JPWO2008146349A1 - 記録ディスク駆動装置用ランプ部材および記録ディスク駆動装置並びにヘッドアクチュエータ部材の位置検出方法 - Google Patents
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Abstract
記録ディスクに向き合わせられるヘッドアクチュエータ部材(21)の先端にロードタブ(24)は支持される。記録ディスクの外側にはランプ部材(25)が固定される。ランプ部材(25)には、所定の曲率で描かれる円弧に沿ってロードタブ(24)の通路が区画される。通路に沿って磁極が配列される。ロードタブ(24)がランプ部材(25)上の通路に沿って移動すると、電磁変換素子はランプ部材(25)上の磁極を読み出す。磁極の変化に基づきランプ部材(25)上でロードタブ(24)の位置は特定される。位置と経過時間とに基づきロードタブ(24)の移動速度は特定される。特定される移動速度に基づきヘッドアクチュエータ部材(21)の揺動は制御される。
Description
本発明は、例えばハードディスク駆動装置(HDD)といった記録ディスク駆動装置に関する。
ハードディスク駆動装置(HDD)の分野ではランプロード方式は広く知られる。ランプロード方式ではヘッドアクチュエータ部材すなわちヘッドサスペンションの先端にロードタブが形成される。ロードタブの移動経路上で磁気ディスクの外側にランプ部材が配置される。磁気ディスクの回転が停止すると、ロードタブはランプ部材上に受け止められる。ヘッドサスペンション上のヘッドスライダは磁気ディスクから離脱する。こうして磁気ディスクの停止時にヘッドスライダおよび磁気ディスクの接触は回避される。
ヘッドサスペンションの移動はボイスコイルモータの働きで実現される。ヘッドサスペンションの移動に応じてロードタブはランプ部材から離脱する。ロードタブの離脱にあたってボイスコイルモータの逆起電圧が測定される。この逆起電圧の大きさに応じてロードタブの移動速度は推定される。ロードタブの移動速度は所望の目標値に合わせ込まれる。
特開2003−141839号公報
ボイスコイルモータの逆起電圧は非常に小さい。したがって、正確な測定は難しい。測定誤差に応じてロードタブの移動速度は変動する。ロードタブの移動が速すぎると、十分な浮力の発生以前にヘッドスライダは磁気ディスクの表面に向き合わせられてしまう。ヘッドスライダは磁気ディスクに衝突する。反対に、ロードタブの移動が遅すぎると、ロードタブの離脱に先立って気流がヘッドスライダに強く作用する。その結果、ヘッドスライダはばたつく。ヘッドスライダおよび磁気ディスクの間で衝突が引き起こされてしまう。
本発明は、上記実状に鑑みてなされたもので、ロードタブの移動速度の制御に大いに貢献する記録ディスク駆動装置用ランプ部材を提供することを目的とする。本発明は、正確にロードタブの移動速度を制御することができる記録ディスク駆動装置およびアクチュエータ部材の位置検出方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、第1発明によれば、筐体と、筐体に組み込まれる記録ディスクと、支軸回りで揺動自在に筐体に収容され先端で記録ディスクに向き合わせられるヘッドアクチュエータ部材と、ヘッドアクチュエータ部材の先端に支持されるロードタブと、記録ディスクの外側で筐体に固定されて、所定の曲率で描かれる円弧に沿ってロードタブの通路を区画するランプ部材と、ランプ部材上で通路に沿って磁極を配列する磁気パターンと、ヘッドアクチュエータ部材の先端に支持されて、ランプ部材上の磁極を読み出す電磁変換素子とを備えることを特徴とする記録ディスク駆動装置が提供される。
記録ディスクの停止時、ヘッドアクチュエータ部材すなわちヘッドサスペンションは支軸回りで揺動する。ヘッドアクチュエータ部材の先端は記録ディスクの外側に待避する。このとき、ロードタブがランプ部材上の通路に沿って移動すると、電磁変換素子はランプ部材上の磁極を読み出す。磁極の変化に基づきランプ部材上でロードタブの位置は特定されることができる。こうして特定される位置と経過時間とに基づきロードタブの移動速度は特定されることができる。特定される移動速度に基づきヘッドアクチュエータ部材の揺動は制御されることができる。
こういった記録ディスク駆動装置では前述の電磁変換素子で記録ディスク上の磁気パターンから信号が読み出されてもよい。すなわち、一般の読み出し素子でランプ部材上の磁極は読み出されてもよい。その結果、ランプ部材に固有の電磁変換素子は割愛されることができる。ヘッドアクチュエータ部材で配線の複雑化は回避されることができる。
ここで、磁気パターンは、円弧に沿って交互に配列されるN極およびS極を備えればよい。こういった配列によれば、磁極の変化は確実に実現されることができる。ロードタブの位置は確実に特定されることができる。
こういった記録ディスク駆動装置の実現にあたって特定のランプ部材は提供されることができる。このランプ部材は、例えば、所定の曲率で描かれる円弧に沿ってロードタブの通路を区画するランプ本体と、通路に沿って磁極を配列する磁気パターンとを備えればよい。
第2発明によれば、筐体と、筐体に組み込まれる記録ディスクと、支軸回りで揺動自在に筐体に収容され先端で記録ディスクに向き合わせられるヘッドアクチュエータ部材と、ヘッドアクチュエータ部材の先端に支持される導電体のロードタブと、記録ディスクの外側で筐体に固定されて、所定の曲率で描かれる円弧に沿ってロードタブの通路を区画するランプ部材と、通路に沿って電流を流通させる抵抗体と、抵抗体の抵抗値を検出する制御回路とを備えることを特徴とする記録ディスク駆動装置が提供される。
記録ディスクの停止時、ヘッドアクチュエータ部材すなわちヘッドサスペンションは支軸回りで揺動する。ヘッドアクチュエータ部材の先端は記録ディスクの外側に待避する。このとき、ロードタブがランプ部材上の通路に沿って移動すると、ロードタブおよび抵抗体の間で抵抗値が変化する。こういった抵抗値の変化に基づきランプ部材上でロードタブの位置は特定されることができる。こうして特定される位置と経過時間とに基づきロードタブの移動速度は特定されることができる。特定される移動速度に基づきヘッドアクチュエータ部材の揺動は制御されることができる。
抵抗体は通路に埋め込まれてもよい。抵抗体が通路に埋め込まれてもロードタブおよび抵抗体の間で十分に抵抗値は変化する。その上、抵抗体の摩耗は回避されることができる。
こういった記録ディスク駆動装置の実現にあたって特定のランプ部材は提供されることができる。このランプ部材は、例えば、所定の曲率で描かれる円弧に沿ってロードタブの通路を区画するランプ本体と、通路に沿って電流を流通させる抵抗体とを備えればよい。
第3発明によれば、ヘッドアクチュエータ部材に支持されるロードタブがランプ部材上を移動する際に、ヘッドアクチュエータ部材に支持される電磁変換素子で、ランプ部材上でロードタブの通路に沿って磁極を配列する磁気パターンから磁界を検出する工程を備えることを特徴とするヘッドアクチュエータ部材の位置検出方法が提供される。
記録ディスクの停止時、ヘッドアクチュエータ部材すなわちヘッドサスペンションは支軸回りで揺動する。ヘッドアクチュエータ部材の先端は記録ディスクの外側に待避する。このとき、ロードタブがランプ部材上の通路に沿って移動すると、電磁変換素子はランプ部材上の磁極を読み出す。磁極の変化に基づきランプ部材上でロードタブの位置は特定されることができる。こうして特定される位置と経過時間とに基づきロードタブの移動速度は特定されることができる。特定される移動速度に基づきヘッドアクチュエータ部材の変位は制御されることができる。
第4発明によれば、ランプ部材上で所定の曲率の円弧に沿って延びる抵抗体に電流を流通させる工程と、ヘッドアクチュエータ部材に支持される導電体のロードタブで、ヘッドアクチュエータ部材の移動に応じて抵抗体をなぞらせる工程と、抵抗体の抵抗変化を検出する工程とを備えることを特徴とするヘッドアクチュエータ部材の位置検出方法が提供される。
記録ディスクの停止時、ヘッドアクチュエータ部材すなわちヘッドサスペンションは支軸回りで揺動する。ヘッドアクチュエータ部材の先端は記録ディスクの外側に待避する。このとき、ロードタブがランプ部材上の通路に沿って移動すると、ロードタブおよび抵抗体の間で抵抗値が変化する。こういった抵抗値の変化に基づきランプ部材上でロードタブの位置は特定されることができる。こうして特定される位置と経過時間とに基づきロードタブの移動速度は特定されることができる。特定される移動速度に基づきヘッドアクチュエータ部材の変位は制御されることができる。
以下、添付図面を参照しつつ本発明の一実施形態を説明する。
図1は本発明第1実施形態に係る記憶媒体駆動装置の一具体例すなわちハードディスク駆動装置(HDD)11の内部構造を概略的に示す。このHDD11は筐体すなわちハウジング12を備える。ハウジング12は箱形のベース13およびカバー(図示されず)から構成される。ベース13は例えば平たい直方体の内部空間すなわち収容空間を区画する。ベース13は例えばアルミニウムといった金属材料から鋳造に基づき成形されればよい。カバーはベース13の開口に結合される。カバーとベース13との間で収容空間は密閉される。カバーは例えばプレス加工に基づき1枚の板材から成形されればよい。
収容空間には、記憶媒体としての1枚以上の磁気ディスク14が収容される。磁気ディスク14はスピンドルモータ15の回転軸に装着される。スピンドルモータ15は例えば5400rpmや7200rpm、10000rpm、15000rpmといった高速度で磁気ディスク14を回転させることができる。
収容空間にはキャリッジ16がさらに収容される。キャリッジ16はキャリッジブロック17を備える。キャリッジブロック17は、垂直方向に延びる支軸18に回転自在に連結される。キャリッジブロック17には、支軸18から水平方向に延びる複数のキャリッジアーム19が区画される。キャリッジブロック17は例えば押し出し成形に基づきアルミニウムから成形されればよい。
個々のキャリッジアーム19の先端にはヘッドサスペンション21が取り付けられる。ヘッドサスペンション21はキャリッジアーム19の先端から前方に延びる。ヘッドサスペンション21にはフレキシャが張り合わせられる。ヘッドサスペンション21の先端でフレキシャの表面には浮上ヘッドスライダ22が搭載される。フレキシャにはジンバルばねが区画される。こうしたジンバルばねの働きで浮上ヘッドスライダ22はヘッドサスペンション21に対してその姿勢を変化させることができる。
磁気ディスク14の回転に基づき磁気ディスク14の表面で気流が生成されると、気流の働きで浮上ヘッドスライダ22には正圧すなわち浮力および負圧が作用する。浮力および負圧とヘッドサスペンション21の押し付け力とが釣り合うことで磁気ディスク14の回転中に比較的に高い剛性で浮上ヘッドスライダ22は浮上し続けることができる。
キャリッジブロック17にはボイスコイルモータ(VCM)23が連結される。VCM23の働きでキャリッジブロック17は支軸18回りで回転することができる。こうしたキャリッジブロック17の回転に基づきキャリッジアーム19およびヘッドサスペンション21の揺動は実現される。浮上ヘッドスライダ22の浮上中に支軸18回りでキャリッジアーム19が揺動すると、浮上ヘッドスライダ22は半径方向に磁気ディスク13の表面を横切ることができる。こうした浮上ヘッドスライダ22の移動に基づき電磁変換素子は目標記録トラックに対して位置決めされることができる。
ヘッドサスペンション21の先端には、ヘッドサスペンション21の先端から前方に延びる長尺部材すなわちロードタブ24が固定される。ロードタブ24はキャリッジアーム19の揺動に基づき磁気ディスク14の半径方向に移動することができる。ロードタブ24の移動経路上には磁気ディスク14の外側でランプ部材25が配置される。ロードタブ24はランプ部材25に受け止められる。ランプ部材25およびロードタブ24は協働でいわゆるロードアンロード機構を構成する。ランプ部材25の詳細は後述される。
図2は浮上ヘッドスライダ22の一具体例を示す。この浮上ヘッドスライダ22は、例えば平たい直方体に形成されるAl2O3−TiC(アルチック)製のスライダ本体31を備える。このスライダ本体31の空気流出側端面には、Al2O3(アルミナ)から構成されるヘッド素子内蔵膜32が積層される。ヘッド素子内蔵膜32に前述の電磁変換素子33は埋め込まれる。スライダ本体31は媒体対向面すなわち浮上面34で磁気ディスク14に向き合う。浮上面34には平坦なベース面すなわち基準面が規定される。磁気ディスク14が回転すると、スライダ本体31の前端から後端に向かって浮上面34には気流35が作用する。
電磁変換素子33は例えば書き込み素子と読み出し素子とを備える。書き込み素子にはいわゆる薄膜磁気ヘッドが用いられる。薄膜磁気ヘッドは薄膜コイルパターンの働きで磁界を生成する。この磁界の働きで磁気ディスク14に情報は書き込まれる。その一方で、読み出し素子には巨大磁気抵抗効果(GMR)素子やトンネル接合磁気抵抗効果(TMR)素子が用いられる。GMR素子やTMR素子では、磁気ディスク14から作用する磁界の向きに応じてスピンバルブ膜やトンネル接合膜の抵抗変化が引き起こされる。こういった抵抗変化に基づき磁気ディスク14から情報は読み出される。
スライダ本体31の浮上面34には、前述の気流35の上流側すなわち空気流入側でベース面から立ち上がる1筋のフロントレール36と、気流35の下流側すなわち空気流出側でベース面から立ち上がるリアセンターレール37と、空気流出側でベース面から立ち上がる1対のリアサイドレール38、38とが形成される。フロントレール36、リアセンターレール37およびリアリアサイドレール38、38の頂上面にはいわゆるABS(空気軸受け面)39、41、42が規定される。ABS39、41、42の空気流入端は段差43、44、45でレール36、37、38の頂上面に接続される。
磁気ディスク14の回転に基づき生成される気流35は浮上面34に受け止められる。このとき、段差43、44、45の働きでABS39、41、42には比較的に大きな正圧すなわち浮力が生成される。しかも、フロントレール36の後方すなわち背後には大きな負圧が生成される。これら浮力および負圧のバランスに基づき浮上ヘッドスライダ22の浮上姿勢は確立される。
読み出し素子の読み出しギャップや書き込み素子の書き込みギャップはリアセンターレール37のABS41で露出する。ただし、ABS41の表面には、読み出しギャップや書き込みギャップに覆い被さるDLC(ダイヤモンドライクカーボン)保護膜が形成されてもよい。なお、浮上ヘッドスライダ22の形態はこういった形態に限られるものではない。
図3に示されるように、ランプ部材25は、例えば硬質プラスチック材料から成型されるランプ本体47と、ランプ本体47に埋め込まれる磁性体48とを備える。ランプ本体47は、磁気ディスク14の外側でベース13の底板に固定される取り付け台51を備える。取り付け台51はベース13に例えばねじ止めされればよい。取り付け台51には、キャリッジ16の支軸18に向かって水平面に沿って突き出る突片52が形成される。突片52は例えば一体成型に基づき取り付け台51に一体化される。取り付け台51および突片52には受け入れ溝53が形成される。受け入れ溝53には磁気ディスク14が受け入れられる。
突片52の上向き面および下向き面には誘導路54、54がそれぞれ規定される。誘導路54は、支軸18の軸心回りに所定の曲率で描かれる円弧に沿って延びる。したがって、支軸18回りでキャリッジ16が揺動すると、ロードタブ24は内端から外端に向かって誘導路54上を移動することができる。こうして誘導路54はロードタブ24の通路を構成する。
誘導路54は、誘導路54の内端から磁気ディスク14の半径方向外側に向かって延びる第1誘導路55を備える。第1誘導路55は磁気ディスク14の半径方向外側に向かうにつれて磁気ディスク14の表面から徐々に遠ざかる。第1誘導路55の外側には、窪み56に向かって延びる第2誘導路57が形成される。第2誘導路57は第1誘導路55の最上端すなわち外端に接続される。
誘導路54には潤滑剤が塗布されてもよい。潤滑剤には例えばパーフルオロポリエーテルが用いられればよい。塗布にあたって例えばランプ部材25はパーフルオロポリエーテルを含む溶液に浸されればよい。その他、ランプ部材25の成型にあたって例えば硬質プラスチック材料に予め潤滑剤の含浸が施されてもよい。こういった潤滑剤によれば、ロードタブ24および誘導路54の間で摩擦の発生は極力回避されることができる。ランプ部材25では摩耗塵の発生は阻止されることができる。
誘導路54の間で突片34にはキャリッジ16の支軸18に向かって水平方向にさらに突き出る小突片58が形成される。小突片58は例えば一体成型に基づきランプ本体47に一体化される。前述の磁性体48は小突片58に埋め込まれる。したがって、ロードタブ24が誘導路54に沿って移動すると、ヘッドスライダ22上の読み出し素子には磁性体48から磁力が作用する。
図4に示されるように、磁性体48では相互に異なる磁極すなわちN極61およびS極62が誘導路54に沿って交互に配列される。しかも、支軸18回りの円弧上でN極61およびS極62の幅は均一に設定される。その結果、ロードタブ24が均一な速度で誘導路54上を移動すると、読み出し素子には特定の一定周期でN極61およびS極62の磁界が作用する。こうしてランプ本体47上に磁気パターンは構築される。
図5に示されるように、電磁変換素子33の読み出し素子にはプリアンプ63が接続される。プリアンプ63は読み出し素子に印加される電圧を増幅する。プリアンプ63にはアナログデジタルコンバータ(ADC)64が接続される。プリアンプ63から出力される電圧はアナログデジタルコンバータ64でデジタル信号に変換される。アナログデジタルコンバータ64にはマイクロプロセッサユニット(MPU)65が接続される。MPU65はデジタル信号に基づき読み出し素子の抵抗変化を特定する。電圧の測定にあたって読み出し素子には例えば定電流電源から一定電流値の電流が供給されればよい。
MPU65にはデジタルアナログコンバータ(DAC)66が接続される。デジタルアナログコンバータ66はMPU65から供給されるデジタル信号に基づきアナログ電流を出力する。デジタルアナログコンバータ66にはパワーアンプ67が接続される。パワーアンプ67は電力を増幅する。パワーアンプ67はボイスコイルモータ23に接続される。増幅された電力に基づきボイスコイルモータ23の動作は制御される。
MPU65には例えばメモリ68が接続される。MPU65はメモリ68に記憶される制御プログラム69に基づき処理を実行する。MPU65には例えばデジタルシグナルプロセッサ(DSP)が用いられればよい。MPU65はいわゆるハードディスクコントローラ(HDC)として機能すればよい。
いま、磁気ディスク14上の磁気パターンから磁気情報を読み出す場面を想定する。MPU65は一定の回転速度でスピンドルモータ15を回転させる。磁気ディスク14は回転する。浮上ヘッドスライダ22は回転中の磁気ディスク14に向き合わせられる。浮上ヘッドスライダ22および磁気ディスク14の表面の間には空気軸受けが形成される。磁気ディスク14の回転中に浮上ヘッドスライダ22は浮上を維持する。
浮上ヘッドスライダ22上の電磁変換素子33すなわち読み出し素子は磁気ディスク14上の磁気パターンに向き合わせられる。磁気パターンから漏れ出る磁極の変化に応じて読み出し素子の電気抵抗は変化する。こうして読み出し素子から電圧の変化が読み取られる。MPU65は電圧の変化に基づき磁気情報を特定する。
磁気情報の読み出しが完了すると、MPU65は磁気ディスク14から浮上ヘッドスライダ22を待避させる。MPU65はボイスコイルモータ23に所定値の電流を供給する。キャリッジ16は支軸18回りで順方向に揺動する。その結果、ヘッドサスペンション21の先端は磁気ディスク14の外縁に向かって移動していく。ロードタブ24は磁気ディスク14の半径方向外側に移動する。
キャリッジ16の揺動に基づきロードタブ24はランプ部材25の誘導路54に接触する。ロードタブ24は第1誘導路55を上っていく。ロードタブ24が第1誘導路55を上っていくにつれて浮上ヘッドスライダ22は磁気ディスク14の表面から引き上げられる。こうして浮上ヘッドスライダ22の浮力および負圧は消失する。浮上ヘッドスライダ22はロードタブ24の働きでランプ部材25上に支持される。この時点でMPU65は磁気ディスク14の回転を停止させればよい。
その後、キャリッジ16の揺動が継続すると、ロードタブ24はランプ部材25上の第2誘導路57から窪み56に行き着く。MPU65はボイスコイルモータ23に対して電流の供給を停止する。キャリッジ16の揺動は停止する。ロードタブ24は窪み56内に保持される。
ここで、ロードタブ24が第2誘導路57から窪み56に向かうと、特定の1浮上ヘッドスライダ22はランプ部材25の磁性体48に沿って移動する。浮上ヘッドスライダ22上の読み出し素子には磁性体48のN極61およびS極62から磁界が作用する。磁極の変化に応じて読み出し素子の電気抵抗は変化する。こうして読み出し素子から電圧の変化が読み取られる。MPU65は電圧の変化に基づき磁気情報を特定する。
磁性体48ではN極61およびS極62が交互に配置されることから、磁気情報に基づき第2誘導路57および窪み56でロードタブ24の位置は特定されることができる。MPU65は、特定される位置と経過時間とに基づきロードタブ24の移動速度を特定する。特定される移動速度に基づきMPU65はボイスコイルモータ23に供給される電流の電流値を制御する。こうしてキャリッジ16の回転速度は制御される。ロードタブ24の移動速度は所望の値に合わせ込まれる。キャリッジ16の揺動は確実に揺動の限界位置で停止する。
その一方で、例えばロードタブ24の移動が速すぎると、キャリッジ16は揺動の限界位置に勢いよく到達する。キャリッジ16は限界位置から跳ね返る。キャリッジ16は反動で順方向に反対向きの逆方向に揺動し始めてしまう。ときどき勢い余って浮上ヘッドスライダ22は停止中の磁気ディスク14の表面に落下してしまう。
読み出し動作の開始にあたって、まず、MPU65は磁気ディスク14の回転を開始する。磁気ディスク14の回転が定常状態に到達すると、MPU65はボイスコイルモータ23に向かって所定値の電流を供給する。その結果、キャリッジ16は逆方向に揺動し始める。ロードタブ24は窪み56から第2誘導路57に向かって移動する。ロードタブ24は第2誘導路57から第1誘導路55に到達する。ロードタブ24は第1誘導路55を下っていく。浮上ヘッドスライダ22は磁気ディスク14の表面に徐々に接近する。磁気ディスク14から浮上ヘッドスライダ22に十分な気流が作用すると、浮上ヘッドスライダ22には浮力が生成される。浮上ヘッドスライダ22および磁気ディスク14の表面の間には空気軸受けが形成される。その後、ロードタブ24が第1誘導路55から離脱すると、空気軸受けの働きで浮上ヘッドスライダ22は浮上を維持する。
第2誘導路57の通過中、特定の1浮上ヘッドスライダ22はランプ部材25の磁性体48に沿って移動する。前述と同様に、浮上ヘッドスライダ22上の読み出し素子には磁性体48のN極61およびS極62から磁界が作用する。磁極の変化に応じて読み出し素子の電気抵抗は変化する。こうして読み出し素子から電圧の変化が読み取られる。MPU65は電圧の変化に基づき磁気情報を特定する。特定される磁気情報に基づきMPU65はロードタブ24の移動速度を制御する。こうしてロードタブ24の移動速度は所望の値に合わせ込まれる。浮上ヘッドスライダ22には確実に浮力が生成される。
その一方で、例えばロードタブ24の移動が速すぎると、ロードタブ24の離脱に先立って浮上ヘッドスライダ22で十分な浮力が発生することができない。したがって、ロードタブ24が第1誘導路55から離脱すると、浮力の生成に先立って浮上ヘッドスライダ22では負圧が生成される。浮上ヘッドスライダ22は過度に磁気ディスク14に向かって引き寄せられてしまう。その結果、浮上ヘッドスライダ22は磁気ディスク14の表面に衝突してしまう。電磁変換素子33の破損や磁気ディスク14の傷つきが懸念される。
反対に、ロードタブ24の移動が遅すぎると、ロードタブ24の離脱に先立って浮上ヘッドスライダ22に気流が強く作用する。浮上ヘッドスライダ22で浮力および負圧が生成される。ロードタブ24はランプ部材25上に支持されたままであることから、浮力および負圧の働きで浮上ヘッドスライダ22はばたつく。浮上ヘッドスライダ22の姿勢は頻繁に変動する。その結果、浮上ヘッドスライダ22および磁気ディスク14の間で衝突の発生が懸念される。
以上のようなハードディスク駆動装置11ではランプ部材25には個々の浮上ヘッドスライダ22ごとに磁性体48が組み込まれてもよい。この場合には、予め個々の浮上ヘッドスライダ22ごとにロードタブ24の移動速度が実測されればよい。実測値に基づき全ての浮上ヘッドスライダ22に共通にキャリッジ16の揺動速度は設定されればよい。設定された揺動速度は例えばメモリ68に格納されればよい。
なお、第1実施形態では浮上ヘッドスライダ22にN極61およびS極62の読み出しにあたって前述の電磁変換素子33に加えて固有の電磁変換素子が搭載されてもよい。その他、前述の磁性体48は例えば誘導路54に埋め込まれてもよい。この場合には、前述の電磁変換素子33に加えてロードタブ24に固有の電磁変換素子が固定されてもよい。
図6は本発明の第2実施形態に係るハードディスク駆動装置11aの構造を概略的に示す。このハードディスク駆動装置11aではランプ部材25に抵抗体71が埋め込まれる。抵抗体71にはフレキシブルプリント基板72上の1配線パターンが接続される。フレキシブルプリント基板72の配線パターンは小型のプリント基板73に接続される。このプリント基板73にはコネクタ(図示されず)が実装される。コネクタはベース13の底板を突き抜ける。ベース13の裏側には制御用プリント基板(図示されず)が固定される。制御用プリント基板にコネクタは接続される。こうしてフレキシブルプリント基板72上の配線パターンは制御用プリント基板上の電子回路に電気的に接続される。
ロードタブ24は例えば金属といった導電材料から構成される。ロードタブ24にはフレキシャ上の配線パターンが接続される。フレキシャの配線パターンはキャリッジブロック17上のフレキシブルプリント基板74に接続される。このフレキシブルプリント基板74は前述のプリント基板73に接続される。ロードタブ24は制御用プリント基板上の電子回路に電気的に接続される。
図7に示されるように、抵抗体71は誘導路54に沿って内端から外端まで延びる。抵抗体71は第1誘導路55から窪み56に至ればよい。抵抗体71は均一な断面積を備えればよい。抵抗体71は例えば抵抗ペーストから形成されればよい。抵抗ペーストでは例えば熱硬化性樹脂にカーボンフィラーが充填されればよい。
図8に示されるように、抵抗体71には定電流電源75が接続される。定電流電源75は抵抗体71の全長にわたって電流の流通を確立する。抵抗体71の内端およびロードタブ24にはアンプ76が接続される。アンプ76は抵抗体71およびロードタブ24の間で変化する電圧を増幅する。ロードタブ24が外端に向かうにつれて抵抗体71の抵抗値は増大する。抵抗値の増大に応じて電圧は増大する。ここでは、抵抗体71の断面積は一定に維持されることから、ロードタブ24の移動量と電圧との間には比例関係が成立する。アンプ76はアナログデジタルコンバータ77に接続される。アナログデジタルコンバータ77はMPU65に接続される。その他、前述の第1実施形態と均等な構成や構造には同一の参照符号が付される。
いま、磁気情報の読み出しが完了すると、MPU65は磁気ディスク14から浮上ヘッドスライダ22を待避させる。前述と同様に、キャリッジ16の揺動に基づきロードタブ24はランプ部材25の誘導路54に接触する。ロードタブ24は第1誘導路55を上っていく。ロードタブ24は第2誘導路57から窪み56に行き着く。このとき、ロードタブ24は誘導路54に接触し続ける。すなわち、ロードタブ24は抵抗体上を移動していく。その結果、アンプに現れる電圧は増大する。こうした電圧の変化に基づきMPU65はロードタブ24の位置を特定する。特定される位置と経過時間とに基づきロードタブ24の移動速度は特定される。特定される移動速度に基づきMPU65はボイスコイルモータ23に供給される電流の電流値を制御する。こうしてキャリッジ16の回転速度は制御される。ロードタブ24の移動速度は所望の値に合わせ込まれる。
読み出し動作の開始にあたって、MPU65はキャリッジ16の揺動を指示する。ロードタブ24は窪み56から第2誘導路57および第1誘導路55を移動していく。このとき、ロードタブ24は抵抗体上を移動していく。その結果、アンプ76に現れる電圧は減少する。こうした電圧の変化に基づきMPU65はロードタブ24の位置を特定する。特定される位置と経過時間とに基づきロードタブ24の移動速度は特定される。特定される移動速度に基づきMPU65はボイスコイルモータ23に供給される電流の電流値を制御する。こうしてキャリッジ16の回転速度は制御される。ロードタブ24の移動速度は所望の値に合わせ込まれる。
Claims (13)
- 筐体と、筐体に組み込まれる記録ディスクと、支軸回りで揺動自在に筐体に収容され先端で記録ディスクに向き合わせられるヘッドアクチュエータ部材と、ヘッドアクチュエータ部材の先端に支持されるロードタブと、記録ディスクの外側で筐体に固定されて、所定の曲率で描かれる円弧に沿ってロードタブの通路を区画するランプ部材と、ランプ部材上で通路に沿って磁極を配列する磁気パターンと、ヘッドアクチュエータ部材の先端に支持されて、ランプ部材上の磁極を読み出す電磁変換素子とを備えることを特徴とする記録ディスク駆動装置。
- 請求項1に記載の記録ディスク駆動装置において、前記電磁変換素子は前記記録ディスク上の磁気パターンから信号を読み出すことを特徴とする記録ディスク駆動装置。
- 請求項1に記載の記録ディスク駆動装置において、磁気パターンは、前記円弧に沿って交互に配列されるN極およびS極を備えることを特徴とする記録ディスク駆動装置。
- 所定の曲率で描かれる円弧に沿ってロードタブの通路を区画するランプ本体と、通路に沿って磁極を配列する磁気パターンとを備えることを特徴とする記録ディスク駆動装置用ランプ部材。
- 請求項4に記載の記録ディスク駆動装置用ランプ部材において、磁気パターンは、前記円弧に沿って交互に配列されるN極およびS極を備えることを特徴とする記録ディスク駆動装置用ランプ部材。
- 筐体と、筐体に組み込まれる記録ディスクと、支軸回りで揺動自在に筐体に収容され先端で記録ディスクに向き合わせられるヘッドアクチュエータ部材と、ヘッドアクチュエータ部材の先端に支持される導電体のロードタブと、記録ディスクの外側で筐体に固定されて、所定の曲率で描かれる円弧に沿ってロードタブの通路を区画するランプ部材と、通路に沿って電流を流通させる抵抗体と、抵抗体の抵抗値を検出する制御回路とを備えることを特徴とする記録ディスク駆動装置。
- 請求項6に記載の記録ディスク駆動装置において、抵抗体は通路に埋め込まれることを特徴とする記録ディスク駆動装置。
- 所定の曲率で描かれる円弧に沿ってロードタブの通路を区画するランプ本体と、通路に沿って電流を流通させる抵抗体とを備えることを特徴とする記録ディスク駆動装置用ランプ部材。
- 請求項8に記載の記録ディスク駆動装置用ランプ部材において、抵抗体は通路に埋め込まれることを特徴とする記録ディスク駆動装置用ランプ部材。
- ヘッドアクチュエータ部材に支持されるロードタブがランプ部材上を移動する際に、ヘッドアクチュエータ部材に支持される電磁変換素子で、ランプ部材上でロードタブの通路に沿って磁極を配列する磁気パターンから磁界を検出する工程を備えることを特徴とするヘッドアクチュエータ部材の位置検出方法。
- 請求項10に記載のヘッドアクチュエータ部材の位置検出方法において、検出された磁界に基づきランプ部材上でロードタブの位置を特定する工程と、特定された位置に基づきヘッドアクチュエータ部材の変位を制御する工程とをさらに備えることを特徴とするヘッドアクチュエータ部材の位置検出方法。
- ランプ部材上で所定の曲率の円弧に沿って延びる抵抗体に電流を流通させる工程と、ヘッドアクチュエータ部材に支持される導電体のロードタブで、ヘッドアクチュエータ部材の移動に応じて抵抗体をなぞらせる工程と、抵抗体の抵抗変化を検出する工程とを備えることを特徴とするヘッドアクチュエータ部材の位置検出方法。
- 請求項12に記載のヘッドアクチュエータ部材の位置検出方法において、検出された抵抗変化に基づきランプ部材上でロードタブの位置を特定する工程と、特定された位置に基づきヘッドアクチュエータ部材の変位を制御する工程とをさらに備えることを特徴とするヘッドアクチュエータ部材の位置検出方法。
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