JPH0946321A - データ通信方法及び装置 - Google Patents

データ通信方法及び装置

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JPH0946321A
JPH0946321A JP7196293A JP19629395A JPH0946321A JP H0946321 A JPH0946321 A JP H0946321A JP 7196293 A JP7196293 A JP 7196293A JP 19629395 A JP19629395 A JP 19629395A JP H0946321 A JPH0946321 A JP H0946321A
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JP
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error
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Withdrawn
Application number
JP7196293A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Kawabata
和生 川端
Shinji Fujino
信次 藤野
Satoshi Chikuma
智 竹間
Kazuchika Obuchi
一央 大渕
Kenji Suda
健二 須田
Hidenobu Fukumasa
英伸 福政
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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  • Communication Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 固定長データフォーマットによるデータ通信
方法及び装置に関し、パディング部分の誤りによる影響
を受けないようにする。 【構成】 同期ワードSWと、有効情報Iと、この有効
情報Iの長さを示す情報長情報Lと、無効情報としての
パディングPADと、同期ワードSWを除く部分につい
ての誤り検出符号CRCとを含む固定長のデータフォー
マットによるデータ通信方法又はデータ通信装置に於い
て、送信側は、パディングPADの領域に、有効情報I
又は有効情報Iと情報長情報Lとに対する誤り検出符号
CRC’を算出し、この誤り検出符号CRC’をパディ
ングの領域に挿入して送信する。受信側は、誤り検出符
号CRCによる誤り検出に於いて誤り有りの場合でも、
誤り検出符号CRC’による誤り検出に於いて誤り無し
の場合は、有効情報Iに誤り無しとして有効情報Iの受
信処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、固定長のデータフォー
マットによるデータ通信方法及び装置に関する。TDM
A方式に於いては、固定の時間が割当てられるから、固
定長のデータフォーマットによるデータ通信方式が適用
されている。この固定長のデータフォーマットは、例え
ば、同期ワードと、有効情報と、その有効情報の長さを
示す情報長情報と、有効情報が短い場合に挿入するパデ
ィング(Padding)と、同期ワードを除く部分について
の誤り検出符号(CRC;Cyclic Redundancy Chec
k)とを含むものである。この誤り検出符号を用いて伝
送誤りの有無を検出し、誤り有りの場合はこのフレーム
を廃棄して、再送処理を行うものである。
【0002】
【従来の技術】図9は従来例のデータフォーマットの説
明図であり、送信側に於いて、フレーム同期をとる為の
同期ワードSWと、有効情報の長さを示す情報長情報L
と、有効情報Iと、固定長とする為の無効情報のパディ
ングPADと、同期ワードSWを除く部分についての誤
り検出符号CRCを含む固定長のデータフォーマットを
形成して送信するものである。
【0003】受信側に於いては、同期ワードSWを検出
してフレーム同期をとり、誤り検出符号CRCによって
伝送誤りの有無を検出し、誤り無しの場合は、情報長情
報Lに従った長さの有効情報Iを分離抽出して受信処理
する。又誤り有りの場合は、このフレームを廃棄する。
【0004】又同期ワードSWは、フレームの先頭に付
加する場合が一般的であるが、フレームの中間或いはフ
レームの最後尾に付加する場合もある。又移動無線通信
方式に於けるTDMA/TDD方式に於いて、例えば、
280ビットの固定長で1スロットの通信が行われてい
る。又誤り検出符号CRCとしては、例えば、16次の
生成多項式の1+x5 +x12+x16が採用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】有効情報Iが短い時
に、無効情報としてパディングPADを付加して固定長
とするものであり、このパディングPADを含めて誤り
検出符号CRCが算出されるものであり、従って、受信
側に於いては、この誤り検出符号CRCを用いて誤りの
有無を検出することになるが、無効情報としてのパディ
ングPADに誤りがあっても誤り有りとなり、このフレ
ームは廃棄される。即ち、有効情報Iに誤りが含まれて
いない場合でも、パディングPADに誤りが含まれてい
ると、このフレームは廃棄されて、再送処理が行われ
る。
【0006】一般に、情報長が短くて、パディングPA
Dが必要な場合の有効情報は、高速なレスポンスを必要
とする例えばACK,NAK等の制御情報の場合が多い
ものである。従って、高速且つ正確に伝送する必要があ
るが、パディングPADのみに誤りが含まれる場合で
も、フレーム全体を廃棄することになり、高速なレスポ
ンスが期待できない問題がある。本発明は、パディング
の誤りによる影響を受けないようにすることを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のデータ通信方法
及び装置は、図1を参照して説明すると、(1)同期ワ
ードSWと、有効情報Iと、この有効情報Iの長さを示
す情報長情報Lと、無効情報としてのパディングPAD
と、有効情報Iと情報長情報LとパディングPADとに
対して誤り検出を行う誤り検出符号CRCとを含む固定
長のデータフォーマットによるデータ通信を行う方法に
於いて、送信側に於いて、パディングPADの領域に、
少なくとも有効情報Iの誤り検出を行うCRC’等の情
報を挿入して送信し、受信側に於いて、誤り検出符号C
RCによる誤り有りを検出した場合、パディングPAD
の領域に含まれる少なくとも有効情報Iの誤り検出を行
う情報による誤り無しを検出した場合は、この有効情報
Iの受信処理を行う。
【0008】(2)又送信側に於いて、有効情報Iと情
報長情報Lとに対する誤り検出符号CRC’を算出し、
この誤り検出符号CRC’をパディングPADの領域に
挿入することができる。
【0009】(3)又送信側に於いて、パディングの領
域に、少なくとも有効情報を繰り返して送信し、受信側
に於いて、受信した複数の少なくとも有効情報を照合し
て、誤り検出及び誤り訂正を行うことができる。
【0010】(4)又送信側に於いて、パディングの領
域に、少なくとも有効情報に対する誤り訂正符号を挿入
して送信し、受信側に於いて、誤り訂正符号を用いて受
信した有効情報の誤り検出及び誤り訂正を行うことがで
きる。
【0011】(5)又受信側に於いて、固定長のデータ
フォーマットに付加される誤り検出符号を用いた誤り検
出と、パディングの領域に追加挿入した有効情報の誤り
検出を行う情報を用いた誤り検出とを並列的に行い、前
者の誤り検出に対して後者の誤り検出を優先させて、受
信データの処理を行うことができる。
【0012】(6)同期ワードSWと、有効情報Iと、
この有効情報の長さを示す情報長情報Lと、無効情報と
してのパディングPADと、有効情報Iと情報長情報L
とパディングPADとに対して誤り検出を行う誤り検出
符号CRCとを含む固定長のデータフォーマットによっ
てデータ通信を行うデータ通信装置に於いて、少なくと
も有効情報の誤り検出情報を生成する誤り検出情報生成
部と、この誤り検出情報生成部からの誤り検出情報をパ
ディングの領域に挿入する挿入部と、誤り検出符号を算
出する誤り符号算出部と、固定長のデータフォーマット
に組立てる組立部と、各部を制御する送信制御部とを有
する送信部と、同期ワードを検出して同期化する同期化
部と、少なくとも有効情報とパディングの領域と誤り検
出符号とに分解する分解部と、この分解部により分解抽
出されたパディングの領域中の有効情報についての誤り
検出を行う情報を基に、有効情報の誤りの有無を検出す
る有効情報誤り検出部と、誤り検出符号算出部による誤
り検出符号による誤り無しの場合に、有効情報を受信処
理する受信処理部と、各部を制御する受信制御部とを有
する受信部とを備えている。
【0013】(7)送信部の誤り検出情報生成部は、少
なくとも有効情報についての誤り検出符号を算出し、少
なくとも有効情報と誤り検出符号とをパディングの領域
に複数回挿入するように挿入部に加える構成を有し、受
信部の有効情報誤り検出部は、少なくとも有効情報と、
パディングの領域に挿入された複数回の少なくとも有効
情報との照合を行って、誤り検出と誤り訂正とを行う構
成を有することができる。
【0014】(8)送信部の誤り検出情報生成部は、少
なくとも有効情報の誤り検出符号を算出し、この誤り検
出符号をパディングの領域に挿入するように挿入部に加
える構成を有し、受信部は、少なくとも有効情報の誤り
検出符号を分解部により分解抽出し、この誤り検出符号
により少なくとも有効情報の誤りの有無を検出する有効
情報誤り検出部を備えることができる。
【0015】(9)又送信部の誤り検出情報生成部は、
少なくとも有効情報の誤り検出符号と、誤り検出訂正符
号とを算出し、この誤り検出符号と誤り検出訂正符号と
をパディングの領域に挿入する挿入部に加える構成を有
し、受信部の有効情報誤り検出部は、誤り検出訂正符号
により誤り検出と誤り訂正とを行い、且つ誤り検出符号
によって少なくとも有効情報の誤りの有無を検出する構
成を有することができる。
【0016】
【作用】
(1)送信側に於いては、少なくとも有効情報I、即
ち、有効情報Iのみ又はこの有効情報Iと情報長情報L
とに対して誤り検出を行う情報を、パディングPADの
領域に挿入し、同期ワードSWを除く部分に対して誤り
検出を行う誤り検出符号CRCを算出し、この符号誤り
検出符号CRCを付加して、固定長のフレームを構成
し、この固定長のフレームを送信する。受信側に於いて
は、符号誤り検出符号CRCを用いて伝送誤りを検出
し、この場合に伝送誤り有りを検出したとしても、有効
情報I又はこの有効情報Iと情報長情報Lに対する誤り
検出を行う情報を用いて、有効情報I又はこの有効情報
Iと情報長情報Lの伝送誤りを検出し、この有効情報I
に伝送誤りが無ければ、この受信フレームは有効として
受信処理する。従って、パディングの部分に伝送誤りが
あっても、有効情報Iの部分に伝送誤りがなければ、受
信フレームは廃棄されないで受信処理される。
【0017】(2)又少なくとも有効情報I、即ち有効
情報Iのみ又は有効情報Iの情報長情報Lとに対する誤
り検出符号CRC’を算出し、この誤り検出符号CR
C’をパディングPADの領域に挿入する。この場合、
情報長情報Lと有効情報Iと誤り検出符号CRC’とパ
ディングPADとを含めて誤り検出符号CRCを算出
し、例えば、先頭に同期ワードSW、最後尾に誤り検出
符号CRCを付加して固定長データフォーマットにより
送信する。受信側では、誤り検出符号CRC’を用いて
少なくとも有効情報Iの伝送誤りを検出することができ
るから、有効情報Iの伝送誤りが無ければ、パディング
PADも含めて算出した誤り検出符号CRCによる伝送
誤り有りの検出の場合でも、受信フレームは廃棄するこ
となく、受信処理する。
【0018】(3)又有効情報Iが短い場合、パディン
グの領域に有効情報I、又は有効情報Iと情報長情報
L、又は有効情報Iと情報長情報Lと誤り検出符号CR
C’とを、繰り返し挿入する。受信側では、少なくとも
有効情報Iを複数回受信できることになり、ビット対応
の照合による誤り検出、又はビット対応の多数決により
誤り訂正を行って、受信処理することができる。
【0019】(4)又少なくとも有効情報Iに対する誤
り検出符号CRC’と共に、BCH符号等の誤り訂正符
号をパディングの領域に挿入して送信する。受信側で
は、この誤り訂正符号によって有効情報Iの誤り訂正が
可能となり、有効情報Iに伝送誤りが含まれた場合で
も、それを訂正して受信処理することができる。
【0020】(5)又少なくとも有効情報Iに対する誤
り検出符号CRC’による誤り検出と、同期ワードSW
を除く部分に対する誤り検出符号CRCによる誤り検出
とを並列的に実行し、誤り検出符号CRC’による誤り
検出結果を優先させ、この誤り検出結果が誤り無しを示
す場合、このフレームを廃棄することなく、受信処理す
る。
【0021】(6)又送信部の誤り検出情報生成部は、
有効情報I又は有効情報Iと情報長情報Lとを誤り検出
を行う情報を生成し、挿入部に加えてパディングの領域
に挿入する。又誤り符号算出部は、同期ワードSWを除
く部分に対する誤り検出符号CRCを算出し、組立部
は、同期ワードSWと情報長情報Lと有効情報Iと誤り
検出を行う情報とパディングPADと誤り検出符号CR
Cとによる固定長のデータフォーマットに組立てる。又
受信部の同期化部は、同期ワードSWを検出して同期を
とり、分解部は同期化された受信フレームの少なくとも
有効情報Iと誤り検出を行う情報と誤り検出符号CRC
とを分離し、有効情報誤り検出部は、誤り検出を行う情
報により有効情報Iの誤り検出を行う。受信処理部は、
有効情報誤り検出部による誤り無しの検出の場合に有効
情報Iの受信処理を行う。
【0022】(7)又送信部の誤り検出情報生成部は、
有効情報Iと情報長情報L、又は有効情報Iと情報長情
報Lとに対して算出した誤り検出符号CRC’を含め
て、パディングの領域に複数回挿入するように処理す
る。受信部の有効情報誤り検出部は、有効情報Iと情報
長情報L又は誤り検出符号CRC’を含めて複数回受信
できるから、照合することにより誤り検出を行うことが
できる。又奇数回の照合による多数決で誤り訂正を行う
ことができる。
【0023】(8)又送信部の誤り検出情報生成部は、
有効情報I又は情報長情報Lを含めて誤り検出符号CR
C’を算出し、この誤り検出符号CRC’を挿入部に加
える。挿入部は誤り検出符号CRC’をパディングの領
域に挿入する。受信部の有効情報誤り検出部は、分解部
により分解された誤り検出符号CRC’を用いて、有効
情報I又は情報長情報Lと有効情報Iとの誤り検出を行
い、誤り無しの場合は、受信処理部に於いて有効情報I
の受信処理を行う。
【0024】(9)又送信部の誤り検出情報生成部は、
有効情報I又は有効情報Iと情報長情報Lに対する誤り
検出符号CRC’を算出すると共に、BCH符号等の誤
り訂正符号に変換し、挿入部により誤り検出符号CR
C’と誤り訂正符号とをパディングの領域に挿入し、固
定長のデータフォーマットとして送信し、受信部の有効
情報誤り検出部は、誤り検出符号CRC’により少なく
とも有効情報Iの誤り検出を行い、又誤り訂正符号によ
って少なくとも有効情報Iの誤り訂正を行うものであ
る。又従来のパディングは無効部分であるから、そのパ
ディング部に誤り検出符号等を追加しても、従来例のシ
ステムとの互換性を保つことができる。
【0025】
【実施例】図1は本発明の第1の実施例のデータフォー
マットの説明図であり、(a)は従来例と同様に、同期
ワードSWと情報長情報Lと有効情報IとパディングP
ADと誤り検出符号CRCとによる固定長のデータフォ
ーマットを示し、この場合の誤り検出符号CRCは、同
期ワードSWを除く情報長情報Lと有効情報Iとパディ
ングPADとに対して算出したものである。
【0026】又(b)は情報長情報Lと有効情報Iとに
対する誤り検出符号CRC’を算出し、パディングPA
Dを付加した状態を示し、(c)は、(a)と(b)と
を組合せた状態、即ち、誤り検出符号CRC’を(a)
のパディングPADの領域に挿入した状態を示す。又同
期ワードSWを除く部分に対する誤り検出符号CRCを
算出して、矢印で示すように、フレームの最後尾に付加
し、固定長のデータフォーマットとして送信するもので
ある。
【0027】受信側に於いては、(c)に示すフレーム
を受信し、同期ワードSWにより同期をとり、誤り検出
符号CRCにより同期ワードSWを除く部分の誤り検出
を行い、又誤り検出符号CRC’により情報長情報Lと
有効情報Iとの誤り検出を行う。そして、誤り検出符号
CRCによる誤り有りの検出があっても、誤り検出情報
CRC’による誤り無しの検出の場合は、パディングP
ADの誤りで有効情報Iの誤りではないと判断して、こ
の有効情報Iの受信処理を行う。
【0028】誤り検出符号CRC’は、有効情報Iのみ
に対して算出することも可能であり、その場合は、受信
側では、誤り検出符号CRC’を用いて有効情報Iのみ
の誤り検出を行うことになる。即ち、有効情報Iの誤り
検出情報として、少なくとも有効情報Iに対する誤り検
出符号CRC’を算出して、パディングPADの領域に
挿入して送信するものであり、受信側では、有効情報I
の誤りがなければ、パディングPADの部分の誤りは無
視して、有効情報Iの受信処理を行う。従って、有効情
報Iが短いことによりパディングPADを付加した場合
のパディングPAD部分の伝送誤りが発生しても、フレ
ーム廃棄を回避して、有効情報Iの受信処理を行うこと
ができる。
【0029】図2は本発明の第1の実施例の送受信部の
説明図であり、1は送信部、2は受信部、3は伝送路、
11は誤り検出情報生成部、12は挿入部、13はCR
C算出部、14は組立部、15は送信制御部、16は同
期ワード発生部、21は同期化部、22は分解部、23
はCRC検出部、24は有効情報誤り検出部、25は受
信制御部、26は受信処理部、27は同期ワード検出部
である。
【0030】情報長情報Lと有効情報Iとが誤り検出情
報生成部11と挿入部12と送信制御部15とに加えら
れ、誤り検出情報生成部11は、例えば、情報長情報L
と有効情報Iとに対して、従来例の誤り検出符号CRC
と同様な生成多項式によって誤り検出符号CRC’を算
出し、その誤り検出符号CRC’を挿入部12に加え
る。挿入部12は、送信制御部15の制御に従って情報
長情報Lと有効情報Iとの次に、誤り検出符号CRC’
を付加する。即ち、図1の(c)に示すよう、情報長情
報Lと有効情報Iとに対してパディングPADを付加す
る領域に誤り検出符号CRC’を挿入する。
【0031】CRC算出部13は、情報長情報Lと有効
情報Iと誤り検出符号CRC’とパディングPADとに
対して、従来例と同様な生成多項式によって誤り検出符
号CRCを算出する。組立部14は、同期ワード発生部
16からの同期ワードSWと、挿入部12からの情報長
情報Lと有効情報Iと誤り検出符号CRC’とパディン
グPADと、CRC算出部13からの誤り検出符号CR
Cとが加えられて、図1の(c)に示す固定長のデータ
フォーマットに組立てる。
【0032】組立部14から伝送路3へは、伝送路3の
構成、例えば、有線か無線か或いはTDMA方式か否か
等の構成に対応した送信手段が設けられるものである
が、図示を省略している。従って、組立部14から図1
の(c)に示すデータフォーマットで送信するものとし
て説明する。又伝送路3から受信部2の同期化部21に
対しても、伝送路3の構成に対応し、且つ送信手段に対
応した受信手段が設けられるものであるが、この受信手
段についても図示を省略している。従って、受信部2の
同期化部21は、図1の(c)に示すデータフォーマッ
トを受信するものとして説明する。又送信制御部15に
より、例えば、TDMA方式の場合の送信タイムスロッ
トを識別し、そのタイムスロットに固定長のデータフォ
ーマットのフレームを送出するように制御することがで
きる。
【0033】受信部2の同期化部21は、同期ワードS
Wを同期ワード検出部27で検出することにより同期を
とるものであり、同期化された受信フレームは、分解部
22により、情報長情報Lと有効情報Iと誤り検出符号
CRC’,CRCとが分離され、CRC検出部23に、
誤り検出符号CRCと、同期ワードSWを除く部分とが
加えられ、パディングPADを含めて誤り検出が行われ
る。又有効情報誤り検出部24に、情報長情報Lと有効
情報Iと誤り検出符号CRC’とが加えられ、情報長情
報Lと有効情報Iとに対する誤り検出が行われる。
【0034】CRC検出部23と有効情報誤り検出部2
4とは、並列的に誤り検出処理を実行し、CRC検出部
23に於いて同期ワードSWを除く部分の誤り有りを検
出しても、有効情報誤り検出部24に於いて情報長情報
Lと有効情報Iとの誤り無しを検出すると、受信処理部
26に誤り無しの検出信号を加える。それによって、受
信処理部26は、分解部22で分解された有効情報Iの
受信処理を行う。又有効情報誤り検出部24から誤り有
りの検出信号が加えられた時は、その受信フレームを廃
棄する。受信処理部25は、このような受信フレームの
廃棄を識別すると、図示を省略した経路で再送要求を行
う。又プロセッサ等によるデータ処理機能を用いて前述
の各部の機能を実現することができる。又情報長情報L
によってパディングPADのみが付加されているか、誤
り検出符号CRC’等の有効情報の誤り検出情報が付加
されているかを容易に識別できるから、受信部2の受信
制御部25は、その識別結果に対応して各部を制御する
ことができる。
【0035】図3は本発明の実施例の送信側のフローチ
ャートであり、固定長データフォーマットに於ける情報
挿入領域と送信有効情報長との差分のパディング領域を
求める(A1)。即ち、図1に於ける同期ワードSWと
誤り検出符号CRCとの長さが予め定められており、又
情報長情報Lの長さも予め定めることができるから、有
効情報Iを挿入し得る情報挿入領域の長さが判り、この
情報挿入領域と有効情報との差分がパディングの領域と
なる。
【0036】又有効情報I又は情報長情報Lと有効情報
Iとの誤り検出の為の情報、例えば、誤り検出符号CR
C’の長さがパディングの領域より長いか否かを判定し
(A2)、パディングの領域より誤り検出符号CRC’
等の誤り検出の為の情報が長い場合は、この情報を挿入
できないので、ステップ(A4)に移行する。又パディ
ングの領域より誤り検出符号CRC’等の誤り検出の為
の情報が短い場合は、この情報をパディングの領域に挿
入する(A3)。
【0037】そして、同期ワードSWを除く部分に対し
て誤り検出符号CRCを算出し(A4)、同期ワードS
Wと誤り検出符号CRCとを付加して固定長データフォ
ーマットの送信データを形成し(A5)、送信手段によ
って送信する(A6)。
【0038】図4は本発明の実施例の受信側のフローチ
ャートであり、固定長データフォーマットの受信データ
から同期ワードSWを分離し(B1)、CRCによる誤
り検出を行う(B2)。即ち、同期ワード抽出部27に
より同期ワードSWを抽出し、同期化部21により同期
をとり、分離部22により誤り検出符号CRCを分離
し、この誤り検出符号CRCにより、同期ワードSWを
除く部分の誤り検出を行う。そして、誤り無しの場合は
レイヤ2へ渡す(B6)。即ち、OSI(OpenSystem
Interconnection)参照モデルの7階層のデータリン
ク層に受信データを渡す。
【0039】又誤り有りの場合は、有効情報の誤り検出
の為の情報の例えば誤り検出符号CRC’を用いて誤り
検出を行い(B3)、有効情報I又は有効情報Iと情報
長情報Lとに誤り有りか否かを判定し(B4)、誤り無
しの場合は、ステップ(B6)へ移行する。又誤り有り
の場合は廃棄する(B5)。なお、誤り検出符号CRC
による誤り検出を行った後に、誤り検出符号CRC’に
よる誤り検出を行うステップの場合を示すが、同時に並
行して誤り検出を行うことができる。
【0040】図5は本発明の第2の実施例のデータフォ
ーマットの説明図であり、この実施例は有効情報I1
比較的短く、情報長情報Lを含めても、パディングの領
域が充分な大きさとなる場合、例えば、情報長情報Lと
有効情報I1 とに対して誤り検出符号CRC1 を算出
し、この情報長情報Lと有効情報I1 と誤り検出情報C
RC1 とを単位情報とし、この単位情報をコピーし
た単位情報,を付加する。この場合、I1 =I2
3 ,CRC1 =CRC2 =CRC3 となり、且つ情報
長情報Lは総て同一となる。そして、パディングPAD
を必要に応じて付加し、同期ワードSWを除く部分の情
報に対する誤り検出符号CRCを算出し、この誤り検
出符号CRCと同期ワードSWとを付加して、図示のよ
うな固定長のデータフォーマットを形成する。
【0041】この場合の誤り検出情報CRC1 〜CRC
3 は、有効情報I1 〜I3 のみに対する誤り検出情報と
することも可能である。又単位情報〜は奇数個の場
合を示すが、偶数個とすることも可能である。
【0042】受信側に於いては、同期ワードSWを検出
して同期をとり、単位情報〜に分離して、ビット対
応の照合又は多数決処理を行う。例えば、単位情報のビ
ット対応の照合結果、不一致のビットが存在すれば誤り
有りとなる。又多数決処理を行うことにより誤り訂正が
可能となる。又単位情報〜毎に、誤り訂正符号CR
1 〜CRC3 による誤り検出を行い、総てが誤り有り
の場合は有効情報I1〜I3 に誤りが発生したことを示
すから廃棄するが、何れか一つでも誤り無しの場合は、
その有効情報を採用して受信処理することができる。従
って、比較的短い有効情報I1 を送受信する場合に、伝
送誤りがあっても、そのフレームを廃棄する確率を極め
て小さくし、高速レスポンスによる情報の伝送が可能と
なる。
【0043】図6は本発明の第2の実施例の送受信部の
要部説明図であり、図2と同一符号は同一部分を示し、
11aはCRC算出部、11bは保持部、24aは多数
決処理部である。誤り検出情報生成部11のCRC算出
部11aは、図5に於ける情報長情報Lと有効情報I1
とに対する誤り検出符号CRC1 を算出するものであ
り、又保持部11bは、情報長情報Lと有効情報I1
誤り検出符号CRC1 とを単位情報として保持し、挿入
部12に於いて、情報長情報Lと有効情報I1 とCRC
算出部11aに於いて算出された誤り検出符号CRC1
とからなる単位情報の次に、保持部11bに保持され
た単位情報を,として繰り返し挿入し、図5に示す
データフォーマットの単位情報,,とパディング
PADとからなる情報を形成し、CRC算出部13に
於いて誤り検出符号CRCを算出し、組立部14に於い
て、同期ワードSWと情報と誤り検出符号CRCとを
組立て、固定長データフォーマットとして送信する。
【0044】受信部2に於いては、分離部22により誤
り検出符号CRCを分離し、CRC検出部23に於いて
同期ワードSWを除く情報についての誤り検出を行
う。又多数決処理部24aは、複数の単位情報,,
の多数決処理を行う。この場合、分離部22に於いて
情報長情報Lを用いて、単位情報,,をそれぞれ
分離することもできる。又多数決処理結果をそのまま受
信処理部26に加えて有効情報Iの受信処理を行うこと
もできるが、誤り検出符号CRC1 〜CRC3 の多数決
処理結果を用いて、有効情報I1 〜I3 の多数決処理結
果の誤り検出を行い、誤り無しの場合に、有効情報の受
信処理を行う構成とすることができる。即ち、多数決処
理部24aの出力を図示を省略した有効情報誤り検出部
に加えて、前述の誤り検出を行わせることができる。
【0045】図7は本発明の第3の実施例のデータフォ
ーマットの説明図であり、情報長情報Lと有効情報Iと
に対する誤り検出符号CRC’を算出してパディングの
領域に挿入すると共に、情報長情報Lと有効情報Iと誤
り検出符号CRC’とについての誤り訂正符号ECを形
成し、この誤り訂正符号ECをパディングの領域に挿入
する。この場合、図2に於ける誤り検出情報生成部11
に、誤り訂正符号化部を設け、情報長情報Lと有効情報
Iとを誤り訂正符号化して挿入部12に加えることにな
る。
【0046】この誤り訂正符号ECとしては、例えば、
BCH符号等の巡回符号を用いることができる。又有効
情報Iのみを誤り訂正符号化することもできる。又この
誤り訂正符号ECを付加しても固定長とならない場合に
は図示のようにパディングPADを付加することにな
る。そして、同期ワードSWを除く部分についての誤り
検出符号CRCを算出して付加する。
【0047】受信側に於いては、誤り検出符号CRCに
よる誤り検出を行い、誤り有りの場合に、誤り訂正符号
ECにより誤り訂正を行い、そして、誤り訂正された結
果について誤り検出符号CRC’による誤り検出を行
う。この2回目も誤り有りとなった場合は廃棄するが、
1回目又は2回目の誤り検出に於いて誤り無しの場合は
有効情報Iの受信処理を行う。又最初から誤り訂正符号
ECにより誤り訂正処理を行った後、誤り検出符号CR
C’により誤り検出を行うこともできる。この誤り訂正
符号ECにより伝送誤りの訂正が可能となるから、少な
くとも有効情報Iに対して誤り検出符号CRC’による
誤り検出を行った時に、誤り無しとなる確率が高くな
り、従って、受信フレームを廃棄する確率が著しく低く
なり、高速レスポンスを必要とする制御情報等を確実に
伝送することができる。
【0048】図8は本発明の第4の実施例のデータフォ
ーマットの説明図であり、(a)は同期ワードSWと情
報長情報Lと有効情報IとパディングPADと誤り検出
符号CRCとからなる固定長のデータフォーマットを示
し、誤り訂正符号EC(I)をパディングの領域に挿入
した場合に、情報長情報Lに伝送誤りが含まれて、有効
情報Iを正確に分離できない場合、図7に於ける誤り訂
正符号ECの分離抽出もできないことになる。
【0049】そこで、(b)に示すように、情報長情報
1 と誤り訂正符号EC(I)とパディングPADと
を、(a)のパディングPADの領域に入るよう長さに
形成する。そして、このパディングPADが有効情報I
の直後に位置するように組立てて、(c)に示すフレー
ムを形成して送信する。この場合の誤り訂正符号EC
(I)は、図7の場合と同様に、情報長情報Lと有効情
報Iと誤り検出符号CRC’を含めた誤り訂正符号とす
るか、又は有効情報Iのみの誤り訂正符号とすることが
できる。
【0050】受信側では、同期ワードSWの後の情報長
情報Lに誤りが含まれて、有効情報Iの長さが不明とな
った場合でも、誤り検出符号CRCの長さは予め設定さ
れているから、情報長情報L1 を分離抽出することがで
きる。この情報長情報L1 を有効情報Iの情報長情報L
と同一とすれば、有効情報Iの長さが判り、従って、誤
り訂正符号EC(I)を分離抽出し、有効情報I又は情
報長情報Lと有効情報Iの誤り訂正を行うことができ
る。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、固定長
データフォーマットによりデータ通信を行う方法及び装
置に於いて、有効情報が比較的短い場合に、この有効情
報I又はこの有効情報Iと情報長情報Lとに対する誤り
検出情報をパディングPADの領域に挿入し、又同期ワ
ードSWを除く部分に対する誤り検出符号CRCを付加
して送信し、受信側では、誤り検出情報を分離抽出し
て、有効情報I又は有効情報Iと情報長情報Lとの誤り
検出を行い、パディングPADに伝送誤りが含まれて、
誤り検出符号CRCを用いた誤り検出に於いて誤り有り
となった場合でも、誤り検出情報による誤り検出に於い
て誤り無しとなった場合は、有効情報Iの受信処理を行
うものであり、従って、受信フレームの廃棄が生じる可
能性が小さく、高速レスポンスを必要とする制御情報等
の伝送を確実に行うことができる利点がある。
【0052】又少なくとも有効情報Iの誤り検出情報と
して、誤り検出符号CRC’を付加するか、又は誤り訂
正符号ECとして付加するか、又は有効情報Iを含めて
複数回繰り返し付加することにより、受信側では、誤り
検出符号CRCによる誤り検出に於いて誤り有りの場合
でも、有効情報Iに誤りがないことを検出できるから、
その場合には、有効情報Iの受信処理が可能となる。即
ち、受信フレーム廃棄が生じる可能性を小さくできる利
点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のデータフォーマットの
説明図である。
【図2】本発明の第1の実施例の送受信部の説明図であ
る。
【図3】本発明の実施例の送信側のフローチャートであ
る。
【図4】本発明の実施例の受信側のフローチャートであ
る。
【図5】本発明の第2の実施例のデータフォーマットの
説明図である。
【図6】本発明の第2の実施例の送受信部の要部説明図
である。
【図7】本発明の第3の実施例のデータフォーマットの
説明図である。
【図8】本発明の第4の実施例のデータフォーマットの
説明図である。
【図9】従来例のデータフォーマットの説明図である。
【符号の説明】
SW 同期ワード L 情報長情報 I 有効情報 CRC’ 誤り検出符号 PAD パディング CRC 誤り検出符号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹間 智 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 大渕 一央 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 須田 健二 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 福政 英伸 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同期ワードと、有効情報と、該有効情報
    の長さを示す情報長情報と、無効情報としてのパディン
    グと、前記有効情報と前記情報長情報と前記パディング
    とに対して誤り検出を行う誤り検出符号とを含む固定長
    のデータフォーマットによってデータ通信を行う方法に
    於いて、 送信側に於いて、前記パディングの領域に、少なくとも
    前記有効情報の誤り検出を行う情報を挿入して送信し、 受信側に於いて、前記誤り検出符号による誤り有りを検
    出した場合、前記パディングの領域に含まれる少なくと
    も前記有効情報の誤り検出を行う情報による誤り無しを
    検出した場合は、前記有効情報の受信処理を行うことを
    特徴とするデータ通信方法。
  2. 【請求項2】 前記送信側に於いて、前記有効情報と前
    記情報長情報とに対する誤り検出符号を算出し、該誤り
    検出符号を前記パディングの領域に挿入することを特徴
    とする請求項1記載のデータ通信方法。
  3. 【請求項3】 前記送信側に於いて、前記パディングの
    領域に、少なくとも前記有効情報を繰り返し挿入して送
    信し、前記受信側に於いて、受信した複数の少なくとも
    前記有効情報をそれぞれ照合して、誤り検出及び誤り訂
    正を行うことを特徴とする請求項1記載のデータ通信方
    法。
  4. 【請求項4】 前記送信側に於いて、前記パディングの
    領域に、少なくとも前記有効情報に対する誤り訂正符号
    を挿入して送信し、前記受信側に於いて、前記誤り訂正
    符号を用いて受信した前記有効情報の誤り検出及び誤り
    訂正を行うことを特徴とする請求項1記載のデータ通信
    方法。
  5. 【請求項5】 前記受信側に於いて、前記固定長のデー
    タフォーマットに付加される誤り検出符号を用いた誤り
    検出と、前記パディングの領域に追加挿入した前記有効
    情報の誤り検出を行う情報を用いた誤り検出とを並列的
    に行い、前者の誤り検出に対して後者の誤り検出を優先
    させて、受信データの処理を行うことを特徴とする請求
    項1記載のデータ通信方法。
  6. 【請求項6】 同期ワードと、有効情報と、該有効情報
    の長さを示す情報長情報と、無効情報としてのパディン
    グと、前記有効情報と前記情報長情報と前記パディング
    とに対して誤り検出を行う誤り検出符号とを含む固定長
    のデータフォーマットによってデータ通信を行うデータ
    通信装置に於いて、 少なくとも前記有効情報の誤り検出情報を生成する誤り
    検出情報生成部と、該誤り検出情報生成部からの誤り検
    出情報を前記パディングの領域に挿入する挿入部と、前
    記誤り検出符号を算出する誤り符号算出部と、前記固定
    長のデータフォーマットに組立てる組立部と、各部を制
    御する送信制御部とを有する送信部と、 前記同期ワードを検出して同期化する同期化部と、少な
    くとも前記有効情報と前記パディングの領域と誤り検出
    符号とを分解する分解部と、該分解部により分解抽出さ
    れた前記パディングの領域中の前記有効情報についての
    誤り検出を行う情報を基に、該有効情報の誤りの有無を
    検出する有効情報誤り検出部と、前記誤り検出符号算出
    部による誤り検出符号を用いて誤りの有無を検出する誤
    り検出部と、前記有効情報誤り検出部による誤り無しの
    場合に、前記有効情報を受信処理する受信処理部と、各
    部を制御する受信制御部とを有する受信部とを備えたこ
    とを特徴とするデータ通信装置。
  7. 【請求項7】 前記送信部の前記誤り検出情報生成部
    は、少なくとも前記有効情報についての誤り検出符号を
    算出し、少なくとも前記有効情報と前記誤り検出符号と
    を前記パディングの領域に複数回挿入するように前記挿
    入部に加える構成を有し、前記受信部の有効情報誤り検
    出部は、少なくとも前記有効情報と、前記パディングの
    領域に挿入された複数回の少なくとも前記有効情報の照
    合により、誤り検出と誤り訂正とを行う構成を有するこ
    とを特徴とする請求項6記載のデータ通信装置。
  8. 【請求項8】 前記送信部の前記誤り検出情報生成部
    は、少なくとも前記有効情報の誤り検出符号を算出し、
    該誤り検出符号を前記パディングの領域に挿入するよう
    に前記挿入部に加える構成を有し、前記受信部は、少な
    くとも前記有効情報の誤り検出符号を前記分解部により
    分解抽出し、該誤り検出符号により少なくとも前記有効
    情報の誤りの有無を検出する有効情報誤り検出部を有す
    ることを特徴とする請求項6記載のデータ通信装置。
  9. 【請求項9】 前記送信部の前記誤り検出情報生成部
    は、少なくとも前記有効情報の誤り検出符号と、誤り検
    出訂正符号とを算出し、該誤り検出符号と誤り検出訂正
    符号とを前記パディングの領域に挿入する挿入部に加え
    る構成を有し、前記受信部の前記有効情報誤り検出部
    は、前記誤り検出訂正符号により誤り検出訂正符号によ
    り誤り検出と誤り訂正とを行い、且つ前記誤り検出符号
    によって少なくとも前記有効情報の誤りの有無を検出す
    る構成を有することを特徴とする請求項6記載のデータ
    通信装置。
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