JP2008192344A - 表示ユニット及びこの表示ユニットを備えた光ディスク装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】表示内容の表記方向の縦横の切り換えが可能な表示ユニット及びこの表示ユニットを備えた光ディスク装置を提供する
【解決手段】縦置きと横置きとが可能な電子機器に搭載される表示ユニットにおいて、表示ユニットは、表示手段と、この表示手段に電気的に接続されたフレキシブルプリント基板と、表示手段を内部に固定保持する表示手段ホルダと、電子機器の筐体とを備え、この筐体の前面壁には、円筒形状の孔部が設けられていて、表示手段ホルダは、孔部に回動可能に設置される。
【選択図】図3

Description

本発明は、電子機器に搭載される表示ユニットに関し、特に、縦置きと横置きが可能な電子機器に搭載される表示ユニットに関する。
従来から、水平面に垂直に置く縦置きと水平面に平行に置く横置きとの両方の置き方が可能な電子機器が製品化されている。例えば、DVD再生装置やゲーム機器の一種などである。このような、縦置きと横置きが可能な電子機器には、この電子機器の稼動状況や稼動内容を表示する表示手段を有するものがある。上述のDVD再生装置で言えば、再生時間などをカウンタ表示する蛍光表示管や液晶などである。
このような表示手段は、図9に示すように直方体形状の筐体を持つ光ディスク装置101において、この光ディスク装置101の前面壁102の長手方向を水平面103に平行に置く、すなわち横置きに置いた状態で、表示手段104に表記された表示内容が正常に視認可能なように、文字や数字が水平方向に横並びに配置された状態(表記方向105が水平な状態)で表示されている。
そして、この光ディスク装置101を縦置きにした場合、表示手段104に表示されていた文字や数字は、見た目上、横置き状態から縦置き状態に回転させた方向に90度回転した状態(表記方向105が水平面に対して垂直)になる。この状態では、ユーザが表示内容を認識することが困難である。
そこで、この表示手段の表示内容が電子制御によって制御されていることを利用して、縦置き状態と横置き状態とで表記方向を電子制御によって切り換えて表示する方法が用いられてきた。(例えば、特許文献1)
特開平7−326178号公報
しかしながら、上記の構成では、表記方向の切り換えのための新たな表示プログラムが必要となり、プログラムの複雑化を招いたり、高度な技術が要求されたりするという問題がある。
そこで本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、より簡易に表示内容の表記方向の縦横の切り換えが可能な表示ユニット及びこの表示ユニットを備えた光ディスク装置を提供することをその目的とする。
上記目的を達成するため、本発明による光ディスク装置は、表示ユニットが搭載された縦置きと横置きとが可能な光ディスク装置であって、表示ユニットは、蛍光表示管と、この蛍光表示管に電気的に接続されたフレキシブルプリント基板と、蛍光表示管を内部に固定保持する蛍光表示管ホルダと、光ディスク装置の筐体とを備え、この筐体の前面壁には、円筒形状の孔部が設けられ、蛍光表示管ホルダは、孔部に回動可能に設置されていて、蛍光表示管ホルダは、孔部の内周面に当接する第1部分と、孔部における筐体の前面に対向する面に当接する第2部分とを備え、また、蛍光表示管ホルダは、板バネ状の爪部を備え、この爪部は、孔部の内周面に付勢されて当接する第1当接部と、第1当接部から延長して設けられ、孔部から前面方向にはみ出て形成された摘まみ部とを備え、また、前面壁には、孔部の縁部分に形成された切り欠き部を備え、この切り欠き部は、当該光ディスク装置の横置き及び縦置き状態のそれぞれにおいて、蛍光表示管ホルダの回動中心から水平方向に設けられていて、爪部の位置は、この爪部が切り欠き部に係合可能な位置に一致したときに蛍光表示管の表示内容の表記方向が水平になるような位置に形成されていて、蛍光表示管ホルダを回動し、爪部の位置が、切り欠き部が設けられた位置と一致すると、爪部が孔部の径方向外向きに伸展して切り欠き部に係合し、蛍光表示管ホルダの回動方向の角度が固定される。
このような構成によると、光ディスク装置を縦置き又は横置きにした場合のそれぞれにおいて、蛍光表示管ホルダを回動することにより、表示内容の電子的制御プログラムの変更や追加などを必要とせず、蛍光表示管を所望の角度に調整することが可能になる。すなわち、表示内容の表示角度を自在に調整することが可能になる。また、切り欠き部が、当該光ディスク装置の横置き及び縦置き状態のそれぞれにおける蛍光表示管ホルダの回動中心から水平方向に設けられているため、縦置き又は横置き状態において表示内容の表示角度を容易に水平に調整及び固定することが可能になる。
上記目的を達成するため、本発明による表示ユニットは、縦置きと横置きとが可能な電子機器に搭載される表示ユニットであって、当該表示ユニットは、表示手段と、この表示手段に電気的に接続されたフレキシブルプリント基板と、表示手段を内部に固定保持する表示手段ホルダと、電子機器の筐体とを備え、筐体の前面壁には、円筒形状の孔部が設けられていて、表示手段ホルダは、孔部に回動可能に設置されている。
このような構成によると、表示手段ホルダを所望の角度に回動させることが可能になり、電子機器の設置角度によらず、表示内容の表記方向をユーザーの見やすい角度に調整することが可能になる。
またさらに、本発明による表示ユニットは、表示手段ホルダが、孔部の内周面に当接する第1部分と、孔部における筐体の前面に対向する面に当接する第2部分とを備えることが望ましい。
このような構成によると、表示手段ホルダの回動時及び回動前後において、表示手段ホルダの孔部に対する位置関係にずれや傾きが生じない。
またさらに、本発明による表示ユニットは、表示手段ホルダに形成された、板バネ状の爪部を備え、この爪部は、孔部の内周面に付勢されて当接する第1当接部と、この第1当接部から延長して設けられ、孔部から前面方向にはみ出て形成された摘まみ部とを備えることが望ましい。
このような構成によると、ユーザーが、摘まみ部を孔部の径方向内向きに押縮して摘まむことができ、表示手段ホルダの回動が容易になる。また、摘まみ部への押縮した力を抜くと、爪部が孔部の内周面に付勢された状態になるため、表示手段ホルダの角度が固定される。
またさらに、本発明による表示ユニットは、筐体の前面壁における孔部の縁部分に形成された、切り欠き部を備え、爪部の位置は、この爪部が切り欠き部に係合可能な位置に一致したときに蛍光表示管の表示内容の表記方向が水平になるような位置に形成されていて、表示手段ホルダを回動し、爪部の位置が、切り欠き部が設けられた位置と一致すると、爪部が伸展して切り欠き部に係合し、表示手段ホルダの回動方向の角度が固定されることが望ましい。
またさらに、切り欠き部が、電子機器の横置き及び縦置き状態において、表示手段ホルダの回動中心から水平方向に設けられることが望ましい。
このような構成によると、表示手段ホルダの角度が、表記方向が水平になるような位置に容易に調整することが可能になる。
またさらに、本発明による表示ユニットは、表示手段が蛍光表示管であってもよい。
上記目的を達成するために、本発明による表示ユニットは、縦置きと横置きとが可能な光ディスク装置に搭載される表示ユニットであって、当該表示ユニットは、表示手段と、表示手段に電気的に接続されたフレキシブルプリント基板と、光ディスク装置の筐体と、この筐体に形成された、環状のガイド溝と、このガイド溝の径方向内側に形成された、円筒形状の孔部と、この孔部に回動可能に設置され、表示手段を内部に固定保持する表示手段ホルダと、この表示手段ホルダに形成され、ガイド溝によって付勢されて係合する屈折部を有する、板バネ状の爪部と、ガイド溝の径方向外向きに形成された切り欠き部とを備え、表示手段ホルダを回動し、爪部の位置が、切り欠き部の設けられた位置と一致すると、爪部が伸展して切り欠き部に係合し、表示手段ホルダの回動方向の角度が固定される。
このような構成によると、屈折部がガイド溝に係合しながら表示手段ホルダを回動させることが可能であり、爪部が切り欠き部に一致する位置に回動させると、爪部が伸展して切り欠き部に嵌まるため、表示ホルダの角度決めが容易になる。
本発明の表示ユニットによれば、電子機器を縦置き状態と横置き状態のいずれの状態に置いた場合でも、容易に表示内容の表記方向角度をユーザーが認識しやすい方向に変更することが可能になる。
以下に、本発明の実施形態について図面を参照しながら詳述する。先ず、本発明の第1実施形態である光ディスク装置について説明する。図1は本実施形態の光ディスク装置の外観を示す斜視図である。図2は本実施形態における筐体の外観を示す斜視図である。図3は本実施形態における表示ユニットの断面図である。図4は蛍光表示管とフレキシブルプリント基板の外観を示す斜視図である。図5はフレキシブルプリント基板を示す平面図である。なお、各図中で同じ名称で同じ機能を果たす部分には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。後述する第2実施形態においても同様とする。
図1に示すように、本実施形態の光ディスク装置1は、直方体形状の筐体2と、光ディスクを挿入するトレイ部3と、操作ボタン4と、表示部5とを備えている。
筐体2は、この光ディスク装置1の本体の外形を形成し、一般的には、この筐体2の前面壁6の長手方向が水平面と平行になるように据え置くことが多く、本実施形態ではこの状態を横置き状態と記述する。また、筐体2の前面壁6長手方向が水平面に対し垂直になるように据え置く状態を縦置き状態と記述する。
また、筐体2は、前面壁6側にトレイ部3、操作ボタン4、表示部5などが設置されている。
トレイ部3は、DVDやCDなどの光ディスクを挿入するために設けられていて、筐体2から前面にスライドし、光ディスクを乗せた状態で、筐体2にスライド挿入される。トレイ部3に乗せられた状態で挿入された光ディスクは、装置本体内部のスピンドルモータ(図示しない)によって回転させられ、光ピックアップ(図示しない)によって、記録情報の読み書きが行われる。
操作ボタン4は、この光ディスク装置1の操作を司るためのボタンであり、例えば再生ボタン、停止ボタン、録画ボタンなどが配置されている。
そして、図2に示すように、筐体2の表示部5が設置される部分には、円筒形状の孔部7が設けられていて、この孔部7の内部に表示部5が回動可能に設置される。なお、図3に示すように、本書では、この表示部5の回動における回動中心線Aに向かう方向を径方向内向きと記述し、その反対方向を径方向外向きと記述する。
表示部5は、表示手段としての蛍光表示管8(以下、VFD8と記述する場合がある)と、VFD8を固定保持するVFDホルダ9と、VFD8を保護するガラス窓10とを備える。
VFD8は、表示面11と、複数の端子ピン12を有していて、表示面11はこの光ディスク装置1の前面方向を向いて設置され、端子ピン12はこのVFD8の底面から下方に向かって延びている。
また、表示面11には、この光ディスク装置1の稼動状況や、時刻などを示す表示内容がマイコンから送信された情報をもとに表示される。例えば、光ディスクの再生状態、停止状態、録画状態、または、早送り状態などの状態表示のほか、再生時間や時刻などが同時に表示される。これらの表示方法としては、所定のマークによるものと数字によって表示する方法とがある。図4には、模式的に4桁の数字をデジタル表記した状態を示してある。なお、この4桁の数字が並ぶ方向を表記方向(矢印B)と記述する。
端子ピン12は、VFD8の表示内容を制御する電気的信号や電力を伝達する端子である。したがって、端子ピン12は、VFD8を制御するマイコンにフレキシブルプリント基板13(以下、FPC13と記述する場合がある)を介して電気的に接続されている。
FPC13は、電気伝導性の高い金属の配線パターンが、柔軟性の高い絶縁性基材上に形成されている。したがって、空間的自由度が高く、ねじれた状態や撓んだ状態でも配線としての役割を担うことが可能である。図5に示すように、本実施形態のFPC13は、端子ピン12に接続される領域14のみが幅広に形成されていて、その他の領域は比較的細く形成されている。また、FPC13の長さは、後述する表示部5の回転による端子ピン12の位置変化によって、端子ピン12からマイコン(図示しない)との空間的位置関係が変化しても、端子ピン12及びマイコンとの接続部に応力がかからない程度の長さがあれば良い。このようにすると、VFD8とマイコンとの両者間の電気的接続を維持することが可能になる。
VFDホルダ9は、VFD8を内部に固定保持する。このため、VFDホルダ9の内部にはVFD8が嵌合する凹部15が設けられていて、さらにその凹部15から背面方向に貫通孔(図示しない)が設けられている。この貫通孔は、VFD8に設けられた端子ピン12に接続されたFPC13を、筐体内部へ通すための貫通孔である。したがって、この貫通孔の厚さはFPC13が通る厚さであれば十分であるため数ミリ程度でよく、幅はFPC13が遊通する程度でよい。
また、VFDホルダ9の外形は、円筒形状を成していて、その外周面に、筐体2に設けられた孔部7の内周面に当接する第1部分16を有している。この第1部分16は、VFDホルダが回動しても常に孔部7の内周面に当接している。またさらに、VFDホルダ9は、孔部7における筐体2の前面に対向する面17に当接する第2部分18を有している。これらの第1部分16と第2部分18とが、このVFDホルダ9が回動しても常に孔部7の内面に当接していることにより、回動時及び回動前後におけるVFDホルダ9の位置ずれや傾きが生じることがない。ここで、この第1部分16と第2部分18が、孔部7の内面と、VFDホルダ9の回動時においては摺動することとなるが、それぞれの面は滑らかであるため、回動を妨げるような摩擦を有するものではない。
また、VFDホルダ9は、外周面の一部に係止部19を備えている。この係止部19は、孔部7に形成された被係止部20に係止され、VFDホルダを孔部7に設置した後に、この孔部7から抜けないようにするために設けられたものである。係止部19は、VFDホルダ9の径方向に弾性を有し、VFDホルダ9を孔部7に嵌め込む際には、係止部19が孔部7の内周面に付勢されて径方向内向きに湾曲した状態で挿入され、被係止部20に達した時点で元にもどり係止される。(図6参照)
またさらに、VFDホルダ9は、外周面の一部に板バネ状の爪部21が回動中心を中心に対向して二つ備えられている。(ここで、図3においては、比較のため、爪部21aは伸展して後述の切り欠き部25に嵌まり合った状態を示し、爪部21bは孔部7の内周面に付勢されている状態を示している。しかしながら、本実施形態において実際には、爪部21aが切り欠き部25に嵌まり合った状態では、回動中心に対して反対側の爪部21bも切り欠き部25に嵌まり合う。)爪部21は、孔部7の内周面によって径方向内向きに付勢されていて、その内周面に当接する当接部22を有している。また、この爪部21の先端部分は孔部7から筐体2の前面方向にはみ出た状態で形成される摘まみ部23が当接部22から延長してそれぞれ設けられている。この二つの摘まみ部23はユーザーにとって、このVFDホルダ9を摘まむ手段となり、二つの摘まみ部23、23を一対の摘まみとして径方向内向きに摘まんでVFDホルダ9を回動させる。
一方、筐体2の前面壁6と孔部7の内周面との境界部分である縁部分24には、径方向外向きに切り欠き部25、26が形成されている。この切り欠き部25、26に上述の爪部21が伸展して嵌まり合い、VFDホルダ9の角度が固定される。この切り欠き部25、26は図7に示すように2箇所づつ(計4箇所)形成されていて、形成位置は、それぞれ、当該光ディスク装置1を縦置き及び横置きにした場合に、切り欠き部25、又は、切り欠き部26に爪部21が嵌まり合った状態でVFD8の表示内容の表記方向が水平になるような位置に形成される。
すなわち、図7の矢印BはVFD8の表記方向を示していて、また、矢印Cは筐体2を横置きにした時の水平線と平行であり、また、矢印Dは筐体2を縦置きにした時の水平線と平行である。矢印Bが矢印Cと平行になる場合において、爪部21が嵌まり合う位置に切り欠き部25が形成されている。一方、筐体2を縦置きにした場合、矢印Bと矢印Dとを平行にすると、爪部21が切り欠き部26と嵌まり合う。
このような構成にすると、当該光ディスク装置1を縦置きまたは横置きにした場合において、VFD8に表示される表示内容を容易且つ確実に水平になるように位置決めすることが可能になり、またさらに、爪部21が嵌まることにより、回動方向に対して係止されることになるため、その水平位置を保つことが可能になる。
このように形成された光ディスク装置1は、横置き状態のときは、爪部21を切り欠き部25に嵌まり合う位置にVFDホルダ9を固定して使用する。また、縦置き状態のときは、摘まみ部23を摘まんでVFDホルダ9を回動し、爪部21を切り欠き部26に嵌まり合う位置に固定して使用する。このようにすると、縦置き状態又は横置き状態のそれぞれの状態において、表示内容が水平に表示され、ユーザーが見やすい状態となる。
次に、本発明の第2実施形態について、図8を参照しながら説明する。本第2実施形態の特徴は、第1実施形態における孔部7の径方向外側に、爪部21が有する屈折部27が嵌まる環状のガイド溝28を形成した点にある。
これは、領域29で示す部分の形状設計に自由度を持たすためである。つまり、屈折部27がガイド溝28に付勢されて嵌まりあっているため、回動時及び回動前後におけるVFDホルダ9の孔部7に対する位置関係がずれたり傾きが生じたりすることがない。したがって、第1実施形態における第1部分16と第2部分18とを特別に設ける必要がなくなる。
また、環状のガイド溝28の径方向外向きに切り欠き部25、26が設けられていて、第1実施形態と同様に、この切り欠き部25、又は切り欠き部26に爪部21が伸展して嵌まり合い、VFDホルダ9の角度決めが容易になる。
本発明の第1実施形態である光ディスク装置の外観を示す斜視図である。 本実施形態における筐体の外観を示す斜視図である。 本実施形態における表示ユニットの断面図である。 本実施形態における蛍光表示管とフレキシブルプリント基板の外観を示す斜視図である。 本実施形態におけるフレキシブルプリント基板を示す平面図である。 本実施形態における係止部の嵌め込み方法を示す模式図である。 本実施形態における切り欠き部の位置を示す模式図である。 本発明の第2実施形態における表示ユニットの断面図である。 従来の光ディスク装置の外観を示す斜視図である。
符号の説明
1 光ディスク装置
2 筐体
5 表示部
6 前面壁
7 孔部
8 蛍光表示管(VFD)
9 VFDホルダ
11 表示面
13 フレキシブルプリント基板(FPC)
19 係止部
20 被係止部
21 爪部
23 摘まみ部
25 切り欠き部
26 切り欠き部
27 屈折部
28 ガイド溝

Claims (10)

  1. 表示ユニットが搭載された縦置きと横置きとが可能な光ディスク装置において、
    前記表示ユニットは、
    蛍光表示管と、
    前記蛍光表示管に電気的に接続されたフレキシブルプリント基板と、
    前記蛍光表示管を内部に固定保持する蛍光表示管ホルダと、
    前記光ディスク装置の筐体と、
    を備え、
    前記筐体の前面壁には、円筒形状の孔部が設けられ、
    前記蛍光表示管ホルダは、前記孔部に回動可能に設置されていて、
    前記蛍光表示管ホルダは、前記孔部の内周面に当接する第1部分と、前記孔部における前記筐体の前面に対向する面に当接する第2部分とを備え、
    また、前記蛍光表示管ホルダは、板バネ状の爪部を備え、
    この爪部は、前記孔部の内周面に付勢されて当接する第1当接部と、
    前記第1当接部から延長して設けられ、前記孔部から前面方向にはみ出て形成された摘まみ部と、
    を備え、
    また、前記前面壁には、前記孔部の縁部分に形成された切り欠き部を備え、
    この切り欠き部は、前記光ディスク装置の横置き及び縦置き状態のそれぞれにおいて、前記蛍光表示管ホルダの回動中心から水平方向に設けられていて、
    前記爪部の位置は、この爪部が前記切り欠き部に係合可能な位置に一致したときに前記蛍光表示管の表示内容の表記方向が水平になるような位置に形成されていて、
    前記蛍光表示管ホルダを回動し、前記爪部の位置が、前記切り欠き部が設けられた位置と一致すると、前記爪部が、前記孔部の径方向外向きに伸展して前記切り欠き部に係合し、前記蛍光表示管ホルダの回動方向の角度が固定されることを特徴とする光ディスク装置。
  2. 縦置きと横置きとが可能な電子機器に搭載される表示ユニットにおいて、
    前記表示ユニットは、
    表示手段と、
    前記表示手段に電気的に接続されたフレキシブルプリント基板と、
    前記表示手段を内部に固定保持する表示手段ホルダと、
    前記電子機器の筐体と、
    を備え、
    前記筐体の前面壁には、円筒形状の孔部が設けられていて、
    前記表示手段ホルダは、前記孔部に回動可能に設置されることを特徴とする表示ユニット。
  3. 前記表示手段ホルダは、前記孔部の内周面に当接する第1部分と、前記孔部における前記筐体の前面に対向する面に当接する第2部分とを備えることを特徴とする請求項2に記載の表示ユニット。
  4. 前記表示ユニットは、
    前記表示手段ホルダに形成された、板バネ状の爪部を備え、
    前記爪部は、前記孔部の内周面に付勢されて当接する第1当接部と、
    前記第1当接部から延長して設けられ、前記孔部から前面方向にはみ出て形成された摘まみ部と、
    を備えることを特徴とする請求項2または3に記載の表示ユニット。
  5. 前記表示ユニットは、
    前記前面壁における前記孔部の縁部分に形成された、切り欠き部を備え、
    前記爪部の位置は、この爪部が前記切り欠き部に係合可能な位置に一致したときに前記蛍光表示管の表示内容の表記方向が水平になるような位置に形成されていて、
    前記表示手段ホルダを回動し、前記爪部の位置が、前記切り欠き部が設けられた位置と一致すると、前記爪部が伸展して前記切り欠き部に係合し、前記表示手段ホルダの回動方向の角度が固定されることを特徴とする請求項4に記載の表示ユニット。
  6. 前記切り欠き部が、前記電子機器の横置き及び縦置き状態のそれぞれにおいて、前記表示手段ホルダの回動中心から水平方向に設けられることを特徴とする請求項5に記載の表示ユニット。
  7. 前記表示手段は蛍光表示管であることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の表示ユニット。
  8. 縦置きと横置きとが可能な光ディスク装置に搭載される表示ユニットにおいて、
    前記表示ユニットは、
    表示手段と、
    前記表示手段に電気的に接続されたフレキシブルプリント基板と、
    前記光ディスク装置の筐体と、
    前記筐体に形成された、環状のガイド溝と、
    前記ガイド溝の径方向内側に形成された、円筒形状の孔部と、
    前記孔部に回動可能に設置され、前記表示手段を内部に固定保持する表示手段ホルダと、
    前記表示手段ホルダに形成された、前記ガイド溝によって付勢されて係合する屈折部を有する、板バネ状の爪部と、
    前記ガイド溝の径方向外向きに形成された切り欠き部と、
    を備え、
    前記表示手段ホルダを回動し、前記爪部の位置が、前記切り欠き部が設けられた位置と一致すると、前記爪部が伸展して前記切り欠き部に係合し、前記表示手段ホルダの回動方向の角度が固定されることを特徴とする表示ユニット。
  9. 前記切り欠きとが、前記光ディスク装置の横置き及び縦置き状態において、前記表示手段ホルダの回動中心から水平方向に設けられていて、
    前記爪部の位置は前記切り欠き部に係合可能な位置に一致したときに前記蛍光表示管の表示内容が水平になるような位置に形成されていることを特徴とする請求項8に記載の表示ユニット。
  10. 前記表示手段は蛍光表示管であることを特徴とする請求項8または9に記載の表示ユニット。
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