JP5596247B1 - 穿孔装置 - Google Patents

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Abstract

本発明の穿孔装置100は、ロール・ツー・ロール方式で搬送されるシート状被加工物Wに対して穿孔を行う穿孔装置であって、シート状被加工物Wを搬送するシート状被加工物搬送機構110と、複数のパンチ138が所定のパターンで配列された第1穿孔金型131を有し、第1穿孔領域内の任意の位置に第1穿孔金型131を移動させた後、シート状被加工物Wに複数の孔を一括して穿孔する第1穿孔機構130と、1つのパンチ168が配設された第2穿孔金型161を有し、第2穿孔領域内の任意の位置に第2穿孔金型161を移動させた後、シート状被加工物Wに1つずつ孔を穿孔する第2穿孔機構160とを備える。
本発明の穿孔装置100によれば、生産性をより一層高くすることが可能で、かつ、シート状被加工物の任意の位置に孔を穿孔することが可能な穿孔装置となる。

Description

本発明は、穿孔装置に関する。
従来、RTR(ロール・ツー・ロール)方式で搬送されるシート状被加工物を穿孔機構によって穿孔する穿孔装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
ここで、RTR方式とは、ロール状に巻かれたシート状被加工物を繰り出して加工を施し、再びロール状に巻き取る方式のことであり、生産性の高い加工方式である。
図22は、従来の穿孔装置900を説明するために示す図である。
従来の穿孔装置900は、図22に示すように、繰り出し部911から巻き取り部912に向かってシート状被加工物Wを搬送するシート状被加工物搬送機構910と、1つのパンチ968が配設された穿孔金型961を有し、穿孔機構によって穿孔する穿孔領域内の任意の位置に穿孔金型961を移動させた後、シート状被加工物Wに1つずつ孔を穿孔する穿孔機構960とを備える。
従来の穿孔装置900によれば、RTR方式で搬送されたシート状被加工物Wを穿孔するため、高い生産性でシート状被加工物Wを穿孔することが可能となる。
また、従来の穿孔装置900によれば、穿孔領域内の任意の位置に穿孔金型961を移動させた後、シート状被加工物Wに1つずつ孔を穿孔する穿孔機構960を備えるため、シート状被加工物Wの任意の位置に孔を穿孔することが可能となる。
国際公開2004/110665号
しかしながら、従来の穿孔装置900を用いてシート状被加工物Wに多数の孔を穿孔する場合には、従来の穿孔装置900が1つずつ孔を穿孔する穿孔装置であることから、シート状被加工物Wに多数の孔を穿孔するのに時間と手間とがかかり、生産性をより一層高くすることが困難となる場合があるという問題がある。
そこで、従来の穿孔装置の穿孔機構を「複数のパンチが所定のパターンで配列され、シート状被加工物に複数の孔を一括して穿孔する穿孔機構」とすることによって生産性をより一層高くすることが考えられる。しかしながら、このような穿孔装置においては、複数のパンチの配列パターンに対応した位置以外の位置に孔を穿孔することができないため、シート状被加工物の任意の位置に孔を穿孔することができない場合があるという問題がある。
そこで、本発明はこのような問題を解決するためになされたもので、生産性をより一層高くすることが可能で、かつ、シート状被加工物の任意の位置に孔を穿孔することが可能な穿孔装置を提供することを目的とする。
[1]本発明の穿孔装置は、ロール・ツー・ロール方式で搬送されるシート状被加工物を第1穿孔機構及び第2穿孔機構によって穿孔する穿孔装置であって、繰り出し部から巻き取り部に向かって前記シート状被加工物を搬送するシート状被加工物搬送機構と、複数のパンチが所定のパターンで配列された第1穿孔金型を有し、前記第1穿孔機構によって穿孔する第1穿孔領域内の任意の位置に前記第1穿孔金型を移動させた後、前記シート状被加工物に複数の孔を一括して穿孔する前記第1穿孔機構と、1つのパンチが配設された第2穿孔金型を有し、前記第2穿孔機構によって穿孔する第2穿孔領域内の任意の位置に前記第2穿孔金型を移動させた後、前記シート状被加工物に1つずつ孔を穿孔する前記第2穿孔機構とを備え、前記第1穿孔機構及び前記第2穿孔機構が、前記シート状被加工物の搬送方向に沿ってこの順序又はこれとは逆の順序で配設されていることを特徴とする。
本発明の穿孔装置によれば、シート状被加工物に複数の孔を一括して穿孔する第1穿孔機構を備えるため、従来の穿孔装置と比較して、シート状被加工物に多数の孔を穿孔するのに時間と手間とがかからなくて済み、その結果、生産性をより一層高くすることが可能となる。
また、本発明の穿孔装置によれば、第2穿孔領域内の任意の位置に第2穿孔金型を移動させた後、シート状被加工物に1つずつ孔を穿孔する第2穿孔機構を備えるため、第1穿孔機構における複数のパンチの配列パターンに対応した位置以外の位置に孔を穿孔することが可能となり、シート状被加工物の任意の位置に孔を穿孔することが可能となる。
従って、本発明の穿孔装置によれば、生産性をより一層高くすることが可能で、かつ、シート状被加工物の任意の位置に孔を穿孔することが可能な穿孔装置となる。
[2]本発明の穿孔装置においては、前記シート状被加工物の搬送方向に平行な軸をx軸とし、前記シート状被加工物の表面に平行かつ前記x軸と垂直な軸をy軸とし、前記x軸と垂直かつ前記y軸と垂直な軸をz軸としたとき、前記第1穿孔機構は、前記x軸に沿って前記第1穿孔金型を移動させるx軸駆動部と、前記y軸に沿って前記第1穿孔金型を移動させるy軸駆動部と、前記z軸を軸として時計回り又は反時計回りに前記第1穿孔金型を回転させる回転駆動部とを有し、前記第2穿孔機構は、前記x軸に沿って前記第2穿孔金型を移動させるx軸駆動部と、前記y軸に沿って前記第2穿孔金型を移動させるy軸駆動部とを有することが好ましい。
本発明の穿孔装置によれば、第1穿孔機構がx軸駆動部及びy軸駆動部を有することから、第1穿孔領域内の任意の位置に第1穿孔金型を移動させることが可能となる。その結果、第1穿孔機構のパンチの配列パターンに対応した複数の孔をシート状被加工物の任意の位置に穿孔することが可能となる。
また、本発明の穿孔装置によれば、第1穿孔機構が回転駆動部を有することから、何らかの原因(例えば、シート状被加工物がx軸に対して斜めに搬送されていた場合や、シート状被加工物がうねっている場合等)によってx軸に対する傾き量が大きい状態でシート状被加工物を搬送する場合であっても、第1穿孔機構のすべてのパンチをシート状被加工物の所定の穿孔位置に合わせることが可能となる。なお、回転駆動部は第1穿孔金型をわずかに回転させるだけで上記した効果を得ることができる。
さらにまた、本発明の穿孔装置によれば、第2穿孔機構がx軸駆動部及びy軸駆動部を有することから、第2穿孔領域内の任意の位置に第2穿孔金型を移動させることが可能となる。その結果、第2穿孔機構によってシート状被加工物の任意の位置に穿孔することが可能となる。
[3]本発明の穿孔装置においては、前記シート状被加工物の搬送方向に平行な軸をx軸とし、前記シート状被加工物の表面に平行かつ前記x軸と垂直な軸をy軸としたとき、前記第1穿孔機構は、前記x軸に沿って前記第1穿孔金型を移動させるx軸駆動部と、前記y軸に沿って前記第1穿孔金型を移動させるy軸駆動部とを有し、前記第2穿孔機構は、前記x軸に沿って前記第2穿孔金型を移動させるx軸駆動部と、前記y軸に沿って前記第2穿孔金型を移動させるy軸駆動部とを有することが好ましい。
本発明の穿孔装置によれば、第1穿孔機構がx軸駆動部及びy軸駆動部を有することから、第1穿孔領域内の任意の位置に第1穿孔金型を移動させることが可能となる。その結果、第1穿孔機構のパンチの配列パターンに対応した複数の孔をシート状被加工物の任意の位置に穿孔することが可能となる。特に、x軸に対する傾き量が所定の範囲内に収まった状態でシート状被加工物を搬送可能な場合には、第1穿孔機構が回転駆動部を有していなくても、第1穿孔機構のすべてのパンチをシート状被加工物の所定の穿孔位置に合わせることが可能となる。
また、本発明の穿孔装置によれば、第2穿孔機構がx軸駆動部及びy軸駆動部を有することから、第2穿孔領域内の任意の位置に第2穿孔金型を移動させることが可能となる。その結果、第2穿孔機構によってシート状被加工物の任意の位置に穿孔することが可能となる。
[4]本発明の穿孔装置においては、前記第1穿孔領域に前記シート状被加工物の第1穿孔対象部位を移動させるとともに、前記第2穿孔領域に前記シート状被加工物の第2穿孔対象部位を移動させるシート状被加工物移動機構と、前記シート状被加工物の搬送方向に沿って前記第1穿孔機構と前記第2穿孔機構との間に配設され、前記シート状被加工物のシート面に沿った、前記第1穿孔機構と前記第2穿孔機構との沿面距離を調整する沿面距離調整ローラとをさらに備えることが好ましい。
本発明の穿孔装置によれば、沿面距離調整ローラによって第1穿孔機構と第2穿孔機構との沿面距離を調整することが可能となるため、穿孔パターンに応じて沿面距離を調整することにより、シート状被加工物移動機構による移動動作を行うだけで、第1穿孔領域にシート状被加工物の第1穿孔対象部位を正しく移動させるとともに、第2穿孔領域にシート状被加工物の第2穿孔対象部位を正しく移動させることが可能となる。
[5]本発明の穿孔装置においては、前記第1穿孔領域に前記シート状被加工物の第1穿孔対象部位を移動させる第1シート状被加工物移動機構と、前記第2穿孔領域に前記シート状被加工物の第2穿孔対象部位を移動させる第2シート状被加工物移動機構と、前記シート状被加工物の搬送方向に沿って前記第1穿孔機構と前記第2穿孔機構との間に配設されたテンションローラとをさらに備えることが好ましい。
本発明の穿孔装置によれば、第1シート状被加工物移動機構による移動動作と第2シート状被加工物移動機構による移動動作を独立して行うことにより、第1穿孔領域にシート状被加工物の第1穿孔対象部位を正しく移動させるとともに、第2穿孔領域にシート状被加工物の第2穿孔対象部位を正しく移動させることが可能となる。また、テンションローラを備えるため、第1シート状被加工物移動機構による移動動作と第2シート状被加工物移動機構による移動動作とを独立して行うことによって生じることがあるシート状被加工物の弛み変動量を吸収することが可能となる。
[6]本発明の穿孔装置においては、前記第1穿孔機構及び前記第2穿孔機構は、水平方向に沿って搬送された前記シート状被加工物を穿孔する穿孔機構であることが好ましい。
このような構成とすることにより、シート状被加工物に働く重力がシート状被加工物のどこでも一定の状態になるため、シート状被加工物が弛むなどの不具合が起こりにくくなる。その結果、シート状被加工物の所望の位置に正確に穿孔することが可能となる。
[7]本発明の穿孔装置においては、前記第1穿孔機構は、鉛直上方に向かって搬送された前記シート状被加工物を穿孔する穿孔機構であり、前記第2穿孔機構は、鉛直下方に向かって搬送された前記シート状被加工物を穿孔する穿孔機構であることが好ましい。
このような構成とすることにより、穿孔装置の設置面積を小さくすることが可能となる。
また、このような構成とすることにより、第1穿孔機構と第2穿孔機構とが鉛直方向に重ねて配設されている場合と比較して、穿孔装置の設置高さが高くなりすぎることがない。その結果、運転や金型交換等の作業がしやすい穿孔装置となる。
[8]本発明の穿孔装置においては、前記第1穿孔機構は、前記第1穿孔金型として、複数の第1穿孔金型を有するとともに、前記複数の第1穿孔金型から、前記シート状被加工物への穿孔に供する1つの第1穿孔金型を選択する第1穿孔金型選択部をさらに有することが好ましい。
本発明の穿孔装置によれば、第1穿孔機構が、第1穿孔金型として、複数の第1穿孔金型を有するため、パンチの配列パターンが異なる複数の第1穿孔金型を状況に応じて使い分けることが可能となり、シート状被加工物に様々な配列パターンの孔を穿孔することが可能となる。
[9]本発明の穿孔装置においては、前記第2穿孔機構は、前記第2穿孔金型として、複数の第2穿孔金型を有するとともに、前記複数の第2穿孔金型から、前記シート状被加工物への穿孔に供する1つの第2穿孔金型を選択する第2穿孔金型選択部をさらに有することが好ましい。
本発明の穿孔装置によれば、第2穿孔機構が、第2穿孔金型として、複数の第2穿孔金型を有するため、状況に応じて、形状が異なったパンチや大きさが異なったパンチが配設された第2穿孔金型を使い分けることが可能となり、シート状被加工物に様々な形状の孔や様々な大きさの孔を穿孔することが可能となる。
また、本発明の穿孔装置によれば、第2穿孔機構が、第2穿孔金型として、複数の第2穿孔金型を有するため、複数の第2穿孔金型で同一のパンチを用いる場合には、1の第2穿孔金型のパンチに寿命が来たときでも、パンチの交換や第2穿孔金型の交換をすることなく、他の第2穿孔金型を選択するだけで穿孔作業を続行することが可能となる。従って、稼働率が高い穿孔装置となる。
[10]本発明の穿孔装置においては、前記シート状被加工物の所定部分を撮影する撮影機構をさらに備え、前記撮影機構によって撮影された画像に基づいて、前記シート状被加工物に対する前記第1穿孔機構の位置決め及び前記シート状被加工物に対する前記第2穿孔機構の位置決めを行うことが好ましい。
このような構成とすることにより、シート状被加工物の所望の位置に高い精度で穿孔することが可能となる。
[11]本発明の穿孔装置においては、前記第1穿孔機構及び前記第2穿孔機構よりも前記巻き取り部側には、前記シート状被加工物の表面をクリーニングするためのクリーニング機構が配設されていることが好ましい。
このような構成とすることにより、シート状被加工物に孔を穿孔する際に発生することがあるパンチカスを除去することが可能となる。
[12]本発明の穿孔装置においては、前記第1穿孔機構及び前記第2穿孔機構よりも前記巻き取り部側には、前記シート状被加工物の表面を改善するための表面改善機構が配設されていることが好ましい。
このような構成とすることにより、シート状被加工物の表面に形成されることがあるバリ等の凹凸を除去することが可能となる。このため、シート状被加工物の表面を滑らかにすることが可能となる。
[13]本発明の穿孔装置は、ロール・ツー・ロール方式で搬送されるシート状被加工物を第1穿孔機構及び第2穿孔機構によって穿孔する穿孔装置であって、繰り出し部から巻き取り部に向かって前記シート状被加工物を搬送するシート状被加工物搬送機構と、第1穿孔金型を有し、前記第1穿孔機構によって穿孔する第1穿孔領域内の任意の位置に前記第1穿孔金型を移動させた後、前記シート状被加工物に穿孔する前記第1穿孔機構と、第2穿孔金型を有し、前記第2穿孔機構によって穿孔する第2穿孔領域内の任意の位置に前記第2穿孔金型を移動させた後、前記シート状被加工物に穿孔する前記第2穿孔機構とを備え、前記第1穿孔機構及び前記第2穿孔機構が、前記シート状被加工物の搬送方向に沿ってこの順序又はこれとは逆の順序で配設され、前記第1穿孔領域に前記シート状被加工物の第1穿孔対象部位を移動させるとともに、前記第2穿孔領域に前記シート状被加工物の第2穿孔対象部位を移動させるシート状被加工物移動機構と、前記シート状被加工物の搬送方向に沿って前記第1穿孔機構と前記第2穿孔機構との間に配設され、前記シート状被加工物のシート面に沿った、前記第1穿孔機構と前記第2穿孔機構との沿面距離を調整する沿面距離調整ローラとをさらに備えることを特徴とする。
本発明の穿孔装置によれば、第1穿孔機構と第2穿孔機構とが、共に複数のパンチが所定のパターンで配列された穿孔金型を有する場合や共に1つのパンチが配設された穿孔金型を有する場合であっても上記[4]に記載した効果と同様の効果を得ることが可能となる。
[14]本発明の穿孔装置は、ロール・ツー・ロール方式で搬送されるシート状被加工物を第1穿孔機構及び第2穿孔機構によって穿孔する穿孔装置であって、繰り出し部から巻き取り部に向かって前記シート状被加工物を搬送するシート状被加工物搬送機構と、第1穿孔金型を有し、前記第1穿孔機構によって穿孔する第1穿孔領域内の任意の位置に前記第1穿孔金型を移動させた後、前記シート状被加工物に穿孔する前記第1穿孔機構と、第2穿孔金型を有し、前記第2穿孔機構によって穿孔する第2穿孔領域内の任意の位置に前記第2穿孔金型を移動させた後、前記シート状被加工物に穿孔する前記第2穿孔機構とを備え、前記第1穿孔機構及び前記第2穿孔機構が、前記シート状被加工物の搬送方向に沿ってこの順序又はこれとは逆の順序で配設され、前記第1穿孔領域に前記シート状被加工物の第1穿孔対象部位を移動させる第1シート状被加工物移動機構と、前記第2穿孔領域に前記シート状被加工物の第2穿孔対象部位を移動させる第2シート状被加工物移動機構と、前記シート状被加工物の搬送方向に沿って前記第1穿孔機構と前記第2穿孔機構との間に配設されたテンションローラとをさらに備えることを特徴とする。
本発明の穿孔装置によれば、第1穿孔機構と第2穿孔機構とが、共に複数のパンチが所定のパターンで配列された穿孔金型を有する場合や共に1つのパンチが配設された穿孔金型を有する場合であっても上記[5]に記載した効果と同様の効果を得ることが可能となる。
[15]本発明の穿孔装置においては、前記第1穿孔機構及び前記第2穿孔機構は、水平方向に沿って搬送された前記シート状被加工物を穿孔する穿孔機構であることが好ましい。
このような構成とすることにより、シート状被加工物に働く重力がシート状被加工物のどこでも一定の状態になるため、シート状被加工物が弛むなどの不具合が起こりにくくなる。その結果、シート状被加工物の所望の位置に正確に穿孔することが可能となる。
[16]本発明の穿孔装置においては、前記第1穿孔機構は、鉛直上方に向かって搬送された前記シート状被加工物を穿孔する穿孔機構であり、前記第2穿孔機構は、鉛直下方に向かって搬送された前記シート状被加工物を穿孔する穿孔機構であることが好ましい。
このような構成とすることにより、穿孔装置の設置面積を小さくすることが可能となる。
また、このような構成とすることにより、第1穿孔機構と第2穿孔機構とが鉛直方向に重ねて配設されている場合と比較して、穿孔装置の設置高さが高くなりすぎることがない。その結果、運転や金型交換等の作業がしやすい穿孔装置となる。
実施形態1に係る穿孔装置100を説明するために示す図である。 x軸駆動部132及びy軸駆動部133について説明するために示す図である。 回転駆動部134について説明するために示す図である。 実施形態1におけるシート状被加工物の穿孔方法を説明するために示す図である。 実施形態2に係る穿孔装置100aを説明するために示す図である。 実施形態3に係る穿孔装置100bを説明するために示す図である。 実施形態4に係る穿孔装置100cを説明するために示す図である。 実施形態5に係る穿孔装置100dを説明するために示す図である。 実施形態6に係る穿孔装置100eを説明するために示す図である。 実施形態7に係る穿孔装置100fを説明するために示す平面図である。 実施形態7におけるシート状被加工物の穿孔方法を説明するために示す図である。 実施形態8に係る穿孔装置100gを説明するために示す平面図である。 実施形態8におけるシート状被加工物の穿孔方法を説明するために示す図である。 変形例1に係る穿孔装置100hを説明するために示す図である。 変形例2に係る穿孔装置100iを説明するために示す図である。 変形例3に係る穿孔装置100jを説明するために示す図である。 変形例4に係る穿孔装置100kを説明するために示す図である。 変形例5に係る穿孔装置100lを説明するために示す図である。 変形例6に係る穿孔装置100mを説明するために示す図である。 変形例7に係る穿孔装置100nを説明するために示す図である。 変形例8に係る穿孔装置100оを説明するために示す図である。 従来の穿孔装置900を説明するために示す図である。
以下、本発明の穿孔装置について、図に示す実施形態に基づいて説明する。
[実施形態1]
まず、実施形態1に係る穿孔装置100の構成を説明する。
図1は、実施形態1に係る穿孔装置100を説明するために示す図である。図1(a)は穿孔装置100の平面図であり、図1(b)は穿孔装置100の側断面図である。
図2は、x軸駆動部132及びy軸駆動部133について説明するために示す図である。図2(a)〜図2(c)はx軸駆動部132によって第1穿孔金型131を移動させる様子を示し、図2(d)〜図2(f)はy軸駆動部133によって第1穿孔金型131を移動させる様子を示す。
図3は、回転駆動部134について説明するために示す図である。図3(a)は、シート状被加工物Wの搬送方向Aがx軸に平行な場合の回転駆動部134を説明するために示す図であり、図3(b)及び図3(c)は、シート状被加工物Wの搬送方向Aがx軸に対して傾いている場合の回転駆動部134を説明するために示す図である。
なお、以下の説明においては、シート状被加工物Wの搬送方向Aに平行な軸をx軸とし、シート状被加工物Wの表面に平行かつx軸と垂直な軸をy軸とし、x軸と垂直かつy軸と垂直な軸をz軸とする。
実施形態1に係る穿孔装置100は、RTR方式で搬送されるシート状被加工物Wを第1穿孔機構130及び第2穿孔機構160によって穿孔する穿孔装置である。実施形態1に係る穿孔装置100は、図1に示すように、シート状被加工物搬送機構110と、第1撮影機構120と、第1穿孔機構130と、第2撮影機構150と、第2穿孔機構160と、クリーニング機構180と、表面改善機構190とを備える。実施形態1に係る穿孔装置100においては、第1撮影機構120、第1穿孔機構130、第2撮影機構150、第2穿孔機構160、クリーニング機構180及び表面改善機構190が、シート状被加工物Wの搬送方向Aに沿ってこの順序で配設されている。
第1穿孔機構130及び第2穿孔機構160は、水平方向に沿って搬送されたシート状被加工物Wを穿孔する穿孔機構である。
シート状被加工物Wは、ポリイミドやポリエステルからなるフィルムと、当該フィルムの表面及び裏面において当該フィルムを被覆している銅箔とからなるフレキシブル基板である。
シート状被加工物搬送機構110は、シート状被加工物Wを繰り出す繰り出し部111と、シート状被加工物Wを巻き取る巻き取り部112と、駆動ローラ113,114と、補助ローラ115,116とから構成されている。シート状被加工物搬送機構110は、繰り出し部111から巻き取り部112に向かってシート状被加工物Wを搬送する。
第1撮影機構120は、第1穿孔機構130の繰り出し部111側に取り付けられている。第1撮影機構120は、シート状被加工物Wの所定部分(例えば、シート状被加工物Wの端の部分。)を撮影する。そして、その撮影された画像に基づいて、シート状被加工物Wに対する第1穿孔機構130の位置決めを行う。
第1穿孔機構130は、複数(3つ)のパンチ138が所定のパターン(逆L字のパターン)で配列された第1穿孔金型131を有し、第1穿孔機構によって穿孔する第1穿孔領域内の任意の位置に第1穿孔金型131を移動させた後、シート状被加工物Wに複数の孔を一括して穿孔する。
第1穿孔機構130は、第1穿孔金型131、x軸駆動部132、y軸駆動部133、回転駆動部134及び支持台135を有し、鉛直下方から、支持台135、x軸駆動部132、y軸駆動部133、回転駆動部134及び第1穿孔金型131の順に配設されている。
第1穿孔金型131は、シート状被加工物Wを挟んで上下に対向する位置にそれぞれ配設されたパンチ金型136とダイ金型137とから構成されている。第1穿孔金型131は、パンチ金型136のパンチ138を一括して上下動することでシート状被加工物Wに複数の孔を一括して穿孔する。
パンチ金型136は、複数(3つ)のパンチ138と、パンチプレート139とを有する。複数のパンチ138は、所定のパターン(逆L字のパターン)で配列されている。パンチプレート139は、ダイ金型137と対向する側に配設されている。パンチプレート139には、パンチ138に対応したパンチ孔が設けられている。
ダイ金型137は、パンチ138の配列パターンに対応したパターンで形成されたダイ孔140と、パンチ金型136と対向する側に配設されたダイプレート141とを有する。ダイプレート141においては、ダイ孔140に対応した孔が設けられている。
x軸駆動部132は、y軸に延在する台142とx軸移動手段143とから構成されている。x軸駆動部132は、第1穿孔金型131を配設した台142をx軸移動手段143によってx軸に沿って移動させることにより、第1穿孔金型131をx軸に沿って移動させる(図2(a)〜図2(c)参照。)。x軸移動手段143としては、例えば、台142を貫通してx軸方向に延在するシャフトを配設して当該シャフトに沿って台142を移動させる手段を用いることができる。
なお、台142上にはy軸駆動部133、回転駆動部134及び第1穿孔金型131が鉛直下方からこの順序で配設されており(図1及び図2(a)参照。)、x軸移動手段143は、台142上にy軸駆動部133、回転駆動部134及び第1穿孔金型131が配設された状態のまま台142をx軸に沿って移動させる。
例えば、台142が中央にあったとき(図2(a)参照。)、シート状被加工物Wの搬送方向Aとは反対の方向(−x軸方向)に第1穿孔金型131を動かすには、x軸移動手段143は、台142を−x軸方向に移動させる(図2(b)参照。)。シート状被加工物Wの搬送方向Aと同じ方向(x軸方向)に第1穿孔金型131を動かすには、x軸移動手段143は、台142をx軸方向に移動させる(図2(c)参照。)。
y軸駆動部133は、y軸に延在する台144とy軸移動手段145とから構成されている。y軸駆動部133は、第1穿孔金型131を配設した台144をy軸移動手段145によってy軸に沿って移動させることにより、第1穿孔金型131をy軸に沿って移動させる(図2(d)〜図2(f)参照。)。y軸移動手段145としては、例えば、台144を貫通してx軸方向に延在するシャフトを配設して当該シャフトに沿って台144を移動させる手段や、x軸駆動部132の台142上にy軸方向に延在するレールを配設して当該レールに沿って台144を移動させる手段を用いることができる。
なお、台144上には、回転駆動部134及び第1穿孔金型131が鉛直下方からこの順序で配設されており、y軸移動手段145は、台144上に回転駆動部134及び第1穿孔金型131が配設された状態のまま台144をy軸に沿って移動させる。
例えば、台144が中央にあったとき(図2(d)参照。)、シート状被加工物Wの搬送方向Aの左手方向(−y軸方向)に第1穿孔金型131を動かすには、y軸移動手段145は、台144を−y軸方向に移動させる(図2(e)参照。)。シート状被加工物Wの搬送方向Aの右手方向(y軸方向)に第1穿孔金型131を動かすには、y軸移動手段145は、台144をy軸方向に移動させる(図2(f)参照。)。
回転駆動部134は、y軸に延在する台146と、z軸を回転軸として時計回り又は反時計回りに台146を回転させる回転手段147とから構成されている。回転駆動部134は、第1穿孔金型131を配設した台146を回転手段147によって時計回り又は反時計回りに回転させることにより、z軸を回転軸として時計回り又は反時計回りに第1穿孔金型131を回転させる。
なお、台146上には、第1穿孔金型131が配設されており、回転手段147は、台146上に第1穿孔金型131が配設された状態のまま台146を回転させる。
回転手段147は、第1穿孔金型131がシート状被加工物Wに対して適正な角度となるように台146を回転させる。具体的には、シート状被加工物Wがx軸に対して傾いていない場合には、回転手段147は、台146をx軸と垂直な状態のまま維持させる(図3(a)参照。)。また、シート状被加工物Wがx軸に対して反時計回りの方向に傾いている場合には、回転手段147は、台146をz軸を回転軸として反時計回りに回転させる(図3(b)参照。)。さらにまた、シート状被加工物Wがx軸に対して時計回りの方向に傾いている場合には、回転手段147は、台146をz軸を回転軸として時計回りに回転させる(図3(c)参照。)。
このようにして、x軸駆動部132、y軸駆動部133及び回転駆動部134により、第1穿孔領域内の任意の位置に第1穿孔金型131を移動させることができる。
支持台135は、適宜の支持台を用いることができる。実施形態1においては、第1穿孔機構130の支持台と第2穿孔機構160の支持台とが共通の支持台135となっている。
第2撮影機構150は、第2穿孔機構160の繰り出し部111側に取り付けられている。第2撮影機構150は、シート状被加工物Wの所定部分(例えば、第1穿孔機構130で穿孔された孔の位置)を撮影する。そして、その撮影された画像に基づいて、シート状被加工物Wに対する第2穿孔機構160の位置決めを行う。
第2穿孔機構160は、基本的には、第1穿孔機構130と同様の構成を有するが、第2穿孔金型161の構成及び回転駆動部を有していない点が第1穿孔機構130と異なる。すなわち、第2穿孔機構160は、1つのパンチ168が配設された第2穿孔金型161を有し、第2穿孔機構160によって穿孔する第2穿孔領域内の任意の位置に第2穿孔金型161を移動させた後、シート状被加工物Wに1つずつ孔を穿孔する。
第2穿孔機構160は、第2穿孔金型161、x軸駆動部162、y軸駆動部163及び支持台を有し、鉛直下方から、支持台、x軸駆動部162、y軸駆動部163及び第2穿孔金型161の順に配設されている。
なお、実施形態1においては、x軸駆動機構162におけるx軸移動手段173の一部が第1穿孔機構130におけるx軸移動手段143の一部と共用できるように構成されている。
第2穿孔金型161は、シート状被加工物Wを挟んで上下に対向する位置にそれぞれ配設されたパンチ金型166とダイ金型167とから構成されている。第2穿孔金型161は、パンチ金型166のパンチ168を上下動することでシート状被加工物Wに1つずつ孔を穿孔する。
パンチ金型166は、1つのパンチ168と、パンチプレート169とを有する。パンチプレート169は、ダイ金型167と対向する側に配設されている。パンチプレート169には、パンチ168に対応したパンチ孔が設けられている。
ダイ金型167は、パンチ168に対応した位置に形成されたダイ孔170と、パンチ金型166と対向する側に配設されたダイプレート171とを有する。ダイプレート171においては、ダイ孔170に対応した孔が設けられている。
x軸駆動部162は、y軸に延在する台172とx軸移動手段173とから構成されている。x軸駆動部162は、第2穿孔金型161を配設した台172をx軸移動手段173によってx軸に沿って移動させることにより、第2穿孔金型161をx軸に沿って移動させる。なお、台172上にはy軸駆動部163及び第2穿孔金型161が鉛直下方からこの順序で配設されており、x軸移動手段173は、台172上にy軸駆動部163及び第2穿孔金型161が配設された状態のまま台172をx軸に沿って移動させる。
y軸駆動部163は、y軸に延在する台174とy軸移動手段175とから構成されている。y軸駆動部163は、第2穿孔金型161を配設した台174をy軸移動手段175によってy軸に沿って移動させることにより、第2穿孔金型161をy軸に沿って移動させる。台174上には、第2穿孔金型161が鉛直下方からこの順序で配設されており、y軸移動手段175は、台174上に第2穿孔金型161が配設された状態のまま台174をy軸に沿って移動させる。
クリーニング機構180は、シート状被加工物Wの表面を吸引することによって、シート状被加工物Wの表面をクリーニングする。クリーニング機構180は、第1穿孔機構130及び第2穿孔機構160よりも巻き取り部112側に配設されている。
表面改善機構190は、シート状被加工物Wの表面をバフがけすることにより、シート状被加工物Wの表面を改善する。表面改善機構190は、第1穿孔機構130及び第2穿孔機構160よりも巻き取り部112側に配設されている。
次に、このように構成された穿孔装置100を用いてシート状被加工物Wに孔を穿孔する方法(実施形態1におけるシート状被加工物の穿孔方法)を説明する。ここでは、シート状被加工物Wのある領域に着目して説明する。
実際には、第1穿孔領域にシート状被加工物Wの第1穿孔対象部位を移動させたときには第2穿孔領域にシート状被加工物Wの第2穿孔対象部位を移動させるように、シート状被加工物W、第1穿孔機構及び第2穿孔機構の配置及び間隔が調整されている。このため、第1穿孔機構によってシート状被加工物Wを穿孔するのと並行して第2穿孔機構によってシート状被加工物Wを穿孔することができる。
なお、第1穿孔対象部位とは、第1穿孔機構によって穿孔を施すシート状被加工物Wの部位であり、第2穿孔対象部位とは、第2穿孔機構によって穿孔を施すシート状被加工物Wの部位である。
図4は、実施形態1におけるシート状被加工物の穿孔方法を説明するために示す図である。図4(a)〜図4(d)は各工程図である。なお、図4(b)中の黒丸は、第1穿孔機構130で穿孔された孔を示し、図4(c)中の黒丸は、第2穿孔機構160で穿孔された孔を示す。
まず、シート状被加工物搬送機構110によって、繰り出し部111から巻き取り部112に向かってシート状被加工物W(図4(a)参照。)を搬送する。そして、第1穿孔領域にシート状被加工物Wの第1穿孔対象部位を移動させたときにはシート状被加工物Wの搬送を停止してクランプ(図示せず。)で第1穿孔対象部位を固定する。このとき、第2穿孔領域に移動させたシート状被加工物Wの第2穿孔対象部位も同様にクランプで固定する。
次に、第1撮影機構120によって、シート状被加工物Wの所定部分(例えば、シート状被加工物Wの端の部分。)を撮影する。そして、第1撮影機構120によって撮影された画像に基づいて、シート状被加工物Wに対する第1穿孔機構130の位置決めを行う。
次に、第1穿孔機構130を用いて、シート状被加工物Wに複数の孔を一括して穿孔する。次に、第1穿孔領域内の任意の位置に第1穿孔金型131を移動させた後、シート状被加工物Wに複数の孔を一括して穿孔する。これを繰り返して第1穿孔機構130によって穿孔する予定の全ての孔を穿孔する(図4(b)参照。)。
次に、シート状被加工物搬送機構110によってシート状被加工物Wを再び搬送する。そして、第1穿孔機構130によって穿孔された領域を第2穿孔対象部位として第2穿孔領域に移動させた後、シート状被加工物Wの搬送を停止してクランプ(図示せず。)で第1穿孔対象部位を固定する。
次に、第2撮影機構150によって、シート状被加工物Wの所定部分(例えば、シート状被加工物Wにおける第1穿孔機構130で穿孔された孔)を撮影する。そして、第2撮影機構150によって撮影された画像に基づいて、シート状被加工物Wに対する第2穿孔機構160の位置決めを行う。
次に、第2穿孔機構160を用いて、シート状被加工物Wに1つの孔を穿孔する。次に、第2穿孔領域内の任意の位置に第2穿孔金型161を移動させた後、シート状被加工物Wに孔を1つずつ穿孔する。これを繰り返して第2穿孔機構160によって穿孔する予定の全ての孔を穿孔する(図4(c)参照。)。
次に、クリーニング機構180によってシート状被加工物Wの表面を吸引する。このことによって、シート状被加工物Wの表面をクリーニングする。
次に、表面改善機構190によってシート状被加工物Wの表面をバフがけする。このことにより、シート状被加工物Wの表面を改善する。
次に、シート状被加工物Wを巻き取り部112で巻き取る。このようにして、穿孔装置100によって、シート状被加工物Wに穿孔する予定の全ての位置に穿孔することができる(図4(d)参照。)。
この後、穿孔装置100によって穿孔された孔に図示しないメッキ装置を用いてめっきを行うことにより、シート状被加工物Wの表面の銅箔と裏面の銅箔とを導通させる。このようにすることにより、フレキシブル基板にスルーホールを形成することができる。
次に、実施形態1に係る穿孔装置100の効果を説明する。
実施形態1に係る穿孔装置100によれば、シート状被加工物Wに複数の孔を一括して穿孔する第1穿孔機構130を備えるため、従来の穿孔装置と比較して、シート状被加工物Wに多数の孔を穿孔するのに時間と手間とがかからなくて済み、その結果、生産性をより一層高くすることが可能となる。
また、実施形態1に係る穿孔装置100によれば、第2穿孔領域内の任意の位置に第2穿孔金型を移動させた後、シート状被加工物Wに1つずつ孔を穿孔する第2穿孔機構160を備えるため、第1穿孔機構130における複数のパンチ138の配列パターンに対応した位置以外の位置に孔を穿孔することが可能となり、シート状被加工物Wの任意の位置に孔を穿孔することが可能となる。
従って、実施形態1に係る穿孔装置100によれば、生産性をより一層高くすることが可能で、かつ、シート状被加工物Wの任意の位置に孔を穿孔することが可能な穿孔装置となる。
実施形態1に係る穿孔装置100によれば、第1穿孔機構130がx軸駆動部132及びy軸駆動部133を有することから、第1穿孔領域内の任意の位置に第1穿孔金型131を移動させることが可能となる。その結果、第1穿孔機構130のパンチ138の配列パターンに対応した複数の孔をシート状被加工物Wの任意の位置に穿孔することが可能となる。
また、実施形態1に係る穿孔装置100によれば、第1穿孔機構130が回転駆動部134を有することから、何らかの原因(例えば、シート状被加工物Wがx軸に対して斜めに搬送されていた場合や、シート状被加工物Wがうねっている場合等)でx軸に対する傾き量が大きい状態で場合であっても、第1穿孔機構130のすべてのパンチ138をシート状被加工物Wの所定の穿孔位置に合わせることが可能となる。
また、実施形態1に係る穿孔装置100によれば、第2穿孔機構160がx軸駆動部162及びy軸駆動部163を有することから、第2穿孔領域内の任意の位置に第2穿孔金型161を移動させることが可能となる。その結果、第2穿孔機構160によってシート状被加工物Wの任意の位置に穿孔することが可能となる。
また、実施形態1に係る穿孔装置100によれば、第1撮影機構120及び第2撮影機構150を備え、これらの撮影機構によって撮影された画像に基づいて、シート状被加工物Wに対する第1穿孔機構130の位置決め及びシート状被加工物Wに対する第2穿孔機構160の位置決めを行うことから、シート状被加工物の所望の位置に高い精度で穿孔することが可能となる。
また、実施形態1に係る穿孔装置100によれば、クリーニング機構180が配設されていることから、シート状被加工物Wに孔を穿孔する際に発生することがあるパンチカスを除去することが可能となる。
さらにまた、実施形態1に係る穿孔装置100によれば、表面改善機構190が配設されていることから、シート状被加工物Wの表面に形成されることがあるバリ等の凹凸を除去し、シート状被加工物Wの表面を滑らかにすることが可能となる。
[実施形態2]
図5は、実施形態2に係る穿孔装置100aを説明するために示す図である。
実施形態2に係る穿孔装置100aは、基本的には実施形態1に係る穿孔装置100と同様の構成を有するが、第1穿孔機構及び第2穿孔機構の配設順序が実施形態1に係る穿孔装置100の場合とは異なる。すなわち、実施形態2に係る穿孔装置100aにおいては、図5に示すように、シート状被加工物Wの搬送方向Aに対して、第2撮影機構150、第2穿孔機構160、第1撮影機構120、第1穿孔機構130、クリーニング機構180及び表面改善機構190の順番で配設されている。
第2撮影機構150は、シート状被加工物Wの所定部分(例えば、シート状被加工物Wの端の部分。)を撮影する。そして、その撮影された画像に基づいて、シート状被加工物Wに対する第2穿孔機構160の位置決めを行う。
第1撮影機構120は、シート状被加工物Wの所定部分(例えば、第2穿孔機構160で穿孔された孔の位置)を撮影する。そして、その撮影された画像に基づいて、シート状被加工物Wに対する第1穿孔機構130の位置決めを行う。
このように、実施形態2に係る穿孔装置100aは、第1穿孔機構及び第2穿孔機構の配設順序が実施形態1に係る穿孔装置100の場合とは異なるが、実施形態1に係る穿孔装置100の場合と同様に、シート状被加工物Wに複数の孔を一括して穿孔する第1穿孔機構130を備えるため、従来の穿孔装置と比較して、シート状被加工物Wに多数の孔を穿孔するのに時間と手間とがかからなくて済み、その結果、生産性をより一層高くすることが可能となる。
また、実施形態2に係る穿孔装置100aによれば、第2穿孔領域内の任意の位置に第2穿孔金型161を移動させた後、シート状被加工物Wに1つずつ孔を穿孔する第2穿孔機構160を備えるため、第1穿孔機構130における複数のパンチ138の配列パターンに対応した位置以外の位置に孔を穿孔することが可能となり、シート状被加工物Wの任意の位置に孔を穿孔することが可能となる。
従って、実施形態2に係る穿孔装置100aによれば、生産性をより一層高くすることが可能で、かつ、シート状被加工物Wの任意の位置に孔を穿孔することが可能な穿孔装置となる。
なお、実施形態2に係る穿孔装置100aは、第1穿孔機構及び第2穿孔機構の配設順序以外の点においては実施形態1に係る穿孔装置100と同様の構成を有するため、実施形態1に係る穿孔装置100が有する効果のうち該当する効果を有する。
[実施形態3]
図6は、実施形態3に係る穿孔装置100bを説明するために示す図である。なお、符号165は、第2穿孔機構160における支持台を示す。
実施形態3に係る穿孔装置100bは、基本的には実施形態1に係る穿孔装置100と同様の構成を有するが、シート状被加工物移動機構及び沿面距離調整ローラを備える点が実施形態1に係る穿孔装置100の場合とは異なる。すなわち、実施形態3に係る穿孔装置100bにおいては、図6に示すように、第1穿孔領域にシート状被加工物Wの第1穿孔対象部位を移動させるとともに、第2穿孔領域にシート状被加工物Wの第2穿孔対象部位を移動させるシート状被加工物移動機構210と、シート状被加工物Wのシート面に沿った、第1穿孔機構130と第2穿孔機構160との沿面距離を調整する沿面距離調整ローラ220とをさらに備える。
シート状被加工物移動機構210は、第1穿孔領域にシート状被加工物Wの第1穿孔対象部位を移動させる駆動ローラ212,214と、第2穿孔領域にシート状被加工物Wの第2穿孔対象部位を移動させる駆動ローラ216,218とから構成されている。
沿面距離調整ローラ220は、図示しない駆動部によって高さ位置を調整することによって沿面距離を調整する。なお、鉛直方向の高さ位置の調整は、シート状被加工物Wを搬送する最初の段階で一度行えば、基本的にはシート状被加工物Wを搬送している最中に再調整しなくてもよい。また、シート状被加工物Wの搬送方向における沿面距離調整ローラ220の繰り出し部111側には補助ローラ222、巻き取り部112側に補助ローラ224がそれぞれ配設されている。
実施形態3に係る穿孔装置100bにおいては、第1穿孔機構130と第2穿孔機構160とが離間した状態で配設されている。このような構成とすることにより、一方の穿孔機構によってシート状被加工物Wを穿孔する際の振動が他方の穿孔機構に伝達することを防ぐことができる。
このように、実施形態3に係る穿孔装置100bは、シート状被加工物移動機構及び沿面距離調整ローラを備える点が実施形態1に係る穿孔装置100の場合とは異なるが、実施形態1に係る穿孔装置100の場合と同様に、シート状被加工物Wに複数の孔を一括して穿孔する第1穿孔機構130を備えるため、従来の穿孔装置と比較して、シート状被加工物Wに多数の孔を穿孔するのに時間と手間とがかからなくて済み、その結果、生産性をより一層高くすることが可能となる。
また、実施形態3に係る穿孔装置100bによれば、第2穿孔領域内の任意の位置に第2穿孔金型161を移動させた後、シート状被加工物Wに1つずつ孔を穿孔する第2穿孔機構160を備えるため、第1穿孔機構130における複数のパンチ138の配列パターンに対応した位置以外の位置に孔を穿孔することが可能となり、シート状被加工物Wの任意の位置に孔を穿孔することが可能となる。
従って、実施形態3に係る穿孔装置100bによれば、生産性をより一層高くすることが可能で、かつ、シート状被加工物Wの任意の位置に孔を穿孔することが可能な穿孔装置となる。
また、実施形態3に係る穿孔装置100bによれば、沿面距離調整ローラ220によって第1穿孔機構130と第2穿孔機構160との沿面距離を調整することが可能となるため、穿孔パターンに応じて沿面距離を調整することにより、シート状被加工物移動機構210による移動動作を行うだけで、第1穿孔領域にシート状被加工物Wの第1穿孔対象部位を正しく移動させるとともに、第2穿孔領域にシート状被加工物Wの第2穿孔対象部位を正しく移動させることが可能となる。
また、実施形態3に係る穿孔装置100bによれば、第1穿孔機構130及び第2穿孔機構160は、水平方向に沿って搬送されたシート状被加工物Wを穿孔する穿孔機構であることから、シート状被加工物Wに働く重力がシート状被加工物Wのどこでも一定の状態になり、シート状被加工物Wが弛むなどの不具合が起こりにくくなる。その結果、シート状被加工物Wの所望の位置に正確に穿孔することが可能となる。
なお、実施形態3に係る穿孔装置100bは、シート状被加工物移動機構及び沿面距離調整ローラを備える点以外の点においては実施形態1に係る穿孔装置100と同様の構成を有するため、実施形態1に係る穿孔装置100が有する効果のうち該当する効果を有する。
[実施形態4]
図7は、実施形態4に係る穿孔装置100cを説明するために示す図である。
実施形態4に係る穿孔装置100cは、基本的には実施形態3に係る穿孔装置100bと同様の構成を有するが、第1穿孔機構及び第2穿孔機構を配設する向きが実施形態3に係る穿孔装置100bの場合とは異なる。すなわち、実施形態4に係る穿孔装置100cにおいては、図7に示すように、第1穿孔機構130の支持台135の底面と第2穿孔機構160の支持台165の底面とが対向するように第1穿孔機構130及び第2穿孔機構160が配設されている。
シート状被加工物搬送機構110は、水平方向に沿って搬送されたシート状被加工物Wを上方へ向かって搬送するためのローラ117と、鉛直上方から搬送されたシート状被加工物Wを水平方向へ向かって搬送するためのローラ118とをさらに備える。
第1穿孔機構130は、鉛直上方に向かって搬送されたシート状被加工物Wを穿孔する穿孔機構であり、第2穿孔機構160は、鉛直下方に向かって搬送されたシート状被加工物Wを穿孔する穿孔機構である。
沿面距離調整ローラ220a,220bは同じ高さ位置に配設され、図示しない駆動部によって、同じ高さ位置の状態を保ったまま高さ位置が調整される。実施形態4においては、第1穿孔領域の上端の高さ位置と第2穿孔領域の上端の高さ位置とを同じ高さ位置とするとともに、第1穿孔領域の下端の高さ位置と第2穿孔領域の下端の高さ位置とを同じ高さ位置とする。
沿面距離調整ローラ220aは、鉛直上方に向かって搬送されたシート状被加工物Wを沿面距離調整機構ローラ220bに向かって水平方向に沿って搬送するように構成されている。沿面距離調整機構ローラ220bは、沿面距離調整ローラ220aから水平方向に沿って搬送されたシート状被加工物Wを鉛直下方に向かって搬送するように構成されている
このように、実施形態4に係る穿孔装置100cは、第1穿孔機構及び第2穿孔機構を配設する向きが実施形態3に係る穿孔装置100bの場合とは異なるが、実施形態3に係る穿孔装置100bの場合と同様に、シート状被加工物Wに複数の孔を一括して穿孔する第1穿孔機構130を備えるため、従来の穿孔装置と比較して、シート状被加工物Wに多数の孔を穿孔するのに時間と手間とがかからなくて済み、その結果、生産性をより一層高くすることが可能となる。
また、実施形態4に係る穿孔装置100cによれば、第2穿孔領域内の任意の位置に第2穿孔金型161を移動させた後、シート状被加工物Wに1つずつ孔を穿孔する第2穿孔機構160を備えるため、第1穿孔機構130における複数のパンチ138の配列パターンに対応した位置以外の位置に孔を穿孔することが可能となり、シート状被加工物Wの任意の位置に孔を穿孔することが可能となる。
従って、実施形態4に係る穿孔装置100cによれば、生産性をより一層高くすることが可能で、かつ、シート状被加工物Wの任意の位置に孔を穿孔することが可能な穿孔装置となる。
また、実施形態4に係る穿孔装置100cによれば、沿面距離調整ローラ220a,220bによって第1穿孔機構130と第2穿孔機構160との沿面距離を調整することが可能となるため、穿孔パターンに応じて沿面距離を調整することにより、シート状被加工物移動機構210による移動動作を行うだけで、第1穿孔領域にシート状被加工物Wの第1穿孔対象部位を正しく移動させるとともに、第2穿孔領域にシート状被加工物Wの第2穿孔対象部位を正しく移動させることが可能となる。
また、実施形態4に係る穿孔装置100cによれば、第1穿孔機構130は、鉛直上方に向かって搬送されたシート状被加工物Wを穿孔する穿孔機構であり、第2穿孔機構160は、鉛直下方に向かって搬送されたシート状被加工物Wを穿孔する穿孔機構であることから、穿孔装置の設置面積を小さくすることが可能となる。
また、実施形態4に係る穿孔装置100cによれば、第1穿孔機構130は、鉛直上方に向かって搬送されたシート状被加工物Wを穿孔する穿孔機構であり、第2穿孔機構160は、鉛直下方に向かって搬送されたシート状被加工物Wを穿孔する穿孔機構であることから、第1穿孔機構130と第2穿孔機構160とが鉛直方向に重ねて配設されている場合と比較して、穿孔装置の設置高さが高くなりすぎることがない。その結果、運転や金型交換等の作業がしやすい穿孔装置となる。
なお、実施形態4に係る穿孔装置100cは、第1穿孔機構及び第2穿孔機構を配設する向き以外の点においては実施形態3に係る穿孔装置100bと同様の構成を有するため、実施形態3に係る穿孔装置100bが有する効果のうち該当する効果を有する。
[実施形態5]
図8は、実施形態5に係る穿孔装置100dを説明するために示す図である。
実施形態5に係る穿孔装置100dは、基本的には実施形態3に係る穿孔装置100bと同様の構成を有するが、シート状被加工物移動機構の代わりに第1シート状被加工物移動機構及び第2シート状被加工物移動機構を備え、かつ、沿面距離調整ローラの代わりにテンションローラを備える点が実施形態3に係る穿孔装置100bの場合とは異なる。すなわち、実施形態5に係る穿孔装置100dにおいては、図8に示すように、第1シート状被加工物移動機構230と、第2シート状被加工物移動機構240と、テンションローラ250とを備える。
第1シート状被加工物移動機構230は、駆動ローラ232,234から構成され、第1穿孔領域にシート状被加工物Wの第1穿孔対象部位を移動させる。第2シート状被加工物移動機構240は、駆動ローラ242,244から構成され、第2穿孔領域にシート状被加工物Wの第2穿孔対象部位を移動させる。第1シート状被加工物移動機構230及び第2シート状被加工物移動機構240はそれぞれ独立して第1穿孔対象部位及び第2穿孔対象部位を移動させることができる。
テンションローラ250は、シート状被加工物Wの搬送方向Aに沿って第1穿孔機構130と第2穿孔機構160との間に配設されている。テンションローラ250は、テンションローラ250の自重及び錘の重さとシート状被加工物Wの張力とによって上下に移動可能で、第1シート状被加工物移動機構230による移動動作と第2シート状被加工物移動機構240による移動動作とを独立して行うことによって生じることがあるシート状被加工物Wの弛み変動量を吸収することができる。
このように、実施形態5に係る穿孔装置100dは、シート状被加工物移動機構の代わりに第1シート状被加工物移動機構及び第2シート状被加工物移動機構を備え、かつ、沿面距離調整ローラの代わりにテンションローラを備える点が実施形態3に係る穿孔装置100bの場合とは異なるが、実施形態3に係る穿孔装置100bの場合と同様に、シート状被加工物Wに複数の孔を一括して穿孔する第1穿孔機構130を備えるため、従来の穿孔装置と比較して、シート状被加工物Wに多数の孔を穿孔するのに時間と手間とがかからなくて済み、その結果、生産性をより一層高くすることが可能となる。
また、実施形態5に係る穿孔装置100dによれば、第2穿孔領域内の任意の位置に第2穿孔金型161を移動させた後、シート状被加工物Wに1つずつ孔を穿孔する第2穿孔機構160を備えるため、第1穿孔機構130における複数のパンチ138の配列パターンに対応した位置以外の位置に孔を穿孔することが可能となり、シート状被加工物Wの任意の位置に孔を穿孔することが可能となる。
従って、実施形態5に係る穿孔装置100dによれば、生産性をより一層高くすることが可能で、かつ、シート状被加工物Wの任意の位置に孔を穿孔することが可能な穿孔装置となる。
また、実施形態5に係る穿孔装置100dによれば、第1シート状被加工物移動機構230の移動動作と第2シート状被加工物移動機構240による移動動作を独立して行うことにより、第1穿孔領域にシート状被加工物Wの第1穿孔対象部位を正しく移動させるとともに、第2穿孔領域にシート状被加工物Wの第2穿孔対象部位を正しく移動させることが可能となる。また、テンションローラ250を備えるため、第1シート状被加工物移動機構230による移動動作と第2シート状被加工物移動機構240による移動動作とを独立して行うことによって生じることがあるシート状被加工物Wの弛み変動量を吸収することが可能となる。
なお、実施形態5に係る穿孔装置100dは、シート状被加工物移動機構の代わりに第1シート状被加工物移動機構及び第2シート状被加工物移動機構を備え、かつ、沿面距離調整ローラの代わりにテンションローラを備える点以外の点においては実施形態3に係る穿孔装置100bと同様の構成を有するため、実施形態3に係る穿孔装置100bが有する効果のうち該当する効果を有する。
[実施形態6]
図9は、実施形態6に係る穿孔装置100eを説明するために示す図である。
実施形態6に係る穿孔装置100eは、基本的には実施形態4に係る穿孔装置100cと同様の構成を有するが、シート状被加工物移動機構の代わりに第1シート状被加工物移動機構及び第2シート状被加工物移動機構を備え、かつ、沿面距離調整ローラの代わりにテンションローラを備える点が実施形態4に係る穿孔装置100cの場合とは異なる。すなわち、実施形態6に係る穿孔装置100eにおいては、図9に示すように、第1シート状被加工物移動機構230と、第2シート状被加工物移動機構240と、テンションローラ250とを備える。
第1シート状被加工物移動機構230は、駆動ローラ232,234から構成され、第1穿孔領域にシート状被加工物Wの第1穿孔対象部位を移動させる。第2シート状被加工物移動機構240は、駆動ローラ242,244から構成され、第2穿孔領域にシート状被加工物Wの第2穿孔対象部位を移動させる。第1シート状被加工物移動機構230及び第2シート状被加工物移動機構240はそれぞれ独立して第1穿孔対象部位及び第2穿孔対象部位を移動させることができる。
テンションローラ250は、シート状被加工物Wの搬送方向Aに沿って第1穿孔機構130と第2穿孔機構160との間に配設されている。テンションローラ250は、テンションローラ250の自重及び錘の重さとシート状被加工物Wの張力とによって上下に移動可能で、第1シート状被加工物移動機構230による移動動作と第2シート状被加工物移動機構240による移動動作とを独立して行うことによって生じることがあるシート状被加工物Wの弛み変動量を吸収することができる。
なお、テンションローラ250を挟んで繰り出し部111及び巻き取り部112側にはそれぞれ補助ローラ252,254が配設されている。また、補助ローラ252の繰り出し部111側には鉛直上方に向かって搬送されたシート状被加工物Wを水平方向に搬送するローラ117aが配設され、補助ローラ254の巻き取り部112側には水平方向に沿って搬送されたシート状被加工物Wを鉛直下方に向かって搬送するローラ118aが配設されている。
このように、実施形態6に係る穿孔装置100eは、シート状被加工物移動機構の代わりに第1シート状被加工物移動機構及び第2シート状被加工物移動機構を備え、かつ、沿面距離調整ローラの代わりにテンションローラを備える点が実施形態4に係る穿孔装置100cの場合とは異なるが、実施形態4に係る穿孔装置100cの場合と同様に、シート状被加工物Wに複数の孔を一括して穿孔する第1穿孔機構130を備えるため、従来の穿孔装置と比較して、シート状被加工物Wに多数の孔を穿孔するのに時間と手間とがかからなくて済み、その結果、生産性をより一層高くすることが可能となる。
また、実施形態6に係る穿孔装置100eによれば、第2穿孔領域内の任意の位置に第2穿孔金型161を移動させた後、シート状被加工物Wに1つずつ孔を穿孔する第2穿孔機構160を備えるため、第1穿孔機構130における複数のパンチ138の配列パターンに対応した位置以外の位置に孔を穿孔することが可能となり、シート状被加工物Wの任意の位置に孔を穿孔することが可能となる。
従って、実施形態6に係る穿孔装置100eによれば、生産性をより一層高くすることが可能で、かつ、シート状被加工物Wの任意の位置に孔を穿孔することが可能な穿孔装置となる。
また、実施形態6に係る穿孔装置100eによれば、第1シート状被加工物移動機構230による移動動作と第2シート状被加工物移動機構240による移動動作を独立して行うことにより、第1穿孔領域にシート状被加工物Wの第1穿孔対象部位を正しく移動させるとともに、第2穿孔領域にシート状被加工物Wの第2穿孔対象部位を正しく移動させることが可能となる。また、テンションローラ250を備えるため、第1シート状被加工物移動機構230による移動動作と第2シート状被加工物移動機構240による移動動作とを独立して行うことによって生じることがあるシート状被加工物Wの弛み変動量を吸収することが可能となる。
なお、実施形態6に係る穿孔装置100eは、シート状被加工物移動機構の代わりに第1シート状被加工物移動機構及び第2シート状被加工物移動機構を備え、かつ、沿面距離調整ローラの代わりにテンションローラを備える点以外の点においては実施形態4に係る穿孔装置100cと同様の構成を有するため、実施形態4に係る穿孔装置100cが有する効果のうち該当する効果を有する。
[実施形態7]
図10は、実施形態7に係る穿孔装置100fを説明するために示す平面図である。
図11は、実施形態7におけるシート状被加工物の穿孔方法を説明するために示す図である。図11(a)〜図11(e)は、各工程図である。なお、図11(b)中の黒丸は、第1穿孔金型131aで穿孔された孔を示し、図11(c)中の黒丸は、第1穿孔金型131bで穿孔された孔を示し、図11(c)中の黒丸は、第2穿孔金型161で穿孔された孔を示す。
実施形態7に係る穿孔装置100fは、基本的には実施形態1に係る穿孔装置100と同様の構成を有するが、第1穿孔機構が、第1穿孔金型として、複数の第1穿孔金型を有する点が実施形態1に係る穿孔装置100の場合とは異なる。すなわち、実施形態7に係る穿孔装置100fにおいては、図11に示すように、第1穿孔機構130aが、第1穿孔金型として、複数(実施形態7においては2つ)の第1穿孔金型131a、131bを有する。
第1穿孔金型131aは、実施形態1における第1穿孔金型131と同様の構成を有する。第1穿孔金型131bにおいては、複数(4つ)のパンチが所定のパターン(四角形形状)で配列されている。
実施形態7における第1穿孔機構130aは、2つの第1穿孔金型131a、131bから、シート状被加工物Wへの穿孔に供する1つの第1穿孔金型を選択する第1穿孔金型選択部(図示せず。)を有する。
このように構成された穿孔装置100fを用いてシート状被加工物Wに対して孔を穿孔する方法(実施形態7におけるシート状被加工物の穿孔方法)は、基本的には実施形態1におけるシート状被加工物の穿孔方法と同様の方法を用いるが、第1穿孔機構130aを用いてシート状被加工物Wに複数の孔を一括して穿孔する工程が実施形態1におけるシート状被加工物の穿孔方法の場合と異なる。
実施形態7においては、第1撮影機構120によって撮影された画像に基づいて、シート状被加工物Wに対する第1穿孔機構130aの位置決めを行った後、複数の第1穿孔金型131a、131bのうち、第1穿孔金型選択部(図示せず。)によって選択された第1穿孔金型(実施形態7においては第1穿孔金型131a)を用いてシート状被加工物Wに複数の孔を一括して穿孔する。
次に、第1穿孔領域内の任意の位置に第1穿孔金型131aを移動させた後、シート状被加工物Wに複数の孔を一括して穿孔する。これを繰り返して第1穿孔金型131aによって穿孔する予定の全ての孔を穿孔する(図11(b)参照。)。
次に、第1穿孔金型選択部(図示せず。)によって選択された別の第1穿孔金型131bを用いてシート状被加工物Wに複数の孔を一括して穿孔する。次に、第1穿孔領域内の任意の位置に第1穿孔金型131bを移動させた後、シート状被加工物Wに複数の孔を一括して穿孔する。これを繰り返して第1穿孔金型131bによって穿孔する予定の全ての孔を穿孔する(図11(c)参照。)。
このように、実施形態7に係る穿孔装置100fは、第1穿孔機構が、第1穿孔金型として、複数の第1穿孔金型を有する点が実施形態1に係る穿孔装置100の場合とは異なるが、実施形態1に係る穿孔装置100の場合と同様に、実施形態1に係る穿孔装置100の場合と同様に、シート状被加工物Wに複数の孔を一括して穿孔する第1穿孔機構130aを備えるため、従来の穿孔装置と比較して、シート状被加工物Wに多数の孔を穿孔するのに時間と手間とがかからなくて済み、その結果、生産性をより一層高くすることが可能となる。
また、実施形態7に係る穿孔装置100fによれば、第2穿孔領域内の任意の位置に第2穿孔金型161を移動させた後、シート状被加工物Wに1つずつ孔を穿孔する第2穿孔機構160を備えるため、第1穿孔機構130aにおける複数のパンチ138の配列パターンに対応した位置以外の位置に孔を穿孔することが可能となり、シート状被加工物の任意の位置に孔を穿孔することが可能となる。
従って、実施形態7に係る穿孔装置100fによれば、生産性をより一層高くすることが可能で、かつ、シート状被加工物の任意の位置に孔を穿孔することが可能な穿孔装置となる。
また、実施形態7に係る穿孔装置100fによれば、第1穿孔機構130aは、第1穿孔金型として、複数の第1穿孔金型131a,131bを有するため、パンチ138の配列パターンが異なる複数の第1穿孔金型131a,131bを状況に応じて使い分けることが可能となり、シート状被加工物Wに様々な配列パターンの孔を穿孔することが可能となる。
なお、実施形態7に係る穿孔装置100fは、第1穿孔機構が、第1穿孔金型として、複数の第1穿孔金型を有する点以外の点においては実施形態1に係る穿孔装置100と同様の構成を有するため、実施形態1に係る穿孔装置100が有する効果のうち該当する効果を有する。
[実施形態8]
図12は、実施形態8に係る穿孔装置100gを説明するために示す平面図である。
図13は、実施形態8におけるシート状被加工物の穿孔方法を説明するために示す図である。図13(a)〜図13(e)は、各工程図である。なお、図13(b)中の黒丸は、第1穿孔金型131で穿孔された孔を示し、図13(c)中の黒丸は、第2穿孔金型161aで穿孔された孔を示し、図13(d)中の黒丸は、第2穿孔金型161bで穿孔された孔を示す。
実施形態8に係る穿孔装置100gは、基本的には実施形態1に係る穿孔装置100と同様の構成を有するが、第2穿孔機構が、第2穿孔金型として複数の第2穿孔金型を有する点が実施形態1に係る穿孔装置100の場合とは異なる。すなわち、実施形態8に係る穿孔装置100gにおいては、図12に示すように、第2穿孔機構160aが、第2穿孔金型として、複数(実施形態8においては2つ)の第2穿孔金型161a、161bを有する。
第2穿孔金型161aは、実施形態1における第2穿孔金型161と同様の構成を有する。第2穿孔金型161bにおいては、矩形のパンチ168aが1つ配設されている。
実施形態8における第2穿孔機構160aは、2つの第2穿孔金型161a、161bから、シート状被加工物Wへの穿孔に供する1つの第2穿孔金型を選択する第2穿孔金型選択部(図示せず。)を有する。
このように構成された穿孔装置100gを用いてシート状被加工物Wに対して孔を穿孔する方法(実施形態8におけるシート状被加工物の穿孔方法)は、基本的には実施形態1におけるシート状被加工物の穿孔方法と同様の方法を用いるが、第2穿孔機構160aを用いてシート状被加工物Wに孔を1つずつ穿孔する工程が実施形態1におけるシート状被加工物の穿孔方法の場合と異なる。
実施形態8においては、第2撮影機構150によって撮影された画像に基づいて、シート状被加工物Wに対する第2穿孔機構160aの位置決めを行った後、複数の第2穿孔金型161a、161bのうち、第2穿孔金型選択部(図示せず。)によって選択された第2穿孔金型(実施形態8においては第2穿孔金型161a)を用いてシート状被加工物Wに孔を1つ穿孔する。
次に、第2穿孔領域内の任意の位置に第2穿孔金型161aを移動させた後、シート状被加工物Wに孔を1つ穿孔する。これを繰り返して第2穿孔金型161aによって穿孔する予定の全ての孔を穿孔する(図13(c)参照。)。
次に、第2穿孔金型選択部(図示せず。)によって選択された別の第2穿孔金型161bを用いてシート状被加工物Wに孔を1つ穿孔する。次に、第2穿孔領域内の任意の位置に第2穿孔金型161bを移動させた後、シート状被加工物Wに孔を1つ穿孔する。これを繰り返して第2穿孔金型161bによって穿孔する予定の全ての孔を穿孔する(図13(d)参照。)。
このように、実施形態8に係る穿孔装置100gは、第2穿孔機構が、第2穿孔金型として複数の第2穿孔金型を有する点が実施形態1に係る穿孔装置100の場合とは異なるが、実施形態1に係る穿孔装置100の場合と同様に、シート状被加工物Wに複数の孔を一括して穿孔する第1穿孔機構130を備えるため、従来の穿孔装置と比較して、シート状被加工物Wに多数の孔を穿孔するのに時間と手間とがかからなくて済み、その結果、生産性をより一層高くすることが可能となる。
また、実施形態8に係る穿孔装置100gによれば、第2穿孔領域内の任意の位置に第2穿孔金型161a(又は161b)を移動させた後、シート状被加工物Wに1つずつ孔を穿孔する第2穿孔機構160aを備えるため、第1穿孔機構130における複数のパンチ138の配列パターンに対応した位置以外の位置に孔を穿孔することが可能となり、シート状被加工物の任意の位置に孔を穿孔することが可能となる。
従って、実施形態8に係る穿孔装置100gによれば、生産性をより一層高くすることが可能で、かつ、シート状被加工物の任意の位置に孔を穿孔することが可能な穿孔装置となる。
また、実施形態8に係る穿孔装置100gによれば、第2穿孔機構160aは、第2穿孔金型として、複数の第2穿孔金型161a、161bを有するため、状況に応じて、形状が異なったパンチや大きさが異なったパンチが配設された第2穿孔金型を使い分けることが可能となり、シート状被加工物Wに様々な形状の孔や様々な大きさの孔を穿孔することが可能となる。
また、実施形態8に係る穿孔装置100gによれば、第2穿孔機構160aは、第2穿孔金型として、複数の第2穿孔金型161a、161bを有するため、複数の第2穿孔金型で同一のパンチを用いる場合には、1の第2穿孔金型のパンチに寿命が来たときでも、パンチの交換や第2穿孔金型の交換をすることなく、他の第2穿孔金型を選択するだけで穿孔作業を続行することが可能となる。従って、稼働率が高い穿孔装置となる。
なお、実施形態8に係る穿孔装置100gは、第2穿孔機構が、第2穿孔金型として複数の第2穿孔金型を有する点以外の点においては実施形態1に係る穿孔装置100と同様の構成を有するため、実施形態1に係る穿孔装置100が有する効果のうち該当する効果を有する。
以上、本発明を上記の実施形態に基づいて説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではない。その趣旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば、次のような変形も可能である。
(1)上記実施形態における各構成要素の数、位置関係、大きさ、パンチの配列パターンは例示であり、本発明はこれに限定されるものではない。
(2)上記実施形態1においては、第1穿孔機構130が、回転駆動部134を有する場合を例にとって本発明を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、第1穿孔機構130が、回転駆動部134を有していない場合であっても本発明を適用可能である。
(3)上記実施形態3〜6においては、第1穿孔機構が、複数のパンチが所定のパターンで配列された第1穿孔金型を有し、かつ、第2穿孔機構が、1つのパンチが配設された第2穿孔金型を有する場合を例にとって本発明を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。図14は、変形例1に係る穿孔装置100hを説明するために示す図である。図15は、変形例2に係る穿孔装置100iを説明するために示す図である。図16は、変形例3に係る穿孔装置100jを説明するために示す図である。図17は、変形例4に係る穿孔装置100kを説明するために示す図である。なお、変形例1は実施形態3の変形例であり、変形例2は実施形態4の変形例であり、変形例3は実施形態5の変形例であり、そして変形例4は実施形態6の変形例である。例えば、第1穿孔機構及び第2穿孔機構が共に、複数のパンチが所定のパターンで配列された穿孔金型を有する場合であっても本発明を適用可能である。
(4)上記実施形態3〜6においては、第1穿孔機構が、複数のパンチが所定のパターンで配列された第1穿孔金型を有し、かつ、第2穿孔機構が、1つのパンチが配設された第2穿孔金型を有する場合を例にとって本発明を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。図18は、変形例5に係る穿孔装置100lを説明するために示す図である。図19は、変形例6に係る穿孔装置100mを説明するために示す図である。図20は、変形例7に係る穿孔装置100nを説明するために示す図である。図21は、変形例8に係る穿孔装置100оを説明するために示す図である。なお、変形例5は実施形態3の変形例であり、変形例6は実施形態4の変形例であり、変形例7は実施形態5の変形例であり、そして変形例8は実施形態6の変形例である。例えば、第1穿孔機構及び第2穿孔機構が共に、1つのパンチが配設された穿孔金型を有する場合であっても本発明を適用可能である。
(5)上記実施形態1においては、パンチ金型136にパンチが3個配列された場合を例にとって本発明を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、パンチ金型136にパンチが2個配列された場合又は4個以上配列された場合であっても本発明を適用可能である。
(6)上記各実施形態においては、吸引によってシート状被加工物Wの表面からパンチカスを除去するクリーニング機構180を備える場合を例にとって本発明を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、粘着シートによってシート状被加工物Wの表面からパンチカスを除去するクリーニング機構を備える場合や、シート状被加工物Wの表面からパンチカスを吹き飛ばすクリーニング機構を備える場合であっても本発明を適用可能である。
(7)上記各実施形態においては、シート状被加工物Wの表面をバフがけすることによって表面を滑らかにする表面改善機構190を備える場合を例にとって本発明を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、シート状被加工物Wの表面を電界エッチングによって表面を滑らかにする表面改善機構を備える場合やプラズマエッチングによって表面を滑らかにする表面改善機構を備える場合であっても本発明を適用可能である。
(9)上記各実施形態においては、第1撮影機構(又は第2撮影機構)が、シート状被加工物Wの端部を撮影する場合を例にとって本発明を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、シート状被加工物Wにあらかじめ設けられた基準マークを撮影する場合であっても本発明を適用可能である。
(10)上記各実施形態においては、スルーホールを形成するための穿孔装置を例にとって本発明を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、ガイドホール、スプロケットホールその他の孔を形成するための穿孔装置であっても本発明を適用可能である。
(11)上記各実施形態においては、シート状被加工物Wがフレキシブル基板である場合を例にとって本発明を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、シート状被加工物Wがリジッド基板や機能性フィルム等であっても本発明を適用可能である。
100,102…穿孔装置、110…シート状被加工物搬送機構、111…繰り出し部、112…巻き取り部、113,114…テンションローラ、115,116,221,222,252,254…補助ローラ、117,118,117a、118a…ローラ、120…第1撮影機構、130…第1穿孔機構、131…第1穿孔金型、132,162…x軸駆動部、133,163…y軸駆動部、134…回転駆動部、135,165…支持台、136,166…パンチ金型、137,167…ダイ金型、138,168…パンチ、139,169…パンチプレート、140,170…ダイ孔、141,171…ダイプレート、142,172…(x軸駆動部の)台、143,173…x軸移動手段、144,174…(y軸駆動部の)台、145,175…y軸移動手段、146,176…(回転駆動部の)台、147,177…回転手段、150…第2撮影機構、160…第2穿孔機構、161・・・第1穿孔金型、180…クリーニング機構、190…表面改善機構、210・・・シート状被加工物移動機構、212,214,216,218,232,234,242,244…駆動ローラ、220…沿面距離調整ローラ、230…第1シート状被加工物移動機構、240…第2シート状被加工物移動機構、250…テンションローラ、W…シート状被加工物、A…(シート状被加工Wの)搬送方向

Claims (17)

  1. ロール・ツー・ロール方式で搬送されるシート状被加工物を第1穿孔機構及び第2穿孔機構によって穿孔する穿孔装置であって、
    繰り出し部から巻き取り部に向かって前記シート状被加工物を搬送するシート状被加工物搬送機構と、
    複数のパンチが所定のパターンで配列された第1穿孔金型を有し、前記第1穿孔機構によって穿孔する第1穿孔領域内の任意の位置に前記第1穿孔金型を移動させた後、前記シート状被加工物に複数の孔を一括して穿孔する前記第1穿孔機構と、
    1つのパンチが配設された第2穿孔金型を有し、前記第2穿孔機構によって穿孔する第2穿孔領域内の任意の位置に前記第2穿孔金型を移動させた後、前記シート状被加工物に1つずつ孔を穿孔する前記第2穿孔機構とを備え、
    前記第1穿孔機構及び前記第2穿孔機構が、前記シート状被加工物の搬送方向に沿ってこの順序又はこれとは逆の順序で配設され
    前記シート状被加工物の搬送方向に平行な軸をx軸とし、前記シート状被加工物の表面に平行かつ前記x軸と垂直な軸をy軸とし、前記x軸と垂直かつ前記y軸と垂直な軸をz軸としたとき、
    前記第1穿孔機構は、
    前記x軸に沿って前記第1穿孔金型を移動させるx軸駆動部と、
    前記y軸に沿って前記第1穿孔金型を移動させるy軸駆動部と、
    前記z軸を回転軸として時計回り又は反時計回りに前記第1穿孔金型を回転させる回転駆動部とを有し、
    前記第2穿孔機構は、
    前記x軸に沿って前記第2穿孔金型を移動させるx軸駆動部と、
    前記y軸に沿って前記第2穿孔金型を移動させるy軸駆動部とを有することを特徴とする穿孔装置。
  2. 請求項1に記載の穿孔装置において、
    前記第1穿孔領域に前記シート状被加工物の第1穿孔対象部位を移動させるとともに、前記第2穿孔領域に前記シート状被加工物の第2穿孔対象部位を移動させるシート状被加工物移動機構と、
    前記シート状被加工物の搬送方向に沿って前記第1穿孔機構と前記第2穿孔機構との間に配設され、前記シート状被加工物のシート面に沿った、前記第1穿孔機構と前記第2穿孔機構との沿面距離を調整する沿面距離調整ローラとをさらに備えることを特徴とする穿孔装置。
  3. 請求項1に記載の穿孔装置において、
    前記第1穿孔領域に前記シート状被加工物の第1穿孔対象部位を移動させる第1シート状被加工物移動機構と、
    前記第2穿孔領域に前記シート状被加工物の第2穿孔対象部位を移動させる第2シート状被加工物移動機構と、
    前記シート状被加工物の搬送方向に沿って前記第1穿孔機構と前記第2穿孔機構との間に配設されたテンションローラとをさらに備えることを特徴とする穿孔装置。
  4. ロール・ツー・ロール方式で搬送されるシート状被加工物を第1穿孔機構及び第2穿孔機構によって穿孔する穿孔装置であって、
    繰り出し部から巻き取り部に向かって前記シート状被加工物を搬送するシート状被加工物搬送機構と、
    複数のパンチが所定のパターンで配列された第1穿孔金型を有し、前記第1穿孔機構によって穿孔する第1穿孔領域内の任意の位置に前記第1穿孔金型を移動させた後、前記シート状被加工物に複数の孔を一括して穿孔する前記第1穿孔機構と、
    1つのパンチが配設された第2穿孔金型を有し、前記第2穿孔機構によって穿孔する第2穿孔領域内の任意の位置に前記第2穿孔金型を移動させた後、前記シート状被加工物に1つずつ孔を穿孔する前記第2穿孔機構とを備え、
    前記第1穿孔機構及び前記第2穿孔機構が、前記シート状被加工物の搬送方向に沿ってこの順序又はこれとは逆の順序で配設され、
    前記第1穿孔領域に前記シート状被加工物の第1穿孔対象部位を移動させるとともに、前記第2穿孔領域に前記シート状被加工物の第2穿孔対象部位を移動させるシート状被加工物移動機構と、
    前記シート状被加工物の搬送方向に沿って前記第1穿孔機構と前記第2穿孔機構との間に配設され、前記シート状被加工物のシート面に沿った、前記第1穿孔機構と前記第2穿孔機構との沿面距離を調整する沿面距離調整ローラとをさらに備えることを特徴とする穿孔装置。
  5. ロール・ツー・ロール方式で搬送されるシート状被加工物を第1穿孔機構及び第2穿孔機構によって穿孔する穿孔装置であって、
    繰り出し部から巻き取り部に向かって前記シート状被加工物を搬送するシート状被加工物搬送機構と、
    複数のパンチが所定のパターンで配列された第1穿孔金型を有し、前記第1穿孔機構によって穿孔する第1穿孔領域内の任意の位置に前記第1穿孔金型を移動させた後、前記シート状被加工物に複数の孔を一括して穿孔する前記第1穿孔機構と、
    1つのパンチが配設された第2穿孔金型を有し、前記第2穿孔機構によって穿孔する第2穿孔領域内の任意の位置に前記第2穿孔金型を移動させた後、前記シート状被加工物に1つずつ孔を穿孔する前記第2穿孔機構とを備え、
    前記第1穿孔機構及び前記第2穿孔機構が、前記シート状被加工物の搬送方向に沿ってこの順序又はこれとは逆の順序で配設され、
    前記第1穿孔領域に前記シート状被加工物の第1穿孔対象部位を移動させる第1シート状被加工物移動機構と、
    前記第2穿孔領域に前記シート状被加工物の第2穿孔対象部位を移動させる第2シート状被加工物移動機構と、
    前記シート状被加工物の搬送方向に沿って前記第1穿孔機構と前記第2穿孔機構との間に配設されたテンションローラとをさらに備えることを特徴とする穿孔装置。
  6. 請求項4又は5に記載の穿孔装置において、
    前記シート状被加工物の搬送方向に平行な軸をx軸とし、前記シート状被加工物の表面に平行かつ前記x軸と垂直な軸をy軸としたとき、
    前記第1穿孔機構は、
    前記x軸に沿って前記第1穿孔金型を移動させるx軸駆動部と、
    前記y軸に沿って前記第1穿孔金型を移動させるy軸駆動部とを有し、
    前記第2穿孔機構は、
    前記x軸に沿って前記第2穿孔金型を移動させるx軸駆動部と、
    前記y軸に沿って前記第2穿孔金型を移動させるy軸駆動部とを有することを特徴とする穿孔装置。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載の穿孔装置において、
    前記第1穿孔機構及び前記第2穿孔機構は、水平方向に沿って搬送された前記シート状被加工物を穿孔する穿孔機構であることを特徴とする穿孔装置。
  8. 請求項1〜6のいずれかに記載の穿孔装置において、
    前記第1穿孔機構は、鉛直上方に向かって搬送された前記シート状被加工物を穿孔する穿孔機構であり、
    前記第2穿孔機構は、鉛直下方に向かって搬送された前記シート状被加工物を穿孔する穿孔機構であることを特徴とする穿孔装置。
  9. 請求項1〜のいずれかに記載の穿孔装置において、
    前記第1穿孔機構は、
    前記第1穿孔金型として、複数の第1穿孔金型を有するとともに、
    前記複数の第1穿孔金型から、前記シート状被加工物への穿孔に供する1つの第1穿孔金型を選択する第1穿孔金型選択部をさらに有することを特徴とする穿孔装置。
  10. 請求項1〜のいずれかに記載の穿孔装置において、
    前記第2穿孔機構は、
    前記第2穿孔金型として、複数の第2穿孔金型を有するとともに、
    前記複数の第2穿孔金型から、前記シート状被加工物への穿孔に供する1つの第2穿孔金型を選択する第2穿孔金型選択部をさらに有することを特徴とする穿孔装置。
  11. 請求項1〜10のいずれかに記載の穿孔装置において、
    前記シート状被加工物の所定部分を撮影する撮影機構をさらに備え、
    前記撮影機構によって撮影された画像に基づいて、前記シート状被加工物に対する前記第1穿孔機構の位置決め及び前記シート状被加工物に対する前記第2穿孔機構の位置決めを行うことを特徴とする穿孔装置。
  12. 請求項1〜1のいずれかに記載の穿孔装置において、
    前記第1穿孔機構及び前記第2穿孔機構よりも前記巻き取り部側には、前記シート状被加工物の表面をクリーニングするためのクリーニング機構が配設されていることを特徴とする穿孔装置。
  13. 請求項1〜1のいずれかに記載の穿孔装置において、
    前記第1穿孔機構及び前記第2穿孔機構よりも前記巻き取り部側には、前記シート状被加工物の表面を改善するための表面改善機構が配設されていることを特徴とする穿孔装置。
  14. ロール・ツー・ロール方式で搬送されるシート状被加工物を第1穿孔機構及び第2穿孔機構によって穿孔する穿孔装置であって、
    繰り出し部から巻き取り部に向かって前記シート状被加工物を搬送するシート状被加工物搬送機構と、
    第1穿孔金型を有し、前記第1穿孔機構によって穿孔する第1穿孔領域内の任意の位置に前記第1穿孔金型を移動させた後、前記シート状被加工物に穿孔する前記第1穿孔機構と、
    第2穿孔金型を有し、前記第2穿孔機構によって穿孔する第2穿孔領域内の任意の位置に前記第2穿孔金型を移動させた後、前記シート状被加工物に穿孔する前記第2穿孔機構とを備え、
    前記第1穿孔機構及び前記第2穿孔機構が、前記シート状被加工物の搬送方向に沿ってこの順序又はこれとは逆の順序で配設され、
    前記第1穿孔領域に前記シート状被加工物の第1穿孔対象部位を移動させるとともに、前記第2穿孔領域に前記シート状被加工物の第2穿孔対象部位を移動させるシート状被加工物移動機構と、
    前記シート状被加工物の搬送方向に沿って前記第1穿孔機構と前記第2穿孔機構との間に配設され、前記シート状被加工物のシート面に沿った、前記第1穿孔機構と前記第2穿孔機構との沿面距離を調整する沿面距離調整ローラとをさらに備えることを特徴とする穿孔装置。
  15. ロール・ツー・ロール方式で搬送されるシート状被加工物を第1穿孔機構及び第2穿孔機構によって穿孔する穿孔装置であって、
    繰り出し部から巻き取り部に向かって前記シート状被加工物を搬送するシート状被加工物搬送機構と、
    第1穿孔金型を有し、前記第1穿孔機構によって穿孔する第1穿孔領域内の任意の位置に前記第1穿孔金型を移動させた後、前記シート状被加工物に穿孔する前記第1穿孔機構と、
    第2穿孔金型を有し、前記第2穿孔機構によって穿孔する第2穿孔領域内の任意の位置に前記第2穿孔金型を移動させた後、前記シート状被加工物に穿孔する前記第2穿孔機構とを備え、
    前記第1穿孔機構及び前記第2穿孔機構が、前記シート状被加工物の搬送方向に沿ってこの順序又はこれとは逆の順序で配設され、
    前記第1穿孔領域に前記シート状被加工物の第1穿孔対象部位を移動させる第1シート状被加工物移動機構と、
    前記第2穿孔領域に前記シート状被加工物の第2穿孔対象部位を移動させる第2シート状被加工物移動機構と、
    前記シート状被加工物の搬送方向に沿って前記第1穿孔機構と前記第2穿孔機構との間に配設されたテンションローラとをさらに備えることを特徴とする穿孔装置。
  16. 請求項1又は1に記載の穿孔装置において、
    前記第1穿孔機構及び前記第2穿孔機構は、水平方向に沿って搬送された前記シート状被加工物を穿孔する穿孔機構であることを特徴とする穿孔装置。
  17. 請求項1又は1に記載の穿孔装置において、
    前記第1穿孔機構は、鉛直上方に向かって搬送された前記シート状被加工物を穿孔する穿孔機構であり、
    前記第2穿孔機構は、鉛直下方に向かって搬送された前記シート状被加工物を穿孔する穿孔機構であることを特徴とする穿孔装置。
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