JPWO2008136092A1 - スライドドア装置 - Google Patents
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Abstract
スライドドア装置においては、低速ドアと、低速ドアよりも高速で開閉動作する高速ドアとにより出入口が開閉される。投光部は、高速ドア前面に設けられ、斜め上方へ光を出射する。出入口枠の上部には、投光部から出射された光を受光する受光部が設けられている。判定部は、受光部での受光量に基づいて、低速ドア戸当たり側端部付近の障害物の有無を判定する。
Description
この発明は、例えばエレベータの乗場ドア装置やかごドア装置等に用いられるスライドドア装置に関するものである。
従来のエレベータ装置では、低速ドアの端面の下部に反射器が設けられている。また、低速ドアの上端近傍には、端面から突出して発光器及び受光器が設けられている(例えば、特許文献1参照)。
しかし、通常のエレベータのスライドドア装置では、ドアと縦枠との間に乗客や荷物が挟まれるのを防止するため、低速ドアではなく、高速ドアにドアシューやマルチビームセンサが搭載されているので、上記のように低速ドアに発光器及び受光器を搭載すると、低速ドアとドア制御部(ドアステーション)との間に新たな配線経路を追加する必要があり、コストが高くなるとともに、断線や故障の発生確率が上昇する。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、低速ドアへの配線を追加することなく、低速ドア戸当たり側端部付近の障害物を検出することができるスライドドア装置を得ることを目的とする。
この発明によるスライドドア装置は、低速ドア前面、低速ドア背面、低速ドア戸袋側端部、及び低速ドア戸当たり側端部を有する低速ドアと、低速ドア背面に対向する高速ドア前面、高速ドア背面、高速ドア戸袋側端部、及び高速ドア戸当たり側端部を有し、低速ドアよりも高速で開閉動作することにより、全戸閉時には低速ドアよりも戸当たり部側に配置され、全戸開時には低速ドアに重ねられる高速ドアと、高速ドア前面に設けられ、斜め上方へ光を出射する投光部と、出入口枠の上部に設けられ、投光部から出射された光を受光する受光部と、受光部での受光量に基づいて、低速ドア戸当たり側端部付近の障害物の有無を判定する判定部とを備えている。
また、この発明によるスライドドア装置は、低速ドア前面、低速ドア背面、低速ドア戸袋側端部、及び低速ドア戸当たり側端部を有する低速ドアと、低速ドア背面に対向する高速ドア前面、高速ドア背面、高速ドア戸袋側端部、及び高速ドア戸当たり側端部を有し、低速ドアよりも高速で開閉動作することにより、全戸閉時には低速ドアよりも戸当たり部側に配置され、全戸開時には低速ドアに重ねられる高速ドアと、高速ドア戸袋側端部に設けられ、斜め上方へ光を出射する投光部と、低速ドア戸当たり側端部に設けられ、投光部から出射された光を斜め上方へ反射する反射部材と、出入口枠の上部に設けられ、反射部材により反射された光を受光する受光部と、受光部での受光量に基づいて、低速ドア戸当たり側端部付近の障害物の有無を判定する判定部とを備えている。
また、この発明によるスライドドア装置は、低速ドア前面、低速ドア背面、低速ドア戸袋側端部、及び低速ドア戸当たり側端部を有する低速ドアと、低速ドア背面に対向する高速ドア前面、高速ドア背面、高速ドア戸袋側端部、及び高速ドア戸当たり側端部を有し、低速ドアよりも高速で開閉動作することにより、全戸閉時には低速ドアよりも戸当たり部側に配置され、全戸開時には低速ドアに重ねられる高速ドアと、出入口枠の戸当たり部に設けられ、水平方向へ光を出射する投光部と、低速ドア戸当たり側端部に設けられ、投光部から出射された光を斜め上方へ反射する第1の反射部材と、低速ドアに搭載されているとともに、第1の反射部材よりも上方に配置されており、第1の反射部材により反射された光を水平方向へ反射する第2の反射部材と、出入口枠の投光部の上方に設けられ、第2の反射部材により反射された光を受光する受光部と、受光部での受光量に基づいて、低速ドア戸当たり側端部付近の障害物の有無を判定する判定部とを備えている。
また、この発明によるスライドドア装置は、低速ドア前面、低速ドア背面、低速ドア戸袋側端部、及び低速ドア戸当たり側端部を有する低速ドアと、低速ドア背面に対向する高速ドア前面、高速ドア背面、高速ドア戸袋側端部、及び高速ドア戸当たり側端部を有し、低速ドアよりも高速で開閉動作することにより、全戸閉時には低速ドアよりも戸当たり部側に配置され、全戸開時には低速ドアに重ねられる高速ドアと、低速ドア戸当たり側端部に設けられ、斜め上方へ光を出射する投光部と、低速ドアに搭載され、投光部に電力を供給する蓄電部と、低速ドアの近傍に配置され、蓄電部に非接触で電力を供給する給電部と、出入口枠の上部に設けられ、投光部から出射された光を受光する受光部と、受光部での受光量に基づいて、低速ドア戸当たり側端部付近の障害物の有無を判定する判定部とを備えている。
また、この発明によるスライドドア装置は、低速ドア前面、低速ドア背面、低速ドア戸袋側端部、及び低速ドア戸当たり側端部を有する低速ドアと、低速ドア背面に対向する高速ドア前面、高速ドア背面、高速ドア戸袋側端部、及び高速ドア戸当たり側端部を有し、低速ドアよりも高速で開閉動作することにより、全戸閉時には低速ドアよりも戸当たり部側に配置され、全戸開時には低速ドアに重ねられる高速ドアと、高速ドア戸袋側端部に設けられ、斜め上方へ光を出射する投光部と、低速ドア戸当たり側端部に設けられ、投光部から出射された光を斜め上方へ反射する反射部材と、出入口枠の上部に設けられ、反射部材により反射された光を受光する受光部と、受光部での受光量に基づいて、低速ドア戸当たり側端部付近の障害物の有無を判定する判定部とを備えている。
また、この発明によるスライドドア装置は、低速ドア前面、低速ドア背面、低速ドア戸袋側端部、及び低速ドア戸当たり側端部を有する低速ドアと、低速ドア背面に対向する高速ドア前面、高速ドア背面、高速ドア戸袋側端部、及び高速ドア戸当たり側端部を有し、低速ドアよりも高速で開閉動作することにより、全戸閉時には低速ドアよりも戸当たり部側に配置され、全戸開時には低速ドアに重ねられる高速ドアと、出入口枠の戸当たり部に設けられ、水平方向へ光を出射する投光部と、低速ドア戸当たり側端部に設けられ、投光部から出射された光を斜め上方へ反射する第1の反射部材と、低速ドアに搭載されているとともに、第1の反射部材よりも上方に配置されており、第1の反射部材により反射された光を水平方向へ反射する第2の反射部材と、出入口枠の投光部の上方に設けられ、第2の反射部材により反射された光を受光する受光部と、受光部での受光量に基づいて、低速ドア戸当たり側端部付近の障害物の有無を判定する判定部とを備えている。
また、この発明によるスライドドア装置は、低速ドア前面、低速ドア背面、低速ドア戸袋側端部、及び低速ドア戸当たり側端部を有する低速ドアと、低速ドア背面に対向する高速ドア前面、高速ドア背面、高速ドア戸袋側端部、及び高速ドア戸当たり側端部を有し、低速ドアよりも高速で開閉動作することにより、全戸閉時には低速ドアよりも戸当たり部側に配置され、全戸開時には低速ドアに重ねられる高速ドアと、低速ドア戸当たり側端部に設けられ、斜め上方へ光を出射する投光部と、低速ドアに搭載され、投光部に電力を供給する蓄電部と、低速ドアの近傍に配置され、蓄電部に非接触で電力を供給する給電部と、出入口枠の上部に設けられ、投光部から出射された光を受光する受光部と、受光部での受光量に基づいて、低速ドア戸当たり側端部付近の障害物の有無を判定する判定部とを備えている。
以下、この発明の好適な実施の形態について図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるエレベータのスライドドア装置(2Sドア装置)を示す正面図、図2は図1のスライドドア装置を示す平面図である。図において、かごと乗場との間の出入口1の左右及び上部には、出入口枠2が固定されている。出入口枠2は、戸当たり側縦柱3、戸袋側縦柱4及び上枠5を有している。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるエレベータのスライドドア装置(2Sドア装置)を示す正面図、図2は図1のスライドドア装置を示す平面図である。図において、かごと乗場との間の出入口1の左右及び上部には、出入口枠2が固定されている。出入口枠2は、戸当たり側縦柱3、戸袋側縦柱4及び上枠5を有している。
出入口1は、低速ドア6及び高速ドア7により開閉される。低速ドア6及び高速ドア7は、開閉時に互いに同方向へ移動される。また、高速ドア7は、開閉時に、低速ドア6よりも長い距離を高速で移動される。これにより、高速ドア7は、全戸閉時には低速ドア6よりも戸当たり側縦柱3の戸当たり部3a側に配置され、全戸開時には戸袋内で低速ドア6に重ねられる。
低速ドア6は、低速ドア前面6a、低速ドア背面6b、低速ドア戸袋側端部6c、及び低速ドア戸当たり側端部6dを有している。高速ドア7は、低速ドア背面6bに対向する高速ドア前面7a、高速ドア背面7b、高速ドア戸袋側端部7c、及び高速ドア戸当たり側端部7dを有している。高速ドア戸当たり側端部7dは、全戸閉時に戸当たり部3aに当接する。
高速ドア前面7aの下部の高速ドア戸袋側端部7c近傍には、斜め上方へ光を出射する投光部8が設けられている。投光部8としては、例えば発光ダイオード、半導体レーザ又はランプ等が用いられている。また、投光部8には、高速ドア7に搭載されたドアシュー検出スイッチ又はマルチビームセンサへの配線経路を利用して電力が供給される。
出入口枠2の上部、即ち上枠5には、投光部8から出射された光を受光する受光部9が設けられている。受光部9としては、例えばフォトダイオード、光電子増倍管又は画像素子等が用いられている。
受光部9には、判定部10が接続されている。判定部10は、受光部9での受光量に基づいて、低速ドア戸当たり側端部6d付近の障害物の有無を判定する。具体的には、判定部10は、受光部9での受光量が所定値以下になった場合に、手、指、荷物及び衣服等の障害物が低速ドア6と高速ドア7との間の隙間近傍に存在すると判定する。
判定部10により障害物が検出されると、低速ドア6及び高速ドア7の戸開動作を中止したり、警報を発したりすることにより、低速ドア6と高速ドア7との間に障害物が引き込まれるのが防止される。
判定部10は、受光部9からの信号をA/D変換して演算処理するマイクロコンピュータ、又はアナログ信号処理回路により構成することが可能である。また、判定部10は、低速ドア6及び高速ドア7の開閉を制御するドア制御部の一部として構成しても、独立した装置として構成してもよい。
このようなスライドドア装置では、投光部8が高速ドア7に搭載され、受光部9が上枠5に設けられているので、低速ドア6への配線を追加することなく、低速ドア戸当たり側端部6d付近の障害物を検出することができる。
実施の形態2.
次に、図3はこの発明の実施の形態2によるエレベータのスライドドア装置を示す正面図、図4は図3のスライドドア装置を示す平面図である。図において、投光部8は、高速ドア戸袋側端部7cの端面に設けられ、斜め上方の低速ドア背面6bへ光を出射する。
次に、図3はこの発明の実施の形態2によるエレベータのスライドドア装置を示す正面図、図4は図3のスライドドア装置を示す平面図である。図において、投光部8は、高速ドア戸袋側端部7cの端面に設けられ、斜め上方の低速ドア背面6bへ光を出射する。
低速ドア戸当たり側端部6dの低速ドア背面6bには、投光部8から出射された光を斜め上方へ反射する反射部材としてのミラー11が固定されている。ミラー11で反射された光は、直接、又は高速ドア前面7aで反射され、受光部9により受光される。他の構成は、実施の形態1と同様である。
このようなスライドドア装置では、投光部8が高速ドア7に搭載され、受光部9が上枠5に設けられているので、低速ドア6への配線を追加することなく、低速ドア戸当たり側端部6d付近の障害物を検出することができる。
また、投光部8が高速ドア戸袋側端部7cに設けられているので、投光部8及び投光部8から出射された光を利用者から見えにくくすることができる。
また、投光部8が高速ドア戸袋側端部7cに設けられているので、投光部8及び投光部8から出射された光を利用者から見えにくくすることができる。
実施の形態3.
次に、図5はこの発明の実施の形態3によるエレベータのスライドドア装置を示す正面図、図6は図5のスライドドア装置を示す平面図である。図において、投光部8は、高速ドア戸袋側端部7cの高速ドア前面7aに設けられている。他の構成は、実施の形態2と同様である。
次に、図5はこの発明の実施の形態3によるエレベータのスライドドア装置を示す正面図、図6は図5のスライドドア装置を示す平面図である。図において、投光部8は、高速ドア戸袋側端部7cの高速ドア前面7aに設けられている。他の構成は、実施の形態2と同様である。
このようなスライドドア装置では、投光部8が高速ドア7に搭載され、受光部9が上枠5に設けられているので、低速ドア6への配線を追加することなく、低速ドア戸当たり側端部6d付近の障害物を検出することができる。
また、投光部8が高速ドア戸袋側端部7cに設けられているので、投光部8及び投光部8から出射された光を利用者から見えにくくすることができる。
また、投光部8が高速ドア戸袋側端部7cに設けられているので、投光部8及び投光部8から出射された光を利用者から見えにくくすることができる。
実施の形態4.
次に、図7はこの発明の実施の形態4によるエレベータのスライドドア装置を示す正面図である。図において、投光部8は、戸当たり部3aに設けられ、水平方向へ光を出射する。低速ドア戸当たり側端部6dには、投光部8から出射された光を斜め上方へ反射する第1の反射部材12が設けられている。
次に、図7はこの発明の実施の形態4によるエレベータのスライドドア装置を示す正面図である。図において、投光部8は、戸当たり部3aに設けられ、水平方向へ光を出射する。低速ドア戸当たり側端部6dには、投光部8から出射された光を斜め上方へ反射する第1の反射部材12が設けられている。
低速ドア戸当たり側端部6dの上部には、第1の反射部材12により反射された光を水平方向へ反射する第2の反射部材13が設けられている。第2の反射部材13は、アングル部材等の取付部材(図示せず)を介して低速ドア6に搭載されている。また、第2の反射部材13は、第1の反射部材12の斜め上方に配置されている。
受光部9は、戸当たり側縦柱3の投光部8の上方に設けられ、第2の反射部材13により反射された光を受光する。
図8は図7の第1の反射部材12を示す側面図である。第1の反射部材12は、投光部8からの光の光軸に対して直交する光入出射面12aと、光入出射面12aに対して所定の角度で傾斜されている複数の反射面12bとを有している。光入出射面12aから入射された光は、反射面12bで斜め上方へ反射され、光入出射面12aから出射される。光入出射面12aから出射される際、光はさらに斜め上方へ屈折される。第2の反射部材13としては、通常のミラー又はプリズムが用いられる。他の構成は、実施の形態1と同様である。
このようなスライドドア装置では、投光部8及び受光部9が出入口枠2に設けられており、低速ドア6には第1及び第2の反射部材12,13が搭載されているだけなので、低速ドア6への配線を追加することなく、低速ドア戸当たり側端部6d付近の障害物を検出することができる。
実施の形態5.
次に、図9はこの発明の実施の形態5によるエレベータのスライドドア装置を示す平面図である。図において、投光部8は、低速ドア戸当たり側端部6dに設けられ、斜め上方へ光を出射する。低速ドア6には、投光部8に電力を供給する蓄電部14が搭載されている。低速ドア6の近傍、ここでは高速ドア戸袋側端部7cには、蓄電部14に非接触で電力を供給する給電部15が設けられている。
次に、図9はこの発明の実施の形態5によるエレベータのスライドドア装置を示す平面図である。図において、投光部8は、低速ドア戸当たり側端部6dに設けられ、斜め上方へ光を出射する。低速ドア6には、投光部8に電力を供給する蓄電部14が搭載されている。低速ドア6の近傍、ここでは高速ドア戸袋側端部7cには、蓄電部14に非接触で電力を供給する給電部15が設けられている。
給電部15は、全戸閉時に蓄電部14に対向して電力を供給する。給電部15には、高速ドア7に搭載されたドアシュー検出スイッチ又はマルチビームセンサへの配線経路を利用して電力が供給される。蓄電部14及び給電部15としては、例えば太陽電池と光源との組み合わせ、又は電磁誘導方式の給電装置が用いられる。他の構成は、実施の形態1と同様である。
このようなスライドドア装置では、投光部8が低速ドア6に搭載されているものの、投光部8への電力供給は、高速ドア7側から非接触で行われるので、低速ドア6への配線を追加することなく、低速ドア戸当たり側端部6d付近の障害物を検出することができる。
実施の形態6.
次に、図10はこの発明の実施の形態6によるエレベータのスライドドア装置を示す平面図である。図において、投光部8は、低速ドア戸当たり側端部6dに設けられ、斜め上方へ光を出射する。低速ドア6には、投光部8に電力を供給する蓄電部14が搭載されている。低速ドア6の近傍、ここでは戸袋側縦柱4には、蓄電部14に非接触で電力を供給する給電部15が設けられている。
次に、図10はこの発明の実施の形態6によるエレベータのスライドドア装置を示す平面図である。図において、投光部8は、低速ドア戸当たり側端部6dに設けられ、斜め上方へ光を出射する。低速ドア6には、投光部8に電力を供給する蓄電部14が搭載されている。低速ドア6の近傍、ここでは戸袋側縦柱4には、蓄電部14に非接触で電力を供給する給電部15が設けられている。
給電部15は、全戸開時に蓄電部14に対向して電力を供給する。蓄電部14及び給電部15としては、例えば太陽電池と光源との組み合わせ、又は電磁誘導方式の給電装置が用いられる。他の構成は、実施の形態1と同様である。
このようなスライドドア装置では、投光部8が低速ドア6に搭載されているものの、投光部8への電力供給は、出入口枠2側から非接触で行われるので、低速ドア6への配線を追加することなく、低速ドア戸当たり側端部6d付近の障害物を検出することができる。
なお、上記の例では、エレベータのスライドドア装置を示したが、エレベータ以外のスライドドア装置にもこの発明は適用できる。
また、投光部の位置と受光部の位置とを入れ換えることも可能である。例えば、実施の形態1では、受光部9が高速ドア前面7aに設けられ、投光部8が上枠5に設けられて斜め下方へ光を出射するようにしてもよい。また、実施の形態2、3では、受光部9が高速ドア戸袋側端部7cに設けられ、投光部8が上枠5に設けられて斜め下方へ光を出射するようにしてもよい。さらに、実施の形態4では、受光部9が戸当たり部3aの下部に設けられ、投光部8が低速ドア戸当たり側端部6dの上部に設けられ第2の反射部材13へ向けて光を出射するようにしてもよい。
また、投光部の位置と受光部の位置とを入れ換えることも可能である。例えば、実施の形態1では、受光部9が高速ドア前面7aに設けられ、投光部8が上枠5に設けられて斜め下方へ光を出射するようにしてもよい。また、実施の形態2、3では、受光部9が高速ドア戸袋側端部7cに設けられ、投光部8が上枠5に設けられて斜め下方へ光を出射するようにしてもよい。さらに、実施の形態4では、受光部9が戸当たり部3aの下部に設けられ、投光部8が低速ドア戸当たり側端部6dの上部に設けられ第2の反射部材13へ向けて光を出射するようにしてもよい。
Claims (6)
- 低速ドア前面、低速ドア背面、低速ドア戸袋側端部、及び低速ドア戸当たり側端部を有する低速ドアと、
上記低速ドア背面に対向する高速ドア前面、高速ドア背面、高速ドア戸袋側端部、及び高速ドア戸当たり側端部を有し、上記低速ドアよりも高速で開閉動作することにより、全戸閉時には上記低速ドアよりも戸当たり部側に配置され、全戸開時には上記低速ドアに重ねられる高速ドアと、
上記高速ドア前面に設けられ、斜め上方へ光を出射する投光部と、
出入口枠の上部に設けられ、上記投光部から出射された光を受光する受光部と、
上記受光部での受光量に基づいて、上記低速ドア戸当たり側端部付近の障害物の有無を判定する判定部と
を備えているスライドドア装置。 - 低速ドア前面、低速ドア背面、低速ドア戸袋側端部、及び低速ドア戸当たり側端部を有する低速ドアと、
上記低速ドア背面に対向する高速ドア前面、高速ドア背面、高速ドア戸袋側端部、及び高速ドア戸当たり側端部を有し、上記低速ドアよりも高速で開閉動作することにより、全戸閉時には上記低速ドアよりも戸当たり部側に配置され、全戸開時には上記低速ドアに重ねられる高速ドアと、
上記高速ドア戸袋側端部に設けられ、斜め上方へ光を出射する投光部と、
上記低速ドア戸当たり側端部に設けられ、上記投光部から出射された光を斜め上方へ反射する反射部材と、
出入口枠の上部に設けられ、上記反射部材により反射された光を受光する受光部と、
上記受光部での受光量に基づいて、上記低速ドア戸当たり側端部付近の障害物の有無を判定する判定部と
を備えているスライドドア装置。 - 低速ドア前面、低速ドア背面、低速ドア戸袋側端部、及び低速ドア戸当たり側端部を有する低速ドアと、
上記低速ドア背面に対向する高速ドア前面、高速ドア背面、高速ドア戸袋側端部、及び高速ドア戸当たり側端部を有し、上記低速ドアよりも高速で開閉動作することにより、全戸閉時には上記低速ドアよりも戸当たり部側に配置され、全戸開時には上記低速ドアに重ねられる高速ドアと、
出入口枠の戸当たり部に設けられ、水平方向へ光を出射する投光部と、
上記低速ドア戸当たり側端部に設けられ、上記投光部から出射された光を斜め上方へ反射する第1の反射部材と、
上記低速ドアに搭載されているとともに、上記第1の反射部材よりも上方に配置されており、上記第1の反射部材により反射された光を水平方向へ反射する第2の反射部材と、
上記出入口枠の上記投光部の上方に設けられ、上記第2の反射部材により反射された光を受光する受光部と、
上記受光部での受光量に基づいて、上記低速ドア戸当たり側端部付近の障害物の有無を判定する判定部と
を備えているスライドドア装置。 - 低速ドア前面、低速ドア背面、低速ドア戸袋側端部、及び低速ドア戸当たり側端部を有する低速ドアと、
上記低速ドア背面に対向する高速ドア前面、高速ドア背面、高速ドア戸袋側端部、及び高速ドア戸当たり側端部を有し、上記低速ドアよりも高速で開閉動作することにより、全戸閉時には上記低速ドアよりも戸当たり部側に配置され、全戸開時には上記低速ドアに重ねられる高速ドアと、
上記低速ドア戸当たり側端部に設けられ、斜め上方へ光を出射する投光部と、
上記低速ドアに搭載され、上記投光部に電力を供給する蓄電部と、
上記低速ドアの近傍に配置され、上記蓄電部に非接触で電力を供給する給電部と、
出入口枠の上部に設けられ、上記投光部から出射された光を受光する受光部と、
上記受光部での受光量に基づいて、上記低速ドア戸当たり側端部付近の障害物の有無を判定する判定部と
を備えているスライドドア装置。 - 上記給電部は、上記高速ドア戸袋側端部に設けられ、全戸閉時に上記蓄電部に電力を供給する請求項4記載のスライドドア装置。
- 上記給電部は、上記出入口枠の戸袋側の縦柱に設けられ、全戸開時に上記蓄電部に電力を供給する請求項4記載のスライドドア装置。
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