JPWO2006118119A1 - 情報記録再生装置、情報記録再生方法、情報記録再生プログラム及び情報記録再生プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

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Abstract

1つのコンテンツ情報を複数の記録媒体にまたがって記録し、さらに再生順序を保証し、シームレスな再生を行う。 コンテンツ制御部616は、コンテンツ情報の一部分を第1の記録媒体へ記録するとともに、コンテンツ情報の他の部分を、第1の記録媒体とは異なる第2の記録媒体に記録し、コンテンツ付属情報管理部618は、コンテンツ情報の第1の記録媒体に記録されている一部分と第2の記録媒体に記録されている他の部分とが連続していることを表すリンク情報を作成し、作成したリンク情報を第1の記録媒体及び第2の記録媒体の少なくとも一方に記録し、コンテンツ情報が記録されているファイルとは別のファイルにリンク情報を記録する。

Description

本発明は、各種のコンテンツ情報、例えば動画像情報、静止画像情報、音声情報、文字情報、その他の情報、及びこれらの幾つかを記録、再生及び編集する情報記録再生装置、情報記録再生方法、情報記録再生プログラム及び情報記録再生プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関するものである。
特に、1つのコンテンツ情報を複数の記録媒体に分けて記録し、これらの複数の記録媒体に分けて記録されたコンテンツ情報を系統的に再生する、情報記録再生装置、情報記録再生方法、情報記録再生プログラム及び情報記録再生プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関するものである。
従来の、各種のコンテンツ情報、例えば動画像情報、静止画像情報、音声情報、文字情報、その他の情報、およびこれらの幾つかを記録し、再生する、情報記録再生装置、情報記録再生方法、情報記録再生プログラム及び情報記録再生プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体には、例えば、下記特許文献1に記載された情報記録装置があった。
図27は、従来の情報記録装置の一例である情報記録装置900の構成を示す図である。入力スタッカー901に、識別情報が付加された複数の記録媒体902が装填される。記録媒体902は、例えばフレキシブルディスクであり、識別情報は、例えばバーコードで表され、そのバーコードを表示したシールがフレキシブルディスクの表面に貼り付けられている。
入力スタッカー901に装填された記録媒体902は、1枚ずつ取り出し口909から取り出され、読み取り部903へ送られる。読み取り部903では、記録媒体902の表面に貼り付けられたバーコードを光学式スキャナで読み取り、この読み取った識別情報を制御部904へ送る。
制御部904は、この識別情報を記録管理し、この識別情報と関連付けて、記録媒体902に記録するべき情報を情報記録部905へ送る。読み取り部903でバーコードが読み取られた記録媒体902は、次に情報記録部905に送られる。情報記録部905は、制御部904から送られた情報を読み取り部903から送られた記録媒体902に記録する。
この時、この記録媒体902に記録するべき情報が必ずしも1つの記録媒体902に納まるとは限らない。例えば、記録するべき情報が高画質の動画像情報等でる場合、通常極めて情報量が多いので、1つの記録媒体902に納まる可能性は低くなる。
このような時、制御部904は、1つの記録媒体902の記録容量を把握しているので、記録するべき情報のうち、1つの記録媒体902に記録可能な部分だけを情報記録部905に送る。そして、制御部904は、別の記録媒体902が情報記録部905に送られた時に、記録するべき情報のそれ以外の部分を情報記録部905に送る。このように、記録するべき情報のそれ以外の部分は別の記録媒体902に記録される。
上記のとおり、制御部904は、記録媒体902の識別情報と関連付けて、記録媒体902に記録するべき情報を情報記録部905へ送る。したがって、記録するべき情報が複数の記録媒体902にまたがって記録されている時にも、情報のどの部分がどの記録媒体に記録されているかを把握し管理することができる。
その後、情報記録部905で情報が記録された記録媒体902は、出力スタッカー906へ送られ、保管及び発送等の処理が行われる。また、読み取り部903で識別情報の読み取りに失敗した記録媒体902や、情報記録部905で情報の記録に失敗した記録媒体902は、不良品スタッカー907に送られる。
しかしながら、上記のような、従来の情報記録装置900では、制御部904が記録媒体902に記録されている情報と、その記録媒体902の識別情報との対応関係を把握管理している。そのため、1つの情報が複数の記録媒体902にまたがって記録されている時、この記録媒体902を他の機器で使用するならば、1つの情報が記録されている一連の記録媒体902を把握管理し、これらの記録媒体902を使って1つの情報を連続して利用することができないという課題があった。
また、他の機器が何らかの方法で、記録媒体902に記録されている情報と記録媒体902の識別情報との対応関係を把握したとしても、この対応関係は記録されている情報と記録媒体毎の識別情報であるため、例えば1つの記録媒体902に複数の情報が記録されているような時には、連続する情報が記録されている複数の情報のどれに相当するかは知ることができないという課題があった。
特開平10−187503号公報
本発明は、上記の問題を解決するためになされたもので、1つのコンテンツ情報を複数の記録媒体にまたがって記録することができ、さらに再生順序を保証することができ、シームレスな再生を行うことができる情報記録再生装置、情報記録再生方法、情報記録再生プログラム及び情報記録再生プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することを目的とするものである。
本発明の一局面に係る情報記録再生装置は、コンテンツ情報の一部分を第1の記録媒体へ記録するとともに、前記コンテンツ情報の他の部分を、前記第1の記録媒体とは異なる第2の記録媒体に記録するコンテンツ情報記録部と、前記コンテンツ情報の前記第1の記録媒体に記録されている一部分と前記第2の記録媒体に記録されている他の部分とが連続していることを表すリンク情報を作成し、作成したリンク情報を前記第1の記録媒体及び前記第2の記録媒体の少なくとも一方に記録するリンク情報記録部とを備え、前記リンク情報記録部は、前記コンテンツ情報が記録されているファイルとは別のファイルに前記リンク情報を記録する。
本発明の他の局面に係る情報記録再生方法は、コンテンツ情報の一部分を第1の記録媒体へ記録するとともに、前記コンテンツ情報の他の部分を、前記第1の記録媒体とは異なる第2の記録媒体に記録するコンテンツ情報記録ステップと、前記コンテンツ情報の前記第1の記録媒体に記録されている一部分と前記第2の記録媒体に記録されている他の部分とが連続していることを表すリンク情報を作成し、作成したリンク情報を前記第1の記録媒体及び前記第2の記録媒体の少なくとも一方に記録するリンク情報記録ステップとを含み、前記リンク情報記録制御ステップは、前記コンテンツ情報が記録されているファイルとは別のファイルに前記リンク情報を記録する。
本発明の他の局面に係る情報記録再生プログラムは、コンテンツ情報の一部分を第1の記録媒体へ記録するように指示するとともに、前記コンテンツ情報の他の部分を、前記第1の記録媒体とは異なる第2の記録媒体に記録するように指示するコンテンツ情報記録制御部と、前記コンテンツ情報の前記第1の記録媒体に記録されている一部分と前記第2の記録媒体に記録されている他の部分とが連続していることを表すリンク情報を作成し、作成したリンク情報を前記第1の記録媒体及び前記第2の記録媒体の少なくとも一方に記録するように指示するリンク情報記録制御部としてコンピュータを機能させ、前記リンク情報記録制御部は、前記コンテンツ情報が記録されているファイルとは別のファイルに前記リンク情報を記録するように指示する。
本発明の他の局面に係る情報記録再生プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、コンテンツ情報の一部分を第1の記録媒体へ記録するように指示するとともに、前記コンテンツ情報の他の部分を、前記第1の記録媒体とは異なる第2の記録媒体に記録するように指示するコンテンツ情報記録制御部と、前記コンテンツ情報の前記第1の記録媒体に記録されている一部分と前記第2の記録媒体に記録されている他の部分とが連続していることを表すリンク情報を作成し、作成したリンク情報を前記第1の記録媒体及び前記第2の記録媒体の少なくとも一方に記録するように指示するリンク情報記録制御部としてコンピュータを機能させる情報記録再生プログラムを記録し、前記リンク情報記録制御部は、前記コンテンツ情報が記録されているファイルとは別のファイルに前記リンク情報を記録するように指示する。
これらの構成によれば、コンテンツ情報の一部分が第1の記録媒体へ記録されるとともに、コンテンツ情報の他の部分が、第1の記録媒体とは異なる第2の記録媒体に記録される。そして、コンテンツ情報の第1の記録媒体に記録されている一部分と第2の記録媒体に記録されている他の部分とが連続していることを表すリンク情報が作成され、作成されたリンク情報が第1の記録媒体及び第2の記録媒体の少なくとも一方に記録される。このとき、コンテンツ情報が記録されているファイルとは別のファイルにリンク情報が記録される。
したがって、コンテンツ情報の第1の記録媒体に記録されている一部分と第2の記録媒体に記録されている他の部分とが連続していることを表すリンク情報が第1の記録媒体及び第2の記録媒体の少なくとも一方に記録されるので、1つのコンテンツ情報を複数の記録媒体にまたがって記録することができ、さらに再生順序を保証することができ、シームレスな再生を行うことができる。
本発明の他の局面に係る情報記録再生装置は、コンテンツ情報の一部分を第1の記録媒体へ記録するとともに、前記コンテンツ情報の他の部分を、前記第1の記録媒体とは異なる第2の記録媒体に記録するコンテンツ情報記録部と、前記第1の記録媒体に記録されている前記コンテンツ情報の一部分と、前記第2の記録媒体に記録されている前記コンテンツ情報の他の部分とが連続していることを表すリンク情報を作成し、作成したリンク情報を第1の記録媒体に記録されている前記コンテンツ情報の一部分及び前記第2の記録媒体に記録されている前記コンテンツ情報の他の部分に記録するリンク情報記録部とを備える。
この構成によれば、コンテンツ情報の一部分が第1の記録媒体へ記録されるとともに、コンテンツ情報の他の部分が、第1の記録媒体とは異なる第2の記録媒体に記録される。そして、第1の記録媒体に記録されているコンテンツ情報の一部分と、第2の記録媒体に記録されているコンテンツ情報の他の部分とが連続していることを表すリンク情報が作成され、作成されたリンク情報が第1の記録媒体に記録されているコンテンツ情報の一部分及び第2の記録媒体に記録されているコンテンツ情報の他の部分に記録される。
したがって、別途リンク情報を保持する必要が無く、第1の記録媒体に記録されているコンテンツ情報の一部分を再生しながら、第2の記録媒体に記録されているコンテンツ情報の他の部分を再生することができる。
本発明の目的、特徴及び利点は、以下の詳細な説明と添付図面とによって、より明白となる。
本発明の実施の形態1に係る情報記録再生装置の複数の情報記録メディアにコンテンツ情報がまたがって記録されている状態を示す概念図である。 本発明の実施の形態1に係る情報記録再生装置の複数の情報記録メディアにコンテンツ情報がまたがって記録されている時のディレクトリ構造の第1例を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る情報記録再生装置の複数の情報記録メディアにコンテンツ情報がまたがって記録されている時のディレクトリ構造の第2例を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る情報記録再生装置の複数の情報記録メディアにコンテンツ情報がまたがって記録されている時のディレクトリ構造の第3例を示す図である。 コンテンツ付属情報ファイルに記録される全メディア関連情報統合管理テーブルの一例を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る情報記録再生装置のモジュール構成を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る情報記録再生装置の機能ブロックを示す図である。 図6に示す情報記録再生装置による記録処理について説明するための第1のフローチャートである。 図6に示す情報記録再生装置による記録処理について説明するための第2のフローチャートである。 図8のステップS8におけるリンク情報作成処理について説明するためのフローチャートである。 図6に示す情報記録再生装置によるコンテンツ情報の記録処理について説明するためのフローチャートである。 図6に示す情報記録再生装置によるコンテンツ情報の編集処理について説明するためのフローチャートである。 図12のステップS57におけるリンク情報編集処理について説明するためのフローチャートである。 本発明の実施の形態2に係る情報記録再生装置のモジュール構成を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る情報記録再生装置の機能ブロックを示す図である。 本発明の実施の形態2に係る情報記録再生装置の複数の情報記録メディアにコンテンツ情報がまたがって記録されている状態を示す概念図である。 本発明の実施の形態2に係る情報記録再生装置の複数の情報記録メディアにコンテンツ情報がまたがって記録されている状態の他の例を示す概念図である。 本発明の実施の形態2に係る情報記録再生装置における全メディア関連情報統合管理テーブルの一例を示す図である。 本発明の実施の形態3に係る情報記録再生装置の複数の情報記録メディアにコンテンツ情報がまたがって記録されている状態を示す概念図である。 図19に示すコンテンツ情報の記録状態における表示画面の一例を示す図である。 本発明の実施の形態3に係る情報記録再生装置の複数の情報記録メディアにコンテンツ情報がまたがって記録されている状態の他の例を示す概念図である。 図21に示すコンテンツ情報の記録状態における表示画面の一例を示す図である。 コンテンツ情報が情報記録メディアにまたがって記録されている状態の他の第2例を示す図である。 コンテンツ情報が情報記録メディアにまたがって記録されている状態の他の第3例を示す図である。 コンテンツ情報が情報記録メディアにまたがって記録されている状態の他の第4例を示す図である。 コンテンツ情報が情報記録メディアにまたがって記録されている状態の他の第5例を示す図である。 従来の情報記録装置の一例である情報記録装置の構成を示す図である。
以下に、本発明の一実施の形態に係る情報記録再生装置ついて図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る情報記録再生装置の複数の情報記録メディアにコンテンツ情報がまたがって記録されている状態を示す概念図である。具体的には、図1では、SD(Secure Digital)カード101、SDカード102及びSDカード103にコンテンツ情報がまたがって記録されている。
図1に示すShot111とShot112とが、本発明に係るコンテンツ情報に相当し、具体的には例えば、動画像情報、静止画像情報、音声情報、文字情報、その他の情報、及びこれらの幾つかを含むストリーム情報である。
図1に示す例では、Shot111は比較的容量が小さなコンテンツ情報であるため、1つの記録メディアであるSDカード101に記録しているが、Shot112は比較的容量が大きなコンテンツ情報であるため、1つの記録メディアに記録することができず、SDカード101とSDカード102とSDカード103との、3つのSDカードにまたがって記録されている。
また、1つのコンテンツ情報に相当する各Shotの記録メディア毎の部分をClipと呼ぶ。Shot111は、全体がSDカード101に記録されているので、Clip121だけから構成されている。Shot112は、3つのSDカード101,102,103にまたがって記録されているので、Clip122、Clip123及びClip124の3つのClipから構成されている。
Clip122は、Shot112のSDカード101内の部分であり、Clip123は、Shot112のSDカード102内の部分であり、Clip124は、Shot112のSDカード103内の部分である。
SDカード102は、その記録可能な領域全てにClip123を記録しており、他のコンテンツ情報を記録することはできないが、SDカード101は、その記録可能な領域にShot111のClip121とShot112のClip122とを記録している。SDカード103は、その記録可能な領域にShot112のClip124を記録しているが、その記録可能な領域全てを使い切っていない可能性があり、そのような時には、他のコンテンツ情報のClipを記録できる可能性も残されている。
従来のSDカード規格等に準拠したコンテンツ情報の記録では、例えばFAT(File Allocation Table)16やFAT32等のファイルシステムに基づく制限、メディアの記録容量に基づく制限、又は管理可能ファイル数及びディレクトリ数に基づく制限等のために、複数の記録メディアにまたがるコンテンツ情報であるShot112の記録・再生ができない仕様になっている。また、仕様を拡張変更して複数の記録メディアにまたがってShot112の記録を行ったとしても、機器によってどの記録メディアが装着されているかを特定することは困難である。特に、記録メディアがリムーバブルメディア等である場合、機器によってどの記録メディアが装着されているかを特定することは困難である。記録メディア間をまたがって記録されているコンテンツ情報の再生順序を保証したり、シームレスな再生を保証することができなかった。
しかしながら、本発明の実施の形態1に係る情報記録再生装置は、複数の記録メディア、すなわちSDカード101、SDカード102及びSDカード103にまたがって記録されているコンテンツ情報の再生順序を保証し、シームレスな再生を保証することが可能である。
図2は、本発明の実施の形態1に係る情報記録再生装置の複数の情報記録メディアにコンテンツ情報がまたがって記録されている時のディレクトリ構造の第1例を示す図である。図2では、具体的には、SDカード101、SDカード102及びSDカード103にコンテンツ情報がまたがって記録されている時のディレクトリ構造を示している。
ROOTディレクトリ200は、1つの情報記録メディア全体の基本となるディレクトリであり、1つの記録メディア毎に必ず1つだけ存在するディレクトリである。1つの記録メディアの中の全てのディレクトリは、このROOTディレクトリ200の下に作られる。
この第1例では、ROOTディレクトリ200の下にメディアディレクトリ210が作成される。メディアディレクトリ210は、1つの情報記録メディアを管轄するディレクトリであるが、必ずしも1つの情報記録メディアに1つとは限らず、2つ以上あっても構わない。この場合、1つの情報記録メディアはあたかも2つ以上の情報記録メディアであるかのように管理される。
この第1例では、メディアディレクトリ210の下にコンテンツディレクトリが作成される。コンテンツディレクトリは、コンテンツ情報の数に応じて作成される。図2の例では、コンテンツ1−ディレクトリ220とコンテンツ2−ディレクトリ230だけを示しているが、必ずしもコンテンツディレクトリは2つに限るものではなく、各メディアディレクトリ210の下に幾つ存在しても構わない。
コンテンツディレクトリは、コンテンツ情報を記録するためのディレクトリであり、原則1つのコンテンツディレクトリに1つのコンテンツ情報が記録される。例えば、図1に示す例では、SDカード101のメディアディレクトリの下に2つのコンテンツディレクトリが作成される。それは、例えばコンテンツ111ディレクトリとコンテンツ112ディレクトリとである。なお、ここでは、Shot111に対応するコンテンツディレクトリをコンテンツ111ディレクトリと呼び、Shot112に対応するコンテンツディレクトリをコンテンツ112ディレクトリと呼ぶ。
コンテンツ111ディレクトリには、Shot111のSDカード101に記録される部分、即ちClip121が記録される。上記のとおり、このClip121はShot111の全体を含んでいる。コンテンツ112ディレクトリには、Shot112のSDカード101に記録される部分、即ちClip122が記録される。上記のとおり、このClip122はShot112の全体ではなく、Shot112の他の部分はSDカード102とSDカード103とに記録されている。
同様に、SDカード102のメディアディレクトリの下には、1つのコンテンツディレクトリが作成される。それは例えば、コンテンツ112ディレクトリである。しかしながら、必ずしもSDカード102のメディアディレクトリの下のコンテンツディレクトリは1つに限るものではなく、他のコンテンツディレクトリが存在しても構わない。このSDカード102のメディアディレクトリの下のコンテンツ112ディレクトリには、Shot112のSDカード102に記録される部分、即ちClip123が記録される。
同様に、SDカード103のメディアディレクトリの下には、1つのコンテンツディレクトリが作成される。それは例えば、コンテンツ112ディレクトリである。しかしながら、必ずしもSDカード103のメディアディレクトリの下のコンテンツディレクトリは1つに限るものではなく、他のコンテンツディレクトリが存在しても構わない。このSDカード103のメディアディレクトリの下のコンテンツ112ディレクトリには、Shot112のSDカード103に記録される部分、即ちClip124が記録される。
各コンテンツディレクトリの下には、1つのコンテンツ付属情報ファイルと幾つかのコンテンツデータファイルとが作成され、それぞれにコンテンツ付属情報とコンテンツデータとが記録される。例えば、図2に示す例では、コンテンツ1−ディレクトリ220の下に、1つのコンテンツ1−付属情報ファイル221と、2つのコンテンツデータファイル、即ちコンテンツ1−データファイル222とコンテンツ1−データファイル223とが作成され、それぞれにコンテンツ付属情報とコンテンツデータとが記録されている。
同様に、コンテンツ2−ディレクトリ230の下に、1つのコンテンツ2−付属情報ファイル231と、2つのコンテンツデータファイル、即ちコンテンツ2−データファイル232とコンテンツ2−データファイル233とが作成され、それぞれにコンテンツ付属情報とコンテンツデータとが記録されている。
上記のとおり、各メディアディレクトリの下に含まれるコンテンツディレクトリの数が2つに限らないのと同様、各コンテンツディレクトリに含まれるコンテンツ付属情報ファイルは1つとは限らないし、コンテンツデータファイルは2つとは限らない。
コンテンツ付属情報ファイルには、このコンテンツディレクトリに含まれるコンテンツ情報に関する各種の属性情報や付属関連情報が記録される。なお、コンテンツ付属情報ファイルの詳細な例については後述する。
コンテンツデータファイルには、コンテンツ情報そのものが記録され、コンテンツ情報は、各ファイルシステム、ファイル管理及びそのコンテンツの属性や性質等に応じて、種々の形式で符号化、ストリーム化又は暗号化等が行われ、種々のサイズに分割されてコンテンツデータとして記録保存される。
例えば、コンテンツ情報が動画像情報であれば、コンテンツデータファイルには、MPEG−2形式やMPEG−4形式で符号化されたトランスポートストリーム形式の情報が記憶され、コンテンツ情報が音声情報であれば、MP3形式で符号化された情報が記憶され、コンテンツ情報が静止画像情報であれば、JPEG形式で符号化された1枚の絵に関する情報が記憶され、コンテンツ情報が文書情報であれば、MS−WORD(登録商標)形式の1つの文書情報が記憶される。
図3は、本発明の実施の形態1に係る情報記録再生装置の複数の情報記録メディアにコンテンツ情報がまたがって記録されている時のディレクトリ構造の第2例を示す図である。図3では、具体的には、SDカード101、SDカード102及びSDカード103にコンテンツ情報がまたがって記録されている時のディレクトリ構造を示している。
ROOTディレクトリ300は、1つの情報記録メディア全体の基本となるディレクトリであり、1つの記録メディア毎に必ず1つだけ存在するディレクトリである。1つの記録メディアの中の全てのディレクトリは、このROOTディレクトリ300の下に作られる。
この第2例では、ROOTディレクトリ300の下にメディアディレクトリ310が作成される。メディアディレクトリ310は、1つの情報記録メディアを管轄するディレクトリであるが、必ずしも1つの情報記録メディアに1つとは限らず、2つ以上あっても構わない。この場合、1つの情報記録メディアはあたかも2つ以上の情報記録メディアであるかのように管理される。これについては、上記第1例と同様である。
この第2例では、メディアディレクトリ310の下に1つのコンテンツ付属情報ディレクトリ320と、1つのコンテンツディレクトリ330とが作成される。なお、コンテンツ付属情報ディレクトリ320とコンテンツディレクトリ330とは、必ずしもそれぞれ1つだけに限るものではなく、それぞれ幾つ存在しても構わない。
コンテンツ付属情報ディレクトリ320は、コンテンツ付属情報ファイルを記録保管するためのディレクトリであり、コンテンツディレクトリ330はコンテンツ情報自体を記録保管するためのディレクトリである。コンテンツ付属情報ファイルは、コンテンツ情報の数に応じて作成される。そして、コンテンツ付属情報ファイルには、コンテンツディレクトリに記録保管されているコンテンツ情報に関する各種の属性情報や付属関連情報が記録される。なお、コンテンツ付属情報ファイルの詳細な例については後述する。図3の例では、コンテンツ1−付属情報ファイル321とコンテンツ2−付属情報ファイル322との2つだけが示されているが、必ずしもコンテンツ付属情報ファイルは2つに限るものではなく、各メディアディレクトリの下に幾つ存在しても構わない。
コンテンツディレクトリ330は、コンテンツ情報自体を記録保管するためのディレクトリである。コンテンツディレクトリ330には、コンテンツ1−データファイル331、コンテンツ1−データファイル332、・・・、コンテンツ2−データファイル333、コンテンツ2−データファイル334が記録保管されている。なお、これはあくまでも一例であって、コンテンツディレクトリ330に記録保管されるのはこれらのコンテンツデータファイルに限るものではなく、幾つのコンテンツデータファイルが記録保管されても構わない。
例えば、図1に示す例では、コンテンツ1−データファイル331とコンテンツ1−データファイル332とは、SDカード101内に記録保管されているコンテンツ情報であるShot111である。このShot111が例えばJPEG形式で符号化された静止画像情報である場合、コンテンツ1−データファイル331は1枚の静止画像情報であり、コンテンツ1−データファイル332は他の1枚の静止画像情報であっても構わない。
また、例えば、同様に図1に示す例では、コンテンツ2−データファイル333とコンテンツ2−データファイル334とは、SDカード101内に記録保管されているコンテンツ情報であるShot112のClip122である。このClip122が例えばMPEG−2形式で符号化された動画像情報である場合、コンテンツ2−データファイル333は動画情報の1つのGOP(Group Of Picture)であり、コンテンツ2−データファイル334は他の1つのGOPであっても構わない。なお、このようなケースでは、図3にはコンテンツ2−データファイルとして、コンテンツ2−データファイル333とコンテンツ2−データファイル334としか示していないが、実際にはより多くのコンテンツ2−データファイルが含まれている。
また、上記のとおり、コンテンツディレクトリ330に記録保管されるのは、図3に示すコンテンツデータファイルに限るものではなく、幾つのコンテンツデータファイルが記録保管されても構わない。例えば、コンテンツ1−データファイル、コンテンツ2−データファイル、コンテンツ3−データファイル、・・・、コンテンツN−データファイルが記録保管されても構わない。このようなケースでは、各コンテンツn−データファイル(1≦n≦N)に対応したコンテンツn−付属情報ファイル(1≦n≦N)がコンテンツ付属情報ディレクトリ320に記録保管される。
さらにまた、各コンテンツn−データファイル(1≦n≦N)も、コンテンツn−データファイル1、コンテンツn−データファイル2、コンテンツn−データファイル3、・・・、コンテンツn−データファイルK(1≦K)のように、幾つのコンテンツデータファイルを含んでいても構わない。但し、N、n、Kはそれぞれ正の整数である。
このように、コンテンツデータファイルが記録されているディレクトリとは別のディレクトリにコンテンツ付属情報ファイルが記録されるので、コンテンツ付属情報ファイルがコンテンツデータファイルとともに記録されておらず、コンテンツ付属情報ファイルのみを個別に読み出して利用することができる。
図4は、本発明の実施の形態1に係る情報記録再生装置の複数の情報記録メディアにコンテンツ情報がまたがって記録されている時のディレクトリ構造の第3例を示す図である。図3では、具体的には、SDカード101、SDカード102及びSDカード103にコンテンツ情報がまたがって記録されている時のディレクトリ構造を示している。
ROOTディレクトリ400は、1つの情報記録メディア全体の基本となるディレクトリであり、1つの記録メディア毎に必ず1つだけ存在するディレクトリである。1つの記録メディアの中の全てのディレクトリは、このROOTディレクトリ400の下に作られる。
この第3例では、ROOTディレクトリ400の下にメディアディレクトリ410が作成される。メディアディレクトリ410は、1つの情報記録メディアを管轄するディレクトリであるが、必ずしも1つの情報記録メディアに1つとは限らず、2つ以上あっても構わない。この場合、1つの情報記録メディアはあたかも2つ以上の情報記録メディアであるかのように管理される。これについては、上記第1例及び第2例と同様である。
この第3例では、メディアディレクトリ410の下に1つのコンテンツ付属情報ディレクトリ420と、任意の個数のコンテンツデータファイルとが作成される。なお、コンテンツ付属情報ディレクトリ420は、必ずしも1つだけに限るものではなく、幾つ存在しても構わない。
コンテンツ付属情報ディレクトリ420は、コンテンツ付属情報ファイルを記録保管するためのディレクトリである。コンテンツ付属情報ファイルは、コンテンツ情報の数に応じて作成される。そして、コンテンツ付属情報ファイルには、記録メディアに記録保管されているコンテンツ情報に関する各種の属性情報や付属関連情報が記録される。
なお、コンテンツ付属情報ファイルの詳細な例については後述する。図4の例では、コンテンツ1−付属情報ファイル421とコンテンツ2−付属情報ファイル422との2つだけが示されているが、必ずしもコンテンツ付属情報ファイルは2つに限るものではなく、各メディアディレクトリの下に幾つ存在しても構わない。
上記第2例では、コンテンツ情報自体は、コンテンツ情報自体を記録保管するためのコンテンツディレクトリに記録保存されていたが、この第3例では、コンテンツディレクトリは存在せず、コンテンツ情報自体はメディアディレクトリ410の下に直接記録保存されている。すなわち、第3例では、メディアディレクトリ410の直下に、コンテンツ1−データファイル431、コンテンツ1−データファイル432、・・・、コンテンツ2−データファイル433、コンテンツ2−データファイル434が記録保管されている。なお、これはあくまでも一例であって、メディアディレクトリ410の直下に記録保管されるのはこれらのコンテンツデータファイルに限るものではなく、幾つのコンテンツデータファイルが記録保管されても構わない。
また、コンテンツ1−データファイル431、コンテンツ1−データファイル432、・・・、コンテンツ2−データファイル433、コンテンツ2−データファイル434の内容については、上記第2例と同様であるから、説明を省略する。また、メディアディレクトリ410の直下に記録保管されるのは、例えば、コンテンツ1−データファイル、コンテンツ2−データファイル、コンテンツ3−データファイル、・・・、コンテンツN−データファイルであっても構わないことも、上記第2例と同様である。このようなケースでは、各コンテンツn−データファイル(1≦n≦N)に対応したコンテンツn−付属情報ファイル(1≦n≦N)がコンテンツ付属情報ディレクトリ420に記録保管されていることも、上記第2例と同様である。
さらにまた、各コンテンツn−データファイル(1≦n≦N)も、コンテンツn−データファイル1、コンテンツn−データファイル2、コンテンツn−データファイル3、・・・、コンテンツn−データファイルK(1≦K)のように、幾つのコンテンツデータファイルを含んでいても構わないことも、上記第2例と同様である。
このような、メディアディレクトリ、コンテンツ付属情報ディレクトリ、コンテンツディレクトリ、コンテンツ付属情報ファイル、コンテンツデータファイルによって、複数の記録メディアにまたがって記録されているコンテンツ情報の再生順序を保証し、シームレスな再生を保証することが可能になる。
ここで、コンテンツ付属情報ファイルについて説明する。図5は、コンテンツ付属情報ファイルに記録される全メディア関連情報統合管理テーブルの一例を示す図である。全メディア関連情報統合管理テーブルは、例えば、各SDカードの各Shotの各Clip単位に作成される。
記録される項目は、例えば、記録年月日及び記録時分秒を含む関連情報、記録メディアの種別、メディアID番号、その記録メディアが存在する所在パス、このClipの前の部分が記録されているリンク先(PREV)についての情報、及びこのClipの後の部分が記録されているリンク先(NEXT)についての情報等である。なお、全メディア関連情報統合管理テーブルについてのこれらの項目は、あくまでも1つの例であって、これらに限るものではない。
例えば、図5に示す全メディア関連情報統合管理テーブルの最初の項目には、SDカードに記録されている1つのClipについての関連情報が記録されている。その関連情報には、このClipが記録されたのが2005年02月21日であり、記録された時刻が23時12分30秒であることが記録されている。
なお、これもまたあくまでも1つの例であり、必ずしもこのような内容に限るものではなく、時刻もより詳細な時刻、例えばミリ秒単位やマイクロ秒、ナノ秒単位の情報を含んでいても構わないし、記録開始時刻と記録終了時刻、あるいは記録中の時間長に関する情報等を含んでいても構わない。
全メディア関連情報統合管理テーブルの第2の項目には、このClipが記録されている記録メディアの種別、例えばSDカードや、BD(ブルーレイディスク)、DVD(デジタル・バーサタイル・ディスク)、HD(ハードディスク)、あるいはその他の各種記録メディアの種別が記録されている。図5に示す最初のレコードには、記録メディアの種別がSD(SDカード)であることを示す情報が記録されており、図5に示す第2のレコードには、記録メディアの種別がDVD(デジタル・バーサタイル・ディスク)であることを示す情報が記録されている。
全メディア関連情報統合管理テーブルの第3の項目には、このClipが記録されている記録メディアのメディアID番号が記録されている。このメディアID番号は、記録メディアの種別に応じて、各種の形式があり得るが、その記録メディアを識別するための固有のID番号である。
図5に示す最初のレコードには、記録メディアのメディアID番号が‘01245’であることが記録されており、図5に示す第2のレコードには、記録メディアのメディアID番号が‘DVD109’であることが記録されている。なお、このメディアID番号は、世界でただ1つの番号であっても構わないし、各利用者にとって不都合が無い限りでただ1つの番号であっても構わない。また、図5の例にも示すとおり、必ずしも数字だけに限るものではなく、文字を含んでいても構わない。
全メディア関連情報統合管理テーブルの第4の項目には、このClipが記録されている記録メディアが存在する記録ドライブの所在、例えば、ファイルシステムやOS(Operating
System)によって特定されるアクセスや管理のためのパスやドライブ名が記録されている。この情報によって、情報記録再生装置は、このClipが記録されている記録メディアが存在又は装着されている記録ドライブを識別することができると共に、その記録ドライブとその記録メディアとにアクセスすることができ、また、その記録ドライブとその記録メディアとを管理することができる。
図5に示す最初のレコードには、記録ドライブの所在・パスが‘/MF/CF1/SDR001’であることを示す情報が記録されており、図5に示す第2のレコードには、記録ドライブの所在・パスが‘/MF/CF2/DVD002’であることを示す情報が記録されている。
全メディア関連情報統合管理テーブルの第5の項目には、このClipの前の部分が記録されているリンク先(PREV)についての情報が記録されている。具体的には、例えば、図5に示す最初のレコードには、このClipの前の部分が記録されている記録メディアのメディア種別がHD(ハードディスク)であり、そのHDのメディアIDは‘HDD016’であり、その記録メディアが存在する記録ドライブの所在・パスは‘/MF/CF3/HDD013’であることが記録されている。
また、例えば、図5に示す第2のレコードには、このClipの前の部分が記録されている記録メディアのメディア種別がSD(SDカード)であり、そのSDカードのメディアIDは‘01245’であり、その記録メディアが存在する記録ドライブの所在・パスは‘/MF/CF1/SDR001’であることが記録されている。
この第2のレコードのリンク先におけるメディアIDと記録ドライブの所在・パスとは、図5の第1番目のレコードに示すメディアID及び所在・パスと同一であり、このことから、図5に示す例の第2番目のレコードに記録されているClipの前の部分は、図5に示す例の第1番目のレコードに記録されているものであることが解る。すなわち、言い換えると、図5に示す例の全メディア関連情報統合管理テーブルに記録されている最初のレコードに対応するClipと、第2のレコードに対応するClipとは、1つのShotの連続したClipであることが解る。
但し、これはあくまでも1つの例であって、必ずしもこの例のように、全メディア関連情報統合管理テーブルに記録されているClipは、1つのShotの連続したClipの順に記録されていることは必要で無く、どのような順番に記録されていても構わない。
全メディア関連情報統合管理テーブルの第6の項目には、このClipの後の部分が記録されているリンク先(NEXT)についての情報が記録されている。具体的には、例えば、図5に示す最初のレコードには、このClipの後の部分が記録されている記録メディアのメディア種別がDVD(デジタル・バーサタイル・ディスク)であり、そのDVDのメディアIDは‘DVD109’であり、その記録メディアが存在する記録ドライブの所在・パスは‘/MF/CF2/DVD002’であることが記録されている。
この第1のレコードのリンク先におけるメディアIDと記録ドライブの所在・パスとは、図5の第2番目のレコードに示すメディアID及び所在・パスと同一であり、このことから、図5に示す例の第1番目のレコードに記録されているClipの後の部分は、図5に示す例の第2番目のレコードに記録されているものであることが解る。すなわち、言い換えると、図5に示す例の全メディア関連情報統合管理テーブルに記録されている最初のレコードに対応するClipと、第2のレコードに対応するClipとは、1つのShotの連続したClipであることが解る。
但し、これはあくまでも1つの例であって、必ずしもこの例のように、全メディア関連情報統合管理テーブルに記録されているClipは、1つのShotの連続したClipの順に記録されていることは必要で無く、どのような順番に記録されていても構わない。
また、例えば、図5に示す第2のレコードには、このClipの後の部分は‘−’だけが記録されている。これは、このClipの後の部分は存在しない、あるいは未だ記録されていない、あるいは未だ特定されていないことを示している。
また、この全メディア関連情報統合管理テーブルによって管理されている記録メディアがリムーバブル・タイプの記録メディアである場合、メディア種別やメディアIDは通常の利用形態に伴って変るということは普通考えられないが、その記録メディアが存在する記録ドライブの所在・パスは通常の利用形態に伴って変り得る。従って、各Clipを記録している記録メディアが存在する記録ドライブの所在・パスは利用に伴って変る可能性がある。この全メディア関連情報統合管理テーブルに記録されているのは、最新の状態を示す情報であるが、その状態が変わった時にはその都度更新される。
これは、この全メディア関連情報統合管理テーブルの‘所在・ドライブ/パス’の項目だけでなく、‘リンク先(PREV)’の項目の中の‘所在・ドライブ/パス’や、‘リンク先(NEXT)’の項目の中の‘所在・ドライブ/パス’も同様である。
また、この図5に示す全メディア関連情報統合管理テーブルには、2つのClipについてのみ示しているが、これもあくまでも1つの例であり、全メディア関連情報統合管理テーブルには幾つのClipについての情報が記録されていても構わない。
また、この例では、全メディア関連情報統合管理テーブルは、コンテンツ付属情報ファイルに記録されるとして説明したが、これもあくまでも1つの例であり、コンテンツ付属情報ファイル以外の記録メディアに記録されていてもよく、情報記録再生装置の他の部分、例えば不揮発性メモリや、揮発性メモリや、ROM、RAM、あるいはその他の外部記録媒体に記録されていてもよく、他のコンピュータ、例えばネットワーク接続されたサーバ等に記録されていても構わない。
このように、リンク情報が第1の記録媒体の種別を示す情報及び第2の記録媒体の種別を示す情報の少なくとも一方を含んでいるので、複数の種別の記録媒体にまたがってコンテンツ情報を記録することができる。
また、リンク情報が、第1の記録媒体を識別するためのメディアID及び第2の記録媒体を識別するためのメディアIDの少なくとも一方を含んでいるので、コンテンツ情報が記録されている記録媒体を容易に特定することができる。
さらに、リンク情報が、第1の記録媒体のコンテンツ情報が記録されているディレクトリを識別するための識別情報及び第2の記録媒体のコンテンツ情報が記録されているディレクトリを識別するための識別情報の少なくとも一方を含んでいるので、コンテンツ情報が記録されているディレクトリを容易に特定することができる。
さらにまた、リンク情報が、第1の記録媒体のコンテンツ情報が記録されているファイルを識別するための識別情報及び第2の記録媒体のコンテンツ情報が記録されているファイルを識別するための識別情報の少なくとも一方を含んでいるので、コンテンツ情報が記録されているファイルを容易に特定することができる。
また、リンク情報が、コンテンツ情報のリンク先を表すリンク先情報及びリンク元を表すリンク元情報の少なくとも一方を含んでいるので、リンク先情報を参照することで、複数の記録媒体にまたがって記録されたコンテンツ情報を順方向に再生することができ、リンク元情報を参照することで、複数の記録媒体にまたがって記録されたコンテンツ情報を逆方向に再生することができる。
図6は、本発明の実施の形態1に係る情報記録再生装置のモジュール構成を示す図である。図7は、本発明の実施の形態1に係る情報記録再生装置の機能ブロックを示す図である。
図6に示す情報記録再生装置600は、ユーザインタフェース部612、アプリケーション部614、コンテンツ制御部616、コンテンツ付属情報管理部618、SDメディアコア制御部621、BDメディアコア制御部623、DVDメディアコア制御部625、HDメディアコア制御部627、ファイルシステム・インタフェース部631、SDファイルシステム部641、BDファイルシステム部643、DVDファイルシステム部645、HDファイルシステム部647、SDデバイスドライバ部651、BDデバイスドライバ部653、DVDデバイスドライバ部655、HDデバイスドライバ部657、及びメディア部671を備えて構成される。
メディア部671は、各種の記録メディアであるSD(SDカード)681,682、BD(ブルーレイディスク)683,684、DVD(デジタル・バーサタイル・ディスク)685,686、及びHD(ハードディスク)687,688を備える。
なお、このような情報記録再生装置600の主要モジュール構成は、あくまでも1つの例であって、このような構成に限るものではなく、特に各種のデバイスドライバや記録メディアの種類と数は、図6に示す例に限るものではない。
図7に示す情報記録再生装置600の主要機能ブロックは、ユーザインタフェース処理部711、コンテンツ管理部712、メディアアクセス処理部741及びメディア部751を備えて構成される。コンテンツ管理部712は、コンテンツ制御部722、コンテンツ付属情報管理部723、SDフォーマット処理部731、SDリンク情報処理部732、BDフォーマット処理部733、BDリンク情報処理部734、DVDフォーマット処理部735、DVDリンク情報処理部736、HDフォーマット処理部737、HDリンク情報処理部738を備えて構成される。
コンテンツ制御部722は、コンテンツ処理部713及びリンク情報利用部714を備えて構成される。コンテンツ付属情報管理部723は、コンテンツ付属情報処理部715を備えて構成される。メディア部751は、各種の記録メディアであるSD(SDカード)761,762、BD(ブルーレイディスク)763,764、DVD(デジタル・バーサタイル・ディスク)765,766、及びHD(ハードディスク)767,768を備える。
なお、このような情報記録再生装置600の主要機能ブロック構成は、あくまでも1つの例であって、このような構成に限るものではなく、特に各種のフォーマット処理部やリンク情報処理部や記録メディアの種類と数は、図7に示す例に限るものではない。
図6のユーザインタフェース部612は、図7のユーザインタフェース処理部711に対応している。ユーザインタフェース部612は、情報記録再生装置600を利用者が利用する時の操作、例えば操作ボタンの入力を検知し、入力に対応した動作を行う。また、ユーザインタフェース部612は、利用者による操作に対応する出力を液晶表示装置に表示したり、音声出力装置から出力したりする。
図6のアプリケーション部614は、図7のコンテンツ管理部712の一部に対応している。アプリケーション部614は、アプリケーションプログラムによって制御される。アプリケーション部614は、ユーザインタフェース部612からの操作入力情報を受信し、各種情報を記録するための要求、各種情報を再生するための要求及び各種情報を編集するための要求に対応する制御信号を他のモジュールに送信するとともに、他のモジュールからの応答に対応する制御信号を受信する。
図6のコンテンツ制御部616は、図7のコンテンツ制御部722に対応している。コンテンツ制御部616は、アプリケーション部614からの制御信号に基づき、コンテンツ情報の制御、例えばストリーム制御やファイル制御を行う。また、コンテンツ制御部616は、ストリーム制御やファイル制御が行われたコンテンツ情報を各種記録メディアに対応したメディアコア制御部621〜627へ出力する。
また、コンテンツ情報の制御は、図7に示すように、コンテンツ処理部713によって行われるコンテンツ自体に対する処理と、リンク情報利用部714によって行われるコンテンツのリンク情報を利用した処理とに分けられる。
コンテンツのリンク情報を利用した処理とは、上記のように例えば、コンテンツ付属情報ファイルに記録されている全メディア関連情報統合管理テーブルを読み出し、その内容を解析し、そのリンク情報を辿ることによってコンテンツ自体を読み出す処理である。これは、複数の記録メディアにまたがって記録されているコンテンツ情報の再生順序を保証し、シームレスな再生を保証するための処理の一部に相当する。なお、本実施の形態におけるコンテンツ付属情報ファイルは、メディア部751の少なくとも1つの記録媒体に記録される。
図6のコンテンツ付属情報管理部618は、図7のコンテンツ付属情報管理部723に対応している。コンテンツ付属情報管理部618は、アプリケーション部614からの制御信号に基づき、全メディア関連情報統合管理テーブルを管理する。
そして、図7のメディア部751は、コンテンツ・リンク情報(コンテンツ付属情報ファイル)を記憶している。また、メディア部751は、例えば上記のように、コンテンツ付属情報ファイルを記録しているが、これもあくまでも1つの例であり、本発明に係る情報記録再生装置の他の部分、例えば不揮発性メモリや、揮発性メモリや、ROM、RAM、あるいはその他の外部記録媒体、他のコンピュータ、例えばネットワーク接続されたサーバ等に相当するものであっても構わない。
このコンテンツ付属情報管理部618が行う処理の1つである、コンテンツ・リンク情報に対する処理もまた、上記のように例えば、コンテンツ付属情報ファイルに記録されている全メディア関連情報統合管理テーブルを読み出し、その内容を解析し、そのリンク情報を辿ることによってコンテンツ自体を読み出す処理である。これは、複数の記録メディアにまたがって記録されているコンテンツ情報の再生順序を保証し、シームレスな再生を保証するための処理の一部に相当する。
図6のSDメディアコア制御部621は、図7のSDフォーマット処理部731とSDリンク情報処理部732とに対応し、BDメディアコア制御部623は、BDフォーマット処理部733とBDリンク情報処理部734とに対応し、DVDメディアコア制御部625は、DVDフォーマット処理部735とDVDリンク情報処理部736とに対応し、HDメディアコア制御部627は、HDフォーマット処理部737とHDリンク情報処理部738とに対応している。
情報記録再生装置600に装着されている記録メディアの一例である、例えば、SDカード、BD(ブルーレイディスク)、DVD(デジタル・バーサタイル・ディスク)及びHD(ハードディスク)等は、それぞれ独自の規格化された記録フォーマットが定められており、コンテンツ情報やリンク情報を初めとするコンテンツ管理情報は、この規格化された記録フォーマットに従って記録する必要がある。
そして、SDフォーマット処理部731、BDフォーマット処理部733、DVDフォーマット処理部735及びHDフォーマット処理部737は、この規格化された各記録フォーマットに対応した記録のための処理を行う。また、SDリンク情報処理部732、BDリンク情報処理部734、DVDリンク情報処理部736及びHDリンク情報処理部738は、各記録フォーマットと関連してリンク情報を辿ったり、更新管理するのに必要となる処理を行う。
そして、これらは上記のとおり、記録メディア毎に必要となるので、これらの部分は各記録メディア、すなわち、ここに示す例では、SDカード、BD(ブルーレイディスク)、DVD(デジタル・バーサタイル・ディスク)及びHD(ハードディスク)に対応してそれぞれ存在する。
なお、上記のとおり、これらの記録メディアはあくまでも1つの例であるから、記録メディアが増えたり、新しい記録メディアが追加された時には、メディアコア制御部、すなわち新しく追加された記録メディア用のフォーマット処理部とリンク情報処理部とが必要になり、これらを追加しなければならない。
逆にいうならば、これらのメディアコア制御部、すなわち新しい記録メディア用のフォーマット処理部とリンク情報処理部とさえ追加するならば、どのような記録メディアであっても、この情報記録再生装置600に新たに追加することが可能である。しかも、その新しい記録メディアと既存の記録メディアとの間で、コンテンツ情報をまたがって記録することができる。さらに、新しく追加された如何なる記録メディアと、既存の記録メディアとにまたがって記録されているコンテンツ情報の再生順序を保証し、シームレスな再生を保証することが可能となる。これは、本発明の最も大きな特徴の1つである。
図6のファイルシステム・インタフェース部631、SDファイルシステム部641、SDデバイスドライバ部651、BDファイルシステム部643、BDデバイスドライバ部653、DVDファイルシステム部645、DVDデバイスドライバ部655、HDファイルシステム部647及びHDデバイスドライバ部657は、図7のメディアアクセス処理部741に相当する。
すなわち、これらの全てのモジュールは、機能的には、各記録メディアにアクセスするための処理を行うものであり、ファイルシステム・インタフェース部631は、各メディアコア制御部と各記録メディアのファイルシステム部とのデータの受け渡しの仲介を行う。
SDファイルシステム部641、BDファイルシステム部643、DVDファイルシステム部645及びHDファイルシステム部647のそれぞれは、既存のPC(パーソナルコンピュータ)等で通常一般的に使用されている各記録メディアに対応したファイルシステム管理ソフトウエアと同じである。また、SDデバイスドライバ部651、BDデバイスドライバ部653、DVDデバイスドライバ部655及びHDデバイスドライバ部657のそれぞれは、各記録メディアに対応したデバイスドライバ・ソフトウエアと同じものである。これらは、それぞれの記録メディア毎に定められた規格に準拠したファイルシステムに従ってコンテンツ情報を記録するためのデバイスドライバに相当する部分である。
但し、この時にも、新しい記録メディアが追加された時には、その記録メディアに対応したファイルシステム部とデバイスドライバ部とを追加しなければならない。また、逆にいうならば、これらのファイルシステム部とデバイスドライバ部とさえ追加するならば、どのような記録メディアであっても、この情報記録再生装置600に新たに追加することが可能である。しかも、その新しい記録メディアと既存の記録メディアとの間で、コンテンツ情報をまたがって記録することができる。さらに、新しく追加された如何なる記録メディアと、既存の記録メディアとにまたがって記録されているコンテンツ情報の再生順序を保証し、シームレスな再生を保証することが可能となる。これは、本発明の最も大きな特徴の1つである。
なお、本実施の形態において、コンテンツ制御部616がコンテンツ情報記録部及びコンテンツ情報記録制御部の一例に相当し、コンテンツ付属情報管理部618がリンク情報記録部及びリンク情報記録制御部の一例に相当し、コンテンツ付属情報管理部618がリンク情報読出部の一例に相当し、コンテンツ制御部616が再生部の一例に相当し、コンテンツ付属情報管理部618がコンテンツ情報削除部の一例に相当し、コンテンツ付属情報管理部618がリンク情報読出部の一例に相当し、コンテンツ付属情報管理部618がリンク情報削除部の一例に相当し、ユーザインタフェース部612が表示部の一例に相当する。
ここで、本発明の実施の形態1に係る情報記録再生装置の動作について説明する。まず、コンテンツ情報を記録メディアに記録する記録処理について説明する。図8及び図9は、図6に示す情報記録再生装置による記録処理について説明するためのフローチャートである。
まず、ステップS1において、コンテンツ制御部616は、これから記録しようとする記録メディアの空き容量、ディレクトリ数及びファイル数を取得し、記録メディアの空き容量が不足しているか否か、又は記録メディアのディレクトリ数及びファイル数が当該記録メディアに対して予め規格化されている上限数を超えているか否かを判断する。ここで、記録メディアの空き容量が不足していないと判断された場合、又は記録メディアのディレクトリ数及びファイル数が規格上限数を超えていないと判断された場合(ステップS1でNO)、ステップS2において、コンテンツ付属情報管理部618は、同一の記録メディア内にこれから記録するコンテンツ情報に対応するコンテンツ付属情報ファイルをオープンする。
一方、記録メディアの空き容量が不足していると判断された場合、又は記録メディアのディレクトリ数及びファイル数が規格上限数を超えていると判断された場合(ステップS1でYES)、ステップS3において、コンテンツ付属情報管理部618は、他に記録可能な記録メディアがあるか否かを判断する。ここで、他に記録可能な記録メディアがないと判断された場合(ステップS3でNO)、ステップS4において、コンテンツ付属情報管理部618は、コンテンツ情報を記録することができないことを表す記録エラー通知をユーザインタフェース部612へ出力する。ユーザインタフェース部612は、記録エラー画面を表示装置に表示し、コンテンツ情報を記録メディアに記録することができないことをユーザに通知する。
他に記録可能な記録メディアがあると判断された場合(ステップS3でYES)、ステップS5において、コンテンツ付属情報管理部618は、他の記録メディア内にこれから記録するコンテンツ情報に対応するコンテンツ付属情報ファイルをオープンする。
次に、ステップS6において、コンテンツ付属情報管理部618は、リンク先のメディア種別とメディアIDとを取得し、内部のメモリに記憶する。なお、本実施の形態では、リンク先のメディア種別とメディアIDとを内部のメモリに記憶しているが、本発明は特にこれに限定されず、メディア種別及びメディアIDに加えてコンテンツを識別するためのコンテンツIDを取得して記憶してもよい。
次に、ステップS7において、コンテンツ制御部616は、コンテンツ情報を記憶するためのコンテンツファイルをオープンする。次に、ステップS8において、コンテンツ付属情報管理部618は、リンク情報を作成するリンク情報作成処理を実行する。ここで、リンク情報作成処理について説明する。図10は、図8のステップS8におけるリンク情報作成処理について説明するためのフローチャートである。
ステップS21において、コンテンツ付属情報管理部618は、リンク先があるか否かを判断する。すなわち、コンテンツ付属情報管理部618は、リンク先のメディア種別とメディアIDとが記憶されているか否かを判断し、リンク先のメディア種別とメディアIDとが記憶されている場合、リンク先があると判断し、リンク先のメディア種別とメディアIDとが記憶されていない場合、リンク先がないと判断する。
ここで、リンク先があると判断された場合(ステップS21でYES)、ステップS22において、コンテンツ付属情報管理部618は、リンク元のコンテンツ付属情報に含まれるリンク先情報を作成し、作成したリンク先情報をリンク元のコンテンツ付属情報ファイル用キャッシュデータに一時的に記憶する。具体的に、コンテンツ付属情報管理部618は、リンク先のメディア種別とメディアIDとをリンク先(NEXT)としてリンク元のコンテンツ付属情報ファイル用キャッシュデータに記憶する。
次に、ステップS23において、コンテンツ付属情報管理部618は、リンク先のコンテンツ付属情報に含まれるリンク先情報及びリンク元情報を作成し、作成したリンク先情報及びリンク元情報をリンク先のコンテンツ付属情報ファイル用キャッシュデータに一時的に記憶する。具体的に、コンテンツ付属情報管理部618は、リンク元のメディア種別とメディアIDとをリンク元(PREV)としてリンク先のコンテンツ付属情報ファイル用キャッシュデータに記憶する。また、コンテンツ付属情報管理部618は、‘NULL’という値をリンク先(NEXT)としてリンク先のコンテンツ付属情報ファイル用キャッシュデータに記憶する。
一方、リンク先がないと判断された場合(ステップS21でNO)、ステップS24において、コンテンツ付属情報管理部618は、リンク元のコンテンツ付属情報に含まれるリンク先情報を作成し、作成したリンク先情報をリンク元のコンテンツ付属情報ファイル用キャッシュデータに一時的に記憶する。ここでは、複数の記録メディアにまたがってコンテンツ情報が記録されないので、リンク先情報は、リンク先(NEXT)及びリンク先(PREV)ともに‘NULL’をリンク元のコンテンツ付属情報ファイル用キャッシュデータに記憶する。
図8に戻って、ステップS9において、コンテンツ付属情報管理部618は、リンク元があるか否かを判断する。ここで、リンク元がないと判断された場合(ステップS9でNO)、ステップS12の処理へ移行する。一方、リンク元があると判断された場合(ステップS9でYES)、ステップS10において、コンテンツ付属情報管理部618は、リンク元のコンテンツ付属情報ファイル用キャッシュデータに一時的に記憶されているリンク先情報をリンク元のコンテンツ付属情報ファイルに書き込む。次に、ステップS11において、コンテンツ付属情報管理部618は、リンク元のコンテンツ付属情報ファイルをクローズする。
次に、ステップS12において、コンテンツ制御部616は、コンテンツファイルのサイズが予め設定されている上限値に達したか否かを判断する。ここで、コンテンツファイルのサイズが上限値に達したと判断された場合(ステップS12でYES)、ステップS1の処理へ戻る。本実施の形態では、FAT16やFAT32等のファイルシステムにより1つのコンテンツファイルのサイズ(容量)の上限値が予め規定されている。したがって、コンテンツファイルのサイズが上限値に達した場合、ステップ1の処理へ戻り、新たなコンテンツファイルが作成される。なお、ファイルシステムによってはコンテンツのファイルサイズの上限値が規定されていない場合もある(例えば、UDF2.5等)。この場合、ステップS12の処理を省略してもよく、また、任意の上限値を設定してもよい。
コンテンツファイルのサイズが上限値に達していないと判断された場合(ステップS12でNO)、ステップS13において、コンテンツ制御部616は、コンテンツファイルにストリーム情報を書き込む。次に、ステップS14において、コンテンツ付属情報管理部618は、記録メディアにおけるコンテンツ情報の記録位置を表すナビゲーション情報をリンク元又はリンク先のコンテンツ付属情報ファイル用キャッシュデータに書き込む。ここで、ステップS9でリンク元があると判断され、リンク元のコンテンツ付属情報ファイルがクローズされている場合、リンク先のコンテンツ付属情報ファイル用キャッシュデータにナビゲーション情報が書き込まれ、ステップS9でリンク元がないと判断され、リンク元のコンテンツ付属情報ファイルがクローズされていない場合、リンク元のコンテンツ付属情報ファイル用キャッシュデータにナビゲーション情報が書き込まれる。
次に、ステップS15において、コンテンツ制御部616は、アプリケーション部614から記録停止要求が入力されたか否かを判断する。ここで、記録停止要求が入力されていないと判断された場合(ステップS15でNO)、ステップS12の処理へ戻り、コンテンツ制御部616は、コンテンツファイルのサイズが予め設定されている上限値に達したか否かを判断する。以降、ステップS12からステップS15までの処理が、コンテンツファイルのサイズが上限値に達したと判断されるまで、又は記録停止要求が入力されるまで繰り返し実行される。
記録停止要求が入力されたと判断された場合(ステップS15でYES)、ステップS16において、コンテンツ付属情報管理部618は、リンク元又はリンク先のコンテンツ付属情報ファイル用キャッシュデータをリンク元又はリンク先のコンテンツ付属情報ファイルへ書き込む。ここで、ステップS9でリンク元があると判断され、リンク元のコンテンツ付属情報ファイルがクローズされている場合、リンク先のコンテンツ付属情報ファイルにリンク先のコンテンツ付属情報ファイル用キャッシュデータが書き込まれ、ステップS9でリンク元がないと判断され、リンク元のコンテンツ付属情報ファイルがクローズされていない場合、リンク元のコンテンツ付属情報ファイルにリンク元のコンテンツ付属情報ファイル用キャッシュデータが書き込まれる。
次に、ステップS17において、コンテンツ制御部616は、現在記録中のコンテンツファイルをクローズする。次に、ステップS18において、コンテンツ付属情報管理部618は、リンク元又はリンク先のコンテンツ付属情報ファイルをクローズし、記録処理を終了する。ここで、ステップS9でリンク元があると判断され、リンク元のコンテンツ付属情報ファイルがクローズされている場合、リンク先のコンテンツ付属情報ファイルがクローズされ、ステップS9でリンク元がないと判断され、リンク元のコンテンツ付属情報ファイルがクローズされていない場合、リンク元のコンテンツ付属情報ファイルがクローズされる。
このように、コンテンツ情報の一部分が第1の記録媒体へ記録されるとともに、コンテンツ情報の他の部分が、第1の記録媒体とは異なる第2の記録媒体に記録される。そして、コンテンツ情報の第1の記録媒体に記録されている一部分と第2の記録媒体に記録されている他の部分とが連続していることを表すリンク情報が作成され、作成されたリンク情報が第1の記録媒体及び第2の記録媒体の少なくとも一方に記録される。このとき、コンテンツ情報が記録されているファイルとは別のファイルにリンク情報が記録される。
したがって、コンテンツ情報の第1の記録媒体に記録されている一部分と第2の記録媒体に記録されている他の部分とが連続していることを表すリンク情報が第1の記録媒体及び第2の記録媒体の少なくとも一方に記録されるので、1つのコンテンツ情報を複数の記録媒体にまたがって記録することができ、さらに再生順序を保証することができ、シームレスな再生を行うことができる。
なお、コンテンツ情報の他の部分を記録している領域が複数存在する場合、コンテンツ情報の第1の記録媒体に記録されている一部分と第2の記録媒体に記録されているそれぞれの領域とが連続していることを表すリンク情報を作成し、作成したリンク情報を第1の記録媒体及び第2の記録媒体の少なくとも一方に記録してもよい。この場合、第2の記録媒体にコンテンツ情報が複数に分割されて記録された場合であっても、それぞれの再生順序を保証することができる。
また、本実施の形態では、1つのコンテンツ情報を複数の記録メディアにまたがって記録しているが、本発明は特にこれに限定されず、1つのコンテンツ情報を複数のファイルや複数のディレクトリにまたがって記録してもよい。
次に、コンテンツ情報を記録メディアから再生する再生処理について説明する。図11は、図6に示す情報記録再生装置によるコンテンツ情報の記録処理について説明するためのフローチャートである。なお、以下の再生処理は、1Shot分のコンテンツ情報を再生する処理である。
まず、ステップS31において、コンテンツ制御部616は、再生対象となるコンテンツが記録メディアに記録されているか否かを判断する。なお、ユーザインタフェース部612は、入力装置によりユーザからの再生対象コンテンツの指定を受け付ける。ここで、再生対象となるコンテンツが記録メディアに記録されていないと判断された場合(ステップS31でNO)、ステップS32において、コンテンツ制御部616は、コンテンツ情報を再生することができないことを表す再生エラー通知をユーザインタフェース部612へ出力する。ユーザインタフェース部612は、再生エラー画面を表示装置に表示し、指定されたコンテンツを再生することができないことをユーザに通知する。
一方、再生対象となるコンテンツが記録メディアに記録されていると判断された場合(ステップS31でYES)、ステップS33において、コンテンツ付属情報管理部618は、再生対象コンテンツに対応するコンテンツ付属情報ファイルをオープンする。
次に、ステップS34において、コンテンツ付属情報管理部618は、コンテンツ付属情報ファイルに記憶されているナビゲーション情報及びリンク情報をコンテンツ付属情報ファイル用キャッシュデータへ読み出す。次に、ステップS35において、コンテンツ付属情報管理部618は、コンテンツ付属情報ファイルをクローズする。
次に、ステップS36において、コンテンツ制御部616は、再生対象コンテンツに対応するコンテンツファイルをオープンする。次に、ステップS37において、コンテンツ制御部616は、コンテンツ付属情報ファイル用キャッシュデータに含まれるナビゲーション情報から再生対象コンテンツの記録位置を取得する。
次に、ステップS38において、コンテンツ制御部616は、デバイスドライバ部に対して再生対象コンテンツの記録位置への移動を指示する。次に、ステップS39において、コンテンツ制御部616は、コンテンツファイルの記録位置からストリーム情報を読み出し、コンテンツ情報を再生する。
次に、ステップS40において、コンテンツ制御部616は、コンテンツファイルからのストリーム情報の読み出しが終了したか否かを判断する。ここで、ストリーム情報の読み出しが終了していないと判断された場合(ステップS40でNO)、ステップS37の処理へ戻り、引き続きストリーム情報が読み出される。
一方、ストリーム情報の読み出しが終了したと判断された場合(ステップS40でYES)、ステップS41において、コンテンツ制御部616は、コンテンツファイルをクローズする。次に、ステップS42において、コンテンツ付属情報管理部618は、コンテンツ付属情報ファイル用キャッシュデータに含まれるリンク情報からリンク先情報を取得する。
次に、ステップS43において、コンテンツ付属情報管理部618は、リンク先があるか否かを判断する。ここで、リンク先があると判断された場合(ステップS43でYES)、ステップS31の処理へ戻り、リンク先情報に示される記録メディアに再生対象コンテンツが記録されているか否かを判断する。一方、リンク先がないと判断された場合(ステップS43でNO)、再生処理を終了する。
このように、リンク情報が読み出され、第1の記録媒体からコンテンツ情報が読み出されて再生されるとともに、読み出されたリンク情報に基づいて、第2の記録媒体からコンテンツ情報が読み出されて再生される。したがって、記録されているリンク情報を参照することにより、複数の記録媒体にまたがって記録されたコンテンツ情報をシームレスに再生することができる。
次に、記録メディアに記録されたコンテンツ情報を編集する編集処理について説明する。図12は、図6に示す情報記録再生装置によるコンテンツ情報の編集処理について説明するためのフローチャートである。なお、以下の編集処理は、1Shot分のコンテンツ情報を削除する処理である。
まず、ステップS51において、コンテンツ制御部616は、削除対象となるコンテンツが記録メディアに記録されているか否かを判断する。なお、ユーザインタフェース部612は、入力装置によりユーザからの削除対象コンテンツの指定を受け付ける。ここで、削除対象となるコンテンツが記録メディアに記録されていないと判断された場合(ステップS51でNO)、ステップS52において、コンテンツ制御部616は、コンテンツ情報を削除することができないことを表す削除エラー通知をユーザインタフェース部612へ出力する。ユーザインタフェース部612は、削除エラー画面を表示装置に表示し、指定されたコンテンツを削除することができないことをユーザに通知する。
一方、削除対象となるコンテンツが記録メディアに記録されていると判断された場合(ステップS51でYES)、ステップS53において、コンテンツ制御部616は、削除対象コンテンツに対応するコンテンツファイルを削除する。次に、ステップS54において、コンテンツ付属情報管理部618は、削除対象コンテンツに対応するコンテンツ付属情報ファイルをオープンする。
次に、ステップS55において、コンテンツ付属情報管理部618は、コンテンツ付属情報ファイルに記憶されているナビゲーション情報及びリンク情報をコンテンツ付属情報ファイル用キャッシュデータへ読み出す。次に、ステップS56において、コンテンツ付属情報管理部618は、コンテンツ付属情報ファイル用キャッシュデータに含まれるリンク情報からリンク先情報を取得する。なお、取得されたリンク先情報は、キャッシュデータとは別の領域に記憶される。
次に、ステップS57において、コンテンツ付属情報管理部618は、リンク情報を編集するリンク情報編集処理を実行する。ここで、リンク情報編集処理について説明する。図13は、図12のステップS57におけるリンク情報編集処理について説明するためのフローチャートである。
ステップS71において、コンテンツ付属情報管理部618は、削除対象コンテンツに対応するリンク情報があるか否かを判断する。ここで、削除対象コンテンツに対応するリンク情報がない場合(ステップS71でNO)、リンク情報編集処理を終了する。一方、削除対象コンテンツに対応するリンク情報があると判断された場合(ステップS71でYES)、ステップS72において、コンテンツ付属情報管理部618は、削除対象コンテンツに対応するリンク先情報を削除し、リンク情報編集処理を終了する。
図12に戻って、ステップS58において、コンテンツ付属情報管理部618は、コンテンツ付属情報ファイル用キャッシュデータをコンテンツ付属情報ファイルへ書き込む。次に、ステップS59において、コンテンツ付属情報管理部618は、コンテンツ付属情報ファイルをクローズする。
次に、ステップS60において、コンテンツ付属情報管理部618は、ステップS56で取得したリンク先情報を参照し、削除対象コンテンツにリンク先があるか否かを判断する。ここで、リンク先があると判断された場合(ステップS60でYES)、ステップS51の処理へ戻り、リンク先情報に示される記録メディアに削除対象コンテンツが記録されているか否かを判断する。一方、リンク先がないと判断された場合(ステップS60でNO)、編集処理を終了する。
このように、第1の記録媒体からコンテンツ情報が削除され、リンク情報が読み出され、削除されたコンテンツ情報に対応するリンク情報が削除される。そして、読み出されたリンク情報に基づいてコンテンツ情報のリンク先である第2の記録媒体からコンテンツ情報が削除される。したがって、コンテンツ情報を削除した場合であっても、このコンテンツ情報の削除をリンク情報に反映させることができ、複数の記録媒体にまたがって記録されたコンテンツ情報を容易に編集することができる。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2について説明をする。但し、本発明の実施の形態2は、多くの点について本発明の実施の形態1と同様であるから、本発明の実施の形態1と同様の部分については説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。従って、本発明の実施の形態2について説明しない部分については全て本発明の実施の形態1と同様である。
図14は、本発明の実施の形態2に係る情報記録再生装置のモジュール構成を示す図である。図15は、本発明の実施の形態2に係る情報記録再生装置の機能ブロックを示す図である。
図14において、図6と異なる点は、コンテンツ付属情報管理部618がコンテンツ・リンク情報を記憶していることである。また、図15において、図7と異なる点は、コンテンツ付属情報管理部723が、リンク情報処理部716及びリンク情報蓄積部717をさらに備えており、コンテンツ管理部712から、SDリンク情報処理部732、BDリンク情報処理部734、DVDリンク情報処理部736及びHDリンク情報処理部738が省かれていることである。
図14のコンテンツ付属情報管理部618は、図15のコンテンツ付属情報管理部723に対応している。コンテンツ付属情報管理部618は、アプリケーション部614からの制御信号に基づき、全メディア関連情報統合管理テーブルを管理する。全メディア関連情報統合管理テーブルは、図14のコンテンツ・リンク情報619に対応する。
そして、図15のリンク情報蓄積部717は、コンテンツ・リンク情報619を記憶している。リンク情報処理部716は、コンテンツ・リンク情報619をリンク情報蓄積部717から読み出して、リンクを辿るための処理を行う。また、リンク情報蓄積部717は、例えば上記のように、コンテンツ付属情報ファイルに相当するが、これもあくまでも1つの例であり、コンテンツ付属情報ファイル以外の記録メディアや、本発明に係る情報記録再生装置の他の部分、例えば不揮発性メモリや、揮発性メモリや、ROM、RAM、あるいはその他の外部記録媒体、他のコンピュータ、例えばネットワーク接続されたサーバ等に相当するものであっても構わない。
このように、メディア部751とは異なるリンク情報蓄積部717にコンテンツ付属情報ファイルが記録されるので、コンテンツ付属情報ファイルがコンテンツデータファイルとともに記録されておらず、コンテンツ付属情報ファイルのみを個別に読み出して利用することができる。また、コンテンツデータファイルが記録されるメディア部751にコンテンツ付属情報ファイルが記録されないので、コンテンツデータファイルの記録容量を増やすことができる。
図16は、本発明の実施の形態2に係る情報記録再生装置の複数の情報記録メディアにコンテンツ情報がまたがって記録されている状態を示す概念図である。具体的には、図16では、Shot811とShot812とが、SDカード801とSDカード802とSDカード803とにまたがって記録されている。
この図16に示す例では、Shot811は複数の記録メディアにまたがらず、SDカード801だけに記録されている。しかしながら、Shot812は、3つの記録メディア、すなわちSDカード801とSDカード802とSDカード803とにまたがって記録されている。そして、本発明の実施の形態2では、Shot812のSDカード801に記録されている部分、即ちClip822から、Shot812のSDカード802に記録されている部分、即ちClip823へのリンク情報が、Clip822の最後に記録されている。その情報が、例えば、図16に示す‘bbb’である。
同様に、Shot812のSDカード802に記録されている部分、即ちClip823から、Shot812のSDカード801に記録されている部分、即ちClip822への逆方向のリンク情報が、Clip823の最初に記録されている。その情報が、例えば、図16に示す‘aaa’である。
なお、本実施の形態において、リンク情報は、Clip822の最後及びClip823の最初に記録されているが、これはあくまでも一例であって、必ずしも最初や最後に記録されている必要はなく、どこに記録されていても構わない。
そして、上記のリンク情報‘bbb’は、Clip823の第2番目のブロックに‘bbb+1’と示していることからもわかる通り、Clip823の最初のブロックの位置情報を示している。即ち、Clip822の最後のブロックにClip823の最初のブロックの位置情報を記録しておくことによって、Clip822からClip823へのリンクを行うことが可能になる。
同様に、上記のリンク情報‘aaa’は、Clip822の後ろから第2番目のブロックに‘aaa−1’と示していることからもわかる通り、Clip822の最後のブロックの位置情報を示している。即ち、Clip823の最初のブロックにClip822の最後のブロックの位置情報を記録しておくことによって、Clip823からClip822への逆方向のリンクを行うことが可能になる。
同様に、Shot812のSDカード802に記録されている部分、即ちClip823から、Shot812のSDカード803に記録されている部分、即ちClip824へのリンク情報が、Clip823の最後に記録されている。その情報が、例えば、図16に示す‘ddd’である。
同様に、Shot812のSDカード803に記録されている部分、即ちClip824から、Shot812のSDカード802に記録されている部分、即ちClip823への逆方向のリンク情報が、Clip823の最初に記録されている。その情報が、例えば、図16に示す‘ccc’である。
なお、本実施の形態において、リンク情報は、Clip823の最後及びClip824の最初に記録されているが、これはあくまでも一例であって、必ずしも最初や最後に記録されている必要はなく、どこに記録されていても構わない。
そして、上記のリンク情報‘ddd’は、Clip824の第2番目のブロックに‘ddd+1’と示していることからもわかる通り、Clip824の最初のブロックの位置情報を示している。即ち、Clip823の最後のブロックにClip824の最初のブロックの位置情報を記録しておくことによって、Clip823からClip824へのリンクを行うことが可能になる。
同様に、上記のリンク情報‘ccc’は、Clip823の後ろから第2番目のブロックに‘ccc−1’と示していることからもわかる通り、Clip823の最後のブロックの位置情報を示している。即ち、Clip824の最初のブロックにClip823の最後のブロックの位置情報を記録しておくことによって、Clip824からClip823への逆方向のリンクを行うことが可能になる。
このように、コンテンツ情報の一部分が第1の記録媒体へ記録されるとともに、コンテンツ情報の他の部分が、第1の記録媒体とは異なる第2の記録媒体に記録される。そして、第1の記録媒体に記録されているコンテンツ情報の一部分と、第2の記録媒体に記録されているコンテンツ情報の他の部分とが連続していることを表すリンク情報が作成され、作成されたリンク情報が第1の記録媒体に記録されているコンテンツ情報の一部分及び第2の記録媒体に記録されているコンテンツ情報の他の部分に記録される。
したがって、別途リンク情報を保持する必要が無く、第1の記録媒体に記録されているコンテンツ情報の一部分を再生しながら、第2の記録媒体に記録されているコンテンツ情報の他の部分を再生することができる。
また、第1の記録媒体に記録されているコンテンツ情報の終端部分と、第2の記録媒体に記録されているコンテンツ情報の先頭部分とが入れ替えて記録されるので、第1の記録媒体に記録されているコンテンツ情報の一部分を再生しながら、第2の記録媒体へのリンクを検知し、第2の記録媒体に記録されているコンテンツ情報の他の部分を再生することができる。
図17は、本発明の実施の形態2に係る情報記録再生装置の複数の情報記録メディアにコンテンツ情報がまたがって記録されている状態の他の例を示す概念図である。
この図17に示す他の例では、Shot811は複数の記録メディアにまたがらず、SDカード801だけに記録されていることは、上記図16に示す例と同様である。また、Shot812は、3つの記録メディア、すなわちSDカード801とSDカード802とSDカード803とにまたがって記録されていることも、上記図16に示す例と同様である。
そして、図17に示す他の例では、Shot812のSDカード801に記録されている部分、即ちClip822から、Shot812のSDカード802に記録されている部分、即ちClip823へのリンク情報が、Clip822の最後に記録されていることも、上記図16に示す例と同様である。
同様に、Shot812のSDカード802に記録されている部分、即ちClip823から、Shot812のSDカード801に記録されている部分、即ちClip822への逆方向のリンク情報が、Clip823の最初に記録されていることも、上記図16に示す例と同様である。
しかしながら、この図17に示す他の例では、単に、Clip822からClip823へのリンク情報が、Clip822の最後に記録されているだけではない。Clip822の最後のブロックである‘aaa’に含まれるコンテンツ情報と、Clip823の最初のブロックである‘bbb’に含まれるコンテンツ情報とをインターリーブした情報が、それぞれ、Clip822の最後のブロックである‘aaa’とClip823の最初のブロックである‘bbb’とに記録されている。
このようにすることによって、Clip822の最後のブロックである‘aaa’を読み込んだ時に、次のClip822の最後のブロックである‘aaa’を先読みするべきタイミングの通知代わりに利用することができる。
即ち、リンク先を検知してから先読みを始めていたのでは、次に表示するべきデータであるブロック‘bbb’の取得が間に合わない可能性がある。そのため、先のブロックである‘aaa’を読み込んだ時に、次のデータへの跳びを事前に検知し、先読みのタイミングのトリガーとすることができる。
このように、第1の記録媒体に記録されているコンテンツ情報の終端部分と、第2の記録媒体に記録されているコンテンツ情報の先頭部分とがインターリーブして記録されるので、第1の記録媒体に記録されているコンテンツ情報の一部分を再生しながら、第2の記録媒体へのリンクを検知し、リンク先を検索している間も途切れることなくコンテンツ情報を再生することができる。
図18は、本発明の実施の形態2に係る情報記録再生装置における全メディア関連情報統合管理テーブルの一例を示す図である。図18に示す実施の形態2における全メディア関連情報統合管理テーブルの一例は、図5に示す実施の形態1における全メディア関連情報統合管理テーブルの一例と多くの点で同様である。実施の形態2における全メディア関連情報統合管理テーブルも、例えば、各SDカードの各Shotの各Clip単位に作成される。
全メディア関連情報統合管理テーブルに記録される項目は、例えば、記録年月日及び記録時分秒を含む関連情報、メディアの種別、メディアID番号、その記録メディアが存在する所在パス、このClipの前の部分が記録されているリンク先(PREV)についての情報、このClipの後の部分が記録されているリンク先(NEXT)についての情報等である。
この全メディア関連情報統合管理テーブルについてのこれらの項目が、上記実施の形態1の全メディア関連情報統合管理テーブルの一例と異なるのは、‘コンテンツID’を含んでいること、リンク先として保持している情報が‘パス’だけであること、‘シームレスフラグ情報’を含んでいることである。しかしながら、全メディア関連情報統合管理テーブルについてのこれらの項目は、あくまでも1つの例であって、これらに限るものではない。
例えば、図18に示す全メディア関連情報統合管理テーブルの最初の項目には、SDカードに記録されている1つのClipについての関連情報が記録されている。その関連情報には、このClipが記録されたのが2005年02月21日であり、記録された時刻が23時29分11秒であることが記録されている。
なお、これもまたあくまでも1つの例であり、必ずしもこのような内容に限るものではなく、時刻もより詳細な時刻、例えばミリ秒単位やマイクロ秒、ナノ秒単位の情報を含んでいても構わないし、記録開始時刻と記録終了時刻、あるいは記録中の時間長に関する情報等を含んでいても構わない。
全メディア関連情報統合管理テーブルの第2の項目には、このClipが記録されている記録メディアの種別、例えばSDカードや、BD(ブルーレイディスク)、DVD(デジタル・バーサタイル・ディスク)、HD(ハードディスク)、あるいはその他の各種記録メディアの種別が記録されている。図18に示す最初のレコードには、記録メディアの種別がSD(SDカード)であることを示す情報が記録されており、このメディアIDは‘#219’であることを示す情報が記録されている。なお、メディアIDは、記録メディアの種別に応じて、各種の形式があり得るが、その記録メディアを識別するための固有なID番号である。
図18に示す最初のレコードには、記録メディアのメディアIDが‘#219’であることが記録されており、図18に示す第2のレコードには、記録メディアのメディアIDが‘#219’であることが記録されている。したがって、これら2つの記録メディアは同じ記録メディアであることが解る。
また、図18に示す第3のレコードには、記録メディアのメディアIDが‘#277’であることが記録されており、図18に示す第4のレコードには、記録メディアのメディアIDが‘#390’であることが記録されている。したがって、これらの記録メディアはそれぞれ異なる記録メディアであることが解る。
なお、このメディアIDは、世界でただ1つの番号であっても構わないし、各利用者にとって不都合が無い限りでただ1つの番号であっても構わない。また、メディアIDは、必ずしも数字だけに限るものではなく、文字を含んでいても構わない。
次に、全メディア関連情報統合管理テーブルの第3の項目には、コンテンツIDが記録されている。これは、このコンテンツ情報に固有のID番号で、世界でただ1つの番号であっても構わないし、各利用者にとって不都合が無い限りでただ1つの番号であっても構わない。また、コンテンツIDも、必ずしも数字だけに限るものではなく、文字を含んでいても構わない。
図18に示す例では、最初のコンテンツのコンテンツIDは‘Clip−145’であり、第2のコンテンツのコンテンツIDは‘Clip−146’であり、第3のコンテンツのコンテンツIDは‘Clip−128’であり、第4のコンテンツのコンテンツIDは‘Clip−101’である。
次に、全メディア関連情報統合管理テーブルの第4の項目には、このコンテンツ情報が記録されている記録メディアが存在する記録ドライブの所在、例えば、ファイルシステムやOSによって特定されるアクセスや管理のためのパスやドライブ名が記録されている。この情報によって、情報記録再生装置は、このClipが記録されている記録メディアが存在又は装着されている記録ドライブを識別することができると共に、その記録ドライブとその記録メディアとにアクセスすることができ、また、その記録ドライブとその記録メディアとを管理することができる。
図18に示す最初のレコードには、記録ドライブの所在・パスが‘D:¥SD_005¥PRG019¥’であることが記録されており、図18に示す第2のレコードには、記録ドライブの所在・パスが‘D:¥SD_005¥PRG020¥’であることが記録されている。また、図18に示す第3のレコードには、記録ドライブの所在・パスが‘E:¥SD_031¥PRG001¥’であることが記録されており、図18に示す第4のレコードには、記録ドライブの所在・パスが‘F:¥SD_012¥PRG021¥’であることが記録されている。
このように、図18に示す最初のレコードと第2のレコードとは、ドライブ‘D’に装着されている同じSDカードであるが、図18に示す第3のレコードと第4のレコードとは、ドライブ‘E’とドライブ‘F’とに装着されている異なるSDカードであることが解る。
次に、全メディア関連情報統合管理テーブルの第5の項目には、このコンテンツ情報の前の部分が記録されているリンク先(PREV)についての情報が記録されている。具体的には、例えば、図18に示す最初のレコードには、‘NULL’と記録されていることから、このClipよりも前の部分は存在しないことが解る。
また、図18に示す第2のレコードには、このClipの前の部分のパスが‘SD_005¥PRG019’と記録されている。このパスは、上記図18に示す最初のコンテンツの所在、ドライブ名及びパスのうちのパスと同じであることから、図18に示す第2のコンテンツ情報の前の部分は、図18に示す最初のコンテンツ情報であることが解る。
同様に、図18に示す第3のレコードには、このClipの前の部分のパスが‘SD_005¥PRG020’と記録されている。このパスは、上記図18に示す第2のコンテンツの所在、ドライブ名及びパスのうちのパスと同じであることから、図18に示す第3のコンテンツ情報の前の部分は、図18に示す第2のコンテンツ情報であることが解る。
また同様に、図18に示す第4のレコードには、このClipの前の部分のパスが‘SD_031¥PRG001’と記録されている。このパスは、上記図18に示す第3のコンテンツの所在、ドライブ名及びパスのうちのパスと同じであることから、図18に示す第4のコンテンツ情報の前の部分は、図18に示す第3のコンテンツ情報であることが解る。
次に、全メディア関連情報統合管理テーブルの第6の項目には、このコンテンツ情報の後の部分が記録されているリンク先(NEXT)についての情報が記録されている。具体的には、例えば、図18に示す最初のレコードには、このClipの後の部分のパスが‘SD_005¥PRG020’と記録されている。このパスは、上記図18に示す第2のコンテンツの所在、ドライブ名及びパスのうちのパスと同じであることから、図18に示す最初のコンテンツ情報の後の部分は、図18に示す第2のコンテンツ情報であることが解る。
また、図18に示す第2のレコードには、このClipの後の部分のパスが‘SD_031¥PRG001’と記録されている。このパスは、上記図18に示す第3のコンテンツの所在、ドライブ名及びパスのうちのパスと同じであることから、図18に示す第2のコンテンツ情報の後の部分は、図18に示す第3のコンテンツ情報であることが解る。
同様に、図18に示す第3のレコードには、このClipの後の部分のパスが‘SD_012¥PRG021’と記録されている。このパスは、上記図18に示す第4のコンテンツの所在、ドライブ名及びパスのうちのパスと同じであることから、図18に示す第3のコンテンツ情報の後の部分は、図18に示す第4のコンテンツ情報であることが解る。
また同様に、図18に示す第4のレコードには、‘NULL’と記録されていることから、このClipよりも後の部分は存在しないことが解る。言い換えると、図18に示す全メディア関連情報統合管理テーブルに記録されている最初のコンテンツ情報から第4のコンテンツ情報までの4つのコンテンツ情報は、1つのShotの連続したClipであることが示される。
但し、これはあくまでも1つの例であって、必ずしもこの例のように、全メディア関連情報統合管理テーブルに記録されているClipは、1つのShotの連続したClipである必要は無いし、また仮に1つのShotの連続したClipである時にも、コンテンツ情報が記録再生される順に記録されていることは必要で無く、どのような順番に記録されていても構わない。
次に、全メディア関連情報統合管理テーブルの第7の項目には、このコンテンツ情報の前の部分と後の部分とが、インターリーブして記録されているか否かを示すシームレスフラグ情報が記録されている。このシームレスフラグ情報は、図17のShot812のClip822の最後とClip823の最初のように、それぞれのコンテンツ情報がインターリーブして記録されているか否かを示している。
これによって、本発明の実施の形態2に係る情報記録再生装置が、このコンテンツ情報を再生する時、図17のShot812のClip822の最後からClip823の最初にかけて、先読みする方法が変るので、その先読みに対応することができる。なおこの例では、簡単のために、シームレスフラグ情報を1つしか記録せず、前方向へのリンクと後方向へのリンクとが同じであると仮定した。しかしながら、シームレスフラグ情報を2つ記録し、前方向へのリンクと後方向へのリンクとを個別に設定しても構わない。
また、図18に示す例では、各コンテンツ情報が存在する所在、ドライブ名及びパスには、ドライブ名を含めて記録しているが、リンク先(前と後とを含む)を示す情報には、パスだけを記録し、ドライブ名は記録していない。これは、この全メディア関連情報統合管理テーブルによって管理されている記録メディアがリムーバブル・タイプの記録メディアである場合、メディア種別やメディアIDは通常の利用形態に伴って変るということは普通考えられないが、その記録メディアが存在する記録ドライブの所在・パスは通常の利用形態に伴って変り得る。従って、各Clipを記録している記録メディアが存在する記録ドライブの所在(ドライブ名)は利用に伴って変る可能性がある。この全メディア関連情報統合管理テーブルに記録されているのは、最新の状態を示す情報であるが、その状態が変わった時にはその都度自動的に更新されるか、あるいはその旨が表示画面等に表示されて利用者の注意を促す。
また、この図18に示す全メディア関連情報統合管理テーブルには、4つのClipについてのみ示しているが、これもあくまでも1つの例であり、全メディア関連情報統合管理テーブルには幾つのClipについての情報が記録されていても構わない。
また、この例では、全メディア関連情報統合管理テーブルは、コンテンツ付属情報ファイルに記録されると仮定しているが、これもあくまでも1つの例であり、コンテンツ付属情報ファイル以外の記録メディアや、本発明に係る情報記録再生装置の他の部分、例えば不揮発性メモリや、揮発性メモリや、ROM、RAM、あるいはその他の外部記録媒体、他のコンピュータ、例えばネットワーク接続されたサーバ等に記録されていても構わない。
(実施の形態3)
次に、本発明の実施の形態3について説明をする。但し、本発明の実施の形態3は、多くの点について本発明の実施の形態1及び実施の形態2と同様であるから、同様の部分については説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。従って、本発明の実施の形態3について説明しない部分については全て本発明の実施の形態1及び実施の形態2と同様である。
図19は、本発明の実施の形態3に係る情報記録再生装置の複数の情報記録メディアにコンテンツ情報がまたがって記録されている状態を示す概念図である。具体的には、図19では、SDカード1020とSDカード1030とに、コンテンツ1とコンテンツ2とコンテンツ3とがまたがって記録されている。
この図19に示す例では、コンテンツ1はコンテンツ1−1ファイルとコンテンツ1−2ファイルとの2つのファイルからなり、複数の記録メディアにまたがることなく、SDカード1020だけに記録されている。
同様に、コンテンツ2はコンテンツ2−1ファイルとコンテンツ2−2ファイルとコンテンツ2−3ファイルとの3つのファイルからなり、複数の記録メディアにまたがることなく、SDカード1020だけに記録されている。
しかしながら、コンテンツ3はコンテンツ3−1ファイルとコンテンツ3−2ファイルとコンテンツ3−3ファイルと・・コンテンツ3−NファイルとのN個のファイルからなり、2つの記録メディアである、SDカード1020とSDカード1030とに、またがって記録されている。
さらに図19において、SDカード1020に記録されているコンテンツ2の、コンテンツ2−1ファイルとコンテンツ2−2ファイルとの間では正常にリンクが行われているが、コンテンツ2−2ファイルとコンテンツ2−3ファイルとの間では何らかの異常によって、正常なリンクが行われていない状態を示している。この、何らかの異常によって正常なリンクが行われていない状態は、リンクの状態を示す半円弧状の矢印の上に、円内に斜線のマーク(交通道路標識で種々の禁止を表すマーク)を付して示している。
さらに図19において、SDカード1020に記録されているコンテンツ3のコンテンツ3−1ファイルと、SDカード1030に記録されているコンテンツ3のコンテンツ3−2ファイルとの間では、1つのコンテンツ情報であるコンテンツ3が、2つの記録媒体であるSDカード1020とSDカード1030とにまたがって、正常にリンクが行われている状態を示している。また、SDカード1030に記録されているコンテンツ3のコンテンツ3−2ファイルとコンテンツ3−3ファイルとの間でも、正常にリンクが行われている状態を示している。
図20は、図19に示すコンテンツ情報の記録状態における表示画面の一例を示す図である。上記のとおり、コンテンツ2は、SDカード1020に記録されているコンテンツ2−1ファイルとコンテンツ2−2ファイルとコンテンツ2−3ファイルとから構成されており、コンテンツ2−1ファイルとコンテンツ2−2ファイルとの間では正常にリンクが行われている。そして、コンテンツ2−2ファイルとコンテンツ2−3ファイルとの間では何らかの異常によって正常なリンクが行われていない。
この場合、表示画面2010には、コンテンツ2−1ファイルの先頭の画面のサムネイル画像が表示され、続いてリンク先があることを表す矢印が表示される。矢印が示す方向には、次のコンテンツ2−2ファイルの先頭の画面のサムネイル画像が表示され、続いてリンク先があることを表す矢印が表示される。ここで、コンテンツ2−2ファイルとコンテンツ2−3ファイルとの間では正常なリンクが行われていないため、矢印が示す方向には、次のコンテンツ2−3ファイルの先頭の画面のサムネイル画像が表示されず、何らかの異常によって正常なリンクが行われていないことを示すマーク、例えば円内に斜線のマークが表示されている。
また、コンテンツ3は、SDカード1020に記録されているコンテンツ3−1ファイルと、SDカード1030に記録されているコンテンツ3−2ファイル、コンテンツ3−3ファイル、・・・コンテンツ3−Nファイルとの間で正常にリンクが行われている。表示画面2010には、コンテンツ3−1ファイルの先頭の画面のサムネイル画像が表示され、続いてリンク先があることを表す矢印が表示される。矢印が示す方向には、次のコンテンツ3−2ファイルの先頭の画面のサムネイル画像が表示され、続いてリンク先があることを表す矢印が表示される。さらに、矢印が示す方向には、次のコンテンツ3−3ファイルの先頭の画面のサムネイル画像が表示されている。このサムネイル画像は、スクロール操作等によって、例えばコンテンツ3−Nファイルまで表示することができる。
なお、例えば、コンテンツ2−1ファイルの先頭の画面のサムネイル画像が表示画面2010に表示されるのはあくまでも一例であって、必ずしも各コンテンツファイルの先頭の画像のサムネイル画像が表示されることは必要でなく、何らかのそのコンテンツファイルの内容を示す画像が表示されれば充分である。
すなわち、コンテンツファイルのファイル名のみを表示してもよく、コンテンツファイルのサムネイル画像の表示とファイル名のみの表示とを切り替えてもよい。この場合、ユーザインタフェース部612は、ユーザによる表示切り替えを受け付け、アプリケーション部614は、コンテンツファイルのサムネイル画像の表示とファイル名のみの表示とを切り替える。
また、本実施の形態における情報記録再生装置は、複数のコンテンツファイルを一括して表示する第1の表示態様と、複数のコンテンツファイルを記録媒体毎に表示する第2の表示態様との切り替えを受け付け、受け付けられた表示態様で表示してもよい。すなわち、図20に示す複数のコンテンツファイルのサムネイル画像を一括して表示する第1の表示態様と、図19に示す複数のコンテンツファイルのファイル名を記録媒体毎に表示する第2の表示態様との切り替えを受け付け、ユーザにより受け付けられた表示態様で表示する。
この場合、1つのコンテンツ情報が複数のコンテンツファイルに分割してSDカード1020(第1の記録媒体)とSDカード1030(第2の記録媒体)とに記録される。そして、記録媒体毎ではなく複数のコンテンツファイルを一括して表示する第1の表示態様と、複数のコンテンツファイルを記録媒体毎に表示する第2の表示態様とに切り替えて表示されるので、ユーザは使用状況に応じて所望の表示態様を選択することができる。
同様に、図21は、本発明の実施の形態3に係る情報記録再生装置の複数の情報記録メディアにコンテンツ情報がまたがって記録されている状態の他の例を示す概念図である。具体的には、図21では、SDカード1120とSDカード1130とに、コンテンツ1とコンテンツ2とコンテンツ3とがまたがって記録されている。
この図21に示す例では、コンテンツ1はコンテンツ1−1ファイルとコンテンツ1−2ファイルとの2つのファイルからなり、複数の記録メディアにまたがることなく、SDカード1120だけに記録されていることは、上記図19の一例と同様である。
同様に、コンテンツ2はコンテンツ2−1ファイルとコンテンツ2−2ファイルとコンテンツ2−3ファイルとの3つのファイルからなり、複数の記録メディアにまたがることなく、SDカード1120だけに記録されていることも、上記図19の一例と同様である。
さらに、コンテンツ3はコンテンツ3−1ファイルとコンテンツ3−2ファイルとコンテンツ3−3ファイルと・・コンテンツ3−NファイルとのN個のファイルからなり、2つの記録メディアである、SDカード1120とSDカード1130とに、またがって記録されていることも、上記図19の一例と同様である。
また、SDカード1120に記録されているコンテンツ2の、コンテンツ2−1ファイルとコンテンツ2−2ファイルとの間では正常にリンクが行われているが、コンテンツ2−2ファイルとコンテンツ2−3ファイルとの間では何らかの異常によって、正常なリンクが行われていない状態を示していることも、上記図19の一例と同様である。
さらに図21において、SDカード1120に記録されているコンテンツ3のコンテンツ3−1ファイルと、SDカード1130に記録されているコンテンツ3のコンテンツ3−2ファイルとの間では、1つのコンテンツ情報であるコンテンツ3が、2つの記録媒体であるSDカード1120とSDカード1130とにまたがって、正常にリンクが行われており、SDカード1130に記録されているコンテンツ3のコンテンツ3−2ファイルとコンテンツ3−3ファイルとの間でも、正常にリンクが行われている状態を示している。これも、上記図19の一例と同様である。
図22は、図21に示すコンテンツ情報の記録状態における表示画面の一例を示す図である。上記のとおり、コンテンツ2は、SDカード1120に記録されているコンテンツ2−1ファイルとコンテンツ2−2ファイルとコンテンツ2−3ファイルとから構成されており、コンテンツ2−1ファイルとコンテンツ2−2ファイルとの間では正常にリンクが行われている。そして、コンテンツ2−2ファイルとコンテンツ2−3ファイルとの間では何らかの異常によって正常なリンクが行われていない。
この場合、表示画面2110には、コンテンツ2−1ファイルの先頭の画面のサムネイル画像が表示され、続いてリンク先があることを表す矢印が表示される。矢印が示す方向には、次のコンテンツ2−2ファイルの先頭の画面のサムネイル画像が表示され、続いてリンク先があることを表す矢印が表示される。ここで、コンテンツ2−2ファイルとコンテンツ2−3ファイルとの間では正常なリンクが行われていないため、矢印が示す方向には、次のコンテンツ2−3ファイルの先頭の画面のサムネイル画像が表示されず、何らかの異常によって正常なリンクが行われていないことを示すマークが表示されている。これも、上記図20の一例と同様である。
また、コンテンツ3は、SDカード1120に記録されているコンテンツ3−1ファイルと、SDカード1130に記録されているコンテンツ3−2ファイル、コンテンツ3−3ファイル、・・・コンテンツ3−Nファイルとの間で正常にリンクが行われている。表示画面2110には、コンテンツ3−1ファイルの先頭の画面のサムネイル画像が表示され、続いてリンク先があることを表す矢印が表示される。矢印が示す方向には、次のコンテンツ3−2ファイルの先頭の画面のサムネイル画像が表示画面2110に表示される。これも、上記図20の一例と同様である。
但し、このコンテンツ3−1ファイルとコンテンツ3−2ファイルとは、それぞれ異なる情報記録メディアであるSDカード1120とSDカード1130とにまたがって記録されている。そのため、図22に示す他の例では、そのことを表すように、異なる情報記録メディアにまたがることなく同一の情報記録メディアに記録されてリンクしている時とは異なる矢印が表示され、リンクしていることが示されている。例えば、図22に一例を示すように、色が異なる矢印や、あるいは図示しないが形が異なる矢印等が表示される。
ユーザは、この表示画面2110に表示されたリンクを表す矢印を見ることによって、各コンテンツファイルが同一情報記録メディア内でリンクしているのか、あるいは、異なる情報記録メディア間をまたがってリンクしているのかを知ることができる。
さらに、コンテンツ3は、SDカード1120に記録されているコンテンツ3−1ファイルと、SDカード1130に記録されているコンテンツ3−2ファイル、コンテンツ3−3ファイル、・・・コンテンツ3−Nファイルとの多くのファイルから構成されている。そのため、図22に示す例では、これら同一情報記録メディアであるSDカード1130に含まれるコンテンツファイル毎にサムネイル画像を表示することを省略し、コンテンツ3−2ファイルを表すサムネイル画像の下に、ファイルが多く存在することを示すマークを表示している。
なお、このファイルが多く存在することを示すマークは、何らかの操作によって展開され、それぞれのサムネイル画像を表示することもできる。また、各表示しているサムネイル画像の下、あるいはその周辺に、そのサムネイル画像に対応するコンテンツ付属情報ファイルが記録されている情報記録メディアに関する情報、例えば、記録メディア種別、メディアID、コンテンツID、ドライブ名、所在及びパス等のうちの少なくとも1つが表示されても構わない。
また、例えば、図23に示すように、一点鎖線の枠で1つの記録メディアであるSDカードを示し、コンテンツ2のコンテンツ2−1ファイルとコンテンツ2−2ファイルとコンテンツ2−3ファイルとコンテンツ3のコンテンツ3−1ファイルとは、SDカード1120に記録されており、コンテンツ3のコンテンツ3−2ファイルとコンテンツ3−3ファイルとはSDカード1130に記録されていることを示しても構わない。
すなわち、表示画面2120には、コンテンツ2のコンテンツ2−1ファイル、コンテンツ2−2ファイル及びコンテンツ2−3ファイルのサムネイル画像と、コンテンツ3のコンテンツ3−1ファイル、コンテンツ3のコンテンツ3−2ファイル及びコンテンツ3−3ファイルのサムネイル画像とが表示されている。そして、表示画面2120には、各サムネイル画像を記録媒体毎に分割するための枠が表示される。
また、図24に示すように、例えば、各サムネイル画像の下に、そのサムネイル画像に対応するコンテンツが記録されているメディア種別とそのメディアが装着されているスロット番号等が表示されても構わない。
図24に示す表示画面2130には、サムネイル画像2−1及びサムネイル画像2−2の下部に‘SD−slot1’と表示され、サムネイル画像3の下部に‘BD−slot1’と表示され、サムネイル画像4の下部に‘BD−slot1+2’と表示されている。これは、サムネイル画像2−1とサムネイル画像2−2とに対応するコンテンツ2はSDカードに記録されており、そのSDカードはスロット番号1のスロットに装着されていることを示している。また、サムネイル画像3に対応するコンテンツ3は、BD(ブルーレイディスク)に記録されており、そのBDはスロット番号1のスロットに装着されていることを示している。
さらに、サムネイル画像4に対応するコンテンツ4も、BD(ブルーレイディスク)に記録されており、そのBDはスロット番号1のスロットとスロット番号2のスロットとに装着されていることを示している。すなわち、この例では、サムネイル画像4に対応するコンテンツ4は、スロット番号1のスロットに装着されているBDと、スロット番号2のスロットに装着されているBDとに、またがって記録されていることが示されている。
また、図25に示す例では、例えば、一点鎖線の枠で1つの記録メディアであるSDカードを示すと同時に、各サムネイル画像の下に、そのサムネイル画像に対応するコンテンツが記録されているメディア種別とそのメディアが装着されているスロット番号を示している。
例えば、コンテンツ2は、スロット番号1のスロットに装着されているSDカードと、スロット番号2のスロットに装着されているSDカード2とにまたがって記録されており、サムネイル画像2−1に対応するコンテンツ2−1ファイルはスロット番号1のスロットに装着されているSDカードに記録され、サムネイル画像2−2に対応するコンテンツ2−2ファイルはスロット番号2のスロットに装着されているSDカードに記録されていることが示される。
また、スロット番号1のスロットに装着されているBDには、コンテンツ3とコンテンツ4の一部とが記録されている。サムネイル画像3に対応するコンテンツ3はその全てがスロット番号1のスロットに装着されているBDに記録されており、サムネイル画像4−1に対応するコンテンツ4の一部であるコンテンツ4−1ファイルがスロット番号1のスロットに装着されているBDに記録されている。
また、サムネイル画像4−2に対応するコンテンツ4の一部であるコンテンツ4−2ファイルがスロット番号2のスロットに装着されているBDに記録されている。すなわち、コンテンツ4は、スロット番号1のスロットに装着されているBDと、スロット番号2のスロットに装着されているBDとに、またがって記録されていることが示される。
これによって利用者は、そのサムネイル画像に対応するコンテンツ情報についてより詳細な情報、例えば記録メディアや装着されているドライブ・スロット等を知ることができる。
なお、図25の表示画面2140では、各コンテンツファイルのサムネイル画像を記録媒体毎に分割するための枠が表示され、同一の記録メディア内でコンテンツファイルが連続していることを表す白抜きの矢印が表示され、異なる記録メディア間にまたがってコンテンツファイルが記録されていることを表す色付きの矢印が表示されている。
また、図25では、1つの記録メディア毎に一点鎖線の枠で囲って示したが、必ずしも1つの記録メディア毎ではなく、図26に示すように、1つのコンテンツ毎に一点鎖線の枠で囲って示しても構わない。これによって、コンテンツ毎に、どのような記録メディアにまたがって記録されているかを把握することが容易になる。なお、各図において、リンク状態を示す矢印等のマークは省略することも可能である。
なお、情報記録再生装置600が各種のコンテンツ情報を記録し、再生するための手順は、本特許出願に係る情報記録再生方法の一実施の形態であり、この情報記録再生装置600はマイクロコンピュータとその動作を制御するプログラムによって制御される。このプログラムは、本特許出願に係る情報記録再生プログラムの一実施の形態であり、RAMやROM等の半導体メモリや、HDDやDVD等の磁気方式あるいは光方式あるいはこれらの組み合わせあるいはその他の各種方式で情報を記録する何らかの記録媒体に記録保持される。この記録媒体は、本発明に係る情報記録再生プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体の一実施の形態である。
なお、上述した具体的実施形態には以下の構成を有する発明が主に含まれている。
本発明の一局面に係る情報記録再生装置は、コンテンツ情報の一部分を第1の記録媒体へ記録するとともに、前記コンテンツ情報の他の部分を、前記第1の記録媒体とは異なる第2の記録媒体に記録するコンテンツ情報記録部と、前記コンテンツ情報の前記第1の記録媒体に記録されている一部分と前記第2の記録媒体に記録されている他の部分とが連続していることを表すリンク情報を作成し、作成したリンク情報を前記第1の記録媒体及び前記第2の記録媒体の少なくとも一方に記録するリンク情報記録部とを備え、前記リンク情報記録部は、前記コンテンツ情報が記録されているファイルとは別のファイルに前記リンク情報を記録する。
本発明の他の局面に係る情報記録再生方法は、コンテンツ情報の一部分を第1の記録媒体へ記録するとともに、前記コンテンツ情報の他の部分を、前記第1の記録媒体とは異なる第2の記録媒体に記録するコンテンツ情報記録ステップと、前記コンテンツ情報の前記第1の記録媒体に記録されている一部分と前記第2の記録媒体に記録されている他の部分とが連続していることを表すリンク情報を作成し、作成したリンク情報を前記第1の記録媒体及び前記第2の記録媒体の少なくとも一方に記録するリンク情報記録ステップとを含み、前記リンク情報記録制御ステップは、前記コンテンツ情報が記録されているファイルとは別のファイルに前記リンク情報を記録する。
本発明の他の局面に係る情報記録再生プログラムは、コンテンツ情報の一部分を第1の記録媒体へ記録するように指示するとともに、前記コンテンツ情報の他の部分を、前記第1の記録媒体とは異なる第2の記録媒体に記録するように指示するコンテンツ情報記録制御部と、前記コンテンツ情報の前記第1の記録媒体に記録されている一部分と前記第2の記録媒体に記録されている他の部分とが連続していることを表すリンク情報を作成し、作成したリンク情報を前記第1の記録媒体及び前記第2の記録媒体の少なくとも一方に記録するように指示するリンク情報記録制御部としてコンピュータを機能させ、前記リンク情報記録制御部は、前記コンテンツ情報が記録されているファイルとは別のファイルに前記リンク情報を記録するように指示する。
本発明の他の局面に係る情報記録再生プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、コンテンツ情報の一部分を第1の記録媒体へ記録するように指示するとともに、前記コンテンツ情報の他の部分を、前記第1の記録媒体とは異なる第2の記録媒体に記録するように指示するコンテンツ情報記録制御部と、前記コンテンツ情報の前記第1の記録媒体に記録されている一部分と前記第2の記録媒体に記録されている他の部分とが連続していることを表すリンク情報を作成し、作成したリンク情報を前記第1の記録媒体及び前記第2の記録媒体の少なくとも一方に記録するように指示するリンク情報記録制御部としてコンピュータを機能させる情報記録再生プログラムを記録し、前記リンク情報記録制御部は、前記コンテンツ情報が記録されているファイルとは別のファイルに前記リンク情報を記録するように指示する。
これらの構成によれば、コンテンツ情報の一部分が第1の記録媒体へ記録されるとともに、コンテンツ情報の他の部分が、第1の記録媒体とは異なる第2の記録媒体に記録される。そして、コンテンツ情報の第1の記録媒体に記録されている一部分と第2の記録媒体に記録されている他の部分とが連続していることを表すリンク情報が作成され、作成されたリンク情報が第1の記録媒体及び第2の記録媒体の少なくとも一方に記録される。このとき、コンテンツ情報が記録されているファイルとは別のファイルにリンク情報が記録される。
したがって、コンテンツ情報の第1の記録媒体に記録されている一部分と第2の記録媒体に記録されている他の部分とが連続していることを表すリンク情報が第1の記録媒体及び第2の記録媒体の少なくとも一方に記録されるので、1つのコンテンツ情報を複数の記録媒体にまたがって記録することができ、さらに再生順序を保証することができ、シームレスな再生を行うことができる。
また、上記の情報記録再生装置において、前記リンク情報記録部は、前記コンテンツ情報が記録されているディレクトリとは別のディレクトリに前記リンク情報を記録することが好ましい。この構成によれば、コンテンツ情報が記録されているディレクトリとは別のディレクトリにリンク情報が記録されるので、リンク情報がコンテンツ情報とともに記録されておらず、リンク情報のみを個別に読み出して利用することができる。
また、上記の情報記録再生装置において、前記リンク情報記録部は、前記第1の記録媒体及び前記第2の記録媒体とは異なる第3の記録媒体に前記リンク情報を記録することが好ましい。
この構成によれば、第1の記録媒体及び第2の記録媒体とは異なる第3の記録媒体にリンク情報が記録されるので、リンク情報がコンテンツ情報とともに記録されておらず、リンク情報のみを個別に読み出して利用することができる。また、コンテンツ情報が記録される記録媒体にリンク情報が記録されないので、コンテンツ情報の記録容量を増やすことができる。
また、上記の情報記録再生装置において、前記リンク情報は、前記第1の記録媒体の種別を示す情報及び前記第2の記録媒体の種別を示す情報の少なくとも一方を含むことが好ましい。この構成によれば、リンク情報が第1の記録媒体の種別を示す情報及び第2の記録媒体の種別を示す情報の少なくとも一方を含んでいるので、複数の種別の記録媒体にまたがってコンテンツ情報を記録することができる。
また、上記の情報記録再生装置において、前記リンク情報は、前記第1の記録媒体を識別するための識別情報及び前記第2の記録媒体を識別するための識別情報の少なくとも一方を含むことが好ましい。この構成によれば、リンク情報が、第1の記録媒体を識別するための識別情報及び第2の記録媒体を識別するための識別情報の少なくとも一方を含んでいるので、コンテンツ情報が記録されている記録媒体を容易に特定することができる。
また、上記の情報記録再生装置において、前記リンク情報は、前記第1の記録媒体の前記コンテンツ情報が記録されているディレクトリを識別するための識別情報及び前記第2の記録媒体のコンテンツ情報が記録されているディレクトリを識別するための識別情報の少なくとも一方を含むことが好ましい。
この構成によれば、リンク情報が、第1の記録媒体のコンテンツ情報が記録されているディレクトリを識別するための識別情報及び第2の記録媒体のコンテンツ情報が記録されているディレクトリを識別するための識別情報の少なくとも一方を含んでいるので、コンテンツ情報が記録されているディレクトリを容易に特定することができる。
また、上記の情報記録再生装置において、前記リンク情報は、前記第1の記録媒体の前記コンテンツ情報が記録されているファイルを識別するための識別情報及び前記第2の記録媒体の前記コンテンツ情報が記録されているファイルを識別するための識別情報の少なくとも一方を含むことが好ましい。
この構成によれば、リンク情報が、第1の記録媒体のコンテンツ情報が記録されているファイルを識別するための識別情報及び第2の記録媒体のコンテンツ情報が記録されているファイルを識別するための識別情報の少なくとも一方を含んでいるので、コンテンツ情報が記録されているファイルを容易に特定することができる。
また、上記の情報記録再生装置において、前記リンク情報は、前記コンテンツ情報のリンク先を表すリンク先情報及びリンク元を表すリンク元情報の少なくとも一方を含むことが好ましい。この構成によれば、リンク情報が、コンテンツ情報のリンク先を表すリンク先情報及びリンク元を表すリンク元情報の少なくとも一方を含んでいるので、リンク先情報を参照することで、複数の記録媒体にまたがって記録されたコンテンツ情報を順方向に再生することができ、リンク元情報を参照することで、複数の記録媒体にまたがって記録されたコンテンツ情報を逆方向に再生することができる。
また、上記の情報記録再生装置において、前記リンク情報記録部は、前記コンテンツ情報の他の部分を記録している領域が複数存在する場合、前記コンテンツ情報の前記第1の記録媒体に記録されている一部分と前記第2の記録媒体に記録されているそれぞれの領域とが連続していることを表すリンク情報を作成し、作成したリンク情報を前記第1の記録媒体及び前記第2の記録媒体の少なくとも一方に記録することが好ましい。
この構成によれば、コンテンツ情報の他の部分を記録している領域が複数存在する場合、コンテンツ情報の第1の記録媒体に記録されている一部分と第2の記録媒体に記録されているそれぞれの領域とが連続していることを表すリンク情報が作成され、作成されたリンク情報が第1の記録媒体及び第2の記録媒体の少なくとも一方に記録される。したがって、第2の記録媒体にコンテンツ情報が複数に分割されて記録された場合であっても、それぞれの再生順序を保証することができる。
また、上記の情報記録再生装置において、前記リンク情報を読み出すリンク情報読出部と、前記第1の記録媒体から前記コンテンツ情報を読み出して再生するとともに、前記リンク情報読出部によって読み出されたリンク情報に基づいて、前記第2の記録媒体から前記コンテンツ情報を読み出して再生する再生部とをさらに備えることが好ましい。
この構成によれば、リンク情報が読み出され、第1の記録媒体からコンテンツ情報が読み出されて再生されるとともに、読み出されたリンク情報に基づいて、第2の記録媒体からコンテンツ情報が読み出されて再生される。したがって、記録されているリンク情報を参照することにより、複数の記録媒体にまたがって記録されたコンテンツ情報をシームレスに再生することができる。
また、上記の情報記録再生装置において、前記第1の記録媒体から前記コンテンツ情報を削除するコンテンツ情報削除部と、前記リンク情報を読み出すリンク情報読出部と、前記削除制御部によって削除された前記コンテンツ情報に対応する前記リンク情報を削除するリンク情報削除部とを備え、前記コンテンツ情報削除部は、前記リンク情報読出部によって読み出されたリンク情報に基づいて前記コンテンツ情報のリンク先である前記第2の記録媒体から前記コンテンツ情報を削除することが好ましい。
この構成によれば、第1の記録媒体からコンテンツ情報が削除され、リンク情報が読み出され、削除されたコンテンツ情報に対応するリンク情報が削除される。そして、読み出されたリンク情報に基づいてコンテンツ情報のリンク先である第2の記録媒体からコンテンツ情報が削除される。したがって、コンテンツ情報を削除した場合であっても、このコンテンツ情報の削除をリンク情報に反映させることができ、複数の記録媒体にまたがって記録されたコンテンツ情報を容易に編集することができる。
また、上記の情報記録再生装置において、前記第1の記録媒体に記録されている前記コンテンツ情報と前記第2の記録媒体に記録されている前記コンテンツ情報とを対応付けて表示する表示部をさらに備えることが好ましい。
この構成によれば、第1の記録媒体に記録されているコンテンツ情報と第2の記録媒体に記録されているコンテンツ情報とが対応付けて表示されるので、複数の記録媒体にコンテンツ情報がまたがって記録されている場合であっても、あたかも1つの記録媒体に記録されているかのように表示することができる。
また、上記の情報記録再生装置において、前記表示部は、前記第1の記録媒体と前記第2の記録媒体とが同一の記録媒体であるか否かを区別して表示することが好ましい。
この構成によれば、第1の記録媒体と第2の記録媒体とが同一の記録媒体であるか否かが区別して表示されるので、ユーザは、複数の記録媒体に分割されたコンテンツ情報がどの記録媒体に記録されているかを確認することができる。
また、上記の情報記録再生装置において、前記表示部は、前記第1の記録媒体に記録されている前記コンテンツ情報と、前記第2の記録媒体に記録されている前記コンテンツ情報との順序関係を認識可能な態様で表示することが好ましい。
この構成によれば、第1の記録媒体に記録されているコンテンツ情報と、第2の記録媒体に記録されているコンテンツ情報との順序関係が認識可能な態様で表示されるので、ユーザは、複数の記録媒体に分割されたコンテンツ情報がどのような順番で記録媒体に記録されているかを確認することができる。
また、上記の情報記録再生装置において、前記表示部は、前記第1の記録媒体及び前記第2の記録媒体に記録されている前記コンテンツ情報のファイル数を認識可能な態様で表示することが好ましい。この構成によれば、第1の記録媒体及び第2の記録媒体に記録されているコンテンツ情報のファイル数が認識可能な態様で表示されるので、ユーザは、記録媒体に記録されているコンテンツ情報のファイル数を確認することができる。
また、上記の情報記録再生装置において、前記表示部は、前記第1の記録媒体及び前記第2の記録媒体の種別、前記第1の記録媒体及び前記第2の記録媒体を識別するための識別情報、前記第1の記録媒体及び前記第2の記録媒体が装着されているドライブ、及び前記第1の記録媒体及び前記第2の記録媒体が装着されているスロットの少なくとも1つを認識可能な態様で表示することが好ましい。
この構成によれば、第1の記録媒体及び第2の記録媒体の種別、第1の記録媒体及び第2の記録媒体を識別するための識別情報、第1の記録媒体及び第2の記録媒体が装着されているドライブ、及び第1の記録媒体及び第2の記録媒体が装着されているスロットの少なくとも1つが認識可能な態様で表示される。したがって、ユーザは、複数の記録媒体に分割されたコンテンツ情報がどの記録媒体に記録されているかを特定することができる。
また、上記の情報記録再生装置において、前記コンテンツ情報記録部は、1つのコンテンツ情報を複数のファイルに分割して前記第1の記録媒体と前記第2の記録媒体とに記録し、前記複数のファイルを一括して表示する第1の表示態様と、前記複数のファイルを記録媒体毎に表示する第2の表示態様との切り替えを受け付ける切替受付部をさらに備え、前記表示部は、前記切替受付部によって受け付けられた表示態様で表示することが好ましい。
この構成によれば、1つのコンテンツ情報が複数のファイルに分割して第1の記録媒体と第2の記録媒体とに記録される。そして、記録媒体毎ではなく複数のファイルを一括して表示する第1の表示態様と、複数のファイルを記録媒体毎に表示する第2の表示態様とに切り替えて表示されるので、ユーザは使用状況に応じて所望の表示態様を選択することができる。
本発明の他の局面に係る情報記録再生装置は、コンテンツ情報の一部分を第1の記録媒体へ記録するとともに、前記コンテンツ情報の他の部分を、前記第1の記録媒体とは異なる第2の記録媒体に記録するコンテンツ情報記録部と、前記第1の記録媒体に記録されている前記コンテンツ情報の一部分と、前記第2の記録媒体に記録されている前記コンテンツ情報の他の部分とが連続していることを表すリンク情報を作成し、作成したリンク情報を第1の記録媒体に記録されている前記コンテンツ情報の一部分及び前記第2の記録媒体に記録されている前記コンテンツ情報の他の部分に記録するリンク情報記録部とを備える。
この構成によれば、コンテンツ情報の一部分が第1の記録媒体へ記録されるとともに、コンテンツ情報の他の部分が、第1の記録媒体とは異なる第2の記録媒体に記録される。そして、第1の記録媒体に記録されているコンテンツ情報の一部分と、第2の記録媒体に記録されているコンテンツ情報の他の部分とが連続していることを表すリンク情報が作成され、作成されたリンク情報が第1の記録媒体のコンテンツ付属情報及び第2の記録媒体のコンテンツ付属情報に記録される。
したがって、別途リンク情報を保持する必要が無く、第1の記録媒体に記録されているコンテンツ情報の一部分を再生しながら、第2の記録媒体に記録されているコンテンツ情報の他の部分を再生することができる。
また、上記の情報記録再生装置において、前記リンク情報記録部は、前記第1の記録媒体に記録されている前記コンテンツ情報の終端部分と、前記第2の記録媒体に記録されている前記コンテンツ情報の先頭部分とを入れ替えて記録することが好ましい。
この構成によれば、第1の記録媒体に記録されているコンテンツ情報の終端部分と、第2の記録媒体に記録されているコンテンツ情報の先頭部分とが入れ替えて記録されるので、第1の記録媒体に記録されているコンテンツ情報の一部分を再生しながら、第2の記録媒体へのリンクを検知し、第2の記録媒体に記録されているコンテンツ情報の他の部分を再生することができる。
また、上記の情報記録再生装置において、前記リンク情報記録部は、前記第1の記録媒体に記録されている前記コンテンツ情報の終端部分と、前記第2の記録媒体に記録されている前記コンテンツ情報の先頭部分とをインターリーブして記録することが好ましい。
この構成によれば、第1の記録媒体に記録されているコンテンツ情報の終端部分と、第2の記録媒体に記録されているコンテンツ情報の先頭部分とがインターリーブして記録されるので、第1の記録媒体に記録されているコンテンツ情報の一部分を再生しながら、第2の記録媒体へのリンクを検知し、リンク先を検索している間も途切れることなくコンテンツ情報を再生することができる。
本発明に係る情報記録再生装置、情報記録再生方法、情報記録再生プログラム及び情報記録再生プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、1つのコンテンツ情報を複数の記録媒体にまたがって記録することができ、さらに再生順序を保証することができ、シームレスな再生を行うことができ、各種のコンテンツ情報を記録、再生及び編集する情報記録再生装置、情報記録再生方法、情報記録再生プログラム及び情報記録再生プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体等に利用可能である。
本発明は、各種のコンテンツ情報、例えば動画像情報、静止画像情報、音声情報、文字情報、その他の情報、及びこれらの幾つかを記録、再生及び編集する情報記録再生装置、情報記録再生方法、情報記録再生プログラム及び情報記録再生プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関するものである。
特に、1つのコンテンツ情報を複数の記録媒体に分けて記録し、これらの複数の記録媒体に分けて記録されたコンテンツ情報を系統的に再生する、情報記録再生装置、情報記録再生方法、情報記録再生プログラム及び情報記録再生プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関するものである。
従来の、各種のコンテンツ情報、例えば動画像情報、静止画像情報、音声情報、文字情報、その他の情報、およびこれらの幾つかを記録し、再生する、情報記録再生装置、情報記録再生方法、情報記録再生プログラム及び情報記録再生プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体には、例えば、下記特許文献1に記載された情報記録装置があった。
図27は、従来の情報記録装置の一例である情報記録装置900の構成を示す図である。入力スタッカー901に、識別情報が付加された複数の記録媒体902が装填される。記録媒体902は、例えばフレキシブルディスクであり、識別情報は、例えばバーコードで表され、そのバーコードを表示したシールがフレキシブルディスクの表面に貼り付けられている。
入力スタッカー901に装填された記録媒体902は、1枚ずつ取り出し口909から取り出され、読み取り部903へ送られる。読み取り部903では、記録媒体902の表面に貼り付けられたバーコードを光学式スキャナで読み取り、この読み取った識別情報を制御部904へ送る。
制御部904は、この識別情報を記録管理し、この識別情報と関連付けて、記録媒体902に記録するべき情報を情報記録部905へ送る。読み取り部903でバーコードが読み取られた記録媒体902は、次に情報記録部905に送られる。情報記録部905は、制御部904から送られた情報を読み取り部903から送られた記録媒体902に記録する。
この時、この記録媒体902に記録するべき情報が必ずしも1つの記録媒体902に納まるとは限らない。例えば、記録するべき情報が高画質の動画像情報等である場合、通常極めて情報量が多いので、1つの記録媒体902に納まる可能性は低くなる。
このような時、制御部904は、1つの記録媒体902の記録容量を把握しているので、記録するべき情報のうち、1つの記録媒体902に記録可能な部分だけを情報記録部905に送る。そして、制御部904は、別の記録媒体902が情報記録部905に送られた時に、記録するべき情報のそれ以外の部分を情報記録部905に送る。このように、記録するべき情報のそれ以外の部分は別の記録媒体902に記録される。
上記のとおり、制御部904は、記録媒体902の識別情報と関連付けて、記録媒体902に記録するべき情報を情報記録部905へ送る。したがって、記録するべき情報が複数の記録媒体902にまたがって記録されている時にも、情報のどの部分がどの記録媒体に記録されているかを把握し管理することができる。
その後、情報記録部905で情報が記録された記録媒体902は、出力スタッカー906へ送られ、保管及び発送等の処理が行われる。また、読み取り部903で識別情報の読み取りに失敗した記録媒体902や、情報記録部905で情報の記録に失敗した記録媒体902は、不良品スタッカー907に送られる。
特開平10−187503号公報
しかしながら、上記のような、従来の情報記録装置900では、制御部904が記録媒体902に記録されている情報と、その記録媒体902の識別情報との対応関係を把握管理している。そのため、1つの情報が複数の記録媒体902にまたがって記録されている時、この記録媒体902を他の機器で使用するならば、1つの情報が記録されている一連の記録媒体902を把握管理し、これらの記録媒体902を使って1つの情報を連続して利用することができないという課題があった。
また、他の機器が何らかの方法で、記録媒体902に記録されている情報と記録媒体902の識別情報との対応関係を把握したとしても、この対応関係は記録されている情報と記録媒体毎の識別情報であるため、例えば1つの記録媒体902に複数の情報が記録されているような時には、連続する情報が記録されている複数の情報のどれに相当するかは知ることができないという課題があった。
本発明は、上記の問題を解決するためになされたもので、1つのコンテンツ情報を複数の記録媒体にまたがって記録することができ、さらに再生順序を保証することができ、シームレスな再生を行うことができる情報記録再生装置、情報記録再生方法、情報記録再生プログラム及び情報記録再生プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することを目的とするものである。
本発明の一局面に係る情報記録再生装置は、コンテンツ情報の一部分を第1の記録媒体へ記録するとともに、前記コンテンツ情報の他の部分を、前記第1の記録媒体とは異なる第2の記録媒体に記録するコンテンツ情報記録部と、前記コンテンツ情報の前記第1の記録媒体に記録されている一部分と前記第2の記録媒体に記録されている他の部分とが連続していることを表すリンク情報を作成し、作成したリンク情報を前記第1の記録媒体及び前記第2の記録媒体の少なくとも一方に記録するリンク情報記録部とを備え、前記リンク情報記録部は、前記コンテンツ情報が記録されているファイルとは別のファイルに前記リンク情報を記録する。
本発明の他の局面に係る情報記録再生方法は、コンテンツ情報の一部分を第1の記録媒体へ記録するとともに、前記コンテンツ情報の他の部分を、前記第1の記録媒体とは異なる第2の記録媒体に記録するコンテンツ情報記録ステップと、前記コンテンツ情報の前記第1の記録媒体に記録されている一部分と前記第2の記録媒体に記録されている他の部分とが連続していることを表すリンク情報を作成し、作成したリンク情報を前記第1の記録媒体及び前記第2の記録媒体の少なくとも一方に記録するリンク情報記録ステップとを含み、前記リンク情報記録ステップは、前記コンテンツ情報が記録されているファイルとは別のファイルに前記リンク情報を記録する。
本発明の他の局面に係る情報記録再生プログラムは、コンテンツ情報の一部分を第1の記録媒体へ記録するように指示するとともに、前記コンテンツ情報の他の部分を、前記第1の記録媒体とは異なる第2の記録媒体に記録するように指示するコンテンツ情報記録制御部と、前記コンテンツ情報の前記第1の記録媒体に記録されている一部分と前記第2の記録媒体に記録されている他の部分とが連続していることを表すリンク情報を作成し、作成したリンク情報を前記第1の記録媒体及び前記第2の記録媒体の少なくとも一方に記録するように指示するリンク情報記録制御部としてコンピュータを機能させ、前記リンク情報記録制御部は、前記コンテンツ情報が記録されているファイルとは別のファイルに前記リンク情報を記録するように指示する。
本発明の他の局面に係る情報記録再生プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、コンテンツ情報の一部分を第1の記録媒体へ記録するように指示するとともに、前記コンテンツ情報の他の部分を、前記第1の記録媒体とは異なる第2の記録媒体に記録するように指示するコンテンツ情報記録制御部と、前記コンテンツ情報の前記第1の記録媒体に記録されている一部分と前記第2の記録媒体に記録されている他の部分とが連続していることを表すリンク情報を作成し、作成したリンク情報を前記第1の記録媒体及び前記第2の記録媒体の少なくとも一方に記録するように指示するリンク情報記録制御部としてコンピュータを機能させる情報記録再生プログラムを記録し、前記リンク情報記録制御部は、前記コンテンツ情報が記録されているファイルとは別のファイルに前記リンク情報を記録するように指示する。
これらの構成によれば、コンテンツ情報の一部分が第1の記録媒体へ記録されるとともに、コンテンツ情報の他の部分が、第1の記録媒体とは異なる第2の記録媒体に記録される。そして、コンテンツ情報の第1の記録媒体に記録されている一部分と第2の記録媒体に記録されている他の部分とが連続していることを表すリンク情報が作成され、作成されたリンク情報が第1の記録媒体及び第2の記録媒体の少なくとも一方に記録される。このとき、コンテンツ情報が記録されているファイルとは別のファイルにリンク情報が記録される。
したがって、コンテンツ情報の第1の記録媒体に記録されている一部分と第2の記録媒体に記録されている他の部分とが連続していることを表すリンク情報が第1の記録媒体及び第2の記録媒体の少なくとも一方に記録されるので、1つのコンテンツ情報を複数の記録媒体にまたがって記録することができ、さらに再生順序を保証することができ、シームレスな再生を行うことができる。
本発明の他の局面に係る情報記録再生装置は、コンテンツ情報の一部分を第1の記録媒体へ記録するとともに、前記コンテンツ情報の他の部分を、前記第1の記録媒体とは異なる第2の記録媒体に記録するコンテンツ情報記録部と、前記第1の記録媒体に記録されている前記コンテンツ情報の一部分と、前記第2の記録媒体に記録されている前記コンテンツ情報の他の部分とが連続していることを表すリンク情報を作成し、作成したリンク情報を第1の記録媒体に記録されている前記コンテンツ情報の一部分及び前記第2の記録媒体に記録されている前記コンテンツ情報の他の部分に記録するリンク情報記録部とを備える。
この構成によれば、コンテンツ情報の一部分が第1の記録媒体へ記録されるとともに、コンテンツ情報の他の部分が、第1の記録媒体とは異なる第2の記録媒体に記録される。そして、第1の記録媒体に記録されているコンテンツ情報の一部分と、第2の記録媒体に記録されているコンテンツ情報の他の部分とが連続していることを表すリンク情報が作成され、作成されたリンク情報が第1の記録媒体に記録されているコンテンツ情報の一部分及び第2の記録媒体に記録されているコンテンツ情報の他の部分に記録される。
したがって、別途リンク情報を保持する必要が無く、第1の記録媒体に記録されているコンテンツ情報の一部分を再生しながら、第2の記録媒体に記録されているコンテンツ情報の他の部分を再生することができる。
本発明の目的、特徴及び利点は、以下の詳細な説明と添付図面とによって、より明白となる。
本発明によれば、コンテンツ情報の第1の記録媒体に記録されている一部分と第2の記録媒体に記録されている他の部分とが連続していることを表すリンク情報が第1の記録媒体及び第2の記録媒体の少なくとも一方に記録されるので、1つのコンテンツ情報を複数の記録媒体にまたがって記録することができ、さらに再生順序を保証することができ、シームレスな再生を行うことができる。
以下に、本発明の一実施の形態に係る情報記録再生装置ついて図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る情報記録再生装置の複数の情報記録メディアにコンテンツ情報がまたがって記録されている状態を示す概念図である。具体的には、図1では、SD(Secure Digital)カード101、SDカード102及びSDカード103にコンテンツ情報がまたがって記録されている。
図1に示すShot111とShot112とが、本発明に係るコンテンツ情報に相当し、具体的には例えば、動画像情報、静止画像情報、音声情報、文字情報、その他の情報、及びこれらの幾つかを含むストリーム情報である。
図1に示す例では、Shot111は比較的容量が小さなコンテンツ情報であるため、1つの記録メディアであるSDカード101に記録しているが、Shot112は比較的容量が大きなコンテンツ情報であるため、1つの記録メディアに記録することができず、SDカード101とSDカード102とSDカード103との、3つのSDカードにまたがって記録されている。
また、1つのコンテンツ情報に相当する各Shotの記録メディア毎の部分をClipと呼ぶ。Shot111は、全体がSDカード101に記録されているので、Clip121だけから構成されている。Shot112は、3つのSDカード101,102,103にまたがって記録されているので、Clip122、Clip123及びClip124の3つのClipから構成されている。
Clip122は、Shot112のSDカード101内の部分であり、Clip123は、Shot112のSDカード102内の部分であり、Clip124は、Shot112のSDカード103内の部分である。
SDカード102は、その記録可能な領域全てにClip123を記録しており、他のコンテンツ情報を記録することはできないが、SDカード101は、その記録可能な領域にShot111のClip121とShot112のClip122とを記録している。SDカード103は、その記録可能な領域にShot112のClip124を記録しているが、その記録可能な領域全てを使い切っていない可能性があり、そのような時には、他のコンテンツ情報のClipを記録できる可能性も残されている。
従来のSDカード規格等に準拠したコンテンツ情報の記録では、例えばFAT(File Allocation Table)16やFAT32等のファイルシステムに基づく制限、メディアの記録容量に基づく制限、又は管理可能ファイル数及びディレクトリ数に基づく制限等のために、複数の記録メディアにまたがるコンテンツ情報であるShot112の記録・再生ができない仕様になっている。また、仕様を拡張変更して複数の記録メディアにまたがってShot112の記録を行ったとしても、機器によってどの記録メディアが装着されているかを特定することは困難である。特に、記録メディアがリムーバブルメディア等である場合、機器によってどの記録メディアが装着されているかを特定することは困難である。記録メディア間をまたがって記録されているコンテンツ情報の再生順序を保証したり、シームレスな再生を保証することができなかった。
しかしながら、本発明の実施の形態1に係る情報記録再生装置は、複数の記録メディア、すなわちSDカード101、SDカード102及びSDカード103にまたがって記録されているコンテンツ情報の再生順序を保証し、シームレスな再生を保証することが可能である。
図2は、本発明の実施の形態1に係る情報記録再生装置の複数の情報記録メディアにコンテンツ情報がまたがって記録されている時のディレクトリ構造の第1例を示す図である。図2では、具体的には、SDカード101、SDカード102及びSDカード103にコンテンツ情報がまたがって記録されている時のディレクトリ構造を示している。
ROOTディレクトリ200は、1つの情報記録メディア全体の基本となるディレクトリであり、1つの記録メディア毎に必ず1つだけ存在するディレクトリである。1つの記録メディアの中の全てのディレクトリは、このROOTディレクトリ200の下に作られる。
この第1例では、ROOTディレクトリ200の下にメディアディレクトリ210が作成される。メディアディレクトリ210は、1つの情報記録メディアを管轄するディレクトリであるが、必ずしも1つの情報記録メディアに1つとは限らず、2つ以上あっても構わない。この場合、1つの情報記録メディアはあたかも2つ以上の情報記録メディアであるかのように管理される。
この第1例では、メディアディレクトリ210の下にコンテンツディレクトリが作成される。コンテンツディレクトリは、コンテンツ情報の数に応じて作成される。図2の例では、コンテンツ1−ディレクトリ220とコンテンツ2−ディレクトリ230だけを示しているが、必ずしもコンテンツディレクトリは2つに限るものではなく、各メディアディレクトリ210の下に幾つ存在しても構わない。
コンテンツディレクトリは、コンテンツ情報を記録するためのディレクトリであり、原則1つのコンテンツディレクトリに1つのコンテンツ情報が記録される。例えば、図1に示す例では、SDカード101のメディアディレクトリの下に2つのコンテンツディレクトリが作成される。それは、例えばコンテンツ111ディレクトリとコンテンツ112ディレクトリとである。なお、ここでは、Shot111に対応するコンテンツディレクトリをコンテンツ111ディレクトリと呼び、Shot112に対応するコンテンツディレクトリをコンテンツ112ディレクトリと呼ぶ。
コンテンツ111ディレクトリには、Shot111のSDカード101に記録される部分、即ちClip121が記録される。上記のとおり、このClip121はShot111の全体を含んでいる。コンテンツ112ディレクトリには、Shot112のSDカード101に記録される部分、即ちClip122が記録される。上記のとおり、このClip122はShot112の全体ではなく、Shot112の他の部分はSDカード102とSDカード103とに記録されている。
同様に、SDカード102のメディアディレクトリの下には、1つのコンテンツディレクトリが作成される。それは例えば、コンテンツ112ディレクトリである。しかしながら、必ずしもSDカード102のメディアディレクトリの下のコンテンツディレクトリは1つに限るものではなく、他のコンテンツディレクトリが存在しても構わない。このSDカード102のメディアディレクトリの下のコンテンツ112ディレクトリには、Shot112のSDカード102に記録される部分、即ちClip123が記録される。
同様に、SDカード103のメディアディレクトリの下には、1つのコンテンツディレクトリが作成される。それは例えば、コンテンツ112ディレクトリである。しかしながら、必ずしもSDカード103のメディアディレクトリの下のコンテンツディレクトリは1つに限るものではなく、他のコンテンツディレクトリが存在しても構わない。このSDカード103のメディアディレクトリの下のコンテンツ112ディレクトリには、Shot112のSDカード103に記録される部分、即ちClip124が記録される。
各コンテンツディレクトリの下には、1つのコンテンツ付属情報ファイルと幾つかのコンテンツデータファイルとが作成され、それぞれにコンテンツ付属情報とコンテンツデータとが記録される。例えば、図2に示す例では、コンテンツ1−ディレクトリ220の下に、1つのコンテンツ1−付属情報ファイル221と、2つのコンテンツデータファイル、即ちコンテンツ1−データファイル222とコンテンツ1−データファイル223とが作成され、それぞれにコンテンツ付属情報とコンテンツデータとが記録されている。
同様に、コンテンツ2−ディレクトリ230の下に、1つのコンテンツ2−付属情報ファイル231と、2つのコンテンツデータファイル、即ちコンテンツ2−データファイル232とコンテンツ2−データファイル233とが作成され、それぞれにコンテンツ付属情報とコンテンツデータとが記録されている。
上記のとおり、各メディアディレクトリの下に含まれるコンテンツディレクトリの数が2つに限らないのと同様、各コンテンツディレクトリに含まれるコンテンツ付属情報ファイルは1つとは限らないし、コンテンツデータファイルは2つとは限らない。
コンテンツ付属情報ファイルには、このコンテンツディレクトリに含まれるコンテンツ情報に関する各種の属性情報や付属関連情報が記録される。なお、コンテンツ付属情報ファイルの詳細な例については後述する。
コンテンツデータファイルには、コンテンツ情報そのものが記録され、コンテンツ情報は、各ファイルシステム、ファイル管理及びそのコンテンツの属性や性質等に応じて、種々の形式で符号化、ストリーム化又は暗号化等が行われ、種々のサイズに分割されてコンテンツデータとして記録保存される。
例えば、コンテンツ情報が動画像情報であれば、コンテンツデータファイルには、MPEG−2形式やMPEG−4形式で符号化されたトランスポートストリーム形式の情報が記憶され、コンテンツ情報が音声情報であれば、MP3形式で符号化された情報が記憶され、コンテンツ情報が静止画像情報であれば、JPEG形式で符号化された1枚の絵に関する情報が記憶され、コンテンツ情報が文書情報であれば、MS−WORD(登録商標)形式の1つの文書情報が記憶される。
図3は、本発明の実施の形態1に係る情報記録再生装置の複数の情報記録メディアにコンテンツ情報がまたがって記録されている時のディレクトリ構造の第2例を示す図である。図3では、具体的には、SDカード101、SDカード102及びSDカード103にコンテンツ情報がまたがって記録されている時のディレクトリ構造を示している。
ROOTディレクトリ300は、1つの情報記録メディア全体の基本となるディレクトリであり、1つの記録メディア毎に必ず1つだけ存在するディレクトリである。1つの記録メディアの中の全てのディレクトリは、このROOTディレクトリ300の下に作られる。
この第2例では、ROOTディレクトリ300の下にメディアディレクトリ310が作成される。メディアディレクトリ310は、1つの情報記録メディアを管轄するディレクトリであるが、必ずしも1つの情報記録メディアに1つとは限らず、2つ以上あっても構わない。この場合、1つの情報記録メディアはあたかも2つ以上の情報記録メディアであるかのように管理される。これについては、上記第1例と同様である。
この第2例では、メディアディレクトリ310の下に1つのコンテンツ付属情報ディレクトリ320と、1つのコンテンツディレクトリ330とが作成される。なお、コンテンツ付属情報ディレクトリ320とコンテンツディレクトリ330とは、必ずしもそれぞれ1つだけに限るものではなく、それぞれ幾つ存在しても構わない。
コンテンツ付属情報ディレクトリ320は、コンテンツ付属情報ファイルを記録保管するためのディレクトリであり、コンテンツディレクトリ330はコンテンツ情報自体を記録保管するためのディレクトリである。コンテンツ付属情報ファイルは、コンテンツ情報の数に応じて作成される。そして、コンテンツ付属情報ファイルには、コンテンツディレクトリに記録保管されているコンテンツ情報に関する各種の属性情報や付属関連情報が記録される。なお、コンテンツ付属情報ファイルの詳細な例については後述する。図3の例では、コンテンツ1−付属情報ファイル321とコンテンツ2−付属情報ファイル322との2つだけが示されているが、必ずしもコンテンツ付属情報ファイルは2つに限るものではなく、各メディアディレクトリの下に幾つ存在しても構わない。
コンテンツディレクトリ330は、コンテンツ情報自体を記録保管するためのディレクトリである。コンテンツディレクトリ330には、コンテンツ1−データファイル331、コンテンツ1−データファイル332、・・・、コンテンツ2−データファイル333、コンテンツ2−データファイル334が記録保管されている。なお、これはあくまでも一例であって、コンテンツディレクトリ330に記録保管されるのはこれらのコンテンツデータファイルに限るものではなく、幾つのコンテンツデータファイルが記録保管されても構わない。
例えば、図1に示す例では、コンテンツ1−データファイル331とコンテンツ1−データファイル332とは、SDカード101内に記録保管されているコンテンツ情報であるShot111である。このShot111が例えばJPEG形式で符号化された静止画像情報である場合、コンテンツ1−データファイル331は1枚の静止画像情報であり、コンテンツ1−データファイル332は他の1枚の静止画像情報であっても構わない。
また、例えば、同様に図1に示す例では、コンテンツ2−データファイル333とコンテンツ2−データファイル334とは、SDカード101内に記録保管されているコンテンツ情報であるShot112のClip122である。このClip122が例えばMPEG−2形式で符号化された動画像情報である場合、コンテンツ2−データファイル333は動画情報の1つのGOP(Group Of Picture)であり、コンテンツ2−データファイル334は他の1つのGOPであっても構わない。なお、このようなケースでは、図3にはコンテンツ2−データファイルとして、コンテンツ2−データファイル333とコンテンツ2−データファイル334としか示していないが、実際にはより多くのコンテンツ2−データファイルが含まれている。
また、上記のとおり、コンテンツディレクトリ330に記録保管されるのは、図3に示すコンテンツデータファイルに限るものではなく、幾つのコンテンツデータファイルが記録保管されても構わない。例えば、コンテンツ1−データファイル、コンテンツ2−データファイル、コンテンツ3−データファイル、・・・、コンテンツN−データファイルが記録保管されても構わない。このようなケースでは、各コンテンツn−データファイル(1≦n≦N)に対応したコンテンツn−付属情報ファイル(1≦n≦N)がコンテンツ付属情報ディレクトリ320に記録保管される。
さらにまた、各コンテンツn−データファイル(1≦n≦N)も、コンテンツn−データファイル1、コンテンツn−データファイル2、コンテンツn−データファイル3、・・・、コンテンツn−データファイルK(1≦K)のように、幾つのコンテンツデータファイルを含んでいても構わない。但し、N、n、Kはそれぞれ正の整数である。
このように、コンテンツデータファイルが記録されているディレクトリとは別のディレクトリにコンテンツ付属情報ファイルが記録されるので、コンテンツ付属情報ファイルがコンテンツデータファイルとともに記録されておらず、コンテンツ付属情報ファイルのみを個別に読み出して利用することができる。
図4は、本発明の実施の形態1に係る情報記録再生装置の複数の情報記録メディアにコンテンツ情報がまたがって記録されている時のディレクトリ構造の第3例を示す図である。図4では、具体的には、SDカード101、SDカード102及びSDカード103にコンテンツ情報がまたがって記録されている時のディレクトリ構造を示している。
ROOTディレクトリ400は、1つの情報記録メディア全体の基本となるディレクトリであり、1つの記録メディア毎に必ず1つだけ存在するディレクトリである。1つの記録メディアの中の全てのディレクトリは、このROOTディレクトリ400の下に作られる。
この第3例では、ROOTディレクトリ400の下にメディアディレクトリ410が作成される。メディアディレクトリ410は、1つの情報記録メディアを管轄するディレクトリであるが、必ずしも1つの情報記録メディアに1つとは限らず、2つ以上あっても構わない。この場合、1つの情報記録メディアはあたかも2つ以上の情報記録メディアであるかのように管理される。これについては、上記第1例及び第2例と同様である。
この第3例では、メディアディレクトリ410の下に1つのコンテンツ付属情報ディレクトリ420と、任意の個数のコンテンツデータファイルとが作成される。なお、コンテンツ付属情報ディレクトリ420は、必ずしも1つだけに限るものではなく、幾つ存在しても構わない。
コンテンツ付属情報ディレクトリ420は、コンテンツ付属情報ファイルを記録保管するためのディレクトリである。コンテンツ付属情報ファイルは、コンテンツ情報の数に応じて作成される。そして、コンテンツ付属情報ファイルには、記録メディアに記録保管されているコンテンツ情報に関する各種の属性情報や付属関連情報が記録される。なお、コンテンツ付属情報ファイルの詳細な例については後述する。図4の例では、コンテンツ1−付属情報ファイル421とコンテンツ2−付属情報ファイル422との2つだけが示されているが、必ずしもコンテンツ付属情報ファイルは2つに限るものではなく、各メディアディレクトリの下に幾つ存在しても構わない。
上記第2例では、コンテンツ情報自体は、コンテンツ情報自体を記録保管するためのコンテンツディレクトリに記録保存されていたが、この第3例では、コンテンツディレクトリは存在せず、コンテンツ情報自体はメディアディレクトリ410の下に直接記録保存されている。すなわち、第3例では、メディアディレクトリ410の直下に、コンテンツ1−データファイル431、コンテンツ1−データファイル432、・・・、コンテンツ2−データファイル433、コンテンツ2−データファイル434が記録保管されている。なお、これはあくまでも一例であって、メディアディレクトリ410の直下に記録保管されるのはこれらのコンテンツデータファイルに限るものではなく、幾つのコンテンツデータファイルが記録保管されても構わない。
また、コンテンツ1−データファイル431、コンテンツ1−データファイル432、・・・、コンテンツ2−データファイル433、コンテンツ2−データファイル434の内容については、上記第2例と同様であるから、説明を省略する。また、メディアディレクトリ410の直下に記録保管されるのは、例えば、コンテンツ1−データファイル、コンテンツ2−データファイル、コンテンツ3−データファイル、・・・、コンテンツN−データファイルであっても構わないことも、上記第2例と同様である。このようなケースでは、各コンテンツn−データファイル(1≦n≦N)に対応したコンテンツn−付属情報ファイル(1≦n≦N)がコンテンツ付属情報ディレクトリ420に記録保管されていることも、上記第2例と同様である。
さらにまた、各コンテンツn−データファイル(1≦n≦N)も、コンテンツn−データファイル1、コンテンツn−データファイル2、コンテンツn−データファイル3、・・・、コンテンツn−データファイルK(1≦K)のように、幾つのコンテンツデータファイルを含んでいても構わないことも、上記第2例と同様である。
このような、メディアディレクトリ、コンテンツ付属情報ディレクトリ、コンテンツディレクトリ、コンテンツ付属情報ファイル、コンテンツデータファイルによって、複数の記録メディアにまたがって記録されているコンテンツ情報の再生順序を保証し、シームレスな再生を保証することが可能になる。
ここで、コンテンツ付属情報ファイルについて説明する。図5は、コンテンツ付属情報ファイルに記録される全メディア関連情報統合管理テーブルの一例を示す図である。全メディア関連情報統合管理テーブルは、例えば、各SDカードの各Shotの各Clip単位に作成される。
記録される項目は、例えば、記録年月日及び記録時分秒を含む関連情報、記録メディアの種別、メディアID番号、その記録メディアが存在する所在パス、このClipの前の部分が記録されているリンク先(PREV)についての情報、及びこのClipの後の部分が記録されているリンク先(NEXT)についての情報等である。なお、全メディア関連情報統合管理テーブルについてのこれらの項目は、あくまでも1つの例であって、これらに限るものではない。
例えば、図5に示す全メディア関連情報統合管理テーブルの最初の項目には、SDカードに記録されている1つのClipについての関連情報が記録されている。その関連情報には、このClipが記録されたのが2005年02月21日であり、記録された時刻が23時12分30秒であることが記録されている。
なお、これもまたあくまでも1つの例であり、必ずしもこのような内容に限るものではなく、時刻もより詳細な時刻、例えばミリ秒単位やマイクロ秒、ナノ秒単位の情報を含んでいても構わないし、記録開始時刻と記録終了時刻、あるいは記録中の時間長に関する情報等を含んでいても構わない。
全メディア関連情報統合管理テーブルの第2の項目には、このClipが記録されている記録メディアの種別、例えばSDカードや、BD(ブルーレイディスク)、DVD(デジタル・バーサタイル・ディスク)、HD(ハードディスク)、あるいはその他の各種記録メディアの種別が記録されている。図5に示す最初のレコードには、記録メディアの種別がSD(SDカード)であることを示す情報が記録されており、図5に示す第2のレコードには、記録メディアの種別がDVD(デジタル・バーサタイル・ディスク)であることを示す情報が記録されている。
全メディア関連情報統合管理テーブルの第3の項目には、このClipが記録されている記録メディアのメディアID番号が記録されている。このメディアID番号は、記録メディアの種別に応じて、各種の形式があり得るが、その記録メディアを識別するための固有のID番号である。
図5に示す最初のレコードには、記録メディアのメディアID番号が‘01245’であることが記録されており、図5に示す第2のレコードには、記録メディアのメディアID番号が‘DVD109’であることが記録されている。なお、このメディアID番号は、世界でただ1つの番号であっても構わないし、各利用者にとって不都合が無い限りでただ1つの番号であっても構わない。また、図5の例にも示すとおり、必ずしも数字だけに限るものではなく、文字を含んでいても構わない。
全メディア関連情報統合管理テーブルの第4の項目には、このClipが記録されている記録メディアが存在する記録ドライブの所在、例えば、ファイルシステムやOS(Operating System)によって特定されるアクセスや管理のためのパスやドライブ名が記録されている。この情報によって、情報記録再生装置は、このClipが記録されている記録メディアが存在又は装着されている記録ドライブを識別することができると共に、その記録ドライブとその記録メディアとにアクセスすることができ、また、その記録ドライブとその記録メディアとを管理することができる。
図5に示す最初のレコードには、記録ドライブの所在・パスが‘/MF/CF1/SDR001’であることを示す情報が記録されており、図5に示す第2のレコードには、記録ドライブの所在・パスが‘/MF/CF2/DVD002’であることを示す情報が記録されている。
全メディア関連情報統合管理テーブルの第5の項目には、このClipの前の部分が記録されているリンク先(PREV)についての情報が記録されている。具体的には、例えば、図5に示す最初のレコードには、このClipの前の部分が記録されている記録メディアのメディア種別がHD(ハードディスク)であり、そのHDのメディアIDは‘HDD016’であり、その記録メディアが存在する記録ドライブの所在・パスは‘/MF/CF3/HDD013’であることが記録されている。
また、例えば、図5に示す第2のレコードには、このClipの前の部分が記録されている記録メディアのメディア種別がSD(SDカード)であり、そのSDカードのメディアIDは‘01245’であり、その記録メディアが存在する記録ドライブの所在・パスは‘/MF/CF1/SDR001’であることが記録されている。
この第2のレコードのリンク先におけるメディアIDと記録ドライブの所在・パスとは、図5の第1番目のレコードに示すメディアID及び所在・パスと同一であり、このことから、図5に示す例の第2番目のレコードに記録されているClipの前の部分は、図5に示す例の第1番目のレコードに記録されているものであることが解る。すなわち、言い換えると、図5に示す例の全メディア関連情報統合管理テーブルに記録されている最初のレコードに対応するClipと、第2のレコードに対応するClipとは、1つのShotの連続したClipであることが解る。
但し、これはあくまでも1つの例であって、必ずしもこの例のように、全メディア関連情報統合管理テーブルに記録されているClipは、1つのShotの連続したClipの順に記録されていることは必要で無く、どのような順番に記録されていても構わない。
全メディア関連情報統合管理テーブルの第6の項目には、このClipの後の部分が記録されているリンク先(NEXT)についての情報が記録されている。具体的には、例えば、図5に示す最初のレコードには、このClipの後の部分が記録されている記録メディアのメディア種別がDVD(デジタル・バーサタイル・ディスク)であり、そのDVDのメディアIDは‘DVD109’であり、その記録メディアが存在する記録ドライブの所在・パスは‘/MF/CF2/DVD002’であることが記録されている。
この第1のレコードのリンク先におけるメディアIDと記録ドライブの所在・パスとは、図5の第2番目のレコードに示すメディアID及び所在・パスと同一であり、このことから、図5に示す例の第1番目のレコードに記録されているClipの後の部分は、図5に示す例の第2番目のレコードに記録されているものであることが解る。すなわち、言い換えると、図5に示す例の全メディア関連情報統合管理テーブルに記録されている最初のレコードに対応するClipと、第2のレコードに対応するClipとは、1つのShotの連続したClipであることが解る。
但し、これはあくまでも1つの例であって、必ずしもこの例のように、全メディア関連情報統合管理テーブルに記録されているClipは、1つのShotの連続したClipの順に記録されていることは必要で無く、どのような順番に記録されていても構わない。
また、例えば、図5に示す第2のレコードには、このClipの後の部分は‘−’だけが記録されている。これは、このClipの後の部分は存在しない、あるいは未だ記録されていない、あるいは未だ特定されていないことを示している。
また、この全メディア関連情報統合管理テーブルによって管理されている記録メディアがリムーバブル・タイプの記録メディアである場合、メディア種別やメディアIDは通常の利用形態に伴って変るということは普通考えられないが、その記録メディアが存在する記録ドライブの所在・パスは通常の利用形態に伴って変り得る。従って、各Clipを記録している記録メディアが存在する記録ドライブの所在・パスは利用に伴って変る可能性がある。この全メディア関連情報統合管理テーブルに記録されているのは、最新の状態を示す情報であるが、その状態が変わった時にはその都度更新される。
これは、この全メディア関連情報統合管理テーブルの‘所在・ドライブ/パス’の項目だけでなく、‘リンク先(PREV)’の項目の中の‘所在・ドライブ/パス’や、‘リンク先(NEXT)’の項目の中の‘所在・ドライブ/パス’も同様である。
また、この図5に示す全メディア関連情報統合管理テーブルには、2つのClipについてのみ示しているが、これもあくまでも1つの例であり、全メディア関連情報統合管理テーブルには幾つのClipについての情報が記録されていても構わない。
また、この例では、全メディア関連情報統合管理テーブルは、コンテンツ付属情報ファイルに記録されるとして説明したが、これもあくまでも1つの例であり、コンテンツ付属情報ファイル以外の記録メディアに記録されていてもよく、情報記録再生装置の他の部分、例えば不揮発性メモリや、揮発性メモリや、ROM、RAM、あるいはその他の外部記録媒体に記録されていてもよく、他のコンピュータ、例えばネットワーク接続されたサーバ等に記録されていても構わない。
このように、リンク情報が第1の記録媒体の種別を示す情報及び第2の記録媒体の種別を示す情報の少なくとも一方を含んでいるので、複数の種別の記録媒体にまたがってコンテンツ情報を記録することができる。
また、リンク情報が、第1の記録媒体を識別するためのメディアID及び第2の記録媒体を識別するためのメディアIDの少なくとも一方を含んでいるので、コンテンツ情報が記録されている記録媒体を容易に特定することができる。
さらに、リンク情報が、第1の記録媒体のコンテンツ情報が記録されているディレクトリを識別するための識別情報及び第2の記録媒体のコンテンツ情報が記録されているディレクトリを識別するための識別情報の少なくとも一方を含んでいるので、コンテンツ情報が記録されているディレクトリを容易に特定することができる。
さらにまた、リンク情報が、第1の記録媒体のコンテンツ情報が記録されているファイルを識別するための識別情報及び第2の記録媒体のコンテンツ情報が記録されているファイルを識別するための識別情報の少なくとも一方を含んでいるので、コンテンツ情報が記録されているファイルを容易に特定することができる。
また、リンク情報が、コンテンツ情報のリンク先を表すリンク先情報及びリンク元を表すリンク元情報の少なくとも一方を含んでいるので、リンク先情報を参照することで、複数の記録媒体にまたがって記録されたコンテンツ情報を順方向に再生することができ、リンク元情報を参照することで、複数の記録媒体にまたがって記録されたコンテンツ情報を逆方向に再生することができる。
図6は、本発明の実施の形態1に係る情報記録再生装置のモジュール構成を示す図である。図7は、本発明の実施の形態1に係る情報記録再生装置の機能ブロックを示す図である。
図6に示す情報記録再生装置600は、ユーザインタフェース部612、アプリケーション部614、コンテンツ制御部616、コンテンツ付属情報管理部618、SDメディアコア制御部621、BDメディアコア制御部623、DVDメディアコア制御部625、HDメディアコア制御部627、ファイルシステム・インタフェース部631、SDファイルシステム部641、BDファイルシステム部643、DVDファイルシステム部645、HDファイルシステム部647、SDデバイスドライバ部651、BDデバイスドライバ部653、DVDデバイスドライバ部655、HDデバイスドライバ部657、及びメディア部671を備えて構成される。
メディア部671は、各種の記録メディアであるSD(SDカード)681,682、BD(ブルーレイディスク)683,684、DVD(デジタル・バーサタイル・ディスク)685,686、及びHD(ハードディスク)687,688を備える。
なお、このような情報記録再生装置600の主要モジュール構成は、あくまでも1つの例であって、このような構成に限るものではなく、特に各種のデバイスドライバや記録メディアの種類と数は、図6に示す例に限るものではない。
図7に示す情報記録再生装置600の主要機能ブロックは、ユーザインタフェース処理部711、コンテンツ管理部712、メディアアクセス処理部741及びメディア部751を備えて構成される。コンテンツ管理部712は、コンテンツ制御部722、コンテンツ付属情報管理部723、SDフォーマット処理部731、SDリンク情報処理部732、BDフォーマット処理部733、BDリンク情報処理部734、DVDフォーマット処理部735、DVDリンク情報処理部736、HDフォーマット処理部737、HDリンク情報処理部738を備えて構成される。
コンテンツ制御部722は、コンテンツ処理部713及びリンク情報利用部714を備えて構成される。コンテンツ付属情報管理部723は、コンテンツ付属情報処理部715を備えて構成される。メディア部751は、各種の記録メディアであるSD(SDカード)761,762、BD(ブルーレイディスク)763,764、DVD(デジタル・バーサタイル・ディスク)765,766、及びHD(ハードディスク)767,768を備える。
なお、このような情報記録再生装置600の主要機能ブロック構成は、あくまでも1つの例であって、このような構成に限るものではなく、特に各種のフォーマット処理部やリンク情報処理部や記録メディアの種類と数は、図7に示す例に限るものではない。
図6のユーザインタフェース部612は、図7のユーザインタフェース処理部711に対応している。ユーザインタフェース部612は、情報記録再生装置600を利用者が利用する時の操作、例えば操作ボタンの入力を検知し、入力に対応した動作を行う。また、ユーザインタフェース部612は、利用者による操作に対応する出力を液晶表示装置に表示したり、音声出力装置から出力したりする。
図6のアプリケーション部614は、図7のコンテンツ管理部712の一部に対応している。アプリケーション部614は、アプリケーションプログラムによって制御される。アプリケーション部614は、ユーザインタフェース部612からの操作入力情報を受信し、各種情報を記録するための要求、各種情報を再生するための要求及び各種情報を編集するための要求に対応する制御信号を他のモジュールに送信するとともに、他のモジュールからの応答に対応する制御信号を受信する。
図6のコンテンツ制御部616は、図7のコンテンツ制御部722に対応している。コンテンツ制御部616は、アプリケーション部614からの制御信号に基づき、コンテンツ情報の制御、例えばストリーム制御やファイル制御を行う。また、コンテンツ制御部616は、ストリーム制御やファイル制御が行われたコンテンツ情報を各種記録メディアに対応したメディアコア制御部621〜627へ出力する。
また、コンテンツ情報の制御は、図7に示すように、コンテンツ処理部713によって行われるコンテンツ自体に対する処理と、リンク情報利用部714によって行われるコンテンツのリンク情報を利用した処理とに分けられる。
コンテンツのリンク情報を利用した処理とは、上記のように例えば、コンテンツ付属情報ファイルに記録されている全メディア関連情報統合管理テーブルを読み出し、その内容を解析し、そのリンク情報を辿ることによってコンテンツ自体を読み出す処理である。これは、複数の記録メディアにまたがって記録されているコンテンツ情報の再生順序を保証し、シームレスな再生を保証するための処理の一部に相当する。なお、本実施の形態におけるコンテンツ付属情報ファイルは、メディア部751の少なくとも1つの記録媒体に記録される。
図6のコンテンツ付属情報管理部618は、図7のコンテンツ付属情報管理部723に対応している。コンテンツ付属情報管理部618は、アプリケーション部614からの制御信号に基づき、全メディア関連情報統合管理テーブルを管理する。
そして、図7のメディア部751は、コンテンツ・リンク情報(コンテンツ付属情報ファイル)を記憶している。また、メディア部751は、例えば上記のように、コンテンツ付属情報ファイルを記録しているが、これもあくまでも1つの例であり、本発明に係る情報記録再生装置の他の部分、例えば不揮発性メモリや、揮発性メモリや、ROM、RAM、あるいはその他の外部記録媒体、他のコンピュータ、例えばネットワーク接続されたサーバ等に相当するものであっても構わない。
このコンテンツ付属情報管理部618が行う処理の1つである、コンテンツ・リンク情報に対する処理もまた、上記のように例えば、コンテンツ付属情報ファイルに記録されている全メディア関連情報統合管理テーブルを読み出し、その内容を解析し、そのリンク情報を辿ることによってコンテンツ自体を読み出す処理である。これは、複数の記録メディアにまたがって記録されているコンテンツ情報の再生順序を保証し、シームレスな再生を保証するための処理の一部に相当する。
図6のSDメディアコア制御部621は、図7のSDフォーマット処理部731とSDリンク情報処理部732とに対応し、BDメディアコア制御部623は、BDフォーマット処理部733とBDリンク情報処理部734とに対応し、DVDメディアコア制御部625は、DVDフォーマット処理部735とDVDリンク情報処理部736とに対応し、HDメディアコア制御部627は、HDフォーマット処理部737とHDリンク情報処理部738とに対応している。
情報記録再生装置600に装着されている記録メディアの一例である、例えば、SDカード、BD(ブルーレイディスク)、DVD(デジタル・バーサタイル・ディスク)及びHD(ハードディスク)等は、それぞれ独自の規格化された記録フォーマットが定められており、コンテンツ情報やリンク情報を初めとするコンテンツ管理情報は、この規格化された記録フォーマットに従って記録する必要がある。
そして、SDフォーマット処理部731、BDフォーマット処理部733、DVDフォーマット処理部735及びHDフォーマット処理部737は、この規格化された各記録フォーマットに対応した記録のための処理を行う。また、SDリンク情報処理部732、BDリンク情報処理部734、DVDリンク情報処理部736及びHDリンク情報処理部738は、各記録フォーマットと関連してリンク情報を辿ったり、更新管理するのに必要となる処理を行う。
そして、これらは上記のとおり、記録メディア毎に必要となるので、これらの部分は各記録メディア、すなわち、ここに示す例では、SDカード、BD(ブルーレイディスク)、DVD(デジタル・バーサタイル・ディスク)及びHD(ハードディスク)に対応してそれぞれ存在する。
なお、上記のとおり、これらの記録メディアはあくまでも1つの例であるから、記録メディアが増えたり、新しい記録メディアが追加された時には、メディアコア制御部、すなわち新しく追加された記録メディア用のフォーマット処理部とリンク情報処理部とが必要になり、これらを追加しなければならない。
逆にいうならば、これらのメディアコア制御部、すなわち新しい記録メディア用のフォーマット処理部とリンク情報処理部とさえ追加するならば、どのような記録メディアであっても、この情報記録再生装置600に新たに追加することが可能である。しかも、その新しい記録メディアと既存の記録メディアとの間で、コンテンツ情報をまたがって記録することができる。さらに、新しく追加された如何なる記録メディアと、既存の記録メディアとにまたがって記録されているコンテンツ情報の再生順序を保証し、シームレスな再生を保証することが可能となる。これは、本発明の最も大きな特徴の1つである。
図6のファイルシステム・インタフェース部631、SDファイルシステム部641、SDデバイスドライバ部651、BDファイルシステム部643、BDデバイスドライバ部653、DVDファイルシステム部645、DVDデバイスドライバ部655、HDファイルシステム部647及びHDデバイスドライバ部657は、図7のメディアアクセス処理部741に相当する。
すなわち、これらの全てのモジュールは、機能的には、各記録メディアにアクセスするための処理を行うものであり、ファイルシステム・インタフェース部631は、各メディアコア制御部と各記録メディアのファイルシステム部とのデータの受け渡しの仲介を行う。
SDファイルシステム部641、BDファイルシステム部643、DVDファイルシステム部645及びHDファイルシステム部647のそれぞれは、既存のPC(パーソナルコンピュータ)等で通常一般的に使用されている各記録メディアに対応したファイルシステム管理ソフトウエアと同じである。また、SDデバイスドライバ部651、BDデバイスドライバ部653、DVDデバイスドライバ部655及びHDデバイスドライバ部657のそれぞれは、各記録メディアに対応したデバイスドライバ・ソフトウエアと同じものである。これらは、それぞれの記録メディア毎に定められた規格に準拠したファイルシステムに従ってコンテンツ情報を記録するためのデバイスドライバに相当する部分である。
但し、この時にも、新しい記録メディアが追加された時には、その記録メディアに対応したファイルシステム部とデバイスドライバ部とを追加しなければならない。また、逆にいうならば、これらのファイルシステム部とデバイスドライバ部とさえ追加するならば、どのような記録メディアであっても、この情報記録再生装置600に新たに追加することが可能である。しかも、その新しい記録メディアと既存の記録メディアとの間で、コンテンツ情報をまたがって記録することができる。さらに、新しく追加された如何なる記録メディアと、既存の記録メディアとにまたがって記録されているコンテンツ情報の再生順序を保証し、シームレスな再生を保証することが可能となる。これは、本発明の最も大きな特徴の1つである。
なお、本実施の形態において、コンテンツ制御部616がコンテンツ情報記録部及びコンテンツ情報記録制御部の一例に相当し、コンテンツ付属情報管理部618がリンク情報記録部及びリンク情報記録制御部の一例に相当し、コンテンツ付属情報管理部618がリンク情報読出部の一例に相当し、コンテンツ制御部616が再生部の一例に相当し、コンテンツ付属情報管理部618がコンテンツ情報削除部の一例に相当し、コンテンツ付属情報管理部618がリンク情報読出部の一例に相当し、コンテンツ付属情報管理部618がリンク情報削除部の一例に相当し、ユーザインタフェース部612が表示部の一例に相当する。
ここで、本発明の実施の形態1に係る情報記録再生装置の動作について説明する。まず、コンテンツ情報を記録メディアに記録する記録処理について説明する。図8及び図9は、図6に示す情報記録再生装置による記録処理について説明するためのフローチャートである。
まず、ステップS1において、コンテンツ制御部616は、これから記録しようとする記録メディアの空き容量、ディレクトリ数及びファイル数を取得し、記録メディアの空き容量が不足しているか否か、又は記録メディアのディレクトリ数及びファイル数が当該記録メディアに対して予め規格化されている上限数を超えているか否かを判断する。ここで、記録メディアの空き容量が不足していないと判断された場合、又は記録メディアのディレクトリ数及びファイル数が規格上限数を超えていないと判断された場合(ステップS1でNO)、ステップS2において、コンテンツ付属情報管理部618は、同一の記録メディア内にこれから記録するコンテンツ情報に対応するコンテンツ付属情報ファイルをオープンする。
一方、記録メディアの空き容量が不足していると判断された場合、又は記録メディアのディレクトリ数及びファイル数が規格上限数を超えていると判断された場合(ステップS1でYES)、ステップS3において、コンテンツ付属情報管理部618は、他に記録可能な記録メディアがあるか否かを判断する。ここで、他に記録可能な記録メディアがないと判断された場合(ステップS3でNO)、ステップS4において、コンテンツ付属情報管理部618は、コンテンツ情報を記録することができないことを表す記録エラー通知をユーザインタフェース部612へ出力する。ユーザインタフェース部612は、記録エラー画面を表示装置に表示し、コンテンツ情報を記録メディアに記録することができないことをユーザに通知する。
他に記録可能な記録メディアがあると判断された場合(ステップS3でYES)、ステップS5において、コンテンツ付属情報管理部618は、他の記録メディア内にこれから記録するコンテンツ情報に対応するコンテンツ付属情報ファイルをオープンする。
次に、ステップS6において、コンテンツ付属情報管理部618は、リンク先のメディア種別とメディアIDとを取得し、内部のメモリに記憶する。なお、本実施の形態では、リンク先のメディア種別とメディアIDとを内部のメモリに記憶しているが、本発明は特にこれに限定されず、メディア種別及びメディアIDに加えてコンテンツを識別するためのコンテンツIDを取得して記憶してもよい。
次に、ステップS7において、コンテンツ制御部616は、コンテンツ情報を記憶するためのコンテンツファイルをオープンする。次に、ステップS8において、コンテンツ付属情報管理部618は、リンク情報を作成するリンク情報作成処理を実行する。ここで、リンク情報作成処理について説明する。図10は、図8のステップS8におけるリンク情報作成処理について説明するためのフローチャートである。
ステップS21において、コンテンツ付属情報管理部618は、リンク先があるか否かを判断する。すなわち、コンテンツ付属情報管理部618は、リンク先のメディア種別とメディアIDとが記憶されているか否かを判断し、リンク先のメディア種別とメディアIDとが記憶されている場合、リンク先があると判断し、リンク先のメディア種別とメディアIDとが記憶されていない場合、リンク先がないと判断する。
ここで、リンク先があると判断された場合(ステップS21でYES)、ステップS22において、コンテンツ付属情報管理部618は、リンク元のコンテンツ付属情報に含まれるリンク先情報を作成し、作成したリンク先情報をリンク元のコンテンツ付属情報ファイル用キャッシュデータに一時的に記憶する。具体的に、コンテンツ付属情報管理部618は、リンク先のメディア種別とメディアIDとをリンク先(NEXT)としてリンク元のコンテンツ付属情報ファイル用キャッシュデータに記憶する。
次に、ステップS23において、コンテンツ付属情報管理部618は、リンク先のコンテンツ付属情報に含まれるリンク先情報及びリンク元情報を作成し、作成したリンク先情報及びリンク元情報をリンク先のコンテンツ付属情報ファイル用キャッシュデータに一時的に記憶する。具体的に、コンテンツ付属情報管理部618は、リンク元のメディア種別とメディアIDとをリンク元(PREV)としてリンク先のコンテンツ付属情報ファイル用キャッシュデータに記憶する。また、コンテンツ付属情報管理部618は、‘NULL’という値をリンク先(NEXT)としてリンク先のコンテンツ付属情報ファイル用キャッシュデータに記憶する。
一方、リンク先がないと判断された場合(ステップS21でNO)、ステップS24において、コンテンツ付属情報管理部618は、リンク元のコンテンツ付属情報に含まれるリンク先情報を作成し、作成したリンク先情報をリンク元のコンテンツ付属情報ファイル用キャッシュデータに一時的に記憶する。ここでは、複数の記録メディアにまたがってコンテンツ情報が記録されないので、リンク先情報は、リンク先(NEXT)及びリンク先(PREV)ともに‘NULL’をリンク元のコンテンツ付属情報ファイル用キャッシュデータに記憶する。
図8に戻って、ステップS9において、コンテンツ付属情報管理部618は、リンク元があるか否かを判断する。ここで、リンク元がないと判断された場合(ステップS9でNO)、ステップS12の処理へ移行する。一方、リンク元があると判断された場合(ステップS9でYES)、ステップS10において、コンテンツ付属情報管理部618は、リンク元のコンテンツ付属情報ファイル用キャッシュデータに一時的に記憶されているリンク先情報をリンク元のコンテンツ付属情報ファイルに書き込む。次に、ステップS11において、コンテンツ付属情報管理部618は、リンク元のコンテンツ付属情報ファイルをクローズする。
次に、ステップS12において、コンテンツ制御部616は、コンテンツファイルのサイズが予め設定されている上限値に達したか否かを判断する。ここで、コンテンツファイルのサイズが上限値に達したと判断された場合(ステップS12でYES)、ステップS1の処理へ戻る。本実施の形態では、FAT16やFAT32等のファイルシステムにより1つのコンテンツファイルのサイズ(容量)の上限値が予め規定されている。したがって、コンテンツファイルのサイズが上限値に達した場合、ステップS1の処理へ戻り、新たなコンテンツファイルが作成される。なお、ファイルシステムによってはコンテンツのファイルサイズの上限値が規定されていない場合もある(例えば、UDF2.5等)。この場合、ステップS12の処理を省略してもよく、また、任意の上限値を設定してもよい。
コンテンツファイルのサイズが上限値に達していないと判断された場合(ステップS12でNO)、ステップS13において、コンテンツ制御部616は、コンテンツファイルにストリーム情報を書き込む。次に、ステップS14において、コンテンツ付属情報管理部618は、記録メディアにおけるコンテンツ情報の記録位置を表すナビゲーション情報をリンク元又はリンク先のコンテンツ付属情報ファイル用キャッシュデータに書き込む。ここで、ステップS9でリンク元があると判断され、リンク元のコンテンツ付属情報ファイルがクローズされている場合、リンク先のコンテンツ付属情報ファイル用キャッシュデータにナビゲーション情報が書き込まれ、ステップS9でリンク元がないと判断され、リンク元のコンテンツ付属情報ファイルがクローズされていない場合、リンク元のコンテンツ付属情報ファイル用キャッシュデータにナビゲーション情報が書き込まれる。
次に、ステップS15において、コンテンツ制御部616は、アプリケーション部614から記録停止要求が入力されたか否かを判断する。ここで、記録停止要求が入力されていないと判断された場合(ステップS15でNO)、ステップS12の処理へ戻り、コンテンツ制御部616は、コンテンツファイルのサイズが予め設定されている上限値に達したか否かを判断する。以降、ステップS12からステップS15までの処理が、コンテンツファイルのサイズが上限値に達したと判断されるまで、又は記録停止要求が入力されるまで繰り返し実行される。
記録停止要求が入力されたと判断された場合(ステップS15でYES)、ステップS16において、コンテンツ付属情報管理部618は、リンク元又はリンク先のコンテンツ付属情報ファイル用キャッシュデータをリンク元又はリンク先のコンテンツ付属情報ファイルへ書き込む。ここで、ステップS9でリンク元があると判断され、リンク元のコンテンツ付属情報ファイルがクローズされている場合、リンク先のコンテンツ付属情報ファイルにリンク先のコンテンツ付属情報ファイル用キャッシュデータが書き込まれ、ステップS9でリンク元がないと判断され、リンク元のコンテンツ付属情報ファイルがクローズされていない場合、リンク元のコンテンツ付属情報ファイルにリンク元のコンテンツ付属情報ファイル用キャッシュデータが書き込まれる。
次に、ステップS17において、コンテンツ制御部616は、現在記録中のコンテンツファイルをクローズする。次に、ステップS18において、コンテンツ付属情報管理部618は、リンク元又はリンク先のコンテンツ付属情報ファイルをクローズし、記録処理を終了する。ここで、ステップS9でリンク元があると判断され、リンク元のコンテンツ付属情報ファイルがクローズされている場合、リンク先のコンテンツ付属情報ファイルがクローズされ、ステップS9でリンク元がないと判断され、リンク元のコンテンツ付属情報ファイルがクローズされていない場合、リンク元のコンテンツ付属情報ファイルがクローズされる。
このように、コンテンツ情報の一部分が第1の記録媒体へ記録されるとともに、コンテンツ情報の他の部分が、第1の記録媒体とは異なる第2の記録媒体に記録される。そして、コンテンツ情報の第1の記録媒体に記録されている一部分と第2の記録媒体に記録されている他の部分とが連続していることを表すリンク情報が作成され、作成されたリンク情報が第1の記録媒体及び第2の記録媒体の少なくとも一方に記録される。このとき、コンテンツ情報が記録されているファイルとは別のファイルにリンク情報が記録される。
したがって、コンテンツ情報の第1の記録媒体に記録されている一部分と第2の記録媒体に記録されている他の部分とが連続していることを表すリンク情報が第1の記録媒体及び第2の記録媒体の少なくとも一方に記録されるので、1つのコンテンツ情報を複数の記録媒体にまたがって記録することができ、さらに再生順序を保証することができ、シームレスな再生を行うことができる。
なお、コンテンツ情報の他の部分を記録している領域が複数存在する場合、コンテンツ情報の第1の記録媒体に記録されている一部分と第2の記録媒体に記録されているそれぞれの領域とが連続していることを表すリンク情報を作成し、作成したリンク情報を第1の記録媒体及び第2の記録媒体の少なくとも一方に記録してもよい。この場合、第2の記録媒体にコンテンツ情報が複数に分割されて記録された場合であっても、それぞれの再生順序を保証することができる。
また、本実施の形態では、1つのコンテンツ情報を複数の記録メディアにまたがって記録しているが、本発明は特にこれに限定されず、1つのコンテンツ情報を複数のファイルや複数のディレクトリにまたがって記録してもよい。
次に、コンテンツ情報を記録メディアから再生する再生処理について説明する。図11は、図6に示す情報記録再生装置によるコンテンツ情報の再生処理について説明するためのフローチャートである。なお、以下の再生処理は、1Shot分のコンテンツ情報を再生する処理である。
まず、ステップS31において、コンテンツ制御部616は、再生対象となるコンテンツが記録メディアに記録されているか否かを判断する。なお、ユーザインタフェース部612は、入力装置によりユーザからの再生対象コンテンツの指定を受け付ける。ここで、再生対象となるコンテンツが記録メディアに記録されていないと判断された場合(ステップS31でNO)、ステップS32において、コンテンツ制御部616は、コンテンツ情報を再生することができないことを表す再生エラー通知をユーザインタフェース部612へ出力する。ユーザインタフェース部612は、再生エラー画面を表示装置に表示し、指定されたコンテンツを再生することができないことをユーザに通知する。
一方、再生対象となるコンテンツが記録メディアに記録されていると判断された場合(ステップS31でYES)、ステップS33において、コンテンツ付属情報管理部618は、再生対象コンテンツに対応するコンテンツ付属情報ファイルをオープンする。
次に、ステップS34において、コンテンツ付属情報管理部618は、コンテンツ付属情報ファイルに記憶されているナビゲーション情報及びリンク情報をコンテンツ付属情報ファイル用キャッシュデータへ読み出す。次に、ステップS35において、コンテンツ付属情報管理部618は、コンテンツ付属情報ファイルをクローズする。
次に、ステップS36において、コンテンツ制御部616は、再生対象コンテンツに対応するコンテンツファイルをオープンする。次に、ステップS37において、コンテンツ制御部616は、コンテンツ付属情報ファイル用キャッシュデータに含まれるナビゲーション情報から再生対象コンテンツの記録位置を取得する。
次に、ステップS38において、コンテンツ制御部616は、デバイスドライバ部に対して再生対象コンテンツの記録位置への移動を指示する。次に、ステップS39において、コンテンツ制御部616は、コンテンツファイルの記録位置からストリーム情報を読み出し、コンテンツ情報を再生する。
次に、ステップS40において、コンテンツ制御部616は、コンテンツファイルからのストリーム情報の読み出しが終了したか否かを判断する。ここで、ストリーム情報の読み出しが終了していないと判断された場合(ステップS40でNO)、ステップS37の処理へ戻り、引き続きストリーム情報が読み出される。
一方、ストリーム情報の読み出しが終了したと判断された場合(ステップS40でYES)、ステップS41において、コンテンツ制御部616は、コンテンツファイルをクローズする。次に、ステップS42において、コンテンツ付属情報管理部618は、コンテンツ付属情報ファイル用キャッシュデータに含まれるリンク情報からリンク先情報を取得する。
次に、ステップS43において、コンテンツ付属情報管理部618は、リンク先があるか否かを判断する。ここで、リンク先があると判断された場合(ステップS43でYES)、ステップS31の処理へ戻り、リンク先情報に示される記録メディアに再生対象コンテンツが記録されているか否かを判断する。一方、リンク先がないと判断された場合(ステップS43でNO)、再生処理を終了する。
このように、リンク情報が読み出され、第1の記録媒体からコンテンツ情報が読み出されて再生されるとともに、読み出されたリンク情報に基づいて、第2の記録媒体からコンテンツ情報が読み出されて再生される。したがって、記録されているリンク情報を参照することにより、複数の記録媒体にまたがって記録されたコンテンツ情報をシームレスに再生することができる。
次に、記録メディアに記録されたコンテンツ情報を編集する編集処理について説明する。図12は、図6に示す情報記録再生装置によるコンテンツ情報の編集処理について説明するためのフローチャートである。なお、以下の編集処理は、1Shot分のコンテンツ情報を削除する処理である。
まず、ステップS51において、コンテンツ制御部616は、削除対象となるコンテンツが記録メディアに記録されているか否かを判断する。なお、ユーザインタフェース部612は、入力装置によりユーザからの削除対象コンテンツの指定を受け付ける。ここで、削除対象となるコンテンツが記録メディアに記録されていないと判断された場合(ステップS51でNO)、ステップS52において、コンテンツ制御部616は、コンテンツ情報を削除することができないことを表す削除エラー通知をユーザインタフェース部612へ出力する。ユーザインタフェース部612は、削除エラー画面を表示装置に表示し、指定されたコンテンツを削除することができないことをユーザに通知する。
一方、削除対象となるコンテンツが記録メディアに記録されていると判断された場合(ステップS51でYES)、ステップS53において、コンテンツ制御部616は、削除対象コンテンツに対応するコンテンツファイルを削除する。次に、ステップS54において、コンテンツ付属情報管理部618は、削除対象コンテンツに対応するコンテンツ付属情報ファイルをオープンする。
次に、ステップS55において、コンテンツ付属情報管理部618は、コンテンツ付属情報ファイルに記憶されているナビゲーション情報及びリンク情報をコンテンツ付属情報ファイル用キャッシュデータへ読み出す。次に、ステップS56において、コンテンツ付属情報管理部618は、コンテンツ付属情報ファイル用キャッシュデータに含まれるリンク情報からリンク先情報を取得する。なお、取得されたリンク先情報は、キャッシュデータとは別の領域に記憶される。
次に、ステップS57において、コンテンツ付属情報管理部618は、リンク情報を編集するリンク情報編集処理を実行する。ここで、リンク情報編集処理について説明する。図13は、図12のステップS57におけるリンク情報編集処理について説明するためのフローチャートである。
ステップS71において、コンテンツ付属情報管理部618は、削除対象コンテンツに対応するリンク情報があるか否かを判断する。ここで、削除対象コンテンツに対応するリンク情報がない場合(ステップS71でNO)、リンク情報編集処理を終了する。一方、削除対象コンテンツに対応するリンク情報があると判断された場合(ステップS71でYES)、ステップS72において、コンテンツ付属情報管理部618は、削除対象コンテンツに対応するリンク先情報を削除し、リンク情報編集処理を終了する。
図12に戻って、ステップS58において、コンテンツ付属情報管理部618は、コンテンツ付属情報ファイル用キャッシュデータをコンテンツ付属情報ファイルへ書き込む。次に、ステップS59において、コンテンツ付属情報管理部618は、コンテンツ付属情報ファイルをクローズする。
次に、ステップS60において、コンテンツ付属情報管理部618は、ステップS56で取得したリンク先情報を参照し、削除対象コンテンツにリンク先があるか否かを判断する。ここで、リンク先があると判断された場合(ステップS60でYES)、ステップS51の処理へ戻り、リンク先情報に示される記録メディアに削除対象コンテンツが記録されているか否かを判断する。一方、リンク先がないと判断された場合(ステップS60でNO)、編集処理を終了する。
このように、第1の記録媒体からコンテンツ情報が削除され、リンク情報が読み出され、削除されたコンテンツ情報に対応するリンク情報が削除される。そして、読み出されたリンク情報に基づいてコンテンツ情報のリンク先である第2の記録媒体からコンテンツ情報が削除される。したがって、コンテンツ情報を削除した場合であっても、このコンテンツ情報の削除をリンク情報に反映させることができ、複数の記録媒体にまたがって記録されたコンテンツ情報を容易に編集することができる。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2について説明をする。但し、本発明の実施の形態2は、多くの点について本発明の実施の形態1と同様であるから、本発明の実施の形態1と同様の部分については説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。従って、本発明の実施の形態2について説明しない部分については全て本発明の実施の形態1と同様である。
図14は、本発明の実施の形態2に係る情報記録再生装置のモジュール構成を示す図である。図15は、本発明の実施の形態2に係る情報記録再生装置の機能ブロックを示す図である。
図14において、図6と異なる点は、コンテンツ付属情報管理部618がコンテンツ・リンク情報を記憶していることである。また、図15において、図7と異なる点は、コンテンツ付属情報管理部723が、リンク情報処理部716及びリンク情報蓄積部717をさらに備えており、コンテンツ管理部712から、SDリンク情報処理部732、BDリンク情報処理部734、DVDリンク情報処理部736及びHDリンク情報処理部738が省かれていることである。
図14のコンテンツ付属情報管理部618は、図15のコンテンツ付属情報管理部723に対応している。コンテンツ付属情報管理部618は、アプリケーション部614からの制御信号に基づき、全メディア関連情報統合管理テーブルを管理する。全メディア関連情報統合管理テーブルは、図14のコンテンツ・リンク情報619に対応する。
そして、図15のリンク情報蓄積部717は、コンテンツ・リンク情報619を記憶している。リンク情報処理部716は、コンテンツ・リンク情報619をリンク情報蓄積部717から読み出して、リンクを辿るための処理を行う。また、リンク情報蓄積部717は、例えば上記のように、コンテンツ付属情報ファイルに相当するが、これもあくまでも1つの例であり、コンテンツ付属情報ファイル以外の記録メディアや、本発明に係る情報記録再生装置の他の部分、例えば不揮発性メモリや、揮発性メモリや、ROM、RAM、あるいはその他の外部記録媒体、他のコンピュータ、例えばネットワーク接続されたサーバ等に相当するものであっても構わない。
このように、メディア部751とは異なるリンク情報蓄積部717にコンテンツ付属情報ファイルが記録されるので、コンテンツ付属情報ファイルがコンテンツデータファイルとともに記録されておらず、コンテンツ付属情報ファイルのみを個別に読み出して利用することができる。また、コンテンツデータファイルが記録されるメディア部751にコンテンツ付属情報ファイルが記録されないので、コンテンツデータファイルの記録容量を増やすことができる。
図16は、本発明の実施の形態2に係る情報記録再生装置の複数の情報記録メディアにコンテンツ情報がまたがって記録されている状態を示す概念図である。具体的には、図16では、Shot811とShot812とが、SDカード801とSDカード802とSDカード803とにまたがって記録されている。
この図16に示す例では、Shot811は複数の記録メディアにまたがらず、SDカード801だけに記録されている。しかしながら、Shot812は、3つの記録メディア、すなわちSDカード801とSDカード802とSDカード803とにまたがって記録されている。そして、本発明の実施の形態2では、Shot812のSDカード801に記録されている部分、即ちClip822から、Shot812のSDカード802に記録されている部分、即ちClip823へのリンク情報が、Clip822の最後に記録されている。その情報が、例えば、図16に示す‘bbb’である。
同様に、Shot812のSDカード802に記録されている部分、即ちClip823から、Shot812のSDカード801に記録されている部分、即ちClip822への逆方向のリンク情報が、Clip823の最初に記録されている。その情報が、例えば、図16に示す‘aaa’である。
なお、本実施の形態において、リンク情報は、Clip822の最後及びClip823の最初に記録されているが、これはあくまでも一例であって、必ずしも最初や最後に記録されている必要はなく、どこに記録されていても構わない。
そして、上記のリンク情報‘bbb’は、Clip823の第2番目のブロックに‘bbb+1’と示していることからもわかる通り、Clip823の最初のブロックの位置情報を示している。即ち、Clip822の最後のブロックにClip823の最初のブロックの位置情報を記録しておくことによって、Clip822からClip823へのリンクを行うことが可能になる。
同様に、上記のリンク情報‘aaa’は、Clip822の後ろから第2番目のブロックに‘aaa−1’と示していることからもわかる通り、Clip822の最後のブロックの位置情報を示している。即ち、Clip823の最初のブロックにClip822の最後のブロックの位置情報を記録しておくことによって、Clip823からClip822への逆方向のリンクを行うことが可能になる。
同様に、Shot812のSDカード802に記録されている部分、即ちClip823から、Shot812のSDカード803に記録されている部分、即ちClip824へのリンク情報が、Clip823の最後に記録されている。その情報が、例えば、図16に示す‘ddd’である。
同様に、Shot812のSDカード803に記録されている部分、即ちClip824から、Shot812のSDカード802に記録されている部分、即ちClip823への逆方向のリンク情報が、Clip823の最初に記録されている。その情報が、例えば、図16に示す‘ccc’である。
なお、本実施の形態において、リンク情報は、Clip823の最後及びClip824の最初に記録されているが、これはあくまでも一例であって、必ずしも最初や最後に記録されている必要はなく、どこに記録されていても構わない。
そして、上記のリンク情報‘ddd’は、Clip824の第2番目のブロックに‘ddd+1’と示していることからもわかる通り、Clip824の最初のブロックの位置情報を示している。即ち、Clip823の最後のブロックにClip824の最初のブロックの位置情報を記録しておくことによって、Clip823からClip824へのリンクを行うことが可能になる。
同様に、上記のリンク情報‘ccc’は、Clip823の後ろから第2番目のブロックに‘ccc−1’と示していることからもわかる通り、Clip823の最後のブロックの位置情報を示している。即ち、Clip824の最初のブロックにClip823の最後のブロックの位置情報を記録しておくことによって、Clip824からClip823への逆方向のリンクを行うことが可能になる。
このように、コンテンツ情報の一部分が第1の記録媒体へ記録されるとともに、コンテンツ情報の他の部分が、第1の記録媒体とは異なる第2の記録媒体に記録される。そして、第1の記録媒体に記録されているコンテンツ情報の一部分と、第2の記録媒体に記録されているコンテンツ情報の他の部分とが連続していることを表すリンク情報が作成され、作成されたリンク情報が第1の記録媒体に記録されているコンテンツ情報の一部分及び第2の記録媒体に記録されているコンテンツ情報の他の部分に記録される。
したがって、別途リンク情報を保持する必要が無く、第1の記録媒体に記録されているコンテンツ情報の一部分を再生しながら、第2の記録媒体に記録されているコンテンツ情報の他の部分を再生することができる。
また、第1の記録媒体に記録されているコンテンツ情報の終端部分と、第2の記録媒体に記録されているコンテンツ情報の先頭部分とが入れ替えて記録されるので、第1の記録媒体に記録されているコンテンツ情報の一部分を再生しながら、第2の記録媒体へのリンクを検知し、第2の記録媒体に記録されているコンテンツ情報の他の部分を再生することができる。
図17は、本発明の実施の形態2に係る情報記録再生装置の複数の情報記録メディアにコンテンツ情報がまたがって記録されている状態の他の例を示す概念図である。
この図17に示す他の例では、Shot811は複数の記録メディアにまたがらず、SDカード801だけに記録されていることは、上記図16に示す例と同様である。また、Shot812は、3つの記録メディア、すなわちSDカード801とSDカード802とSDカード803とにまたがって記録されていることも、上記図16に示す例と同様である。
そして、図17に示す他の例では、Shot812のSDカード801に記録されている部分、即ちClip822から、Shot812のSDカード802に記録されている部分、即ちClip823へのリンク情報が、Clip822の最後に記録されていることも、上記図16に示す例と同様である。
同様に、Shot812のSDカード802に記録されている部分、即ちClip823から、Shot812のSDカード801に記録されている部分、即ちClip822への逆方向のリンク情報が、Clip823の最初に記録されていることも、上記図16に示す例と同様である。
しかしながら、この図17に示す他の例では、単に、Clip822からClip823へのリンク情報が、Clip822の最後に記録されているだけではない。Clip822の最後のブロックである‘aaa’に含まれるコンテンツ情報と、Clip823の最初のブロックである‘bbb’に含まれるコンテンツ情報とをインターリーブした情報が、それぞれ、Clip822の最後のブロックである‘aaa’とClip823の最初のブロックである‘bbb’とに記録されている。
このようにすることによって、Clip822の最後のブロックである‘aaa’を読み込んだ時に、次のClip823の最初のブロックである‘bbb’を先読みするべきタイミングの通知代わりに利用することができる。
即ち、リンク先を検知してから先読みを始めていたのでは、次に表示するべきデータであるブロック‘bbb’の取得が間に合わない可能性がある。そのため、先のブロックである‘aaa’を読み込んだ時に、次のデータへの跳びを事前に検知し、先読みのタイミングのトリガーとすることができる。
このように、第1の記録媒体に記録されているコンテンツ情報の終端部分と、第2の記録媒体に記録されているコンテンツ情報の先頭部分とがインターリーブして記録されるので、第1の記録媒体に記録されているコンテンツ情報の一部分を再生しながら、第2の記録媒体へのリンクを検知し、リンク先を検索している間も途切れることなくコンテンツ情報を再生することができる。
図18は、本発明の実施の形態2に係る情報記録再生装置における全メディア関連情報統合管理テーブルの一例を示す図である。図18に示す実施の形態2における全メディア関連情報統合管理テーブルの一例は、図5に示す実施の形態1における全メディア関連情報統合管理テーブルの一例と多くの点で同様である。実施の形態2における全メディア関連情報統合管理テーブルも、例えば、各SDカードの各Shotの各Clip単位に作成される。
全メディア関連情報統合管理テーブルに記録される項目は、例えば、記録年月日及び記録時分秒を含む関連情報、メディアの種別、メディアID番号、その記録メディアが存在する所在パス、このClipの前の部分が記録されているリンク先(PREV)についての情報、このClipの後の部分が記録されているリンク先(NEXT)についての情報等である。
この全メディア関連情報統合管理テーブルについてのこれらの項目が、上記実施の形態1の全メディア関連情報統合管理テーブルの一例と異なるのは、‘コンテンツID’を含んでいること、リンク先として保持している情報が‘パス’だけであること、‘シームレスフラグ情報’を含んでいることである。しかしながら、全メディア関連情報統合管理テーブルについてのこれらの項目は、あくまでも1つの例であって、これらに限るものではない。
例えば、図18に示す全メディア関連情報統合管理テーブルの最初の項目には、SDカードに記録されている1つのClipについての関連情報が記録されている。その関連情報には、このClipが記録されたのが2005年02月21日であり、記録された時刻が23時29分11秒であることが記録されている。
なお、これもまたあくまでも1つの例であり、必ずしもこのような内容に限るものではなく、時刻もより詳細な時刻、例えばミリ秒単位やマイクロ秒、ナノ秒単位の情報を含んでいても構わないし、記録開始時刻と記録終了時刻、あるいは記録中の時間長に関する情報等を含んでいても構わない。
全メディア関連情報統合管理テーブルの第2の項目には、このClipが記録されている記録メディアの種別、例えばSDカードや、BD(ブルーレイディスク)、DVD(デジタル・バーサタイル・ディスク)、HD(ハードディスク)、あるいはその他の各種記録メディアの種別が記録されている。図18に示す最初のレコードには、記録メディアの種別がSD(SDカード)であることを示す情報が記録されており、このメディアIDは‘#219’であることを示す情報が記録されている。なお、メディアIDは、記録メディアの種別に応じて、各種の形式があり得るが、その記録メディアを識別するための固有なID番号である。
図18に示す最初のレコードには、記録メディアのメディアIDが‘#219’であることが記録されており、図18に示す第2のレコードには、記録メディアのメディアIDが‘#219’であることが記録されている。したがって、これら2つの記録メディアは同じ記録メディアであることが解る。
また、図18に示す第3のレコードには、記録メディアのメディアIDが‘#277’であることが記録されており、図18に示す第4のレコードには、記録メディアのメディアIDが‘#390’であることが記録されている。したがって、これらの記録メディアはそれぞれ異なる記録メディアであることが解る。
なお、このメディアIDは、世界でただ1つの番号であっても構わないし、各利用者にとって不都合が無い限りでただ1つの番号であっても構わない。また、メディアIDは、必ずしも数字だけに限るものではなく、文字を含んでいても構わない。
次に、全メディア関連情報統合管理テーブルの第3の項目には、コンテンツIDが記録されている。これは、このコンテンツ情報に固有のID番号で、世界でただ1つの番号であっても構わないし、各利用者にとって不都合が無い限りでただ1つの番号であっても構わない。また、コンテンツIDも、必ずしも数字だけに限るものではなく、文字を含んでいても構わない。
図18に示す例では、最初のコンテンツのコンテンツIDは‘Clip−145’であり、第2のコンテンツのコンテンツIDは‘Clip−146’であり、第3のコンテンツのコンテンツIDは‘Clip−128’であり、第4のコンテンツのコンテンツIDは‘Clip−101’である。
次に、全メディア関連情報統合管理テーブルの第4の項目には、このコンテンツ情報が記録されている記録メディアが存在する記録ドライブの所在、例えば、ファイルシステムやOSによって特定されるアクセスや管理のためのパスやドライブ名が記録されている。この情報によって、情報記録再生装置は、このClipが記録されている記録メディアが存在又は装着されている記録ドライブを識別することができると共に、その記録ドライブとその記録メディアとにアクセスすることができ、また、その記録ドライブとその記録メディアとを管理することができる。
図18に示す最初のレコードには、記録ドライブの所在・パスが‘D:¥SD_005¥PRG019¥’であることが記録されており、図18に示す第2のレコードには、記録ドライブの所在・パスが‘D:¥SD_005¥PRG020¥’であることが記録されている。また、図18に示す第3のレコードには、記録ドライブの所在・パスが‘E:¥SD_031¥PRG001¥’であることが記録されており、図18に示す第4のレコードには、記録ドライブの所在・パスが‘F:¥SD_012¥PRG021¥’であることが記録されている。
このように、図18に示す最初のレコードと第2のレコードとは、ドライブ‘D’に装着されている同じSDカードであるが、図18に示す第3のレコードと第4のレコードとは、ドライブ‘E’とドライブ‘F’とに装着されている異なるSDカードであることが解る。
次に、全メディア関連情報統合管理テーブルの第5の項目には、このコンテンツ情報の前の部分が記録されているリンク先(PREV)についての情報が記録されている。具体的には、例えば、図18に示す最初のレコードには、‘NULL’と記録されていることから、このClipよりも前の部分は存在しないことが解る。
また、図18に示す第2のレコードには、このClipの前の部分のパスが‘SD_005¥PRG019’と記録されている。このパスは、上記図18に示す最初のコンテンツの所在、ドライブ名及びパスのうちのパスと同じであることから、図18に示す第2のコンテンツ情報の前の部分は、図18に示す最初のコンテンツ情報であることが解る。
同様に、図18に示す第3のレコードには、このClipの前の部分のパスが‘SD_005¥PRG020’と記録されている。このパスは、上記図18に示す第2のコンテンツの所在、ドライブ名及びパスのうちのパスと同じであることから、図18に示す第3のコンテンツ情報の前の部分は、図18に示す第2のコンテンツ情報であることが解る。
また同様に、図18に示す第4のレコードには、このClipの前の部分のパスが‘SD_031¥PRG001’と記録されている。このパスは、上記図18に示す第3のコンテンツの所在、ドライブ名及びパスのうちのパスと同じであることから、図18に示す第4のコンテンツ情報の前の部分は、図18に示す第3のコンテンツ情報であることが解る。
次に、全メディア関連情報統合管理テーブルの第6の項目には、このコンテンツ情報の後の部分が記録されているリンク先(NEXT)についての情報が記録されている。具体的には、例えば、図18に示す最初のレコードには、このClipの後の部分のパスが‘SD_005¥PRG020’と記録されている。このパスは、上記図18に示す第2のコンテンツの所在、ドライブ名及びパスのうちのパスと同じであることから、図18に示す最初のコンテンツ情報の後の部分は、図18に示す第2のコンテンツ情報であることが解る。
また、図18に示す第2のレコードには、このClipの後の部分のパスが‘SD_031¥PRG001’と記録されている。このパスは、上記図18に示す第3のコンテンツの所在、ドライブ名及びパスのうちのパスと同じであることから、図18に示す第2のコンテンツ情報の後の部分は、図18に示す第3のコンテンツ情報であることが解る。
同様に、図18に示す第3のレコードには、このClipの後の部分のパスが‘SD_012¥PRG021’と記録されている。このパスは、上記図18に示す第4のコンテンツの所在、ドライブ名及びパスのうちのパスと同じであることから、図18に示す第3のコンテンツ情報の後の部分は、図18に示す第4のコンテンツ情報であることが解る。
また同様に、図18に示す第4のレコードには、‘NULL’と記録されていることから、このClipよりも後の部分は存在しないことが解る。言い換えると、図18に示す全メディア関連情報統合管理テーブルに記録されている最初のコンテンツ情報から第4のコンテンツ情報までの4つのコンテンツ情報は、1つのShotの連続したClipであることが示される。
但し、これはあくまでも1つの例であって、必ずしもこの例のように、全メディア関連情報統合管理テーブルに記録されているClipは、1つのShotの連続したClipである必要は無いし、また仮に1つのShotの連続したClipである時にも、コンテンツ情報が記録再生される順に記録されていることは必要で無く、どのような順番に記録されていても構わない。
次に、全メディア関連情報統合管理テーブルの第7の項目には、このコンテンツ情報の前の部分と後の部分とが、インターリーブして記録されているか否かを示すシームレスフラグ情報が記録されている。このシームレスフラグ情報は、図17のShot812のClip822の最後とClip823の最初のように、それぞれのコンテンツ情報がインターリーブして記録されているか否かを示している。
これによって、本発明の実施の形態2に係る情報記録再生装置が、このコンテンツ情報を再生する時、図17のShot812のClip822の最後からClip823の最初にかけて、先読みする方法が変るので、その先読みに対応することができる。なおこの例では、簡単のために、シームレスフラグ情報を1つしか記録せず、前方向へのリンクと後方向へのリンクとが同じであると仮定した。しかしながら、シームレスフラグ情報を2つ記録し、前方向へのリンクと後方向へのリンクとを個別に設定しても構わない。
また、図18に示す例では、各コンテンツ情報が存在する所在、ドライブ名及びパスには、ドライブ名を含めて記録しているが、リンク先(前と後とを含む)を示す情報には、パスだけを記録し、ドライブ名は記録していない。これは、この全メディア関連情報統合管理テーブルによって管理されている記録メディアがリムーバブル・タイプの記録メディアである場合、メディア種別やメディアIDは通常の利用形態に伴って変るということは普通考えられないが、その記録メディアが存在する記録ドライブの所在・パスは通常の利用形態に伴って変り得る。従って、各Clipを記録している記録メディアが存在する記録ドライブの所在(ドライブ名)は利用に伴って変る可能性がある。この全メディア関連情報統合管理テーブルに記録されているのは、最新の状態を示す情報であるが、その状態が変わった時にはその都度自動的に更新されるか、あるいはその旨が表示画面等に表示されて利用者の注意を促す。
また、この図18に示す全メディア関連情報統合管理テーブルには、4つのClipについてのみ示しているが、これもあくまでも1つの例であり、全メディア関連情報統合管理テーブルには幾つのClipについての情報が記録されていても構わない。
また、この例では、全メディア関連情報統合管理テーブルは、コンテンツ付属情報ファイルに記録されると仮定しているが、これもあくまでも1つの例であり、コンテンツ付属情報ファイル以外の記録メディアや、本発明に係る情報記録再生装置の他の部分、例えば不揮発性メモリや、揮発性メモリや、ROM、RAM、あるいはその他の外部記録媒体、他のコンピュータ、例えばネットワーク接続されたサーバ等に記録されていても構わない。
(実施の形態3)
次に、本発明の実施の形態3について説明をする。但し、本発明の実施の形態3は、多くの点について本発明の実施の形態1及び実施の形態2と同様であるから、同様の部分については説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。従って、本発明の実施の形態3について説明しない部分については全て本発明の実施の形態1及び実施の形態2と同様である。
図19は、本発明の実施の形態3に係る情報記録再生装置の複数の情報記録メディアにコンテンツ情報がまたがって記録されている状態を示す概念図である。具体的には、図19では、SDカード1020とSDカード1030とに、コンテンツ1とコンテンツ2とコンテンツ3とがまたがって記録されている。
この図19に示す例では、コンテンツ1はコンテンツ1−1ファイルとコンテンツ1−2ファイルとの2つのファイルからなり、複数の記録メディアにまたがることなく、SDカード1020だけに記録されている。
同様に、コンテンツ2はコンテンツ2−1ファイルとコンテンツ2−2ファイルとコンテンツ2−3ファイルとの3つのファイルからなり、複数の記録メディアにまたがることなく、SDカード1020だけに記録されている。
しかしながら、コンテンツ3はコンテンツ3−1ファイルとコンテンツ3−2ファイルとコンテンツ3−3ファイルと・・コンテンツ3−NファイルとのN個のファイルからなり、2つの記録メディアである、SDカード1020とSDカード1030とに、またがって記録されている。
さらに図19において、SDカード1020に記録されているコンテンツ2の、コンテンツ2−1ファイルとコンテンツ2−2ファイルとの間では正常にリンクが行われているが、コンテンツ2−2ファイルとコンテンツ2−3ファイルとの間では何らかの異常によって、正常なリンクが行われていない状態を示している。この、何らかの異常によって正常なリンクが行われていない状態は、リンクの状態を示す半円弧状の矢印の上に、円内に斜線のマーク(交通道路標識で種々の禁止を表すマーク)を付して示している。
さらに図19において、SDカード1020に記録されているコンテンツ3のコンテンツ3−1ファイルと、SDカード1030に記録されているコンテンツ3のコンテンツ3−2ファイルとの間では、1つのコンテンツ情報であるコンテンツ3が、2つの記録媒体であるSDカード1020とSDカード1030とにまたがって、正常にリンクが行われている状態を示している。また、SDカード1030に記録されているコンテンツ3のコンテンツ3−2ファイルとコンテンツ3−3ファイルとの間でも、正常にリンクが行われている状態を示している。
図20は、図19に示すコンテンツ情報の記録状態における表示画面の一例を示す図である。上記のとおり、コンテンツ2は、SDカード1020に記録されているコンテンツ2−1ファイルとコンテンツ2−2ファイルとコンテンツ2−3ファイルとから構成されており、コンテンツ2−1ファイルとコンテンツ2−2ファイルとの間では正常にリンクが行われている。そして、コンテンツ2−2ファイルとコンテンツ2−3ファイルとの間では何らかの異常によって正常なリンクが行われていない。
この場合、表示画面2010には、コンテンツ2−1ファイルの先頭の画面のサムネイル画像が表示され、続いてリンク先があることを表す矢印が表示される。矢印が示す方向には、次のコンテンツ2−2ファイルの先頭の画面のサムネイル画像が表示され、続いてリンク先があることを表す矢印が表示される。ここで、コンテンツ2−2ファイルとコンテンツ2−3ファイルとの間では正常なリンクが行われていないため、矢印が示す方向には、次のコンテンツ2−3ファイルの先頭の画面のサムネイル画像が表示されず、何らかの異常によって正常なリンクが行われていないことを示すマーク、例えば円内に斜線のマークが表示されている。
また、コンテンツ3は、SDカード1020に記録されているコンテンツ3−1ファイルと、SDカード1030に記録されているコンテンツ3−2ファイル、コンテンツ3−3ファイル、・・・コンテンツ3−Nファイルとの間で正常にリンクが行われている。表示画面2010には、コンテンツ3−1ファイルの先頭の画面のサムネイル画像が表示され、続いてリンク先があることを表す矢印が表示される。矢印が示す方向には、次のコンテンツ3−2ファイルの先頭の画面のサムネイル画像が表示され、続いてリンク先があることを表す矢印が表示される。さらに、矢印が示す方向には、次のコンテンツ3−3ファイルの先頭の画面のサムネイル画像が表示されている。このサムネイル画像は、スクロール操作等によって、例えばコンテンツ3−Nファイルまで表示することができる。
なお、例えば、コンテンツ2−1ファイルの先頭の画面のサムネイル画像が表示画面2010に表示されるのはあくまでも一例であって、必ずしも各コンテンツファイルの先頭の画像のサムネイル画像が表示されることは必要でなく、何らかのそのコンテンツファイルの内容を示す画像が表示されれば充分である。
すなわち、コンテンツファイルのファイル名のみを表示してもよく、コンテンツファイルのサムネイル画像の表示とファイル名のみの表示とを切り替えてもよい。この場合、ユーザインタフェース部612は、ユーザによる表示切り替えを受け付け、アプリケーション部614は、コンテンツファイルのサムネイル画像の表示とファイル名のみの表示とを切り替える。
また、本実施の形態における情報記録再生装置は、複数のコンテンツファイルを一括して表示する第1の表示態様と、複数のコンテンツファイルを記録媒体毎に表示する第2の表示態様との切り替えを受け付け、受け付けられた表示態様で表示してもよい。すなわち、図20に示す複数のコンテンツファイルのサムネイル画像を一括して表示する第1の表示態様と、図19に示す複数のコンテンツファイルのファイル名を記録媒体毎に表示する第2の表示態様との切り替えを受け付け、ユーザにより受け付けられた表示態様で表示する。
この場合、1つのコンテンツ情報が複数のコンテンツファイルに分割してSDカード1020(第1の記録媒体)とSDカード1030(第2の記録媒体)とに記録される。そして、記録媒体毎ではなく複数のコンテンツファイルを一括して表示する第1の表示態様と、複数のコンテンツファイルを記録媒体毎に表示する第2の表示態様とに切り替えて表示されるので、ユーザは使用状況に応じて所望の表示態様を選択することができる。
同様に、図21は、本発明の実施の形態3に係る情報記録再生装置の複数の情報記録メディアにコンテンツ情報がまたがって記録されている状態の他の例を示す概念図である。具体的には、図21では、SDカード1120とSDカード1130とに、コンテンツ1とコンテンツ2とコンテンツ3とがまたがって記録されている。
この図21に示す例では、コンテンツ1はコンテンツ1−1ファイルとコンテンツ1−2ファイルとの2つのファイルからなり、複数の記録メディアにまたがることなく、SDカード1120だけに記録されていることは、上記図19の一例と同様である。
同様に、コンテンツ2はコンテンツ2−1ファイルとコンテンツ2−2ファイルとコンテンツ2−3ファイルとの3つのファイルからなり、複数の記録メディアにまたがることなく、SDカード1120だけに記録されていることも、上記図19の一例と同様である。
さらに、コンテンツ3はコンテンツ3−1ファイルとコンテンツ3−2ファイルとコンテンツ3−3ファイルと・・コンテンツ3−NファイルとのN個のファイルからなり、2つの記録メディアである、SDカード1120とSDカード1130とに、またがって記録されていることも、上記図19の一例と同様である。
また、SDカード1120に記録されているコンテンツ2の、コンテンツ2−1ファイルとコンテンツ2−2ファイルとの間では正常にリンクが行われているが、コンテンツ2−2ファイルとコンテンツ2−3ファイルとの間では何らかの異常によって、正常なリンクが行われていない状態を示していることも、上記図19の一例と同様である。
さらに図21において、SDカード1120に記録されているコンテンツ3のコンテンツ3−1ファイルと、SDカード1130に記録されているコンテンツ3のコンテンツ3−2ファイルとの間では、1つのコンテンツ情報であるコンテンツ3が、2つの記録媒体であるSDカード1120とSDカード1130とにまたがって、正常にリンクが行われており、SDカード1130に記録されているコンテンツ3のコンテンツ3−2ファイルとコンテンツ3−3ファイルとの間でも、正常にリンクが行われている状態を示している。これも、上記図19の一例と同様である。
図22は、図21に示すコンテンツ情報の記録状態における表示画面の一例を示す図である。上記のとおり、コンテンツ2は、SDカード1120に記録されているコンテンツ2−1ファイルとコンテンツ2−2ファイルとコンテンツ2−3ファイルとから構成されており、コンテンツ2−1ファイルとコンテンツ2−2ファイルとの間では正常にリンクが行われている。そして、コンテンツ2−2ファイルとコンテンツ2−3ファイルとの間では何らかの異常によって正常なリンクが行われていない。
この場合、表示画面2110には、コンテンツ2−1ファイルの先頭の画面のサムネイル画像が表示され、続いてリンク先があることを表す矢印が表示される。矢印が示す方向には、次のコンテンツ2−2ファイルの先頭の画面のサムネイル画像が表示され、続いてリンク先があることを表す矢印が表示される。ここで、コンテンツ2−2ファイルとコンテンツ2−3ファイルとの間では正常なリンクが行われていないため、矢印が示す方向には、次のコンテンツ2−3ファイルの先頭の画面のサムネイル画像が表示されず、何らかの異常によって正常なリンクが行われていないことを示すマークが表示されている。これも、上記図20の一例と同様である。
また、コンテンツ3は、SDカード1120に記録されているコンテンツ3−1ファイルと、SDカード1130に記録されているコンテンツ3−2ファイル、コンテンツ3−3ファイル、・・・コンテンツ3−Nファイルとの間で正常にリンクが行われている。表示画面2110には、コンテンツ3−1ファイルの先頭の画面のサムネイル画像が表示され、続いてリンク先があることを表す矢印が表示される。矢印が示す方向には、次のコンテンツ3−2ファイルの先頭の画面のサムネイル画像が表示画面2110に表示される。これも、上記図20の一例と同様である。
但し、このコンテンツ3−1ファイルとコンテンツ3−2ファイルとは、それぞれ異なる情報記録メディアであるSDカード1120とSDカード1130とにまたがって記録されている。そのため、図22に示す他の例では、そのことを表すように、異なる情報記録メディアにまたがることなく同一の情報記録メディアに記録されてリンクしている時とは異なる矢印が表示され、リンクしていることが示されている。例えば、図22に一例を示すように、色が異なる矢印や、あるいは図示しないが形が異なる矢印等が表示される。
ユーザは、この表示画面2110に表示されたリンクを表す矢印を見ることによって、各コンテンツファイルが同一情報記録メディア内でリンクしているのか、あるいは、異なる情報記録メディア間をまたがってリンクしているのかを知ることができる。
さらに、コンテンツ3は、SDカード1120に記録されているコンテンツ3−1ファイルと、SDカード1130に記録されているコンテンツ3−2ファイル、コンテンツ3−3ファイル、・・・コンテンツ3−Nファイルとの多くのファイルから構成されている。そのため、図22に示す例では、これら同一情報記録メディアであるSDカード1130に含まれるコンテンツファイル毎にサムネイル画像を表示することを省略し、コンテンツ3−2ファイルを表すサムネイル画像の下に、ファイルが多く存在することを示すマークを表示している。
なお、このファイルが多く存在することを示すマークは、何らかの操作によって展開され、それぞれのサムネイル画像を表示することもできる。また、各表示しているサムネイル画像の下、あるいはその周辺に、そのサムネイル画像に対応するコンテンツ付属情報ファイルが記録されている情報記録メディアに関する情報、例えば、記録メディア種別、メディアID、コンテンツID、ドライブ名、所在及びパス等のうちの少なくとも1つが表示されても構わない。
また、例えば、図23に示すように、一点鎖線の枠で1つの記録メディアであるSDカードを示し、コンテンツ2のコンテンツ2−1ファイルとコンテンツ2−2ファイルとコンテンツ2−3ファイルとコンテンツ3のコンテンツ3−1ファイルとは、SDカード1120に記録されており、コンテンツ3のコンテンツ3−2ファイルとコンテンツ3−3ファイルとはSDカード1130に記録されていることを示しても構わない。
すなわち、表示画面2120には、コンテンツ2のコンテンツ2−1ファイル、コンテンツ2−2ファイル及びコンテンツ2−3ファイルのサムネイル画像と、コンテンツ3のコンテンツ3−1ファイル、コンテンツ3のコンテンツ3−2ファイル及びコンテンツ3−3ファイルのサムネイル画像とが表示されている。そして、表示画面2120には、各サムネイル画像を記録媒体毎に分割するための枠が表示される。
また、図24に示すように、例えば、各サムネイル画像の下に、そのサムネイル画像に対応するコンテンツが記録されているメディア種別とそのメディアが装着されているスロット番号等が表示されても構わない。
図24に示す表示画面2130には、サムネイル画像2−1及びサムネイル画像2−2の下部に‘SD−slot1’と表示され、サムネイル画像3の下部に‘BD−slot1’と表示され、サムネイル画像4の下部に‘BD−slot1+2’と表示されている。これは、サムネイル画像2−1とサムネイル画像2−2とに対応するコンテンツ2はSDカードに記録されており、そのSDカードはスロット番号1のスロットに装着されていることを示している。また、サムネイル画像3に対応するコンテンツ3は、BD(ブルーレイディスク)に記録されており、そのBDはスロット番号1のスロットに装着されていることを示している。
さらに、サムネイル画像4に対応するコンテンツ4も、BD(ブルーレイディスク)に記録されており、そのBDはスロット番号1のスロットとスロット番号2のスロットとに装着されていることを示している。すなわち、この例では、サムネイル画像4に対応するコンテンツ4は、スロット番号1のスロットに装着されているBDと、スロット番号2のスロットに装着されているBDとに、またがって記録されていることが示されている。
また、図25に示す例では、例えば、一点鎖線の枠で1つの記録メディアであるSDカードを示すと同時に、各サムネイル画像の下に、そのサムネイル画像に対応するコンテンツが記録されているメディア種別とそのメディアが装着されているスロット番号を示している。
例えば、コンテンツ2は、スロット番号1のスロットに装着されているSDカードと、スロット番号2のスロットに装着されているSDカード2とにまたがって記録されており、サムネイル画像2−1に対応するコンテンツ2−1ファイルはスロット番号1のスロットに装着されているSDカードに記録され、サムネイル画像2−2に対応するコンテンツ2−2ファイルはスロット番号2のスロットに装着されているSDカードに記録されていることが示される。
また、スロット番号1のスロットに装着されているBDには、コンテンツ3とコンテンツ4の一部とが記録されている。サムネイル画像3に対応するコンテンツ3はその全てがスロット番号1のスロットに装着されているBDに記録されており、サムネイル画像4−1に対応するコンテンツ4の一部であるコンテンツ4−1ファイルがスロット番号1のスロットに装着されているBDに記録されている。
また、サムネイル画像4−2に対応するコンテンツ4の一部であるコンテンツ4−2ファイルがスロット番号2のスロットに装着されているBDに記録されている。すなわち、コンテンツ4は、スロット番号1のスロットに装着されているBDと、スロット番号2のスロットに装着されているBDとに、またがって記録されていることが示される。
これによって利用者は、そのサムネイル画像に対応するコンテンツ情報についてより詳細な情報、例えば記録メディアや装着されているドライブ・スロット等を知ることができる。
なお、図25の表示画面2140では、各コンテンツファイルのサムネイル画像を記録媒体毎に分割するための枠が表示され、同一の記録メディア内でコンテンツファイルが連続していることを表す白抜きの矢印が表示され、異なる記録メディア間にまたがってコンテンツファイルが記録されていることを表す色付きの矢印が表示されている。
また、図25では、1つの記録メディア毎に一点鎖線の枠で囲って示したが、必ずしも1つの記録メディア毎ではなく、図26に示すように、1つのコンテンツ毎に一点鎖線の枠で囲って示しても構わない。これによって、コンテンツ毎に、どのような記録メディアにまたがって記録されているかを把握することが容易になる。なお、各図において、リンク状態を示す矢印等のマークは省略することも可能である。
なお、情報記録再生装置600が各種のコンテンツ情報を記録し、再生するための手順は、本特許出願に係る情報記録再生方法の一実施の形態であり、この情報記録再生装置600はマイクロコンピュータとその動作を制御するプログラムによって制御される。このプログラムは、本特許出願に係る情報記録再生プログラムの一実施の形態であり、RAMやROM等の半導体メモリや、HDDやDVD等の磁気方式あるいは光方式あるいはこれらの組み合わせあるいはその他の各種方式で情報を記録する何らかの記録媒体に記録保持される。この記録媒体は、本発明に係る情報記録再生プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体の一実施の形態である。
なお、上述した具体的実施形態には以下の構成を有する発明が主に含まれている。
本発明の一局面に係る情報記録再生装置は、コンテンツ情報の一部分を第1の記録媒体へ記録するとともに、前記コンテンツ情報の他の部分を、前記第1の記録媒体とは異なる第2の記録媒体に記録するコンテンツ情報記録部と、前記コンテンツ情報の前記第1の記録媒体に記録されている一部分と前記第2の記録媒体に記録されている他の部分とが連続していることを表すリンク情報を作成し、作成したリンク情報を前記第1の記録媒体及び前記第2の記録媒体の少なくとも一方に記録するリンク情報記録部とを備え、前記リンク情報記録部は、前記コンテンツ情報が記録されているファイルとは別のファイルに前記リンク情報を記録する。
本発明の他の局面に係る情報記録再生方法は、コンテンツ情報の一部分を第1の記録媒体へ記録するとともに、前記コンテンツ情報の他の部分を、前記第1の記録媒体とは異なる第2の記録媒体に記録するコンテンツ情報記録ステップと、前記コンテンツ情報の前記第1の記録媒体に記録されている一部分と前記第2の記録媒体に記録されている他の部分とが連続していることを表すリンク情報を作成し、作成したリンク情報を前記第1の記録媒体及び前記第2の記録媒体の少なくとも一方に記録するリンク情報記録ステップとを含み、前記リンク情報記録ステップは、前記コンテンツ情報が記録されているファイルとは別のファイルに前記リンク情報を記録する。
本発明の他の局面に係る情報記録再生プログラムは、コンテンツ情報の一部分を第1の記録媒体へ記録するように指示するとともに、前記コンテンツ情報の他の部分を、前記第1の記録媒体とは異なる第2の記録媒体に記録するように指示するコンテンツ情報記録制御部と、前記コンテンツ情報の前記第1の記録媒体に記録されている一部分と前記第2の記録媒体に記録されている他の部分とが連続していることを表すリンク情報を作成し、作成したリンク情報を前記第1の記録媒体及び前記第2の記録媒体の少なくとも一方に記録するように指示するリンク情報記録制御部としてコンピュータを機能させ、前記リンク情報記録制御部は、前記コンテンツ情報が記録されているファイルとは別のファイルに前記リンク情報を記録するように指示する。
本発明の他の局面に係る情報記録再生プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、コンテンツ情報の一部分を第1の記録媒体へ記録するように指示するとともに、前記コンテンツ情報の他の部分を、前記第1の記録媒体とは異なる第2の記録媒体に記録するように指示するコンテンツ情報記録制御部と、前記コンテンツ情報の前記第1の記録媒体に記録されている一部分と前記第2の記録媒体に記録されている他の部分とが連続していることを表すリンク情報を作成し、作成したリンク情報を前記第1の記録媒体及び前記第2の記録媒体の少なくとも一方に記録するように指示するリンク情報記録制御部としてコンピュータを機能させる情報記録再生プログラムを記録し、前記リンク情報記録制御部は、前記コンテンツ情報が記録されているファイルとは別のファイルに前記リンク情報を記録するように指示する。
これらの構成によれば、コンテンツ情報の一部分が第1の記録媒体へ記録されるとともに、コンテンツ情報の他の部分が、第1の記録媒体とは異なる第2の記録媒体に記録される。そして、コンテンツ情報の第1の記録媒体に記録されている一部分と第2の記録媒体に記録されている他の部分とが連続していることを表すリンク情報が作成され、作成されたリンク情報が第1の記録媒体及び第2の記録媒体の少なくとも一方に記録される。このとき、コンテンツ情報が記録されているファイルとは別のファイルにリンク情報が記録される。
したがって、コンテンツ情報の第1の記録媒体に記録されている一部分と第2の記録媒体に記録されている他の部分とが連続していることを表すリンク情報が第1の記録媒体及び第2の記録媒体の少なくとも一方に記録されるので、1つのコンテンツ情報を複数の記録媒体にまたがって記録することができ、さらに再生順序を保証することができ、シームレスな再生を行うことができる。
また、上記の情報記録再生装置において、前記リンク情報記録部は、前記コンテンツ情報が記録されているディレクトリとは別のディレクトリに前記リンク情報を記録することが好ましい。この構成によれば、コンテンツ情報が記録されているディレクトリとは別のディレクトリにリンク情報が記録されるので、リンク情報がコンテンツ情報とともに記録されておらず、リンク情報のみを個別に読み出して利用することができる。
また、上記の情報記録再生装置において、前記リンク情報記録部は、前記第1の記録媒体及び前記第2の記録媒体とは異なる第3の記録媒体に前記リンク情報を記録することが好ましい。
この構成によれば、第1の記録媒体及び第2の記録媒体とは異なる第3の記録媒体にリンク情報が記録されるので、リンク情報がコンテンツ情報とともに記録されておらず、リンク情報のみを個別に読み出して利用することができる。また、コンテンツ情報が記録される記録媒体にリンク情報が記録されないので、コンテンツ情報の記録容量を増やすことができる。
また、上記の情報記録再生装置において、前記リンク情報は、前記第1の記録媒体の種別を示す情報及び前記第2の記録媒体の種別を示す情報の少なくとも一方を含むことが好ましい。この構成によれば、リンク情報が第1の記録媒体の種別を示す情報及び第2の記録媒体の種別を示す情報の少なくとも一方を含んでいるので、複数の種別の記録媒体にまたがってコンテンツ情報を記録することができる。
また、上記の情報記録再生装置において、前記リンク情報は、前記第1の記録媒体を識別するための識別情報及び前記第2の記録媒体を識別するための識別情報の少なくとも一方を含むことが好ましい。この構成によれば、リンク情報が、第1の記録媒体を識別するための識別情報及び第2の記録媒体を識別するための識別情報の少なくとも一方を含んでいるので、コンテンツ情報が記録されている記録媒体を容易に特定することができる。
また、上記の情報記録再生装置において、前記リンク情報は、前記第1の記録媒体の前記コンテンツ情報が記録されているディレクトリを識別するための識別情報及び前記第2の記録媒体のコンテンツ情報が記録されているディレクトリを識別するための識別情報の少なくとも一方を含むことが好ましい。
この構成によれば、リンク情報が、第1の記録媒体のコンテンツ情報が記録されているディレクトリを識別するための識別情報及び第2の記録媒体のコンテンツ情報が記録されているディレクトリを識別するための識別情報の少なくとも一方を含んでいるので、コンテンツ情報が記録されているディレクトリを容易に特定することができる。
また、上記の情報記録再生装置において、前記リンク情報は、前記第1の記録媒体の前記コンテンツ情報が記録されているファイルを識別するための識別情報及び前記第2の記録媒体の前記コンテンツ情報が記録されているファイルを識別するための識別情報の少なくとも一方を含むことが好ましい。
この構成によれば、リンク情報が、第1の記録媒体のコンテンツ情報が記録されているファイルを識別するための識別情報及び第2の記録媒体のコンテンツ情報が記録されているファイルを識別するための識別情報の少なくとも一方を含んでいるので、コンテンツ情報が記録されているファイルを容易に特定することができる。
また、上記の情報記録再生装置において、前記リンク情報は、前記コンテンツ情報のリンク先を表すリンク先情報及びリンク元を表すリンク元情報の少なくとも一方を含むことが好ましい。この構成によれば、リンク情報が、コンテンツ情報のリンク先を表すリンク先情報及びリンク元を表すリンク元情報の少なくとも一方を含んでいるので、リンク先情報を参照することで、複数の記録媒体にまたがって記録されたコンテンツ情報を順方向に再生することができ、リンク元情報を参照することで、複数の記録媒体にまたがって記録されたコンテンツ情報を逆方向に再生することができる。
また、上記の情報記録再生装置において、前記リンク情報記録部は、前記コンテンツ情報の他の部分を記録している領域が複数存在する場合、前記コンテンツ情報の前記第1の記録媒体に記録されている一部分と前記第2の記録媒体に記録されているそれぞれの領域とが連続していることを表すリンク情報を作成し、作成したリンク情報を前記第1の記録媒体及び前記第2の記録媒体の少なくとも一方に記録することが好ましい。
この構成によれば、コンテンツ情報の他の部分を記録している領域が複数存在する場合、コンテンツ情報の第1の記録媒体に記録されている一部分と第2の記録媒体に記録されているそれぞれの領域とが連続していることを表すリンク情報が作成され、作成されたリンク情報が第1の記録媒体及び第2の記録媒体の少なくとも一方に記録される。したがって、第2の記録媒体にコンテンツ情報が複数に分割されて記録された場合であっても、それぞれの再生順序を保証することができる。
また、上記の情報記録再生装置において、前記リンク情報を読み出すリンク情報読出部と、前記第1の記録媒体から前記コンテンツ情報を読み出して再生するとともに、前記リンク情報読出部によって読み出されたリンク情報に基づいて、前記第2の記録媒体から前記コンテンツ情報を読み出して再生する再生部とをさらに備えることが好ましい。
この構成によれば、リンク情報が読み出され、第1の記録媒体からコンテンツ情報が読み出されて再生されるとともに、読み出されたリンク情報に基づいて、第2の記録媒体からコンテンツ情報が読み出されて再生される。したがって、記録されているリンク情報を参照することにより、複数の記録媒体にまたがって記録されたコンテンツ情報をシームレスに再生することができる。
また、上記の情報記録再生装置において、前記第1の記録媒体から前記コンテンツ情報を削除するコンテンツ情報削除部と、前記リンク情報を読み出すリンク情報読出部と、前記コンテンツ情報削除部によって削除された前記コンテンツ情報に対応する前記リンク情報を削除するリンク情報削除部とを備え、前記コンテンツ情報削除部は、前記リンク情報読出部によって読み出されたリンク情報に基づいて前記コンテンツ情報のリンク先である前記第2の記録媒体から前記コンテンツ情報を削除することが好ましい。
この構成によれば、第1の記録媒体からコンテンツ情報が削除され、リンク情報が読み出され、削除されたコンテンツ情報に対応するリンク情報が削除される。そして、読み出されたリンク情報に基づいてコンテンツ情報のリンク先である第2の記録媒体からコンテンツ情報が削除される。したがって、コンテンツ情報を削除した場合であっても、このコンテンツ情報の削除をリンク情報に反映させることができ、複数の記録媒体にまたがって記録されたコンテンツ情報を容易に編集することができる。
また、上記の情報記録再生装置において、前記第1の記録媒体に記録されている前記コンテンツ情報と前記第2の記録媒体に記録されている前記コンテンツ情報とを対応付けて表示する表示部をさらに備えることが好ましい。
この構成によれば、第1の記録媒体に記録されているコンテンツ情報と第2の記録媒体に記録されているコンテンツ情報とが対応付けて表示されるので、複数の記録媒体にコンテンツ情報がまたがって記録されている場合であっても、あたかも1つの記録媒体に記録されているかのように表示することができる。
また、上記の情報記録再生装置において、前記表示部は、前記第1の記録媒体と前記第2の記録媒体とが同一の記録媒体であるか否かを区別して表示することが好ましい。
この構成によれば、第1の記録媒体と第2の記録媒体とが同一の記録媒体であるか否かが区別して表示されるので、ユーザは、複数の記録媒体に分割されたコンテンツ情報がどの記録媒体に記録されているかを確認することができる。
また、上記の情報記録再生装置において、前記表示部は、前記第1の記録媒体に記録されている前記コンテンツ情報と、前記第2の記録媒体に記録されている前記コンテンツ情報との順序関係を認識可能な態様で表示することが好ましい。
この構成によれば、第1の記録媒体に記録されているコンテンツ情報と、第2の記録媒体に記録されているコンテンツ情報との順序関係が認識可能な態様で表示されるので、ユーザは、複数の記録媒体に分割されたコンテンツ情報がどのような順番で記録媒体に記録されているかを確認することができる。
また、上記の情報記録再生装置において、前記表示部は、前記第1の記録媒体及び前記第2の記録媒体に記録されている前記コンテンツ情報のファイル数を認識可能な態様で表示することが好ましい。この構成によれば、第1の記録媒体及び第2の記録媒体に記録されているコンテンツ情報のファイル数が認識可能な態様で表示されるので、ユーザは、記録媒体に記録されているコンテンツ情報のファイル数を確認することができる。
また、上記の情報記録再生装置において、前記表示部は、前記第1の記録媒体及び前記第2の記録媒体の種別、前記第1の記録媒体及び前記第2の記録媒体を識別するための識別情報、前記第1の記録媒体及び前記第2の記録媒体が装着されているドライブ、及び前記第1の記録媒体及び前記第2の記録媒体が装着されているスロットの少なくとも1つを認識可能な態様で表示することが好ましい。
この構成によれば、第1の記録媒体及び第2の記録媒体の種別、第1の記録媒体及び第2の記録媒体を識別するための識別情報、第1の記録媒体及び第2の記録媒体が装着されているドライブ、及び第1の記録媒体及び第2の記録媒体が装着されているスロットの少なくとも1つが認識可能な態様で表示される。したがって、ユーザは、複数の記録媒体に分割されたコンテンツ情報がどの記録媒体に記録されているかを特定することができる。
また、上記の情報記録再生装置において、前記コンテンツ情報記録部は、1つのコンテンツ情報を複数のファイルに分割して前記第1の記録媒体と前記第2の記録媒体とに記録し、前記複数のファイルを一括して表示する第1の表示態様と、前記複数のファイルを記録媒体毎に表示する第2の表示態様との切り替えを受け付ける切替受付部をさらに備え、前記表示部は、前記切替受付部によって受け付けられた表示態様で表示することが好ましい。
この構成によれば、1つのコンテンツ情報が複数のファイルに分割して第1の記録媒体と第2の記録媒体とに記録される。そして、記録媒体毎ではなく複数のファイルを一括して表示する第1の表示態様と、複数のファイルを記録媒体毎に表示する第2の表示態様とに切り替えて表示されるので、ユーザは使用状況に応じて所望の表示態様を選択することができる。
本発明の他の局面に係る情報記録再生装置は、コンテンツ情報の一部分を第1の記録媒体へ記録するとともに、前記コンテンツ情報の他の部分を、前記第1の記録媒体とは異なる第2の記録媒体に記録するコンテンツ情報記録部と、前記第1の記録媒体に記録されている前記コンテンツ情報の一部分と、前記第2の記録媒体に記録されている前記コンテンツ情報の他の部分とが連続していることを表すリンク情報を作成し、作成したリンク情報を第1の記録媒体に記録されている前記コンテンツ情報の一部分及び前記第2の記録媒体に記録されている前記コンテンツ情報の他の部分に記録するリンク情報記録部とを備える。
この構成によれば、コンテンツ情報の一部分が第1の記録媒体へ記録されるとともに、コンテンツ情報の他の部分が、第1の記録媒体とは異なる第2の記録媒体に記録される。そして、第1の記録媒体に記録されているコンテンツ情報の一部分と、第2の記録媒体に記録されているコンテンツ情報の他の部分とが連続していることを表すリンク情報が作成され、作成されたリンク情報が第1の記録媒体に記録されているコンテンツ情報の一部分及び第2の記録媒体に記録されているコンテンツ情報の他の部分に記録される。
したがって、別途リンク情報を保持する必要が無く、第1の記録媒体に記録されているコンテンツ情報の一部分を再生しながら、第2の記録媒体に記録されているコンテンツ情報の他の部分を再生することができる。
また、上記の情報記録再生装置において、前記リンク情報記録部は、前記第1の記録媒体に記録されている前記コンテンツ情報の終端部分と、前記第2の記録媒体に記録されている前記コンテンツ情報の先頭部分とを入れ替えて記録することが好ましい。
この構成によれば、第1の記録媒体に記録されているコンテンツ情報の終端部分と、第2の記録媒体に記録されているコンテンツ情報の先頭部分とが入れ替えて記録されるので、第1の記録媒体に記録されているコンテンツ情報の一部分を再生しながら、第2の記録媒体へのリンクを検知し、第2の記録媒体に記録されているコンテンツ情報の他の部分を再生することができる。
また、上記の情報記録再生装置において、前記リンク情報記録部は、前記第1の記録媒体に記録されている前記コンテンツ情報の終端部分と、前記第2の記録媒体に記録されている前記コンテンツ情報の先頭部分とをインターリーブして記録することが好ましい。
この構成によれば、第1の記録媒体に記録されているコンテンツ情報の終端部分と、第2の記録媒体に記録されているコンテンツ情報の先頭部分とがインターリーブして記録されるので、第1の記録媒体に記録されているコンテンツ情報の一部分を再生しながら、第2の記録媒体へのリンクを検知し、リンク先を検索している間も途切れることなくコンテンツ情報を再生することができる。
本発明に係る情報記録再生装置、情報記録再生方法、情報記録再生プログラム及び情報記録再生プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、1つのコンテンツ情報を複数の記録媒体にまたがって記録することができ、さらに再生順序を保証することができ、シームレスな再生を行うことができ、各種のコンテンツ情報を記録、再生及び編集する情報記録再生装置、情報記録再生方法、情報記録再生プログラム及び情報記録再生プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体等に利用可能である。
本発明の実施の形態1に係る情報記録再生装置の複数の情報記録メディアにコンテンツ情報がまたがって記録されている状態を示す概念図である。 本発明の実施の形態1に係る情報記録再生装置の複数の情報記録メディアにコンテンツ情報がまたがって記録されている時のディレクトリ構造の第1例を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る情報記録再生装置の複数の情報記録メディアにコンテンツ情報がまたがって記録されている時のディレクトリ構造の第2例を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る情報記録再生装置の複数の情報記録メディアにコンテンツ情報がまたがって記録されている時のディレクトリ構造の第3例を示す図である。 コンテンツ付属情報ファイルに記録される全メディア関連情報統合管理テーブルの一例を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る情報記録再生装置のモジュール構成を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る情報記録再生装置の機能ブロックを示す図である。 図6に示す情報記録再生装置による記録処理について説明するための第1のフローチャートである。 図6に示す情報記録再生装置による記録処理について説明するための第2のフローチャートである。 図8のステップS8におけるリンク情報作成処理について説明するためのフローチャートである。 図6に示す情報記録再生装置によるコンテンツ情報の再生処理について説明するためのフローチャートである。 図6に示す情報記録再生装置によるコンテンツ情報の編集処理について説明するためのフローチャートである。 図12のステップS57におけるリンク情報編集処理について説明するためのフローチャートである。 本発明の実施の形態2に係る情報記録再生装置のモジュール構成を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る情報記録再生装置の機能ブロックを示す図である。 本発明の実施の形態2に係る情報記録再生装置の複数の情報記録メディアにコンテンツ情報がまたがって記録されている状態を示す概念図である。 本発明の実施の形態2に係る情報記録再生装置の複数の情報記録メディアにコンテンツ情報がまたがって記録されている状態の他の例を示す概念図である。 本発明の実施の形態2に係る情報記録再生装置における全メディア関連情報統合管理テーブルの一例を示す図である。 本発明の実施の形態3に係る情報記録再生装置の複数の情報記録メディアにコンテンツ情報がまたがって記録されている状態を示す概念図である。 図19に示すコンテンツ情報の記録状態における表示画面の一例を示す図である。 本発明の実施の形態3に係る情報記録再生装置の複数の情報記録メディアにコンテンツ情報がまたがって記録されている状態の他の例を示す概念図である。 図21に示すコンテンツ情報の記録状態における表示画面の一例を示す図である。 コンテンツ情報が情報記録メディアにまたがって記録されている状態の他の第2例を示す図である。 コンテンツ情報が情報記録メディアにまたがって記録されている状態の他の第3例を示す図である。 コンテンツ情報が情報記録メディアにまたがって記録されている状態の他の第4例を示す図である。 コンテンツ情報が情報記録メディアにまたがって記録されている状態の他の第5例を示す図である。 従来の情報記録装置の一例である情報記録装置の構成を示す図である。

Claims (23)

  1. コンテンツ情報の一部分を第1の記録媒体へ記録するとともに、前記コンテンツ情報の他の部分を、前記第1の記録媒体とは異なる第2の記録媒体に記録するコンテンツ情報記録部と、
    前記コンテンツ情報の前記第1の記録媒体に記録されている一部分と前記第2の記録媒体に記録されている他の部分とが連続していることを表すリンク情報を作成し、作成したリンク情報を前記第1の記録媒体及び前記第2の記録媒体の少なくとも一方に記録するリンク情報記録部とを備え、
    前記リンク情報記録部は、前記コンテンツ情報が記録されているファイルとは別のファイルに前記リンク情報を記録することを特徴とする情報記録再生装置。
  2. 前記リンク情報記録部は、前記コンテンツ情報が記録されているディレクトリとは別のディレクトリに前記リンク情報を記録することを特徴とする請求項1記載の情報記録再生装置。
  3. 前記リンク情報記録部は、前記第1の記録媒体及び前記第2の記録媒体とは異なる第3の記録媒体に前記リンク情報を記録することを特徴とする請求項1又は2記載の情報記録再生装置。
  4. 前記リンク情報は、前記第1の記録媒体の種別を示す情報及び前記第2の記録媒体の種別を示す情報の少なくとも一方を含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の情報記録再生装置。
  5. 前記リンク情報は、前記第1の記録媒体を識別するための識別情報及び前記第2の記録媒体を識別するための識別情報の少なくとも一方を含むことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の情報記録再生装置。
  6. 前記リンク情報は、前記第1の記録媒体の前記コンテンツ情報が記録されているディレクトリを識別するための識別情報及び前記第2の記録媒体のコンテンツ情報が記録されているディレクトリを識別するための識別情報の少なくとも一方を含むことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の情報記録再生装置。
  7. 前記リンク情報は、前記第1の記録媒体の前記コンテンツ情報が記録されているファイルを識別するための識別情報及び前記第2の記録媒体の前記コンテンツ情報が記録されているファイルを識別するための識別情報の少なくとも一方を含むことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の情報記録再生装置。
  8. 前記リンク情報は、前記コンテンツ情報のリンク先を表すリンク先情報及びリンク元を表すリンク元情報の少なくとも一方を含むことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の情報記録再生装置。
  9. 前記リンク情報記録部は、前記コンテンツ情報の他の部分を記録している領域が複数存在する場合、前記コンテンツ情報の前記第1の記録媒体に記録されている一部分と前記第2の記録媒体に記録されているそれぞれの領域とが連続していることを表すリンク情報を作成し、作成したリンク情報を前記第1の記録媒体及び前記第2の記録媒体の少なくとも一方に記録することを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の情報記録再生装置。
  10. 前記リンク情報を読み出すリンク情報読出部と、
    前記第1の記録媒体から前記コンテンツ情報を読み出して再生するとともに、前記リンク情報読出部によって読み出されたリンク情報に基づいて、前記第2の記録媒体から前記コンテンツ情報を読み出して再生する再生部とをさらに備えることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の情報記録再生装置。
  11. 前記第1の記録媒体から前記コンテンツ情報を削除するコンテンツ情報削除部と、
    前記リンク情報を読み出すリンク情報読出部と、
    前記削除部によって削除された前記コンテンツ情報に対応する前記リンク情報を削除するリンク情報削除部とを備え、
    前記コンテンツ情報削除部は、前記リンク情報読出部によって読み出されたリンク情報に基づいて前記コンテンツ情報のリンク先である前記第2の記録媒体から前記コンテンツ情報を削除することを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の情報記録再生装置。
  12. 前記第1の記録媒体に記録されている前記コンテンツ情報と前記第2の記録媒体に記録されている前記コンテンツ情報とを対応付けて表示する表示部をさらに備えることを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載の情報記録再生装置。
  13. 前記表示部は、前記第1の記録媒体と前記第2の記録媒体とが同一の記録媒体であるか否かを区別して表示することを特徴とする請求項12記載の情報記録再生装置。
  14. 前記表示部は、前記第1の記録媒体に記録されている前記コンテンツ情報と、前記第2の記録媒体に記録されている前記コンテンツ情報との順序関係を認識可能な態様で表示することを特徴とする請求項12又は13記載の情報記録再生装置。
  15. 前記表示部は、前記第1の記録媒体及び前記第2の記録媒体に記録されている前記コンテンツ情報のファイル数を認識可能な態様で表示することを特徴とする請求項12〜14のいずれかに記載の情報記録再生装置。
  16. 前記表示部は、前記第1の記録媒体及び前記第2の記録媒体の種別、前記第1の記録媒体及び前記第2の記録媒体を識別するための識別情報、前記第1の記録媒体及び前記第2の記録媒体が装着されているドライブ、及び前記第1の記録媒体及び前記第2の記録媒体が装着されているスロットの少なくとも1つを認識可能な態様で表示することを特徴とする請求項12〜15のいずれかに記載の情報記録再生装置。
  17. 前記コンテンツ情報記録部は、1つのコンテンツ情報を複数のファイルに分割して前記第1の記録媒体と前記第2の記録媒体とに記録し、
    前記複数のファイルを一括して表示する第1の表示態様と、前記複数のファイルを記録媒体毎に表示する第2の表示態様との切り替えを受け付ける切替受付部をさらに備え、
    前記表示部は、前記切替受付部によって受け付けられた表示態様で表示することを特徴とする請求項12記載の情報記録再生装置。
  18. コンテンツ情報の一部分を第1の記録媒体へ記録するとともに、前記コンテンツ情報の他の部分を、前記第1の記録媒体とは異なる第2の記録媒体に記録するコンテンツ情報記録部と、
    前記第1の記録媒体に記録されている前記コンテンツ情報の一部分と、前記第2の記録媒体に記録されている前記コンテンツ情報の他の部分とが連続していることを表すリンク情報を作成し、作成したリンク情報を第1の記録媒体に記録されている前記コンテンツ情報の一部分及び前記第2の記録媒体に記録されている前記コンテンツ情報の他の部分に記録するリンク情報記録部とを備えることを特徴とする情報記録再生装置。
  19. 前記リンク情報記録部は、前記第1の記録媒体に記録されている前記コンテンツ情報の終端部分と、前記第2の記録媒体に記録されている前記コンテンツ情報の先頭部分とを入れ替えて記録することを特徴とする請求項18記載の情報記録再生装置。
  20. 前記リンク情報記録部は、前記第1の記録媒体に記録されている前記コンテンツ情報の終端部分と、前記第2の記録媒体に記録されている前記コンテンツ情報の先頭部分とをインターリーブして記録することを特徴とする請求項18記載の情報記録再生装置。
  21. コンテンツ情報の一部分を第1の記録媒体へ記録するとともに、前記コンテンツ情報の他の部分を、前記第1の記録媒体とは異なる第2の記録媒体に記録するコンテンツ情報記録ステップと、
    前記コンテンツ情報の前記第1の記録媒体に記録されている一部分と前記第2の記録媒体に記録されている他の部分とが連続していることを表すリンク情報を作成し、作成したリンク情報を前記第1の記録媒体及び前記第2の記録媒体の少なくとも一方に記録するリンク情報記録ステップとを含み、
    前記リンク情報記録ステップは、前記コンテンツ情報が記録されているファイルとは別のファイルに前記リンク情報を記録することを特徴とする情報記録再生方法。
  22. コンテンツ情報の一部分を第1の記録媒体へ記録するように指示するとともに、前記コンテンツ情報の他の部分を、前記第1の記録媒体とは異なる第2の記録媒体に記録するように指示するコンテンツ情報記録制御部と、
    前記コンテンツ情報の前記第1の記録媒体に記録されている一部分と前記第2の記録媒体に記録されている他の部分とが連続していることを表すリンク情報を作成し、作成したリンク情報を前記第1の記録媒体及び前記第2の記録媒体の少なくとも一方に記録するように指示するリンク情報記録制御部としてコンピュータを機能させ、前記リンク情報記録制御部は、前記コンテンツ情報が記録されているファイルとは別のファイルに前記リンク情報を記録するように指示することを特徴とする情報記録再生プログラム。
  23. コンテンツ情報の一部分を第1の記録媒体へ記録するように指示するとともに、前記コンテンツ情報の他の部分を、前記第1の記録媒体とは異なる第2の記録媒体に記録するように指示するコンテンツ情報記録制御部と、
    前記コンテンツ情報の前記第1の記録媒体に記録されている一部分と前記第2の記録媒体に記録されている他の部分とが連続していることを表すリンク情報を作成し、作成したリンク情報を前記第1の記録媒体及び前記第2の記録媒体の少なくとも一方に記録するように指示するリンク情報記録制御部としてコンピュータを機能させ、前記リンク情報記録制御部は、前記コンテンツ情報が記録されているファイルとは別のファイルに前記リンク情報を記録するように指示することを特徴とする情報記録再生プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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