JPWO2008153127A1 - 被測定物の検査測定装置 - Google Patents

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Abstract

被測定物の検査測定装置は、被測定物の測定対象に2次元の光パターンを投影する光投影装置と、被測定物を撮影するステレオ配置の複数台の撮影装置と、前記撮影装置の少なくとも一方の姿勢を回転させて前記撮影装置間の視差角を制御する駆動装置とを有する距離測定装置と、前記駆動装置を制御し、撮影装置の光軸が交差する位置を調整するワークディスタンス制御装置と、前記撮影装置の画像間で同一領域を撮影した対応位置を求める対応位置演算装置と、この演算装置の演算結果から被測定物の測定対象までの距離を演算する距離演算装置を有する距離演算装置とを備える。

Description

本発明は、原子力発電プラントの各機器等の被測定物の安全性・信頼性の維持を図る3次元検査測定技術に係り、特に、原子力発電プラントの各機器や炉内構造物等の被測定物、据付後の被測定物の3次元寸法・位置・形状を3次元測定する被測定物の検査測定装置に関する。
原子力発電プラントの各機器や炉内構造物では、安全性および信頼性の維持を図るために、各機器や炉内構造物を定期的に検査している。その中で炉内構造物の検査は、原子炉内を水中TVカメラ、または水密ケースに収納したTVカメラの映像を現場のモニタに表示し、モニタ映像を熟練検査員が目視で確認する間接目視で行なわれる。また、原子力発電プラントでは経年劣化や損傷に伴う機器や炉内構造物の取替工事が実施された場合、据付後の機器の位置が正しいか否かを測定する必要がある。
しかしながら、各機器や炉内構造物の取替工事の実施を間接目視で行ない、各機器や炉内構造物の検査表面をモニタ表示した映像で確認しているため3次元(3D)情報が得られない。各機器や炉内構造物の検査表面に欠陥らしき模様がある場合に、この模様が凹凸をもった損傷・欠陥であるか、検査表面の擬似模様であるか否かの判断が困難であり、この判断には多大の労力と時間が必要となる。
また、原子力発電プラントの各機器や炉内構造物の据付後の位置測定においても、モニタの2次元映像から各機器や炉内構造物の3次元位置を測定するために、多大の労力と時間が必要であった。
従来の原子力発電プラントでは、各機器や炉内構造物の検査表面の3次元情報を得る手段として、2台のカメラを使用したステレオ装置を用いたり、また、1台のカメラとレーザ光を利用した光測定装置などを用いた3角測量の原理により、被測定物の検査測定装置の適用が試みられている。
従来の検査測定装置には、被測定物である各機器や炉内構造物の検査表面の状態により、被測定物の寸法測定や機器の形状測定に得手不得手があった。例えば2台のカメラを使用したステレオ装置では、2台のカメラ画像間において同一箇所が映っている位置の対応付けが必要となる。しかし、被測定物の金属光沢面のような検査表面では、表面に特徴となる模様がないため、カメラ画像間の対応位置を適切に求めることができない。よって、被測定物の寸法測定や形状測定の距離測定が困難であった。
また、従来の検査測定装置において、光測定装置としてカメラとラインレーザ光を利用した光切断測定法がある。この方法の光測定装置は、被測定物の検査表面に照射したライン状のレーザ光の反射をカメラで撮影し、カメラ画像に映っているレーザ光の反射位置から被測定物の検査表面の凹凸を測定するものである。
しかし、被測定物の金属光沢面のようにレーザ光の2次反射が起こるような検査表面では、カメラ画像から適切な反射位置を求められず、距離測定が難しい場合がある。また、レーザ光を照射した位置にのみ距離計測が可能なため、計測点を高密度にするには、レーザ光を細かく走査する必要があり、計測に時間を要する課題がある。光測定装置のもうひとつの代表的な測定方法は、2次元の光模様(光パターン)を被測定物の検査表面に投影し、光模様が投影された検査表面をカメラで撮影するものである。
この光測定装置の測定方法は、被測定物の検査表面に投影した既知の光模様とカメラ画像とを比較し、検査表面に投影した光模様のカメラ画像における写像位置を基に検査表面の凹凸を測定するものである。
しかし、被測定物の検査表面に投影された光模様は、検査表面の模様の影響を受けることで既知の光模様との対応がとれず、カメラ画像での写像位置を求められないために距離測定が難しい場合があった。
また、従来の測定装置の共通の課題として、カメラやレーザ光などの位置が固定なために、計測対象と測定装置間の計測距離を一定に保つ必要があり、炉内構造物の検査などのように測定装置を遠隔で操作する環境においては、操作性の観点から測定に時間を要するといった課題があった。
発明の開示
本発明は、上述した事情を考慮してなされたもので、被測定物の欠陥や損傷の寸法測定からその位置測定までのワイドレンジの3次元寸法・形状測定を簡単かつ正確に測定可能とした被測定物の検査測定装置を提供することを目的とする。
上述の課題を解決するために提供される本発明の被測定物の検査測定装置は、被測定物の測定対象に2次元の光パターンを投影する光投影手段と、前記被測定物の測定対象を撮影するステレオ配置の複数台の撮影手段と、前記撮影手段の少なくとも一方の姿勢を回転させて前記撮影手段間の視差角を制御する駆動手段とを有する距離測定装置と、
前記駆動手段を制御し、前記撮影手段の光軸が交差する位置を調整するワークディスタンス制御装置と、
前記ステレオ配置の撮影手段の画像間で同一領域を撮影した対応位置を求める対応位置演算手段と、この演算手段の演算結果から被測定物の測定対象までの距離を演算する距離演算手段を有する距離演算装置とを備えたことを特徴とする。
上述の発明の好適な実施例では、前記撮影手段の被測定物側に、前記光投影手段から投影された光の波長に応じて透過波長が選択されるバンドパスフィルタが備えられる事が望ましい。
また、前記ワークディスタンス制御装置は、前記撮影手段の光軸が前記被測定物の測定対象の表面で交差するように駆動手段を制御し、前記被測定物の測定対象と前記距離測定装置との距離により、前記撮影手段の視野範囲が調整されることが好ましい。
また、前記距離測定装置は、前記被測定物の測定対象と前記距離測定装置との距離を点測定するワークディスタンスセンサを備え、前記ワークディスタンス制御装置は、前記ワークディスタンスセンサで測定した距離により前記駆動手段を自動制御することが好ましい。
また、前記撮影手段間の視差角と前記撮影手段が有するレンズの焦点距離との相関データを備え、前記撮影部材間の視差角に応じて前記相関データから前記レンズの焦点距離を制御し、 前記距離演算装置は、前記撮影手段間の視差角とこの視差角に応じて制御された前記レンズの焦点距離を基に、前記被測定物の測定対象までの距離を演算するようにしても良い。
また、前記撮影手段が有するレンズは、電気的特性により焦点位置を調整できる液体レンズを備え、前記ステレオ配置された2台の撮影手段が有する前記液体レンズを単一の電気信号で調整する液体レンズ調整手段を備える事が好ましい。
また、前記距離演算装置の演算結果を基に前記被測定物の測定対象の表面に沿って寸法を測定する寸法測定装置を備える事が好ましい。
また、前記距離測定装置は、その位置と角度を測定する姿勢測定手段を備え、前記距離測定装置は異なる位置で測定した結果を、前記姿勢測定手段で測定した前記距離測定装置の位置と角度を基に相対座標に変換し、前記距離測定装置の1視野内に収まらない前記被測定物の測定対象の寸法を測定するようにしても良い。
また、本発明による別実施例による被測定物の検査測定装置は、被測定物の測定対象に2次元の光パターンを投影する光投影手段と、前記被測定物の測定対象を撮影する1台の撮影手段と、前記被測定物の測定対象からの光を複数の走査光路に沿って案内する光走査手段と、前記光走査部材の各走査光路に備えられた反射ミラーを駆動制御する駆動手段とを有する距離測定装置と、
前記駆動手段を制御し、前記反射ミラーの姿勢を回転させて前記走査光路間の視差角を任意に調整するワークディスタンス制御装置と、
前記各走査光路からの撮影手段の画像間で同一領域を撮影した対応位置を求める対応位置演算手段と、この演算手段の演算結果から被測定物の測定対象までの距離を演算する距離演算手段を有する距離演算装置とを備えたことを特徴とする。
この実施例において、前記光学走査手段は、各走査光路上に光の透過と遮蔽を制御する遮蔽手段を備え、前記遮蔽手段により前記撮影手段に入力される光を各走査光路上で切り換えるように設定される事が好ましい。
また、前記撮影手段の被測定物側に、前記光投影手段から投影された光の波長に応じて透過波長が選択されるバンドパスフィルタが備える事が好ましい。
また、前記ワークディスタンス制御装置は、前記撮影手段の光軸が前記被測定物の測定対象の表面で交差するように駆動手段を制御し、前記被測定物の測定対象と前記距離測定装置との距離により、前記撮影手段の視野範囲が調整されることが好ましい。
上述の特徴を有する本発明に係る被測定物の検査測定装置は、被測定物の欠陥の損傷から被測定物までの寸法測定を簡単かつ正確に測定することができ、被測定物の測定対象に光パターンを投影することで、距離測定結果の信頼性を向上させることができ、光パターンを利用したキャリブレーションを可能として、距離演算装置から被測定物までの距離や被測定物の欠陥や損傷の有無、大きさを3次元的に正確かつ簡素に寸法測定(距離測定)を行なうことができる。
本発明に係る被測定物の検査測定装置の第1実施形態を示す構成図。 図2A,図2Bおよび図2Cは、本発明に係る被測定物の検査測定装置の第1実施形態における被測定物の測定対象への光パターン投影のカメラ画像例をそれぞれ示す図。 本発明に係る被測定物の検査測定装置の第1実施形態における距離演算装置の視差演算プロセッサの画像処理方法の説明図。 本発明に係る被測定物の検査測定装置の第1実施形態における寸法測定装置の説明図。 本発明に係る被測定物の検査測定装置の第1実施形態における寸法測定装置の測定方法を示す説明図。 本発明に係る被測定物の検査測定装置の第2実施形態を示す構成図。 本発明に係る被測定物の検査測定装置の第3実施形態を示す構成図。 図8A,図8Bおよび図8Cは、本発明に係る被測定物の検査測定装置の第3実施形態における被測定物の測定対象への光パターン投影のカメラ画像例をそれぞれ示す図。 本発明に係る被測定物の検査測定装置の第4実施形態を示す構成図。 図10A,図10Bおよび図10Cは、本発明に係る被測定物の検査測定装置の第4実施形態におけるカメラ光軸調整を示す説明図。 本発明に係る被測定物の検査測定装置の第5実施形態を示す構成図。 本発明に係る被測定物の検査測定装置の第6実施形態を示す構成図。 本発明に係る被測定物の検査測定装置の第7実施形態を示す構成図。 本発明に係る被測定物の検査測定装置の第7実施形態を示す寸法測定方法を示す説明図。
本発明に係る被測定物の検査測定装置の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。
この被測定物の検査測定装置は、原子力発電プラントの各機器、原子炉の炉内構造物を被測定物の測定対象(検査対象)とし、水中での測定が可能な炉内寸法測定装置や距離計測装置として機能する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明に係る被測定物の検査測定装置の第1実施形態を示す構成例のブロック図である。この被測定物の検査測定装置は、原子力発電プラントにおける、例えば原子炉の炉内寸法測定装置に適用した例を示す。
被測定物の検査測定装置10は、測定対象あるいは検査対象である被測定物11を撮影する距離測定装置12と、この距離測定装置12からの画像から被測定物11と距離測定装置12との距離を演算する距離演算装置13と、この演算装置13の演算結果を基に被測定物11の寸法(位置・形状)を測定する寸法測定装置14と、ワークディスタンス(距離)制御装置15とを有する。
距離測定装置12は、被測定物11の検査(測定)表面で光軸が交差するようにステレオ配置された複数台、例えば2台のカメラ17a,17bと、カメラ17bの姿勢を回転駆動させる駆動機構を有するカメラ駆動装置18と、2次元(2D)の光模様(光パターン)をレーザ光等の光で照射する光プロジェクタ19と、この光プロジェクタ19でカメラ17aの光軸に沿って照射した光パターンを被測定物11に投影するハーフミラー20とを備える。ハーフミラー20は、カメラ17aの前面(被測定物11側)に配置され、光プロジェクタ19とともに光投影装置を有する。
この検査測定装置10では、距離測定装置12の小型化のために、ステレオ配置の2台のカメラ17a,17bの一方にカメラの姿勢を回転させるカメラ(センサ)駆動装置18を設けているが、2台のカメラ17a,17bにカメラ(センサ)駆動装置18をそれぞれ設けて、2台それぞれのカメラ姿勢を回転駆動させる構成でもよい。
また、被測定物11の検査測定装置10では、カメラ17aと被測定物11の間にハーフミラー20を設ける。カメラ17aの前面に設けたハーフミラー20により、レーザプロジェクタ等の光プロジェクタ19で照射した光模様をカメラ光軸に沿って被測定物11に投影しているが、このような構成とすることで、距離測定装置12と被測定物11の距離が変化した場合においても、常にカメラ17aの視野内に光模様を投影することができる。この検査測定装置10では、均一な光を照射できるレーザ光を用いて2次元の光模様を投影しているが、LED照明や、一般的に使用されるハロゲン照明などを用いた構成でもよい。
距離測定装置12は、ステレオ的に配置された例えば2台のカメラ17a,17bと、カメラ姿勢を制御して2台のカメラ17a,17bの視差角、距離を調整するカメラ駆動装置18で単一の距離計測センサ22が構成される。この距離計測センサ22からのセンサ信号を入力して距離演算装置13は被測定物11の欠陥や損傷の寸法測定や被測定物11の機器形状の距離測定を行なっている。
距離演算装置13は、距離計測センサ22からのセンサ信号を入力してA/D変換するA/D変換器23と、A/D変換されたデジタル信号を信号処理し、ステレオ配置の例えば2台のカメラ17a,17bの画像間で、同一領域が撮像(写像)された位置を対応付ける視差演算プロセッサ24と、この視差演算プロセッサ24からの演算結果を基に、2台のカメラ17a,17bの相対位置やその姿勢などから被測定物11までの距離を演算する距離演算プロセッサ25とを備える。
また、距離測定装置12の距離計測センサ22と、この距離計測センサ22のセンサ信号から距離測定を行なう距離演算装置13と、距離計測センサ22の駆動装置18を制御し、距離計測センサ22と被測定物11までのワークディスタンス(距離)を調整するワークディスタンス制御装置15とから炉内検査装置が構成される。
図1に示された被測定物11の検査測定装置10はステレオ配置された複数台、例えば2台のカメラ17a,17bを用いて被測定物11の寸法・距離を測定するものであり、ステレオ配置の例えば2台のカメラ17a,17bの視野角、カメラ17a,17b内距離を制御して、狭角視野における被測定物11の欠陥や損傷の寸法測定から広角視野における機器形状の寸法測定までのワイドレンジを単一の距離計測センサで測定することができる。
次に、被測定物の検査測定装置10の動作を説明する。
この検査測定装置10に備えられる距離測定装置12は、図示しない水中ロボットなどに搭載され、この水中ロボットにより各機器や炉内構造物などの被測定物11の撮影位置に移送され、配置される。その際、被測定物11の寸法、形状、位置に応じて、被測定物11と距離測定装置12の間の距離が調節され、計測される。
例えば、被測定物11の欠陥、損傷などの微細な寸法測定が必要な場合には、ステレオ配置したカメラ17a,17bで被測定物11を拡大撮影できるように、距離測定装置12を被測定物11に接近させた位置に配置する。また、機器の形状や寸法測定などのように被測定物11に広範囲の測定が必要な場合には、カメラ17a,17bで被測定物11の広範囲を撮影できるように、距離測定装置12を被測定物11から離した位置に配置する。
また、被測定物の検査測定装置10にはワークディスタンス(距離)制御装置15が備えられ、この制御装置15は作業員の操作などによりセンサ(カメラ)駆動装置18を制御し、カメラ17aのカメラ光軸と、カメラ17bのカメラ光軸が被測定物11の表面で交差するように、カメラ17bの姿勢を回転させてカメラ17aと17bカメラ視差角を調整する。
一方、光プロジェクタ19からは2次元の光パターン(光模様)が放射状に照射され、この光パターンは、カメラ17aの前面(被測定物11)側に備えたハーフミラー20を介してカメラ17aの光軸に沿って被測定物11に投影される。光プロジェクタ19の照射角をカメラ17a,17bの視野角よりも広く設定することにより、被測定物11と距離測定装置12間の距離がどのような場合においても、カメラ17a,17bの視野内の被測定物11全面に光パターンを投影することができる。
距離計測装置12のステレオ配置のカメラ17a,17bは、光パターンが投影された被測定物11を撮影し、その画像を距離演算装置13に出力する。図2は、光パターンが投影された被測定物11を撮影したカメラの画像例である。図2Aは被測定物11を、図2Bは光プロジェクタ19で投影した光パターンAであり、図2Cは光パターンAが投影された被測定物11を撮影したカメラ画像Bの画像例である。被測定物11の表面には特徴となる模様が存在しないが、光パターンAを被測定物11に投影することにより、特徴的な模様を持った被測定物11の表面をカメラ画像13に写像できる。
他方、距離演算装置13では、視差演算プロセッサ24により2台のカメラ画像28a,28bをカメラ画像処理で比較し、カメラ画像28a,28b間で同一領域が写像された位置の対応付けが行われる。図3は、カメラ画像28aとカメラ画像28bの画像間で同一領域の写像位置を対応付ける方法の説明図である。
視差演算プロセッサ24(図1参照)は、図3のカメラ画像28aに矩形の比較ブロック29を設定し、カメラ画像28bにおいては比較領域30を設定する。視差演算プロセッサ24は、比較ブロック29を比較領域30に対して左上部から右下部にかけて逐次比較する位置を1画素ずつずらしながら比較走査Cを行い、各位置で輝度の相関を用いたマッチング処理を実行する。視差演算プロセッサ24は、各位置で実行されたマッチング処理の相関値の中で最も相関値の高い位置を検索し、比較ブロック29と同一領域が写像されている比較領域30内の対応位置を求める。視差演算プロセッサ24は、カメラ画像28aの各画素に対して比較ブロック29と比較領域30を設定し、同様の処理を繰り返すことで、カメラ画像28aの全画素に対するカメラ画像28bの対応位置を求める。
また、図1に示された距離演算装置13の距離演算プロセッサ25は、2台のカメラ17a,17bの相対位置や姿勢による視差角を基に、3角測量の原理から視差演算プロセッサ24で求めたカメラ画像28a,28b(図3参照)間の対応位置を距離測定装置12と被測定物11までの距離に変換する。具体的には、ステレオ配置のカメラ17a、17b間の相対位置を固定とした場合、カメラ駆動装置18の回転情報が視差角となり、3角測量の原理により距離に変換できる。
寸法測定装置14では、図4に示すような距離演算装置13の測定結果から被測定物11の表面形状Sを立体的に表示するなどの表示装置33を備え、操作員が寸法測定を行いたい2点位置を教示できるようにしている。寸法測定装置14は、操作員が教示した寸法測定の2点位置D,Eの間を被測定物11の3次元の表面形状Sに沿った寸法測定を行うことにより、測定対象11の測定対象表面に発生した欠陥34損傷の実寸法などを正確に測定することができる。また、図4および図5では、被測定物11の寸法測定の教示位置を2点D,Eで説明したが、2点以上の位置で示してもよい。
本実施形態に示された被測定物の検査測定装置10においては、距離計測装置12にステレオ配置のカメラ17a,17bを設定し、このカメラの姿勢をカメラ(センサ)駆動装置18で制御することにより、単一の距離計測センサ22にて被測定物11の欠陥、損傷から機器形状までの3次元の寸法(距離)測定、形状測定を可能とする。
また、レーザ光などの光プロジェクタ19を利用して被測定物11の検査表面に光パターンを投影することで、3Dの寸法距離測定ができ、距離測定結果の信頼性を向上させることができる。
従来の検査測定装置では、カメラ姿勢を制御する駆動装置のガタ付きにより、カメラ間の位置関係にズレが発生し、測定精度に影響を与える虞があるが、本実施形態の検査測定装置10においては、光プロジェクタ19を備えており、光プロジェクタ19にて照射した光パターンを利用してカメラ位置のキャリブレーションが可能である。これにより、カメラ間の位置関係を補正した測定が可能となる。具体的には、平面な対象に対して、2次元に配列したドットの光パターンを照射し、この光パターンを利用して一般的な方法と同様にカメラのキャリブレーションが実施される。
この検査測定装置10においては、光プロジェクタ19から被測定物11の検査表面の投影した光パターンにより、ステレオ配置の2台のカメラ17a,17bによる距離測定結果と、光パターンと各カメラによる距離測定結果の合計3つの測定結果が得られ、3つの距離測定結果を総合的に判断することにより、被測定物11の欠陥や損傷の寸法測定や、機器形状の寸法測定を正確に精度よく測定できる。ステレオ配置の2台のカメラの視差角やカメラ間距離の制御により、狭角視野における被測定物の寸法測定から広角視野における機器形状の寸法測定までのワイドレンジを単一の距離計測センサ22で測定することができる。
[第2の実施形態]
本発明に係る被測定物の検査測定装置の第2実施形態について図6を参照して説明する。
図6は、被測定物の検査測定装置の第2実施形態を示す構成例のブロック図である。この実施形態に示された被測定物の検査測定装置10Aを説明するに当り、第1実施形態に示された検査測定装置10と同じ構成には、同一符号を付して重複する説明を省略ないし簡素化する。
第2実施形態に示された被測定物の検査測定装置10Aは、第1実施形態の検査測定装置10に対し、距離測定装置13を1台のカメラ17とミラー光学走査装置35とで構成したものである。
ミラー光学走査装置35は、カメラ17とハーフミラー20の間において、カメラ17の前面側に配置される。ミラー光学走査装置35は、カメラ17の前面(被測定物11)側に配置されたプリズム状の反射ミラー37と、この反射ミラー37の両側にシャッタ機構としての液晶シャッタ38a,38bを介して配置された一対の反射ミラー39a,39bとを有する。一対の反射ミラー39a,39bは、第1反射ミラーを構成し、第1反射ミラー39aと39bとの間にプリズム状の第2反射ミラー37が配置される。さらに、第2反射ミラー37と対をなす第1反射ミラー39a,39bとの間に液晶シャッタ38a,38bがそれぞれ配置される。対をなす第1反射ミラー39a,39bは、図示しない2台のミラー駆動装置により、姿勢が回転可能に制御される。
第1反射ミラー39a,39bと、第2反射ミラー37は、被測定物11の検査面からの光を、第1走査光路40aと第2走査光路40bに沿ってカメラ17に案内し、走査するように配置調整される。液晶シャッタ38a,38bは、第1および第2走査光路40a,40b上に配置される。液晶シャッタ38a,38bは光の透過と遮蔽を電気信号により制御可能に設けられる。液晶シャッタ38a,38bは、光の透過と遮蔽とが制御され、第1走査光路40aと第2走査光路40bを伝達してきたレーザ光等の光を順次切り換えながらカメラ17に入力させている。
本実施形態の検査測定装置10Aでは、液晶シャッタ38a,38bにより第1走査光路40aと第2走査光路40bを通る光を順次切り替えてカメラ17へ入力したが、第1走査光路40aと第2走査光路40bの光をカメラ17の異なる位置へ入力する構成でもよい。例えばカメラ17が備えた受光素子が長方形型の場合、縦中央を境界として片側が第1走査光路40aからの光を受光し、反対側が第2走査光路40bからの光を受光するような構成としてもよい。
また、被測定物11の検査測定装置10Aは、ワークディスタンス制御装置15を備え、このワークディスタンス制御装置15はミラー光学走査装置35の駆動装置18a,18bを制御し、第1走査光路40aと第2走査光路40b上のカメラ17の光軸が、被測定物11の表面で交差するように、第1反射ミラー39a,39bの姿勢を回転させて走査光路の視差角を調整する。
この第2実施形態の検査測定装置10Aによれば、単一のカメラ17でステレオ的に被測定物11を撮影することができ、距離測定装置12の小型化・軽量化が可能となる。
第2実施形態に示された被測定物の検査測定装置10Aは、距離測定装置12が被測定物11の測定対象に2次元の光パターンを投影する光投影部材と、被測定物11の測定対象を撮影する1台の撮影部材と、被測定物11の測定対象からの光を複数の走査光路40a,40bに沿って案内する光走査部材と、光走査部材の各走査光路40a,40bに備えられた反射ミラー39a,39bを駆動制御する駆動部材とを有する。
また、検査測定装置10Aに備えられるワークディスタンス制御装置15は、駆動部材を制御し、反射ミラー18a,18bの姿勢を回転させて走査光路40a,40b間の視差角を任意に調整する部材を有する。
さらに、検査測定装置10Aの距離演算装置13は、各走査光路40a,40bからの撮影部材の画像間で同一領域を撮影した対応位置を求める対応位置演算部材と、この演算部材の演算結果から被測定物11の測定対象までの距離を演算する距離演算部材を有する。距離演算装置13は、距離測定装置12と被測定物11の測定対象との距離を立体的にかつ正確・簡素に求めることができる。
[第3の実施形態]
本発明に係る被測定物の検査測定装置の第3実施形態について図7および図8を参照して説明する。
図7は、被測定物の検査測定装置の第3実施形態を示す構成例のブロック図である。この実施形態の検査測定装置10Bを説明するに当り、第1実施形態に示された検査測定装置10と同じ構成には、同一符号を付して重複する説明を省略ないし簡素化する。
図7に示された被測定物の検査測定装置10Bは、距離測定装置12に備えられた複数台、例えば2台のカメラ17a,17bを有し、カメラ17a,17bの前面側にバンドパスフィルタ44a,44bを追設したものである。バンドパスフィルタ44a,44bは、一定波長のレーザ光等の光の波長のみを透過させることができる。バンドパスフィルタ44a,44bで透過される波長は、光プロジェクタ19からハーフミラー20を介して被測定物11の検査表面に照射される波長と略同一に設定される。バンドパスフィルタ44a,44bは図6の例えばシャッタ機構(液晶シャッタ38a,38b)に代えて備えてもよい。
次に、図7に示された被測定物の検査測定装置10Bの動作を説明する。
距離測定装置12の光プロジェクタ19から2次元の光パターン(光模様)が放射状に照射され、この照射光はハーフミラー20を介して被測定物11の検査面上に導かれる。光プロジェクタ19からの光パターンはカメラ17aの前面(正面)に配置されたハーフミラー20により、カメラ17aの光軸に沿って被測定物11に投影される。
ステレオ配置された2台のカメラ17a,17bは、光パターンが投影された被測定物11をバンドバスフィルタ44a,44bを通して撮影することにより、被測定物11に投影された光パターンのみが写像化される。光パターンを写像化したカメラ画像は、距離測定センサ22から距離演算装置13に出力される。
図8は、光パターンが投影された被測定物11を、バンドパスフィルタ44a,44bを通さずに撮影したカメラ画像の例である。図8Aは、被測定物11の表面凹凸により縦縞のパターン45をした測定対象を示しており、図8Bは光プロジェクタ19で投影した光パターンAで、図8Cは光パターンAが投影された被測定物11を撮影したカメラ画像をそれぞれ示す。図8Cに示すように、カメラ画像Bでは、被測定物11の測定対象の縦縞パターン45と光パターンAが合成されて写像化される。
被測定物11である測定対象の表面凹凸による表面パターン45は、照明などの当て方によって見え方が変化する場合がある。特に2台のカメラ17a,17bがステレオ的に配置され、視点位置が異なるために、照明の反射状況が異なり、被測定物11の見え方が全体的、もしくは部分的に異なる場合がある。
このような状況においては、光パターンを被測定物11の測定対象に投影した場合でも、測定対象の表面パターンAの影響が大きく、距離演算装置13の視差演算プロセッサ24で画像間の対応付けができないか、もしくは誤った対応付けを起こす可能性がある。そこで、レーザプロジェクタ等の光プロジェクタ19の照射波長と同一波長を透過させるバンドバスフィルタ44a,44bを通して被測定物11を撮影することで、被測定物11の表面パターンを除去し、光パターンAのみをカメラ画像に写像化することができる。
これにより、ステレオ配置のカメラ17a,17bの画像間において被測定物11の表面パターンの見え方が異なる状況においても、被測定物11の測定対象に投影した光パターンAのみを使用して距離演算装置13により測定対象までの距離を正確に測定することが可能となる。
この第3実施形態によれば、被測定物11の測定対象の表面凹凸による表面パターン45の影響を受けることなく、正確な距離測定が可能となる。距離測定装置12のカメラ17aから被測定物11の測定対象までの距離を3次元的に容易にかつ正確に測定することができる。
[第4の実施形態]
本発明に係る被測定物の検査測定装置の第4実施形態について図9および図10を参照して説明する。
図9は被測定物の検査測定装置10Cの第4実施形態を示す構成例のブロック図である。第4実施形態に示された被測定物の検査測定装置10Cにおいて、第1実施形態の検査測定装置10と実質的に同じ構成には、同一符号を付して重複説明を省略ないし簡素化する。図9に示された被測定物の検査測定装置10Cは、図1の検査測定装置10の距離測定装置12にワークディスタンスセンサ46を追設したものである。
距離測定装置12には、光プロジェクタ19にワークディスタンスセンサ46が並設される。ワークディスタンスセンサ46は、レーザ距離計などで構成され、例えばレーザ光等の照射光をハーフミラー20を介して被測定物11の検査面(測定対象)に照射し、反射して戻ってきた反射光の受光時間と照射時間の時間差から距離を測定するものである。ワークディスタンスセンサ46の代りにレーザポインタと画像処理を組み合せた図10に示す距離測定手段47も考えられる。
図10は、ワークディスタンスセンサ46にレーザポインタ48が利用された距離測定手段47が設けられる。距離測定手段47は、レーザポインタ48と画像処理を組み合せたもので、ワークディスタンスセンサ46、ハーフミラー20およびカメラ17aを備える。
ワークディスタンスセンサ46に利用されるレーザポインタ48は、カメラ17aの光軸dに沿ってレーザ光が被測定物11の測定対象に、図10Aに示すように照明される。図10Bは、ステレオ配置された2台のカメラ17a,17bのカメラ光軸d(d,d)が、被測定物11の検査表面で交差していない場合のカメラ画像B(B,B)を示す。カメラ画像B(B,B)に写像されたレーザ光Lはカメラ画像B,B間の異なる位置に図10Bに示すように、写像化される。
図10Cは、ステレオ配置の2台のカメラ17a,17bのカメラ光軸d,dが被測定物11の検査表面(測定対象の表面)で交差している場合のカメラ画像B,Bを示す。カメラ画像B,Bに写像されたレーザ光Lは、この場合、カメラ画像B,B間で同一位置に写像化される。
被測定物の検査測定装置10Cは、ワークディスタンス制御装置15で駆動装置18を制御することにより、カメラ17bのカメラ光軸dがカメラ17aのカメラ光軸dと被測定物11の測定対象の表面に交差する最適なカメラ視野角に自動調整し、距離測定装置12のカメラ17aから被測定物11の検査表面までの距離を正確かつ容易に行なうことができる。
次に、被測定物の検査測定装置10Cの動作を説明する。
図1に示された検査測定装置10の第1実施形態では、作業員の操作などに応じてワークディスタンス制御装置15で駆動装置18を制御し、カメラ17aのカメラ光軸と、カメラ17bのカメラ光軸が被測定物11の測定対象の表面で交差するように、カメラ17bの姿勢を回転させて視差角を調整していた。
一方、第4実施形態に示される検査測定装置10Cは、距離測定装置12に設けたワークディスタンスセンサ46を備え、ワークディスタンスセンサ46にレーザポインタ48をパワーポインタとして備え、距離測定手段47を構成している。
この距離測定手段47に設けたワークディスタンスセンサ46のレーザポインタ48により、距離測定装置12とカメラ17aのカメラ視野内における被測定物11の測定対象との距離に関して点測定が行なわれる。
被測定物11の測定対象までの距離に応じてワークディスタンス制御装置15は、駆動装置18を制御し、カメラ17bの姿勢を回転させて自動で最適なカメラ視差角に自動調整される。ワークディスタンスセンサ46は、例えばレーザ光を照射し、被測定物11の測定対象に反射して戻ってきたレーザ光の受光時間と照射時間との時間差から距離を測定する。
距離測定装置12に備えられる距離測定手段48は、ワークディスタンスセンサ46のレーザポインタ48と画像処理とを組み合せたレーザ距離計であり、ワークディスタンス制御装置15で駆動装置18を作動制御し、ステレオ配置のカメラ17bを回転制御させる。ワークディスタンス制御装置15は、ステレオ配置のカメラ17a,17bの各駆動装置18を作動制御し、各カメラ17a,17bのカメラ光軸d,dを被測定物11の測定対象の表面で交差させてもよい。
ステレオ配置のカメラ17a,17bは、レーザ光Lの写像位置が同一となるように、ワークディスタンス制御装置15で駆動装置18を制御することにより、カメラ17aの光軸dとカメラ17bの光軸dが被測定物11の測定対象の表面で交差する最適なカメラ視差角に自動調整することができる。
第4実施形態に示された被測定物の検査測定装置10Cによれば、ステレオ配置のカメラ17a,17b間の視差角を自動調整することができ、被測定物11の測定対象までの距離測定が簡便に行えると共に、カメラ17a,17bの自動調整に要する時間を短縮できることから測定時間の効率化、短縮化を図ることができる。
[第5の実施形態]
図11は、本発明に係る被測定物の検査測定装置10Dの第5実施形態を示す構成例のブロック図である。
図11に示された被測定物の検査測定装置10Dは、炉内寸法測定装置を示すもので、第1実施形態に示された検査測定装置10と同じ構成には、同一符号を付して重複説明を省略ないし簡素化する。第5実施形態に示された被測定物の検査測定装置10Dは、図1の検査測定装置10にカメラ情報を記録し、記憶させたカメラデータベース装置50を追設したものである。
カメラデータベース装置50は、例えばワークディスタンス制御装置15に接続され、ステレオ配置されたカメラ17a,17bの視差角に応じたカメラレンズ51a,51bの焦点位置が予め記憶され、記録されている。ステレオ配置のカメラ17a,17b間の相対位置を固定とした場合、カメラ17a,17b間の視差角からカメラ光軸の交差位置を求めることができる。
次に、被測定物の検査測定装置10Dの動作を説明する。
第5実施形態に示された被測定物11の検査測定装置10Dにおいては、距離測定装置12内に設置されたカメラ17aと17bは、カメラデータベース装置50に記憶されたカメラ情報に基づいてワークディスタンス制御装置15を駆動制御させる。ワークディスタンス制御装置15は、ステレオ配置されたカメラ17a,17bのカメラ光軸が被測定物11の測定対象の表面で交差するようにカメラ17bの姿勢が回転制御され、カメラ17a,17b間に視差角が自動的に調整される。
カメラデータベース装置50に記憶されたカメラ情報に基づき、ワークディスタンス制御装置15は、各カメラ17a,17bをそれぞれ姿勢制御し、カメラ光軸が被測定物11の測定対象の表面で交差するように、カメラ17a,17bの姿勢制御を行なってもよい。
少なくとも一方のカメラ17aまたは17bの姿勢制御を行なうと、カメラに対してカメラ光軸の交差位置が変化するため、カメラ17a,17bが備えたカメラレンズ51a,51bの焦点距離を調整し、カメラのピントをカメラ光軸が交差する位置に合わせる必要がある。
距離測定装置12に備えられるカメラ17a,17bの相対位置を固定とした場合、カメラ17a,17b間の視差角からカメラ光軸の交差位置が求められる。よって、カメラデータベース装置50には、カメラ17a,17b間の視差角に応じたカメラ光軸の交差位置から求めたカメラレンズ51a,51bの焦点距離が記録されており、ワークディスタンス制御装置15は、駆動装置18によりカメラ17bの姿勢を回転させてカメラ17a,17b間の視差角を調整すると同時に、カメラデータベース装置51a,51bに記録された視差角とカメラレンズ51a,51bの焦点距離との相関関係からカメラ17a,17bのピント調整を行う。
第5実施形態に示された被測定物の検査測定装置10によれば、ステレオ配置のカメラ17a,17b間の視差角とカメラ17a,17bが有するカメラレンズ51a,51bの焦点距離との相関関係を記録したカメラデータベース装置50を備えることで、カメラ17a,17bの視差角に応じてカメラデータベース装置50に記録したカメラレンズ51a,51bの焦点距離により、カメラ17a,17bのピント自動調整を行なうことができる。このカメラ17a,17bの自動調整により、距離測定装置12から被測定物11の測定対象までの距離測定が簡便に行なうことができると共に、カメラの自動調整に要する時間を短縮でき、測定時間の効率化、短縮化を図ることができる。
図11に示された被測定物の検査測定装置10Dは、カメラ17a,17bを備え、カメラ17aとカメラ17bとは、カメラ光軸が被測定物の測定対象の表面で交差するように、例えば一方のカメラ17bの姿勢をワークディスタンス制御装置15により、駆動装置18を回転制御させてカメラ17a,17b間の視差角が調整される。
この場合、カメラ17aに対してカメラ17bのカメラ光軸の交差位置が変化するために、カメラ17a,17bが備えたカメラレンズ51a,51bの焦点位置を調整してカメラのピントをカメラ光軸が交差する位置に合せられる。カメラ17a,17b間の相対位置を固定した場合、カメラ17a,17b間の視差角からカメラ光軸の交差位置を求めることができる。
このため、カメラデータベース装置50には、カメラ17a,17bの視差角に応じてカメラ光軸の交差位置から求めたカメラレンズ51a,51bの焦点位置が記録されている。ワークディスタンス制御装置15は、駆動装置18により、例えばカメラ17bの姿勢を回転させてカメラ17a,17b間の視差角を調整すると同時に、カメラデータベース装置50に記録された視差角とカメラレンズ51a,51bとの焦点距離との相関関係からカメラのピント調整が行なわれる。
図11に示された被測定物の検査測定装置10Dによれば、カメラ17a,17b間の視差角とカメラレンズ51a,51bの焦点距離との関係を記録したカメラデータベース装置50を備えることで、カメラ視差角に応じてカメラデータベース装置50に記録されたカメラレンズ51a,51bの焦点距離により、カメラピントの自動調整を行なうことができる。したがって、距離測定装置12から被測定物11の測定対象までの距離測定を容易に行なうことができる一方、カメラ17a,17bのピント自動調整に要する時間を短縮でき、測定時間の効率化、自動化を図ることができる。
[第6の実施形態]
図12は本発明に係る被測定物の検査測定装置の第6実施形態を示す構成例のブロック図である。
この実施形態に示された検査測定装置10Eは、原子炉の炉内寸法測定装置を示すものであり、第1実施形態に示された検査測定装置10と同じ構成には、同一符号を付して重複説明を省略ないし簡素化する。
図12に示された被測定物の検査測定装置10Eは、カメラ17a,17bのカメラレンズを液体レンズ54a,54bに変更し、この液体レンズ54a,54bを調整する液体レンズ調整装置55を追設したものである。
第6実施形態の検査測定装置10Eにおいては、距離測定装置12に備えられるカメラ17a,17bのカメラレンズとして電気的特性により焦点距離が調整される液体レンズ54a、は54bが備えられる。液体レンズ54a,54bは、液体レンズ調整装置55に電気的に接続される。液体レンズ調整装置55は、ステレオ配置のカメラ17a,17bの(例えば2台の)液体レンズ54a,54bに単一の電気信号を出力することで、2台の液体レンズ54a,54bの焦点距離を同一に調整できる。液体レンズ54a,54bを自動調整してカメラ17a,17bのカメラ視野範囲を調整でき、カメラ撮影条件を均一に保つことができる。
第6実施形態に示された被測定物の検査測定装置10Eは、距離測定装置12にステレオ配置のカメラ17a,17bを備え、各カメラ17a,17bのカメラ光軸が、被測定物11の測定対象の表面で交差するように、例えばカメラ17bの姿勢を回転させてカメラ17a,17b間の視差角が調整される。この場合、カメラ17aに対して17bのカメラ光軸の交差位置が変化するため、カメラ17a,17bが備えるカメラレンズ(液体レンズ54a,54b)の焦点距離を調整し、カメラ17a,17bのピントをカメラ光軸が交差する位置に合わせる必要がある。焦点距離を遠隔で制御できるカメラレンズは、そのサイズが大きいために距離測定装置12の小型化が問題となる。また、駆動機構18などのメカ的な調整装置を用いた場合でも同様に、距離測定装置12の小型化が問題である。
本実施形態の被測定物の検査測定装置10Eにおいては、ステレオ配置のカメラ17a,17bのカメラレンズとして電気的特性により焦点距離を調整できる液体レンズ54a,54bを備える。各カメラ17a,17bが有した2台の液体レンズ54a,54bは、電気的に接続された液体レンズ調整装置55から出力される単一の電気信号により2台の液体レンズ54a,54bの焦点距離を同一に調整できる。これにより、カメラ17aとカメラ17bの視野範囲が同一になるように液体レンズ54a,54bを調整でき、ステレオ配置のカメラ17a,17bの撮影条件を均一に保つことができる。
第6実施形態の検査測定装置10Eによれば、カメラレンズに液体レンズ54a,54bを使用することで、距離測定装置12内にレンズ焦点距離を調整する機構が必要なくなり、距離測定装置12の小型化、軽量化を図ることが可能となる。また、単一の電気信号によりステレオ配置の液体レンズ54a,54bの焦点距離を調整することで、2台のカメラ17a,17b間の撮影条件を均一に保つことができ、視差演算プロセッサ24での演算を容易にすることができる。
[第7の実施形態]
図13および図14は、本発明に係る被測定物の検査測定装置の第7実施形態を示す構成例のブロック図である。
この実施形態に示された検査測定装置10Eにおいて、図1に示された検査測定装置10と同じ構成には同一符号を付して重複説明を省略ないし簡素化する。図13に示された検査測定装置10Fは、距離測定装置12内に姿勢センサ57を追設したものである。この姿勢センサ57は、距離測定装置12に追加して設け、距離測定装置12の位置と角度を測定可能としたものである。
次に、第7実施形態に示された被測定物の検査測定装置10Fの動作を説明する。
この被測定物の検査測定装置10Fは、例えば距離測定装置12が水中ロボット等に搭載され、原子炉内の水中を図示しない水中ロボットにより遊泳して被測定物11の測定対象を撮影する位置に配置される。距離測定装置12が所要の位置に配置されると、距離測定装置12に備えられた光プロジェクタ19により2次元の光パターンが被測定物11の測定対象に投影され、光パターンが投影された測定対象をステレオ配置のカメラ17a,17bで撮影し、その撮影画像から被測定物11の測定対象までの距離が測定される。
この検査測定装置10Fは、距離測定装置12内に姿勢センサ57を備える。この姿勢センサ57は、水中ロボットなどにより配置された距離測定装置12の位置と撮影角度を測定する。例えば図14に示すように、はじめ距離測定装置12はセンサ位置58aに配置されており、その時点での距離測定装置12の位置と角度が姿勢センサ57により測定される。
続いて、距離測定装置12はセンサ位置58bに移動配置され、距離測定装置12の姿勢と角度が測定される。測定範囲59aは、センサ位置58aにおける距離測定装置12の測定範囲で、測定範囲59bは、センサ位置58bにおける測定範囲を示している。
一方、被測定物11の検査測定装置10を構成する寸法測定装置14では、センサ位置58aにおける測定範囲59aのGを1点目の教示位置に設定し、次いでセンサ位置58bにおける測定範囲59bのHを2点目の教示位置に設定する。寸法測定装置14では、姿勢センサ57で測定した距離測定装置12の位置と角度から、センサ位置58bの測定結果をセンサ位置58aでの測定結果に対する相対座標に変換し、2つの測定結果を同一座標径における測定結果に統合する。その後、寸法測定装置17は、GとHの教示位置間の寸法測定を行う。この教示位置G,H間の寸法測定により、被測定物11の測定対象の表面の欠陥60や損傷の寸法を正確に精度よく測定することができる。
第7実施形態に示された検査測定装置10Fによれば、距離測定装置12の位置と角度を測定することにより、距離測定装置12の1視野内に収まらない被測定物11の測定対象の寸法を測定することを可能にできる。
この被測定物の検査測定装置10Fは、距離測定装置12を備える。この距離測定装置12は、その位置と角度を測定する姿勢測定部材を備え一方、距離測定装置12が異なる位置で測定した結果を、姿勢センサ57の姿勢測定部材で測定した距離測定装置12の位置と角度を基に相対座標に変換し、距離測定装置12の1視野内に収まらない被測定物11の測定対象の寸法を測定することができる。

Claims (12)

  1. 被測定物の測定対象に2次元の光パターンを投影する光投影手段と、前記被測定物の測定対象を撮影するステレオ配置の複数台の撮影手段と、前記撮影手段の少なくとも一方の姿勢を回転させて前記撮影手段間の視差角を制御する駆動手段とを有する距離測定装置と、
    前記駆動手段を制御し、前記撮影手段の光軸が交差する位置を調整するワークディスタンス制御装置と、
    前記ステレオ配置の撮影手段の画像間で同一領域を撮影した対応位置を求める対応位置演算手段と、この演算手段の演算結果から被測定物の測定対象までの距離を演算する距離演算手段を有する距離演算装置とを備えたことを特徴とする被測定物の検査測定装置。
  2. 前記撮影手段の被測定物側に、前記光投影手段から投影された光の波長に応じて透過波長が選択されるバンドパスフィルタが備えられた請求項1に記載の被測定物の検査測定装置。
  3. 前記ワークディスタンス制御装置は、前記撮影手段の光軸が前記被測定物の測定対象の表面で交差するように駆動手段を制御し、前記被測定物の測定対象と前記距離測定装置との距離により、前記撮影手段の視野範囲が調整される請求項1に記載の被測定物の検査測定装置。
  4. 前記距離測定装置は、前記被測定物の測定対象と前記距離測定装置との距離を点測定するワークディスタンスセンサを備え、前記ワークディスタンス制御装置は、前記ワークディスタンスセンサで測定した距離により前記駆動手段を自動制御する請求項1に記載の被測定物の検査測定装置。
  5. 前記撮影手段間の視差角と前記撮影手段が有するレンズの焦点距離との相関データを備え、前記撮影手段間の視差角に応じて前記相関データから前記レンズの焦点距離を制御し、 前記距離演算装置は、前記撮影手段間の視差角とこの視差角に応じて制御された前記レンズの焦点距離を基に、前記被測定物の測定対象までの距離を演算するようにした請求項1に記載の被測定物の検査測定装置。
  6. 前記撮影手段が有するレンズは、電気的特性により焦点位置を調整できる液体レンズを備え、前記ステレオ配置された2台の撮影手段が有する前記液体レンズを単一の電気信号で調整する液体レンズ調整手段を備えた請求項5に記載の被測定物の検査測定装置。
  7. 前記距離演算装置の演算結果を基に前記被測定物の測定対象の表面に沿って寸法を測定する寸法測定装置を備えた請求項1に記載の被測定物の検査測定装置。
  8. 前記距離測定装置は、その位置と角度を測定する姿勢測定手段を備え、前記距離測定装置は異なる位置で測定した結果を、前記姿勢測定手段で測定した前記距離測定装置の位置と角度を基に相対座標に変換し、前記距離測定装置の1視野内に収まらない前記被測定物の測定対象の寸法を測定するようにした請求項7に記載の被測定物の検査測定装置。
  9. 被測定物の測定対象に2次元の光パターンを投影する光投影手段と、前記被測定物の測定対象を撮影する1台の撮影手段と、前記被測定物の測定対象からの光を複数の走査光路に沿って案内する光走査手段と、前記光走査手段の各走査光路に備えられた反射ミラーを駆動制御する駆動手段とを有する距離測定装置と、
    前記駆動手段を制御し、前記反射ミラーの姿勢を回転させて前記走査光路間の視差角を任意に調整するワークディスタンス制御装置と、
    前記各走査光路からの撮影手段の画像間で同一領域を撮影した対応位置を求める対応位置演算手段と、この演算手段の演算結果から被測定物の測定対象までの距離を演算する距離演算手段を有する距離演算装置とを備えたことを特徴とする被測定物の検査測定装置。
  10. 前記光学走査手段は、各走査光路上に光の透過と遮蔽を制御する遮蔽手段を備え、前記遮蔽手段により前記撮影手段に入力される光を各走査光路上で切り換えるように設定された請求項9に記載の被測定物の検査測定装置。
  11. 前記撮影手段の被測定物側に、前記光投影手段から投影された光の波長に応じて透過波長が選択されるバンドパスフィルタが備えられた請求項9に記載の被測定物の検査測定装置。
  12. 前記ワークディスタンス制御装置は、前記撮影手段の光軸が前記被測定物の測定対象の表面で交差するように駆動手段を制御し、前記被測定物の測定対象と前記距離測定装置との距離により、前記撮影手段の視野範囲が調整される請求項9に記載の被測定物の検査測定装置。
JP2009519316A 2007-06-15 2008-06-13 被測定物の検査測定装置 Active JP5112432B2 (ja)

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