実施例1の番組選択支援装置とネットワークを介して接続されたテレビジョン録画機の構成図である。
[図4]図4は、本発明の各実施例の番組選択支援装置における嗜好分析処理を示すフローチャートである。
[図5]図5は、本発明の実施例1の番組選択支援装置における電源オン時の番組選択支援装置を示すフローチャートである。
[図6]図6は、本発明の実施例1,2の番組選択支援装置による番組選択支援の例を示す画面表示例を示す図である。
[図7]図7は、本発明の実施例1の番組選択支援装置における出力処理を示すフローチャートである。
[図8]図8は、本発明の実施例2の番組選択支援装置を示す構成図である。
[図9]図9は、本発明の実施例2の番組選択支援装置における視聴終了時の番組選
Claims (11)
- 所定のチャンネルの放送信号を受信して、放送番組の映像音声信号を出力する放送番組受信部と、
前記放送番組に関する番組情報を受信して出力する番組情報受信部と、
前記番組情報受信部より出力された番組情報を記憶する番組情報記憶部と、
現在放送中及び将来放送される放送番組に対する視聴者の番組嗜好度を含む番組嗜好情報を記憶する番組嗜好情報記憶部と、
前記番組情報記憶部に記憶された前記番組情報と前記番組嗜好情報記憶部に記憶された前記番組嗜好情報とに基づいて、予め定めた時点で放送される複数の放送番組に対する番組嗜好度の中から最も嗜好度の高い最高番組嗜好度を抽出し、前記放送番組受信部より出力されて前記予め定めた時点で表示部に表示させる放送番組が前記最高番組嗜好度を有する放送番組であるか否かを判定する嗜好度判定部と、
視聴者が前記最高番組嗜好度を有する放送番組を特定して、録画再生部によって前記最高番組嗜好度を有する放送番組を録画または録画予約しているか否かを判定する録画判定部と、
前記嗜好度判定部が、前記予め定めた時点で前記表示部に表示させる放送番組が前記最高番組嗜好度を有する放送番組ではないと判定し、かつ、前記録画判定部が、視聴者が前記最高番組嗜好度を有する放送番組を特定して前記録画再生部によって前記最高番組嗜好度を有する放送番組を録画または録画予約していないと判定したとき、視聴者が前記最高番組嗜好度を有する放送番組を視聴するための番組選択支援を行うことを決定する決定部と
を備えることを特徴とする番組選択支援装置。 - 前記予め定めた時点は前記番組選択支援装置の電源を投入した時点であり、
前記決定部は、前記番組選択支援装置の電源投入後に、前記最高番組嗜好度を有する放送番組を前記表示部に表示させるよう前記放送番組受信部が受信するチャンネルを切替えるか、または前記最高番組嗜好度を有する放送番組が放送中であることを示すオンスクリーン情報を前記表示部に表示させる
ことを特徴とする請求項1記載の番組選択支援装置。 - 前記予め定めた時点は前記表示部が表示している一の放送番組の終了時点であり、
前記決定部は、前記表示部に表示させている一の放送番組の終了後に、前記最高番組嗜好度を有する放送番組を前記表示部に表示させるよう前記放送番組受信部が受信するチャンネルを切替えるか、または前記最高番組嗜好度を有する放送番組が放送中であることを示すオンスクリーン情報を前記表示部に表示させる
ことを特徴とする請求項1記載の番組選択支援装置。 - 前記予め定めた時点は前記録画再生部によって再生している一の録画放送番組の再生終了時点であり、
前記決定部は、前記録画再生部によって再生している一の録画放送番組の再生終了後に、前記最高番組嗜好度を有する放送番組を前記表示部に表示させるか、または前記最高番組嗜好度を有する放送番組が放送中であることを示すオンスクリーン情報を前記表示部に表示させる
ことを特徴とする請求項1記載の番組選択支援装置。 - 所定のチャンネルの放送信号を受信して、放送番組の映像音声信号を出力する放送番組受信部と、
前記放送番組に関する番組情報を受信して出力する番組情報受信部と、
前記番組情報受信部より出力された番組情報を記憶する番組情報記憶部と、
現在放送中及び将来放送される放送番組に対する視聴者の番組嗜好度を含む番組嗜好情報を記憶する番組嗜好情報記憶部と、
前記番組情報記憶部に記憶された前記番組情報と前記番組嗜好情報記憶部に記憶された前記番組嗜好情報とに基づいて、現在時刻から所定の時間内に放送が開始される複数の放送番組に対する番組嗜好度の中から最も嗜好度の高い最高番組嗜好度を抽出し、前記放送番組受信部が、前記最高番組嗜好度を有する放送番組を放送するチャンネルを受信しているか否かを判定する嗜好度抽出・判定部と、
視聴者が前記最高番組嗜好度を有する放送番組を特定して、録画再生部によって前記最高番組嗜好度を有する放送番組を録画または録画予約しているか否かを判定する録画判定部と、
前記嗜好度抽出・判定部が、前記放送番組受信部が、前記最高番組嗜好度を有する放送番組を放送するチャンネルを受信していないと判定し、かつ、前記録画判定部が、視聴者が前記最高番組嗜好度を有する放送番組を特定して前記録画再生部によって前記最高番組嗜好度を有する放送番組を録画予約していないと判定したとき、視聴者が前記最高番組嗜好度を有する放送番組を視聴するための番組選択支援を行うことを決定する決定部と
を備えることを特徴とする番組選択支援装置。 - 前記決定部は、前記最高番組嗜好度を有する放送番組の放送が開始されることを示すオンスクリーン情報を前記表示部に表示させることを特徴とする請求項5記載の番組選択支援装置。
- 番組嗜好度が所定の閾値以上であるか否かを判定する閾値判定部を備え、
前記決定部は、前記閾値以上の番組嗜好度を有する放送番組に対する番組選択支援を行うことを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の番組選択支援装置。 - 前記オンスクリーン情報は、前記最高番組嗜好度を有する放送番組を前記表示部に表示させるための表示ボタンと、前記最高番組嗜好度を有する放送番組を録画再生部によって録画させるための録画ボタンとを含み、
前記表示ボタンが選択された場合には前記最高番組嗜好度を有する放送番組を前記表示部に表示させ、前記録画ボタンが選択された場合には前記最高番組嗜好度を有する放送番組を録画再生部によって録画させるよう制御する表示・録画制御部を備えることを特徴とする請求項2ないし4、または6のいずれか1項に記載の番組選択支援装置。 - 番組嗜好度が所定の閾値以上である放送番組を抽出して録画再生部によって自動的に録画させる自動録画制御部を備え、
前記表示・録画制御部が、前記表示ボタンが選択され、前記最高番組嗜好度を有する放送番組が前記録画制御部によって自動的に録画されている放送番組であることを検出したとき、前記自動録画制御部によって録画されている前記最高番組嗜好度を有する放送番組を再生させるよう制御することを特徴とする請求項8記載の番組選択支援装置。 - 放送番組受信部において、所定のチャンネルの放送信号を受信して、放送番組の映像音声信号を出力し、
番組放送受信部において、前記放送番組に関する番組情報を受信して出力し、
番組情報記憶部において、前記番組情報受信部より出力された番組情報を記憶し、
番組嗜好情報記憶部において、現在放送中及び将来放送される放送番組に対する視聴者の番組嗜好度を含む番組嗜好情報を記憶し、
嗜好度判定部において、前記番組情報記憶部に記憶された前記番組情報と前記番組嗜好情報記憶部に記憶された前記番組嗜好情報とに基づいて、予め定めた時点で放送される複数の放送番組に対する番組嗜好度の中から最も嗜好度の高い最高番組嗜好度を抽出し、前記放送番組受信部より出力されて前記予め定めた時点で表示部に表示させる放送番組が前記最高番組嗜好度を有する放送番組であるか否かを判定し、
録画判定部において、視聴者が前記最高番組嗜好度を有する放送番組を特定して、録画再生部によって前記最高番組嗜好度を有する放送番組を録画または録画予約しているか否かを判定し、
決定部において、前記嗜好度判定部が、前記予め定めた時点で前記表示部に表示させる放送番組が前記最高番組嗜好度を有する放送番組ではないと判定し、かつ、前記録画判定部が、視聴者が前記最高番組嗜好度を有する放送番組を特定して前記録画再生部によって前記最高番組嗜好度を有する放送番組を録画または録画予約していないと判定したとき、視聴者が前記最高番組嗜好度を有する放送番組を視聴するための番組選択支援を行うことを決定する
ことを特徴とする番組選択支援方法。 - 放送番組受信部において、所定のチャンネルの放送信号を受信して、放送番組の映像音声信号を出力し、
番組情報受信部において、前記放送番組に関する番組情報を受信して出力し、
番組情報記憶部において、前記番組情報受信部より出力された番組情報を記憶し、
番組嗜好情報記憶部において、現在放送中及び将来放送される放送番組に対する視聴者の番組嗜好度を含む番組嗜好情報を記憶し、
嗜好度抽出・判定部において、前記番組情報記憶部に記憶された前記番組情報と前記番組嗜好情報記憶部に記憶された前記番組嗜好情報とに基づいて、現在時刻から所定の時間内に放送が開始される複数の放送番組に対する番組嗜好度の中から最も嗜好度の高い最高番組嗜好度を抽出し、前記放送番組受信部が、前記最高番組嗜好度を有する放送番組を放送するチャンネルを受信しているか否かを判定し、
録画判定部において、視聴者が前記最高番組嗜好度を有する放送番組を特定して、録画再生部によって前記最高番組嗜好度を有する放送番組を録画または録画予約しているか否かを判定し、
決定部において、前記嗜好度抽出・判定部が、前記放送番組受信部が、前記最高番組嗜好度を有する放送番組を放送するチャンネルを受信していないと判定し、かつ、前記録画判定部が、視聴者が前記最高番組嗜好度を有する放送番組を特定して前記録画再生部によって前記最高番組嗜好度を有する放送番組を録画予約していないと判定したとき、視聴者が前記最高番組嗜好度を有する放送番組を視聴するための番組選択支援を行う
ことを特徴とする番組選択支援方法。
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