JPWO2007074925A1 - フライアッシュ含有セメント組成物用添加剤およびセメント組成物 - Google Patents

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Abstract

フライアッシュ含有セメント組成物において、少量の添加でもフライアッシュを良好に分散し、未燃カーボン量の変動によるセメント組成物の流動性のばらつきを防止する。フライアッシュ含有セメント組成物用添加剤は、(A)一般式(1)で表される含窒素ポリオキシアルキレン誘導体,および(B)ポリオキシアルキレン鎖を有するポリカルボン酸系共重合体を必須成分とする(ただし、R1は水素原子または炭素数1〜22の炭化水素基を表し、R2は炭素数1〜4のアルキレン基を表し、A1Oは炭素数2〜4のオキシアルキレン基の1種または2種以上で、2種以上の場合はブロック状でもランダム状でも良く、p=0〜20、q=0〜20、r=1〜10、s=0〜2、t=0〜2である)。

Description

本発明は、特定の含窒素ポリオキシアルキレン誘導体、および特定のポリオキシアルキレン誘導体の共重合物を含有するフライアッシュ含有セメント組成物用添加剤、および該添加剤を添加してなるセメント組成物に関するものである。
近年、環境保全および資源保護の観点から、産業副産物の再利用の一つとして、石炭火力発電所等から発生するフライアッシュの有効利用が注目されている。フライアッシュは現在のところセメント原料としての再利用および埋め立てによる廃棄処分が大きな割合を占めている。しかし、フライアッシュの排出量は年々増加傾向であるのに対し、セメント需要量は横ばいであり、また大規模なフライアッシュの埋め立て用地の確保は年々困難となってきている。そのため、フライアッシュの再利用の主用途であるセメントコンクリート分野をはじめとした資源としての有効な利用の拡大が望まれている。
フライアッシュをセメント分野に資源として有効に利用する場合、フライアッシュ中の未燃カーボン分が問題となっている。未燃カーボン分を多く含むフライアッシュをセメント組成物として使用した場合、AE剤や減水剤等のセメント用添加剤が、この未燃カーボン分に吸着され、その効果を示さない場合や本来発揮すべき効果を十分に得られない場合がある。そのため、セメント用添加剤が本来その効果を発揮するために必要な量以上のセメント用添加剤を使用することになるが、セメント用添加剤の過剰添加により、空気量の経時変化や凝結遅延等、施工性や硬化後の物性に支障を来す場合があった。また、フライアッシュ中の未燃カーボン量は石炭の種類や燃焼温度によって変動するため、フライアッシュをセメント組成物として使用した場合、フライアッシュのロットごとに適正な減水剤の量が変動してしまう場合があり、このような変動は、フライアッシュの有効利用の妨げとなっていた。
これらの問題を解決するため、特開2001−213648号公報では、特定の含窒素ポリオキシアルキレン誘導体およびポリカルボン酸系化合物を使用することによって、石炭灰を良好に分散し、未燃カーボン量が多い石炭灰でも有効な分散剤組成物を提供できることが記載されている。
特開2001−213648号公報記載のこの分散剤組成物は、石炭灰を良好に分散し、未燃カーボン量が多い石炭灰でも有効な分散剤組成物を提供できる。しかし、フライアッシュの場合は、未燃カーボン量が、フライアッシュの産地やロットごとに大きく変動する。特開2001−213648号公報記載の方法では、フライアッシュの場合には、セメント組成物の流動性のばらつきが大きくなり、更なる改良が必要であることが判明してきた。
本発明の課題は、フライアッシュ含有セメント組成物において、少量の添加でもフライアッシュを良好に分散し、未燃カーボン量の変動によるセメント組成物の流動性のばらつきを防止することである。
すなわち本発明に係るフライアッシュ含有セメント組成物用添加剤は、下記の(A)、(B)成分を必須成分とすることを特徴とする。
(A) 下記一般式(1)で表される含窒素ポリオキシアルキレン誘導体。
(B)
ポリオキシアルキレン鎖を有するポリカルボン酸系共重合体。
Figure 2007074925
(ただし、Rは水素原子または炭素数1〜22の炭化水素基を表し、Rは炭素数1〜4のアルキレン基を表し、AOは炭素数2〜4のオキシアルキレン基の1種または2種以上で、2種以上の場合はブロック状でもランダム状でも良く、p=0〜20、q=0〜20、r=1〜10、s=0〜2、t=0〜2である。)
好適な実施形態においては、(B)ポリオキシアルキレン鎖を有するポリカルボン酸系共重合体が、下記一般式(2)で表されるポリオキシアルキレン誘導体に基づく構成単位(ア)50〜99重量%、下記一般式(3)で表されるジカルボン酸または無水マレイン酸に基づく構成単位(イ)1〜50重量%、および必要に応じて共重合可能な他の単量体に基づく構成単位(ウ)0〜30重量%の組成を有する共重合体である。
Figure 2007074925
(ただし、R、RおよびRはそれぞれ独立に水素原子またはメチル基を表し、AOは炭素数2〜4のオキシアルキレン基の1種または2種以上で、2種以上の場合はブロック状でもランダム状でも良く、Rは水素原子または炭素数1〜22の炭化水素基であり、u=0〜2の整数を表し、v=1〜100である。)
Figure 2007074925
(ただし、Wは−OMまたは−X−(AO)を表し、Xはエーテル基またはイミノ基を表し、AOは炭素数2〜4のオキシアルキレン基の1種または2種以上で、2種以上の場合はブロック状でもランダム状でも良く、Rは水素原子または炭素数1〜22の炭化水素基を表し、MおよびMはそれぞれ独立に水素原子、アルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウムまたは有機アンモニウム基を表し、y=1〜100である。)
好適な実施形態においては、一般式(1)で表される含窒素ポリオキシアルキレン誘導体において、Rが水素原子であり、Rがエチレン基であり、AOが炭素数2〜3のオキシアルキレン基で炭素数2のオキシアルキレン基と炭素数3のオキシアルキレン基の比が炭素数2:炭素数3=0〜60:40〜100であり、ブロック状でもランダム状でも良く、p=0〜10、q=0〜10、r=1〜8、s=0、t=0であり、1%水溶液の曇点が50℃以上である。
また好適な実施形態においては、一般式(2)で表されるポリオキシアルキレン誘導体において、R、RおよびRの炭素数の合計が0〜1であり、AOが炭素数2〜3のオキシアルキレン基で炭素数2のオキシアルキレン基と炭素数3のオキシアルキレン基の比が炭素数2:炭素数3=80〜100:0〜20であり、ブロック状でもランダム状でも良く、Rが水素原子またはメチル基、u=1の整数を表し、v=10〜90である。
また、本発明は、フライアッシュを必須成分とし、水、セメント、骨材からなる配合物に前記添加剤を添加させてなるセメント組成物である。
本発明によれば、セメント組成物において、少量の添加でもフライアッシュを良好に分散し、未燃カーボンの変動によるセメント組成物の流動性のばらつきを防止することができる。
本発明のフライアッシュ含有セメント組成物用添加剤は、一般式(1)で表される含窒素ポリオキシアルキレン誘導体に基づく構成単位を必須成分とする。
式(1)において、Rは水素原子または炭素数1〜22の炭化水素基である。炭素数1〜22の炭化水素基としては、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、第二ブチル基、第三ブチル基、ペンチル基、イソペンチル基、ネオペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、ノニル基、デシル基、ウンデシル基、ドデシル基、イソトリデシル基、テトラデシル基、ヘキサデシル基、イソセチル基、オクタデシル基、ステアリル基、イソステアリル基等の脂肪族飽和炭化水素基;アリル基、メタリル基、オレイル基等の脂肪族不飽和炭化水素基;シクロヘキシル基、メチルシクロヘキシル基等の脂環式飽和炭化水素基;シクロベンテニル基、シクロヘキセニル基等の脂環式不飽和炭化水素基;フェニル基、ベンジル基、クレジル基、ブチルフェニル基、ジブチルフェニル基、オクチルフェニル基、ノニルフェニル基、ドデシルフェニル基、ジオクチルフェニル基、ジノニルフェニル基、α−メチルベンジルフェニル基等の芳香族炭化水素基または置換芳香族炭化水素基があり、これらは1種類または2種類以上を混合して用いてもよい。好ましくは、水素原子、炭素数1〜8の炭化水素基であり、より好ましくは水素原子である。Rで示される炭化水素基の炭素数が22を超えると親水性が十分でなくなるので好ましくない。
は炭素数1〜4のアルキレン基である。炭素数1〜4のアルキレン基としては、メチレン基、エチレン基、プロピレン基、トリメチレン基、ブチレン基、テトラメチレン基等があり、これらは1種類または2種類以上を混合して用いてもよい。好ましくは、エチレン基である。
式(1)において、AOは炭素数2〜4のオキシアルキレン基であり、例えばオキシエチレン基、オキシプロピレン基、オキシブチレン基等が挙げられ、これらの1種または2種以上で、2種以上の場合はブロック状でもランダム状でも良く、好ましくはオキシエチレン基とオキシプロピレン基であり、より好ましくはオキシエチレン基とオキシプロピレン基の比がオキシエチレン基:オキシプロピレン基=0〜60:40〜100であり、さらに好ましくはオキシエチレン基とオキシプロピレン基の比がオキシエチレン基:オキシプロピレン基=0〜20:80〜100である。
式(1)において、p、qは炭素数2〜4のオキシアルキレン基の付加モル数であり、それぞれ0〜20であり、好ましくは0〜10、より好ましくは1〜5である。p、qの値が20を超えると得られる化合物が高粘度になるため製造が困難になるので好ましくない。
rは1〜10であり、好ましくは1〜8であり、より好ましくは1〜4である。
s、tは0〜2であり、好ましくは0である。
好ましくは,p、q、s、tが同時に0になることはない。
一般式(1)で表される含窒素ポリオキシアルキレン誘導体は、1%水溶液の曇点が50℃以上であることが好ましい。「曇点」はJIS K3211「界面活性剤用語」にて、「界面活性剤水溶液の温度を上昇させたとき、白濁し始める温度。通常は、白濁し相分離が起こる。」と定義されている。
本発明のフライアッシュ含有セメント組成物用添加剤は、ポリオキシアルキレン鎖を有するポリカルボン酸系共重合体を必須成分とする。
本発明に用いるポリオキシアルキレン鎖を有するポリカルボン酸系共重合体としては、マレイン酸−スチレンスルホン酸塩の共重合物またはその塩とポリオキシアルキレン化合物のエステル化物、無水マレイン酸−スチレン共重合物、その加水分解物またはその塩とポリオキシアルキレン化合物のエステル化物、無水マレイン酸−オレフィン共重合物、その加水分解物またはその塩とポリオキシアルキレン化合物のエステル化物、ポリオキシアルキレンモノアルキルエーテル(メタ)アクリレート−(メタ)アクリル酸共重合物またはその塩、ポリオキシアルキレンモノ(メタ)アリルエーテル−マレイン酸共重合物またはその塩、ポリオキシアルキレンモノアルキルモノ(メタ)アリルエーテル−無水マレイン酸共重合物、その加水分解物またはその塩等が挙げられる。
ポリオキシアルキレン化合物を側鎖に有するポリカルボン酸系化合物の中でも、一般式(2)で表されるポリオキシアルキレン誘導体に基づく構成単位(ア)50〜99重量%、一般式(3)で表されるジカルボン酸または無水マレイン酸に基づく構成単位(イ)1〜50重量%、および必要に応じて共重合可能な他の単量体に基づく構成単位(ウ)0〜30重量%の組成を有する共重合体を用いることがさらに好ましい。
式(2)において、R、RおよびRは水素原子またはメチル基であり、好ましくは、R、RおよびRの炭素数の合計が0〜1である。式(2)において、AOは炭素数2〜4のオキシアルキレン基であり、例えばオキシエチレン基、オキシプロピレン基、オキシブチレン基等が挙げられ、これらの1種または2種以上で、2種以上の場合はブロック状でもランダム状でも良く、好ましくはオキシエチレン基とオキシプロピレン基であり、より好ましくはオキシエチレン基とオキシプロピレン基の比がオキシエチレン基:オキシプロピレン基=80〜100:0〜20であり、さらに好ましくはオキシエチレン基とオキシプロピレン基の比がオキシエチレン基:オキシプロピレン基=90〜100:0〜10である。
式(2)において、vは炭素数2〜4のオキシアルキレン基の付加モル数であり、1〜100であり、好ましくは10〜90、より好ましくは15〜80である。vの値が100を超えるとセメント組成物の粘性が高くなるので好ましくない。
uはメチレン基の繰り返し数であり、0〜2の整数であり、好ましくは1である。
式(2)のRで示される炭素数1〜22の炭化水素基としては、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、第二ブチル基、第三ブチル基、ペンチル基、イソペンチル基、ネオペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、ノニル基、デシル基、ウンデシル基、ドデシル基、イソトリデシル基、テトラデシル基、ヘキサデシル基、イソセチル基、オクタデシル基、ステアリル基、イソステアリル基等の脂肪族飽相炭化水素基;アリル基、メタリル基、オレイル基等の脂肪族不飽和炭化水素基;シクロヘキシル基、メチルシクロヘキシル基等の脂環式飽和炭化水素基;シクロペンテニル基、シクロヘキセニル基等の脂環式不飽和炭化水素基;フェニル基、ベンジル基、クレジル基、ブチルフェニル基、ジブチルフェニル基、オクチルフェニル基、ノニルフェニル基、ドデシルフェニル基、ジオクチルフェニル基、ジノニルフェニル基、α−メチルベンジルフェニル基等の芳香族炭化水素基または置換芳香族炭化水素基があり、これらは1種類または2種類以上を混合して用いてもよい。好ましくは、水素原子、炭素数1〜8の炭化水素基であり、より好ましくはメチル基、水素原子である。Rで示される炭化水素基の炭素数が22を超えると、親水性が十分でなくなるので好ましくない。
式(3)において、MおよびMは水素原子、アルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウムまたは有機アンモニウムである。アルカリ金属としてはリチウム、ナトリウム、カリウム、ルビジウム等が挙げられる。
アルカリ土類金属としては、マグネシウム、カルシウム等が挙げられる。
有機アンモニウムは有機アミン由来のアンモニウムであり、有機アミンとしては、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミンなどのアルカノールアミン、メチルアミン、ジメチルアミン、トリメチルアミン、エチルアミン、ジエチルアミン、トリエチルアミン等などのアルキルアミンが挙げられ、好ましくはモノエタノールアミン、ジエタノールアミン、メチルアミン、エチルアミン、ジメチルアミン、ジエチルアミンである。
式(3)のWは−OMまたは−X−(AO)である。Xはエーテル基またはイミノ基であり、エーテル基は−O−を表し、イミノ基は−NH−を表す。yは炭素数2〜4のオキシアルキレン基の付加モル数であり、1〜100であり、好ましくは10〜90、より好ましくは20〜70である。yの値が100を超えると、得られる化合物が高粘度になるため、製造が困難になるので好ましくない。
本発明のフライアッシュ含有セメント組成物用添加剤に用いるポリオキシアルキレン誘導体を有する共重合体を構成する、共重合可能な他の単量体に基づく構成単位としては、本発明の効果を低下させない範囲で加えることができ、酢酸ビニル、アリルスルホン酸ナトリウム、メタリルスルホン酸ナトリウム、メタクリル酸、アクリル酸等が挙げられる。
本発明のフライアッシュ含有セメント組成物用添加剤に用いるポリオキシアルキレン誘導体を有する共重合体は、一般式(2)で表されるポリオキシアルキレン誘導体に基づく構成単位(ア)50〜99重量%、一般式(3)で表されるジカルボン酸または無水マレイン酸に基づく構成単位(イ)1〜50重量%および共重合可能な他の単量体に基づく構成単位(ウ)0〜30重量%で構成できるが、好ましくは(ア)80〜99重量%、(イ)1〜20重量%、(ウ)0〜20重量%である。
本発明のフライアッシュ含有セメント組成物用添加剤に用いるポリオキシアルキレン誘導体を有する共重合体の重量平均分子量は、500〜100,000であり、好ましくは5,000〜50,000である。重量平均分子量が100,000を超える化合物はセメント組成物としての分散性が低下してしまい、また高粘度のため製造が困難になるので好ましくない。
また、本発明のフライアッシュ含有セメント組成物用添加剤に用いるポリオキシアルキレン誘導体を有する共重合体は、公知の方法により、重合開始剤を用いて重合することにより得ることができる。重合の方法については、塊状重合でも溶液重合でも良い。溶液重合で水を溶剤として用いる場合は、過硫酸ナトリウム、過硫酸カリウム、過硫酸アンモニウムなどの過硫酸塩や、過酸化水素、水溶性のアゾ系開始剤を用いることができ、その際に亜硫酸水素ナトリウム、ヒドロキシルアミン塩酸塩、チオ尿素、次亜リン酸ナトリウムなどの促進剤を併用することもできる。また、溶液重合でメタノール、エタノール、イソプロパノールなどの低級アルコール、n−ヘキサン、2−エチルヘキサン、シクロヘキサンなどの脂肪族炭化水素、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素、アセトン、メチルエチルケトン、酢酸エチル等の有機溶剤を用いた重合の場合や塊状重合の際には、ベンゾイルペルオキシド、ジ−t−ブチルペルオキシド、t−ブチルペルオキシイソブチレートなどの有機過酸化物やアゾイソブチロニトリルなどのアゾ系化合物を用いることができる。また、その際にはチオグリコール酸、メルカプトエタノールなどの連鎖移動剤を用いることもできる。
本発明のフライアッシュ含有セメント組成物用添加剤は上記(A)一般式(1)で表される含窒素ポリオキシアルキレン誘導体と上記(B)ポリオキシアルキレン鎖を有するポリカルボン酸系共重合体を混合した溶液を使用する。(A)と(B)の混合比率は、重量部単位で、(A):(B)=5:95〜95:5(合計100重量部とする)が好ましく、(A):(B)=5:95〜80:20(合計100重量部とする)がより好ましい。
本発明のセメント組成物は水硬性物質を必須成分とする。水硬性物質としては、普通、早強、中庸熟、ビーライト等のポルトランドセメントや、これらポルトランドセメントに、高炉スラグ、シリカフューム、石灰石等の鉱物系粉体を配合した混合セメント、アルミナセメント、石膏等が挙げられ、これらのうち1種または2種以上を併用して使用してもよい。水硬性物質の量は限定されないが、例えば、配合物100重量部に対して10〜50重量部を占めることが好ましい。
本発明のセメント組成物は骨材を必須成分とする。骨材としては細骨材、粗骨材が上げられ、細骨材としては産地に限定はなく、山砂、川砂、海砂、砕砂、フライアッシュなどを用いることができこれらの1種類または2種類以上を使用してもよいが、フライアッシュは必須成分である。細骨材の量は限定されないが、例えば、配合物100重量部に対して20〜80重量部を占めることが好ましい。粗骨材としても産地に限定はなく、砕石、川砂利などを用いることができ、これらの1種類または2種類以上を使用してもよい。粗骨材の量は限定されないが、粗骨材が含まれる場合は、例えば、配合物100重量部に対して20〜50重量部を占めることが好ましい。
前記組成物100重量部に対する前記(A)、(B)の混合物の添加量は、セメント等の水硬性物質に対して0.005〜2.0重量部であり、好ましくは0.01〜1.0重量部である。(A)、(B)の混合物の量がこの範囲より少ないと本発明の効果が得られず、この範囲より多いと凝結遅延を起こしやすくなるため好ましくない。
前記組成物100重量部に対する水の量は、セメント等の水硬性物質に対して15〜65重量部である。水の量が15重量部より少ないと、セメント組成物の粘性が高くなり作業性が低下するので好ましくない。
本発明のフライアッシュ含有セメント組成物用添加剤は、その効果を損なわない程度で、必要に応じて他の添加剤または添加材と併用することが可能である。他の添加剤としては、例えば、ナフタレンスルホン酸ホルムアルデヒド縮合物の塩、メラミンスルホン酸ホルムアルデヒド縮合物の塩、リグニンスルホン酸の塩、芳香族アミノスルホン酸ホルムアルデヒド縮合物の塩など他の減水剤、空気連行剤、分離低減剤、増粘剤、防水剤、凝結遅延剤、凝結促進剤、急結剤、膨張剤、乾燥収縮低減剤、防錆剤、起泡剤、発泡剤、AE剤、消泡剤、界面活性剤類などを挙げることができる。また、他の添加材としては高強度材、高強度混和材、超高強度混和材と呼ばれる混和材を挙げることができる。
本発明によりセメント組成物を製造するには、まず常法により上記成分及び必要によりその他の任意成分を加えて混合して調整して得る。
以下に、実施例を挙げて本発明を説明する。なお、式(1)で示される化合物の構造式を表1に、式(2)で示される化合物の構造式、式(3)で示される化合物の構造式、その共重合組成および重量平均分子量を表2に示す。
Figure 2007074925
Figure 2007074925
(製造例1)
5リットル加圧反応器にテトラエチレンペンタミン930g(5.0モル)をとり、系内の空気を窒素ガスで置換したのち、100±5℃でプロピレンオキシド2030g(35.0モル)を約0.05〜0.5MPa(ゲージ圧)で徐々に圧入して付加反応を行った。反応終了後60℃まで冷却した。得られた含窒素ポリオキシアルキレン誘導体の1%水溶液曇点は50℃以上(100℃以上)であった。
(製造例2)
トリエチレンテトラミンを使用して、製造例1と同様に反応を行い、含窒素ポリオキシアルキレン誘導体を得た。得られた含窒素ポリオキシアルキレン誘導体の1%水溶液曇点は50℃以上(100℃以上)であった。
(製造例3)
攪拌機、温度計、窒素ガス導入管、および還流冷却器を装着した3リットルフラスコに、ポリオキシエチレン(エチレンオキシドの平均付加モル数33)モノアリルモノメチルエーテル1,524g(1モル)、無水マレイン酸107.8g(1.1モル)を秤取った。窒素ガス雰囲気下、重合開始剤としてtert−ブチルペルオキシ−2−エチルヘキサノエート9.7gを60℃以下で添加後、85±2℃に昇温し、8時間反応させた。得られた共重合体の重量平均分子量は25,500、動粘度は100℃で224mm/sであった。その後60℃以下に冷却し水1094gを加え共重合体の60%水溶液を得た。
[0051]
(製造例4)
5リットル加圧反応器にメタノール32gと触媒としてナトリウムメトキシド0.3gをとり、系内の空気を窒素ガスで置換したのち、100〜120℃でエチレンオキシド2860gを0.05〜0.5MPa(ゲージ圧)で徐々に圧入して付加反応を行った。続けて、90〜110℃でプロピレンオキシド174gを0.05〜0.5MPa(ゲージ圧)で徐々に圧入して付加反応を行った。反応終了後50℃まで冷却した。次に水酸化カリウム56gを加え、系内の空気を窒素ガスで置換したのち、80℃で撹拌しながらアリルクロリド76.5gを徐々に加えた。6時間撹拌したあと反応をやめ、塩酸で中和し副生した塩を除いて表2に示した式(2)のポリオキシアルキレン化合物を得た。
続いて、攪拌機、温度計、窒素ガス導入管、および還流冷却器を装着した3リットルフラスコに、上記で合成した式(2)の化合物1,533g(0.5モル)、無水マレイン酸58.8g(0.6モル)を秤取った。窒素ガス雰囲気下、重合開始剤として2,2’−アゾビスイソブチロニトリル8.2gを60℃以下で添加し、85±2℃まで昇温させ、同温度で8時間反応させた。得られた共重合体の重量平均分子量は32,800、動粘度は100℃で753mm/sであった。その後60℃以下に冷却し水1067gを加え共重合体の60%水溶液を得た。
(製造例5)
攪拌機、温度計、窒素ガス導入管、および還流冷却器を装着した3リットルフラスコに、ポリオキシエチレンオキシプロピレン(エチレンオキシドの平均付加モル数32、プロピレンオキシドの平均付加モル数2のランダム付加品)モノアリルエーテル1,524g(1モル)、無水マレイン酸147g(1.5モル)、および水1114gを秤取った。窒素ガス雰囲気下、重合開始剤として過硫酸アンモニウム13.7gを40℃以下で添加後、70±5℃に昇温し、8時間反応させた。得られた共重合体の重量平均分子量は20,300であった。
(実施例1)
室温20℃の試験室において、5Lモルタルミキサーを用い、表3に示した、セメント[普通ポルトランドセメント]、フライアッシュ(1)〔JIS II種品、ig.loss:1.90〕またはフライアッシュ(2)〔JIS II種品、ig.loss:2.59〕、および細骨材[大井川産川砂(比重2.58)]をミキサーにとり30秒空練りを行ったのち、製造例1で得られた(A)で示される含窒素ポリオキシアルキレン誘導体1.2g、製造例3で得られた(B)で示されるポリオキシアルキレン鎖を有するポリカルボン酸系共重合体6.0g(20%水溶液として)、および適宜消泡剤(ディスホームCC−118、日本油脂(株)製)を溶解させた規定量の水を加えて低速回転60秒、その後高速回転で2分間練り混ぜた。添加量は、フライアッシュ(1)において、直後のモルタルフローが240±10cmになるように調整した。練り上がり直後のモルタルフローの測定を行った。なお練り上がり直後の空気量は2.0±1.5%、また温度は20±2℃であることを確認した。フライアッシュ(1)を使用したときのモルタルフローとフライアッシュ(2)を使用したときのモルタルフローの差を取り、未燃カーボン量の差によるモルタルフローのばらつきを確認した。得られた結果を表4に示す。
Figure 2007074925
1:本発明の(B)で示されるポリオキシアルキレン鎖を有するポリカルボン酸系共重合体の添加量は20%水溶液の添加量を示す。
Figure 2007074925
(実施例2〜4)
製造例1〜2で得られた(A)で示される含窒素ポリオキシアルキレン誘導体、製造例3〜5で得られた(B)で示されるポリオキシアルキレン鎖を有するポリカルボン酸系共重合体を使用し、実施例1と同様の方法で、表3の添加量によりモルタル試験を行った。得られた結果を表4に示す。
(比較例1)
(A)で示される含窒素ポリオキシアルキレン誘導体を使用しないで、製造例4で得られた(B)で示されるポリオキシアルキレン鎖を有するポリカルボン酸系共重合体6.0g(20%水溶液として)および適宜消泡剤を使用して、実施例1と同様の方法でモルタル試験を行った。得られた結果を表4に示す。
(比較例2)
含窒素ポリオキシアルキレン誘導体として、ポリオキシエチレン(20モル)オクタデシルアミン1.2g、製造例3で得られた(B)で示されるポリオキシアルキレン鎖を有するポリカルボン酸系共重合体6.0g(20%水溶液として)および適宜消泡剤を使用して、実施例1と同様の方法でモルタル試験を行った。得られた結果を表4に示す。
以上の結果から、実施例1〜4と比較例1〜2を比較すると、本発明のフライアッシュ含有セメント組成物用添加剤はフライアッシュの未燃カーボン量の差異に影響を受けにくく、モルタルフローのばらつき、すなわち減水性のばらつきが抑制されていることがわかる。
以上述べたように、本発明によれば、少量の添加でもフライアッシュを良好に分散し、未燃カーボンの変動によるセメント組成物の流動性のばらつきを防止することができる。
本発明の特定の実施形態を説明してきたけれども、本発明はこれら特定の実施形態に限定されるものではなく、請求の範囲の範囲から離れることなく、種々の変更や改変を行いながら実施できる。

Claims (5)

  1. (A)成分および(B)成分を必須成分とし、前記(A)成分と前記(B)成分との合計重量を100重量部としたときの前記(A)成分の比率が5重量部以上、95重量部以下であることを特徴とする、フライアッシュ含有セメント組成物用添加剤。
    (A)成分: 下記一般式(1)で表される含窒素ポリオキシアルキレン誘導体。
    (B)成分: ポリオキシアルキレン鎖を有するポリカルボン酸系共重合体。
    Figure 2007074925
    (ただし、Rは水素原子または炭素数1〜22の炭化水素基を表し、Rは炭素数1〜4のアルキレン基を表し、AOは炭素数2〜4のオキシアルキレン基の1種または2種以上で、2種以上の場合はブロック状でもランダム状でも良く、p=0〜20、q=0〜20、r=1〜10、s=0〜2、t=0〜2である。)
  2. 前記(B)成分が、下記一般式(2)で表される構成単位(ア)50〜99重量%、下記一般式(3)で表されるジカルボン酸または無水マレイン酸に基づく構成単位(イ)1〜50重量%、および必要に応じて共重合可能な他の単量体に基づく構成単位(ウ)0〜30重量%の組成を有する共重合体であることを特徴とする、請求項1記載のフライアッシュ含有セメント組成物用添加剤。
    Figure 2007074925
    (ただし、R、RおよびRはそれぞれ独立に水素原子またはメチル基を表し、AOは炭素数2〜4のオキシアルキレン基の1種または2種以上で、2種以上の場合はブロック状でもランダム状でも良く、Rは水素原子または炭素数1〜22の炭化水素基であり、u=0〜2の整数を表し、v=1〜100である。)
    Figure 2007074925
    (ただし、Wは−OMまたは−X−(AO)を表し、Xはエーテル基またはイミノ基を表し、AOは炭素数2〜4のオキシアルキレン基の1種または2種以上で、2種以上の場合はブロック状でもランダム状でも良く、Rは水素原子または炭素数1〜22の炭化水素基を表し、MおよびMはそれぞれ独立に水素原子、アルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウムまたは有機アンモニウム基を表し、y=1〜100である。)
  3. 前記一般式(1)において、Rが水素原子であり、Rがエチレン基であり、AOが炭素数2〜3のオキシアルキレン基で炭素数2のオキシアルキレン基と炭素数3のオキシアルキレン基の比が炭素数2:炭素数3=0〜60:40〜100であり、ブロック状でもランダム状でも良く、p=0〜10、q=0〜10、r=1〜8、s=0、t=0であり、1%水溶液の曇点が50℃以上であることを特徴とする、請求項1または2記載のフライアッシュ含有セメント組成物用添加剤。
  4. 前記一般式(2)において、R、RおよびRの炭素数の合計が0〜1であり、AOが炭素数2〜3のオキシアルキレン基で炭素数2のオキシアルキレン基と炭素数3のオキシアルキレン基の比が炭素数2:炭素数3=80〜100:0〜20であり、ブロック状でもランダム状でも良く、Rが水素原子またはメチル基、u=1であり、v=10〜90であることを特徴とする、請求項2または3記載のフライアッシュ含有セメント組成物用添加剤。
  5. フライアッシュ、水、水硬性物質、骨材、および請求項1〜4のいずか一つの請求項に記載の添加剤を含有することを特徴とする、セメント組成物。
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