JPWO2009031510A1 - 改質窒化アルミニウム焼結体及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明の他の目的は、酸素濃度がそれほど低減されていないにもかかわらず、可視光に対して高い光透過性を示す改質窒化アルミニウム焼結体を提供することにある。ここで、本発明における酸素濃度とは、得られた改質窒化アルミニウム焼結体の表面を研磨した後焼結対を粉砕し、高温熱分解法により求めた、焼結体全体に含まれる酸素のことを言う。
還元雰囲気下での焼成により得られたアルミニウムを除く不純物金属濃度150ppm以下、酸素濃度0.5重量%以下、及び、相対密度95%以上の窒化アルミニウム焼結体を出発原料として使用し、
前記窒化アルミニウム焼結体を、600℃以上で且つ1400℃未満の温度で酸素と接触しないようにして、1400〜2000℃の温度領域で酸化性雰囲気下での熱処理を行なうこと、
を特徴とする改質窒化アルミニウム焼結体の製造方法が提供される。
(1)前記窒化アルミニウム焼結体を非酸化性雰囲気下に保持し、前記非酸化性雰囲気を昇温させて前記窒化アルミニウム焼結体を加熱し、前記非酸化性雰囲気の温度が1400〜2000℃の温度領域に達したときに、該非酸化性雰囲気を酸化性雰囲気に切り替えて、酸化性雰囲気下での前記熱処理を行うこと、
(2)前記窒化アルミニウム焼結体と共に、前記熱処理温度で酸素放出性を有する酸素供給源を前記非酸化性雰囲気中に保持しながら該非酸化性雰囲気を昇温せしめることにより、非酸化性雰囲気を酸化性雰囲気に切り替えること、
(3)前記酸素供給源が、イットリウムアルミネート、酸化マグネシウム、アルミナよりなる群より選ばれた少なくとも一種の無機酸化物であること、
(4)前記原料として使用する窒化アルミニウム焼結体が、金属不純物濃度50ppm以下、酸素濃度1重量%以下の窒化アルミニウム粉末と、焼結助剤とを含む成形体を、還元雰囲気下、1600〜2000℃の温度で3時間以上焼成することによって得られたものであること、
(5)前記焼結助剤が、1600℃で10−4Pa以上の蒸気圧を持つ易揮発性成分を10重量%以上の割合で含有するものであり、前記窒化アルミニウム粉末100重量部当り、0.1〜7重量部の量で使用されていること、
(6)前記酸化性雰囲気下での熱処理により、酸素濃度を0.03重量乃至0.3重量%高めること、
が好適である。
(1)0.3mmの厚みの平板の形態で測定して、波長600nmの光についての直進光透過率が10%以上であること、
(2)35μm以上の平均結晶粒径を有していること、
が好適である。
このようなに、本発明では、酸素濃度の高いAlN焼結体を用いて透光性を向上させ得るため、工業的に極めて有用である。
2:サンプル
3:キャップ
4:サンプル支持部
5:光ファイバー
6:光源
7:検出器
8:表示部
9:緩衝板
10:光透過率測定装置
本発明の製造方法において、後述する酸化性雰囲気下での熱処理のために、原料として用いる窒化アルミニウム焼結体は、不純物金属濃度が150ppm以下、特に、100ppm以下であることが、可視光における高い透光性を実現するために重要である。即ち、このような不純物金属濃度の低い窒化アルミニウムを用いることにより、得られる改質AlN焼結体中の不純物金属濃度も同等レベルとなり、結晶粒界での不純物による光の吸収や散乱を抑制し、光透過性を向上させることが可能となる。
上記のように不純金属濃度及び酸素濃度が調整され且つ相対密度が95%以上に緻密化されたAlN焼結体は、窒化アルミニウム粉末を用いて、公知の方法によって還元性雰囲気下で焼成を行うことにより製造される。
上記で用いる窒化アルミニウム粉末としては、金属不純物濃度が50ppm以下、酸素濃度1重量%以下で、98重量%以上の高純度のものが使用されるが、炭素濃度も0.1重量%以下に調整されていることが好適である。また、この粉末の平均粒径は特に制限されないが、一般的には、レーザ回折散乱法で測定した体積換算での平均粒径(D50)が0.5〜20μm程度のものが使用される。
また、焼結助剤は、焼結を促進させ、相対密度の高い緻密な焼結体を得るために使用されるものであり、上記窒化アルミニウム粉末100重量部当り、0.1〜7重量部、特に0.5〜5重量部の量で使用される。焼結助剤としては、特に制限されないが、特に、前述した高純度で不純金属濃度の低いAlN焼結体を得るためには、1600℃で10−4Pa以上の蒸気圧を持つ易揮発性の焼結助剤を用いることが好ましい。即ち、このような易揮発性の焼結助剤は、焼結を促進するばかりか、焼結体中に残存し難いという性質を有しており、特に不純金属濃度の低い焼結体を得る上で好適である。
上述した窒化アルミニウム粉末と焼結助剤粉末とを含む成形体は、両粉末の混合粉末を用いて、公知の手段によって成形することにより得られる。
窒化アルミニウム粉末と焼結助剤粉末との混合は、例えば、ボールミル等の混合機によって、乾式または湿式により混合する方法が好適で採用できる。湿式で混合する場合においては、水、アルコール類、炭化水素類等の分散媒を使用するが、分散性の点でアルコール類、炭化水素類を用いることが好ましい。
有機バインダーの代表的なものとしては、ポリビニルブチラール等のブチラール樹脂、ポリメタクリルブチル等のアクリル樹脂等を挙げることができるが、勿論、これらに限定されるものではなく、従来公知の他の有機バインダーも使用することができる。
上記のように脱脂され或いは圧縮成形された成形体は、還元雰囲気下で焼成され、かかる焼成により、焼結と同時に効率的に焼結助剤が除去され、緻密化され且つ高純度のAlN焼結体が得られる。
本発明の製造方法においては、上記のようにして得られるAlN焼結体を酸化性雰囲気下において、1400乃至2000℃、好ましくは1600〜1800℃の温度領域で熱処理が行われ、これにより、酸素がAlN結晶粒子中に固溶し、特に可視光に対する透過性が向上した改質窒化アルミニウム焼結体が得られる。
尚、降温時においても、1400℃未満、600℃以上の温度領域で改質されたAlN焼結体と酸素との接触を防止することが必要である。Al2O3の生成により、散乱等が生じ、透光性が低下するおそれがあるためである。この場合において、前述した酸素放出性化合物を用いて酸化性雰囲気を形成している場合には、温度低下により、雰囲気中の酸素分圧が低下するため、Al2O3が生成せず、特に問題はないが、酸化性ガスの導入により酸化性雰囲気を形成していた場合には、降温に際して、雰囲気を不活性ガス等の非酸化性ガスに置換しておくことが必要である。
かくして得られる改質アルミニウム焼結体は、95%以上の相対密度を有しており、金属不純物濃度が150ppm以下に抑制されていると共に、前述した熱処理によって酸素濃度が増大しているため、少なくとも0.3重量%以上の酸素濃度を有しており、可視光に対する透過性が向上している。例えば、厚みが0.6mmの平板の形態で測定して、300〜800nmの波長領域での全光線透過率が67%以上である。また、同じで厚みの円筒形状で測定した場合には、その径によっても異なるが、300〜800nmの波長領域での全光線透過率は、一般に、95%以上に達する。
特に、本発明の窒化アルミニウム焼結体は、その優れた透光性を活かして、発光管、ランプ等の光源用カバー等の用途に使用する場合においては、かかるランプのおける構造に応じて、適宜の形状を決定すればよい。
なお、以下の実施例及び比較例における各種の物性の測定は次の方法により行った。
アルミニウムを除く不純物金属元素濃度は、窒化アルミニウム焼結体を粉砕し粉末状にした後、酸で溶融後、島津製作所製「ICP−1000」を使用して溶液のICP発光分析により定量した。
炭素濃度は、窒化アルミニウム焼結体を粉末状にした後、堀場製作所製「EMIA−110」を使用して、粉末を酸素気流中で燃焼させ、発生したCO、CO2ガス量から定量した。
また、窒化アルミニウム粉末の不純物については、上記粉砕後の操作を適用して、その定量を行った。
酸素濃度は、窒化アルミニウム焼結体の表面を研磨し、粉砕し粉末状にした後、堀場製作所製「EMGA−2800」を使用して、グラファイトるつぼ中での高温熱分解法により発生したCOガス量から求めた。
平板形状の窒化アルミニウム焼結体の光透過率は、窒化アルミニウム焼結体を直径30mm、厚み0.6mmの形状に加工し、スガ試験機株式会社製「HZ−1」を用いて、300〜800nmの波長領域の可視光で測定した。
図1に示すように、チューブ形状の窒化アルミニウムについて、光透過率測定装置10を用い、波長300nm〜800nmの可視光で全光線透過率を測定した。
即ち、光ファイバー5により光源6から発せられた可視光を、キャップ3をしたサンプルチューブ内部に導入し、サンプルチューブ外壁より漏れ出した光量から光透過率を算出した。なお、光透過率測定装置10は、図1に示すように、積分球1、サンプル支持部4、検出器7、表示部8および緩衝板9を備えている。
理学電気株式会社製、熱定数測定装置PS−7を使用して、レーザーフラッシュ法により測定した。厚み補正は検量線により行った。
窒化アルミニウム焼結体の密度は、高精度比重計D−H(商品名:東洋精機社製)を使用して、アルキメデス法により求めた。また、求められた密度の値を、窒化アルミニウムの理論密度3.260g/cm3で除することにより相対密度を求めた。
窒化アルミニウム焼結体の光透過率は、窒化アルミニウム焼結体を直径30mm、厚み0.3mmの形状に加工し、UV−VISを用いて、600nmの波長の光で測定した。
まず、得られた焼結体サンプルを、焼結体表面に対してほぼ垂直となる方向に破断した。破断面をサンプルの断面を、走査型電子顕微鏡(SEM)S−2600N(商品名:日立製作所社製)を使用して観察した。倍率は、窒化アルミニウムの結晶粒子100個〜300個が一観察画面に含まれる大きさとなるように設定し、2次電子像を撮影した。
上記の焼結体微構造のSEM写真から、コード法により平均結晶粒径を求めた。
下記の窒化アルミニウム粉末を用意した。
窒化アルミニウム粉末:
平均粒径;1.3μm
BET比表面積;3.39m2/g
酸素濃度;0.8重量%
金属元素濃度(Alを除く);35ppm
内容積が0.3Lのナイロン製ポットに、鉄芯をナイロンで被覆した、直径10mmのナイロンボールを入れ、次いで、上記の窒化アルミニウム粉末100重量部、焼結助剤粉末(3CaO・Al2O3)5重量部を入れ、さらに、溶媒(エタノール)40重量部を加えて湿式混合した。
得られた混合物を120℃で乾燥し、粉砕した。粉砕物をステンレス製ふるい(目開き200mm)で分級し、成形用の混合粉末を得た。
上記操作にて得られた成形体を、カーボンの板の入った窒化アルミニウム製容器内にカーボンと成形体との間に窒化ホウ素よりなる板を設置して両者が非接触になるように設置した。
得られた焼結体の金属不純物濃度、酸素濃度、相対密度、平均結晶粒径、及び板状での全光線透過率を、その製造条件と共に、表1に示す。
表1において、C3Aは、3CaO・Al2O3を示す。
アルミナ:
1400℃未満での酸素分圧;10−4Pa未満
1400℃〜2000℃での酸素分圧;1×10−1Pa以上
上記で得られたAlN焼結体を、表2に示すガス透過性を有するAlN製蓋付き容器(64mm幅×64mm長さ×20mm高さ)内に、上記のアルミナ(酸素放出物質)1gと共にセットした。また、蓋と容器との密接面の表面粗さを表2に示した。
雰囲気温度が1880℃に達した時点で昇温を止め、かかる温度で熱処理を30時間行った。
上記方法によって得られた改質窒化アルミニウム焼結体の各種特性を表2に示した。また、表2には、製造条件(熱処理条件)も併せて示した。
尚、この例での全光線透過率は、板状で測定した。以下の実施例2〜12及び比較例1〜5も同様である。
さらに、この改質AlN焼結体の直進光透過率を測定したところ、3.9%であった。
焼結助剤の添加量を1重量部としたこと以外は、実施例1と同様の操作により原料のAlN窒化アルミニウム焼結体を得、さらに実施例1と同様の条件での熱処理により、改質AlN焼結体を得た。原料のAlN窒化アルミニウム焼結体の物性及び得られた改質AlN焼結体の物性を製造条件と併せてそれぞれ表1、表2に示した。
原料のAlN窒化アルミニウム焼結体の熱処理時間を5時間とした以外は実施例1と同様の操作により改質AlN焼結体を得た。原料AlN焼結体の物性と得られた改質AlN焼結体の物性を製造条件と併せてそれぞれ表1、表2に示した。
酸素放出物質として、次の特性を有するYAG(3Y2O3・5Al2O3)を用意した。
1400℃未満での酸素分圧;10−4Pa未満
1400℃〜2000℃での酸素分圧;1×10−1Pa以上
原料のAlN窒化アルミニウム焼結体の熱処理温度を1690℃、及び熱処理時間を100時間とし、酸素放出物質をアルミナからYAGに変更した以外は、実施例1と同様の操作により改質AlN焼結体を得た。原料AlN焼結体の物性と得られた改質AlN焼結体の物性を製造条件と併せてそれぞれ表1、表2に示した。
酸素放出物質として、次の特性を有するY2A(2Y2O3・Al2O3)を用意した。
1400℃未満での酸素分圧;10−4Pa未満
1400℃〜2000℃での酸素分圧;1×10−3Pa以上
酸素放出物質としてY2Aを用いた以外は、実施例4と同様の操作により改質AlN焼結体を得た。原料AlN焼結体の物性と得られた改質AlN焼結体の物性を製造条件と併せてそれぞれ表1、表2に示した。
酸素放出物質として、次の特性を有するYA(Y2O3・Al2O3)を用意した。
1400℃未満での酸素分圧;10−4Pa未満
1400℃〜2000℃での酸素分圧;1×10−3Pa以上
酸素放出物質としてYAを用いた以外は、実施例4と同様の操作により改質AlN焼結体を得た。原料AlN焼結体の物性と得られた改質AlN焼結体の物性を製造条件と併せてそれぞれ表1、表2に示した。
酸素放出物質として、次の特性を有する酸化イットリウムを用意した。
1400℃未満での酸素分圧;10−4Pa未満
1400℃〜2000℃での酸素分圧;1×10−3Pa以上
酸素放出物質として酸化イットリウムを用いた以外は、実施例4と同様の操作により改質AlN焼結体を得た。原料AlN焼結体の物性と得られた改質AlN焼結体の物性を製造条件と併せてそれぞれ表1、表2に示した。
酸素放出物質として、次の特性を有する酸化マグネシウムを用意した。
1400℃未満での酸素分圧;10−4Pa未満
1400℃〜2000℃での酸素分圧;1×10−1Pa以上
酸素放出物質として酸化マグネシウムを用いた以外は、実施例4と同様の操作により改質AlN焼結体を得た。原料AlN焼結体の物性と得られた改質AlN焼結体の物性を製造条件と併せてそれぞれ表1、表2に示した。
酸素放出物質として、実施例1と同様にアルミナを用いた以外は、実施例4と同様の操作により改質AlN焼結体を得た。原料AlN焼結体の物性と得られた改質AlN焼結体の物性を製造条件と併せてそれぞれ表1、表2に示した。
原料のAlN窒化アルミニウム焼結体の熱処理温度を1480℃、熱処理時間を5時間とし、酸素放出物質として酸化マグネシウムを用いた以外は、実施例1と同様の操作により改質AlN焼結体を得た。原料AlN焼結体の物性と得られた改質AlN焼結体の物性を製造条件と併せてそれぞれ表1、表2に示した。
内容積が50Lのナイロン製ポットに、鉄芯をナイロンで被覆したナイロンボール(直径10mm)を入れ、次いで、窒化アルミニウム粉末(実施例1で用いたもの)100重量部、焼結助剤粉末(3CaO・Al2O3)5重量部を入れ、さらに、有機バインダー(アクリル)4重量部、有機溶媒(トルエン)120重量部を加えて湿式混合した。上記混合物をスプレードライし、顆粒(成形用組成物)を得た。
得られた成形体を、大気中、脱脂温度530℃で、4時間の脱脂を行い、残存炭素量500ppmの脱脂成形体を得た。
上記で得られた脱脂成形体を用いて実施例1と同様の操作により原料AlN焼結体を得、さらに実施例1同様に熱処理を行って改質AlN焼結体を得た。原料AlN焼結体の物性と得られた改質AlN焼結体の物性を製造条件と併せてそれぞれ表1、表2に示した。
原料AlN焼結体の熱処理を270時間行った以外は実施例1と同様の操作により改質AlN焼結体を得た。原料AlN焼結体の物性と得られた改質AlN焼結体の物性を製造条件と併せてそれぞれ表1、表2に示した。
尚、この改質AlN焼結体について、直進光透過率を測定したところ、13.5%と、実施例1に比して、著しく向上していた。
焼結助剤を全く使用せずに、1880℃の温度で8時間熱処理を行い、原料AlN焼結体を得た。このAlN焼結体の酸素濃度は0.59重量%、金属不純物濃度は265ppmであり、全光線透過率(板状)は26.3%であった。
上記のAlN焼結体を原料として用いて実施例1と同様にして熱処理を行い、改質AlN焼結体を得た。原料AlN焼結体の物性と得られた改質AlN焼結体の物性を製造条件と併せてそれぞれ表1、表2に示した。
原料AlN焼結体の熱処理温度を1200℃、熱処理時間を5時間とした以外は実施例1と同様にして熱処理を行い、改質AlN焼結体を得た。原料AlN焼結体の物性と得られた改質AlN焼結体の物性を製造条件と併せてそれぞれ表1、表2に示した。
容器内に酸素放出物質を設置しなかった以外は、実施例1と同様にして熱処理を行い、改質AlN焼結体を得た。原料AlN焼結体の物性と得られた改質AlN焼結体の物性を製造条件と併せてそれぞれ表1、表2に示した。
原料AlN焼結体と酸素放出物質との区画に用いた治具を0.08×10−6mol/m2・s・Paのガス透過性を有するものに変更した以外は実施例1と同様にして熱処理を行い、改質AlN焼結体を得た。原料AlN焼結体の物性と得られた改質AlN焼結体の物性を製造条件と併せてそれぞれ表1、表2に示した。
原料AlN焼結体を収容する容器の封止面の表面粗さを5μmとした以外は実施例1と同様にして熱処理を行い、改質AlN焼結体を得た。原料AlN焼結体の物性と得られた改質AlN焼結体の物性を製造条件と併せてそれぞれ表1、表2に示した。
実施例11と全く同様にして、窒化アルミニウム粉末、焼結助剤粉末(3CaO・Al2O3)、有機バインダー及び有機溶媒を湿式混合し、スプレードライにより、成形用の粒状組成物を調製した。
この粒状組成物を射出成形し、厚みが0.6mmの円筒状成形体(直径10mm)を作製した。
この成形体を大気中、脱脂温度530℃で、4時間の脱脂を行い、残存炭素量530ppmの脱脂体成形体を得た。
この焼結体では、酸素濃度が0.10重量%、金属濃度(Alを除く)が100ppm未満、相対密度が99%であり、円筒状での全光線透過率は41.8%であった。
この改質AlN焼結体では、酸素濃度が0.40重量%、金属濃度(Alを除く)が100ppm未満、相対密度が99%であり、円筒状での全光線透過率は97.8%と飛躍的に向上していた。
原料AlN焼結体の熱処理時間を10時間とした以外は、実施例13と同様にして改質AlN焼結体を得た。
この改質AlN焼結体では、酸素濃度が0.20重量%、金属濃度(Alを除く)が100ppm未満、相対密度が99%であり、円筒状での全光線透過率は96.0%と、やはり飛躍的に向上していた。
Claims (10)
- 還元雰囲気下での焼成により得られたアルミニウムを除く不純物金属濃度150ppm以下、酸素濃度0.5重量%以下、及び、相対密度95%以上の窒化アルミニウム焼結体を出発原料として使用し、
前記窒化アルミニウム焼結体を、600℃以上で且つ1400℃未満の温度で酸素と接触しないようにして、1400〜2000℃の温度領域で酸化性雰囲気下での熱処理を行なうこと、
を特徴とする改質窒化アルミニウム焼結体の製造方法。 - 前記窒化アルミニウム焼結体を非酸化性雰囲気下に保持し、
前記非酸化性雰囲気を昇温させて前記窒化アルミニウムを加熱し、
前記非酸化性雰囲気の温度が1400〜2000℃の温度領域に達したときに、該非酸化性雰囲気を酸化性雰囲気に切り替えて、酸化性雰囲気下での前記熱処理を行う請求項1に記載の製造方法。 - 前記窒化アルミニウム焼結体と共に、前記熱処理温度で酸素放出性を有する酸素供給源を前記非酸化性雰囲気中に保持しながら該非酸化性雰囲気の温度を昇温せしめることにより、非酸化性雰囲気を酸化性雰囲気に切り替える請求項2記載の製造方法。
- 前記酸素供給源が、イットリウムアルミネート、酸化マグネシウム、アルミナよりなる群より選ばれた少なくとも一種の無機酸化物である請求項3記載の製造方法。
- 前記原料として使用する窒化アルミニウム焼結体が、金属不純物濃度50ppm以下、酸素濃度1重量%以下の窒化アルミニウム粉末と、焼結助剤とを含む成形体を、還元雰囲気下、1600〜2000℃の温度で3時間以上焼成することによって得られたものである請求項1に記載の製造方法。
- 前記焼結助剤が、1600℃で10−4Pa以上の蒸気圧を持つ易揮発性成分を10重量%以上の割合で含有するものであり、前記窒化アルミニウム粉末100重量部当り、0.1〜7重量部の量で使用されている請求項5記載の製造方法。
- 前記酸化性雰囲気下での熱処理により、酸素濃度を0.03重量%乃至0.03重量%高める請求項1に記載の製造方法。
- 金属不純物濃度が150ppm以下であり、酸素濃度が0.08重量%以上の範囲にあり、95%以上の相対密度を有していると共に、厚みが0.6mmの平板の形態で測定して、300〜800nmの波長領域での全光線透過率が67%以上であることを特徴とする改質窒化アルミニウム焼結体。
- 0.3mmの厚みの平板の形態で測定して、波長600nmの光についての直進光透過率が10%以上である請求項8に記載の改質窒化アルミニウム焼結体。
- 35μm以上の平均結晶粒径を有している請求項9に記載の改質窒化アルミニウム焼結体。
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