JP4683558B2 - ミュート回路 - Google Patents

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Description

本発明は、FM受信機等に設けられるミュート回路に関する。
FM受信機は電波の周波数偏移に対して検波し、検波信号を生成する。しかし、受信位置が送信所から遠距離であったり、地形や建造物等の影響を受けて、到来電波の電界強度が実用感度レベル以下に低下した場合、FM受信機内で生じる内部雑音なども不可避的に検波してしまう結果、極めて耳障りなノイズを発生してしまうという課題がある。
かかる課題を解決するため、FM受信機には、電波が弱くなって実用感度レベル以下に低下すると、検波信号の振幅を減衰させ、音量を低減するミュート回路が設けられている(例えば、特許文献1を参照)。
図1(a)は、従来一般に知られているミュート回路の基本構成を示したブロック図、図1(b)は、そのミュート回路の機能を説明するための説明図である。
図1(a)において、受信アンテナに到来した電波は、FM受信機のフロントエンド部で中間周波数の受信信号Scvに変換され、帯域フィルタ(IFフィルタ)で不要な成分が除去されて中間周波増幅部(IFアンプ)で増幅され、その増幅された中間周波信号(IF信号)SIFが検波部で検波信号Sxに復調されて、ミュート回路の減衰器に入力される。
このミュート回路は、上述の減衰器の他、エンベロープ検出部と、時定数の大きなローパスフィルタと、演算部を有している。そして、エンベロープ検出部で中間周波信号SIFの搬送波成分のエンベロープ(包絡線)を示すエンベロープ信号EVを生成し、更に、時定数の大きいローパスフィルタで、そのエンベロープ信号EVの不要な交流成分を除去して直流の評価信号Pgにし、演算部で固定閾値(実用感度レベルに合わせて予め決められた固定の閾値)VBとその評価信号Pgとの差(VB−Pg)を算出することで、減衰器の減衰量を自動調節するためのミュート信号MTgを生成し、そのミュート信号MTgのレベル変化に従って減衰器が、検波信号Sxに対する減衰量を自動調整することで、耳障りなノイズを抑圧した検波信号Syを出力する。
ここで、演算部は、評価信号Pgのレベルが固定閾値VBの電圧を超えるときには、次式(1)で表されるように、ミュート信号MTgのレベルを0にし、評価信号Pgのレベルが0から固定閾値VBまでの電圧範囲内のときには、次式(2)で表されるように、ミュート信号MTgのレベルを差(VB−Pg)に設定する。
Figure 0004683558
したがって、到来電波が強く、そのため検波信号Sxのノイズが目立たないときには、図1(b)に示すように評価信号Pgのレベルが固定閾値VBより大きくなることから、上記式(1)の関係からミュート信号MTgのレベルが0となり、減衰器の減衰量が0(0dB)となってミュート解除の状態となる。つまり、減衰器は、その検波信号Sxを減衰させることなく検波信号Syとして出力し、音量を下げることなくスピーカ等に再生させる。
一方、到来電波が弱くなると(実用感度レベル以下になると)、検波信号Sxのノイズが目立ち始める。そして、図1(b)に示すように評価信号Pgのレベルも固定閾値VBより低下することから、上記式(2)の関係からミュート信号MTgのレベルが差(VB−Pg)となる。このことから、減衰器は、到来電波が弱くなって検波信号Sxのノイズが目立ち始めると、その検波信号Sxを減衰させることでノイズを抑圧した検波信号Syにし、音量の小さい音をスピーカ等に再生させる。
なお、上述の評価信号Pgを生成するためのローパスフィルタは、次の理由で、大きい時定数に設定されている。
まず、FM受信機に設けられている帯域フィルタ(IFフィルタ)は、フロントエンド部で周波数変換された中間周波数の受信信号Scvから、FM被変調信号である中間周波信号(IF信号)SIFを抽出するため、中心周波数(搬送周波数)fcを中心として、所定の最大周波数遷移の範囲内で一定の利得を有し且つカットオフ周波数において急峻な遮断特性を有する理想バンドパスフィルタであることが望ましい。しかし、実際には、図示するようにカットオフ周波数の近傍から非線形且つ緩やかに利得が減衰する減衰特性を有している。つまり、実際の帯域フィルタでは、減衰領域において利得を有し、その利得は非線形に変化し且つ緩やかに減衰する特性となっている。
そのため、受信状態が良好な場合(実用感度レベルを超える場合)に、フロントエンド部で周波数変換された中間周波数の信号(ノイズ成分を殆ど含まない中間周波数の信号)Scvが帯域フィルタを通過する際、上述の非線形且つ緩やかな減衰特性で変化する利得が付与されると、中間周波数増幅部から出力される中間周波信号(IF信号)SIFが一定振幅のFM被変調信号とはならず、低周波数で振幅変調されたような振幅変動を有する信号となって現れる。
また、受信状態が悪化して(実用感度レベル以下となって)、フロントエンド部で周波数変換された中間周波数の受信信号Scvに多量のノイズ成分が発生すると、ノイズ成分によって中間周波数の受信信号Scv自体に振幅変動が生じることとなり、その振幅変動が生じている中間周波数の受信信号Scvが帯域フィルタを通過する際、上述の非線形且つ緩やかな減衰特性で変化する利得が付与されると更に低周波数で振幅変調されることとなり、振幅変動を有する中間周波信号(IF信号)SIFが中間周波数増幅部から出力される。
こうして低周波数で振幅変調されたような振幅変動を有する中間周波信号SIFが生成され、その中間周波信号SIFに対してエンベロープ検出部がエンベロープ検出を行ってエンベロープ信号EVを生成すると、エンベロープ信号EVに、上述の振幅変動に起因する不要な交流成分(低周波数の交流成分)が生じてしまう。そして、仮に不要な交流成分が生じたエンベロープ信号EVと固定閾値VBとを比較したのでは、ミュート信号MTgのレベルがその不要な交流成分の影響で頻繁に変動してしまい、減衰器の減衰量を安定に調整することができなくなる。
そこで、エンベロープ信号EVの不要な交流成分(低周波数の交流成分)を除去すべく、時定数の大きいローパスフィルタが、エンベロープ検出部と演算部との間に設けられている。そして、時定数の大きいローパスフィルタを設けると、エンベロープ信号EVの不要な交流成分(低周波数の交流成分)を除去して直流の評価信号Pgを生成することが可能となり、その評価信号Pgと固定閾値VBとを演算部に比較させることでミュート信号MTgのレベルを安定化させ、減衰器の減衰量を安定に調整できるようにしている。
また、図1(a)に示したミュート回路は、電波の電界強度が実用感度レベル以下となり、ミュート信号MTgのレベルが上昇するに従って検波信号Sxに対する減衰量を次第に増していくことから、ソフトミュート回路と呼ばれている。
特開2005−5819号公報
上記従来のミュート回路は、到来電波の電界強度が実用感度レベルより小さくなった場合に、FM受信機内の内部雑音源が原因となって検波信号に耳障りなノイズが生じることとなるため、検波信号に対しミュートを掛けることでそのノイズを抑圧することとしている。
ところが、FM受信機の外部から侵入する外部雑音(外来雑音)の影響によって検波信号のノイズが増加した場合、従来のミュート回路では効果的にミュート機能が発揮されない場合があった。
例えば、FM受信機が自動車に搭載される車載用受信機であったり、車載型ナビゲーション装置に設けられるFM受信機や、自動車内で使用される場合がある移動端末装置に設けられるFM受信機や携帯ラジオとしてのFM受信機等の場合、それらのFM受信機には、自動車の点火装置から輻射されるイグニッションノイズや、発電機から輻射されるオルタネータノイズや、方向指示器等の信号装置(ランプやホーン)を駆動するための駆動回路から輻射されるターンシグナルノイズやホーンノイズ、その他各種のノイズが外部雑音となって侵入することとなる。また、これらの外部雑音は非常に広帯域に分布しているため、FM受信機の受信アンテナから侵入したりFM受信機内の回路や配線に侵入し、中間周波信号(IF信号)SIFの品質を劣化させ、検波信号Sxのノイズを増大させる要因となっている。
そして、例えば、到来電波が弱いときに外部雑音がFM受信機に侵入すると、従来のミュート回路ではその外部雑音を強い電波であると評価し、ノイズの多い検波信号を減衰器で減衰させることなく出力してまい、極めて違和感のあるノイズ音をスピーカ等で再生させてしまう等の問題があった。
更に、図1(c)(d)(e)を参照して、従来のミュート回路における課題を説明する。図1(c)は、上述の電装品が動作を停止しているときの評価信号(外部雑音の影響がないときの評価信号)Pgと電装品が動作中のときの評価信号(外部雑音の影響を受けているときの評価信号)Pnとの、到来電波の電界強度に対するレベル変化を示している。図1(d)は、評価信号PgとPnに従って生成されるミュート信号MTgとMTnとの、到来電波の電界強度に対するレベル変化を示している。図1(e)は、ミュート信号MTgとMTnのレベル変化に従って減衰器に設定される減衰量ATTgとATTnの変化を示している。
まず、図1(c)に示すように、到来電波が強くなる(電界強度が大きくなる)ほどエンベロープ信号EVのレベルが上昇するため、評価信号PgとPnのレベルは共に上昇する傾向となる。
ここで、外部雑音の影響を受けていない評価信号Pgのレベルが固定閾値VBと交叉する時Xgの電界強度Egを境にして、到来電波が弱いとき(電界強度Eg以下のとき)には、図1(d)(e)に示すように、ミュート信号MTgの変化に従って減衰器の減衰量ATTgが自動調整されてミュート処理が行われ、また、到来電波が強いとき(電界強度Egを超えるとき)には、ミュート信号MTgが0となるため、減衰器の減衰量ATTgも0(0dB)となり、ミュート解除となって検波信号をそのまま出力することとなる。
一方、外部雑音の影響を受けているときの評価信号Pnは、その外部雑音の分だけ評価信号Pgよりもレベルが上昇することとなる。そのため、到来電波の電界強度が上述の電界強度Egよりも低い(小さい)電界強度Enの時Xnに固定閾値VBと交叉することとなる。
そして、その電界強度Enを境にして、到来電波が弱いとき(電界強度En以下のとき)に、図1(d)(e)に示すように、ミュート信号MTnの変化に従って減衰器の減衰量ATTnが自動調整されてミュート処理が行われ、また、到来電波が強いとき(電界強度Enを超えるとき)に、ミュート信号MTnが0となるため、減衰器の減衰量ATTnも0(0dB)となり、ミュート解除となって検波信号をそのまま出力することとなる。
このように、外部雑音の影響を受けないときと影響を受けているときでは、到来電波が実用感度レベルを超えているか否かを評価する際の基準となる電界強度EgとEnが異なってしまう。そして、到来電波の電界強度が上述の電界強度EgからEnの範囲内のときに、電装品が動作して外部雑音が輻射されると、従来のミュート回路では、電波が強いと評価してしまい、ノイズの多い検波信号を減衰器で減衰させることなく(ミュートを掛けることなく)、そのまま出力してしまう。このことから、検波部が電装品(外部雑音源)とFM受信機内の内部雑音源からのノイズとを検波して、極めてノイズの多い検波信号を出力していても、従来のミュート回路では、その検波信号を減衰器で減衰することなく出力し、スピーカ等で耳障りなノイズ音を再生させてしまう等の問題があった。
以上に述べたように、従来のミュート回路は、外部雑音の悪影響を受けやすいという問題があった。そもそも、ミュート回路は、聴取者に対して聴感上違和感を与えないようにするために設けられるものであることから、設計段階等において、実用感度レベルを設定するための電界強度Egと固定閾値VBとの関係の最適化や、ミュート信号MTgのレベル変化に対する減衰量ATTgの値の最適化など、各種の最適化が人間の聴感特性に合わせて行われている。しかし、到来電波が弱くなっているときに、外部雑音の影響を受けてそれらの最適化した状態からずれてミュート処理が開始されたのでは、ミュート回路に求められている本来の機能が損なわれてしまう。そのため、外部雑音に対して強い(ロバストな)ミュート回路の開発が望まれていた。
本発明は、このような従来の問題に鑑みてなされたものであり、外部雑音に対して強く(ロバストで)、安定してミュート機能を発揮するミュート回路を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、FM受信機で検波される検波信号に対しミュート処理を行うミュート回路であって、前記検波信号を入力する減衰器と、前記FM受信機で生成される中間周波信号のエンベロープを示すエンベロープ信号を生成するエンベロープ検出手段と、前記エンベロープ信号の交流成分を除去し、前記FM受信機に到来する電波の電界強度を示す直流の評価信号を生成する評価信号生成手段と、前記エンベロープ信号に含まれる外部雑音によるノイズ成分を抽出し、直流のノイズ信号を生成する外部雑音抽出手段と、前記ノイズ信号に調整値を加算することで可変閾値を生成する閾値調整手段と、前記評価信号と前記可変閾値とを比較し、前記評価信号が前記可変閾値より小さい場合に、前記減衰器の減衰量を自動調整して、前記検波信号に対しミュート処理を行う演算手段と、を具備し、前記調整値は、前記FM受信機に到来する電波の電界強度が実用感度レベルのときであって、外部雑音が前記FM受信機に侵入しないときの前記評価信号のレベルと前記ノイズ信号のレベルとの差の値に設定されていること、を特徴とする。
請求項に記載の発明は、FM受信機で検波される検波信号に対しミュート処理を行うミュート方法であって、前記FM受信機で生成される中間周波信号のエンベロープを示すエンベロープ信号を生成するエンベロープ検出工程と、前記エンベロープ信号の交流成分を除去し、前記FM受信機に到来する電波の電界強度を示す直流の評価信号を生成する評価信号生成工程と、前記エンベロープ信号に含まれる外部雑音によるノイズ成分を抽出し、直流のノイズ信号を生成する外部雑音抽出工程と、前記ノイズ信号に調整値を加算することで可変閾値を生成する閾値調整工程と、前記評価信号と前記可変閾値とを比較し、前記評価信号が前記可変閾値より小さい場合に、前記検波信号に対しミュート処理を行う演算工程と、を具備し、前記調整値は、前記FM受信機に到来する電波の電界強度が実用感度レベルのときであって、外部雑音が前記FM受信機に侵入しないときの前記評価信号のレベルと前記ノイズ信号のレベルとの差の値に設定されていること、を特徴とする。


本発明の実施の形態に係るミュート回路について図面を参照して説明する。図2は、本実施形態のミュート回路の構成を表したブロック図である。また、本実施形態のミュート回路は、例えば自動車に搭載されるFM受信機や、車載型ナビゲーション装置に設けられるFM受信機や、自動車内で使用される場合がある移動端末装置に設けられるFM受信機や携帯ラジオとしてのFM受信機等に設けられものとして説明することとする。
図2において、まず、FM受信機10の構成を述べると、受信アンテナANTに到来する電波を受信し、中間周波数の受信信号Scvに周波数変換するフロントエンド部11と、その受信信号Scvのうち検波に必要な信号成分を通過させると共に不要な成分を除去する帯域フィルタ(IFフィルタ)12と、帯域フィルタ12を通過した信号成分を増幅して中間周波信号(以下「IF信号」と称する)SIFとする中間周波数増幅部(IFアンプ)13と、IF信号SIFを検波して検波信号Sxを生成する検波部14を備えて構成されている。
本実施形態のミュート回路20は、検波信号Sxに対する減衰量(別言すれば、検波信号Sxを減衰させるための減衰率)を後述のミュート信号MTに従って自動的に可変調整する減衰器29と、エンベロープ検出部21と、評価信号生成部としての第1のローパスフィルタ22と、ハイパスフィルタ23、絶対値回路24、第2のローパスフィルタ25、可変閾値生成部26、調整部27、演算部28を備えて構成されている。
エンベロープ検出部21は、IF信号SIFを整流して絶対値信号を生成する絶対値回路21aと、その絶対値信号を平滑化することによって、IF信号SIFの搬送波成分のエンベロープ(包絡線)を示すエンベロープ信号EVを生成するローパスフィルタ21bとを備えて構成されている。
第1のローパスフィルタ22は、時定数の大きいローパスフィルタで形成されており、エンベロープ信号EVに対してローパスフィルタリングを施すことで、ほぼ直流の電圧となる評価信号Pを生成する。
つまり、従来技術で述べたように、上述の中間周波数に変換された受信信号ScvからIF信号SIFを生成するために設けられている帯域フィルタ12の利得特性が、遮断領域において不可避的に急峻な遮断特性とはならないことから、エンベロープ信号EVに不要な交流成分が生じてしまう場合がある。そこで、第1のローパスフィルタ22は、帯域フィルタ12の上記特性の影響によってエンベロープ信号EVに生じる不要な交流成分を除去するために、時定数の大きいローパスフィルタで形成されている。これにより、到来電波の電界強度を示す直流電圧から成る評価信号Pが生成されるようになっている。
ハイパスフィルタ23と絶対値回路24と第2のローパスフィルタ25によって、外部雑音抽出部Aが構成されており、従来技術で説明した電装品等の外部雑音源からFM受信機10に外部雑音が侵入した場合、その外部雑音の影響でエンベロープ信号EVに混入することとなったノイズ成分を抽出し、ほぼ直流のノイズ信号Nを生成する。
すなわち、ハイパスフィルタ23は、FM受信機10に入力した外部雑音によってエンベロープ信号EVに混入することとなったノイズ成分を抽出する。絶対値回路24は、抽出されたノイズ成分を整流してその絶対値信号を生成する。第2のローパスフィルタ25は、その絶対値信号を平滑化することにより、ほぼ直流の電圧となるノイズ信号Nを生成する。
ここで、ローパスフィルタ21bと、第1のローパスフィルタ22、ハイパスフィルタ23及び第2のローパスフィルタ25の周波数特性について、図3を参照して詳しく説明する。
ローパスフィルタ21bは、上述の絶対値回路21aで整流された信号を平滑化してエンベロープ信号EVを生成すべく、帯域フィルタ12の中心周波数fcより低い周波数を高域カットオフ周波数f0とするローパスフィルタで形成されている。より具体的には、絶対値回路24がIF信号SIFを整流して絶対値信号を生成すると、その絶対値信号には、IF信号SIFの最大周波数の2倍以上の高い周波数成分が生じることとなる。そこで、ローパスフィルタ21bの高域カットオフ周波数f0を、上述のIF信号SIFの最大周波数の2倍以上の高い周波数fHに較べて、約10分の1以下の低い周波数(fH/10以下の周波数)とすることにより、絶対値信号の高周波数成分を十分に減衰させ、平滑化したエンベロープ信号EVを生成するようにしている。
第1のローパスフィルタ22は、可聴周波数帯域より十分に低い周波数を高域カットオフ周波数f1とするローパスフィルタで形成されている。これにより、上述したエンベロープ信号EVに生じる不要な交流成分を除去し、直流の評価信号Pを生成するようにしている。
ハイパスフィルタ23は、可聴周波数帯域より高い周波数を低域カットオフ周波数f2とするハイパスフィルタで形成されている。これにより、エンベロープ信号EVに含まれているノイズ成分を抽出して絶対値回路24に供給する。
第2のローパスフィルタ25は、絶対値回路24で生成される整流信号(別言すれば、絶対値信号)を平滑化すべく、ハイパスフィルタ23の低域カットオフ周波数f2よりも十分に低い周波数を高域カットオフ周波数f3とするローパスフィルタで形成されている。これにより、絶対値回路24で生成される整流信号を平滑化し、直流のノイズ信号Nを生成する。
次に、可変閾値生成部26と調整部27によって閾値調整部Bが構成されており、ノイズ信号Nに対して調整値VRだけバイアスをずらした可変閾値CPを生成する。
すなわち、調整部27は、調整値VRとしての直流電圧を可変調整することが可能な可変電圧源等で形成されている。例えば、所定電圧を発生する定電圧電源に分圧回路を接続し、その分圧回路を調整することで調整値VRの電圧を生じさせる構成となっている。
可変閾値生成部26はノイズ信号Nと調整部27で設定される調整値VRとを加算することで、ノイズ信号Nに対して調整値VRだけバイアスをずらした可変閾値CPを生成する。
演算部28は、比較器と差動増幅器等で形成されており、評価信号Pと可変閾値CPのレベルを比較し、評価信号Pのレベルが可変閾値CPのレベルより大きいときには、次式(3)で表されるように、ミュート信号MTのレベルを0に設定し、評価信号Pのレベルが可変閾値CPのレベルより小さいときには、次式(4)で表されるように、ミュート信号MTのレベルを差(CP−P)に設定する。
Figure 0004683558
減衰器29は、ミュート信号MTのレベルに応じて減衰量を自動調整するアッテネータや利得可変増幅器等で形成されており、検波信号Sxを減衰することで、検波信号Sxに含まれている耳障りなノイズを抑圧した検波信号Syを出力する。
ここで、上述の調整値VRの調整方法について、図4(a)を参照して説明する。なお、図4(a)は、外部雑音がFM受信機10に侵入していないときの、到来電波の電界強度の変化に対する評価信号Pとノイズ信号Nと可変閾値CPの各々のレベルの変化を表しており、説明の便宜上、外部雑音がFM受信機10に侵入していないときの各信号PとNとCPを夫々評価信号Pgとノイズ信号Nnと可変閾値CPnとして示している。
まず、設計段階等において、到来電波の電界強度の変化に対する評価信号Pgとノイズ信号Ngと可変閾値CPgの各々のレベルの変化を測定すると共に、検波信号Sxに耳障りなノイズが生じるときと耳障りなノイズが生じなくなるときの境界の電界強度(実用感度レベル)Egを測定する。なお、外部雑音が侵入していないので、ここで測定されるノイズ信号Ngは、FM受信機10自体が内在しているノイズに相当する。
そして、到来電波の強さが電界強度(実用感度レベル)Egとなった時点Xgでの評価信号Pgのレベルを固定閾値VBとし、更に、到来電波の強さが電界強度Egとなった時点Xngでのノイズ信号NgのレベルVngと評価信号Pgのレベル(別言すれば、固定閾値VB)との差(VB−Vng)を調整値VRとする。
こうして調整値VRを設定すると、可変閾値生成部26で生成される可変閾値CPgは、ノイズ信号Ngに対して調整値VRの分だけバイアスのずれた信号となり、到来電波が電界強度Egとなる時点Xgにおいて、評価信号Pg及び固定閾値VBとほぼ同じレベルになる。
つまり、外部雑音がFM受信機10に侵入していない場合であって、到来電波が実用感度レベルの電界強度Egとなるときに、次式(5)で表されるように、ノイズ信号Ngと調整値VRとの加算によって生成される可変閾値CPgが、評価信号Pg及び固定閾値VBとほぼ同レベルとなるように、調整値VRが調整されている。
Figure 0004683558
次に、本実施形態のミュート回路20の動作について、図4(a)(b)を参照して説明する。
なお、便宜上、外部雑音がFM受信機10に侵入していないときの、評価信号PをPg、ノイズ信号NをNg、可変閾値CPをCPgとして説明する。また、外部雑音がFM受信機10に侵入した場合の、評価信号PをPn、ノイズ信号NをNn、可変閾値CPをCPnとして説明する。
まず、外部雑音がFM受信機10に侵入していないときには、図4(a)に示したように、到来電波の電界強度に応じて、評価信号Pgとノイズ信号Ngと可変閾値CPgのレベルが変化することとなる。
そして、外部雑音がFM受信機10に侵入していない状態で、到来電波の電界強度が電界強度Egより大きいときには、検波信号Sxに耳障りなノイズが生じなくなり、可変閾値生成部26がノイズ信号Ngと調整値VRとを加算することで可変閾値CPgを生成し、更に演算部28が評価信号Pgとその可変閾値CPgとを比較して、評価信号Pgのレベルが可変閾値CPgより大きいと、次式(6)で表されるように、ミュート信号MTgのレベルを0に設定し、更に、減衰器29が、そのミュート信号MTgに従って減衰量を0(0dB)に設定することで、耳障りなノイズを含んでいない検波信号Sxを減衰させることなく検波信号Syとして出力する。
Figure 0004683558
一方、外部雑音がFM受信機10に侵入していない状態で、到来電波の電界強度が電界強度Egより小さくなり、検波信号Sxに耳障りなノイズが生じるときには、可変閾値生成部26がノイズ信号Ngと調整値VRとを加算することで可変閾値CPgを生成し、演算部28が評価信号Pgとその可変閾値CPgのレベルを比較する。そして、評価信号Pgが可変閾値CPgのレベルより小さいと、次式(7)で表されるように、差(CPg−Pg)をミュート信号MTgとして生成する。更に、減衰器29が、ミュート信号MTgのレベルが大きくなるほど減衰量を増加させ、ミュート信号MTgのレベルが小さくなるほど減衰量を減少させることで、検波信号Sxに対してソフトミュートの処理を行い、耳障りなノイズを抑圧した検波信号Syを出力する。
Figure 0004683558
このように、外部雑音がFM受信機10に侵入していないときには、評価信号Pgと可変閾値CPgと固定閾値VBとの交叉点(図4(a)のXgを参照)を境にして、ソフトミュートの処理又はミュート解除の処理が行われるので、減衰器29から出力される検波信号Syをスピーカ等に供給すると、受聴者に対して違和感のない音を提供することができる。
次に、外部雑音がFM受信機10に侵入した場合の動作について説明する。
外部雑音がFM受信機10に侵入した場合には、図4(b)に示すように、外部雑音が侵入した分だけ、評価信号Pnとノイズ信号Nnと可変閾値CPnのレベルが上昇することとなる。
つまり、外部雑音がFM受信機10に侵入したときのノイズ信号Nnと外部雑音がFM受信機10に侵入していないときのノイズ信号Ngとの差(Nn−Ng)が、外部雑音の影響で生じるノイズ成分のレベルとなるため、次式(8)(9)で表されるように、評価信号Pnは、外部雑音がFM受信機10に侵入していないときの評価信号Pgと差(Nn−Ng)との和に相当するレベルとなり、可変閾値CPnは、外部雑音がFM受信機10に侵入していないときの可変閾値CPgと差(Nn−Ng)との和に相当するレベルとなる。
Figure 0004683558
更に、評価信号Pnとノイズ信号Nnとの交叉点(図4(b)のXnを参照)に対応する電界強度Enが実用感度レベルを示す電界強度となる。
そして、到来電波の電界強度が電界強度Enより大きいときには、可変閾値生成部26がノイズ信号Nnと調整値VRとを加算することで可変閾値CPnを生成し、更に演算部28が評価信号Pnとその可変閾値CPnとを比較して、評価信号Pnが可変閾値CPnのレベルより大きいと、次式(10)で表されるように、ミュート信号MTnのレベルを0に設定し、更に、減衰器29が、そのミュート信号MTnに従って減衰量を0(0dB)に設定することで、耳障りなノイズを含んでいない検波信号Sxを減衰させることなく検波信号Syとして出力する。
つまり、外部雑音が侵入した場合でも、到来電波の電界強度が電界強度Enより大きく、且つ評価信号Pnが可変閾値CPnのレベルより大きい場合には、その外部雑音が検波信号Sxに対して大きな悪影響を及ぼしていない、つまり、検波信号Sxに耳障りなノイズが含まれていないため、検波信号Sxを減衰させることなく検波信号Syとして出力する。
Figure 0004683558
一方、外部雑音がFM受信機10に侵入し、到来電波の電界強度が電界強度Enより小さく、検波信号Sxに耳障りなノイズが生じるときには、可変閾値生成部26がノイズ信号Nnと調整値VRとを加算することで可変閾値CPnを生成し、更に演算部28が評価信号Pnとその可変閾値CPnのレベルを比較して、評価信号Pnが可変閾値CPnのレベルより小さいと、次式(11)で表されるように、差(CPn−Pn)をミュート信号MTnとして生成し、更に、減衰器29が、そのミュート信号MTnのレベルが大きくなるほど減衰量を増加させ、ミュート信号MTnのレベルが小さくなるほど減衰量を減少させることで、検波信号Sxに対してソフトミュートの処理を行い、耳障りなノイズを抑圧した検波信号Syを出力する。
Figure 0004683558
このように、外部雑音がFM受信機10に侵入した場合には、評価信号Pnと可変閾値CPnとの交叉点(図4(b)のXnを参照)を境にして、ソフトミュートの処理又はミュート解除の処理が行われるので、受聴者に対して違和感のない音を再生することができる。
更に、外部雑音がFM受信機10に侵入したときの電界強度Enは、外部雑音がFM受信機10に侵入しないときの電界強度Egとほぼ同じとなることから、外部雑音がFM受信機10に侵入したか否かに拘わらず、ほぼ同じ条件の下で、ソフトミュートの処理又はミュート解除の処理を行うことができる。このため、上述したように設計段階等において、外部雑音がFM受信機10に侵入していない場合を想定して調整値VRを予め調整しておくと、外部雑音がFM受信機10に侵入した場合でも、外部雑音がFM受信機10に侵入しないときとほぼ同じ条件の下で、ソフトミュートの処理又はミュート解除の処理を行うことができる。
つまり、上記式(7)(8)と図4(a)(b)に示したように、外部雑音がFM受信機10に侵入したときに生じる評価信号Pnと可変閾値CPnは、外部雑音がFM受信機10に侵入しないときに生じる評価信号Pgと可変閾値CPgとを外部雑音によるノイズ(Nn−Ng)分だけレベルシフト(別言すれば、平行移動)させたのとほぼ同じとなる。このことから、演算部28が評価信号Pnと可変閾値CPnを比較してミュート信号MTnを生成するときの条件と、評価信号Pgと可変閾値CPgを比較してミュート信号MTgを生成するときの条件とがほぼ同じとなる。したがって、外部雑音がFM受信機10に侵入した場合でも、外部雑音がFM受信機10に侵入しないときとほぼ同じ条件の下で、ソフトミュートの処理又はミュート解除の処理を行うことができる。
その結果、到来電波が弱くなっているときに外部雑音が侵入した場合でも、その外部雑音の影響を受けてミュート処理を行うのではなく、その到来電波の電界強度に従ってミュート処理を行うこととなる。そのため、ミュート回路としての本来の機能が損なわれることなく、外部雑音に対して強く(ロバストで)、安定してミュート機能を発揮することができる。
以上に説明したように、本実施形態のミュート回路20によれば、IF信号SIFのエンベロープを示すエンベロープ信号EVを生成し、そのエンベロープ信号EVから到来電波の電界強度を示す評価信号Pと外部雑音によるノイズ信号Nを抽出し、ノイズ信号Nに所定の調整値VRを加算して可変閾値CPを生成し、評価信号Pと可変閾値CPとを比較して、評価信号Pのレベルが可変閾値CPより小さい場合に、検波信号Sxに対してミュートを掛けるので、外部雑音がFM受信機10に侵入した場合でも、外部雑音の影響に左右されることなく、到来電波の電界強度に基づいてミュート処理を行うことができる。このため、ミュート回路としての本来の機能が損なわれることがなく、外部雑音に対して強く(ロバストで)、安定してミュート機能を発揮することができる。
従来のミュート回路の構成及び機能を説明するための図である。 実施形態に係るミュート回路の構成を表したブロック図である。 図2に示したミュート回路に設けられているローパスフィルタとハイパスフィルタの周波数特性を説明するための図である。 更に、図2に示したミュート回路の動作を説明するための説明図である。
符号の説明
10…FM受信機
21…エンベロープ検出部
22…ローパスフィルタ(評価信号生成部)
28…演算部
29…減衰器
A…外部雑音抽出部
B…閾値調整部

Claims (2)

  1. FM受信機で検波される検波信号に対しミュート処理を行うミュート回路であって、
    前記検波信号を入力する減衰器と、
    前記FM受信機で生成される中間周波信号のエンベロープを示すエンベロープ信号を生成するエンベロープ検出手段と、
    前記エンベロープ信号の交流成分を除去し、前記FM受信機に到来する電波の電界強度を示す直流の評価信号を生成する評価信号生成手段と、
    前記エンベロープ信号に含まれる外部雑音によるノイズ成分を抽出し、直流のノイズ信号を生成する外部雑音抽出手段と、
    前記ノイズ信号に調整値を加算することで可変閾値を生成する閾値調整手段と、
    前記評価信号と前記可変閾値とを比較し、前記評価信号が前記可変閾値より小さい場合に、前記減衰器の減衰量を自動調整して、前記検波信号に対しミュート処理を行う演算手段と、を具備し、
    前記調整値は、前記FM受信機に到来する電波の電界強度が実用感度レベルのときであって、外部雑音が前記FM受信機に侵入しないときの前記評価信号のレベルと前記ノイズ信号のレベルとの差の値に設定されていること、
    を特徴とするミュート回路。
  2. FM受信機で検波される検波信号に対しミュート処理を行うミュート方法であって、
    前記FM受信機で生成される中間周波信号のエンベロープを示すエンベロープ信号を生成するエンベロープ検出工程と、
    前記エンベロープ信号の交流成分を除去し、前記FM受信機に到来する電波の電界強度を示す直流の評価信号を生成する評価信号生成工程と、
    前記エンベロープ信号に含まれる外部雑音によるノイズ成分を抽出し、直流のノイズ信号を生成する外部雑音抽出工程と、
    前記ノイズ信号に調整値を加算することで可変閾値を生成する閾値調整工程と、
    前記評価信号と前記可変閾値とを比較し、前記評価信号が前記可変閾値より小さい場合に、前記検波信号に対しミュート処理を行う演算工程と、を具備し、
    前記調整値は、前記FM受信機に到来する電波の電界強度が実用感度レベルのときであって、外部雑音が前記FM受信機に侵入しないときの前記評価信号のレベルと前記ノイズ信号のレベルとの差の値に設定されていること、
    を特徴とするミュート方法。
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