JPWO2007129653A1 - キャリブレーションプログラム及び電子コンパス - Google Patents

キャリブレーションプログラム及び電子コンパス Download PDF

Info

Publication number
JPWO2007129653A1
JPWO2007129653A1 JP2008514472A JP2008514472A JPWO2007129653A1 JP WO2007129653 A1 JPWO2007129653 A1 JP WO2007129653A1 JP 2008514472 A JP2008514472 A JP 2008514472A JP 2008514472 A JP2008514472 A JP 2008514472A JP WO2007129653 A1 JPWO2007129653 A1 JP WO2007129653A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic sensor
calibration program
outputs
output
distance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008514472A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4538071B2 (ja
Inventor
山田 幸光
幸光 山田
希世 廣部
希世 廣部
勝之 川原田
勝之 川原田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alps Electric Co Ltd filed Critical Alps Electric Co Ltd
Publication of JPWO2007129653A1 publication Critical patent/JPWO2007129653A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4538071B2 publication Critical patent/JP4538071B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01CMEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
    • G01C17/00Compasses; Devices for ascertaining true or magnetic north for navigation or surveying purposes
    • G01C17/38Testing, calibrating, or compensating of compasses
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01CMEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
    • G01C17/00Compasses; Devices for ascertaining true or magnetic north for navigation or surveying purposes
    • G01C17/02Magnetic compasses
    • G01C17/28Electromagnetic compasses
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R33/00Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
    • G01R33/02Measuring direction or magnitude of magnetic fields or magnetic flux
    • G01R33/0206Three-component magnetometers
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R35/00Testing or calibrating of apparatus covered by the other groups of this subclass

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Measuring Magnetic Variables (AREA)

Abstract

本発明のキャリブレーションプログラムは、三次元空間において磁気センサの少なくとも4つの出力を用いて少なくとも2つの三角形21,22を作成する手順と、前記三角形21,22のそれぞれの外接円23,24を求める手順と、それぞれの外接円23,24の中心を通る法線ベクトル25,26の交点を求めて基準点とする手順と、を含む。

Description

本発明は、地磁気を検出する磁気センサの出力を校正するためのキャリブレーションプログラム及びそれを備えた電子コンパスに関する。
電子コンパスは、磁気センサの出力を用いて基準方向から方位角を算出するデバイスである。この電子コンパスは、携帯電話などの携帯機器に搭載されるので、携帯機器内の周辺部品の着磁の影響で、正確に方位を算出されないことがある。すなわち、磁気センサが、地磁気に相当する出力のみを発生する場合には方位を正確に求めることができるが、磁気センサの周辺部品などが着磁していると、磁気センサの出力にオフセットが加わり、地磁気量に相当する出力を得ることができなくなる。
この磁気センサの出力のオフセットを補正する方法として、電子コンパスを搭載した機器をX軸方向、Y軸方向、Z軸方向にそれぞれ回転させ、その出力の最大値と最小値の平均を算出してオフセットを補正する方法がある(特許文献1)。
特開2005−265414号公報(従来技術)
しかしながら、従来のオフセット補正方法においては、X軸、Y軸、Z軸に対してそれぞれ回転させたときの多くのプロットからそれぞれの軸の出力の最大値、最小値を求めるので、演算量が相当多くなり、CPUの負荷が大きいという問題がある。また、ユーザがX軸、Y軸、Z軸の各方向に機器を回転させる必要があるので、オフセット補正操作が煩雑であるという問題がある。
本発明の目的は、演算量が少なく、しかもユーザに意識させずに磁気センサの出力を校正することができるキャリブレーションプログラム及び電子コンパスを提供することである。
本発明のキャリブレーションプログラムは、コンピュータにより実行可能であり、磁気センサの出力の基準点を求めるキャリブレーションプログラムであって、前記キャリブレーションプログラムは、三次元空間において前記磁気センサの少なくとも4つの出力を用いて少なくとも2つの三角形を作成する手順と、前記三角形のそれぞれの外接円を求める手順と、それぞれの外接円の中心を通る法線ベクトルの交点を求めて前記基準点とする手順と、を含むことを特徴とする。
このプログラムによれば、少ない演算量で磁気センサ出力の基準点(地磁気ベクトルの原点)を求めることができ、オフセット補正を行うことができる。また、前記基準点を求めるための検出データは、コンパスモジュール11を搭載した機器を±30°傾けるだけで得ることができるので、ユーザに意識させずに磁気センサの出力を校正することができる。
本発明のキャリブレーションプログラムにおいては、前記少なくとも4つの出力は、各出力間の距離が予め定められた距離以上であること、及び前記少なくとも2つの三角形の平面角度が90°を中心として予め定められた範囲(Δθ)以内であることを満足するように求められることが好ましい。
本発明のキャリブレーションプログラムにおいては、前記基準点は、前記少なくとも4つの出力の組を複数収集し、それぞれの少なくとも4つの出力の組から求められた前記仮想球の中心群を平均化することにより求めることが好ましい。この場合においては、前記少なくとも4つの出力は、各出力間の距離が予め定められた距離以上であること、求められた前記仮想球の中心位置からの各出力までの距離が予め定められた範囲内であること、及び前記少なくとも2つの三角形の平面角度が90°を中心として予め定められた範囲(Δθ)以内であることを満足するように求められることが好ましい。
本発明の電子コンパスは、磁気センサを有するコンパスモジュールと、前記磁気センサの出力を用いて磁気センサの出力の基準点を求める上記キャリブレーションプログラム及び前記磁気センサの出力を用いて方位を求める方位算出プログラムを備えた制御手段と、を具備することを特徴とする。
この構成によれば、少ない演算量で磁気センサ出力の基準点(地磁気ベクトルの原点)を求めることができ、オフセット補正を行うことができる。また、前記基準点を求めるための検出データは、コンパスモジュール11を搭載した機器を±30°程度傾けるだけで得ることができるので、ユーザに意識させずに磁気センサの出力を校正して方位を求めることができる。
本発明の電子コンパスにおいては、前記制御手段は、前記少なくとも4つの出力を格納できるバッファを複数有し、前記磁気センサからの出力を所定の条件に基づいて前記複数のバッファに格納できるか判定することが好ましい。
本発明の電子コンパスにおいては、前記制御手段は、前記磁気センサの環境変化に応じて自動的に前記キャリブレーションプログラムを起動することが好ましい。
本発明の実施の形態に係る電子コンパスの概略構成を示すブロック図である。 (a)〜(d)は、本発明の実施の形態に係るキャリブレーションの原理を説明するための図である。 4点を収集する際の手順を説明するためのフロー図である。 図3に示す手順による4点の収集を説明するための概念図である。 N組の4点をバッファ(0)〜バッファ(N−1)に収集する手順を示すフロー図である。 N組の4点をバッファ(0)〜バッファ(N−1)に収集する手順を示すフロー図である。 図5及び図6に示す手順による複数組の4点の収集を説明するための概念図である。 複数組の4点の収集の際のバッファ格納状態を説明するための図である。 仮想球中心の平均化における密集度を説明するための図である。 本発明の実施の形態に係るキャリブレーションプログラムを用いたキャリブレーション方法を説明するためのフロー図である。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る電子コンパスの概略構成を示すブロック図である。図1に示す電子コンパス1は、コンパスモジュール11と、制御部12とから主に構成されている。コンパスモジュール11は、磁気センサ部111を有している。また、制御部12は、磁気センサ部111の出力を用いて方位を求める方位算出プログラム121と、磁気センサ部111の出力を用いて磁気センサの出力の基準点を求めるキャリブレーションプログラム122とを有する。また、制御部12は、少なくとも4つの出力を格納できる複数のバッファを有する。
コンパスモジュール11の磁気センサ部111における磁気センサは、磁気検出用に少なくとも3軸に対応するものが用いられる。磁気センサを構成するセンサ素子の種類については特に制限はない。例えば、センサ素子としては、GMR(Giant MagnetoResistance)、AMR(Anisotropic MagnetoResistance)、TMR(Tunnel MagnetoResistance)などの磁気抵抗効果素子でも良く、ホール素子でも良い。また、コンパスモジュール11には、磁気センサ部111に電圧や磁界を印加するための処理部や磁気センサ部111からのアナログ信号をディジタル信号に変換する処理部などが含まれる。
制御部12は、コンパスモジュール11を駆動するドライバソフトウェアとして少なくとも方位算出プログラム121と、キャリブレーションプログラム122とを有する。方位算出プログラム121については、コンパスモジュール11からの磁気検出情報に基づいて基準方向に対する方位角を求めることができればその方法については特に制限はない。
キャリブレーションプログラム122は、磁気センサの出力の基準点を求めるプログラムである。コンパスモジュールが搭載された機器の近傍に着磁された部品が存在すると、磁気センサ部111からの出力にオフセットが加わって正確な磁気検出情報が得られない。すなわち、このような状況下であると、地磁気ベクトルの磁気センサ出力に対する関係が不明になるので、キャリブレーションプログラム122により磁気センサの出力の基準点(地磁気ベクトルの原点)を求める(オフセット補正)。
キャリブレーションプログラム122は、コンピュータにより実行可能であり、磁気センサの出力の基準点を求めるキャリブレーションプログラムであって、三次元空間において前記磁気センサの少なくとも4つの出力を用いて少なくとも2つの三角形を作成する第1手順と、前記三角形のそれぞれの外接円を求める第2手順と、それぞれの外接円の中心を通る法線ベクトルの交点を求めて前記基準点とする第3手順と、を含む。
図2(a)〜(d)は、本発明の実施の形態に係るキャリブレーションの原理を説明するための図である。なお、図2における仮想球は、求める磁気センサの出力の基準点を中心とする球体であり、仮想球に記載されたX軸、Y軸、Z軸の交点と、球体の中心との間の距離がオフセットに相当する。したがって、以下の手順により、オフセットが加わった状態の磁気センサ出力の基準点(地磁気ベクトルの原点)を求める。
第1手順においては、図2(a)に示すように、三次元空間における磁気センサ出力を求める。この磁気センサ出力は、ユーザがコンパスモジュール11を搭載した機器を動かした際に磁気センサ部111において検出される検出データである。この検出データは、後述する2つの三角形を作成するために少なくとも4点必要である。そして、図2(b)に示すように、第1手順で求めた少なくとも4点の検出データを用いて三角形21,22を作成する。なお、検出データは、コンパスモジュール11を搭載した機器を±30°程度傾けるだけで得ることができる。
第2手順においては、図2(c)に示すように、三角形21,22のそれぞれの外接円23,24を求める。図2(c)において、外接円23は三角形21の外接円であり、外接円24は三角形22の外接円である。それぞれの外接円23,24を求めるのは、前記仮想球の切断面を得るためである。
第3手順においては、図2(d)に示すように、それぞれの外接円23,24の中心を通る法線ベクトル25,26の交点を求めて基準点とする。法線ベクトル25は外接円23の法線ベクトルであり、法線ベクトル26は外接円24の法線ベクトルである。前述したように、それぞれの外接円23,24は仮想球の切断面であり、この切断面の垂線である法線ベクトル25,26は仮想球の中心を通る。したがって、それぞれの法線ベクトル25,26の交点は仮想球の中心となる。このようにして、仮想球の中心である磁気センサ出力の基準点(地磁気ベクトルの原点)を求める。
このように、本実施の形態に係るキャリブレーションプログラムは、少ない演算量で磁気センサ出力の基準点(地磁気ベクトルの原点)を求めることができ、オフセット補正を行うことができる。また、本実施の形態においては、前記基準点を求めるための検出データは、コンパスモジュール11を搭載した機器を±30°程度傾けるだけで得ることができるので、ユーザに意識させずに磁気センサの出力を校正することができる。
本発明のキャリブレーションプログラムを備えた電子コンパスにおいては、コンパスモジュールが置かれる環境により、例えば温度変化などにより、センサ出力が変動することが考えられる。この場合、電子コンパスにおいて、環境変化による変動を自動的に校正することができるように設定することが好ましい。この場合においては、前述したキャリブレーションプログラムで求められた仮想球の半径(地磁気ベクトルの大きさ)を監視し、地磁気ベクトルが変動したことを検知して、キャリブレーションプログラムを起動させる。例えば、地磁気ベクトルの大きさが数十%変動するかどうかを閾値判定し、その閾値を超えたときにキャリブレーションプログラムを起動させる。このような設定にすることにより、ユーザが意識せずに自動的にキャリブレーションを行うことができ、電子コンパスにおいて常に正確な方位算出を行うことができる。
本発明のキャリブレーションプログラムにおいては、2つの三角形を作成するために少なくとも4点を収集する。この4点の収集方法においては、各点間の距離が予め定められた距離以上であること、及び2つの三角形の平面角度が90°を中心として予め定められた範囲(Δθ)以内であること、の2つの条件を考慮する。
図3は、4点を収集する際の手順を説明するためのフロー図である。また、図4は、図3に示す手順による4点の収集を説明するための概念図である。図3及び図4において、任意のセンサ出力値をPNEWとし、収集する4点のセンサ出力値をPA,PB,PC,PDとする。図3に示すように、まず、1点目の収集行ってそのセンサ出力値PNEWをPAとする(ST11)。次いで、2点目の収集を行ってそのセンサ出力値PNEWがPAと規定距離以上離れているかどうかを判断し(ST12)、規定距離以上離れていれば、そのセンサ出力値PNEWをPBとする(ST13)。
次いで、3点目の収集を行ってそのセンサ出力値PNEWがPAと規定距離以上離れているか、及びPNEWがPBと規定距離以上離れているかどうかを判断し(ST14)、すべて規定距離以上離れていれば、そのセンサ出力値PNEWをPCとする(ST15)。次いで、4点目の収集を行ってそのセンサ出力値PNEWがPAと規定距離以上離れているか、PNEWがPBと規定距離以上離れているか、及びPNEWがPCと規定距離以上離れているかどうかを判断し(ST16)、すべてが規定距離以上離れていれば、さらに、2つの三角形21,22の平面角度(2つの三角形の面のなす角)が90°±Δθの範囲内であるかどうかを判断する(ST17)。そして、平面角度が90°±Δθの範囲内であれば、そのセンサ出力値PNEWをPDとする(ST18)。
このような方法においては、ランダムなセンサ出力から上記条件に合致する4点を収集するため、電子コンパスを操作するユーザに対して規定の動作を行わせる必要がなく、キャリブレーションを実行することができる。
実際には、電子回路から発生するノイズや、AD変換などの精度により、磁気センサの出力に誤差が生じる。そこで、このような誤差を除外し、仮想球の中心(基準点)を正確に求めるために、上記のような4点の組を複数収集し、それぞれの4点の組から求められた仮想球の中心群を平均化することが望ましい。この平均化においては、誤差が大きいと想定される密集度の低い仮想球中心群を除外し、密集度の高い仮想球中心群だけを平均化する。
この複数組の4点の収集方法においては、各点間の距離が予め定められた距離以上であること、求められた仮想球の中心位置からの各点PA,PB,PC,PDまでの距離が予め定められた範囲内であること、及び三角形の平面角度が90°を中心として予め定められた範囲(Δθ)以内であること、の3つの条件を考慮する。
複数組の4点を収集する場合には、各組の4点をすべて独立し、任意のプロット点が複数組で共有されないようにする。すなわち、プロットする点の個数は「4点の組数×4」となる。この場合、複数の4点収集用バッファを用意し、上述した図3に示す手順にしたがってセンサ出力を各バッファに格納する。なお、バッファを均等に巡回するために、前回格納を成功した次のバッファからプロット点を格納する。
図5及び図6は、N組の4点をバッファ(0)〜バッファ(N−1)に収集する手順を示すフロー図である。なお、この手順を実行する前に、バッファインデクス(i)を0初期化しておく。
図5に示すように、バッファ(i)で4点収集が完了しているかどうか判断し(ST21)、4点収集が完了してればバッファインデクスを更新し(ST23)、4点収集が完了していなければ上記図3に示す手順で4点収集を行う(ST22)。次いで、4点収集により得られたセンサ出力のバッファへの格納が完了しているかどうかを判断し(ST24)、格納が完了していればバッファインデクスを更新する(ST23)。このような処理をN回繰り返す。
バッファインデクスの更新においては、図6に示すように、バッファ番号iを1インクリメントし(ST31)、1インクリメントした数がN以上であるかどうかを判断し(ST32)、1インクリメントした数がN以上であればバッファ番号iを初期化する(0にする)(ST33)。
図7は、図5及び図6に示す手順による複数組の4点の収集を説明するための概念図である。また、図8は、複数組の4点の収集の際のバッファ格納状態を説明するための図である。
例えば、センサ出力が図7に示すような軌跡を示し、その中での多数のプロット点群から複数組の4点を収集する場合について説明する。ここでは、5組の4点を収集する場合について説明する。まず、予め準備した4点を格納する複数のバッファにつて、図8(a)に示すように、最初のプロット点は無条件に格納する。すなわち、最初の5つのプロット点(PA1,PA2,PA3,PA4,PA5)は、各々のバッファに第1点として格納される。
次に収集されたプロット点(PA6)について各バッファへの格納を試みる際には、そのプロット点(PA6)を格納するバッファを検索する。その検索順は、直前のプロット点を格納したバッファの次のバッファから行う。ここでは、直前のプロット点(PA5)をバッファ5に格納しているため、バッファ1から格納を試みる。プロット点(PA6)は、各バッファの第1点(PA1,PA2,PA3,PA4,PA5)からの距離が短いため、上記条件を満足しないので破棄される。プロット点(PA7)についても同様の条件で破棄される。
次に収集されたプロット点(PB1)については、バッファ1の第1点(PA1)と規定距離以上離れているため、図8(b)に示すように、バッファ1の第2点として格納される。同様に、プロット点(PB2〜PB5)及びプロット点(PC1〜PC5)についても、図8(c)に示すように、距離条件が満たされるバッファヘ第2点〜第3点として順次される。また、各バッファの第4点については、距離条件に加えて、2つの三角形の平面角度条件がチェックされ、条件が満たされれば、図8(d)に示すように格納される。
このような複数のバッファ(ここではバッファ1〜5)に対するプロット点(センサ出力)の格納は、個々のバッファに対して一組のプロット点(ここでは4つのプロット点)がすべて格納されてから次のバッファに対して格納する方式ではなく、上記条件を満足する中でプロット点を得られた順に逐次バッファに対して格納する方式で行う。すなわち、図8(b),(c)に示すように、一つのバッファにまだ格納領域が存在する状態で他のバッファに対して格納が行われる。このように、得られたプロット点を全てのバッファに対して上記条件を判断して順次格納することにより、上記条件を満たす4点のプロット点が一組集まってから次のプロット点の収集を行う場合と比べて、より少ない収集回数で複数組のプロット点を収集することが可能となり、より短い時間でユーザに意識させることなくキャリブレーションを完了することが出来る。このような複数のバッファに対するプロット点の格納は、制御部12により制御される。
なお、本実施の形態においては、各バッファに対して均等に第1点〜第4点が順次格納されている場合について説明しているが、各バッファは固有の条件(距離や平面角度)によってプロット点の格納を行うため、各バッファでのプロット点充足率がばらついても良い。例えば、ユーザが装置を回転させるなどのキャリブレーションのための特別な操作を行わない場合には、図7において破線のような軌跡をたどる場合がある。この場合であっても、点PEではバッファ1に格納は出来ないが、バッファ5の格納条件を満たすことが出来る。このように、全てのバッファに対して条件を判断して順次格納することにより、センサによる軌跡が広い範囲に広がらない場合においても効率よくデータ収集を行うことが可能となる。
このようにして得られた複数組の4点から、各々仮想球の中心を算出し、これを平均化することにより本来の仮想球中心を求める。仮想球中心の平均化においては、複数の仮想球中心群から、密集度の高い部分だけを平均化する。例えば、図9に示すように、5つの球中心(C1〜C5)が算出された場合、密集度の高い部分(C1〜C3)の3つの仮想球中心を平均化し、C4,C5は、ノイズが大きいとみなして除外する。このように仮想球中心を求めることにより、ノイズが小さい4点の出力の組からのみ仮想球中心を求めることが出来る。このため、複数の仮想球中心を単純平均する場合のみならず、多数の出力から直接行列演算を行って中心を求める方法と比較してもノイズの影響を軽減して精度よく仮想球を求めることが可能となる。
密集度の高さは、まず、各仮想球中心において、自位置(Cn)から他の仮想球中心への距離の総和(Ln)(例えば、C1の場合の各距離(C1〜C2,C1〜C3,C1〜C4,C1〜C5)の総和(L1))を求め、距離総和の平均(LAVE=(L1+L2+L3+L4+L5)/5)を求め、Lnが、距離総和の平均(LAVE)より小さいか、等しい場合に、密集度の高い部分の仮想球中心とみなす。
次に、上述した電子コンパスにおけるキャリブレーションの方法について説明する。図10は、本発明の実施の形態に係るキャリブレーションプログラムを用いたキャリブレーション方法を説明するためのフロー図である。
まず、電子コンパス1を起動させると(ST41)、環境変化があるかどうか、すなわちセンサドリフトが起こっているかどうかを判断する(ST42)。ここでは、電子コンパス1が最初に起動されたときには、センサドリフトは起こっていない動作を行う。センサドリフトが起こっていなければ、制御部12のキャリブレーションプログラム122が起動する(ST43)。
次いで、コンパスモジュール11における磁気センサ部111でキャリブレーション用の少なくとも4点の検出データ(磁気センサ出力)を得る。この場合、検出データを得るためには、ユーザがコンパスモジュール11を搭載した機器が所定量動くことが必要であるので、例えば機器が所定距離だけ移動したかどうかを判断する(ST44)。この判断は、例えば閾値判定などの方法により行う。機器が所定距離だけ移動していれば、4点の検出データを抽出し(ST45)、その検出データを用いてキャリブレーションプログラムにより磁気センサの出力の基準点を求める。
すなわち、4つの磁気センサ出力を用いて少なくとも2つの三角形21,22を作成する(ST46)。次いで、これらの三角形21,22のそれぞれの外接円23,24を求める(ST47)。さらに、それぞれの外接円(23,24)の中心を通る法線ベクトル(25,26)の交点を求めて基準点とする(ST48)。求められた基準点は、地磁気ベクトルの原点となるので、この基準点を用いて方位算出プログラム121により方位を求める。
電子コンパス1の環境変化により、センサドリフトが起こると(ST42)、キャリブレーションプログラム122で求められた地磁気ベクトルの大きさ(仮想球の半径)が所定量変動したかどうかを判断する(ST49)。そして、地磁気ベクトルの大きさが所定量変動したときには、再キャリブレーションが必要であると判断して、自動的に再度キャリブレーションを行う(ST43〜ST48)。
このように、本発明の電子コンパスにおいては、少ない演算量で磁気センサ出力の基準点(地磁気ベクトルの原点)を求めることができ、オフセット補正を行うことができる。また、前記基準点を求めるための検出データは、コンパスモジュールを搭載した機器を±30°程度傾けるだけで得ることができるので、ユーザに意識させずに磁気センサの出力を校正して方位を求めることができる。さらに、電子コンパスの環境変化に応じて自動的に再校正を行うので、ユーザに意識させることなく、常に正確な方位算出を行うことができる。
本発明によれば、三次元空間において前記磁気センサの少なくとも4つの出力を用いて少なくとも2つの三角形を作成し、前記三角形のそれぞれの外接円を求め、それぞれの外接円の中心を通る法線ベクトルの交点を求めて前記基準点とするので、演算量が少なく、しかもユーザに意識させずに磁気センサの出力を校正することができるキャリブレーションプログラム及び電子コンパスを提供することができる。
本発明は上記実施の形態に限定されず、種々変更して実施することが可能である。例えば、上記実施の形態では、電子コンパスにおいてコンパスモジュールと制御部とが個別に構成されている場合について説明しているが、本発明においては、電子コンパスにおいてコンパスモジュールと制御部とが一体で構成されていても良い。本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更することが可能である。
本発明のキャリブレーションプログラムは、磁気センサの出力の基準点を求めるキャリブレーションプログラムであって、コンピュータに、三次元空間において前記磁気センサの出力を出力順に、一定の順番で複数のバッファから1つを選択し、各バッファの格納領域に格納する手順と、各バッファに格納された少なくとも4つの出力を用いて少なくとも2つの三角形を前記バッファ毎に作成する手順と、前記バッファ毎に前記三角形のそれぞれの外接円を求める手順と、前記バッファ毎にそれぞれの外接円の中心を通る法線ベクトルの交点である仮想球の中心を求めて、前記仮想球の中心群を平均化することにより前記基準点を求める手順と、を実行させることを特徴とする。
本発明のキャリブレーションプログラムにおいては、前記少なくとも4つの出力は、各出力間の距離が予め定められた距離以上であること、求められた前記仮想球の中心位置からの各出力までの距離が予め定められた範囲内であること、及び前記少なくとも2つの三角形の平面角度が90°を中心として予め定められた範囲(△θ)以内であることを満足するように求められることが好ましい。

Claims (7)

  1. コンピュータにより実行可能であり、磁気センサの出力の基準点を求めるキャリブレーションプログラムであって、前記キャリブレーションプログラムは、三次元空間において前記磁気センサの少なくとも4つの出力を用いて少なくとも2つの三角形を作成する手順と、前記三角形のそれぞれの外接円を求める手順と、それぞれの外接円の中心を通る法線ベクトルの交点を求めて前記基準点とする手順と、を含むことを特徴とするキャリブレーションプログラム。
  2. 前記少なくとも4つの出力は、各出力間の距離が予め定められた距離以上であること、及び前記少なくとも2つの三角形の平面角度が90°を中心として予め定められた範囲(Δθ)以内であることを満足するように求められることを特徴とする請求項1記載のキャリブレーションプログラム。
  3. 前記基準点は、前記少なくとも4つの出力の組を複数収集し、それぞれの少なくとも4つの出力の組から求められた前記仮想球の中心群を平均化することにより求めることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のキャリブレーションプログラム。
  4. 前記少なくとも4つの出力は、各出力間の距離が予め定められた距離以上であること、求められた前記仮想球の中心位置からの各出力までの距離が予め定められた範囲内であること、及び前記少なくとも2つの三角形の平面角度が90°を中心として予め定められた範囲(Δθ)以内であることを満足するように求められることを特徴とする請求項3記載のキャリブレーションプログラム。
  5. 磁気センサを有するコンパスモジュールと、前記磁気センサの出力を用いて磁気センサの出力の基準点を求める請求項1から請求項4のいずれかに記載のキャリブレーションプログラム及び前記磁気センサの出力を用いて方位を求める方位算出プログラムを備えた制御手段と、を具備することを特徴とする電子コンパス。
  6. 前記制御手段は、前記少なくとも4つの出力を格納できるバッファを複数有し、前記磁気センサからの出力を所定の条件に基づいて前記複数のバッファに格納できるか判定することを特徴とする請求項5記載の電子コンパス。
  7. 前記制御手段は、前記磁気センサの環境変化に応じて自動的に前記キャリブレーションプログラムを起動することを特徴とする請求項5又は請求項6記載の電子コンパス。
JP2008514472A 2006-05-09 2007-05-02 キャリブレーションプログラム及び電子コンパス Active JP4538071B2 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006130069 2006-05-09
JP2006130069 2006-05-09
JP2007117419 2007-04-26
JP2007117419 2007-04-26
PCT/JP2007/059354 WO2007129653A1 (ja) 2006-05-09 2007-05-02 キャリブレーションプログラム及び電子コンパス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2007129653A1 true JPWO2007129653A1 (ja) 2009-09-17
JP4538071B2 JP4538071B2 (ja) 2010-09-08

Family

ID=38667762

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008514472A Active JP4538071B2 (ja) 2006-05-09 2007-05-02 キャリブレーションプログラム及び電子コンパス

Country Status (5)

Country Link
US (1) US7865323B2 (ja)
EP (1) EP2031349A4 (ja)
JP (1) JP4538071B2 (ja)
CN (1) CN101438131B (ja)
WO (1) WO2007129653A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008241675A (ja) * 2007-03-23 2008-10-09 Aichi Micro Intelligent Corp 電子コンパス

Families Citing this family (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5266754B2 (ja) * 2007-12-28 2013-08-21 ヤマハ株式会社 磁気データ処理装置、磁気データ処理方法および磁気データ処理プログラム
US9062971B2 (en) * 2008-03-06 2015-06-23 Texas Instruments Incorporated E-compass, tilt sensor, memory and processor with coarse detilting procedure
JP4643716B2 (ja) * 2009-01-16 2011-03-02 アイチ・マイクロ・インテリジェント株式会社 電子コンパス
WO2011037117A1 (ja) * 2009-09-26 2011-03-31 アルプス電気株式会社 地磁気検出装置
US8825426B2 (en) 2010-04-09 2014-09-02 CSR Technology Holdings Inc. Method and apparatus for calibrating a magnetic sensor
WO2011145204A1 (ja) * 2010-05-21 2011-11-24 アイチ・マイクロ・インテリジェント株式会社 電子コンパス
DE102010029669B4 (de) * 2010-06-02 2023-10-05 Robert Bosch Gmbh Verfahren zum Abgleich eines Messwertversatzes
US8374816B2 (en) * 2010-06-08 2013-02-12 Honeywell International Inc. Automatic data collection algorithm for 3D magnetic field calibration with reduced memory requirements
EP2447667B1 (en) 2010-10-26 2015-11-11 BlackBerry Limited System and method for calibrating a magnetometer according to a quality threshold
IT1403421B1 (it) * 2010-12-23 2013-10-17 St Microelectronics Srl Sensore magnetoresistivo integrato, in particolare sensore magnetoresistivo triassiale e suo procedimento di fabbricazione
US8676528B2 (en) 2011-02-08 2014-03-18 Blackberry Limited System and method for calibrating an accelerometer
US8838403B2 (en) * 2011-03-21 2014-09-16 Broadcom Corporation Method and system for a self-calibrated multi-magnetometer platform
CN102313543B (zh) * 2011-07-11 2013-07-17 上海大学 基于巨磁阻传感器的地磁方位角测量系统、测量方法及正交补偿方法
US8843338B2 (en) 2011-07-29 2014-09-23 Nokia Corporation Processing Data for Calibration
US8577640B2 (en) * 2011-08-17 2013-11-05 Invensense, Inc. Magnetometer bias and anomaly detector
US9683865B2 (en) 2012-01-26 2017-06-20 Invensense, Inc. In-use automatic calibration methodology for sensors in mobile devices
JP6146962B2 (ja) * 2012-06-20 2017-06-14 アイチ・マイクロ・インテリジェント株式会社 磁気データ処理装置
FI126012B (fi) * 2012-12-31 2016-05-31 Suunto Oy Menetelmä ja laite suunnan määrittämiseksi magneettikentässä
US9303991B2 (en) 2013-09-27 2016-04-05 Apple Inc. Electronic device with calibrated compass
CN103808349B (zh) * 2014-02-17 2016-06-22 百度在线网络技术(北京)有限公司 矢量传感器的误差校正方法和装置
CN104501790B (zh) * 2014-12-17 2017-06-16 小米科技有限责任公司 电子罗盘的校准方法和装置
CN106482745B (zh) * 2016-10-14 2019-09-27 中国人民解放军国防科学技术大学 激光陀螺仪零偏磁场灵敏度测试及磁致零偏温度补偿方法
CN106842094B (zh) * 2016-12-31 2020-04-24 深圳市优必选科技有限公司 磁力计校准的数据处理方法和装置
CN107144271A (zh) * 2017-05-16 2017-09-08 北京京东尚科信息技术有限公司 数据处理方法和装置
US11313935B2 (en) 2019-09-09 2022-04-26 Apple Inc. In-field soft magnetic distortion hardware compensation

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004003476A1 (ja) * 2002-07-01 2004-01-08 Asahi Kasei Emd Corporation 方位角計測装置および方位角計測方法
JP2005265414A (ja) * 2004-03-16 2005-09-29 Citizen Watch Co Ltd 電子方位計及び記録媒体
JP2006053081A (ja) * 2004-08-12 2006-02-23 Asahi Kasei Electronics Co Ltd 方位角計測装置、および、方位角計測方法

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4807462A (en) 1987-04-03 1989-02-28 Chrysler Motors Corporation Method for performing automatic calibrations in an electronic compass
US6301794B1 (en) 1999-05-27 2001-10-16 Johnson Controls, Inc. Vehicle compass system with continuous automatic calibration
US6760678B1 (en) * 2000-04-11 2004-07-06 Electronics Tomorrow Limited Electronic compass
US7149627B2 (en) * 2002-03-01 2006-12-12 Gentex Corporation Electronic compass system
US6968273B2 (en) * 2002-03-01 2005-11-22 Gentex Corporation Electronic compass system
DE102004024398B4 (de) * 2004-05-17 2008-05-15 Infineon Technologies Ag Verfahren und Vorrichtungen zum Einstellen einer Bestimmungsvorschrift eines Winkelsensors
CN100541125C (zh) * 2004-08-10 2009-09-16 雅马哈株式会社 方位数据生成方法、方位传感器单元以及便携式电子装置
EP1795864A4 (en) 2004-09-29 2011-11-02 Amosense Co Ltd MAGNETIC SENSOR CONTROL METHOD, MAGNETIC SENSOR CONTROL MODULE, AND PORTABLE TERMINAL DEVICE
IL165314A (en) * 2004-11-21 2009-08-03 Elbit Ltd Electromagnetic tracker
JP2006234581A (ja) * 2005-02-24 2006-09-07 Aichi Micro Intelligent Corp 電子コンパス及び方位測定方法
EP1775550B1 (en) * 2005-10-11 2013-12-11 Yamaha Corporation Magnetic sensor control device
JP4899525B2 (ja) * 2006-02-21 2012-03-21 ヤマハ株式会社 磁気センサ制御装置、磁気測定装置、並びにオフセット設定方法及びプログラム
US7532991B2 (en) * 2006-03-07 2009-05-12 Yamaha Corporation Magnetic data processing device
US7868610B2 (en) * 2006-06-09 2011-01-11 The Regents Of The University Of California Angular motion tracking sensor
FI120276B (fi) * 2007-05-21 2009-08-31 Suunto Oy Kompassilaite ja menetelmä kompassilaitteita varten
US7912664B2 (en) * 2008-09-11 2011-03-22 Northrop Grumman Guidance And Electronics Company, Inc. Self calibrating gyroscope system

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004003476A1 (ja) * 2002-07-01 2004-01-08 Asahi Kasei Emd Corporation 方位角計測装置および方位角計測方法
JP2005265414A (ja) * 2004-03-16 2005-09-29 Citizen Watch Co Ltd 電子方位計及び記録媒体
JP2006053081A (ja) * 2004-08-12 2006-02-23 Asahi Kasei Electronics Co Ltd 方位角計測装置、および、方位角計測方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008241675A (ja) * 2007-03-23 2008-10-09 Aichi Micro Intelligent Corp 電子コンパス
JP4590511B2 (ja) * 2007-03-23 2010-12-01 アイチ・マイクロ・インテリジェント株式会社 電子コンパス

Also Published As

Publication number Publication date
JP4538071B2 (ja) 2010-09-08
WO2007129653A1 (ja) 2007-11-15
CN101438131B (zh) 2012-07-18
EP2031349A1 (en) 2009-03-04
EP2031349A4 (en) 2012-10-03
CN101438131A (zh) 2009-05-20
US20090070057A1 (en) 2009-03-12
US7865323B2 (en) 2011-01-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4538071B2 (ja) キャリブレーションプログラム及び電子コンパス
JP4915996B2 (ja) センサ・モジュール、補正方法、プログラム及び記録媒体
US8368393B2 (en) Measurement method, sensor arrangement and measurement system
US8370097B2 (en) Calibration techniques for an electronic compass in portable device
JP4252555B2 (ja) 傾斜センサおよびこれを用いた方位計測装置
US8046189B2 (en) Motion sensing program and electronic compass with motion sensing program
EP2482033B1 (en) Geomagnetism detection device
US8432156B2 (en) System and method for obtaining magnetometer readings for performing a magnetometer calibration
CN103299247B (zh) 用于磁近场的动态追踪及补偿的设备和方法
JP4890660B2 (ja) 地磁気検知装置
JP2009162510A (ja) 磁気データ処理装置、磁気データ処理方法および磁気データ処理プログラム
JP2007163388A (ja) 方位センサおよび記録媒体
JP2008128649A (ja) 方位センサおよび記録媒体
JP4558840B2 (ja) 電子コンパス
JP5375394B2 (ja) 磁気データ処理装置、磁気データ処理方法および磁気データ処理プログラム
JP4448957B2 (ja) 磁気計測装置及び磁気計測方法
JP5425671B2 (ja) 磁界検知装置
JP5475873B2 (ja) 地磁気検知装置
CA2776120C (en) System and method for obtaining magnetometer readings for performing a magnetometer calibration
JP5498209B2 (ja) 磁界検知装置
JP5490576B2 (ja) 磁界検知装置
JP2007309833A (ja) 方位算出プログラム及び電子コンパス
JP5498196B2 (ja) 磁界検知装置
JP4928875B2 (ja) センサーモジュール
JP2011185865A (ja) 磁界検知装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090630

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20090630

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091208

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100205

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100601

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100618

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130625

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4538071

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140625

Year of fee payment: 4

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350