JPWO2006126579A1 - 画像データ伝送システム及び方法、並びに該システムの送信側及び受信側を夫々構成する端末装置 - Google Patents

画像データ伝送システム及び方法、並びに該システムの送信側及び受信側を夫々構成する端末装置 Download PDF

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Abstract

画像データ伝送システムは、通信網に収容される第1端末装置(110)及び第2端末装置(210)を含み、(I)第1端末装置(110)は、画像データに対して、フォーマット処理を施し、n(但し、nは自然数)個のデータパッケージを生成し、n個のデータパッケージに対して夫々、第2エラー訂正符号を付加することで、通信用データを生成する第1処理手段(111)と、通信用データを送信する第1通信手段(112)とを備え、(II)第2端末装置(210)は、通信用データを受信する第2通信手段(212)と、第2エラー訂正を施し、n個のデータパッケージを復元する第2処理手段(211)と、該復元されたn個のデータパッケージを接続して、記録媒体に記録する記録手段(215)とを備える。

Description

本発明は、例えば海外の旅行先などで電子写真データが店頭に持ち込まれる海外写真店に配置されるパソコン等の第1端末装置と、国内などで該第1端末装置と同じインターネット等の通信網に収容されており国内写真店に配置されるパソコン等の第2端末装置とを備えてなる、画像データ伝送システム及び方法、並びにそのような第1及び第2端末装置の技術分野に関する。
電子写真に係る画像データを、インターネット等の通信網を介して送受信する画像データ伝送システムに関しては、各種の提案がなされている。
例えば特許文献1では、電子写真データを自宅のパソコンから所定のサイトへアップロードして、クレジットカードによる支払いを行うと、電子写真データを写真に変換し、送り返すサービスが提案されている。特許文献2では、メールアドレスと電子写真データに係る添付ファイルとの関係を付ける技術が提案されている。特許文献3では、電子写真の集中プリントシステムが提案されている。特許文献4では、一意的な識別情報を持つ画像保存デバイスから得た画像を、組織化して管理する技術が提案されている。特許文献5では、相互に監視しあっている複数のプリンタによって、いずれかのプリンタでプリント不可能な場合に、バックアップする技術が提案されている。特許文献6では、著作権保護されたコンテンツのダウンロードの仕組みが提案されている。
特開2001−325082号公報 特開2002−157198号公報 特開2002−94909号公報 特開2001−243321号公報 特開2001−290629号公報 特開2005−31849号公報
背景技術の如く電子写真データを、インターネット等の通信網を介して送受信する際には、送受信の過程で電子写真データが失われる可能性がある。しかるに、例えば自宅のパソコン等である送信側には、当該電子写真データを残すことが一般的である。特に、自宅のパソコン等には、デジタルカメラにおけるメモリカード等の記憶容量と比べて桁違いに大きい記憶容量を有するハードディスク、DVD等の記録媒体を備えているので、送信後に、大切な電子写真データを消去する必要は元よりない。このため、仮に送受信の過程で電子写真データが失われても、電子写真データ自体を失うという問題には至らない。
しかしながら、海外の旅行先などで、電子写真データを店頭に持ち込む場合、持ち込み先のパソコン等や持ち込み先でのデータ通信を信頼して、メモリカード等の記録媒体から電子写真データを消去すると、大切な電子写真データが失われる可能性があるという技術的問題点がある。逆に、持ち込み先のパソコン等や持ち込み先でのデータ通信を信頼しないで、念のためメモリカード等の記録媒体から電子写真データを消去しないのであれば、当該持ち込む行為自体の意味が半減或いは殆どなくなってしまう。即ち、メモリカード等の記録媒体を海外の旅行先などで態々電子写真データを店頭に持ち込む主目的は、メモリカード等の記録媒体の記憶容量を回復させることに他ならないと考えられるからである。
加えて、持ち込み先で、念のためメモリカード等の記録媒体から電子写真データを消去しなくても、或いは受信側で電子写真データの受信に成功したとしても、大切な電子写真データが、ハッキング行為による盗難や紛失等に遭う可能性があるという技術的問題点がある。
本発明は、例えば上述した問題点に鑑みなされたものであり、インターネット等の通信網を介しての電子写真データの伝送を、比較的高い信頼性で且つ比較的効率良く行うことを可能ならしめる画像データ伝送システム及び方法、並びにこのようなシステムの送信側及び受信側を夫々構成する認証装置を提供することを課題とする。
(画像データ伝送システム)
本発明の画像データ伝送システムは上記課題を解決するために、通信網に収容される第1端末装置及び第2端末装置を含む画像データ伝送システムであって、(I)前記第1端末装置は、送信すべき画像データに対して、該画像データを管理するための管理情報と該画像データに対して復元時に第1エラー訂正を施すための第1エラー訂正符号とを付加する処理を含むフォーマット処理を施し、該フォーマット処理が施された画像データを、固定データ長のデータパッケージ単位へ分割パッケージ化してn(但し、nは自然数)個のデータパッケージを生成し、該生成されたn個のデータパッケージに対して夫々、前記データパッケージの復元時に第2エラー訂正を施すための第2エラー訂正符号を付加することで、通信用データを生成する第1処理手段と、該生成された通信用データを、前記通信網を介して送信する第1通信手段とを備え、(II)前記第2端末装置は、前記通信網を介して前記送信された通信用データを受信する第2通信手段と、該受信された通信用データに対して、前記データパッケージ単位で、前記第2エラー訂正符号に基づいて前記第2エラー訂正を施し、前記n個のデータパッケージを復元する第2処理手段と、該復元されたn個のデータパッケージを接続して、記録媒体に記録する記録手段とを備える。
本発明の画像データ伝送システムによれば、画像データは、例えば電子写真データ(即ち、デジタルカメラや、ビデオカメラでの撮影により生成された写真データ)である。そのフォーマットとしては、例えばJPEG(Joint Photographic Experts Group)規格に基づくものでもよいし、MPEG(Moving Picture Expert Group)規格に基づくものでもよい。画像データは、例えばその所有者たるユーザによって、海外の旅行先などで店頭に、メモリカードやメモリスティック等を備える記録媒体に格納された状態で持ち込まれる。
例えば、インターネット等の通信網に収容される第1端末装置は、ハードウエア的には、そのような旅行先の店頭に配置されるパソコン等から構成されており、次に説明する第1端末装置に係る各種機能を果たす各種論理構成要素が、ソフトウエアにより具現化されている。他方、第1端末装置と同じくインターネット等の通信網に収容される第2端末装置は、例えばユーザにとっての国内或いは第三国(即ち、例えば低コストでプリント可能な発展途上国などの、上述した海外でも国内でもない他の国)の店頭や集配センター或いはサービスセンターに配置されている。このように配置される第2端末装置は、当該画像データ伝送システムの中に、一つだけ配置されていてもよいし、後述の如く複数配置されていてもよい。第2端末装置は例えば、ハードウエア的には、そのような店頭に配置されるパソコン等から構成されており、次に説明する第2端末装置に係る各種機能を果たす各種論理構成要素が、ソフトウエアにより具現化されている。
先ず第1端末装置側では、ユーザにより、画像データが持ち込まれると、例えばコントローラ、メモリ等を備える第1処理手段によって、画像データに対してフォーマット処理が施される。このフォーマット処理の一環として、画像データを管理するための管理情報が、画像データに付加される。
ここに「管理情報」とは、画像データに何らかの関連付がされており、画像データを管理するために利用可能な情報を意味する。例えば、(1)ユーザ、画像データが記憶されたメモリカード又は画像データの生成に係るデジタルカメラなどを識別するための、例えばユーザID(Identification)、氏名、住所、電話番号等を示す各種ユーザ識別情報或いはID情報、や(2)画像データの著作権者を明示する著作権者管理情報などがある。更に、管理センターからのデータの入出力記録、プリントアウト処理、ディスク作成などについての履歴を示す履歴情報が、管理情報の一部に含まれてもよい。加えて、DVD規格等の所定種類の規格に準拠した、例えば、ディスクID情報やEDC(Error Detection Code)情報の他、セクタ単位で記録されることになるディスク管理情報或いはファイルシステムの少なくとも一部となる情報などが、ここでの管理情報の一部に含まれていてもよい。言い換えれば、上述したユーザ識別情報、著作権者管理情報等の各種の管理情報は、後にDVD規格等の所定種類の規格に準拠した記録媒体上にそのままでも(又は若干修正を加えるだけで)適式な管理情報として記録され再生されることが可能なように、DVD規格等の所定種類の規格に準拠した管理情報として、画像データに対して付加されるのが好ましい。
尚、このような管理情報は、例えば、第1端末装置に備えられたキーボード、マウス、入力ペン、音声入力装置等を備えた入力手段を介して入力されてもよいし、ユーザ所有の画像データが記録されているメモリカード等や、ユーザ所有のデジタルカメラ等の機材から、所定規格の入力ポートを介して、第1端末装置に読み込むように構成してもよい。
このような管理情報の付加と相前後して又は同時に、画像データに対して復元時に第1エラー訂正を施すための第1エラー訂正符号が、画像データに付加される。第1エラー訂正符号は、例えばDVD規格等の所定種類の規格に準拠しているECC(Error Correction Code)である。このフォーマット処理の中で、その他、例えば、DVD規格等に準拠しているインターリーブ処理や暗号化処理等が行われてもよい。
更に、第1処理手段によって、上述の如くフォーマット処理が施された画像データは、固定データ長のデータパッケージ単位へ分割パッケージ化されて、典型的には複数或いは多数である(但し、画像データのサイズが小さい場合には1個の場合もあり得る)n個のデータパッケージが生成される。更に、第1処理手段によって、生成されたn個のデータパッケージに対して夫々、データパッケージの復元時に第2エラー訂正を施すための第2エラー訂正符号が付加される。n個のデータパッケージは固定データ長であるので、例えばECCといった、既存のエラー訂正を可能ならしめるエラー訂正符号の利用が、ここでは可能となる。
第1処理手段による以上の処理によって、例えばDVDフォーマットと同一又は類似のフォーマットで画像データに管理情報及び第1エラー訂正符号が付加され、更にデータパッケージ単位で第2エラー訂正符号が付加されたn個のデータパッケージとして、通信データが生成される。即ち、第2エラー訂正符号は個々の画像に対応する画像データに付加されるのではなく、所定単位のデータ(即ち、データパッケージ)毎に付加される。つまり、複数の画像が纏まって所定単位にもなり得るし、一つの画像が複数の所定単位に跨ることもある。例えば、DVDフォーマットの場合は記録媒体のセクタの集合単位であるECCブロック単位に第2エラー訂正符号が付加されている。
その後、例えばモデム等を備える第1通信手段によって、例えば第1及び第2端末装置間における認証が、例えばインターネットや専用回線網である通信網を介して両端末装置間で直接、若しくは後述の管理センターを中継して実行された後、上述の如く生成された通信用データは、通信網を介して第2端末装置へ送信される。或いは、第1通信手段によって、例えば第1端末装置及び後述の管理センター間における認証が、通信網を介して実行された後、上述の如く生成された通信用データは、通信網を介して管理センターへ送信される。第1端末装置は、典型的には、第2端末装置又は管理センターとの間で、認証可能な第1認証装置からなる。同様に、第2端末装置は、典型的には、第1端末装置又は管理センターとの間で、認証可能な第2認証装置からなる。ここでの認証方式としては、例えばパスワード及び暗号を送受信する、既存の各種認証方式が適用可能である。このため、第1及び第2通信手段は好ましくは、通信用データの送受信の以前に、認証を行うための管理情報の少なくとも一部からなる又は他の認証用情報を送受信して先ず認証処理を行うか、若しくは通信用データの送受信の後に先ず認証処理を行い、認証できない場合に、その後の処理を中止する。
他方、第2端末装置側では、第1通信手段又は管理センターとの認証が実行された後、例えばモデム等を備える第2通信手段によって、通信網を介して、第1端末装置から直接又は管理センターを中継して、通信用データが受信される。この際、仮に画像データのデータサイズが大きくても、画像データは分割パッケージ化されているので、複数或いは多数のデータパッケージを並列に送受信することで、比較的信頼性の高いデータの送受信を迅速に実行可能となる。即ち、好ましくは、前記第1通信手段は、前記通信用データを前記データパッケージ単位に対応して並列に送信し、前記第2通信手段は、前記通信用データを前記データパッケージ単位に対応して並列に受信することで、複数のデータパッケージ或いは複数のファイルとして、同時に並列配信される。
すると、この受信された通信用データに対して、例えばコントローラ、メモリ等を備える第2処理手段によって、データパッケージ単位で第2エラー訂正符号に基づいて第2エラー訂正が施され、n個のデータパッケージは復元される。例えば、データパッケージに対して、ECCによるエラー訂正が施される。n個のデータパッケージは固定データ長であるので、例えばECCといった比較的簡単で且つ信頼性の高いエラー訂正が、ここでは可能となる。
その後、コントローラ、光ピックアップ等を備える記録手段によって、復元されたn個のデータパッケージが接続されて、例えばDVD或いは光ディスクなどである記録媒体に記録される。この際、第1エラー訂正符号については、記録媒体に記録された画像データが後に復元(言い換えれば、再生)される際に、第1エラー訂正を行うのに用いることが可能なので、そのまま(即ち、画像データとの関係が保持されたままで)、画像データと一緒に記録媒体に、接続されたデータパッケージの一部又は全部として記録される。加えて、管理情報についても好ましくは、予めDVD規格等の記録媒体の規格に準拠して画像データに対して付加されているのであれば、そのまま(即ち、画像データとの関係が保持されたままで)又は若干の修正や追加が施された後に、画像データ及び第1エラー訂正符号と一緒に記録媒体に、接続されたデータパッケージの一部又は全部として記録される。これにより、記録媒体に記録された画像データが後に復元(言い換えれば、再生)される際に、第1端末装置側で予め付加した管理情報を少なくとも部分的に用いることが可能となるので、全体として効率化が図れる。但し、第2処理手段により、復元されたデータパッケージを接続する際に、管理情報については、その少なくとも一部を、修正或いは変更又は更新することも可能である。
また、この記録媒体が例えばアプリケーション部分が既に記録されている記録媒体の場合、画像データ等のユーザデータだけを所定のデータフォーマットで伝送して、この記録媒体に記録してもよい。
尚、記録手段によって、接続が完了したデータパッケージを構成する画像データに対して、8−16変調等の変調処理を施してから記録してもよい。(尚、第1端末装置側で、予め8−16変調を行ってから送信してもよいが、この場合には、送信すべきデータが2倍程度に膨らむので、第2端末装置で8−16変調を行う方が有利である。)このように変調処理を施しても、第1エラー訂正符号はそのまま有効であり、後に、記録媒体に記録された画像データを復元(言い換えれば、再生)する際に、第1エラー訂正を有効に施すことが可能となる。加えて、記録手段による記録の際には、著作権保護のためのウオーターマーク(電子透かし)を画像データ中へ埋め込んでもよい。
その後、第2端末装置が配置された店にて、このように画像データが、第1エラー訂正符号や管理情報の一部又は全部と共に記録された記録媒体の保持や配送、これに基づくプリントアウトやその配送等の各種の関連業務が行われることになる。
このように、予め第1端末装置側で第1エラー訂正符号をDVDフォーマット等の記録媒体のフォーマットの場合と同一のものとして付加しておけば、その後、第2端末装置側で記録媒体に記録する際には、復元されたデータパッケージにおける第1エラー訂正符号に変更を加えることなく、DVD等の記録媒体に記録すれば済むので便利である。更に、第1エラー訂正符号以外の、管理情報についても、DVDフォーマット等の記録媒体のフォーマットの場合と同一のものとして付加しておけば、その後、第2端末装置側では、管理情報に修正を加えないで済むので、大変便利である。同趣旨より、通常は多項目に渡る管理情報の画像データへの付加(記録)については、DVDフォーマット等の記録媒体のフォーマットの場合と完全に同じでなくとも、類似或いは空欄を除き同じフォーマットとしておけば、やはりDVD等の記録媒体に記録する際に、管理情報に修正を殆ど又は余り加えないで済むので、大変便利である。
以上の結果、インターネット等の通信網を介しての電子写真データの伝送を、比較的高い信頼性で且つ比較的効率良く行うことが可能となる。このため、ユーザにより画像データが持ち込まれた海外の旅行先等の店舗では、預かった電子写真データ等の画像データを、ユーザの国内又は第三国等における他の店舗へ直接又は管理センターを中継して送り届けるサービスを実現できる。更に、係る他の店舗による最終的にユーザの自宅までDVDやプリントを届けるサービスを実現できる。
本発明の画像データ伝送システムの一の態様では、前記第1エラー訂正符号が付加された画像データのデータ構造は、前記記録媒体に記録するためのデータ構造として定められた所定規格に準拠する。
この態様によれば、予め第1端末装置側で、第1エラー訂正符号が付加された画像データは、例えば、DVDフォーマット等の所定規格に準拠するデータ構造を有している。このため、その後、第2端末装置側では、管理情報に修正を加えないで済むので、大変便利である。
本発明の画像データ伝送システムの他の態様では、前記第2処理手段は、前記第2エラー訂正により前記n個のデータパッケージを正しく復元できたか否かを判定する判定手段と、前記第2エラー訂正により正しく復元できたと判定された場合に、前記第1エラー訂正を施さず、前記第2エラー訂正により正しく復元できないと判定された場合に、前記受信された通信用データに対して、前記第2エラー訂正に加えて、前記第1エラー訂正符号に基づいて前記第1エラー訂正を施す選択的エラー訂正手段とを備える。
この態様によれば、通信用データが受信される第2端末装置側では、例えばコントローラ、メモリ等を備える判定手段によって、第2エラー訂正によりn個のデータパッケージを正しく復元できたか否かが判定される。そして、判定手段によって、第2エラー訂正により正しく復元できたと判定された場合に、第1エラー訂正は施されない。即ち、第1エラー訂正を行わなくてもデータパッケージから画像データが復元できるので、第1エラー訂正を闇雲に行う無駄を回避する。他方で、判定手段によって、第2エラー訂正により正しく復元できないと判定された場合には、例えばコントローラ、メモリ等を備える選択的エラー訂正手段によって、受信された通信用データに対して、第2エラー訂正に加えて第1エラー訂正が施される。従って、第2エラー訂正では、訂正しきれない程度に伝送エラー等によるエラー頻度が高い場合でも、各データパッケージ内に付加された第1エラー訂正符号によって、エラー訂正を実行し得る可能性が顕著に高められる。そして第1エラー訂正によってエラー訂正が実行され、データパッケージが正しく復元されれば、通常通りに記録手段による記録媒体への記録が行われる。尚、第2エラー訂正のみならず、第1エラー訂正によってもエラー訂正が不可能な場合には、記録手段による記録は一旦中止して、後述する再送処理や、別途エラーメッセージを外部出力するなどの特殊処理を行えばよい。
以上の結果、インターネット等の通信網を介しての電子写真データの伝送を、高い信頼性で且つ効率良く行うことが可能となる。しかも、いずれの場合にも、ユーザにとって重要なオリジナルの画像データを誤って消去してしまう事態を回避できる。
本発明の画像データ伝送システムの他の態様では、前記第2処理手段は、前記第1及び2エラー訂正のうち少なくとも前記第2エラー訂正によって、前記n個のデータパッケージを正しく復元できたか否かを判定する判定手段と、該判定手段により正しく復元できたと判定されたか否かを示す状態情報を生成する状態情報生成手段とを備え、前記第2通信手段は、前記生成された状態情報を、前記通信網を介して送信し、前記第1通信手段は、前記送信された状態情報を、前記通信網を介して受信し、前記第1処理手段は、前記受信された状態情報に従って、前記判定手段により正しく復元できたと判定されている場合には、前記送信された通信用データに対応する前記画像データを削除する。
この態様によれば、通信用データが受信される第2端末装置側では、例えばコントローラ、メモリ等を備える判定手段によって、第2エラー訂正によりn個のデータパッケージを正しく復元できたか否かが判定される。そして、判定手段により正しく復元できたと判定されたか否かを示す状態情報が、例えばコントローラ、メモリ等を備える状態情報生成手段により生成され、第2通信手段により送信される。通信用データを既に送信した第1端末装置側では、第1通信手段によって、状態情報が受信されると、この内容に従って正しく復元できたと判定されている場合には、第1処理手段によって、既に送信された通信用データに対応する画像データの削除が行われる。ここに「削除」とは、第1端末装置側の任意の記録媒体或いは記憶媒体に存在する、この画像データの削除という意味であり、ユーザが持ち込んだメモリカード等の記録媒体上のオリジナルの画像データの削除を含めてもよい。或いは、係るオリジナルの画像データの削除を除いた意味でもよいし、係るオリジナルの画像データの削除のみを示す意味でもよい。
逆に、受信された状態情報の内容に従って正しく復元できたと判定されていない場合には、第1処理手段によって、既に送信された通信用データに対応する画像データの削除が行われることはない。この場合には、後述する再送処理や、別途エラーメッセージを外部出力するなどの特殊処理を行えばよい。いずれの場合にも、ユーザは、比較的安心して、海外の旅行先等で店舗に持ち込んだ画像データの消去を行うことが可能となる。
本発明の画像データ伝送システムの他の態様では、前記第2処理手段は、前記第1及び2エラー訂正のうち少なくとも前記第2エラー訂正によって、前記n個のデータパッケージを正しく復元できたか否かを判定する判定手段と、該判定手段により正しく復元できたと判定されたか否かを示す状態情報を生成する状態情報生成手段とを備え、前記第2通信手段は、前記生成された状態情報を、前記通信網を介して送信し、前記第1通信手段は、前記送信された状態情報を、前記通信網を介して受信し、前記第1通信段は、前記受信された状態情報に従って、前記判定手段により正しく復元できたと判定されていない場合には、前記n個のデータパッケージに対応する前記通信用データを、再送信する。
この態様によれば、通信用データが受信される第2端末装置側では、例えばコントローラ、メモリ等を備える判定手段によって、第2エラー訂正によりn個のデータパッケージを正しく復元できたか否かが判定される。そして、判定手段により正しく復元できたと判定されたか否かを示す状態情報が、例えばコントローラ、メモリ等を備える状態情報生成手段により生成され、第2通信手段により送信される。通信用データを既に送信した第1端末装置側では、第1通信手段によって状態情報が受信されると、この内容に従って正しく復元できたと判定されていない場合には、n個のデータパッケージに対応する通信用データが、第1通信手段によって再送信される。
或いは本発明の画像データ伝送システムの他の態様では、前記第2処理手段は、前記第1及び2エラー訂正のうち少なくとも前記第2エラー訂正によって、前記n個のデータパッケージを夫々、正しく復元できたか否かを判定する判定手段と、前記n個のデータパッケージのうち前記判定手段により正しく復元できたと判定されないm(但し、mはn以下の自然数)個のデータパッケージを示す状態情報を生成する状態情報生成手段とを備え、前記第2通信手段は、前記生成された状態情報を、前記通信網を介して送信し、前記第1通信手段は、前記送信された状態情報を、前記通信網を介して受信し、前記第1通信段は、前記受信された状態情報に従って、前記m個のデータパッケージに対応する前記通信用データの部分を、再送信する。
この態様によれば、通信用データが受信される第2端末装置側では、例えばコントローラ、メモリ等を備える判定手段によって、第2エラー訂正によりn個のデータパッケージ夫々を正しく復元できたか否かが判定される。そして、判定手段により正しく復元できたと判定されたか否かを示す状態情報が、少なくとも正しく復元できたと判定されないm個のデータパッケージについて生成され、例えばコントローラ、メモリ等を備える状態情報生成手段により生成され、第2通信手段により送信される。通信用データを既に送信した第1端末装置側では、第1通信手段によって状態情報が受信されると、この内容に従って正しく復元できたと判定されていないm個のデータパッケージについては、第1通信手段によって再送信される。即ち、状態情報の内容に従って正しく復元できたと判定されている(n−m)個のデータパッケージについては、第1通信手段によって再送信されることはない。従って、上述の如く再送信の際にn個のデータパッケージを全て再送信する態様の場合と比べて、送受信に係るデータ量を低減でき、効率的なデータ伝送が可能となる。
本発明の画像データ伝送システムの他の態様では、前記第1処理手段は、前記第2エラー訂正符号を付加するのに相前後して、前記生成されたデータパッケージに対して暗号化処理を施し、前記第2処理手段は、前記受信された通信用データに対して、前記第2エラー訂正を施すのに相前後して、前記暗号化処理に対応する復号化処理を施す。
この態様によれば、インターネット等の通信網を介して送受信される通信用データについての秘匿性を、暗号化処理によって顕著に高めることができる。ここでの暗号化処理としては、例えば公開鍵及び秘密鍵を用いた等の既存の各種暗号化処理を適用できる。尚、このような暗号化処理に加えて又は代えて、データパッケージに対して、圧縮処理を施してよい。
この態様では、前記第1処理手段は、前記復号化処理のための復号化キーを画像情報として生成し、前記第1通信手段は、前記復号化キーを、前記通信網を介して送信し、前記第2通信手段は、前記復号化キーを、前記通信網を介して受信するようにしてもよい。
このようにすれば、復号化キーは、画像情報として伝送される。即ち、第2処理装置側で画像を表示し、目視しなければ、復号化キーを認識することができない。よって、復号化キーの秘匿性を顕著に高めることができる。従って、インターネット等の通信網を介して送受信される通信用データについての秘匿性を、一層高めることができる。
画像情報として、例えば、かすれた文字列、文字ごとに大きさ或いは傾きが異なる文字列、極めてノイズが多い画像など人間の推測も含む認知能力で判断することを必要とするものを用いることで効果的に秘匿性を高めることができる。
本発明の画像データ伝送システムの他の態様では、前記第2端末装置は、前記通信網に複数収容されており、前記第1端末装置は、前記生成された通信用データを、前記通信網を介して送信する前に、前記複数収容されている第2端末装置の中から、前記生成された通信用データの送信先としての一つを選択する選択手段を更に備え、前記第1通信手段は、前記選択手段により選択された一つに対して前記通信用データを送信する。
この態様によれば、第2端末装置は複数存在しており、例えば諸外国や国内に配置されて、同一通信網に収容されている。通信用データの送受信時には先ず、第1端末装置側では、通信網に複数収容されている第2端末装置の中から、例えばユーザにより持ち込まれた画像データに対応して生成された通信用データの送信先としての一つが、例えば該ユーザ及び当該店舗に係る地理的条件、為替レート等の経済的条件、第2端末装置が配置されている各店舗等における受注状況(空き状況)や適切な機器を持っているかの各店舗等における設備条件、ユーザの希望や好みに応じて、選択される。ここでの選択は、例えばキーボード、マウス、入力ペン、音声入力装置等を備えた選択手段によって、例えばユーザ又は店員等による操作入力に応じて、行われてもよいし、例えばコントローラ、メモリ等を備えた選択手段によって、管理情報等に基づいて自動的に行われてもよい。従って、複数存在する第2端末装置のうち画像データの所有者であるユーザに適した第2端末装置に、通信用データの送信先を臨機応変に設定できる。
本発明の画像データ伝送システムの他の態様では、前記通信網に、管理センターが更に収容されており、前記第2端末装置は、前記通信網に複数収容されており、前記管理センターは、(a)前記複数収容されている第2端末装置の中から、前記生成された通信用データの送信先としての一つを選択する選択手段と、(b)該選択された一つを示す送信先情報を生成する送信先情報生成手段と、(c)該生成された送信先情報を、前記通信網を介して送信する第3通信手段とを備え、前記第1通信手段は、前記通信網を介して前記送信された送信先情報を受信し、該受信された送信先情報に従って、前記選択された一つに対して前記通信用データを送信する。
この態様によれば、第2端末装置は複数存在しており、例えば諸外国や国内に配置されて、同一通信網に収容されている。更に、管理センターも同一通信網に収容されている。通信用データの送受信時には先ず、この送受信に先立って、管理センター側では、通信網に複数収容されている第2端末装置の中から、例えばユーザにより持ち込まれた画像データに対応して生成された通信用データの送信先としての一つが、例えば上述した如き地理的条件、経済的条件、受注状況、ユーザの希望等に応じて選択される。ここでの選択は、例えばコントローラ、メモリ等を備えた選択手段によって、管理情報等に基づいて自動的に行われる。このように一つの第2端末装置が送信先として選択されると、例えばコントローラ、メモリ等を備えた送信先情報生成手段によって、該選択された一つを示す送信先情報が生成され、更に、例えばモデム等の第3通信手段によって、送信先情報が送信される。すると、第1端末装置側では、第1通信手段によって、送信先情報が受信され、この受信された送信先情報に従って、選択された一つの第2端末装置に対して通信用データが送信される。従って、複数存在する第2端末装置のうち画像データの所有者であるユーザに適した第2端末装置に、通信用データの送信先を臨機応変に設定できる。
この態様では、前記管理センターは、前記管理情報を格納する格納手段を更に備え、前記第1通信手段は、前記管理センターを中継することなく、前記選択手段により選択された一つに対して前記通信用データを送信し、前記管理センターに対して前記管理情報を送信するように構成してもよい。
このように構成すれば、管理センターは、管理情報を格納手段に格納して参照しつつ、管理情報以外の画像データ等の送受信を行うこと無く、選択手段による選択作業を行えばよい、即ち言わば交通整理のみを行えばよい。他方で、通信用データの送受信は、第1及び第2端末装置間で、通信網を介して直接行えばよい(即ち、管理センターを中継する必要はない)。よって、管理センターにおける処理負担を軽減できると共に、全体として効率的なデータ伝送が可能となる。
或いは本発明の画像データ伝送システムの他の態様では、前記通信網に、管理センターが更に収容されており、前記管理センターは、(a)前記第1通信手段から送信された通信用データを、前記通信網を介して受信する第3通信手段と、(b)前記管理情報を格納すると共に、前記管理情報に対応付けて、前記第3通信手段により受信された通信用データ又は前記第3通信手段により受信された通信用データから復元される画像データを、格納する格納手段とを備え、前記第3通信手段は、前記格納された通信用データ又は前記格納された画像データに対応する通信用データを、前記通信網を介して送信し、前記第2通信手段は、前記通信網を介して前記管理センターを中継する形式で、前記第3通信手段から送信された前記通信用データを受信する。
この態様によれば、管理センターは、管理情報のみならず画像データを含む通信用データ又は画像データを、格納手段に格納する。ここでの管理情報は、通信用データとは別途受信したものでもよいし、受信された通信用データから復元されるものでもよい。従って、通信用データの送受信の際、高機能のコンピュータ等を備えた管理センターを中継することで、第1端末装置から第2端末装置へと極めて安全で且つ高信頼性でデータ伝送を行うことが可能となる。また、データ伝送後における画像データや管理情報の管理についても、管理センターにおいて、一元管理が可能となる。
尚、格納された画像データは、管理センターにおいて、例えばDVD或いは光ディスクなどの記録媒体に記録してもよい。
(第1端末装置)
本発明の第1端末装置は上記課題を解決するために、通信網に第2端末装置と共に収容された第1端末装置であって、送信すべき画像データに対して、該画像データを管理するための管理情報と該画像データに対して復元時に第1エラー訂正を施すための第1エラー訂正符号を付加する処理を含むフォーマット処理を施し、該フォーマット処理が施された画像データを固定データ長のデータパッケージ単位へ分割パッケージ化してn(但し、nは自然数)個のデータパッケージを生成し、該生成されたn個のデータパッケージに対して夫々、前記データパッケージの復元時に第2エラー訂正を施すための第2エラー訂正符号を付加することで、通信用データを生成する第1処理手段と、該生成された通信用データを、前記通信網を介して前記第2端末装置に対して送信する第1通信手段とを備える。
本発明の第1端末装置は、上述した本発明に係る画像データ伝送システムを構築可能であり、これにより、インターネット等の通信網を介しての電子写真データの伝送を、比較的高い信頼性で且つ比較的効率良く行うことが可能となる。
(第2端末装置)
本発明の第2端末装置は上記課題を解決するために、通信網に第1端末装置と共に収容された第2端末装置であって、前記第1端末装置は、送信すべき画像データに対して、該画像データを管理するための管理情報と該画像データに対して復元時に第1エラー訂正を施すための第1エラー訂正符号を付加する処理を含むフォーマット処理を施し、該フォーマット処理が施された画像データを固定データ長のデータパッケージ単位へ分割パッケージ化してn(但し、nは自然数)個のデータパッケージを生成し、該生成されたn個のデータパッケージに対して夫々、前記データパッケージの復元時に第2エラー訂正を施すための第2エラー訂正符号を付加することで生成した通信用データを、前記通信網を介して送信し、前記第2端末装置は、前記通信網を介して前記送信された通信用データを受信する第2通信手段と、該受信された通信用データに対して、前記データパッケージ単位で、前記第2エラー訂正符号に基づいて前記第2エラー訂正を施し、前記n個のデータパッケージを復元する第2処理手段と、該復元されたn個のデータパッケージを接続して記録媒体に記録する記録手段とを備える。
本発明の第2端末装置は、上述した本発明に係る画像データ伝送システムを構築可能であり、これにより、インターネット等の通信網を介しての電子写真データの伝送を、比較的高い信頼性で且つ比較的効率良く行うことが可能となる。
(画像データ伝送方法)
本発明の画像データ伝送方法は上記課題を解決するために、通信網に収容される第1端末装置及び第2端末装置を含む画像データ伝送システムにおいて実行される画像データ伝送方法であって、(I)前記第1端末装置では、送信すべき画像データに対して、該画像データを管理するための管理情報と該画像データに対して復元時に第1エラー訂正を施すための第1エラー訂正符号とを付加する処理を含むフォーマット処理を施し、該フォーマット処理が施された画像データを、固定データ長のデータパッケージ単位へ分割パッケージ化してn(但し、nは自然数)個のデータパッケージを生成し、該生成されたn個のデータパッケージに対して夫々、前記データパッケージの復元時に第2エラー訂正を施すための第2エラー訂正符号を付加することで、通信用データを生成する第1処理工程と、該生成された通信用データを、前記通信網を介して送信する第1通信工程とが実行され、(II)前記第2端末装置では、前記通信網を介して前記送信された通信用データを受信する第2通信工程と、該受信された通信用データに対して、前記データパッケージ単位で、前記第2エラー訂正符号に基づいて前記第2エラー訂正を施し、前記n個のデータパッケージを復元する第2処理工程と、該復元されたn個のデータパッケージを接続して、記録媒体に記録する記録工程とが実行される。
本発明の画像データ伝送方法によれば、上述した本発明の画像データ伝送システムの場合と同様に、インターネット等の通信網を介しての電子写真データの伝送を、比較的高い信頼性で且つ比較的効率良く行うことが可能となる。
尚、本発明の画像データ伝送方法では、上述した本発明の画像データ伝送システムの各種態様に夫々対応する各種態様を適宜採ることができる。
本発明の作用及び他の利得は次に説明する実施例から明らかにされる。
以上詳細に説明したように、本発明の画像データ伝送システムは、第1処理手段を備えた第1端末装置と、第2処理手段及び記録手段を備えた第2端末装置を備えるので、電子写真データの伝送を比較的高い信頼性で且つ比較的効率良く行うことが可能となる。本発明の第1端末装置は、第1処理手段を備えるので、本発明の画像データ伝送システムを構築し、これにより電子写真データの伝送を比較的高い信頼性で且つ比較的効率良く行うことが可能となる。本発明の第2端末装置は、第2処理手段及び記録手段を備えるので、本発明の画像データ伝送システムを構築し、これにより電子写真データの伝送を比較的高い信頼性で且つ比較的効率良く行うことが可能となる。また、本発明に係る画像データ伝送方法は、第1端末装置で第1処理工程が実行され、第2端末装置で第2処理工程及び記録工程が実行されるので、電子写真データの伝送を比較的高い信頼性で且つ比較的効率良く行うことが可能となる。
第1実施例に係る画像データ伝送システムの基本構成を示す概念図である。 第1実施例に係る第1端末装置の基本構成を示すブロック図である。 第1実施例に係る第2端末装置の基本構成を示すブロック図である。 第1実施例に係る第1端末装置側の動作原理を示すフローチャートである。 第1実施例に係る通信用データの構造を示す概念図である。 第1実施例の変形例における図5と同趣旨の図である。 第1実施例に係る第2端末装置側の動作原理を示すフローチャートである。 第1実施例の変形例に係る復号化キーとしての画像情報を示す図である。 第1実施例の変形例に係る記録媒体のテンプレートを示す概念図である。 第2実施例に係る画像データ伝送システムの基本構成を示す概念図である。 第2実施例に係る管理センターの基本構成を示すブロック図である。 第2実施例に係る第1端末装置及び管理センターの動作原理を示すフローチャートである。 第3実施例に係る管理センターの基本構成を示すブロック図である。 第3実施例に係る第1端末装置の動作原理を示すフローチャートである。 第3実施例における図5と同趣旨の図である。 第3実施例の変形例における図6と同趣旨の図である。 第3実施例に係る管理センターの動作原理を示すフローチャートである。
符号の説明
50 管理情報
60、62 データパッケージ
80 管理センター情報
110 第1端末装置
111 第1処理部
112 第1通信部
210 第2端末装置
211 第2処理部
212 第2通信部
215 記録部
216 状態情報生成部
217 選択部
500 インターネット
ECC1 第1エラー訂正符号
ECC2 第2エラー訂正符号
以下、本発明を実施するための最良の形態について実施例毎に順に図面に基づいて説明する。
(第1実施例)
先ず、図1から図7を参照して本発明の第1実施例に係る画像データ伝送システムについて説明する。
(1−1)基本構成
図1から図3を参照して、本発明の第1実施例に係る画像データ伝送システムの基本構成について説明する。ここに、図1は、第1実施例に係る画像データ伝送システムの基本構成を示す概念図である。図2は、第1実施例に係る第1端末装置の基本構成を示すブロック図である。図3は、第1実施例に係る第2端末装置の基本構成を示すブロック図である。
第1実施例に係る画像データ伝送システムでは、画像データが、その所有者たるユーザによって、海外の旅行先などで店頭に、メモリカードやメモリスティック等を備える記録媒体に格納された状態で持ち込まれる場合を例に説明する。尚、例えばデジタルカメラに内蔵されたハードディスクやDVD等の記憶媒体に格納された状態で持ち込まれてもよい。
図1に示すように、第1実施例に係る画像データ伝送システムは、主として、インターネット500に収容される第1端末装置110及び第2端末装置210から構成されている。
第1端末装置110は、ハードウエア的には、旅行先の写真店である海外写真店100の店頭に配置されるパソコン等から構成されており、次に説明する第1端末装置110に係る各種機能を果たす各種論理構成要素が、ソフトウエアにより具現化されている。第1端末装置110は、画像データ10を読み取るためのデータ読取装置120と接続されている。
第2端末装置210は、ユーザにとっての国内或いは第三国の写真店である国内写真店200の店頭や集配センター或いはサービスセンターに配置されるパソコン等から構成されている。このように配置される第2端末装置210は、当該画像データ伝送システムの中に、複数配置されている。尚、このように配置される第2端末装置210は、一つだけ配置されていてもよい。第2端末装置210は、次に説明する第2端末装置210に係る各種機能を果たす各種論理構成要素が、ソフトウエアにより具現化されている。
画像データ10は、例えば電子写真データ(即ち、デジタルカメラ或いはデジカメや、ビデオカメラでの撮影により生成された写真データ)である。そのフォーマットとしては、例えばJPEG(Joint Photographic Experts Group)規格に基づくものでもよいし、MPEG(Moving Picture Expert Group)規格に基づくものでもよい。
図2に示すように、第1端末装置110は、第1処理部111及び第1通信部112を備えて構成されている。第1処理部111は、コントローラ、メモリ等を備えている。第1通信部112は、モデム等を備えている。
図3に示すように、第2端末装置210は、第2処理部211、第2通信部212、記録部215、状態情報生成部216及び選択部217を備えて構成されている。第2処理部211は、判定部213及び選択的エラー訂正部214を含んでいる。第2処理部211、状態情報生成部216、選択部217、判定部213及び選択的エラー訂正部214は夫々、コントローラ、メモリ等を備えている。第2通信部212は、モデム等を備えている。記録部215は、コントローラ、光ピックアップ等を備えている。
(1−2)動作原理(通信用データの生成)
次に、図4及び図5に加えて前述した図1から図3を適宜参照して、本発明の第1実施例に係る通信用データの生成の動作原理について説明する。ここに、図4は、第1実施例に係る第1端末装置側における動作原理を示すフローチャートである。図5は、第1実施例に係る通信用データの構造を示す概念図である。
ここでは、通信用データの生成に係る動作として、第1端末装置110で、図4に示したフローチャートの前半部分である、ステップS102からS111の処理が行われる。
図4に示すように、先ず第1端末装置110側では、ユーザにより、画像データ10が持ち込まれると、第1端末装置110のフラグレジスタ等の初期化が行われ(ステップS101)、データ読取装置120を介して、第1端末装置110に画像データ10が読み込まれる(ステップS102)。この際、ユーザID(Identification)、氏名、住所、電話番号等を示す各種ユーザ識別情報等、後述する画像データを管理するための管理情報も読み込まれる。このような管理情報は、例えば、第1端末装置110に備えられたキーボード、マウス、入力ペン、音声入力装置等を備えた入力部を介して入力されてもよいし、ユーザ所有の画像データ10が記録されているメモリカード等や、ユーザ所有のデジタルカメラ等の機材から、所定規格の入力ポートを介して、第1端末装置110に読み込むように構成してもよい。更に、ユーザ所有の携帯電話やモバイルなど、画像データ10とは直接関係のない機材から、所定規格のポートを介して又は電話により、第1端末装置110に読み込むようにしてもよい。これら読み込まれた画像データ10及び管理情報は、第1端末装置110のハードディスク等の記録媒体に保存される(ステップS103)。
次に、第1処理部111によって、画像データ10中に著作権者に関する世代入りウオータマークが埋め込まれる或いは挿入される(ステップS104)。即ち、画像データ中にディスプレイ上で画像データに対応する画像を観察する観察者によっては視認困難或いは視認不可能なように、例えば著作権者の氏名、識別番号等の、当該画像データに関連するテキスト情報やデジタル情報など所定種類の情報が、ウオータマークとして埋め込まれる。ここで埋め込まれるウオータマークは、更に「世代入」りであり、画像データ10が第何世代目のコピーであるかを示す情報を有している。
次に、第1処理部111によって、画像データ10に対してフォーマット処理が施される(ステップS105)。このフォーマット処理の一環として、画像データを管理するための管理情報50(図5参照)が、画像データ10に付加される(ステップS106)。管理情報50としては、例えば、(1)ユーザ、画像データが記憶されたメモリカード又は画像データの生成に係るデジタルカメラなどを識別するための、例えばユーザID(Identification)、氏名、住所、電話番号等を示す各種ユーザ識別情報或いはID情報、(2)画像データの著作権者を明示する著作権者管理情報、(3)画像データが写真情報或いは静止画情報、音声情報又は動画情報等のうちいずれに関するかを示すデータ種別情報、(4)画像データの預かり日時を示す日時情報、或いは画像データに係る写真を撮影した日時を示す日時情報、(5)画像データの預かり場所、画像データの送付先、プリントアウトされた写真の送付先を明示する場所情報、(6)画像データの内容について、色補正の有無、コントラスト、逆光補正など、後にDVD等の記録媒体に記録する際に実行されるべき基本処理又は特別処理を示す処理情報、(7)第2端末装置又は管理センターにより途中で、所望により付加される商品音楽や写真などを示すコンテンツ付加指示情報、(8)データ送受信時の暗号化に用いられる個別の暗号化キー、(9)管理センターで管理されるデータパッケージの識別情報或いはID情報、(10)管理センターへの登録日時を示す日時情報などがある。更に、管理センターからのデータの入出力記録、プリントアウト処理、ディスク作成などについての履歴を示す履歴情報が、管理情報の一部に含まれてもよい。加えて、DVD規格等の所定種類の規格に準拠した、ディスクID情報やEDC(Error Detection Code)情報の他、セクタ単位で記録されることになるディスク管理情報或いはファイルシステムの少なくとも一部となる情報などが、ここでの管理情報の一部に含まれている。好ましくは、上述したユーザ識別情報、著作権者管理情報等の各種の管理情報は、後にDVD規格等の所定種類の規格に準拠した記録媒体上にそのままでも(又は若干修正を加えるだけで)適式な管理情報として記録され再生されることが可能なように、DVD規格等の所定種類の規格に準拠した管理情報50として、画像データ10に対して付加される。
更に、本実施例では特に、管理情報50として、第2端末装置210側に加工処理を指示するための加工指示情報が付加される(ステップS106)。加工指示情報により指示されるに加工処理としては、スライドショーの場合に音楽を付けるなど画像データ10に相応しいバックグランドミュージックを付加したり、画像データ10により示される画像に相応しい背景画像(即ち、バックグランド画像)や表示画像を示す画像データを付加したりなどが含まれる。更に、付加すべき音楽の具体的な識別情報(楽曲名など)や背景画像の識別情報等も加工指示情報として付加される。
次に、画像データ10に対して復元時に第1エラー訂正を施すための第1エラー訂正符号ECC1が、画像データ10に付加される(ステップS107)。第1エラー訂正符号ECC1は、例えばDVD規格等の所定種類の規格に準拠しているECCである。尚、第1エラー訂正符号ECC1の付加は、管理情報50の付加よりも前又は同時に行われてもよい。
次に、このフォーマット処理の中で、画像データ10に対し、DVD規格等に準拠しているインターリーブ処理が行われる(ステップS108)。
次に、このフォーマット処理の中で、画像データ10に対し、DVD規格等に準拠している暗号化が施される(ステップS109)。
次に、第1処理部111によって、上述の如くフォーマット処理が施された画像データ10は、固定データ長のデータパッケージ単位へ分割パッケージ化されて、n(但し、nは自然数)個のデータパッケージ60(図5参照)が生成される(ステップS110)。
次に、第1処理部111によって、生成されたn個のデータパッケージに対して夫々、データパッケージの復元時に第2エラー訂正を施すための第2エラー訂正符号ECC2(図5中、符号90)が付加される(ステップS111)。n個のデータパッケージは固定データ長であるので、例えばECCといった、既存のエラー訂正を可能ならしめるエラー訂正符号の利用が、ここでは可能となる。尚、固定データ長のデータパッケージ単位のサイズとしては、次に説明するインターネット500等の通信網を介しての送信に適したサイズであれば、特に制約はない。
第1処理部111による以上の処理によって、画像データ10に世代入りウオータマークが埋め込まれ、DVDフォーマットと同一又は類似のフォーマットで、世代入りウオータマークが埋め込まれた画像データ10に管理情報及び第1エラー訂正符号ECC1が付加され、更にデータパッケージ単位で第2エラー訂正符号ECC2が付加されたn個のデータパッケージとして、通信用データが生成される。
(1−3)通信用データの構成
次に、図5及び図6を参照して、通信用データの構成について説明する。ここに、図6は、変形例に係る図5と同趣旨の図である。尚、図6において、図5に示した第1実施例に係る構成要素と同様の構成要素に同一の構成要素を付し、それらの説明は適宜省略する。
図5に示すように、通信用データは、管理情報50、データパッケージ60、第2エラー訂正符号ECC2(図5中、符号90)から構成される。管理情報50は、上述したように各種ユーザ識別情報、著作権者管理情報、データ種別情報等が含まれている。データパッケージ60は、上述の如くフォーマット処理が施された後に分割パッケージ化されて生成されたものであり、DVDフォーマットと同一又は類似のフォーマットで生成されている。第2エラー訂正符号ECC2(図5中、符号90)は、データパッケージ60毎に付加されている。
図6に変形例として示すように、データパッケージ62は、JPEG規格に基づくものであってもよいし或いはMPEG規格に基づくものであってもよい。即ち、上述したフォーマット処理(図4中、ステップS105)において、JPEG規格或いはMPEG規格に基づいてフォーマットされてもよい。
(1−4)動作原理(通信用データの送受信)
次に、図4、図5及び図7を参照して、本発明の第1実施例に係る通信用データの送受信の動作原理について説明する。ここに、図7は、第1実施例に係る第2端末装置側の動作原理を示すフローチャートである。図8は、第1実施例の変形例に係る復号化キーとしての画像情報を示す図である。図9は、第1実施例の変形例に係る記録媒体のテンプレートを示す概念図である。
ここでは、通信用データの送受信に係る動作として、第1端末装置110で、図4に示したフローチャートの後半部分である、ステップS120からS133の処理が行われると共に、第2端末装置120で、図7に示したフローチャートのステップS201からS213の処理が行われる。
図4に示すように、通信用データの送信時には先ず、インターネット500に複数収容されている第2端末装置210の中から通信用データの送信先が、選択部217によって、選択される(ステップS120)。この際、例えばユーザにより持ち込まれた画像データ10に対応して生成された通信用データの送信先としての一つが、例えば該ユーザ及び当該店舗に係る地理的条件、為替レート等の経済的条件、第2端末装置210が配置されている各国内写真店200における受注状況(空き状況)や適切な機器を持っているかの各店舗等における設備条件、ユーザの希望や好みに応じて、選択される。ここでの選択は、キーボード、マウス、入力ペン、音声入力装置等を備えた選択部217によって、ユーザ又は店員等による操作入力に応じて、行われてもよいし、選択部217によって、管理情報50等に基づいて自動的に行われてもよい。例えば、端末装置110は、各国内写真店200における受注状況を示す受注インディケータ情報であって第2端末装置120によってインターネット500を介して定期的又は不定期に更新されるものを、その内蔵メモリ内に常時保持しており、この格納された最新の受注インディケータ情報に従って、第1処理部111が、最も受注量が少ない写真店200を選択してもよい。或いは、第1端末装置110は、通信用データを送信する前に、第2端末装置120からリアルタイム的にインターネット500を介して係る受注インディケータ情報を取得して、これに従って第1処理部111が、写真店200を選択してもよい。更に、第1処理部111は、受注量が一定基準より少ない写真店200を複数選択して、この中から、ユーザが、入力装置を介して一つを選択してもよい。又は、第1装置110が備えた表示装置の画面上にリストアップされた複数の写真展200の中から一つを、ユーザによるマウス操作等によって選択してもよい。従って、複数存在する第2端末装置210のうち画像データ10の所有者であるユーザに適した第2端末装置210に、通信用データの送信先を臨機応変に設定できる。
次に、第1通信部112及び第2通信部212によって第1端末装置110及び第2端末装置210間における認証が、インターネット500を介して両端末間で実行される(ステップS121)。その後、上述の如く生成された通信用データは、インターネット500を介して第2端末装置210へ送信される(ステップS122)。尚、通信網としては、インターネット500の代わりに専用回線網を用いてもよい。ここでの認証方式としては、例えばパスワード及び暗号を送受信する、既存の各種認証方式が適用可能である。このため、第1通信部112及び第2通信部212は、通信用データの送受信の以前に、認証を行うための管理情報50の少なくとも一部からなる又は他の認証用情報を送受信して先ず認証処理を行い、認証できない場合に、その後の処理を中止する。尚、認証処理は、通信用データの送受信の直後に行ってもよい。
他方、図7に示すように、第2端末装置210側では、第2端末装置210のフラグレジスタ等の初期化が行われ(ステップS201)、第1通信部112との認証が実行される(ステップS202)。その後、例えばモデム等を備える第2通信部212によって、インターネット500を介して、第1端末装置110から、通信用データが受信される(ステップS204)。この際、仮に画像データのデータサイズが大きくても、画像データ10は分割パッケージ化されているので、複数或いは多数のデータパッケージ60を並列に送受信することで、比較的信頼性の高いデータの送受信を迅速に実行可能となる。
次に、この受信された通信用データに対して、コントローラ、メモリ等を備える第2処理部211によって、データパッケージ単位で第2エラー訂正符号ECC2に基づいて第2エラー訂正が施され、n個のデータパッケージ60は復元される(ステップS205
)。例えば、データパッケージに対して、ECCによるエラー訂正が施される。n個のデータパッケージは固定データ長であるので、例えばECCといった比較的簡単で且つ信頼性の高いエラー訂正が、ここでは可能となる。
次に、上述した暗号化処理(ステップS109)に対応する復号化処理が施される(ステップS206)。よって、インターネット500を介して送受信される通信用データについての秘匿性を、暗号化処理によって顕著に高めることができる。ここでの暗号化処理としては、例えば公開鍵及び秘密鍵を用いた等の既存の各種暗号化処理を適用できる。尚、このような暗号化処理は、このような暗号化処理に加えて又は代えて、データパッケージに対して、圧縮処理を施してもよい。
図8に示すように、復号化処理のための復号化キーは、画像情報30として送受信されてもよい。即ち、先ず、第1端末装置110側での暗号化処理の際に、復号化キーが画像情報として生成され、通信網を介して第2端末装置210側に送信される。そして復号化処理の際には、この画像情報を目視することで復号化キーを得るようにしてもよい。このようにすれば、画像情報を表示し、目視しなければ、復号化キーを認識することができない。よって、復号化キーの秘匿性を顕著に高めることができる。従って、インターネット500を介して送受信される通信用データについての秘匿性を、一層高めることができる。図8において、文字の各々の傾きが異なる文字列を表す画像情報35は復号化キーであることを示す画像情報であり、かすれた文字列、文字ごとに大きさ或いは傾きが異なる文字列、極めてノイズが多い画像である画像情報30a、30b及び30cは、復号化キーを含む画像情報である。これらの画像情報30a、30b及び30cから人間の推測も含む認知能力で判断し、復号化キーを得ることとすれば、効果的に秘匿性を高めることができる。
次に、コントローラ、光ピックアップ等を備える記録部215によって、復元されたn個のデータパッケージ60が接続される(ステップS209)。
次に、復元された画像データ10は、これに付加された管理情報50に含まれる加工指示情報に従って、第2処理部211によって、加工処理される(ステップS210)。即ち、例えば、バックグランドミュージックを付加したり、バックグランド画像や表示画像を付加したりなどが行われる。このような加工処理が施される際、画像データ10に対して施された加工処理に応じて管理情報50は更新されてもよい。
このように、画像データ10に加工指示情報を含む管理情報50が付加されているので、加工処理を施すために必要となる、例えば音楽情報などを、画像データ10と共に送信しないで済む。仮に、係る加工処理のための音楽情報等のコンテンツ情報を画像データと共に伝送するのでは、伝送量が増大して、迅速或いは効率的な伝送は困難である。逆に、第2端末装置210側に、加工処理用の膨大なデータを予め集約的に用意しておけば、その後、加工指示情報に従って、係る予め加工処理用に有する膨大なデータを適宜利用することで、加工処理を迅速且つ効率的に行える。
次に、画像データ10に含まれる世代入りウオータマークは、第2処理部211によって、更新される(ステップS211)。世代入りウオータマークについては、第2端末装置においてデータコピーされる都度に、第0世代→第1世代→第2世代→…のように更新される。この際、画像データ10に付加された管理情報50も更新される(ステップS211)。
次に、記録部215によって、接続が完了したデータパッケージ60を構成する画像データ10に対して、8−16変調等の変調処理が施される(ステップS212)。尚、第1端末措置110側で、予め8−16変調を行ってから送信してもよいが、この場合には、送信すべきデータが2倍程度に膨らむので、第2端末装置210で8−16変調を行う方が有利である。このように変調処理を施しても、第1エラー訂正符号ECC1はそのまま有効であり、後に、記録媒体に記録された画像データ10を復元(言い換えれば、再生)する際に、第1エラー訂正を有効に施すことが可能となる。
次に、このように8ー16変調等の変調処理が施された画像データ10は、記録装置230によって、例えばDVD或いは光ディスクなどである記録媒体に記録される(ステップS213)。この際、第1エラー訂正符号ECC1については、記録媒体に記録された画像データが後に復元(言い換えれば、再生)される際に、第1エラー訂正を行うのに用いることが可能なので、そのまま(即ち、画像データとの関係が保持されたままで)、画像データと一緒に記録媒体に、接続されたデータパッケージの一部又は全部として記録される。
更に、管理情報50については、予めDVD規格等の記録媒体の規格に準拠して画像データ10に対して付加されているので、そのまま又は若干の修正や追加が施された後に、画像データ10及び第1エラー訂正符号ECC1と一緒に記録媒体に、接続されたデータパッケージの一部又は全部として記録される。ウオータマークについても同様に、予めDVD規格等の記録媒体の規格に準拠して画像データに対して埋め込まれているので、そのまま(即ち、画像データとの関係が保持されたままで)又は若干の修正や追加或いは更新が施された後に、画像データと一緒に記録媒体に記録される。これらにより、記録媒体に記録された画像データが後に復元(言い換えれば、再生)される際に、第1端末装置110側で予め付加した管理情報50及び予め埋め込んだウオータマークを少なくとも部分的に用いることが可能となるので、全体として効率化が図れる。
加えて、画像データ10には、第2処理部211により加工処理(ステップS210)が施されているので、当初の画像データに対して付加価値が高められたものが、最終的に第2端末装置が配置された店等でDVD等の形で提供されることになる。
その後、第2端末装置210が配置された国内写真店200にて、このように世代入りウオータマークが埋め込まれた画像データ10が、第1エラー訂正符号ECC1や管理情報50の一部又は全部と共に記録された記録媒体の保持や配送、これに基づくプリントアウトやその配送等の各種の関連業務が行われる。
このように、予め第1端末装置110側で第1エラー訂正符号ECC1をDVDフォーマット等の記録媒体のフォーマットの場合と同一のものとして付加しておけば、その後、第2端末装置210側で記録媒体に記録する際には、復元されたデータパッケージにおける第1エラー訂正符号ECC1に変更を加えることなく、DVD等の記録媒体に記録すれば済むので便利である。更に、第1エラー訂正符号ECC1以外の、管理情報50についても、DVDフォーマット等の記録媒体のフォーマットの場合と同一のものとして付加しておけば、その後、第2端末装置210側では、管理情報50に修正を加えないで済むので、大変便利である。同趣旨より、通常は多項目に渡る管理情報50の画像データ10への付加(記録)については、DVDフォーマット等の記録媒体のフォーマットの場合と完全に同じでなくとも、類似或いは空欄を除き同じフォーマットとしておけば、即ち、DVDフォーマット等の記録媒体のフォーマットに順ずるテンプレートを使用しておけば、やはりDVD等の記録媒体に記録する際に、管理情報に修正を殆ど又は余り加えないで済むので、大変便利である。
図9に示すように、例えば、DVDファーマットのリードユーザイン41、リードアウト42、ファイルシステム43及びアプリケーション44が予め記録された記録媒体を第2端末装置210側に用意しておけば、画像データ等をDVDフォーマットにて転送し、ユーザデータ45として記録すれば済むことになり、大変便利である。
この場合、第2端末装置210側では、管理情報50を、例えば、予め上記テンプレートとして部分的にフォーマッティングされたフォーマットを有するパーシャルハイブリッドディスクに記録するか、オーサリングしてディスクに記録するとよい。例えば、第2端末装置210側で、ハードディスクを用意し、ここにテンプレートとして、予めパーシャルハイブリッド形式のデータを保存しておき、受信した通信用データから復元されたデータパッケージに含まれる画像データ10を、ここに部分的に挿入してもよい。いずれの場合にも、DVDフォーマットのECCデータについては、第1端末装置110側で送信前に付加されているものを、そのまま記録媒体への記録に利用できるので、効率的に記録処理を行える。
更に、上述したように、画像データ10中に世代入りウオータマークが存在するので、インターネット500を介して、個人のプライバシーに係る或いは財産的価値の高い著作権が付随した電子写真データなどの画像データ10が、その伝送や保管の過程で盗難や遺失に遭遇しても、適切な保護が可能となる。例えば、盗難や遺失されても、画像データ10には所定箇所に世代入りウオータマークが存在するので、それが何度データコピーされた時点のものであるかを含めて、適法なものであるか不適法なものであるかが、正規の著作権者により判明可能にできる。その際の、画像データ10に係る著作権が誰に帰属するか等の正規の権利関係或いは法律関係については、画像データ10に埋め込まれた世代入りウオータマークと、管理情報50との関係付けから明らかにされる。
以上の結果、インターネット500を介しての電子写真データ等の画像データ10の伝送を、比較的高い信頼性で且つ比較的効率良く行うことが可能となる。このため、ユーザにより画像データが持ち込まれた海外の旅行先等の店舗では、預かった電子写真データ等の画像データを、ユーザの国内における他の店舗へ送り届けるサービスを実現できる。更に、係る他の店舗による最終的にユーザの自宅までDVDやプリントを届けるサービスを実現できる。
図7に示すように、本実施例では特に、通信用データが受信される第2端末装置210側では、判定部213によって、第2エラー訂正(ステップS205)によりn個のデータパッケージを正しく復元できたか否かが判定される(ステップS207)。そして、判定部213によって、第2エラー訂正(ステップS205)により正しく復元できたと判定された場合(ステップS207:Yes)に、第1エラー訂正は施されない。即ち、第1エラー訂正を行わなくてもデータパッケージ60から画像データ10が復元できるので、第1エラー訂正を闇雲に行う無駄を回避する。他方で、判定部213によって、第2エラー訂正(ステップS205)により正しく復元できないと判定された場合(ステップS207:No)には、選択的エラー訂正部214によって、n個のデータパッケージ60が接続される(ステップS221)。続いて、受信された通信用データに対して、第2エラー訂正に加えて第1エラー訂正が施される(ステップS222)。従って、第2エラー訂正では、訂正しきれない程度に伝送エラー等によるエラー頻度が高い場合でも、各データパッケージ内に付加された第1エラー訂正符号ECC1によって、エラー訂正を実行し得る可能性が顕著に高められる。そして第1エラー訂正によってエラー訂正が実行され(ステップS222)、データパッケージが正しく復元されれば(ステップS223:Yes)、通常通りに記録部215による記録媒体への記録が行われる。尚、第2エラー訂正のみならず、第1エラー訂正によってもエラー訂正が不可能な場合(ステップS223:No)には、記録部215による記録は一旦中止して、再送処理や、別途エラーメッセージを外部出力するなどの特殊処理を行う(ステップS231)。
更に、上述したようにデータパッケージを正しく復元できたか否かが判定された(ステップS207、ステップS223)後には、判定部213により正しく復元できたと判定されたか否かを示す状態情報が、状態情報生成部216により生成され、第2通信部212により送信される(ステップS208、ステップS224及びステップS231)。他方、図4に示すように、通信用データを既に送信した第1端末装置110側では、第1通信部112によって、状態情報が受信される(ステップS123)。ここで、判定部213により正しく復元できたと判定されたか否かを示す状態情報は、少なくとも正しく復元できたと判定されないm個のデータパッケージについて生成され、状態情報生成部216により生成され、第2通信部212により送信される(ステップS231)。他方、図4に示すように、通信用データを既に送信した第1端末装置110側では、第1通信部112によって状態情報が受信されると(ステップS123)、この内容に従って正しく復元できたと判定されていないm個のデータパッケージについては、第1通信部112によって再送信される(ステップS141)。即ち、状態情報の内容に従って正しく復元できたと判定されている(n−m)個のデータパッケージについては、第1通信部112によって再送信されることはない。従って、上述の如く再送信の際にn個のデータパッケージを全て再送信する態様の場合と比べて、送受信に係るデータ量を低減でき、効率的なデータ伝送が可能となる。
次に、受信された状態情報の内容に従って正しく復元できたと判定されている場合(ステップS124:Yes)には、第1処理部111によって、既に送信された通信用データに対応する画像データ10の削除が行われる(ステップS125)。即ち、第1端末装置110側の任意の記録媒体或いは記憶媒体に存在する、この画像データ10を削除する。尚、ユーザが持ち込んだメモリカード等の記録媒体上のオリジナルの画像データ10を削除してもよい。
逆に、受信された状態情報の内容に従って正しく復元できたと判定されていない場合(ステップS124:No)には、第1処理部111によって、既に送信された通信用データに対応する画像データ10の削除が行われることはない。この場合には、後述する再送処理(ステップS131)や、別途エラーメッセージを外部出力する(ステップ123)などの特殊処理が行われる。いずれの場合にも、ユーザは、比較的安心して、海外の旅行先等で店舗に持ち込んだ画像データ10の消去を行うことが可能となる。
他方、図4に示すように、通信用データを既に送信(ステップS122)した第1端末装置110側では、第1通信部112によって状態情報が受信される(ステップS123)。そして、この内容に従って正しく復元できたと判定されていない場合(ステップS114:No)には、n個のデータパッケージに対応する通信用データが、第1通信部112によって再送信される(ステップS141)。この際、再送信の回数を記録しておくための再送カウントに1回分のカウントが追加される即ち、カウントアップされる(ステップS131)。ここでの再送信は、1回のみ行われてもよいし、所定の複数回数のみ行われてもよく、再送信を行うタイミングについても、即座でもよいし、所定期間の経過後(例えば、1分後、1時間後、1日後など)でもよい。再送信の回数が、所定の回数を超えた場合(ステップS132:Yes)には、第1端末装置110側に後日送信する旨を連絡するための電子メールを送信し、後日再送信すべきリストに追加する(ステップS133)。
尚、このように、第2端末装置210側からの状態情報を送信することなく、第1端末装置110側から、単純に同一の通信用データを2回又はそれ以上送信するように構成してもよい。このように構成すれば、通信用データが伝送エラー等により正確に送受信されない可能性を飛躍的に低減できる。
以上の結果、第1実施例によれば、インターネット500等の通信網を介しての電子写真データの伝送を、高い信頼性で且つ効率良く行うことが可能となる。しかも、ユーザにとって重要なオリジナルの画像データを誤って消去してしまう事態を回避できる。
(第2実施例)
次に、図10から図12に加えて前述した図2及び図3を適宜参照して、第2実施例に係る画像データ伝送システムについて説明する。
(2−1)基本構成
図10及び図11を参照して、本発明の第2実施例に係る画像データ伝送システムの基本構成について説明する。ここに、図10は、第2実施例に係る画像データ伝送システムの基本構成を示す概念図である。図11は、第2実施例に係る管理センターの基本構成を示すブロック図である。尚、図10において、図1に示した第1実施例に係る構成要素と同様の構成要素に同一の参照符合を付し、それらの説明は適宜省略する。
図10に示すように、第2実施例に係る画像伝送システムでは特に、管理センター300がインターネット500に収容されている。その他の構成は、第1実施例と同様である。
図11に示すように、管理センター300は、第3通信部312、選択部317、送信先情報生成部318及び格納部319を備えて構成されている。選択部317及び送信先情報生成部318は夫々、コントローラ、メモリ等を備えている。第3通信部312は、モデム等を備えている。第1端末装置110及び第2端末装置210の夫々の構成は、第1実施例と同様である。
(2−2)動作原理
次に、図12を参照して、本発明の第2実施例に係る第1端末装置及び管理センターにおける動作原理について説明する。ここに、図12は、第2実施例に係る第1端末装置及び管理センターにおける動作原理を示すフローチャートである。尚、図12において、図4に示した第1実施例に係る構成要素と同様の構成要素に同一の構成要素を付し、それらの説明は適宜省略する。
図12に示すように、通信用データの送受信時には先ず、この送受信(ステップS304)に先立って、第1端末装置110側では、管理センター300に対し通信用データの送信先の問合せが行われる(ステップS311)。すると、管理センター300側では、インターネット500に複数収容されている第2端末装置210の中から、ユーザにより持ち込まれた画像データに対応して生成された通信用データの送信先としての一つが、上述した如き地理的条件、経済的条件、受注状況、ユーザの希望等に応じて選択される(ステップS401)。ここでの選択は、選択部317によって、管理情報50等に基づいて自動的に行われる。例えば、管理センター300は、各国内写真店200における受注状況を示す受注インディケータ情報であって第2端末装置120によってインターネット500を介して定期的又は不定期に更新されるものを、その格納部319の一部内に常時保持しており、この格納された最新の受注インディケータ情報に従って、第3処理部311が、最も受注量が少ない写真店200を選択してもよい。或いは、管理センター300は、通信用データを送信する前に、第2端末装置120からリアルタイム的にインターネット500を介して係る受注インディケータ情報を取得して、これに従って第3処理部311が、写真店200を選択してもよい。更に、管理センター300は、各国内写真店200における為替レートを加味した上で料金を示す料金情報であって第2端末装置120によってインターネット500を介して定期的又は不定期に更新されるものを、その格納部319の一部内に常時保持しており、この格納された最新の料金情報に従って、第3処理部311が、最も安価となる写真店200を選択してもよい。或いは、管理センター300は、通信用データを送信する前に、第2端末装置120からリアルタイム的にインターネット500を介して係る料金情報を取得して、これに従って第3処理部311が、写真店200を選択してもよい。
このように一つの第2端末装置210が送信先として選択されると、送信先情報生成部318によって、選択された一つを示す送信先情報が生成される(ステップS402)。更に、第3通信部312によって、送信先情報が送信される(ステップS403)。すると、第1端末装置110側では、第1通信部112によって、送信先情報が受信される(ステップS303)。この受信された送信先情報に従って、管理センター300を中継することなく、選択された一つの第2端末装置210に対して通信用データが送信される(ステップS304)。従って、複数存在する第2端末装置210のうち画像データ10の所有者であるユーザに適した第2端末装置210に、通信用データの送信先を臨機応変に設定できる。
尚、管理センター300の送付時に好ましくは、例えば、ユーザの携帯電話に対してタグ(TAG:電子札)を送信するなど、ユーザに対してタグを配布する。すると、その後における第2端末装置210が配置された国内写真店200で、交換による本人確認に従って、店頭取引が可能となる。この店頭取引における本人確認時には、管理センター300に、タグの配信を求めるように構成してもよい。加えて、管理センターでは、記録媒体への記録業務についての進捗状況を、管理対象であるユーザに対して、閲覧等の形式で、提供してもよい。
次に、第1端末装置110側では、ユーザが管理センター300への管理情報50の送信を希望すれば(ステップS305:Yes)、管理センター300に対して管理情報50が送信される(ステップS306)。
次に、管理センター300は、管理情報50を受信し(ステップS411)、格納部319に格納する(ステップS412)。このため、管理センター300は、格納部319に格納された管理情報50を参照しつつ、管理情報50以外の画像データ等の送受信を行うこと無く、選択部317による選択作業(ステップS401)を行えばよい、即ち言わば交通整理のみを行えばよい。他方で、通信用データの送受信は、第1端末装置110及び第2端末装置210間で、上述したようにインターネット500を介して直接行われる(ステップS304)。即ち、管理センター300を中継する必要はない。よって、管理センター300における処理負担を軽減できると共に、全体として効率的なデータ伝送が可能となる。
(第3実施例)
次に、図13から図17に加えて前述した図2、図3及び図10を参照して、第3実施例に係る画像データ伝送システムについて、説明する。
(3−1)基本構成
図2、図3、図10及び図13を参照して、本発明の第3実施例に係る画像データ伝送システムの基本構成について説明する。
図10に示すように、第3実施例に係る画像伝送システムの基本構成は、第2実施例と同様であり、管理センター300がインターネット500に収容されている。
図2及び図3に夫々示すように、第1端末装置110及び第2端末装置210の構成は、第2実施例と同様である。
図13に示すように、管理センター300は、第3通信部312及び格納部319に加え、第3処理部311を備えている。第3通信部312及び格納部319の夫々の構成は第2実施例と同様である。第3処理部311は、コントローラ、メモリ等を備えている。
(3−2)動作原理(通信用データの生成)
次に、図14を参照して、本発明の第3実施例に係る通信用データの生成の動作原理について説明する。ここに、図14は、第3実施例に係る第1端末装置の動作原理を示すフローチャートである。尚、図14において、図4に示した第1実施例に係る構成要素と同様の構成要素に同一の構成要素を付し、それらの説明は適宜省略する。
図14に示すように、第1端末装置110側で、第1処理部111によって、画像データ10中に著作権者に関する世代入りウオータマークが埋め込まれる(ステップS104)。次に、画像データに対して、フォーマット処理(ステップS105)が施される。その際、画像データを管理するための管理情報が、画像データに付加される(ステップS106)。この管理情報には、第1実施例と同様に、加工指示情報が含まれている。
次に、第1端末装置110と管理センター300との間で認証処理が行われた後(ステップS121)、管理センター300へ管理情報(加工指示情報を含む)のみならず画像データを含む通信用データが送信される(ステップS501)。
(3−3)通信用データの構成
次に、図15及び図16を参照して、通信用データの構成について説明する。ここに、図15は、第3実施例に係る図5と同趣旨の図である。図16は、第3実施例の変形例に係る図6と同趣旨の図である。尚、図15及び図16において、図5及び図6に示した第1実施例に係る構成要素と同様の構成要素に同一の構成要素を付し、それらの説明は適宜省略する。
図15に示すように、通信用データは、管理センター情報80を含んで構成されている。その他は、第1実施例に係る通信用データと同様の構成である。
管理センター情報80は、管理情報の一種であり、管理センター情報ID、データ入出力記録、プリントアウト処理データ、ディスク作成処理データ等の管理センターで処理された履歴が記録された情報である。
図16に変形例として示すように、通信用データは、管理センター情報80を含んで構成されており、第1実施例の変形例に係る通信用データと同様にデータパッケージ62は、JPEG規格に基づくものであってもよいし或いはMPEG規格に基づくものであってもよい。
(3−4)動作原理(通信用データの送受信及びその後の処理)
次に、図17を参照して、本発明の第3実施例に係る通信用データの送受信及びその後の処理の動作原理について説明する。ここに、図17は、第3実施例に係る管理センターの動作原理を示すフローチャートである。尚、図17において、図12に示した第2実施例に係る構成要素と同様の構成要素に同一の構成要素を付し、それらの説明は適宜省略する。
次に、図17に示すように、管理センター300は、第1端末装置110との間で認証処理を行った後(ステップS601)、通信用データを受信する(ステップS602)。
次に、受信された通信用データに含まれる画像データは、これに付加された管理情報に含まれる加工指示情報に従って、第3処理部311によって、加工処理される(ステップS603)。即ち、例えばバックグランドミュージックを付加したり、バックグランド画像や表示画像を付加したりなどが行われる。このような加工処理が施される際、画像データに対して施された加工処理に応じて管理情報は更新されてもよい。このように、画像データに加工指示情報を含む管理情報が付加されているので、加工処理を施すために必要となる、例えば音楽情報などを、画像データと共に送信しないで済む。仮に、係る加工処理のための音楽情報等のコンテンツ情報を画像データと共に伝送するのでは、伝送量が増大して、迅速或いは効率的な伝送は困難である。逆に、管理センター300側に、加工処理用の膨大なデータを予め集約的に用意しておけば、その後、加工指示情報に従って、係る予め加工処理用に有する膨大なデータを適宜利用することで、加工処理を迅速且つ効率的に行える。
次に、第3処理部311によって、受信された通信用データに含まれる世代入りウオータマークが更新される(ステップS603)。即ち、例えば、世代入りウオータマークについては、管理センター300においてデータコピーされると、第0世代→第1世代を示すように更新される。
次に、インターネット500に複数収容されている第2端末装置210の中から一つが送信先として選択され(ステップS402)、第3処理部311により更新された世代入りウオータマークが埋め込まれ、且つ更新された又はされない管理情報が付加された画像データ、即ち通信用データは、第3通信部を介して選択された送信先の第2端末装置210へと送信される(ステップS604)。即ち、通信用データは、第1端末装置110から、管理センター300を中継して、選択された一つの第2端末装置210に対して通信用データが送信される。
他方、第2端末装置210側では、世代入りウオータマークについては、第2端末装置においてデータコピーされると、今度は、第1世代→第2世代を示すように更新される。このように、画像データ中に、中継局としての機能を有する管理センター300で更新される世代入りウオータマークが存在するので、インターネット500を介して、個人のプライバシーに係る或いは財産的価値の高い著作権が付随した電子写真データなどの画像データの適切な保護が可能となる。
加えて、第2端末装置210側では、受信された通信用データに含まれる加工処理が施された画像データは、第1実施例と同様に、記録部215によって、例えばDVD或いは光ディスクなどである記録媒体に記録される。よって、当初の画像データに対して付加価値が高められたものが、最終的に第2端末装置が配置された店等でDVD等の形で提供されることになる。
次に、図17に示すように、管理センター300は、ユーザが希望する場合(ステップS605)には、管理情報のみならず画像データを含む通信用データ又は、加工処理が施された或いは施されていない画像データを、格納部329に格納する(ステップS606)。尚、格納される管理情報は、通信用データとは別途受信したものでもよいし、受信された通信用データから復元されるものでもよい。このように、通信用データの送受信の際、高機能のコンピュータ等を備えた管理センター300を中継することで、第1端末装置110から第2端末装置210へと極めて安全で且つ高信頼性でデータ伝送を行うことが可能となる。また、データ伝送後における画像データや管理情報の管理についても、管理センターにおいて、一元管理が可能となる。ここで特に、加工処理が施された画像データを格納することができるので、バックグランドミュージックが付加された画像データなどについても、管理センターによる一元管理が可能となる。
尚、第3実施例に係る画像データ伝送システムでは、第1処理部111は、第1実施例と同様に、画像データ又は通信用データに対して暗号化処理を施し(ステップS109)、第2処理部211及び管理センター300は、受信された通信用データに対して、暗号化処理に対応する復号化処理を施している。このため、インターネット500を介して送受信される通信用データについての秘匿性を、暗号化処理によって顕著に高めることができる。
本発明は、上述した実施例に限られるものではなく、請求の範囲及び明細書全体から読
み取れる発明の要旨或いは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を
伴う画像データ伝送システム及び方法、並びに該システムの送信側及び受信側を夫々構成する端末装置もまた本発明の技術的範囲に含まれるものである。
本発明に係る画像データ伝送システム及び方法、並びに該システムの送信側及び受信側を夫々構成する端末装置は、例えば海外の旅行先などで電子写真データが店頭に持ち込まれる海外写真店に配置されるパソコン等の第1端末装置と、国内などで該第1端末装置と同じインターネット等の通信網に収容されており国内写真店に配置されるパソコン等の第2端末装置とを備えてなる、画像データ伝送システム及び方法に利用可能であり、そのような第1及び第2端末装置に利用可能である。



Claims (14)

  1. 通信網に収容される第1端末装置及び第2端末装置を含む画像データ伝送システムであって、
    (I) 前記第1端末装置は、
    送信すべき画像データに対して、該画像データを管理するための管理情報と該画像データに対して復元時に第1エラー訂正を施すための第1エラー訂正符号とを付加する処理を含むフォーマット処理を施し、該フォーマット処理が施された画像データを、固定データ長のデータパッケージ単位へ分割パッケージ化してn(但し、nは自然数)個のデータパッケージを生成し、該生成されたn個のデータパッケージに対して夫々、前記データパッケージの復元時に第2エラー訂正を施すための第2エラー訂正符号を付加することで、通信用データを生成する第1処理手段と、
    該生成された通信用データを、前記通信網を介して送信する第1通信手段と
    を備え、
    (II) 前記第2端末装置は、
    前記通信網を介して前記送信された通信用データを受信する第2通信手段と、
    該受信された通信用データに対して、前記データパッケージ単位で、前記第2エラー訂正符号に基づいて前記第2エラー訂正を施し、前記n個のデータパッケージを復元する第2処理手段と、
    該復元されたn個のデータパッケージを接続して、記録媒体に記録する記録手段と
    を備えることを特徴とする画像データ伝送システム。
  2. 前記第1エラー訂正符号が付加された画像データのデータ構造は、前記記録媒体に記録するためのデータ構造として定められた所定規格に準拠することを特徴とする請求の範囲第1項に記載の画像データ伝送システム。
  3. 前記第2処理手段は、
    前記第2エラー訂正により前記n個のデータパッケージを正しく復元できたか否かを判定する判定手段と、
    前記第2エラー訂正により正しく復元できたと判定された場合に、前記第1エラー訂正を施さず、前記第2エラー訂正により正しく復元できないと判定された場合に、前記受信された通信用データに対して、前記第2エラー訂正に加えて、前記第1エラー訂正符号に基づいて前記第1エラー訂正を施す選択的エラー訂正手段と
    を備えることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の画像データ伝送システム。
  4. 前記第2処理手段は、
    前記第1及び2エラー訂正のうち少なくとも前記第2エラー訂正によって、前記n個のデータパッケージを正しく復元できたか否かを判定する判定手段と、
    該判定手段により正しく復元できたと判定されたか否かを示す状態情報を生成する状態情報生成手段と
    を備え、
    前記第2通信手段は、前記生成された状態情報を、前記通信網を介して送信し、
    前記第1通信手段は、前記送信された状態情報を、前記通信網を介して受信し、
    前記第1処理手段は、前記受信された状態情報に従って、前記判定手段により正しく復元できたと判定されている場合には、前記送信された通信用データに対応する前記画像データを削除することを特徴とする請求の範囲第1項に記載の画像データ伝送システム。
  5. 前記第2処理手段は、
    前記第1及び2エラー訂正のうち少なくとも前記第2エラー訂正によって、前記n個のデータパッケージを正しく復元できたか否かを判定する判定手段と、
    該判定手段により正しく復元できたと判定されたか否かを示す状態情報を生成する状態情報生成手段と
    を備え、
    前記第2通信手段は、前記生成された状態情報を、前記通信網を介して送信し、
    前記第1通信手段は、前記送信された状態情報を、前記通信網を介して受信し、
    前記第1通信段は、前記受信された状態情報に従って、前記判定手段により正しく復元できたと判定されていない場合には、前記n個のデータパッケージに対応する前記通信用データを、再送信することを特徴とする請求の範囲第1項に記載の画像データ伝送システム。
  6. 前記第2処理手段は、
    前記第1及び2エラー訂正のうち少なくとも前記第2エラー訂正によって、前記n個のデータパッケージを夫々、正しく復元できたか否かを判定する判定手段と、
    前記n個のデータパッケージのうち前記判定手段により正しく復元できたと判定されないm(但し、mはn以下の自然数)個のデータパッケージを示す状態情報を生成する状態情報生成手段と
    を備え、
    前記第2通信手段は、前記生成された状態情報を、前記通信網を介して送信し、
    前記第1通信手段は、前記送信された状態情報を、前記通信網を介して受信し、
    前記第1通信段は、前記受信された状態情報に従って、前記m個のデータパッケージに対応する前記通信用データの部分を、再送信する
    ことを特徴とする請求の範囲第1項に記載の画像データ伝送システム。
  7. 前記第1処理手段は、前記第2エラー訂正符号を付加するのに相前後して、前記生成されたデータパッケージに対して暗号化処理を施し、
    前記第2処理手段は、前記受信された通信用データに対して、前記第2エラー訂正を施すのに相前後して、前記暗号化処理に対応する復号化処理を施す
    ことを特徴とする請求の範囲第1項に記載の画像データ伝送システム。
  8. 前記第1処理手段は、前記復号化処理のための復号化キーを画像情報として生成し、
    前記第1通信手段は、前記復号化キーを、前記通信網を介して送信し、
    前記第2通信手段は、前記復号化キーを、前記通信網を介して受信する
    ことを特徴とする請求の範囲第7項に記載の画像データ伝送システム。
  9. 前記第2端末装置は、前記通信網に複数収容されており、
    前記第1端末装置は、前記生成された通信用データを、前記通信網を介して送信する前に、前記複数収容されている第2端末装置の中から、前記生成された通信用データの送信先としての一つを選択する選択手段を更に備え、
    前記第1通信手段は、前記選択手段により選択された一つに対して前記通信用データを送信する
    ことを特徴とする請求の範囲第1項に記載の画像データ伝送システム。
  10. 前記通信網に、管理センターが更に収容されており、
    前記第2端末装置は、前記通信網に複数収容されており、
    前記管理センターは、(a)前記複数収容されている第2端末装置の中から、前記生成された通信用データの送信先としての一つを選択する選択手段と、(b)該選択された一つを示す送信先情報を生成する送信先情報生成手段と、(c)該生成された送信先情報を、前記通信網を介して送信する第3通信手段とを備え、
    前記第1通信手段は、前記通信網を介して前記送信された送信先情報を受信し、該受信された送信先情報に従って、前記選択された一つに対して前記通信用データを送信する
    ことを特徴とする請求の範囲第1項に記載の画像データ伝送システム。
  11. 前記管理センターは、前記管理情報を格納する格納手段を更に備え、
    前記第1通信手段は、前記管理センターを中継することなく、前記選択手段により選択された一つに対して前記通信用データを送信し、前記管理センターに対して前記管理情報を送信する
    ことを特徴とする請求の範囲第10項に記載の画像データ伝送システム。
  12. 通信網に第2端末装置と共に収容された第1端末装置であって、
    送信すべき画像データに対して、該画像データを管理するための管理情報と該画像データに対して復元時に第1エラー訂正を施すための第1エラー訂正符号を付加する処理を含むフォーマット処理を施し、該フォーマット処理が施された画像データを固定データ長のデータパッケージ単位へ分割パッケージ化してn(但し、nは自然数)個のデータパッケージを生成し、該生成されたn個のデータパッケージに対して夫々、前記データパッケージの復元時に第2エラー訂正を施すための第2エラー訂正符号を付加することで、通信用データを生成する第1処理手段と、
    該生成された通信用データを、前記通信網を介して前記第2端末装置に対して送信する第1通信手段と
    を備えることを特徴とする第1端末装置。
  13. 通信網に第1端末装置と共に収容された第2端末装置であって、
    前記第1端末装置は、送信すべき画像データに対して、該画像データを管理するための管理情報と該画像データに対して復元時に第1エラー訂正を施すための第1エラー訂正符号を付加する処理を含むフォーマット処理を施し、該フォーマット処理が施された画像データを固定データ長のデータパッケージ単位へ分割パッケージ化してn(但し、nは自然数)個のデータパッケージを生成し、該生成されたn個のデータパッケージに対して夫々、前記データパッケージの復元時に第2エラー訂正を施すための第2エラー訂正符号を付加することで生成した通信用データを、前記通信網を介して送信し、
    前記第2端末装置は、
    前記通信網を介して前記送信された通信用データを受信する第2通信手段と、
    該受信された通信用データに対して、前記データパッケージ単位で、前記第2エラー訂正符号に基づいて前記第2エラー訂正を施し、前記n個のデータパッケージを復元する第2処理手段と、
    該復元されたn個のデータパッケージを接続して記録媒体に記録する記録手段と
    を備えることを特徴とする第2端末装置。
  14. 通信網に収容される第1端末装置及び第2端末装置を含む画像データ伝送システムにおいて実行される画像データ伝送方法であって、
    (I) 前記第1端末装置では、
    送信すべき画像データに対して、該画像データを管理するための管理情報と該画像データに対して復元時に第1エラー訂正を施すための第1エラー訂正符号とを付加する処理を含むフォーマット処理を施し、該フォーマット処理が施された画像データを、固定データ長のデータパッケージ単位へ分割パッケージ化してn(但し、nは自然数)個のデータパッケージを生成し、該生成されたn個のデータパッケージに対して夫々、前記データパッケージの復元時に第2エラー訂正を施すための第2エラー訂正符号を付加することで、通信用データを生成する第1処理工程と、
    該生成された通信用データを、前記通信網を介して送信する第1通信工程と
    が実行され、
    (II) 前記第2端末装置では、
    前記通信網を介して前記送信された通信用データを受信する第2通信工程と、
    該受信された通信用データに対して、前記データパッケージ単位で、前記第2エラー訂正符号に基づいて前記第2エラー訂正を施し、前記n個のデータパッケージを復元する第2処理工程と、
    該復元されたn個のデータパッケージを接続して、記録媒体に記録する記録工程と
    が実行される
    ことを特徴とする画像データ伝送方法。

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