JPH0421649Y2 - - Google Patents

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JPH0421649Y2
JPH0421649Y2 JP1987098890U JP9889087U JPH0421649Y2 JP H0421649 Y2 JPH0421649 Y2 JP H0421649Y2 JP 1987098890 U JP1987098890 U JP 1987098890U JP 9889087 U JP9889087 U JP 9889087U JP H0421649 Y2 JPH0421649 Y2 JP H0421649Y2
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JP
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soldering
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  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案はハンダ付け作業装置に関するもので
ある。
(従来の技術) 例えば、IC等の電子部品の組立作業は流れ作
業により行われ、該作業工程の一部にはハンダ付
け作業も含まれている。
該ハンダ付け作業はハンダ付け作業装置により
手動により行われるが、該装置にはハンダこての
こて先部の加熱温度を調節するための温度設定部
を備えており、作業対象に応じて上記加熱温度変
化させることができるようにされている。
しかして、この加熱温度の調整は、作業者が上
記温度設定部の調整つまみ等を手動で操作するこ
とにより、自由に行なうことができる構造とされ
ていた。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、このような構造では以下に述べ
るような不具合があり、その、改良が要望されて
いた。
すなわち、ハンダこてのこて先部の加熱温度を
上昇させることにより、作業スピードを上げるこ
とができ、作業能率を向上させることができる反
面、ハンダ付けされるべき電子部品等には、その
品質を一定に保持するため、個々に最適な加熱温
度が規定されており、上記加熱温度は部品毎に一
定値に維持される必要がある。
ところが、上記のように作業者が自由にハンダ
こてのこて先部の加熱温度を設定変更できる構造
とされているため、作業が遅れたときなどには作
業者が作業スピードを上るために、上記加熱温度
を独断で上昇させることがあり、これがため、製
品の品質にバラツキを生じたり、品質の劣化を招
くという問題を生じてしまう等の不具合がある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、かかる従来の問題点に鑑みてなされ
たものであつて、本考案のハンダ付け作業装置
は、ハンダこてのこて先温度の設定値を調節可能
とされたハンダ付け作業装置において、こて先温
度の設定値を変更させる設定部がハンダ付け作業
部と別体とされ、該設定部は特定の温度設定者を
識別する設定者識別部と該設定者識別部からの温
度設定許容信号を受け取り、前記こて先温度設定
値を設定する温度設定部とからなり、上記ハンダ
付け作業部は、温度設定で設定された設定値を記
憶する設定記憶部と、ハンダこてのこて先温度検
知する温度検知部と、該温度検知部で検知された
検知温度および前記設定値記憶部に記憶された設
定値を比較する比較部と、該比較部の比較結果に
基づいて、制御信号を出力する温度制御部と、該
温度制御部からの制御信号によりハンダこてのこ
て先を加熱する加熱部とからなることを特徴とす
る。
なお、前記設定者識別部は、キースイツチ、キ
ースイツチと暗証番号、キースイツチと識別カー
ドあるいは識別カードと暗証番号などが入力手段
として適用される。
(作用) 本考案のハンダ付け作業装置において、ハンダ
こてのこて先加熱温度を設定するに際しては、特
定の温度設定者のみが所有している設定部によつ
てのみ温度設定を行なうことができる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
実施例 1 本考案に係るハンダ付け作業装置を第1図に示
す。該装置は、設定部Aとハンダ付け部Bとに分
かれており、ハンダ付け部Bは、装置本体1と、
装置本体1に連結されたハンダこて2とを備え
る。
装置本体1には、メインスイツチ3、おんど表
示部6が設けられている。
設定部Aには、温度設定用キースイツチ4、温
度設定用テンキー5が設けられている。
温度設定用キースイツチ4は、上記温度設定用
テンキー5を作動させるためのもので、該キース
イツチ4のキー穴には、特定の温度設定者が所有
するスイツチキー(図示省略)のみが挿入操作可
能とされている。
温度設定用テンキー5はハンダこてのこて先2
aの加熱温度を設定操作するためのもので、上記
温度設定用キースイツチ4が入れられたときのみ
操作可能とされている。
上記表示部6は上記温度設定用テンキー5によ
り設定記憶されている設定温度によつて上記ハン
ダこてのこて先2aの加熱温度を表示するもので
ある。
次に、上記ハンダ付け作業装置の制御回路を第
2図の温度制御ブロツク図により説明する。
ハンダ付け作業装置の制御回路は、設定部A,
コントロール部B1、およびハンダこて部B2から
構成されている。コントロール部B1とハンダこ
て部B2とによつてハンダ付け部Bが構成される。
設定部Aは、設定者識別部10と温度設定部1
1からなる。設定者識別部10は特定の温度設定
者を識別するためのもので、上記温度設定用キー
スイツチ4がオン操作されると、温度設定許容信
号を出力する。また、該温度設定許容信号が出力
されると、これを上記温度設定部11が受け取
り、ハンダこて2のこて先2aの温度設定が可能
となる。この温度設定は上記温度設定用テンキー
5を打鍵操作することにより行われる。
コントロール部B1は、設定値記憶部12、比
較部13に、温度制御部14および表示部15か
らなる。設定値記憶部12は上記温度設定部11
で設定された設定値(こて先加熱温度)を記憶す
るためのもので、この記憶されたこて先加熱温度
は比較部13へ送られる一方、表示部15へ送ら
れる。上記比較部13は、上記こて先加熱温度
と、後述する温度検知部17で検知されたハンダ
こて2のこて先2aの温度(こて先温度)とを比
較する。温度制御部14は該比較結果に応じた制
御信号を出力する。また、上記表示部15は設定
値記憶部12に記憶されたこて先加熱温度を上記
表示窓6に表示する。
ハンダこて部B2は、加熱部16と上記温度検
知部17からなる。加熱部16は上記温度制御部
14からの制御信号を受け取り、これに従つてハ
ンダこて2のこて先2aを加熱する。また、上記
温度検知部17は、加熱部16により加熱された
上記こて先2aの温度(こて先温度)を検知し、
この検知されたこて先温度は前述したようにコン
トロール部B1の比較部13および表示部15へ
送られる。
しかして、以上のように構成されたハンダ付け
作業装置において、ハンダこて2のこて先加熱温
度の設定は特定人のみが行えることになる。
すなわち、上記特定人はメインスイツチ3をオ
ンにした状態で、スイツチキーを温度設定用キー
スイツチ4のキー穴に差し込んで操作すると、温
度設定部11が操作可能となる。続いて、温度設
定用キー5を打鍵操作して、ハンダ付け作業すべ
き部品、例えばIC等の電子部品に規定されたこ
て先加熱温度を入力すると、この設定値が設定値
記憶部12に記憶される。こて先加熱温度の設定
操作が完了したら、上記スイツチキーを温度設定
用キースイツチ4から引き抜くと、もはやこて先
加熱温度の変更は不可能な状態になる。こて先加
熱温度の変更するには、再び上記スイツチキーに
より前記操作を行えばよい。
なお、図示例においては、設定者識別部10の
入力手段としてキースイツチ4が使用されている
が、この他、キースイツチと暗証番号、キースイ
ツチと識別カードあるいは識別カードと暗証番号
などを採用して、二重チエツクできる構造として
も良い。
また、温度設定用テンキー5に代えて、温度設
定用つまみを採用しても良い。
実施例 2 本例は第3図に示し、設定部Aを装置本体1か
ら分離すると共に、遠隔操作が可能な構造とされ
たものである。
すなわち、上記設定部Aは操作パネル等に組み
込まれるとともに、送信部18を備え、一方、装
置本体1のコントロール部B1に受信部19が設
けられてなる。
しかして、温度設定部11で設定されたこて先
加熱温度は、上記送信部18から受信部19を介
して設定値記憶部12へ送られる。
その他の構造および作用は実施例1と同様であ
る。
(考案の効果) 以上詳述したように、本考案によれば、温度設
定部を備える一方、特定の温度設定者を識別する
設定者識別部が設けられているから、以下に列挙
するような効果が得られ、実用上きわめて有利で
ある。
(1) 温度設定部を備えているから、ハンダこての
こて先加熱温度をハンダ付けするべき種々の部
品に対応して設定変更することができ、汎用性
に優れる。
(2) こて先温度の設定値を変更させる設定部が、
ハンダ付け作業部と別体とされているから、専
門技術者等の特定人のみに上記温度設定部の操
作を可能とさせることができ、特定人以外の者
がこて先加熱温度を設定変更するのを防止する
ことができ、これにより、こて先加熱温度を、
作業対象である部品に最適な温度に維持して、
製品の品質のバラツキや劣化を有効に防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案考案に係る一実施例であるハンダ
こて装置を示す概略図、第2図は同装置の温度制
御回路を示すブロツク図、第3図は他の実施例の
第2図に対応するブロツク図である。 2……ハンダこて、2a……こて先、4……温
度設定用キースイツチ、5……温度設定用テンキ
ー、10……設定者識別部、11……温度設定
部、12……設定値記憶部、13……比較部、1
4……温度制御部、16……加熱部、17……温
度検知部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ハンダこてのこて先温度の設定値を調節可能と
    された ハンダ付け作業装置において、 該ハンダ付け作業装置は、こて先温度の設定値
    を変更させる設定部と、該設定部とは別体とされ
    るハンダ付け作業部とからなり、 設定部が、特定の温度設定者を識別する設定者
    識別部と、 該設定者識別部からの温度設定許容信号を受け
    取り、前記こて先温度設定値を設定する温度設定
    部とからなり、 ハンダ付け作業部が、温度設定部で設定された
    設定値を記憶する設定値記憶部と、 ハンダこてのこて先温度を検知する温度検知部
    と、 該温度検知部で検知された検知温度および前記
    設定値記憶部に記憶された設定値を比較する比較
    部と、 該比較部の比較結果に基づいて、制御信号を出
    力する温度制御部と、 該温度制御部からの制御信号によりハンダこて
    のこて先を加熱する加熱部とからなることを特徴
    とする ハンダ付け作業装置。
JP1987098890U 1987-06-27 1987-06-27 Expired JPH0421649Y2 (ja)

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JP1987098890U JPH0421649Y2 (ja) 1987-06-27 1987-06-27

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JP1987098890U JPH0421649Y2 (ja) 1987-06-27 1987-06-27

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JPS645772U JPS645772U (ja) 1989-01-13
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JP6423597B2 (ja) * 2014-02-28 2018-11-14 白光株式会社 制御ユニット、管理装置及び給電制御装置

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