JPWO2007116465A1 - エレベーターのかご操作盤 - Google Patents
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Abstract
エレベーターのかご操作盤10は行先階釦を表示し、該行先階釦に乗客が接触することにより行先階を指定できるタッチパネルディスプレイを備えたエレベーターのかご作盤において、タッチパネルディスプレイの特定領域を触れるたことを検知する検知手段22,24と、該検知手段22,24の検知に基づいて行先階釦部12a〜12gをスクロールしてタッチパネルディスプレイに表示するスクロール表示手段31,33と、行先階釦部12a〜12gに触れて行先階を登録することにより行先階釦部12a〜12gの表示内容が拡大すると共に、行先階に関する情報が増加して表示される表示・情報拡大手段35と、を備えたことを特徴とする。
Description
本発明は、エレベーターのかご操作盤に関するものである。
従来のエレベーターのかご操作盤は下記特許文献1に記載のように、エレベーターの主制御盤を介して制御されて動作するかごに設けられ、人の指でタッチすることにより動作する入力手段が装備されると共に、画面が複数の機能モードに切替え可能に構成された多機能タッチコントロールパネルからなり複数の機能モードごとに上記主制御盤に接続可能に構成され、機能モードによりエレベーターが制御される副制御盤により形成されている。
かかるかご操作盤によれば、通常時は副制御盤に人の指でタッチすることにより動作する入力手段による一般乗客操作機能が表示される。また、変更、追加が可能であって人の指でタッチすることにより動作する入力手段によるエレベーターの各種機能用の特定者操作機能が所定操作によって副制御盤に表示される。
したがって、一般乗客操作釦、エレベーターの各種機能が付勢される特定者操作釦の変更、追加を容易化する効果がある。また、エレベーターの各種機能の種類が増加しても小形のかご操作盤により対応することが可能で、かごへ容易に装着でき、また良好な操作性を得ることができる。
したがって、一般乗客操作釦、エレベーターの各種機能が付勢される特定者操作釦の変更、追加を容易化する効果がある。また、エレベーターの各種機能の種類が増加しても小形のかご操作盤により対応することが可能で、かごへ容易に装着でき、また良好な操作性を得ることができる。
しかし、上記エレベーターのかご操作盤は、多数階にサービスを成すエレベーターでは、タッチパネルディスプレイに全てが表示されにくく、表示しても該表示情報が小さく表示されるという課題があった。
本発明は、上記のような問題点を解決するためになされたもので、タッチパネルディスプレイに行先階の情報を適切に表示するエレベーターのかご操作盤を得ることを目的としている。
第1の発明に係るエレベーターのかご操作盤は、行先階釦を表示し、上記行先階釦に乗客が接触することにより行先階を指定できるタッチパネルディスプレイを備えたエレベーターのかご作盤において、前記タッチパネルディスプレイの特定領域を触れるたことを検知する検知手段と、該検知手段の検知に基づいて行先階釦部をスクロールして前記タッチパネルディスプレイに表示するスクロール表示手段と、前記行先階釦部に触れて行先階を登録することにより前記行先階釦部の表示内容が拡大すると共に、前記行先階に関する情報が増加して表示される表示・情報拡大手段と、を備えたことを特徴とするものである。
第2の発明に係るエレベーターのかご操作盤における表示・情報拡大手段は、行先階が登録されたことにより色彩が変更する色彩変更手段を備えたことを特徴とするものである。
第1の発明によれば、検知手段がタッチパネルディスプレイの特定領域を触れるたことを検知すると、スクロール表示手段が該検知に基づいて行先階釦部をスクロールしてタッチパネルディスプレイに表示し、表示・情報拡大手段は行先階釦部に触れて行先階を登録することにより行先階釦部の表示内容を拡大すると共に、行先階に関する情報が増加して表示される。これにより、かご操作盤には、行先階が登録された、必要な時に行き先階に関する情報が多くなる。したがって、エレベーターのサービス性が向上すると共に、適切な大きさで行先階の情報を表示できるという効果がある。
第2の発明によれば、表示・情報拡大手段は、行先階が登録されたことにより色彩が変更する色彩変更手段を備えたので、視覚で行先が登録したことを認知できるという効果がある。
5 かご、10 かご操作盤、12a〜12g,112f 行先釦部、14 下部領域、17 上部領域、22 上部検知手段、24 下部検知手段、26 行先階検知手段、31 上部スクロール手段、33 下部スクロール手段、35 表示・情報拡大手段、37 色彩変更手段。
実施の形態1.
本発明の一実施の形態を図1乃至図4によって説明する。図1は本発明の一実施の形態によるエレベーターのかごの全体斜視図、図2は図1に示すかご操作盤の表示部の正面図、図3は図1に示すかご操作盤の電気ブロック図、図4は図1に示すかご操作盤の表示部に行先階が登録して拡大された行先釦部を含む正面図である。
図1において、エレベーターのかご5は、かご5の出入り口を開閉するかごの戸7と、側面に設けられたかご操作盤10とを有している。
本発明の一実施の形態を図1乃至図4によって説明する。図1は本発明の一実施の形態によるエレベーターのかごの全体斜視図、図2は図1に示すかご操作盤の表示部の正面図、図3は図1に示すかご操作盤の電気ブロック図、図4は図1に示すかご操作盤の表示部に行先階が登録して拡大された行先釦部を含む正面図である。
図1において、エレベーターのかご5は、かご5の出入り口を開閉するかごの戸7と、側面に設けられたかご操作盤10とを有している。
図2及び図3において、かご操作盤10の表示部15はタッチパネルディスプレイから成っており、かご操作盤10には、制御装置20を有している。制御装置20の検知手段21は、1階から7階の行先階釦部12a〜12gに乗客が接触したことを検知すると共に、接触した行先階釦部12a〜12gに対応する行先階を登録する行先階検知手段26と、下部領域14に触れたことを検知する下部検知手段24と、表示部15の上部領域17に触れたことを検知する上部検知手段22と、を有している。
制御装置20の表示手段30は、下部領域14に人の指が触れると、現在表示されている階床よりも下の階を表示する下部スクロール表示手段33と、上部領域17に人の指が触れると、現在表示されている階床よりも上の階を表示する上部スクロール表示手段31と、行先階検知手段26が行先階釦部12a〜12gの少なくとも一つに触れたことを検出して、行先階の表示を拡大すると共に、触れる前よれも表示情報を多くする表示・情報拡大手段35と、行先階検知手段26が行先階釦部12a〜12gの少なくとも一つに触れたことを検出して行先釦部12a〜12gの色彩を変更する色彩変更手段37とを備えている。
上記のように構成されたエレベーターのかご操作盤を図1乃至図5によって説明する。図5は図1に示す上部領域又は下部領域に触れた場合のかご操作盤の動作を示すフローチャート(a)、行先階を登録した場合のかご操作盤の動作を示すフローチャート(b)である。
まず、図3に示す上部検知手段22はかご5内の人が図2示す表示部15の上部領域17に触れたか否かを判断し(ステップS101)、触れたと判断すると、上部スクロール表示手段31は、7階以上、つまり、8階、9階等の行先釦を表示部15に表示する(ステップS105)。
一方、図3に示す下部検知手段24は図2示すかご内の人が表示部15の下部領域14に触れたか否かを判断し(ステップS103)、触れたと判断すると、下部スクロール表示手段33は、B1階、B2階等の行先釦を表示部15に表示する(ステップS107)。
まず、図3に示す上部検知手段22はかご5内の人が図2示す表示部15の上部領域17に触れたか否かを判断し(ステップS101)、触れたと判断すると、上部スクロール表示手段31は、7階以上、つまり、8階、9階等の行先釦を表示部15に表示する(ステップS105)。
一方、図3に示す下部検知手段24は図2示すかご内の人が表示部15の下部領域14に触れたか否かを判断し(ステップS103)、触れたと判断すると、下部スクロール表示手段33は、B1階、B2階等の行先釦を表示部15に表示する(ステップS107)。
次に、図3に示す行先階検知手段26は、人が行先釦部12a〜12gの少なくとも一つに触れたか否かを判断し(ステップS201)、6階の行先釦12fに触れたと判断すると、図4に示すように、表示・情報拡大手段35は、拡大された6階の行先釦112fを表示すると共に、表示情報が増加する。つまり、6階の行先釦12fに触れる前には表示されていなかった和食、イタリアン、中華、フレンチの各店の待ち時間が表示される(ステップS203)。そして、色彩変更手段37は、6階の行先釦112fの色彩を薄い青から濃い青に変更して表示する(ステップS205)。
上記実施形態のエレベーターのかご操作盤10によれば、表示部15の下部領域14に触れるたことを検知する下部検知手段24と、表示部15の上部領域17に触れるたことを検知する上部検知手段22と、下部検知手段24の検知に基づいて現在表示されている行先階釦部12a〜12gよりも下の階をスクロールして表示部15に表示する下部スクロール表示手段33と、上部検知手段22の検知に基づいて現在表示されている行先階釦部12a〜12gよりも上の階をスクロールして表示部15に表示する上部スクロール表示手段31と、行先階釦部12a〜12gのいずれかに触れて行先階を登録することにより登録された行先階釦部12a〜12gの表示内容が拡大すると共に、行先階に関する情報が増加して表示される表示・情報拡大手段35とを備えたものである。
これにより、検知手段21が表示部15の下部領域14又は上部領域17を触れるたことを検知すると、スクロール表示手段31,33が該検知に基づいて行先階釦部12a〜12gをスクロールして現在表示されている階よりも下の階又は上の階を表示部15に表示する。行先階検知手段26が行先階釦部12a〜12gに人が触れたことを検知すると、行先階検知手段26が行先階を登録して、表示・情報拡大手段35が行先階釦部12a〜12gに触れた行先階釦部12a〜12gの表示内容が拡大すると共に、行先階に関する情報が増加して表示される。これにより、かご操作盤10には、行先階に関する情報が行先階釦部に触れる前よりも多くなり、エレベーターのサービス性が向上すると共に、適切な大きさで情報を表示できるという効果がある。
これにより、検知手段21が表示部15の下部領域14又は上部領域17を触れるたことを検知すると、スクロール表示手段31,33が該検知に基づいて行先階釦部12a〜12gをスクロールして現在表示されている階よりも下の階又は上の階を表示部15に表示する。行先階検知手段26が行先階釦部12a〜12gに人が触れたことを検知すると、行先階検知手段26が行先階を登録して、表示・情報拡大手段35が行先階釦部12a〜12gに触れた行先階釦部12a〜12gの表示内容が拡大すると共に、行先階に関する情報が増加して表示される。これにより、かご操作盤10には、行先階に関する情報が行先階釦部に触れる前よりも多くなり、エレベーターのサービス性が向上すると共に、適切な大きさで情報を表示できるという効果がある。
本発明に係るエレベーターのかご操作盤は、多階床にサービスするエレベーターに適する。
Claims (2)
- 行先階釦を表示し、上記行先階釦に乗客が接触することにより行先階を指定できるタッチパネルディスプレイを備えたエレベーターのかご作盤において、
前記タッチパネルディスプレイの特定領域を触れるたことを検知する検知手段と、
該検知手段の検知に基づいて行先階釦部をスクロールして前記タッチパネルディスプレイに表示するスクロール表示手段と、
前記行先階釦部に触れて行先階を登録することにより前記行先階釦部の表示内容が拡大すると共に、前記行先階に関する情報が増加して表示される表示・情報拡大手段と、
を備えたことを特徴とするエレベーターのかご操作盤。 - 前記表示・情報拡大手段は、前記行先階が登録されたことにより色彩が変更する色彩変更手段を、
を備えたことを特徴とする請求項1に記載のエレベーターのかご操作盤。
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