JP2000250830A - 電子メール作成装置およびコンピュータおよび電子メール作成方法および電子メール作成プログラムを記憶した媒体 - Google Patents

電子メール作成装置およびコンピュータおよび電子メール作成方法および電子メール作成プログラムを記憶した媒体

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JP2000250830A
JP2000250830A JP5560799A JP5560799A JP2000250830A JP 2000250830 A JP2000250830 A JP 2000250830A JP 5560799 A JP5560799 A JP 5560799A JP 5560799 A JP5560799 A JP 5560799A JP 2000250830 A JP2000250830 A JP 2000250830A
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Kazuyoshi Watanabe
一嘉 渡邊
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電子メールに付加する署名データを、用途や目
的別に最適なものを誤り無く選択して添付できるように
する。 【解決手段】目的に適合する内容で作成され、メールに
付加する複数種の署名データを記憶する署名データ記憶
手段3と、電子メールの宛先を前記複数種の署名データ
中の特定の一つを対応付けて記憶するメールアドレス記
憶手段3と、電子メール作成時に、そのメールの送信先
アドレス対応に前記署名データ記憶手段に記憶された複
数の署名データの中から一つのデータを選択し、メール
本文に付加する処理手段1とを備えることを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はネットワークで利用
される電子メールの添付署名を、不都合の無い内容で作
成添付できるようにした電子メール作成装置およびコン
ピュータによる読み取りおよび実行可能な電子メール作
成プログラムを記憶した媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のコンピュータネットワークの普及
と個人のインテリジェント端末の普及により、電話や手
紙に代わっていつでも気兼ねなく意思伝達を行うことが
できる便利な手段として電子メールが普及している。そ
のための便利なツールとしてメール本文の作成と、この
メール本文に宛先と発信者の署名データを付加した送信
ファイルを作成できるようにした電子メール作成装置が
ある。
【0003】この電子メール作成装置は、署名データを
複数個登録してその中の目的の署名情報を指定し、本文
に添付することは可能であったが、宛先によって署名情
報を選択的に使用するような場合には、明示的に記憶さ
れている署名データのうちから一つをユーザが選択する
必要があった。
【0004】署名データは自己の名前や電話番号、住所
などをテキストで記述したものをアドレス帳などのデー
タファイルとして保持したものであり、例えば、次のよ
うな内容で別に署名データとして記憶している。
【0005】 署名データ[Signature 1] __/ 渡邊一嘉 _/ tel:03-1234-5679 PHS:070-51234567 署名データ[Signature 2] ____/ 渡邊一嘉 ___/ キャリオ株式会社 __/ kazwat@comlab.rd.cario.co.jp _/ tel:042-579-7410 FAX:7744 署名データ[Signature 3] Best Regards, Kazuyoshi WATANABE kazwat@comlab.rd.cario.co.jp すなわち、この例の場合、署名データ[Signature 1]
は私的な用途のメールに付加するためのデータであるた
め、個人の電話番号およびPHS電話番号を記載してい
る。また、署名データ[ Signature 2]の例では漢字
での個人名、会社名および会社の電話/FAX番号を記
してあり、ビジネス用途となる。
【0006】また、署名データ[Signature 3]の例
は署名ファイル[Signature 2]の例における日本語
表記部分を英語表記にしたものであって、ビジネス上で
外国人とメール交換する場合に使用する署名に適してい
る。
【0007】従来の電子メールソフトウエアでは、メー
ル作成時に、宛先を宛先データを記憶したアドレス帳か
ら選択する。署名データはデフォルトに設定されている
ものを使用するか、ユーザがデフォルト以外の署名ファ
イルの中から必要に応じて選択して添付することにな
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の電
子メール作成装置では、デフォルトの署名データを別の
署名データに変更しようとする場合には、付け加えたい
署名データをユーザが作成した送信メール毎に選択する
必要があったので、操作が面倒であり、使い難いもので
あった。しかも、選択を誤れば意図しない署名データが
メール本体に付加されて送られるといったことにもな
り、特にビジネス環境とプライベート環境を使い分ける
必要のある場合には、例えば、プライベートな事柄がビ
ジネス用途のメールに付加されてしまったりすると、個
人にとって問題が多い。
【0009】また、非日本語圏へメールを送る場合に、
漢字で書かれた署名データをうっかりして添付してしま
うことも多く、これを英語版のメールソフトで受信した
場合には明らかな文字化けとなり、見苦しいこととな
る。
【0010】そこで、この発明の目的とするところは、
電子メールに付加する署名データを、用途や目的別に最
適なものを誤り無く選択してメールに添付できるように
する電子メール作成装置およびコンピュータによる読み
取りおよび実行可能な電子メール作成プログラムを記憶
した媒体を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は次のように構成する。すなわち、目的に適
合する内容で作成され、メールに付加する複数種の署名
データを記憶する署名データ記憶手段と、電子メールの
宛先を前記複数種の署名データ中の特定の一つを対応付
けて記憶するメールアドレス記憶手段と、電子メール作
成時に、そのメールの送信先アドレス対応に前記署名デ
ータ記憶手段に記憶された複数の署名データの中から一
つのデータを選択し、メール本文に付加する処理手段と
を備えることを特徴とする。
【0012】このような構成によれば、署名データ記憶
手段には目的に適合する内容で作成された複数種の署名
データを記憶しており、また、メールアドレス記憶手段
には電子メールの宛先を前記署名データ記憶手段にある
複数種の署名データ中の特定の一つを対応付けて記憶し
ており、処理手段は電子メール作成時に、メールに記入
された送信先アドレスあるいはメールの送信先としてメ
ールアドレス記憶手段の記憶されているメールアドレス
の中からに選んだ送信先アドレスに基づき、その送信先
アドレスに対応付けられている署名データを前記署名デ
ータ記憶手段の中から抽出する。そして、この抽出した
署名データをメール本文に付加する。
【0013】従って、電子メールに付加する署名データ
を、用途や目的別に最適なものを誤り無く選択してメー
ルに添付できるようになる。
【0014】また、本発明は、それぞれ特定言語の文字
を使用して作成され、メールに付加する複数種の署名デ
ータを記憶する署名データ記憶手段と、電子メールの宛
先のドメイン名を参照してそのドメイン名で特定される
言語による表記の署名データを前記複数種の署名データ
中から選択し、メール本文に付加する処理手段とを備え
ることを特徴とする。
【0015】この場合、署名データ記憶手段には特定言
語の文字を使用して作成され、メールに付加する複数種
の署名データが記憶してあり、電子メールの宛先の決定
すると処理手段はそのメールの宛先として記されるドメ
イン名を参照してそのドメイン名で特定される言語によ
る表記の署名データを前記複数種の署名データ中から選
択し、メール本文に付加する。ドメイン名には日本の場
合、多くは“.jp”と云う記述があり、それがなけれ
ば外国向けであることを意味すると考えておおかた間違
いはないので、ドメイン名に“.jp”があれば日本語
表記の署名情報データを選択してメールに添付するよう
にし、そうでなければ、アルファベット表記の署名情報
データを選択してメールに添付すると云った具合にす
る。
【0016】これにより、英語圏に日本語表記の署名デ
ータを誤って送ってしまい、それが文字化けを起こすと
いった心配がなくなる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体例について図
面を参照して説明する。
【0018】(実施例1)この実施例では、電子メール
に付加する署名データを、予め電子メールの宛先と対応
付けておくことにより自動的に選択する例を説明する。
【0019】図1は、本発明における電子メール作成装
置の概略的な構成を示すブロック図である。図中、1は
CPU(プロセッサ)、2は表示部、3はメモリ、4は
キー入力部(若しくは、タッチパネルなど)である。C
PU1は演算処理や制御の中枢を担うものであって、メ
モリ3に保持されている電子メール作成アプリケーショ
ンソフトウエアの実行により、電子メールの作成編集機
能や宛先作成入力編集機能、署名データ作成入力編集機
能、そして、この作成した署名データのうちの最適なも
のを自動的に選択して作成した電子メールに添付する機
能などを実現している。
【0020】また、キー入力部4は文字入力や、コマン
ド入力を含む各種機能指示、カーソル移動、確定、削
除、挿入、などの操作をしてCPU1に与えるためのも
のであり、また、メモリ3は上述の電子メール作成アプ
リケーションソフトウエアを保持し、また、作成した電
子メールの保持や宛先データ、署名データを保持するも
のである。宛先データや署名データはアドレス帳のデー
タとして保持されている。また、表示部2はメニュー画
面や操作画面、入力した文字や読み出した文字などの表
示を行ったりするためのディスプレイである。
【0021】次に、本装置の作用を説明する。本装置で
は、予め電子メールの宛先と署名データとを対応付けて
おくことにより、電子メールに付加する署名データを、
宛先対応に自動的に選択する構成としてある。
【0022】日本語利用可能な環境下においては、ユー
ザが入力して用意する署名データは日本語混じりで記述
するのが普通であるが、このような日本語混じりの署名
データの他に、外国向けあるいは外人向けのためのアル
ファベット表記署名データを入力して用意する。また、
プライベート用途、会社用の用途など、用途別に必要な
内容を記述した署名データが用意するものとする。
【0023】本装置では、電子メールに付加する署名デ
ータを、宛先のドメイン名に示された国名が日本の場合
に限って、漢字で書かれたデータを付加するようにす
る。日本以外の場合には英語表記のものを使用する。
【0024】電子メールに付加する署名データとして、
メール本文に日本語文字コードセットが使用されていた
場合には、漢字で書かれたデータを使用するようにし、
日本語文字コードセットが一切使用されていなかった場
合には、英語表記のものを使用する。
【0025】電子メール用のソフトウエアの場合、多く
はメールの宛先を記憶するアドレスブック(アドレス
帳)を持つ。例えば、 [友人] sohma@untlers.or.jp 「相馬」 nanami@jupitlo.or.jp 「七海」 daisuke@estplse.or.jp 「市川」 [取引先] dunga@cap.national.bra 「Dunga」 bajyo@juntel.or.it 「Bajyo」 bonhov@seria.beer.de 「Bonhov」 zidan@serria.wine.fr 「Zidan」 [会社] okada@comlob.rd.cario.co.jp 「岡田」 mario@comlob.rd.cario.co.jp 「マリオ」 naganuma@cmh.rd.cario.co.jp 「長沼」 と云った具合に、メールアドレスとニックネームとをペ
アで記憶している。この例では“友人”/“取引先”/
“会社”と云うグループを定義し、それぞれのグループ
に数人づつのアドレスが登録してある様子が示されてい
る。
【0026】署名データはこれとは別に記憶しており、
例えば、 署名データ[Signature 1] __/ 渡邊一嘉 _/ tel:03-1234-5679 PHS:070-51234567 署名データ[Signature 2] ____/ 渡邊一嘉 ___/ キャリオ株式会社 __/ kazwat@comlab.rd.cario.co.jp _/ tel:042-579-7410 FAX:7744 署名データ[Signature 3] Best Regards, Kazuyoshi WATANABE kazwat@comlab.rd.cario.co.jp と云った具合である。
【0027】従来の電子メールソフトウエアでは、メー
ル作成時に、宛先をアドレス帳から選択する。そして、
メールに添付する署名データはデフォルトに設定されて
いるものを使用するか、ユーザがデフォルト以外のもの
を必要に応じて選択することになる。
【0028】上述の例では、ファイル[Signature 1]
は私的な用途のメールに添付するためのデータであるた
め、個人の電話番号およびPHS電話番号を記載してい
る。また、署名データ[ Signature 2]の例では漢字
での個人名、会社名および会社の電話/FAX番号を記
してあり、ビジネス用途となる。
【0029】また、署名データ[Signature 3]の例
は[Signature 2]の例における日本語表記部分を英
語表記にしたものであって、ビジネス上で外国人とメー
ル交換する場合に使用する署名データに適している。
【0030】本実施例に示す発明では、メールを送付す
るにあたり、メールに添付する署名データは、上記のよ
うな各種署名データのうち、送付先に最適な署名データ
を付加できるようにすることを目的としており、具体的
には上記アドレス帳例に示した項目として、署名データ
の種別に対応して識別可能なように、フラグ情報を付加
できるフォームとしてアドレス帳のデータに追加できる
ようにしており、メールの送付先アドレスである宛先デ
ータを作成する際に、宛先の用途種別を登録できるよう
にすると共に、署名データにはこの宛先用途種別をフラ
グ情報として付加し、このフラグ情報を以て宛先対応の
署名データを選択可能に管理する機能をCPU1に持た
せた構成としてある。
【0031】このようなフラグ情報による関連付けを行
った場合のアドレス帳の例を、次に示す。
【0032】 ここで、フラグ情報としての“A”,“B”,“C”は
署名データ[Signature 1],[Signature 2],
[ Signature 3]に対応することを示している。つま
り、選んだ送信先のアドレスデータにおけるフラグ情報
が“A”であれば署名データとしては[ Signature
1]が選択され、選んだ送信先のアドレスデータにおけ
るフラグ情報が“B”であれば署名データとしては[ S
ignature 2]が選択され、選んだ送信先のアドレスデ
ータにおけるフラグ情報が“C”であれば署名データと
しては[ Signature 3]が選択されるよう、CPU1
に処理させるための仕組みが出来上がることになる。
【0033】ユーザがメール送信先をアドレス帳から選
択すべく、キー入力部4を操作して表示部2の画面に表
示されているアドレス帳ポップアップアイコンをクリッ
クすると、CPU1はアドレス帳のデータをメモリ3か
ら読み出し、表示部2にアドレス帳の内容を一覧表示す
る。ユーザがキー入力部4を操作してこの一覧の中から
所望のメール送信先を選択すると、CPU1はその選択
したメール送信先のデータにおけるフラグ情報を用い、
対応するフラグ情報を持つ署名データを選択してメール
本体に付加する。このように、予め、宛先とその宛先に
メールを送る場合に使用する署名データとを対応付けて
おき、メールの宛先を選択するとその送信先に対応付け
られている署名データをメール本体に付加するよう動作
する。
【0034】具体的に、詳細を説明する。本実施例で
は、アドレス帳と書名データおよびそれらの対応表は図
1に示すブロック図のメモリ3の宛先記憶部に蓄えられ
ている。CPU1はメール作成の指示に従い、新規メー
ル作成画面を用意し、キー入力部4からのデータによっ
てメールを作成する。ユーザから宛先入力の指示がある
と、指定されたニックネームに対応した宛先データと署
名データのフラグ情報がアドレス帳から呼び出され、宛
先はメールデータの該当部分に入力される。
【0035】署名データフラグ情報は特定署名データに
対応させたデータであって、例えば、宛先として「長
沼」氏が選択されたときには署名データフラグ情報は
“B”であり、このフラグ情報“B”に対応する署名デ
ータが選択される。この場合、フラグ情報“B”の対応
する署名データは[ Signature 2]であるから、当該
署名データの中味 がメール本文に付加されることになる。
【0036】図2は、このような署名添付動作の詳細を
示したフローチャートであり、メール作成モードにおい
て、ユーザが所望の内容のメール文を作成すべくキー入
力部4を操作すると、CPU1はその内容をメール文と
してメモリ3上に取り込むと共に、それを表示部2に表
示する(送信内容表示処理:ステップS1)。そして、
ユーザが送信指示をしたか否かをキー入力部4からの操
作入力からチェックし、送信指示がなければステップS
1の処理を繰り返す(ステップS2)。ユーザが送信指
示をすべくキー入力部4を操作すると、これを検知した
CPU1は次に送信先のメールアドレスが設定されてい
るか否かのチェックを行い(ステップS3)、設定され
ていればステップS6の処理に移り、ステップS4の処
理においては、CPU1はメールアドレスの入力待ちと
なり、メールアドレス入力画面を表示部2上に表示させ
る。そして、メールアドレスの決定が成されたかをチェ
ックし(ステップS5)、決定されていなければステッ
プS4の処理においては、CPU1はメールアドレスの
入力待ちとなり、メールアドレス入力画面を表示部2上
に表示させる。そして、メールアドレスの決定が検出さ
れるとステップS6の処理に移る。
【0037】ステップS6の処理においては、決定され
たメールアドレスがアドレス帳にカテゴライズされてい
るか否かをチェックし(ステップS6)、カテゴライズ
されていなけばステップS8の送信処理に移り、カテゴ
ライズされていればステップS7の処理に移る。
【0038】ステップS7の処理ではフラグ情報によ
り、署名データを作成し、メール本文に添付する。そし
て、ステップS8の送信処理に移る。送信処理ではメー
ル文を送信すべく制御することとなる。
【0039】このように、実施例1では、署名データを
フラグ情報付で宛先毎に予め登録しておくことができる
ようにしたので、登録された送信先の中から目的の送信
先を選択すれば、自動的に最適の署名データ選択してメ
ールに付加できるようになり、従って、メール作成時に
ユーザの手間をかけることなく、適切な署名ファイルを
付加してメールを送信することができる。例えば、外国
語圏の人に対して、漢字の署名を送るような事態を回避
できる。また、個人の携帯電話番号など、ビジネス上で
は公開したくないようなデータに関しても希望する宛先
には公開するように設定することが可能となる。
【0040】(実施例2)実施例1では予め用意した特
定のメールアドレス毎に予め用意した特定の署名データ
を対応付けるようにしたことで、送り先となる相手方の
メールアドレスを一覧の中から選択すれば、それに対応
する適切な署名データを選択できるようにしていたが、
実施例2では種々の項目要素を記載した一つの署名デー
タを用意し、“ビジネス(国内)”向け、“ビジネス
(海外)”向け、“プライベート”向けなど、カテゴリ
ー別にこの署名データ中のどの項目要素を採用するかを
設定登録できる構成とし、宛先対応にどのカテゴリーの
設定登録内容を使用するかを設定して署名データの内容
を種々の組み合わせで使用できるようにする例を説明す
る。
【0041】実施例2での必要なハードウエア構成は、
基本的には図1と変わらない。
【0042】本実施例では、メモリ2に図3に示す如き
構成の署名データを保持できるようにしてある。
【0043】図3においては、署名データの中味は 漢字表記の氏名(山田太郎)、アルファベット表記の氏
名(Taro YAMADA)、漢字表記ニックネーム(スマイリ
ー山田)、第1メールアドレス(t-yamada@abcdnet.ef
g.jp)、第2メールアドレス( yamada@hijkserve.lmn.
or.jp)、ユーザID(User ID:HIJK12345)、職場の
電話(TEL(Office):03-3***-0000)、職場のファックス
(FAX(Office):03-3***-0010)、個人電話(PHS(priva
te):050-****-0000)、漢字表記の会社名所属((株)
O×商事 営業部 第1営業課)、アルファベット表記
の会社名所属(MARUBATU TRADING CO.,LTD)と云った
具合に、記述してある。
【0044】そして、署名データには各項目に付随して
フォーマット別にどの項目を有効にするかを設定できる
ようにしてある。すなわち、カテゴリーが“ビジネス
(国内)”向け、“ビジネス(海外)”向け、“プライ
ベート”向け、の3種あったとして、図4に示すよう
に、“ビジネス(国内)”向けにはフォーマット“A”
を、“ビジネス(海外)”向けにはフォーマット“B”
を、“プライベート”向けにはフォーマット“C”を適
用するとメモリ3のアドレス帳メモリ領域に設定したと
すると、図3ではフォーマット“A”では署名データの
漢字表記の氏名(山田太郎)、第1メールアドレス(t-
yamada@abcdnet.efg.jp)、職場の電話(TEL(Office):0
3-3***-0000)、職場のファックス(FAX (Office):03-3
***-0010)、漢字表記の会社名所属((株)O×商事
営業部 第1営業課)が有効(“1”)と設定登録して
あり、他の項目は無効(“0”)と設定登録してあり、
フォーマット“B”では署名データのアルファベット表
記の氏名(Taro YAMADA)、、第1メールアドレス(t-
yamada@abcdnet.efg.jp)、職場の電話(TEL(Office):0
3-3***-0000)、職場のファックス(FAX(Office): 03-3
***-0010)、アルファベット表記の会社名所属(MARUBA
TU TRADING CO.,LTD)が有効(“1”)と設定登録し
てあり、他の項目は無効(“0”)と設定登録してあ
り、フォーマット“C”では署名データ中の漢字表記ニ
ックネーム(スマイリー山田)、第2メールアドレス
(yamada@hijkserve.lmn.or.jp)、ユーザID(User
ID:HIJK12345)、個人電話(PHS(private):050-****-
0000)が有効(“1”)と設定登録してあり、他の項目
は無効(“0”)と設定登録してある。
【0045】従って、署名データに種々の項目内容を埋
め込んでおき、そのうちのどの項目内容を使用するかを
フォーマット別に設定して、アドレス帳にはカテゴリー
別署名データフォマットを設定しておけば、宛先別にど
のフォーマットで署名データを付加するかを登録してお
くだけで、目的に合った内容の署名データをメールに付
加することができるようになる。
【0046】このような署名添付動作の詳細はフローチ
ャートで示すと実施例1で説明した図2と基本的には変
わらない処理で良い。
【0047】すなわち、メール作成モードにおいて、ユ
ーザが所望の内容のメール文を作成すべくキー入力部4
を操作すると、CPU1はその内容をメール文としてメ
モリ3上に取り込むと共に、それを表示部2に表示する
(送信内容表示処理:ステップS1)。そして、ユーザ
が送信指示をしたか否かをキー入力部4からの操作入力
からチェックし、送信指示がなければステップS1の処
理を繰り返す(ステップS2)。ユーザが送信指示をす
べくキー入力部4を操作すると、これを検知したCPU
1は次に送信先のメールアドレスが設定されているか否
かのチェックを行い(ステップS3)、設定されていれ
ばステップS6の処理に移り、ステップS4の処理にお
いては、CPU1はメールアドレスの入力待ちとなり、
メールアドレス入力画面を表示部2上に表示させる。そ
して、メールアドレスの決定が成されたかをチェックし
(ステップS5)、決定されていなければステップS4
の処理においては、CPU1はメールアドレスの入力待
ちとなり、メールアドレス入力画面を表示部2上に表示
させる。そして、メールアドレスの決定が検出されると
ステップS6の処理に移る。
【0048】ステップS6の処理においては、決定され
たメールアドレスがアドレス帳にカテゴライズされてい
るか否かをチェックし(ステップS6)、カテゴライズ
されていなけばステップS8の送信処理に移り、カテゴ
ライズされていればステップS7の処理に移る。
【0049】ステップS7の処理ではフラグ情報によ
り、署名データを作成し、メール本文に添付する。そし
て、ステップS8の送信処理に移る。送信処理ではメー
ル文を送信すべく制御することとなる。
【0050】このように、用意する署名データとして予
め種々の項目内容を埋め込んでおき、そのうちのどの項
目内容を使用するかをフォーマット別に設定して、アド
レス帳にはカテゴリー別署名データフォマットを設定し
ておけば、宛先別にどのフォーマットで署名データを付
加するかを登録しておくだけで、目的に合った内容の署
名データをメールに付加することができるようになる。
従って、個別に内容の異なる種々の署名データを用意せ
ずとも済むので、設定時のユーザのデータ入力の手間が
少なくて済み、操作が楽になる他、予め、カテゴリー別
に内容を選択してあるので、国内向け、海外向け、プラ
イベート向けなど、それぞれ適切な内容の署名データを
添付できるようになる。
【0051】(実施例3)実施例1、実施例2では予め
用意した特定のメールアドレス毎に予め用意した特定の
署名データを対応付けるようにしたことで、送り先とな
る相手方のメールアドレスを一覧の中から選択すれば、
それに対応する適切な署名データを選択できるようにし
ていたが、実施例3ではメールアドレスの国名部分によ
り漢字表記署名データとアルファベット表記署名データ
とを切り換えて選択できるようにした例を説明する。
【0052】実施例3での必要なハードウエア構成は、
基本的には図1と変わらない。
【0053】日本語でメールを送信した場合、受信者の
端末に備えられた電子メールソフトウエアは当然のこと
ながら、日本語環境である必要がある。そして、多くの
日本のインターネットドメインは、“jp”をアドレス
部分の最後に持っている。例えば、大学等の場合は“a
c.jp”、企業の場合は“co.jp”、政府機関の
場合は“go.jp”と云った具合であることは広く知
られているところである。
【0054】従って、外国語圏の人に対して漢字の署名
データを付加すると問題が起きそうなことは予測でき
る。従って、この場合、メールの送付先から考えても、
アルファベット表記署名データを使用しなければならな
いと判断できることになる。従って、実施例2では選択
したメールアドレスの国名部分の情報をもとに、漢字表
記の署名データとアルファベット表記の署名データとを
CPU1が切り換えて選択するよう、メモリ3に保持さ
せたソフトウエアを構成するものとする。
【0055】図5は、この動作を示したフローチャート
であり、メール作成モードにおいて、ユーザが所望の内
容のメール文を作成すべくキー入力部4を操作すると、
CPU1はその内容をメール文としてメモリ3上に取り
込むと共に、それを表示部2に表示する(送信内容表示
処理:ステップS11)。そして、ユーザが送信指示を
したか否かをキー入力部4からの操作入力からチェック
し、送信指示がなければステップS11の処理を繰り返
す(ステップS12)。ユーザが送信指示をすべくキー
入力部4を操作すると、これを検知したCPU1は次に
送信先のメールアドレスが設定されているか否かのチェ
ックを行い(ステップS13)、設定されていればステ
ップS16の処理に移り、ステップS14の処理におい
ては、CPU1はメールアドレスの入力待ちとなり、メ
ールアドレス入力画面を表示部2上に表示させる。そし
て、メールアドレスの決定が成されたかをチェックし
(ステップS15)、決定されていなければステップS
14の処理においては、CPU1はメールアドレスの入
力待ちとなり、メールアドレス入力画面を表示部2上に
表示させる。そして、メールアドレスの決定が検出され
るとステップS16の処理に移る。
【0056】ステップS16の処理においては、決定さ
れたメールアドレスのドメインデータが何であるかをチ
ェックすることにより、表示言語を判定する。そして、
ステップS17の処理に移る。
【0057】ステップS17の処理ではメモリ3におけ
る表示設定情報メモリ領域に記憶されている署名データ
中から対応する署名データを抽出する。そして、この抽
出した署名データをメール本文に添付し、その後、ステ
ップS18の送信処理に移る。送信処理ではメール文を
送信すべく制御することとなる。
【0058】すなわち、この実施例では、漢字表記の署
名データとアルファベット表記の署名データとを用意し
ておくと共に、メールの宛先のドメインに着目し、用意
した署名データのうちの漢字表記の署名データとアルフ
ァベット表記の署名データのいずれを使用するか判断
し、最適なものを添付するようにした。例えば、宛先の
ドメインが“jp”で終わっているか否かにより、漢字
データとアルファベットデータを切り換えるように制御
する。
【0059】署名データの例を次に示す。
【0060】次に示すように、署名データとしては文字
に日本語文字が混ざっている[Signature 11]とアル
ファベットのみの表記の[Signature 12]が用意され
たとする。
【0061】 [Signature 11] 渡邊一嘉 kazwat@comlab.rd.cario.co.jp [Signature 12] Best Regards, Kazuyoshi WATANABE kazwat@comlab.rd.cario.co.jp そして、宛先のドメインが“jp”で終わっているか否
かを判断し、ドメインが“jp”で終わっていれば漢字
表記データを採用すべく、[Signature 1]を採用し、
ドメインが“jp”で終わっていなければ、アルファベ
ットデータを採用すべく[Signature 2]を採用す
る。
【0062】そして、採用された方の署名データをメー
ル本体に付加することになる。
【0063】なお、一部例外的には、外国に滞在する日
本人宛のメールの例があるが、メール送信時もしくはメ
ール作成時に、明示的にユーザが署名ファイルを選択で
きるようにしても良い。
【0064】このように、実施例3では、署名データと
して、漢字表記/アルファベット表記の2つに絞り、メ
ールアドレスのドメインにある国表示部分のデータをも
とに署名データを選択するようにしたので、アドレス帳
で個別に関連付けを設定する手間を省くことができるよ
うになる。しかも、外国向けのメールに対しては漢字の
署名データを添付してしまう心配が全くなくなるので、
日本語文字を付加したがためにメールが文字化けしてし
まうと云った事態の発生を未然に防ぐことができる。
【0065】なお、実施例3においても実施例2の考え
方を踏襲することが可能であり、例えば、ビジネス(国
内)向けとビジネス(海外)向けのものを用意して、宛
先のドメインが“jp”で終わっていなければビジネス
(海外)向けのものを署名データとして用い、“jp”
で終わっていればビジネス(国内)向けのものを署名デ
ータとして用いるようにすると、大もとの署名データは
一つ用意すれば、個別に内容の異なる種々の署名データ
を用意せずとも済むので、ユーザのデータ入力の手間が
少なくて済み、操作が楽になる。また、実施例3ではア
ルファベット表記と漢字表示だけを例に示したが、フラ
ンス語表記、イタリア語表記、中国語表記など、様々な
言語表記に拡張することが可能で、同様に電子メールア
ドレス国名によってそれらを選択するようにしても良
い。
【0066】(実施例4)実施例3では、メールアドレ
スのドメインにおける国名部分により、漢字表記署名デ
ータとアルファベット表記署名データを切り替えて添付
するようにしたが、この実施例4では、漢字署名データ
を採用するか、アルファベット署名データを採用するか
を、メール本文中の文字コードにより選択するようにし
た例を説明する。
【0067】実施例4での必要なハードウエア構成も、
基本的には図1と変わらない。
【0068】この実施例4では、CPU1に漢字署名デ
ータを採用するか、アルファベット署名データを採用す
るかを、メール本文中の文字コードに応じて自動選択す
る機能を実行させるべく、メモリ3に保持させたソフト
ウエア構成とする。
【0069】この実施例では、メール本文作成後に署名
データを付加することになるので、例えば、キー入力部
4における送信ボタンを押したときに、これを検知した
CPU1が図6の署名選択ルーチンを呼び出して実行す
ることになる。
【0070】実際の署名データとしては、例えば、漢字
表記の署名データとして 署名データ[Signature 21] 渡邊一嘉 kazwat@comlab.rd.cario.co.jp また、アルファベット表記の署名データとして 署名データ[Signature 22] Best Regards, Kazuyoshi WATANABE kazwat@comlab.rd.cario.co.jp の如きが用意されている場合に、漢字表記データを採用
する場合には、[Signature 21]が、また、アルファ
ベット表記データを採用する場合には、[Signature 2
2]を選択してメール本体に添付する。
【0071】すなわち、CPU1はユーザが作成したメ
ール本文をチェックし、メール本文に日本語文字が使用
されているか否かを判断する(ステップS21)。その結
果、日本語文字が使用されていたならば漢字表記署名デ
ータ[Signature 21]を選択し、この選択した署名デ
ータをメール本文に添付する(ステップS21)。
【0072】一方、ステップS21でのチェックの結果、
日本語文字が使用されていないならば、アルファベット
表記署名データ[Signature 22]を選択し、この選択
した署名データをメール本文に添付する(ステップS2
3)。
【0073】これにより、送信しようとするメール本文
中の文字コードにより漢字署名データを採用するか、ア
ルファベット署名データを採用するかを、選択して添付
することができるようになる。
【0074】一般に、日本語電子メールは「ISO−2
022JP」なる規格の文字コードセットで書かれてい
ることが多い。この場合、“ESCコード”(Ox1
B:16進表記で“1B”)とそれに続く2文字で漢字
モードとアルファベットモード(ANK)を切り替える
ようになている。デフォルト状態ではアルファベットモ
ードであるため、仮に、全て英語で記入した場合には、
漢字モード(漢字イン)に一度も変更されないことにな
る。この場合には、文字コードの定義を“us-ascii”と
しても何ら問題は生じない。従って、漢字が使用された
か否かはメール本文のみで判断することができる。
【0075】以上、実施例4では、署名データとして、
漢字表記/アルファベット表記の2つに絞り、メール本
文に漢字コードが使用されているか否かに応じて署名デ
ータを選択するようにしたので、アドレス帳で個別に関
連付けを設定しなければならいような煩わしさを解消で
きる。しかも、外国向けのメールに対しては漢字の署名
データを付加してしまうような事態はなくなるので、メ
ールが文字化けして見えるようなことを未然に防ぐこと
ができる。また、外国滞在の日本人に対してもメール本
文を日本語で書けば、実質的に日本語署名が添付される
ことになり、受け取る日本人にとって、メールの可読性
を高めることができる。
【0076】以上は、漢字表記署名データやアルファベ
ット表記署名データなど、用意した幾つかの署名データ
の中からメール送付先の事情に合わせて最適な署名デー
タを自動的に選択して添付できるようにしたことによ
り、最適な署名データを、ユーザの手を煩わせることな
く、添付できるようにした例を示した。
【0077】ところで、電子メールに個人情報データを
記述したい場合もあるが、このような要求に対処できる
例を次に説明する。
【0078】電子メールに名刺代わりの個人情報データ
を添付したいことがある。そして、このような個人情報
データを記述するには、署名データの中で記載するか、
もしくは、ファイルとして用意されているデータを添付
するのが一般的である。
【0079】しかし、個人情報は送信相手先により、ど
こまで記述するかが変わる性質のものであり、従って、
メール送信先に応じて署名データの中味を吟味する必要
がある。そこで、一般向けの署名データを用意し、必要
に応じてこれに編集を加えて追加記述したり、削除した
り、変更したりして使用することが多いと考えられる
が、これでは利用に当たり、大変面倒である。故に、編
集は必要最小限の内容にとどめることとなって、十分に
目的を達成し得ない中途半端なものとなり勝ちである。
【0080】ところで、近年、“vCard”と呼ばれ
るメールへの親和性の高いフォーマットが公開され、近
い将来メールに添付された個人情報からPIMデータへ
自動的に展開することもできるようになると予測され
る。
【0081】これにより、電子メールに名刺としての個
人情報が添付できるようになり、ビジネス的には非常に
有効な手段となり得る。しかし、“vCard”のよう
なファイルとして用意してあるデータを添付する場合に
は、データの添付自体は容易となるが、例えば、自宅の
データなどのように公開したくないデータがある場合に
は、それらの内容を削除したファイルと分類の数だけ用
意する必要があり、様々な要求に応えにくい。また、英
語圏に対して日本語の個人情報を添付しても何の役にも
立たず、かえって読みにくくするだけである。このよう
に、必要な人に必要な内容を送るには非常に面倒なこと
になる。
【0082】そこで、個人情報を含む多彩な内容の署名
データを多数用意して目的に応じて最適な署名データを
自動選択できるようにした例を以下、説明する。
【0083】次に説明する実施例では必要な事項を網羅
した個人情報データを用意し、用途に応じてこの中から
必要な項目を自動的に抽出して電子メールに添付できる
ようにするものである。
【0084】ここでは、電子メールに個人情報を添付す
る場合、宛先のドメイン名に示された国名が日本の場合
に限って、漢字で書かれた個人情報ファイルを付加する
ようにする。宛先が日本以外と思われる場合は、英語表
記で作成されたファイルを添付する。
【0085】また、電子メールに個人情報を添付する場
合、メール本文に日本語文字コードセットが使用されて
いる場合に限り、漢字で書かれたファイルを添付する。
日本語文字コードセットが使用されていない場合は、英
語表記で作成されたファイルを添付する。
【0086】また、電子メールに添付する個人情報ファ
イルにおいて、電子メールの宛先によって添付する内容
を電子メールの送信時に選択可能とする。また、電子メ
ールに個人情報ファイルを添付する場合において、宛先
毎に予め公開する個人情報データの種類を記憶するテー
ブルを持つことで、電子メール送信時にユーザが意識す
ることなく、希望した情報を送信できるようにする。更
には、宛先毎に公開可能データを記憶する代わりに、グ
ループ化された宛先毎に公開する個人情報データの種類
を記憶するようにする。
【0087】(実施例5)実施例5を説明する。本実施
例においても、ハードウエア構成は図1に示した如きの
ものを採用している。
【0088】電子メール用のソフトウエアの場合、多く
はメールの宛先を記憶するアドレスブックを持つ。例え
ば、 [友人] sohma@untlers.or.jp 「相馬」 nanami@jupitlo.or.jp 「七海」 daisuke@estplse.or.jp 「市川」 [取引先] dunga@cap.national.bra 「Dunga」 bajyo@juntel.or.it 「Bajyo」 bonhov@seria.beer.de 「Bonhov」 zidan@serria.wine.fr 「Zidan」 [会社] okada@comlob.rd.cario.co.jp 「岡田」 mario@comlob.rd.cario.co.jp 「マリオ」 naganuma@cmh.rd.cario.co.jp 「長沼」 と云った具合に、メールアドレスとニックネームをペア
で記憶している。この例では“友人”/“取引先”/
“会社”と云う3種のグループを定義し、更にそれぞれ
に数人づつのアドレスが登録してあるとする。
【0089】個人データはファイルとして記憶してお
り、“vCard”を利用して全個人データと公的デー
タと私的データとを用意したとして例えば、以下のよう
になる。ここで、全個人データは以下のvCard-1であ
り、“alldata.cvf”なるファイル名で保存されてお
り、また、公的データは、以下のvCard-2であり、“pub
lic.cvf”なるファイル名で保存されており、また、私
的データは、以下のvCard-3であり、“private.cvf”な
るファイル名で保存されている様子を示している。
【0090】[全個人データ]vCard-1 ファイル名[alldata.cvf] BIGIN:VCARD N:小幡慶二;;党総裁 ORG:キャリオ株式会社;自由民権党 TITLE:内閣総理大臣 TEL;WORK;VOICE:+81(42)579-7410 TEL;HOME;VOICE:+81(3)8555-6715 TEL;CELL;VOICE:+81(070)5123-3757 TEL;WORK;FAX:+81(42)579-4567 ADR;WORK:;;一番町1-1-1;千代田区;東京都;100-0001;日
本 ADR;HOME:;;栄町3-2-1;羽村市;東京都;205-8555;日本 URL:http://www.cabinet.or.jp ROLE:政治家 EMAIL;PREF;INTERNET:obata@cario.co.jp EMAIL;INTERNET:obata@party.or.jp END:VCARD [公的データ]vCard-2 ファイル名[public.cvf] BIGIN:VCARD N:小幡慶二;;党総裁 ORG:キャリオ株式会社;自由民権党 TITLE:内閣総理大臣 TEL;WORK;VOICE:+81(42)579-7410 TEL;WORK;FAX:+81(42)579-4567 ADR;WORK:;;一番町1-1-1;千代田区;東京都;100-0001;日
本 URL:http://www.cabinet.or.jp ROLE:政治家 EMAIL;PREF;INTERNET:obata@cario.co.jp END:VCARD [私的データ]vCard-3 ファイル名[private.cvf] BIGIN:VCARD VERSION:2.1 N:小幡慶二 TEL;HOME;VOICE:+81(3)8555-6715 TEL;CELL;VOICE:+81(070)5123-3757 ADR;HOME:;;栄町3-2-1;羽村市;東京都;205-8555;日本 EMAIL;INTERNET:obata@party.or.jp END:VCARD なお、個人情報として全個人データ、私的データ、公的
データの3種の例を示したが、場合によっては更に別の
内容の個人情報を用意する必要が生じることがある。電
子メール作成者は必要に応じてこれらのファイルをメー
ルに添付することになるが、添付ファイルの中味をいち
いち確認する必要があり、操作として繁雑であるし、操
作ミスによる誤り発生も予測される。
【0091】本発明では、送付先に適した個人情報ファ
イルを自動的に添付できるようにすることを目的として
いる。その仕組みとして、具体的にはアドレス帳の項目
の一つとして個人情報ファイルの対応関係情報を記憶す
る部分を設けており、これを参照して全個人データ、私
的データ、公的データの3種のうちから、最適な個人情
報を自動的に選択してメール本文に付加する機能をCP
U1が実現するように、メモリ3のソフトウエアを構成
しているものとする。この実施例においても、ハードウ
エアの基本的構成は図1のものを踏襲する点は従前の実
施例と変わりない。
【0092】全個人データ、私的データ、公的データの
3種の個人情報のうち、どのデータを使用するか、関連
付けを行った場合のアドレス帳の例を次に示す。
【0093】 ----------------------------------------------- ニックネーム Mail Address 個人情報データ ----------------------------------------------- 相 馬 sohma@untlers.or.jp private.vcf 七 海 nanami@jupitlo.or.jp private.vcf 市 川 daisuke@estplse.or.jp private.vcf Dunga dunga@cap.national.bra alldata.vcf Bajyo bajyo@juntel.or.it alldata.vcf Bonhov bonhov@seria.beer.de alldata.vcf Zidan zidan@serria.wine.fr alldata.vcf 岡 田 okada@comlob.rd.cario.co.jp public.vcf マリオ mario@comlob.rd.cario.co.jp public.vcf 長 沼 naganuma@cmh.rd.cario.co.jp public.vcf この例では、“sohma@untlers.or.jp”なるメールアド
レスの相馬氏に送るメールについて付加する個人情報デ
ータはファイル名“private.vcf”の個人データファイ
ルであり、“nanami@jupitlo.or.jp”なるメールアドレ
スの七海氏に送るメールについて付加する個人情報デー
タはファイル名“private.vcf”の個人データファイル
であり、“daisuke@estplse.or.jp”なるメールアドレ
スの市川氏に送るメールについて付加する個人情報デー
タはファイル名“private.vcf”の個人データファイル
であり、“dunga@cap.national.bra”なるメールアドレ
スの市川氏に送るメールについて付加する個人情報デー
タはファイル名“alldata.vcf”の個人データファイル
であり、“okada@comlob.rd.cario.co.jp”なるメール
アドレスの岡田氏に送るメールについて付加する個人情
報データはファイル名“public.vcf”の個人データファ
イルであり、…と云ったように、どのアドレスに対して
どの個人情報データファイルが付加されるかをアドレス
帳に登録できるようにしてある。
【0094】そして、このような登録をしてあれば、ユ
ーザがメール送信先をアドレス帳から選択した時に、C
PU1は送信先に対応付けられている個人情報データフ
ァイルをメール本体に付加するよう動作する。尚、送信
時に自動添付する構成としても良い。
【0095】すなわち、図1に示すブロック図の構成に
よる本装置においては、アドレス帳と個人情報データフ
ァイルおよびそれらの対応表はメモリ3の宛先記憶部に
蓄えられている。CPU1はメール作成の指示に従い、
新規メール作成画面を用意して表示部2に表示し、これ
を見たユーザによるキー入力部4の操作による当該キー
入力部4からのデータによってメールを作成する。
【0096】メールが作成され、キー入力部4の操作に
よるユーザから宛先入力の指示があると、CPU1は指
定されたニックネームに対応した宛先データと個人情報
データファイルのファイル名をアドレス帳から呼び出
し、宛先についてはメールデータの該当部分に付加す
る。
【0097】個人情報データファイル名は上述したよう
に、個人情報が記入されたファイルであって、例えば宛
先としてマリオ氏が選択された場合は、アドレス帳に設
定された情報からCPU1は“public.vcf”と云うファ
イルを選択し、vCard−2のデータをメールに添付
するように処理することになる。これによって、ユーザ
は煩わしい入力や指定をいちいち実行することなく、送
信するメールに最適な個人情報を自動的に添付できるよ
うになる。
【0098】尚、上記の例の場合、個人情報を添付する
に当たり、上記“public.vcf”と云うファイルには日本
語文字コードセットが使用されているので特に英語圏へ
のメールであるときには問題になる。このような場合に
対処するには、個人情報ファイルとして、アルファベッ
ト記述のものも用意すると良い。
【0099】次の例は全個人データvCard-4として“ ov
erseas.cvf”なるファイル名のvCard用個人情報フ
ァイル例である。
【0100】[全個人データ]vCard-4 ファイル名[overseas.cvf] BIGIN:VCARD N:Obata;Keiji;;CEO ORG:Cario Co.,Ltd;Jiyu minken Party TITLE:Prime Minister TEL;WORK;VOICE:+81(42)579-7410 TEL;HOME;VOICE:+81(3)8555-6715 TEL;CELL;VOICE:+81(070)5123-3757 TEL;WORK;FAX:+81(42)579-4567 ADR;WORK:;;Itibancyo 1-1-1;Chiyoda-ku;Tokyo;100-00
01;Japan ADR;HOME:;;Sakae-cho 3-2-1;Hamura-shi;Tokyo;205-85
55;Japan URL:http://www.cabinet.or.jp ROLE:politician EMAIL;PREF;INTERNET:obata@cario.co.jp EMAIL;INTERNET:obata@party.or.jp END:VCARD このような、アルファベット表記の個人情報データファ
イルを用意して、外国語圏のアドレスに対しては“over
seas.cvf”と云うファイルを添付するように指定すれ
ば、CPU1は外国語圏のアドレスを指定したメールに
ついては当該“overseas.cvf”と云うファイルを添付す
るように処理することとなるので、英語圏向けの個人情
報ファイルとして英文メールに対しての親和性も良くす
ることができる。
【0101】以上この実施例5では、種々の用途向けに
それぞれ内容を変えた個人情報ファイルを複数用意し、
通信相手を登録するアドレス帳に相手を登録する際に、
どの個人情報ファイルを添付するか、宛先毎に予め登録
しておくことができるようにしたので、宛先を指定すれ
ば添付する個人情報ファイルは一義的に決定されて自動
的に添付されることになるから、メール作成時にユーザ
の手間をかけることなく適正な個人情報ファイルを添付
してメールを送信することができるようなる。
【0102】また、例えば、外国語圏の人に対して漢字
の個人情報ファイルを添付してメールを送信すると云っ
たことが無くなり、また、個人の携帯電話番号など、ビ
ジネス上では公開したくないようなデータに関しても希
望する宛先には公開するように設定することが可能にな
る。
【0103】(実施例6)実施例5では、メールアドレ
スに個人情報ファイルを対応させることで適切な個人情
報ファイルを自動選択するようにしていたが、これには
どの個人情報ファイルを使用するか、宛先別の設定が一
度は必要である。しかし、個人情報ファイルの種類が、
日本語表記の場合とアルファベット表記の場合の2種程
度の場合にはこのような宛先別の設定も皆無にしてしま
う方法もある。
【0104】すなわち、この実施例6ではメールアドレ
スの国名部分を利用して、日本語圏の相手なのか、外国
語圏の相手なのかを判別し、それに応じて漢字表記デー
タとアルファベット表記データを切り替えるようにする
ことを特徴としている。尚、本実施例においても、ハー
ドウエア構成は図1に示した如きのものを採用してい
る。
【0105】日本語でメールを送信した場合、受信者の
電子メールソフトウエアは当然のことながら日本語環境
である必要がある。多くの日本のインタネットドメイン
は“jp”をアドレス部分の最後に持っている。
【0106】例えば、大学等の場合は“ac.jp”、
企業の場合は“co.jp”、政府機関の場合は“g
o.jp”となっていることは良く知られている。従っ
て、実施例5における効果の中で示した外国語圏の人に
対して漢字の個人情報ファイルを添付するようなこと
は、多くの場合、メール送付先からでも回避できること
になる。
【0107】図7はこの動作を示したフローチャートで
あり、宛先がjpで終わっているか否かをチェックして
(ステップS31)、その結果に応じて漢字表記(日本
語表記)の個人情報データとアルファベット表記の個人
情報データを切り替える。
【0108】つまり、宛先がjpで終わっている場合に
は漢字表記の個人情報データをメール本文に添付し(ス
テップS32)、宛先がjpで終わっていない場合には
アルファベット表記の個人情報データをメール本文に添
付するようにする(ステップS33)。
【0109】図7において、漢字表記データを採用する
場合には、次に示すように、個人情報ファイル例とし
て、 [日本語表記] BIGIN:VCARD VERSION:2.1 N:小幡慶二;;党総裁 ORG:キャリオ株式会社;自由民権党 TITLE:内閣総理大臣 TEL;WORK;VOICE:+81(42)579-7410 TEL;WORK;FAX:+81(42)579-7744 ADR;WORK:;;一番町1-1-1;千代田区;東京都;100-0001;日
本 EMAIL;INTERNET:obata@cario.co.jp END:VCARD があり、英語表記例として [英語表記] BIGIN:VCARD N:Obata;Keiji;;CEO ORG:Cario Co.,Ltd;Jiyu minken Party TITLE:Prime Minister TEL;WORK;VOICE:+81(42)579-7410 TEL;HOME;VOICE:+81(42)579-7744 TEL;CELL;VOICE:+81(070)5123-3757 TEL;WORK;FAX:+81(42)579-4567 ADR;WORK:;;Itibancyo 1-1-1;Chiyoda-ku;Tokyo;100-00
01;Japan ADR;HOME:;;Sakae-cho 3-2-1;Hamura-shi;Tokyo;205-85
55;Japan EMAIL;PREF;INTERNET:obata@cario.co.jp END:VCARD がある場合に、漢字表記個人情報データを採用する場合
には前者を、そして、アルファベット表記データを採用
する場合には後者をメール本体に添付することになる。
【0110】一部例外的には外国に滞在する日本人に宛
ててのメール送信があるが、メール送信時もしくは、メ
ール作成時に明示的にユーザが添付ファイルを選択でき
るようにしてもよい。
【0111】実施例6では、個人情報ファイルとして、
漢字表記/アルファベット表記の2つに絞り、送り先の
メールアドレスに含まれる情報をもとに、添付する個人
情報データを自動選択するようにしたので、アドレス帳
で個別に関連付けを設定するような手間を無くすことが
できる。
【0112】しかも、外国向けのメールに対して漢字の
個人情報ファイルを付加するようなことが無くなるの
で、データが文字化けして見えるようなことを防止でき
る。
【0113】以上の実施例6では英語表記と漢字表記の
みを例にあげたが、例えば、フランス語表記、イタリア
語表記、、ドイツ語表記、中国語表記、等種々拡大して
利用することが可能である。また、同様に電子メールア
ドレス国名によってそれらを選択するようにしても良
い。
【0114】(実施例7)実施例6では、メールアドレ
スの国名部分により漢字表記データとアルファベットデ
ータを切り替えるようにしたが、本実施例7では漢字表
記個人データを採用するか、アルファベット表記データ
を採用するかを本文の文字コードにより選択するように
する。尚、本実施例においても、ハードウエア構成は図
1に示した如きのものを採用している。
【0115】この実施例の場合、本文作成後に個人情報
ファイルを添付することになるので、例えば、送信ボタ
ンを押したときに図8に示す如きの個人情報ファイル添
付ルーチンが呼び出され、CPU1によって実行される
ことになる。
【0116】実際の個人情報ファイルとしては、漢字表
記データを採用する場合には実施例6で示した日本語表
記のVcardファイルを、また、アルファベットデー
タを採用する場合には実施例6で示した日本語表記のV
cardファイルを、メール本体に添付する。
【0117】一般に、日本語電子メールはISO‐20
22JPと呼ばれる文字コードセットで書かれているこ
とが多い。この場合、“ESC”コード(OX1B)とそれ
に続く2文字で漢字モードとアルファベット(ANK)
文字を切り替えるようになっている。デフォルト状態で
はアルファベットモードであるため、仮に全て英語で記
入した場合には、漢字モード(漢字イン)に一度も変更
されないことになる。この場合には、文字コード定義を
“ use ascii”としても何ら問題は生じない。従って、
漢字が使用されたか否かはメール本文のみで判断するこ
とができる。
【0118】この実施例では、個人情報ファイルとし
て、漢字表記/アルファベット表記の2つに絞り、メー
ル本文に漢字コードが使用されているか否かによって個
人情報ファイルを選択するようにしたので、アドレス帳
で個別に関連付けを設定するような手間をなくすことが
できるようになる。しかも、外国向けのメールに対して
は誤って漢字の個人情報ファイルを添付してしまう心配
がなくなり、従って、データが文字化けを起こすような
事態を未然に防ぐことができるようになる。また、外国
滞在の日本人に対してもメール本文を日本語で書けば日
本語情報ファイルが添付されることになり、データの可
読性を高めることができるようになる。
【0119】なお、この実施例において、メール本文に
より、添付する個人情報ファイルをアルファベット表記
とするか、漢字表記とするかを判断するようにしたが、
サブジェクト(subject)欄も同時に確認するようにし
ても良い。サブジェクトのみのメールでも対応可能にな
る。また、日本語/英語以外の言語でメールを作成する
場合にはメールソフトウエアが対応していることは前提
であるとしても、実質的に文字コードセットを定義する
必要があり、この文字コード定義によっても、例えば、
フランス語表記、イタリア語表記、中国語表記などに対
応するように拡張できるものであることは云うまでもな
い。
【0120】(実施例8)電子メールに個人情報ファイ
ルを添付する場合、用途別に項目を異ならせた種々のフ
ァイルを用意するのはファイル作成が大変であり、ま
た、ユーザが内容別に管理したり、メンテナンスをする
ことも極めて大変で過大な労力を費やさねばならない。
従って、全ての情報を記載した唯一の元データを用意し
てその中のどの項目を含めるか、宛先別に選択できるよ
うにすると便利である。
【0121】そこで、この実施例ではに全ての情報を記
載した唯一の元データを用意してその中のどの項目を含
めるか、宛先別に設定できるようにして、メール送信時
にそれぞれの設定項目の内容を持つ個人情報ファイルを
自動生成してメールに添付することができるようにした
例を説明する。尚、本実施例においても、ハードウエア
構成は図1に示した如きのものを採用している。
【0122】[個人データの例] BIGIN:VCARD N:小幡慶二;;党総裁 ORG:キャリオ株式会社;自由民権党 TITLE:内閣総理大臣 TEL;WORK;VOICE:+81(42)579-7410 TEL;HOME;VOICE:+81(3)8555-6715 TEL;WORK;FAX:+81(42)579-4567 ADR;WORK:;;一番町1-1-1;千代田区;東京都;100-0001;日
本 ADR;HOME:;;栄町3-2-1;羽村市;東京都;205-8555;日本 EMAIL;HOME;INTERNET:obata@cario.co.jp EMAIL;INTERNET:obata@party.or.jp END:VCARD 個人情報として登録されているデータがこのようなもの
であったとする。メール送信時に個人情報ファイルの添
付が指示された場合、CPU1は図9のようなデータ選
択用のポップアップ画面を表示部(ディスプレイ)2に
表示する。すなわち、データ選択用のポップアップ画面
は、“氏名”、“所属”、“役職”、“電話(個
人)”、“FAX(個人)”、“郵便番号(個人)”、
“電子メール(個人)”、“住所(個人)”、“電話
(会社)”、“FAX(会社)”、“郵便番号(会
社)”、“住所(会社)”、“電子メール(会社)”な
どの項目がチェックボックスと共に表示してあり、どの
項目の内容を採用するかをこの画面上で設定することが
できるようになっている。
【0123】メール作成者は、マウスなどを操作して送
信したい個人情報のチェックボックスをマークし、送信
ボタンを押す。するとCPU1はこのマークした項目対
応の内容を個人データ中から抽出し、この抽出した内容
からなる署名データを生成してメール本文に添付する。
【0124】図9の例では、“氏名”、“個人電話番
号”、“個人電子メールアドレス(個人E-MAIL addres
s)”、“会社電子メールアドレス(会社E-MAIL addres
s)”、が選択されている。従って、送信されるデータ
は BIGIN:VCARD N:小幡慶二;;党総裁 TEL;HOME;VOICE:+81(3)8555-6715 EMAIL;HOME;INTERNET:obata@cario.co.jp EMAIL;INTERNET:obata@party.or.jp END:VCARD となる。
【0125】この実施例では、メール送信時に個人情報
ファイルの添付指示を行った場合に、個人情報データ中
のどの項目の情報からなる署名データを作成して添付す
るかを、データ選択画面を表示してユーザに選択させる
ようにしたものであり、予め各項目の内容が記述されて
用意されている中から、送信するデータ項目を送信時に
選択するようにしたので、メールに個人情報を添付する
にあたり、必要な項目内容をいちいち入力するよりは添
付が容易になる。
【0126】また、データを選択的に送信するので、必
要なデータのみの添付にとどめることができ、セキュリ
ティ上、好ましい。また、送信先毎に添付する個人情報
ファイルの種類に関して細かな対応が可能となる。個人
情報ファイルはマスタ版として唯一つ用意すれば後はそ
れを利用できるので、データのメンテナンスが容易であ
る。
【0127】すなわち、ファイルを複数用意しなければ
ならない場合には、所属が変わった場合など、変更が生
じれば各ファイルを個別に手直しなければならず、修正
に手間取ることになり、またミスも起こし易くなるが、
この実施例によればその心配が少ない。
【0128】(実施例9)実施例8では、マスタ版とし
ての各種個人情報データを集めたファイルを一つ用意
し、メール送信時に個人情報を付加する場合には選択画
面を提示して、個人情報中のどの項目のデータを付加す
るかをユーザに選択させ、その選択された項目該当のデ
ータをメールに添付して送信するようにしたものである
が、メール送信毎にいちいち、どの項目のデータを付加
するかを選択しなければならいないのはユーザに負担と
なる。これを軽減するようにした実施例を次に実施例9
として説明する。尚、本実施例においても、ハードウエ
ア構成は図1に示した如きのものを採用している。
【0129】ここでは、個人情報データを添付する場合
のために、送信毎に個人情報データのうちのどの項目を
添付するかを予め記憶する手段を持つ。この記憶手段
は、図1の構成におけるメモリ3内に置く。
【0130】そして、この記憶手段には例えば、図10
に示す如く、ニックネームとその人のメールアドレスそ
して、その人にメールを送る場合に、個人情報データの
うちの何の項目を添付するかを個別に登録できるように
してある。個人情報データのうちの選択できる添付項目
は、“1”から“11”まで例として掲げてあるが、因
みに、“1”は氏名、“2”は所属、“3”は役職、
“4”は電子メール、“5”は電話(個人)、“6”は
FAX(個人)、“7”は住所(個人)、“8”は電話
(会社)、“9”はFAX(会社)、“10”は住所
(会社)、“11”は電子メール(会社)である。
【0131】すなわち、図10の場合、ニックネーム
“相馬”さんのメールアドレスが“ sohma@untlers.or.
jp”であり、送信時には“氏名”、“電子メールアドレ
ス”、“個人電話番号”、“個人ファックス番号”、
“個人住所”が、また、ニックネーム“七海”さんのメ
ールアドレスが“nanami@jupitlo.or.jp”であり、送信
時には“氏名”、“電子メールアドレス”、“会社電話
番号”、“会社ファックス番号”、“会社住所”、“会
社電子メールアドレス”が、また、ニックネーム“市
川”さんのメールアドレスが“ daisuke@estplse.or.j
p”であり、送信時には“氏名”、“電子メールアドレ
ス”、“会社電話番号”、“会社ファックス番号”、
“会社住所”、“会社電子メールアドレス”が、と云う
具合に、メールに添付して送信する情報を何にするかを
登録してある。
【0132】従って、“相馬”さんにメールを送る場合
には宛先として“相馬”さんを指定すると、CPU1は
“氏名”、“電子メールアドレス”、“個人電話番
号”、“個人ファックス番号”、“個人住所”をアドレ
ス帳からピックアップしてこれらがデータとして自動的
にメールに添付することになる。
【0133】この実施例の場合、アドレス帳の入力時に
手間が増えるが、細かな対応が可能であり、一度設定し
てしまえば後は何も考える必要がないので、便利であ
る。
【0134】この実施例によれば、アドレス帳への登録
時に開示する個人情報データファイルの種類を選択する
ようにしたので、一度登録してしまえばその後の送信時
に手間がかからない。データを選択的に送信するので、
必要なデータのみの添付にとどめることができて、セキ
ュリティ上、好ましい。また、個人情報ファイルは唯一
のものとなるので、データのメンテナンスが容易であ
る。所属が変わった場合など、ファイルを複数用意しな
ければならない場合には、修正が手間取ることになり、
またミスも起こし易いが本発明ではその心配がない。
【0135】(実施例10)実施例9では送信アドレス毎
に個人情報ファイル項目の添付可否をメモリ3に記憶す
るようにしていたが、この実施例10ではメールアドレ
スを幾つかのグループに分けてそのグループ毎の管理を
行うようにする例を説明する。尚、本実施例において
も、ハードウエア構成は図1に示した如きのものを採用
している。
【0136】すなわち、図11の如きであって、例え
ば、ニックネーム別にするのではなく、“友人”、“取
引先”、“会社”といったジャンル別にする。
【0137】ここでも実施例9と同様、個人情報データ
を添付する場合のために、送信毎に個人情報データのう
ちのどの項目を添付するかを予め記憶する手段を持つ。
この記憶手段は、図1の構成におけるメモリ3内に置
く。
【0138】そして、この記憶手段には例えば、図11
に示す如く、上記ジャンル別分類とそのジャンルに入る
人のメールアドレス、そして、そのジャンルの人にメー
ルを送る場合に、個人情報データのうちの何の項目を添
付するかを個別に登録できるようにしてある。
【0139】個人情報データのうちの選択できる添付項
目は、“1”から“11”まで例として掲げてあるが、
因みに、“1”は氏名、“2”は所属、“3”は役職、
“4”は電子メール、“5”は電話(個人)、“6”は
FAX(個人)、“7”は住所(個人)、“8”は電話
(会社)、“9”はFAX(会社)、“10”は住所
(会社)、“11”は電子メール(会社)である。
【0140】例えば、図11の例の場合、“友人”のジ
ャンルにおけるメールアドレスが“sohma@untlers.or.j
p”、“nanami@jupitlo.or.jp”、“daisuke@estplse.o
r.jp”の場合は、送信時には“氏名”、“電子メールア
ドレス”、“個人ファックス番号”、“個人住所”、
“会社電話番号”が、そして、“取引先”のジャンルに
おけるメールアドレスが“ dunga@cap.national.br
a”、“ bajyo@juntel.or.it ”、“ bonhov@seria.bee
r.de”、“zidan@serria.wine.fr”の場合は、送信時に
は“氏名”、“所属”、“役職”、“電子メールアドレ
ス”、“会社電話番号”、“会社ファックス番号”、
“会社メールアドレス”が、そして、“会社”のジャン
ルにおけるメールアドレスが、“ okada@comlob.rd.car
io.co.jp”、“ mario@comlob.rd.cario.co.jp”、 “n
aganuma@cmh.rd.cario.co.jp”の場合は、送信時には
“氏名”、“所属”、“役職”、“電子メールアドレ
ス”、“個人電話番号”、“個人ファックス番号”、
“会社メールアドレス”が、と云う具合に、メールに添
付して送信する情報を何にするかを登録してある。
【0141】従って、“友人”のジャンルに属している
“相馬”さんにメールを送る場合にはCPU1は“氏
名”、“電子メールアドレス”、“個人電話番号”、
“個人住所”、“会社電話番号”をアドレス帳からピッ
クアップしてこれらをデータとして自動的に添付するこ
とになる。
【0142】この実施例の場合、アドレス帳の入力時に
グループ別に情報を入力する必要があり、その分、手間
が増えるが、分類毎に細かな対応が可能であり、一度設
定してしまえば後は何も考える必要がないので、後の使
い勝手は大変便利である。
【0143】このように、この実施例によれば、個人情
報は項目全てを網羅した内容のものを用意し、また、メ
ールの宛先をグループ分けし、各グループ別に個人情報
中のどの項目内容を利用するかをアドレス帳へのグルー
プ登録にあたり設定登録することにより、メールに開示
する個人情報データの中味を選択できるようにしたの
で、一度登録してしまえばその後の送信時に手間がかか
らない。また、データを選択的に送信するので、必要な
データのみの添付にとどめることができて、セキュリテ
ィ上、好ましい。また、用意する個人情報ファイルは唯
一のものとなるので、データのメンテナンスが容易であ
る。従って、所属が変わるなど、内容に変更のあった場
合などでは、ファイルを複数用意しているケースにあっ
ては修正が大変であり、またミスも起こし易いが本発明
ではそのような心配がない。
【0144】本発明は、署名データを宛先のアドレス情
報に関連付けて記憶しておき、作成したメールのアドレ
スが決定されたならば、そのアドレス情報から添付する
署名データを選択するようにしたので、電子メールに付
加する署名データを、用途や目的別に最適なものを誤り
無く選択してメールに添付できるようになる電子メール
作成装置および作成方法を提供することができる。
【0145】以上、種々の実施例を説明したが、本発明
は上述した実施形態に限定されるものではなく、実施形
態に記載した手法は、種々変形して実施可能である。ま
た、実施の形態における各実施例で説明した手法は、コ
ンピュータにて読み取り可能で、且つ、コンピュータに
て実行させることのできるプログラムとして、磁気ディ
スク(フロッピーディスク、ハードディスクなど)、光
ディスク(CD−ROM、DVDなど)、半導体メモリ
などの記録媒体に格納して頒布することもできる。
【0146】
【発明の効果】以上、詳述したように、電子メールに付
加する署名データを、用途や目的別に最適なものを誤り
無く選択してメールに添付できるようになる電子メール
作成装置および作成方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一具体例の全体構成を示すブロック
図。
【図2】本発明装置における署名添付動作の詳細を示す
フローチャート。
【図3】本発明装置におけるメモリ2に保持した署名デ
ータの構成例を示す図。
【図4】本発明装置における署名データでの各項目に付
随してフォーマット別にどの項目を有効にするかを設定
できるようにしたテーブル例を示す図。
【図5】実施例3における本発明装置での署名選択ルー
チンを示すフローチャート。
【図6】実施例4における本発明装置での署名選択ルー
チンを示すフローチャート。
【図7】実施例6における本発明装置での署名選択ルー
チンを示すフローチャート。
【図8】実施例7における本発明装置での個人情報ファ
イル添付ルーチンを示すフローチャート。
【図9】実施例7における本発明装置でのデータ選択用
のポップアップ画面の表示例を示す図。
【図10】実施例9における本発明装置での記憶手段
(メモリ)記憶例を示す図。
【図11】実施例10における本発明装置での記憶手段
(メモリ)記憶例を示す図。
【符号の説明】
1…CPU(プロセッサ)、2…表示部(ディスプレ
イ)3…メモリ、4…キー入力部(若しくはタッチパネ
ル等)。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年9月29日(1999.9.2
9)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 電子メール作成装置および電
子メール作成方法およびコンピュータによる読み取りお
よび実行可能な電子メール作成プログラムを記憶した媒
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はネットワークで利用
される電子メールの添付署名を、不都合の無い内容で作
成添付できるようにした電子メール作成装置および電子
メール作成方法およびコンピュータによる読み取りおよ
び実行可能な電子メール作成プログラムを記憶した媒体
に関するものである。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】そこで、この発明の目的とするところは、
電子メールに付加する署名データを、用途や目的別に最
適なものを誤り無く選択してメールに添付できるように
する電子メール作成装置および電子メール作成方法およ
びコンピュータによる読み取りおよび実行可能な電子メ
ール作成プログラムを記憶した媒体を提供することにあ
る。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年3月21日(2000.3.2
1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 電子メール作成装置およびコ
ンピュータおよび電子メール作成方法および電子メール
作成プログラムを記憶した媒体
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はネットワークで利用
される電子メールの添付署名を、不都合の無い内容で作
成添付できるようにした電子メール作成装置およびコン
ピュータおよび電子メール作成方法および電子メール作
成プログラムを記憶した媒体に関するものである。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】そこでこの発明の目的とするところは、電
子メールに付加する署名データを、用途や目的別に最適
なものを誤り無く選択してメールに添付できるようにす
る電子メール作成装置およびコンピュータおよび電子メ
ール作成方法および電子メール作成プログラムを記憶し
た媒体を提供することにある。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は次のように構成する。すなわち、それぞれ
特定言語の文字を使用して作成され、メールに付加する
複数種の署名データを記憶する署名データ記憶手段と、
特定言語の文字を使用して作成されたメール本文を記憶
するメール文記憶手段と、前記メール文をチェックし、
いずれの特定言語の文字を使用した文であるかを特定す
るチェック手段と、前記チェック手段によって特定され
る言語による表記の署名データを前記複数種の署名デー
タ中から選択し、メールに付加する処理手段とを備える
ことを特徴とする。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】このような構成によれば、電子メールを作
成する場合に、メールに付加する複数種の署名データを
それぞれ特定言語の文字を使用して作成して記憶してお
き、作成したメール文はチェック手段によりチェックし
て、いずれの特定言語の文字を使用した文であるかを特
定すると共に、その特定したメール文には前記特定した
言語による表記の署名データを前記複数種の署名データ
中から選択して付加する。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0074
【補正方法】変更
【補正内容】
【0074】一般に、日本語電子メールは「ISO−2
022JP」なる規格の文字コードセットで書かれてい
ることが多い。この場合、“ESCコード”(Ox1
B:16進表記で“1B”)とそれに続く2文字で漢字
モードとアルファベットモード(ANK)を切り替える
ようになっている。デフォルト状態ではアルファベット
モードであるため、仮に、全て英語で記入した場合に
は、漢字モード(漢字イン)に一度も変更されないこと
になる。この場合には、文字コードの定義を“us-asci
i”としても何ら問題は生じない。従って、漢字が使用
されたか否かはメール本文のみで判断することができ
る。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】目的に適合する内容で作成され、メールに
    付加する複数種の署名データを記憶する署名データ記憶
    手段と、 電子メールの宛先を前記複数種の署名データ中の特定の
    一つを対応付けて記憶するメールアドレス記憶手段と、 電子メール作成時に、そのメールの送信先アドレス対応
    に前記署名データ記憶手段に記憶された複数の署名デー
    タの中から一つのデータを選択し、メール本文に付加す
    る処理手段とを備えることを特徴とする電子メール作成
    装置。
  2. 【請求項2】それぞれ特定言語の文字を使用して作成さ
    れ、メールに付加する複数種の署名データを記憶する署
    名データ記憶手段と、 電子メールの宛先のドメイン名を参照してそのドメイン
    名で特定される言語による表記の署名データを前記複数
    種の署名データ中から選択し、メール本文に付加する処
    理手段とを備えることを特徴とする電子メール作成装
    置。
  3. 【請求項3】メールに付加する複数種の署名データを目
    的に適合する内容で作成して記憶するための処理ステッ
    プと、 電子メールの宛先を前記複数種の署名データ中の特定の
    一つを対応付けて記憶するステップと、 電子メール作成時に、そのメールの送信先アドレス対応
    に、前記記憶した複数の署名データ中から一つを選択
    し、メール本文に付加する処理ステップとを備えること
    を特徴とするコンピュータによる読み取りおよび実行可
    能な電子メール作成プログラムを記憶した媒体。
  4. 【請求項4】メールに付加する複数種の署名データをそ
    れぞれ特定言語の文字を使用して作成して記憶する処理
    ステップと、 電子メールの宛先のドメイン名を参照してそのドメイン
    名で特定される言語による表記の署名データを前記複数
    種の署名データ中から選択し、メール本文に付加する処
    理ステップとを備えることを特徴とするコンピュータに
    よる読み取りおよび実行可能な電子メール作成プログラ
    ムを記憶した媒体。
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