JPWO2008059919A1 - ベビーカー - Google Patents

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Abstract

前輪(11)が設けられる前脚(2)及び後輪(21)が設けられる後脚(3)を有する本体フレーム(4)と、後脚(3)に設けられたブラケット(9)に支持されて前後方向に揺動可能なハンドル(6)とを備え、前輪(11)及び後輪(12)は旋回輪であり、それらの旋回を阻止するロック位置とロック解除位置とに切り換え可能なロック部材をさらに備えたベビーカー(1)において、後脚(3)に設けられてハンドル(6)の揺動運動を後脚3に沿った方向の運動に変換するロック切り換え機構(30)と、ハンドル(6)の動作に応じてロック部材がロック位置又はロック解除位置に切り換わるようにロック切り換え機構(30)にて変換された運動をロック部材に伝達するリードワイヤ(17)、(27)と、を備える。

Description

本発明は、ハンドルの位置に応じて脚に対する車輪の回転のロック及びそのロックの解除を切り換えることが変更可能なベビーカーに関する。
進行方向に対して後方から押すことが可能なように押す方向に応じてハンドルの位置を変更可能なベビーカーにおいて、ハンドル位置の変更に応じて車輪の状態をその車輪の転がる方向が進行方向に制限されるように車輪の動きを制限するロック状態及び車輪が進行方向に対して左右に回転可能となるロック解除状態に切り換え可能なものが知られている。例えば、進行方向に対して左右方向への車輪の回転をロックするか否か切り換えるロック切り換え操作部材を前脚に設け、後脚に軸を中心に揺動可能に取り付けられたハンドルによってそのロック切り換え操作部材を操作するベビーカーが知られている(特許文献1参照)。
特開2002−284015号公報
特許文献1のベビーカーでは、前脚に設けられたロック切り換え操作部材を後脚に支点となる軸を中心に揺動可能に設けられたハンドルで押圧することにより操作するので、ロック切り換え操作部材と支点との距離が遠くなる。そのため、例えば支点回りの回転におけるハンドルの遊びが大きい場合、ハンドルによるロック切り換え操作部材の操作の確実性が低下するおそれがある。
そこで、本発明は、ハンドル位置を変更に応じた車輪の状態の切り換えを従来より確実に行うことが可能なベビーカーを提供することを目的とする。
本発明のベビーカーは、前脚及び後脚を有するフレーム部と、前記前脚の下端に設けられる前輪と、前記後脚の下端に設けられる後輪と、前記後脚に設けられた支持部に支持されて前後方向に揺動可能なハンドル部と、を備え、前記前輪及び前記後輪の少なくともいずれか一方は旋回輪であり、前記旋回輪の旋回を阻止するロック位置と前記旋回輪の旋回を許可するロック解除位置とに切り換え可能なロック手段をさらに備えたベビーカーにおいて、前記後脚に設けられて前記ハンドル部の揺動運動を前記後脚に沿った方向の運動に変換する運動変換手段と、前記ハンドル部の揺動動作に応じて前記ロック手段が前記ロック位置又は前記ロック解除位置に切り換わるように前記運動変換手段によって変換された運動を前記ロック手段に伝達する運動伝達手段と、を備えていることにより、上述した課題を解決する。
本発明のベビーカーによれば、ハンドル部が支持される支持部及び運動変換手段の両方を後脚に設けたので、運動変換手段を支持部の近くに配置できる。この場合、支持部の近くでロック手段の切り換え操作を行うことができるので、揺動時におけるハンドルの遊びが大きい場合でもハンドルによってロック手段をロック位置又はロック解除位置に確実に切り換えることができる。
本発明のベビーカーの一形態において、前記運動伝達手段は、一端が前記運動変換手段に接続されるとともに他端が前記ロック手段に接続されたワイヤ手段であってもよい。この場合、運動伝達手段の設置の自由度を高めることができる。
この形態においては、前記前輪が旋回輪であるとともに前記ロック手段が前記前脚の下端に設けられ、前記ワイヤ手段は、前記前脚及び前記後脚の上端をそれぞれ経由して引き回されてもよいし、前記ワイヤ手段は、前記前脚及び前記後脚の内部に収められていてもよい。このようにワイヤ手段を引き回すことにより、ワイヤ手段が外部に露出することを抑制できる。そのため、ワイヤ手段への引っ掛かりを抑制して誤動作を防止したり、ベビーカーの外観をよくすることができる。
本発明のベビーカーの一形態においては、前記前輪及び前記後輪の両方が旋回輪であり、前記前輪に対するロック手段が前記前脚の下端に、前記後輪に対するロック手段が前記後脚の下端にそれぞれ設けられるとともに各ロック手段は前記ロック位置において旋回輪が前記ベビーカーの前後方向を向いた状態で旋回輪の旋回を阻止し、前記運動伝達手段は、前記ハンドル部が前記ベビーカーの前方向に揺動された場合に前記前輪に対するロック手段が前記ロック位置に切り換わるとともに前記後輪に対するロック手段が前記ロック解除位置に切り換わり、前記ハンドル部が前記ベビーカーの後方向に揺動された場合に前記前輪に対するロック手段が前記ロック解除位置に切り換わるとともに前記後輪に対するロック手段が前記ロック位置に切り換わるように前記運動変換手段にて変換された運動を各ロック手段にそれぞれ伝達してもよい。この場合、ハンドル部が前脚側に倒されると前輪がベビーカーの前後方向に向いた状態で前脚に対する前輪の回転が阻止されるとともに後脚に対する後輪の回転が許可される。そのため、ベビーカーを後脚側に押す場合のベビーカーの操作性を向上できる。一方、ハンドル部が後脚側に倒されると前脚に対する前輪の回転が許可されるとともに後輪がベビーカーの前後方向に向いた状態で後脚に対する後輪の回転が阻止されるので、ベビーカーを前脚側に押す場合のベビーカーの操作性を向上できる。
本発明のベビーカーの一形態において、前記ハンドル部は、前記支持部に設けられた支点を中心に揺動可能に設けられ、前記運動変換手段は、前記ハンドル部とともに前記支点回りに回転するカムと、前記カムにて前記後脚に沿った方向に摺動されるように前記後脚に設けられる摺動部材と、を備えていてもよい。このようにカムを設けることにより、ハンドル部の支点の近くでロック手段の状態の切り換えを行うことができる。
以上に説明したように、本発明のベビーカーによれば、運動変換手段を後脚に設けるので、ハンドル部の支点の近くで車輪の状態の切り換えを行うことができる。そのため、ハンドル部の位置に応じた車輪の状態の切り換えを従来よりも確実に行うことができる。
図1は本発明の一形態に係るベビーカーの要部を示す図である。 図2は前輪部の外観を示す図である。 図3は前輪部の内部構造を示す図である。 図4は後輪部の外観を示す図である。 図5は後輪部の内部構造を示す図である。 図6はハンドルが第2位置のときのロック切り換え機構を拡大して示す図である。 図7はハンドルが第1位置のときのロック切り換え機構を拡大して示す図である。 図8はロック切り換え機構の他の例を示す図である。
図1は、本発明の一形態に係るベビーカーの要部を側方から見た図である。図1に示したように、ベビーカー1は、一対の前脚2及び一対の後脚3を有し、乳幼児が乗せられるシート部(不図示)が取り付けられる本体フレーム4と、ユーザによって操作されるハンドル部としてのハンドル6とを備えている。ハンドル6は、一対の後脚3にそれぞれ設けられた支持部としてのブラケット9に支持された回転軸5を支点として図1の矢印A方向及び矢印B方向、すなわちベビーカー1の前後方向に揺動可能に設けられる。ベビーカー1は展開及び折り畳みが可能に構成されており、ブラケット9は展開時及び折り畳み時にユーザの操作によって回転するように後脚3に設けられている。各前脚2の下端2aには前輪部7が、各後脚3の下端3aには後輪部8がそれぞれ設けられている。なお、これらの部分は周知のベビーカーと同様でよいため、詳細な説明は省略する。
図2及び図3を参照して前輪部7について説明する。なお、図2は前輪部7の外観を示し、図3は前輪部7の内部構造を示している。図2及び図3に示したように、前輪部7は、前輪11を矢印C方向及び矢印D方向に回転可能に支持するキャスタ本体12と、前脚2の下端2aに取り付けられてキャスタ本体12が矢印E方向及び矢印F方向に回転可能、すなわち前脚2に対して回転可能に嵌め込まれるキャスタホルダ13と、キャスタ本体12及びキャスタホルダ13にそれぞれ回転可能に嵌め込まれるシャフト14と、前輪11の転がりを停止させるためのブレーキ15とを備えている。このようにキャスタ本体12がキャスタホルダ13に嵌め込まれることにより、前輪11が旋回輪として機能する。なお、これらの部分は周知のベビーカー用キャスタと同様でよいため、詳細な説明は省略する。
キャスタホルダ13には、ロック手段としてのロック部材16が設けられている。ロック部材16は、キャスタホルダ13に一端16aを中心に回転可能に取り付けられおり、図3のロック位置P11と解除位置P12とに切り換えることができる。また、ロック部材16は、後述するロック切り換え操作部材32と運動伝達手段としての前輪用リードワイヤ17で接続されている。図1に示したように前輪用リードワイヤ17は、前脚2及び後脚3の内部に収められており、ロック切り換え操作部材32から前輪部7までは後脚3の上端3b及び前脚2の上端2bを経由して引き回される。キャスタ本体12には、ロック部材16が嵌る凹部12aが設けられている。ロック部材16がロック位置P11に切り換えられると、ロック部材16が凹部12aに嵌り込みキャスタホルダ13に対するキャスタ本体12の回転が禁止される。すなわち、ベビーカー1の前後方向に対する前輪11の左右方向への回転が禁止される。以下では、このようにキャスタ本体12の回転が禁止された状態をロック状態と呼ぶこともある。なお、凹部12aは、ロック状態において前輪11がベビーカー1の前後方向(図1の左右方向)に向いた状態、すなわちベビーカー1の前後方向に転動可能な状態でキャスタ本体12の回転が禁止されるようにキャスタ本体12に設けられている。一方、ロック部材16が解除位置P12に切り換えられると凹部12aからロック部材16が引き抜かれてロック状態が解除されるので、キャスタ本体12がキャスタホルダ13に対して回転可能となる。
次に図4及び図5を参照して後輪部8について説明する。なお、図4が後輪部8の外観を示し、図5が後輪部8の内部構造を示している。図4及び図5に示したように後輪部8は、後輪21を矢印C方向及び矢印D方向に回転自在に支持するキャスタ本体22と、後脚3の下端3aに取り付けられてキャスタ本体22が矢印E方向及び矢印F方向に回転可能に取り付けられるキャスタホルダ23と、キャスタ本体22及びキャスタホルダ23にそれぞれ回転可能に嵌め込まれるシャフト24と、後輪21の転がりを停止させるためのブレーキ25とを備えている。このようにキャスタ本体22がキャスタホルダ23に嵌め込まれることにより、後輪21が旋回輪として機能する。なお、これらの部分も前輪部7と同様に周知のベビーカー用キャスタと同様でよいため、詳細な説明は省略する。
キャスタホルダ23には、その一端26aを中心に回転可能に取り付けられるロック手段としてのロック部材26が設けられている。ロック部材26は、ロック切り換え操作部材32と運動伝達手段としての後輪用リードワイヤ27で接続されており、後輪用リードワイヤ27によってロック切り換え操作部材32の動作が伝達されることによりその位置がロック位置P21及び解除位置P22に切り換えられる。なお、図1に示したように後輪用リードワイヤ27は、後脚3の内部に収められている。ロック部材26がロック位置P21に切り換えられると、ロック部材26がキャスタ本体22に設けられた凹部22aに嵌り込みキャスタホルダ23に対するキャスタ本体22の回転が禁止されてロック状態となる。なお、後輪部8においても前輪部7と同様に凹部22aは、ロック状態において後輪21がベビーカー1の前後方向(図1の左右方向)に向いた状態でキャスタ本体22の回転が禁止されるようにキャスタ本体22に設けられる。一方、ロック部材26が解除位置P22に切り換えられた場合は、後輪21のロック状態が解除される。
図1に戻ってベビーカー1の説明を続ける。ハンドル6は、その位置を図1の第1位置P1及び第2位置P2に切り換えることができる。ユーザは、例えばベビーカー1を図1の右側から押す場合はハンドル6の位置を第1位置P1に切り換え、図1の左側から押す場合はハンドル6を図1の矢印A方向に回転させてハンドル6の位置を第2位置P2に切り換えることができる。このようにベビーカー1は、図1の左右のいずれかの方向からも押されるが、その際進行方向前方に位置する車輪を脚に対して回転自在とさせ、進行方向後方に位置する車輪をロック状態にすることにより、ベビーカー1の走行時における操作性を向上させることができる。例えば、ベビーカー1の進行方向が前脚2側、すなわち図1の左方向の場合、前輪部7の前輪11を前脚2に対して回転自在とさせ、後輪部8の後輪21をロック状態にする。一方、進行方向が後脚3側(図1の右方向)の場合、後輪部8の後輪21を後脚3に対して回転自在とさせ、前輪部7の前輪11をロック状態にする。
このように各車輪部7、8の状態をハンドル6の位置に応じてそれぞれ適宜切り換えるべくベビーカー1には、運動変換手段としてのロック切り換え機構30が設けられている。図6及び図7に拡大して示したようにロック切り換え機構30は、ハンドル6とともに回転するように回転軸5に設けられるカム31と、後脚3に沿って矢印G方向及び矢印H方向に往復動可能に設けられ、カム31によって操作される操作部32aを有する摺動部材としてのロック切り換え操作部材32と、後脚3の内部に固定される固定部材33と、ロック切り換え操作部材32と固定部材33との間に架け渡されてロック切り換え操作部材32を矢印H方向に付勢するスプリング34とを備えている。カム31は、ハンドル6が第1位置P1から第2位置P2に切り換えられたとき操作部32aを矢印G方向に押すようにカム面31aが形成されている。ロック切り換え操作部材32は、操作部32aが形成されるとともに後脚3の外面3aに摺動可能に設けられる摺動部32bと、後脚3内に収容されて前輪用リードワイヤ17の一端17aと後輪用リードワイヤ27の一端27aとがそれぞれ接続される連結具32cと、摺動部32bと連結具32cとが一体に動作するようにこれらを互いに連結する連結ピン32dとを備えている。図6に示したように連結ピン32dは、後脚3に対向するように設けられた一対のスリット穴3cをそれぞれ介して摺動部32bと連結具32cとを連結している。
次に図6及び図7を参照してロック切り換え機構30の動作をハンドル6の動作に対応付けて説明する。なお、図6は、ハンドル6が第2位置P2のときのロック切り換え機構30の内部構造の状態を示し、図7は、ハンドル6の位置が第1位置P1のときのロック切り換え機構30の内部構造の状態を示している。まず、図6を参照してハンドル6が第1位置P1から第2位置P2に切り換えられたときのロック切り換え機構30の動作について説明する。ハンドル6がユーザによって図1の矢印A方向に回されて第1位置P1から第2位置P2に切り換えられるとこのハンドル6の回転とともにカム31が矢印A方向に回転するので、カム31によってロック切り換え操作部材32が図6の矢印G方向に押し上げられる。これにより連結具32cが矢印G方向に移動するので、前輪用リードワイヤ17が弛められるとともに後輪用リードワイヤ27が矢印G方向に引っ張られる。前輪用リードワイヤ17の他端17bは、図3に示したように前輪部7のロック部材16に接続されているため、前輪用リードワイヤ17が弛められるとロック部材16がロック位置P11に移動し、キャスタホルダ13に対するキャスタ本体12の回転が禁止される。一方、後輪用リードワイヤ27の他端27bには図5に示したように後輪部8のロック部材26が接続されているため、後輪用リードワイヤ27が引っ張られるとロック部材26がロック位置P21から解除位置P22に切り換えられる。そのため、後輪部8のロック状態が解除される。このようにハンドル6が第2位置P2に切り換えられたときは、前輪部7がロック状態となり、後輪部8がベビーカー1の前後方向に対して左右に回転可能となるので、ベビーカー1を図1の右方向に押す場合の操作性を向上させることができる。
一方、図7に示したようにハンドル6が図1の矢印B方向に回されて第2位置P2から第1位置P1に切り換えられると、このハンドル6の回転に伴ってカム31が矢印B方向に回転するので、カム31によるロック切り換え操作部材32の矢印G方向への付勢が解除される。この場合、スプリング34がロック切り換え操作部材32を矢印H方向に移動させるので、前輪用リードワイヤ17が引っ張られ、後輪用リードワイヤ27が弛められる。そのため、前輪部7のロック部材16が解除位置P12に切り換えられるとともに、後輪部7のロック部材26がロック位置P21に切り換えられる。そのため、前輪部7がベビーカー1の前後方向に対して左右に回転可能となり、後輪部8がロック状態となる。従って、ベビーカー1を図1の左方向に押す場合の操作性を向上させることができる。
以上に説明したように本発明のベビーカー1では、ハンドル6が揺動される際の回転の支点となる回転軸5に設けられたカム31によって前輪部7及び後輪部8の状態を切り換える。このようにハンドル6の近くにロック切り換え機構30を設けたので、ハンドル6に遊びがあってもハンドル6の回転によって確実に前輪部7及び後輪部8の状態を切り換えることができる。図1に示したように各リードワイヤ17、27は、後脚3及び前脚2の内部に収められている。また、前輪側リードワイヤ27は、後脚3の上端3b及び前脚2の上端2bを経由して引き回されている。そのため、各リードワイヤ17、27の外部への露出を抑えることができる。これにより、各リードワイヤ17、27への引っ掛かりを抑制して誤動作を防止できる。また、ベビーカー1の外観をよくすることができる。
本発明は、上述した形態に限定されることなく、種々の形態にて実施してよい。例えば、本発明のベビーカーでは、脚に対する車輪の回転をロックするロック部材が前輪部又は後輪部のみに設けられていてもよい。この際、ロック機構が設けられていない車輪は、脚に対して回転可能に設けられてもよいし、前後方向を向いた状態で脚に対して回転不可能に設けられていてもよい。
ハンドルを支持する部材はブラケットに限定されない。ハンドルは、ハンドルを揺動させるときの支点がロック切り換え機構の近くに配置されるように後脚に設けられていればよい。そのため、後脚に設けられる種々の部材にてハンドルを支持してよい。
ロック切り換え機構は、カム機構に限定されない。リンク機構など回転運動を他の運動に変換できる種々の機構を適用してよい。例えば図8に示したように、ハンドル6とともに回転するように回転軸5にプーリ41を設け、このプーリ41によって前輪部7及び後輪部8の各ロック部材16、26の状態を切り換えてもよい。なお、図8において図6及び図7と共通の部分には同一の符号を付して説明を省略する。図8に示したようにプーリ41には、その中心を挟んで対向する位置に各リードワイヤ17、27の一端17a、27aがそれぞれ接続されている。この場合、ハンドル6を回転させることにより各リードワイヤ17、27を巻き出してそれぞれ弛めたり、各ワイヤ17、27を巻き取ってそれぞれ引っ張ることができるので、各車輪のロック部材の位置をそれぞれ変化させることができる。このロック切り換え機構もハンドル6の支点の近くに設けられるので、車輪のロック状態の切り換えを確実に行うことができる。

Claims (6)

  1. 前脚及び後脚を有するフレーム部と、前記前脚の下端に設けられる前輪と、前記後脚の下端に設けられる後輪と、前記後脚に設けられた支持部に支持されて前後方向に揺動可能なハンドル部と、を備え、前記前輪及び前記後輪の少なくともいずれか一方は旋回輪であり、前記旋回輪の旋回を阻止するロック位置と前記旋回輪の旋回を許可するロック解除位置とに切り換え可能なロック手段をさらに備えたベビーカーにおいて、
    前記後脚に設けられて前記ハンドル部の揺動運動を前記後脚に沿った方向の運動に変換する運動変換手段と、前記ハンドル部の揺動動作に応じて前記ロック手段が前記ロック位置又は前記ロック解除位置に切り換わるように前記運動変換手段によって変換された運動を前記ロック手段に伝達する運動伝達手段と、を備えているベビーカー。
  2. 前記運動伝達手段は、一端が前記運動変換手段に接続されるとともに他端が前記ロック手段に接続されたワイヤ手段である請求項1に記載のベビーカー。
  3. 前記前輪が旋回輪であるとともに前記ロック手段が前記前脚の下端に設けられ、
    前記ワイヤ手段は、前記前脚及び前記後脚の上端をそれぞれ経由して引き回される請求項2に記載のベビーカー。
  4. 前記ワイヤ手段は、前記前脚及び前記後脚の内部に収められる請求項3に記載のベビーカー。
  5. 前記前輪及び前記後輪の両方が旋回輪であり、前記前輪に対するロック手段が前記前脚の下端に、前記後輪に対するロック手段が前記後脚の下端にそれぞれ設けられるとともに各ロック手段は前記ロック位置において旋回輪が前記ベビーカーの前後方向を向いた状態で旋回輪の旋回を阻止し、
    前記運動伝達手段は、前記ハンドル部が前記ベビーカーの前方向に揺動された場合に前記前輪に対するロック手段が前記ロック位置に切り換わるとともに前記後輪に対するロック手段が前記ロック解除位置に切り換わり、前記ハンドル部が前記ベビーカーの後方向に揺動された場合に前記前輪に対するロック手段が前記ロック解除位置に切り換わるとともに前記後輪に対するロック手段が前記ロック位置に切り換わるように前記運動変換手段にて変換された運動を各ロック手段にそれぞれ伝達する請求項1〜4のいずれか一項に記載のベビーカー。
  6. 前記ハンドル部は、前記支持部に設けられた支点を中心に揺動可能に設けられ、
    前記運動変換手段は、前記ハンドル部とともに前記支点回りに回転するカムと、前記カムにて前記後脚に沿った方向に摺動されるように前記後脚に設けられる摺動部材と、を備えている請求項1〜5のいずれか一項に記載のベビーカー。
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