JPWO2007126047A1 - 浄水器および切換弁 - Google Patents

浄水器および切換弁 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2007126047A1
JPWO2007126047A1 JP2007524109A JP2007524109A JPWO2007126047A1 JP WO2007126047 A1 JPWO2007126047 A1 JP WO2007126047A1 JP 2007524109 A JP2007524109 A JP 2007524109A JP 2007524109 A JP2007524109 A JP 2007524109A JP WO2007126047 A1 JPWO2007126047 A1 JP WO2007126047A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
raw water
switching operation
switching
discharge port
operation means
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007524109A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5544683B2 (ja
Inventor
剛士 石川
剛士 石川
畠山 厚
厚 畠山
至厚 森田
至厚 森田
大 岩城
大 岩城
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Chemical Cleansui Corp
Original Assignee
Mitsubishi Chemical Cleansui Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Chemical Cleansui Corp filed Critical Mitsubishi Chemical Cleansui Corp
Priority to JP2007524109A priority Critical patent/JP5544683B2/ja
Publication of JPWO2007126047A1 publication Critical patent/JPWO2007126047A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5544683B2 publication Critical patent/JP5544683B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E03WATER SUPPLY; SEWERAGE
    • E03CDOMESTIC PLUMBING INSTALLATIONS FOR FRESH WATER OR WASTE WATER; SINKS
    • E03C1/00Domestic plumbing installations for fresh water or waste water; Sinks
    • E03C1/02Plumbing installations for fresh water
    • E03C1/04Water-basin installations specially adapted to wash-basins or baths
    • E03C1/0404Constructional or functional features of the spout
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F1/00Treatment of water, waste water, or sewage
    • C02F1/001Processes for the treatment of water whereby the filtration technique is of importance
    • C02F1/003Processes for the treatment of water whereby the filtration technique is of importance using household-type filters for producing potable water, e.g. pitchers, bottles, faucet mounted devices
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E03WATER SUPPLY; SEWERAGE
    • E03CDOMESTIC PLUMBING INSTALLATIONS FOR FRESH WATER OR WASTE WATER; SINKS
    • E03C1/00Domestic plumbing installations for fresh water or waste water; Sinks
    • E03C1/02Plumbing installations for fresh water
    • E03C1/08Jet regulators or jet guides, e.g. anti-splash devices
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F1/00Treatment of water, waste water, or sewage
    • C02F1/28Treatment of water, waste water, or sewage by sorption
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F1/00Treatment of water, waste water, or sewage
    • C02F1/44Treatment of water, waste water, or sewage by dialysis, osmosis or reverse osmosis
    • C02F1/444Treatment of water, waste water, or sewage by dialysis, osmosis or reverse osmosis by ultrafiltration or microfiltration
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F2307/00Location of water treatment or water treatment device
    • C02F2307/06Mounted on or being part of a faucet, shower handle or showerhead
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E03WATER SUPPLY; SEWERAGE
    • E03CDOMESTIC PLUMBING INSTALLATIONS FOR FRESH WATER OR WASTE WATER; SINKS
    • E03C2201/00Details, devices or methods not otherwise provided for
    • E03C2201/30Diverter valves in faucets or taps
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E03WATER SUPPLY; SEWERAGE
    • E03CDOMESTIC PLUMBING INSTALLATIONS FOR FRESH WATER OR WASTE WATER; SINKS
    • E03C2201/00Details, devices or methods not otherwise provided for
    • E03C2201/40Arrangement of water treatment devices in domestic plumbing installations

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Hydrology & Water Resources (AREA)
  • Water Supply & Treatment (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Water Treatment By Sorption (AREA)
  • Domestic Plumbing Installations (AREA)
  • Indication Of The Valve Opening Or Closing Status (AREA)
  • Multiple-Way Valves (AREA)
  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)

Abstract

操作性を確保しつつ、小型化および作業性の向上を図ることができる浄水器を提供する。蛇口3に取り付けられ蛇口3から原水を受け入れる受入口7と、原水をそのまま吐出する原水吐出口9と、受入口7から導入され浄化部4で浄化された浄水を吐出する浄水吐出口12とが設けられたケース本体5を備え、左右何れか一方に設けられた切換操作手段17を操作することによって受入口7から浄化部4への流路と受入口7から原水吐出口9への流路を切換え可能な浄水器であって、受入口7と浄水吐出口12の中心と原水吐出口9の中心とがケース本体5の前後方向の中央断面S上に配置されてなることを特徴とする。

Description

この発明は、浄水器および切換弁に関するものである。
本願は、2006年4月27日に、日本に出願された特願2006−124107号及び2007年2月1日に、日本に出願された特願2007−023484号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
従来から、蛇口に直接取り付けるいわゆる蛇口直結タイプの浄水器が知られている。このような浄水器では、原水をそのまま吐出させる原水吐出口、原水をシャワーで吐出させるシャワー吐出口、浄水を吐出する浄水吐出口を備えているものが一般的であり、切換操作手段である例えば切換レバーを操作することによって水の吐出状態を選択できるようになっている。この切換レバーは、使用者のうち大部分を占める右利きの使用者を想定して、例えば浄水器本体の右側面などに揺動自在に設けられている場合が多く、左利きの使用者が操作する場合や、設置場所の関係で右側に障害物がある場合などに操作性が著しく低下していた。そのため近年、操作性を損なわないように、浄水器の左右両側面に各々切換レバーを設けたもの(例えば、特許文献1参照)や、例えば、図19に示すように、蛇口100に直結された浄水器101の正面から左右両側に回り込むように形成され浄水器101の左右両側面で揺動自在に支持されたいわゆる両持ちレバー102を設けたものが提案されている。
特開2004−137712号公報
しかしながら、上述した従来の浄水器のうち、左右両側面にそれぞれ切換操作手段である切換レバーを設けた場合には、外装部品が増加することに伴い浄水器が大型化してしまうという課題がある。
また、図19に示す両持ちレバー102を採用した場合には、この両持ちレバー102のうち浄水器101の正面側に配置される部分Pによって、浄水器101の下部に設けられた図示しない原水吐出口、シャワー吐出口および浄水吐出口の下方の視界が遮られ、例えば食器などの洗浄をする際に作業性が低下するという課題がある。
そこで、この発明は、操作性を確保しつつ、小型化および作業性の向上を図ることができる浄水器および切換弁並びに切換弁の弁構造を提供するものである。
上記課題を解決するために、本発明の第1態様によれば、蛇口(例えば、実施の形態における蛇口3)に取り付けられ該蛇口から原水を受け入れる原水受入口(例えば、実施の形態における受入口7)と、前記原水をそのまま吐出する原水吐出口(例えば、実施の形態における原水吐出口9)と、前記原水受入口から導入され浄化手段(例えば、実施の形態における浄化部4)によって浄化された浄水を吐出する浄水吐出口(例えば、実施の形体における浄水吐出口12)とが設けられた本体(例えば、実施の形態におけるケース本体5)を備え、該本体の左右何れか一方に設けられた切換操作手段(例えば、実施の形態における切換操作部17,17b,40,42、切換レバー31,33,34)を操作することによって前記原水受入口から前記浄化手段への流路と前記原水受入口から前記原水吐出口への流路を切換え可能な浄水器であって、前記原水受入口の中心と前記浄水吐出口の中心と前記原水吐出口の中心とが前記本体の前後方向の中央断面(例えば、実施の形態に置ける中央断面S)上に配置されてなることを特徴とする。
このように構成することで、本体に設けられた切換操作手段の左右の配置を入れ替えるべく本体を反転させた状態で原水受入口を蛇口に取り付けたとしても、原水受入口の中心と同じ中央断面上に原水吐出口の中心および浄水吐出口の中心を配置しているので、これら原水吐出口および浄水吐出口の使用者から見た前後方向の位置を反転前と同一にすることができる。
また、従来の浄水器のように左右両側に切換操作手段を設ける場合と比較して部品点数を低減することができ、さらに、本体の前方に切換操作手段が配置されないため、本体下方の視界を確保することができる。
本発明の第2態様によれば、原水受入口と、前記原水をそのまま吐出する原水吐出口と、浄水吐出口とが設けられた本体と、浄化手段と、前記原水受入口から前記浄化手段への流路と前記原水受入口から前記原水吐出口への流路とを切換えるための切換操作手段とを設けた浄水器であって、前記切換操作手段が、前記本体の長手方向の何れか一端に設けられると共に、前記原水受入口の中心と前記浄水吐出口の中心と前記原水吐出口の中心とが前記本体の長手方向と直交する幅方向の中央断面上に配置されてなることを特徴とする。
本発明の第3態様によれば、本発明の第1態様または第2態様において、前記切換操作手段は、前記中央断面を基準とした面対称となるように形成されていることを特徴とする。
このように構成することで、本体の左右を反転させて蛇口に取り付けた場合であっても、切換操作手段の操作性が低下することがない。
本発明の第4態様によれば、本発明の第1態様〜第4態様の何れか1つの態様において、前記切換操作手段は、前記本体に回動自在に設けられ、前記切換操作手段の回動軸の中心が前記中央断面上に配置されていることを特徴とする。
このような構成とすることで、切換操作手段を回動操作することで、原水受入口から浄化手段への流路と原水受入口から原水吐出口への流路とを切換えることができる。
本発明の第5態様によれば、本発明の第4態様において前記回動軸の回動角度は、前記中央断面を基準として対称に設定されていることを特徴とする。
このような構成とすることで、本体の左右を反転させて蛇口に取り付けた場合であっても、反転させる前と同じ操作性を確保することができる。
本発明の第6態様によれば、本発明の第1態様〜第5態様の何れか1つの態様において、前記本体または前記切換操作手段には、該切換操作手段による切換状態を表示する表示部(例えば、実施の形態における表示部19a,19b,19c、表示部32a,32b,32c、表示部41)が設けられ、該表示部が前記中央断面で面対称に配置可能となるように設けられていることを特徴とする。
このような構成とすることで、本体の左右を反転させて蛇口を取り付けた場合であっても、反転させる前と同様に、本体または切換操作手段に設けられた表示部によって切換操作手段による切換状態を確認することができる。
本発明の第7態様によれば、本発明の第6態様において、前記表示部には、前記切換操作手段の切換状態を示す文字または記号が前記切換操作手段の前後方向に沿って横書きで記されていることを特徴とする。
このように構成することで、本体の左右を反転させて蛇口を取り付けた場合であっても、反転させる前と同様に、表示部に記載された文字または記号を違和感なく読取ることができる。
本発明の第8態様によれば、本発明の第1態様〜第7態様の何れか1つの態様において前記本体の前記浄化手段を収容する収容部には、前記浄化手段を目視可能な確認窓が設けられ、該確認窓が前記中央断面を基準とした面対称となるように設けられていることを特徴とする。
このように構成することで、本体の左右を反転させて蛇口を取り付けた場合であっても、反転させる前と同様に、中央断面で面対称となるように設けられた確認窓で浄化手段の状態を確認することができる。
本発明の第9態様によれば、本発明の第1態様〜第8態様の何れか1つの態様において、前記原水受入口は、前記蛇口を固定する取付部(例えば、実施の形態における取付治具8)を有しており、該取付部は前記本体に対して回動可能に設けられていることを特徴とする。
このように構成することで、本体の原水受け入れ口を蛇口から取り外すことなく本体の左右を反転させることができる。
本発明の第10態様によれば、本発明の第1態様〜第9態様の何れか1つの態様において、前記本体内に、原水を前記原水受入口(例えば、実施の形態における受入口7)から連通させる通路(例えば、実施の形態における通路45)と、下向きに配列された複数のポート(例えば、実施の形態における原水吐出ポート47、シャワー吐出ポート48および原水供給ポート49)と、前記原水受入口から連通する通路との連通状態を回転する弁体(例えば、実施の形態における弁体50)により選択的に切り換える切換弁(例えば、実施の形態におけるロータリー弁46)とが設けられ、前記切換弁の弁体は、前記中央断面上に回転軸を有した前記切換操作手段に連係して前記複数のポートと対向した状態で前記回転軸の周方向に沿って変位する壁部(例えば、実施の形態における下部壁部50a)を備え、該壁部は、前記切換操作手段の操作位置に対応する前記回転軸の回転位置に応じて、前記複数のポートのうちいずれか一つのポートと連通する孔(例えば、実施の形態における孔54〜56)を各ポート毎に備えることを特徴とする。
本発明の第11態様によれば、本発明の第10態様において、前記原水受入口から連通する通路を前記弁体の上方に配置するとともに、前記複数のポートを前記弁体の下方に配置し、前記壁部の孔と前記複数のポートとの間に帯状に一体成形されたシール部材(例えば、実施の形態におけるシール部材60)を設け、該シール部材の前記各ポートの配置に対応する位置に連通孔(例えば、実施の形態における孔61〜63)を設け、該連通孔の周縁に前記壁部側へ突出する凸部(例えば、実施の形態における凸部64)を設けたことを特徴とする。
本発明の第12態様の切換弁は、原水を、浄水器本体に設けられた複数のポート(例えば、実施の形態における原水吐出ポート47、シャワー吐出ポート48および原水供給ポート49)のうちいずれか一つの任意のポートに導くための流路を決定する切換操作手段(例えば、実施の形態における切換操作部17)と、前記切換操作手段の操作により回動する弁体(例えば、実施の形態における弁体50)とからなる、浄水器用切換え弁(例えば、実施の形態におけるロータリー弁46)であって、前記弁体は、前記複数のポートの配列方向に沿う切換操作手段の回転軸(例えば、実施の形態における回転軸16)に連係して前記複数のポートと対向した状態で前記回転軸の周方向に沿って変位する壁部(例えば、実施の形態における下部壁部50a)を備え、該壁部に、前記切換操作手段の操作位置に応じて前記複数のポートのうちいずれか一つのポートと連通する孔(例えば、実施の形態における孔54〜56)を各ポート毎に設けたことを特徴とする。
本発明の第13態様の切換弁は、第12態様の切換弁において、原水受入口から切換え弁に連通する通路(例えば、実施の形態における通路54)を前記弁体の上方に配置するとともに、前記複数のポートを前記弁体の下方に配置し、前記壁部の孔と前記複数のポートとの間に帯状に一体成形されたシール部材(例えば、実施の形態におけるシール部材60)を設け、該シール部材の前記各ポートの配置に対応する位置に連通孔(例えば、実施の形態における孔61〜63)を設け、該連通孔の周縁に前記壁部側へ突出する凸部(例えば、実施の形態における凸部64)を設けたことを特徴とする。
本発明の第1態様によれば、本体に設けられた切換操作手段の左右の配置を入れ替えるべく本体を反転させた状態で原水受入口を蛇口に取り付けたとしても、原水受入口の中心と同じ中央断面上に原水吐出口および浄水吐出口の中心を配置しているので、これら原水吐出口および浄水吐出口の使用者から見た前後方向の位置を反転前と同一にすることができるため、前記切換操作手段が左右どちら側でも同様な操作性を確保することができる効果がある。
また、従来の浄水器のように左右両側に切換操作手段を設ける場合と比較して部品点数を低減することができるため、浄水器の小型化を図ることができ、さらに、従来の浄水器のように原水吐出口および浄水吐出口の下方の視界を遮る位置に切換操作手段が配置されないため、視界が遮られることによる作業性の低下を防止することができる効果がある。
本発明の第2態様によれば、本体に設けられた切換操作手段の左右の配置を入れ替えるべく本体を反転させた状態で原水受入口を蛇口に取り付けたとしても、原水受入口の中心と同じ中央断面上に原水吐出口および浄水吐出口の中心を配置しているので、これら原水吐出口および浄水吐出口の使用者から見た前後方向の位置を反転前と同一にすることができるため、前記切換操作手段が左右どちら側でも同様な操作性を確保することができる効果がある。
また、従来の浄水器のように左右両側に切換操作手段を設ける場合と比較して部品点数を低減することができるため、浄水器の小型化を図ることができ、さらに、従来の浄水器のように原水吐出口および浄水吐出口の下方の視界を遮る位置に切換操作手段が配置されないため、視界が遮られることによる作業性の低下を防止することができる効果がある。
本発明の第3態様によれば、第1態様または第2態様による効果に加え、本体を反転させて蛇口に取り付けた場合であっても、切換操作手段の操作性が低下することがないため、商品性の向上を図ることができる効果がある。
本発明の第4態様によれば、第1態様〜第3態様の何れかの効果に加え、切換操作手段を回動操作することで、原水受入口から浄化手段への流路と原水受入口から原水吐出口への流路とを切換えることができるため、さらなる操作性の向上を図ることができる効果がある。
本発明の第5態様によれば、第4態様の効果に加え、本体の左右を反転させて蛇口に取り付けた場合であっても、反転させる前と同じ操作性を確保することができるため、さらなる商品性の向上を図ることができる効果がある。
本発明の第6態様によれば、第1態様〜第5態様の何れかの効果に加え、、本体の左右を反転させて蛇口を取り付けた場合であっても、反転させる前と同様に、本体または切換操作手段に設けられた表示部によって切換操作手段による切換状態を確認することができるため、さらなる商品性の向上を図ることができる効果がある。
本発明の第7態様によれば、第1態様〜第6態様の何れかの効果に加え、本体の左右を反転させて蛇口を取り付けた場合であっても、反転させる前と同様に、表示部に記載された文字または記号を違和感なく読取ることができるため、さらなる商品性の向上を図ることが可能になる効果がある。
本発明の第8態様によれば、第1態様〜第7態様の何れかの効果に加え、本体の左右を反転させて蛇口を取り付けた場合であっても、反転させる前と同様に、中央断面で面対称となるように設けられた確認窓で浄化手段の状態を確認することができるため、さらなる商品性の向上を図ることができる効果がある。
本発明の第9態様によれば、第1態様〜第8態様の何れかの効果に加え、本体の原水受け入れ口を蛇口から取り外すことなく本体の左右を反転させることができるため、例えば、左右利き手の異なる複数の使用者で共用する場合であっても、各自使い易い位置に切換操作手段を容易に配置することができる効果がある。
本発明の第10態様によれば、第1態様〜第9態様の何れかの効果に加え、弁体の壁部が、切換操作手段の操作位置に対応する回転軸の回転位置に応じて複数のポートのうち何れか一つのポートと連通する孔を各ポート毎に備え、切換操作手段に連係して回転軸の周方向に沿って弁体の壁部が変位することで、通路と下向きに配列された複数のポートとの連通状態を切り替えることができるため、簡単な形状で弁体を構成することができ、したがって、部品点数を低減して、本体の設計自由度を向上することができ、本体の中央断面に対して対称な形状を容易に維持することができる。
本発明の第11態様によれば、壁部と、複数のポートとの間にシール部材を設けることで、複数のポートのうち何れか一つのポートと弁体との間の水密構造を形成することができ、さらに、シール部材を帯状に一体成形していることで、ポート毎に個別にシール部材を取り付ける場合と比較して、取り付け作業の負担を軽減することができる効果がある。また、複数のポートが弁体の下方に配置されていることで、シール部材の配置を中央断面上に配置することができるため、本体の形状を中央断面に対して対称な形状とするための設計自由度をさらに向上させることができる。
本発明の第12態様によれば、弁体の壁部が、切換操作手段の操作位置に対応する回転軸の回転位置に応じて複数のポートのうち何れか一つのポートと連通する孔を各ポート毎に備えるとともに、切換操作手段に連係して回転軸の周方向に沿って弁体の壁部が変位することで、通路と、下向きに配列された複数のポートと、の連通状態を切り替えるため、簡単な形状で弁体を構成することができる。
本発明の第13態様によれば、第12態様の効果に加え、壁部と、複数のポートとの間にシール部材を設けることで、複数のポートのうち何れか一つのポートと弁体との間の水密構造を形成することができ、さらに、シール部材を帯状に一体成形していることで、ポート毎に個別にシール部材を取り付ける場合と比較して、取り付け作業の負担を軽減することができる効果がある。
本発明の第1の実施の形態における切換操作部を左側に配置した場合の浄水器の斜視図である。 本発明の第1の実施の形態における切換操作部を右側に配置した場合の浄水器の浄水器の斜視図である。 本発明の第1の実施の形態における図1のA方向から見た矢視図である。 本発明の第1の実施の形態における図2のB方向から見た矢視図である。 本発明の第1の実施の形態における浄水器の上面図である。 本発明の第1の実施の形態における浄水器の下面図である。 本発明の第1の実施の形態における図1のC方向から見た矢視図である。 本発明の第1の実施の形態における図1のD方向から見た矢視図である。 本発明の第1の実施の形態の第1の変形例における図3に相当する矢視図である。 本発明の第1の実施の形態の第2の変形例における図4に相当する矢視図である。 本発明の第1の実施の形態の第3の変形例における図5に相当する矢視図である。 本発明の第1の実施の形態の第4の変形例における図7に相当する矢視図である。 本発明の第1の実施の形態の第5の変形例における図7に相当する矢視図である。 本発明の第2の実施の形態における図14Aは図4に相当する矢視図、図14Bは図7に相当する矢視図である。 本発明の第2の実施の形態の第1の変形例における図14に相当する矢視図である。 本発明の第2の実施の形態における第2の変形例における図5に相当する矢視図である。 本発明の第3の実施の形態における浄水器の斜視図である。 本発明の第3の実施の形態の変形例における図17に相当する斜視図である。 従来の浄水器の斜視図である。 本発明の第4の実施の形態における浄水器の縦断面図である。 本発明の第4の実施の形態におけるロータリー弁の分解斜視図である。 本発明の第4の実施の形態におけるロータリー弁の切換位置の説明図である。
符号の説明
3 蛇口
4 浄化部(浄化手段)
5 ケース本体
7 受入口(原水受入口)
9 原水吐出口
12 浄水吐出口
16 回転軸
17,17b,40,42 切換操作部(切換操作手段)
19a,19b,19c,32a,32b,32c,41 表示部
31,33,34 切換レバー(切換操作手段)
S 中央断面
45 通路
46 ロータリー弁(切換弁)
47 原水吐出ポート(ポート)
48 シャワー吐出ポート(ポート)
49 原水供給ポート(ポート)
50 弁体
50a 下部壁部(壁部)
54〜56 孔
61〜63 孔(連通孔)
64 凸部
以下、この発明の第1の実施の形態を図1から図13に基づいて説明する。ここで、第1の実施の形態において前後方向とは、蛇口3のアーム3aに対して浄水器1の上面視の長手方向が垂直となるように取り付けられた状態で、蛇口3の正面つまりアーム3aの延長線上に立った使用者から見た前後方向をいう(以下の第2、第3の実施の形態も同様)。
図1〜8において、1はこの第1の実施の形態の浄水器を示している。この浄水器1は主に略八角柱状の浄水器本体2と略円柱状の浄化部(浄化手段)4とで構成されており、略水平方向に沿う浄水器本体2の一方の端部に対して略鉛直方向に沿う浄化部4の下部が結合されて略L字状を呈している。また、この浄水器1は、その前後方向の中央断面(以下、単に中央断面と称す)Sで面対称となるように形成されている(図5,6参照)。ここで、前後方向の中央断面とは、実質的に浄水器の前後方向の中央となる位置の断面を意味しており、例えば、無視できる程度の細かな凹凸やデザインによって影響を受けるものではない。
浄水器1は、中央断面Sを基準として面対称となるケース本体5で覆われており、このケース本体5のうち、浄水器本体2を覆う部分は上部ケーシング5aと下部ケーシング5bとで構成されている。そして、この上部ケーシング5aと下部ケーシング5bとは、外観品質を向上させるために、ビス6によって下部ケーシングbの下方から締め付け固定されている。この上部ケーシング5aの略中央には、蛇口3から原水である水道水を受け入れる受入口(原水受入口)7が形成されている。この受入口7は、リング状の取付治具8を介して蛇口3の吐出口3bに取り付けられている。なお、浄水器本体2は略八角柱状に限られるものではなく中央断面で面対称であればよい。
一方、下部ケーシング5bには、受入口7から流入した水道水をそのまま吐出する原水吐出口9が受入口7の同軸延長線上に形成され、さらに、原水吐出口9の周囲には、受入口7から流入した水道水を多数の孔からシャワー状にして吐出するシャワー吐出口10が原水吐出口9を中心とした円環状に形成されている。また、浄化部4には、ケース本体5の一部を構成するとともに下部ケーシング5bと一体的に形成されたベース部11が設けられており、このベース部11の下部には浄水吐出口12が形成されている。そして、これら原水吐出口9の中心、シャワー吐出口10の中心、浄水吐出口12の中心、および、前述した上部ケーシング5aの受入口7の中心が、それぞれ中央断面S上に配置されている。
浄化部4は、受入口7から受け入れた水道水の浄化を行い浄水吐出口12から浄水を吐出する部分であり、その内部には、水道水を浄化するフィルタ(例えば中空糸膜)および吸着材(例えば活性炭)などを内蔵した浄水カートリッジ13が着脱自在に設けられている。浄化部4は、略有底円筒状のカバー14を備えており、このカバー14を前述した浄化部4のベース部11に螺合することで、浄水カートリッジ13がカバー14とベース部11とによって覆われるようになっている。ここで、前述したケース本体5は、上部ケーシング5a、下部ケーシング5b、ベース部11およびカバー14で構成されている。
浄化部4のカバー14の周壁には、浄化部4に収容された浄水カートリッジ13の状態を確認するための確認窓15が形成されている。より具体的には、この確認窓15は、カバー14の周方向に沿って形成された長孔に透明な樹脂や硝子等を取り付けて閉塞したものであって、この確認窓15の長手方向の中心が前述した中央断面S上に配置されており、長孔の形状が中央断面Sを基準とした面対称となっている。なお、この確認窓15は、前述した長手方向の中央が中央断面S上に配置されるものに限られず、中央断面Sを基準として面対称となっていればよく、例えば図10,11に示すように、2つの確認窓15a,15bを設けて、これら確認窓15a,15bをそれぞれカバー14の対向する前後位置に配置するようにしても良い。また、3つ以上の複数の確認窓15を形成するようにしてもよく、また、確認窓15の形状は中央断面Sを基準とした面対称であれば、長孔形状に限られるものではない。
ところで、浄化部4と反対側の浄水器本体2の端部には、中央断面S上に回転軸16を有する切換操作部(切換操作手段)17が設けられている。この切換操作部17は、浄水器本体2の内部に設けられた図示しない切換部と連係しており、切換操作部17を操作することで切換部を切換えることができるようになっている。この切換部は、前述した受入口7から浄化部4への流路(図示せず)と、受入口7から原水吐出口9への流路(図示せず)と、受入口7からシャワー吐出口10への流路(図示せず)とをそれぞれ切換えるものであり、例えば、ロータリー弁やボール弁などを用いている。
切換操作部17は、その回動角度が中央断面Sを基準にして対称となるように、それぞれ前後両側への回動角度θが同一となるように設定されている(図7参照)。また、この切換操作部17は、中央断面Sを基準として面対称な略八角柱状に形成されており、その外周面が前述した浄水器本体2の外周面と面一となるように形成されている。
そして、切換操作部17の外周面には、中央断面Sを基準として面対称となるように、中央断面Sが横切る基準面18aと、これに隣り合うそれぞれの面18b、18cとに、切換操作部17の切換状態を表示するための表示部19a,19b,19cがそれぞれ設けられている。この表示部19a,19b,19cには、切換操作部17による切換状態を示す文字が記載されており、表示部19aには「清水」、表示部19bには「シャワー」、表示部19cには「原水」の文字が、浄水器1の前後方向に沿ってそれぞれ横書きで記載されている。この記載されたそれぞれの文字は、その上方向が浄水器1の幅方向外側となるように記載されている。
前述したケース本体5の上部ケーシング5aの上面には、切換操作部17の上面位置に配置され前述した表示部19a,19b,19cのいずれが選択されているかを指し示すドット20が設けられており、例えば、図1では切換操作部17の上面位置に配置された表示部19aの切換状態「シャワー」が選択されていることを示している。ここで、「シャワー」が選択されている場合には、受入口7からシャワー吐出口10への流路が選択されてシャワー吐出口10からシャワー状の水道水が吐出し、「原水」が選択されている場合には、受入口7から原水吐出口9への流路が選択され原水吐出口9から水道水が吐出する。さらに、「清水」が選択されている場合には、受入口7から浄化部4への流路が選択されて、水道水を浄水カートリッジ13で浄化して浄水となったものが浄水吐出口12から吐出する。なお、表示部19a,19b,19cに記載される文字は、上述した「清水」、「シャワー」及び「原水」に限られるものではなく、また、文字の上下を反転して記載しても良い。さらに、上記文字に変えて切換状態を示す記号、イラストとしても良い。また、文字に換えて、色や形状の相違で切換位置を識別できるようにしても良い。さらに、切換操作部17の表示部19a,19b,19cと上部ケーシング5aのドット20との位置関係を入れ替えて、上部ケーシング5aに表示部19a,19b,19cを設け、切換操作部17の面18aにドット20を設けるようにしても良く、さらに、ドット20を記号やイラストに置き換えても良い。
さらに、図11に示すように、上述した切換操作部17のケース本体5側の表示部19a,19b,19cを、ケース本体5の内側に入り込むように配置し、この切換操作部17の入りこんだ部分の上部ケーシング5aの上壁に表示窓21を形成するようにして、現在の切換状態だけを表示するようにしても良い。この表示窓21は、中央断面Sを基準として面対称となるように形成されていればよく、例えば、中央断面Sを中心としてケース本体5の左右側壁にそれぞれ表示窓21を個別に設けるようにしても良い。
したがって、浄水器本体2の一方に設けられた切換操作部17の左右の配置を、例えば図2に示す切換操作部17が右側の状態から図1に示す切換操作部17が左側の状態に入れ換えるべく、浄水器本体2を左右反転させた状態で受入口7を蛇口3に取り付けたとしても、受入口7の中心が配置されている中央断面S上に原水吐出口9、シャワー吐出口10および浄水吐出口12の各中心を配置しているので、使用者から見た原水吐出口9、シャワー吐出口10および浄水吐出口12の前後方向の位置が浄水器本体2を左右反転させる前と同一になるため、切換操作部17が左右どちら側に配置されても同じ操作性を確保することができる。
また、浄水器本体2の左右何れか一方に切換操作部17が設けられているため、従来の浄水器のように左右両側に切換操作手段を設ける場合と比較して部品点数を低減することができ、この結果、浄水器1の小型化を図ることができる。
さらに、従来の浄水器のように原水吐出口、シャワー吐出口および浄水吐出口の下方の視界を遮る位置に切換操作部17が配置されないため、視界が遮られることによる作業性の低下を防止することができる。
そして、切換操作部17の形状を中央断面Sを基準として面対称となるように形成し、さらに切換操作部17の回転軸19の中心を中央断面S上に配置し、さらに、切換操作部17の回動操作で、受入口7から浄化部4への流路、受入口7から原水吐出口9への流路および受入口7からシャワー吐出口10への流路を切換えることができるため、浄水器本体2を左右反転させて、切換操作部17の左右の位置を入れ替えたとしても切換操作部17の操作性が低下することがなく、この結果、さらなる商品性の向上を図ることができる。
また、中央断面Sを基準として面対称となるように表示部19a,19b,19cを配置しているので、浄水器本体2の左右を反転させて切換操作部17の左右の位置を入れ替えて蛇口3に取り付けた場合であっても、浄水器本体2の左右を反転させる前と同様に、浄水器本体2または切換操作部17に設けられた表示部19a,19b,19cによって切換操作部17による切換状態を確認することができる。
さらに、浄水器本体2の表示部19a,19b,19cに記載された文字または記号が前後方向に沿って横書きで記載されているため、切換操作部17が左右どちら側に配置されていても違和感なく読取ることができる。
そして、浄化部4のカバー14上に中央断面Sを基準として面対称となる確認窓15が設けられているため、浄水器1の左右を反転させて切換操作部17の左右の位置を入れ替えたとしても、確認窓15による浄水カートリッジ13の確認作業を浄水器1の反転前と同様に行うことができる。
なお、上述した第1の実施の形態では、リング状の取付治具8によって浄水器1を蛇口3に固定していたが、リング状の取付治具8を浄水器本体2に回動自在に設けても良い。このように構成することで、浄水器1の左右を反転させて切換操作部17の位置を左右入れ替える際に、浄水器1を蛇口3から外す必要がなくなり容易に切換操作部17の位置を左右入れ替えることができる。
また、上述した第1の実施の形態では、切換操作部17を略八角柱状に形成した場合について説明したが、この切換操作部17は、中央断面Sを基準として面対称となる形状であれば良く、例えば、操作時の滑りを防止すべく、図12に示す操作部17aのように、略八角柱の角部の角度が鋭角となるように、その断面の八角形の各辺を凹ませて形成したり、これとは反対に、中央断面Sを基準として面対称な位置に八角柱の各面上の位置に引っ掛かりとなる小突起(図示せず)を設けたりしても良い。この小突起を設ける場合には、この小突起をドット20に代えても良い。また、上記以外にも滑り止めとして、切換操作部17の外周面に一様に滑り止めのゴム等を設けるようにしても良い。
また、切換操作部17を、図13に示すように、前後方向に向かって突出するレバーを備えた切換操作部(切換操作手段)17bに置き換えても良い。この図13に示す態様を採用した場合は、切換操作部17bの切換角度に応じたレバー位置にそれぞれに対応した表示部を設ければ良い。
次に、この発明の第2の実施の形態を、図14〜16に基づいて説明する。なお、この第2の実施の形態では、第1の実施の形態と切換操作部および表示部の構成が異なるだけであるため、同一部分に同一符号を付して説明するとともに、重複する説明を省略する。
図14A,Bに示すように、浄水器1は、浄水器本体2と浄化部4とで正面視略L字型に形成され、浄化部4と反対側の浄水器本体2の端面には、上下方向に沿った孔30が形成されており、この孔30から外側に向かって切換レバー(切換操作手段)31が突設されている。この切換レバー31は、中央断面Sを基準として面対称となるように形成されるとともに、上下動可能に設けられたスライド式のレバーであり、この切換レバー31に、前述した第1の実施の形態と同様の切換部(図示せず)が連係している。すなわち、切換レバー31を上下にスライドさせることで、浄水器本体2の内部に形成された、受入口7から浄化部4への流路(図示せず)と、受入口7から原水吐出口9への流路(図示せず)と、受入口7からシャワー吐出口10への流路(図示せず)とがそれぞれ切換えられることとなる。
そして、浄水器本体2のケース本体5の前後両面には、中央断面Sを基準として面対称となり、切換レバー31による切換位置に対応して現在の切換位置を表示する一対の表示部32a,32b,32cが設けられている。より具体的には、図14Aに示すように、浄水器1を正面から見た場合、ケース本体5の外周部分の最も切換レバー側に、切換レバー31のスライド方向に沿って上から表示部32a,32b,32cが順に配置されており、この表示部32a,32b,32cには、切換レバー31の切換位置に対応して、上から順に「清水」、「シャワー」、「原水」の文字が横書きで記載されている。これらの文字は、前後反転した位置、すなわち中央断面Sで対称となる位置に設けられた表示部(図示せず)にも同様に記載されている。
したがって、上述した第2の実施の形態によれば、前述した第1の実施の形態と同様に、切換レバー31の形状を中央断面Sを基準として面対称となるように形成し、さらに、切換レバー31をスライド操作するだけで、受入口7から浄化部4への流路、受入口7から原水吐出口9への流路および受入口7からシャワー吐出口10への流路をそれぞれ切換えることができるため、浄水器本体2を左右反転させて、切換レバー31の左右の位置を入れ替えたとしても切換レバー31の操作性が低下することがない。また、表示部32a,32b,32cも中央断面Sを基準として面対称となる位置に記載されているため、切換レバー31の左右の位置を入れ替えたとしても視認性に差が出ることがない。そして、表示部32a,32b,32cに記載された文字が横書きで上下方向に沿って記載されているため、浄水器1の正面に立つ使用者からの視認性が向上する点で有利となる。
なお、上記第2の実施の形態では、スライド式の切換レバー31を用いたが、スライド式に限られるものではなく、中央断面Sを基準として面対称になるものであれば、例えば、図15に示すように揺動自在に切換えるタイプの切換レバー(切換操作手段)33を用いても良い。さらに、孔30を通じて突出して配置される切換レバー31,33の他に、例えば、図16に示すようにケース本体5の前後両側で支持され、操作位置が前述した切換レバー31,33と同一になるいわゆる両持ちタイプの切換レバー(切換操作手段)34を用いても良い。なお、この切換レバー34も中央断面Sを基準として面対称となる形状になっている。
次に、この発明の第3の実施の形態を図17,18に基づいて説明する。この第3の実施の形態は、第1の実施の形態の浄化部4を横置きにして、浄化部4と浄水器本体2とを一体的な円柱状に形成したものである。そのため、上述した第1の実施の形態と同一部分に同一符号を付して説明するとともに、重複する説明を省略する。
図17に示すように、略円柱状の浄水器本体2と、この浄水器本体2と軸線が重なり、外径が略同一の略円柱状に形成された浄化部4と、さらに、これら浄水器本体2と、浄化部4と外径が略同一で前記軸線と回動中心軸Rが重なる略円柱状の切換操作部(切換操作手段)40とが直列に配置されて浄水器1が構成されている。すなわち、浄化部4、浄水器本体2および切換操作部40は中央断面Sを基準として面対称となっている。そして、浄水器本体2のケース本体5に設けられた受入口7の中心と、原水吐出口9の中心と、浄水吐出口12の中心と、シャワー吐出口10の中心とが中央断面S上に配置されている。また、切換操作部40の外周面上部には、第1の実施の形態で述べたドット20が設けられており、一方、最も切換操作部40側のケース本体5の外周面には、この外周面に沿って表示部41が設けられており、この表示部41に前後方向に沿う「原水」、「シャワー」、「清水」の各文字が横書きで記載されている。そしてこれら表示部41は、前後両側に同一角度に設定された切換操作部40の回動角度θに対応した間隔で配置されている。なお、図17では図示都合上、蛇口3を省略している。
したがって、第3の実施の形態によれば、切換操作部40の配置を左右入れ換えたとしても操作性に差が生じず、さらに、第1,2の実施の形態のように、浄化部4の長手方向を上下方向に沿って配置する場合と比較して、浄化部4の外周面と浄水器本体2の外周面とが連続するため、意匠性を向上することができる。
なお、上述した第3の実施の形態に限られるものではなく、例えば、図18に示すように、切換操作部(切換操作手段)42を、上下方向に沿う半リング状の部材43aと前後方向に沿う半リング状の部材43bとを切換操作部42の回動中心軸R上で直交させて構成すれば、例えば、切換操作部42が使用者からみて左右位置から多少ずれた位置に配置されていても、半リング状の部材43a,43bが直交する部分をつまんで回動させるだけで切換操作部42による切換えを行うことができるので、操作性の点で有利となる。
次に、図20〜図22に基づいてこの発明の第4の実施の形態を説明する。この第4の実施の形態は、上述した第1の実施の形態の浄水器1のケース本体5内部に関するものであるため、第1の実施の形態の図1を援用して同一部分に同一符号を付して重複する説明を省略する。
図20に示すように、浄水器1の上部ケーシング5aの略中央には、蛇口3から原水である水道水を受け入れる受入口(原水受入口)7が形成され、この受入口7がリング状の取付治具8を介して蛇口3の吐出口3bに取り付けられている。この受入口7の下方には、通路45が連通しており、この通路45が、浄水器本体2の長手方向に沿う回転軸を備えたロータリー弁46の一次側に接続されている。このロータリー弁46は複数の流路を切り換えるものであり、その回転軸に連係して前後方向に回動可能な切換操作部17を操作することでロータリー弁46の弁位置を所望の位置に切り換えることができるようになっている。
一方、ロータリー弁46の二次側には、原水吐出ポート47、シャワー吐出ポート48および原水供給ポート49が配置されている。これら原水吐出ポート47、シャワー吐出ポート48および原水供給ポート49の内いずれか一つのポートが、ロータリー弁46の弁位置に応じて選択的に一次側の通路45と連通するようになっている。また、原水吐出ポート47には、上述した受入口7の同軸延長線上に設けられた原水吐出口9が連通し、シャワー吐出ポート48には、受入口7からの原水をシャワー状にして吐出すべく、原水吐出口9の周囲に円環状に配置された多数の孔からなるシャワー吐出口10が連通している。原水供給ポート49は、浄水カートリッジ4に原水を供給するための流路を構成するものである。
ここで、原水吐出口9とシャワー吐出口10とは同一の略円盤状の部材に形成され、中心部分に原水吐出口9が配置している。この略円盤状の部材は、ロータリー弁46の下部に嵌脱自在に取り付けられ、上述した下部ケーシング5bを貫通して下方に臨んでいる。なお、原水吐出口9とシャワー吐出口10とを備えた略円盤状の部材が下部ケーシング5bを貫通する以外に、例えば、原水吐出口9とシャワー吐出口10とを備えた略円盤状の部材を下部ケーシング5bと一体的に形成してもよく、この場合シャワー吐出口10の孔は下部ケーシング5bの成形と同時に設けたり、下部ケーシング5bの成形後に穿設するようにしてもよい。また、原水吐出口9とシャワー吐出口10とをロータリー弁46に取り付ける構造として嵌合構造である場合ついて説明したが、着脱可能であれば、例えば、螺合構造であってもよい。
浄水器本体2は、浄水カートリッジ4の下部全体を下方から着脱自在に支持するベース部11を備えている。このベース部11は、浄水器本体2に設けられた切換操作部17の反対側から浄水器本体2の長手方向に沿って延出形成されている。そして、ベース部11は、下部ケーシング5bと一体的に形成されたケーシング20によってその側面から下面が覆われている。
ところで、図20、21に示すように、上記ロータリー弁46は、上述した第1の実施の形態の中央断面S(図5,6参照)上に左右方向に沿って軸線が配置される略有底円筒状の弁体50を備えており、この弁体50の一端には、軸線に沿って外側に突出する回転軸51が形成されている。そして、弁体50は、ケース本体5の内側に設けられた略円筒状の弁体収容部52に収容されて回動自在に支持されている。また、弁体50の回転軸51は、切換操作部17の回転軸16の先端に形成された穴53に嵌合してビス54で固定されている。すなわち、切換操作部17の軸線の延長線上に弁体50の軸線が配置され、切換操作部17の回動に対してロータリー弁46の回動方向が一致するようになっている。
一方、ロータリー弁46の下方、すなわち弁体収容部52の下部には、上述した原水吐出ポート47、シャワー吐出ポート48および原水供給ポート49がそれぞれ下方に向かって形成され、且つ、弁体50の軸線方向に沿って配列されている。さらに、弁体50の上方には、原水受入口7に通じる通路45が前記原水吐出ポート47の直上に上方に向かって形成され、この通路45が弁体収容部52内に通じている。
そして、ロータリー弁46の弁体50の下部壁部50aには、切換操作部17の操作位置に応じて、原水吐出ポート47、シャワー吐出ポート48、原水供給ポート49のうち対応する何れか一つのポートと連通する原水吐出用の孔54とシャワー吐出用の孔55と原水供給用の孔56とが各ポート毎に形成されている。より具体的には、切換操作部17で選択された弁位置が「原水」のとき原水吐出ポート47と対向する位置の下部壁部50aに原水吐出用の孔54が形成され、同様に、弁位置が「シャワー」のときシャワー吐出ポート48と対向する位置の下部壁部50aにシャワー吐出用の孔55が形成されている。そして、弁位置が「浄水」のときに原水供給ポート49に対向する位置の下部壁部50aに原水供給用の孔56が形成されている。
すなわち、原水吐出用の孔54とシャワー吐出用の孔55と原水供給用の孔56とは、切換操作部17の回動操作に応じた弁体50の所定の回転角毎に離間して下部壁部50aに配置され、さらに、弁体50の軸線方向に沿って原水吐出ポート47、シャワー吐出ポート48、原水供給ポート49の配置に応じた所定の間隔で下部壁部50aに配置されている。
一方、弁体50の上部壁部50bには、弁体50の周方向に沿って形成されるとともに、原水受入口7に連通する通路45の開口部に対して上述した全ての弁位置で対向する長孔57が形成されている。この長孔57によって、切換操作部17の回動操作による弁位置の変位にかかわらず通路45と弁体50の内部空間とが連通状態になる。
このとき、通路45の先端は、弁体内部に位置することが、より厳密な流路の制御、具体的には、通路から高流速で原水を流した場合における、弁体外部への原水漏出防止の点から好ましい。なおこの場合、長孔57の大きさは、切換操作部17の回動操作による弁位置の変位にかかわらず、常に、通路45の先端が長孔57を通過できる程度の大きさに設計される。
また、弁体50の下部壁部50aと原水吐出ポート47、シャワー吐出ポート48および原水供給ポート49との間には、シール部材60が設けられている。このシール部材60は、上述した弁体50とともにロータリー弁46を構成するもので、十分な強度を確保する所定の厚さを有した略帯状に形成された主板部60aを備えている。また、このシール部材60の主板部60aには、原水吐出ポート47、シャワー吐出ポート48および原水供給ポート49に対応したそれぞれの位置に孔61,62,63が形成されている。
また、これら孔61,62,63の周縁には、弁体50に向かって突出するリング状の凸部64が主板部60aと一体的に形成されており、シール部材60を弁体収容部52の下部に取り付けた状態(図20参照)で、凸部64が下部壁部50aの孔54,55,56の周縁を押圧して、各ポートと弁体50との間の水密性が保たれるようになっている。
そして、図21に示すように、弁体収容部52の下部には、弁体50の軸線に沿ってシール部材60を挿入するための溝70が形成され、この溝70の上縁部分に溝70の内側に向かって突出した係止部71が設けられている。一方、前述したシール部材60の長辺側の縁部65は係止部71に対応して有段成形されている。したがって、シール部材60を溝70に沿って一端側からスライド挿入することで、係止部71によりシール部材60の有段成形された縁部65が係止されてシール部材60の変位が規制される。
すなわち、上述したロータリー弁46によれば、図22Aに示すように、切換操作部17で「原水」を選択した場合、受入口7から受け入れた原水は、通路45から長孔57を介して弁体50の内部に流下し、さらに、弁体50の下部壁部50aに形成された原水吐出用の孔54、シール部材60の孔63および原水吐出ポート47を経由して原水吐出口9から下方に向かって吐出する。
また、図22Bに示すように、切換操作部17で「シャワー」を選択した場合は、受入口7から受け入れた原水は、通路45から長孔57を介して弁体50の内部に流下し、さらに弁体50の下部壁部50aに形成されたシャワー吐出用の孔55、シール部材60の孔62およびシャワー吐出ポート48を経由してシャワー吐出口10から下方に向かってシャワー状に吐出する。
そして、図22Cに示すように切換操作部17で「シャワー」を選択した場合、受入口7から受け入れた原水は、通路45から長孔57を介して弁体50の内部に流下し、この原水が弁体50の下部壁部50aに形成された原水供給用の孔56、シール部材60の孔61および原水供給ポート49を経由して浄化部4に流入し、浄水カートリッジ13で浄化された後、浄水として浄水吐出口12から下方に向かって吐出する。
したがって、上述した第4の実施の形態によれば、切換操作部17に連係して回転軸16の周方向に沿って弁体50が回動して、原水吐出ポート47、シャワー吐出ポート48および原水供給ポート49と通路45との連通状態を切り替えるため、ケース本体5の前後方向の中央断面に対して対称な形状を維持することができる。
また、弁体50が略円筒状に形成されていることで、例えば、従来のロータリー弁では、弁体の内部に個別に通路が形成されていることで形状が複雑になったり、複数の部品を組み合わせたりしているため部品点数が増加したりする問題があったが、簡単な形状でロータリー弁を構成することができるとともに組み立てが容易になるため、組み立て作業の負担を軽減できるとともにコストの増加を抑制することができる。
また、原水吐出ポート47、シャワー吐出ポート48および原水供給ポート49とを全て下向きに設けることで、浄水カートリッジ13へ原水を供給する原水供給口の位置を浄水部の側方ではなく下方に設けることができるため、浄水部4の高さ位置を抑制することができ、設計自由度を向上することができる。
また、略円筒状の弁体50の軸線をケース本体5の長手方向に沿って配置しているため、ケース本体5の前後方向の寸法を抑制することが可能となり、更なる設計自由度の向上を図ることができる。
さらに、下部壁部50aと、原水吐出ポート47、シャワー吐出ポート48および原水供給ポート49との間にシール部材60を設けることで、原水吐出ポート47、シャワー吐出ポート48および原水供給ポート49のうち何れか一つのポートと弁体50との間の水密性を保つことができるとともに、シール部材60を帯状に一体成形していることで、ポート毎に個別にシール部材60を取り付ける場合と比較して、取り付け作業の負担を軽減することができる。
なお、上述した第4の実施の形態では、ロータリー弁46の弁体50が略円筒状に形成されている場合について説明したが、これ限られるものではなく、回転軸に沿って変位する壁部を備えるものであればよく、例えば下半分の半円筒状であってもよい。
本発明によれば、前記切換操作手段が左右どちら側でも同様な操作性を確保することができる。また、従来の浄水器のように左右両側に切換操作手段を設ける場合と比較して部品点数を低減することができるため、浄水器の小型化を図ることができ、さらに、従来の浄水器のように原水吐出口および浄水吐出口の下方の視界を遮る位置に切換操作手段が配置されないため、視界が遮られることによる作業性の低下を防止することができ、利用可能性がある。

Claims (13)

  1. 蛇口に取り付けられ該蛇口から原水を受け入れる原水受入口と、前記原水をそのまま吐出する原水吐出口と、前記原水受入口から導入され浄化手段によって浄化された浄水を吐出する浄水吐出口とが設けられた本体を備え、該本体の左右何れか一方に設けられた切換操作手段を操作することによって前記原水受入口から前記浄化手段への流路と前記原水受入口から前記原水吐出口への流路とを切換え可能な浄水器であって、
    前記原水受入口の中心と前記浄水吐出口の中心と前記原水吐出口の中心とが前記本体の前後方向の中央断面上に配置されてなることを特徴とする浄水器。
  2. 原水受入口と、
    前記原水をそのまま吐出する原水吐出口と、
    浄水吐出口とが設けられた本体と、
    浄化手段と、
    前記原水受入口から前記浄化手段への流路と前記原水受入口から前記原水吐出口への流路とを切換えるための切換操作手段とを設けた浄水器であって、
    前記切換操作手段が、前記本体の長手方向の何れか一端に設けられると共に、
    前記原水受入口の中心と前記浄水吐出口の中心と前記原水吐出口の中心とが前記本体の長手方向と直交する幅方向の中央断面上に配置されてなることを特徴とする浄水器。
  3. 前記切換操作手段は、前記中央断面を基準とした面対称となるように形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の浄水器。
  4. 前記切換操作手段は、前記本体に回動自在に設けられ、前記切換操作手段の回動軸の中心が前記中央断面上に配置されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の浄水器。
  5. 前記切換操作手段は、3つ以上の流路の切換位置を有し、各隣り合う切換位置同士の回動角度が等しいことを特徴とする請求項4に記載の浄水器。
  6. 前記本体または前記切換操作手段には、該切換操作手段による切換状態を表示する表示部が設けられ、該表示部が前記中央断面で面対称に配置可能となるように設けられていることを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の浄水器。
  7. 前記表示部には、前記切換操作手段の切換状態を示す文字または記号が前記切換操作手段の前後方向に沿って横書きで記されていることを特徴とする請求項6に記載の浄水器。
  8. 前記本体の前記浄化手段を収容する収容部には、前記浄化手段を目視可能な確認窓が設けられ、該確認窓が前記中央断面を基準とした面対称となるように設けられていることを特徴とする請求項1乃至7の何れか一項に記載の浄水器。
  9. 前記原水受入口は、前記蛇口を固定する取付部を有しており、該取付部は前記本体に対して回動可能に設けられていることを特徴とする請求項1乃至8の何れか一項に記載の浄水器。
  10. 前記本体内に、原水を前記原水受入口から連通させる通路と、下向きに配列された複数のポートと、
    前記原水受入口から連通する通路との連通状態を回転する弁体により選択的に切り換える切換弁とが設けられ、
    前記切換弁の弁体は、前記中央断面上に回転軸を有した前記切換操作手段に連係して前記複数のポートと対向した状態で前記回転軸の周方向に沿って変位する壁部を備え、
    該壁部は、前記切換操作手段の操作位置に対応する前記回転軸の回転位置に応じて、前記複数のポートのうちいずれか一つのポートと連通する孔を各ポート毎に備えることを特徴とする請求項1乃至9の何れか一項に記載の浄水器。
  11. 前記原水受入口から連通する通路を前記弁体の上方に配置するとともに、前記複数のポートを前記弁体の下方に配置し、前記壁部の孔と前記複数のポートとの間に帯状に一体成形されたシール部材を設け、該シール部材の前記各ポートの配置に対応する位置に連通孔を設け、該連通孔の周縁に前記壁部側へ突出する凸部を設けたことを特徴とする請求項10に記載の浄水器。
  12. 原水を、浄水器本体に設けられた複数のポートのうちいずれか一つの任意のポートに導くための流路を決定する切換操作手段と、
    前記切換操作手段の操作により回動する弁体とからなる、浄水器用切換え弁であって、
    前記弁体は、前記複数のポートの配列方向に沿う切換操作手段の回転軸に連係して前記複数のポートと対向した状態で前記回転軸の周方向に沿って変位する壁部を備え、該壁部に、前記切換操作手段の操作位置に応じて前記複数のポートのうちいずれか一つのポートと連通する孔を各ポート毎に設けたことを特徴とする切換弁。
  13. 原水受入口から切換え弁に連通する通路を前記弁体の上方に配置するとともに、前記複数のポートを前記弁体の下方に配置し、前記壁部の孔と前記複数のポートとの間に帯状に一体成形されたシール部材を設け、該シール部材の前記各ポートの配置に対応する位置に連通孔を設け、該連通孔の周縁に前記壁部側へ突出する凸部を設けたことを特徴とする請求項12に記載の切換弁。
JP2007524109A 2006-04-27 2007-04-27 浄水器および切換弁 Active JP5544683B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007524109A JP5544683B2 (ja) 2006-04-27 2007-04-27 浄水器および切換弁

Applications Claiming Priority (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006124107 2006-04-27
JP2006124107 2006-04-27
JP2007023484 2007-02-01
JP2007023484 2007-02-01
PCT/JP2007/059156 WO2007126047A1 (ja) 2006-04-27 2007-04-27 浄水器および切換弁
JP2007524109A JP5544683B2 (ja) 2006-04-27 2007-04-27 浄水器および切換弁

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2007126047A1 true JPWO2007126047A1 (ja) 2009-09-10
JP5544683B2 JP5544683B2 (ja) 2014-07-09

Family

ID=38655568

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007524109A Active JP5544683B2 (ja) 2006-04-27 2007-04-27 浄水器および切換弁

Country Status (4)

Country Link
JP (1) JP5544683B2 (ja)
CN (1) CN101426733B (ja)
TW (1) TW200800361A (ja)
WO (1) WO2007126047A1 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4903169B2 (ja) * 2007-02-01 2012-03-28 三菱レイヨン・クリンスイ株式会社 浄水器
JP5345560B2 (ja) * 2010-01-15 2013-11-20 三菱レイヨン・クリンスイ株式会社 浄水器
CN102730773B (zh) * 2011-04-06 2014-11-26 厦门松霖卫厨有限公司 净水器装置
WO2013115049A1 (ja) * 2012-01-31 2013-08-08 東レ株式会社 浄水器
US10563908B2 (en) 2015-07-13 2020-02-18 3M Innovative Properties Company Translating treatment cartridge, fluid dispensing system, and method of using
US10125028B2 (en) 2015-07-13 2018-11-13 3M Innovative Properties Company Translating treatment cartridge, fluid dispensing system, and method of using
US10065845B2 (en) 2015-07-13 2018-09-04 3M Innovative Properties Company Translating treatment cartridge, fluid dispensing system, and method of using
CN105422916B (zh) * 2015-12-21 2018-02-09 天津信诺金智科技有限公司 一种选择过滤阀
CN105795984B (zh) * 2016-04-08 2018-08-17 芜湖美的厨卫电器制造有限公司 清洗护理装置
CN110171854A (zh) * 2019-06-14 2019-08-27 肖三华 一种龙头净水器

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61153113A (ja) * 1984-12-25 1986-07-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd 濾過器
JP3629322B2 (ja) * 1995-12-22 2005-03-16 株式会社ダスキン 浄水器
JP2004114035A (ja) * 2002-09-04 2004-04-15 Toto Ltd イオン水生成装置
JP4285969B2 (ja) * 2002-10-16 2009-06-24 三菱レイヨン株式会社 切換弁及びその切換弁を用いた浄水器

Also Published As

Publication number Publication date
WO2007126047A1 (ja) 2007-11-08
JP5544683B2 (ja) 2014-07-09
CN101426733B (zh) 2015-01-21
TW200800361A (en) 2008-01-01
CN101426733A (zh) 2009-05-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5544683B2 (ja) 浄水器および切換弁
JP4903169B2 (ja) 浄水器
JP2003201726A (ja) 原水浄水切替型吐水器具
JP5727150B2 (ja) シングルレバー混合水栓
JP2008255744A (ja) 水栓
US11952758B2 (en) Double-waterway faucet structure
JP2004003320A (ja) 浄水機能付湯水混合水栓
JP4976664B2 (ja) 混合水栓
CN101757993A (zh) 地球仪花洒
CN205423951U (zh) 净水器转换阀
JP4800818B2 (ja) シリンダ式弁装置
JP3718666B2 (ja) 切換弁及びその結合体
JP2006275248A (ja) 給水栓の弁装置
JP4842525B2 (ja) 浄水機能付きシャワーヘッド
CN214662236U (zh) 一种水路切换器
JP2006307519A (ja) 切替部材
JP5500767B2 (ja) 浄水器
JP2007270582A (ja) シリンダ式弁装置
JP2020084505A (ja) 水栓装置
JPH06178972A (ja) 浄水器
CN218480241U (zh) 一种给水结构的控制装置和淋浴器
JP2002028640A (ja) 浄水器
JP2003184147A (ja) 機能カートリッジの交換時期表示を備えた水栓
JP3347258B2 (ja) 切換弁及びその結合体
JP6280372B2 (ja) 浄水装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100413

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121218

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130214

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20130828

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130910

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20130913

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131010

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20131119

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140130

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20140207

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140415

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140428

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5544683

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250