JPWO2009028086A1 - 情報記録装置、情報記録方法、情報記録媒体、及びコンピュータプログラム - Google Patents

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Abstract

情報記録装置(1)は、記録型の情報記録媒体(100)のグルーブ部(106)に情報を記録する情報記録装置(1)である。上記情報記録媒体の記録面のうち少なくとも再生設定領域に含まれるランド部(105)には、光照射を受けて当該再生設定領域(101a)におけるプッシュプル信号の検出量を低下させるように光学的特性が変化する記録層(1122)が積層されている。そして、情報記録装置(1)は、少なくとも再生設定領域に含まれるランド部に対して一様に光照射を行う特性変更手段(202)を備える。

Description

本発明は、例えばCSS等によって著作権が保護されたコンテンツを記録型の情報記録媒体に記録する情報記録装置、情報記録方法、及び該情報記録媒体の技術分野に関する。
DVD−Videoフォーマットは、例えばCSS(Content Scramble System)等の暗号化システムによって著作権保護が実現されている。例えば、一般的な再生機は、「CSSによって著作権が保護されたコンテンツは原則的にDVD−ROM等の再生専用の情報記録媒体にしか記録されていない」という前提のもとで動作する。こうして、違法なコンテンツのコピーが行われる虞のある記録型の情報記録媒体(例えばDVD−R/RW等)の再生が阻害される。
この種の再生機には、記録型の情報記録媒体であるか否かを情報記録媒体から得られる再生信号からプッシュプル信号を検出し、そのプッシュプル信号の検出の有無、又は、プッシュプル信号の検出量に基づいて判断するものがある(特許文献1等を参照)。
ところが、この種の再生機によれば、CSSによって著作権が保護されたコンテンツが記録型の情報記録媒体に正当に記録されている場合であっても、違法にコピーされたコンテンツであると誤判断する虞がある。
かかる課題を解決するべく、本願発明者により、再生互換性を確保するための発明が出願されている(特許文献2参照)。この発明の構成によると、グルーブ部―ランド部間の高低差(つまりグルーブ部の深さ)を縮めることで、プッシュプル信号の検出量を低減でき、もって再生互換性を確保することが可能となる。
特開平8−235765号公報 国際出願番号PCT/JP2006/321539号
しかしながら、例えば前述の特許文献2に開示されている技術には、以下のような問題が生じ得る。すなわち、基板の形状変化だけで、つまりグルーブ部―ランド部間の高低差を縮めるだけでプッシュプル信号の検出量を低減するには限界がある。例えば、グルーブ部―ランド部間の高低差を低減するほど、ガイド溝としての意義が失われるからである。
本発明は、例えば上述した問題点に鑑みてなされたものであり、CSS等によって著作権が保護されたコンテンツを記録した場合において、グルーブ部及びランド部を形成する意義を保ちつつも再生互換性を好適に確保可能な情報記録装置、情報記録方法、該情報記録媒体、及びコンピュータプログラムを提供することを課題とする。
本発明に係る情報記録装置は、上述の課題を解決するために、記録型の情報記録媒体のグルーブ部に情報を記録する情報記録装置であって、前記情報記録媒体の記録面のうち少なくとも再生設定領域に含まれるランド部には、光照射を受けて当該再生設定領域におけるプッシュプル信号の検出量を低下させるように光学的特性が変化する記録層が積層されており、前記少なくとも再生設定領域に含まれるランド部に対して一様に光照射を行う特性変更手段を備える。
本発明によれば、先ず、記録型の情報記録媒体の記録面のうち少なくとも再生設定領域に含まれるランド部には、記録層が積層されているので、記録層が積層されていない場合に比べて、グルーブ部―ランド部間の高低差が縮まり、プッシュプル信号の検出量を低下できる。その結果、プッシュプル信号の検出の有無、又は、プッシュプル信号の検出量に基づいて、再生が不許可とされる可能性を低下できる。
しかし、単に積層された記録層の厚みを利用するだけでは、上述したように、基板の形状変化を利用するだけの場合と同様、限界がある。すなわち、グルーブ部―ランド部間の高低差を低減すればするほど、ガイド溝としての意義が失われかねない。
しかも、ランド部では反射層が剥き出し状態となっているのが通常である。仮にこの状態で、ランド部に対して一様に光照射をすると、反射層の特性上、プッシュプル信号の検出量が増加してしまうことが判明している。
然るに、本願発明者の研究によれば、グルーブ部のみならず、ランド部にも記録層を積層しておけば、光照射を受けた該記録層の光学的特性が変化して、当該再生設定領域におけるプッシュプル信号の検出量を低下させることが判明している。これは、光照射を受けて記録層の屈折率が上昇し、当該再生設定領域に含まれるグルーブ部での反射光とランド部での反射光との干渉の様子が変化するからと考えられる。これにより、光ピックアップのような特性変更手段により、少なくとも再生設定領域に含まれるランド部に対して一様に光照射が行われた場合、当該再生設定領域におけるプッシュプル信号の検出量が更に低下する。つまり、プッシュプル信号の検出量を2段階で低減できる。言い換えれば、再生互換性を確保するうえで、グルーブ部―ランド部間の高低差を縮めるという構造的な要求を、ランド部に積層された記録層の光学的特性変化の利用によってカバーできる。
したがって、CSS等によって著作権が保護されたコンテンツを記録した場合において、グルーブ部及びランド部を形成する意義を保ちつつも再生互換性を好適に確保できる。
尚、ランド部に積層される記録層の層厚は、グルーブ部及びランド部を形成する意義が保たれる範囲内であり、かつ、結果的に所望の再生互換性が得られるのであれば、特に限定されない。また、ランド部に積層される記録層の材質は、製造の容易の観点からは、グルーブ部に積層される通常の記録層の材質と同様でよいが、光照射を受けて当該再生設定領域におけるプッシュプル信号の検出量を低下させるように光学的特性が変化する限り、異なるものでもよい。換言すれば、ランド部に積層される記録層の材質は、光照射を受けて屈折率が上昇するものであれば、グルーブ部に積層される通常の記録層の材質と同じである必要はない。また、「一様に光照射を行う」とは、典型的には、DC記録あるいは正弦波や矩形波のような周期的に変化する記録パワーでランド部に光照射を行うことを示す。ただし、ここでいう「一様」とは、狭義の「一様」のみならず、広義の一様も含む。すなわち、完全に一様でなくとも、結果的に所望の再生互換性が得られるのであれば、ランド部の記録層の光学的特性(例えば屈折率)を定量的に示す値が部分的に所定閾値を下回る場合や、その変化の仕方が非周期的である場合も含む包括的な概念を指す。ここでいう「所定閾値」は、再生互換性の向上をどの程度望むかによって適宜変更されうる閾値として、予め実験又はシミュレーションにより定められる値あるいはフィードバック制御により事後的に変更可能な値である。ただし、結果的に互換性向上という効果が認められるのであれば、必ずしも当該所定閾値を求めることを要求する趣旨ではない。なお、「再生設定領域」とは、情報記録媒体に記録された記録情報を再生する際に、最初にアクセスされ、記録情報の再生を許可するか否かを識別するために用いられる領域である。「グルーブ部」と「ランド部」とは、通常は以下のように形成されている。すなわち、情報記録媒体の記録層の各記録領域には、センターホールを中心にスパイラル状或いは同心円状に、グルーブ部及びランド部が所定の高低差をもって、交互に設けられている。
本発明に係る情報記録装置の一態様では、前記特性変更手段は、前記ランド部に対する一様な光照射を前記グルーブ部に情報を記録した後に行う。
この構成によれば、再生互換性の向上を目的としたランド部に対する一様な光照射は、グルーブ部に情報を記録した後に行われる。つまり、グルーブ部に情報を記録する時には未だランド部に対する光照射が行われていないので、プッシュプル信号の検出量は低減されていない。よって、グルーブ部に情報を記録する時に、トラッキングを安定させることが可能である。このように、再生互換性を向上させつつも、良好な記録特性を確保できるという非常に優れた利点がある。尚、本構成は、グルーブ部に情報を記録する前に、ランド部に対する光照射を禁止する趣旨ではない。すなわち、記録前にランド部に対して光照射を行うことで、記録後にランド部への光照射が記録マークの光学的特性に与える影響を回避することもまた、本願請求の範囲全体には含まれるといえる。
本発明に係る情報記録装置の一態様では、前記特性変更手段は、前記少なくとも再生設定領域に含まれるランド部に対して一様に光照射を行うために、前記光照射における記録パワーを一定に保つ。
この態様によれば、少なくとも再生設定領域に含まれるランド部に対する光照射において、DC記録のように、記録パワーが一定に保たれる。つまり、一様に光照射が行われる。その結果、当該再生設定領域におけるプッシュプル信号の検出量が更に低下する。尚、ここでいう「記録パワーを一定に保つ」とは、狭義にはDC記録を示すが、完全な一定を要求する趣旨ではない。結果的に所望の再生互換性が得られるのであれば、記録パワーが所定の振幅内で振動するような場合も含まれる、包括的な概念である。
この態様では、前記特性変更手段は、当該再生設定領域おけるプッシュプル信号の検出量を低下させるために、前記光照射における記録パワーを周期的に変化させてもよい。
このように構成すれば、前記少なくとも再生設定領域に含まれるランド部に対する光照射において、正弦波,矩形波またはこれらを重ね合わせた状態のように、記録パワーが周期的に変化させられる。すなわち、少なくとも再生設定領域に含まれるランド部に対して一様に光照射が行われる。その結果、当該再生設定領域におけるプッシュプル信号の検出量が更に低下する。尚、この場合の周期的に変化させる具体的態様は、マルチパルスで記録する場合と同様の趣旨により、ランド部のうち直接的に光照射される領域と、それにより光学的特性が変化する領域との違い、当該ランド部に積層された記録層の熱伝導特性、及び1周期における照射時と非照射時との期間比率等を考慮したうえで、結果的に所望の再生互換性が得られるものとするとよい。
この態様では、前記グルーブ部に情報を記録マークとして記録するにあたり、前記記録マークのうち最短記録マーク用の記録パルスのパルス幅を相対的に増加させるように記録ストラテジを変更する短マーク変更手段を更に備えてもよい。
このように構成すれば、仮にプッシュプル信号の検出量を低下させるためのランド部に対する光照射によってランド部の屈折率が変化し、短い記録マークの長さが長い記録マークに対して相対的に短くなったとしても、最短記録マーク用の記録パルスのパルス幅を増加することで、相対的に短くなる分記録マークをあらかじめ長くしておくことができるので、記録品質を維持しつつ、プッシュプル信号の検出量を一層低下させることが可能である。
この態様では、前記グルーブ部に情報を記録マークとして記録するにあたり、前記記録マークのうち長マークの記録パルスのパルス幅を相対的に低下させるように記録ストラテジを変更する長マーク変更手段を更に備えてもよい。
このように構成しても、長マーク用の記録パルスのパルス幅が相対的に短くなるので、記録品質を維持しつつ、プッシュプル信号の検出量を一層低下させることが可能である。
この長マーク変更手段を更に備える態様では、前記長マークの記録パルスがマルチパルスである場合、前記長マーク変更手段は、該マルチパルスのパルス幅を相対的に低下させるように前記記録ストラテジを変更してもよい。
このように構成すれば、長マークの記録パルスがDVD−Rの1倍速記録で採用されているマルチパルスの場合においても、記録品質を維持しつつ、プッシュプル信号の検出量を一層低下させることが可能である。
この態様では、前記長マークの記録パルスがノンマルチパルスである場合、前記長マーク変更手段は、当該記録パルスの中間バイアス部の記録パワー又はパルス幅を相対的に低下させるように前記記録ストラテジを変更してもよい。
このように構成すれば、長マークの記録パルスがDVD−Rの4倍速記録で採用されているノンマルチパルスの場合においても、記録品質を維持しつつ、プッシュプル信号の検出量を一層低下させることが可能である。
この態様では、前記情報記録媒体に予め記録されているディスク情報を取得する取得手段と、前記グルーブ部に情報を記録するための記録ストラテジ、及び、前記ランド部に対して一様に光照射を行うための記録パワーの組み合わせと、前記取得されるディスク情報との対応関係が予め定められた対応表に基づいて、該組み合わせを決定する記録条件生成手段とを更に備えてもよい。
このように構成すれば、ディスク情報が取得手段によって取得され、それと当該対応表とに基づいて、記録条件生成手段が記録ストラテジ及び該記録パワーの組み合わせを決定する。尚、当該対応表の記録場所は、記録条件生成手段が適宜参照可能であれば特に問わず、例えば情報記録媒体に予め記録されていてもよいし、情報記録装置のメモリに記録されていてもよいし、外部メモリに記録されているものをネットワーク経由で取得するようにしてもよい。
この態様では、前記対応表には、前記ディスク情報に加えて、前記記録条件生成手段の外部から入力される条件選択信号と、前記組み合わせとの対応関係も予め定められていてもよい。
このように構成すれば、ディスク情報のみならず、記録条件生成手段の外部から入力される条件選択信号、例えば、再生機器の種類も考慮したうえで、記録ストラテジ及び該記録パワーの組み合わせを決定することが可能となる。
この態様では、当該情報記録媒体を再生する再生機器がプッシュプル信号を検出するものではない場合には、前記ランド部に対して一様に光照射を行わなくてもよい。
このように構成すれば、不要な光照射を行わないので、記録品質の悪化を回避できる。
本発明の情報記録方法は上記課題を解決するために、記録型の情報記録媒体のグルーブ部に情報を記録する情報記録方法であって、前記情報記録媒体の記録面のうち少なくとも再生設定領域に含まれるランド部には、光照射を受けて当該再生設定領域おけるプッシュプル信号の検出量を低下させるように光学的特性が変化する記録層が積層されており、前記少なくとも再生設定領域に含まれるランド部に対して一様に光照射を行う特性変更工程を備える。
本発明の情報記録方法によれば、上述した本発明の情報記録装置の場合と同様に、グルーブ部及びランド部を形成する意義を保ちつつも再生互換性を好適に確保できる。
尚、本発明の情報記録方法においても、上述した本発明の情報記録装置と同様の各種態様を採ることが可能である。
本発明の情報記録媒体は上記課題を解決するために、グルーブ部に情報が記録される記録型の情報記録媒体であって、記録面のうち少なくとも再生設定領域に含まれるランド部には、光照射を受けて当該再生設定領域おけるプッシュプル信号の検出量を低下させるように光学的特性が変化する記録層が積層されている。
本発明の情報記録媒体によれば、上述した本発明の情報記録装置によって、グルーブ部及びランド部を形成する意義を保ちつつも再生互換性を好適に確保できる。
上記課題を解決するために、本発明のコンピュータプログラムは、上述した本発明の情報記録装置(但し、その各種態様を含む)としてコンピュータを機能させる。
上記課題を解決するために、コンピュータ読取可能な媒体内のコンピュータプログラム製品は、コンピュータにより実行可能なプログラム命令を明白に具現化し、該コンピュータを、上述した本発明の情報記録装置(但し、その各種態様を含む)として機能させる。
本発明のコンピュータプログラム製品によれば、当該コンピュータプログラム製品を格納するROM、CD−ROM、DVD−ROM、ハードディスク等の記録媒体から、当該コンピュータプログラム製品をコンピュータに読み込めば、或いは、当該コンピュータプログラム製品を、通信手段を介してコンピュータにダウンロードすれば、上述した本発明の情報記録装置を比較的容易に実施可能となる。更に具体的には、当該コンピュータプログラム製品は、上述した本発明の情報記録装置として機能させるコンピュータ読取可能なコード(あるいは、コンピュータ読取可能な命令)から構成されてよい。
以上、説明したように、本発明の情報記録装置によれば、特性変更手段を備えるので、グルーブ部及びランド部を形成する意義を保ちつつも再生互換性を好適に確保できる。また、本発明の情報記録方法、情報記録媒体、あるいは、コンピュータプログラムによっても、同様の効果が得られる。
本発明の作用及び他の利得は次に説明する実施例から明らかにされよう。
第1実施例に係る情報記録装置1の基本構成を示す構成図である。 第1実施例に係る光ディスク100の基本構造を示した概略平面図、及び、該概略平面図に対応付けられた、その半径方向における記録領域構造の図式的概念図である。 比較例に係る光ディスク100を示す拡大断面図である。 比較例に係る光ディスク100のランド部105へのDC記録パワーとPPbとの関係を示す特性図である。 第1実施例に係る光ディスク100を示す拡大断面図である。 第1実施例に係る光ディスク100のランド部105へのDC記録パワーとPPbとの関係を示す特性図である。 比較例に係る光ディスク100の記録面を示す拡大平面図である(DC記録前)。 第1実施例に係る光ディスク100の記録面を示す拡大平面図である(DC記録後)。 ランド部105にDC記録したときの、DC記録パワーに対するPPbの変化を示す図表である。 記録特性の悪化が抑えられるように対策を施した場合の評価結果を示す図表である。 第1実施例に係る記録条件生成部210の基本構成を示す構成図である。 第1実施例に係る記録条件生成部210のメモリ2102に格納された対応表の一例である。 第1実施例に係る記録パルス生成部211の基本構成を示す構成図である(記録データの記録時)。 第1実施例に係る記録パルス生成部211の基本構成を示す構成図である(DC記録時)。 第1実施例に係るPUH202の基本構成を示す構成図である。 第1実施例に係る情報記録装置1の第1基本動作を示すフローチャートである。 第1実施例に係る情報記録装置1の第2基本動作を示すフローチャートである。 第1実施例の変形例に係る光照射の態様を示す図である(a:DC記録、b:正弦波、c:矩形波)。 第2実施例に係る記録条件生成部210の基本構成を示す構成図である。 第2実施例に係る記録条件生成部210のメモリ2102に格納された対応表の一例である。 第2実施例に係る情報記録装置1の基本動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 情報記録装置
100 光ディスク
1000 センターホール
201 駆動部
202 PUH
203 スライダ部
204 プリ記録情報検出部
205 TE信号生成部
206 再生特性測定部
207 ディスク情報取得部
208 ドライブ部
209 記録パワー選択部
210 記録条件生成部
211 記録パルス生成部
101 リードインエリア
102 データエリア
103 リードアウトエリア
50 トラック
51 ECCブロック
105 ランド部
106 グルーブ部
111 基板
1121 色素層
1122 色素層
113 反射層
114 基板
2101 記録条件選択部
2102 メモリ
2111 記録パワー設定部
2112 記録ストラテジ設定部
2021 集光位置制御部
2022 集光部
2023 ビームスプリッター
2024 出射部
2025 受光部
以下、本発明を実施するための最良の形態について実施例毎に順に図面に基づいて説明する。
(1)第1実施例
(1−1)構成
図1は、第1実施例に係る情報記録装置1の基本構成を示す構成図である。
図1に示すように、第1実施例に係る情報記録装置1は、以下の構成要素を備える。
駆動部201は、プリ記録情報検出部204から送られてくるウォブル情報(例えばウォブル周波数)をもとに、光ディスク100を回転させる。
PUH202は、主に出射部2024、受光部2025、ビームスプリッター2023、集光部2022及び集光位置制御部2021で構成されている(図15参照)。
スライダ部203は、PUH202を、光ディスク100の半径方向に移動する。
プリ記録情報検出部204は、光ディスク100に予め形成されているウォブルやLPP等のプリ記録情報を検出する。
TE信号生成部205は、PUH202から送られてくるPD受光信号からTE信号を作成し、ドライブ部208へ送る。
再生特性測定部206は、OPC時に記録した部分の再生特性を測定し、測定結果を記録パワー選択部209へ送る。
ディスク情報取得部207は、光ディスク100に予め記録されている情報あるいはLPP情報から、ディスク情報(製造メーカー、型番、記録ストラテジ等)を取得する。
ドライブ部208は、下記の状況に応じて、それぞれの場合における集光位置制御信号を作成し、PUH202へ送る。
・データ記録時:TE信号生成部205から送られてくるTE信号より、グルーブ部106(図5参照)にトラッキングする集光位置制御信号を作成する。
・DC記録時:TE信号生成部205から送られてくるTE信号より、ランド部105(図5参照)にトラッキングする集光位置制御信号を作成する。
記録パワー選択部209は、OPC用記録パワーと再生特性測定部206から送られてくる再生特性より、再生特性が最も良好となる記録パワーを選択し、記録パルス生成部211へ送る。
記録条件生成部210は、ディスク情報をもとに、記録条件情報(記録ストラテジ情報及びDC記録パワー)を用意し、記録パルス生成部211へ送る。
記録パルス生成部211は、下記の状況に応じて、それぞれの場合における記録信号(記録パルス信号/DC記録信号)を生成し、PUH202へ送る。
・OPC時:記録条件生成部210から送られてくる記録ストラテジ情報及びOPC用記録パワーから記録パルス信号を生成する。OPC用記録パワーとは、最適な記録パワーを求めるために段階的に変化する記録パワーである。すなわち、変化する記録パワーで記録された部分の特性を測定し、その特性が最も良好となる記録パワーとして求められる。
・データ記録時:記録条件生成部210から送られてくる記録ストラテジ情報及び記録パワー選択部209で選択された記録パワー情報より記録パルス信号を生成し、PUH202へ送る。
・DC記録時:記録条件生成部210から送られてくるDC記録パワーよりDC記録信号を生成し、PUH202へ送る。
<光ディスク100の構成>
次に、上述のように構成された光ディスク100について、図2を用いて詳述する。ここで、図2は、第1実施例に係る光ディスク100の基本構造を示した概略平面図、及び、該概略平面図に対応付けられた、その半径方向における記録領域構造の図式的概念図である。
図2に示すように、光ディスク100は、例えば、DVDと同じく直径12cm程度のディスク本体上の記録面に、センターホール1000を中心として(i)パワーキャリブレーションエリアPCA、(ii)レコーディングマネージメントエリア(Recording Management Area)RMA、(iii)コントロールデータゾーン(Control Data Zone)CDZとNBCA(Narrow Burst Cutting Area)と、を有するリードインエリア101、(iv)データエリア102、(v)リードアウトエリア103を備えている。
光ディスク100の基板上には、少なくとも一つの記録層が積層されている(図5参照)。この記録層の各記録領域には、例えば、センターホール1000を中心にスパイラル状或いは同心円状に、トラック50が設けられている。トラック50では、グルーブ部106及びランド部105が交互に設けられている。トラック50上には、記録情報(データ)がECCブロック51という単位で分割されて記録される。ECC(Error Correction Code)ブロック51は、記録情報のエラー訂正が可能な記録情報の管理単位である。
データエリア102には、CSS等の暗号化システムに基づいたタイトルキー等の第1暗号化情報と、このタイトルキー等の第1暗号化情報によって暗号化された暗号化コンテンツが記録される。
尚、本発明は、このような5つのエリアを有する光ディスクには特に限定されない。例えば、リードインエリア101、又はリードアウトエリア103が存在せずとも、以下に説明するデータ構造等の構築は可能である。また、リードインエリア101又はリードアウト103は更に細分化された構成であってもよい。
<再生設定領域101aの半径位置について>
次に、光ディスク100に記録された記録情報を再生する際に、最初にアクセスされ、記録情報の再生を許可するか否かを識別するための再生設定領域101aの半径位置について説明する。
再生設定領域101aには、次の2種類の半径位置のうちの少なくとも一方において、プッシュプル信号の検出量が所定値(すなわち、DVD−R規格を満たす値)よりも小さくなるように光学的特性を変更可能なランド部105が含まれることが好ましい。
・1種類目は、光ディスクの中心から「22.3(mm:millimeter)〜35(mm)」までの半径位置である。
・2種類目は、光ディスクの中心から「22.6(mm)〜35(mm)」までの半径位置である。
これは、次の6つ(=2+3+1)の条件を満たす必要があるからである。
まず、DVD-ROMの規格においては、次の2つの条件を満たすことが必要となる。
・リードインエリアの開始位置の半径位置は、光ディスクの中心から22.6(mm)より内周側に位置すること。
・情報が記録された記録エリアの最外周の部分の半径位置は、光ディスクの中心から35(mm)よりも外周側に位置すること。
他方で、従来の単層型の記録型の光ディスク(所謂、DVD-R SL(Single Layer))及び2層型の記録型の光ディスク(所謂、DVD-R DL)の規定(規格)においては、次の3つの条件を満たすことが必要となる。
・記録管理エリア(所謂、レコーディングマネージメントエリア:Recording Management area)の開始半径位置は、光ディスクの中心から約22.3(mm)であること。
・リードインエリアの開始位置の半径位置は、光ディスクの中心から約22.6(mm)であること。
・情報が記録された記録エリアの最外周の部分の半径位置は、光ディスクの中心から35(mm)よりも外周側に位置すること。
更に、例えば記録データ等の記録された記録情報を再生する際に、最初にアクセスされ、記録情報の再生を許可するか否かを判断し、記録メディアかどうかを識別するためにレーザ光がフォーカスインされる領域は、情報が記録済み状態の場所に設定されることが、迅速な再生動作を実現するために好ましい。
以上より、上記2種類の半径位置のうちの少なくとも一方において、プッシュプル信号の検出量が所定値(すなわち、DVD−R規格を満たす値)よりも小さくなるように光学的特性を変更可能なランド部105が含まれることが好ましいといえる。
尚、少なくともグルーブトラックの溝の深さを浅くした再生設定領域等の記録エリアの一部、または、全体においてウォブルが存在しないストレートグルーブ形状にしてよい。或いは、DVD−R規格で定められるウォブル周波数よりも十分高い(例えば2倍以上の)周波数を有するウォブルを形成してもよい。重要なのは、一般的なDVD−Rの再生装置でウォブルを検出できないような形状にしておくことが好ましい。これは、ディスクの種類判別の際に、プッシュプル信号の検出量のみならず、ウォブルの有無にも基づいて媒体判別を行う再生装置が存在する可能性があるためである。よって、例えばプッシュプル信号の検出量を上記の所定値よりも小さくし、且つウォブリングが検出不能に構成することにより、再生装置にDVD−ROMディスクであると識別させる可能性が高まるのである。
<光ディスク100の積層構造>
比較例に係る光ディスク100の積層構造と、本実施例に係るそれとを比較して、本実施例に係る光ディスク100の積層構造(特にランド部105)の構造に求められる要件について検討する。特に、図3及び図4を参照して、プッシュプル信号の検出量が所定値(すなわち、DVD−R規格を満たす値)よりも小さくなるように光学的特性を変更可能なランド部105について検討する。ここで、図3は、比較例に係る光ディスク100を示す拡大断面図である。図4は、比較例に係る光ディスク100のランド部105へのDC記録パワーとPPbとの関係を示す特性図である。
図3に示すように、比較例に係る光ディスク100は、基盤114、反射層113、色素層1121、及び基板111が積層された構造である。グルーブ部106には色素層1121が積層されている。PUH202の出射部2024から出射されるレーザ光を受けて、グルーブ部106に積層された色素層1121が熱分解することにより、データは記録される。他方で、ランド部105には色素層1121が全くあるいは殆ど積層されていない。この状態で、ランド部105に対してDC記録を行うと、図4に示すように、DC記録パワーの増加に応じて、PPb(PPb:記録データを記録する前のプッシュプル信号の大きさ)も増加してしまうことが、本願発明者の研究により判明している。
そこで、第1実施例に係る光ディスク100では、以下のような積層構造を採用する。図5は、第1実施例に係る光ディスク100を示す拡大断面図である。図6は、第1実施例に係る光ディスク100のランド部105へのDC記録パワーとPPbとの関係を示す特性図である。
図5に示すように、第1実施例に係る光ディスク100では、比較例と異なり、ランド部105にも色素層1122が積層されている。この状態で、ランド部105に対してDC記録を行うと、図6に示すように、DC記録パワーの増加に応じて、PPbは減少することが、本願発明者の研究により判明している。より詳しくは、図6は、記録データの記録を行っていない未記録のDVD−RのDLL1層に対し、ランド部105にDC記録(V=3.84[m/s]:1倍速相当)したとき、DC記録パワーに対するPPbの変化を示す。図6によると、ランド部105にDC記録すると、DC記録パワーの増加に応じて、PPbは小さくなっている。これは、ランド部105にDC記録することでランド部105の記録層の屈折率が変化し、グルーブ部106とランド部105の光学的距離の差が変化することに起因すると考えられる。
したがって、プッシュプル信号の検出量を減少させるためには、グルーブ部106のみならずランド部105にも、色素層1122が積層されていることが望ましいといえる。
このように色素層1122が積層されているランド部105に対しても、レーザ光を照射することで、以下のメリットを受けうる。ここで、図7は、比較例に係る光ディスク100の記録面を示す拡大平面図である(DC記録前)。図8は、第1実施例に係る光ディスク100の記録面を示す拡大平面図である(DC記録後)。
図7に示すように、比較例に係る光ディスク100(例えば、DVD−Rに代表される記録型光ディスク)は、記録データを記録マーク107としてグルーブ部106に記録する。一方、グルーブ部106とグルーブ部106の間のランド部105には記録しない。
他方で、図8に示すように、第1実施例に係る光ディスク100は、通常記録を行わないランド部105の記録層に例えばDC記録することで、色素層1122の屈折率を一様に変化させ、もってプッシュプル信号の検出量を制御できる。この実験結果を、図9に示す。ここで、図9は、ランド部105にDC記録したときの、DC記録パワーに対するPPa(PPa:記録データを記録した後のプッシュプル信号の大きさ)の変化を示す図表である。より詳しくは、図9は、記録データが記録されている光ディスク100の記録面(例えばDVD−RのDLL1層)に対し、ランド部105にDC記録(V=3.84[m/s]:1倍速相当)したときのDC記録パワーに対するPPa及び記録部のジッター値の変化を示す。
図9に示すように、DC記録パワーが5.3[mW]の場合、記録特性に影響することなく(ジッター値が変化することなく)PPaを減少させることが可能である。
ところが、DC記録パワーが5.8[mW]の場合、PPaを減少させることが可能であるものの、DC記録による影響で記録特性が(ジッター値が8.3%から10.3%に)悪化している。
これは、ランド部105の屈折率が変化することで、短い記録マークの長さが長い記録マークに対して相対的に短くなるからと考えられる。
そこで、図10を参照して以下の対策について検討する。図10は、記録特性の悪化が抑えられるように対策を施した場合の評価結果を示す図表である。より詳しくは、記録特性の悪化が抑えられるように記録データを記録する記録ストラテジを変更した際に、ランド部105へDC記録(5.8[mW])をした後の、記録特性の比較評価結果(記録ストラテジの変更前と変更後)を示す。
図10に示すように、ランド部105へのDC記録による記録特性の悪化は、記録データを記録する記録ストラテジを変更することで抑えられる。より詳しくは、記録データを記録する記録ストラテジのうち、最短記録マーク(3Ttop)を記録する記録パルスのパルス幅を2.25Tから2.30Tへと0.05T長くすると、記録ストラテジを変更する前と同様に、PPaを減少させることが可能である。この際、記録ストラテジの変更のおかげで、ジッター値が10.3から9.1に抑えられている。
したがって、記録ストラテジ設定部2112が記録ストラテジを変更することで、記録品質を維持しつつよりPPaを一層減少できる。
なお、記録ストラテジの変更にあたり、上述のように最短マークを変更するほかに、長マークの記録条件を記録パルスの種類に応じて以下のように変更してもよい。
・記録パルスがDVD-Rの1倍速記録で採用されているマルチパルスの場合、マルチパルスの長さを短くするようにしてもよい。
・記録パルスがDVD-Rの4倍速記録で採用されているノンマルチパルスの場合、中間バイアス部の記録パワーPmを小さくする、あるいは、記録パルスの幅Twを短くするようにしてもよい。
いずれにせよ、プッシュプル信号の検出量を減少させるために、長記録マークに対して相対的に短くなった短記録マークの長さを、元の関係に戻す(つまり、相対的に短くなった分、長くする)ように記録ストラテジを変更すれば、記録特性の悪化は抑えられる。
<各構成要素の詳細な構成>
図11は、第1実施例に係る記録条件生成部210の基本構成を示す構成図である。
図11に示すように、記録条件生成部210は、記録条件選択部2101と、メモリ2102とを備える。より詳しくは、ディスク情報取得部207から送られてくるディスク情報と、メモリ2102に予め記憶されている対応表(図12参照)とに基づいて、記録条件選択部2101は記録条件情報(記録ストラテジ情報とDC記録パワー)を選択し、記録パルス生成部211へ出力する。
図12は、第1実施例に係る記録条件生成部210のメモリ2102に格納された対応表の一例である。
図12に示すように、メモリ2102に記憶されている対応表によれば、記録対象となる光ディスク100がY社製のDVD−XXXである場合に、記録条件生成部210は、記録ストラテジ情報としてSTG Y1を選択し、DC記録パワーとして7[mW]を選択できる。このようにして、ディスク情報に応じた適切な記録条件が選択される。尚、この種の対応表は、メモリ2102に予め記録されていなくとも、情報記録媒体あるいはネットワークを介して都度取得するようにしてもよい。記録条件選択部2101は、記録を行う光ディスク100やネットワーク等から記録条件情報を直接取得するようにしてもよい。
図13は、第1実施例に係る記録パルス生成部211の基本構成を示す構成図である(記録データの記録時)。
図13に示すように、記録パルス生成部211は、記録ストラテジ設定部2112と、記録パワー設定部2111とを備える。記録データの記録時には、記録ストラテジ設定部2112と、記録パワー設定部2111との間のスイッチがオンにされている。そこで先ず、記録ストラテジ設定部2112は、記録条件生成部210から送られてくる記録条件情報とに基づいて、記録ストラテジを設定する。記録パワー設定部2111は、記録パワー選択部209から送られてくる記録パワー情報に基づいて、最適記録パワーを設定する。記録データの記録パルス信号は、上述のように設定された記録ストラテジ及び最適記録パワーに基づいて生成され、PUH202に入力される。
図14は、第1実施例に係る記録パルス生成部211の基本構成を示す構成図である(DC記録時)。
図14に示すように、DC記録時には、記録データは不要なので、記録ストラテジ設定部2112と、記録パワー設定部2111との間のスイッチがオフにされている。そこで、記録パワー設定部2111は、記録条件生成部210から送られてくるDC記録パワー情報に基づいて、記録パワーを設定する。
図15は、第1実施例に係るPUH202の基本構成を示す構成図である。
図15に示すように、PUH202は、集光位置制御部2021、集光部2022、ビームスプリッター2023、出射部2024、及び、受光部2025を備える。集光位置制御部2021は、ドライブ部208から送られてくる集光位置制御信号によって、データ記録時はグルーブ部に、DC記録時はランド部に光スポット(すなわち、光ディスク上に集光されたレーザ光)が夫々トラッキングするように集光部2022を制御する。尚、データ再生時はグルーブ部にトラッキングする。記録パルス生成部211によって生成された記録パルスに従って出射部2024から出射されるレーザ光は、ビームスプリッター2023によって反射され、集光部2022によって光ディスク100上に集光される。その戻り光は、集光部2022、及びビームスプリッター2023を透過して、受光部2025で受光される。このPD受光信号は、プリ記録情報検出部204、TE信号生成部205、再生特性測定部206、及び、ディスク情報取得部207に夫々送られる。
尚、図15の下側に示す受光部2025において、半径方向(ラジアル方向)が、領域1Aと領域1Bとに沿った方向によって示され、接線方向(タンジェンシャル方向)が、領域1Aと領域1Dとに沿った方向によって示されている。プッシュプル信号の値は、典型的には(1a+1d)−(1b+1c)なる信号の振幅(Peak・to・peak値)として検出される。成分(1a+1d)は、読取方向に対して左側の領域1A及び1DにおけるPD受光信号に対応する一方、成分(1b+1c)は、読取方向に対して右側の領域1B及び1CにおけるPD受光信号に対応する。
尚、本実施例と本発明との対応関係については以下のとおりである。すなわち、光ディスク100が「記録型の情報記録媒体」の一例であり、グルーブ部106が「グルーブ部」の一例であり、情報記録装置1が「情報記録装置」の一例であり、再生設定領域101aが「再生設定領域」の一例であり、ランド部105が「ランド部」の一例であり、色素層1122がランド部に積層される「記録層」の一例であり、PUH202が「特性変更手段」の一例であり、記録ストラテジ設定部2112が「短マーク変更手段」及び「長マーク変更手段」の一例であり、ディスク情報取得部207が「ディスク情報を取得する取得手段」の一例であり、記録条件生成部210が「記録条件生成手段」の一例である。
(1−2)動作
上記のように構成された第1実施例に係る情報記録装置1の基本動作について、以下に説明を加える。ここで、図16は、第1実施例に係る情報記録装置1の第1基本動作を示すフローチャートである。図17は、第1実施例に係る情報記録装置1の第2基本動作を示すフローチャートである。
図16に示すように、第1実施例に係る情報記録装置1は、記録データの記録に先立ち、記録データを記録する記録ストラテジを用いて、記録データの記録を行う最適記録パワーを探索する。具体的には、ディスク情報取得部207によってディスク情報が取得され(ステップS101)、記録条件生成部210によって記録ストラテジ情報を含む記録条件情報が生成され(ステップS102)、この情報に基づいてOPC(Optimum Power Control)処理が行われ(ステップS103)、最適記録パワーが取得される(ステップS104)。
その後、図17に示すように、グルーブ部106への記録データの記録が行われ(ステップS201)、ランド部105へのDC記録が行われる(ステップS202)。
この際特に、以下の理由から、ランド部105へのDC記録は、グルーブ部106への記録データの記録の後に行う方が好ましい。すなわち、図6及び図9で示したように、プッシュプル信号の検出量は、記録データの記録前(つまりPPb)及び記録後(つまりPPa)の何れの場合であっても、ランド部105へのDC記録によって減少する。一方、記録データを記録する際、プッシュプル信号の検出量が大きいほどトラッキングは安定する。したがって、ランド部105へのDC記録は、記録データの記録後に行う方が望ましい。この結果、良好な記録特性を確保できる。ただし、ランド部105へのDC記録が記録データに与える影響に鑑みて、ランド部105へのDC記録を、記録データの記録前に行ってもよい。また、ランド部へのDC記録は、ファイナライズ時、あるいはデータ記録の待機時に行うようにしてもよい。
<変形例>
図18は、第1実施例の変形例に係る光照射の態様を示す図である(a:DC記録、b:正弦波、c:矩形波)。
図18に示すように、プッシュプル信号の検出量を減少させるためのランド部105への光照射は、ランド部105の記録層の屈折率を変化させ、プッシュプル信号の検出量を減少可能な限りにおいて、DC記録のように記録パワーがほぼ一定にする態様(図18(a)参照)のみならず、例えば、正弦波状(図18(b)参照)あるいは矩形波状(図18(c)参照)に記録パワーを変化させる態様としてもよい。
尚、図6より、DC記録パワーが5.3[mW]の場合、PPbは0.192から0.186へと約3%減少することが判明している。一方、図9より、DC記録パワーが5.3[mW]の場合、PPaは0.251から0.213へと約3%を大きく上回る割合で減少することが判明している。言い換えれば、記録データを記録する前の状態において、ランド部105にDC記録することで、PPbが3%程度小さくなる光ディスク100であれば、記録データを記録した後にランド部にDC記録することで、PPaを大幅に減少できるといえる。
(2)第2実施例
続いて、第2実施例に係る情報記録装置1の構成及び動作処理を図面を参照して説明する。尚、第2実施例に係る構成と同様のものに関しては同一の符号を付し詳細な説明を適宜省略する。
図19は、第2実施例に係る記録条件生成部210の基本構成を示す構成図である。
図19に示すように、記録条件生成部210は、記録パルス生成部211へ出力する記録条件情報を、外部から入力される条件選択信号に応じて選択する。例えば、条件選択信号が、記録済み光ディスク100を再生する再生機器の種類(DVD−A、DVD−B、・・・)を示す場合、メモリ2102に記憶されている対応表は、図20のようになる。
図20は、第2実施例に係る記録条件生成部210のメモリ2102に格納された対応表の一例である。
図20に示すように、メモリ2102に記憶されている対応表によれば、記録対象となる光ディスク100がY社製のDVD−XXXである場合であって、かつ、再生機器がDVD−Bである場合、記録条件生成部210は、記録ストラテジ情報としてSTG BY1を選択し、DC記録パワーとして7[mW]を選択する。このようにして、ディスク情報に応じた適切な記録条件が選択される。
図21は、第2実施例に係る情報記録装置1の基本動作を示すフローチャートである。
図21に示すように、条件選択信号に応じて認知された再生機器が、プッシュプル信号を検出しないものであると判断される場合には、ランド部105へDC記録を行う必要はない。そこで、第2実施例においては、グルーブ部106への記録データの記録が行われると(ステップS201)、ランド部105へのDC記録が必要か否かが、条件選択信号に基づいて判断される(ステップS2015)。再生機器がプッシュプル信号を検出する場合には、ランド部105へのDC記録が必要であるので(ステップS2015:YES)、ランド部105へのDC記録が行われる(ステップS202)。一方、再生機器がプッシュプル信号を検出しない場合には、ランド部105へのDC記録は必要ないので(ステップS2015:NO)、ランド部105へのDC記録は行われない。
したがって、ランド部105へのDC記録を必要以上に行うことがないので、処理負荷が軽減されるほか、記録特性の悪化も極力回避できる。
また、記録条件情報にDC記録を行う範囲を含むようにし、指定された範囲のみDC記録を行うようにしてもよい。
以上説明したように、本実施例に係る情報記録装置1によると、記録型の光ディスク100に対して、CSSによって著作権が保護されたコンテンツの記録を行う場合に、大変有効である。すなわち、光ディスク100が記録型であっても、そのランド部105の光学的特性を変化させることで、プッシュプル信号の検出量を減少させ、もって、再生装置で再生した場合の互換性を向上可能である。
尚、本発明は、上述した実施例に限られるものではなく、請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨、或いは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴うもまた、本発明の技術的範囲に含まれるものである。
例えば、上述した実施例では、情報記録媒体の一具体例として、例えばブルーレイ、赤色LD光、又は赤外光等のレーザ光によって記録又は再生が可能な、単層型の光ディスクについて説明した。加えて、本発明は、例えば、2層以上の記録層を備える多層型(マルチプルレイヤ型)の光ディスクにも適用可能である。更に、他の高密度記録或いは高転送レート対応の各種の情報記録媒体にも適用可能である。
また、上述した実施例では、情報記録媒体として特にDVD−Rに本発明を適用させた場合について記載したが、これに限定されるものではなく、DVD−RW、DVD+R、DVD+RWに対しても適用可能である。
また、DC記録用の光学系を別途用意し、グルーブ部へのデータ記録とランド部へのDC記録を同時に行うようにしてもよい。
本発明に係る情報記録媒体及び情報記録媒体は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、BD(Blu-ray Disc)、CD(Compact Disc)等のレーザ光を照射することによって記録及び再生が可能な光ディスク等の情報記録媒体に利用可能であり、また当該情報記録媒体に対して情報を記録するための情報記録装置等の技術分野に利用可能である。

Claims (14)

  1. 記録型の情報記録媒体のグルーブ部に情報を記録する情報記録装置であって、
    前記情報記録媒体の記録面のうち少なくとも再生設定領域に含まれるランド部には、光照射を受けて当該再生設定領域におけるプッシュプル信号の検出量を低下させるように光学的特性が変化する記録層が積層されており、
    前記少なくとも再生設定領域に含まれるランド部に対して一様に光照射を行う特性変更手段を備える
    ことを特徴とする情報記録装置。
  2. 前記特性変更手段は、前記ランド部に対する一様な光照射を前記グルーブ部に情報を記録した後に行う
    ことを特徴とする請求の範囲第1項に記載の情報記録装置。
  3. 前記特性変更手段は、前記少なくとも再生設定領域に含まれるランド部に対して一様に光照射を行うために、前記光照射における記録パワーを一定に保つ
    ことを特徴とする請求の範囲第2項に記載の情報記録装置。
  4. 前記特性変更手段は、当該再生設定領域おけるプッシュプル信号の検出量を低下させるために、前記光照射における記録パワーを周期的に変化させる
    ことを特徴とする請求の範囲第2項に記載の情報記録装置。
  5. 前記グルーブ部に情報を記録マークとして記録するにあたり、前記記録マークのうち最短記録マーク用の記録パルスのパルス幅を相対的に増加させるように記録ストラテジを変更する短マーク変更手段を更に備える
    ことを特徴とする請求の範囲第2項に記載の情報記録装置。
  6. 前記グルーブ部に情報を記録マークとして記録するにあたり、前記記録マークのうち長マークの記録パルスのパルス幅を相対的に低下させるように記録ストラテジを変更する長マーク変更手段を更に備える
    ことを特徴とする請求の範囲第2項に記載の情報記録装置。
  7. 前記長マークの記録パルスがマルチパルスである場合、
    前記長マーク変更手段は、該マルチパルスのパルス幅を相対的に低下させるように前記記録ストラテジを変更する
    ことを特徴とする請求の範囲第6項に記載の情報記録装置。
  8. 前記長マークの記録パルスがノンマルチパルスである場合、
    前記長マーク変更手段は、当該記録パルスの中間バイアス部の記録パワー又はパルス幅を相対的に低下させるように前記記録ストラテジを変更する
    ことを特徴とする請求の範囲第6項に記載の情報記録装置。
  9. 前記情報記録媒体に予め記録されているディスク情報を取得する取得手段と、
    前記グルーブ部に情報を記録するための記録ストラテジ、及び、前記ランド部に対して一様に光照射を行うための記録パワーの組み合わせと、前記取得されるディスク情報との対応関係が予め定められた対応表に基づいて、該組み合わせを決定する記録条件生成手段とを更に備える
    ことを特徴とする請求の範囲第2項に記載の情報記録装置。
  10. 前記対応表には、前記ディスク情報に加えて、前記記録条件生成手段の外部から入力される条件選択信号と、前記組み合わせとの対応関係も予め定められている
    ことを特徴とする請求の範囲第9項に記載の情報記録装置。
  11. 当該情報記録媒体を再生する再生機器がプッシュプル信号を検出するものではない場合には、前記ランド部に対して一様に光照射を行わない
    ことを特徴とする請求の範囲第2項に記載の情報記録装置。
  12. 記録型の情報記録媒体のグルーブ部に情報を記録する情報記録方法であって、
    前記情報記録媒体の記録面のうち少なくとも再生設定領域に含まれるランド部には、光照射を受けて当該再生設定領域おけるプッシュプル信号の検出量を低下させるように光学的特性が変化する記録層が積層されており、
    前記少なくとも再生設定領域に含まれるランド部に対して一様に光照射を行う特性変更工程を備える
    ことを特徴とする情報記録方法。
  13. グルーブ部に情報が記録される記録型の情報記録媒体であって、
    記録面のうち少なくとも再生設定領域に含まれるランド部には、光照射を受けて当該再生設定領域おけるプッシュプル信号の検出量を低下させるように光学的特性が変化する記録層が積層されている
    ことを特徴とする情報記録媒体。
  14. 請求の範囲第1項乃至第11項のいずれかに記載された情報記録装置としてコンピュータを機能させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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