JPWO2006132006A1 - メモリ制御装置及びメモリ制御方法 - Google Patents

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Abstract

アクセス回路30,40から発行されたアクセス要求を調停回路20で調停して記憶装置10にアクセスする一方、アクセス回路30,40から発行されたアクセス要求を調停回路21で調停して記憶装置11にアクセスする。

Description

本発明は、メモリアクセスを効率的に行うためのメモリ制御装置及びメモリ制御方法に関する。
近年、システムコストダウンの観点から、民生用のLSIでは、外付けメモリが単一であるユニファイドメモリの形態で使用されることが多く、多種多様なメモリアクセス要求が単一のメモリに対してなされることが多くなっている。さらに、複数の機能が搭載されることで高いバンド幅が要求されるようになり、ますますメモリの高速化が必要となってきている。
ここで、DRAMを例にとって説明すると、DRAMのメモリセル自体の動作周波数は以前と変わっていないため、ユーザー側から見た場合、DRAMへの最小アクセスサイズがどんどん大きくなっている。このため、バースト長の長い転送をする場合には特に問題とならないが、バースト長の短い転送をする場合には無効なデータ転送量が大きくなり、実効バンド幅が下がってしまうという問題があった。
例えば、メディア処理の場合には、ビデオデコードで必要となる動き補償処理における実効バンド幅の低下が問題となるが、従来はこれを許容するような高コストのDRAMを使用するしか解決方法がなかった(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−175201号公報
しかしながら、前述したように、高いデータ転送能力を持つDRAMを使用した場合には、バースト長の短い転送をするときには無効なデータ転送量が大きくなり、実効バンド幅が下がってしまうという課題があった。
また、複数の記憶装置に対してアクセス可能に構成されたアクセス回路が、そのうちの1つの記憶装置にアクセスしたときに、既にその記憶装置に対して他のアクセス回路からのアクセス要求があれば、該複数の記憶装置にアクセス可能なアクセス回路のアクセス要求が待たされることになる。
ここで、アクセス可能な記憶装置のうち、他のアクセス回路からのアクセス要求がない状態の記憶装置があれば、前記待ち時間分だけ、この記憶装置のバンド幅が無駄になってしまうという課題があった。
次に、複数の記憶装置間でデータコピー等のデータ転送を行う場合について考えると、まず、一方のアクセス回路が一方の記憶装置にアクセスして、この一方の記憶装置に格納されている他方のアクセス回路がアクセスすべきデータを、他方のアクセス回路がアクセス可能な他方の記憶装置に格納した後、他方のアクセス回路がこの格納されたデータにアクセスするようにしていた。しかしながら、このようなデータ転送方式では、大量のデータを取り扱う場合には非常に時間がかかってしまうという課題があった。
また、アクセス回路がアクセス可能な記憶装置は、通常、アクセス回路に関連する処理を格納するローカルメモリ等の別の目的で使用しているため、複数の記憶装置間のデータ転送用に別途記憶領域を確保しておく必要がある。そして、この記憶装置が時分割処理等を行えない場合には、メモリの容量を増やしたり、メモリバンド幅を増やす等の対策が必要である。このように、メモリ容量を増やしたりメモリバンド幅を増やすと、マスタ数分だけ同様の対策が必要となり、その結果、回路面積が増大してしまう。
さらに、複数の記憶装置に対してアクセス可能に構成されたアクセス回路を設けると、調停回路が複雑となり、その結果、回路面積や消費電力が増大してしまう。また、このようなアクセス回路が複数ある場合には、このアクセス回路の数だけ同様の課題が生じることとなる。
また、同一のLSIをローエンドの分野にも展開する場合には、バンド幅要求が低いため複数の記憶装置が不要な場合が考えられるが、この場合には、単一の記憶装置に対して全てのアクセス回路がアクセスできるような構成にする必要がある。このような構成にすると、ローエンドの分野への展開対応のためだけに回路面積が増大することとなり、さらにLSI等のレイアウト設計を行う場合、配線混雑が起こるという問題がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、実効バンド幅を改善できるようにすることにある。
上記目的の達成のため、本発明は、データが記憶された少なくとも2つの記憶装置と、
前記記憶装置にアクセスする少なくとも2つのアクセス手段と、
前記アクセス手段から発行されるアクセス要求を前記記憶装置毎に調停する調停回路とを備えたことを特徴とするものである。
以上のように、本発明によれば、短いバースト長のアクセスに対して無効なデータ転送量を削減することができ、実効バンド幅を向上させる上で有利な効果が得られる。また、各アクセス回路が複数の記憶装置にアクセス可能な構成にする必要がなく、回路面積を低減する上で有利な効果が得られる。
さらに、効率的な順番で各記憶装置へのアクセスが可能となり、各記憶装置の実効バンド幅がさらに向上する。
さらに、一部のアクセス回路においては、複数の記憶装置にアクセス可能な構成にする必要がなく、回路面積を低減する上で有利な効果が得られる。そして、LSIの展開を考慮した場合にも回路面積を低減する上で有利となり、また、起動時間が早くなるとともに消費電力を低減する上で有利な効果が得られる。
図1は、本発明の実施形態1に係るメモリ制御装置の構成を示すブロック図である。 図2は、従来のメモリ制御装置の構成を示すブロック図である。 図3は、本実施形態2に係るメモリ制御装置の構成を示すブロック図である。 図4は、本実施形態2に係るメモリ制御装置の構成を示すブロック図である。 図5は、本実施形態2に係るメモリ制御装置の別の構成を示すブロック図である。 図6は、本実施形態3に係るメモリ制御装置の構成を示すブロック図である。 図7は、本実施形態3に係る調停回路の内部構成を示すブロック図である。 図8は、本実施形態3に係る調停回路の別の内部構成を示すブロック図である。 図9は、本実施形態4に係るメモリ制御装置の構成を示すブロック図である。 図10は、本実施形態5に係るメモリ制御装置の構成を示すブロック図である。 図11は、本実施形態6に係るメモリ制御装置の構成を示すブロック図である。 図12は、本実施形態7に係るメモリ制御装置の構成を示すブロック図である。
符号の説明
10 記憶装置
11 記憶装置
20 調停回路
21 調停回路
25 データ調停回路
26 データ調停回路
30 アクセス回路
40 アクセス回路
50 記憶装置間転送回路
60 レジスタ
91 レジスタ
120 レジスタ
121 レジスタ
70 一次記憶装置
71 空き情報管理装置
80 調停部
90 切替回路
100 選択回路
110 選択回路
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものでは全くない。
<実施形態1>
図1は、本発明の実施形態1に係るメモリ制御装置の構成を示すブロック図である。図1に示すように、30,40はアクセス回路であり、調停回路20を介して記憶装置10にアクセス可能にそれぞれ接続されるとともに、調停回路21を介して記憶装置11にアクセス可能にそれぞれ接続されている。
なお、図1では、2つのアクセス回路30,40を用いたものについて説明しているが、2つ以上のアクセス回路を設けるようにしてもよい。この点は、以下の実施形態についても同様である。
前記調停回路20,21は、アクセス回路30,40からそれぞれ発行される記憶装置10,11に対するアクセス要求を記憶装置10,11毎に調停するものである。
前記記憶装置10,11は、必要なデータを格納しておき、アクセス要求に応じてデータを読み出すためのものであり、具体的には、DDR2(Double Data Rate 2)で構成されている。
ここで、前記調停回路20と前記記憶装置10との間のデータバス500におけるバス幅を4バイトとし、前記調停回路21と前記記憶装置11との間のデータバス501におけるバス幅を4バイトとすると、最小アクセス単位は4バースト、すなわち16バイトとなる。
次に、本実施形態1に係るメモリ制御装置の性能を比較するための比較例として、従来のメモリ制御装置の構成を図2に示す。図2において、アクセス回路30,40は、それぞれ調停回路22を介して記憶装置12にアクセス可能に接続されている。
ここで、前記調停回路22と前記記憶装置12との間のデータバス502におけるバス幅を8バイトとし、記憶装置12としてDDR2を用いたとすると、最小アクセス単位は4バースト、すなわち32バイトとなる。
以下、具体的に、無駄なデータ転送量について検討する。図1に示す本実施形態1のメモリ制御装置におけるアクセス回路30,40は、ビデオデコード処理のうち動き補償を行う回路であるとすると、アクセス回路30は16バイトアクセスを頻繁に行うが、メモリのページまたがりがない場合、無駄なデータ転送量は0バイトとなる。
一方、図2に示す従来のメモリ制御装置におけるアクセス回路30,40では、無駄なデータ転送量は16バイトとなるため、本実施形態1に係るメモリ制御装置の構成であれば、従来のメモリ制御装置に比べて2倍の性能向上が見られる。
さらに、本実施形態1のメモリ制御装置では、前記記憶装置10に対して2つのアクセス回路30,40がアクセスする必要のないときには、一方のアクセス回路から見た場合、調停回路20において調停によって待たされる時間が一般的に減少することになり好ましい。
なお、本実施形態1に係るメモリ制御装置では、記憶装置10,11としてDRAM(Dynamic Random Access Memory)を用いた場合について説明したが、この形態に限定するものではなく、例えば、SRAM(Static Random Access Memory)やフラッシュメモリを用いても構わない。
また、例えば、記憶装置10をDRAMで構成し、記憶装置11をフラッシュメモリで構成するというように、記憶装置10,11が互いに異なる種類のメモリで構成されていても構わない。
また、本実施形態1に係るメモリ制御装置では、2つの記憶装置10,11を用いた場合について例示したが、2つ以上であっても構わない。また、記憶装置10,11のバス幅は問わない。
また、アクセス回路30,40は、記憶装置10、11のそれぞれにアクセス可能となっているものについて説明したが、何れか一方の記憶装置にのみアクセス可能であっても構わない。
また、本実施形態1に係るメモリ制御装置における動作を実現する回路をLSIで構成する場合、アクセス回路30,40はLSI内部又は外部のどちらに設けても構わない。
<実施形態2>
図3は、本発明の実施形態2に係るメモリ制御装置の構成を示すブロック図である。前記実施形態1との違いは、調停回路20,21の間に記憶装置間転送回路50を設けた点であるため、以下、実施形態1と同じ部分については同じ符号を付し、相違点についてのみ説明する。以下の実施形態3〜7についても同様とする。
図3に示すように、アクセス回路30は、調停回路20を介して記憶装置10にアクセス可能に接続されている。また、アクセス回路40は、調停回路21を介して記憶装置11にアクセス可能に接続されている。
そして、2つの調停回路20,21の間には、記憶装置10,11間でデータ転送を行うための記憶装置間転送回路50が設けられている。
ここで、図4に示すように、例えばアクセス回路30からのアクセス要求に応じた記憶装置10への一連のアクセスが終了した後、そのデータを別のアクセス回路40が必要とする場合には、アクセス回路30から出力された信号1000により記憶装置間転送回路50に指示が与えられ、記憶装置間転送回路50によって記憶装置10から記憶装置11へと必要なデータがコピーされる。データのコピー終了後には、アクセス回路40が先ほど記憶装置11に格納されたデータにアクセスして必要な処理が行われるようになっている。
一方、アクセス回路40がアクセスした記憶装置11のデータを別のアクセス回路30が必要とする場合には、アクセス回路40から出力された信号1001に基づいて記憶装置間転送回路50によって記憶装置11から記憶装置10へと必要なデータがコピーされるようになっている。
図5は、図4に示すメモリ制御装置における記憶装置間転送回路50に対して、外部からアクセス可能なレジスタ60が接続された状態を示している。このレジスタ60には、アドレス等の必要な情報が格納されており、記憶装置間転送回路50はレジスタ60に格納されている情報に基づいて起動するようになっている。
このように、記憶装置間転送回路50を設けることにより、アクセス回路30,40が複数の記憶装置10,11にそれぞれアクセスするように構成する必要がなくなり、回路面積や消費電力を低減する上で有利となるとともに、記憶装置間のデータコピーが実現できる。
また、調停回路20,21において、各アクセス回路30,40からリアルタイム性を保証すべきアクセスがないときにデータコピーを行うようにすれば、各アクセス回路30,40のリアルタイム性を確保したまま、有効な空きバンド幅を使ってデータコピーを行うことが可能となり、作業効率が向上する。
なお、図3〜図5において、アクセス回路30,40はそれぞれ単一の記憶装置10,11にアクセス可能な場合について例示したが、複数の記憶装置にそれぞれアクセス可能なアクセス回路を用いても構わない。
<実施形態3>
図6は、本発明の実施形態3に係るメモリ制御装置の構成を示すブロック図である。図6に示すように、アクセス回路30,40は、調停回路20を介して記憶装置10にアクセス可能にそれぞれ接続されるとともに、調停回路21を介して記憶装置11にアクセス可能にそれぞれ接続されている。
前記調停回路20は、記憶装置10がアクセス可能な状態である場合に、そのアクセス状態を示す信号1010をアクセス回路30,40にそれぞれ出力するようになっている。
また、前記調停回路21は、記憶装置11がアクセス可能な状態である場合に、そのアクセス状態を示す信号1011をアクセス回路30,40にそれぞれ出力するようになっている。
そして、前記アクセス回路30,40は、信号1010,1011に基づいて、最適な記憶装置に対してアクセスを行うようになっている。
このような制御を行うことで、例えば、信号1010を受け取ったアクセス回路30からのアクセスを、他のアクセス回路40のアクセス状況に拘わらず、直ちに受け付けることが可能となる。
すなわち、たまたまアクセスしたある記憶装置へのアクセスが他のアクセス回路のアクセス状況によって非常に混雑していた場合、そのアクセスを待っている間に、アクセスが少ない他の記憶装置へのアクセス機会を逃してしまうことを防止する上で有利となる。
図7は、本実施形態3に係るメモリ制御装置における調停回路20の内部構成を示すブロック図である。図7に示すように、調停回路20内部には、アクセス回路30,40からのアクセス要求を記憶する一次記憶装置70が設けられている。これにより、アクセス回路30,40は、一次記憶装置70に格納できるコマンド数分、データ完了を待たずともいわゆる先行発行が可能となっており、スループットを向上させることができる。
また、前記一次記憶装置70には、空き情報管理装置71が接続されており、アクセス回路30,40からのアクセス要求が記憶装置10に出力される一方、この空き情報管理装置71には、一次記憶装置70のデータ格納状態を示すポインタ情報が出力される。
前記空き情報管理装置71では、前記ポインタ情報と所定の規定値とを比較し、この比較結果に応じた一次記憶装置70の空き情報を信号1010を介してアクセス回路30へ伝えるようになっている。
なお、比較対象とすべき所定の規定値は、例えばアクセス回路30に対して空き情報を伝えてから、アクセス回路30がアクセス要求のコマンド発行して調停回路20に到達するまでの時間を考慮して設定するのが好ましい。
図8は、本実施形態3に係るメモリ制御装置における調停回路20の別の内部構成を示すブロック図である。図8に示すように、調停回路20内部には、アクセス回路30,40毎にそれぞれ対応する一次記憶装置72,73が設けられており、さらにこの一次記憶装置72,73の出力側には調停部80が接続されている。
前記調停部80では、各アクセス回路30,40からのアクセス要求の調停が行われ、選択されたアクセス回路から発行されたアクセス要求が記憶装置10に出力される。
また、前記調停部80における調停状況から、アクセス回路30がアクセス可能な状態になれば、信号1010を介してアクセス回路30へ伝えるようになっている。
なお、例えば、数サイクル後に必ずアクセス回路30がアクセス可能となるタイミング、すなわち、調停部80がアクセス回路30へ空き情報を示す信号1010を出力してから、この信号1010に基づいてアクセス回路30で発行されたアクセス要求を調停部80が受け付けるまでの時間を考慮して、空き情報を示す信号1010を出力するようにしても構わない。
なお、前記一次記憶装置72,73の段数は何段であっても構わない。また、一次記憶装置72,73はアクセス回路30,40毎に設ける必要はなく、共用するようにしても構わない。
<実施形態4>
図9は、本発明の実施形態4に係るメモリ制御装置の構成を示すブロック図である。図9に示すように、アクセス回路30は、切替回路90を介して調停回路20,21にそれぞれ接続されている。さらに、調停回路20は記憶装置10に接続され、調停回路21は記憶装置11に接続されている。この構成により、アクセス回路30は調停回路20,21を介して記憶装置10,11にアクセス可能となっている。
また、アクセス回路40は、調停回路20を介して記憶装置10にアクセス可能に接続されるとともに、調停回路21を介して記憶装置11にアクセス可能に接続されている。
前記切替回路90は、アクセス回路30のアクセス先を後述するレジスタ91の設定値に基づいて切り替えるものであり、具体的には、記憶装置10,11のうちどちらにアクセスするかを切り替えることができるようになっている。
また、前記切替回路90には、外部からアクセス可能なレジスタ91が接続されており、このレジスタ91には、どの記憶装置にアクセスするかを示す情報が格納されている。このレジスタ91の値を設定することで、記憶装置10,11へのアクセスを変更できるようになっている。
このような構成によれば、メモリ制御装置における回路面積や消費電力を低減する上で有利となる。すなわち、記憶装置10,11の両方にアクセス可能に構成されたアクセス回路30であれば、通常、回路面積や消費電力が増大してしまう傾向にあるが、例えば、あるアプリケーションにおいて、記憶装置10にしかアクセスする必要のないアクセス回路に対して本発明を用いれば、回路面積や消費電力を低減する上で有利な効果が得られる。
<実施形態5>
図10は、本発明の実施形態5に係るメモリ制御装置の構成を示すブロック図である。図10に示すように、アクセス回路30,40は、選択回路100を介して調停回路20に接続されている。さらに、調停回路20は記憶装置10に接続されており、アクセス回路30,40は、調停回路20を介して記憶装置10にアクセス可能に接続されている。
前記選択回路100では、アクセス回路30,40のうち一方のアクセス要求のみが調停回路20を介して記憶装置10に選択的に出力されるようになっている。
このような構成にすれば、複数の記憶装置が不要となり、例えば、同一のLSIをバンド幅要求の低いローエンドの分野へ展開する場合、そのまま適用することができ、回路面積の増大を抑えつつLSI設計時の配線混雑を解消することができる。
<実施形態6>
図11は、本発明の実施形態6に係るメモリ制御装置の構成を示すブロック図である。図11に示すように、アクセス回路30,40は、データ調停回路25,26にそれぞれ接続されている。また、データ調停回路25,26は、選択回路110を介して記憶装置10に接続されている。
前記選択回路110では、データ調停回路25,26から出力されたデータのうち一方のデータのみが記憶装置10に選択的に出力されるようになっている。
このような構成によれば、記憶装置毎のデータ調停回路の出力を選択しているため、回路面積を小さくできるとともに、レイアウト設計において配線混雑を解消することができる。
すなわち、アクセス回路の数が多い場合には、選択回路110における配線の入力本数も多くなって回路規模に影響を与える上、レイアウト設計において配線混雑を招きやすいが、本実施形態6のメモリ制御装置の構成であれば、このような問題を解消する上で有利となる。
また、本実施形態6に係るメモリ制御装置の構成では、バンド幅要求が下がっているにも関わらず、データ調停回路25,26の回路資源が上述した実施形態1に係るメモリ制御装置と同等であるため、さらに性能が向上することになる。
<実施形態7>
図12は、本発明の実施形態7に係るメモリ制御装置の構成を示すブロック図である。図12に示すように、アクセス回路30,40は、調停回路20,21にそれぞれ接続されている。
前記調停回路20は、選択回路110を介して記憶装置10に接続されている。また、前記調停回路21は、記憶装置11に接続される一方、選択回路110を介して記憶装置10に接続されている。
また、前記調停回路21には、レジスタ120が接続されており、レジスタ120から調停回路21に対して、クロックの発振又は停止を制御する信号1030が出力される。
さらに、前記記憶装置11には、レジスタ121が接続されており、例えば、記憶装置11がDRAMである場合には、レジスタ121から記憶装置11に対して、パワーダウン又はセルフリフレッシュモードの起動又は停止を制御する信号1031が出力される。
このような構成であれば、機器のほとんどの機能が休止しているスタンバイモード時に、レジスタ120、121の値を設定することで、調停回路21をクロック停止状態にする一方、記憶装置11をパワーダウン又はセルフリフレッシュモードにすることができ、消費電力を抑えることができる。
一方、調停回路20及び記憶装置10は動作状態であり、システムの復帰に必要なマイコン等の命令やデータが記憶装置10に格納されていれば、スタンバイモードからの復帰時には、マイコンの命令やデータを再度記憶装置10に展開する必要はなく、機器の起動時間が短くなるという効果が得られる。
以上説明したように、本発明は、実効バンド幅を改善できるという実用性の高い効果が得られることから、きわめて有用で産業上の利用可能性は高い。例えば、圧縮符号化されたストリームを再生するネットワーク端末、DVD録画再生機、デジタルテレビ、PDA、携帯電話、パーソナルコンピュータ等に応用できる。
本発明は、メモリアクセスを効率的に行うためのメモリ制御装置及びメモリ制御方法に関する。
近年、システムコストダウンの観点から、民生用のLSIでは、外付けメモリが単一であるユニファイドメモリの形態で使用されることが多く、多種多様なメモリアクセス要求が単一のメモリに対してなされることが多くなっている。さらに、複数の機能が搭載されることで高いバンド幅が要求されるようになり、ますますメモリの高速化が必要となってきている。
ここで、DRAMを例にとって説明すると、DRAMのメモリセル自体の動作周波数は以前と変わっていないため、ユーザー側から見た場合、DRAMへの最小アクセスサイズがどんどん大きくなっている。このため、バースト長の長い転送をする場合には特に問題とならないが、バースト長の短い転送をする場合には無効なデータ転送量が大きくなり、実効バンド幅が下がってしまうという問題があった。
例えば、メディア処理の場合には、ビデオデコードで必要となる動き補償処理における実効バンド幅の低下が問題となるが、従来はこれを許容するような高コストのDRAMを使用するしか解決方法がなかった(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−175201号公報
しかしながら、前述したように、高いデータ転送能力を持つDRAMを使用した場合には、バースト長の短い転送をするときには無効なデータ転送量が大きくなり、実効バンド幅が下がってしまうという課題があった。
また、複数の記憶装置に対してアクセス可能に構成されたアクセス回路が、そのうちの1つの記憶装置にアクセスしたときに、既にその記憶装置に対して他のアクセス回路からのアクセス要求があれば、該複数の記憶装置にアクセス可能なアクセス回路のアクセス要求が待たされることになる。
ここで、アクセス可能な記憶装置のうち、他のアクセス回路からのアクセス要求がない状態の記憶装置があれば、前記待ち時間分だけ、この記憶装置のバンド幅が無駄になってしまうという課題があった。
次に、複数の記憶装置間でデータコピー等のデータ転送を行う場合について考えると、まず、一方のアクセス回路が一方の記憶装置にアクセスして、この一方の記憶装置に格納されている他方のアクセス回路がアクセスすべきデータを、他方のアクセス回路がアクセス可能な他方の記憶装置に格納した後、他方のアクセス回路がこの格納されたデータにアクセスするようにしていた。しかしながら、このようなデータ転送方式では、大量のデータを取り扱う場合には非常に時間がかかってしまうという課題があった。
また、アクセス回路がアクセス可能な記憶装置は、通常、アクセス回路に関連する処理を格納するローカルメモリ等の別の目的で使用しているため、複数の記憶装置間のデータ転送用に別途記憶領域を確保しておく必要がある。そして、この記憶装置が時分割処理等を行えない場合には、メモリの容量を増やしたり、メモリバンド幅を増やす等の対策が必要である。このように、メモリ容量を増やしたりメモリバンド幅を増やすと、マスタ数分だけ同様の対策が必要となり、その結果、回路面積が増大してしまう。
さらに、複数の記憶装置に対してアクセス可能に構成されたアクセス回路を設けると、調停回路が複雑となり、その結果、回路面積や消費電力が増大してしまう。また、このようなアクセス回路が複数ある場合には、このアクセス回路の数だけ同様の課題が生じることとなる。
また、同一のLSIをローエンドの分野にも展開する場合には、バンド幅要求が低いため複数の記憶装置が不要な場合が考えられるが、この場合には、単一の記憶装置に対して全てのアクセス回路がアクセスできるような構成にする必要がある。このような構成にすると、ローエンドの分野への展開対応のためだけに回路面積が増大することとなり、さらにLSI等のレイアウト設計を行う場合、配線混雑が起こるという問題がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、実効バンド幅を改善できるようにすることにある。
上記目的の達成のため、本発明は、データが記憶された少なくとも2つの記憶装置と、
前記記憶装置にアクセスする少なくとも2つのアクセス手段と、
前記アクセス手段から発行されるアクセス要求を前記記憶装置毎に調停する調停回路とを備えたことを特徴とするものである。
以上のように、本発明によれば、短いバースト長のアクセスに対して無効なデータ転送量を削減することができ、実効バンド幅を向上させる上で有利な効果が得られる。また、各アクセス回路が複数の記憶装置にアクセス可能な構成にする必要がなく、回路面積を低減する上で有利な効果が得られる。
さらに、効率的な順番で各記憶装置へのアクセスが可能となり、各記憶装置の実効バンド幅がさらに向上する。
さらに、一部のアクセス回路においては、複数の記憶装置にアクセス可能な構成にする必要がなく、回路面積を低減する上で有利な効果が得られる。そして、LSIの展開を考慮した場合にも回路面積を低減する上で有利となり、また、起動時間が早くなるとともに消費電力を低減する上で有利な効果が得られる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものでは全くない。
<実施形態1>
図1は、本発明の実施形態1に係るメモリ制御装置の構成を示すブロック図である。図1に示すように、30,40はアクセス回路であり、調停回路20を介して記憶装置10にアクセス可能にそれぞれ接続されるとともに、調停回路21を介して記憶装置11にアクセス可能にそれぞれ接続されている。
なお、図1では、2つのアクセス回路30,40を用いたものについて説明しているが、2つ以上のアクセス回路を設けるようにしてもよい。この点は、以下の実施形態についても同様である。
前記調停回路20,21は、アクセス回路30,40からそれぞれ発行される記憶装置10,11に対するアクセス要求を記憶装置10,11毎に調停するものである。
前記記憶装置10,11は、必要なデータを格納しておき、アクセス要求に応じてデータを読み出すためのものであり、具体的には、DDR2(Double Data Rate 2)で構成されている。
ここで、前記調停回路20と前記記憶装置10との間のデータバス500におけるバス幅を4バイトとし、前記調停回路21と前記記憶装置11との間のデータバス501におけるバス幅を4バイトとすると、最小アクセス単位は4バースト、すなわち16バイトとなる。
次に、本実施形態1に係るメモリ制御装置の性能を比較するための比較例として、従来のメモリ制御装置の構成を図2に示す。図2において、アクセス回路30,40は、それぞれ調停回路22を介して記憶装置12にアクセス可能に接続されている。
ここで、前記調停回路22と前記記憶装置12との間のデータバス502におけるバス幅を8バイトとし、記憶装置12としてDDR2を用いたとすると、最小アクセス単位は4バースト、すなわち32バイトとなる。
以下、具体的に、無駄なデータ転送量について検討する。図1に示す本実施形態1のメモリ制御装置におけるアクセス回路30,40は、ビデオデコード処理のうち動き補償を行う回路であるとすると、アクセス回路30は16バイトアクセスを頻繁に行うが、メモリのページまたがりがない場合、無駄なデータ転送量は0バイトとなる。
一方、図2に示す従来のメモリ制御装置におけるアクセス回路30,40では、無駄なデータ転送量は16バイトとなるため、本実施形態1に係るメモリ制御装置の構成であれば、従来のメモリ制御装置に比べて2倍の性能向上が見られる。
さらに、本実施形態1のメモリ制御装置では、前記記憶装置10に対して2つのアクセス回路30,40がアクセスする必要のないときには、一方のアクセス回路から見た場合、調停回路20において調停によって待たされる時間が一般的に減少することになり好ましい。
なお、本実施形態1に係るメモリ制御装置では、記憶装置10,11としてDRAM(Dynamic Random Access Memory)を用いた場合について説明したが、この形態に限定するものではなく、例えば、SRAM(Static Random Access Memory)やフラッシュメモリを用いても構わない。
また、例えば、記憶装置10をDRAMで構成し、記憶装置11をフラッシュメモリで構成するというように、記憶装置10,11が互いに異なる種類のメモリで構成されていても構わない。
また、本実施形態1に係るメモリ制御装置では、2つの記憶装置10,11を用いた場合について例示したが、2つ以上であっても構わない。また、記憶装置10,11のバス幅は問わない。
また、アクセス回路30,40は、記憶装置10、11のそれぞれにアクセス可能となっているものについて説明したが、何れか一方の記憶装置にのみアクセス可能であっても構わない。
また、本実施形態1に係るメモリ制御装置における動作を実現する回路をLSIで構成する場合、アクセス回路30,40はLSI内部又は外部のどちらに設けても構わない。
<実施形態2>
図3は、本発明の実施形態2に係るメモリ制御装置の構成を示すブロック図である。前記実施形態1との違いは、調停回路20,21の間に記憶装置間転送回路50を設けた点であるため、以下、実施形態1と同じ部分については同じ符号を付し、相違点についてのみ説明する。以下の実施形態3〜7についても同様とする。
図3に示すように、アクセス回路30は、調停回路20を介して記憶装置10にアクセス可能に接続されている。また、アクセス回路40は、調停回路21を介して記憶装置11にアクセス可能に接続されている。
そして、2つの調停回路20,21の間には、記憶装置10,11間でデータ転送を行うための記憶装置間転送回路50が設けられている。
ここで、図4に示すように、例えばアクセス回路30からのアクセス要求に応じた記憶装置10への一連のアクセスが終了した後、そのデータを別のアクセス回路40が必要とする場合には、アクセス回路30から出力された信号1000により記憶装置間転送回路50に指示が与えられ、記憶装置間転送回路50によって記憶装置10から記憶装置11へと必要なデータがコピーされる。データのコピー終了後には、アクセス回路40が先ほど記憶装置11に格納されたデータにアクセスして必要な処理が行われるようになっている。
一方、アクセス回路40がアクセスした記憶装置11のデータを別のアクセス回路30が必要とする場合には、アクセス回路40から出力された信号1001に基づいて記憶装置間転送回路50によって記憶装置11から記憶装置10へと必要なデータがコピーされるようになっている。
図5は、図4に示すメモリ制御装置における記憶装置間転送回路50に対して、外部からアクセス可能なレジスタ60が接続された状態を示している。このレジスタ60には、アドレス等の必要な情報が格納されており、記憶装置間転送回路50はレジスタ60に格納されている情報に基づいて起動するようになっている。
このように、記憶装置間転送回路50を設けることにより、アクセス回路30,40が複数の記憶装置10,11にそれぞれアクセスするように構成する必要がなくなり、回路面積や消費電力を低減する上で有利となるとともに、記憶装置間のデータコピーが実現できる。
また、調停回路20,21において、各アクセス回路30,40からリアルタイム性を保証すべきアクセスがないときにデータコピーを行うようにすれば、各アクセス回路30,40のリアルタイム性を確保したまま、有効な空きバンド幅を使ってデータコピーを行うことが可能となり、作業効率が向上する。
なお、図3〜図5において、アクセス回路30,40はそれぞれ単一の記憶装置10,11にアクセス可能な場合について例示したが、複数の記憶装置にそれぞれアクセス可能なアクセス回路を用いても構わない。
<実施形態3>
図6は、本発明の実施形態3に係るメモリ制御装置の構成を示すブロック図である。図6に示すように、アクセス回路30,40は、調停回路20を介して記憶装置10にアクセス可能にそれぞれ接続されるとともに、調停回路21を介して記憶装置11にアクセス可能にそれぞれ接続されている。
前記調停回路20は、記憶装置10がアクセス可能な状態である場合に、そのアクセス状態を示す信号1010をアクセス回路30,40にそれぞれ出力するようになっている。
また、前記調停回路21は、記憶装置11がアクセス可能な状態である場合に、そのアクセス状態を示す信号1011をアクセス回路30,40にそれぞれ出力するようになっている。
そして、前記アクセス回路30,40は、信号1010,1011に基づいて、最適な記憶装置に対してアクセスを行うようになっている。
このような制御を行うことで、例えば、信号1010を受け取ったアクセス回路30からのアクセスを、他のアクセス回路40のアクセス状況に拘わらず、直ちに受け付けることが可能となる。
すなわち、たまたまアクセスしたある記憶装置へのアクセスが他のアクセス回路のアクセス状況によって非常に混雑していた場合、そのアクセスを待っている間に、アクセスが少ない他の記憶装置へのアクセス機会を逃してしまうことを防止する上で有利となる。
図7は、本実施形態3に係るメモリ制御装置における調停回路20の内部構成を示すブロック図である。図7に示すように、調停回路20内部には、アクセス回路30,40からのアクセス要求を記憶する一次記憶装置70が設けられている。これにより、アクセス回路30,40は、一次記憶装置70に格納できるコマンド数分、データ完了を待たずともいわゆる先行発行が可能となっており、スループットを向上させることができる。
また、前記一次記憶装置70には、空き情報管理装置71が接続されており、アクセス回路30,40からのアクセス要求が記憶装置10に出力される一方、この空き情報管理装置71には、一次記憶装置70のデータ格納状態を示すポインタ情報が出力される。
前記空き情報管理装置71では、前記ポインタ情報と所定の規定値とを比較し、この比較結果に応じた一次記憶装置70の空き情報を信号1010を介してアクセス回路30へ伝えるようになっている。
なお、比較対象とすべき所定の規定値は、例えばアクセス回路30に対して空き情報を伝えてから、アクセス回路30がアクセス要求のコマンド発行して調停回路20に到達するまでの時間を考慮して設定するのが好ましい。
図8は、本実施形態3に係るメモリ制御装置における調停回路20の別の内部構成を示すブロック図である。図8に示すように、調停回路20内部には、アクセス回路30,40毎にそれぞれ対応する一次記憶装置72,73が設けられており、さらにこの一次記憶装置72,73の出力側には調停部80が接続されている。
前記調停部80では、各アクセス回路30,40からのアクセス要求の調停が行われ、選択されたアクセス回路から発行されたアクセス要求が記憶装置10に出力される。
また、前記調停部80における調停状況から、アクセス回路30がアクセス可能な状態になれば、信号1010を介してアクセス回路30へ伝えるようになっている。
なお、例えば、数サイクル後に必ずアクセス回路30がアクセス可能となるタイミング、すなわち、調停部80がアクセス回路30へ空き情報を示す信号1010を出力してから、この信号1010に基づいてアクセス回路30で発行されたアクセス要求を調停部80が受け付けるまでの時間を考慮して、空き情報を示す信号1010を出力するようにしても構わない。
なお、前記一次記憶装置72,73の段数は何段であっても構わない。また、一次記憶装置72,73はアクセス回路30,40毎に設ける必要はなく、共用するようにしても構わない。
<実施形態4>
図9は、本発明の実施形態4に係るメモリ制御装置の構成を示すブロック図である。図9に示すように、アクセス回路30は、切替回路90を介して調停回路20,21にそれぞれ接続されている。さらに、調停回路20は記憶装置10に接続され、調停回路21は記憶装置11に接続されている。この構成により、アクセス回路30は調停回路20,21を介して記憶装置10,11にアクセス可能となっている。
また、アクセス回路40は、調停回路20を介して記憶装置10にアクセス可能に接続されるとともに、調停回路21を介して記憶装置11にアクセス可能に接続されている。
前記切替回路90は、アクセス回路30のアクセス先を後述するレジスタ91の設定値に基づいて切り替えるものであり、具体的には、記憶装置10,11のうちどちらにアクセスするかを切り替えることができるようになっている。
また、前記切替回路90には、外部からアクセス可能なレジスタ91が接続されており、このレジスタ91には、どの記憶装置にアクセスするかを示す情報が格納されている。このレジスタ91の値を設定することで、記憶装置10,11へのアクセスを変更できるようになっている。
このような構成によれば、メモリ制御装置における回路面積や消費電力を低減する上で有利となる。すなわち、記憶装置10,11の両方にアクセス可能に構成されたアクセス回路30であれば、通常、回路面積や消費電力が増大してしまう傾向にあるが、例えば、あるアプリケーションにおいて、記憶装置10にしかアクセスする必要のないアクセス回路に対して本発明を用いれば、回路面積や消費電力を低減する上で有利な効果が得られる。
<実施形態5>
図10は、本発明の実施形態5に係るメモリ制御装置の構成を示すブロック図である。図10に示すように、アクセス回路30,40は、選択回路100を介して調停回路20に接続されている。さらに、調停回路20は記憶装置10に接続されており、アクセス回路30,40は、調停回路20を介して記憶装置10にアクセス可能に接続されている。
前記選択回路100では、アクセス回路30,40のうち一方のアクセス要求のみが調停回路20を介して記憶装置10に選択的に出力されるようになっている。
このような構成にすれば、複数の記憶装置が不要となり、例えば、同一のLSIをバンド幅要求の低いローエンドの分野へ展開する場合、そのまま適用することができ、回路面積の増大を抑えつつLSI設計時の配線混雑を解消することができる。
<実施形態6>
図11は、本発明の実施形態6に係るメモリ制御装置の構成を示すブロック図である。図11に示すように、アクセス回路30,40は、データ調停回路25,26にそれぞれ接続されている。また、データ調停回路25,26は、選択回路110を介して記憶装置10に接続されている。
前記選択回路110では、データ調停回路25,26から出力されたデータのうち一方のデータのみが記憶装置10に選択的に出力されるようになっている。
このような構成によれば、記憶装置毎のデータ調停回路の出力を選択しているため、回路面積を小さくできるとともに、レイアウト設計において配線混雑を解消することができる。
すなわち、アクセス回路の数が多い場合には、選択回路110における配線の入力本数も多くなって回路規模に影響を与える上、レイアウト設計において配線混雑を招きやすいが、本実施形態6のメモリ制御装置の構成であれば、このような問題を解消する上で有利となる。
また、本実施形態6に係るメモリ制御装置の構成では、バンド幅要求が下がっているにも関わらず、データ調停回路25,26の回路資源が上述した実施形態1に係るメモリ制御装置と同等であるため、さらに性能が向上することになる。
<実施形態7>
図12は、本発明の実施形態7に係るメモリ制御装置の構成を示すブロック図である。図12に示すように、アクセス回路30,40は、調停回路20,21にそれぞれ接続されている。
前記調停回路20は、選択回路110を介して記憶装置10に接続されている。また、前記調停回路21は、記憶装置11に接続される一方、選択回路110を介して記憶装置10に接続されている。
また、前記調停回路21には、レジスタ120が接続されており、レジスタ120から調停回路21に対して、クロックの発振又は停止を制御する信号1030が出力される。
さらに、前記記憶装置11には、レジスタ121が接続されており、例えば、記憶装置11がDRAMである場合には、レジスタ121から記憶装置11に対して、パワーダウン又はセルフリフレッシュモードの起動又は停止を制御する信号1031が出力される。
このような構成であれば、機器のほとんどの機能が休止しているスタンバイモード時に、レジスタ120、121の値を設定することで、調停回路21をクロック停止状態にする一方、記憶装置11をパワーダウン又はセルフリフレッシュモードにすることができ、消費電力を抑えることができる。
一方、調停回路20及び記憶装置10は動作状態であり、システムの復帰に必要なマイコン等の命令やデータが記憶装置10に格納されていれば、スタンバイモードからの復帰時には、マイコンの命令やデータを再度記憶装置10に展開する必要はなく、機器の起動時間が短くなるという効果が得られる。
以上説明したように、本発明は、実効バンド幅を改善できるという実用性の高い効果が得られることから、きわめて有用で産業上の利用可能性は高い。例えば、圧縮符号化されたストリームを再生するネットワーク端末、DVD録画再生機、デジタルテレビ、PDA、携帯電話、パーソナルコンピュータ等に応用できる。
本発明の実施形態1に係るメモリ制御装置の構成を示すブロック図である。 従来のメモリ制御装置の構成を示すブロック図である。 本実施形態2に係るメモリ制御装置の構成を示すブロック図である。 本実施形態2に係るメモリ制御装置の構成を示すブロック図である。 本実施形態2に係るメモリ制御装置の別の構成を示すブロック図である。 本実施形態3に係るメモリ制御装置の構成を示すブロック図である。 本実施形態3に係る調停回路の内部構成を示すブロック図である。 本実施形態3に係る調停回路の別の内部構成を示すブロック図である。 本実施形態4に係るメモリ制御装置の構成を示すブロック図である。 本実施形態5に係るメモリ制御装置の構成を示すブロック図である。 本実施形態6に係るメモリ制御装置の構成を示すブロック図である。 本実施形態7に係るメモリ制御装置の構成を示すブロック図である。
符号の説明
10 記憶装置
11 記憶装置
20 調停回路
21 調停回路
25 データ調停回路
26 データ調停回路
30 アクセス回路
40 アクセス回路
50 記憶装置間転送回路
60 レジスタ
91 レジスタ
120 レジスタ
121 レジスタ
70 一次記憶装置
71 空き情報管理装置
80 調停部
90 切替回路
100 選択回路
110 選択回路

Claims (14)

  1. データが記憶された少なくとも2つの記憶装置と、
    前記記憶装置にアクセスする少なくとも2つのアクセス手段と、
    前記アクセス手段から発行されるアクセス要求を前記記憶装置毎に調停する調停回路とを備えたことを特徴とするメモリ制御装置。
  2. 請求項1に記載されたメモリ制御装置において、
    前記記憶装置に記憶されているデータを該記憶装置間でデータ転送する転送回路をさらに備えたことを特徴とするメモリ制御装置。
  3. 請求項2に記載されたメモリ制御装置において、
    前記転送回路は、前記アクセス手段から出力される制御信号に基づいてデータ転送を行うように構成されていることを特徴とするメモリ制御装置。
  4. 請求項2に記載されたメモリ制御装置において、
    前記転送回路に接続され、外部からアクセス可能なレジスタをさらに備え、
    前記転送回路は、前記レジスタの設定値に基づいてデータ転送を行うように構成されていることを特徴とするメモリ制御装置。
  5. 請求項2に記載されたメモリ制御装置において、
    前記転送回路は、前記アクセス手段から所定の処理を所定時間内に実行すべきアクセス要求がない場合にのみデータ転送を行うように構成されていることを特徴とするメモリ制御装置。
  6. 請求項1に記載されたメモリ制御装置において、
    前記複数のアクセス手段のうち少なくとも1つのアクセス手段は、前記複数の記憶装置に対してアクセス可能に構成されており、
    前記調停回路は、前記アクセス手段で発行されるアクセス要求を受付可能な状態であることを示す受付情報を、該アクセス手段に対して出力するように構成され、
    前記アクセス手段は、前記受付情報に基づいてアクセス要求の発行順序を決定するように構成されていることを特徴とするメモリ制御装置。
  7. 請求項6に記載されたメモリ制御装置において、
    前記調停回路は、前記アクセス手段から発行されるアクセス要求を複数記憶する記憶回路を備えており、
    前記受付情報は、前記記憶回路におけるデータ格納状態を示す空き情報であることを特徴とするメモリ制御装置。
  8. 請求項6に記載されたメモリ制御装置において、
    前記受付情報は、前記調停回路の調停結果から前記アクセス手段のアクセス要求が受付可能な状態であることを示す調停情報であることを特徴とするメモリ制御装置。
  9. 請求項1に記載されたメモリ制御装置において、
    前記アクセス手段のアクセス先を選択的に切り替える切替回路と、
    前記切替回路に接続され、外部からアクセス可能なレジスタとをさらに備え、
    前記切替回路は、前記レジスタの設定値に基づいて、前記アクセス手段がアクセスすべき前記記憶装置を選択的に切り替えるように構成されていることを特徴とするメモリ制御装置。
  10. 請求項1に記載されたメモリ制御装置において、
    前記複数の記憶装置のうち少なくとも1つの記憶装置は、全ての前記アクセス手段からアクセス可能となっていることを特徴とするメモリ制御装置。
  11. 請求項10に記載されたメモリ制御装置において、
    前記調停回路は、前記複数の記憶装置毎のデータを調停するデータ調停機能を備えており、
    複数の前記調停回路でそれぞれ調停されたデータ調停結果を選択的に前記記憶装置に出力する選択回路をさらに備えたことを特徴とするメモリ制御装置。
  12. 請求項10に記載されたメモリ制御装置において、
    前記調停回路に接続され、外部からアクセス可能なレジスタをさらに備え、
    前記調停回路は、前記レジスタの設定値に基づいて、クロックの発振又は停止を制御するように構成され、
    前記全てのアクセス手段からアクセス可能な記憶装置には、システムの待機及び復帰に必要な命令及びデータが格納されていることを特徴とするメモリ制御装置。
  13. 請求項1に記載されたメモリ制御装置において、
    前記複数の記憶装置は、全てDRAMで構成されていることを特徴とするメモリ制御装置。
  14. データが記憶された記憶装置に対して少なくとも2つのアクセス要求を発行してアクセスするアクセス手順と、
    前記少なくとも2つのアクセス要求を前記記憶装置毎に調停する調停手順とを備えたことを特徴とするメモリ制御方法。
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