JPWO2007040065A1 - 太陽電池及び太陽電池モジュール - Google Patents

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Abstract

太陽電池は、光電変換部101と、光入射面に凹凸面を有する光電変換部101と、凹凸面を覆って設けられた、内部に微粒子を有する保護層10とを有し、保護層10の、光の入射方向に平行な断面において、凹凸面の凹部を中心とした単位長さ当たりの第1領域に含まれる微粒子11の数よりも、凹凸面の凸部を中心とした単位長さ当たりの第2領域に含まれる微粒子11の数の方が少ない。

Description

本発明は、太陽電池及び太陽電池モジュールに関する。
最近、CO2の増加による温室効果で地球の温暖化が生じることが予測され、クリーンなエネルギーの要求がますます高まっている。また、CO2を排出しない原子力発電も、依然として放射性廃棄物の処理方法が確立しておらず、より安全性の高いクリーンなエネルギーが望まれている。将来期待されているクリーンなエネルギーの中でも、特に太陽電池はそのクリーンさと安全性と取扱い易さから期待が大きい。
太陽電池は、一般に単結晶シリコンや多結晶シリコン等の結晶系半導体材料、非晶質シリコンに代表される非晶質半導体材料、或いはGaAsやCuInSe等の化合物半導体材料を用いて構成されたpn接合或いはpin接合を含む多層構造からなる光電変換部を有しており、光の入射によりこの光電変換部中で生成された電子・正孔対を一対の電極を介して外部に取り出すように構成されている。
太陽電池は、通常光電変換部の受光面にテクスチャと呼ばれる凹凸面を有しており、この凹凸面で入射光を散乱させることで、光電変換部内に入射した光の光路長を増大させ、光電変換効率の向上を図っている。
又、光電変換効率と耐候性を向上させることを目的として、特開平5−335610号公報には、受光面に、微粒子を含有する保護膜を形成することが記載されている。特開平5−335610号公報では、太陽電池に入射した光を保護膜中の微粒子で散乱させ、光電変換部中での光の光路長を増大させることで光電変換効率の増大を図っている。
しかしながら、受光面にテクスチャ面を有する太陽電池に、特開平5−335610号公報に記載の保護膜を用いても、未だ十分な光電変換効率を得ることができなかった。
そこで、本発明は、上記の問題に鑑み、十分な光電変換効率を得ることができる太陽電池及び太陽電池モジュールを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の特徴は、光入射面に凹凸面を有する光電変換部と、凹凸面を覆って設けられた、内部に微粒子を有する保護層とを備え、保護層の、光の入射方向に平行な断面において、凹凸面の凹部を中心とした単位長さ当たりの第1領域に含まれる微粒子の数よりも、凹凸面の凸部を中心とした単位長さ当たりの第2領域に含まれる微粒子の数の方が少ない太陽電池であることを要旨とする。
第1の特徴に係る太陽電池によると、凸部に対応する領域に存在している微粒子によって散乱され外部に放出される光の量を減少することができ、光電変換部中に取り込まれる光の量を多くすることができるので、光電変換効率を向上させることが可能となる。
又、第1の特徴に係る太陽電池において、保護層の膜厚は、第1領域よりも第2領域の方が薄く形成されていることが好ましい。
この太陽電池によると、確実に凹凸面の凹部上に対応する領域よりも凸部上に対応する領域において微粒子の数が少ない保護層を容易に得ることができる。
又、第1の特徴に係る太陽電池において、第1領域に形成された保護層の膜厚は、凹凸面の凸部と凹部間の高さの差より小さく形成されていることが好ましい。
この太陽電池によると、凸部に対応する領域に存在している微粒子によって散乱され外部に放出される光の量を、より一層減少することができ、光電変換部中に取り込まれる光の量を多くすることができるので、更に光電変換効率を向上させることが可能となる。
本発明の第2の特徴は、光入射面に凹凸面を有する光電変換部と、凹凸面を覆って設けられた、内部に微粒子を有する保護層とを備え、保護層の、光の入射方向に平行な断面において、凹凸面の凹部を中心とした単位長さ当たりの第1領域に含まれる微粒子の数よりも、凹凸面の凸部を中心とした単位長さ当たりの第2領域に含まれる微粒子の数の方が少ない太陽電池と、太陽電池の光入射側に配置された受光面側透光性部材と、太陽電池の光入射側と反対側に配置された背面側部材と受光面側透光性部材と背面側部材との間に配置され、太陽電池を封止する樹脂層とを備え、保護層の屈折率が、樹脂層の屈折率と光電変換部を構成する材料の屈折率との間の値を有する太陽電池モジュールであることを要旨とする。
第2の特徴に係る太陽電池モジュールによると、入射した光のうち樹脂層と保護層との界面で反射される光の量、及び保護層と光電変換部との界面で反射される光の量を低減することができるので、光の有効利用を図ることができる。
図1は、本発明の実施の形態に係る太陽電池の模式的断面図である。 図2は、本発明の実施の形態に係る太陽電池における受光面側保護層の模式的断面図である。 図3は、図2における受光面側保護層の構造を詳細に説明するための模式的断面図である。 図4は、本発明の効果を説明するための模式的断面図である。 図5は、本発明の実施の形態に係る太陽電池モジュールの模式的断面図である。 図6は、実験1に係る太陽電池における受光面側保護層の模式的断面図である。 図7は、実験2に係る太陽電池における受光面側保護層の模式的断面図である。
次に、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは異なることに留意すべきである。従って、具体的な寸法等は以下の説明を参酌して判断すべきものである。又、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
(太陽電池)
本発明の実施の形態に係る太陽電池について、図1、図2及び図3を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る太陽電池100の構造を説明するための模式的断面図である。基板1は、n型の単結晶シリコン基板であり、受光面1Aにテクスチャ面を有している。基板1の受光面1A上には、厚み10nm程度のi型非晶質シリコン層2、厚み10nm程度のp型非晶質シリコン層3、厚み100nm程度のITOからなる受光面側透明電極層4が順次積層されており、入射光は、受光面側透明電極層4側から入射する。基板1が受光面1Aにテクスチャ面を有しているため、受光面1A上に積層されるi型非晶質シリコン層2、p型非晶質シリコン層3及び受光面側透明電極層4の受光面にも、基板1の受光面1Aに形成されたテクスチャ面の形状を反映した凹凸面が形成されている。又、受光面側透明電極層4の受光面には、部分的にAgペースト等の導電性ペーストからなる集電用の受光面側電極5が形成されている。
単結晶シリコン基板1の背面1Bは、テクスチャ面を有しており、背面1B上には厚み10nm程度のi型非晶質シリコン層6、厚み10nm程度のn型非晶質シリコン層7、厚み100nm程度のITOからなる背面側透明電極層8が順次積層されている。又、背面側透明電極層8の表面には、部分的にAgペースト等の導電性ペーストからなる集電用の背面側電極9が形成されている。
そして、本実施形態に係る太陽電池100は、受光面側透明電極層4、p型非晶質シリコン層3、i型非晶質シリコン層2、n型単結晶シリコン基板1、i型非晶質シリコン層6、n型非晶質シリコン層7、背面側透明電極層8の積層体から光電変換部101が構成されている。そして、この光電変換部101の受光面に相当する受光面側透明電極層4の受光面4Aは凹凸面を有している。
光電変換部101の受光面4Aには、受光面側電極5の表面を含んで受光面4Aを覆うように受光面側保護層10が設けられている。この受光面側保護層10は内部にZnO、SiO2、ITO、MgO、TiO2、Al23等からなる粒径20〜100nm程度の微粒子を多数含んでいる。
尚、本発明太陽電池における光電変換部101の構成は図1に示すものに限らず、単結晶シリコン或いは多結晶シリコン太陽電池等の結晶系半導体からなる内部にpn接合を有するもの、非晶質シリコンや微結晶シリコン等の薄膜半導体からなる内部にpin接合を有するもの等、周知の構成を用いることができる。
次に、本実施形態に係る太陽電池における受光面側保護層10の構成について、図2を参照して詳細に説明する。図2は、図1に示した太陽電池100における光電変換部101の受光面4A付近の断面構造を拡大して示す模式的断面図である。
図2に示すように、光電変換部101の受光面4Aは凹凸面を有しており、この凹凸面の表面の全面を覆うように受光面側保護層10が形成されている。又、受光面側保護層10は、内部に複数の微粒子11を含有している。又、図3に示すように、受光面側保護層10の、光の入射方向に平行な断面において、凹凸面の凹部を中心とした単位長さ当たり(L+L=2L)の第1領域に含まれる微粒子の数A1よりも、凹凸面の凸部を中心とした単位長さ当たり(L+L=2L)の第2領域に含まれる微粒子の数A2の方が少ない。又、受光面側保護層10の膜厚は、凹部を中心とした第1領域(B1)よりも凸部を中心とした第2領域(B2)の方が薄く形成されていることが好ましい(図6(a)参照)。更に、凹部を中心とした第1領域に形成された受光面側保護層10の膜厚B1は、凹凸面の凸部と凹部間の高さの差B3より小さく形成されていることが好ましい。
又、受光面側保護層10は、1層構造に限らず、図7に示すように、粘度の異なる2種類の微粒子を含有させたコーティング材を用いて、第1の保護層10aと第2の保護層10bとからなる2層構造としてもよい。同様に、受光面側保護層10の膜厚は、3層以上の構造としても構わない。
受光面側保護層10の材料としては、アクリル樹脂等の透光性を有する有機系の材料やSiO2等の無機系の透光性材料を用いることができる。
又、微粒子としては、ZnO、SiO2、ITO、MgO、TiO2、Al23等の透光性材料からなる、粒径20〜100nm程度のものを用いることができる。微粒子は、受光面側保護層10の材質に合わせた適当な材料を選ぶことができる。尚、ZnO、TiO2など紫外線カット効果のある微粒子を採用した場合には、受光面側保護層10による紫外線カット効果が得られるために、光起電力素子に対する紫外線照射量が抑制され、耐候性の向上につながる。
(本実施形態に係る太陽電池の作用及び効果)
次に、本実施形態に係る太陽電池の作用及び効果について、図4を参照して説明する。
図4は、光電変換部101の受光面に設けられた凹凸面を覆うように設けられた微粒子11を含む受光面側保護層10中において、入射光が微粒子によって散乱される様子を説明するための模式的断面図である。
光電変換部101の受光面に入射した光のうち凹凸面の凸部101bに対応する領域に入射した光L1は、受光面側保護層10中の微粒子11によって矢印S11、S12、S13、S14、S15、S16、S17及びS18で示す方向に散乱される。又、凹凸面の凸部101aに対応する領域に入射した光L2は、受光面側保護層10中の微粒子11によって矢印S21、S22、S23、S24、S25、S26、S27及びS28で示す方向に散乱される。
これらの散乱光のうち、凹凸面の凸部101bに対応する領域では、微粒子11により散乱された光のうち矢印S14及びS15に示す方向に散乱された光は凸部101bに対応する領域の光電変換部101に入射し、この領域で発電に寄与する。又、矢印S13及びS16で示す方向に散乱された光は隣接する凹部101aに対応する領域の光電変換部101に入射し、この領域で発電に寄与する。
一方、矢印S11、S12、S17及びS18で示す方向に散乱された光は光電変換部101に入射することなく光入射方向に反射されてしまい、発電に寄与することがない。
これに対して、凹凸面の凹部101aに対応する領域では、微粒子11により矢印S22、S23、S24、S25、S26及びS27で示す方向に散乱された光は凹部101a近傍の光電変換部101に入射し、この領域で発電に寄与する。一方、矢印S21及びS28で示す方向に散乱された光は光電変換部101に入射することなく光入射方向に反射されてしまい、発電に寄与することがない。
ここで、図4から明らかに、凹凸面の凸部101bに対応する領域に入射した光の方が、凹凸面の凹部101aに対応する領域に入射した光よりも微粒子11により散乱されて光入射方向に放出され、光電変換部に入射しない割合が大きい。
従って、受光面側保護層10中に分散する微粒子11の数を、上記凹凸面の凹部101a上に対応する領域よりも凸部101b上に対応する領域で少なくした本実施形態の太陽電池によれば、凸部101b上に対応する領域に入射した光のうち光入射方向に放出される光の割合を少なくすることができ、光電変換部101に吸収される光の量を増加させることができるので、光電変換効率を向上させることができる。
尚、図4では、凹凸面の凸部101b上に対応する領域の受光面側保護層10中に微粒子11が含まれている場合について説明したが、これに限らず、凸部101b上に対応する領域の受光面側保護層10中に微粒子11が含まれない場合には、凸部101b上に対応する領域に入射した光が微粒子11による散乱により光入射方向に放出されることがないため、より高い効果を得られる。
又、凹凸面の凹部101a上に対応する領域の受光面側保護層10の厚みが厚くなり、微粒子11の位置が凹凸面の凸部101bの頂点の位置よりも高くなると、凸部101b上の領域の受光面側保護層10中の微粒子11と同様に、光入射方向に反射される光の割合が多くなる。従って、凹凸面の凹部101a上に対応する領域では、微粒子11の位置を凹凸面の凸部101bの頂点よりも低くなる位置に配することが好ましい。このためには、凹凸面の凹部101a上の領域における微粒子11を含む受光面側保護層10の膜厚を、凹凸面の凸部101bと凹部101a間の高さの差よりも小さくすることが好ましい。
本実施形態に係る受光面側保護層10は、例えば、微粒子11を分散させた粘度の低いコーティング材を、スプレー法や印刷法を用いて凹凸面上に塗布し、適宜の時間をおいて硬化させる。このようにすると、凹凸面上に塗布されたコーティング材が、硬化されるまでの間に流動することにより凹部101a上に溜まるために、凹部101a上よりも凸部101b上の方が薄くなるように受光面側保護層10を形成することができる。従って、凹部101a上の領域よりも凸部101b上において微粒子11の数が少なくなるように受光面側保護層10を形成することができる。
尚、このように粘度の低いコーティング材を用いた場合、凹凸面の凸部101b上の領域において受光面側保護層10の厚みが薄くなりすぎる、或いは凸部101b上の領域に受光面側保護層10が形成されない可能性があり、耐候性が低下するおそれがある。これを防止するために、微粒子11を含む粘度の低いコーティング材を用いて第1の保護層を形成し、その上に粘度の高いコーティング材を用いて第2の保護層を形成し、第1の保護層と第2の保護層とからなる受光面側保護層10を構成しても良い。このように粘度の高いコーティング材を用いて第2の保護層を形成することにより、凹凸面の凸部101b上の領域においても十分な厚みを有する受光面側保護層10を形成することができるので、良好な耐候性を有する太陽電池を提供することができる。
尚、第2の保護層中には微粒子を分散させておいても良いし、微粒子が存在していなくても良いが、微粒子を分散させる場合には、微粒子の濃度を第1の保護層中の微粒子の濃度よりも少なくする、さらに凹凸面の凹部101a上の領域における受光面側保護層10の高さが、凹凸面の凸部101bと凹部101aとの間の高さよりも小さくなるように第1の保護層と第2の保護層の厚みを調整することが好ましい。
(太陽電池モジュール)
次に、本発明に係る太陽電池を用いた太陽電池モジュールについて図5に示す断面図を参照して説明する。
太陽電池モジュール200は、図5に示すように、上述した太陽電池100と、太陽電池100の光入射側に配置された受光面側透光性部材21と、太陽電池100の光入射側と反対側に配置された背面側部材23と、受光面側透光性部材21と背面側部材23との間に配置され、太陽電池100を封止する樹脂22とを備える。太陽電池100は、受光面に凹凸面を有する光電変換部101と、凹凸面を覆って設けられた受光面側保護層10とを有している。
受光面側透光性部材21は、例えば、ガラスやプラスチック等の透光性の材料からなる。背面側部材23は、例えば、金属やプラスチック、樹脂フィルム、ガラス等の部材からなる。そして、複数の太陽電池100は、図示しない配線部材により電気的に直列或いは並列に接続され、受光面側透光性部材21と背面側部材23との間で、透光性を有する封止用の樹脂層22により封止されている。
従って、光は受光面側透光性部材21、樹脂層22を介して太陽電池100に入射する。太陽電池100の受光面に設けられる受光面側保護層10の屈折率は、樹脂層22の屈折率と光電変換部101を構成する材料の屈折率との間の値を有する。
例えば、樹脂層22として、ガラス・EVAの屈折率は1.5程度であり、光電変換部101として、ITOの屈折率は2.0程度、c−Siの屈折率は3.45程度、a−Siの屈折率は3.8程度である。よって、受光面側保護層10を構成する材料の屈折率としては、1.5〜2.0あるいは1.5〜3.8程度が好ましい。
又、受光面側保護層10に微粒子を添加した場合、屈折率は、受光面側保護層10の材料と微粒子との中間値をとることとなる。例えば、微粒子としてZnOを用いた場合、ZnOの屈折率が2.0程度であることから、微粒子を添加した受光面側保護層10全体の屈折率は、2.0に近づく値となる。一方、樹脂層22と受光面側保護層10との屈折率差が大きい場合、樹脂層22と受光面側保護層10との界面での反射が大きくなる。そこで、ZnO添加によって屈折率が2.0に近づき、少なくとも屈折率差を0.1とすることを考慮すると、受光面側保護層10を構成する材料の屈折率は、1.5〜1.6であることが更に好ましい。
(本実施形態に係る太陽電池モジュールの作用及び効果)
本実施形態に係る太陽電池モジュールによると、入射した光のうち、樹脂層22と受光面側保護層10との界面で反射される光の量、及び受光面側保護層10と光電変換部101との界面で反射される光の量を低減することができるので、より一層光の有効利用を図ることができる。
以下に本発明の実施例について説明する。
(光電変換部の作製)
まず、図1に示す光電変換部101を以下のようにして作製した。
基板1として、比抵抗が約1Ω・cm、厚さが300μmのn型単結晶シリコン基板を用い、この基板1を通常の方法で洗浄した後、基板1の受光面1A及び背面1Bにエッチングによりテクスチャ面を形成した。
次いで、基板1の受光面1A及び背面1B上に、それぞれ通常のプラズマCVD法を用いて、厚さ10nmのi型非晶質シリコン層2、厚さ10nmのp型非晶質シリコン層3及び厚さ10nmのi型非晶質シリコン層6、厚さ10nmのn型非晶質シリコン層7を形成した。
以上の非晶質シリコン層の成膜条件を、表1に示す。表1中、「i型」とはi型非晶質シリコン層2及びi型非晶質シリコン層6を、「p型」とはp型非晶質シリコン層3を、「n型」とはn型非晶質シリコン層7をそれぞれ示す。また、B26とPH3は、H2ガスにより、それぞれ2%、1%に希釈されている。
Figure 2007040065
次に、n型単結晶シリコン基板1の両主面上に形成されたn型非晶質シリコン層7及びp型非晶質シリコン層3上に、厚さ100nmのITOからなる背面側透明電極層8及び受光面側透明電極4をスパッタ法により形成した。
以上のようにして形成された、受光面側透明電極層4、p型非晶質シリコン層3、i型非晶質シリコン層2、n型単結晶シリコン基板1、i型非晶質シリコン層6、n型非晶質シリコン層7、背面側透明電極層8の積層体からなる光電変換部101の背面上及び受光面上の所定領域に、スクリーン印刷法を用いてくし型状の背面側電極9および受光面側電極5を形成した。
(保護層の作製)
(実験1)
続いて、ZnOフィラーを微粒子として含み、粘度の異なるコーティング材を、それぞれ上記光電変換部101のn型単結晶シリコン基板1の受光面上に形成された受光面側透明電極層4上及び受光面側電極5上に印刷法により塗布することによって、受光面側保護層10を形成した。
受光面側保護層10を形成するにあたっては、微粒子として粒径20nm程度のZnOを用い、コーティング材としてアクリル系樹脂を用い、このコーティング材中にZnO微粒子と希釈材を混ぜ、撹拌することによってZnO微粒子がほぼ均一に分散されたコーティング材を得た。
又、コーティング材の粘度の調節は、希釈材の添加量を調整することによって行った。即ち、希釈材の添加量を少なくすることによりコーティング材の粘度を高くすることができ、希釈材の添加量を多くすることによってコーティング材の粘度を低くすることができる。
このようにして作製した粘度の異なる4種類のコーティング材を用いて受光面側保護層10を形成した4種類の太陽電池(試料1〜4)を作製し、それぞれの光電変換特性を測定した。
表2に、その結果得られた光電変換特性としての短絡電流(Isc)の結果を示す。尚、表2中コーティング材の粘度は、最も小さい値を1として規格化した値で示している。又、コーティング材の塗布量は、各試料においてコーティング材を塗布した量を、試料1の値を1として規格化した値で示している。又、Iscの値は、最も粘度が大きいコーティング材を用いて受光面側保護層10を形成した太陽電池の値を1として規格化した値を示している。
Figure 2007040065
試料1は、最も粘度が低いため、図6(a)に示すように、凹部の領域における保護膜の厚さが、凸部の領域における保護膜の厚さより、かなり厚くなっている。一方、試料4は、最も粘度が高いため、図6(b)に示すように、凹部の領域における保護膜の厚さと、凸部の領域における保護膜の厚さとがあまり変わらない。
表2からわかるように、粘度の小さいコーティング材を用いて受光面側保護層10を形成する方が、高いIscが得られることがわかる。
試料1〜4のそれぞれについて凹凸面に形成された受光面側保護層10内の微粒子の分布を、3万倍の透過電子顕微鏡(TEM)を用いて観察した。試料1及び試料4の凹部付近に含まれる微粒子数及び微粒子の数密度結果を表3に示す。
Figure 2007040065
尚、微粒子数および数密度の定義について、断面TEM観察の結果などから得られる構造を模式化した図3を用いて説明する。
図3に示した凹部及び凸部を中心とした単位長さ2Lとして、表3では、具体的には凹部及び凸部の両側に約1.2μmずつ合計2.4μmの幅を長さとした。この範囲の保護層内に含まれる微粒子の数をカウントし、微粒子数とした。更に、この範囲に含まれる保護層の面積(図3における斜線部分)で微粒子数を除算したものを数密度と定義している。このようにして得られた数値を、凸部分の値を1として規格化したものが表3である。
尚、表3で用いた1.2μmは、凸部・凹部間が約12μmであることを考慮して、その10分の1の数字を規定したものであり、必ずしもこの値に縛られるものではない。凹部と凸部付近の領域を示すために適している値を選べばよい。
表3に示すように、粘度の大きいコーティング材を用いて受光面側保護層10を形成した試料4の太陽電池は、受光面側保護層10が光電変換部の受光面に設けられた凹凸面上にほぼ均一な膜厚で形成されており、微粒子も受光面側保護層10中でほぼ均一に分散されていた。即ち、凹凸面の凸部上の領域の受光面側保護層10中の微粒子の数と、凹部上の領域の受光面側保護層10中の微粒子の数及び数密度が同程度であった。
一方、粘度の小さいコーティング材を用いて受光面側保護層10を形成した試料1の太陽電池は、受光面側保護層10の厚みが凹凸面の凹部上よりも凸部上の方が薄く形成されていた。即ち、凹凸面の凹部上の領域の受光面側保護層10中の微粒子の数よりも凸部上の領域の受光面側保護層10中の微粒子の数の方が少なくなっていた。
又、特に凸部付近には微粒子がほとんど含まれていない保護層が形成されていることから、数密度についても凹部の方が大きくなっている。尚、試料2及び試料3では、微粒子数は膜厚差に起因して凹部の方が大きいものになっているが、数密度は凹部と凸部ではほぼ同等の値となっている。
又、試料1〜4のいずれにおいても凹凸面の凹部上に形成された受光面側保護層10の膜厚は、凹凸面の凸部と凹部間の高さの差よりも小さかった。
以上の結果から、凹部を中心とした単位長さ当たりの領域に含まれる微粒子の数よりも、凸部を中心とした単位長さ当たりの領域に含まれる微粒子の数の方が少なくすることにより、入射光のうち光入射方向に反射され発電に寄与しない光の量を少なくすることができ、入射した光の利用効率を高めることができるため、短絡電流を増加させることができるものと考えられる。
(実験2)
次に、図7に示すように、粘度の異なる2種類のコーティング材を用いて形成した2層構造の受光面側保護層10を有する太陽電池を作製し、試料5とした。
まず、試料1と同様粒径20nmのZnO微粒子を、乾燥後のZnO濃度が67〜83wt%となるように、アクリル樹脂とZnO微粒子を混合した。更に、シクロヘキサノンを希釈材として使用することで、粘度を調整し、表2において規格化した粘度が1のコーティング材を光電変換部の受光面上に塗布し、硬化させることにより第1の保護層10aを形成した。次いで、ZnO微粒子を含まない、表2において規格化した粘度が4.6のコーティング材を第1の保護層上に塗布し、硬化させることにより第2の保護層10bを形成した。
このようにして第1の保護層と第2の保護層とからなる2層構造の受光面側保護層10を有する太陽電池の光電変換特性を測定したところ、規格化値で1.007と、試料1と同程度のIscが得られた。又、試料5について凹凸面に形成された受光面側保護層10内の微粒子分布を、3万倍の透過電子顕微鏡(TEM)を用いて観察した結果得られた凹部付近に含まれる微粒子数及び微粒子の数密度を表3に示す。
このように2層構造の受光面側保護層10a及び10bを有する場合であっても、凹部を中心とした単位長さ当たりの領域に含まれる微粒子の数よりも、凸部を中心とした単位長さ当たりの領域に含まれる微粒子の数の方が少なくすることにより、入射光のうち光入射方向に反射され発電に寄与しない光の量を少なくすることができ、入射した光の利用効率を高めることができるため、短絡電流を増加させることができる。
又、試料5の太陽電池では、粘度の高いコーティング材を用いて2層目の保護層を形成するので、凹凸面の凸部における受光面側保護層10の厚みを試料1よりも厚くすることができ、このため耐候性に優れた太陽電池を提供することができる。
このように、本発明によれば、入射光を有効に利用でき、優れた光電変換効率を有する太陽電池を提供できる。
(実験3)
次に、粘度の異なる2種類のコーティング材を用いて形成した2層構造の受光面側保護層10を有する太陽電池を作製し、試料6とした。試料6の構造は、試料5と同様であるが、試料6では、第1の保護層を塗布した後に、硬化させることなく第2の保護層を形成した。そして、第2の保護層まで塗布した後に、熱硬化を行った。その他の条件は、試料5と同様である。
試料6では、熱硬化の際にコーティング材料内で微粒子の対流が生じ、凹部と凸部それぞれの領域における深さ方向の濃度分布はほとんど見られていない。即ち、試料5は、高濃度微粒子層上に微粒子を含まない層が形成された2層構造であったが、2種の材料を連続で塗布後乾燥させることで、試料6は、深さ方向には微粒子分布が見られずに、凹部で高濃度微粒子層が、凸部で低濃度微粒子層が形成されることが分かった。
試料2〜4では、粘度の制御により数密度はほぼ同等にもかかわらず凹凸構造の凹部領域と凸部領域に膜厚差を生じさせることで、両領域上の微粒指数を制御したが、試料6では膜厚をほぼ同等とし、凹部と凸部における保護膜内の微粒子密度を制御することで、凹部上では微粒指数が多く、凸部上で微粒指数が少ない構造を実現した。
又、試料6では、試料5に比べ、第1の保護膜を硬化させる工程が減るという利点がある。更に、試料6では、第1の保護膜と第2の保護膜に明確な界面が存在せず、界面における光の反射や応力の集中が発生しにくいという利点もある。
又、試料6に係る太陽電池の光電変換特性を測定したところ、規格化値で1.008と、試料1と同程度のIscが得られた。即ち、凹部の微粒子濃度を高くし、凸部の微粒子濃度を低くすることで、Iscが向上することが分かった。
以上、本発明を実施の形態をもとに説明した。この実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組み合わせに様々な変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
産業上の利用の可能性
以上のように、本発明に係る太陽電池及び太陽電池モジュールは、入射光を散乱させ、光電変換部で吸収される光を有効に利用することによって、出力特性を向上させる太陽電池及び太陽電池モジュールとして好適に使用できる。

Claims (4)

  1. 光入射面に凹凸面を有する光電変換部(101)と、
    前記凹凸面を覆って設けられた、内部に微粒子を有する保護層(10)とを備え、
    前記保護層(10)の、光の入射方向に平行な断面において、前記凹凸面の凹部を中心とした単位長さ当たりの第1領域に含まれる微粒子(11)の数よりも、前記凹凸面の凸部を中心とした単位長さ当たりの第2領域に含まれる微粒子(11)の数の方が少ないことを特徴とする太陽電池。
  2. 前記保護層(10)の膜厚は、前記第1領域よりも前記第2領域の方が薄く形成されていることを特徴とする請求項1に記載の太陽電池。
  3. 前記第1領域に形成された前記保護層(10)の膜厚は、前記凹凸面の凸部と凹部間の高さの差より小さく形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の太陽電池。
  4. 光入射面に凹凸面を有する光電変換部(101)と、前記凹凸面を覆って設けられた、内部に微粒子を有する保護層(10)とを備え、前記保護層(10)の、光の入射方向に平行な断面において、前記凹凸面の凹部を中心とした単位長さ当たりの第1領域に含まれる微粒子(11)の数よりも、前記凹凸面の凸部を中心とした単位長さ当たりの第2領域に含まれる微粒子(11)の数の方が少ない太陽電池(100)と、
    前記太陽電池の光入射側に配置された受光面側透光性部材(21)と、
    前記太陽電池の光入射側と反対側に配置された背面側部材(23)と
    前記受光面側透光性部材と前記背面側部材との間に配置され、前記太陽電池を封止する樹脂層(22)とを備え、
    前記保護層(10)の屈折率が、前記樹脂層(22)の屈折率と前記光電変換部(101)を構成する材料の屈折率との間の値を有することを特徴とする太陽電池モジュール。
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