JPWO2009050986A1 - 移動体 - Google Patents

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研司 松熊
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Abstract

車体表面に突起物が無く安全であり、また操作のためのストロークが大きく取れ、これによって微妙な操作が可能な範囲が極めて広く、さらに操作部を小形化可能な移動体を提供する。車体(3)に対し引き出しおよび巻き取りが自在な紐状体(8)と、紐状体(8)の引き出し長さを計測する長さ計測装置(9)と、紐状体(8)の車体(3)に対する角度を計測する角度計測装置(10)を備え、長さ計測装置(9)および角度計測装置(10)の計測結果をもとに駆動部(5)を制御する。

Description

本発明は、工場、オフィス、病院や福祉施設等において、搬送用途に使用される移動体に関する。
荷物を積載して運搬する台車は、重量が増えると押すために必要な力も増大するため、操作者にとって負担が大きいという課題がある。これを解決する為、台車をバッテリ等の電源、およびモータ等の駆動部を具備した移動体として構成し、操作部に加えられた操作に基づき前記駆動部を制御して移動する、いわゆるパワーアシスト付運搬車が提案されている。このパワーアシスト付運搬車の操作部にスイッチを用い、スイッチ押下により前進後退・旋回の切替えを行う方法もあるが、これは微妙な操作が困難であって、運転操作に熟練が必要となる問題があった。
これに対し、操作部にジョイスティックを搭載する方法が特許文献1に記載されている。以下、図に基づいて説明する。図13は、特許文献1の従来例を示す斜視図である。図13において、101は移動体、103は移動体101の筐体をなす車体、104は車体103に装備された駆動輪であり、移動体101は駆動輪104によって床面を走行可能になっている。105は駆動輪104を回転駆動させる駆動部、106は駆動部105を制御する制御部である。駆動部105および制御部106は車体103に内蔵されている。107は図示しない操作者が移動体101を操作するための操作部であり、ジョイスティックが使用されている。ジョイスティックは棒状体をその下端部を支点として揺動自在に取り付けてある装置で、操作者が前記棒状体を所定の方向に所定の角度で倒すことで、指定の操作量を発生させることができる。操作部107は車体103の表面に装備されている。操作者が操作部107に加えた操作量は制御部106に送られ、制御部106は前記操作量に基づいて駆動輪104に発生させるべき回転速度を算出し、駆動部105に制御指令を与える。特許文献1の従来例によれば、操作部にスイッチを用いる方法に比べ、走行速度の大小を調整できるため、微妙な操作が可能になるという効果があった。しかし、操作者にとっては、ジョイスティックを横に倒す操作と移動体101の旋回動作が感覚的に一致しないという問題点がある。さらに、ジョイスティックによる操作は手首のみによる操作であり、操作者が移動体101と並んで歩きながら手首でジョイスティックを一定に倒しつづけるのが難しいという問題点があった。
これに対し、揺動可能なハンドルを引くことで移動体を操作する方法が特許文献2に記載されている。以下、図に基づいて説明する。図14は、特許文献2の従来例を示す斜視図である。図14において、201は移動体、202は移動体201を操作する操作者である。203は移動体201の筐体をなす車体、204は車体203に装備された駆動輪であり、移動体201は駆動輪204によって床面を走行可能になっている。205は駆動輪204を回転駆動させる駆動部、206は駆動部205を制御する制御部である。駆動部205および制御部206は車体203に内蔵されている。207は操作者202が移動体201を操作するための操作部である。操作部207は車体203の表面に装備されている。操作者202が操作部207に加えた操作量は制御部206に送られ、制御部206は前記操作量に基づいて駆動輪204に発生させるべき駆動力を算出し、駆動部205に制御指令を与える。特許文献2の従来例における操作部207の構成の一例を図15に示す。図において、211は操作者202が把持する操作ハンドルである。212は車体203に対し前後方向及び左右方向に移動自在な可動体である。操作ハンドル211の一端は可動体212に固定されている。213aおよび213bは、可動体212の前後方向及び左右方向の移動に対して抵抗を加えるバネである。214aおよび214bは、可動体212の前後位置と左右位置を各々検出するポテンショメータである。ここで操作者202が操作ハンドル211に力を加えれば、可動体212がその力の方向に応じて移動するが、この移動はバネ213a、213bによって抑制されているために、可動体212の前後左右の移動量と、バネ213a、213bのバネ係数とから、操作ハンドル211に加えられた前後方向の力と左右方向の力とを検出することができる。特許文献2では、この検出した力を操作量として、増幅した駆動力を駆動輪に出力させるように制御している。特許文献2の従来例によれば、操作者にとってはあたかも自分が台車を引いているかのような直感的かつ微妙な操作が可能になるという効果があった。しかし、本従来例では構造上、バネのストロークが大きく取りづらいという問題点がある。仮にバネのストロークを多く取ると、装置が大形化してしまう。逆にバネのストロークが小さいと、台車の追従遅れにより容易にバネの上下死点に到達してしまうため、微妙な操作が可能な範囲が狭いと言う問題点があった。これを解決するために台車の追従を俊敏にしようとすると、挙動が振動的になり実用性に欠けるという問題点があった。
これに対し、水平面内に回動自在に支持された長杆状の操作部を搭載する方法が特許文献3に記載されている。以下、図に基づいて説明する。図16は、特許文献3の従来例を示す図であり、(a)が側面図、(b)が底面図を示している。図14と同じ構成要素は、一部説明を割愛している。図16において、315は車体303から突出して配置された長杆であり、支軸316を中心として水平面内を回動自在に支持されている。長杆315の内部には、棒状の手動部材317が矢印方向に滑動できるように装着されている。318は手動部材317の先端に固定された把持具である。長杆315に対する手動部材317の位置は内蔵されたつる巻きスプリングにより所定の中立点を保つように付勢され、前記中立点からの位置変化は内蔵されたコイルおよびフェライト棒によって誘導電圧として検出される。また支軸316を中心とした回転角速度も、円弧状に配置されたコイルおよびフェライト棒によって誘導電圧として検出される。検出した誘導電圧はオペアンプ回路すなわち制御部306に入力され、駆動輪の速度指令として駆動部305に出力される。上記構成により、操作者が把持具318を把持して手動部材317を長杆315から引き出すと移動体301は前進し、逆に手動部材317を長杆315に押し込むと移動体301は後退する。また、長杆315の車体3に対する角度に応じて移動体1の走行方向を変更できるように構成されている。特許文献3の従来例によれば、特許文献2の方式と比べて操作のためのストロークが多く取りやすいため、微妙な操作が可能な範囲がある程度広いという効果があった。しかしながら、特許文献3の従来例では、長杆部が突起物になるため、操作時以外には邪魔になると言う問題点があった。特に台車と操作者が突発的に接近した場合には長竿により身体を突く危険性がある。また、装置の小形化は依然達成されないという問題点があった。さらに、操作のためのストロークも依然充分とはいえないという課題があった。
これに対し、一端を移動体に取り付けられた紐状体を操作者が引くことで移動体を操作する方法が特許文献4から6に記載されている。しかし、これらの従来例では万一の緊急時に操作者が紐を強く引いた場合の対応について記載されていない。また、紐状体の中立点を任意に設定することが困難なため、前進動作のみしか使用できず、前進動作と後退動作の両方を使い分けることができず、使い勝手が悪く、さらに本体に取り付けられる機構部分が大きくなるという問題点があった。また、操作者が紐状体を牽引する際の微少な振れがそのまま移動体の動作となって現れてしまい滑らかな動作が困難であること、また移動体から操作者に紐状体を使って情報提供する方法が記載されていないことが課題としてあった。
特開平11−265211号公報(図1) 特開平8−282498号公報(図42、48) 特開平7−108845号公報(図1、図4) 特開平8−207850(図1、図3) 特開2002−315787(図1、図3) 特開2007−62622(図1、図4)
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、車体表面に突起物が不要で、移動体と操作者が突発的に接近しても安全であり、また操作のためのストロークが大きく取れ、これによって微妙な操作が可能な範囲が極めて広く、さらに操作部を小形化可能であって、万一操作者が紐を強く引いた場合の安全確保が可能で、紐状体の中立点を任意に設定可能にすることで前進動作と後退動作の両方の動作が使用可能であり、で、操作時の紐状体の微少な揺れを補償可能であり、移動体から操作者に紐状体を使って情報伝達が可能な移動体を提供することを目的とする。
上記問題を解決するため、本発明は、次のように構成したのである。
請求項1に記載の発明は、車体と、前記車体を駆動させる駆動部と、前記車体を操作するための操作部と、前記操作部に加えられた操作量に基づいて前記駆動部を制御する制御部とを有する移動体において、前記操作部は、前記車体に対し引き出しおよび巻き取りが自在な紐状体と、前記紐状体の引き出し長さを計測する長さ計測装置と、前記紐状体の前記車体に対する角度を計測する角度計測装置とからなることを特徴とするとともに、前記制御部は、前記長さ計測装置および前記角度計測装置の計測結果をもとに前記駆動部を制御することを特徴とするものである。
請求項2に記載の発明は、前記操作部は、前記紐状体を巻き取るプーリと、前記プーリを巻き取り方向に付勢するゼンマイバネと、前記プーリの回転量を計測する第1の回転角検出器と、前記回転角検出器を固定する固定具と、前記固定具と前記車体との回転量を計測する第2の回転角検出器とからなることを特徴とするものである。
請求項3に記載の発明は、前記制御部は、前記紐状体が所定長さ以上引き出された場合には前記駆動部を非常停止させることを特徴とするものである。
請求項4に記載の発明は、前記操作部は、前記紐状体の先端に操作者によって操作可能なスイッチを備え、前記制御部は、前記スイッチが押された時の前記紐状体の長さを車体速度の中立点の長さとして記憶することを特徴とするものである。
請求項5に記載の発明は、前記長さ計測装置を、操作者が保持する把持具に収納したことを特徴とするものである。
請求項6に記載の発明は、前記紐状体が伸縮性を有することを特徴とするものである。
請求項7に記載の発明は、前記紐状体を巻き取るプーリと、前記プーリを巻き取り方向に付勢するゼンマイバネと、前記プーリの回転量を計測する第1の回転角検出器と、前記回転角検出器を固定するとともに前記車体に固定される固定具と、前記車体に水平方向に揺動自在に固定されて前記紐状体に当接するガイドと、前記車体と前記ガイドとの揺動変位を計測する第2の回転角検出器と、前記第2の回転角検出器の計測値を増幅して前記紐状体の前記車体に対する角度として出力する増幅器とを備えたことを特徴とするものである。
請求項8に記載の発明は、前記操作部は、前記プーリを駆動する駆動装置を備え、前記プーリを巻き取り方向に付勢するとともに、前記紐状体に引っ張り力を加えることにより操作者に情報を提示することを特徴とするものである。
請求項9に記載の発明は、前記操作部は、前記車体に垂直方向に揺動自在に固定されて前記紐状体に当接する第2のガイドと、前記車体と前記第2のガイドとの上下動の有無を検出する上下動検出器とを備え、前記制御部は、前記上下動検出器が前記第2のガイドの上下動を検出した場合には前記駆動部の制御を停止するとともに、前記紐状体の長さを車体速度の中立点として記憶することを特徴とするものである。
請求項1に記載の発明によると、車体表面には突起物が不要であり、移動体と操作者が突発的に接近しても紐状体が弛むだけなので、操作部と衝突することなく安全である。
請求項2に記載の発明によると、プーリに巻く紐状体の長さを多く取ることで、操作のためのストロークをプーリ径およびプーリ幅の範囲内で大きくとることができる。これにより微妙な操作が可能な範囲を極めて広くとることができる。また、紐状体が巻きつけられて収納されることから、操作部を小形化することができる。
請求項3に記載の発明によると、万一の緊急時であっても移動体を操作者によってわかりやすい方法で停止させることができる。
請求項4に記載の発明によると、移動体に対し前進だけでなく後退の操作も行うことができる。
請求項5に記載の発明によると、車体への取り付け部分をさらに小形に構成することができる。
請求項6に記載の発明によると、フィルタを用いることなく高周波成分を除去することができる。
請求項7に記載の発明によると、第1の回転角検出器を車体3に内蔵させることができるので、車体表面の可動部をコンパクトに構成することができる。
請求項8に記載の発明によると、紐状体12が常に適切な張力を保つようにプーリ12を巻き取り方向に付勢することができる。また、駆動装置19を制御することで紐状体8に大きな張力を与え、操作者を車体のほうから引っ張ることができる。これにより操作者に様々な情報を提示することができる。
請求項9に記載の発明によると、把持具11へのスイッチ装備を要することなく、前進後退の中立点となる紐状体8の引き出し長さを容易に設定することができる。
本発明の第1の実施の形態を示す斜視図 本発明の第1の実施における操作部の具体的な構成の一例 本発明の第1の実施の形態における移動体への指令速度を示す上面図 本発明の第1の実施の形態における移動体の挙動を示す上面図 本発明の第1の実施の形態における紐状体の引出し長さと、車体速度との関係を示す図 本発明の第2の実施の形態における紐状体の引出し長さと、車体速度との関係を示す図 本発明の第3の実施の形態を示す斜視図 本発明の第4の実施における操作部7の具体的な構成を示す図 操作時の紐状体8の挙動を示す上面図 本発明の第5の実施における操作部7の具体的な構成を示す図 本発明の第6の実施における操作部7の具体的な構成を示す図 本発明の第6の実施における操作を示す側面図 特許文献1の従来例を示す斜視図 特許文献2の従来例を示す斜視図 特許文献2の従来例における操作部の構成の一例 特許文献3の従来例を示す図
符号の説明
1、101、201、301 移動体
2、202 操作者
3、103、203、303 車体
4、4a、4b、104、204、304 駆動輪
5、105、205、305 駆動部
6、106、206、306 制御部
7、107、207、307 操作部
8 紐状体
9 長さ計測装置
10 角度計測装置
11 把持具
12 プーリ
13 ゼンマイバネ
14 第1の回転角検出器
15 固定具
16 第2の回転角検出器
17 ガイド
18 増幅器
19 駆動装置
20 第2のガイド
21 上下動検出器
211 操作ハンドル
212 可動体
213a、213b バネ
214a、214b ポテンショメータ
315 長杆
316 支軸
317 手動部材
318 把持具
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態を示す斜視図である。図1において、1は移動体、2は移動体1を操作する操作者である。3は移動体1の筐体をなす車体、4は車体3に装備された駆動輪であり、移動体1は駆動輪4によって床面を走行可能になっている。5は駆動輪4を回転駆動させる駆動部、6は駆動部5を制御する制御部である。駆動部5および制御部6は車体3に内蔵されている。7は操作者2が移動体1を操作するための操作部である。操作部7は車体3の表面に装備されている。操作者2が操作部7に加えた操作量は制御部6に送られ、制御部6は前記操作量に基づいて駆動輪4に発生させるべき回転速度を算出し、駆動部5に制御指令を与える。本発明が従来の技術と異なるのは、操作部7が、車体3に対し引き出しおよび巻き取りが自在な紐状体8と、前記紐状体8の車体3からの引き出し長さを計測可能な長さ計測装置9と、前記紐状体8の車体3に対する角度を計測可能な角度計測装置10とから構成されている点である。
図2に、本発明の第1の実施における操作部7の具体的な構成の一例を示す。図2において、紐状体8の一端には把持具11が固定されている。紐状体8の別の一端はプーリ12に固定され、紐状体8はプーリ12に巻き付けられている。プーリ12はゼンマイバネ13によって、紐状体8を巻き取る方向に付勢されている。14はプーリ12の回転数又は回転角度(回転数と回転角度)を検出する第1の回転角検出器である。以上、プーリ12、ゼンマイバネ13、第1の回転角検出器14によって、紐状体8の引き出し長さを計測する長さ計測装置9を構成している。第1の回転角検出器14は固定具15に固定され、固定具15は車体3の一部に対し水平面内に回転自在に設置されている。16は固定具15の車体3に対する回転角検出する第2の回転角検出器16である。以上、固定具15、第2の回転角検出器16によって角度計測装置10を構成している。
上記の構成により、操作者2が把持具11を把持して図の矢印方向に引っ張る力を強めれば、プーリ12はゼンマイバネ13の付勢力に抗して引出し方向に回転して紐状体8は引き出され、逆に把持具11を図の矢印方向に引っ張る力を弱めれば、プーリ12はゼンマイバネ13の付勢力によって巻き取り方向に回転して紐状体8は巻き取られる。このプーリの回転を第1の回転角検出器14によって検出することで、紐状体8の引出し長さを計測することができる。また固定具15の車体3に対する回転角を第2の回転角検出器16によって検出することで、紐状体8の車体3に対する角度を計測することができる。
紐状体8にはスチールワイヤ、樹脂ワイヤ、織紐など強度に優れ伸縮性の少ない材質であれば種類を問わない。把持具11には、例えば操作者2の手又は指を通せる大きさの環形状のものである。第1の回転角検出器14にはエンコーダが好適である。第2の回転角検出器にはエンコーダ、ポテンショメータ等が好適である。なお、図には記載されていないが、固定具15と車体3の間にゼンマイバネを配して、車体正面付近に中立点を持たせることで、紐状体8が車体3に対し正面方向を向くように付勢させてもよい。
続いて、長さ計測装置9および角度計測装置10の計測結果と移動体の動作の関係を示す。図3は本発明の第1の実施の形態における移動体1への指令速度を示す上面図である。本実施例では車体3の略中央に2つの駆動輪4aと駆動輪4bを配置した、いわゆる二輪差動型駆動方式を記載している。駆動輪4aと4bを等しい角速度で回転することで移動体1を直進させ、また角速度差をつけることで移動体1を旋回させることができる。図において長さ計測装置9によって計測された紐状体8の引出し長さはLで表される。また角度計測装置10によって計測された紐状体8と車体3の角度はθで表される。まず紐状体8の引出し長さLに応じて車体3への発生速度ベクトルVの大きさが決定される。発生速度ベクトルVの方向は角度θと一致する。発生速度ベクトルVは、車体3の進行方向への速度成分Vcosθと旋回方向への速度成分Vsinθに分解できる。ここで駆動輪の半径をrとし、さらに車体中心から駆動輪中心までの距離をs、車体中心から長さ計測装置9および角度計測装置10までの距離をhとする。進行方向への速度成分Vcosθを発生するために駆動輪4aおよび4bに発生すべき回転角速度ωa1およびωb1は式(1)で表される。なお、駆動輪の回転角速度は、移動体1を前進せしめる回転方向(図の矢印方向)を正方向とする。
ωa1 = Vcosθ / r
ωb1 = Vcosθ / r ・・・(1)
さらに、旋回方向への速度成分Vsinθを発生するために駆動輪4aおよび4bに発生すべき回転角速度ωa2およびωb2は式(2)で表される。
ωa2 = −s × Vsinθ / (rh)
ωb2 = s × Vsinθ / (rh) ・・・(2)
これらを加算することで、駆動輪4aおよび4bに発生すべき回転角速度ωaおよびωbが式(3)のように求まる。
ωa = ωa1+ωa2
= (Vcosθ/r) − (sVsinθ/(rh))
ωb = ωb1+ωb2
= (Vcosθ/r) + (sVsinθ/(rh)) ・・・(3)
図4は本発明の第1の実施の形態における移動体1の挙動を示す上面図である。上記のように、紐状体8の引出し長さLに応じた発生速度の大きさVと、紐状体8と車体3との角度θから、駆動輪4aおよび4bに発生すべき回転角速度を求めて、駆動輪4aおよび4bを制御すると、駆動輪の接地点にはそれぞれrωa、rωbの速度が発生し、移動体1はその姿勢を紐状体8に一致させながら前進するという、あたかも紐状体8に引かれているかのような挙動を示す。これにより、操作者2にとっては、特別な知識を要することなく、誰でも直感的に、「台車を紐で引く」ように移動体1を操作することができる。また、車体表面には突起物がなくなり、移動体と操作者が突発的に接近しても紐状体が弛むだけなので、操作部の突起物と衝突することなく安全である。さらに図2のように操作部7を構成すると、プーリに巻く紐状体の長さを多く取ることで、操作のためのストロークをプーリ径およびプーリ幅の範囲内で大きくとることができる。これにより微妙な操作が可能な範囲を極めて広くとることができる。また、紐状体が巻きつけられて収納されることから、操作部を小形化することができる。
図5は本発明の第1の実施の形態における紐状体8の引出し長さと、車体速度との関係を示す図である。横軸は紐状体8の引出し長さL、縦軸は車体3への発生速度ベクトルVの大きさを示している。紐状体8がプーリ12に完全に巻き取られた状態(L=0)においては速度V=0であり、移動体1は停止している。操作者2が紐状体8を徐々に引き出し、引きだし長さLが所定値L1を超えると速度Vが発生し、移動体1は走行を開始する。以降L1からの引き出し長さが増えれば速度Vは加速され、逆に引き出し長さが減れば速度Vは減速される。これにより、操作者2が紐状体8を引きながら進むと、引き出し長さLを一定に保つように移動体1を追従させることができる。引き出し長さが所定値L2になり、あらかじめ設定された移動体1の最大速度Vmaxに達すると、以降は速度Vmaxを保つように走行する。さらに引き出し長さが所定値L3を超えると、その後は逆に減速し、最大の引き出し長さL4に到ると移動体1は停止する。すなわち、操作者は紐状体8を離してゼンマイバネ13によって長さL1まで巻き取らせるか、逆に紐状体を強く引いて長さL4まで引き出すか、いずれかの方法で移動体1を停止させることができる。これにより、万一の緊急時であっても移動体1を操作者2によってわかりやすい方法で停止させることができる。
続いて、本発明の第2の実施の形態について説明する。本実施の形態では、把持具11にスイッチが取り付けられており、操作者2によって押下可能になっている。スイッチのON/OFF情報は紐状体8に内蔵された1対の電線を介して制御部6に伝えられる。制御部は、スイッチが押されて次に離された時の紐状体8の引き出し長さを、中立長さL5として記憶する。操作方法としては、操作者2が把持具11のスイッチを押しながら紐状体8を引き出し、所望の引き出し長さL5に達した状態でスイッチを離すと、引き出し長さL5が記憶され、以降はL5よりも多く引き出せば前進、L5よりも逆に巻き取らせることで後退の操作を行うことができる。
図6は、本発明の第2の実施の形態における、紐状体8の引出し長さLと、車体速度Vとの関係を示す図である。引き出し長さLがL5からプラス方向に一定幅の所定値L6を超えると正方向の速度Vが発生し、移動体1は前方に走行を開始する。最大速度Vmaxに達する所定値L7以降はVmaxを保ち、所定値L8以降は減速し所定値L9で非常停止する。一方、引き出し長さLがL5からマイナス方向に一定幅の所定値L10を下回ると負方向の速度−Vが発生し、移動体1は後方に走行を開始する。最大速度−Vmaxに達する所定値L11以降は−Vmaxを保ち、所定値L12以降は減速し所定値L13で非常停止する。以上の構成により、移動体1に対し前進だけでなく後退の操作も行うことができる。また紐状体8を格納する際には、操作者2が把持具11をゆるめることにより、紐状体8の引き出し長さLがL13以下となり、移動体は停止する。
図7は、本発明の第3の実施の形態を示す斜視図である。長さ計測装置9は、図7のように、車体3ではなく把持具11に搭載されていてもよい。長さ計測装置9の計測結果は、紐状体8に内蔵された電線を介して制御部6に伝えられる。この実施例での紐状体8には、長さ計測装置9への電源供給線及び長さ計測装置9からの計測結果伝送線(アナログ信号又は通信による伝達)が含まれている。本実施の形態によれば、操作部7の車体3への取り付け部分は角度計測装置10だけとなるので、車体3への取り付け部分をさらに小形に構成することができる。
操作者が移動体を引いて操作する際の手先のぶれは、制御部6にフィルタを搭載し、高周波成分を除去することによって補正することができる。フィルタには電気回路あるいはソフトウェアを用いる方法が考えられる。以上述べた実施の形態では、紐状体8には伸縮性の少ない材質を用いたが、逆にゴムひもやバネ状ケーブルなど、伸縮性を有する材質を用いてもよい。この場合には、操作者が移動体を操作する際の手先のぶれを紐状体自体の伸縮性により吸収するので、フィルタを用いることなく高周波成分を除去することができる。
なお、図2に示す構成はあくまで一例であり、これ以外にも例えばプーリ12の回転軸を90°傾けた構成や、回転角検出器の配置を変えた構成など、図2以外の構成の場合であっても本発明の効果が同様に得られることは明らかである。本実施例では操作者2が操作部7と同一平面内で紐状体8を引くことを前提としているため、操作者2が紐状体8を操作部7よりも高くあるいは低く把持した場合には、その高低差分だけ紐状体8の引っ張り長さが増加することになる。移動体1の操作には大きな支障はないが、紐状体8の仰角を計測可能な計測装置を追加することで、前記高低差を補償してさらに精度の高い操作ができるようになる。図3および図4では二輪差動型駆動方式を例として説明しているが、これ以外の車輪駆動方式にも適用可能であることは明らかである。さらにいえば、二足歩行や多脚歩行、クローラや飛行など、車輪以外の移動体に対する操作装置としても全く同様に適用可能である。
図8は、本発明の第4の実施における操作部7の具体的な構成を示す図である。図8において、プーリ12、ゼンマイバネ13、第1の回転角検出器14からなる長さ計測装置9については、第1の実施例と同様の構成のため説明を割愛する。第1の回転角検出器14は固定具15に固定され、固定具15は車体3の一部に固定されている。17は車体3に水平方向に揺動自在に固定されたガイドである。紐状体8と当接する部分は分岐して紐状体8を左右から挟み込み、紐状体8が左右に大きく振れないように押さえる役目を有する。またガイド全体の揺動変位は第2の回転角検出器16によって計測可能になっている。18は第2の回転角検出器16の計測値を増幅して前記紐状体8の前記車体に対する角度として出力する増幅器である。以上、ガイド17、第2の回転角検出器16によって角度計測装置10を構成している。
図9は本発明の第1の実施例と第4の実施例について、操作時の紐状体8の挙動を示す上面図である。図9(a)は第1の実施例において把持具11を真っ直ぐ引っ張った場合、図9(b)は第1の実施例において把持具11を横向きに引っ張った場合の挙動を示している。図のように、把持具11を横向きに引っ張った場合には、第1の回転角検出器全体が垂直軸周りに旋回するために、車体外部に大きなスペースを必要とするという問題点があった。これに対し、図9(c)は第4の実施例において把持具11を真っ直ぐ引っ張った場合、図9(d)は第4の実施例において把持具11を横向きに引っ張った場合の挙動を示している。ガイド17を介することで、第1の回転角検出器を旋回させることなく紐状体8を引き出すことができる。第2の回転角検出器で計測可能なガイド17の揺動量は相対的に少なくなるが、増幅器18を介することで駆動輪4aおよび4bに発生すべき回転角速度として算出可能である。上記の構成により、第1の回転角検出器を車体3に内蔵させることができるので、車体表面の可動部をコンパクトに構成することができる。
図10は、本発明の第5の実施における操作部7の具体的な構成を示す図である。図10において、紐状体8の一端には把持具11が固定されている。紐状体8の別の一端はプーリ12に固定され、紐状体8はプーリ12に巻き付けられている。19はプーリ12を回転駆動することで紐状体8の巻き取りおよび引き出しが可能な駆動装置である。14はプーリ12の回転数又は回転角度(回転数と回転角度)を検出する第1の回転角検出器である。以上、プーリ12、駆動装置19、第1の回転角検出器14によって、紐状体8の引き出し長さを計測する長さ計測装置9を構成している。固定具15、第2の回転角検出器16からなる角度計測装置10については、第1の実施例と同様の構成のため説明を割愛する。上記の構成により、紐状体12が常に適切な張力を保つようにプーリ12を巻き取り方向に付勢することができる。また、駆動装置19を制御することで紐状体8に大きな張力を与え、操作者を車体のほうから引っ張ることができる。これにより操作者に様々な情報を提示することができる。具体的には、車体が障害物を検知した場合には紐状体8を強く引くことで操作者に注意を喚起したり、バッテリの残量が低下した場合など不具合時には所定のパターンで紐状体8を引くことにより操作者に状況を伝達することができる。
図11は、本発明の第6の実施における操作部7の具体的な構成を示す図である。図11において、20は車体3に垂直方向に揺動自在に固定された第2のガイドである。紐状体8と当接する部分は分岐して紐状体8を上下から挟み込み、紐状体8が上下に大きく振れないように押さえる役目を有する。またガイド全体の上下動は上下動検出器21によって検出可能になっている。図12は、本発明の第6の実施における操作を示す側面図である。図121(a)は紐状体8を車体3に対し上に引き出した状態を示しており、第2のガイド20に上方向の力が発生し、上下動検出器は上下動を検出する。この状態では制御部6は駆動部5を動作させず、紐状体8の引き出し長さを、中立長さL5として記憶する。図121(b)は紐状体8を水平上下方向に真っ直ぐに引き出した状態を示しており、第2のガイド20に上下方向に力は発生せず、上下動検出器は上下動を検出していない。この状態では制御部6は、記憶された引き出し長さL5よりも紐状体8の引き出し長さが多ければ前進、少なければ後退するように駆動部5を動作させる。上記の構成により、実施例2にあるような把持具11へのスイッチ装備を要することなく、前進後退の中立点となる紐状体8の引き出し長さを容易に設定することができる。
本発明は、工場、オフィス、病院や福祉施設等において、搬送用途に使用される移動体に適用することができる。

Claims (9)

  1. 車体と、前記車体を駆動させる駆動部と、前記車体を操作するための操作部と、前記操作部に加えられた操作量に基づいて前記駆動部を制御する制御部とを有する移動体において、
    前記操作部は、前記車体に対し引き出しおよび巻き取りが自在な紐状体と、前記紐状体の引き出し長さを計測する長さ計測装置と、前記紐状体の前記車体に対する角度を計測する角度計測装置とからなることを特徴とするとともに、前記制御部は、前記長さ計測装置および前記角度計測装置の計測結果をもとに前記駆動部を制御することを特徴とする移動体。
  2. 前記操作部は、前記紐状体を巻き取るプーリと、前記プーリを巻き取り方向に付勢するゼンマイバネと、前記プーリの回転量を計測する第1の回転角検出器と、前記回転角検出器を固定する固定具と、前記固定具と前記車体との回転量を計測する第2の回転角検出器とからなることを特徴とする、請求項1に記載の移動体。
  3. 前記制御部は、前記紐状体が所定長さ以上引き出された場合には前記駆動部を非常停止させることを特徴とする、請求項1又は2に記載の移動体。
  4. 前記操作部は、前記紐状体の先端に操作者によって操作可能なスイッチを備え、前記制御部は、前記スイッチが押された時の前記紐状体の長さを車体速度の中立点の長さとして記憶することを特徴とする、請求項1乃至3のいずれかに記載の移動体。
  5. 前記長さ計測装置を、操作者が保持する把持具に収納したことを特徴とする、請求項1乃至4のいずれかに記載の移動体。
  6. 前記紐状体が伸縮性を有することを特徴とする、請求項1乃至5のいずれかに記載の移動体。
  7. 前記操作部は、前記紐状体を巻き取るプーリと、前記プーリを巻き取り方向に付勢するゼンマイバネと、前記プーリの回転量を計測する第1の回転角検出器と、前記回転角検出器を固定するとともに前記車体に固定される固定具と、前記車体に水平方向に揺動自在に固定されて前記紐状体に当接するガイドと、前記車体と前記ガイドとの揺動変位を計測する第2の回転角検出器と、前記第2の回転角検出器の計測値を増幅して前記紐状体の前記車体に対する角度として出力する増幅器とを備えたことを特徴とする、請求項1乃至6のいずれかに記載の移動体。
  8. 前記操作部は、前記プーリを駆動する駆動装置を備え、前記プーリを巻き取り方向に付勢するとともに、前記紐状体に引っ張り力を加えることにより操作者に情報を提示することを特徴とする、請求項1乃至7のいずれかに記載の移動体。
  9. 前記操作部は、前記車体に垂直方向に揺動自在に固定されて前記紐状体に当接する第2のガイドと、前記車体と前記第2のガイドとの上下動の有無を検出する上下動検出器とを備え、前記制御部は、前記上下動検出器が前記第2のガイドの上下動を検出した場合には前記駆動部の制御を停止するとともに、前記紐状体の長さを車体速度の中立点として記憶することを特徴とする、請求項1乃至6のいずれかに記載の移動体。
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