JPWO2008035397A1 - 情報提供装置、入力情報受付方法および入力情報受付プログラム - Google Patents

情報提供装置、入力情報受付方法および入力情報受付プログラム Download PDF

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Abstract

ICカードリーダ(3a)によって読み取られたユーザIDを受け付け、そのユーザIDを記憶し、予約情報の入力を受け付ける入力画面を用いて利用者により予約情報が入力された後に、さらにICカードリーダ(3b)によって読み取られたユーザIDを受け付け、受け付けたユーザIDと記憶しているユーザIDとが一致しているか否かを判定し、ユーザIDが一致していると判定した場合に、入力画面(4)を用いて入力された予約情報の受け付けを確定する。

Description

本発明は、表示装置に表示した各種情報に関する入力情報を利用者から受け付ける情報提供装置、入力情報受付方法および入力情報受付プログラムに関し、特に、容易かつ確実に利用者を確認して入力情報を受け付けることができる情報提供装置、入力情報受付方法および入力情報受付プログラムに関するものである。
近年、電車やバスなどの交通手段や宿泊施設などの情報を利用者に提供するとともに、乗車切符や宿泊の予約を受け付けることができる情報提供装置が各種サービスカウンタやコンビニエンスストアなどに設置されるようになった。
このような情報提供装置では、不正利用を防止したり、予約にかかる料金を請求したりするため、利用者の確認を行う必要がある。
利用者を確認するための方法は多数提案されているが、その一つとして、利用者を識別するためのユーザIDが記録されたIDカードを用いる方法がある。この方法では、情報提供装置は、装置に備えられたカードリーダやカードスロットでIDカードに記録されたユーザIDを読み取ることによって、利用者を確認している。(例えば、特許文献1および2参照。)
さらに、近年では、非接触ICチップが埋め込まれたカード(以下、「ICカード」と呼ぶ)や、非接触ICチップが内蔵された携帯電話が普及してきており、非接触ICチップに記録されたユーザIDを非接触ICリーダ(以下、「ICリーダ」と呼ぶ)で読み取ることによって、利用者を確認することが可能になった。
かかるICカードや携帯電話を用いることにより、例えばICカードを財布などに入れたままでも、財布ごと非接触ICリーダにかざすことによって、容易に利用者の確認を行うことができるとともに、利用者がICカードをカードスロットに挿したまま取り忘れることを防ぐことができる。
特開平9−128319号公報 特開2005−346354号公報
しかしながら、情報提供装置で切符や宿泊施設などの予約を行う場合には、利用日や利用人数など、所定の情報を情報提供装置に入力する必要がある。この入力には、入力すべき項目が多い場合は、相応の時間および労力が必要になり、そのため、利用者を確認するタイミングが問題となる。
例えば、所定の情報を入力する前に利用者を確認した場合には、利用者がなんらかの理由で入力を中断して情報提供装置から離れた際に、他の利用者がそれまでに入力されていた情報を変更して予約を確定することが可能になり、本来の利用者が意図していない予約が行われてしまうという問題がある。
そのため、いかにして容易かつ確実に利用者を確認して入力情報を受け付けるかが、極めて大きな課題となっている。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、容易かつ確実に利用者を確認して入力情報を受け付けることができる情報提供装置、入力情報受付方法および入力情報受付プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明は、表示装置に各種情報を表示するとともに該各種情報に関する入力情報を利用者から受け付ける情報提供装置であって、前記利用者を識別する利用者識別情報を受け付け、該利用者識別情報を記憶する利用者識別情報受付手段と、所定の入力情報の入力を受け付ける入力画面を用いて利用者により入力情報が入力された後に、さらに前記利用者識別情報を受け付ける利用者識別情報再受付手段と、前記利用者識別情報再受付手段により受け付けられた利用者識別情報と前記利用者識別情報受付手段により記憶された利用者識別情報とが一致しているか否かを判定する利用者識別情報比較手段と、前記利用者識別情報比較手段により、利用者識別情報が一致していると判定された場合に、前記入力画面を用いて入力された入力情報の受け付けを確定する利用者情報確定手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記利用者識別情報受付手段により前記利用者識別情報が受け付けられた場合に、前記入力画面を表示する入力画面表示手段をさらに備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記利用者識別情報受付手段は、利用者の属性を示す利用者属性情報を前記利用者からさらに受け付け、前記入力画面表示手段は、前記利用者識別情報受付手段により受け付けられた利用者属性情報に基づいて、表示する入力画面を変更することを特徴とする。
また、本発明は、前記利用者識別情報受付手段は、利用者の属性を示す利用者属性情報を前記利用者からさらに受け付け、前記入力画面表示手段は、前記利用者識別情報受付手段により受け付けられた利用者属性情報に基づいて、表示する入力画面の表示位置を変更することを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記入力画面表示手段は、前記入力画面を表示した後に、利用者により入力情報が入力されない状態が所定の時間継続した場合に、前記入力画面を非表示にすることを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記入力画面表示手段により表示された入力画面を用いて利用者により入力情報の一部が入力された後に、さらに前記利用者識別情報を受け付ける利用者識別情報仮受付手段と、前記利用者識別情報仮受付手段により受け付けられた利用者識別情報と前記利用者識別情報受付手段により記憶された利用者識別情報とが一致しているか否かを判定する利用者識別情報仮比較手段と、前記利用者識別情報仮比較手段により、利用者識別情報が一致していると判定された場合に、前記入力画面に入力されている入力情報を保存するとともに該入力画面を非表示にする入力情報保存手段と、前記入力情報保存手段により入力情報が保存された後に、前記利用者識別情報受付手段により利用者識別情報が受け付けられた場合に、該利用者識別情報が記憶されているか否かを確認し、記憶されていた場合には、前記入力情報保存手段により非表示にされた入力画面を前記表示装置に再表示する入力画面再表示手段と、をさらに備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記利用者識別情報比較手段により利用者識別情報が一致していないと判定された場合に、前記入力画面に入力されている入力情報をキャンセルするとともに、前記利用者識別情報受付手段により記憶された利用者識別情報で識別される利用者に対して入力情報をキャンセルしたことを通知するキャンセル通知手段をさらに備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記利用者識別情報が記憶された記憶媒体から該利用者識別情報を読み取る利用者識別情報読取手段をさらに備え、前記利用者識別情報受付手段は、前記利用者識別情報読取手段により読み取られた利用者識別情報を受け付けることを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記利用者識別情報読取手段は、複数の所定の設置位置に設置され、前記表示装置には、複数の所定の表示位置が設定され、前記入力画面表示手段は、前記利用者識別情報受付手段により前記利用者識別情報が受け付けられた場合に、該利用者識別情報を読み取った利用者識別情報読取手段の設置位置に最も近い表示位置を前記複数の所定の表示位置から選択し、該表示位置に入力画面を表示することを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記入力画面表示手段は、前記利用者識別情報受付手段により前記利用者識別情報が受け付けられた場合に、すでに表示されている他の入力画面に重ならない表示位置を前記複数の所定の表示位置から選択し、該表示位置に入力画面を表示することを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記記憶媒体は、非接触ICチップであり、前記利用者識別情報読取手段は、非接触ICリーダであることを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、利用者により入力情報が入力されない状態が所定の時間継続した場合に、前記画面表示手段により前記入力画面が非表示にされた際に、該入力画面に入力されている入力情報をキャンセルするとともに、前記利用者識別情報受付手段により記憶された利用者識別情報で識別される利用者に対して入力情報をキャンセルしたことを通知するキャンセル通知手段をさらに備えたことを特徴とする。
また、本発明は、表示装置に各種情報を表示するとともに該各種情報に関する入力情報を利用者から受け付ける入力情報受付方法であって、前記利用者を識別する利用者識別情報を受け付け、該利用者識別情報を記憶する利用者識別情報受付工程と、所定の入力情報の入力を受け付ける入力画面を用いて該入力情報が利用者により入力された後に、前記利用者識別情報を受け付ける利用者識別情報再受付工程と、前記利用者識別情報再受付工程により受け付けられた利用者識別情報と前記利用者識別情報受付工程により記憶された利用者識別情報とが一致しているか否かを判定する利用者識別情報比較工程と、前記利用者識別情報比較工程により、利用者識別情報が一致していると判定された場合に、前記入力画面を用いて入力された入力情報の受け付けを確定する利用者情報確定工程と、を含んだことを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記利用者識別情報受付工程により前記利用者識別情報が受け付けられた場合に、前記入力画面を表示する入力画面表示工程をさらに含んだことを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記利用者識別情報受付工程は、利用者の属性を示す利用者属性情報を前記利用者からさらに受け付け、前記入力画面表示工程は、前記利用者識別情報受付工程により受け付けられた利用者属性情報に基づいて、表示する入力画面を変更することを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記利用者識別情報が記憶された記憶媒体から該利用者識別情報を読み取る利用者識別情報読取工程をさらに含み、前記利用者識別情報受付工程は、前記利用者識別情報読取工程により読み取られた利用者識別情報を受け付けることを特徴とする。
また、本発明は、表示装置に各種情報を表示するとともに該各種情報に関する入力情報を利用者から受け付ける入力情報受付プログラムであって、前記利用者を識別する利用者識別情報を受け付け、該利用者識別情報を記憶する利用者識別情報受付手順と、所定の入力情報の入力を受け付ける入力画面を用いて該入力情報が利用者により入力された後に、前記利用者識別情報を受け付ける利用者識別情報再受付手順と、前記利用者識別情報再受付手順により受け付けられた利用者識別情報と前記利用者識別情報受付手順により記憶された利用者識別情報とが一致しているか否かを判定する利用者識別情報比較手順と、前記利用者識別情報比較手順により、利用者識別情報が一致していると判定された場合に、前記入力画面を用いて入力された入力情報の受け付けを確定する利用者情報確定手順と、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記利用者識別情報受付手順により前記利用者識別情報が受け付けられた場合に、前記入力画面を表示する入力画面表示手順をさらにコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記利用者識別情報受付手順は、利用者の属性を示す利用者属性情報を前記利用者からさらに受け付け、前記入力画面表示手順は、前記利用者識別情報受付手順により受け付けられた利用者属性情報に基づいて、表示する入力画面を変更することを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記利用者識別情報が記憶された記憶媒体から該利用者識別情報を読み取る利用者識別情報読取手順をさらにコンピュータに実行させ、 前記利用者識別情報受付手順は、前記利用者識別情報読取手順により読み取られた利用者識別情報を受け付けることを特徴とする。
本発明によれば、利用者を識別する利用者識別情報を受け付け、その利用者識別情報を記憶し、所定の入力情報の入力を受け付ける入力画面を用いて利用者により入力情報が入力された後に、さらに利用者識別情報を受け付け、その利用者識別情報と記憶している利用者識別情報とが一致しているか否かを判定し、利用者識別情報が一致していると判定した場合に、入力画面を用いて入力された入力情報の受け付けを確定するよう構成したので、入力情報を入力した利用者とは異なる利用者によって当該入力情報が確定されることを防ぐことが可能になり、容易かつ確実に利用者を確認して入力情報を受け付けることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、最初に利用者識別情報を受け付けた場合に、入力画面を表示するよう構成したので、あらかじめ表示装置に固定して入力画面を表示しておく場合に比べ、表示装置の表示画面を効率よく利用することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、利用者の属性を示す利用者属性情報を利用者からさらに受け付け、受け付けた利用者属性情報に基づいて、表示する入力画面を変更するよう構成したので、性別や年齢など利用者の属性に応じて、利用者に入力させる項目を絞り込むことが可能になり、入力情報の入力にかかる時間を短縮することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、利用者の属性を示す利用者属性情報を利用者からさらに受け付け、受け付けた利用者属性情報に基づいて、表示する入力画面の表示位置を変更するよう構成したので、利用者の身長などに合わせて入力し易い位置に入力画面を表示することが可能になり、入力情報の入力にかかる利用者の負担を軽減することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、入力画面を表示した後に、利用者により入力情報が入力されない状態が所定の時間継続した場合に、入力画面を非表示にするよう構成したので、なんらかの理由で利用者が途中で入力をやめた場合でも、自動的に入力画面を非表示にすることが可能になり、入力画面が表示されたまま放置されることを防ぐことができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、表示した入力画面を用いて利用者により入力情報の一部が入力された後に、さらに利用者識別情報を受け付け、受け付けた利用者識別情報と記憶している利用者識別情報とが一致しているか否かを判定し、利用者識別情報が一致していると判定した場合に、入力画面に入力されている入力情報を保存するとともに入力画面を非表示にし、入力情報が保存された後に、利用者識別情報を受け付けた場合に、その利用者識別情報を記憶しているか否かを確認し、記憶していた場合には、いったん非表示にした入力画面を表示装置に再表示するよう構成したので、なんらかの理由で利用者が途中で入力をやめなければならない事態が生じた場合でも、それまでに入力した入力情報をいったん保存し、後になって続きを入力することが可能になり、入力情報を効率よく入力することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、利用者識別情報が一致していないと判定した場合に、入力画面に入力されている入力情報をキャンセルするとともに、記憶している利用者識別情報で識別される利用者に対して入力情報をキャンセルしたことを通知するよう構成したので、利用者が、途中で入力をやめた場合でも、その後に入力情報がキャンセルされたことを確認することが可能になり、入力情報を放置したことに対する懸念を解消することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、利用者識別情報が記憶された記憶媒体から利用者識別情報を読み取る読取手段を備え、読取手段により読み取られた利用者識別情報を受け付けるよう構成したので、ユーザIDやパスワードなどを入力する手間を省くことが可能になり、利用者が容易に利用者識別情報を情報提供装置に認識させることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、読取手段は、複数の所定の設置位置に設置され、表示装置には、複数の所定の表示位置が設定され、利用者識別情報を受け付けた場合に、利用者識別情報を読み取った読取手段の設置位置に最も近い表示位置を複数の所定の表示位置から選択し、その表示位置に入力画面を表示するよう構成したので、情報提供装置が複数の利用者によって同時に利用される場合でも、それぞれの利用者に対して視認しやすい位置に入力画面を表示することが可能になり、利用者が入力情報を容易に入力することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、利用者識別情報を受け付けた場合に、すでに表示されている他の入力画面に重ならない表示位置を複数の所定の表示位置から選択し、その表示位置に入力画面を表示するよう構成したので、情報提供装置が複数の利用者によって同時に利用される場合でも、それぞれの利用者が入力情報の入力を並行して行うことができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、記憶媒体は、非接触ICチップであり、前記利用者識別情報読取手段は、非接触ICリーダであることとしたので、利用者が、非接触ICカードや非接触ICチップを内蔵した携帯電話などを用いて容易に利用者識別情報を情報提供装置に認識させることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、利用者により入力情報が入力されない状態が所定の時間継続した場合に、入力画面を非表示にした際に、入力画面に入力されている入力情報をキャンセルするとともに、記憶している利用者識別情報で識別される利用者に対して入力情報をキャンセルしたことを通知するよう構成したので、利用者が、途中で入力をやめた場合でも、その後に入力情報がキャンセルされたことを確認することが可能になり、入力情報を放置したことに対する懸念を解消することができるという効果を奏する。
図1は、本実施例1に係る情報提供装置の概念を説明するための図である。 図2は、本実施例1に係る情報提供装置の構成を示す機能ブロック図である。 図3は、本実施例1に係る情報提供装置による情報提供の具体例を示す図である。 図4は、予約情報の保存を可能とする場合の情報提供の具体例を示す図である。 図5は、本実施例1に係る情報提供装置の処理手順を示すフローチャートである。 図6は、本実施例2に係る情報提供装置の概念を説明するための図である。 図7は、本実施例2に係る入力画面の一例を示す図である。 図8は、入力情報受付プログラムを実行するコンピュータの構成を示す機能ブロック図である。
符号の説明
1,1a,1b ICカード
2 ディスプレイ
3a〜3f,3x,3y ICカードリーダ
4,4a,4b 入力画面
10 予約管理サーバ装置
20 ネットワーク
100,200 情報提供装置
110 表示部
120 入力部
130,130a,130b カード読取部
140 インタフェース制御部
150 記憶部
151 ユーザID記憶部
160 制御部
161 表示制御部
162 ユーザID比較部
163 予約処理部
300 コンピュータ
310 RAM
311 入力情報受付プログラム
320 CPU
321 入力情報受付プロセス
330 HDD
340 ネットワークインタフェース
350 入出力インタフェース
360 ICカードリーダインタフェース
X,Y 利用者
以下に、本発明に係る情報提供装置、入力情報受付方法および入力情報受付プログラムの実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
まず、本実施例1に係る情報提供装置の概念について説明する。図1は、本実施例1に係る情報提供装置の概念を説明するための図である。この情報提供装置100は、例えば駅や空港などに設置され、ホテルや民宿などの宿泊施設に関する情報を提供するとともに、宿泊施設の予約の受け付けを行うことができる装置である。
同図に示すように、この情報提供装置100は、宿泊施設に関する情報を表示するディスプレイ2と、非接触ICチップが埋め込まれたICカード1から利用者に関する情報を読み取るためのICカードリーダ3aおよび3bを備えている。ICカード1は、情報提供装置100を利用する利用者によって所有されており、このICカード1には、利用者を識別するためのユーザIDなどが記録されている。情報提供装置100は、ICカードリーダ3aおよび3bを用いてユーザIDを読み取ることによって、利用者を確認することができる。
ディスプレイ2の下方には、「予約」および「確定」からなるメニューが表示されており、「予約」はICカードリーダ3aの上に表示され、「確定」はICカードリーダ3bの上に表示されている。利用者は、ICカードリーダ3aにICカード1をかざすことによって、宿泊施設に関する情報を情報提供装置100に入力することができ、ICカードリーダ3bにICカード1をかざすことによって、入力した情報を確定することができる。
例えば、この情報提供装置100を利用して、利用者がAホテルを予約する場合について考える。まず、情報提供装置100のディスプレイ2には、Aホテルの情報が表示されていたとする。そして、Aホテルの情報を閲覧した利用者が、自身が所有するICカード1をICカードリーダ3aにかざしたとする。これにより、情報提供装置100は、ICカード1から当該利用者のユーザIDを受け付け、受け付けたユーザIDを記憶する(同図(1)参照)。
さらに、情報提供装置100は、ディスプレイ2に、予約に必要な情報を入力するための入力画面4を表示する(同図(2)参照)。そして、利用者が、予約に必要な情報(以下、「予約情報」と呼ぶ)を入力画面4に入力し、その後に、自身が所有するICカード1をICカードリーダ3bにかざすと、情報提供装置100は、ICカード1から当該利用者のユーザIDを受け付け、記憶しているユーザIDと、ICカードリーダ3bを介して受け付けたユーザIDとが一致しているか否かを判定する。そして、ユーザIDが一致していた場合には、情報提供装置100は、入力画面4に入力されている予約情報の受け付けを確定する(同図(3)参照)。
受け付けを確定した情報提供装置100は、ネットワークを介して接続された予約管理サーバ装置に、利用者によって入力された予約情報を送信し、予約が完了したことを示す予約完了メッセージをディスプレイ2に表示する(同図(4)参照)。
このように、本実施例1に係る情報提供装置100では、ICカードリーダ3aによって読み取られたユーザIDを受け付け、そのユーザIDを記憶し、予約情報の入力を受け付ける入力画面を用いて利用者により予約情報が入力された後に、さらにICカードリーダ3bによって読み取られたユーザIDを受け付け、受け付けたユーザIDと記憶しているユーザIDとが一致しているか否かを判定し、ユーザIDが一致していると判定した場合に、入力画面4を用いて入力された予約情報の受け付けを確定することとした。これにより、予約情報を入力した利用者とは異なる利用者によって当該予約情報が確定されることを防ぐことが可能になり、容易かつ確実に利用者を確認して入力情報を受け付けることができる。
なお、ここではICカードを用いた場合について説明したが、利用者を確認するための手段としては、ICカードの代わりに、非接触ICチップを内蔵した携帯電話などを用いることもできる。
また、図1に示す例では、ICカードリーダ3aおよび3bを、それぞれ、「予約」および「確定」に対応付けた場合について説明したが、例えば、入力画面4に入力情報を入力した後に、再度ICカードリーダ3aにICカード1をかざすことによって、予約情報の確定に関する処理を行うようにしてもよい。これにより、ICカードリーダが一つしかなかった場合でも、同様の機能を実現することができる。
次に、本実施例1に係る情報提供装置100の構成について説明する。図2は、本実施例1に係る情報提供装置100の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、この情報提供装置100は、ネットワーク20を介して、宿泊施設の予約の空き状況などを管理する予約管理サーバ装置10と接続されており、表示部110と、入力部120と、カード読取部130と、インタフェース制御部140と、記憶部150と、制御部160とを有する。
なお、ここでは説明の便宜上、1台の情報提供装置100のみを示したが、情報提供装置100は、全国の駅や空港など各地に設置され、それぞれ、ネットワーク20を介して予約管理サーバ装置10に接続されるものとする。
表示部110は、液晶ディスプレイやプラズマディスプレイ、プロジェクタなどの表示装置であり、宿泊施設に関する情報や、利用者が予約情報を入力するための入力画面4などを表示する。入力部120は、表示部110と一体化されたタッチパネルなどの入力装置であり、利用者が入力画面4を用いて入力した予約情報などを入力する。これら表示部110および入力部120は、図1に示したディスプレイ2に対応するものである。
カード読取部130aおよび130bは、非接触ICチップから各種情報を読み取るICカードリーダである。カード読取部130aおよび130bは、図1に示したICカードリーダ3aおよび3bに対応するものであり、それぞれのICカードリーダには、表示部110に表示されたメニューの「予約」および「確定」が対応付けられる。
なお、ここでは2つのカード読取部を用いた場合について説明するが、カード読取部の数は1つでも2つ以上でもよく、カード読取部の数に合わせて表示部110に表示されるメニューを変更することによって、利用者からの要求に応じて、ICカードの読み取りを契機とする各種の処理を行うことが可能になる。
インタフェース制御部140は、情報提供装置100と予約管理サーバ装置10との間でやり取りされる各種情報の送受信を制御する処理部である。具体的には、このインタフェース制御部140は、利用者によって入力された予約情報などを予約管理サーバ装置10に送信し、宿泊施設の空き状況に関する情報などを予約管理サーバ装置10から受信する。
記憶部150は、各種情報を記憶する記憶部であり、本発明に関連するものとしては、ユーザID記憶部151を有する。このユーザID記憶部150は、後述する制御部160から渡されたユーザIDを記憶する。
制御部160は、情報提供装置100全体を制御する処理部であり、本発明に関連するものとしては、表示制御部161と、ユーザID比較部162と、予約処理部163とを有する。
表示制御部161は、表示部110に表示する画面の制御や、入力部120を介して利用者によって入力された情報や、カード読取部130aおよび130bを介して受け付けたユーザIDなどに基づいて、予約情報の受け付けに関する処理を行う処理部である。具体的には、利用者からの要求に基づいて、宿泊施設に関する各種情報を予約管理サーバ装置10から取得し、表示部110に表示する。
また、この表示制御部161は、カード読取部130aを介してユーザIDを受け付けると、受け付けたユーザIDをユーザID記憶部151に記憶するとともに、予約情報を入力するための入力画面4を表示部110に表示する。ここで、利用者によって予約情報が入力されない状態が所定の時間続いた場合には、表示制御部161は、入力画面4を非表示にする。
ここで、表示制御部161が、入力画面4を非表示にするとともに、入力画面4に入力されていた予約情報をキャンセル(消去)し、ユーザID記憶部151に記憶されている利用者に対して、予約情報をキャンセルしたことを通知するようにしてもよい。
さらに、表示制御部161は、利用者によって予約情報が入力された後に、カード読取部130aを介してユーザIDを受け付けると、受け付けたユーザIDとユーザID記憶部151に記憶されているユーザIDとが一致するか否かを判定するため、受け付けたユーザIDをユーザID比較部162に渡す。
そして、ユーザIDが一致していることがユーザID比較部162から通知された場合は、表示制御部161は、入力画面4に入力されている予約情報の受け付けを予約処理部163に渡すとともに、当該ユーザIDをユーザID記憶部151から削除し、さらに、予約が完了したことを示すメッセージを表示部110に表示する。
一方、ユーザIDが不一致であることがユーザID比較部162から通知された場合には、表示制御部161は、予約情報の受け付けが行えないことを示すメッセージを表示部110に表示する。
なお、表示制御部161は、入力画面4を表示する際に、ICカード1に記録されている利用者の属性情報(性別や年齢、身長、職業など)に基づいて入力画面4を変更したり、入力画面4の表示位置を変更したりしてもよい。この場合、表示制御部161は、カード読取部130aを介してユーザIDとともに利用者の属性情報を受け付けるようにする。そして、表示制御部161は、例えば、利用者が女性であった場合には、男性専用の入力項目を省き、女性専用の入力項目のみを設定した表示画面を表示したり、利用者の身長に基づいて、目線の高さに近い位置に入力画面4を表示したりするなど、利用者の属性情報に合わせて入力画面4を表示する。
また、表示制御部161は、ユーザIDが不一致であることがユーザID比較部162から通知された場合に、さらに入力画面4に入力されている予約情報をキャンセル(消去)し、ユーザID記憶部151に記憶されている利用者に対して、予約情報をキャンセルしたことを通知するようにしてもよい。
ユーザID比較部162は、予約情報を入力する際に受け付けられたユーザIDと、予約情報を確定する際に受け付けられたユーザIDを比較して、それぞれが一致しているか否かを判定する処理部である。具体的には、このユーザID比較部162は、表示制御部161からユーザIDが渡されると、渡されたユーザIDとユーザID記憶部151に記憶されているユーザIDとが一致しているか否かを判定し、判定結果(一致または不一致)を表示制御部161に通知する。
予約処理部163は、入力画面4に入力された予約情報に基づいて、宿泊施設の予約に関する処理を行う処理部である。具体的には、この予約処理部163は、表示制御部161から渡された予約情報に基づいて、予約管理サーバ装置10に対して予約を要求するための予約要求情報を生成し、生成した予約要求情報を、インタフェース制御部140を介して予約管理サーバ装置10に送信する。これにより、予約管理サーバ装置10において、宿泊施設の予約を行う処理が行われる。
次に、本実施例1に係る情報提供装置100による情報提供の具体例について説明する。図3は、本実施例1に係る情報提供装置100による情報提供の具体例を示す図である。同図に示す情報提供装置100においては、ディスプレイ2(図2に示した表示部110に対応)の下方に複数の宿泊施設(「Aホテル」、「Bホテル」、「Cホテル」および「Dホテル」)の一覧が表示されており、さらに、その一覧から利用者によって選択された「Aホテル」に関する情報が、ディスプレイ2の上部に表示されている。
また、この情報提供装置100には、3つのICカードリーダ3a、3b(図2に示したカード読取部130a、130bにそれぞれ対応)および3xが備えられており、各ICカードリーダの上には、「クーポン取得」、「予約」および「確定」からなるメニューが表示されており、「予約」は、ICカードリーダ3aの上に位置するように表示され、「確定」は、ICカードリーダ3bの上に位置するように表示され、「クーポン取得」は、ICカードリーダ3xの上に位置するように表示されている。
そのため利用者は、ICカードリーダ3aにICカード1をかざした場合には予約情報を入力する処理を行うことができ、ICカードリーダ3bにICカード1をかざした場合には予約情報を確定する処理を行うことができ、ICカードリーダ3xにICカード1をかざした場合には割引情報を取得することができる。ここで取得された割引情報は、当該利用者と対応付けたうえで予約管理サーバ装置10に送信されるようにしてもよいし、ICカードリーダに書き込まれるようにしてもよい。
なお、ICカードリーダをさらに一つ備えることとし、そのICカードリーダに利用者がICカード1をかざすことによって、途中まで入力した予約情報を保存することができるようにしてもよい。図4は、予約情報の保存を可能とする場合の情報提供の具体例を示す図である。同図に示す情報提供装置100には、ICカードリーダ3yがさらに備えられており、メニューには、ICカードリーダ3yの上の位置に「保存」が表示されている。
この場合には、情報提供装置100は、利用者によってICカードリーダ3yにICカード1がかざされると、表示制御部161が、メニューから「保存」が選択されたと判断し、ICカードリーダ3yによって読み取られたユーザIDを受け付け、受け付けたユーザIDとユーザID記憶部151に記憶されているユーザIDとが一致するか否かを判定するため、受け付けたユーザIDをユーザID比較部162に渡す。
そして、ユーザIDが一致していることがユーザID比較部162から通知された場合は、表示制御部161は、入力画面4に入力されている予約情報をユーザIDと対応付けたうえで記憶部150に保存するとともに、入力画面4を非表示にする。
その後、利用者によってICカードリーダ3aにICカード1がかざされた場合には、表示制御部161は、最初に予約情報が入力された時と同様に、ICカードリーダ3aによって読み取られたユーザIDとユーザID記憶部151に記憶されているユーザIDとをユーザID比較部162に比較させ、ユーザIDが一致していた場合には、予約情報を保存した利用者によって再度メニューから「予約」が選択されたと判断し、記憶している予約情報を読み出し、その予約情報を設定したうえで入力画面4を再表示する。
次に、本実施例1に係る情報提供装置100の処理手順について説明する。図5は、本実施例1に係る情報提供装置100の処理手順を示すフローチャートである。なお、ここでは、図3に示した具体例に合わせて、図2に示した表示部110、カード読取部130aおよび130bを、それぞれディスプレイ2、ICカードリーダ3aおよび3bとして説明する。
同図に示すように、この情報提供装置100では、利用者によってホテルの一覧から宿泊施設が選択されると(ステップS101,Yes)、表示制御部161が、選択された宿泊施設の情報を予約管理サーバ装置10から取得して、ディスプレイ2に表示する(ステップS102)。
続いて、利用者によってICカード1がICカードリーダ3aにかざされると、表示制御部161が、メニューから「予約」が選択されたと判断し(ステップS103,Yes)、ICカードリーダ3aによって読み取られたユーザIDを受け付け(ステップS104)、受け付けたユーザIDをユーザID記憶部151に記憶する(ステップS105)。
さらに、表示制御部161は、ディスプレイ2に入力画面4を表示して(ステップS106)、予約情報の入力を受け付ける(ステップS107)。ここで、利用者によって予約情報が入力されない状態が所定の時間続いた場合には(ステップS108,Yes)、表示制御部161は、入力画面4を非表示にする(ステップS109)。
一方、利用者によって所定の時間内に予約情報が入力された後に(ステップ108,No)、ICカード1がICカードリーダ3bにかざされた場合には、表示制御部161は、メニューから「確定」が選択されたと判断し(ステップS110,Yes)、ICカードリーダ3bによって読み取られたユーザIDを受け付ける(ステップS111)。
そして、ユーザID比較部162が、表示制御部161によって受け付けられたユーザIDとユーザID記憶部151に記憶されているユーザIDとを比較し(ステップS112)、ユーザIDが一致していた場合には(ステップS113,Yes)、予約処理部163が、予約管理サーバ装置10に対して予約を要求する予約処理を実行し(ステップS114)、表示制御部161が、ディスプレイ2に予約完了メッセージを表示する(ステップS115)。
一方、ユーザIDが一致していなかった場合には(ステップS113,No)、表示制御部161が、予約情報の受け付けが行えないことを示すメッセージをディスプレイ2に表示する(ステップS116)。
上述してきたように、本実施例1では、表示制御部161が、ICカードリーダ3a(カード読取部130a)により読み取られたユーザIDを受け付け、そのユーザIDをユーザID記憶部151に記憶し、予約情報の入力を受け付ける入力画面4を用いて利用者により予約情報が入力された後に、さらにICカードリーダ3b(カード読取部130b)により読み取られたユーザIDを受け付け、ユーザID比較部162が、さらに受け付けられたユーザIDとユーザID記憶部151に記憶されているユーザIDとが一致しているか否かを判定し、ユーザID比較部162によってユーザIDが一致していると判定された場合に、予約処理部163が、入力画面4を用いて入力された予約情報の受け付けを確定するので、予約情報を入力した利用者とは異なる利用者によって当該予約情報が確定されることを防ぐことが可能になり、容易かつ確実に利用者を確認して予約情報を受け付けることができる。
また、本実施例1では、表示制御部161が、最初にICカードリーダ3aにより読み取られた利用者識別情報を受け付けた場合に、入力画面4を表示するので、あらかじめディスプレイ2に固定して入力画面4を表示しておく場合に比べ、ディスプレイ2の表示画面を効率よく利用することができる。
また、本実施例1では、表示制御部161が、ICカードリーダ3aにより読み取られた利用者属性情報を利用者からさらに受け付け、受け付けた利用者属性情報に基づいて、表示する入力画面4を変更してもよいとした。これにより、性別や年齢など利用者の属性に応じて、利用者に入力させる項目を絞り込むことが可能になり、予約情報の入力にかかる時間を短縮することができる。
また、本実施例1では、表示制御部161が、ICカードリーダ3aにより読み取られた利用者属性情報を利用者からさらに受け付け、受け付けた利用者属性情報に基づいて、表示する入力画面4の表示位置を変更してもよいとした。これにより、利用者の身長などに合わせて入力し易い位置に入力画面4を表示することが可能になり、予約情報の入力にかかる利用者の負担を軽減することができる。
また、本実施例1では、表示制御部161が、入力画面4を表示した後に、利用者により予約情報が入力されない状態が所定の時間継続した場合に、入力画面4を非表示にするので、なんらかの理由で利用者が途中で入力をやめた場合でも、自動的に入力画面4を非表示にすることが可能になり、入力画面4が表示されたまま放置されることを防ぐことができる。
また、本実施例1では、表示した入力画面4を用いて利用者により予約情報の一部が入力された後に、さらにICカードリーダ3yにより読み取られたユーザIDを受け付け、ユーザID比較部162が、さらに受け付けられたユーザIDとユーザID記憶部151に記憶されているユーザIDとが一致しているか否かを判定し、ユーザID比較部162によりユーザIDが一致していると判定された場合に、表示制御部161が、入力画面4に入力されている予約情報を記憶部150に保存するとともに入力画面4を非表示にし、予約情報が保存された後に、ICカードリーダ3aにより読み取られたユーザIDを受け付けた場合に、そのユーザIDがユーザID記憶部151に記憶されているか否かを確認し、記憶されていた場合には、いったん非表示にした入力画面4をディスプレイ2に再表示するようにしてもよいとした。これにより、なんらかの理由で利用者が途中で入力をやめなければならない事態が生じた場合でも、それまでに入力した予約情報をいったん保存し、後になって続きを入力することが可能になり、予約情報を効率よく入力することができる。
また、本実施例1では、表示制御部161が、ユーザID比較部162によりユーザIDが一致していないと判定された場合に、入力画面4に入力されている予約情報をキャンセルするとともに、ユーザID記憶部151に記憶されているユーザIDで識別される利用者に対して予約情報をキャンセルしたことを通知してもよいとした。これにより、利用者が、途中で入力をやめた場合でも、その後に予約情報がキャンセルされたことを確認することが可能になり、予約情報を放置したことに対する利用者の懸念を解消することができる。
また、本実施例1では、ユーザIDが記憶されたICチップからユーザIDを読み取るICカードリーダを備え、ICカードリーダにより読み取られたユーザIDを受け付けるので、ユーザIDやパスワードなどを入力する手間を省くことが可能になり、利用者が容易にユーザIDを情報提供装置100に認識させることができる。
また、本実施例1では、ユーザIDが記憶されるICチップは、非接触ICチップであり、ICカードリーダ3a、3b、3xおよび3yは、非接触ICリーダであることとしたので、利用者が、非接触ICカードや非接触ICチップを内蔵した携帯電話などを用いて容易にユーザIDを情報提供装置100に認識させることができる。
また、本実施例1では、表示部161が、利用者により入力情報が入力されない状態が所定の時間継続した場合に、入力画面4を非表示にした際に、入力画面4に入力されている入力情報をキャンセルするとともに、ユーザID記憶部151に記憶されているユーザIDで識別される利用者に対して予約情報をキャンセルしたことを通知してもよいとした。これにより、利用者が、途中で入力をやめた場合でも、その後に入力情報がキャンセルされたことを確認することが可能になり、入力情報を放置したことに対する懸念を解消することができる。
ところで、上記実施例1では、宿泊施設に関する情報を提供するとともに宿泊施設の予約の受け付けを行うことができる情報提供装置に本発明を適用した場合について説明したが、本発明はこれに限られず、例えば、駅などに設置されて、列車の運行情報を提供するとともに列車の座席を予約する情報提供装置にも同様に適用することができる。
また、上記実施例1では、一人の利用者が情報提供装置を利用する場合について説明したが、ICカードリーダを多数備えることにより、複数の利用者が同時に情報提供装置を利用することも可能である。
そこで、以下では、列車の運行情報を提供するとともに列車の座席を予約する情報提供装置に本発明を適用し、複数の利用者が同時に情報提供装置を利用する場合について、実施例2として説明する。なお、以下に説明する情報提供装置は、基本的には実施例1で説明した情報提供装置100と同様の構成および処理手順を有するものであるので、ここでは説明の便宜上、構成および処理手順に関する説明は省略し、本実施例2に係る情報提供装置の概念および入力画面の一例について説明する。
図6は、本実施例2に係る情報提供装置の概念を説明するための図である。この情報提供装置200は、例えば駅などに設置され、列車の運行情報を提供するとともに列車の座席を予約することができる装置である。
同図に示すように、この情報提供装置200は、列車の運行情報を表示するディスプレイ2と、非接触ICチップが埋め込まれたICカードから利用者に関する情報を読み取るためのICカードリーダ3a、3b、3c、3d、3eおよび3fを備えている。ICカードは、情報提供装置200を利用する複数の利用者によって所有されており、各ICカードには、利用者を識別するためのユーザIDなどが記録されている。情報提供装置200は、ICカードリーダ3a、3b、3c、3d、3eおよび3fを用いてユーザIDを読み取ることによって、利用者を確認することができる。
ディスプレイ2の下方には、複数の「予約」および「確定」の組からなるメニューが表示されており、「予約」はICカードリーダ3a、3cおよび3eの上に表示され、「確定」はICカードリーダ3b、3dおよび3fの上に表示されている。利用者は、ICカードリーダ3a、3cまたは3eにICカードをかざすことによって、座席予約に関する情報を情報提供装置100に入力することができ、ICカードリーダ3b、3dまたは3fにICカードをかざすことによって、入力した情報を確定することができる。
例えば、この情報提供装置200を利用して、利用者Xおよび利用者Yが列車の座席を予約する場合について考える。まず、情報提供装置200のディスプレイ2には、その日に運行されている列車の列車名や発時刻、着時刻、座席の空き状況(「×」は空席なし、「△」は若干の空席あり、「○」は十分に空席あり、を示す)などが表示されていたとする。
そして、列車02号の座席に空席があることを確認した利用者Xが、自身が所有するICカード1aをICカードリーダ3aにかざしたとする。これにより、情報提供装置200は、ICカード1aから利用者XのユーザIDを受け付け、受け付けたユーザIDを記憶する。また、同時に、列車03号の座席に空席があることを確認した利用者Yが、自身が所有するICカード1bをICカードリーダ3eにかざしたとする。これにより、情報提供装置200は、ICカード1bから利用者YのユーザIDを受け付け、受け付けたユーザIDを記憶する。情報提供装置200は、利用者ごとにユーザIDを記憶する(同図の(1)参照)。
さらに、情報提供装置200は、ディスプレイ2上のICカードリーダ3aの付近に設定された表示位置に、列車02号の座席の予約に必要な情報を入力するための入力画面4aを表示し、ディスプレイ2上のICカードリーダ3eの付近に設定された表示位置に、列車03号の座席の予約に必要な情報を入力するための入力画面4bを表示する(同図の(2)参照)。
この時、情報提供装置200は、利用者Xと利用者Yの間の距離が近い場合であっても、入力画面4aおよび4bが重ならないように、ディスプレイ2上に設定された表示位置を選択し、それぞれの入力画面を表示する。
そして、利用者Xは、列車02号の座席の予約に必要な情報(以下、「座席予約情報」と呼ぶ)を入力画面4aに入力し、利用者Yは、列車03号の座席予約情報を入力画面4bに入力し、その後に、利用者XはICカードリーダ3bにICカード1aを、利用者YはICカードリーダ3fにICカード1bをかざすことによって、座席予約情報の確定を行う。以下に、この座席予約情報の確定について、入力画面を例示して説明する。
なお、入力画面4aおよび4bは、列車の座席数など車両の形式などによって、表示形式が異なるが、ここでは、その一例を、利用者Xが表示した入力画面4aとして説明する。図7は、本実施例2に係る入力画面4aの一例を示す図である。
例えば、同図に示すように、入力画面4aには、車両の種類を選ぶための項目(「喫煙」、「禁煙」および「どちらでもよい」)や、座席の位置を選ぶための項目(「窓際」、「通路側」および「どちらでもよい」)などが表示される。利用者は、これらの項目から、希望に合う項目を選択する(同図の(1)参照)。
そして、利用者Xが、希望の項目を選択すると、情報提供装置200は、ネットワークを介して接続された座席予約管理サーバ装置などに問い合わせることによって、希望に見合う座席を選び出し、選び出した座席を入力画面4aに表示する(同図の(2)参照)。
その後に、利用者が、自身が所有するICカード1aをICカードリーダ3bにかざすと、情報提供装置200は、ICカード1aから利用者XのユーザIDを受け付け、記憶しているユーザIDに、ICカードリーダ3bを介して受け付けたユーザIDが存在しているか否かを判定する。そして、ユーザIDが存在していた場合には、情報提供装置200は、入力画面4aに入力されている座席予約情報の受け付けを確定し、座席を確定したことを示すメッセージを入力画面4aに表示する(同図の(3)参照)。
上述してきたように、本実施例2では、ICカードリーダ3a〜3fは、複数の所定の設置位置に設置され、ディスプレイ2には、複数の所定の表示位置が設定され、表示制御部161が、ICカードリーダ3a、3cまたは3eにより読み取られたユーザIDを受け付けた場合に、ユーザIDを読み取ったICカードリーダの設置位置に最も近い表示位置を複数の所定の表示位置から選択し、その表示位置に入力画面を表示するので、情報提供装置200が複数の利用者によって同時に利用される場合でも、それぞれの利用者に対して視認しやすい位置に入力画面を表示することが可能になり、利用者が座席予約情報を容易に入力することができる。
また、本実施例2では、表示制御部161が、ユーザIDを受け付けた場合に、すでに表示されている他の入力画面に重ならない表示位置を複数の所定の表示位置から選択し、その表示位置に入力画面を表示するので、情報提供装置200が複数の利用者によって同時に利用される場合でも、それぞれの利用者が座席予約情報の入力を並行して行うことができる。
なお、上記実施例では、利用者がそれぞれICカードを所有し、1枚のICカードで一連の処理(予約情報の入力から確定までの処理)を行う場合について説明したが、例えば、複数のユーザIDをグループ化し、同一グループに属するユーザIDが記録されたICカードであれば、ユーザIDが一致しているとみなすようにしてもよい。これにより、例えば同じ家族の一員同士や同じ会社の一員同士であれば、予約情報の入力と確定とを分けて処理することが可能になる。
また、上記実施例では、ICチップに記録されたユーザIDを用いて利用者を確認する場合について説明したが、例えば、顔や指紋、網膜などの生体情報を用いて利用者を確認するようにしてもよい。これにより、利用者はICカードを持ち歩く必要がなくなり、さらに容易かつ確実に利用者を確認することができる。
なお、上記実施例では、宿泊施設を予約する情報提供装置、および、列車の座席を予約する情報提供装置に本発明を適用した場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、空港などに設置されて、飛行機の席を予約する情報提供装置や、飲食店を予約する情報提供装置などにも同様に適用することができる。
また、上記実施例では情報提供装置について説明したが、上述した情報提供装置が有する各処理部(表示制御部161、ユーザID比較部162および予約処理部163)の機能をソフトウェアによって実現することで、同様の機能を有する入力情報受付プログラムを得ることができる。そこで、この入力情報受付プログラムを実行するコンピュータについて説明する。
図8は、入力情報受付プログラムを実行するコンピュータの構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、このコンピュータ300は、RAM(Random Access Memory)310と、CPU(Central Processing Unit)320と、HDD(Hard Disk Drive)330と、ネットワークインタフェース340と、入出力インタフェース350と、ICカードリーダインタフェース360とを有する。
RAM310は、プログラムやプログラムの実行途中結果や、プログラムの実行に必要なデータ(ユーザID記憶部151のデータなど)などを記憶するメモリであり、CPU320は、RAM310からプログラムを読み出して実行する中央処理装置である。
HDD330は、プログラムやデータを格納するディスク装置であり、ネットワークインタフェース340は、コンピュータ300をネットワーク経由で他のコンピュータ(予約管理サーバ装置10など)に接続するためのインタフェースである。
入出力インタフェース350は、表示装置(表示部110など)、および、タッチパネルなどの入力装置(入力部120など)を接続するためのインタフェースであり、ICカードリーダインタフェース360は、ICカードリーダ(カード読取部130a、130bなど)を接続するためのインタフェースである。
そして、このコンピュータ300において実行される入力情報受付プログラム311は、あらかじめコンピュータ300にインストールされるか、または、ネットワークインタフェース340を介して接続された他のコンピュータシステムのデータベースなどに記憶され、これらのデータベースから読み出されてコンピュータ300にインストールされる。
そして、インストールされた入力情報受付プログラム311は、HDD330に記憶され、RAM310に読み出されてCPU320によって入力情報受付プロセス321として実行される。
また、上記実施例において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。
この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示のように構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
さらに、各装置にて行われる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
以上のように、本発明に係る情報提供装置、入力情報受付方法および入力情報受付プログラムは、表示装置に表示した各種情報に関する入力情報を利用者から受け付ける情報提供装置に有用であり、特に、容易かつ確実に利用者を確認して入力情報を受け付けるが求められる場合に適している。
本発明は、表示装置に表示した各種情報に関する入力情報を利用者から受け付ける情報提供装置、入力情報受付方法および入力情報受付プログラムに関し、特に、容易かつ確実に利用者を確認して入力情報を受け付けることができる情報提供装置、入力情報受付方法および入力情報受付プログラムに関するものである。
近年、電車やバスなどの交通手段や宿泊施設などの情報を利用者に提供するとともに、乗車切符や宿泊の予約を受け付けることができる情報提供装置が各種サービスカウンタやコンビニエンスストアなどに設置されるようになった。
このような情報提供装置では、不正利用を防止したり、予約にかかる料金を請求したりするため、利用者の確認を行う必要がある。
利用者を確認するための方法は多数提案されているが、その一つとして、利用者を識別するためのユーザIDが記録されたIDカードを用いる方法がある。この方法では、情報提供装置は、装置に備えられたカードリーダやカードスロットでIDカードに記録されたユーザIDを読み取ることによって、利用者を確認している。(例えば、特許文献1および2参照。)
さらに、近年では、非接触ICチップが埋め込まれたカード(以下、「ICカード」と呼ぶ)や、非接触ICチップが内蔵された携帯電話が普及してきており、非接触ICチップに記録されたユーザIDを非接触ICリーダ(以下、「ICリーダ」と呼ぶ)で読み取ることによって、利用者を確認することが可能になった。
かかるICカードや携帯電話を用いることにより、例えばICカードを財布などに入れたままでも、財布ごと非接触ICリーダにかざすことによって、容易に利用者の確認を行うことができるとともに、利用者がICカードをカードスロットに挿したまま取り忘れることを防ぐことができる。
特開平9−128319号公報 特開2005−346354号公報
しかしながら、情報提供装置で切符や宿泊施設などの予約を行う場合には、利用日や利用人数など、所定の情報を情報提供装置に入力する必要がある。この入力には、入力すべき項目が多い場合は、相応の時間および労力が必要になり、そのため、利用者を確認するタイミングが問題となる。
例えば、所定の情報を入力する前に利用者を確認した場合には、利用者がなんらかの理由で入力を中断して情報提供装置から離れた際に、他の利用者がそれまでに入力されていた情報を変更して予約を確定することが可能になり、本来の利用者が意図していない予約が行われてしまうという問題がある。
そのため、いかにして容易かつ確実に利用者を確認して入力情報を受け付けるかが、極めて大きな課題となっている。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、容易かつ確実に利用者を確認して入力情報を受け付けることができる情報提供装置、入力情報受付方法および入力情報受付プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明は、表示装置に各種情報を表示するとともに該各種情報に関する入力情報を利用者から受け付ける情報提供装置であって、前記利用者を識別する利用者識別情報を受け付け、該利用者識別情報を記憶する利用者識別情報受付手段と、所定の入力情報の入力を受け付ける入力画面を用いて利用者により入力情報が入力された後に、さらに前記利用者識別情報を受け付ける利用者識別情報再受付手段と、前記利用者識別情報再受付手段により受け付けられた利用者識別情報と前記利用者識別情報受付手段により記憶された利用者識別情報とが一致しているか否かを判定する利用者識別情報比較手段と、前記利用者識別情報比較手段により、利用者識別情報が一致していると判定された場合に、前記入力画面を用いて入力された入力情報の受け付けを確定する利用者情報確定手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記利用者識別情報受付手段により前記利用者識別情報が受け付けられた場合に、前記入力画面を表示する入力画面表示手段をさらに備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記利用者識別情報受付手段は、利用者の属性を示す利用者属性情報を前記利用者からさらに受け付け、前記入力画面表示手段は、前記利用者識別情報受付手段により受け付けられた利用者属性情報に基づいて、表示する入力画面を変更することを特徴とする。
また、本発明は、前記利用者識別情報受付手段は、利用者の属性を示す利用者属性情報を前記利用者からさらに受け付け、前記入力画面表示手段は、前記利用者識別情報受付手段により受け付けられた利用者属性情報に基づいて、表示する入力画面の表示位置を変更することを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記入力画面表示手段は、前記入力画面を表示した後に、利用者により入力情報が入力されない状態が所定の時間継続した場合に、前記入力画面を非表示にすることを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記入力画面表示手段により表示された入力画面を用いて利用者により入力情報の一部が入力された後に、さらに前記利用者識別情報を受け付ける利用者識別情報仮受付手段と、前記利用者識別情報仮受付手段により受け付けられた利用者識別情報と前記利用者識別情報受付手段により記憶された利用者識別情報とが一致しているか否かを判定する利用者識別情報仮比較手段と、前記利用者識別情報仮比較手段により、利用者識別情報が一致していると判定された場合に、前記入力画面に入力されている入力情報を保存するとともに該入力画面を非表示にする入力情報保存手段と、前記入力情報保存手段により入力情報が保存された後に、前記利用者識別情報受付手段により利用者識別情報が受け付けられた場合に、該利用者識別情報が記憶されているか否かを確認し、記憶されていた場合には、前記入力情報保存手段により非表示にされた入力画面を前記表示装置に再表示する入力画面再表示手段と、をさらに備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記利用者識別情報比較手段により利用者識別情報が一致していないと判定された場合に、前記入力画面に入力されている入力情報をキャンセルするとともに、前記利用者識別情報受付手段により記憶された利用者識別情報で識別される利用者に対して入力情報をキャンセルしたことを通知するキャンセル通知手段をさらに備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記利用者識別情報が記憶された記憶媒体から該利用者識別情報を読み取る利用者識別情報読取手段をさらに備え、前記利用者識別情報受付手段は、前記利用者識別情報読取手段により読み取られた利用者識別情報を受け付けることを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記利用者識別情報読取手段は、複数の所定の設置位置に設置され、前記表示装置には、複数の所定の表示位置が設定され、前記入力画面表示手段は、前記利用者識別情報受付手段により前記利用者識別情報が受け付けられた場合に、該利用者識別情報を読み取った利用者識別情報読取手段の設置位置に最も近い表示位置を前記複数の所定の表示位置から選択し、該表示位置に入力画面を表示することを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記入力画面表示手段は、前記利用者識別情報受付手段により前記利用者識別情報が受け付けられた場合に、すでに表示されている他の入力画面に重ならない表示位置を前記複数の所定の表示位置から選択し、該表示位置に入力画面を表示することを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記記憶媒体は、非接触ICチップであり、前記利用者識別情報読取手段は、非接触ICリーダであることを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、利用者により入力情報が入力されない状態が所定の時間継続した場合に、前記画面表示手段により前記入力画面が非表示にされた際に、該入力画面に入力されている入力情報をキャンセルするとともに、前記利用者識別情報受付手段により記憶された利用者識別情報で識別される利用者に対して入力情報をキャンセルしたことを通知するキャンセル通知手段をさらに備えたことを特徴とする。
また、本発明は、表示装置に各種情報を表示するとともに該各種情報に関する入力情報を利用者から受け付ける入力情報受付方法であって、前記利用者を識別する利用者識別情報を受け付け、該利用者識別情報を記憶する利用者識別情報受付工程と、所定の入力情報の入力を受け付ける入力画面を用いて該入力情報が利用者により入力された後に、前記利用者識別情報を受け付ける利用者識別情報再受付工程と、前記利用者識別情報再受付工程により受け付けられた利用者識別情報と前記利用者識別情報受付工程により記憶された利用者識別情報とが一致しているか否かを判定する利用者識別情報比較工程と、前記利用者識別情報比較工程により、利用者識別情報が一致していると判定された場合に、前記入力画面を用いて入力された入力情報の受け付けを確定する利用者情報確定工程と、を含んだことを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記利用者識別情報受付工程により前記利用者識別情報が受け付けられた場合に、前記入力画面を表示する入力画面表示工程をさらに含んだことを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記利用者識別情報受付工程は、利用者の属性を示す利用者属性情報を前記利用者からさらに受け付け、前記入力画面表示工程は、前記利用者識別情報受付工程により受け付けられた利用者属性情報に基づいて、表示する入力画面を変更することを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記利用者識別情報が記憶された記憶媒体から該利用者識別情報を読み取る利用者識別情報読取工程をさらに含み、前記利用者識別情報受付工程は、前記利用者識別情報読取工程により読み取られた利用者識別情報を受け付けることを特徴とする。
また、本発明は、表示装置に各種情報を表示するとともに該各種情報に関する入力情報を利用者から受け付ける入力情報受付プログラムであって、前記利用者を識別する利用者識別情報を受け付け、該利用者識別情報を記憶する利用者識別情報受付手順と、所定の入力情報の入力を受け付ける入力画面を用いて該入力情報が利用者により入力された後に、前記利用者識別情報を受け付ける利用者識別情報再受付手順と、前記利用者識別情報再受付手順により受け付けられた利用者識別情報と前記利用者識別情報受付手順により記憶された利用者識別情報とが一致しているか否かを判定する利用者識別情報比較手順と、前記利用者識別情報比較手順により、利用者識別情報が一致していると判定された場合に、前記入力画面を用いて入力された入力情報の受け付けを確定する利用者情報確定手順と、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記利用者識別情報受付手順により前記利用者識別情報が受け付けられた場合に、前記入力画面を表示する入力画面表示手順をさらにコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記利用者識別情報受付手順は、利用者の属性を示す利用者属性情報を前記利用者からさらに受け付け、前記入力画面表示手順は、前記利用者識別情報受付手順により受け付けられた利用者属性情報に基づいて、表示する入力画面を変更することを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記利用者識別情報が記憶された記憶媒体から該利用者識別情報を読み取る利用者識別情報読取手順をさらにコンピュータに実行させ、前記利用者識別情報受付手順は、前記利用者識別情報読取手順により読み取られた利用者識別情報を受け付けることを特徴とする。
本発明によれば、利用者を識別する利用者識別情報を受け付け、その利用者識別情報を記憶し、所定の入力情報の入力を受け付ける入力画面を用いて利用者により入力情報が入力された後に、さらに利用者識別情報を受け付け、その利用者識別情報と記憶している利用者識別情報とが一致しているか否かを判定し、利用者識別情報が一致していると判定した場合に、入力画面を用いて入力された入力情報の受け付けを確定するよう構成したので、入力情報を入力した利用者とは異なる利用者によって当該入力情報が確定されることを防ぐことが可能になり、容易かつ確実に利用者を確認して入力情報を受け付けることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、最初に利用者識別情報を受け付けた場合に、入力画面を表示するよう構成したので、あらかじめ表示装置に固定して入力画面を表示しておく場合に比べ、表示装置の表示画面を効率よく利用することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、利用者の属性を示す利用者属性情報を利用者からさらに受け付け、受け付けた利用者属性情報に基づいて、表示する入力画面を変更するよう構成したので、性別や年齢など利用者の属性に応じて、利用者に入力させる項目を絞り込むことが可能になり、入力情報の入力にかかる時間を短縮することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、利用者の属性を示す利用者属性情報を利用者からさらに受け付け、受け付けた利用者属性情報に基づいて、表示する入力画面の表示位置を変更するよう構成したので、利用者の身長などに合わせて入力し易い位置に入力画面を表示することが可能になり、入力情報の入力にかかる利用者の負担を軽減することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、入力画面を表示した後に、利用者により入力情報が入力されない状態が所定の時間継続した場合に、入力画面を非表示にするよう構成したので、なんらかの理由で利用者が途中で入力をやめた場合でも、自動的に入力画面を非表示にすることが可能になり、入力画面が表示されたまま放置されることを防ぐことができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、表示した入力画面を用いて利用者により入力情報の一部が入力された後に、さらに利用者識別情報を受け付け、受け付けた利用者識別情報と記憶している利用者識別情報とが一致しているか否かを判定し、利用者識別情報が一致していると判定した場合に、入力画面に入力されている入力情報を保存するとともに入力画面を非表示にし、入力情報が保存された後に、利用者識別情報を受け付けた場合に、その利用者識別情報を記憶しているか否かを確認し、記憶していた場合には、いったん非表示にした入力画面を表示装置に再表示するよう構成したので、なんらかの理由で利用者が途中で入力をやめなければならない事態が生じた場合でも、それまでに入力した入力情報をいったん保存し、後になって続きを入力することが可能になり、入力情報を効率よく入力することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、利用者識別情報が一致していないと判定した場合に、入力画面に入力されている入力情報をキャンセルするとともに、記憶している利用者識別情報で識別される利用者に対して入力情報をキャンセルしたことを通知するよう構成したので、利用者が、途中で入力をやめた場合でも、その後に入力情報がキャンセルされたことを確認することが可能になり、入力情報を放置したことに対する懸念を解消することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、利用者識別情報が記憶された記憶媒体から利用者識別情報を読み取る読取手段を備え、読取手段により読み取られた利用者識別情報を受け付けるよう構成したので、ユーザIDやパスワードなどを入力する手間を省くことが可能になり、利用者が容易に利用者識別情報を情報提供装置に認識させることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、読取手段は、複数の所定の設置位置に設置され、表示装置には、複数の所定の表示位置が設定され、利用者識別情報を受け付けた場合に、利用者識別情報を読み取った読取手段の設置位置に最も近い表示位置を複数の所定の表示位置から選択し、その表示位置に入力画面を表示するよう構成したので、情報提供装置が複数の利用者によって同時に利用される場合でも、それぞれの利用者に対して視認しやすい位置に入力画面を表示することが可能になり、利用者が入力情報を容易に入力することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、利用者識別情報を受け付けた場合に、すでに表示されている他の入力画面に重ならない表示位置を複数の所定の表示位置から選択し、その表示位置に入力画面を表示するよう構成したので、情報提供装置が複数の利用者によって同時に利用される場合でも、それぞれの利用者が入力情報の入力を並行して行うことができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、記憶媒体は、非接触ICチップであり、前記利用者識別情報読取手段は、非接触ICリーダであることとしたので、利用者が、非接触ICカードや非接触ICチップを内蔵した携帯電話などを用いて容易に利用者識別情報を情報提供装置に認識させることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、利用者により入力情報が入力されない状態が所定の時間継続した場合に、入力画面を非表示にした際に、入力画面に入力されている入力情報をキャンセルするとともに、記憶している利用者識別情報で識別される利用者に対して入力情報をキャンセルしたことを通知するよう構成したので、利用者が、途中で入力をやめた場合でも、その後に入力情報がキャンセルされたことを確認することが可能になり、入力情報を放置したことに対する懸念を解消することができるという効果を奏する。
以下に、本発明に係る情報提供装置、入力情報受付方法および入力情報受付プログラムの実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
まず、本実施例1に係る情報提供装置の概念について説明する。図1は、本実施例1に係る情報提供装置の概念を説明するための図である。この情報提供装置100は、例えば駅や空港などに設置され、ホテルや民宿などの宿泊施設に関する情報を提供するとともに、宿泊施設の予約の受け付けを行うことができる装置である。
同図に示すように、この情報提供装置100は、宿泊施設に関する情報を表示するディスプレイ2と、非接触ICチップが埋め込まれたICカード1から利用者に関する情報を読み取るためのICカードリーダ3aおよび3bを備えている。ICカード1は、情報提供装置100を利用する利用者によって所有されており、このICカード1には、利用者を識別するためのユーザIDなどが記録されている。情報提供装置100は、ICカードリーダ3aおよび3bを用いてユーザIDを読み取ることによって、利用者を確認することができる。
ディスプレイ2の下方には、「予約」および「確定」からなるメニューが表示されており、「予約」はICカードリーダ3aの上に表示され、「確定」はICカードリーダ3bの上に表示されている。利用者は、ICカードリーダ3aにICカード1をかざすことによって、宿泊施設に関する情報を情報提供装置100に入力することができ、ICカードリーダ3bにICカード1をかざすことによって、入力した情報を確定することができる。
例えば、この情報提供装置100を利用して、利用者がAホテルを予約する場合について考える。まず、情報提供装置100のディスプレイ2には、Aホテルの情報が表示されていたとする。そして、Aホテルの情報を閲覧した利用者が、自身が所有するICカード1をICカードリーダ3aにかざしたとする。これにより、情報提供装置100は、ICカード1から当該利用者のユーザIDを受け付け、受け付けたユーザIDを記憶する(同図(1)参照)。
さらに、情報提供装置100は、ディスプレイ2に、予約に必要な情報を入力するための入力画面4を表示する(同図(2)参照)。そして、利用者が、予約に必要な情報(以下、「予約情報」と呼ぶ)を入力画面4に入力し、その後に、自身が所有するICカード1をICカードリーダ3bにかざすと、情報提供装置100は、ICカード1から当該利用者のユーザIDを受け付け、記憶しているユーザIDと、ICカードリーダ3bを介して受け付けたユーザIDとが一致しているか否かを判定する。そして、ユーザIDが一致していた場合には、情報提供装置100は、入力画面4に入力されている予約情報の受け付けを確定する(同図(3)参照)。
受け付けを確定した情報提供装置100は、ネットワークを介して接続された予約管理サーバ装置に、利用者によって入力された予約情報を送信し、予約が完了したことを示す予約完了メッセージをディスプレイ2に表示する(同図(4)参照)。
このように、本実施例1に係る情報提供装置100では、ICカードリーダ3aによって読み取られたユーザIDを受け付け、そのユーザIDを記憶し、予約情報の入力を受け付ける入力画面を用いて利用者により予約情報が入力された後に、さらにICカードリーダ3bによって読み取られたユーザIDを受け付け、受け付けたユーザIDと記憶しているユーザIDとが一致しているか否かを判定し、ユーザIDが一致していると判定した場合に、入力画面4を用いて入力された予約情報の受け付けを確定することとした。これにより、予約情報を入力した利用者とは異なる利用者によって当該予約情報が確定されることを防ぐことが可能になり、容易かつ確実に利用者を確認して入力情報を受け付けることができる。
なお、ここではICカードを用いた場合について説明したが、利用者を確認するための手段としては、ICカードの代わりに、非接触ICチップを内蔵した携帯電話などを用いることもできる。
また、図1に示す例では、ICカードリーダ3aおよび3bを、それぞれ、「予約」および「確定」に対応付けた場合について説明したが、例えば、入力画面4に入力情報を入力した後に、再度ICカードリーダ3aにICカード1をかざすことによって、予約情報の確定に関する処理を行うようにしてもよい。これにより、ICカードリーダが一つしかなかった場合でも、同様の機能を実現することができる。
次に、本実施例1に係る情報提供装置100の構成について説明する。図2は、本実施例1に係る情報提供装置100の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、この情報提供装置100は、ネットワーク20を介して、宿泊施設の予約の空き状況などを管理する予約管理サーバ装置10と接続されており、表示部110と、入力部120と、カード読取部130と、インタフェース制御部140と、記憶部150と、制御部160とを有する。
なお、ここでは説明の便宜上、1台の情報提供装置100のみを示したが、情報提供装置100は、全国の駅や空港など各地に設置され、それぞれ、ネットワーク20を介して予約管理サーバ装置10に接続されるものとする。
表示部110は、液晶ディスプレイやプラズマディスプレイ、プロジェクタなどの表示装置であり、宿泊施設に関する情報や、利用者が予約情報を入力するための入力画面4などを表示する。入力部120は、表示部110と一体化されたタッチパネルなどの入力装置であり、利用者が入力画面4を用いて入力した予約情報などを入力する。これら表示部110および入力部120は、図1に示したディスプレイ2に対応するものである。
カード読取部130aおよび130bは、非接触ICチップから各種情報を読み取るICカードリーダである。カード読取部130aおよび130bは、図1に示したICカードリーダ3aおよび3bに対応するものであり、それぞれのICカードリーダには、表示部110に表示されたメニューの「予約」および「確定」が対応付けられる。
なお、ここでは2つのカード読取部を用いた場合について説明するが、カード読取部の数は1つでも2つ以上でもよく、カード読取部の数に合わせて表示部110に表示されるメニューを変更することによって、利用者からの要求に応じて、ICカードの読み取りを契機とする各種の処理を行うことが可能になる。
インタフェース制御部140は、情報提供装置100と予約管理サーバ装置10との間でやり取りされる各種情報の送受信を制御する処理部である。具体的には、このインタフェース制御部140は、利用者によって入力された予約情報などを予約管理サーバ装置10に送信し、宿泊施設の空き状況に関する情報などを予約管理サーバ装置10から受信する。
記憶部150は、各種情報を記憶する記憶部であり、本発明に関連するものとしては、ユーザID記憶部151を有する。このユーザID記憶部150は、後述する制御部160から渡されたユーザIDを記憶する。
制御部160は、情報提供装置100全体を制御する処理部であり、本発明に関連するものとしては、表示制御部161と、ユーザID比較部162と、予約処理部163とを有する。
表示制御部161は、表示部110に表示する画面の制御や、入力部120を介して利用者によって入力された情報や、カード読取部130aおよび130bを介して受け付けたユーザIDなどに基づいて、予約情報の受け付けに関する処理を行う処理部である。具体的には、利用者からの要求に基づいて、宿泊施設に関する各種情報を予約管理サーバ装置10から取得し、表示部110に表示する。
また、この表示制御部161は、カード読取部130aを介してユーザIDを受け付けると、受け付けたユーザIDをユーザID記憶部151に記憶するとともに、予約情報を入力するための入力画面4を表示部110に表示する。ここで、利用者によって予約情報が入力されない状態が所定の時間続いた場合には、表示制御部161は、入力画面4を非表示にする。
ここで、表示制御部161が、入力画面4を非表示にするとともに、入力画面4に入力されていた予約情報をキャンセル(消去)し、ユーザID記憶部151に記憶されている利用者に対して、予約情報をキャンセルしたことを通知するようにしてもよい。
さらに、表示制御部161は、利用者によって予約情報が入力された後に、カード読取部130aを介してユーザIDを受け付けると、受け付けたユーザIDとユーザID記憶部151に記憶されているユーザIDとが一致するか否かを判定するため、受け付けたユーザIDをユーザID比較部162に渡す。
そして、ユーザIDが一致していることがユーザID比較部162から通知された場合は、表示制御部161は、入力画面4に入力されている予約情報の受け付けを予約処理部163に渡すとともに、当該ユーザIDをユーザID記憶部151から削除し、さらに、予約が完了したことを示すメッセージを表示部110に表示する。
一方、ユーザIDが不一致であることがユーザID比較部162から通知された場合には、表示制御部161は、予約情報の受け付けが行えないことを示すメッセージを表示部110に表示する。
なお、表示制御部161は、入力画面4を表示する際に、ICカード1に記録されている利用者の属性情報(性別や年齢、身長、職業など)に基づいて入力画面4を変更したり、入力画面4の表示位置を変更したりしてもよい。この場合、表示制御部161は、カード読取部130aを介してユーザIDとともに利用者の属性情報を受け付けるようにする。そして、表示制御部161は、例えば、利用者が女性であった場合には、男性専用の入力項目を省き、女性専用の入力項目のみを設定した表示画面を表示したり、利用者の身長に基づいて、目線の高さに近い位置に入力画面4を表示したりするなど、利用者の属性情報に合わせて入力画面4を表示する。
また、表示制御部161は、ユーザIDが不一致であることがユーザID比較部162から通知された場合に、さらに入力画面4に入力されている予約情報をキャンセル(消去)し、ユーザID記憶部151に記憶されている利用者に対して、予約情報をキャンセルしたことを通知するようにしてもよい。
ユーザID比較部162は、予約情報を入力する際に受け付けられたユーザIDと、予約情報を確定する際に受け付けられたユーザIDを比較して、それぞれが一致しているか否かを判定する処理部である。具体的には、このユーザID比較部162は、表示制御部161からユーザIDが渡されると、渡されたユーザIDとユーザID記憶部151に記憶されているユーザIDとが一致しているか否かを判定し、判定結果(一致または不一致)を表示制御部161に通知する。
予約処理部163は、入力画面4に入力された予約情報に基づいて、宿泊施設の予約に関する処理を行う処理部である。具体的には、この予約処理部163は、表示制御部161から渡された予約情報に基づいて、予約管理サーバ装置10に対して予約を要求するための予約要求情報を生成し、生成した予約要求情報を、インタフェース制御部140を介して予約管理サーバ装置10に送信する。これにより、予約管理サーバ装置10において、宿泊施設の予約を行う処理が行われる。
次に、本実施例1に係る情報提供装置100による情報提供の具体例について説明する。図3は、本実施例1に係る情報提供装置100による情報提供の具体例を示す図である。同図に示す情報提供装置100においては、ディスプレイ2(図2に示した表示部110に対応)の下方に複数の宿泊施設(「Aホテル」、「Bホテル」、「Cホテル」および「Dホテル」)の一覧が表示されており、さらに、その一覧から利用者によって選択された「Aホテル」に関する情報が、ディスプレイ2の上部に表示されている。
また、この情報提供装置100には、3つのICカードリーダ3a、3b(図2に示したカード読取部130a、130bにそれぞれ対応)および3xが備えられており、各ICカードリーダの上には、「クーポン取得」、「予約」および「確定」からなるメニューが表示されており、「予約」は、ICカードリーダ3aの上に位置するように表示され、「確定」は、ICカードリーダ3bの上に位置するように表示され、「クーポン取得」は、ICカードリーダ3xの上に位置するように表示されている。
そのため利用者は、ICカードリーダ3aにICカード1をかざした場合には予約情報を入力する処理を行うことができ、ICカードリーダ3bにICカード1をかざした場合には予約情報を確定する処理を行うことができ、ICカードリーダ3xにICカード1をかざした場合には割引情報を取得することができる。ここで取得された割引情報は、当該利用者と対応付けたうえで予約管理サーバ装置10に送信されるようにしてもよいし、ICカードリーダに書き込まれるようにしてもよい。
なお、ICカードリーダをさらに一つ備えることとし、そのICカードリーダに利用者がICカード1をかざすことによって、途中まで入力した予約情報を保存することができるようにしてもよい。図4は、予約情報の保存を可能とする場合の情報提供の具体例を示す図である。同図に示す情報提供装置100には、ICカードリーダ3yがさらに備えられており、メニューには、ICカードリーダ3yの上の位置に「保存」が表示されている。
この場合には、情報提供装置100は、利用者によってICカードリーダ3yにICカード1がかざされると、表示制御部161が、メニューから「保存」が選択されたと判断し、ICカードリーダ3yによって読み取られたユーザIDを受け付け、受け付けたユーザIDとユーザID記憶部151に記憶されているユーザIDとが一致するか否かを判定するため、受け付けたユーザIDをユーザID比較部162に渡す。
そして、ユーザIDが一致していることがユーザID比較部162から通知された場合は、表示制御部161は、入力画面4に入力されている予約情報をユーザIDと対応付けたうえで記憶部150に保存するとともに、入力画面4を非表示にする。
その後、利用者によってICカードリーダ3aにICカード1がかざされた場合には、表示制御部161は、最初に予約情報が入力された時と同様に、ICカードリーダ3aによって読み取られたユーザIDとユーザID記憶部151に記憶されているユーザIDとをユーザID比較部162に比較させ、ユーザIDが一致していた場合には、予約情報を保存した利用者によって再度メニューから「予約」が選択されたと判断し、記憶している予約情報を読み出し、その予約情報を設定したうえで入力画面4を再表示する。
次に、本実施例1に係る情報提供装置100の処理手順について説明する。図5は、本実施例1に係る情報提供装置100の処理手順を示すフローチャートである。なお、ここでは、図3に示した具体例に合わせて、図2に示した表示部110、カード読取部130aおよび130bを、それぞれディスプレイ2、ICカードリーダ3aおよび3bとして説明する。
同図に示すように、この情報提供装置100では、利用者によってホテルの一覧から宿泊施設が選択されると(ステップS101,Yes)、表示制御部161が、選択された宿泊施設の情報を予約管理サーバ装置10から取得して、ディスプレイ2に表示する(ステップS102)。
続いて、利用者によってICカード1がICカードリーダ3aにかざされると、表示制御部161が、メニューから「予約」が選択されたと判断し(ステップS103,Yes)、ICカードリーダ3aによって読み取られたユーザIDを受け付け(ステップS104)、受け付けたユーザIDをユーザID記憶部151に記憶する(ステップS105)。
さらに、表示制御部161は、ディスプレイ2に入力画面4を表示して(ステップS106)、予約情報の入力を受け付ける(ステップS107)。ここで、利用者によって予約情報が入力されない状態が所定の時間続いた場合には(ステップS108,Yes)、表示制御部161は、入力画面4を非表示にする(ステップS109)。
一方、利用者によって所定の時間内に予約情報が入力された後に(ステップ108,No)、ICカード1がICカードリーダ3bにかざされた場合には、表示制御部161は、メニューから「確定」が選択されたと判断し(ステップS110,Yes)、ICカードリーダ3bによって読み取られたユーザIDを受け付ける(ステップS111)。
そして、ユーザID比較部162が、表示制御部161によって受け付けられたユーザIDとユーザID記憶部151に記憶されているユーザIDとを比較し(ステップS112)、ユーザIDが一致していた場合には(ステップS113,Yes)、予約処理部163が、予約管理サーバ装置10に対して予約を要求する予約処理を実行し(ステップS114)、表示制御部161が、ディスプレイ2に予約完了メッセージを表示する(ステップS115)。
一方、ユーザIDが一致していなかった場合には(ステップS113,No)、表示制御部161が、予約情報の受け付けが行えないことを示すメッセージをディスプレイ2に表示する(ステップS116)。
上述してきたように、本実施例1では、表示制御部161が、ICカードリーダ3a(カード読取部130a)により読み取られたユーザIDを受け付け、そのユーザIDをユーザID記憶部151に記憶し、予約情報の入力を受け付ける入力画面4を用いて利用者により予約情報が入力された後に、さらにICカードリーダ3b(カード読取部130b)により読み取られたユーザIDを受け付け、ユーザID比較部162が、さらに受け付けられたユーザIDとユーザID記憶部151に記憶されているユーザIDとが一致しているか否かを判定し、ユーザID比較部162によってユーザIDが一致していると判定された場合に、予約処理部163が、入力画面4を用いて入力された予約情報の受け付けを確定するので、予約情報を入力した利用者とは異なる利用者によって当該予約情報が確定されることを防ぐことが可能になり、容易かつ確実に利用者を確認して予約情報を受け付けることができる。
また、本実施例1では、表示制御部161が、最初にICカードリーダ3aにより読み取られた利用者識別情報を受け付けた場合に、入力画面4を表示するので、あらかじめディスプレイ2に固定して入力画面4を表示しておく場合に比べ、ディスプレイ2の表示画面を効率よく利用することができる。
また、本実施例1では、表示制御部161が、ICカードリーダ3aにより読み取られた利用者属性情報を利用者からさらに受け付け、受け付けた利用者属性情報に基づいて、表示する入力画面4を変更してもよいとした。これにより、性別や年齢など利用者の属性に応じて、利用者に入力させる項目を絞り込むことが可能になり、予約情報の入力にかかる時間を短縮することができる。
また、本実施例1では、表示制御部161が、ICカードリーダ3aにより読み取られた利用者属性情報を利用者からさらに受け付け、受け付けた利用者属性情報に基づいて、表示する入力画面4の表示位置を変更してもよいとした。これにより、利用者の身長などに合わせて入力し易い位置に入力画面4を表示することが可能になり、予約情報の入力にかかる利用者の負担を軽減することができる。
また、本実施例1では、表示制御部161が、入力画面4を表示した後に、利用者により予約情報が入力されない状態が所定の時間継続した場合に、入力画面4を非表示にするので、なんらかの理由で利用者が途中で入力をやめた場合でも、自動的に入力画面4を非表示にすることが可能になり、入力画面4が表示されたまま放置されることを防ぐことができる。
また、本実施例1では、表示した入力画面4を用いて利用者により予約情報の一部が入力された後に、さらにICカードリーダ3yにより読み取られたユーザIDを受け付け、ユーザID比較部162が、さらに受け付けられたユーザIDとユーザID記憶部151に記憶されているユーザIDとが一致しているか否かを判定し、ユーザID比較部162によりユーザIDが一致していると判定された場合に、表示制御部161が、入力画面4に入力されている予約情報を記憶部150に保存するとともに入力画面4を非表示にし、予約情報が保存された後に、ICカードリーダ3aにより読み取られたユーザIDを受け付けた場合に、そのユーザIDがユーザID記憶部151に記憶されているか否かを確認し、記憶されていた場合には、いったん非表示にした入力画面4をディスプレイ2に再表示するようにしてもよいとした。これにより、なんらかの理由で利用者が途中で入力をやめなければならない事態が生じた場合でも、それまでに入力した予約情報をいったん保存し、後になって続きを入力することが可能になり、予約情報を効率よく入力することができる。
また、本実施例1では、表示制御部161が、ユーザID比較部162によりユーザIDが一致していないと判定された場合に、入力画面4に入力されている予約情報をキャンセルするとともに、ユーザID記憶部151に記憶されているユーザIDで識別される利用者に対して予約情報をキャンセルしたことを通知してもよいとした。これにより、利用者が、途中で入力をやめた場合でも、その後に予約情報がキャンセルされたことを確認することが可能になり、予約情報を放置したことに対する利用者の懸念を解消することができる。
また、本実施例1では、ユーザIDが記憶されたICチップからユーザIDを読み取るICカードリーダを備え、ICカードリーダにより読み取られたユーザIDを受け付けるので、ユーザIDやパスワードなどを入力する手間を省くことが可能になり、利用者が容易にユーザIDを情報提供装置100に認識させることができる。
また、本実施例1では、ユーザIDが記憶されるICチップは、非接触ICチップであり、ICカードリーダ3a、3b、3xおよび3yは、非接触ICリーダであることとしたので、利用者が、非接触ICカードや非接触ICチップを内蔵した携帯電話などを用いて容易にユーザIDを情報提供装置100に認識させることができる。
また、本実施例1では、表示部161が、利用者により入力情報が入力されない状態が所定の時間継続した場合に、入力画面4を非表示にした際に、入力画面4に入力されている入力情報をキャンセルするとともに、ユーザID記憶部151に記憶されているユーザIDで識別される利用者に対して予約情報をキャンセルしたことを通知してもよいとした。これにより、利用者が、途中で入力をやめた場合でも、その後に入力情報がキャンセルされたことを確認することが可能になり、入力情報を放置したことに対する懸念を解消することができる。
ところで、上記実施例1では、宿泊施設に関する情報を提供するとともに宿泊施設の予約の受け付けを行うことができる情報提供装置に本発明を適用した場合について説明したが、本発明はこれに限られず、例えば、駅などに設置されて、列車の運行情報を提供するとともに列車の座席を予約する情報提供装置にも同様に適用することができる。
また、上記実施例1では、一人の利用者が情報提供装置を利用する場合について説明したが、ICカードリーダを多数備えることにより、複数の利用者が同時に情報提供装置を利用することも可能である。
そこで、以下では、列車の運行情報を提供するとともに列車の座席を予約する情報提供装置に本発明を適用し、複数の利用者が同時に情報提供装置を利用する場合について、実施例2として説明する。なお、以下に説明する情報提供装置は、基本的には実施例1で説明した情報提供装置100と同様の構成および処理手順を有するものであるので、ここでは説明の便宜上、構成および処理手順に関する説明は省略し、本実施例2に係る情報提供装置の概念および入力画面の一例について説明する。
図6は、本実施例2に係る情報提供装置の概念を説明するための図である。この情報提供装置200は、例えば駅などに設置され、列車の運行情報を提供するとともに列車の座席を予約することができる装置である。
同図に示すように、この情報提供装置200は、列車の運行情報を表示するディスプレイ2と、非接触ICチップが埋め込まれたICカードから利用者に関する情報を読み取るためのICカードリーダ3a、3b、3c、3d、3eおよび3fを備えている。ICカードは、情報提供装置200を利用する複数の利用者によって所有されており、各ICカードには、利用者を識別するためのユーザIDなどが記録されている。情報提供装置200は、ICカードリーダ3a、3b、3c、3d、3eおよび3fを用いてユーザIDを読み取ることによって、利用者を確認することができる。
ディスプレイ2の下方には、複数の「予約」および「確定」の組からなるメニューが表示されており、「予約」はICカードリーダ3a、3cおよび3eの上に表示され、「確定」はICカードリーダ3b、3dおよび3fの上に表示されている。利用者は、ICカードリーダ3a、3cまたは3eにICカードをかざすことによって、座席予約に関する情報を情報提供装置100に入力することができ、ICカードリーダ3b、3dまたは3fにICカードをかざすことによって、入力した情報を確定することができる。
例えば、この情報提供装置200を利用して、利用者Xおよび利用者Yが列車の座席を予約する場合について考える。まず、情報提供装置200のディスプレイ2には、その日に運行されている列車の列車名や発時刻、着時刻、座席の空き状況(「×」は空席なし、「△」は若干の空席あり、「○」は十分に空席あり、を示す)などが表示されていたとする。
そして、列車02号の座席に空席があることを確認した利用者Xが、自身が所有するICカード1aをICカードリーダ3aにかざしたとする。これにより、情報提供装置200は、ICカード1aから利用者XのユーザIDを受け付け、受け付けたユーザIDを記憶する。また、同時に、列車03号の座席に空席があることを確認した利用者Yが、自身が所有するICカード1bをICカードリーダ3eにかざしたとする。これにより、情報提供装置200は、ICカード1bから利用者YのユーザIDを受け付け、受け付けたユーザIDを記憶する。情報提供装置200は、利用者ごとにユーザIDを記憶する(同図の(1)参照)。
さらに、情報提供装置200は、ディスプレイ2上のICカードリーダ3aの付近に設定された表示位置に、列車02号の座席の予約に必要な情報を入力するための入力画面4aを表示し、ディスプレイ2上のICカードリーダ3eの付近に設定された表示位置に、列車03号の座席の予約に必要な情報を入力するための入力画面4bを表示する(同図の(2)参照)。
この時、情報提供装置200は、利用者Xと利用者Yの間の距離が近い場合であっても、入力画面4aおよび4bが重ならないように、ディスプレイ2上に設定された表示位置を選択し、それぞれの入力画面を表示する。
そして、利用者Xは、列車02号の座席の予約に必要な情報(以下、「座席予約情報」と呼ぶ)を入力画面4aに入力し、利用者Yは、列車03号の座席予約情報を入力画面4bに入力し、その後に、利用者XはICカードリーダ3bにICカード1aを、利用者YはICカードリーダ3fにICカード1bをかざすことによって、座席予約情報の確定を行う。以下に、この座席予約情報の確定について、入力画面を例示して説明する。
なお、入力画面4aおよび4bは、列車の座席数など車両の形式などによって、表示形式が異なるが、ここでは、その一例を、利用者Xが表示した入力画面4aとして説明する。図7は、本実施例2に係る入力画面4aの一例を示す図である。
例えば、同図に示すように、入力画面4aには、車両の種類を選ぶための項目(「喫煙」、「禁煙」および「どちらでもよい」)や、座席の位置を選ぶための項目(「窓際」、「通路側」および「どちらでもよい」)などが表示される。利用者は、これらの項目から、希望に合う項目を選択する(同図の(1)参照)。
そして、利用者Xが、希望の項目を選択すると、情報提供装置200は、ネットワークを介して接続された座席予約管理サーバ装置などに問い合わせることによって、希望に見合う座席を選び出し、選び出した座席を入力画面4aに表示する(同図の(2)参照)。
その後に、利用者が、自身が所有するICカード1aをICカードリーダ3bにかざすと、情報提供装置200は、ICカード1aから利用者XのユーザIDを受け付け、記憶しているユーザIDに、ICカードリーダ3bを介して受け付けたユーザIDが存在しているか否かを判定する。そして、ユーザIDが存在していた場合には、情報提供装置200は、入力画面4aに入力されている座席予約情報の受け付けを確定し、座席を確定したことを示すメッセージを入力画面4aに表示する(同図の(3)参照)。
上述してきたように、本実施例2では、ICカードリーダ3a〜3fは、複数の所定の設置位置に設置され、ディスプレイ2には、複数の所定の表示位置が設定され、表示制御部161が、ICカードリーダ3a、3cまたは3eにより読み取られたユーザIDを受け付けた場合に、ユーザIDを読み取ったICカードリーダの設置位置に最も近い表示位置を複数の所定の表示位置から選択し、その表示位置に入力画面を表示するので、情報提供装置200が複数の利用者によって同時に利用される場合でも、それぞれの利用者に対して視認しやすい位置に入力画面を表示することが可能になり、利用者が座席予約情報を容易に入力することができる。
また、本実施例2では、表示制御部161が、ユーザIDを受け付けた場合に、すでに表示されている他の入力画面に重ならない表示位置を複数の所定の表示位置から選択し、その表示位置に入力画面を表示するので、情報提供装置200が複数の利用者によって同時に利用される場合でも、それぞれの利用者が座席予約情報の入力を並行して行うことができる。
なお、上記実施例では、利用者がそれぞれICカードを所有し、1枚のICカードで一連の処理(予約情報の入力から確定までの処理)を行う場合について説明したが、例えば、複数のユーザIDをグループ化し、同一グループに属するユーザIDが記録されたICカードであれば、ユーザIDが一致しているとみなすようにしてもよい。これにより、例えば同じ家族の一員同士や同じ会社の一員同士であれば、予約情報の入力と確定とを分けて処理することが可能になる。
また、上記実施例では、ICチップに記録されたユーザIDを用いて利用者を確認する場合について説明したが、例えば、顔や指紋、網膜などの生体情報を用いて利用者を確認するようにしてもよい。これにより、利用者はICカードを持ち歩く必要がなくなり、さらに容易かつ確実に利用者を確認することができる。
なお、上記実施例では、宿泊施設を予約する情報提供装置、および、列車の座席を予約する情報提供装置に本発明を適用した場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、空港などに設置されて、飛行機の席を予約する情報提供装置や、飲食店を予約する情報提供装置などにも同様に適用することができる。
また、上記実施例では情報提供装置について説明したが、上述した情報提供装置が有する各処理部(表示制御部161、ユーザID比較部162および予約処理部163)の機能をソフトウェアによって実現することで、同様の機能を有する入力情報受付プログラムを得ることができる。そこで、この入力情報受付プログラムを実行するコンピュータについて説明する。
図8は、入力情報受付プログラムを実行するコンピュータの構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、このコンピュータ300は、RAM(Random Access Memory)310と、CPU(Central Processing Unit)320と、HDD(Hard Disk Drive)330と、ネットワークインタフェース340と、入出力インタフェース350と、ICカードリーダインタフェース360とを有する。
RAM310は、プログラムやプログラムの実行途中結果や、プログラムの実行に必要なデータ(ユーザID記憶部151のデータなど)などを記憶するメモリであり、CPU320は、RAM310からプログラムを読み出して実行する中央処理装置である。
HDD330は、プログラムやデータを格納するディスク装置であり、ネットワークインタフェース340は、コンピュータ300をネットワーク経由で他のコンピュータ(予約管理サーバ装置10など)に接続するためのインタフェースである。
入出力インタフェース350は、表示装置(表示部110など)、および、タッチパネルなどの入力装置(入力部120など)を接続するためのインタフェースであり、ICカードリーダインタフェース360は、ICカードリーダ(カード読取部130a、130bなど)を接続するためのインタフェースである。
そして、このコンピュータ300において実行される入力情報受付プログラム311は、あらかじめコンピュータ300にインストールされるか、または、ネットワークインタフェース340を介して接続された他のコンピュータシステムのデータベースなどに記憶され、これらのデータベースから読み出されてコンピュータ300にインストールされる。
そして、インストールされた入力情報受付プログラム311は、HDD330に記憶され、RAM310に読み出されてCPU320によって入力情報受付プロセス321として実行される。
また、上記実施例において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。
この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示のように構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
さらに、各装置にて行われる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
以上のように、本発明に係る情報提供装置、入力情報受付方法および入力情報受付プログラムは、表示装置に表示した各種情報に関する入力情報を利用者から受け付ける情報提供装置に有用であり、特に、容易かつ確実に利用者を確認して入力情報を受け付けるが求められる場合に適している。
図1は、本実施例1に係る情報提供装置の概念を説明するための図である。 図2は、本実施例1に係る情報提供装置の構成を示す機能ブロック図である。 図3は、本実施例1に係る情報提供装置による情報提供の具体例を示す図である。 図4は、予約情報の保存を可能とする場合の情報提供の具体例を示す図である。 図5は、本実施例1に係る情報提供装置の処理手順を示すフローチャートである。 図6は、本実施例2に係る情報提供装置の概念を説明するための図である。 図7は、本実施例2に係る入力画面の一例を示す図である。 図8は、入力情報受付プログラムを実行するコンピュータの構成を示す機能ブロック図である。
符号の説明
1,1a,1b ICカード
2 ディスプレイ
3a〜3f,3x,3y ICカードリーダ
4,4a,4b 入力画面
10 予約管理サーバ装置
20 ネットワーク
100,200 情報提供装置
110 表示部
120 入力部
130,130a,130b カード読取部
140 インタフェース制御部
150 記憶部
151 ユーザID記憶部
160 制御部
161 表示制御部
162 ユーザID比較部
163 予約処理部
300 コンピュータ
310 RAM
311 入力情報受付プログラム
320 CPU
321 入力情報受付プロセス
330 HDD
340 ネットワークインタフェース
350 入出力インタフェース
360 ICカードリーダインタフェース
X,Y 利用者

Claims (20)

  1. 表示装置に各種情報を表示するとともに該各種情報に関する入力情報を利用者から受け付ける情報提供装置であって、
    前記利用者を識別する利用者識別情報を受け付け、該利用者識別情報を記憶する利用者識別情報受付手段と、
    所定の入力情報の入力を受け付ける入力画面を用いて利用者により入力情報が入力された後に、さらに前記利用者識別情報を受け付ける利用者識別情報再受付手段と、
    前記利用者識別情報再受付手段により受け付けられた利用者識別情報と前記利用者識別情報受付手段により記憶された利用者識別情報とが一致しているか否かを判定する利用者識別情報比較手段と、
    前記利用者識別情報比較手段により、利用者識別情報が一致していると判定された場合に、前記入力画面を用いて入力された入力情報の受け付けを確定する利用者情報確定手段と、
    を備えたことを特徴とする情報提供装置。
  2. 前記利用者識別情報受付手段により前記利用者識別情報が受け付けられた場合に、前記入力画面を表示する入力画面表示手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の情報提供装置。
  3. 前記利用者識別情報受付手段は、利用者の属性を示す利用者属性情報を前記利用者からさらに受け付け、
    前記入力画面表示手段は、前記利用者識別情報受付手段により受け付けられた利用者属性情報に基づいて、表示する入力画面を変更することを特徴とする請求項2に記載の情報提供装置。
  4. 前記利用者識別情報受付手段は、利用者の属性を示す利用者属性情報を前記利用者からさらに受け付け、
    前記入力画面表示手段は、前記利用者識別情報受付手段により受け付けられた利用者属性情報に基づいて、表示する入力画面の表示位置を変更することを特徴とする請求項2に記載の情報提供装置。
  5. 前記入力画面表示手段は、前記入力画面を表示した後に、利用者により入力情報が入力されない状態が所定の時間継続した場合に、前記入力画面を非表示にすることを特徴とする請求項2、3または4に記載の情報提供装置。
  6. 前記入力画面表示手段により表示された入力画面を用いて利用者により入力情報の一部が入力された後に、さらに前記利用者識別情報を受け付ける利用者識別情報仮受付手段と、
    前記利用者識別情報仮受付手段により受け付けられた利用者識別情報と前記利用者識別情報受付手段により記憶された利用者識別情報とが一致しているか否かを判定する利用者識別情報仮比較手段と、
    前記利用者識別情報仮比較手段により、利用者識別情報が一致していると判定された場合に、前記入力画面に入力されている入力情報を保存するとともに該入力画面を非表示にする入力情報保存手段と、
    前記入力情報保存手段により入力情報が保存された後に、前記利用者識別情報受付手段により利用者識別情報が受け付けられた場合に、該利用者識別情報が記憶されているか否かを確認し、記憶されていた場合には、前記入力情報保存手段により非表示にされた入力画面を前記表示装置に再表示する入力画面再表示手段と、
    をさらに備えたことを特徴とする請求項2に記載の情報提供装置。
  7. 前記利用者識別情報比較手段により利用者識別情報が一致していないと判定された場合に、前記入力画面に入力されている入力情報をキャンセルするとともに、前記利用者識別情報受付手段により記憶された利用者識別情報で識別される利用者に対して入力情報をキャンセルしたことを通知するキャンセル通知手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の情報提供装置。
  8. 前記利用者識別情報が記憶された記憶媒体から該利用者識別情報を読み取る利用者識別情報読取手段をさらに備え、
    前記利用者識別情報受付手段は、前記利用者識別情報読取手段により読み取られた利用者識別情報を受け付けることを特徴とする請求項1に記載の情報提供装置。
  9. 前記利用者識別情報読取手段は、複数の所定の設置位置に設置され、
    前記表示装置には、複数の所定の表示位置が設定され、
    前記入力画面表示手段は、前記利用者識別情報受付手段により前記利用者識別情報が受け付けられた場合に、該利用者識別情報を読み取った利用者識別情報読取手段の設置位置に最も近い表示位置を前記複数の所定の表示位置から選択し、該表示位置に入力画面を表示することを特徴とする請求項8に記載の情報提供装置。
  10. 前記入力画面表示手段は、前記利用者識別情報受付手段により前記利用者識別情報が受け付けられた場合に、すでに表示されている他の入力画面に重ならない表示位置を前記複数の所定の表示位置から選択し、該表示位置に入力画面を表示することを特徴とする請求項9に記載の情報提供装置。
  11. 前記記憶媒体は、非接触ICチップであり、
    前記利用者識別情報読取手段は、非接触ICリーダであることを特徴とする請求項8、9または10に記載の情報提供装置。
  12. 利用者により入力情報が入力されない状態が所定の時間継続した場合に、前記画面表示手段により前記入力画面が非表示にされた際に、該入力画面に入力されている入力情報をキャンセルするとともに、前記利用者識別情報受付手段により記憶された利用者識別情報で識別される利用者に対して入力情報をキャンセルしたことを通知するキャンセル通知手段をさらに備えたことを特徴とする請求項5に記載の情報提供装置。
  13. 表示装置に各種情報を表示するとともに該各種情報に関する入力情報を利用者から受け付ける入力情報受付方法であって、
    前記利用者を識別する利用者識別情報を受け付け、該利用者識別情報を記憶する利用者識別情報受付工程と、
    所定の入力情報の入力を受け付ける入力画面を用いて該入力情報が利用者により入力された後に、前記利用者識別情報を受け付ける利用者識別情報再受付工程と、
    前記利用者識別情報再受付工程により受け付けられた利用者識別情報と前記利用者識別情報受付工程により記憶された利用者識別情報とが一致しているか否かを判定する利用者識別情報比較工程と、
    前記利用者識別情報比較工程により、利用者識別情報が一致していると判定された場合に、前記入力画面を用いて入力された入力情報の受け付けを確定する利用者情報確定工程と、
    を含んだことを特徴とする入力情報受付方法。
  14. 前記利用者識別情報受付工程により前記利用者識別情報が受け付けられた場合に、前記入力画面を表示する入力画面表示工程をさらに含んだことを特徴とする請求項13に記載の入力情報受付方法。
  15. 前記利用者識別情報受付工程は、利用者の属性を示す利用者属性情報を前記利用者からさらに受け付け、
    前記入力画面表示工程は、前記利用者識別情報受付工程により受け付けられた利用者属性情報に基づいて、表示する入力画面を変更することを特徴とする請求項14に記載の入力情報受付方法。
  16. 前記利用者識別情報が記憶された記憶媒体から該利用者識別情報を読み取る利用者識別情報読取工程をさらに含み、
    前記利用者識別情報受付工程は、前記利用者識別情報読取工程により読み取られた利用者識別情報を受け付けることを特徴とする請求項13に記載の入力情報受付方法。
  17. 表示装置に各種情報を表示するとともに該各種情報に関する入力情報を利用者から受け付ける入力情報受付プログラムであって、
    前記利用者を識別する利用者識別情報を受け付け、該利用者識別情報を記憶する利用者識別情報受付手順と、
    所定の入力情報の入力を受け付ける入力画面を用いて該入力情報が利用者により入力された後に、前記利用者識別情報を受け付ける利用者識別情報再受付手順と、
    前記利用者識別情報再受付手順により受け付けられた利用者識別情報と前記利用者識別情報受付手順により記憶された利用者識別情報とが一致しているか否かを判定する利用者識別情報比較手順と、
    前記利用者識別情報比較手順により、利用者識別情報が一致していると判定された場合に、前記入力画面を用いて入力された入力情報の受け付けを確定する利用者情報確定手順と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする入力情報受付プログラム。
  18. 前記利用者識別情報受付手順により前記利用者識別情報が受け付けられた場合に、前記入力画面を表示する入力画面表示手順をさらにコンピュータに実行させることを特徴とする請求項17に記載の入力情報受付プログラム。
  19. 前記利用者識別情報受付手順は、利用者の属性を示す利用者属性情報を前記利用者からさらに受け付け、
    前記入力画面表示手順は、前記利用者識別情報受付手順により受け付けられた利用者属性情報に基づいて、表示する入力画面を変更することを特徴とする請求項18に記載の入力情報受付プログラム。
  20. 前記利用者識別情報が記憶された記憶媒体から該利用者識別情報を読み取る利用者識別情報読取手順をさらにコンピュータに実行させ、
    前記利用者識別情報受付手順は、前記利用者識別情報読取手順により読み取られた利用者識別情報を受け付けることを特徴とする請求項17に記載の入力情報受付プログラム。
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