JPWO2007102223A1 - フレキシブル基板の製造方法、穿孔装置、穿孔用金型及び電子デバイス実装回路 - Google Patents

フレキシブル基板の製造方法、穿孔装置、穿孔用金型及び電子デバイス実装回路 Download PDF

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Abstract

本発明のフレキシブル基板の製造方法は、回路パターン110が形成された長尺シートWを準備する長尺シート準備工程S110と、回路パターン110の所定部分(電極114)を基準として穿孔装置を用いて長尺シートWにスプロケットホール120を形成する穿孔工程S120とをこの順序で含むことを特徴とする。本発明のフレキシブル基板の製造方法によれば、回路パターンを形成する過程で長尺シートが伸びたり歪んだりしても、スプロケットホールと回路パターンとを十分な相対的位置精度で形成することが可能になる。

Description

本発明は、フレキシブル基板の製造方法、穿孔装置、穿孔用金型及び電子デバイス実装回路に関する。
フレキシブル基板に電子デバイスを実装した電子デバイス実装回路は、RTR(ロール・ツー・ロール)生産方式と呼ばれる方式を用いて製造されている。RTR生産方式とは、ロール状に巻かれた長尺シートを連続的に繰り出して加工を施し、再びロール状に巻き取る生産方式のことであり、低コスト、高効率な生産方式である。
RTR生産方式に用いる長尺シートには、長尺シートを送るためのスプロケットホールが形成されている。このスプロケットホールは、フレキシブル基板に電子デバイスを実装する装置内において、フレキシブル基板の回路パターンを適切な位置に配置するための基準としても用いるため、スプロケットホールと回路パターンとを所定の相対的位置精度で形成する必要がある。
図17は、従来のフレキシブル基板の製造方法を説明するために示すフローチャートである。図17(a)は従来のフレキシブル基板の製造方法のフローチャートであり、図17(b)は従来の電子デバイス実装回路の製造方法のフローチャートである。
従来のフレキシブル基板の製造方法は、図17(a)に示すように、長尺シートにスプロケットホールを形成するスプロケットホール形成工程S910と、長尺シートに回路パターンを形成する回路パターン形成工程S920とをこの順序で含む。
従来の電子デバイス実装回路の製造方法は、図17(b)に示すように、RTR生産方式を用いてフレキシブル基板に電子デバイスを実装する電子デバイス実装工程S930と、フレキシブル基板に実装された複数の電子デバイスを切り離す切り離し工程S940とをこの順序で含む。
従来のフレキシブル基板の製造方法で製造されたフレキシブル基板は、電子デバイス実装工程S930により電子デバイス実装回路シートとなり、その後、切り離し工程S940を経てそれぞれ独立した複数の電子デバイス実装回路となる。
このため、従来のフレキシブル基板の製造方法によれば、スプロケットホールを基準として回路パターンを形成することにより、スプロケットホールと回路パターンとを所定の相対的位置精度で形成することが可能となり、回路パターンに対して所定の相対的位置精度で電子デバイスが実装された電子デバイス実装回路を製造することが可能となる。
特開2001−38682号公報
しかしながら、近年、回路パターンの精細化にともなって、スプロケットホールと回路パターンとの相対的位置精度として従来よりも高い相対的位置精度が求められてきているため、従来のフレキシブル基板の製造方法においては、スプロケットホールと回路パターンとを十分に高い相対的位置精度で形成することができないという問題が生じている。
そこで、本発明は、このような問題を解決するためになされたもので、スプロケットホールと回路パターンとを十分に高い相対的位置精度で形成することが可能なフレキシブル基板の製造方法を提供することを目的とする。また、そのようなフレキシブル基板の製造方法に用いることが可能な穿孔装置及び穿孔用金型を提供することを目的とする。さらにまた、そのようなフレキシブル基板に電子デバイスが実装された電子デバイス実装回路を提供することを目的とする。
本発明の発明者は、上記目的を達成するため、従来のフレキシブル基板の製造方法で、スプロケットホールと回路パターンとを十分高い相対的位置精度で形成できない原因を究明すべく鋭意努力を重ねた結果、この原因は、回路パターン形成工程S920中に、様々な応力が長尺シートにかかることに起因して長尺シートそのものが伸びたり歪んだりすることにあるという知見を得た。すなわち、スプロケットホール形成工程S910で十分に高精度にスプロケットホールを形成したとしても、回路パターン形成工程S920で、スプロケットホールと回路パターンとの相対的な位置が変化してしまうため、スプロケットホールと回路パターンとを十分に高い相対的位置精度で形成することができないのである。
そこで、本発明者は、上記知見に基づいて、スプロケットホールを基準として回路パターンを形成するのではなく、スプロケットホールが形成されていない長尺シートに回路パターンをまず形成しておき、その後、形成した回路パターンを基準としてスプロケットホールを形成するようにすれば、上記のような問題を解決することができることに想到し、本発明を完成させるに至った。
(1)すなわち、本発明のフレキシブル基板の製造方法は、電子デバイス実装回路を製造するために用いるフレキシブル基板の製造方法であって、回路パターンが形成された長尺シートを準備する長尺シート準備工程と、前記回路パターンの所定部分又は前記回路パターン以外の他のパターンにおける所定部分を基準として穿孔装置を用いて前記長尺シートにスプロケットホールを形成する穿孔工程とをこの順序で含むことを特徴とする。
このため、本発明のフレキシブル基板の製造方法によれば、回路パターンの所定部分又は回路パターン以外の他のパターンにおける所定部分を基準としてスプロケットホールを形成することとしたため、回路パターンを形成する過程で長尺シートが伸びたり歪んだりしたとしても、スプロケットホールと回路パターンとを十分に高い相対的位置精度で形成することが可能となる。
本発明のフレキシブル基板の製造方法において、「回路パターン」とは、長尺シートに形成される回路パターンのことであり、「回路パターン」には、配線パターン、スルーホール、ビアホール等が含まれる。また、本発明のフレキシブル基板の製造方法において、「回路パターン以外の他のパターン」には、回路パターンを形成する過程で形成されるデバイスホール、ガイドホール、ツーリングホール、各種アライメントマークが含まれる。なお、各種アライメントマークは、回路パターンに分類することもできる。
なお、本発明のフレキシブル基板の製造方法において、長尺シート準備工程で準備する長尺シートには、回路パターンのすべてが形成されていてもよいが、回路パターンの一部(例えば、配線パターン、スルーホールなど。)のみが形成されていてもよい。
(2)本発明のフレキシブル基板の製造方法において、前記穿孔工程においては、前記回路パターンの所定位置又は前記他のパターンにおける所定部分を基準として前記長尺シートにツーリングホールをも形成することが好ましい。
このような方法とすることにより、回路パターンを形成する過程で長尺シートが伸びたり歪んだりしたとしても、ツーリングホールと回路パターンとを十分に高い相対的位置精度で形成することが可能となる。このため、フレキシブル基板に電子デバイスを実装する際に、ツーリングホールを基準として回路パターンと電子デバイスとの位置合わせをさらに正確に行うことが可能となる。
また、このような方法とすることにより、ツーリングホールを形成するための工程を別途実施する必要がなくなり、高い生産性でフレキシブル基板を製造することが可能となる。
なお、「ツーリングホール」とは、フレキシブル基板に電子デバイスを実装する際に、回路パターンと電子デバイスとの位置合わせをするための基準として用いられる孔のことである。
(3)本発明のフレキシブル基板の製造方法において、前記穿孔工程においては、前記回路パターンの所定部分又は前記他のパターンにおける所定部分を基準として前記長尺シートにスルーホールをも形成することが好ましい。
このような方法とすることにより、回路パターンを形成する過程で長尺シートが伸びたり歪んだりしたとしても、回路パターンにおける適切な位置にスルーホールを形成することが可能となる。
また、このような方法とすることにより、スルーホールを形成するための工程を別途実施する必要がなくなり、高い生産性でフレキシブル基板を製造することが可能となる。
(4)本発明のフレキシブル基板の製造方法においては、前記穿孔工程は、前記長尺シートにおける穿孔対象領域を前記穿孔装置における穿孔可能位置に移動させる長尺シート移動ステップと、前記穿孔対象領域における前記回路パターンの所定部分又は前記他のパターンにおける所定部分を撮影して前記回路パターンの所定部分又は前記他のパターンにおける所定部分の位置を計測する位置計測ステップと、前記位置計測ステップで計測された前記回路パターンの所定部分又は前記他のパターンにおける所定部分を基準として、少なくとも前記穿孔対象領域に形成する予定のスプロケットホールの穿孔位置を設定する穿孔位置設定ステップと、前記穿孔位置設定ステップで設定した穿孔位置に穿孔加工を行う穿孔ステップとを含むことが好ましい。
このような方法とすることにより、回路パターンの所定部分又は他のパターンにおける所定部分についての位置計測結果に基づいてスプロケットホールを形成することが可能となるため、回路パターンを形成する過程で長尺シートが伸びたり歪んだりしたとしても、スプロケットホールと回路パターンとを十分に高い相対的位置精度で形成することが可能となる。
(5)本発明の穿孔装置は、本発明のフレキシブル基板の製造方法に用いるための穿孔装置であって、前記長尺シートにおける穿孔対象領域を前記穿孔装置における穿孔可能位置に移動させる長尺シート移動機構と、前記穿孔対象領域における前記回路パターンの所定部分又は前記他のパターンにおける所定部分を撮影して前記回路パターンの所定部分又は前記他のパターンにおける所定部分の位置を計測する位置計測機構と、前記位置計測機構により計測された前記回路パターンの所定部分又は前記他のパターンにおける所定部分を基準として、少なくとも前記穿孔対象領域に形成する予定のスプロケットホールの位置を設定する穿孔位置設定機構と、前記穿孔可能位置内において移動可能で、かつ、前記穿孔位置設定機構により設定されたスプロケットホールの穿孔位置に穿孔加工を行う穿孔機構とを備えることを特徴とする。
このため、本発明の穿孔装置によれば、回路パターンの所定部分又は他のパターンにおける所定部分についての位置計測結果に基づいてスプロケットホールを形成することが可能となるため、スプロケットホールと回路パターンとを十分に高い相対的位置精度で形成することが可能となる。
(6)本発明の穿孔用金型は、本発明のフレキシブル基板の製造方法に用いるための穿孔用金型であって、スプロケットホール形成用パンチを有するパンチ用金型と、スプロケットホール形成用ダイ孔が設けられたダイ用金型とを有し、前記パンチ用金型又は前記ダイ用金型には、撮影用孔が設けられていることを特徴とする。
上記した本発明のフレキシブル基板の製造方法においては、例えばレーザやドリルを用いて長尺シートにスプロケットホールを形成することももちろん可能ではある。しかしながら、本発明の穿孔用金型を用いてスプロケットホールを形成することにより、高い生産性で穿孔工程を実施することが可能となる。
また、本発明の穿孔用金型においては、パンチ用金型又はダイ用金型には撮影用孔が設けられているため、回路パターンの所定部分又は他のパターンにおける所定部分を撮影用孔を用いて撮影することにより、精度の高い位置計測結果を得ることが可能となる。
(7)本発明の穿孔用金型においては、前記パンチ用金型は、複数のスプロケットホール形成用パンチが所定間隔で列をなす列構造を有することが好ましい。
このように構成することにより、1回の穿孔動作により複数のスプロケットホールを一括して形成することが可能となるため、さらに高い生産性で穿孔工程を実施することが可能となる。
(8)本発明の穿孔用金型においては、前記パンチ用金型は、前記列構造を少なくとも2列有することが好ましい。
このように構成することにより、2列以上の列構造のそれぞれが分担してスプロケットホールを形成することが可能となるため、スプロケットホール形成用パンチの消耗を減らすことで、スプロケットホール形成用パンチの取替え頻度を低くすることが可能となる。
(9)本発明の穿孔用金型においては、前記パンチ用金型は、ツーリングホール形成用パンチをさらに有し、前記ダイ用金型には、ツーリングホール形成用ダイ孔がさらに設けられていることが好ましい。
このように構成することにより、スプロケットホールを形成する穿孔工程でツーリングホールをも形成することが可能となるため、ツーリングホールと回路パターンとを十分に高い相対的位置精度で形成することが可能となる。このため、フレキシブル基板に電子デバイスを実装する際に、回路パターンと電子デバイスとの位置合わせを正確に行うことが可能となる。
また、このように構成することにより、スプロケットホールを形成する穿孔工程でツーリングホールをも形成することが可能となるため、ツーリングホールを形成するための工程を別途実施する必要がなくなり、高い生産性でフレキシブル基板を製造することが可能となる。
(10)本発明の穿孔用金型において、前記パンチ用金型は、スルーホール形成用パンチをさらに有し、前記ダイ用金型には、スルーホール形成用ダイ孔がさらに設けられていることが好ましい。
このように構成することにより、スプロケットホールを形成する穿孔工程でスルーホールをも形成することが可能となるため、回路パターンにおける適切な位置にスルーホールを形成することが可能となる。
また、このように構成することにより、スプロケットホールを形成する穿孔工程でスルーホールをも形成することが可能となるため、スルーホールを形成するための工程を別途実施する必要がなくなり、高い生産性でフレキシブル基板を製造することが可能となる。
(11)本発明の電子デバイス実装回路は、本発明のフレキシブル基板の製造方法によって製造されたフレキシブル基板に電子デバイスが実装された電子デバイス実装回路である。
このため、本発明の電子デバイス実装回路は、スプロケットホールと回路パターンとが十分に高い相対的位置精度で形成されたフレキシブル基板に電子デバイスが実装された電子デバイス実装回路であるため、電子デバイスが回路パターンに対して十分に高い相対的位置精度で実装された高品質の電子デバイス実装回路となる。
実施形態1に係るフレキシブル基板の製造方法を説明するために示すフローチャートである。 実施形態1に係るフレキシブル基板の製造方法を説明するために示す図である。 長尺シートWを説明するために示す図である。 穿孔工程S120を説明するために示すフローチャートである。 穿孔工程S120を説明するためにに示す図である。 実施形態1に係る穿孔装置1000を説明するために示す正面図である。 実施形態1に係る穿孔装置1000を説明するために示す側面図である。 穿孔機構1600を説明するために示す図である。 実施形態1に係る穿孔用金型1610を説明するために示す図である。 実施形態1に係る電子デバイス実装回路100を説明するために示す図である。 実施形態2に係るフレキシブル基板の製造方法を説明するために示す図である。 実施形態3に係るフレキシブル基板の製造方法を説明するために示す図である。 実施形態4に係る穿孔用金型1610aを説明するために示す図である。 実施形態4に係るフレキシブル基板の製造方法を説明するために示す図である。 実施形態5に係るフレキシブル基板の製造方法を説明するために示す図である。 実施形態6に係るフレキシブル基板の製造方法を説明するために示す図である。 従来のフレキシブル基板の製造方法を説明するために示すフローチャートである。
以下、本発明のフレキシブル基板の製造方法、穿孔装置、穿孔用金型及び電子デバイス実装回路について、図に示す実施の形態に基づいて説明する。
〔実施形態1〕
図1は、実施形態1に係るフレキシブル基板の製造方法を説明するために示すフローチャートである。図1(a)は実施形態1に係るフレキシブル基板の製造方法のフローチャートであり、図1(b)は実施形態1における電子デバイス実装回路の製造方法のフローチャートである。図2は、実施形態1に係るフレキシブル基板の製造方法を説明するために示す図である。図2(a)及び図2(b)は実施形態1に係るフレキシブル基板の製造方法における長尺シート準備工程S110及び穿孔工程S120を示す図であり、図2(c)及び図2(d)は実施形態1に係るフレキシブル基板の製造方法の後に実施される電子デバイス実装工程S130及び切り離し工程S140を示す図である。
図3は、長尺シートWを説明するために示す図である。図3(a)は長尺シートWの平面図であり、図3(b)は図3(a)のA−A断面図である。図4は、穿孔工程S120を説明するために示すフローチャートである。図5は、穿孔工程S120を説明するために示す図である。図5(a)は穿孔ステップS124が終了したときの長尺シートの状態を示す図であり、図5(b)は長尺シート移動ステップS121が終了したときの長尺シートの状態を示す図であり、図5(c)は位置計測ステップS122が終了したときの長尺シートの状態を示す図であり、図5(d)は穿孔位置設定ステップS123が終了したときの長尺シートの状態を示す図であり、図5(e)は穿孔ステップS124が終了したときの長尺シートの状態を示す図である。なお、図2並びに図5(a)及び図5(b)においては、複数の電極114のうち、後述する位置計測ステップS122で位置計測を行う電極114を誇張して図示することとする。
図6は、実施形態1に係る穿孔装置1000を説明するために示す正面図である。図7は、実施形態1に係る穿孔装置1000を説明するために示す側面図である。図8は、穿孔機構1600を説明するために示す図である。なお、図8においては、図6のB−B断面図を示している。図9は、実施形態1に係る穿孔用金型1610を説明するために示す図である。図9(a)は穿孔用金型1610の断面図を示す図であり、図9(b)はパンチ用金型1620の平面図を示す。
図10は、実施形態1に係る電子デバイス実装回路シート100を説明するために示す図である。図10(a)は電子デバイス実装回路シート100の平面図であり、図10(b)は図10(a)のD−D断面図である。
実施形態1に係るフレキシブル基板の製造方法は、図1及び図2に示すように、電子デバイス実装回路102(図2(d)参照。)を製造するために用いるフレキシブル基板130の製造方法であって、図1及び図2に示すように、回路パターン110が形成された長尺シートWを準備する長尺シート準備工程S110(図2(a)参照。)と、回路パターン110の所定部分(この場合、電極114。)を基準として穿孔装置1000(後述する図6及び図7参照。)を用いて長尺シートWにスプロケットホール120を形成する穿孔工程S120(図2(b)参照。)とをこの順序で含む。
実施形態1に係るフレキシブル基板の製造方法によって製造されたフレキシブル基板130(図2(b)参照。)に電子デバイス140を実装することで電子デバイス実装回路シート100(図2(c)参照。)を製造することができ、さらに電子デバイス実装回路シート100から複数の電子デバイス実装回路102を切り離すことで、独立した複数の電子デバイス実装回路102(図2(d)参照。)を製造することができる。
長尺シート準備工程S110は、回路パターン110が形成された長尺シートWを準備する工程である。長尺シートWは、例えばポリイミド樹脂からなり、図3に示すように、回路パターン110(配線パターン112、電極114及びスルーホール116)並びに回路パターン110以外の他のパターン(デバイスホール118及びアライメントマーク115)が形成されている。なお、図3(b)からわかるように、配線パターン112における先端部(スルーホール116が存在する部分)が電極114となっている。
穿孔工程S120は、回路パターン110の所定部分を基準として穿孔装置1000を用いて長尺シートWにスプロケットホール120を形成する工程である。そして、図4に示すように、長尺シート移動ステップS121と、位置計測ステップS122と、穿孔位置設定ステップS123と、穿孔ステップS124とを含み、これらの各ステップを順次繰り返すことにより実施する。
長尺シート移動ステップS121は、長尺シートWにおける穿孔対象領域150を穿孔装置1000における穿孔可能位置160に移動させるステップ(図5(a)及び図5(b)参照。)である。
位置計測ステップS122は、穿孔対象領域150における回路パターン110の所定部分を撮影して回路パターン110の所定部分の位置を計測するステップである(図5(c)参照。)。
穿孔位置設定ステップS123は、位置計測ステップS122で計測された回路パターンの所定部分を基準として、少なくとも穿孔対象領域150に形成する予定のスプロケットホールの穿孔位置122を設定するステップ(図5(d)参照。)である。
穿孔ステップS124は、穿孔位置設定ステップS123で設定した穿孔位置に穿孔加工を行ってスプロケットホール120を形成するステップ(図5(e)参照。)である。
これらの長尺シート移動ステップS121と、位置計測ステップS122と、穿孔位置設定ステップS123と、穿孔ステップS124とを含む穿孔工程S120は、図6〜図9に示す穿孔装置1000、穿孔機構1600及び穿孔用金型1610を用いて実施する。
実施形態1に係る穿孔装置1000は、ここでは図示を省略するが、長尺シートWにおける穿孔対象領域150を穿孔装置における穿孔可能位置160に移動させる長尺シート移動機構と、穿孔対象領域150における回路パターンの所定部分を撮影して回路パターンの所定部分の位置を計測する位置計測機構と、位置計測機構により計測された回路パターンの所定部分を基準として、少なくとも穿孔対象領域150に形成する予定のスプロケットホールの位置を設定する穿孔位置設定機構と、穿孔可能位置内において移動可能で、かつ、穿孔位置設定機構により設定された穿孔位置に穿孔加工を行う穿孔機構とを備える穿孔装置である。
穿孔装置1000は、図6及び図7に示すように、後述する各種の機構を搭載・固定するための装置本体1100と、長尺シートWを繰り出すための繰り出し機構1200と、繰り出し機構1200から繰り出された長尺シートWを巻き取るための巻き取り機構1300と、繰り出し機構1200と巻き取り機構1300との間の長尺シートWを緊張・緩和するためのテンション機構1400と、長尺シートWに穿孔を実施するためにx軸及びz軸に沿って移動可能な穿孔機構1600と、穿孔機構1600をx軸及びz軸に沿って移動させる移動機構1500と、長尺シートWを把持する一対のクランパ機構1710,1720とを備える。
装置本体1100は、図7に示すように、機台1110と、各機構取付用のプレート1120とによって構成されている。装置本体1100の背面側には、各機構等を設定プログラムによって駆動制御するコントローラを内蔵するコントローラボックス(ともに図示せず。)が配設されている。
繰り出し機構1200は、テンション機構1400とともに装置本体1100の上部に配設されており、加工前のロール状に巻かれた長尺シートWを繰り出し可能に構成されている。テンション機構1400は、繰り出し機構1200から繰り出された長尺シートWのテンションを、テンション機構1400の昇降移動により調節可能に構成されている。巻き取り機構1300は、機台1110に配設されており、加工された長尺シートWをロール状に巻き取り可能に構成されている。
一対のクランパ1710,1720は、図7に示すように、テンション機構1400によって長尺シートWのテンションが調節された状態で、長尺シートWを固定可能に構成されている。移動機構1500は、図7及び図8に示すように、直交する2本のスクリューシャフト(図示せず。)によって穿孔機構1600をx軸及びz軸に沿って移動させる機能を有する。
穿孔機構1600は、図7及び図8に示すように、移動機構1500に配設されており、移動機構1500によってx軸及びz軸に沿って移動可能に構成されている。穿孔機構1600は、ロの字形状のフレーム1640に長尺シートWへの穿孔を実施する穿孔用金型1610が取り付けられた構造を有する。実施形態1に係る穿孔用金型1610は、パンチ用金型1620及びダイ用金型1630からなる。
パンチ用金型1620は、図9(b)に示すように、14本のスプロケットホール形成用パンチ1622が片側7本ずつ所定間隔で列をなす列構造を有する。ダイ用金型1630には、スプロケットホール形成用パンチ1622に対応する位置にスプロケットホール形成用ダイ孔1632が形成されている。パンチ用金型1620とダイ用金型1630とは、図9(a)に示すように、向かい合った状態でフレーム1640に取り付けられ、パンチ駆動機構1650(図8参照。)によって駆動されるスプロケットホール形成用パンチ1622の往復運動により、長尺シートWに穿孔を実施する。
穿孔用金型1610においては、パンチ用金型1620とダイ用金型1630との間隔を長尺シートWの厚さよりも0.02mm〜3.0mmの範囲内の値だけ大きくした状態でパンチのみを昇降させて長尺シートWに穿孔を実施するように構成されており、穿孔加工を高速で行うことが可能となっている。
パンチ用金型1620の中央部には、図9(a)に示すように、長尺シートWを撮影するための照明光を通す照明用孔1624が形成されており、照明用孔1624には照明用光源1662が取り付けられている。ダイ用金型1630の中央部には、図9(a)に示すように、撮影用孔1634が形成されており、撮影用孔1634を通して撮像素子1660により長尺シートWを撮影可能になっている。また、撮影用孔1634を利用して、照明用光源1664により長尺シートWを照明可能に構成されている。
繰り出し機構1200、巻き取り機構1300、穿孔機構1600(特に、クランパ1670)及び一対のクランパ1710,1720が、穿孔装置1000における長尺シート移動機構に対応する。すなわち、繰り出し機構1200から長尺シートWを繰り出すとともに、穿孔機構1600(クランパ1670)及び一対のクランパ1710,720を同期して動作させることにより、長尺シートWにおける穿孔対象領域150を穿孔装置1000における穿孔可能位置160に移動させることが可能となる(図5(a)〜図5(b))。なお、図5(a)で穿孔対象領域160に示されているスプロケットホール120は、直前の穿孔工程で形成されたスプロケットホールである。
穿孔機構1600には、図9に示すように、撮像素子1660及び照明用光源1662,1664が設けられており、これらの撮像素子1660及び照明用光源1662,1664が、穿孔装置1000における位置計測機構に対応する。すなわち、撮像素子1660は、穿孔対象領域150における回路パターンの所定部分を撮影して回路パターンの所定部分の位置を計測する。
図示しないコントローラは、位置計測機構により計測された回路パターンの所定部分又は他のパターンにおける所定部分を基準として、少なくとも穿孔対象領域に形成する予定のスプロケットホールの位置122(図5(d)参照。)を設定する機能を有し、このコントローラが穿孔装置1000における穿孔位置設定機構に対応する。
穿孔機構1600は、移動機構1500によって穿孔可能位置160内において移動可能で、かつ、穿孔位置設定機構により設定された穿孔位置に穿孔加工を行う機能を有し、穿孔装置1000における穿孔機能に対応する。
製造された電子デバイス実装回路シート100は、図10に示すように、回路パターン110(配線パターン112、電極114及びスルーホール116)並びに回路パターン以外の他のパターン(デバイスホール118及びアライメントマーク115)が形成された長尺シートWに、電子デバイスとしてのLSI140が実装されている。長尺シートWの配線パターン112には、LSI140の電極が接続されている。電子デバイス実装回路シート100には、外部回路との電気的コンタクトを取るためのバンプ117が形成されている。LSI140と回路パターン110との接続部には保護のための樹脂142が設けられている。
以上のような方法の実施形態1に係るフレキシブル基板の製造方法によれば、回路パターン110の所定部分を基準としてスプロケットホール120を形成することとしたため、回路パターン110を形成する過程で長尺シートWが伸びたり歪んだりしたとしても、スプロケットホール120と回路パターン110とを十分に高い相対的位置精度で形成することが可能となる。
また、実施形態1に係るフレキシブル基板の製造方法によって製造されたフレキシブル基板を用いて製造された電子デバイス実装回路100,102は、スプロケットホール120と回路パターン110とが十分に高い相対的位置精度で形成されたフレキシブル基板130に電子デバイス(LSI140)が実装された電子デバイス実装回路であるため、電子デバイス(LSI140)が回路パターン110に対して十分に高い相対的位置精度で実装された高品質の電子デバイス実装回路となる。
また、実施形態1に係るフレキシブル基板の製造方法によれば、穿孔工程S120が、上記したような長尺シート移動ステップS121と、位置計測ステップS122と、穿孔位置設定ステップS123と、穿孔ステップS124とを含むため、回路パターンの所定部分又は他のパターンにおける所定部分についての位置計測結果に基づいてスプロケットホールを形成することが可能となるため、回路パターンを形成する過程で長尺シートが伸びたり歪んだりしたとしても、スプロケットホールと回路パターンとを十分に高い相対的位置精度で形成することが可能となる。
また、実施形態1に係る穿孔装置1000によれば、上記したような長尺シート移動機構と、位置計測機構と、穿孔位置設定機構と、穿孔機構とを備えるため、回路パターンの所定部分についての位置計測結果に基づいてスプロケットホールを形成することが可能となり、スプロケットホールと回路パターンとを十分に高い相対的位置精度で形成することが可能となる。
また、実施形態1に係る穿孔用金型1610によれば、スプロケットホール形成用パンチ1622を有するパンチ用金型1620と、スプロケットホール形成用ダイ孔1632が設けられたダイ用金型1630とを有し、パンチ用金型1620又はダイ用金型1630には、撮影用孔が設けられているため、高い生産性で穿孔工程を実施することが可能となり、精度の高い位置計測結果を得ることが可能となる。
また、実施形態1に係る穿孔用金型1610においては、パンチ用金型1620は、複数(7本)のスプロケットホール形成用パンチが所定間隔で列をなす列構造を有するため、1回の穿孔動作により複数のスプロケットホールを一括して形成することが可能となるため、さらに高い生産性で穿孔工程を実施することが可能となる。
また、実施形態1に係る穿孔用金型1610においては、パンチ用金型1620は、列構造を少なくとも2列有するため、2列以上の列構造のそれぞれが分担してスプロケットホールを形成することが可能となるため、スプロケットホール形成用パンチの消耗を減らすことで、スプロケットホール形成用パンチの取替え頻度を低くすることが可能となる。
〔実施形態2及び3〕
図11は、実施形態2に係るフレキシブル基板の製造方法を説明するために示す図である。図12は、実施形態3に係るフレキシブル基板の製造方法を説明するために示す図である。
実施形態2に係るフレキシブル基板の製造方法は、実施形態1に係るフレキシブル基板の製造方法と基本的には同様の方法であるが、スプロケットホールを形成する際の基準が、実施形態1に係るフレキシブル基板の製造方法の場合とは異なる。すなわち、実施形態2に係るフレキシブル基板の製造方法においては、図11に示すように、穿孔工程S120における位置計測ステップS122でアライメントマーク215を撮影してその位置を計測し、穿孔位置設定ステップS123でアライメントマーク215を基準として穿孔対象領域に形成する予定のスプロケットホールの位置222を設定することとしている。アライメントマーク215は、長尺シートWに回路パターン210を形成する過程で形成する。
実施形態3に係るフレキシブル基板の製造方法は、実施形態1に係るフレキシブル基板の製造方法と基本的には同様の方法であるが、スプロケットホールを形成する際の基準が、実施形態1に係るフレキシブル基板の製造方法の場合とは異なる。すなわち、実施形態3に係るフレキシブル基板の製造方法においては、図12に示すように、穿孔工程S120における位置計測ステップS122でスプロケットホールの位置に形成してあるアライメントマーク315を撮影してその位置を計測し、穿孔位置設定ステップS123でアライメントマーク315を基準として穿孔対象領域に形成する予定のスプロケットホールの位置322を設定することとしている。アライメントマーク315は、長尺シートWに回路パターン310を形成する過程で形成する。
このように、実施形態2又は3に係るフレキシブル基板の製造方法は、スプロケットホールを形成する際の基準が実施形態1に係るフレキシブル基板の製造方法の場合とは異なるが、回路パターン210,310を形成する過程で形成される回路パターン210,310の所定部分(アライメントマーク215,315)を基準としてスプロケットホール220,320を形成することとしているため、回路パターン210,310を形成する過程で長尺シートWが伸びたり歪んだりしたとしても、スプロケットホール220,320と回路パターン210,310とを十分に高い相対的位置精度で形成することが可能となる。
〔実施形態4〕
図13は、穿孔用金型1610aを説明するために示す図である。図13(a)は穿孔用金型1610aの断面図であり、図13(b)は穿孔用金型1610aにおけるパンチ用金型1620aの平面図である。図14は、実施形態4に係るフレキシブル基板の製造方法を説明するために示す図である。
実施形態4に係るフレキシブル基板の製造方法は、実施形態1に係るフレキシブル基板の製造方法と基本的には同様の方法であるが、穿孔工程S120の内容が実施形態1に係るフレキシブル基板の製造方法の場合とは異なる。すなわち、実施形態4に係るフレキシブル基板の製造方法においては、穿孔工程S120で長尺シートWにスプロケットホールを形成するのに加えてツーリングホール422をも形成することとしている。
実施形態4に係るフレキシブル基板の製造方法においては、図13に示すような穿孔用金型1610aを備えた穿孔装置(図示せず。)を用いる。穿孔用金型1610aのパンチ用金型1620aは、図13(b)に示すように、7本のスプロケットホール形成用パンチ1622が列をなす列構造を有する。また、パンチ用金型1620aは、図13(a)及び図13(b)に示すように、ツーリングホール形成用パンチ1626をさらに有する。ダイ用金型1630aには、7本のスプロケットホール形成用パンチ1622に対応する位置にスプロケットホール形成用ダイ孔1632が形成され、ツーリングホール形成用パンチ1626に対応する位置にツーリングホール形成用ダイ孔1636が形成されている。
このように、実施形態4に係るフレキシブル基板の製造方法は、穿孔工程S120の内容が実施形態1に係るフレキシブル基板の製造方法の場合とは異なるが、実施形態1に係るフレキシブル基板の製造方法の場合と同様に、回路パターンの所定部分(電極414)を基準としてスプロケットホールを形成することとしたため、回路パターンを形成する過程で長尺シートが伸びたり歪んだりしたとしても、スプロケットホールと回路パターンとを十分に高い相対的位置精度で形成することが可能となる。
また、実施形態4に係るフレキシブル基板の製造方法によれば、回路パターンを形成する過程で長尺シートが伸びたり歪んだりしたとしても、ツーリングホールと回路パターンとを十分に高い相対的位置精度で形成することが可能となる。このため、フレキシブル基板に電子デバイスを実装する際に、ツーリングホールを基準として回路パターンと電子デバイスとの位置合わせを正確に行うことが可能となる。
また、実施形態4に係るフレキシブル基板の製造方法によれば、スプロケットホール420を形成する穿孔工程でツーリングホール442をも形成することが可能となるため、ツーリングホールを形成するための工程を別途実施する必要がなくなり、高い生産性でフレキシブル基板を製造することが可能となる。
〔実施形態5〕
図15は、実施形態5に係るフレキシブル基板の製造方法を説明するために示す図である。図15(a)〜図15(f)は実施形態5に係るフレキシブル基板の製造方法における各ステップを説明するために示す図である。
実施形態5に係るフレキシブル基板の製造方法は、基本的には実施形態1に係るフレキシブル基板の製造方法と同様の方法であるが、実施形態1に係るフレキシブル基板の製造方法とは穿孔工程の内容が異なる。すなわち、実施形態5に係るフレキシブル基板の製造方法においては、長尺シート移動工程S121(図15(a)参照。)を行った後、次の長尺シート移動工程を行う前に、穿孔対象領域550を2つに分割して得られる穿孔対象領域550a,550bについて、位置計測ステップS122、穿孔位置設定ステップS123及び穿孔ステップS124をそれぞれ1回ずつ行うこととしている。
まず、穿孔対象領域550aにおける回路パターン510a(電極514a)を撮影して、その位置を計測する(1回目の位置計測ステップ(図15(a)参照。))。次に、計測した電極514aを基準として穿孔対象領域550aにおけるスプロケットホールの位置522aを設定する(1回目の穿孔位置設定ステップ(図15(b)参照。))。最後に、設定したスプロケットホールの位置522aに基づいてスプロケットホール520aを形成する(1回目の穿孔ステップ(図15(c)参照。))。
続いて、穿孔対象領域550bにおける回路パターン510b(電極514b)を撮影して、その位置を計測する(2回目の位置計測ステップ(図15(d)参照。))。次に、計測した電極514bを基準として穿孔対象領域550bにおけるスプロケットホールの位置522bを設定する(2回目の穿孔位置設定ステップ(図15(e)参照。))。最後に、設定したスプロケットホールの位置522bに基づいてスプロケットホール520bを形成する(2回目の穿孔ステップ(図15(f)参照。))。
このように、実施形態5に係るフレキシブル基板の製造方法は、穿孔工程の内容が実施形態1に係るフレキシブル基板の製造方法の場合とは異なるが、回路パターンの所定部分又は回路パターン以外の他のパターンにおける所定部分(電極514a,514b)を基準としてスプロケットホール520a,520bを形成することとしたため、実施形態1に係るフレキシブル基板の製造方法の場合と同様に、回路パターンを形成する過程で長尺シートが伸びたり歪んだりしたとしても、スプロケットホールと回路パターンとを十分に高い相対的位置精度で形成することが可能となる。
〔実施形態6〕
図16は、実施形態6に係るフレキシブル基板の製造方法を説明するために示す図である。
実施形態6に係るフレキシブル基板の製造方法は、基本的には実施形態1に係るフレキシブル基板の製造方法と同様の方法であるが、実施形態1に係るフレキシブル基板の製造方法とは穿孔工程の内容が異なる。すなわち、実施形態6に係るフレキシブル基板の製造方法は、幅広の長尺シートWを用いてフレキシブル基板を製造する方法であって、図16に示すように、穿孔工程S124で6列のスプロケットホール620a、620a、620b,620b,620c,620cを形成することとしている。
このように、実施形態6に係るフレキシブル基板の製造方法は、穿孔工程の内容が実施形態1に係るフレキシブル基板の製造方法の場合と異なるが、回路パターンの所定部分又は回路パターン以外の他のパターンにおける所定部分(電極614a,614b,614c)を基準としてスプロケットホール620a,620a,620b,620b,620c,620cを形成することとしたため、実施形態1に係るフレキシブル基板の製造方法の場合と同様に、回路パターンを形成する過程で長尺シートが伸びたり歪んだりしたとしても、スプロケットホールと回路パターンとを十分に高い相対的位置精度で形成することが可能となる。
以上、本発明のフレキシブル基板の製造方法、穿孔装置、穿孔用金型及び電子デバイス実装回路を上記の各実施形態に基づいて説明したが、本発明は、上記の各実施形態に限定するものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
(1)上記の実施形態1に係るフレキシブル基板の製造方法においては、長尺シートとして、回路パターンのすべて(配線パターン112、電極114及びスルーホール116)が形成された長尺シートを準備することとしているが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、回路パターンの一部(例えば、配線パターン、スルーホールなど。)のみが形成された長尺シートを準備することとしてもよい。
(2)上記の実施形態1及び4〜6に係るフレキシブル基板の製造方法においては、回路パターン110,410,510,610(電極114,414,514a,514b、614)を位置の基準として計測することとし、実施形態2又は3に係るフレキシブル基板の製造方法においては、回路パターン以外の他のパターン(アライメントマーク215,315)を位置の基準として計測することとしているが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、電極以外の回路パターン(配線パターン、スルーホール、ビアホールなど)又はアライメントマーク215,315以外の他のパターン(デバイスホール、ガイドホール、ツーリングホールなど)における所定部分を位置の基準として計測することとしてもよい。
(3)上記の実施形態4に係るフレキシブル基板の製造方法においては、スプロケットホール420の形成に加えてツーリングホール442を形成することとしているが、本発明は、これに限定されるものではなく、スプロケットホールの形成に加えてスルーホールを形成することとしてもよい。
(4)上記の実施形態5に係る穿孔用金型1610aは、ツーリングホール形成用パンチ1626をさらに有するパンチ用金型1620a及びツーリングホール形成用ダイ孔1636がさらに設けられているダイ用金型1630aを有する穿孔用金型であるが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、ツーリングホール形成用パンチに代えてスルーホール形成用パンチを有するパンチ用金型及びツーリングホール形成用ダイ孔に代えてスルーホール形成用ダイ孔が設けられているダイ用金型を有する穿孔用金型であってもよいし、ツーリングホール形成用パンチ及びスルーホール形成用パンチを有するパンチ用金型及びツーリングホール形成用ダイ孔及びスルーホール形成用ダイ孔が設けられているダイ用金型を有する穿孔用金型であってもよい。
符号の説明
100…電子デバイス実装回路シート、102…電子デバイス実装回路、110,210,310,410,510a,510b…回路パターン、112…配線パターン、114,214,314,414,514a,514b,614a,614b,614c…電極、115,215,315…アライメントマーク、116…スルーホール、117…バンプ、118…デバイスホール、120、220,320,420,520a,520b,620a,620b,620c,620d…スプロケットホール、122,222,322,422,522a,522b…スプロケットホール形成位置、130…フレキシブル基板、140…LSI、142…樹脂、150,550,550a,550b…穿孔対象領域、160…穿孔可能位置、1000…穿孔装置、1100…装置本体、1110…機台、1120…プレート、1200…繰り出し機構、1300…巻き取り機構、1400…テンション機構、1500…移動機構、1600…穿孔機構、1610,1610a…穿孔用金型、1620,1620a…パンチ用金型、1622…スプロケットホール形成用パンチ、1624…照明用孔、1626…ツーリングホール形成用パンチ、1630…ダイ用金型、1632…スプロケットホール形成用ダイ孔、1634…撮影用孔、1636…ツーリングホール形成用ダイ孔、1640…フレーム、1650…パンチ駆動機構、1660…撮像素子、1662,1664…照明用光源、1670,1710,1720…クランパ、W…長尺シート

Claims (11)

  1. 電子デバイス実装回路を製造するために用いるフレキシブル基板の製造方法であって、
    回路パターンが形成された長尺シートを準備する長尺シート準備工程と、
    前記回路パターンの所定部分又は前記回路パターン以外の他のパターンにおける所定部分を基準として穿孔装置を用いて前記長尺シートにスプロケットホールを形成する穿孔工程とをこの順序で含むことを特徴とするフレキシブル基板の製造方法。
  2. 請求項1に記載のフレキシブル基板の製造方法において、
    前記穿孔工程においては、前記回路パターンの所定部分又は前記他のパターンにおける所定部分を基準として前記長尺シートにツーリングホールをも形成することを特徴とするフレキシブル基板の製造方法。
  3. 請求項1又は2に記載のフレキシブル基板の製造方法において、
    前記穿孔工程においては、前記回路パターンの所定部分又は前記他のパターンにおける所定部分を基準として前記長尺シートにスルーホールをも形成することを特徴とするフレキシブル基板の製造方法。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載のフレキシブル基板の製造方法において、
    前記穿孔工程は、
    前記長尺シートにおける穿孔対象領域を前記穿孔装置における穿孔可能位置に移動させる長尺シート移動ステップと、
    前記穿孔対象領域における前記回路パターンの所定部分又は前記他のパターンにおける所定部分を撮影して前記回路パターンの所定部分又は前記他のパターンにおける所定部分の位置を計測する位置計測ステップと、
    前記位置計測ステップで計測された前記回路パターンの所定部分又は前記他のパターンにおける所定部分を基準として、少なくとも前記穿孔対象領域に形成する予定のスプロケットホールの穿孔位置を設定する穿孔位置設定ステップと、
    前記穿孔位置設定ステップで設定した穿孔位置に穿孔加工を行う穿孔ステップとを含むことを特徴とするフレキシブル基板の製造方法。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載のフレキシブル基板の製造方法に用いるための穿孔装置であって、
    前記長尺シートにおける穿孔対象領域を前記穿孔装置における穿孔可能位置に移動させる長尺シート移動機構と、
    前記穿孔対象領域における前記回路パターンの所定部分又は前記他のパターンにおける所定部分を撮影して前記回路パターンの所定部分又は前記他のパターンにおける所定部分の位置を計測する位置計測機構と、
    前記位置計測機構により計測された前記回路パターンの所定部分又は前記他のパターンにおける所定部分を基準として、少なくとも前記穿孔対象領域に形成する予定のスプロケットホールの位置を設定する穿孔位置設定機構と、
    前記穿孔可能位置内において移動可能で、かつ、前記穿孔位置設定機構により設定されたスプロケットホールの穿孔位置に穿孔加工を行う穿孔機構とを備えることを特徴とする穿孔装置。
  6. 請求項1〜4のいずれかに記載のフレキシブル基板の製造方法に用いるための穿孔用金型であって、
    スプロケットホール形成用パンチを有するパンチ用金型と、スプロケットホール形成用ダイ孔が設けられたダイ用金型とを有し、
    前記パンチ用金型又は前記ダイ用金型には、撮影用孔が設けられていることを特徴とする穿孔用金型。
  7. 請求項6に記載の穿孔用金型において、
    前記パンチ用金型は、複数のスプロケットホール形成用パンチが所定間隔で列をなす列構造を有することを特徴とする穿孔用金型。
  8. 請求項7に記載の穿孔用金型において、
    前記パンチ用金型は、前記列構造を少なくとも2列有することを特徴とする穿孔用金型。
  9. 請求項6〜8のいずれかに記載の穿孔用金型において、
    前記パンチ用金型は、ツーリングホール形成用パンチをさらに有し、
    前記ダイ用金型には、ツーリングホール形成用ダイ孔がさらに設けられていることを特徴とする穿孔用金型。
  10. 請求項6〜9のいずれかに記載の穿孔用金型において、
    前記パンチ用金型は、スルーホール形成用パンチをさらに有し、
    前記ダイ用金型には、スルーホール形成用ダイ孔がさらに設けられていることを特徴とする穿孔用金型。
  11. 請求項1〜4のいずれかに記載のフレキシブル基板の製造方法によって製造されたフレキシブル基板に電子デバイスが実装された電子デバイス実装回路。
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