JPWO2008047842A1 - 血液試料のヘマトクリット値の測定方法、血液試料中の分析物の濃度の測定方法、センサチップおよびセンサユニット - Google Patents
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Abstract
Description
図1はHct値測定用センサチップAの分解斜視図であり図2はその平面図である。図示のようにHct値測定用センサチップA100aは、矩形状の切欠部104が形成されたスペーサー102を介してかつ絶縁基板101の一方の端部(図において右側の端部)を残して、絶縁基板101上にカバー103が配置されている。各部材101、102、103は、例えば接着や熱溶着により一体化されている。スペーサー102の切欠部104は、各部材の一体化後には血液試料保持部14となる。血液試料保持部14は、チップ100aの長辺に沿って伸長し、スペーサー102の一方の端部(図において左側の端部)において外部に連通している。換言すれば、血液試料保持部14は、チップ100aの外部に開口する血液試料導入口16と連通している。カバー103は、血液試料保持部14における外部に連通する端と反対側の端に対応する部分に排気口15を有している。作用極11および対極12は、作用極11の一部分(部分31)および対極12の一部分(部分32)が血液試料保持部14に面しかつ部分31が部分32よりも血液試料導入口16に近接するように、絶縁基板101上に配置されている。作用極11および対極12は、それぞれリード(図示せず)と連結している。リードの一端は、作用極と対極との間に電圧を印加できるように、スペーサー102およびカバー103で覆われていない絶縁基板101の端部においてチップ100aの外部に露出している。
図3はHct値測定用センサチップBの分解斜視図であり図4はその平面図である。図示のようにHct値測定用センサチップB100bは、血液試料保持部14において、対極12の部分32から離れて、かつ部分32よりも血液試料導入口16に近接し、かつ作用極11の部分31と対極12の部分32との間に、血液試料に容易に溶解する状態で、試薬13が配置されていること以外は、Hct値測定用センサチップAと同様の構造を有する。
図5はHct値測定用センサチップCの分解斜視図であり図6はその平面図である。図示のようにHct値測定用センサチップC100cは、T字状の切欠部204が形成されたスペーサー202を介してかつ絶縁基板201の一方の端部(図において右側の端部)を残して、絶縁基板201上にカバー203が配置されている。各部材201、202、203は、例えば接着や熱溶着により一体化されている。スペーサー202の切欠部204は、各部材の一体化後には血液試料保持部24となる。血液試料保持部24は、チップ100cの長辺に沿って伸長する導入部27と、導入部27からそれぞれ分岐しチップ100cの短辺に沿って伸長する2つの分岐部28a、28bとにより構成されている。スペーサー202の一方の端部(図において左側の端部)において導入部27は外部に連通している。換言すれば、血液試料保持部24は、チップ100cの外部に開口する血液試料導入口26と連通している。カバー203は、分岐部28a、28bの先端に対応する部分に排気口25をそれぞれ有している。作用極21および対極22は、作用極21の一部分(部分41)と対極22の一部分(部分42)とがそれぞれ異なる分岐部28a、28bに面するように絶縁基板201上に配置されている。作用極21および対極22は、それぞれリード(図示せず)と連結している。リードの一端は、作用極と対極との間に電圧を印加できるように、スペーサー202およびカバー203で覆われていない絶縁基板201の端部においてチップ100cの外部に露出している。
図43は分析物濃度測定用センサチップAの分解斜視図であり図44はその平面図である。図示のように分析物濃度測定用センサチップA200aは、仮測定用対極18が、その一部分(部分33)がU字状に分岐しており、当該部分33が血液試料保持部14に面しかつ部分32を挟むように絶縁基板101上に配置されていること以外は、上記Hct値測定用センサチップA100aと同様の構造を有する。対極12は、仮測定用作用極としても使用される。仮測定用対極18は、リード(図示せず)と連結している。リードの一端は、スペーサー102およびカバー103で覆われていない絶縁基板101の端部においてチップ200aの外部に露出している。
図45は分析物濃度測定用センサチップBの分解斜視図であり図46はその平面図である。図示のように分析物濃度測定用センサチップB200bは、血液試料保持部14において、対極12の部分32から離れて、かつ部分32よりも血液試料導入口16に近接し、かつ作用極11の部分31と対極12の部分32との間に、血液試料に容易に溶解する状態で試薬13が配置されていること以外は、分析物濃度測定用センサチップAと同様の構造を有する。
図47は分析物濃度測定用センサチップCの分解斜視図であり図48はその平面図である。図示のように分析物濃度測定用センサチップC200cは、仮測定用対極29が、その一部分(部分43)が分岐部28bに面しかつ部分42よりも導入部27に近接するように絶縁基板201上に配置されていること以外は、上記Hct値測定用センサチップC100cと同様の構造を有する。対極22は、仮測定用作用極としても使用される。仮測定用対極29は、リード(図示せず)と連結している。リードの一端は、スペーサー202およびカバー203で覆われていない絶縁基板201の端部においてチップ200cの外部に露出している。
Hct値測定用センサチップAを作製した。作用極および対極の電極芯体は銀で構成した。厚み100μmのスペーサーを用い、容積0.8マイクロリットル(μL)の血液試料保持部を形成した。血液試料保持部における作用極および対極の有効面積はそれぞれ1.0mm2、1.8mm2とし、作用極と対極との最近接距離は2.4mmとした。血液試料保持部に面する作用極の表面は、作用極の電極芯体の表面とした。血液試料保持部に面する対極の表面は、対極の電極芯体上に配置したカルボキシメチルセルロース(CMC)膜からなる下地層の表面とした。下地層は、0.25質量%のCMC水溶液(第一工業製薬社製)を2.5mg/センサとなるように対極の電極芯体の表面に塗布した後に55℃で10分間乾燥することによって当該表面上に配置した。下地層の当該表面上には、酸化還元物質の酸化体を含む反応試薬層を配置した。反応試薬層は、50mMのフェリシアン化カリウム(関東化学社製)を0.5質量%のCMC水溶液に溶解して調製した試薬液を、2.5mg/センサとなるように下地層上に塗布した後に55℃で10分間乾燥することによって下地層の表面上に配置した。作用極と反応試薬層との最近接距離は1.8mmとした。スペーサーおよびカバーにおける血液試料導入口に相当する部分には親水化処理を施した。親水化処理は、当該部分に卵黄レシチンの2−ブタノール溶液(ナカライテスク社製)を2μL/センサとなるように塗布した後、これを風乾して行った。
カーボンペースト(アチソン社製)を用いて対極の電極芯体を形成したこと以外は、実施例1と同様のセンサチップを作製した。上記3種類の血液試料を別々のセンサチップの血液試料保持部に導入し、作用極を正極、対極を負極と表示したときに3.0V以下の大きさとなる電圧を両電極間に印加し、作用極と対極との間に流れる応答電流を測定した。応答電流の測定結果を図14〜23のグラフに示す。各グラフに示すように実施例2のセンサチップにより、上記と同様に表示したときに3.0V以下の大きさとなる電圧を両電極間に印加しても電圧印加開始直後から安定かつ明確な感度差で血液試料のHct値を反映した応答電流を検出できた。
厚み180μmのスペーサーを用いて容積2.5μLの血液試料保持部を形成したこと以外は、実施例1と同様のセンサチップを作製した。上記3種類の血液試料を別々のセンサチップの血液試料保持部に導入し、作用極を正極、対極を負極と表示したときに3.0V以下の大きさとなる電圧を両電極間に印加し、作用極と対極との間に流れる応答電流を測定した。応答電流の測定結果を図24〜28のグラフに示す。各グラフで示すように実施例3のセンサチップにより、上記と同様に表示したときに3.0V以下の大きさとなる電圧を両電極間に印加しても電圧印加開始直後から安定かつ明確な感度差で血液試料のHct値を反映した応答電流を検出できた。
厚み260μmのスペーサーを用いて容積2.3μLの血液試料保持部を形成したこと以外は、実施例2と同様のセンサチップを作製した。上記3種類の血液試料を別々のセンサチップの血液試料保持部に導入し、作用極を正極、対極を負極と表示したときに3.0V以下の大きさとなる電圧を両電極間に印加し、作用極と対極との間に流れる応答電流を測定した。応答電流の測定結果を図29〜36のグラフに示す。各グラフに示すように実施例4のセンサチップにより、上記と同様に表示したときに3.0V以下の大きさとなる電圧を両電極間に印加しても電圧印加開始直後から安定かつ明確な感度差で血液試料のHct値を反映した応答電流を検出できた。
従来型のセンサチップを作製した。このセンサチップは、作用極および対極の電極芯体をパラジウムで構成したこと、作用極の電極芯体上にCMC膜を配置し当該CMC膜の表面を血液試料保持部に面する作用極の表面としたこと、および下地層を設けずに対極の電極芯体上に反応試薬層を配置したこと以外は、実施例1と同様の構造を有する。CMC膜は、作用極の電極芯体の表面に0.01〜2.0質量%のCMC水溶液(第一工業社製)を0.01〜100mg滴下し、これを乾燥することによって当該表面上に配置した。反応試薬層は、60mMのフェリシアン化カリウム(関東化学社製)および80mMのタウリン(ナカライテスク社製)を0.1質量%のCMC水溶液に溶解して調製した試薬液を、2.5mg/センサとなるように対極の電極芯体の表面に塗布した後に55℃で10分間乾燥することによって当該表面上に配置した。
作用極および対極の電極芯体上にCMC膜からなる下地層を配置し当該CMC膜の表面を血液試料保持部に面する作用極および対極の表面とし、当該作用極および対極の表面上に反応試薬層を配置したこと以外は、比較例1と同様のセンサチップを作製した。上記3種類の血液試料を別々のセンサチップの血液試料保持部に導入し、作用極を正極、対極を負極と表示したときに2.5Vの大きさとなる電圧を両電極間に印加し、作用極と対極との間に流れる応答電流を測定した。応答電流の測定結果を図40のグラフに示す。このグラフに示すように比較例2のセンサチップでは、上記と同様に表示したときに2.5Vの大きさとなる電圧を印加しても血液試料のHct値の変動に対する感度差が小さくかつ電圧印加開始から3秒経過しても定常状態に到らなかった。
図1はHct値測定用センサチップAの分解斜視図であり図2はその平面図である。図示のようにHct値測定用センサチップA100aは、矩形状の切欠部104が形成されたスペーサー102を介してかつ絶縁基板101の一方の端部(図において右側の端部)を残して、絶縁基板101上にカバー103が配置されている。各部材101、102、103は、例えば接着や熱溶着により一体化されている。スペーサー102の切欠部104は、各部材の一体化後には血液試料保持部14となる。血液試料保持部14は、チップ100aの長辺に沿って伸長し、スペーサー102の一方の端部(図において左側の端部)において外部に連通している。換言すれば、血液試料保持部14は、チップ100aの外部に開口する血液試料導入口16と連通している。カバー103は、血液試料保持部14における外部に連通する端と反対側の端に対応する部分に排気口15を有している。作用極11および対極12は、作用極11の一部分(部分31)および対極12の一部分(部分32)が血液試料保持部14に面しかつ部分31が部分32よりも血液試料導入口16に近接するように、絶縁基板101上に配置されている。作用極11および対極12は、それぞれリード(図示せず)と連結している。リードの一端は、作用極と対極との間に電圧を印加できるように、スペーサー102およびカバー103で覆われていない絶縁基板101の端部においてチップ100aの外部に露出している。
図3はHct値測定用センサチップBの分解斜視図であり図4はその平面図である。図示のようにHct値測定用センサチップB100bは、血液試料保持部14において、対極12の部分32から離れて、かつ部分32よりも血液試料導入口16に近接し、かつ作用極11の部分31と対極12の部分32との間に、血液試料に容易に溶解する状態で、試薬13が配置されていること以外は、Hct値測定用センサチップAと同様の構造を有する。
図5はHct値測定用センサチップCの分解斜視図であり図6はその平面図である。図示のようにHct値測定用センサチップC100cは、T字状の切欠部204が形成されたスペーサー202を介してかつ絶縁基板201の一方の端部(図において右側の端部)を残して、絶縁基板201上にカバー203が配置されている。各部材201、202、203は、例えば接着や熱溶着により一体化されている。スペーサー202の切欠部204は、各部材の一体化後には血液試料保持部24となる。血液試料保持部24は、チップ100cの長辺に沿って伸長する導入部27と、導入部27からそれぞれ分岐しチップ100cの短辺に沿って伸長する2つの分岐部28a、28bとにより構成されている。スペーサー202の一方の端部(図において左側の端部)において導入部27は外部に連通している。換言すれば、血液試料保持部24は、チップ100cの外部に開口する血液試料導入口26と連通している。カバー203は、分岐部28a、28bの先端に対応する部分に排気口25をそれぞれ有している。作用極21および対極22は、作用極21の一部分(部分41)と対極22の一部分(部分42)とがそれぞれ異なる分岐部28a、28bに面するように絶縁基板201上に配置されている。作用極21および対極22は、それぞれリード(図示せず)と連結している。リードの一端は、作用極と対極との間に電圧を印加できるように、スペーサー202およびカバー203で覆われていない絶縁基板201の端部においてチップ100cの外部に露出している。
図43は分析物濃度測定用センサチップAの分解斜視図であり図44はその平面図である。図示のように分析物濃度測定用センサチップA200aは、仮測定用対極18が、その一部分(部分33)がU字状に分岐しており、当該部分33が血液試料保持部14に面しかつ部分32を挟むように絶縁基板101上に配置されていること以外は、上記Hct値測定用センサチップA100aと同様の構造を有する。対極12は、仮測定用作用極としても使用される。仮測定用対極18は、リード(図示せず)と連結している。リードの一端は、スペーサー102およびカバー103で覆われていない絶縁基板101の端部においてチップ200aの外部に露出している。
図45は分析物濃度測定用センサチップBの分解斜視図であり図46はその平面図である。図示のように分析物濃度測定用センサチップB200bは、血液試料保持部14において、対極12の部分32から離れて、かつ部分32よりも血液試料導入口16に近接し、かつ作用極11の部分31と対極12の部分32との間に、血液試料に容易に溶解する状態で試薬13が配置されていること以外は、分析物濃度測定用センサチップAと同様の構造を有する。
図47は分析物濃度測定用センサチップCの分解斜視図であり図48はその平面図である。図示のように分析物濃度測定用センサチップC200cは、仮測定用対極29が、その一部分(部分43)が分岐部28bに面しかつ部分42よりも導入部27に近接するように絶縁基板201上に配置されていること以外は、上記Hct値測定用センサチップC100cと同様の構造を有する。対極22は、仮測定用作用極としても使用される。仮測定用対極29は、リード(図示せず)と連結している。リードの一端は、スペーサー202およびカバー203で覆われていない絶縁基板201の端部においてチップ200cの外部に露出している。
Hct値測定用センサチップAを作製した。作用極および対極の電極芯体は銀で構成した。厚み100μmのスペーサーを用い、容積0.8マイクロリットル(μL)の血液試料保持部を形成した。血液試料保持部における作用極および対極の有効面積はそれぞれ1.0mm2、1.8mm2とし、作用極と対極との最近接距離は2.4mmとした。血液試料保持部に面する作用極の表面は、作用極の電極芯体の表面とした。血液試料保持部に面する対極の表面は、対極の電極芯体上に配置したカルボキシメチルセルロース(CMC)膜からなる下地層の表面とした。下地層は、0.25質量%のCMC水溶液(第一工業製薬社製)を2.5mg/センサとなるように対極の電極芯体の表面に塗布した後に55℃で10分間乾燥することによって当該表面上に配置した。下地層の当該表面上には、酸化還元物質の酸化体を含む反応試薬層を配置した。反応試薬層は、50mMのフェリシアン化カリウム(関東化学社製)を0.5質量%のCMC水溶液に溶解して調製した試薬液を、2.5mg/センサとなるように下地層上に塗布した後に55℃で10分間乾燥することによって下地層の表面上に配置した。作用極と反応試薬層との最近接距離は1.8mmとした。スペーサーおよびカバーにおける血液試料導入口に相当する部分には親水化処理を施した。親水化処理は、当該部分に卵黄レシチンの2−ブタノール溶液(ナカライテスク社製)を2μL/センサとなるように塗布した後、これを風乾して行った。
カーボンペースト(アチソン社製)を用いて対極の電極芯体を形成したこと以外は、実施例1と同様のセンサチップを作製した。上記3種類の血液試料を別々のセンサチップの血液試料保持部に導入し、作用極を正極、対極を負極と表示したときに3.0V以下の大きさとなる電圧を両電極間に印加し、作用極と対極との間に流れる応答電流を測定した。応答電流の測定結果を図14〜23のグラフに示す。各グラフに示すように実施例2のセンサチップにより、上記と同様に表示したときに3.0V以下の大きさとなる電圧を両電極間に印加しても電圧印加開始直後から安定かつ明確な感度差で血液試料のHct値を反映した応答電流を検出できた。
厚み180μmのスペーサーを用いて容積2.5μLの血液試料保持部を形成したこと以外は、実施例1と同様のセンサチップを作製した。上記3種類の血液試料を別々のセンサチップの血液試料保持部に導入し、作用極を正極、対極を負極と表示したときに3.0V以下の大きさとなる電圧を両電極間に印加し、作用極と対極との間に流れる応答電流を測定した。応答電流の測定結果を図24〜28のグラフに示す。各グラフで示すように実施例3のセンサチップにより、上記と同様に表示したときに3.0V以下の大きさとなる電圧を両電極間に印加しても電圧印加開始直後から安定かつ明確な感度差で血液試料のHct値を反映した応答電流を検出できた。
厚み260μmのスペーサーを用いて容積2.3μLの血液試料保持部を形成したこと以外は、実施例2と同様のセンサチップを作製した。上記3種類の血液試料を別々のセンサチップの血液試料保持部に導入し、作用極を正極、対極を負極と表示したときに3.0V以下の大きさとなる電圧を両電極間に印加し、作用極と対極との間に流れる応答電流を測定した。応答電流の測定結果を図29〜36のグラフに示す。各グラフに示すように実施例4のセンサチップにより、上記と同様に表示したときに3.0V以下の大きさとなる電圧を両電極間に印加しても電圧印加開始直後から安定かつ明確な感度差で血液試料のHct値を反映した応答電流を検出できた。
従来型のセンサチップを作製した。このセンサチップは、作用極および対極の電極芯体をパラジウムで構成したこと、作用極の電極芯体上にCMC膜を配置し当該CMC膜の表面を血液試料保持部に面する作用極の表面としたこと、および下地層を設けずに対極の電極芯体上に反応試薬層を配置したこと以外は、実施例1と同様の構造を有する。CMC膜は、作用極の電極芯体の表面に0.01〜2.0質量%のCMC水溶液(第一工業社製)を0.01〜100mg滴下し、これを乾燥することによって当該表面上に配置した。反応試薬層は、60mMのフェリシアン化カリウム(関東化学社製)および80mMのタウリン(ナカライテスク社製)を0.1質量%のCMC水溶液に溶解して調製した試薬液を、2.5mg/センサとなるように対極の電極芯体の表面に塗布した後に55℃で10分間乾燥することによって当該表面上に配置した。
作用極および対極の電極芯体上にCMC膜からなる下地層を配置し当該CMC膜の表面を血液試料保持部に面する作用極および対極の表面とし、当該作用極および対極の表面上に反応試薬層を配置したこと以外は、比較例1と同様のセンサチップを作製した。上記3種類の血液試料を別々のセンサチップの血液試料保持部に導入し、作用極を正極、対極を負極と表示したときに2.5Vの大きさとなる電圧を両電極間に印加し、作用極と対極との間に流れる応答電流を測定した。応答電流の測定結果を図40のグラフに示す。このグラフに示すように比較例2のセンサチップでは、上記と同様に表示したときに2.5Vの大きさとなる電圧を印加しても血液試料のHct値の変動に対する感度差が小さくかつ電圧印加開始から3秒経過しても定常状態に到らなかった。
Claims (16)
- 酸化還元物質の酸化体が対極に接しかつ作用極に実質的に接していない状態で血液試料に接する前記作用極と前記対極との間に電圧を印加して、前記作用極と前記対極との間に流れる電流を検出し、前記電流に基づいて前記血液試料のヘマトクリット値を算出する、血液試料のヘマトクリット値を電気化学的に測定する方法であって、
前記作用極の少なくとも一部の表面であって前記血液試料に接する表面を易電解酸化性の金属を含む材料により構成し、前記作用極と前記対極との間に印加する電圧により、前記易電解酸化性の金属の酸化と前記酸化体の還元とを引き起こし、当該酸化および還元に伴う電流を測定する、
血液試料のヘマトクリット値の測定方法。 - 前記作用極を正極、前記対極を負極と表示したときに、前記作用極と前記対極との間に印加する前記電圧が3.0V以下である、請求項1に記載の測定方法。
- 前記電圧が1.0V以下である、請求項2に記載の測定方法。
- 前記電圧が0.5V以下である、請求項3に記載の測定方法。
- 前記酸化体がフェリシアン化物である、請求項1に記載の測定方法。
- 前記易電解酸化性の金属が、銀、銅およびニッケルから選ばれる少なくとも1種の金属である、請求項1に記載の測定方法。
- 血液試料のヘマトクリット値を反映する電流Aを電気化学的に検出し、前記電流Aまたは前記電流Aの換算値である、前記ヘマトクリット値に対応するデータAを得る工程と、
前記血液試料中の分析物を、酸化還元物質の存在下で、前記分析物を基質とする酸化還元酵素により酸化または還元し、前記分析物の前記酸化または還元に伴う電流Bを電気化学的に検出し、前記電流Bまたは前記電流Bの換算値である、データBを得る工程と、
前記データAを用いて前記データBを補正して得られるデータCに基づいて、前記血液試料中の前記分析物の濃度を決定する工程と、
を含む、血液試料中の分析物の濃度を電気化学的に測定する方法であって、
前記電流Aとして、酸化還元物質の酸化体が対極に接しかつ作用極の少なくとも一部の表面に実質的に接していない状態で血液試料に接する前記作用極と前記対極との間に電圧を印加して、前記作用極の前記少なくとも一部の表面を構成する易電解酸化性の金属の酸化と前記酸化体の還元とを引き起こし、当該酸化および還元に伴い前記作用極と前記対極との間に流れる電流を検出する、
血液試料中の分析物の濃度の測定方法。 - 血液試料のヘマトクリット値を反映する電流を電気化学的に検出するためのヘマトクリット分析部を含む、センサチップであって、
前記ヘマトクリット値分析部は、作用極および対極と、前記作用極および前記対極に接するように血液試料を保持するための血液試料保持部と、前記血液試料を前記血液試料保持部に導入するための血液試料導入口とを有し、
前記作用極の前記血液試料保持部に面する表面の少なくとも一部が易電解酸化性の金属を含む材料により構成され、
前記対極の前記血液試料保持部に面する表面に接して、または前記対極の前記表面に近接して、酸化還元物質の酸化体が配置された、
センサチップ。 - 前記血液試料導入口から前記血液試料保持部に導入される血液試料の流れに関して前記作用極が前記対極よりも上流側に配置され、
前記作用極の前記少なくとも一部の表面と前記対極の前記表面との間に、または前記対極の前記表面に接して、前記酸化体が配置された、請求項8に記載のセンサチップ。 - 血液試料のヘマトクリット値を反映する電流を電気化学的に検出するためのヘマトクリット分析部を含む、センサチップであって、
前記ヘマトクリット値分析部は、作用極および対極と、前記作用極および前記対極に接するように血液試料を保持するための血液試料保持部と、前記血液試料を前記血液試料保持部に導入するための血液試料導入口とを有し、
前記血液試料保持部が、前記血液試料導入口に連通する導入部と、前記導入部から分岐した第1分岐部および第2分岐部とを有し、前記第1分岐部が前記対極に面し、前記第2分岐部が前記作用極に面し、
前記作用極の前記第2分岐部に面する表面の少なくとも一部が易電解酸化性の金属を含む材料により構成され、
前記対極の前記第1分岐部に面する表面に接して、または前記対極の前記表面から離れて、前記第1分岐部に酸化還元物質の酸化体が配置された、
センサチップ。 - 前記酸化体がフェリシアン化物である、請求項8または10に記載のセンサチップ。
- 前記易電解酸化性の金属が、銀、銅およびニッケルから選ばれる少なくとも1種の金属である、請求項8または10に記載のセンサチップ。
- 水溶性高分子膜をさらに有し、前記水溶性高分子膜が、前記作用極の前記少なくとも一部の表面を外気から遮蔽するように前記少なくとも一部の表面を覆う、請求項8または10に記載のセンサチップ。
- 請求項8または10に記載のセンサチップと、前記作用極と前記対極との間に所定の電圧を印加するための電圧印加回路を含むセンサ本体とを有するセンサユニットであって、
前記センサチップが前記センサ本体に着脱自在であって、かつ前記センサチップが前記センサ本体に装着された状態で前記電圧印加回路から前記作用極と前記対極との間に前記所定の電圧が印加可能となり、
前記所定の電圧が、前記作用極を正極、前記対極を負極と表示したときに3.0V以下の大きさとなる電圧である、センサユニット。 - 前記所定の電圧が1.0V以下である、請求項14に記載のセンサユニット。
- 前記所定の電圧が0.5V以下である、請求項15に記載のセンサユニット。
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