JPWO2008047874A1 - 無線伝送システムにおける信号生成装置及び方法並びにそのプログラム - Google Patents

無線伝送システムにおける信号生成装置及び方法並びにそのプログラム Download PDF

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Abstract

無線伝送システムにおける信号生成装置において、オーバーサンプルを行う従来のFFT Pre-Processing法に比べ演算量を大幅に削減し、従来と同程度にピーク電力を低減する。送信機100は、データ信号点におけるデータ信号波形の傾きを示すスロープ推定値を生成し出力するスロープ推定部102と、データ信号の振幅値およびスロープ推定値を基にオーバーサンプル後にピークを発生させ得るデータ信号を推定し、選択したデータ信号に対し減衰量を決定し、選択結果および決定した減衰量に関する情報を生成し、データ減衰係数として出力するスロープ基準減衰信号選択部103とを備える。

Description

本願は、日本の特願2006−285030(2006年10月19日に出願)に基づいたものであり、又、特願2006−285030に基づくパリ条約の優先権を主張するものである。特願2006−285030の開示内容は、特願2006−285030を参照することにより本明細書に援用される。
本発明は、無線伝送システムにおける送信装置に適用して好適な信号生成装置に関する。
近年、SC(Single Carrier)−FDMA(Frequency Division Multiple Access)方式は、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)などのマルチキャリア伝送方式に比べ低いピーク電力を達成し消費電力の削減が可能であることから、上りリンクの無線伝送方式として注目されている。
SC−FDMAの送信信号の生成法の一つに、単位時間スロット毎に、M(Mは自然数)個のデータシンボルをDFTすることで周波数軸上に変換し、高周波数および低周波数の両側に合計(N−M)個の0を挿入した後に(NはMより大きい2の乗数)、NポイントのIFFT(N/M倍オーバーサンプルに対応)を行う方法がある。N/M倍オーバーサンプル後においてもマルチキャリア伝送方式に比べ低いPeak to Averaged Power Ratio(PAPR)を達成できるが、N/M倍オーバーサンプル前に比べPAPRが増大することがSC−FDMAにおける問題の一つになっている。
SC−FDMAにおいて、PAPRを低減する方法の一つにFFT Pre-processing法がある(例えば、非特許文献1参照)。FFT Pre-processing法では、送信信号生成時のN/M倍のオーバーサンプルより前に、X倍のオーバーサンプルを行う。X倍のオーバーサンプルは、N/M倍のオーバーサンプルにおいてピークを発生させる可能性があるデータシンボルを選択するために行われる。この選択の処理では、データシンボル点それぞれに異なるX倍オーバーサンプルにより求めた信号点を対応させて、ピークを発生させる可能性があるデータシンボルか否かを判断するため、Xを2以上にする必要がある(Xは2以上の実数)。さらに、FFT Pre-processing法の効果を最大化するためには、XとN/Mのオーバーサンプリングレートを近い値にするのが良い。以下、M=300、N=512とした場合において、X=2(N/M=1.7)として従来例を説明する。
N/M(1.7)倍のオーバーサンプル後に大きなピークを発生させる可能性があるオーバーサンプル前の信号を、2倍のオーバーサンプルを行った結果を用いて選択する。この選択した信号の振幅を1.7倍のオーバーサンプルにおけるDFTの前段で減衰させることで、1.7倍のオーバーサンプル後における高いピークの発生を防ぐことを特徴としている。従来のFFT Pre-processing法を図1および図2を参照して説明する。
図1に示す送信器1000は、データ信号生成部1001、DFT部1002、2倍ポイントIDFT部1003、振幅基準減衰信号選択部1004、減衰係数乗算部1005、N/M倍オーバーサンプル部1006とから構成される。
図1に示す送信器1000において、単位時間スロットあたりM(Mは自然数)個のデータ信号を有する場合、データ信号生成部1001は、第v(vは0以上の整数)時間スロットにおいて、M個のデータ信号Din (M×v + 1)〜Din (M×v + M)(第1スロットの最初のデータからの通し番号)を生成し、DFT部1002は、データ信号Din (M×v + 1)〜Din(M×v + M)を入力とし、MポイントのDFT(Discrete Fourier Transform)を行い、DFT出力信号Dout (M×v + 1)〜Dout (M×v + M)を出力する。
2倍ポイントIDFT部1003は、DFT出力信号Dout (M×v + 1)〜Dout(M×v + M)において、高周波および低周波成分に対応するDFT出力信号の両端に合計M個の0成分の信号を外挿して得られる合計2M個の信号を入力とし、2MポイントのIDFT(Inverse Discrete Fourier Transform)を行って、2倍のオーバーサンプルをした信号を生成し、2倍オーバーサンプル信号Ddbl (2M×v + 1)〜Ddbl (2M×v + 2M)として出力する。
次に図2を参照して、振幅基準減衰信号選択部1004を説明する。振幅基準減衰信号選択部1004は、減衰係数初期設定値生成部1101と振幅基準減衰係数算出部1102とから構成される。
減衰係数初期設定値生成部1101は、すべて1の減衰係数初期設定値Y(M×v + 1)〜Y(M×v + M)を生成し出力する。
振幅基準減衰係数算出部1102は、2倍オーバーサンプル信号Ddbl (2M×v + 1)〜Ddbl (2M×v + 2M)と、減衰係数初期設定値Y(M×v + 1)〜Y(M×v + M)とを入力とし、データ信号と同じサンプリング時間に対応する信号を除いた2倍オーバーサンプル信号の中で、2倍オーバーサンプル信号の絶対値が閾値C(Cは正の実数)を超える場合、2倍オーバーサンプル信号において閾値Cを越える信号の1サンプル前のサンプリング時間に対応する減衰係数初期設定値Y(M×v + g)を(gはM以下の自然数)、図3に示す式1の算出結果に変更し、減衰係数初期設定値Y(M×v + 1)〜Y(M×v + M)の変更結果を減衰係数Wm(M×v+ 1)〜Wm (M×v + M)として出力する。なお、式1において、γは正の実数、abs()は()の絶対値を表す。
2倍オーバーサンプル信号Ddbl (2M×v + 2g - 1)の振幅値が大きいほど、減衰係数を小さい値に設定することで、減衰係数乗算後のN/M倍オーバーサンプルをした結果を、一定値(C)に近い値にすることができる。N/Mオーバーサンプル後のピークの大きさは減衰係数に依存するため、PAPRを低減するためには減衰係数を小さくする方が良い。しかしながら、減衰係数を乗算した後の振幅が低くなり過ぎると、受信特性が劣化するという問題がある。このため、2倍オーバーサンプル信号Ddbl (2M×v + 2g - 1)の振幅値が小さい時には減衰係数を大きくする必要がある。
減衰係数乗算部1005は、データ信号Din (M×v + 1)〜Din (M×v + M)と減衰係数Wm(M×v + 1)〜Wm (M×v + M)を入力とし、データ信号Din (M×v + 1)〜Din (M×v + M)それぞれに、減衰係数Wm (M×v + 1)〜Wm (M×v + M)を乗算し、減衰係数乗算信号Sdin (M×v + 1)〜Sdin (M×v + M)として出力する。
N/M倍オーバーサンプル部1006は、減衰係数乗算信号Sdin (M×v + 1)〜Sdin(M×v + M)を入力とし、MポイントのDFTを行い、減衰乗算DFT出力信号Sziout(M×v+ 1)〜Sziout (M×v + M)を生成し、減衰乗算DFT出力信号Sziout (M×v + 1)〜Sziout(M×v + M)における、低周波数および高周波数成分に対応する両端に合計(N−M)個のゼロの信号点を外挿したN個の信号点に(NはMより大きい2の乗数)、NポイントのIFFT(Inverse Fast Fourier Transform)を行ってN/M倍のオーバーサンプルを行った信号を送信信号Sdout (M×v + 1)〜Sdout (M×v + M)として生成する。
2倍のオーバーサンプルを行って、N/M倍のオーバーサンプル後に高いピークを発生させる可能性がある信号を選択し、N/M倍オーバーサンプルにおけるDFTの前段で減衰させることで、N/M倍オーバーサンプル後のPAPRを低減することが可能である。
PA power de-rating reduction scheme for DFT-SOFDM and TP, R1-060392, Motorola, 3GPP TSG-RAN WG1 #44, Denver, USA, Feb 13-17, 2006
しかしながら、従来法では、2倍のオーバーサンプルを行って、N/Mオーバーサンプル後に閾値Cを越えるピークを発生させる可能性があるデータ信号を選択しているため、2MポイントのIDFTが必要である。2MポイントのIDFTは、MポイントのDFTの演算量の約4倍と等価であり、演算量が問題である。2MポイントのIDFTに比べ演算量を大幅に削減し、ピークを発生させるDFTの入力信号を選択することが必要である。
そこで本発明は、オーバーサンプルを行う従来のFFT Pre-Processing法に比べ演算量を大幅に削減し、従来と同程度にPAPRを低減する無線伝送システムにおける信号生成装置及び方法並びにそのプログラムを提供することを目的とする。
上述の課題を解決するため、本発明は、無線伝送システムにおいて送信信号を生成する信号生成装置であって、単位時間スロットにおいて、M(Mは自然数)個のデータ信号を力とし、オーバーサンプル後にピークを発生させ得るデータ信号を推定し、選択した前記データ信号に対し減衰量を決定し、選択結果および決定した減衰量に関する情報を生成し、データ減衰係数として出力するデータ減衰係数生成手段と、前記M個のデータ信号と、前記データ減衰係数を入力とし、前記データ減衰係数における前記選択結果に対応するデータ信号それぞれに、前記選択結果に対応する減衰量を乗算し、M個の減衰係数乗算信号として出力する減衰係数乗算部と、前記M個の減衰係数乗算信号を入力とし、オーバーサンプルを行って送信信号を生成し出力するオーバーサンプル部とを備え、前記データ減衰係数生成手段が、前記M個のデータ信号から、各データ信号点におけるデータ信号波形の傾きを示す情報を、対応する各スロープ推定値として出力するスロープ推定部と、前記M個のデータ信号および前記M個のスロープ推定値を入力とし、前記M個のデータ信号の振幅値および前記M個のスロープ推定値を基にオーバーサンプル後にピークを発生させ得るデータ信号を推定し、選択した前記データ信号に対し減衰量を決定し、選択結果および決定した減衰量に関する情報を生成し、前記データ減衰係数として出力するスロープ基準減衰信号選択部とを備えることを特徴とする。
本発明は、データ信号波形の傾きを用いて減衰係数を乗算するデータ信号を選択することによって、従来法より少ない演算量で、従来法と同程度にピーク電力を低減した送信信号を生成することが可能である。
従来例における送信器のブロック図 従来例における振幅基準減衰信号選択部のブロック図 数式を表す図 本発明における送信器のブロック図 本発明の最良の形態におけるスロープ推定部のブロック図 本発明におけるスロープ基準減衰信号選択部のブロック図 第1の実施例におけるスロープ推定部のブロック図 オーバーサンプルスロープおよびデータ信号のサンプリング時間を示す図 第2の実施例におけるスロープ推定部のブロック図 第2の実施例におけるZポイントIDFT偏微分値算出部のブロック図 実施例3を用いたPAPR特性のシミュレーション結果を示す図 実施例3を用いた受信特性のシミュレーション結果を示す図
符号の説明
100,1000 送信器
101,1001 データ信号生成部
102 スロープ推定部
103 スロープ基準減衰信号選択部
104,1005 減衰係数乗算部
105,1006 N/Mオーバーサンプル部
201,401,1002 DFT部
202 MポイントIDFT偏微分値算出部
301,1101 減衰係数初期設定値生成部
302 減衰係数算出部
402,603 ZポイントIDFT偏微分値算出部
403 ピーク推定スロープ近似部
601 サイクリックシフト信号挿入部
602 FFT部
604 サイクリックシフト信号削除部
701 I/Q分離部
702,703 定数乗算部
704 I/Q多重部
705 IFFT部
1003 2倍ポイントIDFT部
1004 振幅基準減衰信号選択部
1102 振幅基準減衰信号算出部
以下、本発明の最良の形態について図面を参照して説明する。
図4は、本発明の最良の形態による送信器を示すブロック図である。送信器100は、データ信号生成部101、スロープ推定部102、スロープ基準減衰信号選択部103、減衰係数乗算部104、N/M倍オーバーサンプル部105から構成される。また、送信器100は、プログラム制御によって、以下に説明する各機能を実行する。
図4に示す送信器100において、データ信号生成部101は、第v(vは0以上の整数)時間スロットにおいて、M(Mは自然数)個のデータ信号Din (M×v + 1)〜Din(M×v +M)を生成する。
次に、スロープ推定部102について、図5を参照して説明する。スロープ推定部102は、DFT部201、MポイントIDFT偏微分値算出部202から構成される。DFT部201は、データ信号Din (M×v + 1)〜Din (M×v + M)を入力とし、MポイントのDFTを行い、DFT出力信号Dout (M×v + 1)〜Dout (M×v + M)を生成し出力する。
MポイントIDFT偏微分値算出部202は、IDFTの計算式の実数および虚数成分それぞれを時間に関し偏微分を行って得られる図3に示す式2および式3から、データ信号Din (M×v + 1)〜Din (M×v + M)それぞれのサンプリング時間におけるデータ信号波形の傾きを算出し、スロープ推定値Usl (M×v + i) (iはM以下の自然数)として出力する。なお、式2及び3において、()real は()の実数部を表し、()imag は()の虚数部を表す。
次に、スロープ基準減衰信号選択部103について、図6を参照して説明する。スロープ基準減衰信号選択部103は、減衰係数初期設定値生成部301、減衰係数算出部302から構成される。
減衰係数初期設定値生成部301は、すべて1の減衰係数初期設定値Y(M×v + 1)〜Y(M×v + M)を生成し出力する。
減衰係数算出部302は、スロープ推定値Usl (M×v + 1)〜Usl (M×v + M)と、データ信号Din (M×v + 1)〜Din (M×v + M)と、減衰係数初期設定値Y(M×v + 1)〜Y(M×v + M)とを入力とし、データ信号Din (M×v + 1)〜Din (M×v + M)の中で、振幅閾値A(Aは正の実数)以上または−A以下のいずれかの振幅値で、(p+1)点(pは自然数)連続するデータ信号Din (M×v + j)〜Din (M×v + j + p)(jは(M-1)以下の自然数)の系列において、Din(M×v + j + p)を除いたデータ信号Din (M×v + j)〜Din (M×v + j + p-1)に対応するスロープ推定値Usl (M×v + j) 〜Usl (M×v + j + p-1)の絶対値がスロープ閾値B(Bは正の実数)を超え、かつ、データ信号Din (M×v + k)(kはj以上(j+p-1)以下の整数)とスロープ推定値Usl (M×v + k)の符号が同一となる場合、Din (M×v + k)とDin (M×v + k+1)に対応する減衰係数初期設定値Y(M×v + h)を、図3に示す式4で算出した値に変更し、減衰係数初期設定値Y(M×v + 1)〜Y(M×v + M)の変更結果を減衰係数Wm (M×v + 1)〜Wm(M×v + M)として出力する。なお、式4において、α,βは正の実数を表す。
減衰係数Wm (M×v + 1)〜Wm (M×v + M)を、データ信号やスロープ推定値の大きさに応じて小さい値にすることで、減衰係数乗算後にN/Mオーバーサンプルを行った結果のピークを、一定値(A)に近い値にすることができる。従来法と同じように、N/Mオーバーサンプル後のピークの大きさは減衰係数Wm に依存するため、PAPRを低減するためには減衰係数Wm を小さくする方が良い。しかしながら、減衰係数を小さくし過ぎると受信特性が劣化するという問題がある。このため、データ信号の振幅値やスロープ推定値の大きさに応じて、減衰係数を変えることが望ましい。
減衰係数乗算部104は、データ信号Din (M×v + 1)〜Din (M×v + M)と減衰係数Wm(M×v + 1)〜Wm (M×v + M)を入力とし、データ信号Din (M×v + 1)〜Din (M×v + M)それぞれに、減衰係数Wm (M×v + 1)〜Wm (M×v + M)を乗算し、減衰係数乗算信号Sdin (M×v + 1)〜Sdin (M×v + M)を出力する。
N/M倍オーバーサンプル部105は、減衰係数乗算信号Sdin (M×v + 1)〜Sdin(M×v+ M)を入力とし、MポイントのDFTを行い、減衰乗算DFT出力信号Sziout(M×v + 1)〜Sziout (M×v + M)を生成し、減衰乗算DFT出力信号Sziout (M×v + 1)〜Sziout (M×v + M)における、低周波数および高周波数成分に対応する両端に合計(N−M)個のゼロの信号点を外挿したN個の信号点に(NはMより大きい2の乗数)、NポイントのIFFT(Inverse Fast Fourier Transform)を行ってN/M倍のオーバーサンプルを行った信号を送信信号Sdout (M×v + 1)〜Sdout (M×v + M)として生成する。
以上の処理によって、データ信号波形の傾きを用いて減衰係数を乗算するデータ信号を選択することで、従来法より少ない演算量で、従来法と同程度PAPRを低減した送信信号を生成することが可能である。
次に、第1の実施例を説明する。第1の実施例における送信器を示すブロック図は、本発明の最良の形態による送信器のブロック図と同一である。第1の実施例では、スロープ推定部102における処理が本発明の最良の形態と異なる。本実施例では、本発明の最良の形態との差分であるスロープ推定部を図7を参照して説明する。スロープ推定部102は、DFT部401、Z(Zは、Nより大きい2の乗数)ポイントIDFT偏微分値算出部402、ピーク推定スロープ近似部403から構成される。
DFT部401は、データ信号Din (M×v + 1)〜Din (M×v + M)を入力とし、MポイントのDFTを行い、DFT出力信号Dout (M×v + 1)〜Dout (M×v + M)を生成し、ZポイントIDFT偏微分値算出部402は、合計の信号点が2の乗数になるように、DFT出力信号Dout (M×v + 1)〜Dout (M×v + M)の高周波数および低周波数成分に合計(Z−N)個のゼロの信号点を外挿して得られるZ個の信号点を、ゼロ外挿DFT出力信号Dovin(Z×v+ x) (xはZ以下の自然数)として入力し、IDFTの計算式の実数および虚数成分それぞれを時間に関し偏微分を行って得られる図3に示す式5および式6から、Z/Mオーバーサンプル後におけるデータ信号波形の傾きを示す情報を算出し、オーバーサンプルスロープUov (Z×v + q) (qはZ以下の自然数)として出力する。
ピーク推定スロープ近似部403は、オーバーサンプルスロープUov (Z×v + 1)〜Uov(Z×v + Z)を入力とし、オーバーサンプルスロープUov (Z×v + q)の中から、データ信号Din (M×v + 1)〜Din (M×v + M)それぞれのサンプリング時間に最も近接するオーバーサンプルスロープを選択し、スロープ推定値Usl (M×v + i)として出力する。
式5および式6は、IDFTのポイント数が2の乗数である式を時間に関して偏微分を行った式である。このため、IDFTの演算を、IFFTのアルゴリズムを用いて削減するのと同様に、式5および式6にIFFTのアルゴリズムを用いることで、演算量を削減することができる。
IDFTのポイント数をMとした場合、IDFTの演算量はMの2乗に比例し、IFFTの演算量は、Mlog2 Mに比例する。本実施例において、Mを300とした場合、従来例における2MポイントIDFTの演算量は、90000(300×300)になる。一方、M(300)以上の最小の2の乗数は512であるため、IFFTのアルゴリズムを用いた場合の演算量は4608になる。IFFTのアルゴリズムを用いることで、IDFTの偏微分値の算出における演算量を、IFFTのアルゴリズムを用いた場合に対し約20分の1にすることができる。
しかしながら、図8に示すように、オーバーサンプルスロープのサンプリング間隔は、データ信号のサンプリング間隔と異なり、データ信号のサンプリング間隔のM/Zになる。このため、本実施例では、オーバーサンプルスロープUov (Z×v + q)の中から、データ信号Din (M×v + 1)〜Din (M×v + M)それぞれのサンプリング時間に最も近接するオーバーサンプルスロープを選択し、スロープ推定値Usl (M×v + i)として出力する処理を行っている。
本実施例では、スロープ推定値として、データ信号のサンプリング時間に最も近接するオーバーサンプルスロープを用いている。このため、データ信号のサンプリング時間におけるデータ信号の波形の傾きを正確に算出した場合に比べ、PAPRの低減効果が若干低下するが、演算量を大きく削減する効果がある。
次に、第2の実施例を説明する。第2の実施例における送信器を示すブロック図は、本発明の最良の形態による送信器のブロック図と同一である。第2の実施例では、スロープ推定部102における処理が本発明の最良の形態と異なる。本実施例では、本発明の最良の形態との差分であるスロープ推定部を図9および図10を参照して説明する。図9のスロープ推定部102は、サイクリックシフト信号挿入部601、FFT部602、ZポイントIDFT偏微分値算出部603(Zは、Nより大きい2の乗数)、サイクリックシフト信号削除部604から構成される。
サイクリックシフト信号挿入部601は、データ信号Din (M×v + 1)〜Din (M×v + M)を入力とし、データ信号Din (M×v + 1)〜Din (M×v + M)における最後尾Din (M×v + M)の後に、データ信号をサイクリックシフトした(Z−M)個の信号に対応するデータ信号Din(M×v + 1)〜Din (M×v + (Z-M))を挿入し、サイクリックシフト挿入信号Dcyc (Z×v + 1)〜Dcyc (Z×v + Z)として出力する。
FFT部602は、サイクリックシフト挿入信号Dcyc (Z×v + 1)〜Dcyc (Z×v + Z)を入力し、ZポイントのFFTを行い、FFT出力信号DFFT (Z×v + 1)〜DFFT (Z×v + Z)として出力する。
ZポイントIDFT偏微分値算出部603は、FFT出力信号DFFT (Z×v + 1)〜DFFT(Z×v + Z)を入力とし、実施例1と同様にIDFTの計算式の実数および虚数成分それぞれを時間に関し偏微分を行って得られる式から、サイクリックシフト挿入信号Dcyc(Z×v +1)〜Dcyc (Z×v + Z)の波形の傾きを示す情報を算出し、ZポイントIDFT偏微分信号DIDFT (Z×v + 1)〜DIDFT (Z×v + Z)として出力する。
次に、ZポイントIDFT偏微分値算出部の処理をIFFTの回路を用いる例を、図10を参照して説明する。図10のZポイントIDFT偏微分値算出部102は、I/Q分離部701、定数乗算部702、703、I/Q多重部704、IFFT部705から構成される。
I/Q分離部701は、FFT出力信号DFFT (Z×v + 1)〜DFFT (Z×v + Z)を入力とし、実数成分および虚数成分を分離し、それぞれI/Q分離実数信号DIout (Z×v + 1)〜DIout(Z×v + Z)およびI/Q分離虚数信号DQout (Z×v + 1)〜DQout (Z×v + Z)として出力する。
定数乗算部702は、I/Q分離実数信号DIout (Z×v + 1)〜DIout (Z×v + Z)を入力とし、DIout (Z×v + q)それぞれに(2π(q-Z/2)/Z)を乗算し(qはZ以下の自然数)、定数乗算実数信号DmulI (Z×v + 1)〜DmulI (Z×v + Z)として出力する。定数乗算部703はI/Q分離虚数信号DQout (Z×v + 1)〜DQout (Z×v + Z)を入力とし、DQout (Z×v + q)それぞれに(-1×(2π(q-Z/2)/Z))を乗算し、定数乗算虚数信号DmulQ (Z×v + 1)〜DmulQ(Z×v + Z)として出力する。
I/Q多重部704は、定数乗算実数信号DmulI (Z×v + 1)〜DmulI (Z×v + Z)および定数乗算虚数信号DmulQ (Z×v + 1)〜DmulQ (Z×v + Z)を入力とし、定数乗算実数信号および定数乗算虚数信号それぞれが、I/Q多重後の虚数成分および実数成分となるように、実数および虚数成分を入れ替え、I/Q多重した信号を、I/Q多重信号DIQMx(Z×v + 1)〜DIQMx (Z×v + Z)として出力する。
IFFT部705は、I/Q多重信号DIQMx (Z×v + 1)〜DIQMx (Z×v + Z)を入力とし、IFFTを行って、ZポイントIDFT偏微分信号DIDFT (Z×v + 1)〜DIDFT (Z×v + Z)として出力する。
サイクリックシフト信号削除部604は、ZポイントIDFT偏微分信号DIDFT(Z×v +1)〜DIDFT (Z×v + Z)を入力とし、ZポイントIDFT偏微分信号DIDFT (Z×v + M+1)〜DIDFT (Z×v + Z)に対応する(Z−M)個の信号を削除し、データ信号Din (M×v + 1)〜Din (M×v + M)それぞれのサンプリング時間に対応するスロープ推定値Usl (M×v + 1)〜Usl (M×v + M)として出力する。
サイクリックシフト信号挿入部601を用いて信号の数を2の乗数にすることで、最良の実施形態および実施例1におけるスロープ推定部で用いたDFTにFFTのアルゴリズムを用いることが可能になる。また、サイクリックシフト信号挿入部601において、サイクリックシフトした信号を挿入した結果をFFT部602においてFFTしているため、不連続な信号をFFTすることによるスロープ算出精度の劣化を防ぐことが可能である。FFTを用いることで、スロープ推定部のDFTに対応する演算量を約20分の1に削減することができる。
ZポイントIDFT偏微分値算出部において、実数成分および虚数成分に定数を乗算する処理と、実数成分と虚数成分を入れ替える処理を行うことで、IDFTの偏微分の算出においてIFFTの回路をそのまま用いることができる。本処理により、IDFTの偏微分の算出における演算量を、IFFTのアルゴリズムを用いない場合に対し約20分の1にすることができる。さらに、送信器のオーバーサンプル部におけるIFFTの回路をそのまま利用することも可能であるため、回路規模の大きな増加を防ぐことも可能である。最良の実施形態のスロープ推定部におけるDFTおよびIDFT偏微分値の算出においてIFFTのアルゴリズムを用いることで、スロープ推定部における演算量を、最良の実施形態の約400分の1にすることが可能である。
次に、第3の実施例を説明する。第3の実施例における送信器を示すブロック図は、本発明の最良の形態による送信器のブロック図と同一である。第3の実施例では、減衰係数の設定値が本発明の最良の形態と異なる。本実施例では、本発明の最良の形態との差分のみを説明する。
本発明の最良の形態では、減衰係数初期設定値Y(M×v + h)を、式4で算出した値に変更しているが、第3の実施例では、減衰係数初期設定値Y(M×v + h)の変更値として、1未満の固定の値を用いる。データ信号の振幅値やスロープ推定値が大きいほど、減衰係数初期設定値Y(M×v + h)を小さい値に設定する方が、N/Mオーバーサンプル後のピーク電力の変動を小さくするという点において適しているが、データ信号の振幅値やスロープ推定値の統計的な分布が予め分かっていれば、最も使用頻度の高い固定値をすべての減衰係数初期設定値Y(M×v + h)における変更値として用いても良い。
減衰係数初期設定値の変更値を固定にした場合、N/Mオーバーサンプル後における振幅変動は、データ信号の振幅値やスロープ推定値が大きいほど応減衰係数を小さい値に設定する本発明の最良の形態に比べ大きくなるが、本発明の最良の形態に比べ演算量を削減する効果がある。
本実施例によるシミュレーション結果を、図11、図12に示す。図11にPAPR特性を示し、図42に受信特性を示す。QPSK変調を用い、平均電力を1に正規化(実数成分,虚数成分それぞれの振幅の最大値=±1/√2)し、振幅閾値Aを0.7、スロープ閾値Bを1に設定している。減衰係数を小さくするに従いPAPRは減少する。例えば減衰係数を0.5にすると、PAPRを低減しない場合に比べ、CCDF(Complementary Cumulative Distribution Function)=10 −3 において2.3dB程度PAPRを低減することができる。しかしながら、受信器は減衰係数が乗算されたデータシンボルに関する情報を通知されていないため、減衰係数を大きくするに従い所要Eb/N0 (1ビットあたりの信号電力対ノイズ比)が増加する。減衰係数を0.5とした場合、PAPRを低減しない場合に比べBLER(BLock Error Rate)=10 −2 において、0.7dB程度劣化する。PAPRの低減量に受信特性の劣化量を考慮すると、PAPR低減を行うことによる利得は、1.6dB程度になる。
減衰係数初期設定値Y(M×v + h)の変更値を固定の値としても、1.6dB程度の効果を得ることができるが、本発明の最良の形態において述べたように、データ信号の振幅値やスロープ推定値が大きいほど減衰係数を小さくすることで、PAPR低減を行うことによる利得をさらに増大することが可能である。
次に、第4の実施例を説明する。第4の実施例における送信器を示すブロック図は、本発明の最良の形態による送信器のブロック図と同一である。第4の実施例は、本発明の最良の形態、実施例1,2,3のいずれかの送信器を使用したシステムである。
本発明の最良の形態、実施例1,2,3では、ピークを予測するために、データ信号波形の傾きの算出においてDFTやFFTなどの演算を行っている。データの信号帯域が広いとDFTおよびFFTのポイント数は増加するため演算量は大きくなるが、データの信号帯域が狭いとDFT、FFTのポイント数は減少するためDFT、FFTの演算量は小さくなる。データの信号帯域が広いほど、ピークを低減することによる端末への負荷が大きくなるため、本実施例では、データの信号帯域が狭い場合にのみ、ピークを低減して送信信号を生成する。
電波伝搬による信号電力の減衰は基地局から遠いほど大きくなるため、所要受信品質を保つためには、基地局から遠いほど送信電力を大きくする必要がある。基地局の最大送信電力には制限があるため、広帯域であると所要送信電力を満たせない場合も発生する。このような場合、基地局から遠いユーザには、伝送レートを下げて狭帯域に電力を集中させて、受信品質を改善する手法が行われる。データの信号帯域が狭い場合には基地局から遠いと判断し、ピーク電力を下げて、端末が送信可能な最大送信電力を増大させることで、セル端での受信品質をさらに改善することが可能である。このように、データの信号帯域が狭い場合にのみピークを低減することは、基地局から遠いユーザの受信品質を改善するという大きな効果がある。
次に、第5の実施例を説明する。第5の実施例における送信器を示すブロック図は、本発明の最良の形態による送信器のブロック図と同一である。第5の実施例は、本発明の最良の形態、実施例1,2,3のいずれかの送信器を使用したシステムである。端末からの受信電力の測定結果を基に、基地局での受信品質を満たすために必要な端末の送信電力を基地局が測定し、基地局が端末の送信電力を制御するシステムにおいて、PAPRを低減する送信器を用いる例を説明する。
実施例4では、データの信号帯域と基地局からの距離を対応付けて、PAPRを低減する送信器の利用例を述べたが、必ずしもデータの信号帯域だけで基地局からの距離が決まるとは限らず、セル中心の受信品質が良いユーザに対し伝送レートを低くし狭帯域で信号を送信する場合も考えられる。狭帯域であるということだけで、基地局から遠いと判断してしまうと、ピークを低減する処理が無駄になる。
そこで、本実施例では、送信電力制御を行うシステムにおいて、所要送信電力が、PAPRを低減しないときに端末が送信可能な最大の送信電力を超える場合にのみ、PAPRを低減して最大送信電力を増大させる。この手法を用いることで、所要受信品質を満たさないユーザにのみピークを低減する処理を行うことができ、本提案法を用いることによる不必要な演算量の増加を防ぐことができる。
また、実施例4と5を組合せ、送信電力制御を行うシステムにおいて、データの送信帯域が狭く、さらに、所要送信電力が、PAPRを低減しないときに端末が送信可能な最大の送信電力を超える場合にのみ、PAPRを低減して最大送信電力を増大させることもできる。
本発明は、SC−FDMA方式を用いた送信器におけるピーク電力低減に利用できる。
本発明の代表的な実施形態が詳細に述べられたが、様々な変更(changes)、置き換え(substitutions)及び選択(alternatives)が請求項で定義された発明の精神と範囲から逸脱することなくなされることが理解されるべきである。また、仮にクレームが出願手続きにおいて補正されたとしても、クレームされた発明の均等の範囲は維持されるものと発明者は意図する。

Claims (17)

  1. 無線伝送システムにおいて送信信号を生成する信号生成装置であって、
    単位時間スロットにおいて、M(Mは自然数)個のデータ信号を入力とし、オーバーサンプル後にピークを発生させ得るデータ信号を推定し、選択した前記データ信号に対し減衰量を決定し、選択結果および決定した減衰量に関する情報を生成し、データ減衰係数として出力するデータ減衰係数生成手段と、
    前記M個のデータ信号と、前記データ減衰係数を入力とし、前記データ減衰係数における前記選択結果に対応するデータ信号それぞれに、前記選択結果に対応する減衰量を乗算し、M個の減衰係数乗算信号として出力する減衰係数乗算部と、
    前記M個の減衰係数乗算信号を入力とし、オーバーサンプルを行って送信信号を生成し出力するオーバーサンプル部とを備え、
    前記データ減衰係数生成手段が、
    前記M個のデータ信号から、各データ信号点におけるデータ信号波形の傾きを示す情報を、対応する各スロープ推定値として出力するスロープ推定部と、
    前記M個のデータ信号および前記M個のスロープ推定値を入力とし、前記M個のデータ信号の振幅値および前記M個のスロープ推定値を基にオーバーサンプル後にピークを発生させ得るデータ信号を推定し、選択した前記データ信号に対し減衰量を決定し、選択結果および決定した減衰量に関する情報を生成し、前記データ減衰係数として出力するスロープ基準減衰信号選択部とを備えることを特徴とする信号生成装置。
  2. 前記スロープ基準減衰信号選択部が、単位時間スロットにおいて、第1〜Mのデータ信号と、第1〜Mのスロープ推定値とを入力とし、
    前記第1〜Mのデータ信号の中で、振幅閾値A(Aは正の実数)以上または−A以下のいずれかの振幅値で、(p+1)点(pは(M−1)以下の自然数)連続する第j〜(j+p)(jは(M−1)以下の自然数)のデータ信号において、第(j+p)のデータ信号を除いた第j〜(j+p−1)のデータ信号に対応する前記第j〜(j+p−1)のスロープ推定値の絶対値がスロープ閾値B(Bは正の実数)を超え、かつ、前記第kの(kはj以上(j+p−1)以下の整数)のデータ信号と、前記第kのスロープ推定値の符号が同一となる場合、前記第kのデータ信号または前記第(k+1)のデータ信号の少なくともいずれか一方のデータ信号を選択し、選択された前記データ信号に対し減衰量を決定し、選択結果および決定した減衰量に関する情報を生成し、前記データ減衰係数として出力することを特徴とする請求項1に記載の信号生成装置。
  3. 前記スロープ基準減衰信号選択部が、単位時間スロットにおいて、第1〜Mのデータ信号と、第1〜Mのスロープ推定値とを入力とし、
    スロープ推定値の絶対値がスロープ閾値B(Bは正の実数)を超えるデータ信号を選択し、選択された前記データ信号に対し減衰量を決定し、選択結果および決定した減衰量に関する情報を生成し、前記データ減衰係数として出力することを特徴とする請求項1に記載の信号生成装置。
  4. 前記スロープ基準減衰信号選択部が、単位時間スロットにおいて、第1〜Mのデータ信号と、第1〜Mのスロープ推定値とを入力とし、
    スロープ推定値の絶対値がスロープ閾値B(Bは正の実数)を超えるデータ信号を選択し、選択された前記データ信号に対し減衰量を決定し、
    さらに、既に選択されたデータ信号を除いた前記第1〜Mのデータ信号の中で、振幅閾値A(Aは正の実数)以上または−A以下のいずれかの振幅値で、(p+1)点(pは(M−1)以下の自然数)連続する第j〜(j+p)(jは(M−1)以下の自然数)のデータ信号において、第(j+p)のデータ信号を除いた第j〜(j+p−1)のデータ信号に対応する前記第j〜(j+p−1)のスロープ推定値の絶対値がスロープ閾値C(Cは正の実数)を超え、かつ、前記第kの(kはj以上(j+p−1)以下の整数)データ信号と、前記第kのスロープ推定値の符号が同一となる場合、前記第kのデータ信号または前記第(k+1)のデータ信号の少なくともいずれか一方のデータ信号を選択し、選択された前記データ信号に対し減衰量を決定し、選択結果および決定した減衰量に関する情報を生成し、前記データ減衰係数として出力することを特徴とする請求項1に記載の信号生成装置。
  5. 前記スロープ基準減衰信号選択部における前記データ減衰係数を生成する処理において、
    前記データ信号の振幅値と前記スロープ推定値のうち、少なくともいずれか一方を用い、前記スロープ推定値又は前記データ信号の振幅値が大きいほど前記データ減衰係数が示す減衰量の値を、小さい値にすることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の信号生成装置。
  6. 前記スロープ基準減衰信号選択部における前記データ減衰係数を生成する処理において、
    前記データ減衰係数が示す減衰量の値を、固定値にすることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の信号生成装置。
  7. 前記スロープ推定部が、単位時間スロットにおいて、第1〜Mのデータ信号を入力とし、
    前記第1〜Mのデータ信号の最後尾に、前記第1〜(P−M)のデータ信号を挿入したP個の信号を(Pは、Mより大きく2M以下の2の乗数)、P個のサイクリックシフト挿入データ信号として出力し、
    前記P個のサイクリックシフト挿入データ信号にPポイントのDFTを行った信号を、P個のDFT変換出力信号とし、
    前記P個のDFT変換出力信号から、前記データ信号の波形の傾きを示す情報を、P個のサイクリックシフト挿入スロープ信号として算出し、
    前記第1〜Pのサイクリックシフト挿入スロープ信号から、第(M+1)〜Pのサイクリックシフト挿入スロープ信号を削除し、前記第1〜Mのデータ信号それぞれに対応した前記第1〜Mのスロープ推定値を出力することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の信号生成装置。
  8. 前記スロープ推定部が、単位時間スロットにおいて、第1〜Mのデータ信号を入力とし、
    前記第1〜Mのデータ信号の最後尾に、ゼロの信号を挿入したQ個の信号を(Qは、Mより大きい2の乗数)、Q個のゼロ挿入データ信号として出力し、
    前記Q個のゼロ挿入データ信号にQポイントのDFTを行った信号を、Q個のDFT変換出力信号とし、
    前記Q個のDFT変換出力信号から、前記データ信号の波形の傾きを示す情報を、Q個のゼロ挿入スロープ信号として算出し、
    前記第1〜Qのゼロ挿入スロープ信号から、第(M+1)〜Qのゼロ挿入スロープ信号を削除し、前記第1〜Mのデータ信号それぞれに対応した前記第1〜Mのスロープ推定値を出力することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の信号生成装置。
  9. 前記スロープ推定部が、単位時間スロットにおいて、第1〜Mのデータ信号を入力とし、
    MポイントのDFTを行った信号を、第1〜MのDFT出力信号とし、
    前記第1〜MのDFT出力信号の高周波数および低周波数成分に合計(Z−M)個(Zは、Mより大きい2の乗数)のゼロの信号点を外挿したZ個の信号点を、Z個のゼロ外挿DFT出力信号とし、
    前記Z個のゼロ外挿DFT出力信号から、Z/M倍オーバーサンプル後のサンプリング時間に対応する前記データ信号の波形の傾きを示す情報を、Z個のオーバーサンプルスロープとして算出し、
    前記Z個のオーバーサンプルスロープの中から、前記第1〜Mのデータ信号それぞれのサンプリング時間に最も近接する前記オーバーサンプルスロープを、前記第1〜Mのスロープ推定値として出力することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の信号生成装置。
  10. 前記データ信号の選択を、実数成分および虚数成分それぞれ独立に行い、実数成分または虚数成分のいずれか一方で選択された前記データ信号に対し減衰量を決定し、選択結果および決定した減衰量に関する情報を生成し、前記データ減衰係数として出力することを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載の信号生成装置。
  11. 前記データ信号の選択を、実数成分および虚数成分それぞれ独立に行い、実数成分または虚数成分の両方で選択された前記データ信号に対してのみ減衰量を決定し、選択結果および決定した減衰量に関する情報を生成し、前記データ減衰係数として出力することを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載の信号生成装置。
  12. 前記データ信号の選択を、実数成分および虚数成分それぞれ独立に行い、選択結果に対応する前記データ信号に対し減衰量を実数成分および虚数成分それぞれ独立に決定し、選択結果および決定した減衰量に関する情報を生成し、前記データ減衰係数として出力することを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載の信号生成装置。
  13. 前記データ減衰係数生成手段の演算量が所定値以下となる帯域幅で信号を送信する場合のみ、請求項1〜12のいずれかに記載の信号生成装置を用いてピーク電力を低減した送信信号を生成することを特徴とする無線伝送システム。
  14. 所要送信電力が、ピーク電力を低減しないときに端末が送信可能な最大の送信電力を超える場合のみ、請求項1〜12のいずれかに記載の信号生成装置を用いてピーク電力を低減した送信信号を生成することを特徴とする無線伝送システム。
  15. 前記データ減衰係数生成手段の演算量が所定値以下となる帯域幅で信号を送信し、さらに、所要送信電力が、ピーク電力を低減しないときに端末が送信可能な最大の送信電力を超える場合に、請求項1〜12のいずれかに記載の信号生成装置を用いてピーク電力を低減した送信信号を生成することを特徴とする無線伝送システム。
  16. 無線伝送システムにおいて送信信号を生成する信号生成方法であって、
    単位時間スロットにおいて、M(Mは自然数)個のデータ信号を入力とし、オーバーサンプル後にピークを発生させ得るデータ信号を推定し、選択した前記データ信号に対し減衰量を決定し、選択結果および決定した減衰量に関する情報を生成し、データ減衰係数として出力するデータ減衰係数生成ステップと、
    前記M個のデータ信号と、前記データ減衰係数を入力とし、前記データ減衰係数における前記選択結果に対応するデータ信号に、それぞれの前記選択結果に対応する減衰量を乗算し、M個の減衰係数乗算信号として出力する減衰係数乗算ステップと、
    前記M個の減衰係数乗算信号を入力とし、オーバーサンプルを行って送信信号を生成し出力するオーバーサンプル・ステップとを含み、
    前記データ減衰係数生成ステップが、
    前記M個のデータ信号から、各データ信号点におけるデータ信号波形の傾きを示す情報を、対応する各スロープ推定値として出力するスロープ推定ステップと、
    前記M個のデータ信号および前記M個のスロープ推定値を入力とし、前記M個のデータ信号の振幅値および前記M個のスロープ推定値を基にオーバーサンプル後にピークを発生させ得るデータ信号を推定し、選択した前記データ信号に対し減衰量を決定し、選択結果および決定した減衰量に関する情報を生成し、前記データ減衰係数として出力するスロープ基準減衰信号選択ステップとを含むことを特徴とする信号生成方法。
  17. 無線伝送システムの送信装置に送信信号を生成する信号生成処理を実行させるプログラムであって、
    単位時間スロットにおいて、M(Mは自然数)個のデータ信号を入力とし、オーバーサンプル後にピークを発生させ得るデータ信号を推定し、選択した前記データ信号に対し減衰量を決定し、選択結果および決定した減衰量に関する情報を生成し、データ減衰係数として出力するデータ減衰係数生成処理と、
    前記M個のデータ信号と、前記データ減衰係数を入力とし、前記データ減衰係数における前記選択結果に対応するデータ信号に、それぞれの前記選択結果に対応する減衰量を乗算し、M個の減衰係数乗算信号として出力する減衰係数乗算処理と、
    前記第M個の減衰係数乗算信号を入力とし、オーバーサンプルを行って送信信号を生成し出力するオーバーサンプル処理とを含み、
    前記データ減衰係数生成処理が、
    前記M個のデータ信号から、各データ信号点におけるデータ信号波形の傾きを示す情報を、対応する各スロープ推定値として出力するスロープ推定処理と、
    前記M個のデータ信号および前記M個のスロープ推定値を入力とし、前記M個のデータ信号の振幅値および前記M個のスロープ推定値を基にオーバーサンプル後にピークを発生させ得るデータ信号を推定し、選択した前記データ信号に対し減衰量を決定し、選択結果および決定した減衰量に関する情報を生成し、前記データ減衰係数として出力するスロープ基準減衰信号選択処理とを含むことを特徴とするプログラム。
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