JPWO2008050445A1 - 表示装置 - Google Patents

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平川 仁
仁 平川
石本 学
学 石本
粟本 健司
健司 粟本
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篠田プラズマ株式会社
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    • H01J11/10AC-PDPs with at least one main electrode being out of contact with the plasma
    • H01J11/18AC-PDPs with at least one main electrode being out of contact with the plasma containing a plurality of independent closed structures for containing the gas, e.g. plasma tube array [PTA] display panels

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Abstract

表示装置(10)において、第1のユニット(310)の第1グループのガス放電管(110)は第1の複数のサブグループ(110U,110D)に分けられ、第2のユニット(312)の第2グループのガス放電管(112)は第1の複数のサブグループに対応する第2の複数のサブグループ(112U,112D)に分けられている。第1の複数のサブグループの中の或るサブグループのガス放電管の端部と、第2の複数のサブグループの中のそれに対応するサブグループのガス放電管の端部との間の長手方向の接触位置は、第1の複数のサブグループの中の別のサブグループのガス放電管の端部と、第2の複数のサブグループの中のそれに対応する別のサブグループのガス放電管の端部との間の長手方向の接触位置に対して所定の距離(Dno)だけ離れている。

Description

本発明は、複数の部分からなる大型の表示装置に関し、特に、組立てが容易な複数のプラズマ・チューブ・アレイからなる表示装置に関する。
プラズマ・ディスプレイ・パネル(PDP)は、縦横の多数の小セルの閉じた放電空間内でプラズマ放電を生じさせ、放電プラズマから放出される147nmの紫外光で蛍光体を励起して発光させる。そのセル空間は、重ね合わせた2枚の平板のガラスの間に形成される。一方、例えば特開2003−92085号公報(A)(特許文献1)に記載されているようなプラズマ・チューブ・アレイ(PTA)では、細長いガラス・チューブ内に蛍光体層を形成し、そのチューブ内に多数のセル空間を形成する。そのようなプラズマ・チューブを多数並置したプラズマ・チューブ・アレイを縦横に組み立てることによって、例えば6m×3mの大型の表示画面を形成することができる。
特開平10−171377号公報(特許文献2)(特許第3624596号に対応)には、画像表示装置が記載されている。その画像表示装置は、駆動基板が複数の配線基板を介して表示パネルに接続されており、互いに隣接する3つの配線基板のうち、一方の配線基板の隣接側の最外部電極の外側位置に、他方の配線基板の隣接側の最外部電極と接続されるダミー電極が設けられている。それによって、複数枚の配線基板により駆動基板を表示パネルと接続した場合にも、隣接電極間の結合容量を均一化することができる。
特開2003−29705号公報(特許文献3)には、プラズマ・ディスプレイ・パネルの駆動方法が記載されている。その駆動方法において、有効表示領域の内で放電空間を挟んで対向する2電極に反対の極性の電圧を印加して表示すべきセルを選択する際に、有効表示領域の外側に配置されたダミー電極にセルを選択するアドレス期間の間に一定の電圧を供給する。それによって、プラズマ・ディスプレイ・パネルにおける有効表示領域の上側の縁部と下側の縁部で発生する異常放電が防止される。
特開2004−37884号公報(特許文献4)には、プラズマ・ディスプレイ装置が記載されている。そのプラズマ・ディスプレイ装置は、対をなす複数の第1電極および第2電極を配置した第1基板と、第1電極および第2電極とほぼ直交する複数の第3電極が設けられかつ第1基板と放電空間を挟んで対向配置される第2基板とを有する。第1基板上の表示領域外に第1電極または第2電極と平行でかつ第3電極とほぼ直交するように少なくとも1つのダミー電極を設けてパネルが構成される。1フレームを構成する複数のサブフィールドのうち、少なくとも1つのサブフィールドの書込み期間において、第1ラインの書込み放電に先立ってダミー電極に書込みパルスが印加されてダミー電極と第3電極間で放電を起こす。それによって、プラズマ・ディスプレイ装置の表示品位が向上する。
特開2003−92085号公報 特開平10−171377号公報 特開2003−29705号公報 特開2004−37884号公報
プラズマ・チューブの大型の表示装置を前面側および背面側の支持基板の間に配置された大きいサイズの1つのプラズマ・チューブ・アレイだけで作製するのは、表示装置の製造上実際的でない。表示装置の組立が容易なプラズマ・チューブ・アレイの分割された複数のユニットまたはモジュールを製作し、それらのユニットを隣接配置することによって1つの大型の表示装置を有利に形成することができる。
そのような表示装置において、プラズマ・チューブの長手方向に隣接する2つのプラズマ・チューブ・アレイは、プラズマ・チューブ・アレイを構成するプラズマ・チューブが非常に細いので、その一部を保持したときに僅かな撓みを呈し、また管毎の寸法のばらつきのせいで管幅の累積誤差を含んでいる。従って、一方のプラズマ・チューブ・アレイの下端とそれに隣接する他方のプラズマ・チューブ・アレイの上端とを高い精度で位置合わせするのは、容易ではなく、非常に多くの工程数を要し、製造コストが高くなる。
発明者たちは、チューブの長手方向に隣接する2つのプラズマ・チューブ・アレイのそれぞれの一部のチューブを長手方向にずらして配置すれば、2つのプラズマ・チューブ・アレイを容易に位置合わせすることができる、と認識した。
本発明の目的は、位置合わせが容易な構成を有する複数のプラズマ・チューブ・アレイを含む表示装置を実現することである。
本発明の特徴によれば、表示装置は、内部に、蛍光体層が形成されると共に放電ガスが封入され、長手方向に複数の発光点をそれぞれ有する複数のガス放電管が並置され、その複数のガス放電管の表示面側に複数対の表示電極が配置され、その複数のガス放電管の背面側に複数の信号電極が配置された複数のユニットからなる。その複数のユニットの中の隣接する2つのユニットのうちの一方のユニットに配置された第1グループのガス放電管の端部は、その2つのユニットのうちの他方のユニットに配置された第2グループのガス放電管の端部と接触し、その第1グループのガス放電管の端部と第2グループのガス放電管の端部の接触位置は、その一方および/または他方のユニットにおけるその一方のユニットとその他方のユニットの境界付近の領域に位置する。その第1グループのガス放電管は第1の複数のサブグループに分けられ、その第2グループのガス放電管はその第1の複数のサブグループに対応する第2の複数のサブグループに分けられる。その第1の複数のサブグループの中の或るサブグループのガス放電管の端部と、その第2の複数のサブグループの中のそれに対応するサブグループのガス放電管の端部との間の長手方向の接触位置が、その第1の複数のサブグループの中の別のサブグループのガス放電管の端部と、その第2の複数のサブグループの中のそれに対応する別のサブグループのガス放電管の端部との間の長手方向の接触位置に対して所定の距離だけ離れている。
本発明の別の特徴によれば、表示装置は、内部に、蛍光体層が形成されると共に放電ガスが封入され、長手方向に複数の発光点をそれぞれ有する第1グループのガス放電管の一部が並置され、その第1グループのガス放電管の表示面側に複数対の表示電極が配置され、その第1グループのガス放電管の背面側に複数の信号電極が配置された第1のユニットと;内部に、蛍光体層が形成されると共に放電ガスが封入され、その第1グループのガス放電管の残りの一部が並置され、その第1グループのガス放電管の残りの一部の端部に隣接して長手方向に複数の発光点をそれぞれ有する第2グループのガス放電管の一部が並置され、その第1グループのガス放電管の残りの一部とその第2グループのガス放電管の一部の表示面側に複数の表示電極が配置され、その第1グループのガス放電管の残りの一部とその第2グループのガス放電管の一部の背面側に複数の信号電極が配置された第2のユニットと、を有する。その第1グループのガス放電管の端部は、その第2グループのガス放電管の端部と接触し、その第1グループのガス放電管の端部と第2グループのガス放電管の端部の接触位置は、その第2のユニットの領域に位置する。その第1グループのガス放電管は第1の複数のサブグループに分けられ、その第2グループのガス放電管はその第1の複数のサブグループに対応する第2の複数のサブグループに分けられる。その第1の複数のサブグループの中の或るサブグループのガス放電管の端部と、その第2の複数のサブグループの中のそれに対応するサブグループのガス放電管の端部との間の長手方向の接触位置が、その第1の複数のサブグループの中の別のサブグループのガス放電管の端部と、その第2の複数のサブグループの中のそれに対応する別のサブグループのガス放電管の端部との間の長手方向の接触位置に対して所定の距離だけ離れている。
本発明によれば、位置合わせが容易な構成を有する複数のプラズマ・チューブ・アレイを含む表示装置を実現できる。
図1は、通常のカラー表示装置のプラズマ・チューブまたはガス放電管のアレイの概略的な部分的構造を例示している。 図2Aは、透明な複数の表示電極対が形成された前面側支持基板を示している。図2Bは、複数の信号電極または信号電極が形成された背面側支持基板を示している。 図3は、PTAユニットのプラズマ・チューブ・アレイの管の長手方向に垂直な断面の構造を示している。 図4は、PTAユニット、アドレス(A)電極ドライバ装置、X電極ドライバ装置およびY電極ドライバ装置を具える通常のプラズマ・チューブ・アレイ型の表示装置を示している。 図5は、通常の表示装置における、A電極ドライバ装置、X電極ドライバ装置およびY電極ドライバ装置の出力駆動電圧波形の概略的な駆動シーケンスを例示している。 図6は、通常の表示装置の組み立てに用いられる2つのPTAユニットにおけるプラズマ・チューブの配置を示している。 図7は、本発明の実施形態による、表示装置の組み立てに用いられる上側および下側の2つのPTAユニットにおけるプラズマ・チューブの配置を示している。 図8は、実施形態による、PTAユニット、アドレス(A)電極ドライバ装置、X電極ドライバ装置およびY電極ドライバ装置を具える表示装置の概略的構成を示している。 図9は、本発明の別の実施形態による、PTAユニット、A電極ドライバ装置、X電極ドライバ装置およびY電極ドライバ装置を具える表示装置の概略的構成を示している。 図10は、本発明のさらに別の実施形態による、PTAユニット、A電極ドライバ装置、X電極ドライバ装置およびY電極ドライバ装置を具える表示装置の概略的構成を示している。 図11は、本発明のさらに別の実施形態による、PTAユニット、A電極ドライバ装置、X電極ドライバ装置およびY電極ドライバ装置を具える表示装置の概略的構成を示している。 図12A〜12Gは、図8〜11の表示装置における、上側のA電極ドライバ装置、X電極ドライバ装置およびY電極ドライバ装置の出力駆動電圧波形の概略的な駆動シーケンスの例を示している。
本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。図面において、同様の構成要素には同じ参照番号が付されている。
図1は、通常のカラー表示装置用のプラズマ・チューブまたはガス放電管11R、11Gおよび11Bのアレイのユニット300の概略的な部分的構造を例示している。図1において、プラズマ・チューブ・アレイ(PTA)のユニット300は、互いに平行に配置された透明な細長いカラー・プラズマ・チューブ11R、11Gおよび11Bのアレイ、透明な前面側の支持シートまたは薄い基板からなる前面側支持基板31、透明なまたは不透明な背面側の支持シートまたは薄い基板からなる背面側支持基板32、複数の表示電極対または主電極対2、および複数の信号電極またはアドレス電極3を含んでいる。図1において、Xは表示電極2のうちの維持電極またはX電極を示し、Yは表示電極2のうちの走査電極またはY電極を示している。R、GおよびBは蛍光体の発光色である赤、緑および青を示している。支持基板31および32は、例えば可撓性のPETフィルム、ガラス等で作られている。
細長いプラズマ・チューブ11R、11Gおよび11Bの細管20は、例えばホウケイ酸ガラス、パイレックス(登録商標)、ソーダガラス、石英ガラスまたはゼロデュアのような透明な絶縁体で作製され、典型的には、管径が2mm以下であり、例えば、管の断面の幅約1mmおよび高さは幅よりも少し小さい扁平型であり、長さが300mm以上であり、管壁の厚さ約0.1mmの寸法を有する。
プラズマ・チューブ11R、11Gおよび11Bの内部の背面側には、赤、緑、青(R、G、B)の蛍光体層4がそれぞれ形成され、放電ガスが導入されて、両端が封止されている。プラズマ・チューブ11R、11Gおよび11Bの内面にはMgOからなる電子放出膜5が形成されている。蛍光体層R、G、Bは、典型的には、約10μm〜約50μmの範囲の厚さを有する。
蛍光体層4は支持部材上に形成されていてもよい。そのような支持部材は、プラズマ・チューブ11R、11G、11Bと同様に、例えばホウケイ酸ガラス、パイレックス(登録商標)、石英ガラス、ソーダガラス、鉛ガラスのような絶縁体で形成される。支持部材は、ガラス管の外部で、支持部材上に蛍光体ペーストを塗布し、それを焼成して支持部材上に蛍光体層4を形成した後、その支持部材をガラス管内に挿入して配置することができる。そのような蛍光体ペーストとして、当該分野で公知の各種の蛍光体ペーストを利用することができる。
電子放出膜5は、放電ガスの荷電粒子との衝突により電子を発生する。蛍光体層4は、表示電極対2に電圧を印加することにより励起された管内に封入された放電ガスが脱励起することによって発生する真空紫外光によって励起され、可視光を発生する。
図2Aは、透明な複数の表示電極対2が形成された前面側支持基板31を示している。図2Bは、複数の信号電極3が形成された背面側支持基板32を示している。
信号電極3は、背面側支持基板32の前面すなわち内面上に形成され、プラズマ・チューブ11R、11Gおよび11Bの長手方向に沿って設けられている。隣接する信号電極3間のピッチは、プラズマ・チューブ11R、11Gおよび11Bの各々の幅とほぼ同じであり、例えば1mmである。複数の表示電極対2は、周知の形態で前面側支持基板31の背面すなわち内面上に形成され、信号電極3と直角に交差する方向に配置されている。表示電極2の幅は例えば0.75mmであり、各1対の表示電極2の端縁間の距離は例えば0.4mmである。表示電極対2と隣の表示電極対2の間には、非放電領域となる距離または非放電ギャップが確保され、その距離は例えば1.1mmである。
信号電極3と表示電極対2は、PTAユニット300の組み立て時にプラズマ・チューブ11R、11Gおよび11Bの下側の外周面部分と上側の外周面部分にそれぞれ密着するように接触させる。その密着性を良くするために、それぞれの電極とプラズマ・チューブ面との間に接着剤を介在させて接着してもよい。
このPTAユニット300を正面から平面的にみた場合、信号電極3と表示電極対2との交差部が単位発光領域となる。表示は、表示電極対2のいずれか1本を走査電極Yとして用い、その走査電極Yと信号電極3との交差部で選択放電を発生させて発光領域を選択し、その放電により当該領域の管内面に形成された壁電荷を利用して、表示電極対2で表示放電を発生させ、蛍光体層を発光させることによって行う。選択放電は、垂直方向に対向する走査Y電極と信号電極3との間のプラズマ・チューブ11R、11Gおよび11B内で発生される対向放電である。表示放電は、平面上に平行に配置された1対の表示電極間のプラズマ・チューブ11R、11Gおよび11B内で発生される面放電である。
表示電極対2と信号電極3は、電圧を印加することによって管内部の放電ガスに放電を発生させることが可能である。図1では、プラズマ・チューブ11R、11Gおよび11Bの電極構造は、1つの発光部位に3つの電極が配置された構成であり、表示電極対2によって表示放電が発生される構造であるが、これに限定されるものではなく、表示電極2と信号電極3の間で表示放電が発生される構造であってもよい。即ち、表示電極対2を1本とし、この表示電極2を走査電極として用いて信号電極3との間に選択放電と表示放電(対向放電)を発生させる形式の電極構造であってもよい。
図3は、PTAユニット300のプラズマ・チューブ・アレイ11の管の長手方向に垂直な断面の構造を示している。PTAユニット300において、プラズマ・チューブ11R、11Gおよび11Bは、その内面に蛍光体層4R、4Gおよび4Bが形成されており、断面幅1.0mm、断面高さ0.7mm、管壁の厚さ0.1mm、および長さ1m〜3mの細管からなる。一実施例として、赤の蛍光体4Rはイットリア系((Y.Ga)BO3:Eu)の材料を含み、緑の蛍光体4Gはジンクシリケート系(Zn2SiO4:Mn)の材料を含み、青の蛍光体4BはBAM系(BaMgAl1017:Eu)の材料を含む。
図3において、プラズマ・チューブ11R、11Gおよび11Bの底面には、粘着剤層34を介して背面側支持基板32が接着されている。プラズマ・チューブ11R、11Gおよび11Bの底面に、および背面側支持基板32の上面に信号電極3が配置されている。また、信号電極3は、プラズマ・チューブ11R、11Gおよび11Bの底面に直接形成することもある。
図4は、PTAユニット300、アドレス(A)電極ドライバ装置400、X電極ドライバ装置500およびY電極ドライバ装置600を具える通常のプラズマ・チューブ・アレイ型の表示装置100を示している。PTAユニット300において、n対の表示電極2 (X1,Y1)、...、(Xj,Yj)、...(Xn,Yn)の中のX電極は、X電極ドライバ装置500のX電極用の維持電圧パルス回路(SST)50に接続され、その中のY電極はY電極ドライバ装置600の走査パルス回路(SCN)70に接続される。m本の信号電極3 A1、...、Ai、...Amは、A電極ドライバ装置400に接続される。X電極ドライバ装置500はさらにリセット回路51を含んでいる。Y電極ドライバ装置600はさらに維持電圧パルス回路60およびリセット回路61を含んでいる。ドライバ制御回路(CTRL)42が、A電極ドライバ装置400、X電極ドライバ装置500およびY電極ドライバ装置600に接続される。
次に、一般的なプラズマ・チューブ・アレイ型のAC型ガス放電表示装置の駆動法の一例について説明する。1つのピクチャ(映像)は典型的には1フレーム期間で構成されており、インターレース型走査では1フレームが2つのフィールドで構成され、プログレッシブ型走査では1フレームが1つのフィールドで構成されている。また、通常のテレビジョン方式による動画表示のためには1秒間に30または60フレームの表示が必要である。そこでこの種ガス放電表示装置10による表示では、2値の発光制御によって階調を持ったカラー再現を行うために、典型的にはそのような1フィールドFをq個のサブフィールドSFの集合に置き換える。しばしば、これらサブフィールドSFに順に20,21,22,...2q-1等の異なる重みを付けて各サブフィールドSFの表示放電の回数を設定する。サブフィールド単位の発光/非発光の組合せでR,GおよびBの各色毎にN(=1+21+22+...+2q-1 )段階の輝度設定を行うことができる。このようなフィールド構成に合わせてフィールド転送周期であるフィールド期間Tfをq個のサブフィールド期間Tsfに分割し、各サブフィールドSFに1つのサブフィールド期間Tsfを割り当てる。さらに、サブフィールド期間Tsfを、初期化のためのリセット期間TR、アドレッシングのためのアドレス期間TA、および維持放電による発光のための表示期間TSに分ける。典型的には、リセット期間TRおよびアドレス期間TAの長さが重みに係わらず一定であるのに対し、表示期間TSにおけるパルス数は重みが大きいほど多く、表示期間TSの長さは重みが大きいほど長い。この場合、サブフィールド期間Tsfの長さも、該当するサブフィールドSFの重みが大きいほど長い。
図5は、通常の表示装置100における、A電極ドライバ装置400、X電極ドライバ装置500およびY電極ドライバ装置600の出力駆動電圧波形の概略的な駆動シーケンスを例示している。なお、図示の波形は一例であり、振幅、極性およびタイミングを様々に変更することができる。
リセット期間TR、アドレス期間TAおよびサステイン期間TSの順序は、q個のサブフィールドSFにおいて同じであり、駆動シーケンスはサブフィールドSF毎に繰り返される。各サブフィールドSFのリセット期間TRにおいては、全ての表示電極Xに対して負極性のパルスPrx1と正極性のパルスPrx2とを順に印加し、全ての表示電極Yに対して正極性のパルスPry1と負極性のパルスPry2とを順に印加する。パルスPrx1,Pry1およびPry2は微小放電が生じる変化率で振幅が漸増するランプ波形または鈍波パルスである。最初に印加されるパルスPrx1およびPry1は、前サブフィールドSFにおける発光/非発光に係わらず全ての放電セルにいったん同一極性の適度の壁電荷を生じさせるために印加される。引き続き適度の壁電荷が存在する放電セルにパルスPrx2およびPry2を印加することにより、この壁電荷を維持パルスでは再放電しないレベル(消去状態)まで減少させるように調整する。セルに加わる駆動電圧は、表示電極XおよびYに印加されるパルスの振幅の差を表す合成電圧である。
アドレス期間TAにおいては、発光させる放電セルのみに放電維持に必要な壁電荷を形成する。全ての表示電極X1〜Xnおよび全ての表示電極Y1〜Ynを所定電位にバイアスした状態で、行選択期間(1行分のスキャン時間)毎に選択行に対応した表示電極Yjに負極性のスキャン・パルスVyjを印加する。この行選択と同時にアドレス放電を生じさせるべき選択セルに対応したアドレス電極Aiのみにアドレス・パルスVaを印加する。つまり、選択行jのm列分のサブフィールドデータDsfに基づいてアドレス電極A1〜Amの電位を走査ライン毎に2値制御する。これによって、選択セルでは表示電極Yjとアドレス電極Aiとの間で放電管内にアドレス放電が生じる。そのアドレス放電によって書き込まれた表示データが放電管のセル内壁に壁電荷の形で記憶され、その後のサステイン・パルスの印加により表示電極X−Y間の面放電が生じる。
サステステイン期間TSにおいては、最初に先のアドレス放電で生じた壁電荷と加算されて維持放電を発生する極性(図の例では正極性)のサステイン・パルスPsを印加する。その後、表示電極Xと表示電極Yとに対して交互にサステイン・パルスPsを印加する。サステイン・パルスPsの振幅は維持電圧Vsである。サステイン・パルスPsの印加によって、所定の壁電荷が残存する放電セルにおいて面放電が生じる。サステイン・パルスPsの印加回数は、上述したようにサブフィールドSFの重みに対応する。なお、サステイン期間TS全体にわたって不要な対向放電を防止するために、アドレス電極Aをサステイン・パルスPsと同極性の電圧Vasにバイアスする。
図6は、通常の表示装置の組み立てに用いられる2つのPTAユニット300および302を示している。PTAユニット300と302は、PTAユニット300の垂直方向に配置されたプラズマ・チューブ110の下端とPTAユニット302の垂直方向に配置された対応するプラズマ・チューブ112上端とが互いに接触するように配置される。
PTAユニット300および302は、チューブ110および112が非常に細いので、一部を保持したときに僅かな撓みを呈し、また管毎の寸法のばらつきのせいで管幅の累積誤差を含んでいる。従って、PTAユニット300の全てのチューブ110の下端とそれに隣接するPTAユニット302の対応する全てのチューブ112の上端とを高い精度で位置合わせして固定するのは、容易でなく、非常に多くの工程数を要し、製造コストが高くなる。
発明者たちは、チューブの長手方向または垂直方向に隣接する2つのPTAユニットのプラズマ・チューブの対応するサブグループ(部分群)を長手方向に同じ距離だけ交互にずらして配置して上側のチューブの下端とその対応する下側のチューブの上端とが互いに接触するようにすれば、2つのPTAユニットを容易に位置合わせして固定することができる、と認識した。
図7は、本発明の実施形態による、表示装置の組み立てに用いられる上側および下側の2つのPTAユニット310および312におけるプラズマ・チューブ110および112におけるプラズマ・チューブの配置を示している。
PTAユニット310の1つのグループのプラズマ・チューブ110は、上向きに移動させた複数のサブグループのプラズマ・チューブ110Uと、残りの複数のサブグループのプラズマ・チューブ110Dとからなる。PTAユニット312の別のグループのプラズマ・チューブ112は、上向きに移動させた複数のサブグループのプラズマ・チューブ112Uと、残りの複数のサブグループのプラズマ・チューブ112Dとからなる。
サブグループのプラズマ・チューブ110Uおよび112Uは、サブグループのプラズマ・チューブ110Dおよび112Dに対して垂直方向に所定数n0のピクセル分の距離、例えばn0=3〜5ピクセルだけずれている。各サブグループは、水平方向の1ピクセルを構成するR、G、Bの3の整数倍の本数(例えば、3、6、9)の隣接するチューブ110または112で構成されている。PTAユニット310の前面側支持基板31は、プラズマ・チューブ110Dの下端部分の所定数n0のピクセル分の追加されたX電極およびY電極を有する。
代替構成として、サブグループのプラズマ・チューブ110Dおよび112Dを、サブグループのプラズマ・チューブ110Uおよび112Uに対して下向きに移動させてもよい。この場合、PTAユニット312の前面側支持基板31は、上端部分の所定数n0のピクセル分の追加されたX電極およびY電極を有する。
代替構成として、サブグループのプラズマ・チューブ110Uおよび112Uを上向きに移動させ、サブグループのプラズマ・チューブ110Dおよび112Dを下向きに移動させてもよい。この場合、PTAユニット310の前面側支持基板31の底部分は、所定数n0のピクセル分の追加されたX電極およびY電極の上側の一部を有し、PTAユニット312の前面側支持基板31の頂部分は、所定数n0のピクセル分の追加されたX電極およびY電極の残りの一部を有する。
このように、サブグループのプラズマ・チューブ110Uおよび112Uとサブグループのプラズマ・チューブ110Dおよび112Dとを管方向にずらして配置することによって、プラズマ・チューブ110Uおよび110Dの下端とプラズマ・チューブ112Uおよび112Dの上端の位置合わせが容易になる。また、PTAユニット310および312のプラズマ・チューブ110および112の継ぎ目が2本の水平ラインに分散配置されることによって、継ぎ目が目立たなくなるという利点がある。
図8は、実施形態による、PTAユニット310および312、アドレス(A)電極ドライバ装置400および404、X電極ドライバ装置500および504およびY電極ドライバ装置600および604を具える表示装置102の概略的構成を示している。
表示装置102は、図7のPTAユニット310および312を上述のようにして組み立てられている。この場合、各1つのサブグループを構成するプラズマ・チューブ110U、110D、112Uまたは112Dの数は同じである。
PTAユニット310用のX電極ドライバ装置500およびY電極ドライバ装置600は、サブグループのプラズマ・チューブ110Dの下端部分とサブグループのプラズマ・チューブ112Uの上端部分の垂直方向の所定数noのセルの表示電極対2を、PTAユニット310の前面側支持基板31の底部の共通の表示電極対2を用いて駆動する。
サブグループのプラズマ・チューブ110Uおよび112Uを上向きに移動させ、サブグループのプラズマ・チューブ110Dおよび112Dを下向きに移動させた場合は、PTAユニット310用のX電極ドライバ装置500およびY電極ドライバ装置600は、サブグループのプラズマ・チューブ110Dの下端部分とサブグループのプラズマ・チューブ112Uの上端部分の垂直方向の所定数noの一部のセルの表示電極対2を、PTAユニット310の前面側支持基板31の底部の共通の表示電極対2を用いて駆動し、PTAユニット312用のX電極ドライバ装置502およびY電極ドライバ装置602が、プラズマ・チューブ110Dの下端部分とチューブ112Uの上端部分の垂直方向の所定数noの残りのセルの表示電極対2を、PTAユニット312の前面側支持基板31の頂部の共通の表示電極対2を用いて駆動する。
図9は、図8の実施形態の変形であり、本発明の別の実施形態による、PTAユニット314および316、A電極ドライバ装置400および404、X電極ドライバ装置500および504およびY電極ドライバ装置600および604を具える表示装置104の概略的構成を示している。
表示装置104において、或る1つのサブグループのプラズマ・チューブ110U、110D、112Uまたは112Dの本数は、水平方向の別の位置にある別の1つのサブグループのプラズマ・チューブ110U、110D、112Uまたは112Dの本数と異なる。特に、水平方向の中央および中央により近い位置するサブグループのプラズマ・チューブ110U、110D、112Uまたは112Dの数は、水平方向の左右両辺付近に位置するサブグループのプラズマ・チューブ110U、110D、112Uまたは112Dの数より多い。その他のPTAユニット314および316の構成は、図8のものと同様である。
この実施形態によれば、表示装置104の表示画面における中央位置における継ぎ目の2本の水平ラインの間の変化が視聴者にとって目障りでなくなる。一般的には、PTAユニット314および316の左右両辺付近における継ぎ目の位置合わせが行われた後は、中央部分の位置合わせは比較的容易に行える。
図10は、図8の実施形態の変形であり、本発明のさらに別の実施形態による、PTAユニット318および320、A電極ドライバ装置400および404、X電極ドライバ装置500および504およびY電極ドライバ装置600および604を具える表示装置106の概略的構成を示している。
PTAユニット318の1つのグループのプラズマ・チューブ110は、最も大きく上向きに移動させた複数のサブグループのプラズマ・チューブ110Uと、少し上向きに移動させた複数のサブグループのプラズマ・チューブ110Mと、残りの複数のサブグループのプラズマ・チューブ110Dとからなる。PTAユニット312の別のグループのプラズマ・チューブ112は、最も大きく上向きに移動させた複数のサブグループのプラズマ・チューブ112Uと、少し上向きに移動させた複数のサブグループのプラズマ・チューブ112Mと、残りの複数のサブグループのプラズマ・チューブ112Dとからなる。
サブグループのプラズマ・チューブ110Uおよび112Uは、サブグループのプラズマ・チューブ110Dおよび112Dに対して垂直方向に所定数n0のピクセル分の距離、例えばn0=4〜6ピクセルだけずれている。サブグループのプラズマ・チューブ110Mおよび112Mは、サブグループのプラズマ・チューブ110Dおよび112Dに対して垂直方向に所定数n’0のピクセル分の距離、例えばn’0=2〜3ピクセルだけずれている。各サブグループは、水平方向の1ピクセルを構成するR、G、Bの3の整数倍の本数(例えば、3、6、9)の隣接のチューブ110または112で構成されている。
図9の場合と同様に、或る1つのサブグループのプラズマ・チューブ110U、110M、110D、112U、112Mまたは112Dの本数は、水平方向の別の位置にある別の1つのサブグループのプラズマ・チューブ110U、110M、110D、112U、112Mまたは112Dの本数と異なってもよい。PTAユニット310の前面側支持基板31は、プラズマ・チューブ110Mおよび110Dの下端部分の所定数のピクセル分の追加されたX電極およびY電極を有する。その他のPTAユニット314および316の構成は、図8のものと同様である。
代替構成として、サブグループのプラズマ・チューブ110Dおよび112Dを、サブグループのプラズマ・チューブ110Uおよび112Uに対して最も大きく下向きに移動さ、サブグループのプラズマ・チューブ110Mおよび112Mを、サブグループのプラズマ・チューブ110Uおよび112Uに対して少し下向きに移動させてもよい。この場合、PTAユニット312の前面側支持基板31は、上端部分の所定数n0のピクセル分の追加されたX電極およびY電極を有する。
代替構成として、サブグループのプラズマ・チューブ110Mおよび112Mに対して、サブグループのプラズマ・チューブ110Uおよび112Uを上向きに移動させ、サブグループのプラズマ・チューブ110Dおよび112Dを下向きに移動させてもよい。この場合、PTAユニット310の前面側支持基板31の底部分は、所定数n0のピクセル分の追加されたX電極およびY電極の上側の一部を有し、PTAユニット312の前面側支持基板31の頂部分は、所定数n0のピクセル分の追加されたX電極およびY電極の残りの一部を有する。
このように、サブグループのプラズマ・チューブ110Uおよび112Uと、サブグループのプラズマ・チューブ110Mおよび112Mと、サブグループのプラズマ・チューブ110Dおよび112Dとを管の長手方向にずらして配置することによって、PTAユニット310および312のプラズマ・チューブ110および112の継ぎ目がより多くの水平ラインに分散配置されることによって、継ぎ目のラインがより目立たなくなるという利点がある。
図11は、図8の実施形態の変形であり、本発明のさらに別の実施形態による、PTAユニット322、324および326、A電極ドライバ装置400および404、X電極ドライバ装置500、502および504およびY電極ドライバ装置600、602および604を具える表示装置106の概略的構成を示している。この場合、PTAユニット332および324はより長いm本のプラズマ・チューブ110を共有しており、PTAユニット324および326はより長いm本のプラズマ・チューブ112を共有している。
サブグループのプラズマ・チューブ110Uおよび110Dの下端とサブグループのプラズマ・チューブ112Uおよび112Dの上端の継ぎ目の複数の水平ラインは、PTAユニット324の前面側支持基板31の垂直方向の中央に位置する。この場合、その継ぎ目が、隣接する2つのPTAユニット322と324またはPTAユニット324と326のそれぞれの前面側支持基板31の継ぎ目と異なる位置に配置されるので、プラズマ・チューブ110と112の端部の接触位置の継ぎ目と、前面側支持基板31の継ぎ目とがより目立たなくなるという利点がある。
図9の実施形態と同様に、各サブグループのガス放電管の数は別のサブグループのガス放電管の数と異なっていてもよい。また、図10の実施形態と同様に、幾つかのサブグループのガス放電管を或るサブグループのガス放電管に対して大きく移動させ、他の幾つかのサブグループのガス放電管をその或るサブグループのガス放電管に対して小さく移動させてもよい。
図12A〜12Gは、図8〜11の表示装置102、104、106または108における、A電極ドライバ装置400および404、X電極ドライバ装置500または502およびY電極ドライバ装置600または602の出力駆動電圧波形の概略的な駆動シーケンスの例を示している。図12A〜12Gのリセット期間TRおよびサステイン期間TSにおける出力駆動電圧波形は、図5の通常の表示装置のものと同様である。また、アドレス期間TAにおいて、図12B〜12Cの電極Y1〜Ynに印加されるスキャン・パルスVy1〜Vynは図5の通常の表示装置のものと同様であり、その間にアドレス電極A1〜Amに図12Aのアドレス・パルスVa1〜Vanが印加される。
図12D〜12Gにおいて、X電極Xn+1〜Xn+noおよび電極Yn+1〜Yn+noは、プラズマ・チューブ110の下端部分とプラズマ・チューブ112の上端部分の双方のセルに配置された表示電極対2を表す。
アドレス期間TAにおいて、図8〜11の上側のY電極ドライバ装置600または602は、PTAユニット310、314、318、または322および324の前面側支持基板上31の上側のY電極Y1〜Ynに通常のスキャン・パルスVy1〜Vynを印加する。それに続いて、Y電極ドライバ装置600または602は、プラズマ・チューブ110の下端部分n0本のY電極Yn+1〜Yn+noにスキャン・パルスVyn+1〜Vyn+noを順次印加し、その間に上側のA電極ドライバ装置400は、プラズマ・チューブ110Dの下端部分の所要のアドレス電極Aiにのみアドレス・パルスVan+1〜Van+noを印加する。それと並行して、下側のY電極ドライバ装置604または602および604は、PTAユニット312、316、320、または324および326の前面側支持基板上31の下側のY電極Y1〜Yndに通常のスキャン・パルスVy1〜Vynd(図示ぜず)を印加する。その後、Y電極ドライバ装置600または602は、プラズマ・チューブ112の上端部分n0本のY電極Yn+1〜Yn+noにスキャン・パルスVyn+1〜Vyn+noを再び順次印加し、その間に下側のA電極ドライバ装置404は、プラズマ・チューブ112Uの上端部分の所要のアドレス電極Aiにのみアドレス・パルスVa’n〜Va’n+noを印加する。
PTAユニット310、314、318、または322および324の前面側支持基板上31におけるプラズマ・チューブ110および112Uの上端部分用の表示電極対2 (X1,Y1)〜(Xn+no,Yn+no)の数n+n0と、プラズマ・チューブ110Uの上端部分のn0個のピクセル分を除いたプラズマ・チューブ110の表示電極2 (X1,Y1)〜(Xnd,Ynd)の数ndは等しくてもよい(n+n0=nd)。
以上説明した実施形態は典型例として挙げたに過ぎず、その各実施形態の構成要素を組み合わせること、その変形およびバリエーションは当業者にとって明らかであり、当業者であれば本発明の原理および請求の範囲に記載した発明の範囲を逸脱することなく、実施形態の種々の変形を行えることは明らかである。

Claims (12)

  1. 内部に、蛍光体層が形成されると共に放電ガスが封入され、長手方向に複数の発光点をそれぞれ有する複数のガス放電管が並置され、前記複数のガス放電管の表示面側に複数対の表示電極が配置され、前記複数のガス放電管の背面側に複数の信号電極が配置された複数のユニットからなる表示装置であって、
    前記複数のユニットの中の隣接する2つのユニットのうちの一方のユニットに配置された第1グループのガス放電管の端部は、前記2つのユニットのうちの他方のユニットに配置された第2グループのガス放電管の端部と接触し、
    前記第1グループのガス放電管は第1の複数のサブグループに分けられ、前記第2グループのガス放電管は前記第1の複数のサブグループに対応する第2の複数のサブグループに分けられており、
    前記第1の複数のサブグループの中の或るサブグループのガス放電管の端部と、前記第2の複数のサブグループの中のそれに対応するサブグループのガス放電管の端部との間の長手方向の接触位置が、前記第1の複数のサブグループの中の別のサブグループのガス放電管の端部と、前記第2の複数のサブグループの中のそれに対応する別のサブグループのガス放電管の端部との間の長手方向の接触位置に対して所定の距離だけ離れていることを特徴とする、表示装置。
  2. 前記第1および第2の複数のサブグループの各サブグループは、隣接する3の倍数の数のガス放電管からなることを特徴とする、請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記第1の複数のサブグループの中の互いに離れた幾つかのサブグループのガス放電管の端部と、前記第2の複数のサブグループの中のそれに対応する互いに離れた幾つかのサブグループのガス放電管の端部との間の長手方向の接触位置は、前記第1の複数のサブグループの中の残りのガス放電管の端部と、前記第2の複数のサブグループの中の残りのガス放電管の端部との間の長手方向の接触位置に対して前記所定の距離だけ離れていることを特徴とする、請求項1または2に記載の表示装置。
  4. 前記第1の複数のサブグループの中の互いに離れた第1の幾つかのサブグループのガス放電管の端部と、前記第2の複数のサブグループの中のそれに対応する互いに離れた第2の幾つかのサブグループのガス放電管の端部との間の長手方向の接触位置は、前記第1の複数のサブグループの中の互いに離れた第3の幾つかのサブグループのガス放電管の端部と、前記第2の複数のサブグループの中のそれに対応する互いに離れた第4の幾つかのサブグループのガス放電管の端部との間の長手方向の接触位置に対して所定の距離だけ離れており、
    前記第1の複数のサブグループの中の互いに離れた第5の幾つかのサブグループのガス放電管の端部と、前記第2の複数のサブグループの中のそれに対応する互いに離れた第6の幾つかのサブグループのガス放電管の端部との間の長手方向の接触位置は、前記第1および第3の幾つかのサブグループのガス放電管の端部と、前記第2および第4の幾つかのサブグループのガス放電管の端部との間の長手方向の接触位置に対して所定の距離だけ離れていることを特徴とする、請求項1または2に記載の表示装置。
  5. 前記所定の距離は前記ガス放電管における長手方向の連続する複数のセルの長さに対応するものであることを特徴とする、請求項1乃至4のいずれかに記載の表示装置。
  6. 前記複数のユニットの各々は、前記複数対の表示電極が内側表面に形成された透明な前面側基板と、前記複数の信号電極が内側表面に形成された背面側基板と、を有し、
    前記前面側基板と前記背面側基板は複数のガス放電管を挟持するものであることを特徴とする、請求項1乃至5のいずれかに記載の表示装置。
  7. 内部に、蛍光体層が形成されると共に放電ガスが封入され、長手方向に複数の発光点をそれぞれ有する第1グループのガス放電管の一部が並置され、前記第1グループのガス放電管の表示面側に複数対の表示電極が配置され、前記第1グループのガス放電管の背面側に複数の信号電極が配置された第1のユニットと、
    内部に、蛍光体層が形成されると共に放電ガスが封入され、前記第1グループのガス放電管の残りの一部が並置され、前記第1グループのガス放電管の残りの一部の端部に隣接して長手方向に複数の発光点をそれぞれ有する第2グループのガス放電管の一部が並置され、前記第1グループのガス放電管の残りの一部と前記第2グループのガス放電管の一部の表示面側に複数の表示電極が配置され、前記第1グループのガス放電管の残りの一部と前記第2グループのガス放電管の一部の背面側に複数の信号電極が配置された第2のユニットと、
    を有し、
    前記第1グループのガス放電管の端部は、前記第2グループのガス放電管の端部と接触し、前記第1グループのガス放電管の端部と第2グループのガス放電管の端部の接触位置は、前記第2のユニットの領域に位置し、
    前記第1グループのガス放電管は第1の複数のサブグループに分けられ、前記第2グループのガス放電管は前記第1の複数のサブグループに対応する第2の複数のサブグループに分けられており、
    前記第1の複数のサブグループの中の或るサブグループのガス放電管の端部と、前記第2の複数のサブグループの中のそれに対応するサブグループのガス放電管の端部との間の長手方向の接触位置が、前記第1の複数のサブグループの中の別のサブグループのガス放電管の端部と、前記第2の複数のサブグループの中のそれに対応する別のサブグループのガス放電管の端部との間の長手方向の接触位置に対して所定の距離だけ離れていることを特徴とする、表示装置。
  8. 前記第1および第2の複数のサブグループの各サブグループは、隣接する3の倍数の数のガス放電管からなることを特徴とする、請求項7に記載の表示装置。
  9. 前記第1の複数のサブグループの中の互いに離れた幾つかのサブグループのガス放電管の端部と、前記第2の複数のサブグループの中のそれに対応する互いに離れた幾つかのサブグループのガス放電管の端部との間の長手方向の接触位置は、前記第1の複数のサブグループの中の残りのガス放電管の端部と、前記第2の複数のサブグループの中の残りのガス放電管の端部との間の長手方向の接触位置に対して前記所定の距離だけ離れていることを特徴とする、請求項7または8に記載の表示装置。
  10. 前記第1の複数のサブグループの中の互いに離れた第1の幾つかのサブグループのガス放電管の端部と、前記第2の複数のサブグループの中のそれに対応する互いに離れた第2の幾つかのサブグループのガス放電管の端部との間の長手方向の接触位置は、前記第1の複数のサブグループの中の互いに離れた第3の幾つかのサブグループのガス放電管の端部と、前記第2の複数のサブグループの中のそれに対応する互いに離れた第4の幾つかのサブグループのガス放電管の端部との間の長手方向の接触位置に対して所定の距離だけ離れており、
    前記第1の複数のサブグループの中の互いに離れた第5の幾つかのサブグループのガス放電管の端部と、前記第2の複数のサブグループの中のそれに対応する互いに離れた第6の幾つかのサブグループのガス放電管の端部との間の長手方向の接触位置は、前記第1および第3の幾つかのサブグループのガス放電管の端部と、前記第2および第4の幾つかのサブグループのガス放電管の端部との間の長手方向の接触位置に対して所定の距離だけ離れていることを特徴とする、請求項7または8に記載の表示装置。
  11. 前記所定の距離は前記ガス放電管における長手方向の連続する複数のセルの長さに対応するものであることを特徴とする、請求項7乃至10のいずれかに記載の表示装置。
  12. 前記第1および第2のユニットの各々は、前記複数対の表示電極が内側表面に形成された透明な前面側基板と、前記複数の信号電極が内側表面に形成された背面側基板と、を有し、
    前記前面側基板と前記背面側基板は複数のガス放電管を挟持するものであることを特徴とする、請求項7乃至11のいずれかに記載の表示装置。
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