JPWO2007055090A1 - 受信感度検出装置 - Google Patents
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Abstract
本発明は、正確な受信感度を示す受信感度信号を生成することを目的とする。中間周波信号(IF信号)SIFに含まれるノイズ成分の所定レベル以上の部分の成分を取り除き、夫々低レベルとなる残存ノイズ成分が残存するノイズ残存信号Sigを生成するノイズ残存信号生成部2と、IF信号SIFに含まれる高レベルノイズ成分Snzbを抽出するノイズ成分抽出部3と、ノイズ残存信号Sigと高レベルノイズ成分Snzbとを相殺して、前置信号Smを生成するノイズ相殺部4とを備え、フィルタ部5によって前置信号Smに対してフィルタリング処理を施すことで、正確な受信感度を示す直流の受信感度信号Smcを生成する。
Description
本発明は、例えば無線放送等を受信する無線受信装置に設けられ、受信感度を検出する受信感度検出装置に関する。
従来、受信感度(Receive Sensitivity)の変化に応じて検波出力のレベルを調整することにより、ノイズ抑制効果が得られるようにしたFM受信装置が提案されている(特許文献1参照)。
図1(a)は、この従来のFM受信装置の基本構成を示したブロック図であり、到来電波をフロントエンド部で中間周波信号に周波数変換した後、中間周波フィルタ及び増幅部で帯域制限と増幅処理を施すことにより、所望の周波数帯域の中間周波信号(IF信号)にし、そのIF信号を検波部が検波することで生じる検波出力をアンプに通して出力するようになっている。
更に、受信感度検出手段としての整流平滑部が、中間周波フィルタ及び増幅部で生成される上述のIF信号aを整流平滑することによって、受信感度を示すSメータ信号bを生成し、このSメータ信号bの電圧レベルに従って上述のアンプの増幅率を自動調整することで、検波出力のレベルを調整している。
かかる構成のFM受信装置によると、図1(b)(c)に模式的に示すように、IF信号aの振幅が到来電波の受信電界強度に応じたレベルとなり、Sメータ信号bもIF信号aの振幅に応じた電圧レベルとなることから、Sメータ信号bの電圧レベルに従ってアンプの増幅率を自動調整すると、S/N比の良い検波出力cを出力することができるとされている。更に、上述の整流平滑部がIF信号aを整流平滑することにより、IF信号aに混入したパルス性ノイズ等を除去してSメータ信号bを生成することができることから、パルス性ノイズ等の悪影響を抑制し、本来の受信感度に基づいてアンプの増幅率を自動調整することができるとされている。
ところが、上記従来のFM受信装置では、夫々短い間隔で生じる高エネルギーのパルス性ノイズが長期間に渡って連続して発生するような環境下で受信を行うと、そのパルス性ノイズを上述の整流平滑部で十分除去することができなくなり、Sメータ信号bの電圧レベルがパルス性ノイズによって変動し、本来の受信感度を示す電圧レベルにならないという問題がある。
例えば、上記従来のFM受信装置を自動車に搭載した場合、自動車の点火装置から生じるイグニッションノイズや、発電機から生じるオルタネータノイズ、信号装置から生じるターンシグナルやホーンノイズ、その他様々な電装品から輻射されるいわゆる外来ノイズnzの影響を受けることとなる。
そして、これらの外来ノイズnzは、短い間隔で生じる高エネルギーのパルス性ノイズであり、長期間に渡って連続して発生することから、図1(d)に示すように、IF信号aに混入することとなると、上述の整流平滑部で整流して平滑しただけでは、外来ノイズnzを十分に除去することができず、図1(e)に示すように、Sメータ信号bの電圧レベルが本来の受信感度を示すレベルとはならず、アンプの増幅率をいわゆる誤調整してしまうこととなり、S/N比の良好な検波出力cを生成することができなくなる。
また、一般に受信感度は、受信装置内の様々な処理回路で利用される重要なパラメータであることから、ノイズによる悪影響を抑制した精度の良いSメータ信号を生成することが重要となっている。
本発明は、このような従来の問題に鑑みてなされたものであり、精度良く受信感度を検出する受信感度検出装置を提供することを目的とする。
また、精度良く検出した受信感度に基づいてノイズ抑制効果の向上を図る受信装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、受信した電波の受信感度を示す受信感度信号を生成する受信感度検出装置であって、中間周波信号に含まれるノイズ成分の所定レベル以上の部分の成分を取り除き、夫々低レベルとなる残存ノイズ成分が残存するノイズ残存信号を生成するノイズ残存信号生成手段と、前記中間周波信号に含まれる高レベルのノイズ成分を高レベルノイズ成分として抽出するノイズ成分抽出手段と、前記ノイズ残存信号と前記高レベルノイズ成分とを相殺して、前置信号を生成するノイズ相殺手段と、前記前置信号に対してフィルタリング処理を施すことで、前記受信感度を示す直流の受信感度信号を生成するフィルタ手段と、を有することを特徴とする。
請求項4に記載の受信装置の発明は、少なくとも請求項1に記載された受信感度検出装置により生成される前記受信感度信号に従って、検波出力に対し自動受信制御を行う自動受信制御手段、を具備することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、受信した電波の受信感度を示す受信感度信号を生成する受信感度検出方法であって、中間周波信号に含まれるノイズ成分の所定レベル以上の部分の成分を取り除き、夫々低レベルとなる残存ノイズ成分が残存するノイズ残存信号を生成するノイズ残存信号生成工程と、前記中間周波信号に含まれる高レベルのノイズ成分を高レベルノイズ成分として抽出するノイズ成分抽出工程と、前記ノイズ残存信号と前記高レベルノイズ成分とを相殺して、前置信号を生成するノイズ相殺工程と、前記前置信号に対してフィルタリング処理を施すことで、前記受信感度を示す直流の受信感度信号を生成するフィルタ工程と、を有することを特徴とする。
本発明の好適な実施形態について図2を参照して説明する。図2(a)は、本実施形態の受信感度検出装置の構成を表したブロック図、図2(b)〜(f)は、各構成要素の入力又は出力信号の波形を模式的に示した波形図である。
図2(a)において、この受信感度検出装置1は、ノイズ残存信号生成部2と、ノイズ成分抽出部3、ノイズ相殺部4及びフィルタ部5を有して構成され、中間周波信号(IF信号)SIFから受信感度を示す受信感度信号(以下、「Sメータ信号」と称する)Smcを生成する。
ここで、ノイズ残存信号生成部2は、ノイズnzが混入しているIF信号SIFを入力すると、そのノイズnzのうち、所定レベル以上のノイズ成分を取り除くことで、低レベルの残存ノイズ成分Snzaが残存した波形となるノイズ残存信号Sigにして出力する。例えば、図2(b)に例示するようなノイズnzが混入しているIF信号SIFを入力すると、図2(c)に示すように、各ノイズnzにおける所定レベル以上の部分の各ノイズ成分を取り除くことで、夫々低レベルとなる残存ノイズ成分Snzaが残存するノイズ残存信号Sigを出力する。
ノイズ成分抽出部3は、ノイズnzが混入しているIF信号SIFと、ノイズ残存信号Sigとを入力し、そのIF信号SIFに混入しているノイズnzのうちで、ノイズ残存信号Sigに含まれている残存ノイズ成分Snzaより高いレベルとなっている高レベルノイズ成分Snzbを抽出して出力する。
ノイズ相殺部4は、ノイズ残存信号Sigから高レベルノイズ成分Snzaを除去する処理を行うことで、上述の残存ノイズ成分Snzaと高レベルノイズ成分Snzbとを相殺させ、ノイズ成分を大幅に低減した前置信号Smを生成して出力する。例えば、図2(c)に例示した各残存ノイズ成分Snzaを含んだノイズ残存信号Sigと、図2(d)に示した各高レベルノイズ成分Snzbとをノイズ相殺部4が入力した場合、これらの残存ノイズ成分Snzaと高レベルノイズ成分Snzbとを相殺させることで、残存したとしても、IF信号SIFに混入している元のノイズnzに較べて低レベル且つ高周波数となるノイズ成分だけが残存することとなる前置信号Smを生成して出力する。
フィルタ部5は、所定の通過帯域を有する低域通過型フィルタ(ローパスフィルタ)等で形成されており、前置信号Smに対してフィルタリング処理を施すことで、前置信号Smに残存している上述の高周波数のノイズ成分を除去し、図2(f)に例示するような、直流の電圧レベルによって受信感度を示すこととなるSメータ信号Smcを生成して出力する。
かかる構成を有する本実施形態の受信感度検出装置1によれば、IF信号SIFに混入している各ノイズnzを、低レベルの部分の残存ノイズ成分Snzaと、大レベルとなっている高レベルノイズ成分Snzbとに分けて、これら残存ノイズ成分Snzaと高レベルノイズ成分Snzbとを相殺することで、図2(e)に例示するような低レベル且つ高周波数のノイズ成分Snzabだけが残存する前置信号Smを生成し、その前置信号Smをフィルタ部5でフィルタリング処理するので、ノイズnzの悪影響を抑制して、受信感度(別言すれば、受信電界強度)を正確に示す高精度のSメータ信号Smcを生成することができる。
更に、自動車の点火装置から生じるイグニッションノイズ等のように、短い間隔で生じる高エネルギーのパルス性ノイズが外来ノイズnzとしてIF信号SIFに混入した場合でも、各々のノイズnz毎に、より低レベル且つ高周波数となるノイズ成分だけが残存することとなる前置信号Smを生成して、フィルタ部5でフィルタリング処理するので、ノイズnzの悪影響を抑制して受信感度を正確に示す高精度のSメータ信号Smcを生成することができる。
そして、本実施形態の受信感度検出装置1で生成されるSメータ信号Smcの電圧レベルに従って、検波出力を利得制御等することにより、S/N比等の向上を図った受信装置を実現することが可能である。また、Sメータ信号Smcの電圧レベルに従って、受信装置に設けられている様々な処理回路を制御することで、高品質の受信を行うことが可能である。
また、説明の便宜上、図2(b)〜(f)に示したように、パルス性ノイズの影響でIF信号SIFに正極性のノイズnzが混入した場合に、そのノイズnzの悪影響を抑制したSメータ信号Smcを生成する場合の動作例について説明したが、本実施形態の受信感度検出装置1によれば、負極性のノイズnzや、正極性と負極性のノイズnzが混入した場合でも、それらのノイズnzの悪影響を抑制して、正確な受信感度を示すSメータ信号Smcを生成することができる。
次に、より具体的な実施例について図3及び図4を参照して説明する。図3は、本実施例の受信感度検出装置の構成を表したブロック図であり、FM受信装置に設けた場合の構成を示している。また、図3において図2(a)と同一又は相当する部分を同一符号で示している。図4(a)〜(e)は、各構成要素の入力又は出力信号の波形を模式的に示した波形図であり、同じ時間軸に統一して示している。
図3において、まずFM受信装置の基本構成を説明すると、放送波等の到来電波を受信するアンテナANTと、選局のための局発信号とアンテナANTから出力される高周波受信信号とを混合することによって中間周波数の信号に周波数変換するフロントエンド部6と、該中間周波数の信号を帯域制限して増幅することにより中間周波信号(IF信号)SIFを生成する帯域フィルタ7及び中間周波増幅部8と、IF信号SIFをFM検波することで検波出力(以下「復調信号」と称する)Sdetを出力する検波部9と、復調信号Sdetに対して後述の自動受信制御を施して出力する自動受信制御回路10が備えられている。
自動受信制御回路10は、ソフトミュート回路10aとセパレーション制御回路10b及びハイカット回路10cを有し、送信局からアンテナANTまでの距離等の影響によって到来電波の電界強度が変動したり、無線伝送路内の建築物や地形等の影響を受けて到来電波にフェージングが生じた場合等に、各回路10a,10b,10cが、後述のSメータ信号Smcの電圧レベルに応じて復調信号Sdetに対して所定の処理を施すことで、ユーザーにとって良好な音質の再生音を提供することが可能な出力信号Soutを生成して出力する。
より詳細に述べると、ソフトミュート回路10aは、電子アッテネータ(減衰回路)等で形成されており、上述のフェージング等の影響でSメータ信号Smcの電圧レベルが所定値より小さくなると、復調信号Sdetに対する増幅率を0〔dB〕から次第に減衰させていくことで、耳障りの原因となるノイズ成分を抑制した信号にし、その減衰させた信号を出力信号Soutとして出力する。
セパレーション制御回路10bは、上述のフェージング等の影響でSメータ信号Smcの電圧レベルが所定値よりも小さくなると、復調信号Sdetに基づくステレオ再生を止めてモノラル再生の制御を行い、そのモノラル再生した信号を出力信号Soutとして出力する。
ハイカット回路10cは、カットオフ周波数を自動調整することが可能な高域遮断フィルタ(別言すれば、低域通過フィルタ)等で形成され、上述のフェージング等の影響でSメータ信号Smcの電圧レベルが小さくなるのに応じてカットオフ周波数を下げることによって復調信号Sdetの高域周波数成分を除去し、その高域周波数成分を除去した信号、すなわち耳障りの原因となる高域ノイズ成分を抑制した信号を出力信号Soutとして出力する。
そして、各回路10a,10b,10cが図示の如く直列接続されているため、これらの各回路10a,10b,10cが有する上述の各機能によって所定の処理が施された出力信号Soutが生成され、図示しないスピーカ側へ出力される。
ただし、検波部9の出力に対して各回路10a,10b,10cを直列接続する代わりに、検波部9の出力に対して各回路10a,10b,10cを並列接続し、Sメータ信号Smcの電圧レベルと各回路10a,10b,10cの上記各機能によって発揮される効果との関係を所定のアルゴリズムに従って解析して、ユーザーにとって最も良好な受聴環境を提供することが可能な各回路10a,10b,10cの何れか1つを選択し、その選択した1つの回路の出力信号のみを出力信号Soutとして出力するようにしてもよい。
次に、受信感度検出装置1の構成を説明する。
本実施例の受信感度検出装置1は、中間周波増幅部8において生成されるIF信号SIFをエンベロープ検波(包絡線検波)するエンベロープ検出回路11を有し、検波したエンベロープ信号SIFevに基づいてSメータ信号Smcを生成するようになっている。
本実施例の受信感度検出装置1は、中間周波増幅部8において生成されるIF信号SIFをエンベロープ検波(包絡線検波)するエンベロープ検出回路11を有し、検波したエンベロープ信号SIFevに基づいてSメータ信号Smcを生成するようになっている。
すなわち、受信感度検出装置1は、エンベロープ検出回路11の他、充放電回路2aと振幅調整回路2bと比較器2c及びセレクタ回路2dを有するノイズ残存信号生成部2と、図2(a)に示したノイズ成分抽出部に相当する引算器3と、ノイズ相殺部に相当する引算器4と、フィルタ部に相当するローパスフィルタ5を具備して構成されている。
ここで、エンベロープ検出回路11は、IF信号SIFを整流する整流ダイオード(図示略)と、その整流した信号を所定のカットオフ周波数fc1に設定されているローパスフィルタ(図示略)で平滑することで、IF信号SIFのエンベロープを示すエンベロープ信号SIFevを出力する。更に、上述のローパスフィルのカットオフ周波数fc1は、帯域フィルタ7の中心周波数(搬送周波数)以下又は同程度の周波数に決められている。このため、そのカットオフ周波数fc1よりも低い周波数成分を含んだノイズnzが混入しているIF信号SIFがエンベロープ検出回路11に入力すると、IF信号SIF本来のエンベロープとそのノイズnzのエンベロープとから成るエンベロープ信号SIFevが出力される。
充放電回路2aは、エンベロープ検出回路11のカットオフ周波数fc1よりも低いカットオフ周波数fc2に設定されたローパスフィルタ(図示略)を有し、更に外部から増幅率Gaを調整することが可能なアンプ(図示略)を備えて形成されている。ただし、増幅率Gaは、1を除くそれ以上の倍率(例えば、2倍など)に決められている。
そして、上述のローパスフィルタのカットオフ周波数fc2の逆数に相当する時定数に従ってエンベロープ信号SIFevを充放電処理して増幅率Gaで増幅することにより、充放電信号Sxを生成して出力する。
すなわち、図4(a)に例示する、実線で示すようなノイズnzのエンベロープ(以下、「ノイズエンベロープ」と称する)Enzを含んだエンベロープ信号SIFevが、エンベロープ検出回路11から充放電回路2aに入力すると、ノイズエンベロープEnzの立ち上がり時点で充電が開始され、立ち下がり時点で放電が開始され、更に増幅率Gaで増幅されることで、点線で示すような充放電信号Sxが生成される。なお、図4(a)に示す充放電信号Sxは、増幅率Gaを2倍に設定した場合を例示したものである。
振幅調整回路2bは、外部から増幅率Gbを調整することが可能な可変利得アンプで形成されており、充放電信号Sxを増幅率Gbで減衰することにより、Sy=Gb・Sxで表される、振幅調整信号Syを出力する。ただし、増幅率Gbは、0を除く1以下の正の値(例えば、0.7倍など)に決められている。
このように、振幅調整回路2bが充放電信号Sxを増幅率Gbで減衰すると、図4(a)中の2点鎖線で示すように、充放電信号Sxの波形と相似し、且つ充放電信号Sxより低レベルとなる振幅調整信号Syが生成される。なお、増幅率Gbは上述したように0を除く1以下の正の値に決められて、充放電信号Sxを減衰させる値であることから、説明の便宜上、増幅率Gbを減衰率Gbと称することとする。
比較器2cは、エンベロープ信号SIFevと充放電信号Sxとのレベルを比較し、次式(1)(2)で表されるように、エンベロープ信号SIFevのレベルが充放電信号Sxのレベルより大きいときには論理“1”となる切替え制御信号SW、エンベロープ信号SIFevのレベルが充放電信号Sxのレベルより小さいときには論理“0”となる切替え制御信号SWを出力する。
セレクタ回路2dは、切替え制御信号SWに従って切り替え動作するアナログスイッチ等で形成されており、切替え制御信号SWが論理“1”のときには、振幅調整信号Syを出力し、切替え制御信号SWが論理“0”のときには、エンベロープ信号SIFevを出力する。これにより、セレクタ回路2dから、振幅調整信号Syの成分とエンベロープ信号SIFevの成分とが組み合わさった波形から成るノイズ残存信号Sigが出力される。
つまり、図4(b)にて例示するように、セレクタ回路2dからは、ノイズエンベロープEnzが生じない期間では、IF信号SIF本来のエンベロープが出力される。また、ノイズエンベロープEnzが生じている期間内において、ノイズエンベロープEnzのレベルが充放電信号Sxのレベルよりも大きいときには、振幅調整信号Syが出力される結果、上述の充放電と減衰率Gbで減衰されて低レベルとなっているノイズ成分が出力される。また、ノイズエンベロープEnzが生じている期間内において、ノイズエンベロープEnzのレベルが充放電信号Sxのレベルより小さいときには、その低レベルと成っているノイズエンベロープEnzのノイズ成分が出力される。
そして、IF信号SIF本来のエンベロープと、上述の充放電と減衰率Gbで減衰されて低レベルとなっているノイズ成分と、低レベルと成っているノイズエンベロープEnzのノイズ成分とが組み合わさった波形から成るノイズ残存信号Sigが生成されることとなる。なお、説明の便宜上、ノイズ残存信号Sigに残存しているノイズ成分を、残存ノイズ成分Snzaと称することとする。
引算器3は、エンベロープ信号SIFevとノイズ残存信号Sigとを入力し、エンベロープ信号SIFevからノイズ残存信号Sigを引き算処理することによって、ノイズエンベロープEnzの高レベルの部分のノイズ成分(以下、「高レベルノイズ成分」と称する)Snzbを部分抽出して出力する。つまり、図4(c)に例示するように、IF信号SIF本来のエンベロープが含まれず且つ、ノイズエンベロープEnzから残存ノイズ成分Snzaが取り除かれた高レベルノイズ成分Snzbが抽出されることとなる。
引算器4は、ノイズ残存信号Sigと高レベルノイズ成分Snzbとを入力し、ノイズ残存信号Sigから高レベルノイズ成分Snzbを引き算処理することで、ノイズ残存信号Sigに含まれている残存ノイズ成分Snzaと高レベルノイズ成分Snzbとを相殺させた前置信号Smを生成して出力する。すなわち、図4(d)に例示するように、図4(b)に示した低レベルと成って残存している残存ノイズ成分Snzaから、図4(c)に示した高レベルノイズ成分Snzbを引き算処理することで、ノイズエンベロープEnzにおける高レベルのノイズ成分の殆どが取り除かれ、更に若干のノイズ成分が残ったとしても、比較的低レベルで且つ高周波数(別言すれば、発生している期間が狭い)のノイズ成分だけが残存した前置信号Smが生成される。
ローパスフィルタ5は、前置信号Smに残存することとなる上述の高周波数のノイズ成分を高域カットするように、予め所定のフィルタ特性に設定されており、前置信号Smをフィルタリング処理することで、直流電圧のSメータ信号Smcを生成して出力する。そして、Sメータ信号Smcの電圧レベルに従って、上述の自動受信制御回路10内の各回路10a,10b,10cを制御するようになっている。
次に、かかる構成を有する受信感度検出装置1の動作について説明する。ただし、一例として、製品出荷時の調整等において充放電回路2aの増幅率Gaを2倍、振幅調整回路2bの減衰率Gbを0.7倍とした場合について説明することとする。
FM放送等を受信中に、外部からの高エネルギーのパルス性ノイズの影響により、IF信号SIFにノイズnzが混入し、エンベロープ検出回路11から、そのノイズnzのノイズエンベロープEnzを含んだエンベロープ信号SIFevが出力されると、図4(a)に例示したような充放電信号Sxと振幅調整信号Syが、充放電回路2aと振幅調整回路2bから出力される。
更に、エンベロープ信号SIFevのレベルが充放電信号Sxのレベルより大きいときには、比較器2cから出力される論理“1”となる切替え制御信号SWに従って、セレクタ回路2dから振幅調整信号Syが出力され、一方、エンベロープ信号SIFevのレベルが充放電信号Sxのレベルより小さいときには、比較器2cから出力される論理“0”となる切替え制御信号SWに従って、セレクタ回路2dからエンベロープ信号SIFevが出力されることにより、図4(b)に例示したような残存ノイズ成分Snzaを有するノイズ残存信号Sigがセレクタ回路2dから出力されることとなる。
更に、引算器3にも上述のノイズエンベロープEnzを含んだエンベロープ信号SIFevが供給され、そのエンベロープ信号SIFevからノイズ残存信号Sigが引き算されることで、図4(c)に例示したような高レベルノイズ成分Snzbが抽出され、更に、引算器4において、ノイズ残存信号Sigから高レベルノイズ成分Snzbが生成され、更に、引算器4において、ノイズ残存信号Sigから高レベルノイズ成分Snzbが引き算されることで、図4(d)に例示したような、比較的低レベルで且つ高周波数のノイズ成分だけが残存した前置信号Smが生成される。更に、この前置信号Smがローパスフィルタ5によってフィルタリング処理され、上述の高周波数のノイズ成分が除去されることにより、外部からの高エネルギーのパルス性ノイズの悪影響が抑制された受信感度を示す直流電圧のSメータ信号Smcが生成されて、自動受信制御回路10に供給される。
そして、自動受信制御回路10では、Sメータ信号Smcの電圧レベルに従って、上述のソフトミュート、セパレーション制御、ハイカットの処理が行われ、到来電波の電界強度が変動したり、無線伝送路内の建築物や地形等の影響を受けて到来電波にフェージングが生じた場合等においても、ユーザーにとって良好な受聴環境が得られる出力信号Soutを生成して出力する。
以上に説明したように、本実施例の受信感度検出装置1によれば、ノイズnzが混入しているIF信号SIFをエンベロープ検波することで、予めノイズnzの高周波ノイズ成分を抑制したノイズエンベロープEnzを含んでいるエンベロープ信号SIFevをエンベロープ検出回路11で生成すると共に、セレクタ回路2dで生成されるノイズ残存信号Sigに含まれるノイズエンベロープEnzのレベルの低いノイズ成分Snzaと、引算器3で生成されるノイズエンベロープEnzのレベルの大きい部分のノイズ成分Snzbとを引算器4で相殺することで、残存したとしても低レベル且つ高周波数となるノイズ成分が残存することとなる前置信号Smを生成して、ローパスフィルタ5でフィルタリング処理するので、ノイズの悪影響が抑制された受信感度を示す直流電圧のSメータ信号Smcを精度良く生成することができる。
更に、自動車の点火装置から生じるイグニッションノイズ等のように、短い間隔で連続して生じる高エネルギーのパルス性ノイズが外来ノイズnzとしてIF信号SIFに混入した場合でも、各々のノイズnz毎に、より低レベル且つ高周波数となるノイズ成分が残存することとなる前置信号Smが生成されて、ローパスフィルタ5でフィルタリング処理が行われるため、高精度のSメータ信号Smcを生成することができる。
そして、受信感度検出装置1で生成されるSメータ信号Smcの電圧レベルに従って、自動受信制御回路10が復調信号Sdetに対してソフトミュート、セパレーション制御、ハイカットの処理を行うことから、到来電波の電界強度が変動したり、無線伝送路内の建築物や地形等の影響を受けて到来電波にフェージングが生じた場合等においても、ユーザーにとって良好な受聴環境を提供することができる。
更に、充放電回路2aの増幅率Ga又は振幅調整回路2bの減衰率Gbの少なくとも一方を外部調整することで、より精度の高いSメータ信号Smcを生成することができる。すなわち、図4(b)に示したノイズ残存信号Sigに含まれることとなる残存ノイズ成分Snzaの波形は、充放電回路2aの増幅率Gaと振幅調整回路2bの減衰率Gbとの相対的な比に従って変化することとなり、ひいては図4(d)に示した前置信号Smに残存するノイズ成分のレベルや周波数特性を調整することができるため、ローパスフィルタ5から出力されるSメータ信号Smcを、より精度良く受信感度を示す信号とすることができる。
例えば、増幅率Gaを2倍にして減衰率Gbを1倍とすれば、残存ノイズ成分Snzaの波形は、高周波成分が減ってより台形に近い波形となり、また、増幅率Gaを2倍に保って、減衰率Gbを0.7倍よりも大きな0.8倍にすれば、残存ノイズ成分Snzaの波形は、頂部の凹みが増加することとなって、高周波成分が増加した波形となる。このように、増幅率Ga又は減衰率Gbを調整すると、残存ノイズ成分Snzaの波形を変化させ、ひいてはローパスフィルタ5のフィルタ特性を有効に活用して、ノイズ成分を除去することことが可能となる前置信号Smを生成することができるため、優れた効果を発揮する構成となっている。
また、以上に述べた本実施例の受信装置では、自動受信制御回路10を誤制御させないために精度の良いSメータ信号Smcを生成することとしているが、該Sメータ信号Smcを利用して、受信装置に設けられている様々な処理回路を制御することで、高品質の受信を行うことが可能である。
また、説明の便宜上、図4(a)〜(e)に示したように、パルス性ノイズの影響でエンベロープ信号SIFevに正極性のノイズエンベロープEnzが含まれることとなった場合に、そのノイズエンベロープEnzの悪影響を抑制したSメータ信号Smcを生成する場合の動作例について説明したが、本実施例の受信感度検出装置1によれば、負極性のノイズエンベロープEnzや、正極性と負極性のノイズエンベロープEnzがエンベロープ信号SIFevに含まれる場合でも、それらのノイズエンベロープEnzの悪影響を抑制して、正確な受信感度を示すSメータ信号Smcを生成することができる。
Claims (5)
- 受信した電波の受信感度を示す受信感度信号を生成する受信感度検出装置であって、
中間周波信号に含まれるノイズ成分の所定レベル以上の部分の成分を取り除き、夫々低レベルとなる残存ノイズ成分が残存するノイズ残存信号を生成するノイズ残存信号生成手段と、
前記中間周波信号に含まれる高レベルのノイズ成分を高レベルノイズ成分として抽出するノイズ成分抽出手段と、
前記ノイズ残存信号と前記高レベルノイズ成分とを相殺して、前置信号を生成するノイズ相殺手段と、
前記前置信号に対してフィルタリング処理を施すことで、前記受信感度を示す直流の受信感度信号を生成するフィルタ手段と、
を有することを特徴とする受信感度検出装置。 - 前記ノイズ成分を含む中間周波信号をエンベロープ検波することで、ノイズエンベロープを有するエンベロープ信号を生成するエンベロープ検出手段を備え、
前記ノイズ残存信号生成手段とノイズ成分抽出手段とフィルタ手段は、前記ノイズ成分を含む中間周波信号に代えて、前記ノイズエンベロープを有するエンベロープ信号に対する処理を行うことで、前記受信感度を示す直流の受信感度信号の生成を行うことを特徴とする請求項1に記載の受信感度検出装置。 - 前記ノイズ残存信号生成手段は、
所定の時定数に基づいて前記ノイズエンベロープを有する前記エンベロープ信号を充放電処理して、所定の増幅率で増幅することにより、充放電電信号を生成する充放電手段と、
前記充放電信号を所定の減衰率で減衰させて振幅調整信号を生成する振幅調整手段と、 前記充放電信号と前記エンベロープ信号とのレベルを比較し、比較結果を示す切替え制御信号を出力する比較手段と、
前記切替え制御信号に従って切替え動作し、前記エンベロープ信号のレベルが前記充放電信号のレベルより大きいときには前記振幅調整信号の成分、前記エンベロープ信号のレベルが前記充放電信号のレベルより小さいときには前記エンベロープ信号の成分から成る、前記ノイズ残留信号を生成して出力するセレクタ手段と、
を有することを特徴とする請求項2に記載の受信感度検出装置。 - 請求項1乃至3の何れか1項に記載された受信感度検出装置により生成される前記受信感度信号に従って、検波出力に対し自動受信制御を行う自動受信制御手段、
を具備することを特徴とする受信装置。 - 受信した電波の受信感度を示す受信感度信号を生成する受信感度検出方法であって、
中間周波信号に含まれるノイズ成分の所定レベル以上の部分の成分を取り除き、夫々低レベルとなる残存ノイズ成分が残存するノイズ残存信号を生成するノイズ残存信号生成工程と、
前記中間周波信号に含まれる高レベルのノイズ成分を高レベルノイズ成分として抽出するノイズ成分抽出工程と、
前記ノイズ残存信号と前記高レベルノイズ成分とを相殺して、前置信号を生成するノイズ相殺工程と、
前記前置信号に対してフィルタリング処理を施すことで、前記受信感度を示す直流の受信感度信号を生成するフィルタ工程と、
を有することを特徴とする受信感度検出方法。
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