JPWO2008139623A1 - 温度ロック機構を有するはんだ取扱用温度制御装置 - Google Patents

温度ロック機構を有するはんだ取扱用温度制御装置 Download PDF

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Abstract

はんだ取扱用温度制御装置1の本体10と、本体10に内蔵され、軸周りに回転可能な回転軸77と、回転軸77の回転角度に応じて設定温度を変化させる設定温度変化手段75と、回転軸77に対して回転自在に本体10に支持された回転式のつまみ20と、本体20に対し回転軸77及びつまみ20と同軸位置に挿脱可能であり、挿着時に回転軸77とつまみ20とを連動回転し得るように機械的に連結する温度ロックキー40とを備え、温度ロックキー40が本体10から離脱された状態では回転軸77とつまみ20との連結が解除され、つまみ20の回転による上記設定温度の変更が禁止されるように構成する。

Description

本発明は、はんだこてやはんだ除去装置等に代表されるはんだ取扱装置に適用される温度制御装置であって、そのこて先やノズル等の設定温度を適宜変更することができ、かつロックすることができるものに関する。特に設定温度を機械的にロックするものに関する。
IC等の電子部品を使用する各種電気製品の組立作業において、電気的接合部にはんだ付けが多様されている。近年、組立の自動化が進み、はんだ付け作業においても自動化が推進されてはいるが、依然手作業によるはんだ付け作業(マニュアルはんだ付け)が必要な工程が少なくない。
通常、マニュアルはんだ付けははんだこてを用いて行われるが、マニュアル操作ではんだを取扱う器具として、はんだこて以外にもはんだ除去装置や熱風噴出装置等、各種のものがある。はんだ除去装置は、既にはんだ付けされたはんだを再度溶融させて除去する装置である。熱風噴出装置は、熱風をはんだに当ててはんだを溶融させるもので、はんだ付けにもはんだ除去にも用いられる。本明細書では、これらを総称してはんだ取扱装置と称する。またはんだ取扱装置を用いてはんだを取扱う作業をはんだ取扱作業と称する。
はんだ取扱作業は適正温度で行われることが望ましいが、この適正温度は、はんだの種類、はんだ取扱装置の種類やこて先等の大きさや形状、電子部品の耐熱温度等に応じて異なる。例えば従来の一般的な錫−鉛共晶はんだに対し、近年地球環境を考慮して鉛を殆ど又は全く含有しないはんだ(鉛フリーはんだ)が注目され、多用されつつある。鉛フリーはんだの溶融点は錫−鉛共晶はんだに比べて摂氏数十度高いので、鉛フリーはんだを用いる場合の適正温度は錫−鉛共晶はんだを用いる場合に比べて高くなる。
そこで、そのような要求に応えるべく、設定温度を調節可能な温度制御装置を備えたはんだ取扱装置が知られている。
ところが、この温度制御装置による設定温度が常時変更できる状態であると、はんだ取扱作業者が不適切な設定温度ではんだ取扱作業を行う虞がある。例えば、作業効率の向上を目指すあまり、作業者が設定温度を適正温度よりも高く設定する虞がある。設定温度が低いよりも高い方がはんだが溶融し易く、作業スピードが向上するからである。このような使用方法は、電子部品を熱損傷する等の弊害を招くので好ましくない。
このような事態を避けるには、温度制御装置に、一旦設定した設定温度をロックする機構(温度ロック機構)を設け、特定の人(以下設定温度管理者という)のみが温度ロックを解除することができるようにすれば良い(例えば特許文献1参照)。
特許文献1に示される装置には設定カードが設けられている。この設定カードは、この設定カードの所有者が設定温度管理者であることを示す識別コードを備える。そして、この設定カードが温度制御装置の本体に設けられたカード挿入口に挿入され、識別コードが適正に識別されたときのみ設定温度の変更が可能となっている。
従って設定温度管理者は、設定カードをカード挿入口に挿入して設定温度を適正に設定した後、設定カードをカード挿入口から抜き去ることにより設定温度をロックすることができる。
なお特許文献1に示される装置は、設定温度の値をキーボードから入力するデジタル式であって、設定カードの識別コードは電気的に識別される。
ところで、設定温度の入力形態には、デジタル式以外にアナログ式のものもある。例えば可変抵抗器を備え、その抵抗値に応じて設定温度が変更されるものが知られている。この可変抵抗器は回転軸を備え、回転軸の回転角度に応じて抵抗値が変化する。回転軸は回転式のつまみに連結されており、つまみを回転させることにより回転軸の回転角度を変化させることができる。このようなアナログ式のものに対しては特許文献1のような設定カードを用いた温度ロック機構は不向きであるため、従来はつまみを物理的に固定することにより温度ロックがなされていた。例えば専用工具(レンチ又はドライバ)によってロックボルトまたはロックナットを締め付け、それによってつまみの回転を禁止するものが知られている。
しかしながら、そのような温度ロック機構では、温度ロックと解除の作業が煩雑であった。
実公平2−22144号公報
本発明は、上記事情に鑑み、容易かつ適正に、機械的に温度ロックを行うことができるはんだ取扱用温度制御装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明は、はんだこて等のはんだ取扱装置が接続され又は上記はんだ取扱装置に組込まれ、上記はんだ取扱装置を所定の設定温度に制御するはんだ取扱用温度制御装置において、当該はんだ取扱用温度制御装置の本体と、上記本体に内蔵され、軸周りに回転可能な回転軸と、上記回転軸の回転角度に応じて上記設定温度を変化させる設定温度変化手段と、上記回転軸と同軸かつ上記回転軸に対して回転自在に上記本体に支持された回転式のつまみと、上記本体に対し上記回転軸及び上記つまみと同軸位置に挿脱可能であり、挿着時に上記回転軸と上記つまみとを連動回転し得るように機械的に連結する温度ロックキーとを備え、上記温度ロックキーが上記本体から離脱された状態では上記回転軸と上記つまみとの連結が解除され、上記つまみの回転による上記設定温度の変更が禁止されることを特徴とする。
この構成によれば、温度ロックキーを本体に挿着したとき、回転軸とつまみとが機械的に連結されて連動回転可能となる。従って、つまみを回すことにより回転軸の回転角度を変化させることができる。すなわち設定温度を変更することができる(温度ロックの解除)。
一方、温度ロックキーが本体から離脱されたとき、回転軸とつまみとの連結が解除される。つまみは回転軸に対して回転自在に本体に支持されているので、この状態でつまみを回しても空転するのみで回転軸は回転しない。すなわち設定温度を変更することができず、温度ロックされる。
このように、温度ロックキーを挿脱するだけで容易に温度ロックの設定と解除を行うことができる。
図1は本発明の第1実施形態に係るはんだ取扱用温度制御装置の斜視図である。 図2は上記はんだ取扱用温度制御装置の本体内部側面図である。 図3は上記はんだ取扱用温度制御装置の温度ロックキー関連部品の分解斜視図である。 図4は上記温度ロックキーの縦断面図である。 図5は図4のV−V線断面図である。 図6は図4のVI−VI線断面図である。 図7は本発明の第2実施形態に係るはんだ取扱用温度制御装置の、温度ロックキーの縦断面図である。 図8は図7のVIII−VIII線断面図である。 図9は図7のIX−IX線断面図である。
本発明の第1実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、第1実施形態の温度ロック機構を有するはんだ取扱用温度制御装置の斜視図である。
まず、はんだ取扱用温度制御装置(以下コントローラ1と称する)の概要について説明する。コントローラ1は、これに接続されるはんだ取扱装置2とともに用いられる。図中にははんだ取扱装置2の代表例としてはんだこてを二点鎖線で示しているが、これは適宜はんだ除去装置やはんだ加熱用熱風噴出装置等に交換することができる。
コントローラ1は、はんだ取扱装置2に内蔵される加熱機構の温度制御を行う。具体的には、コントローラ1ははんだ取扱装置2に電力を供給し、はんだ取扱装置2に内蔵された加熱手段(ヒータ等)を加熱する。はんだ取扱装置2には温度センサ4が内蔵されており、被加熱部(はんだこての例ではこて先)の温度または温度関連情報(電圧等)を検知し、本体10の制御回路71(図2参照)に伝達する。ユーザは、予め上記被加熱部の目標温度を決定し、制御回路71に設定しておく。制御回路71は、温度センサ4から伝達された温度又は温度関連情報と上記設定温度とを照合し、被加熱部の温度が設定温度に収束するようにはんだ取扱装置2に供給する電力を調節する。
なお、以下、設定温度の入力や変更を行う権限を有するユーザとそうでないユーザとを区別する場合には、前者を設定温度管理者、後者を作業者と称する。
続いてコントローラ1の構造について説明する。コントローラ1は、略直方体の本体10と、これに着脱自在な棒状の温度ロックキー40とで構成されている。本体10の筐体は、前面を覆うフロントパネル11と、背面及び底面を含む側面を覆う2枚のサイドパネル12とで構成される。本体10の上面には電源スイッチ13が設けられている。また図1には示されていないが本体10の背面からは電源コード81(図2参照)が導出されている。
フロントパネル11には、上段から順に、窓部15、つまみ20、電源ランプ16、校正用オフセットボタン18及びソケット17が列設されている。
窓部15は、現在の設定温度を表示するためのものであり、フロントパネル11の表裏を貫通する貫通孔となっている。本体10の内部、窓部15の内側には温度目盛67が表示された目盛板60が配設されている。目盛板60は設定温度の変化に連動してつまみ20と同軸で回転し、設定温度に応じた温度目盛67を窓部15に合致させる。窓部15に表示される温度は、ユーザに現在の設定温度を認識させる。またこの表示温度は、設定温度管理者が設定温度を変更したり後述する校正を行ったりするときに参照する。この表示温度を特に表示設定温度ともいう。
つまみ20は、フロントパネル11の板面から突出し、フロントパネル11に対して略垂直方向の軸心まわりに回転自在に支持されている。つまみ20は、設定温度管理者が設定温度を入力または変更する回転式の入力手段である。図示の状態、つまり温度ロックキー40が本体10に挿着されていない状態では、つまみ20は、本体10内部と切り離されており、ユーザがつまみ20を回転させても空転する。
電源ランプ16は、本体10に電力が供給され、かつ電源スイッチ13がオンとされたときに点灯する。
校正用オフセットボタン18(校正用スイッチ)は押しボタン式のスイッチである。校正用オフセットボタン18は、表示設定温度と制御対象の実際の温度とのズレを補正するための校正モードにおいて、設定温度管理者によって操作される。その使用方法と作用については校正モードの説明とともに後述する。
ソケット17は、はんだ取扱装置2を本体10に接続するための本体側のコネクタである。一方はんだ取扱装置2には、ソケット17に適正に係合するプラグ3が設けられている。電力やセンサ信号の授受がプラグ3及びソケット17を介して行われる。
温度ロックキー40は、本体10とは別体品であり、本体10に着脱可能である。上述のように温度ロックキー40を未挿着の状態ではつまみ20が空転するが、温度ロックキー40を挿着するとつまみ20が有効に機能し、設定温度の変更が可能となる。つまみ20の軸心部に温度ロックキー40の挿入口があり、温度ロックキー40の先端部をその挿入口に差し込む方法により温度ロックキー40の挿着が可能となっている。
図2は、本体10の内部側面図(紙面手前側のサイドパネル12を取外した状態の側面図)である。つまみ20については縦断面を示す。
本体10の内部には、電源コード81及び電源スイッチ13に接続された電源トランス80と制御基板70が格納されている。制御基板70は、フロントパネル11の内側に、これと略平行に配置されている。制御基板70には、上述の電源ランプ16、ソケット17及び校正用オフセットボタン18が接続されている。また図略のCPUを含む制御回路71が搭載されており、上述のような温度制御を行うように構成されている。
また制御基板70には可変抵抗器75(設定温度変化手段)が搭載されている。制御回路71は、可変抵抗器75の抵抗値を電気的に読取ることにより、その抵抗値に応じて予め設定されている設定温度を読取ることができる。
可変抵抗器75からフロントパネル11側に、つまみ20の支持軸と同軸の回転軸77が突設されている。回転軸77の回転角度に応じて可変抵抗器75の抵抗値が変動する。
フロントパネル11と制御基板70との間に、これらと略平行の板状部61を有する目盛板60が配設されている。図3に示すように、目盛板60の板状部61は円板状である。板状部61の、フロントパネル11の窓部15に対応する位置には温度目盛67が記載されている。温度目盛67は板状部61に直接印刷または打刻されていても良いし、別途目盛が印刷されたシール等を貼付したものであっても良い。また温度目盛67は温度を示す数値であっても、目盛線であっても、その混合であっても良い。目盛板60の回転軸(ボス部62の中心軸)は可変抵抗器75の回転軸77と同軸であり、そうなるように目盛板60と回転軸77とが固設されている。つまり目盛板60と回転軸77とは一体回転する。そして、回転軸77がある回転角度にあるとき、その抵抗値に相当する設定温度が設定される。
目盛板60のボス部62はフロントパネル11の板面より外側に突出している。フロントパネル11には、ボス部62の周囲に、これと同軸で円筒状のつまみ支持軸11aが形成されている。つまみ支持軸11aの先端側には径方向内側に突出する爪部が形成されている。
つまみ20は略円筒状に成形されており、その内周部がつまみ支持軸11aの外周部に嵌合している。これによりつまみ20はつまみ支持軸11aまわりを滑らかに摺動回転する。つまみ20には、つまみ支持軸11aの先端爪部に係合する係合爪21が形成されており、その係合によってつまみ20がつまみ支持軸11aから脱落しないようになっている。
図3は温度ロックキー40並びにその関連部品であるつまみ20及び目盛板60の分解斜視図である。温度ロックキー40は、軸方向一端側であって挿着時に露出する基端部41と、他端側であって挿着時につまみ20を含む本体10に没入する先端部50とを備える。基端部41と先端部50とは互いに軸周りに回転自在となっている。
先端部50は、より先端側の第1先端部52と、それより基端部41寄りの第2先端部53とを含む。第1先端部52は軸方向に延びる多数(本実施形態では36条)のスプライン溝で構成されている。一方、第2先端部53は、軸垂直断面形状が略正8角形(図5参照)に成形されている。
これに対し、つまみ20の内周部には、第2先端部53に嵌合する軸垂直断面形状が略正8角形のつまみ側嵌合部22が形成されている。また目盛板60のボス部62の内周部は第1先端部52と嵌合する回転軸側嵌合部66となっており、第1先端部52のスプライン溝に係合するスプライン溝65が形成されている。
従って、先端部50を本体10に挿着すると、温度ロックキー40の第1先端部52が目盛板60のスプライン溝65と嵌合し、第2先端部53がつまみ20のつまみ側嵌合部22と嵌合することにより、温度ロックキー40の先端部50を介してつまみ20と目盛板60とが一体回転する。また上述のように可変抵抗器75の回転軸77と目盛板60とは一体回転するので、温度ロックキー40が挿着されるとつまみ20と回転軸77とも一体回転する。
なお、目盛板60のボス部62の先端側には、軸方向に4本の切欠部63が、周方向等間隔に形成されている。またボス部62の先端付近の外周側にはオーリング溝64が形成されている。オーリング溝64にはオーリング68(図2参照)が装着される。この構造により、ボス部62の先端付近にはボス部62を縮径させようとする作用が生じるので、スプライン溝の製造上の嵌め合い誤差を吸収しつつ、温度ロックキー40を着脱する際の節度感を高めることができる。
図4は温度ロックキー40の縦断面図である。温度ロックキー40は主として基端部41と、これとは別体の先端部50とからなる。基端部41及び先端部50は樹脂製である。また先端部50の強度を確保するために、その内周部に鉄芯59が設けられている。
基端部41は略円筒形であって、設定温度管理者が把持し易いように、その外周部が軸方向に平行な一対の平面で削ぎ落とされたような形状(図5参照)となっている。基端部41の後端には板状の張出部42が突出し、図略のストラップ等を通すのに好適なストラップ穴43が形成されている。基端部41の内周部は先端部50の基端側と嵌合する先端部挿通孔45が形成されている。先端部挿通孔45の後端付近には内周側に突出する係合部46が形成されている。
一方先端部50は、第2先端部53よりさらに基端側に、基端部41の先端部挿通孔45に挿入される先端部基部54が形成されている。先端部挿通孔45と先端部基部54との嵌め合いは、僅かな隙間を有する隙間嵌めとなっている。先端部基部54の基端側には、係合部46と係合し得る係合部55が形成されている。また係合部55付近には、縮径し易いように切欠56が設けられている。さらに先端部50の内周側には鉄芯59を受入れ、これを保持する鉄芯保持部51が形成されている。
温度ロックキー40の製造にあたり、鉄芯保持部51を保持した先端部50(二点鎖線で示す)の基端側を、図中白抜き矢印で示すように基端部41の先端部挿通孔45に挿入する。先端部基部54の後端が係合部46に当接した後もさらに挿入を続けることにより、係合部55付近の外周が縮径して係合部55が係合部46を乗り越え、これと係合する。こうして基端部41側の係合部46と先端部50側の係合部55とを一旦係合させると、基端部41と先端部50とは一体化して容易には分離しない。但し先端部挿通孔45と先端部基部54とが隙間嵌めであることから、基端部41と先端部50とは互いに軸周りに回転自在となる。
図5は図4のV−V線断面図である。この図に示すように、第2先端部53の外周形状は略正8角形である。また内周側には鉄芯59が通されているが、鉄芯59との間には隙間が形成されている。上記正8角形を形成する8つの面には、交互に内外周を貫通する切欠部53aが形成されている(図3及び図4をも参照)。この切欠部53aと鉄芯59との隙間により、第2先端部53は比較的容易に縮径し、縮径した場合には復元力を有する。このような構造により、第2先端部53とつまみ20のつまみ側嵌合部22との製造上の嵌め合い誤差を吸収しつつ、温度ロックキー40を本体10に挿着する際の挿入力を低減することができる。そして挿着後は、第2先端部53とつまみ側嵌合部22とを容易に密着させることができ、適正な回転力の伝達が行われる。
なお、第2先端部53の外周形状は8角形以外の多角形であっても良い。その場合にはつまみ側嵌合部22もそれに合わせた形状とすれば良い。第2先端部53の外周形状を3〜5角形とした場合には、第2先端部53とつまみ側嵌合部22との位相が合い難い。逆に第2先端部53の外周形状を11角形以上とした場合には、位相は合い易くなるが製造上の高精度が要求される。精度が悪いと円に近くなって接触面に滑りが生じ、適正な回転の伝達がなされなくなるからである。本実施形態では、多少の位相ずれはつまみ20及び先端部50の空転によって自動的に吸収されるので、6角形ないし10角形程度とするのが好適である。
図6は図4のVI−VI線断面図である。この図に示すように第1先端部52には周方向等間隔に形成された36条のスプライン溝が形成されている。このように多条(20条以上が好適である)のスプライン嵌合とすることにより、温度ロックキー40の第1先端部52を目盛板60の回転軸側嵌合部66に嵌合させるときの位相ずれを大幅に抑制することができる。
次に、コントローラ1の使用方法について説明する。ユーザは、作業内容に応じたはんだ取扱装置2のプラグ3をソケット17に接続するとともに、電源コード81を電源に接続し、電源スイッチ13をオンにする。すると電源ランプ16が点灯するので、それを確認する。
次に、必要に応じて後述する校正を行った後、はんだ取扱装置2や作業内容に応じて設定温度を入力する。この入力は、温度ロックキー40を所持または管理している設定温度管理者が行う。設定温度管理者は、温度ロックキー40を本体10に挿着する。するとつまみ20の機能が有効化されるので、つまみ20を回して窓部15に目標の温度が表示される位置に温度目盛67を合わせる。この操作に連動して可変抵抗器75の回転軸77も回転し、可変抵抗器75の抵抗値が、表示された表示設定温度に対応する値となる。
温度設定が完了したら、設定温度管理者は温度ロックキー40を本体から抜き取っておく。作業者は、こうして適正に温度設定されたはんだ取扱装置2を操作してはんだ付け関連作業を行う。ここで、作業者が作業効率を追求するあまり、設定温度を上昇させようとしてつまみ20を回しても、温度ロックキー40が挿着されていないのでつまみ20は空転し、設定温度を変更することができない。こうして適正温度でのはんだ取扱作業が維持、継続され、はんだ取扱作業品質の低下が効果的に抑制される。
ところで、設定温度管理者は、温度ロックキー40を本体10に挿着するとき、通常は基端部41を把持して先端側から本体10に挿入する。このとき、第2先端部53の8角形の位相が必ずしもつまみ側嵌合部22の位相に合致しているとは限らない。そのような場合でもつまみ20の空転や、先端部50の基端部41に対する空転により、その位相ずれが解消され、適正な嵌合を行うことができる。
また同様に、第1先端部52のスプライン溝の位相と目盛板60のスプライン溝65との位相がずれている場合にも、先端部50の基端部41に対する空転により、その位相ずれが解消され、適正な嵌合が行われる。
なお、温度ロックキー40を本体に挿着したとき、基端部41が本体から露出するが、この基端部41を回転させても目盛板60を回転させることはできない。基端部41が先端部50に対して回転自在であることから、基端部41を回転させても空転するからである。つまり温度ロックキー40をつまみ20の代用とすることはできず、目盛板60(回転軸77)を回転させる(設定温度を変更する)にはつまみ20を回転させることが必要である。
次に、コントローラ1の校正について説明する。制御回路71は、表示設定温度と制御対象の実際の温度とのズレを補正するための校正モードを実行可能である。上記ズレは、一般的に使用期間の増大に伴って拡大して行くから、適宜ズレをなくす、或いは低減する操作(校正)を行うことが望ましい。以下校正の手順に即して校正操作におけるコントローラ1の作用等を説明する。
(1)設定温度管理者は電源スイッチ13をオンにし、はんだ取扱装置2の温度が安定するまで待つ。
(2)設定温度管理者は温度ロックキー40を本体10に挿入し、つまみ20を回して表示設定温度を所定の校正温度(例えば400℃)に合わせる。そして温度が安定するまで待つ。
(3)設定温度管理者は温度が安定したら校正用オフセットボタン18を押す。校正用オフセットボタン18が押されると、制御回路71は校正モードに入る。制御回路71は、そのときの温度(第1温度T1)を一時的に記憶する(実際には温度T1に対応する可変抵抗器75の抵抗値であっても良い。以下同じ)。校正温度=400℃の場合、第1温度T1≒400℃となる。
(4)設定温度管理者または他のユーザが、はんだ取扱装置2の制御対象温度を別途直接測定する。ここでは仮に実際の温度Tr=395℃であったとする。
(5)設定温度管理者は、別途直接測定している制御対象の温度(温度計の表示値)が、上記所定の校正温度に収束して安定制御された状態となるようにつまみ20を適宜回して調節する。上述のように実際の温度Trが表示設定値よりも5℃低い場合、結果的にはそれを補うように設定温度管理者は校正温度よりも約5℃高い目盛に表示設定温度を合わせることになる。しかしアナログ式の温度入力形態で、温度目盛67を見ながらつまみ20を5℃分回すのは困難である。従って設定温度管理者は、温度目盛67を見るのではなく別途測定している実測温度の方を見てそれが校正温度と合致するようにつまみ20を調節するのである。
(6)実測温度が校正温度に収束して安定したら、設定温度管理者は再度校正用オフセットボタン18を押す。すると制御回路71はそのときの可変抵抗器75の抵抗値に対応する温度(第2温度T2)を取込み、温度差(T1−T2)をオフセット値ΔTとして記憶する。上述の例ではT2≒405℃となるから、オフセット値ΔT≒−5℃となる。そして制御回路71は校正モードを終了し、通常の温度制御に移行する。
(7)その後の通常の温度制御では、制御回路71は、温度センサ4によるセンサ温度にオフセット値ΔTを足した値を補正後のセンサ温度とする。上述の例では、表示設定温度が400℃のとき、補正前のセンサ温度も約400℃であって、実際の温度Trが395℃であった。ここでセンサ温度にオフセット値ΔT(≒−5℃)を加える補正を行うことにより、センサ温度≒395℃となって実際の温度Trと略等しくなる。制御回路71は、センサ温度が表示設定温度の400℃に合致するようにはんだ取扱装置2への供給電力を調整する(この場合は増大させる)から、結果的に表示設定温度≒補正後のセンサ温度≒実際の温度(=400℃)となる。
この方法は、例えば装置誤差等により表示設定温度と可変抵抗器75の抵抗値に相当する温度とがズレている場合であっても、そのズレ分がオフセット値ΔTに含まれる(加算される)ので、結果的にそのズレがない場合と同等の補正効果が得られる。
なお本実施形態では、他の表示設定温度の場合も同じオフセット値ΔTで補正を行うが、校正温度を2箇所以上設ける等して、表示設定温度に応じて適宜異なるオフセット値ΔTで補正を行うようにしても良い。
(8)校正が完了したら、設定温度管理者はつまみ20を回して温度目盛67を所定の設定温度に合わせ、温度ロックキー40を抜き取っておく。作業者はその設定温度でのはんだ取扱作業を行う。以降は作業者がつまみ20を回しても空回りするので、勝手に設定温度を変えたり校正を行ったりすることはできない。
次に、本発明に係る第2実施形態について説明する。第2実施形態では、温度ロックキー140のみ第1実施形態の温度ロックキー40と異なり、本体10は第1実施形態と同じである。図7以降の図面において、第1実施形態と同じ又は同等の作用を有する部材には同じ符号を付し、その重複説明を省略する。
図7は温度ロックキー140の縦断面図である。温度ロックキー140は主として基端部41と、これとは別体の先端部150とからなる。先端部150は比較的硬質の樹脂製であって、第1実施形態の先端部50に対して鉄芯59が設けられていない点が主に異なる。
先端部150は、先端側の第1先端部52と、それより基端側の第2先端部153とからなる。第1先端部52、第2先端部153及び先端部基部54の一部に亘って、その内周側に穴部151が形成されている。
図8は図7のVIII−VIII線断面図である。この図に示すように、第2先端部153の外周形状は略正8角形である。また内周側には穴部151が通っている。なお、第2先端部153の外周形状は8角形以外の多角形であっても良い点は第1実施形態と同様である。
図9は図7のIX−IX線断面図である。この図に示すように第1先端部52の軸芯部には鉄芯が通されておらず、穴部151となっている。
第1実施形態の温度ロックキー40とするか第2実施形態の温度ロックキー140とするかは、先端部の必要強度、先端部(の樹脂部)の強度、コスト等を総合的に勘案して選択すれば良い。
以上、第1及び第2実施形態について説明したが、これらの実施形態は、はんだこて等のはんだ取扱装置が接続され又は上記はんだ取扱装置に組込まれ、上記はんだ取扱装置を所定の設定温度に制御するはんだ取扱用温度制御装置において、当該はんだ取扱用温度制御装置の本体と、上記本体に内蔵され、軸周りに回転可能な回転軸と、上記回転軸の回転角度に応じて上記設定温度を変化させる設定温度変化手段と、上記回転軸と同軸かつ上記回転軸に対して回転自在に上記本体に支持された回転式のつまみと、上記本体に対し上記回転軸及び上記つまみと同軸位置に挿脱可能であり、挿着時に上記回転軸と上記つまみとを連動回転し得るように機械的に連結する温度ロックキーとを備え、上記温度ロックキーが上記本体から離脱された状態では上記回転軸と上記つまみとの連結が解除され、上記つまみの回転による上記設定温度の変更が禁止されることを特徴とするので、温度ロックキーを挿脱するだけで容易に温度ロックの設定と解除を行うことができる。
また、上記温度ロックキーは、軸方向一端側であって挿着時に露出する基端部と、他端側であって挿着時に上記つまみを含む本体側に没入する先端部とを備え、上記基端部と上記先端部とは互いに軸周りに回転自在とされ、上記回転軸と上記つまみとの連結が上記先端部においてなされることを特徴とするので、温度ロックキーの挿入時に設定温度がずれることを抑制することができる。
また上記先端部は、より先端側の第1先端部と、該第1先端部よりも基端部寄りの第2先端部とを含み、上記温度ロックキーの挿着時、上記第1先端部が上記回転軸に連結され、上記第2先端部が上記つまみに連結されることを特徴とするので、簡単な構造で回転軸とつまみとの連結を行うことができる。
また上記回転軸と同軸上に、該回転軸と一体に設けられ、温度目盛が表示された目盛板を備え、上記目盛板は上記回転軸と一体回転することによって上記回転軸の回転角度に応じた設定温度を表示し、上記温度ロックキーの挿着時、上記第1先端部が上記目盛板を介して上記回転軸に連結されることを特徴とするので、簡単な構造で回転軸とつまみと目盛板とを一体的に連結することができる。
また上記温度ロックキーの挿着時、上記回転軸又は上記目盛板と上記第1先端部とは、軸方向に延びる20条以上のスプライン溝によるスプライン嵌合によって互いに連結されることを特徴とするので、温度ロックキーの挿入時の設定温度のズレをより低減することができる。
また上記温度ロックキーの挿着時、上記つまみと上記第2先端部とは、6角形ないし10角形断面形状での嵌め合いで嵌合することにより互いに連結されることを特徴とするので、簡単な構造で第2先端部とつまみとの嵌合を適正に行わせることができる。
また上記回転軸と同軸上に、該回転軸と一体に設けられ、温度目盛が表示された目盛板と、上記はんだ取扱装置に設けられて被温度制御部の温度を検知する温度センサからのセンサ温度に係る情報を受取る制御回路とを備え、上記目盛板は上記回転軸と一体回転することによって上記回転軸の回転角度に応じた設定温度を表示するものであり、上記制御回路は上記目盛板が表示する上記設定温度と制御対象の実際の温度とのズレを補正するための校正モードを実行可能であり、上記校正モードにおいて操作される校正用スイッチを備え、上記制御回路は、上記校正モードにおいて、上記表示設定温度が所定の校正温度に合わせられた状態で上記校正用スイッチが操作されたときの制御上の設定温度と、上記実際の温度が上記校正温度に合致するように上記回転軸が回転されられた状態で上記校正用スイッチが操作されたときの制御上の設定温度との差をオフセット値として記憶するとともに、上記校正後の温度制御において、上記実際の温度が上記表示設定温度に近づくように上記オフセット値を参照して上記センサ温度を補正することを特徴とするので、簡単な構造で適正な校正をおこなうことができ、より適正温度でのはんだ取扱作業が可能となる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で種々の変形が可能である。
また、上記実施形態では設定温度管理者が作業者と別のユーザである例を示したが、このコントローラ1は、そのような使用方法に限定するものではない。例えば、作業者自身が設定温度管理者であっても良い。そのような場合でも、設定温度を入力するときや変更するとき或いは校正するとき以外は温度ロックキー40又は温度ロックキー140を抜き取っておくことにより、手や物が不意につまみ20に触れ、設定温度を変更してしまったり、現在の設定温度がわからなくなってしまうことを防止することができる。

Claims (7)

  1. はんだこて等のはんだ取扱装置が接続され又は上記はんだ取扱装置に組込まれ、上記はんだ取扱装置を所定の設定温度に制御するはんだ取扱用温度制御装置において、
    当該はんだ取扱用温度制御装置の本体と、
    上記本体に内蔵され、軸周りに回転可能な回転軸と、
    上記回転軸の回転角度に応じて上記設定温度を変化させる設定温度変化手段と、
    上記回転軸と同軸かつ上記回転軸に対して回転自在に上記本体に支持された回転式のつまみと、
    上記本体に対し上記回転軸及び上記つまみと同軸位置に挿脱可能であり、挿着時に上記回転軸と上記つまみとを連動回転し得るように機械的に連結する温度ロックキーとを備え、
    上記温度ロックキーが上記本体から離脱された状態では上記回転軸と上記つまみとの連結が解除され、上記つまみの回転による上記設定温度の変更が禁止されることを特徴とするはんだ取扱用温度制御装置。
  2. 上記温度ロックキーは、軸方向一端側であって挿着時に露出する基端部と、他端側であって挿着時に上記つまみを含む本体側に没入する先端部とを備え、上記基端部と上記先端部とは互いに軸周りに回転自在とされ、上記回転軸と上記つまみとの連結が上記先端部においてなされることを特徴とする請求項1記載のはんだ取扱用温度制御装置。
  3. 上記先端部は、より先端側の第1先端部と、該第1先端部よりも基端部寄りの第2先端部とを含み、
    上記温度ロックキーの挿着時、上記第1先端部が上記回転軸に連結され、上記第2先端部が上記つまみに連結されることを特徴とする請求項1または2記載のはんだ取扱用温度制御装置。
  4. 上記回転軸と同軸上に、該回転軸と一体に設けられ、温度目盛が表示された目盛板を備え、
    上記目盛板は上記回転軸と一体回転することによって上記回転軸の回転角度に応じた設定温度を表示し、
    上記温度ロックキーの挿着時、上記第1先端部が上記目盛板を介して上記回転軸に連結されることを特徴とする請求項3記載のはんだ取扱用温度制御装置。
  5. 上記温度ロックキーの挿着時、上記回転軸又は上記目盛板と上記第1先端部とは、軸方向に延びる20条以上のスプライン溝によるスプライン嵌合によって互いに連結されることを特徴とする請求項3または4記載のはんだ取扱用温度制御装置。
  6. 上記温度ロックキーの挿着時、上記つまみと上記第2先端部とは、6角形ないし10角形断面形状での嵌め合いで嵌合することにより互いに連結されることを特徴とする請求項3乃至5の何れか1項に記載のはんだ取扱用温度制御装置。
  7. 上記回転軸と同軸上に、該回転軸と一体に設けられ、温度目盛が表示された目盛板と、
    上記はんだ取扱装置に設けられて被温度制御部の温度を検知する温度センサからのセンサ温度に係る情報を受取る制御回路とを備え、
    上記目盛板は上記回転軸と一体回転することによって上記回転軸の回転角度に応じた設定温度を表示するものであり、
    上記制御回路は上記目盛板が表示する上記設定温度と制御対象の実際の温度とのズレを補正するための校正モードを実行可能であり、
    上記校正モードにおいて操作される校正用スイッチを備え、
    上記制御回路は、上記校正モードにおいて、上記表示設定温度が所定の校正温度に合わせられた状態で上記校正用スイッチが操作されたときの制御上の設定温度と、上記実際の温度が上記校正温度に合致するように上記回転軸が回転されられた状態で上記校正用スイッチが操作されたときの制御上の設定温度との差をオフセット値として記憶するとともに、
    上記校正後の温度制御において、上記実際の温度が上記表示設定温度に近づくように上記オフセット値を参照して上記センサ温度を補正することを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載のはんだ取扱用温度制御装置。
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