JPWO2009001467A1 - 低照度環境における撮影画像の明るさを改善する電子機器 - Google Patents

低照度環境における撮影画像の明るさを改善する電子機器 Download PDF

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Abstract

電子機器(1)は、画像を撮影する撮像部(10)と;その撮像部から、撮影された画像のデータと、その画像に適用された撮像条件とを取得する制御部(20)と;その取得された撮像条件と閾値とを比較し、その撮影された画像のデータの明るさを補正の要否を判定する明るさ補正判定部(402)と;その判定部による補正するという判定に応答して、明るさ補正関数に従ってその撮影された画像の明るさがより明るくなるようにその撮影された画像のデータを補正する補正部(406)と;を具えている。【選択図】図1

Description

本発明は、撮影された画像の明るさの補正に関し、特に、低照度環境においてディジタル・カメラ・モジュールで撮影された暗い画像の明るさを補正するための処理に関する。
ディジタル・カメラ付き電子機器では、被写体の照度に応じてカメラ・ゲインまたは感度およびカメラ露光時間を調整し、それによって画像の明るさを所要のレベルに維持する。しかし、カメラ露光時間の長さと手振れによる画質低下との間にはトレードオフ(得失)の関係があり、またカメラ・ゲインおよび露光時間にも上限がある。従って、極めて低照度の環境下では、カメラ・ゲインと露光時間がその上限に達し、画像は暗い。被写体の照度を上げるために補助ライトを用いることができる。
2004年4月30日に公開された特開2004−133006号公報(A)には、画像撮像装置が記載されている。画像撮像装置は、画像信号の露出レベルと測光によって得られた露出レベルから露出誤差値を算出するとともに、画像撮像装置の設定状態、画像撮像装置の操作の状態、撮像時の被写体の明るさ状態、の少なくとも一つの状態に基づいて、その露出誤差値の補正量を演算し、その補正量を用いて撮像画像の露出誤差を補正する。撮影画像の露出誤差を補正するための補正量に制限を与え、極端に補正された撮像結果とならないようにし、撮像装置の設定状態や操作の状態、撮像時の被写体の明るさに応じてその補正量の補正幅を変化させる。
特開2004−133006号公報
2004年6月10日に公開された特開2004−166147号公報(A)には、画質の自動調整が記載されている。その自動調整は、画像生成履歴情報から得られる被写体の明るさの度合いを用いて画質調整処理を実行する。それによって、画質調整処理を被写体の明るさに応じて適切に実行する。
特開2004−166147号公報
2007年4月12日に公開された特開2007−096477号公報(A)には、カメラが記載されている。そのカメラは、被写体の画像を撮影するイメージ・センサと、画像から手ぶれ情報を検出する手ぶれ検出部と、撮影の時の撮影条件と検出した手ぶれ情報とを相互に対応させて記録する手ぶれ記録部と、手ぶれ補正部とを備えている。その手ぶれ補正部は、撮影条件を用いて手ぶれ記録部を参照して、その撮影条件と所定の関係にある撮影条件に対応する手ぶれ情報を抽出し、抽出された手ぶれ情報に基づいて手ぶれを補正する。それによって、手ぶれ補正をユーザの個性や撮影環境に応じて最適化したカメラが提供される。
特開2007−096477号公報
例えば携帯電話機のようなディジタル・カメラ付きの電子機器はより小型化されつつあり、そのためにそのディジタル・カメラ・モジュールも小型化され、従ってそのレンズおよびカメラ・センサが小型化されている。従って、ディジタル・カメラ・モジュールの明るさに対するカメラ・ゲインの上限がより低くなっている。また、小型化のために補助ライトのない電子機器に対するニーズ(必要性)も存在する。
発明者たちは、電子機器のカメラ・モジュールのカメラ・ゲインおよび露光時間に上限があっても、極めて低照度の環境において撮影された暗い画像の明るさを増大させるようその画像を処理し、それによってそのような画像の品質を向上させ、そのような暗い画像を利用可能にできる、と認識した。また、発明者たちは、画像を撮影する毎にその撮影画像の明るさを補正してその補正された画像を格納し表示することができるようにすることによって、ユーザが無駄に同じ画像を追加的にまたは繰り返し撮影する必要がなくなり、画像メモリの所要量を減少させることもできる、と認識した。
本発明の目的は、低照度環境におけるカメラ・モジュールの画質を向上させることである。
本発明の別の目的は、低照度環境におけるカメラ・モジュールの画質を向上させることができる電子機器を実現することである。
本発明の特徴によれば、電子機器は 画像を撮影する撮像部と;その撮像部から、撮影された画像のデータと、その画像に適用された撮像条件とを取得する制御部と;その取得された撮像条件と閾値とを比較し、その撮影された画像のデータの明るさを補正の要否を判定する明るさ補正判定部と;その判定部による補正するという判定に応答して、明るさ補正関数に従ってその撮影された画像の明るさがより明るくなるようにその撮影された画像のデータを補正する補正部と;を具えている。
本発明の別の特徴によれば、電子機器は、画像を撮影する撮像部と;その撮像部から、その撮影された画像のデータと、その画像に適用されたその撮像部の撮影条件とを取得し、その取得された撮影条件と閾値とを比較し、その撮影された画像のデータの明るさを補正の要否を判定する明るさ補正判定部と;その判定部による補正するという判定に応答して、明るさ補正関数に従ってその撮影された画像の明るさがより明るくなるようにその撮影された画像のデータを補正する補正部と;を具えている。
本発明によれば、低照度環境におけるカメラ・モジュールの画質を向上させることができる電子機器を実現することができる。
図1は、本発明の実施形態による、ディジタル・カメラ・モジュールを具える電子機器の構成を示している。 図2は、手振れ補正部の構成を示している。 図3は、被写体の異なる明るさまたは照度に対するカメラ・モジュールのゲインおよび露光時間の所要レベルと、カメラ・モジュールのゲインおよび露光時間の実際のレベルとの関係を実線で示している。 図4は、本発明の形態による、被写体の異なる明るさに対するカメラ・モジュールのゲインおよび露光時間の所要レベルと、カメラ・モジュールのゲインおよび露光時間の実際のレベルおよび明るさ補正レベルの関係を示している。 図5は、本発明の別の形態による、被写体の異なる明るさに対するカメラ・モジュールのゲインおよび露光時間の所要レベルと、カメラ・モジュールのゲインおよび露光時間の実際のレベルおよび別の明るさ補正レベルの関係を示している。 図6は、カメラ・モジュールにおける、異なる明るさの暗い被写体に対して撮影画像をより明るくするためのカメラ露光時間とカメラ・ゲインの設定レベルの軌跡の2つの例を、それぞれ一点鎖線および破線で示している。 図7は、カメラ・モジュールによって撮影された画像の明るさ指標に対する、本発明の形態によって施される画像の明るさ補正の係数の関係を表す補正係数関数を示している。 図8は、カメラ・モジュールによって撮影された画像の明るさ指標に対する、本発明の別の形態によって施される明るさ補正の係数の関係を表す別の補正係数関数を示している。 図9は、本発明の形態による、画像処理プロセッサの明るさ補正判定部または補正係数決定部によって与えられた明るさ補正係数に対する、動き検出におけるノイズ除去用の画像類似度の閾値の変化を表す閾値関数を示している。 図10は、本発明の形態による、画像処理プロセッサによって与えられた明るさ補正係数に対する輪郭強調度合いの変化を表す輪郭強調度度合い関数を示している。 図11は、本発明の実施形態による、カメラ処理プロセッサ、画像処理プロセッサおよび記録部によって実行される、カメラ・モジュールからの撮影画像の明るさ補正のためのフローチャートを示している。 図12は、本発明の別の実施形態による、カメラ処理プロセッサ、画像処理プロセッサおよび記録部によって実行される、カメラ・モジュールからの撮影画像の明るさ補正のための別のフローチャートを示している。 図13は、本発明のさらに別の実施形態による、カメラ処理プロセッサ、画像処理プロセッサおよび記録部によって実行される、カメラ・モジュールからの撮影画像の明るさ補正および手振れ補正のためのさらに別のフローチャートを示している。 図14は、本発明のさらに別の実施形態による、カメラ処理プロセッサ、画像処理プロセッサおよび記録部によって実行される、カメラ・モジュールからの撮影画像の明るさ補正および手振れ補正のためのさらに別のフローチャートを示している。 図15および16は、明るさ補正部によって行われる補正の入力ピクセル値と出力ピクセル値の関係を表す明るさ補正関数またはトーンカーブの例を示している。 .
本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。図面において、同様の構成要素には同じ参照番号が付されている。
図1は、本発明の実施形態による、ディジタル・カメラ・モジュール10を具える電子機器1の構成を示している。電子機器1は、さらにカメラ処理プロセッサ(CPU)20と、画像処理プロセッサ(CPU)40と、記録部60と、ディスプレイ86および入力装置88(例えばキー)に結合されたユーザ・インタフェース(I/F)80と、を具えている。代替構成として、カメラ処理プロセッサ20は画像処理プロセッサ40と一体化されていてもよい。代替構成として、カメラ処理プロセッサ20および画像処理プロセッサ40は、ディジタル・カメラ・モジュール10に後処理部として組み込まれていてもよい。
カメラ・モジュール10は、レンズ・モジュール102、撮像用のCCD/CMOSセンサ104、相関二重サンプリング器(CDS)106、自動利得制御器(AGC)108、アナログ−ディジタル変換器(ADC)110、ディジタル信号プロセッサ(DSP)112、および画像メモリ領域114に結合されたカメラ・プロセッサ(CPU)120を有する。
CCD/CMOSセンサ104は、設定された露出時間に基づいてレンズ・モジュール102を介して被写体を撮影してアナログ画像を生成する。相関二重サンプリング器106、自動利得制御器108およびアナログ−ディジタル変換器110はディジタル画像を生成し、ディジタル信号プロセッサ112は所定のフォーマットのディジタル画像データを出力する。カメラ処理プロセッサ20は、カメラ・プロセッサ120のレジスタ(REG)122に書き込むことによってCCD/CMOSセンサ104の露光時間および自動利得制御器108のゲインを設定する。また、カメラ処理プロセッサ20は、レジスタ122に保持されている、カメラ・モジュール10における現在の設定されたゲインおよび露光時間、および撮影した被写体のファインダ照度を読み取ることができる。被写体の明るさまたは照度によって、カメラ・モジュール10の所要のゲインおよび露光時間が決まる。
カメラ処理プロセッサ20は、カメラ・モジュール10を制御する制御部202を有し、カメラ・モジュール10からカメラ・ゲイン即ちAGC108のゲイン、露光時間および被写体照度のデータを取得して画像処理プロセッサ40に供給し、カメラ・モジュール10から撮影画像データを受け取って記録部60に供給する。カメラ処理プロセッサ20は、例えば集積回路として少なくとも一部がハードウェアの形態で実装されていてもよく、またはプロセッサ上で動作するプログラムとして少なくとも一部がソフトウェアの形態で実装されていてもよい。
代替構成として、カメラ・モジュール10は、レンズ・モジュール102、撮像用のCCD/CMOSセンサ104、相関二重サンプリング器(CDS)106、自動利得制御器(AGC)108、アナログ−ディジタル変換器(ADC)110を1つのカメラDSPなしモジュールとし、ディジタル信号プロセッサ(DSP)112、および画像メモリ領域114に結合されたカメラ・プロセッサ(CPU)120を1つのDSPモジュールとした分離構成としてもよい。
画像処理プロセッサ40は、閾値メモリ領域404に格納されている閾値に基づいて撮影画像の明るさ補正をすべきかどうかを判定する明るさ補正判定部402、補正係数に従って撮影画像の明るさを補正する明るさ補正部406、明るさ補正係数を決定する明るさ補正係数決定部408、および画像合成部522を含む手振れ補正部500を有する。画像処理プロセッサ40は、カメラ処理プロセッサ20からのカメラ・ゲイン、露光時間および被写体照度のデータに基づいて、記録部60に格納されている撮影画像データおよび中間画像データを処理して、その処理された画像を中間画像データおよび出力画像データとして記録部60に格納する。画像処理プロセッサ40は、例えば集積回路として少なくとも一部がハードウェアの形態で実装されていてもよく、またはプロセッサ上で動作するプログラムとして少なくとも一部がソフトウェアの形態で実装されていてもよい。
記録部60は、撮影画像メモリ領域602、中間画像メモリ領域604および出力画像メモリ領域606を有する。撮影画像メモリ領域602は、カメラ処理プロセッサ20から受け取った撮影画像データを格納する。中間画像メモリ領域604は、必要に応じて補正された撮影画像データを中間画像データとして格納する。出力画像メモリ領域606は、必要に応じて画像処理された中間画像データを出力画像データとして格納する。
ユーザ・インタフェース80は、ディスプレイ86と、キーを含む入力装置88とに結合されており、ユーザのキー入力をプロセッサ20に供給し、画像明るさおよび補正等に関する情報、撮影画像および処理済みの画像を表示装置86に表示する。
図1において、カメラ・モジュール10はユーザによる一回のリリース・ボタン押下に対して連続的な複数ショットの画像を撮影(連写)して、撮影画像メモリ領域602にその撮影された複数の画像のデータを格納する。明るさ補正判定部402は、カメラ処理プロセッサ20から撮影画像のカメラ・ゲインおよび露光時間、さらに場合によっては被写体照度および/または所要のカメラ・ゲインおよび露光時間を取得し、それらのカメラ・ゲイン、露光時間および照度を明るさの指標に変換し、画像の明るさ指標を、所要の明るさ指標と比較し、または閾値メモリ領域404中の対応する閾値と比較して、撮影画像の明るさを補正すべきかどうか、を判定する。明るさ補正すべきかどうかの判定は、カメラ露光時間とカメラ・ゲインの設定に応じて、露光時間のみをその閾値と比較して判定しても、またはゲインのみをその閾値と比較して判定してもよい。
その明るさを補正すべきと判定された場合は、明るさ補正部406は、撮影画像メモリ領域602から撮影画像データを取り出し、所定の補正係数または明るさ補正係数決定部408によって決定された補正係数に従って、所定の明るさ補正関数またはトーンカーブに基づいて撮影画像の明るさを補正し、その補正された画像データを中間画像メモリ領域604に格納する。手振れ補正部500は、中間画像メモリ領域604から明るさ補正されたまたは補正されていない複数の中間画像のデータを取り出し、その複数の中間画像から手振れ補正された出力画像を生成する。
図2は、手振れ補正部500の構成を示している。手振れ補正部500は、中間画像メモリ領域604に結合され複数の中間画像を保持する画像保持部506、画像保持部506に結合された位置ずれ算出部512、算出部512に結合された位置ずれ補正部514、位置ずれ補正部514に結合された類似性評価部516、画像保持部506に結合された動き領域検出部518、画像合成部522、画像処理用のパラメータを決定または選択するパラメータ決定部524、ノイズ除去部528および輪郭強調部530を含む画像処理部526、および画像保持部506に結合された合成画像保持部532を有する。図2は、構成要素506〜532のステップからなる手振れ補正のためのフロー図として見ることもできる。
手振れ補正部500の位置ずれ算出部512は、中間画像メモリ領域604に格納されている複数の中間画像の相互間の全体的な位置ずれを算出する。位置ずれ補正部514は、その算出された位置ずれに従って、全体的な位置ずれを補正した別の複数の中間画像を生成する。類似性評価部516は、その複数の中間画像の間の領域毎の類似度を算出してその類似度を評価する。
動き領域検出部518は、複数の中間画像の間の領域毎の類似度データに基づいて動き領域を検出する。画像合成部522は、動き領域データに基づいて複数の中間画像を処理して合成画像を生成する。画像合成部522は、例えば、位置ずれ補正された複数の中間画像の対応する領域の例えば平均値を合成値と決定し、動き領域に関しては選択された1つの画像のデータを合成値と決定してもよい。
動き領域検出部518は、例えば、閾値設定部、動き判定部、孤立点ノイズ判定部および判定バッファ(図示せず)を含んでいてもよい。その閾値設定部では、第1および第2の閾値を算出し、動き判定部および孤立点ノイズ判定部にそれぞれ出力する。第1および第2の閾値は、露光時間および/またはゲイン値に応じて決定される。
その動き判定部は、ずれ量Δの大きさに応じて、複数画像間の対応する領域が動き領域であるかどうかを判定する。その差分値Δが第1の閾値よりも大きい場合には、動きありと判定して、動き判定結果を判定バッファに出力する。その判定バッファは、例えば、動き判定結果をビットマップ形式で記録する。比較する画像間のピクセル(x,y)の領域が動き有りと判定された場合には、その判定部はビットマップの位置M(x,y)に“1”を設定する。その領域が動きなしと判定された場合には、その判定部は位置M(x,y)に“0”を設定する。
その孤立点ノイズ判定部は、動きありと判定されたピクセルの位置M(x,y)が、孤立点ノイズかどうかを判定する。それが孤立点ノイズであると判定された場合には、その位置M(x,y)を動きなし(“0”)と決定する。例えば、着目ピクセルの位置M(x,y)に隣接する周囲の8個の位置の判定結果を参照して、動きありと決定されたピクセルの個数をカウントし、このカウント値が第2の閾値よりも小さい場合には、孤立点ノイズと判定して、その位置M(x,y)を動きなし(“0”)と設定する。
パラメータ決定部524は、明るさ補正部406または補正係数決定部408からの明るさ補正係数、類似性評価部516からの類似度データ、および動き領域検出部518からの動き領域データに基づいて、画像処理部526における画像処理で用いられるパラメータを決定する。画像処理部526は、その決定されたパラメータに基づいて、画像合成部522からの合成画像を後処理して、処理済みの画像を合成画像保持部532に格納する。
パラメータ決定部524は、複数の画像間の領域毎の類似度データに基づいてノイズ除去処理が必要かどうかを判定し、対応する複数の領域の中で類似度が閾値以下の領域に対してノイズ除去処理を行うことを決定する。パラメータ決定部524は、動き領域データによって合成すべき画像の数を決定し、合成すべき画像の数、画像類似度閾値および輪郭強調度合いに応じて輪郭強調の度合いを決定する。パラメータ決定部524は、さらに、類似度データおよび動き領域データからその他の所要のパラメータを決定してもよい。
パラメータ決定部524は、例えば、ノイズ除去処理を行うための合成画像数と加重平均フィルタまたはメディアン・フィルタ、ぼかし処理(ローパスフィルタ)などのフィルタ・サイズ(ノイズ除去パラメータ)を設定してもよい。例えば、合成画像数が1の領域ではフィルタ・サイズを5×5とし、それが2の領域では3×3とし、それが3の領域では1×1と設定して、それをメモリ領域に格納する。
パラメータ決定部524は、画像処理部526で用いられるノイズ除去(フィルタリング)用の画像類似度の閾値(例えば、1〜2、または100〜200%)および2次元輪郭強調または輪郭補償(フィルタリング)の度合い(例えば、0.5〜1、または50〜100%)のような画像処理部526で必要とされるパラメータの値を決定する。
画像処理部526は、パラメータ決定部524によって決定されたパラメータ値、例えば画像類似度閾値および輪郭強調度合い等に従って、領域毎の画像のノイズを除去し輪郭強調を行い、処理済みの画像データを合成画像532として出力する。ノイズ除去処理部528は、合成画像の領域ごとに対応するノイズ除去パラメータ、例えばフィルタ・サイズに基づいてノイズ除去処理を行う。
領域ごとの合成画像数を決定した後、例えば、合成画像の領域ごとに合成画像数に応じて輪郭強調処理またはノイズ除去処理を行ってもよい。合成画像数が所定の数(例えば1)以下の場合はノイズ除去を行い、合成画像数が所定数より大きい場合は輪郭強調を行ってもよい。
図3は、被写体の異なる明るさまたは照度に対するカメラ・モジュールのゲインおよび露光時間の所要レベルと、カメラ・モジュール10のゲインおよび露光時間の実際のレベルとの関係を実線で示している。ここで、縦軸と横軸は、露光時間をゲイン換算で表した値とゲイン値との合計の値であり、またはそのような合計値を表す指標(例えば、0〜150%)である。カメラ・モジュール10のゲインおよび露光時間の実際のレベルは、直線状の一点鎖線で示されているように、理想的にはゲインおよび露光時間の所要レベルと線形的に比例関係にあるべきである。しかし、カメラ・モジュール10は、実線で示されているように、小型化のためにゲインおよび露光時間の実際の最大レベル(縦軸)には所要レベルより低い限界がある。即ち、カメラ・モジュール10では、ゲインおよび露光時間に関して低照度において撮影された暗い画像の高輝度化または高明度化に限界がある。従って、ゲインおよび露光時間の所要レベルがカメラ・モジュール10における最大限界より高いレベルを有する暗い被写体の画像は、それより明るくすることはできず、ユーザにとって利用できないことがある。
図4は、本発明の形態による、被写体の異なる明るさに対するカメラ・モジュールのゲインおよび露光時間の所要レベルと、カメラ・モジュール10のゲインおよび露光時間の実際のレベルおよび明るさ補正レベルの関係を示している。この場合、ゲインおよび露光時間の所要レベルがカメラ・モジュール10における最大限界より高いレベルを有する暗い被写体の画像でも、撮影された画像のデータを後処理することによって、破線で示されているように、理想ラインに近づくように撮影画像の明るさまたは輝度のゲインを高くすることができる。従って、カメラ・モジュール10の高輝度化の限界より或る程度暗い被写体の画像を、ユーザに利用な可能なレベルに明るくすることができる。
図5は、本発明の別の形態による、被写体の異なる明るさに対するカメラ・モジュールのゲインおよび露光時間の所要レベルと、カメラ・モジュール10のゲインおよび露光時間の実際のレベルおよび別の明るさ補正レベルの関係を示している。この場合、ゲインおよび露光時間の所要レベルがカメラ・モジュール10における最大限界より高いレベルを有する暗い被写体の画像でも、撮影された画像のデータを後処理することによって、破線で示されているように、理想ラインに近づくようにゲインを段階的にまたは離散的に高くすることができる。従って、カメラ・モジュール10の高輝度化の限界より或る程度暗い被写体の画像を、ユーザに利用な可能なレベルに明るくすることができる。
図6は、カメラ・モジュール10における、異なる明るさの暗い被写体に対して撮影画像をより明るくするためのカメラ露光時間とカメラ・ゲインの設定レベルの軌跡の2つの例を、それぞれ一点鎖線および破線で示している。カメラ露光時間およびカメラ・ゲインの値は、それぞれの軌跡およびファインダ照度によって決まる。
一例では、撮影画像を明るくするために、まずカメラの自動利得制御器108のゲインを0dBから12dBまで徐々に増大させ、それでも充分な明るさが得られない場合には、CCD/CMOSセンサ104の露光時間を0.1msから125msまで徐々に増大させる。この場合、カメラ露光時間の上限は125msであり、カメラ・ゲインの上限は12dBである。
別の例では、撮影画像を明るくするために、まずカメラの自動利得制御器108のゲインを0dBから3dBまで徐々に増大させ、それでも充分な明るさが得られない場合にはCCD/CMOSセンサ104の露光時間を0.1msから60msまで徐々に増大させ、それでも充分な明るさが得られない場合にはゲインをさらに3dBから6dBまで徐々に増大させ、それでも充分な明るさが得られない場合には、CCD/CMOSセンサ104の露光時間を60msから125msまで徐々に増大させ、それでも充分な明るさが得られない場合にはゲインをさらに6dBから12dBまで徐々に増大させる。この場合、自動利得制御器108のゲインの最大限界レベルは12dBであり、そのCCD/CMOSセンサ104の露光時間の最大限界レベルは125msである。
そのゲインと露光時間の組み合わせが撮影画像の明るさまたは輝度に寄与する。この場合、ゲイン6dBの増大は、概して露光時間を2倍(100ms/50ms)の増大に相当する。
なお、ゲインと露光時間がともに最大限界に達するまでは、CCD/CMOSセンサ104の検知した明るさBnは、その時点でのゲイン値Gn、露光時間En、定数αに対して、次の式で表すことができ、明るさ補正判定や画像の明るさ指標として使用してもよい。
Bn = Gn/6 + log(En) + α
明るさ補正するかどうかの判定は、最大値Bmax以下の明るさBth(Bth≦Bmax)を閾値としてもよいし、図6の第1の例の露光時間とカメラ・ゲインの設定においてゲインが12dBまで増大した後で露光時間を増大させた簡易な軌跡(遷移)の場合は、最大値Emax以下の露光時間Eth(Eth≦Emax)を閾値としてもよい。
図7は、カメラ・モジュール10によって撮影された画像の明るさ指標に対する、本発明の形態によって施される画像の明るさ補正の係数の関係を表す補正係数関数を示している。撮影画像の明るさ指標に対する補正係数の関係を示すこの関数は、補正係数決定部408によって使用される。
撮影画像の明るさ指標が、画像処理プロセッサ40(構成要素402〜408)の明るさスケールで閾値50%以下であり20%より高い場合には、その明るさに応じて暗くなるに従って明るさ補正係数を0%から100%までの範囲で徐々に高くなるように設定する。その明るさレベルが20%以下の場合は、明るさ補正係数を最大の限界100%に設定する。撮影画像の明るさ指標が所定の閾値50%より大きく100%以下の場合は、補正係数は0(ゼロ)であってもよい。ここで、明るさ指標の百分率100%は可能な最大値を表している。このように、撮影画像の明るさ指標が閾値より小さくなるに従って、明るさ補正係数は実質的に単調に増大する。
図8は、カメラ・モジュール10によって撮影された画像の明るさ指標に対する、本発明の別の形態によって施される明るさ補正の係数の関係を表す別の補正係数関数を示している。
撮影画像の明るさ指標が、画像処理プロセッサ40(構成要素402〜408)の明るさスケールで50%以下であり30%より高い場合には、その明るさ補正係数を50%に高く設定する。その明るさレベルが30%以下の場合は、明るさ補正係数を最大の限界100%に設定する。撮影画像の明るさ指標が所定の閾値50%より大きく100%以下の場合は、補正係数は0(ゼロ)であってもよい。このように、撮影画像の明るさ指標が閾値より小さくなるに従って、明るさ補正係数は実質的に単調に増大する。
図9は、本発明の形態による、画像処理プロセッサ40の明るさ補正判定部402または補正係数決定部408によって与えられた明るさ補正係数0%〜100%に対する、動き検出におけるノイズ除去用の画像類似度の閾値の変化を表す閾値関数を示している。
複数の画像間の領域の類似性の評価による類似度が閾値より低い場合は、その領域が無視できないノイズを含むと判定されて、類似度の低い領域は画像合成に用いないようにしてもよく、および/または合成画像におけるその類似度の低い領域に対してノイズ除去処理が行われてもよい。明るさ補正係数が0%の場合は、動き検出におけるノイズ除去用の画像類似度の通常の閾値が用いられる。一方、閾値関数は、明るさ補正係数が大きくなるに従って、ノイズ除去用の画像類似度が実質的に単調に増大するものである。明るさ補正係数が100%の場合は、ノイズ除去用の画像類似度の通常の閾値(100%)の2倍の閾値200%が用いられる。それによって、明るさ補正によって増大された明るさおよび明度(輝度)の差を有する補正画像のノイズを除去し損なうことが防止される。
図10は、本発明の形態による、画像処理プロセッサ40によって与えられた明るさ補正係数0%〜100%に対する輪郭強調度合いの変化を表す輪郭強調度度合い関数を示している。
輪郭強調において、輪郭を表す或る領域のピクセルは、その輪郭を強調するようにその明るさレベルが修正されるような形態で輪郭強調フィルタリングが行われる。明るさ補正係数が0%の場合は、輪郭強調度合いが通常の強調係数の度合い100%で行われる。一方、明るさ補正係数が100%の場合は、輪郭強調は通常の強調係数の度合い50%に抑制される。その強調係数の度合いは、画像信号に加算される輪郭強調信号を生成する輪郭強調フィルタの係数に乗じられても、またはその生成された加算される輪郭強調信号に乗算されてもよい。このように、明るさ補正係数が増大するに従って輪郭強調度合いが実質的に単調に減少する。それによって、明るさ補正によって増大された明るさを有する補正画像の輪郭強調フィルタリングにおいて明るさ補正によって増大された明るさおよび明度(輝度)の差を有する補正画像のノイズが輪郭として誤って評価されまたは輪郭が過大に強調されることが防止される。
図11は、本発明の実施形態による、カメラ処理プロセッサ20、画像処理プロセッサ40および記録部60によって実行される、カメラ・モジュール10からの撮影画像の明るさ補正のためのフローチャートを示している。
ステップ802において、カメラ処理プロセッサ20の制御部202は、カメラ・モジュール10から、そのレジスタ122に保持されている撮影画像に適用された実際のゲインおよび露光時間、さらに場合によっては被写体照度および/または所要のカメラ・ゲインおよび露光時間のデータを読み出し、画像処理プロセッサ40はそのデータを取得する。ステップ804において、画像処理プロセッサ40の明るさ判定部402は、その実際のゲインおよび露光時間がそれぞれの所定の閾値Bthに達しているかまたはそれを越えているかどうかを判定する。その判定は、カメラ露光時間とカメラ・ゲインの設定に応じて、露光時間のみをその閾値と比較して判定しても、ゲインのみをその閾値と比較して判定してもよい。
それらが閾値Bthに達していないと判定された場合は、ステップ812において、カメラ処理プロセッサ20は、カメラ・モジュール10(画像メモリ領域114)から撮影画像データを取り出して記録部60の撮影画像メモリ領域602に格納する。ステップ816において、記録部60は、その撮影画像データを中間画像メモリ領域604に格納し、さらにそれを確認用画像データおよび保存画像データとして出力画像メモリ領域606に格納する。ステップ812〜816は通常の処理である。
ステップ804においてそれらが閾値Bthに達していると判定された場合は、ステップ822において、カメラ処理プロセッサ20は、カメラ・モジュール10(画像メモリ領域114)から関連する複数の撮影画像データを取り出して記録部60の撮影画像メモリ領域602に格納する。
ステップ826において、補正係数決定部408は1つの所定の補正係数(例えば、100%)を決定する。
ステップ834において、明るさ補正部406は、明るさ補正判定部402において決定された補正係数に従って、所定の明るさ補正関数またはトーンカーブに従ってその撮影画像データを処理してその明るさを増大させるよう補正する。
図15および16は、明るさ補正部406によって行われる補正の入力ピクセル値と出力ピクセル値の関係を表す明るさ補正関数またはトーンカーブの例を示している。明るさ補正部406は、予め定められた補正係数30〜100%の範囲の値に応じて撮影画像のピクセルの値を入力ピクセル値として図15または16の補正関数直線または曲線に従って明るさ補正された出力ピクセル値を中間画像データとして出力する。
ステップ840において、明るさ補正部406は、その補正された撮影画像を中間画像として中間画像メモリ領域604に格納する。記録部60は、中間画像メモリ領域604中のその補正された中間画像を、表示用の確認用画像データおよび所定フォーマット(例えば、JPEG)の保存用画像データとして出力画像メモリ領域606に格納する。
ステップ842において、明るさ補正判定部402は、ユーザ・インタフェース80を介して、ディスプレイ86上に撮影画像の明るさを補正したことを表示してもよい。ユーザは、入力装置88を操作することによって、撮影画像メモリ領域602に格納された補正前の撮影画像と、出力画像メモリ領域606に格納されている補正済みの画像とを、切り換えて表示してもよい。ユーザは、補正済みの画像が使用できない即ち撮影が失敗したと判断した場合は、出力画像メモリ領域606中のその出力画像を削除することができる。しかし、本発明によれば、撮影画像が或る程度暗くても、明るさ補正された画像を出力画像として提示できるので、補正済みの画像が所要の明るさを有する可能性が高くなり、ユーザによって撮影失敗として画像が削除される機会が減少し、追加的に画像を撮影する機会が減少するであろう。
図12は、本発明の別の実施形態による、カメラ処理プロセッサ20、画像処理プロセッサ40および記録部60によって実行される、カメラ・モジュール10からの撮影画像の明るさ補正のための別のフローチャートを示している。
ステップ802〜822は、図11のものと同様である。
ステップ828において、補正係数決定部408は、撮影画像のピクセルの明るさレベルに対するピクセル頻度(度数)のヒストグラムを生成して解析し、撮影画像の所定の明るさの指標INDEXを求める。明るさの指標INDEXは、例えば、(a)ヒストグラムにおける明るさの平均値、(b)ヒストグラムの中央値、(c)ヒストグラムの最高頻度ピクセルの値、(d)頻度が低い閾値未満の最も暗いピクセル(明るさレベル0〜n)および頻度が高い閾値以上の最も明るいピクセル(明るさレベルm〜255)を除去した両閾値範囲内のピクセルのヒストグラムの明るさの平均値、(e)画像の複数の分割領域におけるそれぞれのヒストグラムの明るさの指標(各領域に上記(a)〜(d)の指標を適用した場合の指標)の平均値、を最大の明るさ値に対する百分率(%)で表した値であってもよい。
代替構成として、補正係数決定部408は、CCD/CMOSセンサ104から被写体明るさ相当値を読み出せる場合は、CCD/CMOSセンサ104から読み出した被写体明るさ相当値を0〜100%に正規化して明るさ指標としてもよい。別の代替構成として、補正係数決定部408は、ゲインと露光時間がともに最大限界に達するまでは、実際のゲインGnおよび露光時間Enまたは明るさBnを利用し、その明るさBn等を0〜100%に正規化して明るさ指標としてもよい。
ステップ830において、明るさ補正係数決定部408は、画像の明るさの指標(0〜100%)を、所定の閾値(例えば50%)と比較し、さらに補正係数関数に従って明るさ補正係数を決定する。その明るさ補正係数は、図7または8の画像明るさ指標に対する補正係数の関係を表す補正係数関数に従って決定してもよい。この補正係数関数は、明るさ補正係数決定部408においてテーブルTBLの形態で格納されていてもよい。
ステップ834〜842は、図11のものと同様である。
図13は、本発明のさらに別の実施形態による、カメラ処理プロセッサ20、画像処理プロセッサ40および記録部60によって実行される、カメラ・モジュール10からの撮影画像の明るさ補正および手振れ補正のためのさらに別のフローチャートを示している。
ステップ802〜812は図11のものと同様である。
ステップ814において、手振れ補正部500は、通常の形態で中間画像メモリ領604に格納された明るさ補正されていない中間画像を処理して手振れ補正を行い、合成画像保持領域532に格納する。ステップ816において、記録部60は、その合成画像データを確認用画像データおよび保存画像データとして出力画像メモリ領域606に格納する。
ステップ822〜834は、図11のものと同様である。
ステップ838において、手振れ補正部500のパラメータ決定部524は、明るさ補正係数に応じて所定の閾値補正関数に従って画像類似度の補正された閾値を求め、その補正された閾値に従って複数の画像間の領域の類似度データからノイズ除去の要否を判定する。その画像類似度の補正された閾値は、図9の明るさ補正係数に対する閾値の関係を表す閾値補正関数に従って決定してもよい。この補正関数は、パラメータ決定部524においてテーブルTBLの形態で格納されていてもよい。また、パラメータ決定部524は、明るさ補正係数に応じて所定の輪郭強調度補正関数に従って輪郭強調の度合いを決定する。その輪郭強調の度合いは、図10の明るさ補正係数に対する輪郭強調の度合いの関係を表す輪郭強調度合い関数に従って決定してもよい。この輪郭強調度合い関数は、パラメータ決定部524においてテーブルTBLの形態で格納されていてもよい。
手振れ補正部500のノイズ除去部528は、明るさ補正係数(0〜100%)に応じて、所定の画像類似度の補正された閾値および補正された輪郭強調度合いに従って、手振れ補正を行う。それによって、明るさまたは明度の差を増大させさた結果としてノイズ除去すべき領域がノイズ除去されなくなるのを防止する。また、明るさまたは明度の差を増大させさた結果として補正画像のノイズが輪郭として誤って評価されまたは輪郭が過大に強調されるのを防止する。
ステップ840〜842は、図11のものと同様である。
図14は、本発明のさらに別の実施形態による、カメラ処理プロセッサ20、画像処理プロセッサ40および記録部60によって実行される、カメラ・モジュール10からの撮影画像の明るさ補正および手振れ補正のためのさらに別のフローチャートを示している。
ステップ802〜812、816〜834、および840〜842は、図12のものと同様である。ステップ814および838は、図13のものと同様である。
以上説明した実施形態は典型例として挙げたに過ぎず、その各実施形態の構成要素を組み合わせること、その変形およびバリエーションは当業者にとって明らかであり、当業者であれば本発明の原理および請求の範囲に記載した発明の範囲を逸脱することなく上述の実施形態の種々の変形を行えることは明らかである。
以上の実施例を含む実施形態に関して、さらに以下の付記を開示する。
(付記1) 画像を撮影する撮像部と、
前記撮像部から、撮影された画像のデータと、前記画像に適用された撮像条件とを取得する制御部と、
前記取得された撮像条件と閾値とを比較し、前記撮影された画像のデータの明るさを補正の要否を判定する明るさ補正判定部と、
前記判定部による補正するという判定に応答して、明るさ補正関数に従って前記撮影された画像の明るさがより明るくなるように前記撮影された画像のデータを補正する補正部と、
を具える電子機器。
(付記2) 前記撮影された画像の明るさに応じて所定の補正係数関数に従って補正係数を決定する補正係数決定部を具え、
前記補正係数決定部は、離散的なまたは連続的な補正係数関数に従って、複数の候補の補正係数の中から1つの補正係数を決定し、
前記補正部は、前記決定された補正係数に基づいて前記明るさ補正関数を決定し、
低照度環境において撮影された画像の明るさを向上させることを特徴とする、付記1に記載の電子機器。
(付記3) さらに、前記撮影された画像の明るさに応じて所定の補正係数関数に従って補正係数を決定する補正係数決定部を具え、
前記補正係数関数は、前記明るさが所定の閾値より減少するにしたがって前記補正係数が実質的に単調に増大するものであり、
前記補正部は、前記補正係数に基づいて前記明るさ補正関数を決定し、
低照度環境において撮影された画像の明るさを向上させることを特徴とする、付記1に記載の電子機器。
(付記4) さらに、前記撮影された画像のピクセル・データのヒストグラムに基づいて前記撮影された画像の明るさの指標を決定し、前記決定された明るさの指標に応じて所定の補正係数関数に従って補正係数を決定する補正係数決定部を具え、
前記補正部は、前記補正係数に基づいて前記明るさ補正関数を決定し、
低照度環境において撮影された画像の明るさを向上させることを特徴とする、付記1に記載の電子機器。
(付記5) 前記カメラ部は連続的に複数の画像を撮影するものであり、
前記電子機器は、さらに、前記複数の画像の間の検出された動きに応じて前記複数の画像を合成して、手振れ補正された1つの画像を生成する手振れ補正部を具える、付記1に記載の電子機器。
(付記6) 前記手振れ補正部は、前記明るさ補正係数に応じて所定の輪郭強調度補正関数に従って輪郭強調度を決定し、前記決定された輪郭強調度に従って前記合成された画像の輪郭を強調するものである、付記5に記載の電子機器。
(付記7) 前記輪郭強調度補正関数は、前記明るさ補正係数が増大するにしたがって前記輪郭強調度が実質的に単調に減少するものである、付記6に記載の電子機器。
(付記8) 前記手振れ補正部は、前記明るさ補正係数に応じて所定の閾値補正関数に従ってノイズ除去のための画像類似度閾値を決定し、前記決定された画像類似度閾値に従って前記合成された画像のノイズを除去するものである、付記5に記載の電子機器。
(付記9) 前記閾値補正関数は、前記明るさ補正係数が増大するにしたがって前記画像類似度閾値が実質的に単調に増大するものである、付記6に記載の電子機器。
(付記10) さらに、前記補正部が前記撮影された画像のデータを補正したとき、前記撮影された画像が明るさ補正されたことを表示する表示器を具える、付記1に記載の電子機器。
(付記11) さらに、前記撮影された画像を格納するメモリ領域と、明るさ補正された前記画像のデータを格納するメモリ領域と、を具える、付記1に記載の電子機器。
(付記12) 画像を撮影する撮像部と、
前記撮像部から、前記撮影された画像のデータと、前記画像に適用された前記撮像部の撮影条件とを取得し、前記取得された撮影条件と閾値とを比較し、前記撮影された画像のデータの明るさを補正の要否を判定する明るさ補正判定部と、
前記判定部による補正するという判定に応答して、明るさ補正関数に従って前記撮影された画像の明るさがより明るくなるように前記撮影された画像のデータを補正する補正部と、
を具える電子機器。
図2は、手振れ補正部500の構成を示している。手振れ補正部500は、中間画像メモリ領域604に結合され複数の中間画像を保持する画像保持部506、画像保持部506に結合された位置ずれ算出部512、算出部512に結合された位置ずれ補正部514、位置ずれ補正部514に結合された類似性評価部516、画像保持部506に結合された動き領域検出部518、画像合成部522、画像処理用のパラメータを決定または選択するパラメータ決定部524、ノイズ除去部528および輪郭強調部530を含む画像処理部526、および出力画像メモリ領域606に結合された合成画像保持部532を有する。図2は、構成要素506〜532のステップからなる手振れ補正のためのフロー図として見ることもできる。
画像処理部526は、パラメータ決定部524によって決定されたパラメータ値、例えば画像類似度閾値および輪郭強調度合い等に従って、領域毎の画像のノイズを除去し輪郭強調を行い、処理済みの画像データを合成画像532として出力する。ノイズ除去処理部528は、合成画像の領域ごとに対応するノイズ除去パラメータ、例えばフィルタ・サイズに基づいてノイズ除去処理を行う。
撮影画像の明るさ指標が、画像処理プロセッサ40(構成要素402〜408)の明るさスケールで閾値50%以下であり20%より高い場合には、その明るさに応じて暗くなるに従って明るさ補正係数を0%から100%までの範囲で徐々に高くなるように設定する。その明るさ指標が20%以下の場合は、明るさ補正係数を最大の限界100%に設定する。撮影画像の明るさ指標が所定の閾値50%より大きく100%以下の場合は、補正係数は0(ゼロ)であってもよい。ここで、明るさ指標の百分率100%は可能な最大値を表している。このように、撮影画像の明るさ指標が閾値より小さくなるに従って、明るさ補正係数は実質的に単調に増大する。
ステップ802において、カメラ処理プロセッサ20の制御部202は、カメラ・モジュール10から、そのレジスタ122に保持されている撮影画像に適用された実際のゲインおよび露光時間、さらに場合によっては被写体照度および/または所要のカメラ・ゲインおよび露光時間のデータを読み出し、画像処理プロセッサ40はそのデータを取得する。ステップ804において、画像処理プロセッサ40の明るさ補正判定部402は、その実際のゲインおよび露光時間がそれぞれの所定の閾値Bthに達しているかまたはそれを越えているかどうかを判定する。その判定は、カメラ露光時間とカメラ・ゲインの設定に応じて、露光時間のみをその閾値と比較して判定しても、ゲインのみをその閾値と比較して判定してもよい。

Claims (6)

  1. 画像を撮影する撮像部と、
    前記撮像部から、撮影された画像のデータと、前記画像に適用された撮像条件とを取得する制御部と、
    前記取得された撮像条件と閾値とを比較し、前記撮影された画像のデータの明るさを補正の要否を判定する明るさ補正判定部と、
    前記判定部による補正するという判定に応答して、明るさ補正関数に従って前記撮影された画像の明るさがより明るくなるように前記撮影された画像のデータを補正する補正部と、
    を具える電子機器。
  2. 前記撮影された画像の明るさに応じて所定の補正係数関数に従って補正係数を決定する補正係数決定部を具え、
    前記補正係数決定部は、離散的なまたは連続的な補正係数関数に従って、複数の候補の補正係数の中から1つの補正係数を決定し、
    前記補正部は、前記決定された補正係数に基づいて前記明るさ補正関数を決定し、
    低照度環境において撮影された画像の明るさを向上させることを特徴とする、請求項1に記載の電子機器。
  3. さらに、前記撮影された画像の明るさに応じて所定の補正係数関数に従って補正係数を決定する補正係数決定部を具え、
    前記補正係数関数は、前記明るさが所定の閾値より減少するにしたがって前記補正係数が実質的に単調に増大するものであり、
    前記補正部は、前記補正係数に基づいて前記明るさ補正関数を決定し、
    低照度環境において撮影された画像の明るさを向上させることを特徴とする、請求項1に記載の電子機器。
  4. さらに、前記撮影された画像のピクセル・データのヒストグラムに基づいて前記撮影された画像の明るさの指標を決定し、前記決定された明るさの指標に応じて所定の補正係数関数に従って補正係数を決定する補正係数決定部を具え、
    前記補正部は、前記補正係数に基づいて前記明るさ補正関数を決定し、
    低照度環境において撮影された画像の明るさを向上させることを特徴とする、請求項1に記載の電子機器。
  5. 前記カメラ部は連続的に複数の画像を撮影するものであり、
    前記電子機器は、さらに、前記複数の画像の間の検出された動きに応じて前記複数の画像を合成して、手振れ補正された1つの画像を生成する手振れ補正部を具える、請求項1に記載の電子機器。
  6. 画像を撮影する撮像部と、
    前記撮像部から、前記撮影された画像のデータと、前記画像に適用された前記撮像部の撮影条件とを取得し、前記取得された撮影条件と閾値とを比較し、前記撮影された画像のデータの明るさを補正の要否を判定する明るさ補正判定部と、
    前記判定部による補正するという判定に応答して、明るさ補正関数に従って前記撮影された画像の明るさがより明るくなるように前記撮影された画像のデータを補正する補正部と、
    を具える電子機器。
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