JPWO2008129725A1 - 表示装置用照明装置、表示装置、及びテレビ受信装置 - Google Patents

表示装置用照明装置、表示装置、及びテレビ受信装置 Download PDF

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Abstract

シャーシ13内には、冷陰極管15が収容されるとともに、その開口部分に面状の光学部材16が配置され、さらに光学部材16を支持可能な支持部品20が取り付けられる。支持部品20は、光学部材16の面方向に並行して直線的に延びる線状支持部24を備える。線状支持部24は、光学部材16の端側から中央側にかけて次第に低くなるよう湾曲した形態とされる。光学部材16は、線状支持部24との間に確保された隙間の分だけ反り変形するのが許容されている。光学部材16は、反り変形したとき、その反り形状に対応した高さ位置にて線状支持部24によって支持される。

Description

本発明は、表示装置用照明装置、表示装置、及びテレビ受信装置に関する。
液晶表示装置は、液晶パネルと、液晶パネルの背面側に設置されるバックライトとから構成される。このうち、バックライトは、冷陰極管などの光源が収容されるとともに光の出射側の面が開口するシャーシと、シャーシの開口部分に設置されるとともに光源から発せられる光を均一な面状に変換するなどの機能を持つ光学部材とを備える。
光学部材には、所定の厚みを持った透明な基材中に、拡散粒子を多数分散して含有させた構成の拡散板が含まれており、その外周端部がシャーシ側の受け部によって受けられて支持がなされる。一方、拡散板のうち外周端部よりも内側の部分については、シャーシに取り付けられた支持部品によって支持される。
この種の支持部品の一例として下記特許文献1に記載されたものが知られている。このものは、拡散板側へ突出する支持ピンを有しており、この支持ピンの先端部が拡散板の外周端部よりも内側部分に点状に当接することで、拡散板の支持がなされる。支持ピンは、拡散板に対する面方向の支持位置が異なるよう複数分布して配置されている。
一方、光源として面発光フラットランプを用いたものにおける支持部品の一例として下記特許文献2に記載されたものがある。このものは、頂点が一方向に延びる線状をなす支持部を有しており、拡散板を線状に支持する構造となっている。
特開2004−219838公報 特開2005−203164公報
(発明が解決しようとする課題)
ところで、上記した拡散板は、光源が点灯し、シャーシ内の温度が上昇するのに伴って、光源側へ弓形に反り変形する場合がある。ところが、上記した特許文献1に記載の支持ピンは、全て同じ高さとされているため、拡散板は、各支持ピンによる支持位置を支点として光源側へ波状に撓む可能性がある。そうなると、波状の撓み部分によって液晶表示装置の表示品質が著しく低下するという問題が生じるおそれがある。
一方、特許文献2に記載の支持部は、拡散板を線状に支持しているので、支持部の延び方向に関しては、上記したような拡散板の撓みが生じ難くなっている。しかし、この支持部は、全長にわたって一定の高さに形成されているため、光源側へ反り変形しようとする拡散板によって支持部が押され、軋み音が発生するなどの不具合が生じる可能性があった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、光学部材を適切に支持することを目的とする。
(課題を解決するための手段)
本発明は、画像を表示する表示パネルに光を照射する光源が収容されるシャーシと、光源から発せられる光の出射側に配される面状の光学部材と、前記シャーシに取り付けられて前記光学部材を前記光源側から支持可能な支持部品とを備え、前記支持部品は、前記光学部材の中央側に対応した低位支持部と、前記光学部材の端側に対応した高位支持部とを含むとともに、少なくとも前記低位支持部における前記光学部材に対するその面方向と直交する方向についての支持位置が一定とされている。
光源の点灯などに伴い、光学部材が光源側に反るようにして変形した場合、光学部材は、端側から中央側にかけて低くなる形状となる。このとき、支持部品の低位支持部及び高位支持部により光学部材をその反り形状に適合した位置で支持することができる。これにより、光学部材の反り変形を許容しつつ光学部材に撓みが生じ難い状態で支持することができる。しかも、光学部材に対する低位支持部の支持位置が一定となっているから、光学部材の過度の反り変形を規制することができる。
本発明の実施態様として、次の構成が好ましい。
(1)前記支持部品には、前記光学部材の面方向に並行して直線的に延び、且つ前記光学部材の端側から中央側にかけて次第に低くなるよう湾曲した形態の線状支持部が設けられ、この線状支持部に前記低位支持部及び前記高位支持部が含まれる構成とする。このようにすれば、光学部材の反り形状に合わせて湾曲した形態の線状支持部により光学部材が支持されるから、線状支持部の延び方向について光学部材に撓みが生じるのを確実に防ぐことができる。
(2)前記線状支持部は、複数並んで配置されており、前記光学部材の中央側に配される前記線状支持部が、端側に配される前記線状支持部よりも、前記光学部材に対する支持位置が低くなる設定とする。このようにすれば、線状支持部の延び方向と交差する方向について光学部材に反りが生じた場合でも、各線状支持部の支持位置が光学部材の反り形状に対応した位置とされているから、同方向についても光学部材の反り変形を許容しつつ光学部材に撓みが生じ難い状態で光学部材を支持することができる。
(3)前記光学部材が矩形状をなしているものにおいて、前記線状支持部の延び方向が前記光学部材の長辺方向と一致している構成とする。このように、矩形状の光学部材のうち反りが生じやすい長辺方向について線状支持部により支持するようにしたから、光学部材に生じ得る撓みなどの問題をより有効に防ぐことができる。
(4)前記線状支持部は、前記光学部材に当接される先端部側にかけて先細り状に形成されるとともに、その側面が傾斜面とされる構成とする。このようにすれば、線状支持部によって光源から発せられる光が妨げられるのを回避することができる。
(5)前記線状支持部は、前記光学部材に当接される先端部における延び方向と直交する方向についての断面形状が点状になるよう形成される構成とする。このようにすれば、光学部材を支持した状態で線状支持部が外部から視認され難くなる。
(6)前記光源が複数配置されるとともに、前記線状支持部が前記各光源間に配置されるものにおいて、前記線状支持部は、表面が白色系の色とされる構成とする。複数の光源が配置されるものでは、光源間の位置が暗部となり易いものの、そこに表面が光の反射性に優れた白色系の色とされた線状支持部を配置すれば、線状支持部が擬似的な光源として作用し、光源間の暗部を解消して輝度の均一化を図ることができる。
(7)前記各光源間に配される前記線状支持部が複数並んで配置されるとともに、前記光源は、隣接する光源との間の間隔に関して、前記光学部材の中央側よりも端側の方が大きくなる配置とされており、前記光学部材の端側に配される前記線状支持部は、中央側に配される前記線状支持部よりも表面積が大きくなるよう形成される構成とする。光源間の間隔が大きくなる端側では、光源間に暗部が生じやすくなるが、そこに中央側よりも表面積が大きな線状支持部を配置することで、暗部を有効に解消して輝度の均一化を図ることができる。
(8)前記光源が一方向に延びる細長い線状光源とされるものにおいて、前記線状支持部は、その延び方向が前記線状光源の延び方向と一致している構成とする。このようにすれば、線状支持部が擬似的な線状光源として作用するので、輝度の均一化に一層有効となる。
(9)前記線状支持部は、前記線状光源の発光部に対し、その全長さ範囲にわたって側方位置に配される構成とする。このようにすれば、線状支持部によって線状光源から発せられる光を有効に反射させることができ、輝度の均一化にさらに有効となる。
(10)前記線状支持部は、前記線状光源の発光部に対し、その全高さ範囲にわたって側方位置に配される構成とする。このようにすれば、線状支持部によって線状光源から発せられる光を有効に反射させることができ、輝度の均一化にさらに有効となる。
(11)前記光源が点状光源とされるとともに、その点状光源が一方向に延びる直線に沿って多数並んで設置されているものにおいて、前記線状支持部は、その延び方向が前記点状光源の並ぶ方向と一致している構成とする。このようにすれば、線状支持部によって点状光源から発せられる光を有効に反射することができ、輝度の均一化にさらに有効となる。
(12)前記線状支持部のうち中央側よりも高位とされる両端部は、片持ち状とされて弾性変形可能な弾性アーム部とされる構成とする。このようにすれば、光学部材の反り形状に対応して片持ち状の弾性アーム部が弾性変形することでより適切に光学部材を支持することができる。
(13)前記支持部品は、前記シャーシに沿った板部を備え、この板部に対して前記線状支持部における中央部が連結部により連結されてなり、前記弾性アーム部と前記板部との間には、弾性材料からなる弾性支持部が介設される構成とする。このようにすれば、弾性アーム部が弾性変形したとき、弾性アーム部を弾性支持部によって弾性的に支持することができる。
(14)前記弾性アーム部は、先細り状に形成される構成とする。このようにすれば、反り変形する光学部材に対する弾性アーム部の追従性を高めることができる。
(15)前記線状支持部は、複数の短尺な分割部品に分割され、それら分割部品が直線的に並べられてなる。このようにすれば、個々の分割部品の大きさが小さくなるから、製造コストの低減を図ることができる。
(16)前記分割部品は、表面が白色系の色とされ、その並び方向に隣接する分割部品との間に所定の間隔が空けられるとともに、前記光源の輝度分布における暗部となる位置に対応して配される構成とする。このようにすれば、光源の輝度分布に暗部が生じたとき、その暗部に対応して配される分割部品によって光が反射されることで暗部の解消が図られるので、輝度の均一化を図ることができる。
(17)前記分割部品は、その並び方向に隣接する分割部品と結合部によって結合される構成とする。このようにすれば、分割部品同士を結合部により結合して一体的に扱うことができる。
(18)前記支持部品は、前記シャーシに沿った板部を備え、この板部に対して前記線状支持部が連結されてなり、前記板部には、前記光源を把持可能な光源把持部が、前記線状支持部の側方位置に設けられる構成とする。このようにすれば、支持部品に光源を把持する機能を併せ持たせることができる。
(19)前記光学部材には、前記光源が点灯するのに伴い、前記光源側へ反り変形するよう予反り処理がなされる構成とする。このようにすれば、光学部材が逆向きに反り変形することがないので、低位支持部及び高位支持部によって確実に光学部材を支持することができる。
(20)前記予反り処理は、前記光学部材の基材のうち前記光源側とは反対側の面を加熱処理したものとする。このようにすれば、光学部材に他の部材を付加することなく予反り処理を行うことができる。
(21)前記予反り処理は、前記光学部材の基材のうち前記光源側の面と反対側の面とのいずれか一方に対してビーズからなる予反り処理層を塗布により形成したものであり、その予反り処理層と前記基材のうち、前記光源側に配されるものの線膨張係数が、その反対側に配されるものの線膨張係数よりも大きくなる設定としたものとする。このようにすれば、光源を点灯させたとき、ビーズからなる予反り処理層によって光学部材が確実に光源側へ反り変形する。
(22)前記予反り処理は、前記光学部材の基材のうち前記光源側の面と反対側の面とのいずれか一方に対してシート材からなる予反り処理層を貼り付けて形成したものであり、その予反り処理層と前記基材のうち、前記光源側に配されるものの線膨張係数が、その反対側に配されるものの線膨張係数よりも大きくなる設定としたものとする。このようにすれば、光源を点灯させたとき、シート材からなる予反り処理層によって光学部材が確実に光源側へ反り変形する。
(発明の効果)
本発明によれば、光学部材を適切に支持することができる。
本発明の実施形態1に係るテレビ受信装置の概略を表す分解図 バックライトの平面図 図2のA−A線断面図 図2のB−B線断面図 拡散板が反り変形した状態を表す図2のA−A線断面図 拡散板が反り変形した状態を表す図2のB−B線断面図 本発明の実施形態2に係るバックライトの平面図 図8のC−C線断面図 本発明の実施形態3に係るバックライトの側断面図 本発明の実施形態4に係るバックライトの部分平面図 バックライトの側断面図 本発明の実施形態5に係る線状支持部の分割部品の側面図 分割部品同士を組み付けた状態を示す側面図 分割部品同士の結合状態を示す横断面図 本発明の実施形態6に係る線状支持部の分割部品の側面図 分割部品同士を組み付けた状態を示す側面図 分割部品同士の結合状態を示す横断面図 他の実施形態(12)に係る拡散板の部分側面図 他の実施形態(13)に係る拡散板の部分側面図 他の実施形態(15)に係るバックライトの部分平面図
符号の説明
10…バックライト(表示装置用照明装置)、11…液晶パネル(表示パネル)、13…シャーシ、15…冷陰極管(光源、線状光源)、16…光学部材、20…支持部品、24…線状支持部、24a…側面、25…先端部、25a…中央部(低位支持部)、25b…端部(高位支持部)、27…板部、28…光源把持部、29…支持部品、30,30′…線状支持部、30a…中央部(低位支持部)、30b,30b′…弾性アーム部(高位支持部)、31,31′…板部、32…連結部、33…突板(板部)、34…光源把持部、35…弾性支持部、D…液晶表示装置(表示装置)、TV…テレビ受信装置
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図6によって説明する。この実施形態1では、表示装置として液晶表示装置Dについて例示する。
液晶表示装置Dは、全体として横長の方形をなし、図3に示すように、表示パネルである液晶パネル11と、液晶パネル11の外部光源(照明装置)であるバックライト10とを表側から被せたベゼル12により組み付け状態に保持した構成とされる。液晶パネル11はバックライト10の正面側に配置され、バックライト10は背面側から液晶パネル11を照射する。この液晶表示装置Dは、テレビ受信装置TVに適用することができる。テレビ受信装置TVは、図1に示すように、液晶表示装置Dと、液晶表示装置Dを挟むようにして収容する表裏両キャビネットCa,Cbと、電源Pと、チューナーTと、スタンドSとを備えて構成される。
液晶パネル11は、図3に示すように、透明なTFT基板と透明なCF基板との隙間に、電圧印加に伴って光学特性が変化する物質である液晶を封入した周知構造のものであり、TFT基板には、互いに直交するソース配線とゲート配線とに接続されたスイッチング素子としてのTFT(Thin Film Transistor)が設けられ、CF基板には、赤(R),緑(G),青(B)の3色のカラーフィルタがマトリックス状に配置されている。また、両基板の液晶側とは反対側の面には、それぞれ偏光板が貼り付けられている。
バックライト10は、いわゆる直下型であり、光の出射側である表側(図3及び図4に示す上方、正面側)の面が開口したシャーシ13と、シャーシ13内に敷設される反射シート14と、シャーシ13内に収容される複数本の冷陰極管15と、シャーシ13の開口部分、つまり冷陰極管15から発せられる光の出射側に配される光学部材16と、光学部材16を位置決め可能な位置決め部材(後述するランプホルダ17、ホルダ18、及びフレーム19)と、冷陰極管15及び光学部材16を支持可能な支持部品20とを備える。
シャーシ13は、金属製とされ、図2に示すように、表側の面が開口した平面視矩形の浅い略箱型に形成されている。反射シート14は、合成樹脂製とされ、表面が反射性に優れた白色などの白色系の色とされており、シャーシ13の内面に沿ってそのほぼ全域を覆いつつ敷かれている。この反射シート14により、各冷陰極管15から発せられる光をシャーシ13の開口部分側へと導くことができる。
冷陰極管15は、シャーシ13の底板13aや光学部材16の面方向に沿って一方向に延びる細長い線状光源の一種であり、その軸方向をシャーシ13の長辺方向と一致させた姿勢でシャーシ13内に取り付けられている。冷陰極管15は、複数本が互いの軸を略平行にし、且つ互いの間に所定の間隔を空けた状態で並べられている。隣り合う冷陰極管15間の間隔(ピッチ、距離)に関して詳しく説明すると、シャーシ13や光学部材16の短辺方向について中央に配される冷陰極管15間の間隔が最も小さく、そこから端側に行くに連れて次第に上記間隔が大きくなる設定とされている。言い換えると、シャーシ13における冷陰極管15の設置密度は、画面中央側ほど高く、画面端側に行くに連れて次第に低くなる。冷陰極管15は、シャーシ13における短辺方向の中央位置の対称軸L1(図2に示す二点鎖線)を中心として対称に配置されている。
なお、冷陰極管15は、細長い断面円形状のガラス管内に水銀などが封入されるとともにその内壁面に蛍光体が塗布され、且つ両端部に電極が封入された構成とされる。また、各冷陰極管15の両端の非発光部には、シャーシ13に取り付けられるゴムホルダ21がそれぞれ嵌着されている。
光学部材16は、図3及び図4に示すように、シャーシ13や液晶パネル11と同様に平面視矩形状をなし、透光性を有する合成樹脂製とされるとともに、シャーシ13の開口部分に取り付けられることで、冷陰極管15群と液晶パネル11との間に介在する。光学部材16は、裏側(図3及び図4に示す下側、背面側)から順に積層された拡散板16A、拡散シート16B、レンズシート16C、及び輝度上昇シート16Dにより構成されており、線状光源である各冷陰極管15から発せられる光を均一な面状の光に変換するなどの機能を有する。このうち、最も裏側に配される拡散板16Aは、他の各シート16B〜16Dよりも厚さ寸法が十分に大きく、比較的高い剛性が得られている。拡散板16Aは、所定の厚みを持った透明な基材中に、拡散粒子を多数分散して含有させることで、全体として半透明とされる。
ところで、上記した拡散板16Aは、周囲の温度環境などの影響により反り変形する場合がある。その場合、反り変形した拡散板16Aに追従して各シート16B〜16Dも変形するのであるが、そのとき仮に光学部材16が液晶パネル11側に反り変形すると、光学部材16が液晶パネル11の中央部を押圧してしまい表示不良が発生するという問題がある。そこで、この拡散板16Aには、冷陰極管15側に反るような反り癖を持つよう、いわゆる予反り処理が施されている。予反り処理は、拡散板16Aを製造する工程において、基材が上下のローラ間を通過する際に、その表側(冷陰極管15側とは反対側)の面のみを加熱することでなされる。これにより、拡散板16Aは、加熱された側の面が凹状に(外周端部16bに対して中央側が裏側(冷陰極管15側)に引っ込むような形状に)変形するような反り癖を持つことになる。
位置決め部材は、光学部材16の外周端部16bを裏側で受ける枠形の受け部材を構成するランプホルダ17及びホルダ18と、光学部材16の外周端部16bを表側から押さえる枠形の押さえ部材を構成するフレーム19とからなる。
ランプホルダ17は、表面が白色などの白色系の色の合成樹脂製とされ、図2及び図3に示すように、シャーシ13の長辺方向の両端位置に一対取り付けられるとともに、シャーシ13の短辺方向に沿って延びる形態とされている。ランプホルダ17は、裏面側が開口した略箱型をなしており、各冷陰極管15に装着された各ゴムホルダ21を表側から一括して覆うことができるようになっている。ランプホルダ17の表側の面における内周端部には、光学部材16を受けることが可能な受け部22が段付き状に凹んで形成されている。
ホルダ18は、表面が白色などの白色系の色の合成樹脂製とされ、図2及び図4に示すように、シャーシ13の短辺方向の両端位置に一対取り付けられるとともに、シャーシ13の長辺方向に沿って延びる形態とされている。ホルダ18の表側の面における内周端部には、ランプホルダ17と同様に光学部材16用の受け部23が段付き状に凹んで形成されている。
フレーム19は、金属製で枠形に形成されるとともに、図3及び図4に示すように、光学部材16の外周端部16bを表側からほぼ全周にわたって押さえることができるようになっている。フレーム19は、その内周端部に光学部材16の板面に対向する押さえ面を有している。押さえ面は、組み付け状態において、最も表側の輝度上昇シート16Dの表側の板面に対して僅かにクリアランスを空けた位置に配されるようになっており、これにより光学部材16が熱膨張したり熱収縮するのが許容される。
続いて、支持部品20について詳細に説明する。支持部品20は、合成樹脂製とされ、全体の表面が光の反射性に優れた白色などの白色系の色とされている。支持部品20は、図2及び図3に示すように、シャーシ13の底板13aに対して取り付けられるとともに、光学部材16を支持可能な線状支持部24を備えている。
線状支持部24は、シャーシ13の底板13aや光学部材16の面方向に並行して直線的に延びる形態とされる。この線状支持部24の延び方向は、シャーシ13の長辺方向及び冷陰極管15の軸方向と一致している。線状支持部24は、シャーシ13の底板13a側から光学部材16側へ突出するとともに、その先端部25によって光学部材16のうち、ランプホルダ17やホルダ18によって支持される外周端部16bを除いた中央側部分16aをその長辺方向に沿って線状に支持可能とされる。線状支持部24は、その両端部25bがランプホルダ17の受け部22に近接して配されるような長さ寸法を有しているので、光学部材16の外周端部16bを除いた中央側部分16aを、その長辺方向についてほぼ全長にわたって支持できるようになっている。
そして、この線状支持部24は、シャーシ13の底板13aからの高さ寸法に関して、長さ方向の両端部25bから中央部25aにかけて次第に低くなるように先端部25が湾曲した形状に形成されている。詳しくは、線状支持部24の先端部25は、側方から見て緩やかな円弧状(弓形)をなすとともにその高さ位置が連続的に変化しており、長さ方向の中央部25aが最も低く、両端部25bが最も高くなっている。線状支持部24は、長さ方向の中央の対称軸L2(図3に示す二点鎖線)を中心とした対称形状とされる。このように、線状支持部24の先端部25は、拡散板16Aの反り形状に沿った形状となっており、その高さ位置が、想定される拡散板16Aの反り形状に適合した位置に設定されている。
線状支持部24の先端部25のうち最も高位な両端部25bは、受け部22,23よりも低位に設定されることで、拡散板16Aがシャーシ13の底板13aとほぼ平行で真っ直ぐな姿勢、つまり反りが生じていない状態では、拡散板16Aの裏側の面に対して所定の隙間を空けた位置に非接触の状態で配される。この状態では、線状支持部24の先端部25と拡散板16Aの裏側の面との間の隙間は、中央部25aで最も大きく、両端部25bで最も小さくなっている。従って、光学部材16は、線状支持部24との間に確保された隙間の分だけ反り変形するのが許容されている。つまり、線状支持部24は、拡散板16Aに反りが生じていない状況では、拡散板16Aを支持しておらず、反りが生じたときに始めて拡散板16Aを支持するようになっている。
一方、線状支持部24の先端部25のうち最も低位な中央部25aは、冷陰極管15よりも高位に設定されている。従って、拡散板16Aが最大限まで反り変形したときでも、線状支持部24によって支持されることで、拡散板16Aは冷陰極管15に対して所定の隙間を空けた位置に非接触の状態に保たれる。これにより、冷陰極管15のランプイメージが視る人に視認され難くなっている。この線状支持部24は、冷陰極管15のうち非発光部である両端部(ランプホルダ17が装着された部分)を除いた発光部に対し、その全長さ範囲及び全高さ範囲にわたって側方に対向して配されている。
線状支持部24は、その底面が全域にわたって反射シート14に当接するとともに、中実構造となっており、全体が弾性変形不能な固定部位(ほぼ剛体)となっている。従って、線状支持部24における光学部材16に対する上下方向(光学部材16の面方向と直交する方向)についての支持位置が全長にわたって一定で不変となっている。
線状支持部24は、図2及び図4に示すように、長さ方向については全長にわたって一定幅となっているものの、高さ方向については幅寸法が基端側(シャーシ13の底板13a側)から先端側(光学部材16側)にかけて次第に減少する、先細り状に形成されている。詳しくは、線状支持部24は、その長さ方向と直交する横方向の断面形状が略二等辺三角形(三角形)とされている。従って、線状支持部24の頂点である先端部25は、横方向の断面形状が点状であり、長さ方向の断面形状が線状となっている。そして、線状支持部24の両側面24aは、図4に示す斜め上方、つまり光学部材16側を向いた傾斜面となっている。従って、冷陰極管15から発せられる光が線状支持部24によって妨げられる事態が回避されるとともに、傾斜した側面24aによって光が反射されることで、液晶パネル11側へ光を有効に導くことができる。
この支持部品20は、シャーシ13に対してその短辺方向について複数並んで設置されている。各線状支持部24は、並列する各冷陰極管15間の中間位置に配されている。従って、隣り合う線状支持部24間の間隔に関しては、シャーシ13や光学部材16の短辺方向について中央に配される線状支持部24間の間隔が最も小さく、そこから端側に行くに連れて次第に上記間隔が大きくなる設定とされている。言い換えると、シャーシ13における線状支持部24の設置密度は、画面中央側ほど高く、画面端側に行くに連れて次第に低くなる。線状支持部24は、シャーシ13における短辺方向の中央位置の対称軸L3(図4に示す二点鎖線)を中心として対称に配置されている。
そして、シャーシ13や光学部材16の短辺方向に沿って並んだ線状支持部24の高さ寸法(先端部25の高さ位置)は、短辺方向の中央に配される線状支持部24が最も低く、両端に配される線状支持部24が最も高くなっており、両端側から中央側へ行くに連れて段階的に低くなる設定とされている。各線状支持部24の先端部25を結ぶと、緩やかな円弧状(弓形)に湾曲した曲線となり、その外形は拡散板16Aが短辺方向について反り変形したときの形状と一致している。つまり、各線状支持部24の先端部25の高さ位置は、想定される拡散板16Aの反り形状に適合した位置に設定されている。各線状支持部24の表面積については、光学部材16の短辺方向の中央に配される線状支持部24が最も小さく、両端に配される線状支持部24が最も大きくなっており、中央側から両端側に行くに連れて次第に大きくなる設定とされる。つまり、線状支持部24の表面積の大きさは、対応する冷陰極管15間の間隔の大きさに比例している。
以上の構成から明らかなように、光学部材16の短辺方向について中央に配置された線状支持部24における長さ方向の中央部25aが光学部材16の長辺方向及び短辺方向の中央部(中心部)に対応するとともに最も低位とされ、短辺方向について両端に配置された線状支持部24における長さ方向の両端部25bが光学部材16の外周端部16bに隣接する部位に対応するとともに最も高位となっている。
線状支持部24の長さ方向の両端部25bより手前の位置には、シャーシ13の底板13aに沿って板部27が一対ずつ両側方へそれぞれ突出して設けられている。各板部27の裏側の面からは、シャーシ13に設けられた取付孔に通されるとともに、その裏側の孔縁に対して係止可能な係止部26が設けられている。これにより、支持部品20がシャーシ13に対して取付状態に保持されるようになっている。
一方、各板部27における表側の面からは、冷陰極管15を把持可能な光源把持部28がそれぞれ光学部材16側へ突出して設けられている。光源把持部28は、表側を向いた部分が開口した断面略C字型をなしており、冷陰極管15が表側の開口部分を通して取り付けられるようになっている。光源把持部28は、冷陰極管15の着脱に伴って弾性変形可能とされる。これにより、各冷陰極管15がシャーシ13の底板13aから所定高さ浮いた位置に支持されるようになっている。この光源把持部28は、線状支持部24の側方に隣接して配されている。なお、各支持部品20における板部27の長さ寸法や光源把持部28の設置位置は、既述したシャーシ13に対する冷陰極管15の取付位置に対応した位置とされる。
上記した構成の液晶表示装置Dは、次のようにして製造される。液晶パネル11及びバックライト10をそれぞれ製造し、それらをベゼル12などを用いて互いに組み付けることで、液晶表示装置Dが製造される。このうち、バックライト10は、シャーシ13内に反射シート14を敷設した後、各支持部品20を所定の位置に取り付けてから、両端にゴムホルダ21を嵌着させた各冷陰極管15を取り付けると、支持部品20の光源把持部28によって冷陰極管15が所定の高さ位置に弾性的に把持される。
その後、ランプホルダ17及びホルダ18をシャーシ13内に取り付けたら、ランプホルダ17及びホルダ18の受け部22,23に光学部材16を、拡散板16A、拡散シート16B、レンズシート16C、輝度上昇シート16Dの順で載せる。それから、フレーム19を取り付けることで光学部材16の位置決めがなされる。
上記のようにして製造された液晶表示装置Dは、使用時に各冷陰極管15が点灯されると、冷陰極管15からの発熱によりシャーシ13内の温度が上昇する。そして、その温度環境によっては、拡散板16Aに反りが生じる可能性がある。その場合でも、拡散板16Aの裏側には、所定の隙間を空けて各線状支持部24が待ち受けているので、拡散板16Aは、長辺方向・短辺方向のいずれの方向についても反り変形するのが許容されている。従って、仮に拡散板16Aの反り変形が全く許容されないものと比較すると、軋み音が発生し難くなっている。
拡散板16Aには、既述したように予反り処理が施されているので、その中央部が冷陰極管15側に引っ込むような形状に反り変形する。このとき、拡散板16Aは、ランプホルダ17及びホルダ18の受け部22,23に支持された外周端部16bを支点として、それよりも中央側部分16aが弓形に反り変形する。拡散板16Aが反ると、その表側に積層配置された各シート16B〜16Dも拡散板16Aに追従して反り変形する。なお、このとき、拡散板16Aは長辺方向または短辺方向についてのみ反り変形する場合もあれば、長辺方向・短辺方向のいずれの方向についても反り変形する場合もある。
そして、拡散板16Aがある程度まで反り変形したところで、線状支持部24の先端部25が拡散板16Aの裏側の面に対して当接される。ここで、線状支持部24は、先端部25の高さ位置が長さ方向の両端側から中央側に行くほど低くなっているので、図5に示すように、光学部材16を長辺方向について反り形状に適合した高さ位置で支持することができる。この線状支持部24は、全長にわたって先端部25の高さ位置が一定となっているので、拡散板16Aが支持位置を越えて反るのが防止され、もって拡散板16Aが過度に反り変形するのが規制される。しかも、線状支持部24は、拡散板16Aを反りが生じやすい長辺方向について線状に支持しているから、仮に拡散板16Aを長辺方向について点状に支持した場合と比較すると、拡散板16Aが波状に撓むのを確実に防ぐことができる。
その上、光学部材16の短辺方向について並んだ各線状支持部24は、図6に示すように、先端部25の高さ位置が両端側から中央側に行くほど低くなっているので、光学部材16を短辺方向について反り形状に適合した高さ位置で支持することができる。また、線状支持部24の先端部25における横方向の断面形状が点状なので、拡散板16Aを支持する線状支持部24が外部から視認され難い。
また、線状支持部24のうち最も低位な長さ方向の中央部25aは、冷陰極管15よりも高位に設定されているから、拡散板16Aが冷陰極管15に接触するような事態が確実に回避されている。また、拡散板16Aが最大限まで反り変形した場合でも、冷陰極管15との間の距離が十分に確保されているので、いわゆるランプイメージが視認されるのが回避される。これにより、液晶表示装置Dの表示品質を高く保つことができる。
なお、図5及び図6では、拡散板16Aが最大限に反っていて各線状支持部24の全域に対して拡散板16Aが当接された場合を図示しているが、反り変形した拡散板16Aが、線状支持部24における長さ方向についてどの範囲で当接するか、或いは光学部材16の短辺方向に並んだ各線状支持部24のどれに当接するか、に関しては、拡散板16Aの反り状況によって異なり、必ずしも図示したように線状支持部24の全域が当接するわけではない。
また、各冷陰極管15から発せられた光は、直接拡散板16Aへ向かうものもあれば、反射シート14や支持部品20の表面で反射されてから拡散板16Aへ向かうものもある。ここで、支持部品20に設けられた線状支持部24は、冷陰極管15の軸方向に沿って延びる形態で且つその発光部の全長さ範囲及び全高さ範囲にわたって側方に配置されているので、冷陰極管15から照射される光を有効に拡散板16A側へ反射することができる。しかも、冷陰極管15間の間隔が小さな中央側よりも冷陰極管15間の間隔が大きな端側ほど、冷陰極管15間に暗部が生じやすくなっているものの、端側に配される線状支持部24の方が中央側に配される線状支持部24よりも高さ寸法及び表面積が大きく、光の反射量が多くて疑似光源としての輝度が高くなっているから、暗部を有効に解消することができる。
以上説明したように本実施形態によれば、支持部品20に、光学部材16の中央側に対応した比較的低位な中央部25a(低位支持部)と、光学部材16の端側に対応した比較的高位な端部25b(高位支持部)とを含むとともに、光学部材16に対するその面方向と直交する方向についての支持位置が一定とされる線状支持部24を設けるようにしたから、光学部材16をその反り形状に適合した位置で支持することができる。これにより、光学部材16の反り変形を許容しつつ、光学部材16に波状の撓みが生じ難い状態で支持することができる。しかも、光学部材16に対する支持位置が全長にわたって一定となっているから、仮に支持位置が変化するような構造で支持した場合と比較すると、光学部材16の過度の反り変形を規制することができ、もって表示品質を高く保つことができる。
また、線状支持部24が光学部材16の面方向に並行して直線的に延び、且つ光学部材16の端側から中央側にかけて次第に低くなるよう湾曲した形態とされているから、線状支持部24の延び方向について光学部材16に撓みが生じるのを確実に防ぐことができる。
また、線状支持部24が複数並んで配置されており、光学部材16の中央側に配される線状支持部24が、端側に配される線状支持部24よりも、光学部材16に対する支持位置が低くなる設定とされているから、線状支持部24の延び方向と交差する方向について光学部材16に反りが生じた場合でも、各線状支持部24の支持位置が光学部材16の反り形状に対応した位置とされ、同方向についても光学部材16の反り変形を許容しつつ光学部材16に撓みが生じ難い状態で光学部材16を支持することができる。
また、線状支持部24の延び方向が矩形状をなす光学部材16の長辺方向と一致しているから、反りが生じやすい長辺方向について光学部材16を線状に支持することができ、光学部材16に生じ得る撓みなどの問題をより有効に防ぐことができる。
また、線状支持部24は、光学部材16に当接される先端部25側にかけて先細り状に形成されるとともに、その側面24aが傾斜面とされているから、線状支持部24によって冷陰極管15から照射される光が妨げられるのを回避することができる。
また、線状支持部24は、光学部材16に当接される先端部25における延び方向と直交する方向についての断面形状が点状になるよう形成されているから、光学部材16を支持した状態で線状支持部24が外部から視認され難くなる。
また、冷陰極管15が複数配置されるとともに、線状支持部24が各冷陰極管15間に配置され、線状支持部24は表面が白色系の色とされているから、暗部となりやすい冷陰極管15間の位置に配置した線状支持部24によって光を良好に反射することができて、線状支持部24が擬似的な光源として作用し、冷陰極管15間の暗部を解消して輝度の均一化を図ることができる。
また、並んだ冷陰極管15間の間隔が光学部材16の中央側よりも端側の方が大きく(広く)なる配置とされており、光学部材16の端側に配される線状支持部24が、中央側に配される線状支持部24よりも表面積が大きくなるよう形成されているから、暗部を有効に解消して輝度の均一化を図ることができる。
また、線状支持部24の延び方向が、冷陰極管15の延び方向と一致しているから、線状支持部24が擬似的な線状光源として作用するので、輝度の均一化に一層有効となる。しかも、線状支持部24が冷陰極管15の発光部に対してその全長さ範囲及び全高さ範囲にわたって側方位置に配されているから、冷陰極管15から発せられる光を有効に反射させることができ、輝度の均一化にさらに有効となる。
また、支持部品20は、シャーシ13に沿った板部27を備え、この板部27に対して線状支持部24が連結されてなり、板部27には冷陰極管15を把持可能な光源把持部28が線状支持部24の側方位置に設けられているから、支持部品20に冷陰極管15を把持する機能を併せ持たせることができ、仮に別部品に同機能を持たせた場合と比較すると、部品点数の削減などを図ることができる。
また、拡散板16Aには、冷陰極管15が点灯するのに伴い冷陰極管15側へ反り変形するよう予反り処理がなされているから、光学部材16が逆向きに反り変形することがなく、線状支持部24によって確実に光学部材16を支持することができる。
しかも、予反り処理は、拡散板16Aの基材のうち冷陰極管15側とは反対側の面を加熱処理したものであるから、拡散板16Aに他の部材を付加することなく予反り処理を行うことができ、拡散板16Aの製造コストの低減を図ることができる。
<実施形態2>
本発明の実施形態2を図7または図8によって説明する。この実施形態2では、線状支持部30の形状を変更したものを示す。なおこの実施形態2では、上記した実施形態1と同様の構造、作用及び効果について重複する説明は省略する。
支持部品29は、図7及び図8に示すように、線状支持部30と平行して延出する形態の板部31を備え、板部31に対して線状支持部30の長さ方向の中央部30aが連結部32により連結された構成とされている。連結部32は、弾性変形不能な固定部位とされることで、光学部材16に対する線状支持部30の中央部30aの上下方向についての支持位置が一定となっている。また板部31には、両側方へ突出する突板33が設けられており、両突板33からは冷陰極管15を把持可能な光源把持部34が光学部材16側へ突出するとともに、線状支持部30の側方に隣接して配される。
そして、線状支持部30は、幅寸法及び厚み寸法が長さ方向の両端側に行くほど減少する、先細り状に形成されている。つまり、この線状支持部30は、連結部32に連結された固定部位である中央部30aから片持ち状の弾性アーム部30bが一対、シャーシ13や光学部材16の長辺方向及び冷陰極管15の軸方向に沿って延出して設けられた構造となっている。両弾性アーム部30bは、中央部30aを支点として図8に示す上下方向(光学部材16の面方向と直交する方向、光学部材16に対して接離する方向)に弾性変形可能とされている。これにより、弾性アーム部30bは、光学部材16の反り形状に追従して変位可能とされる。
冷陰極管15が点灯するのに伴い、拡散板16Aが反り変形した場合、図8の二点鎖線に示すように、その反り状況に応じて弾性アーム部30bが弾性変形される。この弾性アーム部30bが弾性変形する分だけ拡散板16Aの反り変形の許容範囲が拡大される。一方で、線状支持部30の中央部30aについては弾性変形不能な固定部位となっているので、拡散板16Aの中央部が過度に冷陰極管15に接近するのを防ぐことができる。また、弾性アーム部30bが先細り状に形成されているので、反り変形する拡散板16Aに対する追従性が高められている。以上により、より適切に光学部材16を支持することができる。
<実施形態3>
本発明の実施形態3を図9によって説明する。この実施形態3では、実施形態2に記載した弾性アーム部30b′を支持するための弾性支持部を追加したものを示す。なおこの実施形態3では、上記した実施形態2と同様の構造、作用及び効果について重複する説明は省略する。
線状支持部30′のうち両弾性アーム部30b′は、図9に示すように、ゴム材料などからなる弾性支持部35により板部31′に対して連結されている。つまり、弾性アーム部30b′は、弾性支持部35によって弾性的に支持されており、弾性アーム部30b′が弾性変形する際には、それに応じて弾性支持部35が弾縮するようになっている。このように弾性支持部35を追加した分だけ、弾性アーム部30b′の弾性が高められている。これにより、さらに適切に光学部材16を支持することができる。
<実施形態4>
本発明の実施形態4を図10または図11によって説明する。この実施形態4では、線状支持部を分割した場合を示す。なおこの実施形態4では、上記した実施形態1と同様の構造、作用及び効果の説明について重複する説明は省略する。
線状支持部36は、図10及び図11に示すように、その延び方向について3つの短尺な分割部品37,38に分割されるとともに、各分割部品37,38を直線的に並べてなる。詳しくは、分割部品37,38は、表面が白色の合成樹脂製とされており、シャーシ13の長辺方向の両端位置と、中央位置とにそれぞれ配置されるとともに、その並び方向(線状支持部36の延び方向)に隣接する各分割部品37,38間には、所定の間隔が空けられている。各分割部品37,38の配設位置、各分割部品37,38の長さ寸法、及び各分割部品37,38間の間隔は、冷陰極管15群の輝度分布に応じて設定されており、冷陰極管15群の輝度分布のうち暗部に対応した領域に分割部品37,38が存在する設定とされている。
各分割部品37,38の先端部は、側方から見て緩やかな円弧状(弓形)をなすとともに、想定される拡散板16Aの反り形状に沿った仮想曲線と一致する形状とされている。シャーシ13における長辺方向の両端位置に設置された両分割部品37における外側の端部37aは、線状支持部36のうちで最も高位な高位支持部とされる。一方、中央位置に設置された分割部品38における長さ方向の中央部38aは、線状支持部36のうちで最も低位な低位支持部とされる。また、各分割部品37,38には、板部39、光源把持部40、及び係止部(図示せず)が設けられている。
以上説明したように本実施形態では、線状支持部36が、三分割された短尺な分割部品37,38を直線的に並べた構成とされているから、実施形態1のように線状支持部を一部品として製造した場合と比較して、個々の分割部品37,38の長さを短くすることができる。もって、製造コストの低減を図ることができる。
しかも、分割部品37,38は、表面が白色系の色とされ、その並び方向に隣接する分割部品37,38との間に所定の間隔が空けられるとともに、冷陰極管15の輝度分布における暗部となる一に対応して配されているから、分割部品37,38によって光が反射されることで輝度分布の暗部の解消が図られ、もって輝度の均一化を図ることができる。
<実施形態5>
本発明の実施形態5を図12ないし図14によって説明する。この実施形態5では、分割部品同士を結合した場合を示す。なおこの実施形態5では、上記した実施形態4と同様の構造、作用及び効果の説明について重複する説明は省略する。
線状支持部41は、図12に示すように、直線的に並べられる3つの短尺な分割部品42,43から構成され、互いが結合部44によって結合可能とされる。詳しくは、各分割部品42,43は、断面形状が図14に示すように、逆V字型をなしている。そして、両端に配置される両分割部品42における端部には、中央側の分割部品43側に突出する結合部44が設けられ、この結合部44が中央側の分割部品43の裏側の空間に差し込まれるようになっており、これにより各分割部品42,43同士が結合状態に保持可能とされる。結合部44は、両端の分割部品42の厚み寸法の略半分程度の厚みを持ち、断面形状が中央の分割部品43に沿って逆V字型をなしている。なお図示は省略するが、各分割部品42,43には、板部、光源把持部、及び係止部が設けられている。
シャーシへの組み付けに際しては、図12に示す3つの分割部品42,43同士を組み付けて一体化することで、図13及び図14に示す線状支持部41を形成する。
以上説明したように本実施形態では、分割部品42,43がその並び方向に隣接する分割部品42,43と結合部44によって結合されるようになっているから、分割部品42,43同士を結合して一体的に扱うことができ、組み付け作業性などに優れる。
<実施形態6>
本発明の実施形態6を図15ないし図17によって説明する。この実施形態6では、結合部を変更した場合を示す。なおこの実施形態6では、上記した実施形態5と同様の構造、作用及び効果の説明について重複する説明は省略する。
線状支持部41′のうち、両端の分割部品42′の端部からは、図15に示すように、結合凸部45がそれぞれ中央の分割部品43′側に突出して設けられているとともに、中央の分割部品43′の端部には、結合凸部45が嵌合可能な結合凹部46が設けられている。
結合凸部45は、図17に示すように、断面逆V字型をなす両端の分割部品42′の端面における幅方向中央部から突出しており、断面矩形状をなしている。結合凸部45の厚み寸法は、分割部品42′の厚み寸法の約半分程度とされる。一方、結合凹部46は、中央側の分割部品43′の端面を凹ませることで形成されており、その大きさが上記結合凸部45とほぼ同じになっている。
シャーシへの組み付けに際しては、図15に示す3つの分割部品42′,43′同士を組み付けて一体化することで、図16及び図17に示す線状支持部41′を形成する。このとき、結合凸部45が結合凹部46内に嵌合し、両者45,46間で所定の摩擦力が発生するので、分割部品42′,43′同士を結合状態に強固に保持することができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)線状支持部の形状、長さ寸法、及び高さ寸法などは図示以外にも適宜に変更可能である。具体的には、線状支持部の先端部の形状については、上記した各実施形態のような尖った形状に限らず、例えば丸まった形状とし、その丸形の先端部を拡散板に対して線接触(横方向から見て点接触)させるようにしてもよい。また、線状支持部の先端部が拡散板に対して面接触するようにしてもよい。その他にも、予測され得る拡散板の反り形状に応じて線状支持部の先端部の形状は適宜に変更可能である。
(2)上記した各実施形態では、線状支持部における先端部の両端部が反りが生じていない拡散板に対して非接触となる高さとされた場合を示したが、同両端部がランプホルダやホルダの受け部とほぼ同じ高さに位置し、反りが生じていない拡散板に対して接触するような設定としたものも本発明に含まれる。
(3)上記した各実施形態では、線状支持部の延び方向がシャーシや光学部材の長辺方向と一致する場合を示したが、冷陰極管の軸方向がシャーシや光学部材の短辺方向と一致するものにおいて、線状支持部の延び方向を同短辺方向と一致させるようにしたものも本発明に含まれる。その他にも、線状支持部の延び方向がシャーシや光学部材の長辺方向及び短辺方向に対して傾斜する方向とされたものも本発明に含まれる。
(4)上記した各実施形態では、シャーシや光学部材の短辺方向に沿って並んだ各線状支持部の高さ寸法が段階的に変化するものを示したが、光学部材の反り形状によっては中央側に配されるいくつかの線状支持部同士の高さ寸法が同じになるケースもあり、そのようなものも本発明に含まれる。
(5)上記した各実施形態では、各冷陰極管間に線状支持部が介在して配置される場合を示したが、必ずしも全ての冷陰極管間に線状支持部を設置する必要はなく、部分的に線状支持部を省略したものも本発明に含まれる。
(6)上記した各実施形態では、光学部材の短辺方向に並んだ各線状支持部が対称に配置される場合を示したが、各線状支持部を非対称に配置するようにしたものも本発明に含まれる。また、上記した各実施形態では、線状支持部が長さ方向の中央の対称軸を中心とした対称形状とされる場合を示したが、線状支持部が非対称形状とされるものも本発明に含まれる。
(7)上記した各実施形態では、各冷陰極管が対称に配置される場合を示したが、各冷陰極管を非対称に配置するようにしたものも本発明に含まれる。
(8)上記した各実施形態では、冷陰極管間の間隔が光学部材の中央側よりも端側の方が大きくなる、いわゆる不等ピッチ配列としたものも例示したが、冷陰極管間の間隔が全て同じの等ピッチ配列としたものも本発明に含まれる。さらには、等ピッチ配列と不等ピッチ配列とを組み合わせて、例えば光学部材の中央側においては等ピッチ配列であるものの、光学部材の端側においては不等ピッチ配列となるものも本発明に含まれる。その場合でも、線状支持部は、冷陰極管間の中間位置に設置すればよい。
(9)上記した各実施形態では、支持部品の表面の色が白色とされた場合を例示したが、必ずしも白色に限らず、例えば乳白色などの他の白色系の色に変更することも可能である。また、白色系以外の色としても構わない。
(10)上記した各実施形態では、冷陰極管を把持する光源把持部を支持部品に設けた場合を示したが、光源把持部を省略してもよい。
(11)上記した各実施形態では、拡散板に施す予反り処理として、拡散板を製造する工程で基材の片面側を加熱処理した場合を例示したが、それ以外の方法を用いるようにしてもよい。具体的には、次の(12)、(13)のようにすればよい。
(12)予反り処理の具体例としては、図18に示すように、拡散板48の基材49のうち、液晶パネル側の面(冷陰極管側とは反対側の面)にビーズ50からなる予反り処理層51を形成し、その予反り処理層51の線膨張係数を、冷陰極管側に配される基材49の線膨張係数よりも小さく設定する。これにより、拡散板48は、冷陰極管が点灯し、バックライト内部の温度が上昇したときに確実に冷陰極管側に反るように反り癖がつけられることになる。この予反り処理層51は、所定の溶剤に多数のビーズ50を混合させたものを基材49の表面に塗布または滴下した後、溶剤を揮発させたり液切りすることで形成される。なお、上記以外にも、予反り処理層51を基材49のうち冷陰極管側の面に形成するとともに、冷陰極管側に配される予反り処理層51の線膨張係数を、基材49の線膨張係数よりも大きく設定してもよい。
(13)予反り処理の具体例としては、図19に示すように、拡散板52の基材53のうち、液晶パネル側の面にシート材54からなる予反り処理層55を形成し、その予反り処理層55の線膨張係数を、基材53の線膨張係数よりも小さく設定する。これにより、上記(12)と同様の予反り効果が得られる。予反り処理層55は、合成樹脂製のシート材54を基材53の表面に対して貼り合わせることで形成され、貼り合わせに際しては、シート材54と基材53との間にアクリル系UV硬化型粘着剤やアクリル系感圧粘着剤などの接着層(図示せず)を形成すればよい。なお、上記以外にも、予反り処理層55を基材53のうち冷陰極管側の面に形成するとともに、冷陰極管側に配される予反り処理層55の線膨張係数を、基材53の線膨張係数よりも大きく設定してもよい。
(14)上記した各実施形態では、拡散板に予反り処理を施した場合を示したが、バックライトの設計によっては、予反り処理を施さなくても拡散板が冷陰極管側に反ると予測できる場合があり、そのような場合は予反り処理をしない拡散板を用いることができる。それ以外にも、例えば光学部材を部分的に液晶パネル側から押さえることで、拡散板を強制的に冷陰極管側へ反り変形させるようにした場合にも、予反り処理しない拡散板を用いることができる。
(15)上記した各実施形態では、光源として冷陰極管を例示した場合を例示したが、熱陰極管や蛍光管など他の種類の線状光源やLEDなどの点状光源を光源としたものについても本発明は適用可能である。点状光源を用いた具体例について説明すると次のようになる。すなわち、図20に示すように、シャーシ13の底板にLED47が一方向に延びる直線に沿って多数並んで配置されるとともに、そのLED47群の側方位置に線状支持部24が設置され、且つその線状支持部24の延び方向がLED47群の並び方向と一致する設定とされる。このようにすれば、線状支持部24によって各LED47から発せられる光を有効に反射することができ、輝度の均一化に有効となる。
(16)上記した各実施形態では、表示パネルとして液晶パネルを用いた液晶表示装置を例示したが、他の種類の表示パネルを用いた表示装置にも本発明は適用可能である。
(17)上記した各実施形態では、チューナーを備えたテレビ受信装置を例示したが、チューナーを備えない表示装置にも本発明は適用可能である。

Claims (26)

  1. 画像を表示する表示パネルに光を照射する光源が収容されるシャーシと、光源から発せられる光の出射側に配される面状の光学部材と、前記シャーシに取り付けられて前記光学部材を前記光源側から支持可能な支持部品とを備え、
    前記支持部品は、前記光学部材の中央側に対応した低位支持部と、前記光学部材の端側に対応した高位支持部とを含むとともに、少なくとも前記低位支持部における前記光学部材に対するその面方向と直交する方向についての支持位置が一定とされている表示装置用照明装置。
  2. 前記支持部品には、前記光学部材の面方向に並行して直線的に延び、且つ前記光学部材の端側から中央側にかけて次第に低くなるよう湾曲した形態の線状支持部が設けられ、この線状支持部に前記低位支持部及び前記高位支持部が含まれている請求の範囲第1項記載の表示装置用照明装置。
  3. 前記線状支持部は、複数並んで配置されており、前記光学部材の中央側に配される前記線状支持部が、端側に配される前記線状支持部よりも、前記光学部材に対する支持位置が低くなる設定とされている請求の範囲第2項記載の表示装置用照明装置。
  4. 前記光学部材が矩形状をなしているものにおいて、前記線状支持部の延び方向が前記光学部材の長辺方向と一致している請求の範囲第2項または請求の範囲第3項記載の表示装置用照明装置。
  5. 前記線状支持部は、前記光学部材に当接される先端部側にかけて先細り状に形成されるとともに、その側面が傾斜面とされている請求の範囲第2項ないし請求の範囲第4項のいずれか1項に記載の表示装置用照明装置。
  6. 前記線状支持部は、前記光学部材に当接される先端部における延び方向と直交する方向についての断面形状が点状になるよう形成されている請求の範囲第5項記載の表示装置用照明装置。
  7. 前記光源が複数配置されるとともに、前記線状支持部が前記各光源間に配置されるものにおいて、前記線状支持部は、表面が白色系の色とされている請求の範囲第2項ないし請求の範囲第6項のいずれか1項記載の表示装置用照明装置。
  8. 前記各光源間に配される前記線状支持部が複数並んで配置されるとともに、前記光源は、隣接する光源との間の間隔に関して、前記光学部材の中央側よりも端側の方が大きくなる配置とされており、
    前記光学部材の端側に配される前記線状支持部は、中央側に配される前記線状支持部よりも表面積が大きくなるよう形成されている請求の範囲第7項記載の表示装置用照明装置。
  9. 前記光源が一方向に延びる細長い線状光源とされるものにおいて、前記線状支持部は、その延び方向が前記線状光源の延び方向と一致している請求の範囲第7項または請求の範囲第8項に記載の表示装置用照明装置。
  10. 前記線状支持部は、前記線状光源の発光部に対し、その全長さ範囲にわたって側方位置に配されている請求の範囲第9項記載の表示装置用照明装置。
  11. 前記線状支持部は、前記線状光源の発光部に対し、その全高さ範囲にわたって側方位置に配されている請求の範囲第9項または請求の範囲第10項に記載の表示装置用照明装置。
  12. 前記光源が点状光源とされるとともに、その点状光源が一方向に延びる直線に沿って多数並んで設置されているものにおいて、前記線状支持部は、その延び方向が前記点状光源の並ぶ方向と一致している請求の範囲第7項または請求の範囲第8項に記載の表示装置用照明装置。
  13. 前記線状支持部のうち中央側よりも高位とされる両端部は、片持ち状とされて弾性変形可能な弾性アーム部とされている請求の範囲第2項ないし請求の範囲第12項のいずれか1項に記載の表示装置用照明装置。
  14. 前記支持部品は、前記シャーシに沿った板部を備え、この板部に対して前記線状支持部における中央部が連結部により連結されてなり、前記弾性アーム部と前記板部との間には、弾性材料からなる弾性支持部が介設されている請求の範囲第13項記載の表示装置用照明装置。
  15. 前記弾性アーム部は、先細り状に形成されている請求の範囲第13項または請求の範囲第14項に記載の表示装置用照明装置。
  16. 前記線状支持部は、複数の短尺な分割部品に分割され、それら分割部品が直線的に並べられてなる請求の範囲第2項ないし請求の範囲第15項のいずれか1項に記載の表示装置用照明装置。
  17. 前記分割部品は、表面が白色系の色とされ、その並び方向に隣接する分割部品との間に所定の間隔が空けられるとともに、前記光源の輝度分布における暗部となる位置に対応して配されている請求の範囲第16項記載の表示装置用照明装置。
  18. 前記分割部品は、その並び方向に隣接する分割部品と結合部によって結合されている請求の範囲第16項記載の表示装置用照明装置。
  19. 前記支持部品は、前記シャーシに沿った板部を備え、この板部に対して前記線状支持部が連結されてなり、前記板部には、前記光源を把持可能な光源把持部が、前記線状支持部の側方位置に設けられている請求の範囲第2項ないし請求の範囲第18項のいずれか1項に記載の表示装置用照明装置。
  20. 前記光学部材には、前記光源が点灯するのに伴い、前記光源側へ反り変形するよう予反り処理がなされている請求の範囲第1項ないし請求の範囲第19項のいずれか1項に記載の表示装置用照明装置。
  21. 前記予反り処理は、前記光学部材の基材のうち前記光源側とは反対側の面を加熱処理したものである請求の範囲第20項記載の表示装置用照明装置。
  22. 前記予反り処理は、前記光学部材の基材のうち前記光源側の面と反対側の面とのいずれか一方に対してビーズからなる予反り処理層を塗布により形成したものであり、その予反り処理層と前記基材のうち、前記光源側に配されるものの線膨張係数が、その反対側に配されるものの線膨張係数よりも大きくなる設定としたものである請求の範囲第20項記載の表示装置用照明装置。
  23. 前記予反り処理は、前記光学部材の基材のうち前記光源側の面と反対側の面とのいずれか一方に対してシート材からなる予反り処理層を貼り付けて形成したものであり、その予反り処理層と前記基材のうち、前記光源側に配されるものの線膨張係数が、その反対側に配されるものの線膨張係数よりも大きくなる設定としたものである請求の範囲第20項記載の表示装置用照明装置。
  24. 請求の範囲第1項ないし請求の範囲第23項のいずれか1項に記載の表示装置用照明装置と、この表示装置用照明装置の表側に配される表示パネルとからなる表示装置。
  25. 前記表示パネルは、一対の基板間に液晶を封入してなる液晶パネルとされる請求の範囲第24項記載の表示装置。
  26. 請求の範囲第24項または請求の範囲第25項に記載された表示装置を備えるテレビ受信装置。
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