JPWO2008059664A1 - 送信装置、送受信装置、携帯端末装置、送信方法、送信プログラム、送受信プログラム、および、コンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

送信装置、送受信装置、携帯端末装置、送信方法、送信プログラム、送受信プログラム、および、コンピュータ読み取り可能な記録媒体 Download PDF

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Abstract

本発明のメール送受信装置(1)は、入力された送信先メールアドレスにメールを送信する。メール送受信装置(1)では、入力処理部(10)が、上記送信先メールアドレスの入力を受け付ける。そして、アドレス設定処理部(7)は、入力処理部(10)が受け付けた上記送信先メールアドレスに予め関連付けられているメールアドレスを、上記メールの送信元メールアドレスに設定する。これにより、複数の送信メールアカウントを、送信相手に応じて切り替える。

Description

本発明は、データの送信先および送信元を識別する情報を指定してデータを送信する送信装置、送受信装置、携帯端末装置、送信方法、送信プログラム、送受信プログラム、および、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に関するものである。
近年、ネットワーク技術の発達に伴うインターネットの普及により、日常的に電子メールのやりとりが行われるようになっている。また、携帯電話等の携帯情報端末においても、電子メールの送受信機能を備えた端末が主流となり、ユーザ間でのコミュニケーションをはかるために、頻繁に利用されている。
電子メールの送信は、送信側のユーザによって送信先のメールアドレスが指定されることによって行われる。送信されたデータはインターネットなどの通信ネットワークを介して伝送され、最終的に送信先のユーザが利用する端末で受信される。また、電子メールには、送信側のユーザのメールアドレスが付加されている。これにより、送信先のユーザは受信した電子メールの送信元を知ることができ、また、このメールアドレスを指定して電子メールを返信することができる。
そして、最近では、一人のユーザが相手に応じて複数のメールアドレスを使い分けることもめずらしくない。例えば、親しい友人用のメールアドレス、それほど親しくない知人用のメールアドレス、あるいは、インターネット上のサービスの利用に用いるメールアドレスなど、メールのやりとりを行う相手の種類に応じてメールアドレスを使い分けることが考えられる。また、持ち運びが可能なノート型パーソナルコンピュータ(以下、PCと略す)の小型化も一層進んでおり、1台のノートPCを自宅においてプライベートなメールのやりとりに用いる一方、勤務先において仕事のメールをやりとりするのに利用することも考えられる。
通常、ユーザがメールを作成し送受信する場合、MUA(Mail User Agent)、すなわち、メーラー(メールソフト)が用いられる。例えば、マイクロソフト社のメールソフト「Outlook Express(登録商標)」では、送信側のユーザは、利用可能なメールアドレスを複数登録しておけば、メールの送信処理を実行する画面上で、登録済みのメールアドレスの中から送信元アドレスを手動で自由に選択できるようになっている。
図10は、「Outlook Express」を用いて作成したメールの送信処理を行う場合に、送信元アドレスを設定するイメージを表す図である。図10に示すとおり、ユーザは、送信元アドレス、すなわち、送信者欄1001に設定するメールアドレスを、プルダウンメニュー1002に示されるメールアドレス一覧の中から手動で選択する必要がある。なお、プルダウンメニュー1002に示されるメールアドレスは、あらかじめユーザによって「Outlook Express」に登録されている。
また、電子メールなどのデータ通信に関して、ユーザの利便性を向上させるための技術として、様々な技術が提案されている。
例えば、特許文献1には、1台の端末装置の電子メール機能を複数のユーザが簡単に利用できるようにするための技術が開示されている。図11は、特許文献1に開示されている端末装置1011を示す図である。特許文献1によれば、端末装置1011を利用するユーザごとにISP(Internet Service Provider)情報や電子メールアカウント情報などを格納した外部メモリであるメモリカード1012を用意し、電子メール機能を利用する場合にメモリカード1012を端末装置に装着し、外部メモリから必要な情報を読み出すようにする。これによって、端末装置に複数ユーザの電子メールアカウント情報などを設定しておく必要がなくなり、各ユーザは端末装置を使用するときにメモリカード1012を装着するだけで電子メールなどのネットワーク機能を利用できるため、メモリカード1012を所持するユーザであれば端末装置のメール機能を容易に利用できるようになる。
また、特許文献2には、1つのMACアドレスに対して複数のIPアドレスを割当て、IPアドレスごとに異なるアプリケーションを動作させる技術が開示されている。つまり、特許文献2に記載の技術によれば、サーバコンピュータにおいてクライアントからの処理要求を受信した場合、クライアントが指定しているIPアドレスに対応するサーバアプリケーションに処理要求を振り分けることができる。つまり、あらかじめアプリケーションごとにIPアドレスを関連づけておくことで、指定されたIPアドレスに応じてアプリケーションを切り替えることができるようにする技術である。
また、特許文献3には、データの送り先が決定されたときに、送り先のアドレスデータの分類に応じた挨拶文が本文に付加されて送信される技術が開示されている。つまり、MUAに登録されているシグネチャ(署名)を、送信先のメールアドレスによって切り替えて送信するようにした技術である。
日本国公開特許公報「特開2000−330904号公報(公開日:2000年11月30日)」 日本国公開特許公報「特開平10−135982号公報(公開日:1998年5月22日)」 日本国公開特許公報「特開平11−85641号公報(公開日:1999年3月30日)」
上述したとおり、従来のメールソフトでは、送信元アドレスとして複数のメールアドレスが登録されている場合、メールを送信する処理を行うときに、ユーザは、送信先などに応じて、前記複数のメールアドレスの中から送信元アドレスを選択することになる。
しかしながら、上記従来の構成では、ユーザは、メールの送信時に毎回手動で送信元アドレスを選択する必要があるため、送信元アドレスの選択を誤ってしまう場合があるという問題を生じる。
具体的には、ユーザは、送信先に応じて送信元アドレスを選択することが考えられるが、親しい友人にのみ公開しているプライベートなメールアドレスを、仕事でメールを送信する場合やインターネット上のサービスを試しに申し込む場合などに誤って選択してしまうと、プライベートな用途でのみ用いているメールアドレスを、知られたくない相手に知られてしまうことになる。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、データを送信する場合に、送信先アドレスに応じた適切な送信元アドレスを選択することができる送信装置、送受信装置、携帯端末装置、送信方法、送信プログラム、送受信プログラム、および、コンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することにある。
本発明に係る送信装置は、上記課題を解決するために、入力された送信先アドレスにデータを送信する送信装置であって、上記送信先アドレスの入力を受け付ける送信先アドレス入力手段と、上記送信先アドレス入力手段が受け付けた上記送信先アドレスに予め関連付けられているアドレスを、上記データの送信元アドレスに設定する送信元アドレス設定手段とを備えていることを特徴としている。
上記の構成によれば、本発明に係る送信装置は、入力された送信先アドレスにデータを送信する。つまり、データを送信する場合に、送信先を特定する送信先アドレスが指定される。送信先アドレスの指定は、ユーザによる入力などによって行われ、送信先アドレス入力手段が、送信先アドレスの入力を受け付ける。送信先アドレスとしては、例えば、メールアドレスなど、インターネットなどのネットワークに接続された端末間においてデータの送受信を行う場合に、送信相手を識別するための情報である。
また、上記送信装置は、データを送信する場合、送信元を特定する送信元アドレスを上記データに付加して送信する。送信元アドレスは、送信先アドレスと同様、例えば、メールアドレスなど、データの送信先において送信元を識別し、送信先から送信元にデータを返信する場合に宛先として指定する情報である。
本発明に係る送信装置では、送信元アドレス設定手段が、送信先アドレスに予め関連づけられているアドレスを、送信するデータに送信元アドレスとして設定する。送信先アドレスと送信元アドレスの関連付けについては、例えば、記憶装置において、上記送信先アドレスごとに、該送信先アドレスを宛先とするデータに付加される上記送信元アドレスが、あらかじめ対応付けて記憶されていることが考えられる。そして、送信先アドレスが指定されたときに、送信元アドレス設定手段は、例えば、記憶装置を参照し、記憶装置において上記入力された送信先アドレスに対応付けて格納されているアドレスを取得し、送信するデータの送信元アドレスに設定する。
なお、上述した送信先アドレスと送信元アドレスとの関連付けについての一例において説明した記憶装置は、送信装置と一体的に構成されていてもよいし、あるいは、着脱可能に構成されていてもよく、データを送信する場合に記憶装置に格納されている情報を送信元アドレス設定手段から参照できればよく、特に限定はされない。
これにより、本発明に係る送信装置では、データを送信する場合、送信元アドレス設定手段によって、送信するデータに送信元アドレスが設定されるため、ユーザは、送信するデータに付加する送信元アドレスを、毎回自ら手動で選択する必要がなくなる。したがって、メールなどの宛先を指定してデータを送信する場合のユーザの利便性を向上させることができる。
また、複数の送信元アドレスは、例えば、プライベートな用途に用いるメールアドレスや仕事用のメールアドレスなどに応じて使い分けることが考えられる。そのため、宛先として指定された送信先アドレスに応じて適切な送信元アドレスを選択する必要があるが、ユーザが毎回自ら手動で選択しなくてもよいため、例えば、仕事用のメールにプライベートな用途のメールアドレスを選択してしまうなど、送信するデータに適切でない送信元アドレスを付加する誤りの発生を低減させることができる。
本発明に係る送信方法は、入力された送信先アドレスにデータを送信する送信方法であって、上記送信先アドレスの入力を受け付ける送信先アドレス入力ステップと、上記送信先アドレス入力手段が受け付けた上記送信先アドレスに予め関連付けられているアドレスを、上記データの送信元アドレスに設定する送信元アドレス設定ステップとを含んでいることを特徴としている。
上記の構成によれば、本発明に係る送信装置と同様の作用効果を奏する。
本発明に係る送信装置では、上記アドレスには、曜日、月日、および時間のうち少なくとも1つの情報が関連付けられており、上記送信元アドレス設定手段は、上記送信先アドレス入力手段が受け付けた上記送信先アドレスに予め関連付けられている上記アドレスのうち、上記送信先アドレスが指定されたときの曜日、月日、および時間の少なくとも1つの情報に対応するアドレスを選択し、上記送信元アドレスに設定することが好ましい。
上記の構成によれば、上記アドレスには、曜日、月日、および時間のうち少なくとも1つの情報が関連付けられている。たとえば、あるアドレスには、曜日として土日の情報が関連付けられ、他のアドレスには、曜日として月〜金の情報が関連付けられている。これにより、1つの送信先アドレスに、土日とそれ以外の曜日とで異なるアドレスが関連付けられる。同様に、夜間の時間帯とそれ以外の時間帯とで異なるアドレスを関連付けられる。
そして、上記送信元アドレス設定手段は、上記送信先アドレス入力手段が受け付けた上記送信先アドレスに予め関連付けられている上記アドレスのうち、上記送信先アドレスが指定されたときの曜日、月日、および時間の少なくとも1つの情報に対応するアドレスを選択し、上記送信元アドレスに設定する。例えば、上記送信先アドレスに対して夜間の時間帯用とそれ以外の時間帯用として2つのアドレスが関連づけられている場合、上記送信元アドレス設定手段は、夜間にメールを送信するときには夜間の時間帯用のアドレスを送信元アドレスとして選択して設定する。
なお、送信先アドレスが指定されたときの曜日、月日、および時間を取得するために、送信装置の内部にカレンダーや時計を備えていてもよいし、外部のカレンダーや時計を参照してもよく、特に限定はされない。これにより、例えば、同じ相手に対して、仕事中の時間に送信するメールであるか、あるいは、プライベートの時間に送信するメールであるかなどによって、送信元メールアドレスを切り替えられる。つまり、同じ送信先アドレスを指定した場合であっても、ユーザが手動でメールアドレスを切り替えることなく、曜日や月日や時間などに応じて、送信するデータに適切な送信元アドレスが付加されるため、ユーザにとっての利便性が向上する。
本発明に係る送信装置では、上記送信元アドレス設定手段は、位置を表す情報ごとに上記送信先アドレスに関連付けられている上記アドレスの中から、上記送信先アドレスが指定されたときの当該送信装置の位置に対応するアドレスを選択し、上記送信元アドレスに設定することが好ましい。
上記の構成によれば、上記送信元アドレス設定手段は、上記送信先アドレスに対して、位置を表す情報ごとに複数設定されているアドレスの中から、上記送信先アドレスが指定されたときに当該送信装置が存在する位置に対応するアドレスを上記送信元アドレスに設定する。当該送信装置が存在する位置は、送信装置が通信するときに接続されている基地局によって判断してもよいし、RFIDを利用してもよいし、あるいは、GPSなどの位置を検出するための仕組みを利用してもよく、特に限定はされない。また、位置を表す情報として、送信装置が接続されるネットワーク情報ごとに、送信元アドレスを設定する構成であってもよい。これにより、例えば、同じ相手に対して、職場から送信するメールであるか、あるいは、自宅から送信するメールであるかによって、送信元メールアドレスを切り替えられる。つまり、同じ送信先アドレスを指定した場合であっても、ユーザが手動でメールアドレスを切り替えることなく、送信装置の存在している位置に応じて、送信するデータに適切な送信元アドレスが付加されるため、ユーザにとっての利便性が向上する。
本発明に係る送信装置は、上記アドレスとは異なる他のアドレスの入力を受け付けるアドレス入力手段をさらに備え、上記送信元アドレス設定手段は、上記アドレス入力手段が受け付けた上記他のアドレスを、上記アドレスの代わりに、上記データの送信元アドレスに設定することが好ましい。
上記の構成によれば、アドレス入力手段は、上記アドレスとは異なる他のアドレスの入力を受け付ける。そして、上記送信元アドレス設定手段は、上記アドレス入力手段が受け付けた上記他のアドレスを、上記アドレスの代わりに、上記データの送信元アドレスに設定する。アドレス入力手段は、例えば、ユーザが直接入力できるような構成であってもよいし、あるいは、あらかじめ登録されている送信元アドレスがプルダウンメニューで表示され、ユーザがその中から選択できるような構成であってもよく、特に限定はされない。これにより、ユーザは、必要に応じて、送信するデータの送信元アドレスを変更することができる。
本発明に係る送信装置では、上記送信元アドレス設定手段が、上記他のアドレスを、上記アドレスの代わりに、上記データの送信元アドレスに設定したことを、ユーザに通知する通知手段をさらに備えていることが好ましい。
上記の構成によれば、通知手段は、上記送信元アドレス設定手段が、上記他のアドレスを、上記アドレスの代わりに、上記データの送信元アドレスに設定したことを、ユーザに通知する。通知部は、例えば、通常とは異なる色やフォントによって送信元アドレスを表示したり、メッセージを表示したり、あるいは、音声によって告知することによって、指定された上記送信元アドレスが上記候補とは異なることをユーザに対して通知する。これにより、ユーザは、通常とは異なる送信元アドレスを設定していることを知覚することができる。
本発明に係る送信装置では、上記送信元アドレス設定手段が、上記他のアドレスを、上記アドレスの代わりに、上記データの送信元アドレスに設定したとき、上記送信先アドレスに当該他のアドレスを関連付けるアドレス記録手段をさらに備えていることが好ましい。
上記の構成によれば、アドレス記録手段は、上記送信元アドレス設定手段が、上記他のアドレスを、上記アドレスの代わりに、上記データの送信元アドレスに設定したとき、上記送信先アドレスに当該他のアドレスを関連付けて、記憶装置に記録する。これにより、例えば、ユーザによって送信元アドレスとして他のアドレスが新たに入力または指定された場合、その後、送信先アドレスの入力に応じて上記他のアドレスが送信元アドレスとして設定される。
本発明に係る送信装置は、上記送信元アドレス設定手段は、上記送信先アドレス入力手段が、複数の上記送信先アドレスの入力を受け付けた場合、該送信先アドレスごとに、予め該送信先アドレスに関連付けられている上記アドレスを上記送信元アドレスに設定することが好ましい。
上記の構成によれば、上記送信元アドレス設定手段は、上記送信先アドレス入力手段が、複数の上記送信先アドレスの入力を受け付けた場合、該送信先アドレスごとに、予め該送信先アドレスに関連付けられている上記アドレスを上記送信元アドレスに設定する。これにより、各送信先へ送信されるデータには、ユーザが個別に指定することなく、上記送信先アドレスに応じて、適切な送信元アドレスが付加される。
本発明に係る送信装置は、上記送信元アドレス設定手段は、上記送信先アドレス入力手段が、複数の上記送信先アドレスの入力を受け付けた場合、該各送信先アドレスに予め関連付けられている上記各アドレスのうちいずれか1つを、上記送信先アドレスに関わらず、上記各送信先アドレスに送信する上記データの上記送信元アドレスに設定することが好ましい。
上記の構成によれば、上記送信元アドレス設定手段は、上記送信先アドレス入力手段が、複数の上記送信先アドレスの入力を受け付けた場合、該各送信先アドレスに予め関連付けられている上記各アドレスのうちいずれか1つを、上記送信先アドレスに関わらず、上記各送信先アドレスに送信する上記データの上記送信元アドレスに設定する。
上記各アドレスのうちいずれか1つを選択する方法としては、あらかじめ送信先アドレスに優先順位をつけておき、最も優先順位の高い送信先アドレスに対応づけられている送信元アドレスを、各送信先へ送信されるデータに付加することや、あるいは、あらかじめ送信元アドレスに優先順位をつけておき、最も優先順位の高い送信元アドレスを、各送信先へ送信されるデータに付加することなどが考えられる。また、例えば、送信先アドレスとして宛先以外にCCやBCCにも、メールアドレスを設定する場合、宛先に指定したメールアドレスに対応づけられている送信元メールアドレスを、CCやBCCとして送信されるデータに付加する構成も考えられ、特に限定はされない。これにより、一括して送信したデータに対する返信を、1つの送信元アドレスによって受信できる。従って、例えば、返信されるメールの受信サーバ(POPサーバ)を1つにまとめることができる。
本発明に係る送信装置では、上記送信元アドレス設定手段は、上記入力された送信先アドレスに予め上記送信元アドレスが関連付けられていない場合、既定の送信元アドレスとして予め定められている既定送信元アドレスを、上記送信元アドレスに設定することが好ましい。
上記の構成によれば、上記送信元アドレス設定手段は、上記入力された送信先アドレスに予め上記送信元アドレスが関連付けられていない場合、既定の送信元アドレスとして予め定められている既定送信元アドレスを、上記送信元アドレスに設定する。既定送信元アドレスとしては、送信先アドレスと送信元アドレスの対応関係とは別途独立にデフォルト値として設定されているアドレスである。これにより、指定された送信先アドレスに対して、あらかじめ送信先アドレスが関連付けられていない場合であっても、デフォルトの送信元アドレスである既定送信元アドレスが設定され、ユーザは手動で送信元アドレスを選択する必要がないため、ユーザの利便性が向上し、ユーザによる送信元アドレスの指定の誤りを低減できる。
本発明に係る送信装置では、上記送信元アドレス設定手段は、上記入力された上記送信先アドレスに予め上記送信元アドレスが関連付けられていない場合、送信装置が過去に該送信先アドレスに送信した過去データに設定されている送信元アドレスを、上記データの上記送信元アドレスに設定することが好ましい。
上記の構成によれば、上記送信元アドレス設定手段は、上記入力された上記送信先アドレスに予め上記送信元アドレスが関連付けられていない場合、送信装置が過去に該送信先アドレスに送信した過去データに設定されている送信元アドレスを、上記データの上記送信元アドレスに設定する。つまり、本発明に係る送信装置によれば、例えば、記録装置などに過去に送信装置が送信したデータの履歴が送信履歴データとして記録されており、送信元アドレス設定手段が送信履歴データの中から上記過去データを検索する。これにより、指定された送信先アドレスに対して、あらかじめ送信先アドレスが対応づけられていない場合であっても、ユーザは手動で送信元アドレスを選択する必要がないため、ユーザの利便性が向上し、ユーザによる送信元アドレスの指定の誤りを低減できる。
本発明に係る送信装置は、上記送信先アドレスに予め関連付けられているネットワーク接続に関する設定情報に従って、当該送信装置のネットワーク接続の設定を行うネットワーク接続設定手段をさらに備えていることが好ましい。
上記の構成によれば、ネットワーク接続設定手段は、データを送信する場合に、送信先を特定する送信先アドレスが指定されたとき、あらかじめ該送信先アドレスごとに対応付けられたネットワーク接続に関する設定情報に従って、当該送信装置のネットワーク接続の設定を行う。例えば、例えば、持ち運び可能なノート型PCを自宅や勤務先などで利用する場合、友人に対するメールは自宅から送信するため、メールの宛先が友人である場合には、PCのネットワーク接続の設定を自宅のネットワークに接続する設定に切り替えたり、あるいは、仕事のメールは職場からしか送信しないため、メールの宛先が仕事関係の場合には、PCのネットワーク接続の設定を職場のネットワークに接続する設定に切り替えたりすることが可能となる。これにより、データの送信先アドレスに応じて、ユーザが手動で切り替えることなく、ネットワーク接続に関する諸設定を変更できるようになるため、ユーザにとっての利便性が向上する。
本発明に係る送信装置は、上記送信元アドレスに予め関連づけられているネットワーク接続に関する設定情報に従って、当該送信装置のネットワーク接続の設定を行うネットワーク接続設定手段をさらに備えていることが好ましい。
上記の構成によれば、ネットワーク接続設定手段は、データを送信する場合、送信先アドレスの入力とともに設定される上記送信元アドレスごとに対応付けられたネットワーク接続に関する設定情報に従って、当該送信装置のネットワーク接続の設定を行う。例えば職場において使用する送信元アドレスの場合は、PCのネットワーク接続の設定を職場のネットワークに接続する設定に切り替えたり、あるいは、プライベートで使用する送信元アドレスの場合は、自宅のネットワークに接続にする設定に切り替えたりすることが可能となる。
これにより、データの送信元アドレスに応じて、ユーザが手動で切り替えることなく、ネットワーク接続に関する諸設定を変更できるようになるため、ユーザにとっての利便性が向上する。
本発明に係る送信装置は、上記データの送信履歴を表示する送信履歴表示手段をさらに備え、上記送信履歴表示手段は、上記送信元アドレスごとに、上記送信履歴の表示を異ならせることが可能であることが好ましい。
上記の構成によれば、送信履歴表示手段は、上記送信元アドレスごとに、上記データの送信履歴を異ならせる。例えば、送信履歴に送信元アドレスを表すアイコンを表示する構成であってもよいし、あるいは、送信履歴を送信元アドレスごとに異なる色で表示する構成であってもよく、特に限定はされない。
これにより、ユーザは各送信履歴の送信元アドレスを容易に識別できるようになる。
本発明に係る送信装置は、上記データを送信する場合、上記送信元メールアドレスに関連付けられているシグネチャを上記データに挿入するシグネチャ挿入手段をさらに備えていることが好ましい。
上記の構成によれば、シグネチャ挿入手段は、送信するデータに対して送信元アドレスに応じてシグネチャを挿入する。
これにより、ユーザは、送信データごとにシグネチャを手入力したり、手動で選択したりする必要がなくなるため、利便性が向上する。
本発明に係る送信装置は、上記アドレスには、該アドレスを利用する権限を識別するパスワードが関連付けられており、上記送信先アドレス入力手段が上記送信先アドレスの入力を受け付けた場合、上記送信元アドレスに設定された上記アドレスに関連付けられているパスワードの入力を要求するパスワード入力要求手段をさらに備えていることが好ましい。
上記の構成によれば、送信先アドレス入力手段が送信先アドレスの入力を受け付けた場合、すなわち、ユーザによって送信先アドレスが入力された場合、パスワード入力要求手段は、送信元アドレスごとに設定されたパスワードの入力を要求する。
これにより、ユーザは送信元アドレスを設定する場合にパスワードの入力を要求されるため、不正な利用を防止することができ、セキュリティが向上する。
本発明に係る送信装置は、上記送信先アドレスを表示する送信先アドレス表示手段をさらに備え、上記送信先アドレスに関連付けられている上記送信元アドレスごとに、上記送信先アドレスの表示を異ならせることが可能であることが好ましい。
上記の構成によれば、送信先アドレス表示手段は、送信先アドレスに関連付けられている送信元アドレスごとに、送信先アドレスの表示を異ならせる。例えば、送信先アドレスごとに送信元アドレスを表すアイコンを表示する構成であってもよいし、あるいは、送信先アドレスを送信元アドレスごとに異なる色で表示する構成であってもよく、特に限定はされない。
これにより、ユーザは各送信先アドレスに関連付けられている送信元アドレスを容易に識別できるようになる。
本発明に係る送受信装置は、上記送信装置を備え、宛先として上記送信元アドレスが指定されたデータを受信することが好ましい。
つまり、送信装置は、送受信装置として、データの受信機能を備えた装置と一体的に構成されてもよい。ここで、送受信装置は、ハードウェア的に独立した送信装置を備えた構成に限定されることはなく、CPUとソフトウェアとによって実現される、送受信装置の一機能としての送信装置を備えた構成も含まれ、特に限定はされない。
本発明に係る送受信装置は、データの受信を報知する報知手段をさらに備え、上記報知手段は、受信したデータの宛先として指定されている上記送信元アドレスごとに、報知を異ならせることが可能であることが好ましい。
上記の構成によれば、報知手段は、受信したデータの宛先として指定されている送信元アドレスごとに異なる方法でデータの受信を報知する。例えば、報知手段は、送信元アドレスに応じて、着メロによって報知したり、バイブレーションによって報知したりする。
これにより、ユーザは、データを受信した場合、報知によって、どの送信元アドレス(すなわち、アカウント)に対するデータの受信なのかを容易に認識できる。
本発明に係る送受信装置は、データの受信履歴を表示する受信履歴表示手段をさらに備え、受信したデータの宛先として指定されている上記送信元アドレスごとに、受信履歴の表示を異ならせることが好ましい。
上記の構成によれば、受信履歴表示手段は、受信したデータの宛先として指定されている送信元アドレスごとに、受信履歴の表示を異ならせる。
これにより、ユーザは、各受信履歴がどの送信元アドレス(すなわち、アカウント)に対する履歴なのかを容易に識別できるようになる。
本発明に係る送受信装置は、受信したデータの宛先として指定されている上記送信元アドレスに予め関連づけられた格納領域に、受信したデータを移動する受信データ移動手段をさらに備えていることが好ましい。
上記の構成によれば、受信データ移動手段は、受信したデータを、宛先として指定されている送信元アドレスごとの格納領域に移動する。
これにより、ユーザは、各受信データを手動で送信元アドレスごとに手動で格納領域を指定する必要がないため、利便性が向上する。
本発明に係る送受信装置は、請求の範囲第1項に記載の送信装置を備え、宛先として上記送信元アドレスが指定されたデータを、メールサーバを介して受信する送受信装置であって、宛先として指定される上記送信元アドレスごとに予め定められた時間間隔で、上記メールサーバに接続して、自機に対するデータの受信処理を実行する受信手段を備えていることが好ましい。
上記の構成によれば、上記送受信装置は、上記送信装置を備え、宛先として上記送信元アドレスが指定されたデータを、メールサーバを介して受信する。そして、受信手段は、宛先として指定される上記送信元アドレスごとに予め定められた時間間隔で、メールサーバに接続して、自機に対するデータの受信処理を行う。
これにより、ユーザが手動でデータの受信処理の実行を指定する必要がないため、利便性が向上する。
本発明に係る携帯端末装置は、上記送信装置を備えていることが好ましい。
上記の構成によれば、携帯端末装置は、送信装置を備えている。
これにより、本発明に係る携帯端末装置では、データを送信する場合、送信元アドレス設定手段によって、送信するデータに送信元アドレスが設定されるため、ユーザは、送信するデータに付加する送信元アドレスを、毎回自ら手動で選択する必要がなくなる。したがって、メールなどの宛先を指定してデータを送信する場合のユーザの利便性を向上させることができる。
なお、上記送信装置および送受信装置は、コンピュータによって実現してもよい。この場合、コンピュータを上記各手段として動作させることにより上記送信装置および送受信装置をコンピュータにおいて実現する送信プログラムおよび送受信プログラム、ならびに、その送信プログラムおよび送受信プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
本発明の他の目的、特徴、および優れた点は、以下に示す記載によって十分分かるであろう。また、本発明の利点は、添付図面を参照した次の説明で明白になるであろう。
本発明に係るメール送受信装置の要部構成を示すブロック図である。 本発明に係るメール送受信装置が、送信先に応じた送信元メールアドレスを設定して、メールを送信するイメージを表す図であり、(a)は、PCとして構成されるメール送受信装置1aによってメールが送信されるイメージを示す図であり、(b)は、携帯端末装置として構成されるメール送受信装置1bによってメールが送信されるイメージを示す図である。 メールを送信する場合の表示画面において、ユーザが送信先メールアドレスを入力したときに、送信元メールアドレスが設定されるイメージを表す図である。 アドレス格納部に格納されているアドレス帳にメールアドレスが登録されているイメージを示す図である。 本発明に係るメール送受信装置によってメールを送信する場合の処理の流れを示すフローチャートである。 本発明に係るメール送受信装置において、送信先メールアドレスまたはグループごとに日時別に送信元メールアドレスが登録されたアドレス帳を示す図であり、(a)は送信先メールアドレスごとに時間帯別に送信元メールアドレスが登録されたアドレス帳を示す図であり、(b)は送信先メールアドレスごとに曜日別に送信元メールアドレスが登録されたアドレス帳を示す図であり、(c)は送信先メールアドレスごとに月日別に送信元メールアドレスが登録されたアドレス帳を示す図であり、(d)はグループごとに時間帯別に送信元メールアドレスが登録されたアドレス帳を示す図である。 本発明に係るメール送受信装置において、送信先メールアドレスごとに場所別に送信元メールアドレスが登録されたアドレス帳を示す図であり、(a)は送信先メールアドレスごとに国内の市や県別に送信元メールアドレスが登録されたアドレス帳を示す図であり、(b)は送信先メールアドレスごとに国別に送信元メールアドレスが登録されたアドレス帳を示す図である。 本発明に係るメール送受信装置において、メールの宛先が複数指定された場合に、制御部が送信元メールアドレスを設定する処理のパターンを示す図である。 本発明に係るメール送受信装置において、アドレス帳に登録されている送信先メールアドレスに関連付けて登録されるネットワーク設定情報を示す図である。 従来のメールソフトを用いて作成したメールの送信処理を行う場合に、送信元アドレスを設定するイメージを表す図である。 従来技術における電子メール機能を備えた端末装置を示す図である。
符号の説明
1 メール送受信装置(送信装置、送受信装置)
2 制御部
3 記憶装置
4 通信部
5 入力部
6 表示部
7 アドレス設定処理部(送信元アドレス設定手段、アドレス記録手段、ネットワーク接続設定手段、シグネチャ挿入手段、パスワード入力要求手段)
8 送信処理部
9 表示処理部(通知手段、送信履歴表示手段、送信先アドレス表示手段、受信履歴表示手段)
10 入力処理部(送信先アドレス入力手段、アドレス入力手段)
11 アドレス格納部
12 送信履歴格納部
13 報知処理部(報知手段)
14 受信処理部(受信手段、受信データ移動手段)
本発明に係る送信装置の一実施形態について、図1から図9に基づいて説明すると以下のとおりである。
(メール送受信装置1の概要)
図1は、本実施の形態に係るメール送受信装置1のブロック構成を示す図である。メール送受信装置1(送信装置)は、制御部2と、記憶装置3と、通信部4と、入力部5と、表示部6とを含んで構成される。
制御部2は、アドレス設定処理部7(送信元アドレス設定手段、アドレス記録手段、ネットワーク接続設定手段)と、送信処理部8と、表示処理部9(通知手段)と、入力処理部10(送信先アドレス入力手段、アドレス入力手段)と、報知処理部13と受信処理部14とを含んで構成される。制御部2を構成する各部の機能は、CPUがオペレーティングシステムと協働してメモリに展開された各種のプログラムに従って処理を行うことによって実現される。なお、制御部2を構成する各部の機能の一部または全部が、オペレーティングシステムを介することなく、CPUとメモリに展開された各種のプログラムのみによって実現されてもよい。
記憶装置3は、アドレス格納部11と、送信履歴格納部12とを含んでいる。アドレス格納部11および送信履歴格納部12は、制御部2が実行する処理において用いられる各種のデータを記憶している。これらのデータは、前記の処理の実行中に、随時、制御部2によって読み出し、および、書き込みが行われる。また、記憶装置3は、上記のオペレーティングシステムや各種のプログラムを格納している。記憶装置3に格納されているオペレーティングシステムや各種のプログラムは、CPUによってメモリに読み出されて実行される。
入力処理部10は、入力部5を介してユーザ入力を受け付ける。入力部5は、キーボードやマウスなどを含んで構成される。また、ユーザ入力には、文字や数字などのデータ入力のほか、各種の処理を命令する操作入力も含まれる。制御部2を構成する各部は、入力処理部10が受け付けたユーザ入力に応じて処理を実行する。また、ユーザによって入力されたデータはメモリ上に保持され、制御部2を構成する各部は、実行する処理の内容に応じて随時それらのデータを利用する。
表示処理部9は、表示部6を構成するディスプレイに表示される画面や文字などの表示制御を行う。表示部6は、ディスプレイや画像表示用メモリなどを含んで構成される。ユーザは、送信装置の機能を利用する場合、表示処理部9によって表示制御される画面を参照して操作を行う。ディスプレイには、ユーザによって入力された文字や制御部2を構成する各部の処理の結果に応じた表示が行われる。
送信処理部8は、通信部4を介し、ネットワークやインターネットなどを通じて他の情報処理端末に対してデータを送信する。通信部4は、ネットワークインターフェースやモデムなどを含んで構成され、データの送受信に必要となる通信手順を実行する。また、送信処理部8は、通信制御を行う通信部4に対して、送信メールの宛先や本文などのデータを出力するほか、アドレス格納部の内容を更新したり、当該データの送信に関する各種の履歴情報を送信履歴格納部12に格納したりもする。
また、本発明に係るメール送受信装置1は、メールソフトを実装しているPC(パーソナルコンピュータ)の他、メール機能を備えた携帯電話などとしても実現され、特に限定はされない。
(アドレス設定処理部)
以下では、本発明に係るメール送受信装置1について、特に、アドレス処理設定部7の処理内容について、より詳細に説明する。
図2は、図1に示すメール送受信装置1が、送信先に応じた送信元メールアドレスを設定して、メールを送信するイメージを表す図であり、図2(a)は、PCとして構成されるメール送受信装置1aによってメールが送信されるイメージを示す図であり、図2(b)は、携帯端末装置として構成されるメール送受信装置1bによってメールが送信されるイメージを示す図である。図2に示すとおり、メール送受信装置1aおよびメール送受信装置1bは、複数の送信元メールアドレスを保有しており、友人Aに対しては「kobuta@boo.co.jp」を、友人Bに対しては「tanuki@pon.co.jp」を、職場の人間に対しては「kitsune@kon.co.jp」を、サークルの人間に対しては「neko@nyao.co.jp」を、それぞれ送信元メールアドレスとして設定してメールを送信する。
このようにして、送信元メールアドレスを使い分けることによって、例えば、プライベートな用途でのみ使用しているメールアドレスに対して、仕事関係のメールが送信されるのを防ぐことができる。しかしながら、従来のメールソフトでは、複数の送信元メールアドレスを有するユーザは、メールを送信する場合、自ら送信元メールアドレスを選択する必要があった。そのため、誤って意に反する送信元メールアドレスを設定してメールを送信してしまうことがあった。これに対し、本発明に係るメール送受信装置1によれば、アドレス設定処理部7が送信先メールアドレスに応じて送信元メールアドレスを設定するため、上記のような問題を防止することができるようになる。
図3は、メールを送信する場合の表示画面301において、ユーザが送信先メールアドレス(送信先アドレス)を入力したときに、送信元メールアドレス(送信元アドレス)が設定されるイメージを表す図である。図3に示す例では、ユーザが宛先欄302に送信先メールアドレス「(公序良俗違反につき、不掲載).com」を入力すると、あらかじめアドレス帳において送信先メールアドレス「(公序良俗違反につき、不掲載).com」に対応づけられて格納されている送信元メールアドレス「kobuta.*****@boo.co.jp」が、送信者欄303に設定される。
図3に示す例について、メール送受信装置1を構成する各部の動作を説明すれば、以下のとおりである。まず、ユーザが入力部5を介して宛先欄302に送信先メールアドレス「(公序良俗違反につき、不掲載).com」を入力する。そして、入力処理部10が送信先メールアドレス「(公序良俗違反につき、不掲載).com」の入力を受け付けると、アドレス設定処理部7は、記憶装置3にあるアドレス格納部11(上述したアドレス帳に対応)を検索し、送信先メールアドレス「(公序良俗違反につき、不掲載).com」に対応づけて格納されている送信元アドレス「kobuta.*****@boo.co.jp」を取得し、表示処理部9に出力する。そして、表示処理部9は、表示部6において送信元アドレス「kobuta.*****@boo.co.jp」が送信者欄303に表示されるような画面制御を行う。
図4は、アドレス格納部11に格納されているアドレス帳にメールアドレスが登録されているイメージを示す図である。図4に示すとおり、アドレス格納部11には、メールの送信相手の名前ごとに、すなわち、送信先メールアドレス(宛先メールアドレス)ごとに送信元メールアドレスが関連付けて登録されている。
例えば、メールの送信相手「小渕恵造」の送信先メールアドレス「(公序良俗違反につき、不掲載).com」には送信元メールアドレスとして「kobuta.*****@boo.co.jp」、メールの送信相手「森吉郎」の送信先メールアドレス「(公序良俗違反につき、不掲載).co.uk」には送信元メールアドレスとして「tanuki.*****@pon.co.jp」、メールの送信先「職場」の送信先メールアドレス「(公序良俗違反につき、不掲載).com」には送信元メールアドレスとして「kitsune.*****@kon.com」、メールの送信先「サークル」の送信先メールアドレス「(公序良俗違反につき、不掲載).ne.jp」には送信元メールアドレスとして「neko.*****@nyao.ne.jp」が、それぞれ関連付けられている。
図4に示す例では、アドレス格納部11のアドレス帳に登録されている送信元アドレスは、送信先メールアドレスごとに異なる送信元メールアドレスが設定されているが、いずれもメール送受信装置1のユーザが利用するメールアドレスである。つまり、メール送受信装置1のユーザはメールの送信相手ごとに異なる送信元メールアドレスを用いるが、メール送受信装置1によれば、図4に示すアドレス帳をあらかじめ登録しておくことによって、ユーザがメールを送信する場合、送信先メールアドレスを設定したときに、送信元メールアドレスも設定できる。つまり、送信元メールアドレスが複数登録されている場合に、ユーザは、その中から送信先に応じた送信元メールアドレスを選択して手動で設定する必要がなくなる。
なお、アドレス帳の設定の方法は、アドレス帳の登録画面で登録する際に、利用者が新規に入力する方法の他に、既にアドレス帳内の他の送信先メールアドレス用に送信元メールアドレスが登録されているものがあれば、その送信元メールアドレスがデフォルトとして登録画面に表示されても良いし、プルダウン操作で選択できるようにしておいても良く、特に限定はされない。
図5は、メール送受信装置1によってメールを送信する場合の処理の流れを示すフローチャートである。はじめに、S501において、ユーザは、メール送受信装置1に実装されているMUA、すなわち、メールソフトを起動する。そして、図3に示すような送信メールを作成する画面が表示される。
さらに、S502において、ユーザは、宛先欄302に送信先のメールアドレスを設定する。このとき、ユーザは、入力部5から送信先のメールアドレスを入力する。
そして、S503において、メール送受信装置1が送信元メールアドレスを送信者欄303に設定する。より詳細に説明すれば、入力部5を介して入力された送信先メールアドレスを入力処理部10が取得すると、アドレス設定処理部7が、アドレス格納部11にあるアドレス帳(図4参照)の中から、S502おいて宛先欄302に設定された送信先メールアドレスを検索し、該送信先メールアドレスに対応づけて格納されている送信元メールアドレスを取得する。そして、表示処理部9が、アドレス設定処理部7によって取得された送信元メールアドレスを図3に示す送信者欄に表示する。
その後、S504において、ユーザは、メールの本文を作成する。つまり、ユーザは、入力部5を構成するキーボードを介して、図3の本文欄に表示されているような送信相手に対するメッセージを入力する。
そして、S505において、作成されたメールの送信が行われる。より具体的には次のとおりである。まず、ユーザが入力部5を操作してメール送受信装置1に対してメール送信の指示を行う。メール送受信装置1では、入力処理部10がメール送信の指示を受け付けると、送信処理部8は、通信制御を行う通信部4に対して、送信メールの宛先や本文などのデータを出力する。また、送信処理部8は、記憶装置3にあるアドレス格納部11のアドレス帳を更新する処理や送信済みメールを送信履歴格納部12に保存する処理を行う。
メールの送信処理が終了すると、図3に示す画面が閉じ、S506において、ユーザはMUAを終了する。
(アドレス帳の変形例)
上述したとおり、アドレス格納部11は、図4に示す例のように、送信先メールアドレス(宛先メールアドレス)に対応づけて送信元メールアドレスが登録されたアドレス帳を格納されている。しかしながら、アドレス帳は、図4に示す例に限られない。以下に、その他のアドレス帳の例について説明する。
図6は、送信先メールアドレスまたはグループごとに日時別に送信元メールアドレスが登録されたアドレス帳を示す図であり、(a)は送信先メールアドレスごとに時間帯別に送信元メールアドレスが登録されたアドレス帳を示す図であり、(b)は送信先メールアドレスごとに曜日別に送信元メールアドレスが登録されたアドレス帳を示す図であり、(c)は送信先メールアドレスごとに月日別に送信元メールアドレスが登録されたアドレス帳を示す図であり、(d)はグループごとに時間帯別に送信元メールアドレスが登録されたアドレス帳を示す図である。
図6(a)に示すアドレス帳では、メールの送信相手「小渕恵造」の送信先メールアドレス「(公序良俗違反につき、不掲載).com」に対応づけて、時間帯によって異なる2つの送信元メールアドレスが登録されている。この場合、9:00〜17:00の間に送信先メールアドレス「(公序良俗違反につき、不掲載).com」を宛先としてメールを送信する場合には、送信元メールアドレスとして「kobuta.*****@boo.co.jp」が設定され、それ以外の時間帯、すなわち、17:00〜9:00の間に送信先メールアドレス「(公序良俗違反につき、不掲載).com」を宛先としてメールを送信する場合には、送信元メールアドレスとして「tanuki.*****@pon.co.jp」が設定される。
図6(a)に示すアドレス帳を用いる場合にも、入力処理部10が送信先メールアドレスの入力を受け付けると、アドレス設定処理部7は、アドレス格納部11に格納されているアドレス帳の中から入力された送信先メールアドレスを検索する。ここで、メール送受信装置1は図示しない時計を備えており、アドレス設定処理部7は、送信先メールアドレスの入力を受け付けたときの日付や時刻を取得している。そして、上記検索の結果、入力された送信先メールアドレスに対応づけて格納されている送信元メールアドレスのうち、前記取得した時刻が含まれる時間帯に対応づけて設定されている送信元メールアドレスを取得する。
図6(b)に示すアドレス帳では、メールの送信相手「小渕恵造」の送信先メールアドレス「(公序良俗違反につき、不掲載).com」に対応づけて、曜日によって異なる2つの送信元メールアドレスが登録されている。この場合、月曜日〜金曜日の間に送信先メールアドレス「(公序良俗違反につき、不掲載).com」を宛先としてメールを送信する場合には、送信元メールアドレスとして「kobuta.*****@boo.co.jp」が設定され、それ以外の曜日、すなわち、土曜日または日曜日に送信先メールアドレス「(公序良俗違反につき、不掲載).com」を宛先としてメールを送信する場合には、送信元メールアドレスとして「tanuki.*****@pon.co.jp」が設定される。図6(b)のアドレス帳を用いる場合にも、アドレス設定処理部7は、図6(a)のアドレス帳を用いる場合と同様にして、送信先メールアドレスの入力を受け付けたときの日時に基づいて送信元メールアドレスを取得する。
図6(c)に示すアドレス帳では、メールの送信相手「小渕恵造」の送信先メールアドレス「(公序良俗違反につき、不掲載).com」に対応づけて、月日によって異なる2つの送信元メールアドレスが登録されている。この場合、通常は送信先メールアドレス「(公序良俗違反につき、不掲載).com」を宛先としてメールを送信する場合には、送信元メールアドレスとして「kobuta.*****@boo.co.jp」が設定され、8/12〜8/16の間に送信先メールアドレス「(公序良俗違反につき、不掲載).com」を宛先としてメールを送信する場合には、送信元メールアドレスとして「tanuki.*****@pon.co.jp」が設定される。図6(c)のアドレス帳を用いる場合にも、アドレス設定処理部7は、図6(a)のアドレス帳を用いる場合と同様にして、送信先メールアドレスの入力を受け付けたときの日時に基づいて送信元メールアドレスを取得する。
図6(d)に示すアドレス帳では、メールの送信相手として送信先メールアドレスが登録されておらず、グループ名に対応付けて時間帯によって異なる2つのメールアドレスが登録されている。図6(d)に示す例では、9:00〜17:00の間にテニスサークルの仲間に対してメールを送信する場合には、送信元メールアドレスとして「kobuta.*****@boo.co.jp」が設定され、それ以外の時間帯、すなわち、17:00〜9:00の間にテニスサークルの仲間に対してメールを送信する場合には、送信元メールアドレスとして「tanuki.*****@pon.co.jp」が設定される。
図6(d)に示すアドレス帳は、例えば、送信先メールアドレスがグループごとに登録されており、グループ名「テニスサークル」に関連付けられている送信先メールアドレスが宛先として指定されたときに、当該送信先メールアドレスに対応づけて送信元メールアドレスが登録されていない場合に、アドレス設定処理部7が送信元メールアドレスの設定を行うために参照される。なお、図6(d)のアドレス帳を用いる場合にも、アドレス設定処理部7は、図6(a)のアドレス帳を用いる場合と同様にして、送信先メールアドレスの入力を受け付けたときの日時に基づいて送信元メールアドレスを取得する。
日時または曜日によって送信元メールアドレスを切り替える設定の範囲は、図6(a)〜(c)に示すように個別の送信相手毎に日時設定を行うことや、図6(d)に示すようにグループ分けされた送信先メールアドレスに対して日時設定を行うことが考えられるが、全ての宛先アドレスに対してまとめて日時設定を行ってもよいし、また、上述した各種の設定の任意の組合せ(例えば、曜日および時間帯ごとに送信元メールアドレスを設定)であってもよく、特に限定はされない。
また、アドレス帳内に、一人の送信相手について複数の送信先メールアドレスが登録されている場合(例えば、送信先メールアドレスとしてAさんの欄に、Aさんの自宅用、Aさんの携帯電話用、Aさんの職場用のメールアドレスが登録されている場合がある)は、どのメールアドレス宛に送信するのか送信先メールアドレスとの組合せを日時によって切り替わるように設定しておいてもよい。これにより、たとえば同じ相手に対しても仕事中のメールとプライベートの時間でのメールで送信元メールアドレスを切り替える手間が省ける。
図7は、送信先メールアドレスごとに場所別に送信元メールアドレスが登録されたアドレス帳を示す図であり、(a)は送信先メールアドレスごとに国内の市や県別に送信元メールアドレスが登録されたアドレス帳を示す図であり、(b)は送信先メールアドレスごとに国別に送信元メールアドレスが登録されたアドレス帳を示す図である。
図7(a)に示すアドレス帳では、メールの送信相手「小渕恵造」の送信先メールアドレス「(公序良俗違反につき、不掲載).com」に対応づけて、場所によって異なる3つの送信元メールアドレスが登録されている。この場合、横浜市内からメールを送信する場合には、送信元メールアドレスとして「kobuta.*****@boo.co.jp」が設定され、横浜市外の神奈川県内からメールを送信する場合には、送信元メールアドレスとして「tanuki.*****@pon.co.jp」が設定され、それ以外の場所からメールを送信する場合には、送信元メールアドレスとして「kitsune.*****@kon.com」が設定される。
図7(a)に示すアドレス帳を用いる場合にも、入力処理部10が送信先メールアドレスの入力を受け付けると、アドレス設定処理部7は、アドレス格納部11に格納されているアドレス帳の中から入力された送信先メールアドレスを検索する。ここで、メール送受信装置1は図示しないGPSなどの位置情報を検出する仕組みを利用するための手段を備えており、アドレス設定処理部7は、送信先メールアドレスの入力を受け付けたときのメール送受信装置1の位置情報を取得する。そして、上記検索の結果、入力された送信先メールアドレスに対応づけて格納されている送信元メールアドレスのうち、前記取得した位置情報によって示される位置が含まれる場所に対応づけて設定されている送信元メールアドレスを取得する。
図7(b)に示すアドレス帳では、メールの送信相手「小渕恵造」の送信先メールアドレス「(公序良俗違反につき、不掲載).com」に対応づけて、場所によって異なる2つの送信元メールアドレスが登録されている。この場合、日本国内からメールを送信する場合には、送信元メールアドレスとして「kobuta.*****@boo.co.jp」が設定され、日本国外からメールを送信する場合には、送信元メールアドレスとして「tanuki.*****@pon.co.jp」が設定される。図7(b)のアドレス帳を用いる場合にも、アドレス設定処理部7は、図7(a)のアドレス帳を用いる場合と同様にして、送信先メールアドレスの入力を受け付けたときのメール送受信装置1の位置に基づいて送信元メールアドレスを取得する。
上記の位置情報を取得する仕組みとしては、GPS以外に、メール送受信装置1が通信時に接続される基地局から判断することや、RFIDなどを用いた仕組みであってもよく、特に限定はされない。
また、図7に示す例では、物理的な位置ごとに送信元メールアドレスを設定する例を示したが、場所を表す情報として物理的な位置ではなく、メール送受信装置1が接続されているネットワークに応じて送信元メールアドレスを設定する構成であってもよく、特に限定はされない。
(送信先アドレスの変更について)
上述したとおり、送信先メールアドレス(宛先メールアドレス)をユーザが選択したとき、MUAの送信者欄には予めアドレス帳に設定された送信元メールアドレスが設定される。また、送信先メールアドレスに対応付けて設定されている他の諸設定の設定も行われる。しかしながら、送信先メールアドレスに応じて設定される送信元メールアドレスを途中で変更したい場合が考えられる。そのような場合を考慮して、送信者欄の送信元メールアドレスを容易に変更できる構成としてもよい。つまり、直接、送信元メールアドレスを入力できても良いし、プルダウンメニューなどによって他の登録済み送信元メールアドレスを選択できるようにしてもよい。
また、送信元メールアドレスの変更をユーザが手動で行った場合、(途中で変更するということは、通常とは違う送信元メールアドレスで送信するということであるから)いつもと違う送信元メールアドレスであることを視覚的に分かるように、利用者に警告の意味を込めていつもと違う色やフォントやサイズで送信元メールアドレスを表示することが好ましい。また、利用者が間違えて入力または選択を行う可能性もあるので、送信の際に利用者に確認を促すようにする構成であってもよく、特に限定はされない。
さらに、送信先メールアドレスに対応づけて送信元メールアドレスが登録されている場合に、メール送受信装置1によって送信者欄に設定された送信元メールアドレスがユーザによって変更されたときに、変更後の送信元メールアドレスがアドレス帳に反映(すなわち、送信元メールアドレスの登録変更)される構成としてもよい。また、このときアドレス帳の登録を変更してもよいか否かの確認を利用者に促すことが望ましい。
この構成によれば、ユーザによる送信者欄への送信元メールアドレスの入力を入力処理部10が受け付けると、表示処理部9は、アドレス帳の登録を変更してもよいか否かの確認のメッセージを表示部6に表示させる。このとき、ユーザによって変更してもよいことを表す入力がなされた場合、アドレス設定処理部7は、アドレス格納部11に格納されているアドレス帳を更新する。
(送信元アドレス未登録時の処理)
以下に、送信先メールアドレスに対応づけて送信元メールアドレスが設定されていない場合について説明する。送信先メールアドレスに対応づけて送信元メールアドレスが登録されていない場合としては、送信先メールアドレスは登録されているものの対応する送信先メールアドレスが登録されていない場合のほかに、アドレス帳に登録されていない送信先メールアドレスを宛先として指定する場合などが考えられる。しかしながら、メールを送信する場合には、送信元メールアドレスが設定されている必要がある。
そこで、MUAのメール送信画面の宛先欄に指定された送信先メールアドレスに対応する送信元メールアドレスが設定されていない場合に送信者欄に設定される送信元メールアドレス(および諸設定)をデフォルト送信元メールアドレス(既定送信元アドレス)としてあらかじめアドレス格納部11に、アドレス帳とは別途独立に登録しておく。これにより、アドレス設定処理部7は、アドレス格納部11に格納されているアドレス帳の中から指定された送信先メールアドレスに対応する送信元メールアドレスを取得できなかった場合、送信者欄にデフォルト送信元メールアドレスをセッティングする。なお、利用者がMUAのメール送信画面の送信者欄(送信元メールアドレス欄)において、プルダウンメニューからアドレス帳に登録済みの送信元メールアドレスの中からユーザが自由に選択できるような構成であってもよい。
なお、送信先メールアドレスに対して送信元メールアドレスが登録されていない場合に、ユーザが送信者欄に新たに入力または指定した送信元メールアドレスは今後も使用される可能性が高いので、その送信元メールアドレスを当該送信先メールアドレスに対する送信元メールアドレスのデフォルト値にすべく、関連付けてアドレス帳に登録する構成であることが好ましい。
また、指定した送信先メールアドレスに対して送信元メールアドレスが登録されていない場合、過去に、同じ相手に対してメールを送信しているのであれば、すなわち、当該送信先メールアドレスを指定してメールを送信しているのであれば、今回も同じ送信元メールアドレスを設定して送信したいと考える可能性が高い。そこで、指定した送信先メールアドレスに対する送信元メールアドレスがアドレス帳に未設定の場合、送信履歴格納部12に格納されている送信メールBOXを検索し、過去に同じ送信先メールアドレスに送信したメール(過去データ)に設定した送信元メールアドレスを、送信者欄(送信元メールアドレス欄)に設定する構成であってもよい。
(複数の宛先について)
以下に、メールの宛先が複数指定された場合について説明する。メールの宛先が複数指定されるケースとしては、MUAのメール送信画面(図3を参照)において宛先(Send to)欄に複数の送信先メールアドレスを設定する場合や、宛先欄とは異なるCC(Carbon Copy)欄やBCC(Blind Carbon Copy)欄に送信先メールアドレスを設定する場合がある。
そして、このような場合に、メール送受信装置1において制御部2が送信元メールアドレスを設定する処理としては、以下の(1)〜(6)に示すような例が考えられる。
(1) 宛先欄に設定されている送信先メールアドレスが1つで、CCやBCCにも送信先メールアドレスが設定されている場合、CC欄やBCC欄の相手に対するメールについても、宛先欄に設定されている送信先メールアドレスに対応する送信元メールアドレスを設定して送信する。
(2) 宛先欄に設定されている送信先メールアドレスが複数ある場合、各送信先メールアドレスにプライオリティ(優先順位)を付けておき、最も高いプライオリティが与えられている送信先メールアドレスに対応づけられている送信元メールアドレスを設定して送信する。
(3) 宛先欄に設定されている送信先メールアドレスが複数ある場合、各送信元メールアドレスにプライオリティ(優先順位)を付けておき、最も高いプライオリティが与えられている送信元メールアドレスを設定して送信する。
(4) メール送受信装置1のユーザに対して、どの送信元メールアドレスで送信するのか確認を行い、ユーザによって指定された送信元メールアドレスを設定して送信する。
(5) メールの宛先として指定されている複数の送信先メールアドレスについて、それぞれ対応付けられている送信元メールアドレスを設定して送信する。
(6) 上記(5)のメールソフトの送信BOX内の送信ログを、送信先メールアドレスごとに、それぞれ作成し保存する。
図8は、メールの宛先が複数指定された場合に、メール送受信装置1において制御部2が送信元メールアドレスを設定する処理のパターンを示す図である。図8には、宛先欄に1つ送信先メールアドレスを設定し、CC欄/BCC欄にも送信メールアドレスを設定するケース(以下、第1のケースと呼ぶ)と、宛先欄/CC欄/BCC欄に複数のメールアドレスを設定するパターン(以下、第2のケースと呼ぶ)とが示されている。
図8に示すとおり、第1のケースにおいて制御部2が行う処理としては、例えば、上述した(1)、(4)、(5)、(6)の処理が考えられる。また、第2のケースにおいて制御部2が行う処理としては、例えば、上述した(2)、(3)、(4)、(5)、(6)の処理が考えられる。
(送信先メールアドレスと諸設定の対応について)
以上の説明では、メールを送信する場合、送信先メールアドレスが設定されたときに、送信装置1において制御部2が送信元メールアドレスを設定する処理についての説明を行ったが、送信元メールアドレス以外の諸設定が行われるような構成であってもよい。
以下に、送信先メールアドレスが設定されたときに、送信元メールアドレス以外の諸設定が行われる例として、メール送受信装置1のネットワーク設定が行われる例について説明する。
送信先メールアドレスとネットワーク設定との関係としては、例えば、持ち運び可能なノート型PCを自宅や勤務先あるいは出張先で利用する場合、プライベートの友人に宛てたメールであれば、自宅から送信することが多いため、自宅のネットワークに接続するための設定に切り替わることが好ましく、また、メールの宛先が仕事関係であれば、勤務先からしか送信しないため、会社のネットワークに接続するための設定に切り替わることが好ましい。
図9は、アドレス帳に登録されている送信先メールアドレスに関連付けて登録されるネットワーク設定情報(ネットワーク接続に関する設定情報)を示す図である。図9に示す例では、メールの送信相手「森吉郎」のアドレス情報901がアドレス帳に登録されている。アドレス情報901には、名前のほか電話番号や送信先メールアドレスが含まれている。そして、このアドレス情報901に対応づけて、送信元メールアドレス「tanuki@pon.co.jp」の他、各種のネットワーク設定情報902が関連づけて登録されている。
図9に示す例では、ネットワーク情報として、メール送受信装置1がネットワークに接続するための「IPアドレス」、「サブネットマスク」、「デフォルトゲートウェイ」、「Proxyサーバ」のほか、メールを送信する場合に用いる「SMTPサーバ」が登録されているが、ネットワーク設定に関する他の情報が登録される構成であってもよく、特に限定はされない。
このようにして、送信先メールアドレスに関連づけてネットワーク設定情報を登録しておくことによって、ユーザが使用している通信端末が通信プロトコルとしてIPプロトコルを利用する場合に、送信先メールアドレスに応じて、送信元メールアドレス以外に、IPアドレス/サブネットマスク/デフォルトゲートウェイ/Proxyサーバ/SMTPサーバ等のIPアドレスを含む各種のネットワーク設定情報が切り替えることが可能となる。なお、このようなネットワーク設定情報の切り替えは、メール送信のときのみ設定が切り替わるようにし、送信処理が終わればそれ以前の設定に戻るような構成であることが望ましい。
また、このとき、これらの諸設定が現在使用しているネットワークに適切に対応していない場合がある。たとえば、DNSサーバがイントラネット内のアドレスを指定しているのにも関わらず、当該通信機器をインターネット上で利用している場合などである。このような場合の対応として、エラーを警告してユーザに変更を促したり、他の設定に自動的に切り替えたり、送信予約に設定されたりするなどの構成が考えられ、特に限定はされない。
(変形例)
また、メール送受信装置1では、上述したとおり、メールソフトの送信BOX内の送信ログを、送信先メールアドレスごとに、それぞれ作成し保存する構成などにおいて、送信ログの確認のために送信BOXを表示したときに、どの送信元アドレスで送信したのか一瞥して識別できるような表示となっていることが好ましい。より具体的には、記憶装置3において、あらかじめ送信元アドレスごとに異なるアイコンが関連付けられて記憶されており、送信BOXが表示されたときに、表示処理部(送信履歴表示手段)9は、各送信履歴の送信元メールアドレスを表すアイコンを表示する。あるいは、記憶装置3において、送信元メールアドレスごとに異なる色が関連付けられて記憶されており、表示処理部9は、各送信履歴を送信元メールアドレスに対応した色によって表示する構成であってもよく、特に限定はされない。
また、メール送受信装置1では、上述したとおり、送信先メールアドレスごとに各種のネットワーク設定情報が関連付けられている構成が示されているが、送信元メールアドレスごと(アカウントごと)に接続するサーバ類(SMTPサーバ、POPサーバ、DNSサーバ、PROXYサーバ等)のネットワーク情報を設定することが可能な構成であってもよい。より詳細には、ユーザによって送信先メールアドレスが入力されたとき、入力された送信先メールアドレスに関連付けられている送信元メールアドレスが選択されるが、このとき既に設定されているネットワーク設定情報は、選択された送信元メールアドレスに関連づけられたサーバ類のネットワーク設定情報に更新されることになる。つまり、アドレス設定処理部(ネットワーク接続設定手段)7は、送信元メールアドレスを選択したときに、既に設定されているネットワーク設定情報を、選択した送信元アドレスに関連づけられたネットワーク設定情報に変更する。
また、メール送受信装置1では、複数のアカウントごと、すなわち、送信元メールアドレスごとにシグネチャ(署名)の作成が可能な構成であってもよい。この構成の場合、各送信元メールアドレスに関連づけて異なるシグネチャが登録され、メールの送信時には、送信元メールアドレスごとに異なるシグネチャが読み出されてメールに設定される。つまり、アドレス設定処理部(シグネチャ挿入手段)7は、送信元メールアドレスを選択したときに、選択した送信元メールアドレスに関連付けられたシグネチャをメールに挿入する。
また、メール送受信装置1では、複数のアカウントごと、すなわち、送信元メールアドレスごとに送信パスワードの設定が可能な構成であってもよい。この構成の場合、メールの送信時に、送信パスワードの入力が要求される。各送信元メールアドレスには、あらかじめ異なる送信パスワードがそれぞれ対応付けて登録されている。そして、メールの送信時には、ユーザは、送信元メールアドレスごと設定されている送信パスワードを入力する。ここで、アドレス設定処理部(パスワード入力要求手段)7は、送信元メールアドレスを選択したときに、選択した送信元メールアドレスに関連付けられたパスワードの入力を要求するメッセージを表示処理部9に出力する。そして、表示処理部9は、そのメッセージを表示部6に表示させる。さらに、入力部5を用いてユーザがパスワードを入力すると、アドレス設定処理部7は、入力処理部10を介してパスワードを取得し、パスワードの認証を行う。そして、アドレス設定処理部7における認証の結果、選択された送信元メールアドレスを用いてメールを送信するユーザ権限がある場合には、送信処理部8がメールの送信処理を実行する。
また、メール送受信装置1では、上述したとおり、入力された送信先メールアドレスに応じて、あらかじめ関連づけられている送信元メールアドレスが選択されるが、ユーザが送信先メールアドレスを入力する場合、送信先アドレスリスト(例えば電話帳)の中から所望の送信先アドレスを選択するような構成であってもよい。そして、送信先メールアドレスの指定のために送信先アドレスリストを表示したときに、各送信先メールアドレスに、どの送信元メールアドレスが関連付けられているか容易に識別できるような表示となっていることが好ましい。より具体的には、記憶装置3において、あらかじめ送信元アドレスごとに異なるアイコンが関連付けられて記憶されており、表示処理部(送信先アドレス表示手段)9は、送信先アドレスリストを表示するときに、送信先メールアドレスごとに関連付けられている送信元メールアドレスを表すアイコンを表示する。あるいは、記憶装置3において、送信元メールアドレスごとに異なる色が関連付けられており、表示処理部9は、各送信先アドレスを、関連付けられている送信元メールアドレスに対応した色によって表示する構成であってもよく、特に限定はされない。
また、上記のメール送受信装置においては、自動的にPOPサーバ(メールサーバ)に接続を行う機能を有している場合、すなわち、あらかじめ定められた時間間隔においてPOPサーバに接続して受信メールをダウンロードするような設定が可能な構成の場合、複数のアカウントごと、すなわち、送信元メールアドレスごとにPOPサーバに接続するタイミングを設定できる構成であることが好ましい。例えば、通常のインターネットを介したメールの送受信では、POPサーバから受信メールをダウンロードする構成となるが、記憶装置3において、ダウンロードの時間間隔を送信元メールアドレスごとに関連付けて記憶しておく。そして、受信処理部14は、記憶装置3に記憶されているダウンロードの時間間隔でPOPサーバに接続し、受信メールの受信処理を実行する。
なお、携帯電話では、一般的に、メールサーバからの通知の後に、携帯電話がメールをダウンロードする仕組みとなっているが、携帯電話からメールサーバに定期的に接続可能な構成であれば、同様の構成を実現することが可能であり、特に限定はされない。
また、上記のメール送受信装置では、アカウントごと、すなわち、送信元メールアドレスごとに、メールを受信したときの報知内容を設定可能な構成であることが好ましい。つまり、送信元メールアドレスごとに異なる報知内容をあらかじめ関連付けて登録することで、例えば、送信元メールアドレスA(アカウントA)においてメールを受信した場合には着信メロディ(以下、着メロと略す)Aによって報知し、送信元メールアドレスB(アカウントB)においてメールを受信した場合には着メロBによって報知し、送信元メールアドレスC(アカウントC)においてメールを受信した場合にはバイブレーションによって報知することができる。つまり、記憶装置3において、送信元メールアドレスごとの報知内容を記憶しておき、メールを受信したときに、報知処理部(報知手段)13は、着メロやバイブレーションの制御を行う。
また、上記のメール送受信装置において、メールソフトの受信BOX内に受信ログを作成し保存する構成とした場合、受信ログの確認のために受信BOXを表示したときに、どのアドレスによって受信したのか、すなわち、どの送信元アドレスに対する受信であるのかを識別できるような表示となっていることが好ましい。より具体的には、記憶装置3において、あらかじめ送信元アドレスごとに異なるアイコンが関連付けられて記憶されており、受信BOXが表示されたときに、表示処理部(受信履歴表示手段)9は、受信ログごとに送信元メールアドレスを表すアイコンを表示する。あるいは、記憶装置3において、送信元メールアドレスごとに異なる色が関連付けられて記憶されており、表示処理部9は、各受信ログが送信元メールアドレスに対応した色によって表示する構成であってもよく、特に限定はされない。
また、上記のメール送受信装置では、受信したメールをアカウント、すなわち、自機の送信元メールアドレスに基づいて指定のフォルダに移動可能とする構成であることが好ましい。すなわち、自機の送信元メールアドレスごとに受信メールを格納するためのフォルダがあらかじめ関連づけられており、メールの受信時には、送信元メールアドレスに関連付けられたフォルダに受信メールを格納する。つまり、記憶装置3において、送信元メールアドレスに関連付けられたフォルダが記憶されており、受信処理部(受信データ移動手段)14は、メールを受信した場合、送信元メールアドレスに関連付けられたフォルダに受信したメールを格納する。
なお、メール送受信装置では、複数のアカウントごと、すなわち、送信元メールアドレスごとに各種のソフトウェアをリンクさせることが可能な構成であってもよい。この場合、同種の機能を有する複数のソフトウェアの中から、送信元メールアドレスごとに異なるソフトウェアを選択して設定できる構成であることが好ましい。
このような構成とすることにより、例えば、送信メール、または、受信メールに各種ソフトウェアの格納場所を表すクリッカブルURLを表示させ、そのURLをクリックしたときに、送信元メールアドレスA(すなわち、アカウントA)で送信、または、受信したメールの場合にはインターネット閲覧用ソフトウェアとしてInternet Explore(登録商標)を起動させ、送信元メールアドレスB(すなわち、アカウントB)で送信または受信したメールの場合にはインターネット閲覧用ソフトウェアとしてNetscape(登録商標)を起動させる。なお、送信元メールアドレスごとに設定できるソフトウェアは、インターネット閲覧用のソフトウェア以外にもビューア、エディタ、音楽/動画の再生ソフトなどの各種の外部ソフトであってもよく、特に限定はされない。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
最後に、メール送受信装置1の各ブロック、特に制御部2は、ハードウェアロジックによって構成してもよいし、次のようにCPUを用いてソフトウェアによって実現してもよい。
すなわち、メール送受信装置1は、各機能を実現する制御プログラムの命令を実行するCPU(central processing unit)、上記プログラムを格納したROM(read only memory)、上記プログラムを展開するRAM(random access memory)、上記プログラムおよび各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)などを備えている。そして、本発明の目的は、上述した機能を実現するソフトウェアであるメール送受信装置1の制御プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体を、上記メール送受信装置1に供給し、そのコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成可能である。
上記記録媒体としては、例えば、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード系、あるいはマスクROM/EPROM/EEPROM/フラッシュROM等の半導体メモリ系などを用いることができる。
また、メール送受信装置1を通信ネットワークと接続可能に構成し、上記プログラムコードを通信ネットワークを介して供給してもよい。この通信ネットワークとしては、特に限定されず、例えば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(virtual private network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等が利用可能である。また、通信ネットワークを構成する伝送媒体としては、特に限定されず、例えば、IEEE1394、USB、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、802.11無線、HDR、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。なお、本発明は、上記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。
本発明に係る送信装置は、入力された送信先アドレスにデータを送信する送信装置であって、上記送信先アドレスの入力を受け付ける送信先アドレス入力手段と、上記送信先アドレス入力手段が受け付けた上記送信先アドレスに予め関連付けられているアドレスを、上記データの送信元アドレスに設定する送信元アドレス設定手段とを備えている。
本発明に係る送信方法は、入力された送信先アドレスにデータを送信する送信方法であって、上記送信先アドレスの入力を受け付ける送信先アドレス入力ステップと、上記送信先アドレス入力手段が受け付けた上記送信先アドレスに予め関連付けられているアドレスを、上記データの送信元アドレスに設定する送信元アドレス設定ステップとを含んでいる。
それゆえ、ユーザは、データを送信する場合に、送信するデータに設定する送信元アドレスを、毎回自ら手動で選択する必要がなくなるため、送信元アドレスを複数有しているユーザにとって、メールなどのデータを送信する場合における利便性を向上させることができる。
また、複数の送信元アドレスは、例えば、プライベートな用途に用いるメールアドレスや仕事用のメールアドレスなどに応じて使い分けることが考えられ、宛先として指定された送信先アドレスに応じて適切な送信元アドレスを選択する必要があるが、ユーザが毎回自ら手動で選択しなくてもよいため、送信するデータに適切でない送信元アドレスを付加する誤りの発生を低減させることができる。
発明の詳細な説明の項においてなされた具体的な実施形態または実施例は、あくまでも、本発明の技術内容を明らかにするものであって、そのような具体例にのみ限定して狭義に解釈されるべきものではなく、本発明の精神と次に記載する請求の範囲内で、いろいろと変更して実施することができるものである。
メールの送受信機能を備えた端末装置に適用でき、特に、宛先に応じて異なる送信元メールアドレスを設定可能なパーソナルコンピュータや携帯電話などの端末装置において、好適に利用可能である。

Claims (26)

  1. 入力された送信先アドレスにデータを送信する送信装置であって、
    上記送信先アドレスの入力を受け付ける送信先アドレス入力手段と、
    上記送信先アドレス入力手段が受け付けた上記送信先アドレスに予め関連付けられているアドレスを、上記データの送信元アドレスに設定する送信元アドレス設定手段とを備えていることを特徴とする送信装置。
  2. 上記アドレスには、曜日、月日、および時間のうち少なくとも1つの情報が関連付けられており、
    上記送信元アドレス設定手段は、
    上記送信先アドレス入力手段が受け付けた上記送信先アドレスに予め関連付けられている上記アドレスのうち、上記送信先アドレスが指定されたときの曜日、月日、および時間の少なくとも1つの情報に対応するアドレスを選択し、上記送信元アドレスに設定することを特徴とする請求の範囲第1項に記載の送信装置。
  3. 上記送信元アドレス設定手段は、
    位置を表す情報ごとに上記送信先アドレスに関連付けられている上記アドレスの中から、上記送信先アドレスが指定されたときの当該送信装置の位置に対応するアドレスを選択し、上記送信元アドレスに設定することを特徴とする請求の範囲第1項に記載の送信装置。
  4. 上記アドレスとは異なる他のアドレスの入力を受け付けるアドレス入力手段をさらに備え、
    上記送信元アドレス設定手段は、上記アドレス入力手段が受け付けた上記他のアドレスを、上記アドレスの代わりに、上記データの送信元アドレスに設定することを特徴とする請求の範囲第1項〜第3項のいずれか1項に記載の送信装置。
  5. 上記送信元アドレス設定手段が、上記他のアドレスを、上記アドレスの代わりに、上記データの送信元アドレスに設定したことを、ユーザに通知する通知手段をさらに備えていることを特徴とする請求の範囲第4項に記載の送信装置。
  6. 上記送信元アドレス設定手段が、上記他のアドレスを、上記アドレスの代わりに、上記データの送信元アドレスに設定したとき、上記送信先アドレスに当該他のアドレスを関連付けるアドレス記録手段をさらに備えていることを特徴とする請求の範囲第4項に記載の送信装置。
  7. 上記送信元アドレス設定手段は、
    上記送信先アドレス入力手段が、複数の上記送信先アドレスの入力を受け付けた場合、
    該送信先アドレスごとに、予め該送信先アドレスに関連付けられている上記アドレスを上記送信元アドレスに設定することを特徴とする請求の範囲第1項に記載の送信装置。
  8. 上記送信元アドレス設定手段は、
    上記送信先アドレス入力手段が、複数の上記送信先アドレスの入力を受け付けた場合、該各送信先アドレスに予め関連付けられている上記各アドレスのうちいずれか1つを、上記送信先アドレスに関わらず、上記各送信先アドレスに送信する上記データの上記送信元アドレスに設定することを特徴とする請求の範囲第1項に記載の送信装置。
  9. 上記送信元アドレス設定手段は、
    上記入力された送信先アドレスに予め上記送信元アドレスが関連付けられていない場合、既定の送信元アドレスとして予め定められている既定送信元アドレスを、上記送信元アドレスに設定することを特徴とする請求の範囲第1項に記載の送信装置。
  10. 上記送信元アドレス設定手段は、
    上記入力された上記送信先アドレスに予め上記送信元アドレスが関連付けられていない場合、送信装置が過去に該送信先アドレスに送信した過去データに設定されている送信元アドレスを、上記データの上記送信元アドレスに設定することを特徴とする請求の範囲第1項に記載の送信装置。
  11. 上記送信先アドレスに予め関連付けられているネットワーク接続に関する設定情報に従って、当該送信装置のネットワーク接続の設定を行うネットワーク接続設定手段をさらに備えていることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の送信装置。
  12. 上記送信元アドレスに予め関連づけられているネットワーク接続に関する設定情報に従って、当該送信装置のネットワーク接続の設定を行うネットワーク接続設定手段をさらに備えていることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の送信装置。
  13. 上記データの送信履歴を表示する送信履歴表示手段をさらに備え、
    上記送信履歴表示手段は、上記送信元アドレスごとに、上記送信履歴の表示を異ならせることが可能であることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の送信装置。
  14. 上記データを送信する場合、上記送信元メールアドレスに関連付けられているシグネチャを上記データに挿入するシグネチャ挿入手段をさらに備えていることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の送信装置。
  15. 上記アドレスには、該アドレスを利用する権限を識別するパスワードが関連付けられており、
    上記送信先アドレス入力手段が上記送信先アドレスの入力を受け付けた場合、上記送信元アドレスに設定された上記アドレスに関連付けられているパスワードの入力を要求するパスワード入力要求手段をさらに備えていることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の送信装置。
  16. 上記送信先アドレスを表示する送信先アドレス表示手段をさらに備え、
    上記送信先アドレスに関連付けられている上記送信元アドレスごとに、上記送信先アドレスの表示を異ならせることが可能であることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の送信装置。
  17. 請求の範囲第1項に記載の送信装置を備え、宛先として上記送信元アドレスが指定されたデータを受信する送受信装置。
  18. データの受信を報知する報知手段をさらに備え、
    上記報知手段は、受信したデータの宛先として指定されている上記送信元アドレスごとに、報知を異ならせることが可能であることを特徴とする請求の範囲第17項に記載の送受信装置。
  19. データの受信履歴を表示する受信履歴表示手段をさらに備え、
    受信したデータの宛先として指定されている上記送信元アドレスごとに、受信履歴の表示を異ならせることが可能であることを特徴とする請求の範囲第17項に記載の送受信装置。
  20. 受信したデータの宛先として指定されている上記送信元アドレスに予め関連づけられた格納領域に、受信したデータを移動する受信データ移動手段をさらに備えていることを特徴とする請求の範囲第17項に記載の送受信装置。
  21. 請求の範囲第1項に記載の送信装置を備え、宛先として上記送信元アドレスが指定されたデータを、メールサーバを介して受信する送受信装置であって、
    宛先として指定される上記送信元アドレスごとに予め定められた時間間隔で、上記メールサーバに接続して、自機に対するデータの受信処理を実行する受信手段を備えていることを特徴とする送受信装置。
  22. 請求の範囲第1項に記載の送信装置を備えた携帯端末装置。
  23. 入力された送信先アドレスにデータを送信する送信方法であって、
    上記送信先アドレスの入力を受け付ける送信先アドレス入力ステップと、
    上記送信先アドレス入力手段が受け付けた上記送信先アドレスに予め関連付けられているアドレスを、上記データの送信元アドレスに設定する送信元アドレス設定ステップとを含んでいることを特徴とする送信方法。
  24. 請求の範囲第1項〜第16項のいずれか1項に記載の送信装置を動作させる送信プログラムであって、コンピュータを上記の各手段として機能させるための送信プログラム。
  25. 請求の範囲第17項〜第21項のいずれか1項に記載の送受信装置を動作させる送受信プログラムであって、コンピュータを上記の各手段として機能させるための送受信プログラム。
  26. 請求の範囲第24項に記載の送信プログラム、または、請求の範囲第25項に記載の送受信プログラムを記録しているコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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