JPWO2009069413A1 - 駆動装置ならびにそれを備えた医療装置および訓練装置 - Google Patents
駆動装置ならびにそれを備えた医療装置および訓練装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JPWO2009069413A1 JPWO2009069413A1 JP2009543723A JP2009543723A JPWO2009069413A1 JP WO2009069413 A1 JPWO2009069413 A1 JP WO2009069413A1 JP 2009543723 A JP2009543723 A JP 2009543723A JP 2009543723 A JP2009543723 A JP 2009543723A JP WO2009069413 A1 JPWO2009069413 A1 JP WO2009069413A1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller
- motor
- linear body
- drive device
- driving
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M25/00—Catheters; Hollow probes
- A61M25/01—Introducing, guiding, advancing, emplacing or holding catheters
- A61M25/0105—Steering means as part of the catheter or advancing means; Markers for positioning
- A61M25/0113—Mechanical advancing means, e.g. catheter dispensers
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B34/00—Computer-aided surgery; Manipulators or robots specially adapted for use in surgery
- A61B34/70—Manipulators specially adapted for use in surgery
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M25/00—Catheters; Hollow probes
- A61M25/01—Introducing, guiding, advancing, emplacing or holding catheters
- A61M25/09—Guide wires
- A61M25/09041—Mechanisms for insertion of guide wires
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01L—MEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
- G01L5/00—Apparatus for, or methods of, measuring force, work, mechanical power, or torque, specially adapted for specific purposes
- G01L5/0028—Force sensors associated with force applying means
- G01L5/0038—Force sensors associated with force applying means applying a pushing force
-
- G—PHYSICS
- G09—EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
- G09B—EDUCATIONAL OR DEMONSTRATION APPLIANCES; APPLIANCES FOR TEACHING, OR COMMUNICATING WITH, THE BLIND, DEAF OR MUTE; MODELS; PLANETARIA; GLOBES; MAPS; DIAGRAMS
- G09B23/00—Models for scientific, medical, or mathematical purposes, e.g. full-sized devices for demonstration purposes
- G09B23/28—Models for scientific, medical, or mathematical purposes, e.g. full-sized devices for demonstration purposes for medicine
- G09B23/285—Models for scientific, medical, or mathematical purposes, e.g. full-sized devices for demonstration purposes for medicine for injections, endoscopy, bronchoscopy, sigmoidscopy, insertion of contraceptive devices or enemas
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B34/00—Computer-aided surgery; Manipulators or robots specially adapted for use in surgery
- A61B34/30—Surgical robots
- A61B2034/301—Surgical robots for introducing or steering flexible instruments inserted into the body, e.g. catheters or endoscopes
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M2205/00—General characteristics of the apparatus
- A61M2205/18—General characteristics of the apparatus with alarm
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M2205/00—General characteristics of the apparatus
- A61M2205/33—Controlling, regulating or measuring
- A61M2205/332—Force measuring means
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Pulmonology (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Heart & Thoracic Surgery (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- Public Health (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Hematology (AREA)
- Biophysics (AREA)
- Surgery (AREA)
- Medical Informatics (AREA)
- Anesthesiology (AREA)
- Computational Mathematics (AREA)
- Mathematical Optimization (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Robotics (AREA)
- Radiology & Medical Imaging (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Algebra (AREA)
- Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
- Mathematical Analysis (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
- Mathematical Physics (AREA)
- Pure & Applied Mathematics (AREA)
- Business, Economics & Management (AREA)
- Educational Administration (AREA)
- Educational Technology (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Media Introduction/Drainage Providing Device (AREA)
- Surgical Instruments (AREA)
- Manipulator (AREA)
Abstract
駆動装置は、可撓性を有する線状体(1)を駆動する駆動装置であって、第1のローラ(3)と、回転力を直接第1のローラ(3)に伝達することで第1のローラ(3)を回転させることにより、線状体(1)を線状体(1)の延伸方向に送り出すモータ(4)と、モータ(4)に電流を供給することによりモータ(4)を駆動するモータ駆動部(7)と、モータ(4)に供給される電流に基づいて、線状体(1)に作用する延伸方向の力を算出する制御部(8)とを備える。
Description
この発明は、駆動装置ならびにそれを備えた医療装置および訓練装置に関し、特に、可撓性を有する線状体を駆動する駆動装置ならびにそれを備えた医療装置および訓練装置に関する。
可撓性を有する線状体は、体内挿入式の医療器具として採用されている。たとえば、血管および尿管等の管にカテーテルを挿入するために、血管および尿管等の管に先行して挿入し、カテーテルを誘導するためのガイドワイヤが知られている。
また、たとえば脳動脈瘤を脳血管内部から塞栓する治療には、ガイドワイヤの他に、ガイドワイヤと同等の直径を有し、塞栓物である白金コイルを瘤の中に留置するためのデリバリーワイヤが使用される。
このような体内挿入式の医療器具を操作する際には、ガイドワイヤおよびデリバリーワイヤ等の医療用ワイヤを人体の管に挿入し、人体外部から操作して目的部位まで誘導する。体内にある管は直線状ではなく、屈曲および分岐しており、外部からの誘導操作に熟練が必要である。特に操作の際に過度の荷重が人体の管に作用すると、人体の管を損傷する恐れがある。
このような問題点を解決するために、たとえば、特開平10−263089号公報(特許文献1)には以下のようなカテーテルが開示されている。すなわち、カテーテルチューブの先端に設けられたセンサ部の触圧をセンサ部の備える感圧センサによって検知するとともに、その感圧センサからのセンサ出力信号に基づいて進行方向前方における障害物の有無を感知するカテーテルにおいて、センサ出力信号の変化を音声に変換して聴覚化する信号聴覚化手段を備える。
特開平10−263089号公報
しかしながら、特許文献1記載のカテーテルのようにチューブの先端にセンサを取り付けて使用する構成では、特に極細の医療用ワイヤについては実現性に困難を伴う。細い医療用ワイヤ、特に脳動脈瘤を脳血管内部から塞栓する治療のために脳血管内に入れるガイドワイヤおよびデリバリーワイヤの場合、ガイドワイヤおよびデリバリーワイヤの直径は約0.35mmであるため、これらの先端部に小型の圧力センサを取り付けることは困難である。さらに、デリバリーワイヤの場合、その先端には塞栓時に離脱される白金のコイルが設けられていることから、デリバリーワイヤの先端部に小型の圧力センサを取り付けることは、困難を極める。また、人体外部へ圧力センサの信号を取り出すために、ガイドワイヤおよびデリバリーワイヤの中に配線を通すことはさらに困難である。
また、使用する医療用ワイヤの種類は手術に応じて異なるために、さまざまな手術に適応したセンサ付き医療用ワイヤを用意することは、不経済であり、コスト増大を招いてしまう。
また、医療用ワイヤ先端に取り付けた圧力センサの出力と術者の挿入時の力覚とは必ずしも一致しない。これは、人体の管が屈曲しているために、医療用ワイヤの挿入抵抗が人体の管との摩擦等の影響を受けるからである。このため、術者は、人体の透視画像による視覚情報と、人体外部において指先で把持した医療用ワイヤの挿入抵抗の力覚情報とに基づいて医療用ワイヤの挿入操作を実施する必要があり、操作が複雑になってしまう。
それゆえに、本発明の目的は、医療器具等を簡易な構成で実現し、かつ操作の複雑化を防ぐことが可能な駆動装置ならびにそれを備えた医療装置および訓練装置を提供することである。
この発明のある局面に係わる駆動装置は、可撓性を有する線状体を駆動する駆動装置であって、第1のローラと、回転力を直接第1のローラに伝達することで第1のローラを回転させることにより、線状体を線状体の延伸方向に送り出すモータと、モータに電流を供給することによりモータを駆動するモータ駆動部と、モータに供給される電流に基づいて、線状体に作用する延伸方向の力を算出する制御部とを備える。
好ましくは、第1のローラは、第1のローラの回転方向に沿って第1のローラの外周面を1周するように形成された溝を有する。
好ましくは、駆動装置は、さらに、第2のローラを備え、線状体は、第1のローラおよび第2のローラによって狭持され、第1のローラおよび第2のローラの回転に伴って延伸方向に送り出される。
より好ましくは、駆動装置は、さらに、第1のローラの外周面に接する内周面を有し、第1のローラの外周面を覆うように形成された弾性体を含み、線状体は、弾性体および第2のローラによって狭持される。
より好ましくは、駆動装置は、さらに、第1のローラの外周面に接する内周面を有し、第1のローラの外周面を覆うように形成された第1の弾性体と、第1の弾性体の外周面に接する内周面を有し、第1の弾性体の外周面を覆うように形成された第2の弾性体とを含み、線状体は、第2の弾性体および第2のローラによって狭持され、第2の弾性体の硬度は第1の弾性体の硬度より大きい。
より好ましくは、駆動装置は、さらに、第1のローラおよび第2のローラが線状体を狭持する力を調整する圧力調整部を備える。
この発明のある局面に係わる医療装置は、可撓性を有する線状体と、線状体を駆動する駆動装置とを備え、駆動装置は、第1のローラと、回転力を直接第1のローラに伝達することで第1のローラを回転させることにより、線状体を線状体の延伸方向に送り出すモータと、モータに電流を供給することによりモータを駆動するモータ駆動部と、モータに供給される電流に基づいて、線状体に作用する延伸方向の力を算出する制御部とを含む。
好ましくは、線状体は、脳動脈瘤を塞栓するための塞栓用コイルが先端に設けられている。
好ましくは、線状体は、カテーテルを目的部位に誘導するためのガイドワイヤである。
この発明のある局面に係わる訓練装置は、可撓性を有する線状体と、線状体を駆動する駆動装置とを備え、駆動装置は、第1のローラと、回転力を直接第1のローラに伝達することで第1のローラを回転させることにより、線状体を線状体の延伸方向に送り出すモータと、モータに電流を供給することによりモータを駆動するモータ駆動部と、モータに供給される電流に基づいて、線状体に作用する延伸方向の力を算出する制御部とを含む。
この発明のある局面に係わる訓練装置は、可撓性を有する線状体と、線状体を駆動する駆動装置とを備え、駆動装置は、第1のローラと、回転力を直接第1のローラに伝達することで第1のローラを回転させることにより、線状体を線状体の延伸方向に送り出すモータと、モータに電流を供給することによりモータを駆動するモータ駆動部と、モータに供給される電流に基づいて、線状体に作用する延伸方向の力を算出する制御部とを含む。
本発明によれば、医療器具等を簡易な構成で実現し、かつ操作の複雑化を防ぐことができる。
1 線状体、2 押圧ローラ、3,73 駆動ローラ、4 モータ、5 溝、6 転がり軸受、7 モータ駆動部、8 制御部、9 転がり軸受、11〜13 弾性体、21 カム用モータ、22 カム、23 バネ、24 固定部、31 カテーテル、32 Yコネクタ、33,43 ケーブル、35 表示部、36 スピーカ、37 人体、38 脳血管、39 脳動脈瘤、41 シミュレータ、51 電流換算回路、52 電流制御回路、53 電流検出回路、54 塞栓用コイル、61 エンコーダ、62 速度検出回路、63 速度制御回路、71 圧力調整部、101〜105 駆動装置、201 医療装置、301 訓練装置、SH1,SH2 回転軸、D1,D2 変形部、P1,P2 入力ポート、P3 出力ポート。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
<第1の実施の形態>
[構成および基本動作]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る駆動装置の構成を示す図である。
[構成および基本動作]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る駆動装置の構成を示す図である。
図1を参照して、駆動装置101は、押圧ローラ2と、駆動ローラ3と、モータ4と、転がり軸受6と、モータ駆動部7と、制御部8とを備える。モータ4は、回転軸SH1と、転がり軸受6とを含む。押圧ローラ2は、回転軸SH2と、転がり軸受9とを含む。
制御部8は、モータ駆動部7に回転指令を与えることにより、モータ4を回転させる制御を行なう。
モータ駆動部7は、制御部8からの回転指令に基づいてモータ4にモータ電流を供給することによりモータ4を駆動する。
モータ4は、モータ駆動部7から供給されるモータ電流に基づいて回転し、その回転力を減速機構を介さずに直接、駆動ローラ3に伝達する。
図2は、本発明の第1の実施の形態に係る駆動装置における線状体、押圧ローラ、駆動ローラおよびモータを示す斜視図である。
図2を参照して、駆動ローラ3は、モータ4から伝達された回転力によって回転する。押圧ローラ2は、線状体1に対して駆動ローラ3と反対側に配置される。線状体1は、押圧ローラ2および駆動ローラ3によって狭持されている。
また、駆動ローラ3は、押圧ローラ2および駆動ローラ3と線状体1との間に生じる摩擦力によって回転力を線状体1に伝達する。これにより、線状体1は、押圧ローラ2および駆動ローラ3の回転に伴って線状体1の延伸方向に送り出される。
再び図1を参照して、制御部8は、モータ駆動部7からモータ4に供給されるモータ電流に基づいて、線状体1に対する駆動力すなわち線状体1に作用する延伸方向の力を算出する。より詳細には、制御部8は、モータ電流にモータ4固有のトルク係数を乗算し、乗算結果を駆動ローラ3の半径で除算することにより、線状体1に作用する延伸方向の力を推定する。
本発明の第1の実施の形態に係る駆動装置では、モータ4が減速機構を含まないことから、モータ4はゆっくりと回転する。このため、モータ4のコギングトルクはゼロに限りなく近いことが望ましい。したがって、モータ4はコアレスモータであることが望ましい。また、モータ4は、低速回転でもモータトルクすなわち回転力がモータ電流に比例するように、回転に対するトルク変動が少ないACサーボモータ、あるいは多極のDCモータであることが望ましい。
また、モータ4の回転軸SH1から線状体1までの回転力の伝達経路における摩擦は、モータ4の駆動力の損失の要因となる。すなわち、この伝達経路における摩擦は、モータ電流から駆動力を推定するときに実際の駆動力に対するヒステリシスとなるため、モータ4の回転摩擦はゼロであることが望ましい。
本発明の第1の実施の形態に係る駆動装置では、モータ4は、回転軸SH1を支持する転がり軸受6を含む。このような構成により、モータ4の回転軸SH1から線状体1までの回転力の伝達経路における摩擦を低減することができる。
また、押圧ローラ2は、回転軸SH2を支持する転がり軸受9を含む。このような構成により、押圧ローラ2の回転軸SH2から線状体1までの回転力の伝達経路における摩擦を低減することができる。
図3は、本発明の第1の実施の形態に係る駆動装置におけるモータ制御方法の一例を示す図である。
図3を参照して、モータ駆動部7は、電流換算回路51と、電流制御回路52と、電流検出回路53とを含む。
制御部8は、モータ駆動部7に駆動力Tを示す回転指令を与えることにより、モータ4を回転させる制御を行なう。
電流換算回路51は、モータ駆動部7からの回転指令が示す駆動力Tを電流値I1に換算して電流制御回路52へ出力する。
電流検出回路53は、モータ4に供給されているモータ電流値I2を検出して電流制御回路52へ出力する。
電流制御回路52は、電流検出回路53から受けた電流値I2が、電流換算回路51から受けた電流値I1に等しくなるように、モータ4に供給するモータ電流を制御する。
図4は、本発明の第1の実施の形態に係る駆動装置におけるモータ制御方法の他の例を示す図である。
図4を参照して、駆動装置101は、さらに、エンコーダ61と、表示部35とを備える。モータ駆動部7は、速度検出回路62と、速度制御回路63と、電流検出回路53とを含む。
制御部8は、モータ駆動部7に回転速度V1を示す回転指令を与えることにより、モータ4を回転させる制御を行なう。
エンコーダ61は、モータ4の回転軸SH1の回転角等を検出し、回転位置情報として速度検出回路62へ出力する。
速度検出回路62は、エンコーダ61から受けた回転位置情報に基づいてモータ4の回転速度V2を検出し、速度制御回路63へ出力する。
速度制御回路63は、速度検出回路62から受けた回転速度V2が、制御部8から受けた回転速度V1に等しくなるように、モータ4に供給するモータ電流を制御する。
電流検出回路53は、モータ4に供給されているモータ電流値I2を検出して制御部8へ出力する。
制御部8は、電流検出回路53から受けた電流値I2に基づいて、線状体1に作用する延伸方向の力の大きさを算出し、表示部35へ通知する。表示部35は、制御部8から通知された力の大きさを画面に表示する。
ところで、特許文献1記載のカテーテルでは、医療器具等の構成および操作が複雑であるという問題点があった。
しかしながら、本発明の第1の実施の形態に係る計測装置では、モータ4は、モータ駆動部7から供給されるモータ電流に基づいて回転し、その回転力を直接駆動ローラ3に伝達することで駆動ローラ3を回転させることにより、線状体1を線状体1の延伸方向に送り出す。そして、制御部8は、モータ電流に基づいて、線状体1に作用する延伸方向の力を算出する。このような構成により、術者の手元付近における線状体1の延伸方向の力を検出することが可能となる。また、医療用ワイヤの先端に圧力センサを取り付ける必要がないため、手術の種類ごとにセンサ付き医療用ワイヤ等を用意する必要がない。したがって、本発明の第1の実施の形態に係る駆動装置では、医療器具等を簡易な構成で実現し、かつ操作の複雑化を防ぐことができる。
また、前述のように医療用ワイヤ先端に取り付けた圧力センサの出力と術者の挿入時の力覚とが必ずしも一致しないために、術者の医療用ワイヤに対する力覚は実際に医療用ワイヤを挿入している術者しか知ることができない。したがって、特許文献1記載のカテーテルでは、経験の少ない術者へ定量的な手技の伝授ができないという問題点がある。しかしながら、本発明の第1の実施の形態に係る計測装置では、線状体1に作用する延伸方向の力を計測することにより、熟練術者の操作を定量化することができ、経験の少ない術者の手技を早期に向上させることができる。
また、本発明の第1の実施の形態に係る駆動装置では、モータ4は、回転力を減速機構を介さずに直接、駆動ローラ3に伝達するため、減速機構の回転摩擦がないことから、モータ4の駆動力を決めるモータ電流によって、線状体1に作用する延伸方向の力を容易に推定することができる。
なお、線状体1は細く、かつ人体に挿入されるものであるから、挿入するために許容される延伸方向の力は小さい。このため、減速機構がなくてもモータ4は十分に線状体1を駆動することができる。
次に、本発明の他の実施の形態について図面を用いて説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
<第2の実施の形態>
本実施の形態は、第1の実施の形態に係る駆動装置と比べて線状体を回転する機構を変更した駆動装置に関する。以下で説明する内容以外は第1の実施の形態に係る駆動装置と同様である。
本実施の形態は、第1の実施の形態に係る駆動装置と比べて線状体を回転する機構を変更した駆動装置に関する。以下で説明する内容以外は第1の実施の形態に係る駆動装置と同様である。
図5は、本発明の第2の実施の形態に係る駆動装置の構成を示す図である。図6は、本発明の第2の実施の形態に係る駆動装置における線状体、押圧ローラ、駆動ローラおよびモータを示す斜視図である。
図5および図6を参照して、駆動装置102は、本発明の第1の実施の形態に係る駆動装置と比べて、駆動ローラ3の代わりに駆動ローラ73を備える。
駆動ローラ73は、駆動ローラ73の外周面に設けられ、駆動ローラ73の回転方向に沿って駆動ローラ73の外周面を1周するように形成された溝5を有する。
このような構成により、駆動ローラ3と線状体1との間の摩擦係数を大きくすることができるため、線状体1にモータ4からの回転力を十分に伝達することができる。ここで、押圧ローラ2は、モータ4からの回転力を伝達しないことから、溝を設ける必要性は低い。また、駆動ローラ3側のみに溝を設ける構成により、押圧ローラ2と駆動ローラ3との回転軸方向の位置を正確に合わせる必要がなくなる。
その他の構成および動作は第1の実施の形態に係る駆動装置と同様であるため、ここでは詳細な説明を繰り返さない。したがって、本発明の第2の実施の形態に係る駆動装置では、医療器具等を簡易な構成で実現し、かつ操作の複雑化を防ぐことができる。
次に、本発明の他の実施の形態について図面を用いて説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
<第3の実施の形態>
本実施の形態は、第1の実施の形態に係る駆動装置と比べて駆動ローラと線状体との間の摩擦係数を大きくするための構成を追加した駆動装置に関する。以下で説明する内容以外は第1の実施の形態に係る駆動装置と同様である。
本実施の形態は、第1の実施の形態に係る駆動装置と比べて駆動ローラと線状体との間の摩擦係数を大きくするための構成を追加した駆動装置に関する。以下で説明する内容以外は第1の実施の形態に係る駆動装置と同様である。
図7は、本発明の第3の実施の形態に係る駆動装置の構成を示す図である。
図7を参照して、駆動装置103は、本発明の第1の実施の形態に係る駆動装置と比べて、さらに、弾性体11を備える。
図7を参照して、駆動装置103は、本発明の第1の実施の形態に係る駆動装置と比べて、さらに、弾性体11を備える。
弾性体11は、たとえばウレタンゴムを材料としている。弾性体11は、駆動ローラ3の外周面に接する内周面を有し、駆動ローラ3の外周面を覆うように形成されている。
線状体1は、押圧ローラ2および弾性体11によって狭持されている。弾性体11には、線状体1との間に生じる力によって変形部D1,D2が生じている。
また、駆動ローラ3は、押圧ローラ2および弾性体11と線状体1との間に生じる摩擦力によって回転力を伝達する。これにより、線状体1は、押圧ローラ2および駆動ローラ3の回転に伴って延伸方向に送り出される。
本発明の第3の実施の形態に係る駆動装置では、弾性体11を備える構成により、駆動ローラ3と線状体1との間の摩擦係数を大きくすることができるため、押圧ローラ2が駆動ローラ3とともに線状体1を狭持する力、すなわち押圧ローラ2から線状体1に対して線状体1の幅方向に作用する力を減少させることができる。
ここで、押圧ローラ2が線状体1の幅方向に作用させる力が大きくなると、押圧ローラ2における回転軸受9の回転摩擦が増加する。このため、押圧ローラ2が線状体1の幅方向に作用させる力は小さいほうが好ましい。また、弾性体11が押圧ローラ2から加えられる力で変形すると、その力の大きさに応じて駆動ローラ3の回転抵抗が大きくなる。これにより、線状体1に対する駆動力をモータ電流から推定するときに実際の駆動力に対するヒステリシスが発生するため、線状体1に対する駆動力の推定に誤差が発生する。したがって、弾性体11であるウレタンゴムの硬度は大きい方が望ましい。ウレタンゴムの硬度は10から99までの範囲であり、90以上である構成が望ましい。
その他の構成および動作は第1の実施の形態に係る駆動装置と同様であるため、ここでは詳細な説明を繰り返さない。したがって、本発明の第3の実施の形態に係る駆動装置では、医療器具等を簡易な構成で実現し、かつ操作の複雑化を防ぐことができる。
次に、本発明の他の実施の形態について図面を用いて説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
<第4の実施の形態>
本実施の形態は、第3の実施の形態に係る駆動装置と比べて弾性体の構造を改良した駆動装置に関する。以下で説明する内容以外は第1の実施の形態に係る駆動装置と同様である。
本実施の形態は、第3の実施の形態に係る駆動装置と比べて弾性体の構造を改良した駆動装置に関する。以下で説明する内容以外は第1の実施の形態に係る駆動装置と同様である。
図8は、本発明の第4の実施の形態に係る駆動装置の構成を示す図である。
図8を参照して、駆動装置104は、本発明の第1の実施の形態に係る駆動装置と比べて、さらに、弾性体12,13を備える。
図8を参照して、駆動装置104は、本発明の第1の実施の形態に係る駆動装置と比べて、さらに、弾性体12,13を備える。
弾性体12,13は、たとえばウレタンゴムを材料としている。弾性体12は、駆動ローラ3の外周面に接する内周面を有し、駆動ローラ3の外周面を覆うように形成されている。弾性体13は、弾性体12の外周面に接する内周面を有し、弾性体12の外周面を覆うように形成されている。また、弾性体13の硬度は弾性体12の硬度より大きい。
線状体1は、押圧ローラ2および弾性体13によって狭持されている。弾性体13には、線状体1との間に生じる力によって変形部D1,D2が生じている。
また、駆動ローラ3は、押圧ローラ2および弾性体13と線状体1との間に生じる摩擦力によって回転力を伝達する。これにより、線状体1は、押圧ローラ2および駆動ローラ3の回転に伴って延伸方向に送り出される。
本発明の第4の実施の形態に係る駆動装置では、駆動ローラ3が回転するときに、弾性体13における変形部D1,D2が、弾性体13より柔らかい弾性体12へ移動する。これにより、変形部D1,D2による駆動ローラ3の回転摩擦すなわち回転抵抗が小さくなることから、線状体1に対する駆動力をモータ電流によって推定する際の精度を向上することができる。
その他の構成および動作は第1の実施の形態に係る駆動装置と同様であるため、ここでは詳細な説明を繰り返さない。したがって、本発明の第4の実施の形態に係る駆動装置では、医療器具等を簡易な構成で実現し、かつ操作の複雑化を防ぐことができる。
次に、本発明の他の実施の形態について図面を用いて説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
<第5の実施の形態>
本実施の形態は、第3の実施の形態に係る駆動装置と比べて押圧ローラ2が線状体1の幅方向に作用させる力を調整するための構成を追加した駆動装置に関する。以下で説明する内容以外は第3の実施の形態に係る駆動装置と同様である。
本実施の形態は、第3の実施の形態に係る駆動装置と比べて押圧ローラ2が線状体1の幅方向に作用させる力を調整するための構成を追加した駆動装置に関する。以下で説明する内容以外は第3の実施の形態に係る駆動装置と同様である。
図9は、本発明の第5の実施の形態に係る駆動装置の構成を示す図である。
図9を参照して、駆動装置105は、本発明の第3の実施の形態に係る駆動装置と比べて、さらに、圧力調整部71を備える。圧力調整部71は、カム用モータ21と、カム22と、バネ23と、固定部24とを含む。
図9を参照して、駆動装置105は、本発明の第3の実施の形態に係る駆動装置と比べて、さらに、圧力調整部71を備える。圧力調整部71は、カム用モータ21と、カム22と、バネ23と、固定部24とを含む。
圧力調整部71は、押圧ローラ2が線状体1の幅方向に作用させる力を調整することにより、押圧ローラ2および弾性体11が線状体1を狭持する力を調整する。
カム用モータ21は、カム22を回転させることにより、バネ23の弾性力を増減する。バネ23は、固定部24上に設けられる。固定部24は、バネ23の弾性力を押圧ローラ2に伝達する。
制御部8は、線状体1に対して延伸方向の大きな駆動力が必要である場合には、カム用モータ21を時計方向に回転させることにより、バネ23の弾性力を増加させる。これにより、押圧ローラ2が線状体1の幅方向に作用させる力を大きくする。
一方、制御部8は、線状体1に対して延伸方向の大きな駆動力が必要でない場合には、バネ23の弾性力が減少するようにカム用モータ21を制御することにより、ローラ2が線状体1の幅方向に作用させる力を小さくする。
以上のような構成により、線状体1に作用する延伸方向の力が小さい場合には、押圧ローラ2およびモータ4等が含む回転軸受などの回転摩擦を小さすることができるため、線状体1に作用する延伸方向の力をモータ電流から正確に推定することができる。
その他の構成および動作は第3の実施の形態に係る駆動装置と同様であるため、ここでは詳細な説明を繰り返さない。したがって、本発明の第5の実施の形態に係る駆動装置では、医療器具等を簡易な構成で実現し、かつ操作の複雑化を防ぐことができる。
次に、本発明の他の実施の形態について図面を用いて説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
<第6の実施の形態>
次に、本発明の駆動装置を、治療や検査などの実際の医療行為において使用する例を説明する。
次に、本発明の駆動装置を、治療や検査などの実際の医療行為において使用する例を説明する。
図10は、本発明の第6の実施の形態に係る医療装置の構成を示す図である。
図10を参照して、医療装置201は、駆動装置101と、線状体1と、カテーテル31と、Yコネクタ32と、スピーカ36とを備える。Yコネクタ32は、入力ポートP1,P2と、出力ポートP3とを含む。駆動装置101は、Yコネクタ32の入力ポートP1に接続されている。
図10を参照して、医療装置201は、駆動装置101と、線状体1と、カテーテル31と、Yコネクタ32と、スピーカ36とを備える。Yコネクタ32は、入力ポートP1,P2と、出力ポートP3とを含む。駆動装置101は、Yコネクタ32の入力ポートP1に接続されている。
カテーテル31は、Yコネクタ32の出力ポートP3に接続されている。カテーテル31の中には、線状体1が通されている。線状体1は、駆動装置101によって人体37内の目的部位まで誘導される。
線状体1に作用する延伸方向の力を計測することにより、この計測された力の反力すなわち線状体1が人体37内の管に作用する荷重を計測することができる。すなわち、医療器具の先端が管の内壁に接触することを検知することができ、体内の管に過大な荷重が作用することを防ぐことができる。
また、Yコネクタ32の入力ポートP2から薬剤を注入することができる。たとえば、カテーテル31と線状体1との摩擦を低減するための生理食塩水を入力ポートP2から注入することができる。また、血管の中に挿入したカテーテル31を人体37内の目的部位まで誘導した後に、入力ポートP2から血管造影剤を注入することにより、血管造影剤を人体37内の目的部位に注入することができる。
制御部8は、ユーザの操作を認識する図示しない操作部を含み、ユーザの操作に基づいて、モータ4の回転速度等を示す指令をモータ駆動部7に与える。
制御部8とモータ駆動部7とは、ケーブル33を介して接続されている。制御部8は、線状体1に作用する延伸方向の力の大きさを表示部35の画面に表示する。
また、制御部8は、視覚の他にも、音程および音量などの聴覚で線状体1に対する駆動力を術者に知らせる構成であってもよい。たとえば、制御部8は、線状体1に作用する延伸方向の力が所定値を超える場合には、スピーカ36を制御して警告音を鳴らす。
このような構成により、医師である術者が線状体の挿入力を確認しながら医療行為を行なうことができるため、線状体の操作の誤りによる医療事故を防止することができる。また、従来医療行為に使用してきたガイドワイヤおよびデリバリーワイヤ等をそのまま使用することができる。
図11は、本発明の第6の実施の形態に係る医療装置において、線状体がガイドワイヤである場合を示す図である。
図12は、本発明の第6の実施の形態に係る医療装置において、線状体がデリバリーワイヤである場合を示す図である。
ガイドワイヤおよびデリバリーワイヤは、たとえば以下のように用いられる。すなわち、図11を参照して、ガイドワイヤ1を使ってカテーテル31を目的部位すなわち脳血管38の脳動脈瘤39に誘導した後に、ガイドワイヤ1のみを引き抜く。
図12を参照して、その後、塞栓用コイル54を先頭にしてデリバリーワイヤ1をカテーテル31の中に挿入する。塞栓用コイル54が目的部位に留置できたら、デリバリーワイヤ1から塞栓用コイル54を切り離し、デリバリーワイヤ1のみをカテーテル31から引き抜く。
次に、本発明の他の実施の形態について図面を用いて説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
<第7の実施の形態>
図13は、本発明の第7の実施の形態に係る訓練装置の構成を示す図である。
図13は、本発明の第7の実施の形態に係る訓練装置の構成を示す図である。
図13を参照して、訓練装置301は、駆動装置101と、線状体1と、カテーテル31と、Yコネクタ32と、スピーカ36と、シミュレータ41と、ケーブル43とを備える。
シミュレータ41は、人体を模擬するものであり、人体の管の透視画像と同等のものを表示する。訓練装置301を用いて訓練を行なっている術者はシミュレータ41の表示画像を見ながら制御部8における図示しない操作部を介して線状体1を操作する。シミュレータ41は、挿入された線状体1に対する挿入抵抗を変化させる。操作時の抵抗力すなわち、駆動装置101で計測された線状体1に作用する延伸方向の力の大きさは、表示部35に表示されるとともに、ケーブル43を介してシミュレータ41にも伝達される。シミュレータ41は、伝達された力の大きさに基づいて線状体1の挿入抵抗を変更する。
なお、図13では駆動装置101およびシミュレータ41が分離されているが、駆動装置101およびシミュレータ41が一体化される構成であってもよい。また、表示部35の代わりにシミュレータ41の表示する模擬透視画像に、線状体1に作用する延伸方向の力の大きさを追加表示する構成であってもよい。
このような構成により、熟練術者の操作を定量化することができ、経験の少ない術者の手技を早期に向上させることができる。また、手術中の記録として、透視画像とともに、術者の操作を記録することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
Claims (10)
- 可撓性を有する線状体(1)を駆動する駆動装置であって、
第1のローラ(3)と、
回転力を直接前記第1のローラ(3)に伝達することで前記第1のローラ(3)を回転させることにより、前記線状体(1)を前記線状体(1)の延伸方向に送り出すモータ(4)と、
前記モータ(4)に電流を供給することにより前記モータ(4)を駆動するモータ駆動部(7)と、
前記モータ(4)に供給される電流に基づいて、前記線状体(1)に作用する延伸方向の力を算出する制御部(8)とを備える駆動装置。 - 前記第1のローラ(3)は、前記第1のローラ(3)の回転方向に沿って前記第1のローラ(3)の外周面を1周するように形成された溝(5)を有する請求の範囲第1項に記載の駆動装置。
- 前記駆動装置は、さらに、
第2のローラ(2)を備え、
前記線状体(1)は、前記第1のローラ(3)および前記第2のローラ(2)によって狭持され、前記第1のローラ(3)および前記第2のローラ(2)の回転に伴って延伸方向に送り出される請求の範囲第1項に記載の駆動装置。 - 前記駆動装置は、さらに、
前記第1のローラ(3)の外周面に接する内周面を有し、前記第1のローラ(3)の外周面を覆うように形成された弾性体(11)を含み、
前記線状体(1)は、前記弾性体(11)および前記第2のローラ(2)によって狭持される請求の範囲第3項に記載の駆動装置。 - 前記駆動装置は、さらに、
前記第1のローラ(3)の外周面に接する内周面を有し、前記第1のローラ(3)の外周面を覆うように形成された第1の弾性体(12)と、
前記第1の弾性体(12)の外周面に接する内周面を有し、前記第1の弾性体(12)の外周面を覆うように形成された第2の弾性体(13)とを含み、
前記線状体(1)は、前記第2の弾性体(13)および前記第2のローラ(2)によって狭持され、
前記第2の弾性体(13)の硬度は前記第1の弾性体(12)の硬度より大きい請求の範囲第3項に記載の駆動装置。 - 前記駆動装置は、さらに、
前記第1のローラ(3)および前記第2のローラ(2)が前記線状体(1)を狭持する力を調整する圧力調整部(71)を備える請求の範囲第3項に記載の駆動装置。 - 可撓性を有する線状体(1)と、
前記線状体(1)を駆動する駆動装置(101〜105)とを備え、
前記駆動装置(101〜105)は、
第1のローラ(3)と、
回転力を直接前記第1のローラ(3)に伝達することで前記第1のローラ(3)を回転させることにより、前記線状体(1)を前記線状体(1)の延伸方向に送り出すモータ(4)と、
前記モータ(4)に電流を供給することにより前記モータ(4)を駆動するモータ駆動部(7)と、
前記モータ(4)に供給される電流に基づいて、前記線状体(1)に作用する延伸方向の力を算出する制御部(8)とを含む医療装置。 - 前記線状体(1)は、脳動脈瘤を塞栓するための塞栓用コイルが先端に設けられている請求の範囲第7項に記載の医療装置。
- 前記線状体(1)は、カテーテル(31)を目的部位に誘導するためのガイドワイヤである請求の範囲第7項に記載の医療装置。
- 可撓性を有する線状体(1)と、
前記線状体(1)を駆動する駆動装置(101〜105)とを備え、
前記駆動装置は、
第1のローラ(3)と、
回転力を直接前記第1のローラ(3)に伝達することで前記第1のローラ(3)を回転させることにより、前記線状体(1)を前記線状体(1)の延伸方向に送り出すモータ(4)と、
前記モータ(4)に電流を供給することにより前記モータ(4)を駆動するモータ駆動部(7)と、
前記モータ(4)に供給される電流に基づいて、前記線状体(1)に作用する延伸方向の力を算出する制御部(8)とを含む訓練装置。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007305670 | 2007-11-27 | ||
JP2007305670 | 2007-11-27 | ||
PCT/JP2008/069452 WO2009069413A1 (ja) | 2007-11-27 | 2008-10-27 | 駆動装置ならびにそれを備えた医療装置および訓練装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2009069413A1 true JPWO2009069413A1 (ja) | 2011-04-07 |
Family
ID=40678316
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009543723A Pending JPWO2009069413A1 (ja) | 2007-11-27 | 2008-10-27 | 駆動装置ならびにそれを備えた医療装置および訓練装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20100234873A1 (ja) |
EP (1) | EP2216068A4 (ja) |
JP (1) | JPWO2009069413A1 (ja) |
WO (1) | WO2009069413A1 (ja) |
Families Citing this family (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20120203168A1 (en) * | 2009-10-14 | 2012-08-09 | Hideo Fujimoto | Insertion device, training device, and recording system |
CN102496324B (zh) * | 2011-11-30 | 2013-09-25 | 徐州医学院 | 一种血管介入支架植入位置指示与考核装置 |
US9439653B2 (en) | 2011-12-07 | 2016-09-13 | Traumatek Solutions B.V. | Devices and methods for endovascular access and therapy |
US10118020B2 (en) | 2011-12-07 | 2018-11-06 | Traumatek Solutions B.V. | Devices and methods for endovascular access and therapy |
EP2846707A4 (en) * | 2012-05-04 | 2016-11-30 | Interventco Llc | DEVICE AND METHOD FOR FILLING ANEURYSMAS OR A BODY HOLLOW |
FR2991010B1 (fr) * | 2012-05-23 | 2019-05-10 | Physidia | Pompe peristaltique lineaire |
JP6064263B2 (ja) * | 2012-07-10 | 2017-01-25 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 力計測装置及び力計測方法、マスタースレーブ装置、力計測プログラム、並びに、集積電子回路 |
CN105709325B (zh) * | 2014-11-30 | 2021-10-29 | 中国科学院沈阳自动化研究所 | 一种介入导管输送操作装置 |
WO2016207729A2 (en) | 2015-06-23 | 2016-12-29 | Traumatek Solutions, B.V. | Vessel cannulation device and method of use |
WO2017010231A1 (ja) * | 2015-07-16 | 2017-01-19 | 国立大学法人名古屋大学 | 線状体の挿入駆動装置およびそれを備える医療機器、医療操作訓練装置 |
FR3044541B1 (fr) | 2015-12-07 | 2017-12-29 | Robocath | Module robotise d'entrainement d'organe medical souple allonge |
EP3437540B1 (en) * | 2016-03-31 | 2021-11-03 | Keio University | Endoscope holder with gripping members and with elastic members |
WO2017169279A1 (ja) * | 2016-03-31 | 2017-10-05 | 学校法人慶應義塾 | 内視鏡ホルダー |
EP3592414A4 (en) * | 2017-03-06 | 2021-01-13 | Corindus, Inc. | REPLACING A PERcutaneous device |
US11501661B2 (en) | 2018-03-29 | 2022-11-15 | Cae Healthcare Canada Inc. | Method and system for simulating an insertion of an elongated instrument into a subject |
CN108744225B (zh) * | 2018-05-30 | 2020-12-22 | 合肥美亚光电技术股份有限公司 | 管线输送装置及其控制方法、系统 |
WO2020149369A1 (ja) * | 2019-01-17 | 2020-07-23 | 朝日インテック株式会社 | 長尺状医療器具の駆動装置及び医療デバイス並びに長尺状医療器具の駆動方法 |
US20210177532A1 (en) * | 2019-12-13 | 2021-06-17 | Intuitive Surgical Operations, Inc. | Systems and methods for inserting an elongate flexible instrument into an environment |
CN113180577B (zh) * | 2021-05-28 | 2023-12-05 | 天津医科大学第二医院 | 一种泌尿科室用激光去石软管镜 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58182751U (ja) * | 1982-05-31 | 1983-12-06 | 川瀬 和夫 | 医用カテ−テルの駆動装置 |
JPH10503110A (ja) * | 1995-05-08 | 1998-03-24 | オムニトロン インターナショナル,インコーポレイテッド | アクティブフォースフィードバックを備えたアフターローダ |
JP2000042117A (ja) * | 1998-07-10 | 2000-02-15 | Mitsubishi Electric Inf Technol Center America Inc | 細長い物体用のアクチュエ―タ |
Family Cites Families (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4616648A (en) * | 1985-01-08 | 1986-10-14 | Devices For Vascular Intervention | Device facilitating the exchange of dilatation catheters during an angioplasty procedure |
FR2609898B1 (fr) * | 1987-01-28 | 1989-03-31 | Commissariat Energie Atomique | Dispositif d'entrainement et de positionnement d'un porte-sources dans un applicateur utilise en curietherapie |
US5821920A (en) * | 1994-07-14 | 1998-10-13 | Immersion Human Interface Corporation | Control input device for interfacing an elongated flexible object with a computer system |
US6120520A (en) * | 1997-05-27 | 2000-09-19 | Angiotrax, Inc. | Apparatus and methods for stimulating revascularization and/or tissue growth |
JPH10263089A (ja) | 1997-03-27 | 1998-10-06 | Tokai Rika Co Ltd | 障害物感知機構付きカテーテル |
JPH1120976A (ja) * | 1997-07-03 | 1999-01-26 | Canon Inc | シート搬送装置 |
JP2001517506A (ja) * | 1997-09-23 | 2001-10-09 | ユナイテッド ステイツ サージカル コーポレーション | アフターローダー装置 |
US20070225615A1 (en) * | 2006-03-22 | 2007-09-27 | Revascular Therapeutics Inc. | Guidewire controller system |
IL123646A (en) * | 1998-03-11 | 2010-05-31 | Refael Beyar | Remote control catheterization |
US6171234B1 (en) * | 1998-09-25 | 2001-01-09 | Scimed Life Systems, Inc. | Imaging gore loading tool |
US7635342B2 (en) * | 2001-05-06 | 2009-12-22 | Stereotaxis, Inc. | System and methods for medical device advancement and rotation |
US7294135B2 (en) * | 2003-03-20 | 2007-11-13 | Medtronic Vascular, Inc | Control handle for intraluminal devices |
US20050004579A1 (en) * | 2003-06-27 | 2005-01-06 | Schneider M. Bret | Computer-assisted manipulation of catheters and guide wires |
US8152839B2 (en) * | 2005-12-19 | 2012-04-10 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Embolic coils |
US20070239140A1 (en) * | 2006-03-22 | 2007-10-11 | Revascular Therapeutics Inc. | Controller system for crossing vascular occlusions |
-
2008
- 2008-10-27 EP EP08853533A patent/EP2216068A4/en not_active Withdrawn
- 2008-10-27 JP JP2009543723A patent/JPWO2009069413A1/ja active Pending
- 2008-10-27 WO PCT/JP2008/069452 patent/WO2009069413A1/ja active Application Filing
- 2008-10-27 US US12/744,420 patent/US20100234873A1/en not_active Abandoned
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58182751U (ja) * | 1982-05-31 | 1983-12-06 | 川瀬 和夫 | 医用カテ−テルの駆動装置 |
JPH10503110A (ja) * | 1995-05-08 | 1998-03-24 | オムニトロン インターナショナル,インコーポレイテッド | アクティブフォースフィードバックを備えたアフターローダ |
JP2000042117A (ja) * | 1998-07-10 | 2000-02-15 | Mitsubishi Electric Inf Technol Center America Inc | 細長い物体用のアクチュエ―タ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP2216068A1 (en) | 2010-08-11 |
US20100234873A1 (en) | 2010-09-16 |
WO2009069413A1 (ja) | 2009-06-04 |
EP2216068A4 (en) | 2012-03-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPWO2009069413A1 (ja) | 駆動装置ならびにそれを備えた医療装置および訓練装置 | |
US8725233B2 (en) | Load detection device and load detection method | |
JP5177352B2 (ja) | 線状体の駆動装置 | |
US7998058B2 (en) | Endoscope system comprising endoscope to which medical instrument is attached | |
US6981945B1 (en) | Colonoscope handgrip with force and torque monitor | |
JP4161061B2 (ja) | カテーテル処置用シミュレーション装置 | |
JP5403785B2 (ja) | 挿入装置 | |
JP6837774B2 (ja) | カテーテルおよびガイドワイヤ連携挿入システム | |
JP2009516574A (ja) | 曲げ可能な装置の形状を決定する方法 | |
EP4134035A1 (en) | Load sensing of elongated medical device in robotic actuation | |
US20150313446A1 (en) | Robotic-assisted surgical system and control method thereof | |
US20210177532A1 (en) | Systems and methods for inserting an elongate flexible instrument into an environment | |
JP6751872B2 (ja) | 線状体の挿入駆動装置およびそれを備える医療機器、医療操作訓練装置 | |
US20180049831A1 (en) | Medical manipulator system | |
WO2017169097A1 (ja) | 圧排子及び圧排装置 | |
US10420573B2 (en) | Surgical tool | |
Mei et al. | Intravascular palpation and haptic feedback during angioplasty | |
WO2017010231A1 (ja) | 線状体の挿入駆動装置およびそれを備える医療機器、医療操作訓練装置 | |
WO2018225538A1 (ja) | 医療機器駆動装置及び力情報の算出方法 | |
JP6751873B2 (ja) | 線状体の挿入駆動装置およびそれを備える医療機器、医療操作訓練装置 | |
JP2007202675A (ja) | センサならびにそれを備えた医療装置および訓練装置 | |
JP2710418B2 (ja) | 内視鏡装置 | |
JP2009273827A (ja) | 線状体操作制御装置 | |
EP3263062A1 (en) | Medical manipulator system |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110926 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130312 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20130709 |