JPWO2008114410A1 - 全有機体炭素測定装置 - Google Patents

全有機体炭素測定装置 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2008114410A1
JPWO2008114410A1 JP2009505009A JP2009505009A JPWO2008114410A1 JP WO2008114410 A1 JPWO2008114410 A1 JP WO2008114410A1 JP 2009505009 A JP2009505009 A JP 2009505009A JP 2009505009 A JP2009505009 A JP 2009505009A JP WO2008114410 A1 JPWO2008114410 A1 JP WO2008114410A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
flow path
measurement
sample water
carbon dioxide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009505009A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4983914B2 (ja
Inventor
将一 明地
将一 明地
阿部 浩久
浩久 阿部
藤山 陽一
陽一 藤山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
Publication of JPWO2008114410A1 publication Critical patent/JPWO2008114410A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4983914B2 publication Critical patent/JP4983914B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/18Water
    • G01N33/1826Organic contamination in water
    • G01N33/1846Total carbon analysis
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N27/00Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means
    • G01N27/02Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating impedance
    • G01N27/04Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating impedance by investigating resistance
    • G01N27/06Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating impedance by investigating resistance of a liquid
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T436/00Chemistry: analytical and immunological testing
    • Y10T436/23Carbon containing
    • Y10T436/235In an aqueous solution [e.g., TOC, etc.]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T436/00Chemistry: analytical and immunological testing
    • Y10T436/25Chemistry: analytical and immunological testing including sample preparation
    • Y10T436/2575Volumetric liquid transfer

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Non-Biological Materials By The Use Of Chemical Means (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)

Abstract

本発明が対象とする全有機体炭素測定装置は、有機物酸化部24、二酸化炭素分離部20及び導電率測定部34を一体化して集積した計測部と、制御部40と、データ処理部41とを備えている。導電率の測定精度を向上させるために、制御部40は、有機物を酸化する時は試料水の送液を停止し、試料水を有機物酸化分解部20及び二酸化炭素分離部24へ移動する時に試料水の送液を行ない、データ処理部41は、相対強度が一定値以上の紫外光が照射された試料水が二酸化炭素分離部24へ到達している時の導電率に基づいて全有機体炭素濃度を測定する。

Description

本発明は、試料水中の全有機体炭素(TOC)量を測定する全有機体炭素測定装置(TOC測定装置とも言う。)に関する。特に、純水や超純水と呼ばれる不純物の少ない水に含まれる有機性物質を二酸化炭素分離部により分離し、導電率測定部によりTOCを測定する機能を集積させたμTAS(Micro Total Analysis System)に関するものである。
製薬用水、半導体製造工程水、冷却水、ボイラー水、水道水など不純物の少ない試料水の管理を目的として、それらの水に含まれる有機物のTOC測定が行なわれている。
全有機体炭素測定装置には、高温の炉で有機物を燃焼酸化する燃焼式酸化法や、紫外光と酸化剤を用いて有機物を化学的に酸化する湿式酸化法があるが、純水や超純水のような高感度測定には後者の湿式酸化法が一般的である。
湿式酸化法によるTOCの測定方法としては、試料水中の有機体を酸化反応器で二酸化炭素へ転化する工程と、ガス透過膜を介して二酸化炭素を測定水へ移動させる工程と、二酸化炭素が移動した測定水を導電率測定部へ送って導電率を測定することにより二酸化炭素濃度を検出する工程とによって測定する方法がある(特許文献1,2参照。)。
二酸化炭素の導電率測定としては、少なくとも2個の電極を試料水の酸化前と酸化後の位置に配置し、酸化前と酸化後の導電率の差分を検出することで、有機化合物のTOCを測定する方法がある(特許文献3参照。)。
半導体や製薬用水等のように不純物の少ない水を測定する際には、紫外光により有機物を分解して二酸化炭素とし、二酸化炭素分離部を介して導電率測定を行う方法が比較的小型の装置で精度よく測定できる手法として知られている。
また、本発明者らはマイクロ加工技術を用いてデバイスを集積化することで、試料水や試料水消費量の低減と配管からの溶出や透過の低減を両立する全有機体炭素測定装置を開発し、従来の装置よりも少ない容量の水を測定することを提案してきた(特許文献4参照。)。
特許第2510368号公報 特開2006−90732号公報 特開2001−281189号公報 特開2006−300633号公報
デバイスを集積した全有機体炭素測定装置を用いる場合、有機物を充分に酸化するために試料水の送液を停止して紫外線を照射する必要があった。その場合、UV(紫外線)ランプから照射される紫外光は強度分布に偏りがあるために有機物酸化部の流路内では不均一な酸化が行われる。流路内の充分に紫外線照射されていない部分では、有機物が酸化されて生じる二酸化炭素の濃度が低くなり、二酸化炭素分離部へ到達しても導電率が充分に上昇せず、全有機体炭素濃度が真値より低くなる問題がある。
そこで本発明は、導電率の測定精度を向上させる全有機体炭素測定装置を提供することを目的とする。
本発明の全有機体炭素測定装置は、計測部と、計測部での送液動作を制御する制御部と、測定水の導電率から全有機体炭素濃度を求めるデータ処理部とを備えている。上記計測部は、供給された試料水に紫外線が照射されて試料水中の有機物を酸化して二酸化炭素に変換する有機物酸化部と、上記有機物酸化部を経た試料水が流される試料水流路及び脱イオン水からなる測定水が流される測定水流路を備えた二酸化炭素分離部と、二酸化炭素分離部からの測定水の導電率を測定する導電率測定部とを備え、上記に二酸化炭素分離部は、試料水流路と測定水流路の間がガス透過可能に接し、且つ上から順に積層されて一体化されている上記各部が上から順に積層されたものである。
そして上記制御部は有機物を酸化する時は試料水の送液を停止し、試料水を有機物酸化分解部及び二酸化炭素分離部へ移動させる時に試料水の送液を行ない、上記データ処理部は相対強度が一定値以上の紫外光が照射された試料水が二酸化炭素分離部へ到達している時の導電率に基づいて全有機体炭素濃度を測定するものである。
紫外光により有機物を分解すると、化合物中に含まれる窒素化合物など、炭素以外の元素を含む化合物から二酸化炭素以外のガス成分が生成され、それが二酸化炭素とともに移動して導電率測定に影響を及ぼす妨害となることがある。
そこで上記二酸化炭素分離部として、試料水流路と測定水流路の間に試料水流路を流れる試料水よりも高いpH値をもつ中性領域の中間水が存在する中間水流路を備え、試料水流路と中間水流路の間及び中間水流路と測定水流路の間がそれぞれガス透過膜を介して接し、かつ試料水流路、中間水流路及び測定水流路が上から順に積層されて一体化されているようにしてもよい。
一般に、二酸化炭素分離部を備え測定水の導電率測定によりTOCを計測する手法では、溶存二酸化炭素成分の除去、試料水へのガス成分移動促進、測定の安定化などを目的として試料水に酸添加を行なうため、試料水は強酸性になっている。そのような強酸性条件下で尿素等の窒素化合物を含む試料水を紫外光で酸化分解すると、窒素化合物から硝酸と亜硝酸が生成される。
亜硝酸と亜硝酸イオンの存在比は、図6に示されるようにpHによって変化する。すなわち、酸性下ではガス成分である亜硝酸として存在し、中性からアルカリ性にかけては亜硝酸イオンとして存在する。
二酸化炭素分離部で試料水と測定水がガス透過膜を介して接する従来のTOC測定装置では、酸性の試料水と中性の測定水がガス透過膜を介して接しているため、試料水中で生成した亜硝酸がガス透過膜を通って測定水へ移動し、亜硝酸イオンになる。その結果、亜硝酸は導電率測定において導電率が高くなる方向の正の妨害影響を与える。
一方、本発明で、試料水流路と測定水流路の間に試料水流路を流れる試料水よりも高いpH値をもつ中性領域の中間水が存在する中間水流路が介在している場合には、試料水で発生した亜硝酸はガス透過膜を透過して中間水流路へ移動するが、中間水のpHを中性付近に保つことにより亜硝酸はガス成分としての存在比が減少して、亜硝酸イオンになる。亜硝酸イオンはガス透過膜を透過しないので、測定水への亜硝酸の移動を抑えることができるようになる。
中間水及び測定水として、例えばともに脱イオン水を使用した場合、両者は溶解した炭酸によりpH5〜7に保たれる。この条件では、炭酸成分は大部分がガス成分であるのに対し、亜硝酸はほとんどがイオン成分として存在する。中間水から測定水へのガスの移動速度は両者の濃度差により決まるため、ほとんどがイオンとして存在する亜硝酸の移動速度は炭酸のそれに比べ低くなる。この速度差を利用し、中間水と測定水間のガス透過膜の膜厚や膜との接液面積を適当に設計することにより、二酸化炭素に対し亜硝酸の影響を小さくすることができる。
このように中間水流路を設けることにより、二酸化炭素のガス透過速度を高速に維持したままで、妨害物質の影響低減の両立を図ることができる。妨害物質としては、一例として亜硝酸を取りあげているが、酸性側でガス状態として存在し、中性からアルカリ性にかけてイオン化する成分であれば、その妨害影響を抑えることができる。
また、中間水流路を設けることで装置が多重構造になり、試料水、中間水及び測定水の流速比や送液のタイミングを一定に保つのが困難になる場合であっても、本発明は充分に酸化された試料水を二酸化炭素分離部に流すようにしたので、正確なTOC値を求めることができる。
本発明の全有機体炭素測定装置における有機物酸化部の一例は、試料水が流される流路と、その流路を流れる試料水に紫外線を照射するための紫外線入射部とを備えたものである。紫外線照射による有機物酸化部は、加熱部や加圧部を必要としないので、小型にでき、また他の部分と一体化するのも容易である。そのような有機物酸化部では紫外線照射時間を長くして酸化効率を高めるために、試料水が流される流路が紫外線入射部において流路長を長くするために蛇行しているようにしてもよい。
二酸化炭素分離部で試料水と中間水との接触時間を長くして試料水から中間水へのガス透過効率を高めるために、試料水流路はガス透過膜と接する部分が流路長を長くするために蛇行しているようにしてもよい。
二酸化炭素分離部で測定水と中間水との接触時間を長くして中間水から測定水へのガス透過効率を高めるために、測定水流路はガス透過膜と接する部分が流路長を長くするために蛇行しているようにしてもよい。
また、中間水流路での中間水の滞在時間を長くするために、中間水流路のガス透過膜と接する部分が流路長を長くするために蛇行しているようにしてもよい。
中間水はpHの設定が重要である。中間水としては純水や脱イオン水のほか、pHが中性領域に設定された緩衝液を用いることもできる。
本発明の全有機体炭素測定装置では、制御部は有機物を酸化する時に試料水の送液を停止し、試料水を有機物酸化分解部及び二酸化炭素分離部へ移動させる時に試料水の送液を行ない、データ処理部は相対強度が一定値以上の紫外光が照射された試料水が二酸化炭素分離部へ到達している時の導電率に基づいて全有機体炭素濃度を測定するようにしたので、正確なTOC値を測定することができる。
本発明の全有機体炭素測定装置の一実施例を模式的に示す断面図である。 二酸化炭素分離部の他の形態を模式的に示す断面図である。 酸化部流路の流路パターンを最適化していない例である。 酸化部流路の流路パターンを最適化したときの例である。 図3Aに示した流路パターンを用いて実験を行った結果である。 図3Bに示した流路パターンを用いて実験を行った結果である。 二酸化炭素分離部の他の形態を模式的に示す断面図である。 亜硝酸と二酸化炭素のpHに対する分子状成分比を示すグラフである。
符号の説明
2 試料水流路
4 中間水流路
6 測定水流路
8,10 ガス透過膜
20 二酸化炭素分離部
24 有機物酸化部
34 導電率測定部制御部
40 制御部
41 データ処理部
42 送液装置
64 試料水導入口
66 試料水排出口
以下に本発明の実施例を説明する。
図1は全有機体炭素測定装置の一実施例を模式的に示す断面図である。この全有機体炭素測定装置は、有機物酸化部24、二酸化炭素分離部20及び導電率測定部34を一体化して集積した計測部と、計測部に試料水を送液する送液装置42と、送液装置42を制御する制御部40と、導電率値に基づいてTOC値を求めるデータ処理部41とを備えている。なお、各基板の表面と裏面を区別して呼ぶときは、図1の状態で上側の面を「表面」、下側の面を「裏面」と呼ぶ。
有機物酸化部24は紫外線が入射する側の基板60とそれに接合された基板62とから構成されている。一方の基板60としては、上方から照射される紫外光により有機物の分解を行うために紫外光を透過する石英基板が使用されている。基板60のうち、紫外線が入射する部分は紫外線入射部となる。基板60には試料水導入口となる貫通穴64と試料水排出口となる貫通穴66が開けられている。他方の基板62としても石英基板が使用されている。基板62の表面には試料水導入口64の位置に一端をもつ酸化部流路68が形成されている。基板62の裏面には試料水排出口66に対応する位置に一端をもつ試料水流路2が形成されている。基板62には、酸化部流路68の他端と試料水流路2の他端を連結する貫通穴70と、試料水流路2の一端と試料水排出口66とを連結する貫通穴72が開けられている。基板62の裏面、すなわち基板60との接合面とは反対側の面には紫外線照射領域を画定する遮光用金属膜33が形成されている。遮光用金属膜33は、例えば厚さが0.05μm以上のPt/Ti膜(密着層としてチタン膜を成膜し、その上に白金膜を成膜したもの。)である。
酸化部流路68及び試料水流路2は、特に寸法が限定されるものではなく、例えば幅1mm、深さ0.2mm、長さ200mm程度であり、ウェットエッチングやドライエッチングなどの加工により形成することができる。また、貫通穴64,66,70はサンドブラスト加工等により形成することができる。基板60,62間の接合はフッ化水素接合により実現できる。
導電率測定部34は、石英基板74上に形成されたPt/Ti膜による電極パターン76の上に、流路部分を切り取ったフィルム78を介して石英基板80の裏面が接合されて形成されている。
フィルム78としては、例えば、接着性フッ素樹脂(例えば、厚さ100μmのネオフロンEFEP(ダイキン工業株式会社の登録商標))フィルムやPDMS(ポリジメチルシロキサン)(例えば厚さ100μmのダウ・コーニング社のシルガード184(登録商標))フィルムを使用する。電極パターン76上にはフィルム78により測定水が流れる流路が形成されている。
電極パターン76は、Pt/Ti膜をスパッタ成膜し、半導体製造工程や微細加工技術の分野で使用されているフォトリソグラフィとエッチングによりパターン化して形成することができるが、電極パターン76の形成方法は特に限定されるものではない。また、電極パターン76上に流路を形成するためのフィルムは、ネオフロン膜やPDMS膜に限らず、接着性有機膜又は接着剤を塗布した薄膜などで実現することもでき、これらの方法に限定されるものではない。
石英基板80の表面には測定水流路6が形成され、石英基板80には測定水流路6の一端につながる測定水分岐流路82と、測定水流路6の他端を導電率測定部34の電極パターン76の流路に連結する貫通穴84が形成されている。また、石英基板80には中間水を導く中間水分岐流路となる貫通穴86と、中間水を排出する中間水排出口となる貫通穴88も開けられている。石英基板80の厚さは特に限定されるものではないが、例えば厚さ1mmのものを用いる。
石英基板74には脱イオン水としてイオン交換水を供給するためのイオン交換水導入口となる貫通穴90と余分なイオン交換水を排出するイオン交換水排出口となる貫通穴92も開けられている。基板74,80間のPDMSフィルム78により形成された流路によって、イオン交換水導入口90は、測定水分岐流路82、中間水分岐流路86及びイオン交換水排出口92とつながっている。
石英基板74には、導電率測定部34の電極パターン76の流路から検出後の測定水を排出する測定水排出口となる貫通穴94と、石英基板80の中間水排出用貫通穴88と連結されて中間水を排出する中間水排出口となる貫通穴96も開けられている。
二酸化炭素分離部20は、有機物酸化部24を構成している基板62の裏面と、導電率測定部34のユニットを構成している基板の80の表面とを、二酸化炭素分離部20を構成する2つのガス透過膜8,10を間に挟んで接合したものである。
ガス透過膜8,10の間にはPDMSフィルム98が挟みこまれ、そのPDMSフィルム98の厚みによって隙間が形成され、そのPDMSフィルム98のパターンによって中間水流路4が形成されている。中間水流路4は一端が石英基板80の中間水導入用の中間水分岐流路86につながり、他端が中間水排出用の貫通穴88につながる形状に形成されている。
中間水流路4には試料水よりも高いpH値をもつ中性領域の中間水が流される。中間水流路4は、少なくとも一部が試料水流路2及び測定水流路6と平行に接するように形成されている。
ガス透過膜8と基板62の間には試料水流路2が形成され、ガス透過膜10と基板80の間には測定水流路6が形成されるように、ガス透過膜8,10と基板62,80の間がPDMSフィルムなどのフィルムでシールされている。
ガス透過膜8,10は特に限定されるものではなく、二酸化炭素に対する選択性をもっていないものを使用する。そのようなガス透過膜8,10としては、例えば多孔質フッ素樹脂膜(例えば厚さが30μmのポアフロン;住友電工社製)などを用いることができる。
この実施例で、試料水は基板60の試料水導入口64から導入され、酸化部流路68から試料水流路2を通って試料水排出口66から排出される。試料水はその間に有機物酸化部24で紫外光照射を受けて酸化され、二酸化炭素分離部20のガス透過膜8を介して中間水と接触し、二酸化炭素などのガス成分は中間水に分配される。
イオン交換水はこの装置の外部で生成され、イオン交換水導入口90から導入される。導入されたイオン交換水の大部分はイオン交換水排出口92からそのまま排出されるが、必要な流量のみ、測定水分岐流路82から測定水流路6へ供給され、中間水分岐流路86から中間水流路4に供給される。
中間水流路4は、試料水に接するガス透過膜8と測定水に接するガス透過膜10の両方に接しているため、試料水から入ってきたガス成分は中間水でイオンとの平衡に達しながら測定水にガス成分を分配し、中間水排出口88,96を経て外部に排出される。また、測定水は測定水流路6でガス成分を受け取った後、導電率パターン76を通り測定水排出口94から排出される。
試料水の流量は、送液装置42と制御部40による動作により、有機物を酸化する時は試料水の送液を停止し、試料水を有機物酸化分解部や二酸化炭素分離部20へ移動する時のみ試料水の送液を行なう。また、データ処理部41は、相対強度が一定値以上の紫外光が照射された試料水が二酸化炭素分離部20へ到達している時の導電率に基づいて全有機体炭素濃度を測定することができる。
同実施例では試料水に紫外線を照射するUVランプとして、例えば浜松ホトニクス製ペン型低圧水銀ランプ(L937−02)を用いることができる。そのランプの強度分布を図2に示す。
図2中の実線の曲線は前後配光、破線の曲線は側方配光を示す。前後配光とはペン型ランプの先端から照射された光を示し、側方配光とはペン型ランプの側面から照射された光を示している。円弧で示された角度は中心にランプが配置されているときのランプからの紫外線の放射角度を示し、中心からの距離は相対放射強度を示す。
図2より、ペン型低圧水銀ランプは紫外線の強度分布に偏りがあることが分かる。特に、ランプを中心に30°以内の放射角度では90%以上の紫外線強度を有し、45°以外の放射角度では80%以下の紫外線強度になる。
紫外線強度は、ペン型低圧水銀ランプと照射対象の距離が遠くなると減衰するため、ランプと照射対象の距離はできるだけ近い方が望ましいが、距離を近づけると高強度の紫外線を照射できる面積は限定されてしまう。そこで照射対象における流路パターンと紫外線強度の関係について検討する。
図3Aと図3Bは酸化部流路68の形成例の上面図を示したものである。図3Aは流路パターンを最適化していない例であり、図3Bは流路パターンを最適化したときの例である。破線で囲んだ領域はペン型低圧水銀ランプを配置している領域である。図3Aの流路形状は、試料水導入口64から貫通穴70まで複雑に蛇行している。図3Aの斜線部は紫外線の放射強度が80%以下の領域を示している。一方、図3Bの流路形状は、試料水導入口64から貫通穴70まで水銀ランプに沿って平行になるように蛇行している。図3Bの斜線部は紫外線の放射強度が90%以上の領域を示している。
したがって、図3A及び図3Bのように試料水に照射される紫外線は強度に偏りがあり、二酸化炭素分離部へ送液される時間によっては、試料水から生じた二酸化炭素の濃度が異なることがある。
次に図3A及び図3Bを用いて導電率を検出した際の結果を図4A及び4Bに示す。図3Aの流路容量は約130μLであり、試料水導入口64から注入された有機物を酸化した後、試料水流路2へ100μL/分で送液する。その場合、放射強度80%以下の紫外光が照射された試料水が約40〜70秒間に試料水流路2へ到達する。図3Bの流路容量は約200μLであり、試料水導入口64から注入された有機物を酸化した後、試料水流路2へ100μL/分で送液する。その場合、放射強度90%以上の紫外光が照射された試料水が約30〜90秒間に試料水流路2へ到達する。
図4Aは、図1の装置を用いて図3Aに示した流路パターンで実験を行った結果であり、図4Bは、図1の装置を用いて図3Bに示した流路パターンで実験を行った結果である。図4A,4Bでは、容易に酸化分解するフタル酸水素カリウム(KHP)と酸化分解が難しいトリメチルアミン塩酸塩(TMA)を試料水として使用した。2つの試料水は共に2.2mgC/Lである。導電率を取得するタイミングは、KHPの導電率ができるだけ安定な送液時間60秒付近で行い、検量線を用いてTOC値に換算することにした。
図4AのKHPとTMAを比較すると、KHPは送液時間60秒付近まで導電率が上昇するが、TMAは送液時間40秒付近をピークとして送液時間60秒では導電率が低くなっていることが分かる。これでは送液時間60秒の導電率をTOC値に換算した時に、TMAが真値より低いTOC値を示してしまい、誤差が生じることになる。KHPは放射強度80%以下の弱い紫外光が照射されても分解されるが、TMAは分解されないまま二酸化炭素分離部20に送液されたことが原因であると推測される。
図3Bの流路パターンは送液時間が60秒を経たときに、放射強度90%以上の紫外光が照射された試料水が二酸化炭素分離部20に充分送液されているように設計しており、図4Bに示すように送液時間60秒付近でもKHPとTMAの導電率は低くならず、TMAのTOC値は真値を示すことが分かる。
また、図3Bの流路パターンでは、放射強度90%以下の紫外線が照射された試料水が送液時間0〜30秒の間に二酸化炭素分離部20へ送液されているが、これは下記の理由で必要である。すなわち、有機物酸化部の試料水が二酸化炭素分離部へ送液されると二酸化炭素分離部のデッドボリュームに試料水の二酸化炭素が拡散し、二酸化炭素分離部にて二酸化炭素の濃度が薄まり、導電率測定部で測定される二酸化炭素の濃度が低くなる現象が生じる。導電率の検出を行う直前に、ある程度有機物が酸化分解された試料水を二酸化炭素分離部へ送液し、二酸化炭素分離部のデッドボリュームにおける二酸化炭素の濃度を上げておくことで、検出部で測定される二酸化炭素濃度が下がることをできるだけ防ぎ、検出感度が下がることを防ぐことができるからである。
このように本発明は、制御部40により、有機物を酸化する時は試料水の送液を停止し、試料水を有機物酸化分解部や二酸化炭素分離部へ移動する時のみ試料水の送液を行なうとともに、データ処理部42により、相対強度が一定値以上の紫外光が照射された試料水が二酸化炭素分離部へ到達している時の導電率に基づいて全有機体炭素濃度を測定するようにしたので、試料水の消費量を低減し、正確なTOC値を測定することができるようになる。
また、上述のように測定時以外にも送液する試料水量をできるだけ低減するには、二酸化炭素分離部20におけるデッドボリュームをできるだけ小さくすればよい。二酸化炭素分離部20のデッドボリュームとは、主に多孔質フッ素樹脂膜(ガス透過膜8,10)であり、可能な限り多孔質フッ素樹脂膜に含まれる気体の容積を減らすことでデッドボリュームを減らすことができる。
一つ目の方法として多孔質フッ素樹脂膜に含まれる気体の容積を減らすために、膜の厚みを薄くすることが挙げられるが、製造上ある程度の厚みを有する。もう一つの方法は、多孔質フッ素樹脂膜8の面積を限りなく小さくすることである。多孔質フッ素樹脂膜8の下には中間水流路4や測定水流路6が存在するので、多孔質フッ素樹脂膜と接触する試料水流路2、中間水流路4又は測定水流路6の面積を必要最低限にすることで、多孔質フッ素樹脂膜の面積を小さくすることができる。
二酸化炭素を分離する際の流路は浅いほど拡散による二酸化炭素の移動時間が短くなり、(拡散方程式によれば、移動時間は距離の2乗に比例するからである。)短時間で別の純水へ二酸化炭素が移動するために流路長も短くなる。したがって、二酸化炭素を分離する際に用いる流路をできるだけ浅くすることで、流路長を短くすることができ、多孔質フッ素樹脂膜の面積も小さくすることができる。
図5は図1の実施例と同様に各部が一体化された実施例を分解斜視図として示したものである。酸化部流路68は石英基板62の表面62aに深さ0.6mmの溝として形成され、試料水流路2は石英基板62の裏面62bに厚さが60μmの溝として形成されたものである。中間水流路4は厚さが100μmの接着性フッ素樹脂(例えば、ネオフロンEFEP(ダイキン工業株式会社の登録商標))膜98aに貫通した溝として形成され、測定水流路6は石英基板80(図1参照。)のガス透過膜10に対向する面80aに深さが60μmの溝として形成されたものである。酸化部流路68、試料水流路2、中間水流路4及び測定水流路6は流路長を長くするために蛇行形状に形成されている。これらの流路2,6,68は例えばサンドブラスト加工により形成することができる。
導電率測定部34の電極パターンは、符号76aとして示される位置で、基板80の面80aとは反対側の面と石英基板74(図1参照。)の基板80側の面にそれぞれ形成されている。測定水を流す流路は、基板80と74に挟まれた厚さが100μmの接着性フッ素樹脂(例えば、ネオフロンEFEP(ダイキン工業株式会社の登録商標))膜78aに切抜きパターンとして形成されている。
試料水と中間水との接触面積を調整するために中間水流路4と試料水流路2との間には開口部をもつ遮蔽膜14が設けられており、中間水と測定水との接触面積を調整するために中間水流路4と測定水流路6との間にも開口部をもつ遮蔽膜16が設けられている。遮蔽膜14,16は例えば厚さが25μmの接着性フッ素樹脂(例えば、ネオフロンEFEP(ダイキン工業株式会社の登録商標))膜である。ガス透過膜8,10は例えば厚さが30μmのフッ素樹脂多孔質材料(例えば、ポアフロン(ダイキン工業株式会社の登録商標))である。
これらの石英基板62、ガス透過膜8、遮蔽膜14、接着性フッ素樹脂膜98a、遮蔽膜16、ガス透過膜10、石英基板80a、電極パターン76a及び接着性フッ素樹膜78aが上からこの順になるように積層され、最上層に図1における石英基板60に該当する基板を載せ、最下層に図1における石英基板74に該当する基板を当てて、全体を接合して一体化したものが図5の全有機体炭素測定装置である。

Claims (6)

  1. 供給された試料水に紫外線が照射されて試料水中の有機物を酸化して二酸化炭素に変換する有機物酸化部と、前記有機物酸化部を経た試料水が流される試料水流路及び脱イオン水からなる測定水が流される測定水流路を備えた二酸化炭素分離部と、前記二酸化炭素分離部からの測定水の導電率を測定する導電率測定部と、を備え、前記二酸化炭素分離部は前記試料水流路と前記測定水流路の間がガス透過可能に接し、且つ上から順に積層されて一体化されており、前記各部が上から順に積層された計測部と、
    前記計測部での送液動作を制御する制御部と、
    測定水の導電率から全有機体炭素濃度を求めるデータ処理部と、を備え、
    前記制御部は有機物を酸化する時は試料水の送液を停止し、試料水を前記有機物酸化分解部及び前記二酸化炭素分離部へ移動させる時に試料水の送液を行ない、
    前記データ処理部は相対強度が一定値以上の紫外光が照射された試料水が前記二酸化炭素分離部へ到達している時の導電率に基づいて全有機体炭素濃度を測定するものである全有機体炭素測定装置。
  2. 前記二酸化炭素分離部は、前記試料水流路と前記測定水流路の間に、前記試料水流路を流れる試料水よりも高いpH値をもつ中性領域の中間水が存在する中間水流路を備え、
    前記試料水流路と前記中間水流路の間及び前記中間水流路と前記測定水流路の間がそれぞれガス透過膜を介して接し、且つ前記試料水流路、前記中間水流路及び前記測定水流路が上から順に積層されて一体化されている請求項1に記載の全有機体炭素測定装置。
  3. 前記試料水流路は、前記ガス透過膜と接する部分が流路長を長くするために蛇行している請求項1又は2に記載の全有機体炭素測定装置。
  4. 前記測定水流路は、前記ガス透過膜と接する部分が流路長を長くするために蛇行している請求項1から3のいずれか一項に記載の全有機体炭素測定装置。
  5. 前記中間水流路は、前記ガス透過膜と接する部分が流路長を長くするために蛇行している請求項2から4のいずれか一項に記載の全有機体炭素測定装置。
  6. 中間水としてpHが中性領域に設定された緩衝液を用いる請求項2から5のいずれか一項に記載の全有機体炭素測定装置。
JP2009505009A 2007-03-20 2007-03-20 全有機体炭素測定装置 Expired - Fee Related JP4983914B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2007/055653 WO2008114410A1 (ja) 2007-03-20 2007-03-20 全有機体炭素測定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2008114410A1 true JPWO2008114410A1 (ja) 2010-07-01
JP4983914B2 JP4983914B2 (ja) 2012-07-25

Family

ID=39765531

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009505009A Expired - Fee Related JP4983914B2 (ja) 2007-03-20 2007-03-20 全有機体炭素測定装置

Country Status (5)

Country Link
US (2) US20100034702A1 (ja)
EP (1) EP2136205B1 (ja)
JP (1) JP4983914B2 (ja)
CN (1) CN101636652B (ja)
WO (1) WO2008114410A1 (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2951272B1 (fr) * 2009-10-09 2011-12-09 Millipore Corp Methode de calibration d'un dispositif de mesure de la teneur en carbone organique total
DE102011004806A1 (de) * 2011-02-28 2012-08-30 Siemens Aktiengesellschaft Magnetische Durchflusszytometrie für hohen Probendurchsatz
DE102011004805A1 (de) * 2011-02-28 2012-08-30 Siemens Aktiengesellschaft Miniaturisierte magnetische Durchflusszytometrie
JP5941553B2 (ja) * 2012-01-09 2016-06-29 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ 室温における全有機体炭素(toc)分析器のための酸性化されてない標準のtocレベルを安定化する方法
EP2803996A1 (fr) * 2013-05-15 2014-11-19 Merck Patent GmbH Dispositif de mesure de conductivité d'un liquide pour déterminer de très bas niveaux de carbone organique total (TOC) dans de l'eau pure et ultra-pure
EP2878947A1 (en) 2013-12-02 2015-06-03 Geoservices Equipements Isothermal analysis system and method
CN105716927A (zh) * 2014-12-03 2016-06-29 通用电气公司 用于去除无机碳的设备和方法及用于检测总有机碳的装置和方法
CN104777278A (zh) * 2015-04-10 2015-07-15 张振巍 一种水总有机碳的测定方法
US10458968B2 (en) * 2015-04-10 2019-10-29 Shimadzu Corporation Water quality analysis device
KR102273852B1 (ko) 2016-03-07 2021-07-06 와이에스아이 인코포레이티드 다변수 수질 측정을 위한 광학 질산염 센서
CN109073457B (zh) 2016-03-09 2021-12-28 Ysi公司 用于多参数水质测量的光学硝酸盐传感器补偿算法
CN107340274B (zh) * 2017-03-29 2020-01-14 宁波方太厨具有限公司 有机物检测传感器
CN108414645B (zh) * 2018-04-19 2023-05-23 南京大学 一种体积排阻色谱联用型氮检测器及应用方法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001281189A (ja) * 2000-03-30 2001-10-10 Japan Organo Co Ltd 全有機体炭素の測定方法および装置
JP2005106668A (ja) * 2003-09-30 2005-04-21 Dkk Toa Corp 全有機炭素含量の測定方法および装置
JP2006300633A (ja) * 2005-04-19 2006-11-02 Shimadzu Corp 全有機体炭素測定装置
WO2006126296A1 (ja) * 2005-05-26 2006-11-30 Shimadzu Corporation 全有機体炭素測定方法、全窒素量測定方法及びそれらの測定方法に用いる測定装置
JP2006337032A (ja) * 2005-05-31 2006-12-14 Shimadzu Corp 配管接続方法及びマイクロチップデバイス

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5132094A (en) 1990-03-02 1992-07-21 Sievers Instruments, Inc. Method and apparatus for the determination of dissolved carbon in water
US5171694A (en) * 1990-03-26 1992-12-15 The Babcock & Wilcox Company Method for monitoring aqueous carbon dioxide
DE19806854C2 (de) * 1998-02-19 2000-02-03 Maihak Ag Verfahren und Vorrichtung zur Bestimmung des organischen Kohlenstoffs(TOC)-)Gehaltes in Flüssigkeiten, insbesondere Reinstwasser
US6444474B1 (en) * 1998-04-22 2002-09-03 Eltron Research, Inc. Microfluidic system for measurement of total organic carbon
JP4112360B2 (ja) * 2000-10-16 2008-07-02 シーヴァーズ インスツルメンツ,インク. パルスフロー全有機炭素分析装置
CN2522859Y (zh) * 2002-01-30 2002-11-27 武汉大学 一种测量水中总有机碳的装置
CN2706764Y (zh) * 2004-05-29 2005-06-29 徐滋秋 便携式总有机碳测定仪
JP2006090732A (ja) 2004-09-21 2006-04-06 Dkk Toa Corp 全有機炭素含量の測定方法および装置
CN100476409C (zh) * 2005-08-29 2009-04-08 山东省科学院海洋仪器仪表研究所 利用臭氧氧化过程中化学发光测量水体总有机碳的方法
EP2065700A1 (en) * 2006-10-17 2009-06-03 Shimadzu Corporation Apparatus for determining total organic carbon

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001281189A (ja) * 2000-03-30 2001-10-10 Japan Organo Co Ltd 全有機体炭素の測定方法および装置
JP2005106668A (ja) * 2003-09-30 2005-04-21 Dkk Toa Corp 全有機炭素含量の測定方法および装置
JP2006300633A (ja) * 2005-04-19 2006-11-02 Shimadzu Corp 全有機体炭素測定装置
WO2006126296A1 (ja) * 2005-05-26 2006-11-30 Shimadzu Corporation 全有機体炭素測定方法、全窒素量測定方法及びそれらの測定方法に用いる測定装置
JP2006337032A (ja) * 2005-05-31 2006-12-14 Shimadzu Corp 配管接続方法及びマイクロチップデバイス

Also Published As

Publication number Publication date
JP4983914B2 (ja) 2012-07-25
US8557597B2 (en) 2013-10-15
EP2136205A4 (en) 2013-10-09
EP2136205A1 (en) 2009-12-23
US20100034702A1 (en) 2010-02-11
EP2136205B1 (en) 2018-02-21
CN101636652A (zh) 2010-01-27
US20120107947A1 (en) 2012-05-03
WO2008114410A1 (ja) 2008-09-25
CN101636652B (zh) 2013-01-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4983914B2 (ja) 全有機体炭素測定装置
JP4844630B2 (ja) 全有機体炭素測定装置
JP5263389B2 (ja) システムブランク機能を備えた全有機体炭素計
JP4462099B2 (ja) 全有機体炭素測定装置
JP4807358B2 (ja) 圧力差気泡移動制御方法、並びにその方法を用いたガス交換装置、導電率測定装置、全有機体炭素測定装置、反応装置及び細胞培養装置
US7993586B2 (en) Apparatus for measurement of total organic carbon content
EP1174710A1 (en) Multiple electric conductivity measuring apparatus
JP2010216977A (ja) 全有機体炭素測定装置
JP2001281189A (ja) 全有機体炭素の測定方法および装置
WO2013172868A1 (en) Methods and apparatus for measuring the total organic content of aqueous streams
WO2009125493A1 (ja) 全有機体炭素測定装置
CN105190307A (zh) 用于测量液体电导率以便确定纯水和超纯水中极低水平的总有机碳(toc)的装置
JPWO2007129383A1 (ja) 全有機体炭素測定装置
JP5772636B2 (ja) 全有機体炭素測定装置
JP4337624B2 (ja) ガス交換装置および水中炭素成分測定装置
JP2005227161A (ja) 水中炭素成分の測定装置
JP5282703B2 (ja) 送液装置及びそれを用いた全有機体炭素測定装置
US7722816B2 (en) Detection device and method
JP2005214649A (ja) Toc測定装置
JP2008064651A (ja) 液中の全有機炭素濃度測定方法及び測定装置

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120327

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120409

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4983914

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150511

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees