JPWO2008001729A1 - Icタグおよびicタグシート - Google Patents

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Abstract

柔軟性を有し、かつICタグインレットの端面が露出することなく樹脂で完全に覆われた構造を持つことで信頼性に優れたICタグおよびICタグシートを、効率良く製造し、安価に提供する。複数の無線通信用ICチップと、前記ICチップが接続された複数の送受信アンテナ基板によって構成されるICタグインレットと、前記ICタグインレットの表裏面に形成された熱可塑性樹脂層からなるICタグシートであって、(a)複数の前記ICタグインレットが形成されたICタグインレットシートを作製する工程、(b)前記ICタグインレットシートを第一の熱可塑性樹脂シートに仮固定する工程、(c)前記第一の熱可塑性樹脂シート上に仮固定された前記ICタグインレットシートのICタグインレット部のみを所定の大きさで島状に分離し、不要部を剥離除去する工程、(d)第二の熱可塑性樹脂シートと前記第一の熱可塑性樹脂シートで、前記ICタグインレットを挟むように、前記第二の熱可塑性樹脂シートを重ね、熱プレスを行う工程を有するICタグシートの製造法により製造されてなるICタグシート。

Description

本発明は、ICチップを搭載した非接触式固体識別装置に関して、信頼性に優れるICタグおよびICタグシートに関する。
近年、ICタグを用いる非接触式個体識別システムは、物のライフサイクル全体を管理するシステムとして、製造、物流、販売、リサイクルのすべての業態で注目されている。特にUHF波やマイクロ波を用いる電波方式のICタグは、ICチップに外部アンテナを取り付けた構造で数メートルの通信距離が可能であるという特徴によって注目されており、現在、大量の商品の物流管理や製造物履歴管理、セキュリティ管理等を目的にシステムの構築が進められている。13.56MHz帯を利用した電磁誘導方式のICタグを含めて、これらを利用した実証実験はアパレル、家電、航空、出版、農業等の各業界で進められており、アパレル等の一部の業界ではすでに実用化が図られている。
また、例えば、株式会社日立製作所により、外部電極が表裏面に1個ずつ形成されたICチップ(以下、両面電極チップ)を励振スリット型ダイポールアンテナに挟み込む構造が開発されている(特開2004−127230号公報参照)。励振スリットを有するダイポールアンテナ構造は、このスリットの幅及び長さを変えることで、アンテナのインピーダンスとICチップの入力インピーダンスとを整合することが可能であり、良好な通信特性を得ることができる。
ICタグを用いた非接触式個体識別システムで大量の商品の物流及び物品管理を実現するためには、商品の1つ1つにICタグを取り付ける必要がある。そのためには安価なICタグを大量に生産しうる技術と、ICタグを種々の形状のものに容易に取り付ける技術が不可欠である。安価なICタグを大量に生産しうる技術に関しては、まず、ICタグ製造の中間形態である、ICチップとアンテナを接続したICタグインレットと呼ばれる構造およびその製造方法が、本発明者らによって考案されている。
一方、ICタグの取り付けに関しては、種々の物品の形状や材質に適したICタグを選択し取り付ける必要がある。現在の一般的なICタグには、塩化ビニルやポリエチレンテレフタレート(PET)等の有機樹脂フィルムによってカード状に成型したもの、紙ラベルに加工されたもの、あるいは熱可塑性樹脂や熱硬化性樹脂等で用途に合った形状に成型されたものなどがあり、被着体に紐や粘着剤等を利用して取り付けたり、梱包箱中に入れたりする場合が多い。
特に、ICタグを取り付ける面が球面である場合、被着体が布などの変形しやすい素材である場合、ICタグそのものが人体に触れる場合には、柔軟性を持つICタグが要求される。柔軟性を持つICタグとしては、エラストマー等の柔軟性を持つ樹脂で成型されたものがあるが、これらは一般に金型等を用いる成型加工により製造される場合が多い。金型成型によるICタグの製造方法として、下側の樹脂層を成型し、その上にICタグインレットを固定した後、上側の樹脂層を成型する方法がある。この方法によれば、ICタグを樹脂層に完全に封入することができ、耐水性等において良好な信頼性が得られる。しかしながら、下側の樹脂層と上側の樹脂層を別々に成型すること、ICタグインレットを個片で一ずつ挿入すること等により、生産性が著しく低下し、加工費用が高価、すなわちICタグが高価になるという問題がある。また、複数個のICタグインレットが形成されたシートを用いる場合には、シートの端面がICタグ表面に露出するため、ICタグの耐水性等の信頼性が低下する可能性がある。
本発明は、前記に鑑みてなされたものであり、柔軟性を有し、かつICタグインレットの端面が露出することなく樹脂で完全に覆われた構造を持つことで信頼性に優れたICタグおよびICタグシートを、効率良く製造し、安価に提供するものである。
すなわち、本発明は以下の通りである。
1.複数の無線通信用ICチップと、前記ICチップが接続された複数の送受信アンテナ基板によって構成されるICタグインレットと、前記ICタグインレットの表裏面に形成された熱可塑性樹脂層からなるICタグシートであって、
(a)複数の前記ICタグインレットが形成されたICタグインレットシートを作製する工程、
(b)前記ICタグインレットシートを第一の熱可塑性樹脂シートに仮固定する工程、
(c)前記第一の熱可塑性樹脂シート上に仮固定された前記ICタグインレットシートのICタグインレット部のみを所定の大きさで島状に分離し、不要部を剥離除去する工程、
(d)第二の熱可塑性樹脂シートと前記第一の熱可塑性樹脂シートで、前記ICタグインレットを挟むように、前記第二の熱可塑性樹脂シートを重ね、熱プレスを行う工程を有するICタグシートの製造法により製造されてなるICタグシート。
2.前記第一の熱可塑性樹脂シートおよび第二の熱可塑性樹脂シートが長尺であることを特徴とする項1に記載のICタグシート。
3.前記熱可塑性樹脂層が、スチレン・ブタジエン系、ポリオレフィン系、ウレタン系、ポリエステル系、ポリアミド系、シリコーン系のうちいずれかの樹脂から選択される樹脂からなることを特徴とする項1または2に記載のICタグシート。
4.前記熱可塑性樹脂層が、エラストマーであることを特徴とする項1〜3いずれかに記載のICタグシート。
5.無線通信用ICチップと、前記ICチップが接続された送受信アンテナ基板によって構成されるICタグインレットと、前記ICタグインレットの表裏面に形成された熱可塑性樹脂層からなるICタグであって、
(a)複数の前記ICタグインレットが形成されたICタグインレットシートを作製する工程、
(b)前記ICタグインレットシートを第一の熱可塑性樹脂シートに仮固定する工程、
(c)前記第一の熱可塑性樹脂シート上に仮固定された前記ICタグインレットシートのICタグインレット部のみを所定の大きさで島状に分離し、不要部を剥離除去する工程、
(d)第二の熱可塑性樹脂シートと前記第一の熱可塑性樹脂シートで、前記ICタグインレットを挟むように、前記第二の熱可塑性樹脂シートを重ね、熱プレスを行う工程、
(e)前記ICタグシートの前記ICタグインレット部を、前記(c)の工程で島状に分離した大きさよりも大きく切断する工程を有するICタグの製造法により製造されてなるICタグ。
6.前記第一の熱可塑性樹脂シートおよび第二の熱可塑性樹脂シートが長尺であることを特徴とする項5に記載のICタグ。
7.前記熱可塑性樹脂層が、スチレン・ブタジエン系、ポリオレフィン系、ウレタン系、ポリエステル系、ポリアミド系、シリコーン系のうちいずれかの樹脂から選択される樹脂からなることを特徴とする項5または6に記載のICタグ。
8.前記熱可塑性樹脂層が、エラストマーであることを特徴とする項5〜7いずれかに記載のICタグ。
本発明によれば、次のような効果を得ることができる。無線通信用ICチップと、前記ICチップが接続された送受信アンテナ基板によって構成されるICタグインレットと、前記ICタグインレット表裏面に形成された熱可塑性樹脂層からなり、柔軟性を有し、かつICタグインレットの端面が露出することなく、樹脂で完全に覆われた構造を持つことで信頼性に優れたICタグおよびICタグシートを、効率良く製造し、安価に提供することができる。
本発明のICタグインレットシートの一例を示す図である。 本発明のICタグおよびICタグシートの製造工程の一例を示す図である。 本発明のICタグおよびICタグシートの製造工程の一例を示す図である。 本発明のICタグおよびICタグシートの製造工程の一例を示す図である。 本発明のICタグおよびICタグシートの製造工程の一例を示す図である。 本発明のICタグシートの一例を示す図である。 本発明のICタグの一例を示す図である。 本発明のICタグシートの製造方法を示す図である。
本発明のICタグシートは、複数の無線通信用ICチップと、前記ICチップが接続された複数の送受信アンテナ基板によって構成されるICタグインレットと、前記ICタグインレットの表裏面に形成された熱可塑性樹脂層からなるICタグシートである。本発明のICタグは、無線通信用ICチップと、前記ICチップが接続された送受信アンテナ基板によって構成されるICタグインレットと、前記ICタグインレットの表裏面に形成された熱可塑性樹脂層からなるICタグである。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。なお、以下の実施形態は例として示すものであり、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではない。図1〜図8に、本発明のICタグおよびICタグシートの製造方法の一例を示す。
図1は複数の無線通信用ICチップ10と前記ICチップが接続された複数の送受信用アンテナ基板11からなるICタグインレット12がPETフィルム13上に連続的に形成されたICタグインレットシートである。ICタグインレットシートの形状は、長尺であっても良い。
図2は、第一の熱可塑性樹脂シート14に図1のICタグインレットシートを仮固定する工程を表したものである。仮固定の方法としては、熱可塑性樹脂シート表面の粘着性を利用してもよく、溶融温度付近の温度に加熱して、後で剥離できる程度に軽く圧着しても良い。
図3は、前記第一の熱可塑性樹脂シートに仮固定されたICタグインレットシートのICタグインレット部の周囲に、ICタグインレットシートのみを切断するように切断刃を軽く押し当て、ICタグインレットを島状に分離した状態を表したものである。
図4は前記第一の熱可塑性樹脂シートに仮固定されたICタグインレットシートの不要な部分の端面の一部を剥離して上方向に引張り、剥離除去する工程を表したものである。
図5は第二の熱可塑性樹脂シート16を第一の熱可塑性樹脂シートに、インレットを挟むように重ねる工程を表したものである。
図6は図5の工程の後、熱プレスを行って熱可塑性樹脂シート同士を融着させて得られたICタグシートを示す。熱可塑性樹脂シートの形状は長尺であっても良く、その場合、長尺のICタグシートが得られる。熱プレスは、ICタグシート内の気泡を防ぐために真空下で行うことが好ましい。加熱温度は熱可塑性樹脂シートの溶融温度近傍であり、圧力はICタグインレットを破損せず、かつ第一の熱可塑性樹脂シートと第二の熱可塑性樹脂シートとの間に十分な密着力が得られる範囲であれば良い。
図7は、図6のICタグシートのICタグインレット部を、図3および図4の工程で島状に分離した大きさよりも大きく切断する工程と、この工程により得られたICタグを示す。島状に分離した大きさよりも大きく切断する理由は、ICタグインレットの端面の露出を防ぐためである。ICタグインレットを完全に樹脂内に封入することで、ICタグの側面は第一の熱可塑性樹脂シートと第二の熱可塑性樹脂シートが溶融した層によって覆われ、水分の浸入やICタグインレットと第一および第二の熱可塑性樹脂シートとの界面剥離等を防止でき、良好な信頼性を得ることができる。
図8は、ICタグインレットシートおよび熱可塑性樹脂シートが長尺である場合のICタグシートの連続的な製造方法を示すものである。まず、長尺のICタグインレットシート17を、仮圧着ヘッド18によって、第一の長尺の熱可塑性樹脂シート19上に仮固定Aを行う。次に第一の長尺の熱可塑性樹脂シート19上のICタグインレットシート17に、切断刃20を押し当てて切断Bを行い、ICタグインレットを島状に分離した後、ICタグインレットシートの不要な部分は剥離されて巻き取られる。さらに、島状に分離されたICタグインレット上に、第二の長尺の熱可塑性樹脂シート21が重ねられ、圧着ヘッド22によって熱プレスCが行われる。このようにして、連続的にICタグインレットシート23を製造することができる。
本発明に用いる熱可塑性樹脂層あるいは熱可塑性樹脂シートは、スチレン・ブタジエン系、ポリオレフィン系、ウレタン系、ポリエステル系、ポリアミド系、シリコーン系のうちいずれでもよく、さらに柔軟性を持つエラストマーであることが好ましい。
まず、図1に示したICタグインレットシートを作製した。ICタグインレットは幅70mm、長さ320mmのPETフィルム上に6.35mmピッチで50個形成し、アルミの送受信アンテナは幅2.5mm、長さは48mmとした。ICチップには、(株)日立製作所製の「ミューチップ」を利用した。
このICタグインレットシートを、幅100mm、長さ350mm、厚み0.5mmのウレタン系エラストマシート上に重ね、120℃、1kgf/cm、20秒のプレスを行い、仮固定した。その後、図4に示すように、ICタグインレットシートのICタグインレットの周囲幅4mm長さ50mmの形状にシートのみが切断されるように切断刃を軽く押し当て、ICタグインレットを島状に分離した。さらに、ICタグインレットシートの端部の一部を剥離して引き上げ、ICタグインレットシートの不要部分全体を剥離除去した。
さらに、前記同様の大きさの別のウレタン系エラストマシートを、インレットを挟むように重ね、熱プレスを行った。プレス条件は、120℃、10kgf/cm、20秒とした。
このようにして得られたICタグシートを、図7に示すように、ICタグインレットの周囲を幅6.35mm、長さ60mmの大きさに切断し、ICタグインレットの端面が露出せず、完全に樹脂で覆われたICタグ50個を得た。
無線通信用ICチップと、前記ICチップが接続された送受信アンテナ基板によって構成されるICタグインレットと、前記ICタグインレット表裏面に形成された熱可塑性樹脂層からなり、柔軟性を有し、かつICタグインレットの端面が露出することなく、樹脂で完全に覆われた構造を持つことで信頼性に優れたICタグおよびICタグシートを、効率良く製造し、安価に提供することができる。

Claims (8)

  1. 複数の無線通信用ICチップと、前記ICチップが接続された複数の送受信アンテナ基板によって構成されるICタグインレットと、前記ICタグインレットの表裏面に形成された熱可塑性樹脂層からなるICタグシートであって、
    (a)複数の前記ICタグインレットが形成されたICタグインレットシートを作製する工程、
    (b)前記ICタグインレットシートを第一の熱可塑性樹脂シートに仮固定する工程、
    (c)前記第一の熱可塑性樹脂シート上に仮固定された前記ICタグインレットシートのICタグインレット部のみを所定の大きさで島状に分離し、不要部を剥離除去する工程、
    (d)第二の熱可塑性樹脂シートと前記第一の熱可塑性樹脂シートで、前記ICタグインレットを挟むように、前記第二の熱可塑性樹脂シートを重ね、熱プレスを行う工程を有するICタグシートの製造法により製造されてなるICタグシート。
  2. 前記第一の熱可塑性樹脂シートおよび第二の熱可塑性樹脂シートが長尺であることを特徴とする請求項1に記載のICタグシート。
  3. 前記熱可塑性樹脂層が、スチレン・ブタジエン系、ポリオレフィン系、ウレタン系、ポリエステル系、ポリアミド系、シリコーン系のうちいずれかの樹脂から選択される樹脂からなることを特徴とする請求項1または2に記載のICタグシート。
  4. 前記熱可塑性樹脂層が、エラストマーであることを特徴とする請求項1〜3いずれかに記載のICタグシート。
  5. 無線通信用ICチップと、前記ICチップが接続された送受信アンテナ基板によって構成されるICタグインレットと、前記ICタグインレットの表裏面に形成された熱可塑性樹脂層からなるICタグであって、
    (a)複数の前記ICタグインレットが形成されたICタグインレットシートを作製する工程、
    (b)前記ICタグインレットシートを第一の熱可塑性樹脂シートに仮固定する工程、
    (c)前記第一の熱可塑性樹脂シート上に仮固定された前記ICタグインレットシートのICタグインレット部のみを所定の大きさで島状に分離し、不要部を剥離除去する工程、
    (d)第二の熱可塑性樹脂シートと前記第一の熱可塑性樹脂シートで、前記ICタグインレットを挟むように、前記第二の熱可塑性樹脂シートを重ね、熱プレスを行う工程、
    (e)前記ICタグシートの前記ICタグインレット部を、前記(c)の工程で島状に分離した大きさよりも大きく切断する工程を有するICタグの製造法により製造されてなるICタグ。
  6. 前記第一の熱可塑性樹脂シートおよび第二の熱可塑性樹脂シートが長尺であることを特徴とする請求項5に記載のICタグ。
  7. 前記熱可塑性樹脂層が、スチレン・ブタジエン系、ポリオレフィン系、ウレタン系、ポリエステル系、ポリアミド系、シリコーン系のうちいずれかの樹脂から選択される樹脂からなることを特徴とする請求項5または6に記載のICタグ。
  8. 前記熱可塑性樹脂層が、エラストマーであることを特徴とする請求項5〜7いずれかに記載のICタグ。
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