JP6789687B2 - シート状デバイス、シート状二次電池の製造方法、及び製造装置 - Google Patents

シート状デバイス、シート状二次電池の製造方法、及び製造装置 Download PDF

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Description

本発明は、シート状二次電池又はシート状デバイスの両面において、正確な位置にデバイスパターンを形成する技術に関する。
特許文献1には、ロール用の支持体に巻き付けられた基材ウェブに、印刷を行うプリンタが開示されている。特許文献1のプリンタでは、基材ウェブに設けられた同期マークを検知するセンサを有している。そして、プリンタは、同期マークに応じて搬送方向の位置を調整して、印刷を行っている。
特許文献2には、リード基材の正確な位置に絶縁シートを熱溶着するタブリード部材の製造方法が開示されている。特許文献2では、絶縁シートを熱溶着する加熱加圧工程に先駆けて、リード基材の両面側所定位置に絶縁シートを仮貼りして、絶縁シートの位置決めを行う工程を有している。
特開平10−264475号公報 特開2014−143051号公報
しかしながら、特許文献1、2では、ロール状のシートの両面にそれぞれデバイスパターンを形成する場合、両面のデバイスパターンを正確に位置合わせすることが難しいという問題点がある。特に、ロール状のシートを用いたロールトゥロールの製造プロセスでは、基材にしわやたわみなどが生じやすいため、正確にアライメントすることが困難である。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、シート状二次電池又はシート状デバイスの両面において、正確な位置にデバイスパターンを形成する技術を提供することを目的とする。
本実施形態の一態様に係るシート状二次電池の製造方法は、(A)巻取りリールと送り出しリールとを有する一対の搬送リールに巻き付けられたシート状二次電池の一方の面に第1デバイスパターンを形成する工程と、(B)前記第1デバイスパターンに対応させて、前記シート状二次電池に貫通穴を形成する工程と、(C)前記一対の搬送リールにより前記シート状二次電池を送り出して、前記(A)の工程と前記(B)の工程とを繰り返し行い、複数の前記第1デバイスパターンと前記第1デバイスパターンに対応した前記貫通穴を前記シート状二次電池に形成する工程と、(D)前記貫通穴に基づいてアライメントを行い、前記シート状二次電池の他方の面に第2デバイスパターンを形成する工程と、(E)前記一対の搬送リールにより前記シート状二次電池を送り出して、前記(D)の工程を繰り返し行い、前記シート状二次電池に複数の前記第2デバイスパターンを形成する工程と、(F)前記第1デバイスパターンと前記第2デバイスパターンとを対応させて前記シート状二次電池を切断する工程と、を備えたものである。これにより、シート状二次電池の両面において、正確な位置にデバイスパターンを形成することができる。
上記の製造方法において、前記(A)の工程では、レーザ光源からレーザ光を照射することで前記シート状二次電池の一方の面に形成された第1上部電極を前記第1デバイスパターンに対応するよう、パターニングし、前記(B)の工程では、前記レーザ光源からレーザ光を照射することで前記シート状二次電池に前記貫通穴が形成されるようにしてもよい。この構成では、共通のレーザ光源を用いて、第1デバイスパターンと貫通穴を形成しているため、高い生産性でシート状二次電池を製造することができる。
上記の製造方法において、前記(A)の工程において、前記第1デバイスパターンの形成する途中で、前記(B)の工程を行い、前記貫通穴を形成するようにしてもよい。これにより、高い生産性でシート状二次電池を製造することができる。
上記の製造方法において、前記(D)の工程では、前記レーザ光源からレーザ光を照射することで、前記シート状二次電池の他方の面に形成された第2上部電極を前記第2デバイスパターンに対応するよう、パターニングするようにしてもよい。共通のレーザ光源を用いて、第2デバイスパターンと第1デバイスパターンと貫通穴を形成しているため、高い生産性でシート状二次電池を製造することができる。
上記の製造方法において、前記(F)の工程では、前記レーザ光源からレーザ光を照射することで、平面視において、隣接する2つの前記第1デバイスパターン間の位置にスクライブラインが形成され、前記スクライブラインに沿って前記シート状二次電池が切断されるようにしてもよい。
上記の製造方法において、前記シート状二次電池をステージに吸着した状態で、前記レーザ光源が前記シート状二次電池にレーザ光を照射するようにしてもよい。これにより、レーザ照射中の位置ずれを防止することができるため、より高い位置精度で、デバイスパターンを形成することができる。
上記の製造方法において、前記(D)の工程では、撮像手段によって、前記シート状二次電池を他方の面側から撮像し、前記撮像手段によって撮像された画像に基づいて、前記アライメントを行うようにしてもよい。これにより、簡便にアライメントを行うことができる。
上記の製造方法において、前記(B)の工程では、前記シート状二次電池の巻取り方向において、前記第1デバイスパターンのそれぞれに対応するように2つの前記貫通穴が形成され、前記(D)の工程では、一方の前記貫通穴を撮像した第1画像と、他方の前記貫通穴を撮像した第2画像とに基づいて、前記アライメントを行うようにしてもよい。これにより、より高い位置精度で、基材の両面にデバイスパターンを形成することができる。
上記の製造方法において、前記シート状二次電池は、下部電極となる基材を備え、前記基材の一方の面側には、第1充電層、及び第1上部電極が形成され、前記基材の他方の面側には、第2充電層、及び第2上部電極が形成され、前記第1充電層と前記基材との間には、第1n型金属酸化物半導体層が形成され、前記第2充電層と前記基材との間には、第2n型金属酸化物半導体層が形成され、前記第1及び第2充電層は、それぞれn型金属酸化物半導体と絶縁体を含む物質を有していてもよい。
本実施形態にかかるシート状二次電池の製造装置は、巻取りリールと送り出しリールとを有する一対の搬送リールと、前記一対の搬送リールに張設されたシート状二次電池にレーザ光を照射することで、前記シート状二次電池の一方の面に第1デバイスパターンを形成するレーザ光源と、前記レーザ光源からのレーザ光を前記シート状二次電池の前記一方の面側から照射することで前記シート状二次電池に形成された貫通穴を撮像する撮像手段と、前記撮像手段で撮像された画像に基づいて、前記シート状二次電池の他方の面における前記レーザ光源の照射位置をアライメントする駆動機構と、を備えたものである。これにより、シート状二次電池の両面において、正確な位置にデバイスパターンを形成することができる。
上記の製造装置において、(G)前記レーザ光源が前記シート状二次電池の一方の面側から前記レーザ光を照射することで、前記シート状二次電池の一方の面に前記第1デバイスパターンを形成し、(H)前記レーザ光源が前記シート状二次電池の前記一方の面側から前記レーザ光を照射することで、前記第1デバイスパターンに対応させて、前記シート状二次電池に前記貫通穴を形成し、(I)前記一対の搬送リールにより前記シート状二次電池を送り出して、前記(G)と前記(H)とを繰り返し行い、複数の前記第1デバイスパターンと前記第1デバイスパターンに対応した前記貫通穴を前記シート状二次電池に形成し、(J)前記駆動機構がアライメントを行った状態で、前記レーザ光源が前記シート状二次電池の他方の面側から前記レーザ光を照射することで、前記シート状二次電池の前記他方の面に第2デバイスパターンを形成し、(K)前記一対の搬送リールにより前記シート状二次電池を送り出して、前記(J)の工程を繰り返し行い、前記シート状二次電池に複数の前記第2デバイスパターンを形成するようにしてもよい。これにより、高い位置精度で、シート状二次電池の両面にパターンを形成することができる。
上記の製造装置において、前記シート状二次電池を吸着するステージをさらに備え、前記ステージが前記シート状二次電池を吸着した状態で、前記レーザ光源が前記シート状二次電池にレーザ光を照射するようにしてもよい。これにより、確実に位置決めされた状態で、レーザ光を照射することができる。
本実施形態にかかるシート状デバイスは、シートと、前記シートの一方の面に形成された第1デバイスパターンと、前記シートの他方の面に形成された、前記第1デバイスパターンに対応した第2デバイスパターンと、前記シートの一方の面においては前記第1デバイスパターンの近傍に配置され、前記シートの他方の面においては前記第2デバイスパターンの近傍に配置されるように前記シートを貫通する貫通穴を備えたものである。これにより、シート状二次電池の両面において、正確な位置にデバイスパターンを形成することができる。
本実施形態にかかるシート状デバイスの製造方法は、(A)巻取りリールと送り出しリールとを有する一対の搬送リールに巻き付けられたシート状デバイスの一方の面に第1デバイスパターンを形成する工程と、(B)前記第1デバイスパターンに対応させて、前記シートデ状バイスに貫通穴を形成する工程と、(C)前記一対の搬送リールにより前記シート状二デバイスを送り出して、前記(A)の工程と前記(B)の工程とを繰り返し行い、複数の前記第1デバイスパターンと前記第1デバイスパターンに対応した前記貫通穴を前記シート状デバイスに形成する工程と、(D)前記貫通穴に基づいてアライメントを行い、前記シート状デバイスの他方の面に第2デバイスパターンを形成する工程と、(E)前記一対の搬送リールにより前記シート状デバイスを送り出して、前記(D)の工程を繰り返し行い、前記シート状デバイスに複数の前記第2デバイスパターンを形成する工程と、(F)前記第1デバイスパターンと前記第2デバイスパターンとを対応させて前記シート状デバイスを切断する工程と、を備えたものである。これにより、シート状デバイスの両面において、正確な位置にデバイスパターンを形成することができる。
本発明によれば、シート状二次電池又はシート状デバイスの両面において、正確な位置にデバイスパターンを形成する技術を提供することができる。
製造装置100の構成を模式的に示す斜視図。 ステージが下降位置となっている状態の製造装置の構成を模式的に示す側面図である。 ステージが上昇位置となっている状態の製造装置の構成を模式的に示す側面図である。 レーザ加工前のシートの構成を示す図である。 シートの表面に対する処理を示すフローチャートである。 パターン及びアライメントマークが形成されたシートの構成を示す図である。 裏面処理時において、ステージが下降位置となっている状態の製造装置の構成を模式的に示す側面図である。 シートの裏面に対する処理を示すフローチャートである。 裏面処理時において、ステージが上昇位置となっている状態の製造装置の構成を模式的に示す側面図である。 カメラで撮像された画像Pを模式的に示す図である。 第2デバイスパターンが形成された状態のシートの構成を示す図である。 次の第2デバイスパターンが形成された状態のシートの構成を示す図である。 スクライブラインの形成位置を示す図である。 スクライブラインに沿って切断されたシート状二次電池の構成を示す図である。 本実施の形態にかかるシート状二次電池の製造方法を簡略化して示すフローチャートである。 シート状二次電池の一例の構成を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態の一例について図面を参照して説明する。以下の説明は、本発明の好適な実施形態を示すものであって、本発明の技術的範囲が以下の実施形態に限定されるものではない。
実施の形態1.
以下、本実施の形態にかかるシート状デバイスであるシート状二次電池を製造するための製造装置について説明する。本実施の形態1にかかるシート状二次電池の製造装置の構成について、図1を用いて説明する。図1は、製造装置100の構成を模式的に示す斜視図である。製造装置100は、一対のロール間に張設されたシート70にレーザ加工を行うレーザスクライバである。なお、説明の明確化のため、図1にはXYZ3次元直交座標系が示されている。Z方向は、鉛直方向となり、XY平面は水平面方向となる。また、X方向が一対のロール(図1では不図示)間に張設されたシート70のロール搬送方向となり、Y方向がシート70の幅方向となる。
製造装置100は、フレーム101と、ヘッド102、ステージ105、駆動機構106、ステージ駆動機構107、及び制御部108を備えている。フレーム101は、金属などにより形成された枠組みであり、製造工場等に設置される。フレーム101の内部には、ヘッド102、ステージ105、駆動機構106、及びステージ駆動機構107等の各構成要素が取り付けられている。
ヘッド102は、レーザ光源103、及びカメラ104等の光学部品を保持している。すなわち、ヘッド102内には、レーザ光源103、及びカメラ104が搭載されている。もちろん、ヘッド102には、レーザ光源103、及びカメラ104だけでなく、レーザ光を集光するためのレンズ等が搭載されていてもよい。ヘッド102は、シート70を基準とした+Z方向(つまりシート70の上方側)に配置されている。
ヘッド102は、駆動機構106を介して、フレーム101に取り付けられている。駆動機構106は、ヘッド102をX方向、及びY方向に移動させる。具体的には、駆動機構106は、ヘッド102をX方向、及びY方向のそれぞれに駆動可能なように、モータやリニアガイド機構などを有している。駆動機構106がヘッド102を駆動することで、シート70に対するヘッド102のX方向の位置、及びY方向の位置を変化させることができる。
レーザ光源103は、シート70にスクライブライン等を形成するための加工用レーザ装置である。すなわち、レーザ光源103がレーザ光を出力することで、シート70をレーザ加工することができる。レーザ光源103は、アライメントマークの形成、及びデバイスパターンの形成に用いられる。駆動機構106がヘッド102を駆動することで、レーザ光源103は、シート70上の所望の位置にレーザ光を照射することができる。レーザ光源103によるシート70の加工プロセスについては後述する。
カメラ104は、シート70を撮像する撮像手段の一例である。例えば、CCD(Charged Coupled Device)センサやCMOS(Complementary metal Oxide Semiconductor)センサなどを撮像手段として用いることができる。カメラ104は、シート70に形成されたアライメントマークを撮像する。そして、カメラ104で撮像されたアライメントマークの位置に基づいて、制御部108が駆動機構106を制御することにより、ヘッド102を駆動させる。このようにすることで、高い位置精度で、シート70にレーザ加工を施すことができる。
シート70を基準とした−Z方向(つまりシー70の下方側)には、ステージ105が設けられている。ステージ105の+Z方向に、ヘッド102が配置されている。すなわち、ステージ105とヘッド102とは、シート70を介して、対向して配置されている。ステージ105は、例えば、シート70を吸着する吸着ステージである。例えば、ステージ105は、上面に空気穴が形成された吸着プレートを有している。空気穴から空気を排出することで、シート70がステージ105に吸着される。吸着するための構成等については、公知の手法を用いることができるため、説明を省略する。ステージ105にシート70が吸着された状態で、シート70にレーザ加工が施される。これにより、シート70がステージ105に対して確実に位置決めされた状態で、レーザ光を照射することができる。
ステージ105は、ステージ駆動機構107を介して、フレーム101に取り付けられている。ステージ駆動機構107は、ステージ105を上下に昇降する。ステージ駆動機構107がステージ105を上昇させた状態で、シート70にレーザ加工が施される。また、ステージ駆動機構107がステージ105を下降させた状態で、シート70がX方向に搬送される。
制御部108は、パーソナルコンピュータなどの演算処理装置であり、プロセッサ、メモリ、モニタ、及び入力デバイスなどを有している。そして、制御部108は、ヘッド102、レーザ光源103、カメラ104、ステージ105、駆動機構106、及びステージ駆動機構107を制御する。例えば、制御部108は、レーザ光の照射位置やレーザ照射強度を制御する。また、制御部108は、後述する送り出しユニット111が有する送り出しリール113の回転速度を制御する。制御部108は単一な装置に限られるものではなく、複数の装置から構成されていてもよい。
ステージ105がシート70を吸着した状態で、所定のレーザ加工が施される。そして、レーザ加工が終了すると、ステージ105による吸着が解除されて、シート70がX方向に搬送される。シート70の新しい領域がステージ105に送り出された後、ステージ105がシート70の新しい領域を吸着する。これらの処理を繰り返し行うことで、シート70全体に対して、レーザ加工を施すことができる。
ここで、図2、及び図3を用いて、ステージ105の昇降に応じた動作について説明する。図2は、ステージ105が下降した状態を示す側面図であり、図3は、ステージ105が上昇した状態を示す側面図である。図2に示すステージ105の位置を下降位置とし、図3に示すステージ105の位置を上昇位置とする。
図2、図3に示すように、ステージ105の−X方向には、送り出しユニット111が配置され、+X方向には巻取りユニット112が配置されている。X方向において、送り出しユニット111と巻取りユニット112との間には、ステージ105が配置されている。送り出しユニット111には、送り出しリール113が回転可能に取り付けられている。同様に、巻取りユニット112には、巻取りリール114が回転可能に取り付けられている。送り出しリール113、及び巻取りリール114は、図示しないモータなどにより回転する。送り出しリール113に巻き付けられたシートを送り出しロール70aとし、巻取りリール114に巻き付けられたシートを巻取りロール70bとする。
送り出しリール113、及び巻取りリール114は、ロール状に巻かれたシートをシート状にしてステージ105の上に送り出していく一対の搬送リールとなる。すなわち、送り出しリール113と巻取りリール114を同期して回転させることで、シート70が+X方向に搬送されていく。よって、送り出しロール70aに巻かれているシートが、ステージ105の上を通って、巻取りロール70bに移動する。このように、送り出しロール70aに巻かれているシートは、ステージ105の上に張設されながら、+X方向に搬送され、巻取りリール114に巻き取られる。以下、シート状のシートを単にシート70と略記する。
図2では、ステージ105が下降位置となっており、ステージ105とシート70とが接触していない。この状態で、送り出しリール113、巻取りリール114がシート70を+X方向に搬送する。
図2に示す状態から、ステージ駆動機構107がステージ105を上昇させると、ステージ105が図3に示す上昇位置に移動する。上昇位置では、ステージ105の上面が、シート70の下面と当接する。したがって、ステージ105がシート70を吸着保持することができる。すなわち、ステージ105の上面とシート70の下面とが接触した状態で、空気穴から空気を排出すると、ステージ105がシート70を吸着保持する。
そして、シート70がステージ105に吸着保持された状態で、レーザ光源103がシート70に向けてレーザ光を照射する。こうすることで、シート70にレーザ加工が施される。シート70が吸着されているため、レーザ加工中のステージ105に対するシート70の位置ずれを防止することができる。よって、高い位置精度でシート70をレーザ加工することができる。
図3に示す上昇位置において、所定のプロセスが終了したら、ステージ105によるシート70の吸着を解除する。そして、ステージ駆動機構107がステージ105を下降させることで、ステージ105が図2に示す下降位置に戻る。下降位置において、送り出しリール113、巻取りリール114が回転することで、シート70がX方向に搬送される。シート70を所定量搬送されることで、シート70の新しい領域がステージ105の上に搬送させる。シート70の新しい領域がステージ105上に移動したら、ステージ駆動機構107がステージ105を上昇位置にする。ステージ駆動機構107がステージ105を上昇位置とした後に、ステージ105がシート70を吸着保持する。シート70が吸着保持された状態で、シート70に対してレーザ光源103がレーザ加工を施す。これらの処理(ステージ105の上昇、シート70の吸着、シート70へのレーザ加工、ステージの下降、及びシートの移動)を繰り返すことで、シート70の全体に対して、レーザ加工を施すことができる。
ここで、シート70の両面には、それぞれ充電層等が形成されている。そのため、上記したレーザ加工をシート70の両面に施す。すなわち、レーザ加工により、シート70の表面、及び裏面にデバイスパターンが形成される。さらに、スクライブラインに沿って、シート70を切断する。こうすることで、X方向において、隣接する2つのデバイスパターンが分断され、両面にデバイスパターンが形成されたシート状二次電池を製造することができる。
ここで、図4を用いて、基材71の両面に充電層が形成されたシート70の構成について説明する。図4には、シート70の上面図と、下面図と、A−A断面図と、B−B断面図が示されている。A−A断面図はXZ平面に沿って切断した断面図であり、B−B断面図はYZ平面に沿って切断した断面図である。図4では、レーザ加工が施される前のシート70の構成が示されている。
A−A及びB−B断面図を参照して、シート70の断面構造について説明する。シート70は、基材71と、第1充電層72と、第1上部電極73と、第2充電層74と、第2上部電極75と、を備えている。基材71は、導電性のシートにより形成され、例えば、厚さ10μmのSUS又はアルミ等の金属箔である。基材71を導電性材料により形成することで、シート状二次電池の下部電極とすることができる。また、基材71は、可視光を透過しない不透明材料により形成されている。例えば、基材71のY方向における幅は350mmである。
基材71の上面には、第1充電層72が形成され、下面には第2充電層74が形成されている。第1充電層72、及び第2充電層74は、基材71のほぼ全面に形成されている。
第1充電層72の上面には、第1上部電極73が形成されている。第2充電層74の下面には、第2上部電極75が形成されている。第1上部電極73は、第1充電層72を覆うように形成されている。第2上部電極75は第2充電層74を覆うように形成されている。
なお、シート70の第1上部電極73が形成されている側の面を表面とし、第2上部電極75が形成されている側の面を裏面とする。図4では、シート70の表面が上面となっており、裏面が下面となっている。
Z方向において、第1上部電極73と、下部電極である基材71との間に、第1充電層72が配置される。Z方向において、第2上部電極75と、下部電極である基材71との間に、第2充電層74が配置される。これにより、基材71の両面において、充電層が上部電極と下部電極との間に配置された構成となる。上部電極及び下部電極の一方がシート状二次電池の正極であり、他方が負極である。
第1充電層72、第2充電層74は、例えば、塗布熱分解法により形成することができる。具体的には、脂肪酸チタンとシリコーンオイルを溶媒に混合した塗布液を塗布し、乾燥させ、その後に焼成する。これにより絶縁膜に覆われた二酸化チタンの微粒子層が形成される。第1上部電極73、第2上部電極75は、それぞれ、スパッタリング、イオンプレーティング、電子ビーム蒸着、真空蒸着、化学蒸着等の気相成膜法により形成される。なお、各層は、例えば、国際公開WO2015/087388に記載された方法により、基材71上に形成することが可能である。
本実施の形態では、後述するレーザ加工によって、シート70の両面にデバイスパターンが形成される。さらに、レーザ加工において、シート70に対してアライメントマークが形成される。アライメントマークを用いることで、シート70の両面のデバイスパターンの位置を一致させることができる。ここで、本実施の形態では、アライメントマークとして貫通穴をシート70に形成している。以下、アライメントマークの形成を含むレーザ加工について、詳細に説明する。
まず、シート70の一方の面である表面に対する処理について、図5を用いて説明する。図5は、シート70の表面に対する処理を示すフローチャートである。なお、図5における各フローは、主に制御部108による制御により実施される。ここでは、シート70の表面が上側になるように、送り出しリール113、巻取りリール114が送り出しユニット111、巻取りユニット112に設置されている。
まず、制御部108がステージ駆動機構107を制御することで、図2に示す下降位置から、ステージ駆動機構107がステージ105を上昇させる(S11)。これにより、ステージ105が、図3に示す上昇位置となる。そして、ステージ105がシート70を吸着する(S12)。なお、ステップS12では、シート70の表面が上側になるように、シート70がステージ105により吸着保持されている。
制御部108がヘッド102、及び駆動機構106等を制御することで、シート70が吸着された状態で、レーザ光源103がシート70にデバイスパターンを形成(S13)、及びアライメントマークを形成する(S14)。デバイスパターン、及びアライメントマークは、レーザ光源103からのレーザ照射により形成される。ここで、レーザ照射は、制御部108により制御されている。すなわち、制御部108は、レーザ光の照射位置やレーザ照射強度、及びレーザ照射時間を制御している。ここで、デバイスパターン形成、及びアライメントマーク形成について、図6を用いて説明する。図6は、図4と同様にシート70の上面図、下面図、A−A断面図、及びB−B断面図を示している。
第1上部電極73に対してレーザ光を照射することで、図6の上面図に示されるように、第1デバイスパターン80が形成される。第1デバイスパターン80は矩形状に形成され、その端辺がX方向又はY方向と平行になっている。そのため、ステップS13では、矩形状のレーザ照射ライン81に沿って、レーザ光が照射される。すなわち、駆動機構106がヘッド102をX方向、及びY方向に沿って駆動することで、レーザ照射ライン81に沿ってレーザ光が照射される。
具体的には、レーザ照射ライン81に沿って、第1上部電極73がパターニングされる。すなわち、図6のB−B断面図に示されるように、レーザ照射ライン81では、第1上部電極73のみが除去されるため、第1充電層72が露出する。このように、レーザ照射ライン81に沿って第1上部電極73がレーザ加工され、第1上部電極73の電極パターン73aが形成される。第1上部電極73に電極パターン73aが形成されることで、シート70に第1デバイスパターン80が形成される。換言すると、上面視において、電極パターン73aが第1デバイスパターン80に対応する。例えば、Y方向における幅が350mmのシート70を用いた場合、第1デバイスパターン80は、280mm×280mmの正方形状に形成される。
さらに、第1デバイスパターン80の両側には、アライメントマーク82が形成されている。アライメントマーク82は、レーザ照射ライン81と重なるように上形成されている。図6のA−A断面図に示すように、シート70に貫通穴84を形成することで、アライメントマーク82が形成される。すなわち、レーザ照射によって、基材71、第1充電層72、第1上部電極73、第2充電層74、第2上部電極75を貫通する貫通穴84が形成される。
アライメントマーク82は貫通穴84によって形成されているため、裏面からであっても、アライメントマーク82を視認することができる。裏面におけるデバイスパターン形成時において、アライメントマーク82に基づいて、アライメントが行われる。貫通穴84を形成する場合、レーザ光の強度を第1デバイスパターン80を形成する場合よりも高くすればよい。あるいは、レーザ光を照射する時間を長くすることで、貫通穴84を形成してもよい。
図6では、1つの第1デバイスパターン80に対して、2つのアライメントマーク82が、第1デバイスパターンに対応する位置に形成されている。具体的には、X方向において、アライメントマーク82は、第1デバイスパターン80の周縁上の両側にそれぞれ配置されている。すなわち、一方のアライメントマーク82は、第1デバイスパターン80の+X側の端に配置され、他方のアライメントマーク82は第1デバイスパターン80の−X側の端に配置されている。
それぞれのアライメントマーク82のロール搬送位置は、例えば、制御部108が有するメモリなどに記憶される。また、アライメントマーク82は、Y方向における第1デバイスパターン80の中央に形成されている。
なお、アライメントマーク82と第1デバイスパターン80の形成の順序は特に限定されるものではない。例えば、第1デバイスパターン80を形成する途中で、アライメントマーク82を形成してもよい。これにより、第1デバイスパターン80を形成した後にアライメントマーク82をする場合よりも、アライメントマーク82を速やかに形成することができるため、高い生産性でシート状二次電池を製造することができる。
さらには、アライメントマーク82を形成した後に、第1デバイスパターン80を形成してもよい。あるいは、第1デバイスパターン80を形成した後に、アライメントマーク82を形成してもよい。これにより、第1デバイスパターン80に対するアライメントマーク82の位置を正確にすることができる。アライメントマーク82は、第1デバイスパターン80に対応する位置(例えば、第1デバイスパターン80の近傍)に形成される。
第1デバイスパターン80に対するアライメントマーク82の位置は、レーザ加工におけるヘッド102の移動距離等に応じて、算出することが可能となる。また、シート70におけるアライメントマーク82の位置は、送り出しリール113と巻取りリール114の回転量、及びヘッド102の位置により算出される。
図4の説明に戻る。第1デバイスパターン80の形成(S13)、及びアライメントマーク82の形成(S14)が終了したら、制御部108が、ステージ105を制御することで、ステージ105がシート70の吸着を解除する(S15)。そして、制御部108が、ステージ駆動機構107を制御することで、ステージ駆動機構107がステージ105を下降させる(S16)。これにより、図2に示す下降位置となる。次に、制御部108が、送り出しリール113、巻取りリール114を制御することで、送り出しリール113、巻取りリール114がロール搬送を行う(S17)。すなわち、シート70の新しい領域に第1デバイスパターン80を形成することができるように、送り出しリール113、巻取りリール114を回転させる。これにより、シート70の新しい領域がステージ105の上に送り出されていく。
そして、制御部108がロール搬送位置に応じて繰り返しを行うか判定する(S18)。処理を繰り返すと判定した場合(S18:YES)、ステップS11〜S17の処理が再度、実施される。すなわち、送り出しロール70aの終端まで、第1デバイスパターン80が形成されていない場合搬送後のシート70の新しい領域に対して、ステップS11〜S17の処理が施される。これにより、シート70のX方向に沿って、複数の第1デバイスパターン80が順次形成されていく。一方、処理を繰り返さないと判定した場合(S18:NO)、シート70の表面に対する処理を終了する。すなわち、送り出しロール70aの終端まで、第1デバイスパターン80が形成された場合、シート70の表面に対する処理を終了する。
シート70の表面に対する処理が終了した後、裏面に対する処理を行う。そのため、シート70の表面と裏面とを反転させる。具体的には、図7に示すように、シート70の裏面が上側になるように、送り出しロール70a、及び巻取りロール70bを上下反転させ、送り出しリール113を送り出しユニット111に設置し、巻取りリール114を巻取りユニット112に設置する。
図8は、シート70の裏面に対する処理を示すフローチャートである。まず、制御部108がステージ駆動機構107を制御することで、ステージ駆動機構107がステージ105を上昇させる(S21)。これにより、ステージ105が、図7に示す下降位置から、図9に示す上昇位置に移動する。これにより、ステージ105の上面とシート70の表面とが当接する。制御部108がステージ105を制御することで、ステージ105がシート70を吸着する(S22)。ステップS22では、シート70の裏面が上側になるように、シート70がステージ105により吸着保持されている。
次に、カメラ104が撮像した画像に基づいて、制御部108が、画像処理を行う(S23)。すなわち、カメラ104が撮像したアライメントマーク82に基づいて、制御部108が画像処理を行い、撮像したアライメントマーク82の位置を検出する。なお、以下の説明において、画像処理は、制御部108のプロセッサで行われているとして説明するが、カメラ104内のプロセッサで行われてもよい。図10にカメラ104で撮像した画像Pを示す。図10には、アライメントマーク82、及びその周辺が含まれる画像Pが示されている。
そして、制御部108が検出したアライメントマーク82の位置に基づいてアライメントマーク82のズレ量(dX、dY)を求める。図10では、画像Pの中心Oを基準座標として、X方向、及びY方向における基準座標からの距離をズレ量(dX、dY)としている。具体的には、アライメントマーク82を形成したヘッド102の位置を基準位置とし、ヘッド102を基準位置とした状態で、アライメントマーク82をカメラ104が撮像する。制御部108が、画像Pに対して画像処理を行うことで、ズレ量(dX,dY)を求めることができる。パターンマッチング等の画像処理により、制御部108は、画像P中のアライメントマーク82の位置を検出することができる。なお、ズレ量は、画像P中の画素数としてもよいし、シート70上における実距離(mm)等としてもよい。また、アライメントマーク82の大きさは、X方向1mm、Y方向1mm程度とすることができる。
次に、制御部108がヘッド102、及び駆動機構106等を制御することで、レーザ光源103がシート70の裏面にパターンを形成する(S24)。ここで、レーザ照射は、制御部108により制御されている。すなわち、制御部108は、レーザ光の照射位置やレーザ照射強度を制御している。ここでは、ステップS23で求めたズレ量だけXY移動量をオフセットして、パターン形成が行われる。すなわち、アライメントマーク82に基づいてアライメントを行った状態で、レーザ照射によるシート70に対するパターン形成が行われる。
具体的には、駆動機構106がズレ量だけヘッド102をオフセットした位置に移動する。そして、オフセットした位置をレーザ照射開始位置として、レーザ光源103がレーザ光をシート70に照射する。駆動機構106が矩形の4辺に沿ってヘッド102を駆動することで、第2デバイスパターン85が形成される。アライメントマーク82に基づいてアライメントを行うことで、XY平面において、第1デバイスパターン80の位置と一致する位置に第2デバイスパターンが形成される。
図11に第2デバイスパターン85が形成された後のシート70の構成を示す。図11に示すように、第2デバイスパターン85は、第1デバイスパターン80と同じ大きさの矩形となっている。矩形状のレーザ照射ライン86に沿ってレーザ光を照射することで、第2上部電極75がパターニングされる。図11のB−B断面図に示されるように、レーザ照射ライン86では、第2上部電極75のみが除去されるため、第2充電層74が露出する。このように、レーザ照射ライン86に沿って第2上部電極75がレーザ加工され、第2上部電極75の電極パターン75aが形成される。第2上部電極75に電極パターン75aが形成されることで、シート70に第2デバイスパターン85が形成される。なお、図11では、2つの第1デバイスパターン80のうち、左側の第1デバイスパターン80に対応する第2デバイスパターン85が形成されている。
レーザ照射ライン86の位置は、アライメントマーク82に基づいてアライメントされている。すなわち、第2デバイスパターン85の形成位置は、アライメントマーク82に基づいてアライメントされている。このようにすることで、表面の第1デバイスパターン80と裏面のアライメントマーク82のXY位置を正確に一致させることができる。本実施の形態では、貫通穴84によってアライメントマーク82が形成されている。したがって、裏面側からアライメントマーク82を撮像することで、第2デバイスパターン85の形成時に、第1デバイスパターン80に対する相対位置を検出することができる。シート70の両面に対して、高い位置精度でレーザ加工を施すことができるため、両面のデバイスパターンの位置を一致させることができる。
さらに、第1デバイスパターン80、第2デバイスパターン85をレーザ加工するためのレーザ光源103が、アライメントマーク82の形成に使用される。したがって、高い位置精度でアライメントマーク82を簡便に形成することができる。
さらに、本実施の形態では、1つの第2デバイスパターン85に対して、2つのアライメントマーク82が形成されている。ここで、2つのアライメントマーク82のズレ量の平均値に基づいて、デバイスパターン中心のオフセット値を設定してもよい。
例えば、図11に示したように、1つの第1デバイスパターン80に対して左右対称にアライメントマーク82が形成されている。カメラ104が2回撮像を行うことにより、2つのアライメントマーク82が撮像される。すなわち、カメラ104は、第1デバイスパターン80の+X側のアライメントマーク82を撮像した第1画像と、第1デバイスパターン80の−X側のアライメントマーク82を撮像した第2画像と、を取得する。そして、第1画像、及び第2画像に基づいて、2つのアライメントマーク82のズレ量がそれぞれ求められる。ズレ量の平均値に応じたオフセット位置にヘッド102が移動する。こうすることで、より高い位置精度で、第2デバイスパターン85を形成することができる。カメラ104が2つのアライメントマーク82が撮像できない場合、制御部108がズレ量を算出することができない。この場合、制御部108がアラートを出力する。例えば、制御部108はモニタ上にアラートを表示したり、スピーカからアラート音を出力したりする。
第2デバイスパターン85の形成後、ステージ105がシート70の吸着を解除する(S25)。ステージ駆動機構107がステージ105を下降位置まで下降させる(S26)。そして、送り出しリール113、巻取りリール114を回転させることで、ロール搬送が行われる(S27)。これにより、シート70の新しい領域をステージ105の上に送り出すことができる。
そして、ロール搬送位置に応じて繰り返しを行うか判定する(S28)。処理を繰り返すと判定した場合(S28:YES)、ステップS21〜S27の処理が再度、実施される。すなわち、送り出しロール70aの終端まで、第2デバイスパターン85が形成されていない場合、シート70を搬送し搬送後のシート70の新しい領域に対して、ステップS21〜S27の処理が施される。これにより、図12に示されるように、シート70の新しい領域に第2デバイスパターン85が形成される。これにより、シート70のX方向に沿って、複数の第2デバイスパターン85が順次形成されていく。
一方、処理を繰り返さないと判定した場合(S28:NO)、シート70の裏面に対する処理を終了する。すなわち、送り出しロール70aの終端まで、第2デバイスパターン85が形成された場合、シート70の表面に対する処理を終了する。このようにすることで、高い位置精度で第2デバイスパターン85をパターニングすることができる。さらに、表面と裏面のデバイスパターン形成を自動化することができる。よって、高い生産性でシート状二次電池を製造することができる。
このようにして、シート70の両面に第1デバイスパターン80、第2デバイスパターン85が形成される。そして、両面にそれぞれデバイスパターン80、85が形成されたシート70を切断する。例えば、図13に示すように、隣接する2つの第2デバイスパターン85の間の位置に、スクライブライン88が形成される。スクライブライン88は、Y方向と平行になっている。Z方向における基材71の一部を除去することで、スクライブライン88が形成される。
上記のように、レーザ光源103からのレーザ照射により、スクライブライン88が形成される。X方向において、複数のスクライブライン88は、350mm間隔で形成されている。なお、スクライブライン88の形成工程の順番は特に限られるものではない。例えば、ステップS24の前、又は後にシート70にレーザ光を照射することで、スクライブライン88を形成することができる。
そして、スクライブライン88で、シート70を分断することで、図14に示すように、シート状二次電池90が製造される。シート70が複数にスクライブされて、個片のシート状二次電池90が製造される。XY平面において、シート状二次電池90は、350mm×350mmの正方形となっている。
このように、ロールトゥロール製造プロセスへの適用が可能となるため、連続して製造プロセスを行うことができる。よって、生産性を向上することができる。また、レーザ光源103からのレーザ照射によって、第1デバイスパターン80、アライメントマーク82、第2デバイスパターン85、及びスクライブライン88を全て形成することができるため、高い生産性で処理することができる。
次に、アライメントと第2デバイスパターン85の形成について、図15を用いて説明する。図15は、アライメントと第2デバイスパターン85の形成の工程を簡略化して示すフローチャートである。
まず、シート70の表面でアライメントマーク82を形成する(S101)。すなわち、シート70の表面側からレーザ光を照射して、第1デバイスパターン80に対応する位置に貫通穴84を形成する。貫通穴84がアライメントマーク82となる。これにより、シート70にアライメントマーク82が形成される。
次に、カメラ104を用いて、裏面でアライメントマーク82を撮像する(S102)。カメラ104で撮像した画像Pに基づいて、基準座標からのアライメントマーク82のズレ量を測定する(S103)。ここでは、画像処理によりズレ量を測定してもよく、オペレータなどが目視にてズレ量を測定してもよい。
そして、ヘッド102の移動量をオフセットする(S104)。すなわち、ヘッド102をズレ量だけオフセットした位置をレーザ照射開始位置として、レーザ加工を行う。ロール搬送位置に応じて繰り返しを行うか判定する(S105)。送り出しロール70aの終端まで、レーザ加工が行われていないと判定した場合(S105:YES)、ステップS102に戻って、処理を繰り返す。送り出しロール70aの終端まで、レーザ加工が行われていたと判定した場合(S105:NO)、処理を終了する。このようにすることで、ロール状の基材71の両面において、正確な位置にデバイスパターンを形成することができる。すなわち、第1デバイスパターン80と第2デバイスパターン85の位置を一致させることができる。
なお、上記の説明では、シート状二次電池90が基材71の表面に第1充電層72、第1上部電極73が形成され、裏面に第2充電層74、第2上部電極75が形成されている構成を有していたが、シート状二次電池90の構成はこれに限られるものではない。異なる断面構成のシート状二次電池90aを図16に示す。図16に示すように、基材71の表面には、第1n型半導体層76、第1充電層72、第1p型半導体層77、第1上部電極73がこの順で積層されている。基材71の裏面には、第2n型半導体層78、第2充電層74、第2p型半導体層79、及び第2上部電極75がこの順で積層されている。例えば、基材71が負極であり、第2上部電極75、及び第1上部電極73が正極となる。
第1n型半導体層76、及び第2n型半導体層78は、例えば、n型金属酸化物半導体層であり、二酸化チタン(TiO)、酸化スズ(SnO)又は酸化亜鉛(ZnO)を材料として用いることができる。第1n型半導体層76や基材71と第1充電層72との間に配置されている。第2n型半導体層78や基材71と第2充電層74との間に配置されている。
第1p型半導体層77、及び第2p型半導体層79の材料としては、酸化ニッケル(NiO)、銅アルミ酸化物(CuAlO)等のp型金属酸化物半導体が使用可能である。第1p型半導体層77は、第1充電層72、と第1上部電極73との間に形成されている。第2p型半導体層79は、第2充電層74、と第2上部電極75との間に形成されている。なお、第1p型半導体層77、及び第2p型半導体層79は設けられていなくてもよい。
このような構成においても、基材71の表面に、第1上部電極73の電極パターン73aを形成することで、第1デバイスパターン80を形成することができる。同様に、基材71の裏面に第2上部電極75の電極パターン75aを形成することで、第2デバイスパターン85を形成することができる。さらに、シート70を貫通するアライメントマーク82によってアライメントすることができる。このため、ロール状の基材71の両面において、正確な位置にデバイスパターンを形成することができる。
図16に示すシート状二次電池90aの製造プロセスは、基材71を第一電極(負極)とし、n型金属酸化物半導体からなるn型金属酸化物半導体層と、n型金属酸化物半導体と絶縁体を含む物質からなる充電層と、この順番で基材の71の両面に積層するプロセスが含まれている。
上記の説明では、駆動機構106がヘッド102を移動させることで、アライメントを行ったが、シート70を移動させることで、アライメントを行ってもよい。あるいは、ヘッド102内において、光学系を調整することでレーザ光の照射位置を移動させることで、アライメントを行ってもよい。すなわち、シート70に対するレーザ光の相対的な照射位置を移動させることができれば、どのような方法によってアライメントを行ってもよい。
本実施の形態にかかるシート状二次電池の製造方法は、以下の(A)〜(F)工程を有しているともいうことができる。
(A)巻取りリールと送り出しリールとを有する一対の搬送リールに巻き付けられたシート状二次電池の一方の面に第1デバイスパターンを形成する工程
(B)前記第1デバイスパターンに対応させて、前記シート状二次電池に貫通穴を形成する工程。
(C)前記一対の搬送リールにより前記シート状二次電池を送り出して、前記(A)の工程と前記(B)の工程とを繰り返し行い、複数の前記第1デバイスパターンと前記第1デバイスパターンに対応した前記貫通穴を前記シート状二次電池に形成する工程。
(D)前記貫通穴に基づいてアライメントを行い、前記シート状二次電池の他方の面に第2デバイスパターンを形成する工程。
(E)前記一対の搬送リールにより前記シート状二次電池を送り出して、前記(D)の工程を繰り返し行い、前記シート状二次電池に複数の前記第2デバイスパターンを形成する工程。
(F)前記第1デバイスパターンと前記第2デバイスパターンとを対応させて前記シート状二次電池を切断する工程。
また、上記の説明では、シート状デバイスの一例としてシート状二次電池を挙げて説明したが、シート状二次電池以外のシート状デバイスであってもよい。この場合、第1デバイスパターン及び第2デバイスパターンには、デバイスの用途に応じた層が形成される。本実施の形態にかかるシート状デバイスはシートと、前記シートの一方の面に形成された第1デバイスパターンと、前記シートの他方の面に形成された、前記第1デバイスパターンに対応した第2デバイスパターンと、前記シートの一方の面においては前記第1デバイスパターンの近傍に配置され、前記シートの他方の面においては前記第2デバイスパターンの近傍に配置されるよう前記シートを貫通する貫通穴と、を備えている。
以上、本発明の実施形態の一例を説明したが、本発明はその目的と利点を損なうことのない適宜の変形を含み、更に、上記の実施形態による限定は受けない。
100 製造装置
101 フレーム
102 ヘッド
103 レーザ光源
104 カメラ
105 ステージ
106 駆動機構
107 ステージ駆動機構
108 制御部
111 送り出しユニット
112 巻取りユニット
113 送り出しリール
114 巻取りリール
70 シート
70a 送り出しロール
70b 巻取りロール
71 基材
72 第1充電層
73 第1上部電極
73a 電極パターン
74 第2充電層
75 第2上部電極
76 第1n型半導体層
77 第1p型半導体層
78 第2n型半導体層
79 第2p型半導体層
80 第1デバイスパターン
81 レーザ照射ライン
82 アライメントマーク
84 貫通穴
85 第2デバイスパターン
86 レーザ照射ライン
88 スクライブライン
90 シート状二次電池

Claims (12)

  1. (A)巻取りリールと送り出しリールとを有する一対の搬送リールに巻き付けられたシート状二次電池の一方の面に第1デバイスパターンを形成する工程と、
    (B)前記第1デバイスパターンに対応させて、前記シート状二次電池に貫通穴を形成する工程と、
    (C)前記一対の搬送リールにより前記シート状二次電池を送り出して、前記(A)の工程と前記(B)の工程とを繰り返し行い、複数の前記第1デバイスパターンと前記第1デバイスパターンに対応した前記貫通穴を前記シート状二次電池に形成する工程と、
    (D)前記貫通穴に基づいてアライメントを行い、前記シート状二次電池の他方の面に第2デバイスパターンを形成する工程と、
    (E)前記一対の搬送リールにより前記シート状二次電池を送り出して、前記(D)の工程を繰り返し行い、前記シート状二次電池に複数の前記第2デバイスパターンを形成する工程と、
    (F)前記第1デバイスパターンと前記第2デバイスパターンとを対応させて前記シート状二次電池を切断する工程と、を備えたシート状二次電池の製造方法。
  2. 前記(A)の工程では、レーザ光源からレーザ光を照射することで前記シート状二次電池の一方の面に形成された第1上部電極を前記第1デバイスパターンに対応するよう、パターニングし、
    前記(B)の工程では、前記レーザ光源からレーザ光を照射することで前記シート状二次電池に前記貫通穴が形成される請求項1に記載のシート状二次電池の製造方法。
  3. 前記(A)の工程において、前記第1デバイスパターンの形成する途中で、前記(B)の工程を行い、前記貫通穴を形成する請求項2に記載のシート状二次電池の製造方法。
  4. 前記(D)の工程では、前記レーザ光源からレーザ光を照射することで、前記シート状二次電池の他方の面に形成された第2上部電極を前記第2デバイスパターンに対応するよう、パターニングする請求項2、又は3に記載のシート状二次電池の製造方法。
  5. 前記(F)の工程では、前記レーザ光源からレーザ光を照射することで、平面視において、隣接する2つの前記第1デバイスパターン間の位置にスクライブラインが形成され、
    前記スクライブラインに沿って前記シート状二次電池が切断される請求項2〜4のいずれか1項に記載のシート状二次電池の製造方法。
  6. 前記シート状二次電池をステージに吸着した状態で、前記レーザ光源が前記シート状二次電池にレーザ光を照射する請求項2〜5のいずれか1項に記載のシート状二次電池の製造方法。
  7. 前記(D)の工程では、撮像手段によって、前記シート状二次電池を他方の面側から撮像し、
    前記撮像手段によって撮像された画像に基づいて、前記アライメントを行う請求項1〜6のいずれか1項に記載のシート状二次電池の製造方法。
  8. 前記(B)の工程では、前記シート状二次電池の巻取り方向において、前記第1デバイスパターンのそれぞれに対応するように2つの前記貫通穴が形成され、
    前記(D)の工程では、一方の前記貫通穴を撮像した第1画像と、他方の前記貫通穴を撮像した第2画像とに基づいて、前記アライメントを行う請求項7に記載のシート状二次電池の製造方法。
  9. 前記シート状二次電池は、
    下部電極となる基材を備え、
    前記基材の一方の面側には、第1充電層、及び第1上部電極が形成され、
    前記基材の他方の面側には、第2充電層、及び第2上部電極が形成され、
    前記第1充電層と前記基材との間には、第1n型金属酸化物半導体層が形成され、
    前記第2充電層と前記基材との間には、第2n型金属酸化物半導体層が形成され、
    前記第1及び第2充電層は、それぞれn型金属酸化物半導体と絶縁体を含む物質を有している請求項1〜8のいずれか1項に記載のシート状二次電池の製造方法。
  10. 巻取りリールと送り出しリールとを有する一対の搬送リールと、
    前記一対の搬送リールに張設されたシート状二次電池にレーザ光を照射することで、前記シート状二次電池の一方の面に第1デバイスパターンを形成するレーザ光源と、
    前記レーザ光源からのレーザ光を前記シート状二次電池の前記一方の面側から照射することで前記シート状二次電池に形成された貫通穴を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段で撮像された画像に基づいて、前記シート状二次電池の他方の面における前記レーザ光源の照射位置をアライメントする駆動機構と、を備え
    (G)前記レーザ光源が前記シート状二次電池の一方の面側から前記レーザ光を照射することで、前記シート状二次電池の一方の面に前記第1デバイスパターンを形成し、
    (H)前記レーザ光源が前記シート状二次電池の前記一方の面側から前記レーザ光を照射することで、前記第1デバイスパターンに対応させて、前記シート状二次電池に前記貫通穴を形成し、
    (I)前記一対の搬送リールにより前記シート状二次電池を送り出して、前記(G)と前記(H)とを繰り返し行い、複数の前記第1デバイスパターンと前記第1デバイスパターンに対応した前記貫通穴を前記シート状二次電池に形成し、
    (J)前記駆動機構がアライメントを行った状態で、前記レーザ光源が前記シート状二次電池の他方の面側から前記レーザ光を照射することで、前記シート状二次電池の前記他方の面に第2デバイスパターンを形成し、
    (K)前記一対の搬送リールにより前記シート状二次電池を送り出して、前記(J)の工程を繰り返し行い、前記シート状二次電池に複数の前記第2デバイスパターンを形成するシート状二次電池の製造装置。
  11. 前記シート状二次電池を吸着するステージをさらに備え、
    前記ステージが前記シート状二次電池を吸着した状態で、前記レーザ光源が前記シート状二次電池にレーザ光を照射する請求項10に記載のシート状二次電池の製造装置。
  12. (A)巻取りリールと送り出しリールとを有する一対の搬送リールに巻き付けられたシート状デバイスの一方の面に第1デバイスパターンを形成する工程と、
    (B)前記第1デバイスパターンに対応させて、前記シート状デバイスに貫通穴を形成する工程と、
    (C)前記一対の搬送リールにより前記シート状デバイスを送り出して、前記(A)の工程と前記(B)の工程とを繰り返し行い、複数の前記第1デバイスパターンと前記第1デバイスパターンに対応した前記貫通穴を前記シート状デバイスに形成する工程と、
    (D)前記貫通穴に基づいてアライメントを行い、前記シート状デバイスの他方の面に第2デバイスパターンを形成する工程と、
    (E)前記一対の搬送リールにより前記シート状デバイスを送り出して、前記(D)の工程を繰り返し行い、前記シート状デバイスに複数の前記第2デバイスパターンを形成する工程と、
    (F)前記第1デバイスパターンと前記第2デバイスパターンとを対応させて前記シート状デバイスを切断する工程と、を備えたシート状デバイスの製造方法。
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