JPWO2007116910A1 - 画像表示装置 - Google Patents

画像表示装置

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Abstract

複数の画像表示素子からなる表示画面内における、隣接する画像表示素子の画像の連続性を保つことが可能な画像表示装置であって、画像表示素子1、2およびプリズム3を有する。プリズム3は2つの平面をもつL字型のプリズムであり、観察方向9から見て裏側に相当する部分に画像表示素子1、2を配置してある。画像表示素子1、2は、それぞれの画像表示部の虚像5、6がプリズム3内で光学的に連続的に接続されるように配置される。

Description

本発明は、複数の画素からなる画像表示素子、例えば、液晶パネルに代表されるフラットパネルを複数配置して表示画面を構成する画像表示装置に関する。
近年、液晶パネルに代表されるフラットパネルを複数備え、それぞれのフラットパネルで形成された画像を繋ぎ合わせて表示する画像表示装置に関する研究開発が盛んになってきている。この種の画像表示装置では、フラットパネルの端部には一般的に、駆動回路が搭載されている部分や枠体部分等の画像表示することができない非表示部が存在する。この非表示部分のため、複数のフラットパネルを単純に並べて表示画面を構成した場合には、フラットパネル間の非表示部によって表示画面が分断されて、画面の面内方向における画像の連続性が損なわれてしまう、という問題があった。
そこで、表示画面の面内方向における画像の連続性を保つことが可能な画像表示装置が提案されている。図1Aに、特開2001−147486公報(以下、特許文献1と記す)に記載された画像表示装置の構成を示し、図1Bに、特表2004−524551公報(以下、特許文献2と記す)に記載された画像表示装置の構成を示す。
図1Aに示す画像表示装置は、同一面内に隣接して配置された2つの液晶表示ディスプレイ(LCD)101と、これらLCD101の表示面側に配置された2つのレンズアレイ102とからなる。レンズアレイ102は、LCD101の各画素のそれぞれに対して設けられた複数のレンズを有しており、これらレンズにより、LCD101の各画素の画像がスクリーン3上に投影される。スクリーン3上に投影された各画素の画像は、隣接する画素間で互いにオーバーラップしたオーバーラップ部104を有する。このオーバーラップ部104を形成することにより、スクリーン3上に投影される画像の面内方向における連続性を保つ。
図1Bに示す画像表示装置では、ディスプレイ領域112上にカバープレート組立体111を配置し、カバープレート組立体111のエッジ部分にレンズ体を形成することで、ディスプレイ領域112の画像非表示部分(光学不活性領域113)を光学的に消失させている。ディスプレイ領域112の画像非表示部分(光学不活性領域113)に近いエッジ部分の画素は、カバープレート組立体111のレンズ体の屈折条件とあわせて、エッジ側ほど画素ピッチが小さくなるような設計を行っている。
また、最近では、液晶パネルなどのフラットパネル型ディスプレイを用いた立体表示装置として、レンチキュラレンズ、パララックスバリア等により、両眼視差を有する複数の画像をそれぞれ左右の目に空間的に分離して呈示することで立体視を実現する立体表示装置が注目されている。この装置では、特別なメガネ等を装着する必要がないという利点を有している(大越孝敬著、三次元画像工学、朝倉書店参照)。
立体視の効果を高める立体画像生成方法としては、視軸に対して斜め方向に透視投影変換して表示する方法がある(米国特許6389236公報参照)。図2は、その立体画像生成方法を説明するための図である。
図2に示す立体画像生成方法では、右眼視点121、左眼視点122それぞれの視点に対応する画像を右眼透視投影変換画像123、左眼透視投影変換画像124として透視投影変換して画像表示面125に投影する。このとき、画像表示面125に投影された右眼透視投影変換画像123および左眼透視投影変換画像124は視軸に対して斜め方向とする。この方法を用いて立体表示を行うと、観察者には立体像126が知覚される。このとき、観察者の観察位置と、立体像126の投影像の各部分との距離が画像表示面125内で異なるため、観察者が画像表示面を意識しなくなり、両眼立体視における疲労感を低減できるという効果がある。また、この方法を用いると、画角が広く取れるので、より立体視の効果を高めることが可能であり、より臨場感のある立体映像を提供できる。
複数の画像表示素子を互いのなす角が90°以上180°未満の角度でつなぎ合わせることで、さらに画角が広い立体表示装置を提供することができる。画像表示素子として、液晶パネル等のプラットパネル型ディスプレイが用いられる。
特許文献1に記載された画像表示装置においては、レンズアレイやレンズ体などの結像光学系が必要となるため、表示装置の厚さが大きくなるという欠点がある。また、特許文献1、2に記載された画像表示装置においては、レンズの曲面加工が必要であるため設計・製造コストが増大するという問題がある。これらの問題に加えて、特許文献2に記載された画像表示装置においては、画像表示素子のエッジ部分の画素ピッチを特に小さくするという特殊な設計・製造を行う必要がある。また、レンチキュラレンズ等を用いた立体表示装置を実現するためには、条件次第では、レンチキュラレンズ等のエッジ部分の画素ピッチも特に小さくしなければならず、コストがさらに増大するという問題がある。
2枚のプラットパネル型ディスプレイよりなる画像表示素子を繋げて立体表示を行う装置においては、画像表示素子の端部に画像が表示されない非表示部が存在するため、以下のような問題がある。
図3に、2枚の画像表示素子をつなぎ合わせて立体画像表示を行う場合に観察される立体画像を模式的に示す。画像表示素子131、132は互いのなす角度がほぼ90°となるように隣接して配置されている。画像表示素子131上の画素133は、観察者139には立体像の点136として知覚される。画像表示素子132上の画素134は、観察者139には立体像の点137として知覚される。画像表示素子131、132の端部には非表示部135が存在するため、観察者139には、その非表示部135に対応する立体像消失部分138が観察されることになる。この立体像消失部分138は立体情報を含んでいないため、観察者139に非常に大きな違和感を与え、立体視の大きな妨げになる。
本発明の目的は、上記問題を解決し、複数の画像表示素子からなる表示画面内における、隣接する画像表示素子の画像の連続性を保つことが可能な、低コストの画像表示装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の画像表示装置は、複数の画素からなる画像表示部と該画像表示部の端部に沿って設けられた非表示部とを有する複数の画像表示素子が、互いの前記画像表示部を含む平面が交差するように隣接して配置されてなる画像表示装置において、前記複数の画像表示素子のうちの隣接する画像表示素子の少なくとも一方を覆うプリズムを有し、前記プリズムは、当該プリズムにより覆われた画像表示素子からの光を出射する面を有し、該画像表示素子の前記画像表示部の端部の画素が、予め決められた視点位置から前記プリズムの出射面の端部に入射した光の到達する位置に配置されていることを特徴とする。
上記の構成においては、隣接する画像表示素子の少なくとも一方はプリズムで覆われている。プリズムで覆われた画像表示素子を予め決められた視点位置から観察した場合、当該画像表示素子の画像表示部からの画像光はプリズムで屈折する。本発明では、この屈折作用を利用する。さらに、本発明では、隣接する画像表示素子を互いの面が交差するように角度をつけた状態で配置するとともに、隣接する画像表示素子の画像表示部の端部の画素を、予め決められた視点位置からプリズムの出射面の端部に入射した光の到達する位置に配置している。これにより、予め決められた視点位置から観察した場合に、隣接する画像表示素子の画像表示部の画像を継ぎ目(非表示部の画像)のない状態で観察することが可能となる。
また、本発明では、継ぎ目のない画像表示を行うために従来用いられていた結像光学系は必要としないので、画像表示装置の厚さが大きくなる、といった問題は生じない。加えて、画像表示素子のエッジ部分の画素ピッチを特に小さくするという特殊な設計・製造を行う必要もないので、コストも増大しない。
本発明によれば、結像光学系を設けたり、特殊な設計・製造を行ったりする必要がないので、従来に比べて、低コストで、厚さ(奥行き)の薄い画像表示装置を提供することができる。
特開2001−147486公報に記載された画像表示装置の構成を示す模式図である。 特表2004−524551公報に記載された画像表示装置の構成を示す模式図である。 米国特許6389236公報に記載された立体画像生成方法を説明するための図である。 2枚の画像表示素子をつなぎ合わせて立体画像表示を行う場合に観察される立体画像を示す模式図である。 本発明の画像表示装置の第1の実施形態を示す側面図である。 本発明の画像表示装置の第1の実施形態を説明するための分解斜視図である。 図4Aに示す画像表示装置による画像表示の原理を説明するための図である。 図4Aに示す画像表示装置の光学的等価状態を示す模式図である。 本発明の画像表示装置の第2の実施形態を説明するための模式図である。 本発明の画像表示装置の第3の実施形態を説明するための模式図である。 本発明の画像表示装置の第4の実施形態を説明するための模式図である。 本発明の画像表示装置の第5の実施形態を説明するための模式図である。 本発明の画像表示装置の第6の実施形態を説明するための模式図である。 溝の変形例を示す模式図である。 溝の他の変形例を示す模式図である。 本発明の画像表示装置の第7の実施形態を説明するための模式図である。 本発明の画像表示装置の第8の実施形態を説明するための模式図である。 本発明の画像表示装置の第9の実施形態を説明するための図であって、パネルを開いた状態を示す模式図である。 本発明の画像表示装置の第9の実施形態を説明するための図であって、パネルを閉じた状態を示す模式図である。 本発明の画像表示装置の第10の実施形態を説明するための図である。 本発明の画像表示装置の第11の実施形態を説明するための斜視図である。 図17Aに示す画像表示装置における立体表示の模式図である。 本発明の画像表示装置の第12の実施形態を示す上面図である。 図18Aに示す画像表示装置における立体表示の模式図である。 本発明の画像表示装置の第13の実施形態を説明するための模式図である。 本実施形態の画像表示装置を用いた立体表示を示す模式図である。
符号の説明
1、2 画像表示素子
1a、2a 画像表示部
1b、2b 非表示部
3 プリズム
3a、3b プリズム部
5、6 虚像
9 観察方向
10 観察者
21、22 プリズム面
次に、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図4Aは、本発明の画像表示装置の第1の実施形態を示す側面図、図4Bは、その画像表示装置の分解斜視図である。
図4Aおよび図4Bを参照すると、画像表示装置は、2枚の画像表示素子1、2およびプリズム3から構成される。画像表示素子1、2は、液晶パネルなどに代表されるフラットパネルである。画像表示素子1は、複数の画素が同一面内に配置された画像表示部1aと、この画像表示部1aの端部に沿って設けられた非表示部1bとを有する。これと同様に、画像表示素子2も、画像表示部2aおよび非表示部2bを有する。画像表示素子1、2は、互いの面のなす角度が90°となるように隣接して配置される。
プリズム3は、断面形状がL字状のものであって、画像表示素子1の画像表示部1aを覆うプリズム部3aと、画像表示素子2の画像表示部2aを覆うプリズム部3bとを有する。プリズム3の材料としては、アクリル、ポリカーボネート、ガラスなどの光学材料を用いることができる。プリズム部3a、3bは平行平板であって、同じ厚さとされている。画像表示素子1とプリズム部3aの間および画像表示素子2とプリズム部3bの間は、密着していても、間隙を有していてもよい。以下では、構成の説明を簡潔なものとするために、画像表示素子1、2とプリズム部3a、3bの間は密着しているものと仮定する。
観察方向9からプリズム3を介して画像表示部1a、2aを観察した場合、画像表示部1a、2aはそれぞれプリズム3内において虚像5、6として観察される。これら虚像5、6は、1つの連続した虚像を構成する。すなわち、画像表示部1aの非表示部1bに隣接する画素19の虚像と画像表示部2aの非表示部2bに隣接する画素23の虚像とが丁度重なった状態で観察され、非表示部1b、2bは虚像として観察されない。
プリズム3を用いずに、観察方向9から画像表示部2a、2aを直接観察した場合、画像表示部2a、2aの間には非表示部1b、2bが介在するため、画像表示部2a、2aからの画像により構成される表示画面は、非表示部1b、2bによって分断された状態で観察されることになる。本実施形態の画像表示装置によれば、観察方向9から観察した場合に、画像表示部1a、2aの虚像5、6がプリズム3内において1つの連続した虚像を構成するように構成されているので、非表示部1b、2bの像は観察者からは見えないようになっている。以下に、その原理を具体的に説明する。
図5は、図4Aに示す画像表示装置による画像表示の原理を説明するための図である。図5に示すように、画像表示素子1上の画素14からの光が、プリズム面21(観察側の面)で屈折して、プリズム面21上の点17から観察方向9とは逆の方向に観察者10に向けて出射する場合、点17から出射した光線とプリズム面21の垂線とのなす角(出射角または屈折角)をθ1、画素14から点17に入射する光線とプリズム面21の垂線とのなす角(入射角)をθ2、プリズム3の外の屈折率をn1、プリズム3の屈折率をn2、プリズム3の厚さをt、画素14の虚像15の高さをdとすると、スネルの法則と幾何学的関係から、以下の式1乃至3が成立する。
n1×sinθ1=n2×sinθ2 (式1)
(t−d)×tanθ1= t×tanθ2 (式2)
d=t×{1−(n1×cosθ1)/(n2×cosθ2)} (式3)
式1乃至3に従えば、観察方向9から画素14を観察した場合、画素14は、プリズム3内において、高さdだけ浮き上がった位置で虚像15として観察される。この原理から、画像表示部1a、2aはそれぞれ、プリズム3内において、高さdだけ浮き上がった位置で虚像16、24として観察される。
これら虚像16、24が、非表示部1b、2bの虚像が介在することなく、1つの連続した虚像として観察されるためには、画像表示素子1、2およびプリズム3の配置が以下のような条件を満たす必要がある。
まず、画像表示素子1とプリズム3の配置に関する条件を説明する。
画像表示部1aの端部に位置する画素19から発する光が、プリズム面21とプリズム面22の交わる線上の点20の、プリズム面21側で屈折して、観察方向9とは逆の方向に観察者に向かって出射するように、画像表示素子1を配置する。すなわち、画像表示素子1上における、点20から引いたプリズム面21に対して垂直な線が交わる位置から画素19までの距離をxとするとき、この距離xが以下の式4で与えられる値となるように、画像表示素子1をプリズム3に対して配置する。
x=t×tanθ2 式4
これと同様にして、画像表示部2aの端部に位置する画素23から発する光が、点20の、プリズム面22側で屈折して、観察方向9とは逆の方向に観察者に向かって出射するように、画像表示素子2を配置する。このような配置は、画像表示素子2上における、点20から引いたプリズム面22に対して垂直な線が交わる位置から画素23までの距離xが式4で与えられる値とすることで実現される。
ここでは、プリズム面21とプリズム面22のなす角度φが90°、屈折角θ1が45°であるので、画像表示素子1と画像表示素子2は、プリズム面21とプリズム面22の境界に対して互いに対称な位置関係となる。
上記のように画像表示素子1、2を配置することで、観察方向9から観察した場合に、画素19の虚像と画素23の虚像が、虚像16と虚像24が交わる線上の点25で重なることになる。この場合、非表示部1b、2bからプリズム3を通過して観察者10の方向に出射する光線は存在しない。したがって、画像表示部1a、2aの虚像16、24が、非表示部1b、2bの虚像が介在することなく、1つの連続した虚像として観察される。
図6は、図4Aに示した画像表示装置の光学的等価状態を示す模式図である。上述の表示原理により、画像表示素子1の画像表示部1aの虚像と画像表示素子2の画像表示部2aの虚像とが、継ぎ目なく繋がった連続的な虚像として観察される。この状態は、図6に示すような、2枚の画像表示素子のそれぞれの画像表示部26a、26bが継ぎ目なく繋がった状態に等しい。画像表示部26a、26bは、図4Aに示した虚像5、6に対応する。
なお、画像表示素子1、2は、上述した配置において、互いの非表示部1b、2bが干渉しないように設計する。
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、プリズム部3a、3bは同じ厚さtとされ、プリズム面21、22のなす角度φは90°とされているが、プリズム部3a、3bの厚さは異なっていてもよく、また、角度φも、画像表示部の各虚像を連続する1つの虚像として観察することが可能な角度範囲において、適宜に設定することができる。角度φの望ましい角度範囲は、90°以上、180°未満である。ここでは、角度φを90°より大きな角度に設定し、厚さの異なるプリズム部3a、3bを用いた形態について説明する。
図7は、本発明の画像表示装置の第2の実施形態を説明するための模式図である。本実施形態の画像表示装置は、プリズム部3aの厚さt1がプリズム部3bの厚さt2よりも薄く、プリズム面21、22のなす角度φが90°よりも大きい以外は、基本的には、第1の実施形態のものと同様の構成である。画像表示素子1、2の互いの面のなす角度は角度φ(>90°)に等しい。図7中、図4Aに示したものと同じ構成には同じ符号を付している。説明の重複を避けるため、以下では、同じ構成についての説明は省略し、特徴となる部分についてのみ説明する。
画像表示部1aの端部に位置する画素19から発する光が、プリズム面21とプリズム面22の交わる線上の点20の、プリズム面21側で屈折して、観察方向9とは逆の方向に観察者10に向かって出射するように、画像表示素子1を配置する。具体的には、以下のようにしてこの配置を実現する。
図7において、n2はプリズム3の屈折率、n1はプリズム3の外の屈折率である。θ1は、画素19からの光が点20から出射した光線とプリズム面21の垂線とのなす角(出射角または屈折角)である。θ2は、画素19からの光が点20に入射する光線とプリズム面21の垂線とのなす角(入射角)である。画像表示素子1上における、点20から引いたプリズム面21に対して垂直な線が交わる位置から画素19までの距離をx1とするとき、この距離x1が以下の式5で与えられる値となるように、画像表示素子1をプリズム3に対して配置する。
x1=t1×tanθ2 式5
また、画像表示部2aの端部に位置する画素23から発する光が、点20のプリズム面22側で屈折して、観察方向9とは逆の方向に観察者10に向かって出射するように、画像表示素子2を配置する。具体的には、以下のようにしてこの配置を実現する。
図7において、θ3は、画素23からの光が点20から出射した光線とプリズム面22の垂線とのなす角(出射角または屈折角)である。θ4は、画素23からの光が点20に入射する光線とプリズム面22の垂線とのなす角(入射角)である。画像表示素子2上における、点20から引いたプリズム面22に対して垂直な線が交わる位置から画素23までの距離をx2とするとき、この距離x2が、以下の式6、7に従って与えられる値となるように、画像表示素子2をプリズム3に対して配置する。
n1×sinθ3=n2×sinθ4 式6
x2=t2×tanθ4 式7
上記のようにして画像表示素子1、2をプリズム3に対して配置した場合、屈折度θ1、θ3および角度φには以下の式8の関係が成り立つ。
θ1+θ3=180°−φ 式8
ここで、プリズム部3aの厚さt1とプリズム部3bの厚さt2は、上記条件を満たせば異なっていてもよい。図7に示した構成において、観察方向9から観察した場合、画素19の虚像と画素23の虚像が、虚像16と虚像24が交わる線上の点25で重なることになる。この場合も、上述した第1の実施形態と同様、非表示部1b、2bからプリズム3を通過して観察者10の方向に出射する光線は存在しないので、虚像16、24が1つの連続した虚像として観察される。式1乃至3に従って、プリズム部3a、3bの虚像の高さはそれぞれd1、d2となる。
(第3の実施形態)
図8は、本発明の画像表示装置の第3の実施形態を説明するための模式図である。本実施形態の画像表示装置は、基本的には、第2の実施形態のものと同様の構成であるが、プリズム3の断面形状がくさび状の形状とされており、プリズム部3a、3bの厚さが、これらプリズム部の境界から端部にかけて徐々に薄くなるように構成されている点が異なる。画像表示素子1、2の互いの面のなす角度は90°以上、180°未満に設定されるが、ここでは90°としている。図8中、図7に示したものと同じ構成には同じ符号を付している。
本実施形態においても、画像表示部1aの端部に位置する画素19から発する光が、プリズム面21とプリズム面22の交わる線上の点20の、プリズム面21側で屈折して、観察方向9とは逆の方向に観察者10に向かって出射するように、画像表示素子1を配置する。また、画像表示部2aの端部に位置する画素23から発する光が、点20のプリズム面22側で屈折して、観察方向9とは逆の方向に観察者10に向かって出射するように、画像表示素子2を配置する。この配置によれば、観察方向9から観察した場合、画素19の虚像と画素23の虚像が、虚像16と虚像24が交わる線上の点25で重なることになる。この場合も、上述した第1の実施形態と同様、非表示部1b、2bからプリズム3を通過して観察者10の方向に出射する光線は存在しないので、虚像16、24が1つの連続した虚像として観察される。
(第4の実施形態)
図9は、本発明の画像表示装置の第4の実施形態を説明するための模式図である。本実施形態の画像表示装置では、画像表示素子1、2のうち画像表示素子2のみがプリズムで覆われている。これ以外は、第1の実施形態のものと同様である。
プリズムは、図4Aに示したプリズム部3bのみで構成されており、画像表示素子2の画像表示部2aはこのプリズム部3bで覆われている。画像表示部2a上の端部に位置する画素23からの光が、プリズム面22(観察側の面)で屈折して、プリズム面22の端部の点17から観察方向9とは逆の方向に観察者10に向けて出射する場合、点17から出射した光線とプリズム面22の垂線とのなす角(出射角または屈折角)をθ4、画素23から点17に入射する光線とプリズム面22の垂線とのなす角(入射角)をθ5、プリズム部3bの外の屈折率をn1、プリズム部3bの屈折率および厚さをそれぞれn2、t、画素23の虚像15の高さをdとすると、スネルの法則と幾何学的関係から、上述した式1乃至3が成立する。この場合、観察方向9からプリズム部3aを介して画像表示部2aを観察した場合、画像表示部2aは、プリズム内において、高さdだけ浮き上がった位置で虚像24として観察される。
本実施形態においても、画像表示素子2上における、点17から引いたプリズム面22に対して垂直な線が交わる位置から画素23までの距離xが、上述した式4で与えられる値となるように、画像表示素子2およびプリズム部3bを配置する。プリズム部3aの端部は、プリズム面22側から虚像24が形成される位置(高さd)まで、プリズム面22の垂線に対して角度θ4の傾斜を有するようにカットされており、虚像24の位置から画像表示部2aを覆う面までは、プリズム面22の垂線に対して平行となるようにカットされている。画像表示素子1は、画像表示部1aの端部に位置する画素19が虚像24の端部に隣接するように配置されている。
上記の配置によれば、画素23から発する光が、プリズム面22の端部の点17で屈折して、観察方向9とは逆の方向に観察者に向かって出射する。観察方向9から観察した場合に、画素19と画素23の虚像が、画像表示部2aを含む平面と虚像24を含む平面が交わる線上の点25で丁度隣接することになる。この場合、非表示部1b、2bからプリズム3を通過して観察者10の方向に出射する光線は存在しないので、画像表示部1aと画像表示部2aの虚像24とが1つの連続した画像として観察される。
(第5の実施形態)
図10は、本発明の画像表示装置の第5の実施形態を説明するための模式図である。本実施形態の画像表示装置は、基本的には、第1の実施形態のものと同様の構成であるが、画像表示部1a、2aの虚像が点25で交差する(オーバーラップする)ように構成されている点が異なる。図10中、図4Aおよび図5に示したものと同じ構成には同じ符号を付している。
画像表示部1a上の端部から非表示部1bとは反対の方向に向かって数えてn番目に位置する画素からの光が、プリズム面21で屈折して、プリズム面21の端部の点17から観察方向9とは逆の方向に観察者10に向けて出射するように、画像表示素子1を配置する。すなわち、画像表示素子1上における、点17から引いたプリズム面21に対して垂直な線が交わる位置からn番目の画素までの距離xが、上述した式4で与えられる値となるように、画像表示素子1およびプリズム部3aを配置する。ここで、nは任意の数である。
また、画像表示部2a上の端部から非表示部2bとは反対の方向に向かって数えてm番目に位置する画素からの光が、プリズム面22で屈折して、プリズム面22の端部の点17から観察方向9とは逆の方向に観察者10に向けて出射するように、画像表示素子2を配置する。すなわち、画像表示素子2上における、点17から引いたプリズム面22に対して垂直な線が交わる位置からm番目の画素までの距離xが、上述した式4で与えられる値となるように、画像表示素子2およびプリズム部3bを配置する。ここで、mは任意の数である。
上記の配置によれば、観察方向9から観察した場合に、画像表示部1aの端部からn番目の画素の虚像と画像表示部2aの端部からm番目の画素の虚像とが、画像表示部1aの虚像16と画像表示部2aの虚像24とが交わる線上の点25で丁度隣接することになる。この場合、非表示部1b、2bからプリズム3を通過して観察者10の方向に出射する光線は存在しないので、画像表示部1a、2aの虚像16、24がオーバーラップした状態(オーバーラップ部27を含む状態)の1つの連続した虚像として観察される。この場合は、第1から第4の実施形態と比べて、オーバーラップ部27を含む分だけ、観察方向の余裕を大きくすることが可能である。ここで、観察方向の余裕とは、観察者10からプリズム3を介して画像表示素子1、2を観察した場合の、非表示部1b、2bの介在なしに、画像表示部1a、2aにより形成された画像を1つの連続した画像としてみることのできる範囲の大きさを意味する。
(第6の実施形態)
第1から第5の実施形態の画像表示装置において、プリズムの、画像表示素子の非表示部を覆う部分は、画像表示素子により形成された画像を観察する上では、不要な領域であるため、この領域に溝などを形成して、スペースの有効利用を図ることができる。特に、各実施形態で説明した画像表示装置においては、画像表示素子の非表示部には駆動回路等が設けられるため、非表示部とプリズムの間にはある程度の空間を設けることが望ましい。
図11は、本発明の画像表示装置の第6の実施形態を説明するための模式図である。本実施形態の画像表示装置は、図4Aおよび図5に示した構成において、プリズム3の、画像表示素子1、2の非表示部1b、2bを覆う部分に溝4を形成した以外は、第1の実施形態と同様の構成のものである。図11中、第1の実施形態と同じ構成には同じ符号を付している。
溝4は、画像表示素子1を覆う面と画像表示素子2を覆う面とが交わる線に沿って設けられており、その溝部の断面形状はL字状である。溝部は、画像表示部1aの面に垂直な面4aと、画像表示部2aの面に垂直な面4bとを含む。
本実施形態の画像表示装置においては、観察方向9から入射角度θ6でプリズム部3bに入射し、プリズム面22にて屈折して溝部の面4bに入射した光が、面4bで全反射するような条件とされている。この構成によれば、溝4が非表示部1b、2bからの光を観察者10の方向へ出射させない光学規制部として働き、その結果、観察角度の余裕が大きくなる。この光学規制部としての作用を以下に具体的に説明する。
プリズム面22における入射角、屈折角をそれぞれθ6、θ7、面4bの入射角を(90°−θ7)、プリズム3の外の屈折率n1を1.0、プリズム3の屈折率n2を1.5とする場合、
n1×sinθ6=n2×sinθ7
の関係が成り立つ。θ6は観察角度であり、観察角度が0°<θ6<90°の範囲において、θ7は0°<θ7<41.8°の範囲となる(第1の条件)。一方、溝4の面4bで全反射となる条件は、sin(90°−θ7)>n1/n2であり、48.1°>θ7となる(第2の条件)。第1および第2の条件はθ6に関係なく決まる。第1および第2の条件を満たす限り、全反射となって、溝4は、観察方向によらず、観察者10からは見えない。したがって、非表示部1b、2bが溝4に位置する限り、非表示部1b、2bは観察者10からは見えない。
このように、溝4が、画像表示素子1、2の非表示部1b、2bからの光を観察方向へ出射させないように働く。この場合の観察方向の余裕Δθは、溝4を有していないものに比べて大きい。
溝4は、L字形状の全反射面以外の構成であってもよい。例えば、図12Aに示すような拡散面や図12Bに示すような曲面より構成してもよい。また、溝4の面を黒色吸収面として光を吸収させてもよい。
(第7の実施形態)
図13は、本発明の画像表示装置の第7の実施形態を説明するための模式図である。本実施形態の画像表示装置は、表示画面を構成する2枚の立体画像表示素子30、31および画像処理回路38を有する。
立体画像表示素子30、31は、第1から第6の実施形態のいずれかの形態を適用したものであって、観察者の右眼33、左眼34の方向からプリズムを介して画像表示部を見た場合に、非表示部(継ぎ目)が見えなくなるように、一端が繋ぎ合わせられている。ここでは、立体画像表示素子30、31は、互いの面のなす角度が90°となるように配置されているものと仮定する。
画像処理回路38は、右眼視点に対応した画像に関する右眼視点画像信号36および左眼視点に対応した画像に関する左眼視点画像信号37を入力としており、右眼視点画像信号36および左眼視点画像信号37に基づく画像を立体画像表示素子30、31からなる表示画面にて表示させる。立体画像表示素子30、31の各プリズム面上には、レンチキュラレンズが貼り合わせてあり、右眼33、左眼34の方向から観察した場合に、右眼視点画像信号36に基づく画像と左眼視点画像信号37に基づく画像とからなる立体画像が観察される。
以下に、本実施形態の画像表示装置の具体例を説明する。
立体画像表示素子30、31として、水平640画素、垂直480画素、画面サイズ水平32mm、垂直50mmのカラー液晶パネルを用いた。立体画像表示素子の非表示部は1.8mmである。レンチキュラレンズのレンズピッチは100μm、レンズ数は320個とした。プリズムは、厚さ4mmの透明アクリル樹脂(屈折率:1.49)により構成した。立体画像表示素子の画像表示部の最端部は、プリズムの画像表示素子と接している面の角から1.8mmとした。この条件で、45度の観察角度で、観察者の右眼34、左眼35それぞれの視点に対応した画像を光学的に独立に提示すると、特殊なメガネ等を装着せずに裸眼立体視が可能であり、立体画像表示素子30、31の2つの立体画像表示素子の非表示部(継ぎ目)を観察者が知覚することなく立体視することができた。
さらに、本実施形態の画像表示装置では、画像処理回路38が、右眼視点画像信号36、左眼視点画像信号37から、立体画像表示素子30、31それぞれに対応した、右眼用透視投影変換画像32、左眼用透視投影変換画像33を生成することで、観察者に幾何学的に正しい立体像39を実時間で動画表示できた。
このように本実施形態によれば、立体映像を観察者に提示することができ、高画角で臨場感のある立体表示装置を提供することができた。なお、プリズムには、透明アクリル樹脂よりも屈折率の高いポリカーボネート樹脂(屈折率:1.59)等を用いてもよい。プリズムの表面は無反射コーティングを施してもよい。立体表示を行う光学系として、パララックスバリア、インテグラルフォトグラフィ用レンズアレイもしくはピンホールアレイを用いても良い。
立体画像表示素子には、カラー液晶パネル以外に、有機ELパネル、プラズマディスプレイパネル、表面電界ディスプレイパネル、電子ペーパー等各種フラットディスプレイパネルを用いてもよく。さらに、画素数、画面サイズは上述したものに限定されることはなく、設計に応じて適宜に設定することができる。
(第8の実施形態)
図14は、本発明の画像表示装置の第8の実施形態を説明するための模式図である。本実施形態の画像表示装置は、n個の視点における立体画像表示が可能なものであって、表示画面を構成する2枚の立体画像表示素子40、41および画像処理回路47を有する。
立体画像表示素子40、41は、図13に示した立体画像表示素子30、31と同じものである。画像処理回路47は、視点位置A1〜Anのそれぞれに対応する画像に関する多視点画像信号46を入力としており、この多視点画像信号46に基づいて、立体画像表示素子40、41それぞれに対応した視点位置A1の透視投影変換画像43から視点位置Anの透視投影変換画像42までのn視点の画像を生成する。立体画像表示素子40、41の各プリズム面上には、レンチキュラレンズが貼り合わせてあり、視点位置A1〜Anの各方向から観察した場合に立体画像が観察される。
以下に、本実施形態の画像表示装置の具体例として、第6の実施形態の構成を適用した例を説明する。
立体画像表示素子40、41として、水平640画素、垂直480画素、画面サイズ水平32mm、垂直50mmのカラー液晶パネルを用いた。立体画像表示素子の非表示部は1.8mmである。レンチキュラレンズのレンズピッチは50×nμm、レンズ数は640/n個とした。例えば、視点数nが4である場合、レンズピッチは200μmとされ、レンズ数は160個とされる。プリズムは、厚さ4mmの透明アクリル樹脂(屈折率:1.49)により構成した。立体画像表示素子の画像表示部の最端部は、プリズムの画像表示素子と接している面の角から1.8mmとした。プリズムの屈曲部(非表示部を覆う部分)に設けられた溝は、溝部の表面が鏡面加工されており、その深さは1.8mmとされている。この条件で、45度の観察角度で、視点位置A1、Anそれぞれの視点に対応した画像を光学的に独立に提示すると、特殊なメガネ等を装着せずに裸眼立体視が可能であり、観察者が表示画面を構成する立体画像表示素子40、41の非表示部(継ぎ目)を知覚することなく立体視することができた。
さらに、本実施形態の画像表示装置では、画像処理回路47が、多視点画像信号46から立体画像表示素子40、41それぞれに対応した視点位置A1の透視投影変換画像43から視点位置Anの透視投影変換画像42までのn視点の画像を生成することで、観察者に幾何学的に正しい立体像38を実時間で動画表示できた。
このように本実施形態によれば、立体映像を観察者に提示することができ、高画角で臨場感のある立体表示装置を提供することができた。
なお、2つの立体画像表示素子の互いの面のなす角度は、光学的に画像の継ぎ目が見えない条件であれば、90度より大きい角度であってもよい。
立体表示を行う光学系として、パララックスバリア、インテグラルフォトグラフィ用レンズアレイもしくはピンホールアレイを用いても良い。
プリズムには透明アクリル樹脂以外にさらに屈折率の高いポリカーボネート樹脂(屈折率:1.59)等を用いてもよい。
プリズムの表面は無反射コーティングをしてもよい。
立体画像表示素子は、カラー液晶パネル以外に、有機ELパネル、プラズマディスプレイパネル、表面電界ディスプレイパネル、電子ペーパー等各種フラットディスプレイパネルを用いてもよく。さらに、画素数、画面サイズは上述したものに限定されることはなく、設計に応じて適宜に設定することができる。
(第9の実施形態)
図15Aおよび図15Bは、本発明の画像表示装置の第9の実施形態を説明するための模式図である。図15Aは、パネルを開いた状態を示す。図15Bは、パネルを閉じた状態を示す。本実施形態の画像表示装置は、画像表示素子50、52とこれら画像表示素子50、52をそれぞれ覆うプリズム51、53を有する。画像表示素子50とプリズム51を貼り合わせ、画像表示素子52とプリズム53を貼り合わせており、プリズム51、53のプリズム面の交わる線の近傍を回転中心54とし、この回転中心54を軸としてプリズム51、53を回転方向55に回転する機構(回転手段)を備えている。これら画像表示素子50、52およびプリズム51、53は、第1から第6の実施形態のいずれかに記載されたものと同じものである。画像処理回路としては、第7または第8の実施形態で説明したものを使用することができる。
本実施形態の画像表示装置では、回転中心54を軸として回転方向55に回転することで、図15Aに示すようにパネルを開いたり、図15Bに示すようにパネルを閉じたりすることができる。このようなパネルの開閉構造により、画像表示装置の収納時における省スペース化を行うことが可能となる。また、回転手段は、パネルの角度が任意の角度で固定される機構や、パネルの角度が段階的に変化する機構などを有していてもよい。
(第10の実施形態)
図16は、本発明の画像表示装置の第10の実施形態を説明するための図である。本実施形態の画像表示装置は、第1から第9の実施形態で説明した構造を適用可能な端末装置であって、立体表示が可能な構成とされている。
図16を参照すると、端末装置60は、ウインドウ61、このウインドウ61よりサイズの大きなウインドウ62の2つのウインドウそれぞれに平面画像を表示することが可能である。端末装置60は、3次元空間におけるスティック64の位置を検出する超音波・磁気等を用いたセンサと、このセンサからの入力を受け付けてウインドウ61、62における画像の表示を制御する制御部とを有しており、スティック64を用いた、ウインドウ61またはウインドウ62における入力操作が可能とされている。制御部は、センサの出力に基づいてスティック64の3次元空間における座標を検出し、その検出結果に基づいて表示処理を行う。これにより、スティック64の座標と連動して、立体像の表示位置・形状・色等を制御することができる。スティックを利用した入力操作は、一般に、ポインティングデバイスとして知られている。
(第11の実施形態)
図17Aは、本発明の画像表示装置の第11の実施形態を説明するための斜視図である。図17Bは、その画像表示装置における立体表示の模式図である。図17Aに示すように、本実施形態の画像表示装置は、3枚の画像表示素子71〜73とこれら画像表示素子71〜73を覆うプリズム74とから構成されている。底面に画像表示素子71が配置され、底面に垂直な2つの隣接する側面にそれぞれ画像表示素子72、73が配置されている。プリズム74は、画像表示素子71〜73をそれぞれ覆う第1〜第3のプリズム部を備えている。第1のプリズム部と画像表示素子71の構成、第2のプリズム部と画像表示素子72の構成、第3のプリズム部と画像表示素子73の構成は、いずれも第1から第6の実施形態のいずれかの形態のものと同じとされている。
本実施形態の画像表示装置によれば、図17Bに示すように、画像表示素子71〜73により形成された各画像が1つの連続した立体像70として観察され、画像表示素子71〜73の各非表示部は観察されない。このような3枚の画像表示素子を用いた立体像70の観察によれば、表示画面が2枚の画像表示素子で構成されるものに比べて、さらに画角が広く、臨場感のある立体映像を提供することができる。なお、図17Aに示した例において、画像表示素子の数は4枚以上であってもよい。
(第12の実施形態)
図18Aは、本発明の画像表示装置の第12の実施形態を説明するための上面図である。図18Bは、その画像表示装置における立体表示の模式図である。図18Aに示すように、本実施形態の画像表示装置は、3枚の画像表示素子81〜83とこれら画像表示素子81〜83を覆うプリズム84とから構成されている。画像表示素子81の両側に画像表示素子82、83が配置されている。プリズム84は、画像表示素子81〜83をそれぞれ覆う第1〜第3のプリズム部を備えている。第1のプリズム部と画像表示素子81の構成、第2のプリズム部と画像表示素子82の構成、第3のプリズム部と画像表示素子83の構成は、いずれも第1から第6の実施形態のいずれかの形態のものと同じとされている。
本実施形態の画像表示装置によれば、図18Bに示すように、画像表示素子81〜83により形成された各画像が1つの連続した立体像80として観察され、画像表示素子81〜83の各非表示部8は観察されない。このような3枚の画像表示素子を用いた立体像80の観察によれば、表示画面が2枚の画像表示素子で構成されるものに比べて、さらに画角が広く、臨場感のある立体映像を提供することができる。なお、図18Aに示した例において、画像表示素子の数は4枚以上であってもよい。
(第13の実施形態)
図19は、本発明の画像表示装置の第13の実施形態を説明するための模式図である。本実施形態の画像表示装置は、互いの面のなす角度が90°となるように近接して配置された2枚のダブルレンチキュラスクリーン91と、これらダブルレンチキュラスクリーンを覆う断面形状がL字状のプリズム92と、プリズム92に対してダブルレンチキュラスクリーン91を押し当てるための透明平板93とを有する。ダブルレンチキュラスクリーン91はプリズム92と透明平板93との間に挟まれて固定されている。
本実施形態の画像表示装置は、画像表示素子としてダブルレンチキュラスクリーンを用いた投射型立体表示装置であって、ダブルレンチキュラスクリーン91とプリズム92の位置関係は第1から第6の実施形態のいずれかにおける画像表示素子とプリズムの位置関係に同じである。
図20に、本実施形態の画像表示装置を用いた立体表示を模式的に示す。4台のプロジェクタが使用される。一方のダブルレンチキュラスクリーン91上に2台のプロジェクタで異なる視点位置に対応する画像(透視投影変換画像)をそれぞれ表示し、他方のダブルレンチキュラスクリーン91上に残りの2台のプロジェクタで異なる視点位置に対応する画像(透視投影変換画像)をそれぞれ表示する。観察方向9から各ダブルレンチキュラスクリーン91にて形成された画像を観察すると、画像の継ぎ目のない1つの連続した立体像90を観察することができる。
透明平板93に平面度の高いガラス等を用いて、透明平板93とプリズム92とで各ダブルレンチキュラスクリーン91を強く挟み込んで固定することで、ダブルレンチキュラスクリーンの反りによる立体画像の劣化を低減させることができる。

Claims (17)

  1. 複数の画素からなる画像表示部と該画像表示部の端部に沿って設けられた非表示部とを有する複数の画像表示素子が、互いの前記画像表示部を含む平面が交差するように隣接して配置されてなる画像表示装置において、
    前記複数の画像表示素子のうちの隣接する画像表示素子の少なくとも一方を覆うプリズムを有し、
    前記プリズムは、当該プリズムにより覆われた画像表示素子からの光を出射する面を有し、該画像表示素子の前記画像表示部の端部の画素が、予め決められた視点位置から前記プリズムの出射面の端部に入射した光の到達する位置に配置されていることを特徴とする画像表示装置。
  2. 前記プリズムは、隣接する前記画像表示素子の一方にのみ配置されており、該一方の画像表示素子を覆う第1の面と、該第1の面に平行な前記出射面となる第2の面とを有し、
    前記一方の画像表示素子の前記画像表示部の端部の画素からの光が前記第2の面の端部に入射する入射角度をθとし、前記プリズムの厚さをtとし、前記一方の画像表示素子上の、前記第2の面の端部の入射点から引いた前記第2の面に対して垂直な線が交わる位置から前記画像表示部の端部の画素までの距離をxとするとき、該距離xが、
    x=t×tanθ
    で与えられる、請求の範囲1に記載の画像表示装置。
  3. 前記プリズムは、前記複数の画像表示素子のそれぞれに配置された複数のプリズム部からなり、
    前記複数の画像表示素子のそれぞれは、前記画像表示部の端部の画素が、予め決められた視点位置から当該画像表示素子を覆うプリズム部の出射面の端部に入射した光の到達する位置に配置されている、請求の範囲1に記載の画像表示装置。
  4. 前記複数のプリズム部のそれぞれは、当該プリズム部によって覆われる画像表示素子が配置される第1の面と、該第1の面に平行な第2の面とを有し、
    前記複数の画像表示素子のそれぞれは、当該画像表示素子の前記画像表示部の端部の画素からの光が前記第2の面の端部に入射する入射角度をθとし、前記プリズム部の厚さをtとし、当該画像表示素子上の、前記第2の面の端部の入射点から引いた前記第2の面に対して垂直な線が交わる位置から前記画像表示部の端部の画素までの距離をxとするとき、該距離xが、
    x=t×tanθ
    で与えられるように構成されている、請求の範囲3に記載の画像表示装置。
  5. 前記複数のプリズム部の厚さが異なる、請求の範囲3または4に記載の画像表示装置。
  6. 前記プリズムの厚さが、前記画像表示部の端部の画素からの光が入射する第1の端部から該第1の端部に対向する第2の端部にかけて減少する、請求の範囲1に記載の画像表示装置。
  7. 複数の画素からなる画像表示部と該画像表示部の端部に沿って設けられた非表示部とを有する複数の画像表示素子が、互いの前記画像表示部を含む平面が交差するように隣接して配置されてなる画像表示装置において、
    前記複数の画像表示素子のうちの隣接する画像表示素子の一方を覆うプリズムを有し、
    前記プリズムは、前記一方の画像表示素子を覆う第1の面と、該第1の面に平行な第2の面とを有し、
    前記一方の画像表示素子の前記画像表示部の端部の画素からの光が前記第2の面の端部に入射する入射角度をθとし、前記プリズムの厚さをtとし、前記一方の画像表示素子上の、前記第2の面の端部の入射点から引いた前記第2の面に対して垂直な線が交わる位置から前記画像表示部の端部の画素までの距離をxとするとき、該距離xが、
    x=t×tanθ
    で与えられることを特徴とする画像表示装置。
  8. 複数の画素からなる画像表示部と該画像表示部の端部に沿って設けられた非表示部とを有する複数の画像表示素子が、互いの前記画像表示部を含む平面が交差するように隣接して配置されてなる画像表示装置において、
    前記複数の画像表示素子のそれぞれを覆う複数のプリズムを有し、
    前記複数のプリズムのそれぞれは、当該プリズムによって覆われる画像表示素子が配置される第1の面と、該第1の面に平行な第2の面とを有し、
    前記複数の画像表示素子のそれぞれは、当該画像表示素子の前記画像表示部の端部の画素からの光が前記第2の面の端部に入射する入射角度をθとし、前記プリズム部の厚さをtとし、当該画像表示素子上の、前記第2の面の端部の入射点から引いた前記第2の面に対して垂直な線が交わる位置から前記画像表示部の端部の画素までの距離をxとするとき、該距離xが、
    x=t×tanθ
    で与えられるように構成されていることを特徴とする画像表示装置。
  9. 前記複数のプリズム部の厚さが異なる、請求の範囲8に記載の画像表示装置。
  10. 前記画像表示部の端部の画素は、前記画像表示部の最も端に位置する画素である、請求の範囲1から9のいずれかに記載の画像表示装置。
  11. 前記画像表示部の端部の画素は、前記画像表示部の最も端に位置する画素より内側に位置する画素である、請求の範囲1から9のいずれかに記載の画像表示装置。
  12. 前記プリズムの前記非表示部を覆う部分に、前記非表示部に沿って形成された溝を有する、請求の範囲1から11のいずれかに記載の画像表示装置。
  13. 前記溝は、第1の反射面と、該第1の反射面に垂直に交わる第2の反射面とを有し、該第1および第2の反射面のそれぞれは、予め決められた視点位置からの入射光を全反射する、請求の範囲12に記載の画像表示装置。
  14. 前記溝の表面は黒色吸収面よりなる、請求の範囲12または13に記載の画像表示装置。
  15. 少なくとも2つの視点位置に対応する視差画像を前記複数の画像表示素子に立体表示させる画像処理回路を有する、請求の範囲1から14のいずれかに記載の画像表示装置。
  16. 前記複数の画像表示素子に、少なくとも2つの視点位置に対応する視差方向の画像を前記複数の画像表示素子の位置関係に応じて透視投影変換した透視投影変換画像を前記複数の画像表示素子に立体表示させる画像処理回路を有する、請求の範囲1から14のいずれかに記載の画像表示装置。
  17. 前記複数の画像表示素子の互いのなす角度を可変とする回転手段をさらに有する、請求の範囲1から16のいずれかに記載の画像表示装置。
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