JP5375394B2 - 磁気データ処理装置、磁気データ処理方法および磁気データ処理プログラム - Google Patents

磁気データ処理装置、磁気データ処理方法および磁気データ処理プログラム Download PDF

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Description

本発明は磁気データ処理装置、磁気データ処理方法及び磁気データ処理プログラムに関し、特に3次元地磁気データのオフセットを更新する技術に関する。
従来、携帯型電話機等の移動体に搭載され、地磁気の方向を検出する3次元地磁気センサが知られている。磁気データ処理装置が磁気データに基づいて方位を導出するとき、移動体の着磁による測定誤差を打ち消すために磁気データを補正する処理が必要である。この補正処理の操作値は、複数の磁気データに基づいて導出され、オフセットと呼ばれる。
ところで、磁気データには移動体の着磁によるオフセット成分以外にも、移動体に搭載されている電子回路が発生源となる磁気や、ガウス分布に従う磁気センサの出力のゆらぎなどによる誤差成分が含まれている。したがって、移動体の着磁による真のオフセットを正確に導出するためには、球面の広い範囲に立体的に拡散した磁気データを蓄積することが必要となる。しかし、このような磁気データが蓄積されるような移動体の運動は特殊であるから、一般には、移動体に特殊な運動をさせるための操作がユーザーに要求される。そして、真のオフセットは不定期に変動するため、ユーザーが頻繁にそのような操作をしない限り、磁気データ処理装置によって導出されるオフセットと真のオフセットとのずれが大きくなる可能性が高まる。これまでに本件発明者は、ユーザーに特殊な操作を要求することなく、真のオフセットに近いオフセットを維持できる発明を創作している(特許文献1参照)。特許文献1には、母集団としての磁気データの分布が立体的である場合には母集団に基づいて3次元的にオフセットを導出し、母集団としての磁気データの分布が平面的である場合には2次元的にオフセットを導出する方法が開示されている。この方法は、磁気データが立体的に拡散していない場合であっても、磁気データが平面的に拡散している場合であれば、磁気データが拡散している平面に平行な方向について2次元的にオフセットを補正するものである。
特開2007−240270号公報
特許文献1に記載の発明によると、磁気センサが特定の軸周りを回転している状態においては、平面的に磁気データが拡散するため、2次元的なオフセットの補正が繰り返される。しかし、移動体に搭載されている電子回路が発生源となる磁気や、ガウス分布に従う磁気センサの出力のゆらぎなどによる誤差成分が磁気データに含まれているため、磁気センサが特定の軸周りを回転していても、母集団が近傍に集中する平面は揺れ動くことになる。その結果、特許文献1に記載の発明によると、母集団が近傍に集中する平面と垂直な方向にはオフセットを補正すべきではないのにも関わらず、その方向にオフセットが補正されるという問題がある。
本発明は、この問題を解決するために創作されたものであって、3次元磁気センサが特定の軸周りを回転している状態において、その回転軸方向に磁気データのオフセットが補正されることによってオフセットが不適切に補正されることを防止することを目的の1つとする。
(1)上記目的を達成するための磁気データ処理装置は、3次元磁気センサから出力される磁気データを順次取得しながら4つ以上の所定数の前記磁気データを母集団として繰り返し蓄積する蓄積手段と、前記所定数の母集団が蓄積される度に前記母集団が平面的に拡散しているか否かを第一閾値を用いて判定し、前記母集団が平面的に拡散している場合、前記母集団が近傍に集中している円を含む第一平面と、前記円の中心と現在のオフセットとを結ぶ線分に垂直な第二平面とのなす角が無視すべき程度に小さいか否かを第二閾値を用いて判定する判定手段と、前記母集団が平面的に拡散しているとともに前記第一平面と前記第二平面とのなす角が無視すべき程度に小さくない場合、前記第一平面と平行な方向に前記現在のオフセットが移動するように前記母集団に基づいて前記現在のオフセットを更新するオフセット更新手段と、を備える。
現在のオフセットを真のオフセットとみなすと、移動体の外部磁場が一定に安定している空間において3次元磁気センサが特定の軸周りを回転している状態では、移動体に搭載されている電子回路が発生源となる磁気や、ガウス分布に従う磁気センサの出力のゆらぎなどの影響を受けない限り、母集団が近傍に集中する平面は揺れ動かないため、第一平面と第二平面は一致する。しかし実際には、移動体に搭載されている電子回路が発生源となる磁気や、ガウス分布に従う磁気センサの出力のゆらぎなどの影響を受けるため、3次元磁気センサが特定の軸周りを回転している状態においても、第一平面と第二平面とはごく小さな角度を持って交わることになる。そこで、本発明においては、第一平面と第二平面とがごく小さな角度をもって交わっている場合には、第一平面と平行な方向にオフセットが移動するようなオフセットの更新を行わない。したがって本発明によると、3次元磁気センサが特定の軸周りを回転している状態において、その回転軸方向に磁気データのオフセットが補正されることによってオフセットが不適切に補正されることを防止することができる。なお、「母集団が平面的に拡散している」とは、母集団が特定の平面の近傍に集中しているとともに母集団からその平面に下ろした垂線の足がある程度広く拡散していることを意味し、具体的には第一の閾値を基準として定義される「程度」である。そして、母集団が平面的に拡散している場合には、母集団が特定の円の近傍に集中していることになる。また、第一平面と第二平面とのなす角が「無視すべき程度に小さい」とは、移動体に搭載されている電子回路が発生源となる磁気や、ガウス分布に従う磁気センサの出力のゆらぎなどによって母集団に含まれる誤差成分に対応する程度に小さいことを意味し、具体的には第二閾値を基準として定義される「程度」である。
(2)上記目的を達成するための磁気データ処理装置において、前記オフセット更新手段は、前記円の中心を通り前記第一平面と垂直な直線に前記現在のオフセットから下ろした垂線の足をオフセット候補として導出し、前記母集団が平面的に拡散しているとともに前記第一平面と前記第二平面とのなす角が無視すべき程度に小さくない場合、前記オフセット候補に前記現在のオフセットを更新してもよい。
本発明によると、母集団の信頼性が高い方向において真のオフセットに近づくようにオフセットを更新することができる。
なお、請求項に記載された各手段の機能は、構成自体で機能が特定されるハードウェア資源、プログラムにより機能が特定されるハードウェア資源、又はそれらの組み合わせにより実現される。また、これら各手段の機能は、各々が物理的に互いに独立したハードウェア資源で実現されるものに限定されない。さらに、本発明は磁気データ処理方法としても、磁気データ処理プログラムとしても、磁気データ処理プログラムの記録媒体としても成立する。むろん、そのコンピュータプログラムの記録媒体は、磁気記録媒体であってもよいし光磁気記録媒体であってもよいし、今後開発されるいかなる記録媒体であってもよい。
本発明の実施形態にかかるブロック図。 本発明の実施形態にかかる模式図。 本発明の実施形態にかかるフローチャート。 本発明の実施形態にかかる模式図。 本発明の実施形態にかかる模式図。 本発明の実施形態にかかる模式図。
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照しながら説明する。尚、各図において対応する構成要素には同一の符号が付され、重複する説明は省略される。
1.概要
本発明の実施形態では、直近母集団としての磁気データの分布が立体的である場合には直近母集団に基づいて3次元的に現在のオフセットが補正される。一方、直近母集団としての磁気データの分布が平面的であって、かつ、直近母集団が近傍に集中している円を含む第一平面とその円の中心と現在のオフセットとを結ぶ線分に垂直な第二平面とのなす角が極めて小さくない場合には、直近母集団に基づいて2次元的に現在のオフセットが補正される。そして、直近母集団としての磁気データの分布が平面的であって、かつ、直近母集団が近傍に集中している円を含む第一平面とその円の中心と現在のオフセットとを結ぶ線分に垂直な第二平面とのなす角が極めて小さい場合には、現在のオフセットは補正されない。
2.磁気データ処理装置の構成
図1は本発明の磁気データ処理装置の一実施形態を示すブロック図である。磁気データ処理装置1は携帯電話機、PND(Personal Navigation Device)、電子コンパス、デジタルカメラなどの携帯型情報端末や車載型ナビゲーション装置に搭載される。
磁気データ処理装置1は磁気センサ20とマイクロコンピューターとで構成されている。マイクロコンピューターは、CPU40、ROM42、RAM44、入出力機構(I/O)30などからなり、磁気センサ20から出力される磁気データを入力し、オフセット補正された磁気データに基づいて進行方位や走行予定経路を画像や音声によってユーザーに報知するための方位データを出力する。表示部60は方位を示す画像を表示するためのディスプレイとディスプレイドライバーとを含む。
磁気センサ20は、磁界ベクトルの直交する3軸の成分をそれぞれ検出するx軸センサ21とy軸センサ22とz軸センサ23とインターフェース24とを備えた3次元磁気センサである。x軸センサ21、y軸センサ22、z軸センサ23は、いずれも磁気抵抗素子、ホール素子等で構成され、指向性のある1次元磁気センサであればどのようなものであってもよい。x軸センサ21、y軸センサ22およびz軸センサ23は、それぞれの感度方向が互いに直交するように固定されている。インターフェース24は、x軸センサ21、y軸センサ22およびz軸センサ23の出力を時分割して取得し、x軸センサ21、y軸センサ22およびz軸センサ23の出力を増幅してA/D変換し、磁気データq=(q、q、q)を出力する。インターフェース24から出力されるディジタル信号である磁気データはRAM44の所定のアドレスに格納される。不揮発性の記憶媒体であるROM42には、RAM44にロードされCPU40によって実行される磁気データ処理プログラム90や、携帯型情報端末や車載型ナビゲーション装置の各種の機能を実現するための種々のプログラムが格納されている。
磁気データ処理プログラム90は、磁気データに基づいて方位データを出力するためのプログラムであって、ROM42に格納されている。方位データは地磁気の方向を示すベクトルデータである。磁気データ処理プログラム90は、蓄積モジュール91、判定モジュール92、過去母集団更新モジュール93、3次元オフセット更新モジュール94a、2次元オフセット更新モジュール94b、方位導出モジュール95等のモジュール群で構成されている。
蓄積モジュール91は、3次元磁気センサから出力される磁気データを順次取得しながら4つ以上のN個の磁気データq,・・・,qを直近母集団として繰り返し蓄積する機能を実現するプログラム部品である。すなわち蓄積モジュール91は、磁気センサ20から順次出力される磁気データを一定の時間間隔で順次取得し、取得した磁気データを直近バッファに蓄積する機能を実現する。直近バッファは、N個の磁気データを記憶するためのRAM44の記憶領域である。
判定モジュール92は、直近母集団が蓄積される度に直近母集団の分布が第一条件を満たすか否かを閾値αを用いて判定するとともに直近母集団の分布が第二条件を満たすか否かを閾値βを用いて判定し、直近母集団が第一条件を満たさない場合、直近母集団と過去母集団とからなる混合母集団が第三条件を満たしているか否かを閾値αを用いて判定する機能と、直近母集団の分布が第二条件を満たす場合、直近母集団が近傍に集中している円を含む第一平面と、その円の中心と現在のオフセットとを結ぶ線分に垂直な第二平面とのなす角が無視すべき程度に小さいか否かを閾値γを用いて判定する機能とを実現するプログラムモジュールである。ここで閾値α、βは特許請求の範囲に記載の第一の閾値に対応し、閾値γは特許請求の範囲に記載の第二の閾値に対応する。
混合母集団は、最新の直近母集団を構成している磁気データを取得順に半分に間引いた磁気データ群と、過去母集団を構成している磁気データ群とからなる。過去母集団は、過去の直近母集団からなり、本実施形態においては過去の直近母集団を半分に間引いた磁気データ群を過去母集団とする。このようなデータ群を混合母集団とすることで、混合母集団と直近母集団とをそれぞれ構成している磁気データの数が一致するため、母集団の分布特性を判定したり、オフセットを導出する機能を実現するプログラムコードを共通化することができる。
本実施形態において、判定モジュール92は、母集団の分布の3つの主値の比を母集団の分布を示す指数とし、この指数を予め決められた閾値と比較することによって母集団の分布特性を判定する。具体的には次の通りである。母集団q、・・・、qの分布の主値は、次式(1)、(2)、(3)によって定義される対称行列Aの固有値λ、λ、λ(λ≧λ≧λ)に相当する。
Figure 0005375394
そして、母集団が立体的に拡散している程度を示す指数をλ/λとする。また母集団が平面的に拡散している程度を示す指数をλ/λとする。λ/λが予め決められた閾値αを越える場合には、母集団が立体的に拡散していると判定する。すなわち、直近母集団については第一条件を満たすと判定し、混合母集団については第三条件を満たすと判定する。λ/λが予め決められた閾値αを越えずλ/λが予め決められた閾値βを越える場合には、母集団が平面的に拡散していると判定する。すなわち直近母集団が第二条件を満たすと判定する。なお、行列Aは、式(4)とも書けるため、分散共分散行列のN倍に相当する。
Figure 0005375394
また本実施形態において、判定モジュール92は、直近母集団の最小の主値λに対応する固有ベクトルuと、直近母集団が近傍に集中している円の中心cと、現在のオフセットpと、1に近く1未満の閾値γを用いて定義される次式(5)を満たすとき、その円を含む第一平面と、円の中心cと現在のオフセットpとを結ぶ線分に垂直な第二平面とのなす角が無視すべき程度に小さいと判定する。
Figure 0005375394
直近母集団が近傍に集中している円の中心cは、次のように求められる。図2に示すように、黒点で示す直近母集団の最小の主値λに対応する固有ベクトルuは、直近母集団が近傍に集中する円Cを含む平面に対して垂直な方向を持つ。また直近母集団の重心(図面上でのみ直近母集団の重心をgと表記する。)は直近母集団が近傍に集中する円Cを含む平面に含まれる。したがって、固有ベクトルu、円の中心c、直近母集団q、・・・、qの重心(式(3)参照)とは、次式(6)を満たす。
Figure 0005375394
また円の中心cを通り第一平面と垂直な直線に現在のオフセットpから下ろした垂線の足をpとするならば、cとpとを通る直線はuに平行であるから、次式(7)を満たす実数kが必ず存在することになる。
Figure 0005375394
式(7)の右辺を式(6)のcに代入すると、
Figure 0005375394
となり、式(8)の右辺を式(7)のkに代入すると、cは次式(9)によって表される。
Figure 0005375394
ここで、pは、直近母集団に基づいて二次元的に現在のオフセットを補正することによって導出されるオフセット候補である。後述するように二次元的なオフセット補正のオフセット候補pは、cを用いずに導出される。したがって判定モジュール92は、cを用いずにオフセット候補pが導出された後に、式(9)の右辺を式(5)のcに代入した式をオフセット候補pが満たすか否かを判定する。なお、第一平面と第二平面とのなす角は、直近母集団が近傍に集中する円の中心cと現在のオフセットpとを結ぶ線分と、円の中心cとオフセット候補pとを結ぶ線分とがなす角として図2に示すθと一致する。したがって、式(5)の左辺は、その角をθとするcosθに一致する。
過去母集団更新モジュール93は、直近母集団が第二条件を満たしている場合、直近母集団の少なくとも一部によって過去母集団を更新する機能を実現するプログラムモジュールである。具体的には、過去母集団更新モジュール93は、直近母集団を構成している磁気データを取得順に半分に間引き、半分に間引いた直近母集団を過去バッファに保存する。過去バッファは、直近母集団とは別に所定個数の磁気データを記憶するためのRAM44の記憶領域である。
三次元オフセット更新モジュール94aは、直近母集団または混合母集団に基づいて三次元的に現在のオフセットを補正する機能を実現するプログラム部品である。具体的には次の通りである。なお、各数式において直近母集団、混合母集団はいずれもq、・・・、qと表されている。
母集団が同一平面上にない4つの磁気データで構成されている場合、母集団が分布する球は統計的手法を用いることなく一意に特定される。この球の中心の位置ベクトルp=(px、py、p)は連立方程式(10)を解くことによって得られる。尚、3変数に対して等号制約が4つあるが、等号制約の1つは冗長になっているため方程式(10)は必ず解を持つ。
Figure 0005375394
母集団が5つ以上の磁気データで構成されている場合、pについての連立一次方程式(12)が解を持てば、その解は、母集団が分布する球の中心である。
Xp=j・・・(12)
ただし、
Figure 0005375394
しかし、磁気センサ20自体の測定誤差を考慮すると、現実には、方程式(12)が解を持つことはまれである。そこで、統計的な手法により尤もらしい解を得るために、次式(14)で定義されるベクトルeを導入する。
e=Xp−j・・・(14)
||e||2 2(すなわちeTe)を最小にするpが、母集団が最も近くに分布する球の中心として尤もらしいといえる。||e||2 2を最小にするpを求める問題は、行列Aが正則のときには次式(15)の目的関数を最小にする最適化問題となる。
Figure 0005375394
すなわち式(15)の目的関数f(p)を最小にするpを求めることにより、3次元的に現在のオフセットを補正した更新後のオフセットとしてのpが導出される。目的関数f(p)を最小にするpは、本実施形態で想定している(XX)が正則のときは式(16)のように書くことができる。
Figure 0005375394
二次元オフセット更新モジュール94bは、直近母集団に基づいて二次元的に現在のオフセットpを補正することによってオフセット候補を導出するとともに、直近母集団が近傍に集中している円を含む第一平面と、その円の中心cと現在のオフセットpとを結ぶ線分に垂直な第二平面とのなす角が無視すべき程度に小さくない場合には、導出したオフセット候補pに現在のオフセットpを更新する機能を実現するプログラム部品である。すなわち、二次元オフセット更新モジュール94bは、蓄積モジュール91によって保持されている直近母集団と、現在のオフセットpとに基づいてオフセット候補pを導出し、判定モジュール92の判定結果に応じて現在のオフセットpをオフセット候補pに更新する機能を実現する。具体的には次の通りである。
二次元オフセット更新モジュール94bは、現在のオフセットpに対する補正方向を互いに直交する2方向に制限してオフセット候補pを導出する。母集団が特定の平面近傍に集中し、その平面に垂直な方向から見て拡散している場合、その平面と平行な方向についてはオフセット補正のために用いるデータ群として母集団を十分信頼できる一方でその平面に垂直な方向については母集団を信頼できないことになる。このような場合には、その平面に垂直な方向については現在のオフセットを補正しないことにより、信頼に値しない情報に基づいて現在のオフセットが更新されることを防止できる。そこで、二次元オフセット更新モジュール94bは、蓄積モジュール91によって保持されている直近母集団が近傍に集中する円の中心cを通りその円を含む第一平面と垂直な直線に現在のオフセットpから下ろした垂線の足pをオフセット候補として導出する。
母集団がある特定の平面近傍に集中し、その平面に垂直な方向から見て拡散している場合、その平面に垂直な方向は、最小固有値λ3に対応する固有ベクトルu3の方向に一致し、その平面に平行で互いに直交する2方向は、最大固有値λ1、中間固有値λ2にそれぞれ対応するu1、u2の方向に一致する。したがって、その平面に垂直な方向について現在のオフセットpを補正せずにオフセット候補pを導出するため、次式(17)の制約条件のもとで式(15)の目的関数が最小になるオフセット候補pを求める。
p=p0+β11+β22(β1、β2は実数)・・・(17)
なお、式(17)は次式(18)と等価である。
Figure 0005375394
式(17)の制約条件のもとで式(15)の最適化問題を解く式は、ラグランジュの未定乗数法によって等価な連立方程式に変形できる。未定乗数ρを導入し、
Figure 0005375394
とすると、xの連立一次方程式(20)がその方程式となる。
Figure 0005375394
方位導出モジュール95は、磁気センサ20から順次取得する磁気データを現在のオフセットを用いて補正して方位データを生成するプログラム部品である。具体的には、方位導出モジュール95は、ベクトルデータである磁気データの各成分から現在のオフセットの各成分を引き算して得られるベクトルデータを方位データとして出力する。
3.磁気データ処理方法
次に磁気データ処理プログラム90を実行することによって実現される磁気データ処理方法について図3を参照しながら説明する。図3に示す処理は、一定時間間隔(例えば10ミリ秒間隔)で繰り返し実行される。
はじめに、磁気センサ20から出力された磁気データが蓄積モジュール91によって取得され、直近バッファに蓄積される(S100)。
次に、予め決められた数の磁気データが直近母集団として直近バッファに蓄積されているか否かが判定モジュール92によって判定される(S101)。予め決められた数の磁気データが直近母集団として直近バッファに蓄積されていない場合、所定時間後に次の磁気データが直近バッファに蓄積される(S100)。
予め決められた数の磁気データが直近母集団として直近バッファに蓄積されている場合、直近母集団が立体的に拡散しているかが判定モジュール92によって判定される(S102)。
直近母集団が立体的に拡散している場合、直近母集団のみに基づいて現在のオフセットが3次元的に補正される(S113)。すなわち、直近バッファに蓄積されている磁気データを母集団として3次元オフセット更新モジュール94aによって現在のオフセットが3次元的に補正される。
直近母集団のみに基づいてオフセットが3次元的に補正されると、3次元オフセット更新モジュール94aによって過去母集団が破棄される(S112)。これは、着磁状態が変動することによって真のオフセットが変動した後にも、変動前の磁気データに基づいてオフセットが導出される期間を短くするとともに、短期間のうちに変動後の真のオフセットに対して現在のオフセットを収束させるためである。
直近母集団が立体的に拡散していない場合、過去母集団が空であるか否かが判定モジュール92によって判定される(S103)。
過去母集団が空でない場合、判定モジュール92によって直近母集団と過去母集団とから混合母集団が生成される(S104)。具体的には直近バッファと過去バッファとに記憶されている磁気データが別の記憶領域に混合母集団として記憶される。
直近母集団と過去母集団とから混合母集団が生成されると、混合母集団が立体的に拡散しているか否かが判定モジュール92によって判定される(S105)。
混合母集団が立体的に拡散している場合、混合母集団のみに基づいてオフセットが3次元的に補正される(S111)。すなわち、過去の直近母集団と最新の直近母集団とを母集団として3次元オフセット更新モジュール94aによってオフセットが導出され、3次元オフセット更新モジュール94aによって導出されたオフセットに現在のオフセットが更新される。現在のオフセットが更新されると、過去母集団が破棄される(S112)。
過去母集団が空である場合、または混合母集団が立体的に拡散していない場合、直近母集団が平面的に拡散しているか否かが判定モジュール92によって判定される(S106)。
直近母集団が平面的に拡散している場合、現在のオフセットを直近母集団に基づいて二次元的に補正することによって得られるオフセット候補が導出される(S108)。すなわち、二次元オフセット更新モジュール94bによって、連立一次方程式(20)の解pがオフセット候補として導出される。
オフセット候補が導出されると、直近母集団が近傍に集中している円を含む第一平面と、その円の中心と現在のオフセットとを結ぶ線分に垂直な第二平面とのなす角が無視すべき程度に小さいか否かが判定される(S109)。すなわち、連立方程式(20)の解pが導出されると式(9)から直近母集団が近傍に集中している円の中心cが求まるため、オフセット候補pについて式(5)が満たされているかが判定モジュール92によって判定される。


第一平面と第二平面とのなす角が無視すべき程度に小さくない場合、現在のオフセットpがオフセット候補pに更新される(S110)。
そして直近母集団が平面的に拡散している場合、第一平面と第二平面とのなす角の大きさに関わらず、直近母集団によって過去母集団が更新される(S113)。すなわち、過去母集団更新モジュール93は、直近母集団から半分の数の磁気データを選択し、選択した磁気データを過去バッファに記憶する。
最後に、蓄積モジュール91によって直近母集団が破棄される(S114)。
以上の処理では、直近母集団が3次元的にも2次元的にも拡散していない場合には、過去母集団は更新されない。したがって、磁気センサ20が3次元的にも2次元的にも運動していない場合には、過去母集団は更新されず、オフセットも導出されない。そして、直近母集団が2次元的に拡散している場合にのみ、その直近母集団が過去母集団として記憶されるため、過去母集団と直近母集団とからなる混合母集団が立体的に拡散している可能性は高い。すなわち、上記実施形態では、無駄なオフセット更新処理を抑制できる。
ここで仮に、平面的に拡散する複数の母集団が蓄積された場合に、それぞれの母集団に基づいて過去のオフセットを2次元的に補正するとする。この場合、図4に示すようにそれぞれの母集団が近傍に分布する平面α、αのなす角θが小さいと、現在のオフセットはp、p、pのように更新され、オフセットが真のオフセットOに収束しにくくなる。これに対し、本実施形態では、図5に示すようにそれぞれの母集団が近傍に分布する平面α、αを含む立体的な分布Sを有する混合母集団に基づいて3次元的にオフセットを導出できるため、オフセットはp、p、pのように更新され、オフセットは真のオフセットOの近くに短期間の内に収束する。
また以上の処理では、直近母集団が近傍に集中している円を含む第一平面と、その円の中心と現在のオフセットとを結ぶ線分に垂直な第二平面とのなす角が無視すべき程度に小さい場合には、オフセットは更新されない。したがって、磁気センサが特定の軸周りを回転している状態において、その回転軸方向に磁気データのオフセットが補正されることによってオフセットが不適切に補正されることが防止される。これに対し、第一平面と第二平面とのなす角が極めて小さい場合にも現在のオフセットを二次元的に補正して更新する場合、真のオフセットが変動していない状況において磁気センサ20が特定の軸周りに回転し続けると、回転中に磁気データ処理装置が取得する磁気データの重心に向かって現在のオフセットが移動し続けることになる。ここで、図6に示すように現在のオフセットpが真のオフセットと一致しているとする。この状態から磁気センサが特定の軸周りに回転し続けると、回転中に蓄積されるそれぞれの直近母集団が近傍に集中する平面は、例えばα、α、α、α、α、αの順で、全ての直近母集団の重心Gの近傍を中心として小さな角度範囲で揺れ動く。その結果、現在のオフセットは、p、p、p、p、p、pのように、回転中に磁気データ処理装置が取得する全ての磁気データの重心Gに向かって移動し、真のオフセットから離れていくことになる。本実施形態によると、このようにオフセットが不適切に補正されることが防止されるのである。
4.他の実施形態
尚、本発明の技術的範囲は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
例えば、母集団に基づいて3次元的にオフセットを導出する手段も、母集団に基づいて2次元的に現在のオフセットを補正する手段も、上記実施形態に開示した手段に限定されず、どのような公知の手段を用いてもよいし、今後開発されるいかなる手段を用いても良い。公知の手段としては、統計的手法を用いて2次元的または3次元的にオフセットを導出するものや、3つまたは4つの磁気データを母集団から選抜し、選抜された母集団からオフセットとしての球の中心または現在のオフセットを補正するための仮オフセットとしての円の中心を求めるもの等がある。尚、磁気データのオフセットを導出する方法は、本件発明者によっても複数提案されている(特開2007−240270号公報、特開2007−205944号公報、特開2007−139715号公報、特開2007−107921号公報、特願2007−339478など)。
また例えば、母集団が立体的に拡散しているか平面的に拡散しているかを判定する手段は、上記実施形態に開示した手段に限定されず、どのような公知の手段を用いてもよいし、今後開発されるいかなる手段を用いても良い。公知の手段としては、母集団の分散の大きさを閾値と比較する手段などがある。また、過去母集団と直近母集団とがそれぞれ立体的に拡散しているかをそれぞれ別の閾値を用いて判定しても良いし、アルゴリズム自体を変えて判定しても良い。
また例えば、母集団に基づいてオフセットを導出した後に、閾値を用いてそのオフセットの信頼性を判定するとともに信頼性が低い場合には、導出したオフセットを棄却してもよい。
また例えば、混合母集団に基づいてオフセットを3次元的に補正する処理を省略してもよい。
1:磁気データ処理装置、20:磁気センサ、21:x軸センサ、22:y軸センサ、23:z軸センサ、24:インターフェース、30:I/O、40:CPU、42:ROM、44:RAM、60:表示部、90:磁気データ処理プログラム、91:蓄積モジュール、92:判定モジュール、93:過去母集団更新モジュール、94a:3次元オフセット更新モジュール、94b:二次元オフセット更新モジュール、95:方位導出モジュール

Claims (5)

  1. 3次元磁気センサから出力される磁気データを順次取得しながら4つ以上の所定数の前記磁気データを母集団として繰り返し蓄積する蓄積手段と、
    前記所定数の磁気データが蓄積される度に前記母集団が平面的に拡散しているか否かを第一閾値を用いて判定し、前記母集団が平面的に拡散している場合、前記母集団が近傍に集中している円を含む第一平面と、前記円の中心と現在のオフセットとを結ぶ線分に垂直な第二平面とのなす角が無視すべき程度に小さいか否かを第二閾値を用いて判定する判定手段と、
    前記第二閾値を用いた判定結果が否の場合、前記第一平面と平行な方向に前記現在のオフセットが移動するように前記母集団に基づいて前記現在のオフセットを更新し、前記判定結果が肯定の場合、前記第一平面と平行な方向に前記現在のオフセットが移動するようには前記母集団に基づいて前記現在のオフセットを更新しないオフセット更新手段と、
    を備える磁気データ処理装置。
  2. 前記オフセット更新手段は、前記円の中心を通り前記第一平面と垂直な直線に前記現在のオフセットから下ろした垂線の足をオフセット候補として導出し、前記判定結果が否の場合、前記オフセット候補に前記現在のオフセットを更新する、
    請求項1に記載の磁気データ処理装置。
  3. 前記3次元磁気センサをさらに備える、
    請求項1または2に記載の磁気データ処理装置。
  4. 3次元磁気センサから出力される磁気データを順次取得しながら4つ以上の所定数の前記磁気データを母集団として繰り返し蓄積する蓄積手段と、
    前記所定数の磁気データが蓄積される度に前記母集団が平面的に拡散しているか否かを第一閾値を用いて判定し、前記母集団が平面的に拡散している場合、前記母集団が近傍に集中している円を含む第一平面と、前記円の中心と現在のオフセットとを結ぶ線分に垂直な第二平面とのなす角が無視すべき程度に小さいか否かを第二閾値を用いて判定する判定手段と、
    前記第二閾値を用いた判定結果が否の場合、前記第一平面と平行な方向に前記現在のオフセットが移動するように前記母集団に基づいて前記現在のオフセットを更新し、前記判定結果が肯定の場合、前記第一平面と平行な方向に前記現在のオフセットが移動するようには前記母集団に基づいて前記現在のオフセットを更新しないオフセット更新手段と、
    してコンピューターを機能させる磁気データ処理プログラム。
  5. 3次元磁気センサから出力される磁気データを順次取得しながら4つ以上の所定数の前記磁気データを母集団として繰り返し蓄積し、
    前記所定数の磁気データが蓄積される度に前記母集団が平面的に拡散しているか否かを第一閾値を用いて判定し、前記母集団が平面的に拡散している場合、前記母集団が近傍に集中している円を含む第一平面と、前記円の中心と現在のオフセットとを結ぶ線分に垂直な第二平面とのなす角が無視すべき程度に小さいか否かを第二閾値を用いて判定し、
    前記第二閾値を用いた判定結果が否の場合、前記第一平面と平行な方向に前記現在のオフセットが移動するように前記母集団に基づいて前記現在のオフセットを更新し、前記判定結果が肯定の場合、前記第一平面と平行な方向に前記現在のオフセットが移動するようには前記母集団に基づいて前記現在のオフセットを更新しない
    ことを含む磁気データ処理方法。
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