JPWO2009060506A1 - 記憶媒体駆動装置および記憶媒体駆動装置向けランプ部材の温度制御方法 - Google Patents

記憶媒体駆動装置および記憶媒体駆動装置向けランプ部材の温度制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2009060506A1
JPWO2009060506A1 JP2009539892A JP2009539892A JPWO2009060506A1 JP WO2009060506 A1 JPWO2009060506 A1 JP WO2009060506A1 JP 2009539892 A JP2009539892 A JP 2009539892A JP 2009539892 A JP2009539892 A JP 2009539892A JP WO2009060506 A1 JPWO2009060506 A1 JP WO2009060506A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
storage medium
housing
driving device
profile
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2009539892A
Other languages
English (en)
Inventor
哲也 坂部
哲也 坂部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Storage Device Corp
Original Assignee
Toshiba Storage Device Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Storage Device Corp filed Critical Toshiba Storage Device Corp
Publication of JPWO2009060506A1 publication Critical patent/JPWO2009060506A1/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B19/00Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
    • G11B19/02Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing
    • G11B19/04Arrangements for preventing, inhibiting, or warning against double recording on the same blank or against other recording or reproducing malfunctions
    • G11B19/046Detection or prevention or problems due to temperature
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B21/00Head arrangements not specific to the method of recording or reproducing
    • G11B21/16Supporting the heads; Supporting the sockets for plug-in heads
    • G11B21/22Supporting the heads; Supporting the sockets for plug-in heads while the head is out of operative position
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B33/00Constructional parts, details or accessories not provided for in the other groups of this subclass
    • G11B33/14Reducing influence of physical parameters, e.g. temperature change, moisture, dust
    • G11B33/1406Reducing the influence of the temperature
    • G11B33/144Reducing the influence of the temperature by detection, control, regulation of the temperature
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/54Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head into or out of its operative position or across tracks

Abstract

温度センサ(42)は、筐体内の温度を検出して制御回路(41)に温度情報を出力する。制御回路(41)は、温度情報に対応するプロファイル(47)に基づきヒータ(39)に所定の駆動電流を供給する。プロファイル(47)は、所定の温度範囲ごとに、目標の温度までランプ部材の温度を上昇させる駆動電流を規定する。その結果、ランプ部材の温度が検出されなくても、ヒータ(39)の働きでランプ部材の摺動面は目標の温度まで上昇する。ランプ部材の温度上昇時に筐体内の再度の温度測定は必要とされない。こうしてロードタブとの接触にも拘わらず摺動面で摩耗塵の発生は抑制される。記憶媒体駆動装置の起動時間は短縮される。

Description

本発明は、例えばハードディスク駆動装置(HDD)といった記憶媒体駆動装置に関する。
ハードディスク駆動装置(HDD)の分野ではランプロード方式は広く知られる。ランプロード方式ではキャリッジの先端にロードタブが区画される。ロードタブの移動経路上で磁気ディスクの外側にランプ部材が配置される。キャリッジのロードやアンロードにあたって、ロードタブはランプ部材上を摺動する。こうした摺動時の摩擦に基づき摩耗塵が生成されてしまう。こうした摩耗塵が例えば磁気ディスクの表面に付着すると、浮上ヘッドスライダの浮上特性は著しく悪化する。
例えば特許文献1に開示されるように、ロードやアンロードに先立ってHDD内の温度が測定される。測定された温度が設定温度に到達していないと、ヒータに電流が供給される。ヒータはランプ部材の温度を上昇させる。こうして温度の測定とヒータへの電流の供給とが繰り返される。いわゆるフィードバック制御が実施される。ランプ部材の温度上昇に基づきロードタブおよびランプ部材の間で摩擦力は低減される。摩耗塵の生成は抑制される。
日本国特開2006−338807号公報 日本国特開2002−367313号公報 日本国特開昭54−82212号公報
特許文献1では温度上昇の実現にあたってHDD内の温度測定が何度も繰り返されなければならない。同様に、例えば一定の電流値の電流の供給が何度も繰り返されなければならない。その結果、ロードやアンロードの開始までに時間を要してしまう。例えばHDDの起動に時間がかかってしまう。こうした時間はHDDの利用者に不快感を与えてしまう。その一方で、大きい電流値の電流が一度に供給されると、比較的に短時間でランプ部材の温度は上昇するものの、発塵は抑制されることができない。
本発明は、上記実状に鑑みてなされたもので、発塵を抑えつつ起動時間を短縮することができる記憶媒体駆動装置およびランプ部材の温度制御方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、第1発明によれば、筐体と、前記筐体に組み込まれる記憶媒体と、支軸回りで揺動自在に前記筐体に収容されて先端で前記記憶媒体に向き合わせられるヘッドアクチュエータ部材と、前記ヘッドアクチュエータ部材の先端に区画されるロードタブと、前記記憶媒体の外側で前記筐体に固定されて、前記ロードタブの摺動を受け止める摺動面を区画するランプ部材と、前記筐体に収容されて、供給される駆動電流に基づき前記ランプ部材の温度を上昇させるヒータと、前記筐体に収容されて、前記筐体内の温度を検出して温度情報を出力する温度センサと、所定の温度範囲ごとに、目標の温度まで前記ランプ部材の温度を上昇させる前記駆動電流のプロファイルを格納するメモリと、前記ヒータに接続されて、前記温度センサから出力される温度情報に対応するプロファイルに基づき前記ヒータに所定の駆動電流を供給する制御回路とを備えることを特徴とする記憶媒体駆動装置が提供される。
こうした記憶媒体駆動装置では、温度センサは、筐体内の温度を検出して制御回路に温度情報を出力する。制御回路は、温度情報に対応するプロファイルに基づきヒータに所定の駆動電流を供給する。プロファイルは、所定の温度範囲ごとに、目標の温度までランプ部材の温度を上昇させる駆動電流を規定する。その結果、ランプ部材の温度が検出されなくても、ヒータの働きでランプ部材の摺動面は目標の温度まで上昇する。ランプ部材の温度上昇時に筐体内の再度の温度測定は必要とされない。こうしてロードタブとの接触にも拘わらず摺動面で発塵は抑制される。記憶媒体駆動装置の起動時間は短縮される。
こういった記憶媒体駆動装置では、プロファイルは、前記所定の温度範囲が高いほど小さい電流値を規定すればよい。その一方で、プロファイルでは、実測に基づき前記駆動電流の電流値および通電時間が設定されればよい。
以上のような記憶媒体駆動装置の実現にあたって記憶媒体駆動装置向けランプ部材の温度制御方法が提供される。温度制御方法は、筐体に収容される温度センサで筐体内の温度を検出する工程と、検出された温度に応じて特定される所定のプロファイルに基づきヒータに所定の駆動電流を供給し、ロードタブの摺動を受け止める摺動面を区画するランプ部材の温度を目標の温度まで上昇させる工程とを備えればよい。
こうした温度制御方法によれば、前述と同様に、温度情報に対応するプロファイルに基づきヒータに所定の駆動電流が供給される。プロファイルは所定の温度に応じて特定される。その結果、ランプ部材の温度が検出されなくても、ヒータの働きでランプ部材の摺動面は目標の温度まで上昇する。ロードタブとの接触にも拘わらず摺動面で発塵は抑制される。したがって、ランプ部材の温度上昇時に筐体内の再度の温度測定は必要とされない。記憶媒体駆動装置の起動時間は短縮される。
こういった温度制御方法では、前記プロファイルは温度範囲ごとに個別に設定されればよい。温度範囲ごとにプロファイルが個別に設定されれば、検出された温度に最適な駆動電流が供給される。ヒータの温度は目標の温度まで効率的に上昇することができる。
前記ヒータの駆動にあたって、記憶媒体を回転駆動させるスピンドルモータの停止時に生成される逆起電流が用いられてもよい。例えば記憶媒体駆動装置がパワーセーブモードに移行する際、スピンドルモータでは逆起電力が生成される。逆起電力に基づきスピンドルモータからヒータに逆起電流が供給されれば、ランプ部材の温度は極めて短時間で上昇する。ランプ部材で発塵は抑制される。
第2発明によれば、筐体と、前記筐体に組み込まれる記憶媒体と、ロード時に、支軸回りの揺動に基づき、前記記憶媒体から外れる待避位置から前記記憶媒体に向き合わせられる浮上位置まで先端を移動させるヘッドアクチュエータ部材と、前記ヘッドアクチュエータ部材の先端に区画されるロードタブと、前記記憶媒体の外側で前記筐体に固定されて、前記ヘッドアクチュエータ部材のロード時に前記ロードタブの摺動を受け止める摺動面を区画するランプ部材と、前記筐体に収容されて、前記筐体内の温度を検出して温度情報を出力する温度センサと、前記筐体内の過去の温度を特定する温度履歴情報を格納するメモリと、前記温度履歴情報に基づき前記ヘッドアクチュエータ部材のロードの可否を判断する制御回路とを備えることを特徴とする記憶媒体駆動装置が提供される。
こうした記憶媒体駆動装置では、温度履歴情報に基づきヘッドアクチュエータ部材のロードの可否が判断される。温度履歴情報は筐体内の過去の温度を特定する。過去の温度が特定されれば、現在の筐体内の温度は概ね予測される。こうした過去の温度に基づきロードの可否が判断されれば、筐体内でランプ部材の現在の温度が測定される必要はない。ランプ部材の摺動面で発塵は抑制される。しかも、温度測定に要する時間は省略される。記憶媒体駆動装置の起動時間は一層短縮される。こうした記憶媒体駆動装置は、例えば温度変化の小さい環境に配置される電子機器に組み込まれる場合に特に有効に適用される。
こういった記憶媒体駆動装置では、前記制御回路は、前記温度履歴情報に基づき前記筐体内の平均温度を算出し、所定の閾値を上回る平均温度を検出すると、前記ヘッドアクチュエータ部材のロードを許容すればよい。温度変化の小さい環境に配置される記憶媒体駆動装置では、こうして平均温度が算出されば、現在の筐体内の温度は概ね予測される。したがって、平均温度が所定の閾値を上回れば、ランプ部材の温度が検出されなくても、ランプ部材の摺動面は所定の温度以上の温度に設定されることが予測される。こうした状況でヘッドアクチュエータ部材のロードが実施されれば、ランプ部材の摺動面で発塵は抑制される。
以上のような記憶媒体駆動装置の実現にあたってランプ部材の温度制御方法が提供される。温度制御方法は、筐体に収容される温度センサで検出される過去の温度を特定する温度履歴情報を取得する工程と、前記温度履歴情報に基づき、ロードタブの摺動を受け止める摺動面を区画するランプ部材上に受け止められる待避位置から記憶媒体に向き合わせられる浮上位置に向かってロードタブのロードの可否を判断する工程とを備えればよい。
こうした温度制御方法によれば、前述と同様に、温度履歴情報に基づきロードタブのロードの可否が判断される。温度履歴情報は筐体内の過去の温度を特定する。過去の温度が特定されれば、現在の筐体内の温度は概ね予測される。ランプ部材の温度が検出される必要はない。こうした過去の温度に基づきロードの可否が判断されれば、筐体内で現在の温度の測定は必要とされない。ランプ部材の摺動面で発塵は抑制される。しかも、温度測定に要する時間は省略される。記憶媒体駆動装置の起動時間は一層短縮される。こうした記憶媒体駆動装置は、例えば温度変化の小さい環境に配置される電子機器に組み込まれる場合に特に有効に適用される。
こうした温度制御方法では、前記可否の判断にあたって、前記温度履歴情報に基づき前記筐体内の平均温度を算出する工程と、前記平均温度が所定の閾値を超えると、前記ロードタブのロードを許容する工程とを備えればよい。温度変化の小さい環境に配置される記憶媒体駆動装置では、こうして平均温度が算出されば、現在の筐体内の温度は概ね予測される。ランプ部材の温度が検出される必要はない。したがって、平均温度が所定の閾値を上回れば、ランプ部材の摺動面は所定の温度以上の温度に設定されることが予測される。こうした状況でロードタブのロードが実施されれば、ランプ部材の摺動面で摩耗塵の発生は抑制される。
本発明に係る記憶媒体駆動装置の一具体例すなわちハードディスク駆動装置(HDD)の内部構造を概略的に示す平面図である。 ランプ部材の構造を概略的に示す部分拡大斜視図である。 ランプ部材の構造を概略的に示す拡大平面図である。 HDDの制御系を示すブロック図である。 電流プロファイルの内容を概略的に示す表である。 第1プロファイルを概略的に示すグラフである。 第2プロファイルを概略的に示すグラフである。 第3プロファイルを概略的に示すグラフである。 第4プロファイルを概略的に示すグラフである。 第5プロファイルを概略的に示すグラフである。 第6プロファイルを概略的に示すグラフである。 制御回路の処理の流れを示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照しつつ本発明の実施形態を説明する。
図1は本発明に係る記憶媒体駆動装置の一具体例すなわちハードディスク駆動装置(HDD)11の内部構造を概略的に示す。このHDD11は筐体すなわちハウジング12を備える。ハウジング12は箱形のベース13およびカバー(図示されず)から構成される。ベース13は例えば平たい直方体の内部空間すなわち収容空間を区画する。ベース13は例えばアルミニウムといった金属材料から鋳造に基づき成形されればよい。カバーはベース13の開口に結合される。カバーとベース13との間で収容空間は密閉される。カバーは例えばプレス加工に基づき1枚の板材から成形されればよい。
収容空間には、記憶媒体としての1枚以上の磁気ディスク14が収容される。磁気ディスク14はスピンドルモータ15の回転軸に装着される。スピンドルモータ15は例えば5400rpmや7200rpm、10000rpm、15000rpmといった高速度で磁気ディスク14を回転させることができる。
収容空間にはヘッドアクチュエータ部材すなわちキャリッジ16がさらに収容される。キャリッジ16はキャリッジブロック17を備える。キャリッジブロック17は、垂直方向に延びる支軸18に回転自在に連結される。キャリッジブロック17には、支軸18から水平方向に延びる複数のキャリッジアーム19が区画される。キャリッジブロック17は例えば押し出し成形に基づきアルミニウムから成形されればよい。
個々のキャリッジアーム19の先端にはヘッドサスペンション21が取り付けられる。ヘッドサスペンション21はキャリッジアーム19の先端から前方に延びる。ヘッドサスペンション21にはフレキシャが張り合わせられる。ヘッドサスペンション21の先端でフレキシャの表面には浮上ヘッドスライダ22が搭載される。フレキシャにはジンバルばねが区画される。こうしたジンバルばねの働きで浮上ヘッドスライダ22はヘッドサスペンション21に対してその姿勢を変化させることができる。
磁気ディスク14の回転に基づき磁気ディスク14の表面で気流が生成されると、気流の働きで浮上ヘッドスライダ22には正圧すなわち浮力および負圧が作用する。浮力および負圧とヘッドサスペンション21の押し付け力とが釣り合うことで磁気ディスク14の回転中に比較的に高い剛性で浮上ヘッドスライダ22は浮上し続けることができる。
キャリッジブロック17にはボイスコイルモータ(VCM)23が連結される。VCM23の働きでキャリッジブロック17は支軸18回りで回転することができる。こうしたキャリッジブロック17の回転に基づきキャリッジアーム19およびヘッドサスペンション21の揺動は実現される。浮上ヘッドスライダ22の浮上中に支軸18回りでキャリッジアーム19が揺動すると、浮上ヘッドスライダ22は半径方向に磁気ディスク14の表面を横切ることができる。こうした浮上ヘッドスライダ22の移動に基づき電磁変換素子は目標記録トラックに対して位置決めされることができる。
ヘッドサスペンション21の先端には、ヘッドサスペンション21の先端から前方に延びるロードタブ24が固定される。ロードタブ24は例えばステンレス鋼といった金属材料から構成される。ロードタブ24はキャリッジアーム19の揺動に基づき磁気ディスク14の半径方向に移動することができる。ロードタブ24の移動経路上には磁気ディスク14の外側でランプ部材25が配置される。ロードタブ24はランプ部材25に受け止められる。ランプ部材25およびロードタブ24は協働でいわゆるロードアンロード機構を構成する。
ランプ部材25は、例えば硬質プラスチック材料から成型されるランプ本体31を備える。ランプ本体31は、磁気ディスク14の外側でベース13の底板に固定される取り付け台32を備える。取り付け台32はベース13に例えばねじ止めされればよい。図2に示されるように、取り付け台32には、キャリッジ16の支軸18に向かって水平面に沿って突き出る突片33が形成される。突片33は例えば一体成型に基づき取り付け台32に一体化される。取り付け台32および突片33には受け入れ溝34が形成される。受け入れ溝34には磁気ディスク14が受け入れられる。
突片33の上向き面および下向き面には摺動面35、35がそれぞれ規定される。摺動面35は、支軸18の軸心回りに所定の曲率で描かれる円弧に沿って延びる。したがって、支軸18回りでキャリッジ16が揺動すると、ロードタブ24は内端から外端に向かって摺動面35上を移動することができる。このとき、ロードタブ24は摺動面35上を摺動する。こうして摺動面35はロードタブ24の通路を構成する。
摺動面35は、摺動面35の内端から磁気ディスク14の半径方向外側に向かって延びる第1摺動面36を備える。第1摺動面36は磁気ディスク14の半径方向外側に向かうにつれて磁気ディスク14の表面から徐々に遠ざかる。第1摺動面36の外側には、窪み37に向かって延びる第2摺動面38が形成される。第2摺動面38は第1摺動面36の最上端すなわち外端に接続される。キャリッジ16の待避時、ロードタブ24は窪み37に受け止められる。
摺動面35には潤滑剤が塗布されてもよい。潤滑剤には例えばパーフルオロポリエーテルが用いられればよい。塗布にあたって例えばランプ部材25はパーフルオロポリエーテルを含む溶液に浸されればよい。その他、ランプ部材25の成型にあたって例えば硬質プラスチック材料に予め潤滑剤の含浸が施されてもよい。こういった潤滑剤によれば、ロードタブ24および摺動面35の間で摩擦の発生は極力回避されることができる。
図3に示されるように、ランプ部材25はランプ本体31内に埋め込まれるヒータ39を備える。ヒータ39には例えば電熱線が用いられる。電熱線には例えばW(タングステン)といった金属材料が用いられる。ランプ本体31内で電熱線は突片33の摺動面35に沿って延びる。摺動面35と電熱線との間隔は摺動面35の内端から外端まで同一に規定されればよい。こうしたヒータ39には所定の駆動電流が供給される。駆動電流の流通に基づきヒータ39は発熱する。その結果、ヒータ39はランプ本体31の温度を上昇させる。
図4に示されるように、浮上ヘッドスライダ22には制御回路すなわちマイクロプロセッサユニット(MPU)41が接続される。磁気情報の読み出しにあたって、MPU41は、浮上ヘッドスライダ22に組み込まれる電磁変換素子の読み出し素子に向けてセンス電流を供給する。磁気情報の書き込みにあたって、MPU41は、電磁変換素子の書き込み素子に向けて書き込み電流を供給する。同様に、MPU41にはスピンドルモータ15やボイスコイルモータ23が接続される。MPU41は、スピンドルモータ15やボイスコイルモータ23に駆動電流を供給する。
MPU41にはハウジング12内の温度を検出する温度センサ42が接続される。温度センサ42は、ハウジング12内の温度を特定する温度情報をMPU41に出力することができる。温度センサ42にはこれまでハウジング12内に配置される従来の温度センサが用いられればよい。MPU41には前述のヒータ39が接続される。MPU41は後述の電流プロファイルに基づきヒータ39に駆動電流を供給する。
MPU41にはメモリ44が接続される。メモリ44には例えば不揮発性メモリが用いられる。MPU41は、メモリ44に記憶される制御プログラム45に基づき様々な処理を実行する。MPU41には例えばデジタルシグナルプロセッサ(DSP)が用いられればよい。MPU41はいわゆるハードディスクコントローラ(HDC)として機能すればよい。
メモリ44には温度履歴情報46が記憶される。温度履歴情報46は、過去に温度センサ42から出力された複数の温度情報から構成される。温度履歴情報46の確立にあたってメモリ44には温度センサ42から温度情報が入力される。温度情報は例えばHDD11の起動時ごとに入力されればよい。メモリ44では、最新の温度情報が入力されると、最新の温度情報は最も過去の温度情報に上書きされる。こうして温度履歴情報46は、例えば最新の64回分の温度情報を含む。
メモリ44には電流プロファイル47が記憶される。電流プロファイル47には、ハウジング12内の温度ごとに目標の温度までランプ部材25の温度を上昇させるヒータ39の駆動電流のプロファイルが設定される。ここでは、目標の温度は例えば+25[℃]に設定される。プロファイルには駆動電流の電流値および通電時間が規定される。電流値および通電時間は実測に基づき設定される。MPU41は所定の電流プロファイル47に応じてヒータ39に所定の駆動電流を供給する。
図5に示されるように、電流プロファイル47は温度範囲ごとに個別に例えば6つの第1プロファイル〜第6プロファイルから構成される。ハウジング12内の温度Tが−35[℃]以下の場合に第1プロファイルが選択される。温度Tが−35[℃]より大きく−25[℃]以下の場合には第2プロファイルが選択される。温度Tが−25[℃]より大きく−15[℃]以下の場合には第3プロファイルが選択される。温度Tが−15[℃]より大きく−5[℃]以下の場合には第4プロファイルが選択される。温度Tが−5[℃]より大きく+5[℃]以下の場合には第5プロファイルが選択される。温度Tが+5[℃]よりも大きい場合には第6プロファイルが選択される。
図6に示されるように、第1プロファイルでは一定の電流値Iおよび所定の通電時間tが設定される。前述のように、電流値Iおよび通電時間tは実測に基づき設定される。ここで、例えばランプ本体31に許容される最大電流値Iおよびその通電時間tの上限が設定される。上限はランプ本体31の材質に応じて設定される。こうした上限の設定によれば、ヒータ39の急激な温度上昇に基づくランプ本体31の溶融は確実に防止される。溶融に基づく発塵は回避される。こうした第1プロファイルによれば、目標の温度+25[℃]まで最短時間tでランプ本体31は温度上昇することができる。
図7〜図11はそれぞれ第2プロファイル〜第6プロファイルを示す。第1プロファイル〜第6プロファイルでは温度範囲が高いほど小さい電流値Iが規定される。前述の第1プロファイルと同様に、第2プロファイル〜第6プロファイルでは電流値I2−6は一定に設定されればよい。第2プロファイル〜第6プロファイルでは、ランプ本体31に許容される最大電流値I〜Iおよびその通電時間t〜tの上限がそれぞれ設定される。こうした第2プロファイル〜第6プロファイルによれば、目標の温度25[℃]まで最短時間t〜tでランプ本体31は温度上昇することができる。
ただし、第1プロファイル〜第6プロファイルでは電流値I〜Iは一定に設定されなくてもよい。例えばランプ本体31に許容される最大電流値Iを超える電流値Iがそれぞれ設定されてもよい。このとき、最大電流値Iを超える電流値Iの通電時間tが調整されればよい。具体的には、最大電流値Iを超える電流値Iの通電時間tが短縮されればよい。その他、例えば電流値I〜Iは、通電時間t〜tの経過とともも徐々に減少してもよく、徐々に増大してもよい。こうした電流値I〜Iの調整や通電時間t〜tの調整に基づきランプ本体31の溶融は確実に防止される。溶融に基づくガスの発生は回避される。
いま、HDD11が起動する場面を想定する。MPU41はまずキャリッジ16のロードの可否を判断する。図12に示されるように、MPU41は、ステップS1で、すべての温度履歴情報46に基づきハウジング12内の平均温度を算出する。算出された平均温度が例えば所定の閾値を上回ると、MPU41は可否判断の処理を終了する。所定の閾値は例えば+5[℃]に設定される。その結果、MPU41はキャリッジ16のロードを許容する。続いて、MPU41は磁気情報の読み出し処理や磁気情報の書き込み処理を実施する。
磁気情報の読み出し処理や書き込み処理の実施にあたって、MPU41はスピンドルモータ15に所定値の駆動電流を供給する。駆動電流は例えば所定の電源から供給されればよい。その結果、スピンドルモータ15は一定の回転速度で回転する。こうして磁気ディスク14は回転する。磁気ディスク14の回転が定常状態に到達すると、MPU41はボイスコイルモータ23に所定値の駆動電流を供給する。キャリッジ16は待避位置に位置決めされる。ロードタブ24はランプ部材25の窪み37に受け入れられる。キャリッジ16は逆方向に揺動し始める。その結果、磁気ディスク14に向かってキャリッジ16のロードが開始される。
ロードタブ24は窪み37から第2摺動面38に向かって移動する。ロードタブ24は第2摺動面38から第1摺動面36に到達する。ロードタブ24は第1摺動面36を下っていく。浮上ヘッドスライダ22は磁気ディスク14の表面に徐々に接近する。磁気ディスク14から浮上ヘッドスライダ22に十分な気流が作用すると、浮上ヘッドスライダ22には浮力が生成される。浮上ヘッドスライダ22および磁気ディスク14の表面の間には空気軸受けが形成される。その後、ロードタブ24が第1摺動面36から離脱すると、空気軸受けの働きで浮上ヘッドスライダ22は浮上を維持する。こうしてキャリッジ16は浮上位置に位置決めされる。
浮上ヘッドスライダ22の浮上中、浮上ヘッドスライダ22の電磁変換素子は磁気情報の読み出しや書き込みを実施する。磁気情報の読み出しや書き込みが完了すると、MPU41は磁気ディスク14から浮上ヘッドスライダ22を待避させる。待避にあたってMPU41はボイスコイルモータ23に所定値の駆動電流を供給する。キャリッジ16は支軸18回りで順方向に揺動する。その結果、ヘッドサスペンション21の先端は磁気ディスク14の外縁に向かって移動していく。ロードタブ24は磁気ディスク14の半径方向外側に移動する。
支軸18回りのキャリッジ16の揺動に基づきロードタブ24はランプ部材25の摺動面35に接触する。ロードタブ24は第1摺動面36を上っていく。ロードタブ24が第1摺動面36を上っていくにつれて、浮上ヘッドスライダ22は磁気ディスク14の表面から引き上げられる。こうして浮上ヘッドスライダ22の浮力および負圧は消失する。浮上ヘッドスライダ22はロードタブ24の働きでランプ部材25上に支持される。この時点で、MPU41は磁気ディスク14の回転を停止させればよい。
その後、キャリッジ16の揺動が継続すると、ロードタブ24はランプ部材25上の第2摺動面38から窪み37に行き着く。こうしてロードタブ24は外端から内端まで摺動面35を摺動する。その後、MPU41はボイスコイルモータ23に対して駆動電流の供給を停止する。キャリッジ16の揺動は停止する。キャリッジ16は待避位置に位置決めされる。ロードタブ24は窪み37内に保持される。こうして磁気情報の読み出し処理や書き込み処理は終了する。
その一方で、算出された平均温度が所定の閾値以下、例えば+3[℃]の場合、ランプ本体31の加熱処理が実施される。加熱処理に先立って、ステップS2で、MPU41は温度センサ42を稼働させる。温度センサ42はハウジング12内の現在の温度を検出する。温度の検出は例えば複数回にわたって実施されればよい。こうした複数回の検出に基づき温度の誤差はできる限り抑制される。検出された温度の平均値、例えば+1[℃]が現在の温度として検出される。こうしてハウジング12内の現在の温度が検出されると、温度センサ42からMPU41に向けて現在の温度を特定する温度情報が出力される。
MPU41は、ステップS3で、温度情報で特定される温度に応じて最適な電流プロファイル47を選択する。ここでは、現在の温度+1[℃]に応じて第5プロファイルが選択される。MPU41は第5プロファイルに応じてヒータ39に駆動電流を供給する。駆動電流は所定の通電時間tにわたって所定の電流値Iで供給される。ヒータ39は発熱する。ランプ本体31は加熱される。その結果、ランプ本体31すなわち摺動面35の温度は目標の温度+25[℃]に上昇する。その後、前述と同様に、磁気情報の読み出し処理や書き込み処理が実施される。
以上のようなHDD11では、キャリッジ16のロードに先立ってランプ本体31が加熱される。摺動面35は所定の温度以上に温められる。その結果、ロードタブ24との接触にも拘わらずランプ本体31の摺動面35で摩耗塵の発生は抑制される。こうしたランプ本体31の加熱にあたってハウジング12内の温度に応じて最適な電流プロファイル47が選択される。電流プロファイル47の電流値I〜Iおよび通電時間t〜tは実測に基づき設定される。電流値Iは、例えばランプ本体31の材質に応じて最大値に設定される。したがって、ランプ本体31の温度上昇時にハウジング12内で再度の温度測定は必要とされない。しかも、ランプ本体31の温度が検出される必要はない。ランプ本体31の温度は最短時間で目標の温度まで上昇する。ランプ本体31の温度は効率的に調整される。HDD11の起動時間は短縮される。
しかも、ハウジング12内の温度の検出に先立って、温度履歴情報46に基づきハウジング12内の過去の平均温度が算出される。平均温度に基づきランプ本体31の加熱処理の有無が判断される。加熱処理が必要ないと判断されれば、HDD11の起動時間は一層短縮される。HDD11が例えばサーバコンピュータ装置といった不動の電子機器に組み込まれる場合、HDD11の周囲の著しい温度変化は生じない。平均温度に基づき現在のハウジング12内の温度は概ね予測される。ランプ本体31の温度が検出される必要はない。したがって、こうした場合に平均温度の算出は特に有効に作用する。ただし、例えばHDD11がノートブックパーソナルコンピュータやカーナビゲーションシステムといった可搬型の電子機器に組み込まれる場合、温度履歴情報46の参照は省略されてもよい。
なお、MPU41は、HDD11の起動時のみならず、HDD11の停止時にキャリッジ16のアンロードの可否を判断してもよい。アンロードの可否の判断にあたって、前述と同様に、MPU41は、温度履歴情報46に基づきハウジング12内の平均温度の算出から処理を開始すればよい。その後、前述と同様の処理が実施されればよい。また、前述の電流プロファイル47では、最短時間t〜tが設定される限り、電流値I〜Iは適宜変更されてもよい。
その他、ヒータ39の駆動にあたって、スピンドルモータ15の停止時に生成される逆起電流が用いられてもよい。例えば電子機器がパワーセーブモードに移行する際、キャリッジ16は揺動に基づき磁気ディスク14上からランプ部材25上に待避しようとする。このとき、スピンドルモータ15では逆起電力が生成される。逆起電力に基づきスピンドルモータ15からヒータ39に逆起電流が供給されれば、MPU41の演算処理に基づく駆動電流の供給は必要とされない。ランプ本体31は極めて短時間で加熱される。

Claims (10)

  1. 筐体と、前記筐体に組み込まれる記憶媒体と、支軸回りで揺動自在に前記筐体に収容されて先端で前記記憶媒体に向き合わせられるヘッドアクチュエータ部材と、前記ヘッドアクチュエータ部材の先端に区画されるロードタブと、前記記憶媒体の外側で前記筐体に固定されて、前記ロードタブの摺動を受け止める摺動面を区画するランプ部材と、前記筐体に収容されて、供給される駆動電流に基づき前記ランプ部材の温度を上昇させるヒータと、前記筐体に収容されて、前記筐体内の温度を検出して温度情報を出力する温度センサと、所定の温度範囲ごとに、目標の温度まで前記ランプ部材の温度を上昇させる前記駆動電流のプロファイルを格納するメモリと、前記ヒータに接続されて、前記温度センサから出力される温度情報に対応するプロファイルに基づき前記ヒータに所定の駆動電流を供給する制御回路とを備えることを特徴とする記憶媒体駆動装置。
  2. 請求項1に記載の記憶媒体駆動装置において、前記プロファイルは、前記所定の温度範囲が高いほど小さい電流値を規定することを特徴とする記憶媒体駆動装置。
  3. 請求項1に記載の記憶媒体駆動装置において、前記プロファイルでは実測に基づき前記駆動電流の電流値および通電時間が設定されることを特徴とする記憶媒体駆動装置。
  4. 筐体と、前記筐体に組み込まれる記憶媒体と、ロード時に、支軸回りの揺動に基づき、前記記憶媒体から外れる待避位置から前記記憶媒体に向き合わせられる浮上位置まで先端を移動させるヘッドアクチュエータ部材と、前記ヘッドアクチュエータ部材の先端に区画されるロードタブと、前記記憶媒体の外側で前記筐体に固定されて、前記ヘッドアクチュエータ部材のロード時に前記ロードタブの摺動を受け止める摺動面を区画するランプ部材と、前記筐体に収容されて、前記筐体内の温度を検出して温度情報を出力する温度センサと、前記筐体内の過去の温度を特定する温度履歴情報を格納するメモリと、前記温度履歴情報に基づき前記ヘッドアクチュエータ部材のロードの可否を判断する制御回路とを備えることを特徴とする記憶媒体駆動装置。
  5. 請求項4に記載の記憶媒体駆動装置において、前記制御回路は、前記温度履歴情報に基づき前記筐体内の平均温度を算出し、所定の閾値を上回る平均温度を検出すると、前記ヘッドアクチュエータ部材のロードを許容することを特徴とする記憶媒体駆動装置。
  6. 筐体に収容される温度センサで筐体内の温度を検出する工程と、検出された温度に応じて特定される所定のプロファイルに基づきヒータに所定の駆動電流を供給し、ロードタブの摺動を受け止める摺動面を区画するランプ部材の温度を目標の温度まで上昇させる工程とを備えることを特徴とする記憶媒体駆動装置向けランプ部材の温度制御方法。
  7. 請求項6に記載の記憶媒体駆動装置向けランプ部材の温度制御方法において、前記プロファイルは温度範囲ごとに個別に設定されることを特徴とする記憶媒体駆動装置向けランプ部材の温度制御方法。
  8. 請求項6に記載の記憶媒体駆動装置向けランプ部材の温度制御方法において、前記ヒータの駆動にあたって、記憶媒体を回転駆動させるスピンドルモータの停止時に生成される逆起電流が用いられることを特徴とする記憶媒体駆動装置向けランプ部材の温度制御方法。
  9. 筐体に収容される温度センサで検出される過去の温度を特定する温度履歴情報を取得する工程と、前記温度履歴情報に基づき、ロードタブの摺動を受け止める摺動面を区画するランプ部材上に受け止められる待避位置から記憶媒体に向き合わせられる浮上位置に向かってロードタブのロードの可否を判断する工程とを備えることを特徴とする記憶媒体駆動装置向けランプ部材の温度制御方法。
  10. 請求項9に記載の記憶媒体駆動装置向けランプ部材の温度制御方法において、前記可否の判断にあたって、前記温度履歴情報に基づき前記筐体内の平均温度を算出する工程と、前記平均温度が所定の閾値を超えると、前記ロードタブのロードを許容する工程とを備えることを特徴とする記憶媒体駆動装置向けランプ部材の温度制御方法。
JP2009539892A 2007-11-05 2007-11-05 記憶媒体駆動装置および記憶媒体駆動装置向けランプ部材の温度制御方法 Withdrawn JPWO2009060506A1 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2007/071505 WO2009060506A1 (ja) 2007-11-05 2007-11-05 記憶媒体駆動装置および記憶媒体駆動装置向けランプ部材の温度制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPWO2009060506A1 true JPWO2009060506A1 (ja) 2011-03-17

Family

ID=40625421

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009539892A Withdrawn JPWO2009060506A1 (ja) 2007-11-05 2007-11-05 記憶媒体駆動装置および記憶媒体駆動装置向けランプ部材の温度制御方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20100208382A1 (ja)
JP (1) JPWO2009060506A1 (ja)
WO (1) WO2009060506A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2008146349A1 (ja) * 2007-05-25 2010-08-12 東芝ストレージデバイス株式会社 記録ディスク駆動装置用ランプ部材および記録ディスク駆動装置並びにヘッドアクチュエータ部材の位置検出方法
US8095332B2 (en) * 2008-09-10 2012-01-10 Getac Technology Corporation Method for pre-heating hard disk drive of computer device
CN102681571B (zh) * 2011-03-15 2015-02-04 神基科技股份有限公司 加热电路、电子装置及于低温环境进入工作模式的方法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002313075A (ja) * 2001-04-11 2002-10-25 Hitachi Ltd 磁気ディスク装置
JP2004039061A (ja) * 2002-07-01 2004-02-05 Hitachi Ltd 車載情報処理装置および磁気ディスク装置ならびに車載情報処理装置の制御方法
WO2007091296A1 (ja) * 2006-02-06 2007-08-16 Fujitsu Limited 記憶装置

Also Published As

Publication number Publication date
WO2009060506A1 (ja) 2009-05-14
US20100208382A1 (en) 2010-08-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7203021B1 (en) Self-heating disk drive
JP2006164388A (ja) 磁気ヘッドスライダの浮上量制御方法および磁気ディスク装置
US8139307B2 (en) Hard disk drive apparatus, method of controlling flying height of magnetic head thereof, and recording medium to contain computer program therefor
US20050141375A1 (en) Operating a rotatable media storage device at multiple spin-speeds
WO2010091084A1 (en) Variable spindle speed control for data storage devices
JP2010027156A (ja) 磁気記録装置及び接触検出方法
JP2007122798A (ja) ディスク記憶装置及びその制御方法
JP2009157987A (ja) ヘッド・スライダのリセス量を調整する方法及びディスク・ドライブ装置
US20080198497A1 (en) Hard disk drive apparatus, method to control flying height of magnetic head thereof, and recording media for computer program therefor
US7365930B2 (en) Load/unload mechanism for magnetic disk drive
JP4240379B2 (ja) データ記憶装置及びアクチュエータ制御方法
JP4327889B1 (ja) 磁気ディスク装置及び同装置におけるヘッド浮上高異常予測方法
JPWO2009060506A1 (ja) 記憶媒体駆動装置および記憶媒体駆動装置向けランプ部材の温度制御方法
US6639750B1 (en) Head loading/unloading control method and storage device
JPWO2007091296A1 (ja) 記憶装置
US7576936B2 (en) Method of starting the magnetic disk device using fluid dynamic bearing spindle motor
US7397629B1 (en) Systems and methods for regulating hard disk drive operation in cold temperatures
JP3863081B2 (ja) ディスク装置とそのヘッド・アンロード制御方法
JP4267596B2 (ja) ヘッドのロード/アンロード制御方法及び記憶装置
JP4220986B2 (ja) ヘッドのロード/アンロード制御方法及び記憶装置
EP1760697B1 (en) Hard disk drive, method for parking magnetic head of hard disk drive, and computer-readable recording medium recording the method
JP4267597B2 (ja) ヘッドのロード/アンロード制御方法及び記憶装置
JP3892007B2 (ja) ディスクドライブの制御方法及び制御装置
JP4194572B2 (ja) ディスク装置及び携帯型電子装置
JP2009070485A (ja) ハードディスクドライブ装置及びハードディスクドライブの温度制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20110808