JPWO2008081846A1 - 光プリンタヘッドおよびそれを備えた画像形成装置 - Google Patents

光プリンタヘッドおよびそれを備えた画像形成装置 Download PDF

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Abstract

本発明は、1または複数の発光素子アレイユニット3を備えた光プリンタヘッド12に関する。発光素子アレイユニット3は、回路基板30と、回路基板30を支持するベース部材33と、ベース部材33に搭載され、かつ主走査方向M1,M2に列状に並んだ複数の発光素子と、を備えている。ベース部材33は、回路基板30よりも吸湿率が低くされている。複数の発光素子アレイユニット3は、たとえば隣り合う発光素子アレイユニット3における端部34どうしが副走査方向S1,S2に重なり合うように主走査方向M1,M2に沿って配置させられている。

Description

本発明は、電子写真式プリンタ等の露光手段として用いられる光プリンタヘッド、およびそれを備えた画像形成装置に関する。
電子写真式プリンタなどの画像形成装置においては、露光手段として複数の発光素子を配列してなる光プリンタヘッドを採用するものがある。
光プリンタヘッドを備えた画像形成装置では、画像データに基づいて発光素子を選択的に発光させるとともに、その光が光プリンタヘッドのレンズアレイを介して感光体に照射される。感光体の表面には、光の照射によって静電潜像が形成される。感光体に形成された静電潜像は、トナーによる現像等のプロセスを経てトナー像とされ、このトナー像を記録紙に転写及び定着させることにより画像が記録される。
このような光プリンタヘッドとしては、複数の発光素子を回路基板に搭載した複数の発光素子アレイユニットを主走査方向に沿って配列するとともに、隣接する発光素子アレイユニットどうしを副走査方向にずらして千鳥状に配置したものが提案されている(例えば特許文献1,2参照)。
特開平7−61035号公報 特開2001−328292号公報
しかしながら、特許文献1,2に開示の光プリンタヘッドにおいては、通常、主として比較的吸湿率の高い樹脂材料により構成される回路基板上に発光素子アレイチップが搭載されている。そのため、特許文献1,2に開示の光プリンタヘッドにおいては、環境湿度に起因して回路基板が膨張し、ひいては回路基板に搭載された発光素子アレイチップの位置が変動してしまう場合がある。つまり、特許文献1,2に開示の光プリンタヘッドでは、該光プリンタヘッドを画像形成装置に組み込んで記録紙に画像を形成する際に、記録紙に形成される画像に歪みが生じてしまう場合があった。
本発明は、光プリンタヘッドにおいて、環境湿度に起因する発光素子の位置変動を抑制することを課題としている。
本発明は、光プリントヘッドに関する。本発明はさらに、前記光プリンタヘッドを備えた画像形成装置に関する。
前記光プリントヘッドは、回路基板と、前記回路基板よりも吸湿率が低く、かつ該回路基板を支持するベース部材と、前記ベース部材上に主走査方向に沿って配列される複数の発光素子と、を有する1または複数の発光素子アレイユニットを備えている。
本発明の光プリンタヘッドは、回路基板よりも吸湿率が低いベース部材上に複数の発光素子を配列している。そのため、前記光プリンタヘッドでは、回路基板上に複数の発光素子を配列する場合に比べて環境湿度に起因する膨張の影響を抑制することができる。したがって、前記光プリンタヘッドでは、環境湿度に起因する複数の発光素子の位置変動を抑制することができるため、前記光プリンタヘッドを備えた画像形成装置において、より良好な画像形成を行なうことが可能となる。
本発明に係る画像形成装置の一例の概略構成を示す断面図である。 本発明に係る光プリンタヘッドの一例を示す斜視図である。 図2に示した光プリンタヘッドにおけるヘッドデバイスの斜視図である。 図3のIV−IV線に沿う断面図である。 図3のV−V線に沿う断面図である。 図2のVI−VI線に沿う断面図である。 図2に示した光プリンタヘッドの要部を示す底面図である。 図2に示した光プリンタヘッドにおける回路基板の要部を示す斜視図である。 図2に示した光プリンタヘッドにおける発光素子アレイユニットを説明するための平面図である。 図2に示した光プリンタヘッドにおけるヘッドデバイスの接続部分の周りを示す平面図である。 光プリンタヘッドにおけるレンズアレイの他の例を説明するための図10に相当する平面図である。
符号の説明
X 画像形成装置
12 光プリンタヘッド
3 発光素子アレイユニット
30 回路基板
30A 回路
30Aa 接続パッド
30Ab 回路パッド
30B 絶縁層
32 ドライバーIC
33 ベース部材
37A 穴部
37B 穴部(貫通孔)
4 支持部材
5 ロッドレンズアレイ(レンズ部材)
6 接続手段
61A,61B ピン(挿入要素)
M1,M2 主走査方向
S1,S2 副走査方向
以下、本発明に係る画像形成装置および光プリンタヘッドについて、添付図面を参照しつつ具体的に説明する。
図1に示した画像形成装置Xは、電子写真感光体10、帯電装置11、光プリンタヘッド12、現像装置13、転写装置14、定着装置15、クリーニング装置16、および除電装置17を備えたものである。
電子写真感光体10は、画像信号に基づいた静電潜像およびトナー像が形成されるものであり、図中の矢印D方向に回転可能とされている。電子写真感光体10は、円筒状基体10Aの外周面に、感光層10Bを形成したものである。
円筒状基体10Aは、少なくとも表面に導電性を有するものであり、たとえばアルミニウムなどにより形成されている。
感光層10Bは、アモルファスシリコンなどの無機半導体や有機半導体から成る光導電層を被着させた構造を有しており、光導電層に光プリンタヘッド12からの光が照射されると、光導電層の比抵抗を急激に低下させて、光導電層に所定の潜像を形成するものである。感光層10Bはまた、円筒状基体10Aからのキャリアの注入を阻止するためのキャリア注入阻止層や電子写真感光体10の表面を保護するための表面層を備えたものであってもよい。
帯電装置11は、電子写真感光体10の表面を、光導電層の種類に応じて、正極性または負極性に一様に帯電させるためのものである。電子写真感光体10の帯電電位は、通常、200〜1000Vとされる。
光プリンタヘッド12は、電子写真感光体10を露光し、電子写真感光体10に静電潜像を形成するためのものである。この光プリンタヘッド12の詳細については後述する。
現像装置13は、電子写真感光体10の静電潜像を現像してトナー像を形成するためのものである。この現像装置13は、現像剤を保持しているとともに、現像スリーブ13Aを備えている。
現像剤は、電子写真感光体10の表面に形成されるトナー像を構成するためのものであり、現像装置13において摩擦帯電させられる。現像剤としては、磁性キャリアと絶縁性トナーとから成る二成分系現像剤、あるいは磁性トナーから成る一成分系現像剤を使用することができる。
現像スリーブ13Aは、電子写真感光体10と現像スリーブ13Aとの間の現像領域に現像剤を搬送する役割を果すものである。
現像装置13においては、現像スリーブ13Aにより摩擦帯電したトナーが一定の穂長に調整された磁気ブラシの形で搬送され、電子写真感光体10と現像スリーブ13Aとの間の現像域において、このトナーによって静電潜像が現像されてトナー像が形成される。トナー像の帯電極性は、正規現像により画像形成が行われる場合には、電子写真感光体10の表面の帯電極性と逆極性とされ、反転現像により画像形成が行われる場合には、電子写真感光体10の表面の帯電極性と同極性とされる。
転写装置14は、電子写真感光体10と転写装置14との間の転写領域に供給された記録紙Pにトナー像を転写するためのものであり、転写用チャージャ14Aおよび分離用チャージヤ14Bを備えている。この転写装置14では、転写用チャージャ14Aにおいて記録紙Pの背面(非記録面)がトナー像とは逆極性に帯電され、この帯電電荷とトナー像との静電引力によって、記録紙P上にトナー像が転写される。転写装置14ではさらに、トナー像の転写と同時的に、分離用チャージャ14Bにおいて記録紙Pの背面が交流帯電させられ、記録紙Pが電子写真感光体10の表面から速やかに分離させられる。
なお、転写装置14としては、電子写真感光体10の回転に従動し、かつ電子写真感光体10とは微小間隙(通常、0.5mm以下)を介して配置された転写ローラを用いることも可能である。この場合の転写ローラは、たとえば直流電源により、電子写真感光体10上のトナー像を記録紙P上に引きつけるような転写電圧を印加するように構成される。このような転写ローラを用いる場合には、分離用チャージャ14Bのような転写剤分離装置は省略することもできる。
定着装置15は、記録紙Pに転写されたトナー像を定着させるためのものであり、一対の定着ローラ15A,15Bを備えている。この定着装置15では、一対のローラ15A,15Bの間に記録紙Pを通過させることにより、熱、圧力などによって記録紙Pに対してトナー像が定着させられる。
クリーニング装置16は、電子写真感光体10の表面に残存するトナーを除去するためのものであり、クリーニングブレード16Aを備えている。このクリーニング装置16では、クリーニングブレード16Aによって、電子写真感光体10の表面に残存するトナーが掻き取られて回収される。クリーニング装置16において回収されたトナーは、現像装置13内にリサイクルするようにしてもよい。
除電装置17は、電子写真感光体10の表面電荷を除去するためのものである。この除電装置17は、たとえば光照射により電子写真感光体10の表面電荷を除去するように構成される。
図2に示したように、光プリンタヘッド12は、複数のヘッドデバイス2を主走査方向M1,M2に沿って配置したものである。このような光プリンタヘッド12は、複数のヘッドデバイス2を用いて形成されているため、歩留まりを高く維持したまま、A0用紙などの大型の記録紙に対する画像形成が可能となる。
複数のヘッドデバイス2は、それらの主走査方向M1,M2の端部20が副走査方向S1,S2に重なるように配置されている。図3ないし図5に示したように、各ヘッドデバイス2は、発光素子アレイユニット3、支持部材4およびロッドレンズアレイ5を備えており、図6および図7に示したように隣り合うヘッドデバイス2どうしは接続手段6を介して互いに接続されている。
図3ないし図5に示したように、発光素子アレイユニット3は、回路基板30と、1または複数の発光素子アレイチップ31と、一対のドライバーIC32と、ベース部材33とを備えている。
図8に示したように、回路基板30は、回路30Aと絶縁層30Bとを含んでなり、全体としてベース部材33(図3ないし図5参照)よりも吸湿率が高い。
回路30Aは、導電材料により所定のパターンに形成されたものであり、発光素子アレイチップ31(図5および図6参照)の電極パッドに対して電気的に接続される接続パッド30Aaと、ドライバーIC32に対して電気的に接続される回路パッド30Abと、を含んでいる。
絶縁層30Bは、ベース部材33(図3ないし図5参照)よりも吸湿率が高いのが好ましく、たとえばエポキシ樹脂、ガラス布基材にエポキシ樹脂を含浸させたガラスエポキシ樹脂、あるいはガラスにより形成されている。
図5および図6に示したように、回路基板30は、ベース部材33に埋設されており、回路基板30における回路30Aの接続パッド30Aa(図8参照)の接続面と、発光素子アレイチップ31の配置面とは略同一平面上に位置させられている。もちろん、回路基板30は、必ずしもベース部材33(図3ないし図5参照)に埋設させる必要はない。
ここで、回路基板30および絶縁層30Bの吸湿率とは、下記数式1により示されるものである。
Figure 2008081846
数式1においてAは、回路基板30や絶縁層30Bを150℃で60分間ベークした直後に測定した長さである。数式1においてBは、上記条件で回路基板30や絶縁層30Bをベーク後に、温度が25℃、湿度が50%の環境下に1週間放置した後に測定した長さである。
図5および図9に示したように、発光素子アレイチップ31は、チップ基板に対して、複数の発光素子を主走査方向M1,M2に沿って直線状に配列したものであり、ベース部材33における回路基板30に対して副走査方向S1,S2に隣接する位置において、回路基板30の長手方向(主走査方向M1,M2)に沿って配置されている。チップ基板には、複数の電極パッドが設けられている。各電極パッドは、回路基板30における対応する接続パッド30Aa(図8参照)に対してワイヤW1を介して電気的に接続されるものである。そのため、複数の電極パッドは、回路基板30における接続パッド30Aaとの接続に用いる複数のワイヤW1が略平行となるように配置されることが好ましい。
複数の発光素子は、たとえば発光ダイオードであり、主走査方向M1,M2において600dpi(dot per inch)の密度で配列されている。発光ダイオードとしては、たとえばGaAs系の半導体材料等を用いて形成したものを採用することができる。この場合の発光素子は、GaAsおよびSi等の半導体材料により形成されたチップ基板に対してAlまたはP等をドーピングすることによりチップ基板の内部に作りこんでも良いし、サファイア等の絶縁材料により形成されたチップ基板の上面に半導体層を積層することにより形成しても良い。前者の場合、チップ基板が導電性を有するため、ベース部材33と発光素子アレイチップ31との間に絶縁性部材を介在させる。
図2および図6に示したように、複数のヘッドデバイス2は、それらの主走査方向M1,M2の端部20が副走査方向S1,S2に重なるように配置されている。そのため、図6に示したように、隣り合う発光素子アレイユニット3は、それらの端部34における側面35が互いに接触した状態で重なるように配置されている。その結果、隣り合う発光素子アレイユニット3に関して、それぞれの発光素子アレイユニット3の境界部(重なり合う部分)における発光素子間のピッチを、同一の発光素子アレイユニット3において隣接する発光素子間のピッチと略等しく設定することができる。また、隣り合う発光素子アレイユニット3の端部34における側面35が対向接触する構成であれば、光プリンタヘッド12を形成するときに発光素子アレイユニット3どうしの位置あわせを行い易く、接続手段6を用いて発光アレイユニット3どうしを接続する際の作業性に優れたものとなる。
図5、図6および図9に示したように、一対のドライバーIC32は、光プリンタヘッド12の外部からの電気信号に基づいて発光素子アレイチップ31における発光素子を駆動し、発光素子に流れる電流量を制御するものである。各ドライバーIC32は、回路基板30上において、複数の発光素子の列の両端部に対応する位置(回路基板30の両端部)に配置されており、ワイヤW2を介して回路基板30における回路30Aに電気的に接続されている。ドライバーIC32を回路基板30に配置すれば、隣り合う発光素子アレイユニット3の端部34を副走査方向S1,S2に重ね合わせたときに、それらの端部34における発光素子の列の間にドライバーIC32が存在することがないため、隣り合う発光素子アレイユニット3の発光素子の列が副走査方向S1,S2に離れすぎないようにすることができる。
もちろん、ドライバーIC32を回路基板30上に配置する場合には、ドライバーIC32を半田や金等の導電材料によりフリップチップ実装しても構わない。すなわち、ドライバーIC32を回路基板30に搭載する構成では、ドライバーIC32として、ワイヤボンディング型およびフリップチップ型のいずれのタイプをも選択することができるため、設計の自由度を高めることができる。
また、ドライバーIC32を複数の発光素子の列の両端部に対応する位置(回路基板30の両端部)に配置すれば、発光素子列の温度分布の偏りを改善することができる。すなわち、複数の発光素子を発光させた場合、通常、複数の発光素子の列における端部よりも中央部の方が発光素子の発光時の熱によって温度が上昇し易い。これに対して、ドライバーIC32を複数の発光素子の列の両端部に対応する位置(回路基板30の両端部)に配置すれば、ドライバーIC32が発生する熱によって、温度が低い傾向にある複数の発光素子の列の両端部付近の温度を上昇させることができる。その結果、複数の発光素子の列においては、駆動時における温度分布の偏りが改善される。そのため、光プリンタヘッド12を画像形成装置Xに組み込んで使用した場合には、複数の発光素子の列に温度分布が生じることを抑制し、温度分布に起因して生じる濃度ムラの発生を抑制することが可能となる。
図4、図6および図9に示したように、ベース部材33は、回路基板30および発光素子アレイチップ31を支持するものであり、全体として回路基板30よりも吸湿率が低い。
ここで、ベース部材33の吸湿率は、回路基板30や絶縁層30Bと同様に、ベーク直後および所定条件で放置した後の長さに基づいて、上記数式1により定義される。
ベース部材33の主たる構成材料としては、たとえばアルミニウム、銅、マグネシウム、ニッケル、鉄、SUS等の金属材料が挙げられる。また、ベース部材33をアルミニウムおよびSUS等の熱伝導率の高い材料により形成すれば、放熱板としての機能をベース部材33に付与することができ、発光素子アレイチップ31において発生する熱を良好に外部へ逃がすことができる。
図6、図7および図9に示したように、ベース部材33の両端部36のそれぞれには、一対の穴部37A,37Bが形成されている。穴部37A,37Bは、後述する接続手段6におけるピン61A,61Bが挿入されるものである。穴部37A,37Bの直径は、ピン61A,61Bの径に対応しており、たとえば直径が1.0mm以上5.0mm以下に設定されている。
穴部37Aは、穴部37Bよりも主走査方向M1,M2における内側に配置されたものであり、回路基板30の端部に対応する位置において非貫通状に形成されている。一方、穴部37Bは、穴部37Aおよび発光素子アレチップチップ31よりも主走査方向M1,M2における外側に配置されたものであり、貫通孔として形成されている。ベース部材33の両端部に形成された穴部37Bのそれぞれは、それらの中心を結ぶ直線が主走査方向(複数の発光素子の列)M1,M2に平行または略平行となるように形成されている。
穴部37Bを発光素子アレイチップ31よりも外側に位置する貫通孔として形成し、これら穴部37Bどうしを結んだ直線が発光素子アレイチップ31(発光素子)の列(主走査方向M1,M2)に対して平行または略平行に配置すれば、発光素子アレイチップをベース部材33に実装する場合に、穴部37Bを目印として発光素子アレイチップ31をベース部材33上に位置合わせすることができる。その結果、穴部37Bによって光プリンタヘッド12の生産性を向上させることができる。
このような発光素子アレイユニット3では、発光素子アレイチップ31が回路基板30よりも吸湿率が低いベース部材33上に配置されている。そのため、発光素子アレイユニット3では、環境湿度に起因するベース部材33の長手方向(主走査方向M1,M2)における長さの変化量が回路基板30よりも小さい。したがって、発光素子アレイユニット3では、発光素子アレイチップ31(発光素子)の位置変動を抑制することができ、画像形成装置Xにおいて、より良好な画像形成に寄与することが可能となる。
ここで、ベース部材33は吸湿率については回路基板30よりも低いが、回路基板30およびベース部材33の構成材料によっては、熱膨張係数に関してベース部材33のほうが回路基板30よりも大きくなる場合も有り得る。このような場合であっても、発光素子アレイチップ31は、ベース部材33に搭載した方が発光素子の位置ずれ防止という観点では好ましい。すなわち、環境温度が変化してベース部材33が熱膨張もしくは熱収縮しても、環境温度が初期の温度に戻れば、基本的に発光素子の位置も元に戻る。ところが、環境湿度が上昇することで多くの水分が回路基板30に吸収され、回路基板30が膨張する場合、環境湿度が元に戻っても、回路基板30に吸収された水分を外部に完全に放出させることは難しい。それ故、湿度の上昇前よりも回路基板30が膨張したままとなっている。この状態で、湿度が更に上昇すると、その分、回路基板30が更に膨張することとなる。それ故、発光素子アレイチップ31を支持するベース部材33に要求される特性の優先順位は、低熱膨張係数よりも低吸湿性の方が高い。したがって、本実施形態において発光素子アレイチップ31は、回路基板30よりも吸湿率の低いベース部材33上に配置している。
図2を参照して説明したように、光プリンタヘッド12では、複数のヘッドデバイス2の端部20が副走査方向S1,S2に重なるように配置されている。そのため、隣り合う発光素子アレイユニット3のベース部材33どうしは、それらの主走査方向M1,M2の端面38が互いに対向接触せずに副走査方向S1,S2に位置ずれしている。このように、ベース部材33の端面38が互いに接触しないように配置されていれば、環境温度が大きく変化し、ベース部材33が熱膨張あるいは熱収縮を起こしても、隣り合うベース部材33の間に生ずる熱応力を小さく抑えることができる。このことによっても、発光素子アレイチップ31の位置変動を小さく抑えることが可能となる。
図3ないし図6に示したように、支持部材4は、ロッドレンズアレイ5を支持するものであり、上部開口40、下部開口41、端部開口42および位置決め壁43を有している。
上部開口40はロッドレンズアレイ5により塞がれている一方で、下部開口41は発光素子アレイユニット31(ベース部材33)により塞がれている。そのため、ロッドレンズアレイ5と発光素子アレイユニット31との間には密閉空間が形成されている。
端部開口42は、ロッドレンズアレイ5における主走査方向M1,M2の端部52を露出させるためのものであり、上部開口40および下部開口41に連続している(図3参照)。
位置決め壁43は、支持部材4をベース部材33に取り付けるときに、支持部材4とベース部材33とを位置合わせするために利用されるものである。この位置決め壁43は、支持部材4をベース部材33に取り付けたときにベース部材33の側面39に接触可能とされている(図5参照)。
このような支持部材4は、全体を単一の部材で一体的に形成したものであっても、複数の部材を組み合わせて構成したものであっても、いずれでも構わない。また、支持部材4の構成材料としては、たとえば、鉄、アルミニウム、およびSUSなどの金属材料、あるいはPPS(poly phenylene sulfide)樹脂、ABS(acrylonitrile butadiene styrene)樹脂、およびPC(polycarbonate)樹脂などの樹脂材料が挙げられる。ただし、支持部材4は、ベース部材33と同様に、全体として回路基板30よりも吸湿率の低いものとするのが好ましい。そうすれば、環境湿度に起因する支持部材4の膨張を抑制することができるため、ロッドレンズアレイ5と発光素子アレイチップ31(発光素子)との間に位置ずれが生じるのを抑制することができる。ここで、支持部材4の吸湿率は、回路基板30、絶縁層30Bおよびベース部材33と同様に、ベーク直後および所定条件で放置した後の長さに基づいて、上記数式1により定義される。支持部材4のための吸湿率の低い材料としては、アルミニウムおよびSUSを挙げることができる。ただし、光反射率の高い材料を用いて支持部材5を形成する場合には、支持部材4の内面には光反射を抑制する処理を施しておくのが好ましい。
図3ないし図6および図10に示したように、ロッドレンズアレイ5は、発光素子アレイチップ31(発光素子)において出射された光を、画像形成装置Xにおける電子写真感光体10(図1参照)の表面に導くものであり、支持部材4を介してベース部材33に支持されている。ロッドレンズアレイ5は、レンズホルダ50に対して複数のロッドレンズ51を保持させたものである。
各ロッドレンズ51は、屈折率分布型棒状レンズであり、発光素子アレイチップ31(発光素子)において出射された光を、画像形成装置Xにおける電子写真感光体10(図1参照)に等倍で照射・結像させる正立等倍型の光学系として機能するものである。複数のロッドレンズ51は、発光素子アレイチップ31(発光素子)の略直上において、主走査方向M1,M2に並ぶように2列の千鳥状に配列されている。
もちろん、複数のロッドレンズ51は、3列以上の千鳥状に配置してもよく、また図11に示したにロッドレンズアレイ5′のように複数のロッドレンズ51′を単列直線状に配置してもよい。
図3に示したように、ロッドレンズアレイ5は、支持部材4の端部開口42において端部52が露出しており、図6および図10に示したように、隣り合うヘッドデバイス2(発光素子アレイユニット3)のロッドレンズアレイ5どうしは、それらの端部52において互いに接触させられている。また、図4および図5に示したように、ロッドレンズアレイ5は、側面53がベース部材33の側面39と略同一平面となるように配置されている。
ここで、隣り合うヘッドデバイス2(発光素子アレイユニット3)どうしを、それらのロッドレンズアレイ5の端部52において互いに接触するようにすれば、隣り合うロッドレンズアレイ5相互における副走査方向S1,S2のずれ量を極力小さくすることができる。その結果、発光素子の駆動に必要なデータ量を小さくし、画像形成装置Xのメモリ量の低減による画像形成装置Xの全体のコスト低減にも寄与することができる。すなわち、通常、発光素子アレイチップ31の副走査方向S1,S2の幅よりもロッドレンズアレイ5の副走査方向S1,S2の幅の方が大きいため、設計上は、ロッドレンズアレイ5の位置にあわせて発光素子アレイチップ31の位置が決定される。そのため、ロッドレンズアレイ5の副走査方向S1,S2のずれ量を小さくすることができれば、必然的に、発光素子アレイチップ31の副走査方向S1,S2のずれ量を小さくできる。一方、発光素子を駆動する際、発光素子アレイチップ31の副走査方向S1,S2のずれ量を相殺するように発光素子の発光のタイミングを異ならせる必要がある。そのため、発光素子アレイチップ31のずれ量が大きいほど、発光素子の発光タイミングのずれ量も大きくなり、それに伴い制御に必要なデータ量が増加してしまう。したがって、ロッドレンズアレイ5の副走査方向S1,S2のずれ量が小さくすることができれば、発光素子の駆動に必要なデータ量を小さくできる。その結果、画像形成装置Xのメモリ量の低減が可能であり、画像形成装置Xの全体のコスト低減にも寄与することができる。
また、ロッドレンズアレイ5の端部52における側面53をベース部材33の側面39に対して略平面上に配置する構成では、ロッドレンズアレイ5とベース部材33との位置合わせが容易である。一方、ベース部材33には発光素子アレイチップ31(発光素子)が搭載されていることから、ロッドレンズアレイ5とベース部材33との位置合わせが容易であれば、ロッドレンズアレイ5と発光素子アレイチップ31(発光素子)との位置合わせを容易に行なえるため、光プリンタヘッド12の生産性を向上させることが可能となる。
図4、図6および図7に示したように、接続手段6は、隣り合う発光素子アレイユニット3を相互に接続するためのものであり、接続部材60およびピン61A,61Bを含んでいる。
接続部材60は、隣り合う発光素子アレイユニット3のそれぞれにおけるベース部材33の端部36に対して、ピン61A,61Bを介して固定されるものである。接続部材60は、ピン61A,61Bが挿入される貫通孔60A,60Bを有している。このような接続部材60の構成材料としては、たとえば鉄、アルミニウム、およびセラミックスなどの高剛性材料が挙げられる。特に、接続部材60をベース部材33よりも熱膨張係数の小さい材料により形成すれば、環境温度の変化によってベース部材33が膨張または収縮しようとしたときに、ベース部材33の変形を接続部材60によって良好に抑制することができる。
ピン61A,61Bは、隣り合う発光素子アレイユニット3を連結するために、隣り合う発光素子アレイユニット3のそれぞれにおけるベース部材33の端部36に対して、接続部材60を固定するものである。ピン61Aは接続部材60の貫通孔60Aおよびベース部材33の穴部37Aに挿入されるものであり、ピン61Bは接続部材60の貫通孔60Bおよびベース部材33の穴部37Bに挿入されるものである。
もちろん、ピン61A,61Bは、接続部材60に一体化しておいてもよく、またピン61A,61Bに代えて、雄ネジなどの公知の他の部材を使用してもよい。
接続手段6は、隣り合うヘッドデバイス2(発光素子ユニット3)どうしをベース部材33の端部36において固定するものである。そのため、ベース部材33が環境温度や環境湿度の変化によって膨張もしくは収縮しようとしたときに、その膨張もしくは収縮が接続手段6(接続部材60)によって良好に抑制される。その結果、発光素子の位置変動を抑制することができ、画像形成装置Xにおいて、より良好な画像形成に寄与することが可能となる。
次に、光プリンタヘッド12の製造方法を説明する。
まず、回路基板30と、発光素子アレイチップ31と、ドライバーIC32と、ベース部材33と、支持部材4と、ロッドレンズアレイ5とを準備する。これらの部材は、従来周知の方法により、図面を参照して先に説明した形態に製作される。
次に、回路基板30と、発光素子アレイチップ31と、ドライバーIC32と、ベース部材33とを組み立てて発光素子アレイユニット2を形成する。これらの組み立ても基本的には、従来周知の方法によって行われる。
ただし、ベース部材33には、穴部37Bどうしを結んだ直線と発光素子の列が平行または略平行となるように発光素子アレイチップ31を搭載する。この場合、ベース部材33に対する発光素子アレイチップ31の位置決めを、穴部37Bを基準として行なうことができるため、発光素子アレイチップ31の位置合わせを容易に行なうことができる。
続いて、支持部材4を発光素子アレイチップ31に対して取り付け、支持部材4の上部開口40にロッドレンズアレイ5を挿入して接着剤等を用いて固定する。これにより、ヘッドデバイス2が完成する。このとき、支持部材4の位置決め壁43をベース部材33の側面39に当接させるようにすれば、支持部材4とベース部材33とを適切に位置合わせすることができる。また、ロッドレンズアレイ5は、支持部材4の上部開口40に固定されるため、支持部材4に対してロッドレンズアレイ5を適切に位置合わせすることができる。したがって、ロッドレンズアレイ5は、ベース部材33、ひいてはベース部材33に搭載された発光素子アレイチップ31(発光素子)に対して適切に位置合わせされる。このように、支持部材4に位置決め壁43を設けることにより、ロッドレンズアレイ5と発光素子アレイチップ31(発光素子)との位置合わせを極めて容易に行える。
次いで、接続手段6を用いて複数のヘッドデバイス2の端部20が相互に重なり合うようにして複数のヘッドデバイス2を千鳥状に接続する。複数のヘッドデバイス2は、それらの端部20(ベース部材33の端部36)どうしを一連に覆うように接続手段6の接続部材60を位置合わせし、接続部材60の貫通孔60A,60Bおよびベース部材33の穴部37A,37Bにピン61A,61Bを挿入することにより行なわれる。このようにして複数のヘッドデバイス2を千鳥状に並べて接続することにより、光プリンタヘッド12が形成される。
上述した光プリンタヘッド12を組み込んだ画像形成装置Xでは、光プリンタヘッド12の外部からの画像データに基づいて、複数の発光素子が個々に選択的に発光させられる。複数の発光素子は、副走査方向S1,S2の位置が同じ発光素子アレイユニット3における発光素子を同時に駆動するようにするとともに、副走査方向S1,S2の位置が異なる発光素子アレイユニット3における発光素子を異なるタイミングで駆動するように時分割駆動してもよい。
複数の発光素子からの光は、ロッドレンズ51を介して電子写真感光体10の感光層10Bの表面に照射・結像させられ、感光層10Bの表面に所定の静電潜像を形成される。電子写真感光体10(感光層10B)に形成された静電潜像は、現像装置13によって現像されてトナー像とされる。このトナー像は、転写装置14によって記録紙Pに転写された後に定着装置15によって定着され、記録紙Pに所定の画像が形成される。記録紙Pへのトナー像の転写後は、電子写真感光体10の表面に残存するトナーがクリーニング装置16によって除去されるとともに、除電装置17によって電子写真感光体10の表面が除電される。
本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更、改良等が可能である。
たとえば、上述の実施形態においては、発光素子として発光ダイオードを用いた光プリンタヘッドを例にとって説明したが、ELヘッド、プラズマドットヘッド、蛍光ヘッド、あるいは、液晶シャッタおよびPLZT(チタン酸ジルコン酸ランタン鉛)シャッタを利用した光プリンタヘッドについても本発明は適用可能である。
本発明はまた、複数の発光素子アレイユニットを直線状に配置した光プリンタヘッド、あるいは1つの発光素子アレイユニットを備えた光プリンタヘッドに対しても適用可能である。
本発明はさらに、電子写真方式を採用した画像形成装置に限らず、たとえば感光紙などの感光性媒体に光を照射して感光性媒体に画像を形成する画像形成装置に対しても適用することができる。

Claims (18)

  1. 回路基板と、前記回路基板よりも吸湿率が低く、かつ該回路基板を支持するベース部材と、前記ベース部材上に主走査方向に沿って配列される複数の発光素子と、を有する1または複数の発光素子アレイユニットを備える、光プリンタヘッド。
  2. 前記回路基板は、回路と、該回路を支持する絶縁層と、を有しており、
    前記ベース部材は、前記絶縁層よりも吸湿率が低い、請求項1に記載の光プリンタヘッド。
  3. 前記絶縁層の構成材料は、エポキシ樹脂、ガラスエポキシ樹脂、またはガラスである、請求項2に記載の光プリンタヘッド。
  4. 前記ベース部材の構成材料は、アルミニウムまたはステンレスである、請求項1に記載の光プリンタヘッド。
  5. 前記回路基板は、前記複数の発光素子に対して電気的に接続される接続パッドを有しており、
    前記回路基板における前記接続パッドの接続面と前記ベース部材における前記複数の発光素子の配置面とは、略同一平面状とされている、請求項1に記載のプリンタヘッド。
  6. 前記複数の発光素子アレイユニットは、隣り合う発光素子アレイユニットにおける各々の端部が副走査方向において重なり合うように前記主走査方向に沿って配置されている、請求項1に記載の光プリンタヘッド。
  7. 前記隣り合う発光素子アレイユニットを接続する接続手段をさらに備えている、請求項6に記載の光プリンタヘッド。
  8. 前記ベース部材は、穴部を有しており、
    前記接続手段は、前記穴部に挿入するための挿入要素を含んでいる、請求項7に記載の光プリンタヘッド。
  9. 前記穴部は、前記ベース部材を貫通し、かつ前記ベース部材における前記主走査方向の両端部に配置される一対の貫通孔を含んでおり、
    前記一対の貫通孔は、それらの中心を結ぶ直線が前記主走査方向に対して略平行となるように形成されている、請求項8に記載の光プリンタヘッド。
  10. 前記接続手段の主たる構成材料の熱膨張係数は、前記ベース部材の主たる構成材料の熱膨張係数よりも小さい、請求項7に記載の光プリンタヘッド。
  11. 前記複数の発光素子から出射される光を照射対象部位に導くレンズ部材と、前記レンズ部材を前記ベース部材に支持させる支持部材と、をさらに備えている、請求項1に記載の光プリンタヘッド。
  12. 前記支持部材は、前記回路基板よりも吸湿率が低い、請求項11に記載の光プリンタヘッド。
  13. 前記レンズ部材の側面は、前記ベース部材の側面に対して、略同一平面上に位置している、請求項11に記載の光プリンタヘッド。
  14. 前記複数の発光素子からの光を照射対象部位に導くためのレンズ部材と、前記レンズ部材を前記ベース部材に支持させるための支持部材と、をさらに備えており、
    隣り合う発光素子アレイユニットにおける各々のレンズ部材は、前記主走査方向における端部どうしが前記副走査方向に重なり合った状態で接触している、請求項6に記載の光プリンタヘッド。
  15. 前記複数の発光素子の列における両端部に対応する位置に配置された一対のドライバーICをさらに備えている、請求項1に記載の光プリンタヘッド。
  16. 前記一対のドライバーICは、前記回路基板上に配置され、前記複数の発光素子に対して前記回路基板を介して電気的に接続されている、請求項15に記載の光プリンタヘッド。
  17. 前記ベース部材の主たる構成材料は、前記回路基板の主たる構成材料よりも熱伝導率が高い、請求項1に記載の光プリンタヘッド。
  18. 光プリンタヘッドを備えた画像形成装置であって、
    前記光プリンタヘッドは、回路基板と、前記回路基板よりも吸湿率が低く、かつ該回路基板を支持するベース部材と、前記ベース部材上に主走査方向に沿って配列される複数の発光素子と、を有する1または複数の発光素子アレイユニットを備える、画像形成装置。
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