JPWO2008099483A1 - 表示制御装置、表示制御方法、表示制御プログラムおよび記録媒体 - Google Patents
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Abstract
位置取得部(102)によって移動体の現在地点の位置情報を取得し、抽出部(103)によって道路案内標識に含まれている方面に関する位置情報を抽出する。そして、これらの情報に基づいて、算出部(104)によって現在地点から各方面までの距離を算出する。つぎに、算出された距離に基づいて、表示制御部(106)によって道路案内標識の各方面をあらわす文字を変更して表示画面に表示する。さらに、受付部(105)によって、方面の選択を受け付けた場合、受け付けられた方面の位置情報が示す基点位置と、移動体の現在地点の位置情報と、の相対距離に基づいて、地図情報を、縮尺を変更して表示する。また、設定部(107)によって、受け付けた方面の位置情報が示す基点位置を目的地点として設定する場合、設定された目的地点が、道路案内標識に含まれなくなった場合、報知部(108)によって利用者に報知する。
Description
この発明は、現在地点との位置関係によって、道路案内標識の表示を変更する表示制御装置、表示制御方法、表示制御プログラムおよび記録媒体に関する。ただし、この発明の利用は、上述した表示制御装置、表示制御方法、表示制御プログラムおよび記録媒体には限られない。
従来、地図情報に道路標識または道路案内情報を加味して記憶しておき、車両前方の所定範囲内にこれらが該当するときに表示装置に表示する道路情報表示制御装置と、車両前方に掲示された道路標識または道路案内標識を撮像するカメラと、撮像された画像から、これらの表示内容を解析する画像処理装置と、画像を表示可能なカメラ画像表示装置と、画像処理装置により解析された道路標識または道路案内標識と、これらの位置に対応する道路情報表示制御装置に記憶された道路標識または道路案内情報とを比較する比較手段を備えた道路情報表示制御装置が提案されている(たとえば、下記特許文献1参照。)。
しかしながら、上述の特許文献1の技術では、車載カメラによる画像から、運転者に必要な道路案内標識などの映像のみを抽出して表示することはできるが、知らない土地に行った場合など、道路案内板に表示された地名を見ても、現在地点や目的地点との位置関係や距離がわからないといった問題が一例として挙げられる。また、面倒な経路誘導の設定をせずに、道路案内標識だけを頼りに進行すると、道に迷うことが多いといった問題が一例として挙げられる。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1の発明にかかる表示制御装置は、方面を示す道路案内標識を表示画面に表示する表示制御装置において、移動体の現在地点の位置情報を取得する位置取得手段と、前記道路案内標識に含まれている方面に関する位置情報を抽出する抽出手段と、前記位置取得手段によって取得された移動体の現在地点の位置情報に基づいて、前記抽出手段によって抽出された方面に関する位置情報を制御して前記表示画面に表示する表示制御手段と、を備えることを特徴とする。
また、請求項11の発明にかかる表示制御方法は、方面を示す道路案内標識を表示画面に表示する表示制御方法において、移動体の現在地点の位置情報を取得する位置取得工程と、前記道路案内標識に含まれている方面に関する位置情報を抽出する抽出工程と、前記位置取得工程によって取得された移動体の現在地点の位置情報に基づいて、前記抽出工程によって抽出された方面に関する位置情報を制御して前記表示画面に表示する表示制御工程と、を含むことを特徴とする。
また、請求項12の発明にかかる表示制御プログラムは、請求項11に記載の表示制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、請求項13の発明にかかる記録媒体は、請求項12に記載の表示制御プログラムをコンピュータに読み取り可能な状態で記録したことを特徴とする。
100 表示制御装置
101 表示部
102 位置取得部
103 抽出部
104 算出部
105 受付部
106 表示制御部
107 設定部
108 報知部
101 表示部
102 位置取得部
103 抽出部
104 算出部
105 受付部
106 表示制御部
107 設定部
108 報知部
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる表示制御装置、表示制御方法、表示制御プログラム、および記録媒体の好適な実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態)
(表示制御装置100の機能的構成)
まず、この発明の実施の形態にかかる表示制御装置100の機能的構成について説明する。図1は、実施の形態にかかる表示制御装置100の機能的構成を示すブロック図である。表示制御装置100は、方面を示す道路案内標識を表示画面に表示する。
(表示制御装置100の機能的構成)
まず、この発明の実施の形態にかかる表示制御装置100の機能的構成について説明する。図1は、実施の形態にかかる表示制御装置100の機能的構成を示すブロック図である。表示制御装置100は、方面を示す道路案内標識を表示画面に表示する。
図1において、表示制御装置100は、表示部101と、位置取得部102と、抽出部103と、算出部104と、受付部105と、表示制御部106と、設定部107と、報知部108と、を備えている。表示部101は、方面を示す道路案内標識を表示する表示画面を備えている。方面を示す道路案内標識は、たとえば、交差点などに設置され、交差点における各道路がどの方面に向かっているかを示す標識である。
また、表示部101は、地図情報を表示してもよい。ここで、地図情報は、図示しない記憶部に記憶されている。地図情報は、ノードおよびリンクからなる道路ネットワークデータと、施設や道路その他地形(山、川、土地)に関するフィーチャを用いて描画される画像データとを含んでいる。地図情報は、道路案内標識の情報、文字情報、施設の名称や住所などの情報、道路や施設の画像などを含んでいてもよい。
位置取得部102は、移動体の現在地点の位置情報を取得する。移動体の現在地点の位置情報は、たとえば、車両に備えられたGPSユニットや加速度センサなどによって取得される。
抽出部103は、道路案内標識に含まれている方面に関する位置情報を抽出する。道路案内標識に含まれている方面に関する位置情報は、具体的には、たとえば、道路案内標識に含まれている方面をあらわす文字が、地図情報上のどの地域(地点)をあらわすかの情報を抽出する。また、抽出部103は、図示しない記憶部などに記憶された道路案内標識に関する情報から、方面に関する情報を抽出する。さらに、抽出部103は、カメラなどによって撮像された道路案内標識の画像情報から、方面に関する位置情報を抽出してもよい。
算出部104は、位置取得部102によって取得された移動体の現在地点の位置情報、および抽出部103によって抽出された方面に関する位置情報に基づいて、移動体の現在地点から各方面までの距離を算出する。また、算出部104は、位置取得部102によって取得された移動体の現在地点の位置情報に基づいて、移動体の現在地点から、抽出部103によって抽出された各方面の位置情報が示す基点位置までの距離を算出する。基点位置は、距離や時間を計るとき、もとになる地点である。具体的には、たとえば、道路案内標識に表示された方面を示す地域の中心地点、この方面を代表する地点や建造物などである。
受付部105は、表示画面に表示された方面の選択を受け付ける。たとえば、入力デバイスが操作されることで受け付ける。具体的には、表示画面に重畳されたタッチパネルが押下されることで受け付ける。
表示制御部106は、位置取得部102によって取得された移動体の現在地点の位置情報に基づいて、抽出部103によって抽出された方面に関する位置情報を制御して表示画面に表示する。たとえば、表示制御部106は、算出部104によって算出された距離に基づいて、道路案内標識の各方面をあらわす文字を変更して表示する。具体的には、表示制御部106は、算出部104によって算出された距離が短いほど、文字のフォントを大きくして表示する。また、表示制御部106は、算出部104によって算出された距離に基づいて、文字の色を変更して表示する。
表示制御部106は、位置取得部102によって取得された移動体の現在地点の位置情報と、受付部105によって受け付けられた方面の位置情報が示す基点位置と、の相対距離に基づいて、縮尺を変更して地図情報を表示してもよい。具体的には、たとえば、表示制御部106は、移動体の現在地点と、受付部105によって受け付けられた方面の位置情報が示す基点位置と、の間の地図情報を表示する。
設定部107は、受付部105によって受け付けられた方面の位置情報が示す基点位置を目的地点として設定する。そして、移動体は、図示しない誘導部などによって、設定部107によって設定された目的地点まで誘導される。また、設定部107は、受付部105によって受け付けられた方面の位置情報が示す基点位置を目的地点として仮設定してもよい。具体的には、たとえば、受付部105によって受け付けられた方面の位置情報が示す基点位置を経由地点として設定する。また、受付部105によって受け付けられた方面の位置情報が示す基点位置を、経由地点ではなく、向かう方向として設定してもよい。
報知部108は、設定部107によって設定(仮設定)された目的地点が、表示画面に表示された道路案内標識の情報に含まれない場合、表示画面に表示された方面の中から新たな目的地点の設定を促す。道路案内標識の情報は、それぞれの道路案内標識にどの方面が含まれているかといった情報である。報知部108は、たとえば、表示画面に表示されていた道路案内標識に含まれ、設定部107によって経由地点もしくは向かう方向として仮設定された目的地点が、新たに表示画面に表示された道路案内標識にない場合、利用者に新たな目的地点を設定もしくは仮設定させるように促す。具体的には、表示画面に「新しい目的地点を選択してください。」といった文字情報を表示したり、音声情報を出力したりする。また、たとえば、設定部107によって経由地点もしくは向かう方向として仮設定された目的地点がない道路案内標識を点滅させてもよい。
(表示制御装置100の表示制御処理手順)
つぎに、表示制御装置100の表示制御処理手順について説明する。図2は、表示制御装置100の表示制御処理手順を示すフローチャートである。図2のフローチャートにおいて、まず、位置取得部102によって移動体の現在地点の位置情報を取得する(ステップS201)。そして、抽出部103によって道路案内標識に含まれている方面に関する位置情報を抽出する(ステップS202)。ステップS202においては、位置情報の抽出は、カメラなどによって撮影された画像情報から抽出してもよいし、図示しない記憶部などに記憶された情報から抽出してもよい。
つぎに、表示制御装置100の表示制御処理手順について説明する。図2は、表示制御装置100の表示制御処理手順を示すフローチャートである。図2のフローチャートにおいて、まず、位置取得部102によって移動体の現在地点の位置情報を取得する(ステップS201)。そして、抽出部103によって道路案内標識に含まれている方面に関する位置情報を抽出する(ステップS202)。ステップS202においては、位置情報の抽出は、カメラなどによって撮影された画像情報から抽出してもよいし、図示しない記憶部などに記憶された情報から抽出してもよい。
つぎに、ステップS201において取得された移動体の現在地点の位置情報、およびステップS202において抽出された方面に関する位置情報に基づいて、算出部104によって移動体の現在地点から各方面までの距離を算出する(ステップS203)。そして、ステップS203において算出された距離に基づいて、表示制御部106によって道路案内標識の各方面をあらわす文字を変更して表示画面に表示する(ステップS204)。ステップS204においては、たとえば、道路案内標識の各方面をあらわす文字のフォントを変更して表示画面に表示する。また、道路案内標識の各方面をあらわす文字の色を変更して表示画面に表示してもよい。
さらに、受付部105によって、ステップS204において表示画面に表示された方面の選択を受け付けたか否かを判断する(ステップS205)。ステップS205においては、方面の選択を受け付けたか否かの判断は、たとえば、利用者による表示画面に重畳されたタッチパネルなどからの入力によって判断する。ステップS205において方面の選択を受け付けない場合(ステップS205:No)、そのまま一連の処理を終了する。
一方、ステップS205によって方面の選択を受け付けた場合(ステップS205:Yes)、利用者による地図を表示する指示を受け付けたか否かを判断する(ステップS206)。ステップS206において地図を表示する指示は、具体的には、たとえば、ステップS205:Yesにおいて方面の選択を受け付ける場合に、ともに受け付けてもよいし、図2の表示制御処理をおこなう前に受け付けていてもよい。
ステップS206において地図を表示する指示を受け付けた場合(ステップS206:Yes)、表示制御部106によって、ステップS201において取得された移動体の現在地点の位置情報と、ステップS205において受け付けられた方面の位置情報が示す基点位置と、の相対距離に基づいて、地図情報を、縮尺を変更して表示し(ステップS207)、一連の処理を終了する。
また、ステップS206において地図を表示する指示を受け付けない場合(ステップS206:No)、設定部107によって、ステップS205において受け付けた方面の位置情報が示す基点位置を目的地点として設定する(ステップS208)。そして、ステップS208において設定された目的地点が、道路案内標識に含まれるか否かを判断する(ステップS209)。ステップS209においては、たとえば、表示画面に道路案内標識を表示する度に、設定された目的地点が含まれているか否かを判断してもよい。ステップS209において道路案内標識に含まれる間は待機して(ステップS209:Yes)、道路案内標識に含まれなくなった場合(ステップS209:No)、報知部108によって利用者に報知して(ステップS210)、一連の処理を終了する。ステップS210において、利用者への報知は、たとえば、表示画面に表示された道路案内標識を点滅させたり、「新しい目的地点を選択してください。」などといった音声情報や文字情報を出力したりしてもよい。
なお、図2のフローチャートにおいては、ステップS204において道路案内標識の各方面をあらわす文字を変更して表示画面に表示し、ステップS205に進む構成としているが、これに限るものではない。具体的には、たとえば、ステップS205に進まず、そのまま一連の処理を終了する構成としてもよい。また、たとえば、ステップS205に進む構成の場合、ステップS204においては、文字を変更せずに、そのまま道路案内標識を表示してもよい。
また、図2のフローチャートにおいては、ステップS205:Noにおいて方面の選択を受け付けない場合、そのまま一連の処理を終了する構成としているが、これに限るものではない。具体的には、たとえば、所定時間後まで方面の選択を受け付けない場合、一連の処理を終了する構成としてもよい。また、利用者に、方面の選択を受け付けていない旨を報知してもよい。
また、図2のフローチャートにおいては、ステップS209において道路案内標識に含まれるか否かを判断するとしているが、これに限るものではない。具体的には、たとえば、ステップS208において、経由地点や向かう方向としてではなく、経路誘導における目的地点として設定された場合、移動体を目的地点まで経路誘導し、一連の処理を終了する構成としてもよい。
上述したように、本実施の形態の表示制御装置100によれば、位置取得部102によって取得された移動体の現在地点の位置情報に基づいて、抽出部103によって抽出された方面に関する位置情報を、表示制御部106によって制御して表示画面に表示することができる。したがって、表示画面に道路案内標識を表示する場合、道路案内標識に含まれた各方面に、現在地点との位置関係を表示することができる。これによって、利用者は、知らない土地などでも、道路案内標識に含まれる方面と、現在地点や目的地点との位置関係や距離がわかり、現在地点の位置を把握することができる。
また、本実施の形態の表示制御装置100によれば、算出部104によって算出された距離に基づいて、道路案内標識の各方面をあらわす文字を変更して表示することができる。したがって、表示画面に表示された道路案内標識に含まれる方面を示す文字のフォントを、現在地点との距離によって変更することができる。これによって、利用者は、表示画面に表示された道路案内標識に含まれる各方面と、現在地点との距離がわかり、現在地点の位置を把握することができる。
また、本実施の形態の表示制御装置100によれば、算出部104によって算出された距離が短いほど、表示制御部106によって文字のフォントを大きくして表示することができる。したがって、表示画面に表示された道路案内標識に含まれる方面を示す文字のフォントを、現在地点との距離が短い順に大きく表示することができる。これによって、利用者は、表示画面に表示された道路案内標識に含まれる各方面と、現在地点との距離がわかり、現在地点の位置を把握することができる。
また、本実施の形態の表示制御装置100によれば、算出部104によって算出された距離に基づいて、表示制御部106によって文字の色を変更して表示することができる。したがって、表示画面に表示された道路案内標識に含まれる方面を示す文字の色を、現在地点との距離によって変更することができる。これによって、利用者は、表示画面や表示範囲が小さい場合も、道路案内標識に含まれる各方面と、現在地点との距離がわかり、現在地点の位置を把握することができる。
また、本実施の形態の表示制御装置100によれば、位置取得部102によって取得された移動体の現在地点の位置情報に基づいて、移動体の現在地点から、抽出部103によって抽出された各方面の位置情報が示す基点位置までの距離を、算出部104によって算出することができる。したがって、表示画面に表示された道路案内標識に含まれる方面の中心地点と、現在地点との距離を算出することができる。これによって、利用者は、たとえば、道路案内標識に含まれる方面が広い地域を示していても、その方面の中心地点と、現在地点との距離を知ることができ、現在地点の位置を正確に把握することができる。
また、本実施の形態の表示制御装置100によれば、位置取得部102によって取得された移動体の現在地点の位置情報と、受付部105によって受け付けられた方面の位置情報が示す基点位置と、の相対距離に基づいて、表示制御部106によって縮尺を変更して地図情報を表示することができる。したがって、受け付けられた方面の地図情報を、現在地点と関連付けて表示することができる。これによって、利用者は、表示画面に表示された道路案内標識に含まれる方面を選択し、選択した方面の地図を表示させることにより、さらによい走行ルートを見つけることができる。
また、本実施の形態の表示制御装置100によれば、移動体の現在地点と、受付部105によって受け付けられた方面の位置情報が示す基点位置と、の間の地図情報を、表示制御部106によって表示することができる。したがって、受け付けられた方面の位置情報が示す基点位置と、現在地点を含んだ地図を表示させることができる。これによって利用者は、表示画面に表示された道路案内標識に含まれる方面を選択し、現在地点から選択した方面までの地図を表示させることにより、現在地点からのさらによい走行ルートを見つけることができる。
また、本実施の形態の表示制御装置100によれば、受付部105によって受け付けられた方面の位置情報が示す基点位置を、設定部107によって目的地点として設定することができる。したがって、表示画面に表示された道路案内標識を用いて、経路誘導のための目的地点を設定することができる。これによって、利用者は、あらかじめルート設定をしなくても、道路案内標識を用いることにより、簡単にルート設定をおこなうことができる。
また、本実施の形態の表示制御装置100によれば、設定部107によって設定された目的地点が、表示画面に表示された道路案内標識の情報に含まれない場合、報知部108によって表示画面に表示された方面の中から新たな目的地点の設定を促すことができる。したがって、たとえば、設定部107によって目的地点として仮設定された場合など、表示画面に表示される道路案内標識に、仮設定した目的地点が含まれなくなった場合に、新たな目的地点の選択を利用者に促すことができる。これによって、利用者は、ナビゲーション装置がなかったときに道路案内標識を頼りに目的地点に向かうのと同じ感覚で、正確に目的地点に到着することができる。
以下に、本発明の実施例について説明する。本実施例では、たとえば、車両(四輪車、二輪車を含む)などの移動体に搭載されるナビゲーション装置によって、本発明の表示制御装置を実施した場合の一例について説明する。
(ナビゲーション装置のハードウェア構成)
つぎに、本実施例にかかるナビゲーション装置300のハードウェア構成について説明する。図3は、本実施例にかかるナビゲーション装置のハードウェア構成を示すブロック図である。図3において、ナビゲーション装置300は、CPU301と、ROM302と、RAM303と、磁気ディスクドライブ304と、磁気ディスク305と、光ディスクドライブ306と、光ディスク307と、音声I/F(インターフェース)308と、マイク309と、スピーカ310と、入力デバイス311と、映像I/F312と、ディスプレイ313と、通信I/F314と、GPSユニット315と、各種センサ316と、カメラ317と、を備えている。各構成部301〜317は、バス320によってそれぞれ接続されている。
つぎに、本実施例にかかるナビゲーション装置300のハードウェア構成について説明する。図3は、本実施例にかかるナビゲーション装置のハードウェア構成を示すブロック図である。図3において、ナビゲーション装置300は、CPU301と、ROM302と、RAM303と、磁気ディスクドライブ304と、磁気ディスク305と、光ディスクドライブ306と、光ディスク307と、音声I/F(インターフェース)308と、マイク309と、スピーカ310と、入力デバイス311と、映像I/F312と、ディスプレイ313と、通信I/F314と、GPSユニット315と、各種センサ316と、カメラ317と、を備えている。各構成部301〜317は、バス320によってそれぞれ接続されている。
まず、CPU301は、ナビゲーション装置300の全体の制御を司る。ROM302は、ブートプログラム、データ更新プログラム、道路案内標識認識プログラム、方面抽出プログラムなどのプログラムを記録している。また、RAM303は、CPU301のワークエリアとして使用される。すなわち、CPU301は、RAM303をワークエリアとして使用しながら、ROM302に記録された各種プログラムを実行することによって、ナビゲーション装置300の全体の制御を司る。
道路案内標識認識プログラムは、カメラ317によって撮像された映像データに道路案内標識があるか否かを認識する。また、車両の現在位置に基づいて、磁気ディスク305および光ディスク307に記録された情報の中から、任意の道路案内標識を認識する。道路案内標識は、方面、著名地点、主要地点や方向をあらわしている。
方面抽出プログラムは、道路案内標識認識プログラムによって認識された道路案内標識に含まれる文字が方面(地名)を示しているか否かを判断する。具体的には、たとえば、磁気ディスク305および光ディスク307に記録された情報に基づいて判断する。そして、方面であると判断された場合、磁気ディスク305および光ディスク307に記録された地図情報からこの方面の位置情報が示す基点位置を抽出する。
磁気ディスクドライブ304は、CPU301の制御にしたがって磁気ディスク305に対するデータの読み取り/書き込みを制御する。磁気ディスク305は、磁気ディスクドライブ304の制御で書き込まれたデータを記録する。磁気ディスク305としては、たとえば、HD(ハードディスク)やFD(フレキシブルディスク)を用いることができる。
また、光ディスクドライブ306は、CPU301の制御にしたがって光ディスク307に対するデータの読み取り/書き込みを制御する。光ディスク307は、光ディスクドライブ306の制御にしたがってデータが読み出される着脱自在な記録媒体である。光ディスク307は、書き込み可能な記録媒体を利用することもできる。着脱可能な記録媒体として、光ディスク307のほか、MO、メモリカードなどであってもよい。
磁気ディスク305および光ディスク307に記録される情報の一例としては、地図情報や機能情報が挙げられる。地図情報は、建物、河川、地表面などの地物(フィーチャ)をあらわす背景データと、道路の形状をあらわす道路形状データと、を含んでおり、地区ごとに分けられた複数のデータファイルによって構成されている。
道路形状データは、さらに交通条件データを有する。交通条件データには、たとえば、各ノードについて、信号や横断歩道などの有無、高速道路の出入り口やジャンクションの有無、各リンクについての長さ(距離)、道幅、進行方向、道路種別(高速道路、有料道路、一般道路など)などの情報が含まれている。
機能情報は、地図上の施設の形状をあらわす3次元データ、当該施設の説明をあらわす文字データ、その他地図情報以外の各種のデータである。地図情報や機能情報は、地区ごとあるいは機能ごとにブロック分けされた状態で記録されている。具体的には、たとえば、地図情報は、各々が、表示画面に表示された地図において所定の地区をあらわすように、地区ごとにブロック分けすることができる状態で記録されている。また、たとえば、機能情報は、各々が、1つの機能を実現するように、機能ごとに複数にブロック分けすることができる状態で記録されている。
また、機能情報は、上述した3次元データや文字データに加えて、経路探索、所要時間の算出、経路誘導などを実現するプログラムデータなどの機能を実現するためのデータである。地図情報および機能情報は、それぞれ、地区ごとあるいは機能ごとに分けられた複数のデータファイルによって構成されている。
また、磁気ディスク305および光ディスク307に記録される情報の他の一例としては、道路案内標識に関する情報がある。道路案内標識に関する情報は、たとえば、地図情報上のどの位置にどの道路案内標識があるといった情報や、それぞれの道路案内標識に含まれる方面に関する情報などである。方面に関する情報は、各方面が地図情報上のどの範囲(地点)をあらわすかを示す情報である。また、方面の位置情報や、各方面の位置情報が示す基点位置に関する情報が含まれていてもよい。各方面の位置情報が示す基点位置は、たとえば、方面によって示される範囲の中心地点、各方面を代表する主要地点や主要建造物などである。
音声I/F308は、音声入力用のマイク309および音声出力用のスピーカ310に接続される。マイク309に受音された音声は、音声I/F308内でA/D変換される。マイク309は、たとえば、車両のサンバイザー付近に設置され、その数は単数でも複数でもよい。スピーカ310からは、所定の音声信号を音声I/F308内でD/A変換した音声が出力される。なお、マイク309から入力された音声は、音声データとして磁気ディスク305あるいは光ディスク307に記録可能である。
入力デバイス311は、文字、数値、各種指示などの入力のための複数のキーを備えたリモコン、キーボード、タッチパネルなどが挙げられる。入力デバイス311は、リモコン、キーボード、タッチパネルのうちいずれか1つの形態によって実現されてもよいが、複数の形態によって実現することも可能である。
映像I/F312は、ディスプレイ313に接続される。映像I/F312は、具体的には、たとえば、ディスプレイ313全体を制御するグラフィックコントローラと、即時表示可能な画像情報を一時的に記録するVRAM(Video RAM)などのバッファメモリと、グラフィックコントローラから出力される画像データに基づいてディスプレイ313を制御する制御ICなどによって構成される。
ディスプレイ313には、アイコン、カーソル、メニュー、ウインドウ、あるいは文字や画像などの各種データが表示される。ディスプレイ313には、上述した地図情報が、2次元または3次元に描画される。ディスプレイ313に表示された地図情報には、ナビゲーション装置300を搭載した車両の現在位置をあらわすマークなどを重ねて表示することができる。車両の現在位置は、CPU301によって算出される。また、ディスプレイ313には、道路案内標識が表示されてもよい。道路案内標識は、地図情報に重ねて表示されてもよい。さらに、ディスプレイ313には、タッチパネルが重畳されていてもよい。
ディスプレイ313としては、たとえば、CRT、TFT液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイなどを用いることができる。ディスプレイ313は、たとえば、車両のダッシュボード付近に設置される。ディスプレイ313は、車両のダッシュボード付近のほか、車両の後部座席周辺などに設置するなどして、車両において複数設置されていてもよい。
通信I/F314は、無線を介してネットワークに接続され、ナビゲーション装置300とCPU301とのインターフェースとして機能する。通信I/F314は、さらに、無線を介してインターネットなどの通信網に接続され、この通信網とCPU301とのインターフェースとしても機能する。
通信網には、LAN、WAN、公衆回線網や携帯電話網などがある。具体的には、通信I/F314は、たとえば、FMチューナー、VICS(Vehicle Information and Communication System)/ビーコンレシーバ、無線ナビゲーション装置、およびその他のナビゲーション装置によって構成され、VICSセンターから配信される渋滞や交通規制などの道路交通情報を取得する。なお、VICSは登録商標である。
GPSユニット315は、GPS衛星からの電波を受信し、車両の現在位置を示す情報を出力する。GPSユニット315の出力情報は、後述する各種センサ316の出力値とともに、CPU301による車両の現在位置の算出に際して利用される。現在位置を示す情報は、たとえば緯度・経度、高度などの、地図情報上の1点を特定する情報である。
各種センサ316は、車速センサ、加速度センサ、角速度センサなどの、車両の位置や挙動を判断するための情報を出力する。各種センサ316の出力値は、CPU301による車両の現在位置の算出や、速度や方位の変化量の算出に用いられる。
カメラ317は、車両内部あるいは外部の映像を撮影する。映像は静止画あるいは動画のどちらでもよく、たとえば、カメラ317によって車両内部の搭乗者の挙動を撮影し、撮影した映像を映像I/F312を介して磁気ディスク305や光ディスク307などの記録媒体に出力する。また、カメラ317によって車両外部の状況を撮影し、撮影した映像を映像I/F312を介して磁気ディスク305や光ディスク307などの記録媒体に出力する。また、カメラ317は、赤外線カメラ機能を有しており、赤外線カメラ機能を用いて撮影された映像情報に基づいて車両内部に存在する物体の表面温度の分布を相対的に比較することができる。また、記録媒体に出力された映像は、上書き記録や保存がおこなわれる。
図1に示した表示制御装置100が備える表示部101、位置取得部102、抽出部103、算出部104、受付部105、表示制御部106、設定部107、報知部108は、図3に示したナビゲーション装置300におけるROM302、RAM303、磁気ディスク305、光ディスク307などに記録されたプログラムやデータを用いて、CPU301が所定のプログラムを実行し、ナビゲーション装置300における各部を制御することによってその機能を実現する。
すなわち、実施例のナビゲーション装置300は、ナビゲーション装置300における記録媒体としてのROM302に記録されている表示制御プログラムを実行することにより、図1に示した表示制御装置100が備える機能を、図2に示した表示制御処理手順で実行することができる。
(ナビゲーション装置300の処理の内容)
つぎに、ナビゲーション装置300の処理の内容について説明する。図4は、ナビゲーション装置の処理の内容を示すフローチャートである。図4のフローチャートにおいて、まず、GPSユニット315などによって自車両の現在位置情報を取得する(ステップS401)。そして、磁気ディスク305および光ディスク307に記録された地図情報に基づいて、ステップS401において取得された自車両の現在位置が、交差点から所定距離以内か否かを判断する(ステップS402)。
つぎに、ナビゲーション装置300の処理の内容について説明する。図4は、ナビゲーション装置の処理の内容を示すフローチャートである。図4のフローチャートにおいて、まず、GPSユニット315などによって自車両の現在位置情報を取得する(ステップS401)。そして、磁気ディスク305および光ディスク307に記録された地図情報に基づいて、ステップS401において取得された自車両の現在位置が、交差点から所定距離以内か否かを判断する(ステップS402)。
ステップS402において交差点から所定距離以内と判断された場合(ステップS402:Yes)、カメラ317によって交差点付近の画像情報を取得する(ステップS403)。ステップS403においては、磁気ディスク305および光ディスク307に記録された地図情報から道路案内標識に関する情報を取得してもよい。つぎに、ステップS403において取得された画像情報内に道路案内標識があるか否かを判断する(ステップS404)。具体的には、たとえば、道路案内標識認識プログラムなどによって判断する。
ステップS404において道路案内標識があると判断された場合(ステップS404:Yes)、道路案内標識に含まれる方面を抽出する(ステップS405)。ステップS405においては、さらに抽出された各方面の位置情報を取得し、方面の位置情報が示す基点位置を抽出してもよい。具体的には、たとえば、方面抽出プログラムなどによって抽出する。さらに、ステップS401において取得された自車両の現在位置から、ステップS405において抽出された各方面を示す基点位置までの距離を算出する(ステップS406)。ステップS406においては、基点位置は、各方面の中心地点でもよいし、各方面の主要駅など代表的な建造物でもよい。
そして、ステップS407において取得された距離に応じたフォントを選択する(ステップS407)。具体的には、たとえば、道路案内標識に含まれる方面の中から距離の短い順に、フォントを大きく表示してもよい。また、たとえば、ステップS406において算出された距離が、所定距離以内の場合に、大きいフォントに変更してもよい。さらに、ステップS406において取得された距離に応じて、文字の色を選択してもよい。
つぎに、各方面の表示を、ステップS407において選択されたフォントに変更して道路案内標識を表示する(ステップS408)。ステップS408においては文字の色を変更して道路案内標識を表示してもよい。さらに、ステップS408において表示された道路案内標識に含まれる各方面のうちの1つの方面が選択されたか否かを判断する(ステップS409)。
ステップS409において方面が選択された場合(ステップS409:Yes)、自車両の現在位置と、選択された方面の位置情報が示す基点位置とが含まれる地図を表示するか否かを判断する(ステップS410)。ステップS410においては、利用者からの指示の入力を受け付けることで判断してもよい。具体的には、たとえば、あらかじめ利用者によって地図を表示する設定がされていてもよいし、ステップS409において方面が選択されるとともに、地図を表示する設定がされてもよい。ステップS410において地図を表示する場合(ステップS410:Yes)、自車両の現在位置と、選択された方面が示す位置情報の基点位置と、が含まれるように地図の縮尺を変更して表示し(ステップS411)、一連の処理を終了する。
一方、ステップS402において交差点から所定距離以内ではない場合(ステップS402:No)、ステップS404において道路案内標識がない場合(ステップS404:No)、ステップS401に戻り、一連の処理を繰り返しおこなう。さらに、ステップS409において方面が選択されない場合(ステップS409:No)、そのまま一連の処理を終了する。また、ステップS410において地図を表示しないと判断された場合(ステップS410:No)については、後述する図5において詳細に説明する。
なお、図4のフローチャートにおいては、ステップS407において距離に応じたフォントを選択するとしているが、これに限るものではない。具体的には、たとえば、ステップS409以降の処理をおこなう場合、距離に応じたフォントを選択しなくてもよい。この場合、ステップS408においては、文字のフォントや色を変更せずに道路案内標識を表示する。
また、ステップS408において道路案内標識を表示し、ステップS409において表示された道路案内標識に含まれる各方面のうちの1つの方面が選択されたか否かを判断するとしているが、これに限るものではない。具体的には、たとえば、ステップS407において距離に応じたフォントまたは色を選択し、ステップS408において選択されたフォントまたは色に変更して道路案内標識を表示した場合、そのまま一連の処理を終了してもよい。
(目的地点設定処理の内容の一例)
つぎに、図5を用いて、図4のステップS410において地図を表示しないと判断された場合の目的地点設定処理について説明する。図5は、目的地点設定処理の内容の一例について示したフローチャートである。図5においては、まず、図4のステップS409において選択された方面を目的地点として設定するか否かを判断する(ステップS501)。ステップS501において目的地点として設定しない場合(ステップS501:No)、図4のステップS409において選択された方面を目的地点として仮設定するか否かを判断する(ステップS502)。
つぎに、図5を用いて、図4のステップS410において地図を表示しないと判断された場合の目的地点設定処理について説明する。図5は、目的地点設定処理の内容の一例について示したフローチャートである。図5においては、まず、図4のステップS409において選択された方面を目的地点として設定するか否かを判断する(ステップS501)。ステップS501において目的地点として設定しない場合(ステップS501:No)、図4のステップS409において選択された方面を目的地点として仮設定するか否かを判断する(ステップS502)。
ステップS502において仮設定する場合(ステップS502:Yes)、カメラ317において取得された画像情報の中に、新たな道路案内標識があるか否かを判断する(ステップS503)。ステップS503において、つぎの道路案内標識があると判断された場合(ステップS503:Yes)、ステップS502において仮設定した目的地点が新たな道路案内標識にあるか否かを判断する(ステップS504)。そして、ステップS504において仮設定した目的地点が新たな道路案内標識にない場合(ステップS504:No)、利用者に報知する(ステップS505)。ステップS505においては、報知は、たとえば、表示された道路案内表示を点滅させたり、音声案内などにより報知する。音声案内は、具体的には、たとえば、「新しい目的地点を選択してください。」などといった案内情報である。一方、ステップS503において新たな道路標識がない場合(ステップS503:No)、ステップS504において目的地点が新たな道路案内標識にある場合(ステップS504:Yes)、ステップS503に戻り、以降の処理を繰り返しおこなう。
つぎに、新たな目的地点が選択されたか否かを判断して(ステップS506)、新たな目的地点が選択されない場合(ステップS506:No)、ステップS505に戻り、以降の処理を繰り返しおこなう。一方、ステップS506において新たな目的地点が選択された場合(ステップS506:Yes)、ステップS501に戻り、以降の処理を繰り返しおこなう。そして、ステップS501において目的地点として設定する場合(ステップS501:Yes)、ステップS501において設定された目的地点までの誘導案内をおこない(ステップS507)、一連の処理を終了する。また、ステップS502において仮設定しない場合(ステップS502:No)、そのまま一連の処理を終了する。
なお、図5のフローチャートにおいては、ステップS504:Yesにおいて、目的地点が新たな道路案内標識にある場合、目的地点が道路案内標識になくなるまで待つ構成となっているが、これに限るものではない。具体的には、たとえば、目的地点が道路案内標識にある場合に、利用者などによって他の方面が選択された場合、仮設定した目的地点を新たに選択された方面に変更してもよい。また、この場合、ステップS503に戻り、以降の処理を繰り返しおこなってもよい。
また、図5のフローチャートにおいては、ステップS506:Noにおいて、新たな目的地点が選択されない場合、ステップS505に戻り、新たな目的地点が選択されるまで報知する構成となっているが、これに限るものではない。具体的には、たとえば、所定回数報知したら、そのまま一連の処理を終了するようにしてもよい。
(道路案内標識のフォントを変更して表示する表示内容の一例)
つぎに、図6を用いて、図4のステップS408において、道路案内標識のフォントを変更して表示する表示内容の一例について説明する。図6は、道路案内標識のフォントを変更して表示する表示内容の一例について示した説明図である。図6においては、ディスプレイ313に道路案内標識600が表示されている。さらに、道路案内標識600は、方面の情報として、「原宿」601と、「渋谷」602と、「六本木」603と、を含んでいる。
つぎに、図6を用いて、図4のステップS408において、道路案内標識のフォントを変更して表示する表示内容の一例について説明する。図6は、道路案内標識のフォントを変更して表示する表示内容の一例について示した説明図である。図6においては、ディスプレイ313に道路案内標識600が表示されている。さらに、道路案内標識600は、方面の情報として、「原宿」601と、「渋谷」602と、「六本木」603と、を含んでいる。
図6においては、自車両の現在地点から「原宿」601が最も近く、大きいフォントで表示されている。また、つぎに自車両の現在地点から近い「渋谷」602が中くらいのフォント、自車両の現在地点から最も遠い「六本木」603が小さいフォントで表示されている。このように、自車両の現在地点からの距離に基づいて、フォントを変更することで、自車両の現在地点と、道路案内標識に表示された各方面との位置関係が把握しやすくなる。
なお、図6の説明図においては、自車両の現在地点からの距離が短いほどフォントを大きくするとしているが、これに限るものではない。具体的には、たとえば、自車両の現在地点からの距離に基づいて、文字の色を変更してもよい。具体的には、たとえば、現在地点から最も近い「原宿」601を赤色で表示し、つぎに近い「渋谷」602を橙色で表示し、最も遠い「六本木」603を黄色で表示してもよい。この場合、フォントの大きさをともに変更してもよいし、変更しなくてもよい。
(地図情報の縮尺を変更して表示する表示内容の一例)
つぎに、図7を用いて、図4のステップS411において、地図情報の縮尺を変更して表示する表示内容の一例について説明する。図7は、地図情報の縮尺を変更して表示する表示内容の一例について示した説明図である。図7においては、図4のステップS408において道路案内標識が表示され、ステップS409:Yesにおいて方面が選択されたこととする。具体的には、たとえば、ディスプレイ313に道路案内標識700が表示され、「渋谷」701が選択されたこととする。
つぎに、図7を用いて、図4のステップS411において、地図情報の縮尺を変更して表示する表示内容の一例について説明する。図7は、地図情報の縮尺を変更して表示する表示内容の一例について示した説明図である。図7においては、図4のステップS408において道路案内標識が表示され、ステップS409:Yesにおいて方面が選択されたこととする。具体的には、たとえば、ディスプレイ313に道路案内標識700が表示され、「渋谷」701が選択されたこととする。
そして、ステップS410:Yesにおいて地図を表示する場合、具体的には、たとえば、自車両の現在地点711と、選択された「渋谷」701を示す基点位置712と、を含む縮尺に変更した地図710を表示する。このように、自車両の現在地点711と、基点位置712と、を含む地図710を表示することで、選択した方面までのさらによい経路を見つけることができる。
なお、図7の説明図においては、自車両の現在地点711と、基点位置712とを含む地図710を表示するとしているが、これに限るものではない。具体的には、たとえば、自車両の現在地点711と、方面が示す地域全体と、を含む地図を表示してもよい。
(利用者に新たな目的地点を促す報知の表示内容の一例)
つぎに、図8を用いて、図5のステップS505において、報知する際の表示内容の一例について説明する。図8は、利用者に新たな目的地点を促す報知の表示内容の一例を示す説明図である。まず、ステップS502:Yesにおいて目的地点として仮設定する。図8においては、具体的には、たとえば、ディスプレイ313に表示された道路案内標識800から、「渋谷」801を目的地点として仮設定する。そして、図5のステップS503:Yesにおいて新たな道路案内標識811がある場合、ステップS504において目的地点が新たな道路案内標識810にあるか否かを判断する。図8においては、具体的には、たとえば、新たな道路案内標識810に「渋谷」801があるか否かを判断する。そして、「渋谷」801がある場合、さらに新たな道路案内標識を取得するまで待機する。
つぎに、図8を用いて、図5のステップS505において、報知する際の表示内容の一例について説明する。図8は、利用者に新たな目的地点を促す報知の表示内容の一例を示す説明図である。まず、ステップS502:Yesにおいて目的地点として仮設定する。図8においては、具体的には、たとえば、ディスプレイ313に表示された道路案内標識800から、「渋谷」801を目的地点として仮設定する。そして、図5のステップS503:Yesにおいて新たな道路案内標識811がある場合、ステップS504において目的地点が新たな道路案内標識810にあるか否かを判断する。図8においては、具体的には、たとえば、新たな道路案内標識810に「渋谷」801があるか否かを判断する。そして、「渋谷」801がある場合、さらに新たな道路案内標識を取得するまで待機する。
つぎに、図5のステップS504:Noにおいて目的地点が新たな道路案内標識にない場合、ステップS505において利用者に報知する。具体的には、たとえば、「渋谷」801のない新たな道路案内標識820がある場合、「新しい目的地点を選択してください。」などといった、利用者に新たな目的地点を促す情報821を報知する。また、利用者への報知は、音声情報や警告音でもよいし、「渋谷」801のない新たな道路案内標識820を点滅させてもよい。
上述したように、本実施例のナビゲーション装置300によれば、位置取得部102によって取得された移動体の現在地点の位置情報に基づいて、抽出部103によって抽出された方面に関する位置情報を、表示制御部106によって制御して表示画面に表示することができる。したがって、表示画面に道路案内標識を表示する場合、道路案内標識に含まれた各方面に、現在地点との位置関係を表示することができる。これによって、利用者は、知らない土地などでも、道路案内標識に含まれる方面と、現在地点や目的地点との位置関係や距離がわかり、現在地点の位置を把握することができる。
また、本実施例のナビゲーション装置300によれば、算出部104によって算出された距離に基づいて、道路案内標識の各方面をあらわす文字を変更して表示することができる。したがって、表示画面に表示された道路案内標識に含まれる方面を示す文字のフォントを、現在地点との距離によって変更することができる。これによって、利用者は、表示画面に表示された道路案内標識に含まれる各方面と、現在地点との距離がわかり、現在地点の位置を把握することができる。
また、本実施例のナビゲーション装置300によれば、算出部104によって算出された距離が短いほど、表示制御部106によって文字のフォントを大きくして表示することができる。したがって、表示画面に表示された道路案内標識に含まれる方面を示す文字のフォントを、現在地点との距離が短い順に大きく表示することができる。これによって、利用者は、表示画面に表示された道路案内標識に含まれる各方面と、現在地点との距離がわかり、現在地点の位置を把握することができる。
また、本実施例のナビゲーション装置300によれば、算出部104によって算出された距離に基づいて、表示制御部106によって文字の色を変更して表示することができる。したがって、表示画面に表示された道路案内標識に含まれる方面を示す文字の色を、現在地点との距離によって変更することができる。これによって、利用者は、表示画面や表示範囲が小さい場合も、道路案内標識に含まれる各方面と、現在地点との距離がわかり、現在地点の位置を把握することができる。
また、本実施例のナビゲーション装置300によれば、位置取得部102によって取得された移動体の現在地点の位置情報に基づいて、移動体の現在地点から、抽出部103によって抽出された各方面の位置情報が示す基点位置までの距離を、算出部104によって算出することができる。したがって、表示画面に表示された道路案内標識に含まれる方面の中心地点と、現在地点との距離を算出することができる。これによって、利用者は、たとえば、道路案内標識に含まれる方面が広い地域を示していても、その方面の中心地点と、現在地点との距離を知ることができ、現在地点の位置を正確に把握することができる。
また、本実施例のナビゲーション装置300によれば、位置取得部102によって取得された移動体の現在地点の位置情報と、受付部105によって受け付けられた方面の位置情報が示す基点位置と、の相対距離に基づいて、表示制御部106によって縮尺を変更して地図情報を表示することができる。したがって、受け付けられた方面の地図情報を、現在地点と関連付けて表示することができる。これによって、利用者は、表示画面に表示された道路案内標識に含まれる方面を選択し、選択した方面の地図を表示させることにより、さらによい走行ルートを見つけることができる。
また、本実施例のナビゲーション装置300によれば、移動体の現在地点と、受付部105によって受け付けられた方面の位置情報が示す基点位置と、の間の地図情報を、表示制御部106によって表示することができる。したがって、受け付けられた方面の位置情報が示す基点位置と、現在地点を含んだ地図を表示させることができる。これによって利用者は、表示画面に表示された道路案内標識に含まれる方面を選択し、現在地点から選択した方面までの地図を表示させることにより、現在地点からのさらによい走行ルートを見つけることができる。
また、本実施例のナビゲーション装置300によれば、受付部105によって受け付けられた方面の位置情報が示す基点位置を、設定部107によって目的地点として設定することができる。したがって、表示画面に表示された道路案内標識を用いて、経路誘導のための目的地点を設定することができる。これによって、利用者は、あらかじめルート設定をしなくても、道路案内標識を用いることにより、簡単にルート設定をおこなうことができる。
また、本実施例のナビゲーション装置300によれば、設定部107によって設定された目的地点が、表示画面に表示された道路案内標識の情報に含まれない場合、報知部108によって表示画面に表示された方面の中から新たな目的地点の設定を促すことができる。したがって、たとえば、設定部107によって目的地点として仮設定された場合など、表示画面に表示される道路案内標識に、仮設定した目的地点が含まれなくなった場合に、新たな目的地点の選択を利用者に促すことができる。これによって、利用者は、ナビゲーション装置がなかったときに道路案内標識を頼りに目的地点に向かうのと同じ感覚で、正確に目的地点に到着することができる。
以上説明したように、本発明の表示制御装置、表示制御方法、表示制御プログラム、および記録媒体によれば、ナビゲーション装置300において、自車両の現在地点と、道路案内標識に含まれる各方面の位置情報が示す基点位置との距離に応じて、道路案内標識に含まれる方面の文字のフォントや色を変更して、ディスプレイ313に表示することができる。また、道路案内標識に含まれる方面の選択を受け付けることで、地図を表示したり、目的地点として設定したりすることができる。これによって、利用者は、現在地点の位置を把握し、ナビゲーション装置300がないときに道路案内標識を頼りに目的地点に向かっていたのと同じ感覚で正確に目的地点に到着することができる。
なお、本実施の形態で説明した表示制御方法は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータ、ワークステーション、携帯端末装置(携帯電話)などのコンピュータで実行することにより実現することができる。このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVDなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。またこのプログラムは、インターネットなどのネットワークを介して配布することが可能な伝送媒体であってもよい。
この発明は、現在地点との位置関係によって、道路案内標識の表示を変更する表示制御装置、表示制御方法、表示制御プログラムおよび記録媒体に関する。ただし、この発明の利用は、上述した表示制御装置、表示制御方法、表示制御プログラムおよび記録媒体には限られない。
従来、地図情報に道路標識または道路案内情報を加味して記憶しておき、車両前方の所定範囲内にこれらが該当するときに表示装置に表示する道路情報表示制御装置と、車両前方に掲示された道路標識または道路案内標識を撮像するカメラと、撮像された画像から、これらの表示内容を解析する画像処理装置と、画像を表示可能なカメラ画像表示装置と、画像処理装置により解析された道路標識または道路案内標識と、これらの位置に対応する道路情報表示制御装置に記憶された道路標識または道路案内情報とを比較する比較手段を備えた道路情報表示制御装置が提案されている(たとえば、下記特許文献1参照。)。
しかしながら、上述の特許文献1の技術では、車載カメラによる画像から、運転者に必要な道路案内標識などの映像のみを抽出して表示することはできるが、知らない土地に行った場合など、道路案内板に表示された地名を見ても、現在地点や目的地点との位置関係や距離がわからないといった問題が一例として挙げられる。また、面倒な経路誘導の設定をせずに、道路案内標識だけを頼りに進行すると、道に迷うことが多いといった問題が一例として挙げられる。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1の発明にかかる表示制御装置は、移動体の現在地点の位置情報を取得する位置取得手段と、道路案内標識に含まれている方面に関する位置情報を抽出する抽出手段と、前記移動体の現在地点の位置情報および前記方面に関する位置情報に基づいて、当該移動体の現在地点から各方面までの距離を算出する算出手段と、算出された距離に基づいて前記道路案内標識の各方面をあらわす文字の表示形態を設定し、設定した表示形態で当該文字を有する前記道路案内標識を表示画面に表示する表示制御手段と、を備えることを特徴とする。
また、請求項4の発明にかかる表示制御装置は、移動体の現在地点の位置情報を取得する位置取得手段と、道路案内標識に含まれている方面に関する位置情報を抽出する抽出手段と、前記道路案内標識を表示画面に表示する表示制御手段と、前記表示画面に表示された前記道路案内標識に含まれている方面の選択を受け付ける受付手段と、を備え、前記表示制御手段は、前記移動体の現在地点の位置情報および前記受付手段によって受け付けられた方面の位置情報に基づいて縮尺を設定し、設定した縮尺で地図情報を前記表示画面に表示することを特徴とする。
また、請求項7の発明にかかる表示制御装置は、移動体の現在地点の位置情報を取得する位置取得手段と、道路案内標識に含まれている方面に関する位置情報を抽出する抽出手段と、前記道路案内標識を表示画面に表示する表示制御手段と、前記表示画面に表示された前記道路案内標識に含まれている方面の選択を受け付ける受付手段と、前記受付手段によって受け付けられた方面の位置情報が示す基点位置を目的地点として設定する設定手段と、を備えることを特徴とする。
また、請求項9の発明にかかる表示制御方法は、移動体の現在地点の位置情報を取得する位置取得工程と、道路案内標識に含まれている方面に関する位置情報を抽出する抽出工程と、前記移動体の現在地点の位置情報および前記方面に関する位置情報に基づいて、当該移動体の現在地点から各方面までの距離を算出する算出工程と、算出された距離に基づいて前記道路案内標識の各方面をあらわす文字の表示形態を設定し、設定した表示形態で当該文字を有する前記道路案内標識を表示画面に表示する表示制御工程と、を含むことを特徴とする。
また、請求項10の発明にかかる表示制御方法は、移動体の現在地点の位置情報を取得する位置取得工程と、道路案内標識に含まれている方面に関する位置情報を抽出する抽出工程と、前記道路案内標識を表示画面に表示する表示制御工程と、前記表示画面に表示された前記道路案内標識に含まれている方面の選択を受け付ける受付工程と、を含み、前記表示制御工程は、前記移動体の現在地点の位置情報および前記受付工程によって受け付けられた方面の位置情報に基づいて縮尺を設定し、設定した縮尺で地図情報を前記表示画面に表示することを特徴とする。
また、請求項11の発明にかかる表示制御方法は、移動体の現在地点の位置情報を取得する位置取得工程と、道路案内標識に含まれている方面に関する位置情報を抽出する抽出工程と、前記道路案内標識を表示画面に表示する表示制御工程と、前記表示画面に表示された前記道路案内標識に含まれている方面の選択を受け付ける受付工程と、前記受付工程によって受け付けられた方面の位置情報が示す基点位置を目的地点として設定する設定工程と、を含むことを特徴とする。
また、請求項12の発明にかかる表示制御プログラムは、請求項9〜11のいずれか一つに記載の表示制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、請求項13の発明にかかる記録媒体は、請求項12に記載の表示制御プログラムをコンピュータに読み取り可能な状態で記録したことを特徴とする。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる表示制御装置、表示制御方法、表示制御プログラム、および記録媒体の好適な実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態)
(表示制御装置100の機能的構成)
まず、この発明の実施の形態にかかる表示制御装置100の機能的構成について説明する。図1は、実施の形態にかかる表示制御装置100の機能的構成を示すブロック図である。表示制御装置100は、方面を示す道路案内標識を表示画面に表示する。
(表示制御装置100の機能的構成)
まず、この発明の実施の形態にかかる表示制御装置100の機能的構成について説明する。図1は、実施の形態にかかる表示制御装置100の機能的構成を示すブロック図である。表示制御装置100は、方面を示す道路案内標識を表示画面に表示する。
図1において、表示制御装置100は、表示部101と、位置取得部102と、抽出部103と、算出部104と、受付部105と、表示制御部106と、設定部107と、報知部108と、を備えている。表示部101は、方面を示す道路案内標識を表示する表示画面を備えている。方面を示す道路案内標識は、たとえば、交差点などに設置され、交差点における各道路がどの方面に向かっているかを示す標識である。
また、表示部101は、地図情報を表示してもよい。ここで、地図情報は、図示しない記憶部に記憶されている。地図情報は、ノードおよびリンクからなる道路ネットワークデータと、施設や道路その他地形(山、川、土地)に関するフィーチャを用いて描画される画像データとを含んでいる。地図情報は、道路案内標識の情報、文字情報、施設の名称や住所などの情報、道路や施設の画像などを含んでいてもよい。
位置取得部102は、移動体の現在地点の位置情報を取得する。移動体の現在地点の位置情報は、たとえば、車両に備えられたGPSユニットや加速度センサなどによって取得される。
抽出部103は、道路案内標識に含まれている方面に関する位置情報を抽出する。道路案内標識に含まれている方面に関する位置情報は、具体的には、たとえば、道路案内標識に含まれている方面をあらわす文字が、地図情報上のどの地域(地点)をあらわすかの情報を抽出する。また、抽出部103は、図示しない記憶部などに記憶された道路案内標識に関する情報から、方面に関する情報を抽出する。さらに、抽出部103は、カメラなどによって撮像された道路案内標識の画像情報から、方面に関する位置情報を抽出してもよい。
算出部104は、位置取得部102によって取得された移動体の現在地点の位置情報、および抽出部103によって抽出された方面に関する位置情報に基づいて、移動体の現在地点から各方面までの距離を算出する。また、算出部104は、位置取得部102によって取得された移動体の現在地点の位置情報に基づいて、移動体の現在地点から、抽出部103によって抽出された各方面の位置情報が示す基点位置までの距離を算出する。基点位置は、距離や時間を計るとき、もとになる地点である。具体的には、たとえば、道路案内標識に表示された方面を示す地域の中心地点、この方面を代表する地点や建造物などである。
受付部105は、表示画面に表示された方面の選択を受け付ける。たとえば、入力デバイスが操作されることで受け付ける。具体的には、表示画面に重畳されたタッチパネルが押下されることで受け付ける。
表示制御部106は、位置取得部102によって取得された移動体の現在地点の位置情報に基づいて、抽出部103によって抽出された方面に関する位置情報を制御して表示画面に表示する。たとえば、表示制御部106は、算出部104によって算出された距離に基づいて、道路案内標識の各方面をあらわす文字を変更して表示する。具体的には、表示制御部106は、算出部104によって算出された距離が短いほど、文字のフォントを大きくして表示する。また、表示制御部106は、算出部104によって算出された距離に基づいて、文字の色を変更して表示する。
表示制御部106は、位置取得部102によって取得された移動体の現在地点の位置情報と、受付部105によって受け付けられた方面の位置情報が示す基点位置と、の相対距離に基づいて、縮尺を変更して地図情報を表示してもよい。具体的には、たとえば、表示制御部106は、移動体の現在地点と、受付部105によって受け付けられた方面の位置情報が示す基点位置と、の間の地図情報を表示する。
設定部107は、受付部105によって受け付けられた方面の位置情報が示す基点位置を目的地点として設定する。そして、移動体は、図示しない誘導部などによって、設定部107によって設定された目的地点まで誘導される。また、設定部107は、受付部105によって受け付けられた方面の位置情報が示す基点位置を目的地点として仮設定してもよい。具体的には、たとえば、受付部105によって受け付けられた方面の位置情報が示す基点位置を経由地点として設定する。また、受付部105によって受け付けられた方面の位置情報が示す基点位置を、経由地点ではなく、向かう方向として設定してもよい。
報知部108は、設定部107によって設定(仮設定)された目的地点が、表示画面に表示された道路案内標識の情報に含まれない場合、表示画面に表示された方面の中から新たな目的地点の設定を促す。道路案内標識の情報は、それぞれの道路案内標識にどの方面が含まれているかといった情報である。報知部108は、たとえば、表示画面に表示されていた道路案内標識に含まれ、設定部107によって経由地点もしくは向かう方向として仮設定された目的地点が、新たに表示画面に表示された道路案内標識にない場合、利用者に新たな目的地点を設定もしくは仮設定させるように促す。具体的には、表示画面に「新しい目的地点を選択してください。」といった文字情報を表示したり、音声情報を出力したりする。また、たとえば、設定部107によって経由地点もしくは向かう方向として仮設定された目的地点がない道路案内標識を点滅させてもよい。
(表示制御装置100の表示制御処理手順)
つぎに、表示制御装置100の表示制御処理手順について説明する。図2は、表示制御装置100の表示制御処理手順を示すフローチャートである。図2のフローチャートにおいて、まず、位置取得部102によって移動体の現在地点の位置情報を取得する(ステップS201)。そして、抽出部103によって道路案内標識に含まれている方面に関する位置情報を抽出する(ステップS202)。ステップS202においては、位置情報の抽出は、カメラなどによって撮影された画像情報から抽出してもよいし、図示しない記憶部などに記憶された情報から抽出してもよい。
つぎに、表示制御装置100の表示制御処理手順について説明する。図2は、表示制御装置100の表示制御処理手順を示すフローチャートである。図2のフローチャートにおいて、まず、位置取得部102によって移動体の現在地点の位置情報を取得する(ステップS201)。そして、抽出部103によって道路案内標識に含まれている方面に関する位置情報を抽出する(ステップS202)。ステップS202においては、位置情報の抽出は、カメラなどによって撮影された画像情報から抽出してもよいし、図示しない記憶部などに記憶された情報から抽出してもよい。
つぎに、ステップS201において取得された移動体の現在地点の位置情報、およびステップS202において抽出された方面に関する位置情報に基づいて、算出部104によって移動体の現在地点から各方面までの距離を算出する(ステップS203)。そして、ステップS203において算出された距離に基づいて、表示制御部106によって道路案内標識の各方面をあらわす文字を変更して表示画面に表示する(ステップS204)。ステップS204においては、たとえば、道路案内標識の各方面をあらわす文字のフォントを変更して表示画面に表示する。また、道路案内標識の各方面をあらわす文字の色を変更して表示画面に表示してもよい。
さらに、受付部105によって、ステップS204において表示画面に表示された方面の選択を受け付けたか否かを判断する(ステップS205)。ステップS205においては、方面の選択を受け付けたか否かの判断は、たとえば、利用者による表示画面に重畳されたタッチパネルなどからの入力によって判断する。ステップS205において方面の選択を受け付けない場合(ステップS205:No)、そのまま一連の処理を終了する。
一方、ステップS205によって方面の選択を受け付けた場合(ステップS205:Yes)、利用者による地図を表示する指示を受け付けたか否かを判断する(ステップS206)。ステップS206において地図を表示する指示は、具体的には、たとえば、ステップS205:Yesにおいて方面の選択を受け付ける場合に、ともに受け付けてもよいし、図2の表示制御処理をおこなう前に受け付けていてもよい。
ステップS206において地図を表示する指示を受け付けた場合(ステップS206:Yes)、表示制御部106によって、ステップS201において取得された移動体の現在地点の位置情報と、ステップS205において受け付けられた方面の位置情報が示す基点位置と、の相対距離に基づいて、地図情報を、縮尺を変更して表示し(ステップS207)、一連の処理を終了する。
また、ステップS206において地図を表示する指示を受け付けない場合(ステップS206:No)、設定部107によって、ステップS205において受け付けた方面の位置情報が示す基点位置を目的地点として設定する(ステップS208)。そして、ステップS208において設定された目的地点が、道路案内標識に含まれるか否かを判断する(ステップS209)。ステップS209においては、たとえば、表示画面に道路案内標識を表示する度に、設定された目的地点が含まれているか否かを判断してもよい。ステップS209において道路案内標識に含まれる間は待機して(ステップS209:Yes)、道路案内標識に含まれなくなった場合(ステップS209:No)、報知部108によって利用者に報知して(ステップS210)、一連の処理を終了する。ステップS210において、利用者への報知は、たとえば、表示画面に表示された道路案内標識を点滅させたり、「新しい目的地点を選択してください。」などといった音声情報や文字情報を出力したりしてもよい。
なお、図2のフローチャートにおいては、ステップS204において道路案内標識の各方面をあらわす文字を変更して表示画面に表示し、ステップS205に進む構成としているが、これに限るものではない。具体的には、たとえば、ステップS205に進まず、そのまま一連の処理を終了する構成としてもよい。また、たとえば、ステップS205に進む構成の場合、ステップS204においては、文字を変更せずに、そのまま道路案内標識を表示してもよい。
また、図2のフローチャートにおいては、ステップS205:Noにおいて方面の選択を受け付けない場合、そのまま一連の処理を終了する構成としているが、これに限るものではない。具体的には、たとえば、所定時間後まで方面の選択を受け付けない場合、一連の処理を終了する構成としてもよい。また、利用者に、方面の選択を受け付けていない旨を報知してもよい。
また、図2のフローチャートにおいては、ステップS209において道路案内標識に含まれるか否かを判断するとしているが、これに限るものではない。具体的には、たとえば、ステップS208において、経由地点や向かう方向としてではなく、経路誘導における目的地点として設定された場合、移動体を目的地点まで経路誘導し、一連の処理を終了する構成としてもよい。
上述したように、本実施の形態の表示制御装置100によれば、位置取得部102によって取得された移動体の現在地点の位置情報に基づいて、抽出部103によって抽出された方面に関する位置情報を、表示制御部106によって制御して表示画面に表示することができる。したがって、表示画面に道路案内標識を表示する場合、道路案内標識に含まれた各方面に、現在地点との位置関係を表示することができる。これによって、利用者は、知らない土地などでも、道路案内標識に含まれる方面と、現在地点や目的地点との位置関係や距離がわかり、現在地点の位置を把握することができる。
また、本実施の形態の表示制御装置100によれば、算出部104によって算出された距離に基づいて、道路案内標識の各方面をあらわす文字を変更して表示することができる。したがって、表示画面に表示された道路案内標識に含まれる方面を示す文字のフォントを、現在地点との距離によって変更することができる。これによって、利用者は、表示画面に表示された道路案内標識に含まれる各方面と、現在地点との距離がわかり、現在地点の位置を把握することができる。
また、本実施の形態の表示制御装置100によれば、算出部104によって算出された距離が短いほど、表示制御部106によって文字のフォントを大きくして表示することができる。したがって、表示画面に表示された道路案内標識に含まれる方面を示す文字のフォントを、現在地点との距離が短い順に大きく表示することができる。これによって、利用者は、表示画面に表示された道路案内標識に含まれる各方面と、現在地点との距離がわかり、現在地点の位置を把握することができる。
また、本実施の形態の表示制御装置100によれば、算出部104によって算出された距離に基づいて、表示制御部106によって文字の色を変更して表示することができる。したがって、表示画面に表示された道路案内標識に含まれる方面を示す文字の色を、現在地点との距離によって変更することができる。これによって、利用者は、表示画面や表示範囲が小さい場合も、道路案内標識に含まれる各方面と、現在地点との距離がわかり、現在地点の位置を把握することができる。
また、本実施の形態の表示制御装置100によれば、位置取得部102によって取得された移動体の現在地点の位置情報に基づいて、移動体の現在地点から、抽出部103によって抽出された各方面の位置情報が示す基点位置までの距離を、算出部104によって算出することができる。したがって、表示画面に表示された道路案内標識に含まれる方面の中心地点と、現在地点との距離を算出することができる。これによって、利用者は、たとえば、道路案内標識に含まれる方面が広い地域を示していても、その方面の中心地点と、現在地点との距離を知ることができ、現在地点の位置を正確に把握することができる。
また、本実施の形態の表示制御装置100によれば、位置取得部102によって取得された移動体の現在地点の位置情報と、受付部105によって受け付けられた方面の位置情報が示す基点位置と、の相対距離に基づいて、表示制御部106によって縮尺を変更して地図情報を表示することができる。したがって、受け付けられた方面の地図情報を、現在地点と関連付けて表示することができる。これによって、利用者は、表示画面に表示された道路案内標識に含まれる方面を選択し、選択した方面の地図を表示させることにより、さらによい走行ルートを見つけることができる。
また、本実施の形態の表示制御装置100によれば、移動体の現在地点と、受付部105によって受け付けられた方面の位置情報が示す基点位置と、の間の地図情報を、表示制御部106によって表示することができる。したがって、受け付けられた方面の位置情報が示す基点位置と、現在地点を含んだ地図を表示させることができる。これによって利用者は、表示画面に表示された道路案内標識に含まれる方面を選択し、現在地点から選択した方面までの地図を表示させることにより、現在地点からのさらによい走行ルートを見つけることができる。
また、本実施の形態の表示制御装置100によれば、受付部105によって受け付けられた方面の位置情報が示す基点位置を、設定部107によって目的地点として設定することができる。したがって、表示画面に表示された道路案内標識を用いて、経路誘導のための目的地点を設定することができる。これによって、利用者は、あらかじめルート設定をしなくても、道路案内標識を用いることにより、簡単にルート設定をおこなうことができる。
また、本実施の形態の表示制御装置100によれば、設定部107によって設定された目的地点が、表示画面に表示された道路案内標識の情報に含まれない場合、報知部108によって表示画面に表示された方面の中から新たな目的地点の設定を促すことができる。したがって、たとえば、設定部107によって目的地点として仮設定された場合など、表示画面に表示される道路案内標識に、仮設定した目的地点が含まれなくなった場合に、新たな目的地点の選択を利用者に促すことができる。これによって、利用者は、ナビゲーション装置がなかったときに道路案内標識を頼りに目的地点に向かうのと同じ感覚で、正確に目的地点に到着することができる。
以下に、本発明の実施例について説明する。本実施例では、たとえば、車両(四輪車、二輪車を含む)などの移動体に搭載されるナビゲーション装置によって、本発明の表示制御装置を実施した場合の一例について説明する。
(ナビゲーション装置のハードウェア構成)
つぎに、本実施例にかかるナビゲーション装置300のハードウェア構成について説明する。図3は、本実施例にかかるナビゲーション装置のハードウェア構成を示すブロック図である。図3において、ナビゲーション装置300は、CPU301と、ROM302と、RAM303と、磁気ディスクドライブ304と、磁気ディスク305と、光ディスクドライブ306と、光ディスク307と、音声I/F(インターフェース)308と、マイク309と、スピーカ310と、入力デバイス311と、映像I/F312と、ディスプレイ313と、通信I/F314と、GPSユニット315と、各種センサ316と、カメラ317と、を備えている。各構成部301〜317は、バス320によってそれぞれ接続されている。
つぎに、本実施例にかかるナビゲーション装置300のハードウェア構成について説明する。図3は、本実施例にかかるナビゲーション装置のハードウェア構成を示すブロック図である。図3において、ナビゲーション装置300は、CPU301と、ROM302と、RAM303と、磁気ディスクドライブ304と、磁気ディスク305と、光ディスクドライブ306と、光ディスク307と、音声I/F(インターフェース)308と、マイク309と、スピーカ310と、入力デバイス311と、映像I/F312と、ディスプレイ313と、通信I/F314と、GPSユニット315と、各種センサ316と、カメラ317と、を備えている。各構成部301〜317は、バス320によってそれぞれ接続されている。
まず、CPU301は、ナビゲーション装置300の全体の制御を司る。ROM302は、ブートプログラム、データ更新プログラム、道路案内標識認識プログラム、方面抽出プログラムなどのプログラムを記録している。また、RAM303は、CPU301のワークエリアとして使用される。すなわち、CPU301は、RAM303をワークエリアとして使用しながら、ROM302に記録された各種プログラムを実行することによって、ナビゲーション装置300の全体の制御を司る。
道路案内標識認識プログラムは、カメラ317によって撮像された映像データに道路案内標識があるか否かを認識する。また、車両の現在位置に基づいて、磁気ディスク305および光ディスク307に記録された情報の中から、任意の道路案内標識を認識する。道路案内標識は、方面、著名地点、主要地点や方向をあらわしている。
方面抽出プログラムは、道路案内標識認識プログラムによって認識された道路案内標識に含まれる文字が方面(地名)を示しているか否かを判断する。具体的には、たとえば、磁気ディスク305および光ディスク307に記録された情報に基づいて判断する。そして、方面であると判断された場合、磁気ディスク305および光ディスク307に記録された地図情報からこの方面の位置情報が示す基点位置を抽出する。
磁気ディスクドライブ304は、CPU301の制御にしたがって磁気ディスク305に対するデータの読み取り/書き込みを制御する。磁気ディスク305は、磁気ディスクドライブ304の制御で書き込まれたデータを記録する。磁気ディスク305としては、たとえば、HD(ハードディスク)やFD(フレキシブルディスク)を用いることができる。
また、光ディスクドライブ306は、CPU301の制御にしたがって光ディスク307に対するデータの読み取り/書き込みを制御する。光ディスク307は、光ディスクドライブ306の制御にしたがってデータが読み出される着脱自在な記録媒体である。光ディスク307は、書き込み可能な記録媒体を利用することもできる。着脱可能な記録媒体として、光ディスク307のほか、MO、メモリカードなどであってもよい。
磁気ディスク305および光ディスク307に記録される情報の一例としては、地図情報や機能情報が挙げられる。地図情報は、建物、河川、地表面などの地物(フィーチャ)をあらわす背景データと、道路の形状をあらわす道路形状データと、を含んでおり、地区ごとに分けられた複数のデータファイルによって構成されている。
道路形状データは、さらに交通条件データを有する。交通条件データには、たとえば、各ノードについて、信号や横断歩道などの有無、高速道路の出入り口やジャンクションの有無、各リンクについての長さ(距離)、道幅、進行方向、道路種別(高速道路、有料道路、一般道路など)などの情報が含まれている。
機能情報は、地図上の施設の形状をあらわす3次元データ、当該施設の説明をあらわす文字データ、その他地図情報以外の各種のデータである。地図情報や機能情報は、地区ごとあるいは機能ごとにブロック分けされた状態で記録されている。具体的には、たとえば、地図情報は、各々が、表示画面に表示された地図において所定の地区をあらわすように、地区ごとにブロック分けすることができる状態で記録されている。また、たとえば、機能情報は、各々が、1つの機能を実現するように、機能ごとに複数にブロック分けすることができる状態で記録されている。
また、機能情報は、上述した3次元データや文字データに加えて、経路探索、所要時間の算出、経路誘導などを実現するプログラムデータなどの機能を実現するためのデータである。地図情報および機能情報は、それぞれ、地区ごとあるいは機能ごとに分けられた複数のデータファイルによって構成されている。
また、磁気ディスク305および光ディスク307に記録される情報の他の一例としては、道路案内標識に関する情報がある。道路案内標識に関する情報は、たとえば、地図情報上のどの位置にどの道路案内標識があるといった情報や、それぞれの道路案内標識に含まれる方面に関する情報などである。方面に関する情報は、各方面が地図情報上のどの範囲(地点)をあらわすかを示す情報である。また、方面の位置情報や、各方面の位置情報が示す基点位置に関する情報が含まれていてもよい。各方面の位置情報が示す基点位置は、たとえば、方面によって示される範囲の中心地点、各方面を代表する主要地点や主要建造物などである。
音声I/F308は、音声入力用のマイク309および音声出力用のスピーカ310に接続される。マイク309に受音された音声は、音声I/F308内でA/D変換される。マイク309は、たとえば、車両のサンバイザー付近に設置され、その数は単数でも複数でもよい。スピーカ310からは、所定の音声信号を音声I/F308内でD/A変換した音声が出力される。なお、マイク309から入力された音声は、音声データとして磁気ディスク305あるいは光ディスク307に記録可能である。
入力デバイス311は、文字、数値、各種指示などの入力のための複数のキーを備えたリモコン、キーボード、タッチパネルなどが挙げられる。入力デバイス311は、リモコン、キーボード、タッチパネルのうちいずれか1つの形態によって実現されてもよいが、複数の形態によって実現することも可能である。
映像I/F312は、ディスプレイ313に接続される。映像I/F312は、具体的には、たとえば、ディスプレイ313全体を制御するグラフィックコントローラと、即時表示可能な画像情報を一時的に記録するVRAM(Video RAM)などのバッファメモリと、グラフィックコントローラから出力される画像データに基づいてディスプレイ313を制御する制御ICなどによって構成される。
ディスプレイ313には、アイコン、カーソル、メニュー、ウインドウ、あるいは文字や画像などの各種データが表示される。ディスプレイ313には、上述した地図情報が、2次元または3次元に描画される。ディスプレイ313に表示された地図情報には、ナビゲーション装置300を搭載した車両の現在位置をあらわすマークなどを重ねて表示することができる。車両の現在位置は、CPU301によって算出される。また、ディスプレイ313には、道路案内標識が表示されてもよい。道路案内標識は、地図情報に重ねて表示されてもよい。さらに、ディスプレイ313には、タッチパネルが重畳されていてもよい。
ディスプレイ313としては、たとえば、CRT、TFT液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイなどを用いることができる。ディスプレイ313は、たとえば、車両のダッシュボード付近に設置される。ディスプレイ313は、車両のダッシュボード付近のほか、車両の後部座席周辺などに設置するなどして、車両において複数設置されていてもよい。
通信I/F314は、無線を介してネットワークに接続され、ナビゲーション装置300とCPU301とのインターフェースとして機能する。通信I/F314は、さらに、無線を介してインターネットなどの通信網に接続され、この通信網とCPU301とのインターフェースとしても機能する。
通信網には、LAN、WAN、公衆回線網や携帯電話網などがある。具体的には、通信I/F314は、たとえば、FMチューナー、VICS(Vehicle Information and Communication System)/ビーコンレシーバ、無線ナビゲーション装置、およびその他のナビゲーション装置によって構成され、VICSセンターから配信される渋滞や交通規制などの道路交通情報を取得する。なお、VICSは登録商標である。
GPSユニット315は、GPS衛星からの電波を受信し、車両の現在位置を示す情報を出力する。GPSユニット315の出力情報は、後述する各種センサ316の出力値とともに、CPU301による車両の現在位置の算出に際して利用される。現在位置を示す情報は、たとえば緯度・経度、高度などの、地図情報上の1点を特定する情報である。
各種センサ316は、車速センサ、加速度センサ、角速度センサなどの、車両の位置や挙動を判断するための情報を出力する。各種センサ316の出力値は、CPU301による車両の現在位置の算出や、速度や方位の変化量の算出に用いられる。
カメラ317は、車両内部あるいは外部の映像を撮影する。映像は静止画あるいは動画のどちらでもよく、たとえば、カメラ317によって車両内部の搭乗者の挙動を撮影し、撮影した映像を映像I/F312を介して磁気ディスク305や光ディスク307などの記録媒体に出力する。また、カメラ317によって車両外部の状況を撮影し、撮影した映像を映像I/F312を介して磁気ディスク305や光ディスク307などの記録媒体に出力する。また、カメラ317は、赤外線カメラ機能を有しており、赤外線カメラ機能を用いて撮影された映像情報に基づいて車両内部に存在する物体の表面温度の分布を相対的に比較することができる。また、記録媒体に出力された映像は、上書き記録や保存がおこなわれる。
図1に示した表示制御装置100が備える表示部101、位置取得部102、抽出部103、算出部104、受付部105、表示制御部106、設定部107、報知部108は、図3に示したナビゲーション装置300におけるROM302、RAM303、磁気ディスク305、光ディスク307などに記録されたプログラムやデータを用いて、CPU301が所定のプログラムを実行し、ナビゲーション装置300における各部を制御することによってその機能を実現する。
すなわち、実施例のナビゲーション装置300は、ナビゲーション装置300における記録媒体としてのROM302に記録されている表示制御プログラムを実行することにより、図1に示した表示制御装置100が備える機能を、図2に示した表示制御処理手順で実行することができる。
(ナビゲーション装置300の処理の内容)
つぎに、ナビゲーション装置300の処理の内容について説明する。図4は、ナビゲーション装置の処理の内容を示すフローチャートである。図4のフローチャートにおいて、まず、GPSユニット315などによって自車両の現在位置情報を取得する(ステップS401)。そして、磁気ディスク305および光ディスク307に記録された地図情報に基づいて、ステップS401において取得された自車両の現在位置が、交差点から所定距離以内か否かを判断する(ステップS402)。
つぎに、ナビゲーション装置300の処理の内容について説明する。図4は、ナビゲーション装置の処理の内容を示すフローチャートである。図4のフローチャートにおいて、まず、GPSユニット315などによって自車両の現在位置情報を取得する(ステップS401)。そして、磁気ディスク305および光ディスク307に記録された地図情報に基づいて、ステップS401において取得された自車両の現在位置が、交差点から所定距離以内か否かを判断する(ステップS402)。
ステップS402において交差点から所定距離以内と判断された場合(ステップS402:Yes)、カメラ317によって交差点付近の画像情報を取得する(ステップS403)。ステップS403においては、磁気ディスク305および光ディスク307に記録された地図情報から道路案内標識に関する情報を取得してもよい。つぎに、ステップS403において取得された画像情報内に道路案内標識があるか否かを判断する(ステップS404)。具体的には、たとえば、道路案内標識認識プログラムなどによって判断する。
ステップS404において道路案内標識があると判断された場合(ステップS404:Yes)、道路案内標識に含まれる方面を抽出する(ステップS405)。ステップS405においては、さらに抽出された各方面の位置情報を取得し、方面の位置情報が示す基点位置を抽出してもよい。具体的には、たとえば、方面抽出プログラムなどによって抽出する。さらに、ステップS401において取得された自車両の現在位置から、ステップS405において抽出された各方面を示す基点位置までの距離を算出する(ステップS406)。ステップS406においては、基点位置は、各方面の中心地点でもよいし、各方面の主要駅など代表的な建造物でもよい。
そして、ステップS407において取得された距離に応じたフォントを選択する(ステップS407)。具体的には、たとえば、道路案内標識に含まれる方面の中から距離の短い順に、フォントを大きく表示してもよい。また、たとえば、ステップS406において算出された距離が、所定距離以内の場合に、大きいフォントに変更してもよい。さらに、ステップS406において取得された距離に応じて、文字の色を選択してもよい。
つぎに、各方面の表示を、ステップS407において選択されたフォントに変更して道路案内標識を表示する(ステップS408)。ステップS408においては文字の色を変更して道路案内標識を表示してもよい。さらに、ステップS408において表示された道路案内標識に含まれる各方面のうちの1つの方面が選択されたか否かを判断する(ステップS409)。
ステップS409において方面が選択された場合(ステップS409:Yes)、自車両の現在位置と、選択された方面の位置情報が示す基点位置とが含まれる地図を表示するか否かを判断する(ステップS410)。ステップS410においては、利用者からの指示の入力を受け付けることで判断してもよい。具体的には、たとえば、あらかじめ利用者によって地図を表示する設定がされていてもよいし、ステップS409において方面が選択されるとともに、地図を表示する設定がされてもよい。ステップS410において地図を表示する場合(ステップS410:Yes)、自車両の現在位置と、選択された方面が示す位置情報の基点位置と、が含まれるように地図の縮尺を変更して表示し(ステップS411)、一連の処理を終了する。
一方、ステップS402において交差点から所定距離以内ではない場合(ステップS402:No)、ステップS404において道路案内標識がない場合(ステップS404:No)、ステップS401に戻り、一連の処理を繰り返しおこなう。さらに、ステップS409において方面が選択されない場合(ステップS409:No)、そのまま一連の処理を終了する。また、ステップS410において地図を表示しないと判断された場合(ステップS410:No)については、後述する図5において詳細に説明する。
なお、図4のフローチャートにおいては、ステップS407において距離に応じたフォントを選択するとしているが、これに限るものではない。具体的には、たとえば、ステップS409以降の処理をおこなう場合、距離に応じたフォントを選択しなくてもよい。この場合、ステップS408においては、文字のフォントや色を変更せずに道路案内標識を表示する。
また、ステップS408において道路案内標識を表示し、ステップS409において表示された道路案内標識に含まれる各方面のうちの1つの方面が選択されたか否かを判断するとしているが、これに限るものではない。具体的には、たとえば、ステップS407において距離に応じたフォントまたは色を選択し、ステップS408において選択されたフォントまたは色に変更して道路案内標識を表示した場合、そのまま一連の処理を終了してもよい。
(目的地点設定処理の内容の一例)
つぎに、図5を用いて、図4のステップS410において地図を表示しないと判断された場合の目的地点設定処理について説明する。図5は、目的地点設定処理の内容の一例について示したフローチャートである。図5においては、まず、図4のステップS409において選択された方面を目的地点として設定するか否かを判断する(ステップS501)。ステップS501において目的地点として設定しない場合(ステップS501:No)、図4のステップS409において選択された方面を目的地点として仮設定するか否かを判断する(ステップS502)。
つぎに、図5を用いて、図4のステップS410において地図を表示しないと判断された場合の目的地点設定処理について説明する。図5は、目的地点設定処理の内容の一例について示したフローチャートである。図5においては、まず、図4のステップS409において選択された方面を目的地点として設定するか否かを判断する(ステップS501)。ステップS501において目的地点として設定しない場合(ステップS501:No)、図4のステップS409において選択された方面を目的地点として仮設定するか否かを判断する(ステップS502)。
ステップS502において仮設定する場合(ステップS502:Yes)、カメラ317において取得された画像情報の中に、新たな道路案内標識があるか否かを判断する(ステップS503)。ステップS503において、つぎの道路案内標識があると判断された場合(ステップS503:Yes)、ステップS502において仮設定した目的地点が新たな道路案内標識にあるか否かを判断する(ステップS504)。そして、ステップS504において仮設定した目的地点が新たな道路案内標識にない場合(ステップS504:No)、利用者に報知する(ステップS505)。ステップS505においては、報知は、たとえば、表示された道路案内表示を点滅させたり、音声案内などにより報知する。音声案内は、具体的には、たとえば、「新しい目的地点を選択してください。」などといった案内情報である。一方、ステップS503において新たな道路標識がない場合(ステップS503:No)、ステップS504において目的地点が新たな道路案内標識にある場合(ステップS504:Yes)、ステップS503に戻り、以降の処理を繰り返しおこなう。
つぎに、新たな目的地点が選択されたか否かを判断して(ステップS506)、新たな目的地点が選択されない場合(ステップS506:No)、ステップS505に戻り、以降の処理を繰り返しおこなう。一方、ステップS506において新たな目的地点が選択された場合(ステップS506:Yes)、ステップS501に戻り、以降の処理を繰り返しおこなう。そして、ステップS501において目的地点として設定する場合(ステップS501:Yes)、ステップS501において設定された目的地点までの誘導案内をおこない(ステップS507)、一連の処理を終了する。また、ステップS502において仮設定しない場合(ステップS502:No)、そのまま一連の処理を終了する。
なお、図5のフローチャートにおいては、ステップS504:Yesにおいて、目的地点が新たな道路案内標識にある場合、目的地点が道路案内標識になくなるまで待つ構成となっているが、これに限るものではない。具体的には、たとえば、目的地点が道路案内標識にある場合に、利用者などによって他の方面が選択された場合、仮設定した目的地点を新たに選択された方面に変更してもよい。また、この場合、ステップS503に戻り、以降の処理を繰り返しおこなってもよい。
また、図5のフローチャートにおいては、ステップS506:Noにおいて、新たな目的地点が選択されない場合、ステップS505に戻り、新たな目的地点が選択されるまで報知する構成となっているが、これに限るものではない。具体的には、たとえば、所定回数報知したら、そのまま一連の処理を終了するようにしてもよい。
(道路案内標識のフォントを変更して表示する表示内容の一例)
つぎに、図6を用いて、図4のステップS408において、道路案内標識のフォントを変更して表示する表示内容の一例について説明する。図6は、道路案内標識のフォントを変更して表示する表示内容の一例について示した説明図である。図6においては、ディスプレイ313に道路案内標識600が表示されている。さらに、道路案内標識600は、方面の情報として、「原宿」601と、「渋谷」602と、「六本木」603と、を含んでいる。
つぎに、図6を用いて、図4のステップS408において、道路案内標識のフォントを変更して表示する表示内容の一例について説明する。図6は、道路案内標識のフォントを変更して表示する表示内容の一例について示した説明図である。図6においては、ディスプレイ313に道路案内標識600が表示されている。さらに、道路案内標識600は、方面の情報として、「原宿」601と、「渋谷」602と、「六本木」603と、を含んでいる。
図6においては、自車両の現在地点から「原宿」601が最も近く、大きいフォントで表示されている。また、つぎに自車両の現在地点から近い「渋谷」602が中くらいのフォント、自車両の現在地点から最も遠い「六本木」603が小さいフォントで表示されている。このように、自車両の現在地点からの距離に基づいて、フォントを変更することで、自車両の現在地点と、道路案内標識に表示された各方面との位置関係が把握しやすくなる。
なお、図6の説明図においては、自車両の現在地点からの距離が短いほどフォントを大きくするとしているが、これに限るものではない。具体的には、たとえば、自車両の現在地点からの距離に基づいて、文字の色を変更してもよい。具体的には、たとえば、現在地点から最も近い「原宿」601を赤色で表示し、つぎに近い「渋谷」602を橙色で表示し、最も遠い「六本木」603を黄色で表示してもよい。この場合、フォントの大きさをともに変更してもよいし、変更しなくてもよい。
(地図情報の縮尺を変更して表示する表示内容の一例)
つぎに、図7を用いて、図4のステップS411において、地図情報の縮尺を変更して表示する表示内容の一例について説明する。図7は、地図情報の縮尺を変更して表示する表示内容の一例について示した説明図である。図7においては、図4のステップS408において道路案内標識が表示され、ステップS409:Yesにおいて方面が選択されたこととする。具体的には、たとえば、ディスプレイ313に道路案内標識700が表示され、「渋谷」701が選択されたこととする。
つぎに、図7を用いて、図4のステップS411において、地図情報の縮尺を変更して表示する表示内容の一例について説明する。図7は、地図情報の縮尺を変更して表示する表示内容の一例について示した説明図である。図7においては、図4のステップS408において道路案内標識が表示され、ステップS409:Yesにおいて方面が選択されたこととする。具体的には、たとえば、ディスプレイ313に道路案内標識700が表示され、「渋谷」701が選択されたこととする。
そして、ステップS410:Yesにおいて地図を表示する場合、具体的には、たとえば、自車両の現在地点711と、選択された「渋谷」701を示す基点位置712と、を含む縮尺に変更した地図710を表示する。このように、自車両の現在地点711と、基点位置712と、を含む地図710を表示することで、選択した方面までのさらによい経路を見つけることができる。
なお、図7の説明図においては、自車両の現在地点711と、基点位置712とを含む地図710を表示するとしているが、これに限るものではない。具体的には、たとえば、自車両の現在地点711と、方面が示す地域全体と、を含む地図を表示してもよい。
(利用者に新たな目的地点を促す報知の表示内容の一例)
つぎに、図8を用いて、図5のステップS505において、報知する際の表示内容の一例について説明する。図8は、利用者に新たな目的地点を促す報知の表示内容の一例を示す説明図である。まず、ステップS502:Yesにおいて目的地点として仮設定する。図8においては、具体的には、たとえば、ディスプレイ313に表示された道路案内標識800から、「渋谷」801を目的地点として仮設定する。そして、図5のステップS503:Yesにおいて新たな道路案内標識811がある場合、ステップS504において目的地点が新たな道路案内標識810にあるか否かを判断する。図8においては、具体的には、たとえば、新たな道路案内標識810に「渋谷」801があるか否かを判断する。そして、「渋谷」801がある場合、さらに新たな道路案内標識を取得するまで待機する。
つぎに、図8を用いて、図5のステップS505において、報知する際の表示内容の一例について説明する。図8は、利用者に新たな目的地点を促す報知の表示内容の一例を示す説明図である。まず、ステップS502:Yesにおいて目的地点として仮設定する。図8においては、具体的には、たとえば、ディスプレイ313に表示された道路案内標識800から、「渋谷」801を目的地点として仮設定する。そして、図5のステップS503:Yesにおいて新たな道路案内標識811がある場合、ステップS504において目的地点が新たな道路案内標識810にあるか否かを判断する。図8においては、具体的には、たとえば、新たな道路案内標識810に「渋谷」801があるか否かを判断する。そして、「渋谷」801がある場合、さらに新たな道路案内標識を取得するまで待機する。
つぎに、図5のステップS504:Noにおいて目的地点が新たな道路案内標識にない場合、ステップS505において利用者に報知する。具体的には、たとえば、「渋谷」801のない新たな道路案内標識820がある場合、「新しい目的地点を選択してください。」などといった、利用者に新たな目的地点を促す情報821を報知する。また、利用者への報知は、音声情報や警告音でもよいし、「渋谷」801のない新たな道路案内標識820を点滅させてもよい。
上述したように、本実施例のナビゲーション装置300によれば、位置取得部102によって取得された移動体の現在地点の位置情報に基づいて、抽出部103によって抽出された方面に関する位置情報を、表示制御部106によって制御して表示画面に表示することができる。したがって、表示画面に道路案内標識を表示する場合、道路案内標識に含まれた各方面に、現在地点との位置関係を表示することができる。これによって、利用者は、知らない土地などでも、道路案内標識に含まれる方面と、現在地点や目的地点との位置関係や距離がわかり、現在地点の位置を把握することができる。
また、本実施例のナビゲーション装置300によれば、算出部104によって算出された距離に基づいて、道路案内標識の各方面をあらわす文字を変更して表示することができる。したがって、表示画面に表示された道路案内標識に含まれる方面を示す文字のフォントを、現在地点との距離によって変更することができる。これによって、利用者は、表示画面に表示された道路案内標識に含まれる各方面と、現在地点との距離がわかり、現在地点の位置を把握することができる。
また、本実施例のナビゲーション装置300によれば、算出部104によって算出された距離が短いほど、表示制御部106によって文字のフォントを大きくして表示することができる。したがって、表示画面に表示された道路案内標識に含まれる方面を示す文字のフォントを、現在地点との距離が短い順に大きく表示することができる。これによって、利用者は、表示画面に表示された道路案内標識に含まれる各方面と、現在地点との距離がわかり、現在地点の位置を把握することができる。
また、本実施例のナビゲーション装置300によれば、算出部104によって算出された距離に基づいて、表示制御部106によって文字の色を変更して表示することができる。したがって、表示画面に表示された道路案内標識に含まれる方面を示す文字の色を、現在地点との距離によって変更することができる。これによって、利用者は、表示画面や表示範囲が小さい場合も、道路案内標識に含まれる各方面と、現在地点との距離がわかり、現在地点の位置を把握することができる。
また、本実施例のナビゲーション装置300によれば、位置取得部102によって取得された移動体の現在地点の位置情報に基づいて、移動体の現在地点から、抽出部103によって抽出された各方面の位置情報が示す基点位置までの距離を、算出部104によって算出することができる。したがって、表示画面に表示された道路案内標識に含まれる方面の中心地点と、現在地点との距離を算出することができる。これによって、利用者は、たとえば、道路案内標識に含まれる方面が広い地域を示していても、その方面の中心地点と、現在地点との距離を知ることができ、現在地点の位置を正確に把握することができる。
また、本実施例のナビゲーション装置300によれば、位置取得部102によって取得された移動体の現在地点の位置情報と、受付部105によって受け付けられた方面の位置情報が示す基点位置と、の相対距離に基づいて、表示制御部106によって縮尺を変更して地図情報を表示することができる。したがって、受け付けられた方面の地図情報を、現在地点と関連付けて表示することができる。これによって、利用者は、表示画面に表示された道路案内標識に含まれる方面を選択し、選択した方面の地図を表示させることにより、さらによい走行ルートを見つけることができる。
また、本実施例のナビゲーション装置300によれば、移動体の現在地点と、受付部105によって受け付けられた方面の位置情報が示す基点位置と、の間の地図情報を、表示制御部106によって表示することができる。したがって、受け付けられた方面の位置情報が示す基点位置と、現在地点を含んだ地図を表示させることができる。これによって利用者は、表示画面に表示された道路案内標識に含まれる方面を選択し、現在地点から選択した方面までの地図を表示させることにより、現在地点からのさらによい走行ルートを見つけることができる。
また、本実施例のナビゲーション装置300によれば、受付部105によって受け付けられた方面の位置情報が示す基点位置を、設定部107によって目的地点として設定することができる。したがって、表示画面に表示された道路案内標識を用いて、経路誘導のための目的地点を設定することができる。これによって、利用者は、あらかじめルート設定をしなくても、道路案内標識を用いることにより、簡単にルート設定をおこなうことができる。
また、本実施例のナビゲーション装置300によれば、設定部107によって設定された目的地点が、表示画面に表示された道路案内標識の情報に含まれない場合、報知部108によって表示画面に表示された方面の中から新たな目的地点の設定を促すことができる。したがって、たとえば、設定部107によって目的地点として仮設定された場合など、表示画面に表示される道路案内標識に、仮設定した目的地点が含まれなくなった場合に、新たな目的地点の選択を利用者に促すことができる。これによって、利用者は、ナビゲーション装置がなかったときに道路案内標識を頼りに目的地点に向かうのと同じ感覚で、正確に目的地点に到着することができる。
以上説明したように、本発明の表示制御装置、表示制御方法、表示制御プログラム、および記録媒体によれば、ナビゲーション装置300において、自車両の現在地点と、道路案内標識に含まれる各方面の位置情報が示す基点位置との距離に応じて、道路案内標識に含まれる方面の文字のフォントや色を変更して、ディスプレイ313に表示することができる。また、道路案内標識に含まれる方面の選択を受け付けることで、地図を表示したり、目的地点として設定したりすることができる。これによって、利用者は、現在地点の位置を把握し、ナビゲーション装置300がないときに道路案内標識を頼りに目的地点に向かっていたのと同じ感覚で正確に目的地点に到着することができる。
なお、本実施の形態で説明した表示制御方法は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータ、ワークステーション、携帯端末装置(携帯電話)などのコンピュータで実行することにより実現することができる。このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVDなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。またこのプログラムは、インターネットなどのネットワークを介して配布することが可能な伝送媒体であってもよい。
100 表示制御装置
101 表示部
102 位置取得部
103 抽出部
104 算出部
105 受付部
106 表示制御部
107 設定部
108 報知部
101 表示部
102 位置取得部
103 抽出部
104 算出部
105 受付部
106 表示制御部
107 設定部
108 報知部
Claims (13)
- 方面を示す道路案内標識を表示画面に表示する表示制御装置において、
移動体の現在地点の位置情報を取得する位置取得手段と、
前記道路案内標識に含まれている方面に関する位置情報を抽出する抽出手段と、
前記位置取得手段によって取得された移動体の現在地点の位置情報に基づいて、前記抽出手段によって抽出された方面に関する位置情報を制御して前記表示画面に表示する表示制御手段と、
を備えることを特徴とする表示制御装置。 - 前記位置取得手段によって取得された移動体の現在地点の位置情報、および前記抽出手段によって抽出された方面に関する位置情報に基づいて、当該移動体の現在地点から各方面までの距離を算出する算出手段を備え、
前記表示制御手段は、前記算出手段によって算出された距離に基づいて、前記道路案内標識の各方面をあらわす文字を変更して表示することを特徴とする請求項1に記載の表示制御装置。 - 前記表示制御手段は、前記算出手段によって算出された距離が短いほど、文字のフォントを大きくして表示することを特徴とする請求項2に記載の表示制御装置。
- 前記表示制御手段は、前記算出手段によって算出された距離に基づいて、文字の色を変更して表示することを特徴とする請求項2に記載の表示制御装置。
- 前記算出手段は、前記位置取得手段によって取得された移動体の現在地点の位置情報に基づいて、当該移動体の現在地点から、前記抽出手段によって抽出された各方面の位置情報が示す基点位置までの距離を算出することを特徴とする請求項2に記載の表示制御装置。
- 前記表示画面に表示された方面の選択を受け付ける受付手段を備え、
前記表示制御手段は、前記位置取得手段によって取得された前記移動体の現在地点の位置情報と、前記受付手段によって受け付けられた方面の位置情報が示す基点位置と、の相対距離に基づいて、縮尺を変更して地図情報を表示することを特徴とする請求項2に記載の表示制御装置。 - 前記表示制御手段は、前記移動体の現在地点と、前記受付手段によって受け付けられた方面の位置情報が示す基点位置と、の間の地図情報を表示することを特徴とする請求項6に記載の表示制御装置。
- 前記受付手段によって受け付けられた方面の位置情報が示す基点位置を目的地点として設定する設定手段を備えることを特徴とする請求項6または7に記載の表示制御装置。
- 前記表示画面に表示された方面の選択を受け付ける受付手段を備え、
前記受付手段によって受け付けられた方面の位置情報が示す基点位置を目的地点として設定する設定手段を備えることを特徴とする請求項1〜5に記載の表示制御装置。 - 前記設定手段によって設定された目的地点が、前記表示画面に表示された前記道路案内標識の情報に含まれない場合、前記表示画面に表示された方面の中から新たな目的地点の設定を促す報知手段を備えることを特徴とする請求項9に記載の表示制御装置。
- 方面を示す道路案内標識を表示画面に表示する表示制御方法において、
移動体の現在地点の位置情報を取得する位置取得工程と、
前記道路案内標識に含まれている方面に関する位置情報を抽出する抽出工程と、
前記位置取得工程によって取得された移動体の現在地点の位置情報に基づいて、前記抽出工程によって抽出された方面に関する位置情報を制御して前記表示画面に表示する表示制御工程と、
を含むことを特徴とする表示制御方法。 - 請求項11に記載の表示制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とする表示制御プログラム。
- 請求項12に記載の表示制御プログラムを記録したことを特徴とするコンピュータに読み取り可能な記録媒体。
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